JP2002526464A - 第四カルボン酸の製造方法 - Google Patents

第四カルボン酸の製造方法

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JP2002526464A JP2000574056A JP2000574056A JP2002526464A JP 2002526464 A JP2002526464 A JP 2002526464A JP 2000574056 A JP2000574056 A JP 2000574056A JP 2000574056 A JP2000574056 A JP 2000574056A JP 2002526464 A JP2002526464 A JP 2002526464A
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Abstract

(57)【要約】 一酸化炭素及び固形酸触媒を反応させることにより、線状オレフィンから第四カルボン酸を製造する方法であり、線状オレフィンをバッチ反応器又は連続反応器内にて一酸化炭素及び水と、前記オレフィン又はその前駆体と一酸化炭素を第四カルボン酸に変換するのに必要なプロトンを提供するのに十分な酸基を有する固形酸触媒の存在下で、及び極性無配位有機溶剤の存在下で反応させることを特徴とする該方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は第四カルボン酸の製造方法に関する。特に本発明は高級線状オレフィ
ンからコッフ合成(Koch synthesis)により、試薬として一酸化炭素及び固形酸
触媒を使用して、第四カルボン酸を製造する方法に関する。
【0002】 均質触媒系を使用して線状オレフィンのヒドロカルボキシル化により分岐鎖カ
ルボン酸を製造することは、例えばNew Synthesis with C
arbon Monoxide,J.Falbe,Springer Verl
ag,Berlin,Reactivity and Structure,C
oncept in Organic Chemistry 11,1980,
276,376及び377頁により公知である。
【0003】 しかし、このような均質に触媒されたカルボキシル化反応は、種々の割合の多
くのカルボン酸成分の混合物が得られ、かつ高価な触媒系を単離・回収するため
の分離工程が常に必要であるといった重要な不利益がある。 線状オレフィンから出発し、かつ固形触媒系を使用する第四カルボン酸の効率
的な製造方法がますます強く要求されていると認められるであろう。 今日までの有用な方法は、上記触媒が魅力的でない厳しい条件で使用されない
限り、又は上記触媒を腐食性ルイス酸共触媒と組み合わせない限り、又は上記触
媒が無水反応系で使用されない限りは、固形酸触媒は使用できないという事実に
より特徴付けられる。
【0004】 特に国際出願WO96/20154により、分岐鎖オレフィンと一酸化炭素か
ら、カチオン性樹脂を含み、分岐鎖オレフィンと一酸化炭素からトリアルキル酢
酸へ変換するのに必須のプロトンを提供するのに十分な酸基を有する固形樹脂触
媒を使用することが公知である。 特にカチオン性樹脂は、少なくとも65重量%硫酸と同等の酸度を有すること
で特定される。 前記方法は2つの工程、すなわち1つは固形触媒とオレフィン/一酸化炭素供
給物とを接触させる工程、そして続けて触媒と水供給物とを接触させる工程によ
ってのみ実行され、そして化学量論量の分岐鎖オレフィンと水では許容できる量
の所望生成物へと誘導できないことは平均的な当業者により理解されるであろう
。そのうえ前記方法では、二工程の1サイクルにおいて、固形触媒上の活性プロ
トン1モル当たり1モルの変換されたオレフィンを製造することが出来ない。
【0005】 他方、WO92/18592によれば、分岐鎖オレフィン及び特にイソブテン
と一酸化炭素から、三フッ化ホウ素のような少量のルイス酸とともに固形酸触媒
を使用して、トリアルキル酢酸及び特にピバリン酸を製造する方法が知られてい
る。 さらにEP−A−0249976より、オレフィンと一酸化炭素及び水を、触
媒としてのゼオライトの存在下で、200〜500℃の温度、200〜700バ
ールの圧力において、触媒変換することによる分岐鎖カルボン酸の製造方法が公
知である。 特に、ペンタシル(pentasil)型のゼオライトが触媒として使用される。例示
した具体例については、高温(300℃)及び高圧(300〜500バール)の
みが使用される。
【0006】 前記開示された反応条件は、安全性や環境について要求される測定のために、
操作コストをより高く上げるということが理解されるであろう。 本発明の目的は、代替の効率的な一工程の第四カルボン酸の製造方法を提供す
るものであり、この方法では5又はそれ以上の炭素原子を含む線状オレフィンか
ら開始し、一方では比較的穏やかな条件下で固形触媒系を使用し、そして他方で
は、第四カルボン酸への経済的に許容できる変換率及び経済的に許容できる選択
性を示す。 広範囲な調査と実験により、驚くべきことに、5又はそれ以上の炭素原子を含
む線状オレフィン又はそれらの前駆体を、バッチ反応器又は連続反応器内にて、
