JPH05337395A - 粉砕設備 - Google Patents
粉砕設備Info
- Publication number
- JPH05337395A JPH05337395A JP16551192A JP16551192A JPH05337395A JP H05337395 A JPH05337395 A JP H05337395A JP 16551192 A JP16551192 A JP 16551192A JP 16551192 A JP16551192 A JP 16551192A JP H05337395 A JPH05337395 A JP H05337395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- classifier
- crushed
- product
- dust collector
- crusher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、集塵機に捕集される製品に粗粒が
混入するのを防止し、製品価値及び生産能率を高めるこ
とができる粉砕設備を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、セメントクリンカあるいは鉱石等
の被粉砕物を粉砕する粉砕機と、粉砕機で粉砕された被
粉砕物を機械的搬送手段によりメイン分級機に搬送し、
この分級機において製品寸法の被粉砕物を選別して収集
する第一経路と、粉砕機で粉砕された被粉砕物を気流に
より補助分級機に搬送し、この分級機において製品寸法
の被粉砕物を選別した後、気流により集塵機に搬送して
収集する第二経路を有することを特徴とした粉砕設備で
ある。
混入するのを防止し、製品価値及び生産能率を高めるこ
とができる粉砕設備を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、セメントクリンカあるいは鉱石等
の被粉砕物を粉砕する粉砕機と、粉砕機で粉砕された被
粉砕物を機械的搬送手段によりメイン分級機に搬送し、
この分級機において製品寸法の被粉砕物を選別して収集
する第一経路と、粉砕機で粉砕された被粉砕物を気流に
より補助分級機に搬送し、この分級機において製品寸法
の被粉砕物を選別した後、気流により集塵機に搬送して
収集する第二経路を有することを特徴とした粉砕設備で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントクリンカある
いは鉱石等の粉砕に用いる粉砕設備に関するものであ
る。
いは鉱石等の粉砕に用いる粉砕設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の粉砕設備を示す。従来は、
ボ−ルミル等の粉砕機1で粉砕した被粉砕物を、バケッ
トエレベ−タ11等の機械的搬送手段によりメイン分級
機12に供給し、ここで製品寸法の被粉砕物を選別して
収集を行う。また、粉砕機1内の被粉砕物の細粒は、過
粉砕防止のため粉砕機1内を通す気流に乗って排出され
る。そして、経路2を通って集塵機21で捕集され、製
品とされる。
ボ−ルミル等の粉砕機1で粉砕した被粉砕物を、バケッ
トエレベ−タ11等の機械的搬送手段によりメイン分級
機12に供給し、ここで製品寸法の被粉砕物を選別して
収集を行う。また、粉砕機1内の被粉砕物の細粒は、過
粉砕防止のため粉砕機1内を通す気流に乗って排出され
る。そして、経路2を通って集塵機21で捕集され、製
品とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には、
次のような問題点が存在する。 <イ>粉砕機1内では、細粒の製品寸法のものを気流に
乗せて排出することを目的とするが、どうしても製品寸
法以上の粗粒のものが含まれてしまう。そのため、製品
に粗粒が混入してしまい製品価値が低下する。 <ロ>上記のように集塵機21で捕集された製品には粗
粒が含まれるため、製品全体としての価値を高めるに
は、メイン分級機12により選別される製品を必要以上
に細かくする必要がある。そのため、メイン分級機12
の分級能力が低下し、製品の生産能率が低下するととも
に、メイン分級機12の負荷が増大する。 <ハ>気流の勢いを増加させることにって、集塵機21
における製品の捕集量を増加させることができるが、従
来装置の場合、上記のように粗粒が混入するため、気流
の勢いを増加させることができない。
次のような問題点が存在する。 <イ>粉砕機1内では、細粒の製品寸法のものを気流に
乗せて排出することを目的とするが、どうしても製品寸
法以上の粗粒のものが含まれてしまう。そのため、製品
