JP2002524232A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 ベンチュリを含む気流パイプと、該ベンチュリをマッハ１以上の速度で通過する気流を誘起する空気流動手段と、該ベンチュリの上流にある前記パイプへの空気入口と、前記ベンチュリ・前記空気入口の間の前記パイプへの材料入口でありこれを通じて可砕性の材料片が前記パイプ内に供給される材料入口とを含み、前記空気流動手段は前記ベンチュリの出口に接続された吸入口を有する粉砕機。
【請求項２】 請求項１に記載の粉砕機において、前記空気流動手段は、そのファンロータと同心状の吸入口と、該ファンロータに対して接線状の吐出口とを有する遠心型ファンを含むことを特徴とする粉砕機。
【請求項３】 請求項１に記載の粉砕機において、前記ベンチュリは、咽喉部と、ベンチュリの空気取入口の末端から前記咽喉部へと第１の断面積を減少してゆく縮小部と、前記咽喉部からベンチュリの空気取出口の末端へと第２の断面積を増加してゆく拡大部とを含むことを特徴とする粉砕機。
【請求項４】 請求項３に記載の粉砕機において、前記縮小部および拡大部はいずれも断面が円形であることを特徴とする粉砕機。
【請求項５】 請求項１に記載の粉砕機において、該粉砕機は、予め設定されたサイズより大きな小片が前記ベンチュリに到達するのを防ぐために前記可砕性の材料をスクリーンにかける手段を含むことを特徴とする粉砕機。
【請求項６】 請求項１に記載の粉砕機において、前記可砕性の材料片を小片の流れとして供給し該小片の流れが輸送される方向において該小片に間隔を持たせる供給手段を有することを特徴とする粉砕機。
【請求項７】 請求項６に記載の粉砕機において、前記供給手段は、スクリーンを通過した可砕性の小片を上昇させる傾斜した回転可能な供給スクリューを有し、前記スクリーンは、予め設定されたサイズより大きな小片が前記回転可能な供給スクリューに到達するのを防ぎ、前記可砕性の小片は前記スクリューの頂端から放出されて前記パイプ内に落下することを特徴とする粉砕機。
【請求項８】 請求項１に記載の粉砕機において、前記可砕性の材料の少なくとも一部は、気流と少なくとも１片の前記可砕性の材料とをベンチュリを用いて相互作用させることにより生じる衝撃波によって、ベンチュリの上流の位置で粉砕されることを特徴とする粉砕機。
【請求項９】 可砕性材料の粉砕方法において、空気をベンチュリの上流に位置する空気入口を通じて吸引し、さらに前記ベンチュリを通じて気流がマッハ１以上の速度となるように吸引し、粉砕される可砕性の材料片を、前記空気入口と前記ベンチュリとの間の地点で、ベンチュリに流入する空気に供給し、該供給によって、前記可砕性の材料片をベンチュリに流入する空気に乗せ、該材料片を気流によってベンチュリに運ぶことを特徴とする可砕性材料の粉砕方法。
【請求項１０】 請求項９に記載の粉砕方法において、該方法は、前記小片を前記ベンチュリに連続的に到着する小片の流れになるように分断する工程を含むことを特徴とする粉砕方法。
【請求項１１】 請求項９または10に記載の粉砕方法において、該方法は、予め設定されたサイズ以上の材料片が前記ベンチュリに到達するのを防ぐため前記可砕性の材料をスクリーンにかける工程を含むことを特徴とする粉砕方法。
【請求項１２】 請求項９に記載の粉砕方法において、該方法はさらに、前記ベンチュリの上流の位置で作用する衝撃波によって前記可砕性の材料を粉砕する工程を含み、該衝撃波は前記可砕性の材料と、前記気流と、前記ベンチュリとの相互作用によって生成することを特徴とする粉砕方法。
【請求項１３】 請求項９に記載の粉砕方法において、前記ベンチュリは、咽喉部と、ベンチュリの空気取入口の末端から前記咽喉部へと第１の断面積を減少してゆく縮小部と、前記咽喉部からベンチュリの空気取出口の末端へと第２の断面積を増加してゆく拡大部とを含むことを特徴とする粉砕方法。
【請求項１４】 請求項13に記載の粉砕方法において、前記縮小部および拡大部はいずれも断面が円形であることを特徴とする粉砕方法。
【請求項１５】 請求項13または14に記載の粉砕方法において、該方法はさらに、前記可砕性の材料をスクリーンにかけ予め設定されたサイズより大きな小片が前記ベンチュリに到達するのを防ぐ工程を含むことを特徴とする粉砕方法。
【請求項１６】 請求項９に記載の粉砕方法において、前記供給は、前記可砕性の材料片を小片の流れとして供給し該小片の流れが輸送される方向において該小片に間隔を持たせる工程を有することを特徴とする粉砕方法。
【請求項１７】 請求項16に記載の粉砕方法において、前記供給を行う手段は、傾斜した回転可能な供給スクリューを有することを特徴とする粉砕方法。