一酸化炭素及び固形酸触媒と、前記オレフィン又はその前駆体と一酸化炭素を第
四カルボン酸に変換するのに必要なプロトンを提供するのに十分な酸基を有する
固形酸触媒の存在下で、および極性無配位有機溶剤の存在下で反応させることを
特徴とする第四カルボン酸の一工程製造方法を見出した。
【0007】 特に本発明は、式
【化2】 R1 O | ‖ R2 −C−C−OH | R3 式中、各記号Rは1〜10個の炭素原子を有する基を表す、 のトリアルキル酢酸の改良された製造方法に関する。 より好ましくは、トリアルキル酢酸の炭素原子の総数は5〜19、最も好まし
くは5〜14、最も好ましくは9〜13である。 本明細書を通じて使用される「線状オレフィン又はそれらの前駆体」という用
語は、アルコール、エステル又はエーテルはもちろん、それらから簡単に誘導で
きる特定の線状オレフィン自体が本製造方法の開始材料として使用されることが
できることを意味し、これは慣用の先行技術よりも本発明の方法をより柔軟にす
るものである。 特に5〜15個の炭素原子及びより好ましくは5〜10個の炭素原子を有する
線状オレフィン又はそれらの前駆体は、本発明の方法により、目的とする第四カ
ルボン酸に変換される。
【0008】 本発明の重要な利益は、経済的に許容できる変換度と選択率を示す一工程又は
一反応器工程として操作できることである。 本発明の方法において有用な触媒は、強酸の挙動を示す固形酸触媒である。そ
れは好ましくは、スルホン化樹脂及びより好ましくはスチレンとジビニルベンゼ
ンとのスルホン化コポリマー、ビニルナフタレンとジビニルベンゼンとのコポリ
マー、スチレンとメタクリル酸樹脂とのコポリマー、フェノールベース樹脂、ス
ルホン化ポリ(テトラフルオロエチレン)及びスルホン化シロキサンポリマー並
びにスルホン化セルロース誘導体からなる群より選択される。 活性スルホン酸基の存在のそれぞれの場合で、該樹脂は処理され、十分なプロ
トンの提供を可能にするスルホン酸カチオン交換樹脂、即ち少なくとも65%硫
酸及び好ましくは少なくとも70%硫酸と同等の酸強度を有する樹脂、を与える
。 スルホン酸基を含みスチレン−ジビニルベンゼンからのコポリマ−、ビニルナ
フタレン−ジビニルベンゼンからのコポリマ−から誘導され、又は(テトラフル
オロエチレン)ポリマー又はシロキサンポリマーから誘導される触媒固形樹脂が
好ましい。
【0009】 工業的に有効な酸触媒の特定のより好ましい例としては、AMBERLYST
、NAFION又はDELOXAN触媒(AMBERLYST、NAFION及
びDELOXANは商標)がある。 最も好ましくはAMBERLYST型の触媒のようなスチレン−ジビニルベン
ゼンコポリマーをベースとする触媒である。より好ましくはAMBERLYST
38触媒が使用される。バッチ反応器における反応温度は25〜200℃及び好
ましくは100〜150℃である。 反応器内の圧力は1〜200バール及び好ましくは50〜100バールである
。 極性無配位有機溶剤としては、カルボン酸又はそれらの誘導体そしてより好ま
しくはエステル、又は随意に置換されたスルホラン(好ましくはスルホラン)の
ような化学的に不活性な極性有機溶媒を使用することができる。 本発明のより好適な具体例については、極性無配位溶剤として、連続反応器及
び好ましくはCSTR反応器内に第四酸が存在する。最も好ましくは、製造され
るカルボン酸が溶剤として使用される。
【0010】 通常CSTR反応器は、0.01〜0.5w/w 及び好ましくは0.2〜0
.3w/w 固体/液体の範囲の触媒/溶媒重量比で溶媒と触媒で満たされる。
他のそれぞれの反応体は反応器内に導入され、そして反応混合物は、所望の5〜
30mmol/反応温度に加熱される。 その代わりとして、液体のリサイクルを伴う固定床反応器は、0.95w/w
(固体/液体)まで及び好ましくは0.4〜0.8w/w 触媒/溶媒重量比で
操作することができる。 開始オレフィン供給物は、15g触媒(cat.)から、0.3〜2mmol/g
触媒及び好ましくは0.6〜1.5mmol/g触媒の範囲であり、水/オレフ
ィンのモル比又はそれぞれの前駆体のモル比は、それゆえ0.5〜2及び好まし
くは約1モル/モルであり、そしてCO/オレフィンモル比は0.5〜1000
及び好ましくは1〜100モル/モルの範囲である。 上記特定した量よりも非常に少ない量の水を使用する場合は、該方法は選択性
が低すぎて魅力のない方法となり、化学量論的に水:オレフィン=1:1供給物
で使用した場合、選択性と変換率は驚くほど改良されることが認められるであろ
う。
【0011】
【実施例】
本発明は下記の実施例によりさらに例証される、しかしこれら特定の具体例に
よりその範囲を制限するものではない。実施例1:ベルサチン11酸(VERSATIC 11 acids)中の2−オクタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料15.3gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての49.9gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとと
もに充填した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一
定の圧力下及び1.35l CO/hの一定のガス流に維持した。2−オクタノ
ールを連続的にオートクレーブ内に2.29ml/h(14.13mmol/h
)の速度で22.0hの間に供給した。そしてオークレーブを室温まで冷却し、
減圧し、取り出した。 生成混合物の試料を、ガスクロマトグラフィーを使用して分析した。カルボン
酸を残りのフラクションから同等の体積の4M NaOH溶液で洗浄し、NaO
H抽出物をHClを使用してpH=1まで酸性化し、同等の体積のジエチルエー
テルで抽出し、穏やかな加熱によりジエチルエーテルを蒸発させる方法にて抽出
した。濃縮されたカルボン酸混合物をガスクロマトグラフィーを使用して分析し
た。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に14 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として46 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出されたフラクションは、溶
媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化
(renormalization)後、94 C%の分岐鎖C9 酸(ベルサチン9酸)を含んだ
【0012】実施例2:ベルサチン11酸中の2−ペンタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料15.2gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての51.7gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとと
もに充填した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一
定の圧力下及び1.35l CO/hの一定のガス流に維持した。2−ペンタノ
ールを連続的にオートクレーブ内に1.61ml/h(14.9mmol/h)
の速度で19.0hの間に供給した。そしてオークレーブを室温まで冷却し、減
圧し、取り出した。反応生成物を、実施例1の記載と同様に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に14 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として71 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒
として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化後
、85 C%の分岐鎖C6 酸(ベルサチン6酸)を含んだ。
【0013】実施例3:ベルサチン5酸中の2−ペンタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料16.5gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての57.4gのピバリン酸及び80バールのCOとともに充填した。オートク
レーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一定の圧力下及び1.35
l CO/hの一定のガス流に維持した。2−ペンタノールを連続的にオートク
レーブ内に1.63ml/h(15.1mmol/h)で21.0hの間に供給
した。そしてオークレーブを室温まで冷却し、減圧し、取り出した。反応生成物
を、実施例1の記載と同様に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用したピバリン酸の他に14 C%のカル
ボン酸を含んだ。これは供給物を基準として54 C%の(ピバリン酸以外の)
カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒として使用
したピバリン酸を除去するための再標準化後、82 C%の分岐鎖C6 酸(ベル
サチン6酸)を含んだ。
【0014】比較例1:ベルサチン11酸中のDIBC AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料15.4gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての54.1gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとと
もに充填した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一
定の圧力下及び1.35l CO/hの一定のガス流に維持した。ジ−イソブチ
ル−カルビノール(DIBC)を連続的にオートクレーブ内に2.25ml/h
(12.6mmol/h)の速度で17.0hの間に供給した。そしてオークレ
ーブを室温まで冷却し、減圧し、取り出した。反応生成物を、実施例1の記載と