に粗粒が混入してしまい製品価値が低下する。 <ロ>上記のように集塵機21で捕集された製品には粗
粒が含まれるため、製品全体としての価値を高めるに
は、メイン分級機12により選別される製品を必要以上
に細かくする必要がある。そのため、メイン分級機12
の分級能力が低下し、製品の生産能率が低下するととも
に、メイン分級機12の負荷が増大する。 <ハ>気流の勢いを増加させることにって、集塵機21
における製品の捕集量を増加させることができるが、従
来装置の場合、上記のように粗粒が混入するため、気流
の勢いを増加させることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、集塵機に捕集
される製品に粗粒が混入するのを防止し、製品価値及び
生産能率を高めることができる粉砕設備を提供すること
を目的とする。即ち、本発明は、セメントクリンカある
いは鉱石等の被粉砕物を粉砕する粉砕機と、粉砕機で粉
砕された被粉砕物を機械的搬送手段によりメイン分級機
に搬送し、この分級機において製品寸法の被粉砕物を選
別して収集する第一経路と、粉砕機で粉砕された被粉砕
物を気流により補助分級機に搬送し、この分級機におい
て製品寸法の被粉砕物を選別した後、気流により集塵機
に搬送して収集する第二経路を有することを特徴とした
粉砕設備である。以下、本発明の実施例について説明す
る。
問題点を解決するためになされたもので、集塵機に捕集
される製品に粗粒が混入するのを防止し、製品価値及び
生産能率を高めることができる粉砕設備を提供すること
を目的とする。即ち、本発明は、セメントクリンカある
いは鉱石等の被粉砕物を粉砕する粉砕機と、粉砕機で粉
砕された被粉砕物を機械的搬送手段によりメイン分級機
に搬送し、この分級機において製品寸法の被粉砕物を選
別して収集する第一経路と、粉砕機で粉砕された被粉砕
物を気流により補助分級機に搬送し、この分級機におい
て製品寸法の被粉砕物を選別した後、気流により集塵機
に搬送して収集する第二経路を有することを特徴とした
粉砕設備である。以下、本発明の実施例について説明す
る。
【0005】
【実施例1】本発明の粉砕設備が以下の機材により構成
される。 <イ>予備粉砕設備 図1に示す予備粉砕設備は、粉砕機1により本粉砕する
前に予めある程度粉砕を行い、粉砕機1の粉砕能力の向
上と動力消費の低減を図るものである。シュ−タ3より
供給されたセメントクリンカ等の粉砕原料は、予備粉砕
機31に供給されて粉砕された後、バケットエレベ−タ
32により予備分級機33で選別される。そして、所定
の寸法まで細かくなったものは粉砕機1に送られ、未だ
粒径の粗いものは再び予備粉砕機1に投入される。予備
粉砕機1には、遠心破砕機、ロ−ラミル、ロ−ルプレス
等の装置を用いることができる。なお、上記は一度粉砕
したものを再び予備粉砕機1に循環させる閉回路である
が、循環させない開回路であってもよい。また、予備粉
砕設備を使用せずに、粉砕原料を直接粉砕機1に供給し
て粉砕を行う場合もある。
される。 <イ>予備粉砕設備 図1に示す予備粉砕設備は、粉砕機1により本粉砕する
前に予めある程度粉砕を行い、粉砕機1の粉砕能力の向
上と動力消費の低減を図るものである。シュ−タ3より
供給されたセメントクリンカ等の粉砕原料は、予備粉砕
機31に供給されて粉砕された後、バケットエレベ−タ
32により予備分級機33で選別される。そして、所定
の寸法まで細かくなったものは粉砕機1に送られ、未だ
粒径の粗いものは再び予備粉砕機1に投入される。予備
粉砕機1には、遠心破砕機、ロ−ラミル、ロ−ルプレス
等の装置を用いることができる。なお、上記は一度粉砕
したものを再び予備粉砕機1に循環させる閉回路である
が、循環させない開回路であってもよい。また、予備粉
砕設備を使用せずに、粉砕原料を直接粉砕機1に供給し
て粉砕を行う場合もある。
【0006】<ロ>粉砕機 粉砕機1は、ボ−ルミル等を用いる。この粉砕機1にお
いてさらに被粉砕物を粉砕する。そして、粉砕した被粉
砕物は、バケットエレベ−タ11等の機械的搬送手段を
介してメイン分級機12に供給する(第一経路)。ま
た、粉砕機1内には、入口から出口に向けて気流を発生
させ、製品寸法まで細かくなった被粉砕物を気流に乗せ
て粉砕機1より排出し、経路2を通して補助分級機4に
供給する(第二経路)。このように気流に乗せて細粒を
粉砕機1から排出させるのは、細粒が粉砕機1内で過粉
砕されて製品寸法以下になるのを防止し、かつ粉砕機1
の性能悪化を防止するためである。
いてさらに被粉砕物を粉砕する。そして、粉砕した被粉
砕物は、バケットエレベ−タ11等の機械的搬送手段を
介してメイン分級機12に供給する(第一経路)。ま