同様に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に15 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として64 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒
として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化後
、95 C%の分岐鎖C10酸(ベルサチン10酸)を含んだ。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月11日(2000.8.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 前記開示された反応条件は、安全性や環境について要求される測定のために、
操作コストをより高く上げるということが理解されるであろう。 WO98/38142は、現に分岐鎖オレフィンから、一酸化炭素(50〜1
00バ−ルの圧力)と水(0.5〜2モル/モルの範囲の水/オレフィンのモル
比で)とを、スルホン化樹脂及びスルホン化シロキサンポリマーといった、少な
くとも65重量%の活性部位当たり同等の酸強度を有する固形酸性イオン交換樹
脂の存在下で、並びに極性無配位有機溶剤及びより好ましくは溶媒としてのカル
ボン酸の存在下に反応させることにより、分岐鎖カルボン酸を製造する方法を開
示する。非分岐鎖オレフィンの変換に関しての主張は存在しない。 本発明の目的は、代替の効率的な一工程の第四カルボン酸の製造方法を提供す
るものであり、この方法では5又はそれ以上の炭素原子を含む線状オレフィンか
ら開始し、一方では比較的穏やかな条件下で固形触媒系を使用し、そして他方で
は第四カルボン酸への経済的に許容できる変換率及び経済的に許容できる選択性
を示す。 広範囲な調査と実験により、驚くべきことに、5又はそれ以上の炭素原子を含
む線状オレフィン又はそれらの前駆体を、バッチ反応器又は連続反応器内にて、
一酸化炭素及び固形酸触媒と、前記オレフィン又はその前駆体と一酸化炭素を第
四カルボン酸に変換するのに必要なプロトンを提供するのに十分な酸基を有する
固形酸触媒の存在下で、および極性無配位有機溶剤の存在下で反応させることを
特徴とする第四カルボン酸の一工程製造方法を見出した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 特に本発明は、式
【化2】 R1 O | ‖ R2 −C−C−OH | R3 のトリアルキル酢酸の改良された製造方法に関する、式中、各記号Rは1〜10
個の炭素原子を有する基を表す。 好ましくは、トリアルキル酢酸の炭素原子の総数は5〜19、より好ましくは
5〜14、最も好ましくは9〜13である。 本明細書を通じて使用される「線状オレフィン又はそれらの前駆体」という用
語は、アルコール、エステル又はエーテルはもちろん、それらから簡単に誘導で
きる特定の線状オレフィン自体が本製造方法の開始材料として使用されることが
できることを意味し、これは慣用の先行技術よりも本発明の方法をより柔軟にす
るものである。 特に4〜15個の炭素原子及びより好ましくは8〜10個の炭素原子を有する
線状オレフィン又はそれらの前駆体は、本発明の方法により、目的とする第四カ
ルボン酸に変換される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 本発明の重要な利益は、経済的に許容できる変換度と選択率を示す一工程又は
一反応器工程として操作できることである。 本発明の方法において有用な触媒は、強酸の挙動を示す固形酸触媒である。そ
れは好ましくは、スルホン化樹脂及びより好ましくはスチレンとジビニルベンゼ
ンとのスルホン化コポリマー、ビニルナフタレンとジビニルベンゼンとのコポリ
マー、スチレンとメタクリル酸樹脂とのコポリマー、フェノールベース樹脂、ス
ルホン化ポリ(テトラフルオロエチレン)及びスルホン化シロキサンポリマー並
びにスルホン化セルロース誘導体からなる群より選択される。 活性スルホン酸基の存在のそれぞれの場合で、該樹脂は処理され、十分なプロ
トンの提供を可能にするスルホン酸カチオン交換樹脂、即ち少なくとも65%硫
酸及び好ましくは少なくとも70%硫酸と同等の酸強度を有する樹脂、を与える
。 スルホン酸基を含みスチレン−ジビニルベンゼンからのコポリマ−、ビニルナ
フタレン−ジビニルベンゼンからのコポリマ−から誘導され、又は(テトラフル
オロエチレン)ポリマー又はシロキサンポリマーから誘導される触媒固形樹脂が
好ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 通常CSTR反応器は、0.01〜0.5w/w 及び好ましくは0.2〜0
.3w/w 固体/液体の範囲の触媒/溶媒重量比で溶媒と触媒で満たされる。
他のそれぞれの反応体は反応器内に導入され、そして反応混合物は、所望の5〜
30mmol/反応温度に加熱される。 その代わりとして、液体のリサイクルを伴う固定床反応器は、0.95w/w
(固体/液体)まで及び好ましくは0.4〜0.8w/w 触媒/溶媒重量比で
操作することができる。 開始オレフィン供給物は、15g触媒(cat.)から、0.3〜2mmol/g
触媒及び好ましくは0.6〜1.5mmol/g触媒の範囲であり、水/オレフ
ィンのモル比又はそれぞれの前駆体のモル比は、それゆえ0.5〜2及び好まし
くは約1モル/モルであり、そしてCO/オレフィンモル比は0.5〜1000
及び好ましくは1〜100モル/モルの範囲である。 上記特定した量よりも非常に少ない量の水を使用する場合は、該方法は選択性
が低すぎて魅力のない方法となり、化学量論的に水:オレフィン=1:1供給物
で使用した場合、選択性と変換率は驚くほど改良されることが認められるであろ
う。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】 本発明は下記の実施例によりさらに例証される、しかしこれら特定の具体例に
よりその範囲を制限するものではない。実施例1:ベルサチン11酸(VERSATIC 11 acids)中の2−オクタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料15.3gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての49.9gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとと
もに充填した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一
定の圧力下及び1.35 l.CO/hの一定のガス流に維持した。2−オクタ
ノールを連続的にオートクレーブ内に2.29ml/h(14.13mmol/
h)の速度で22.0hの間に供給した。そしてオークレーブを室温まで冷却し
、減圧し、取り出した。 生成混合物の試料を、ガスクロマトグラフィーを使用して分析した。カルボン
酸を残りのフラクションから同等の体積の4M NaOH溶液で洗浄し、NaO
H抽出物をHClを使用してpH=1まで酸性化し、同等の体積のジエチルエー
テルで抽出し、穏やかな加熱によりジエチルエーテルを蒸発させる方法にて抽出
した。濃縮されたカルボン酸混合物をガスクロマトグラフィーを使用して分析し
た。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に14 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として46 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出されたフラクションは、溶
媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化
(renormalization)後、94 C%の分岐鎖C9 酸(ベルサチン9酸)を含んだ
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】実施例2:ベルサチン11酸中の2−ペンタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの15.2gを250mlオートクレーブ内で、溶媒としての
51.7gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとともに
秤量した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一定の
圧力下及び1.35 l.CO/hの一定のガス流に維持した。2−ペンタノー
ルを連続的にオートクレーブ内に1.61ml/h(14.9mmol/h)で
19.0hの間に供給した。そしてオークレーブを室温まで冷却し、減圧し、取
り出した。反応生成物を、実施例1の記載と同様に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に14 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として71 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒
として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化後
、85 C%の分岐鎖C6 酸(ベルサチン6酸)を含んだ。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】実施例3:ベルサチン5酸中の2−ペンタノ−ル AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料16.5gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての57.4gのピバリン酸及び80バールのCOとともに充填した。オートク
レーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一定の圧力下及び1.35
l.CO/hの一定のガス流に維持した。2−ペンタノールを連続的にオート
クレーブ内に1.63ml/h(15.1mmol/h)の速度で21.0hの
間に供給した。そしてオークレーブを室温まで冷却し、減圧し、取り出した。反
応生成物を、実施例1の記載と同様に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用したピバリン酸の他に14 C%のカル
ボン酸を含んだ。これは供給物を基準として54 C%の(ピバリン酸以外の)
カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒として使用
したピバリン酸を除去するための再標準化後、82 C%の分岐鎖C6 酸(ベル
サチン6酸)を含んだ。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】比較例1:ベルサチン11酸中のDIBC AMBERLYST38をオーブン中100℃で一晩乾燥させ、そして乾燥A
MBERLYSTの試料15.4gを250mlオートクレーブ内に、溶媒とし
ての54.1gの分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)及び80バールのCOとと
もに充填した。オートクレーブを150℃まで加熱し、背圧調整器を使用して一
定の圧力下及び1.35 l.CO/hの一定のガス流に維持した。ジ−イソブ
チル−カルビノール(DIBC)を連続的にオートクレーブ内に2.25ml/
h(12.6mmol/h)で17.0hの間に供給した。そしてオークレーブ
を室温まで冷却し、減圧し、取り出した。反応生成物を、実施例1の記載と同様
に分析した。 全生成混合物中には、溶媒として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)
の他に15 C%のカルボン酸を含んだ。これは供給物を基準として64 C%
の非−C11カルボン酸における収率と一致する。抽出したフラクションは、溶媒
として使用した分岐鎖C11酸(ベルサチン11酸)を除去するための再標準化後
、95 C%の分岐鎖C10酸(ベルサチン10酸)を含んだ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4H006 AA02 AC46 BA72 BB10 BB42 BC11 BC31 BC36 BD20 BD35 BD52 BE40 BE60 BS10 DA64 4H039 CA65 CC10 CF10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一酸化炭素と固形酸触媒とを反応させることにより、線状オ
    レフィンから第四カルボン酸を製造する方法であり、5又はそれ以上の炭素原子
    を含む線状オレフィン又はその前駆体を、バッチ反応器又は連続反応器内にて、
    一酸化炭素及び水と、前記オレフィン又はその前駆体と一酸化炭素を第四カルボ
    ン酸に変換するのに必要なプロトンを提供するのに十分な酸基を有する酸性イオ
    ン交換体の存在下で、及び極性無配位有機溶剤の存在下で、反応させることを特
    徴とする該方法。
  2. 【請求項2】 式 【化1】 R1 O | ‖ R2 −C−C−OH | R3 式中、各記号Rは1〜10個の炭素原子を有する基を表す、 のトリアルキル酢酸を生成することを特徴とする請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】 固形酸触媒として、ビニルナフタレン−ジビニルベンゼン又
    はスチレン−ジビニルベンゼンからのスルホン化コポリマー、スルホン化ポリ(
    テトラフルオロエチレン)樹脂及びスルホン化シロキサンポリマーからなる群か
    ら選択される、固形酸性イオン交換体を使用することを特徴とする請求項1及び
    2の方法。
  4. 【請求項4】 該樹脂が、少なくとも65重量%硫酸及び好ましくは70重
    量%硫酸と同等の酸強度を有するスルホン酸カチオン交換樹脂を与えるように処
    理されることを特徴とする請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 反応器内の圧力が50〜100バールの範囲であることを特
    徴とする請求項1〜4の方法。
  6. 【請求項6】 反応中にカルボン酸又はそれらの誘導体が反応器内に溶媒と
    して存在することを特徴とする請求項1〜5の方法。
  7. 【請求項7】 CSTR反応器で、0.01〜0.5w/w の範囲の触媒
    /溶媒重量比であることを特徴とする請求項1〜6の方法。
  8. 【請求項8】 液体のリサイクルを伴う固定反応器において、触媒/溶媒重
    量比が0.4〜0.8w/wであることを特徴とする請求項1〜6の方法。
  9. 【請求項9】 水/オレフィンのモル比又はそれぞれの前駆体のモル比が0
    .5〜2モル/モルの範囲であることを特徴とする請求項1〜8の方法。
  10. 【請求項10】 CO/オレフィンのモル比が0.5〜1000モル/モル
    の範囲であることを特徴とする請求項1〜9の方法。
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