た、粉砕機1内には、入口から出口に向けて気流を発生
させ、製品寸法まで細かくなった被粉砕物を気流に乗せ
て粉砕機1より排出し、経路2を通して補助分級機4に
供給する(第二経路)。このように気流に乗せて細粒を
粉砕機1から排出させるのは、細粒が粉砕機1内で過粉
砕されて製品寸法以下になるのを防止し、かつ粉砕機1
の性能悪化を防止するためである。
【0007】<ハ>メイン分級機 粉砕機1で粉砕された被粉砕物は、バケットエレベ−タ
11等の機械的搬送手段を介してメイン分級機12に供
給される。このメイン分級機1内では、製品寸法の被粉
砕物を選別され、経路13を介して収集される。分級さ
れた製品寸法以上の粗粒は、経路14を介して粉砕機1
に戻して再粉砕する。また、メイン分級機1内には、分
級を促進するためにファン15により空気循環が行われ
ており、ファン15の排気の一部は集塵機21で行われ
る。さらに、メイン分級機1内には冷風が送気され、被
粉砕物の冷却が行われる。
11等の機械的搬送手段を介してメイン分級機12に供
給される。このメイン分級機1内では、製品寸法の被粉
砕物を選別され、経路13を介して収集される。分級さ
れた製品寸法以上の粗粒は、経路14を介して粉砕機1
に戻して再粉砕する。また、メイン分級機1内には、分
級を促進するためにファン15により空気循環が行われ
ており、ファン15の排気の一部は集塵機21で行われ
る。さらに、メイン分級機1内には冷風が送気され、被
粉砕物の冷却が行われる。
【0008】<ニ>補助分級機 従来は、粉砕機1で粉砕されて気流により排出された被
粉砕物は、経路2を介して集塵機21に供給されるが、
本発明は、この経路2の途上に補助分級機4を設けたこ
とを特徴とする。この補助分級機4は、図2に示すよう
な慣性型の分級機である。粉砕機1から送られてくる気
流は、機体下部に設けられた流入口41から流入し、上
部の排気口42から抜けていく。気流が抜ける際には、
旋回流を作るガイド羽根43を通過する。このガイド羽
根43は、羽根の角度が可変に構成され、気流の流入角
度を調節することができる。そして、気流がガイド羽根
43を通過するとき、サイクロンの原理で粗粒は落下し
て排出口44から排出され、製品寸法の細粒は気流とと
もに集塵機21に送られる。集塵機21に送られた被粉
砕物は、そこで捕集されて製品となる。一方、排出口4
4から排出された粗粒は、経路45を介して粉砕機1の
入口に循環されて再粉砕される。
粉砕物は、経路2を介して集塵機21に供給されるが、
本発明は、この経路2の途上に補助分級機4を設けたこ
とを特徴とする。この補助分級機4は、図2に示すよう
な慣性型の分級機である。粉砕機1から送られてくる気
流は、機体下部に設けられた流入口41から流入し、上
部の排気口42から抜けていく。気流が抜ける際には、
旋回流を作るガイド羽根43を通過する。このガイド羽
根43は、羽根の角度が可変に構成され、気流の流入角
度を調節することができる。そして、気流がガイド羽根
43を通過するとき、サイクロンの原理で粗粒は落下し
て排出口44から排出され、製品寸法の細粒は気流とと
もに集塵機21に送られる。集塵機21に送られた被粉
砕物は、そこで捕集されて製品となる。一方、排出口4
4から排出された粗粒は、経路45を介して粉砕機1の
入口に循環されて再粉砕される。
【0009】<ホ>集塵機 集塵機21は、ファン22により内部が負圧状態となっ
ており、メイン分級機12及び補助分級機4から送られ
てくる気流内の被粉砕物を捕集し、気流ガスを浄化した
後に大気中に放出する装置である。ここで捕集された被
粉砕物は、製品として次の工程に送られる。
ており、メイン分級機12及び補助分級機4から送られ
てくる気流内の被粉砕物を捕集し、気流ガスを浄化した
後に大気中に放出する装置である。ここで捕集された被
粉砕物は、製品として次の工程に送られる。
【0010】
【作用】上記のように本発明は、粉砕機1から送られて
くる気流を集塵機21に供給する前に、補助分級機4を
通すことによって、製品寸法のものとそれ以上の粒径の
ものとに分級を行う。そして、製品寸法のものだけを集
塵機21に送り、製品として捕集する。そのため、製品
に粗粒が混入するのを抑止することができ、製品価値を
高めることができる。
くる気流を集塵機21に供給する前に、補助分級機4を
通すことによって、製品寸法のものとそれ以上の粒径の
ものとに分級を行う。そして、製品寸法のものだけを集
塵機21に送り、製品として捕集する。そのため、製品
に粗粒が混入するのを抑止することができ、製品価値を
高めることができる。
【0011】
【実施例2】上記実施例で用いた補助分級機4は、内部
に旋回気流を発生させて分級するガス分級型のものであ
るが、図3、4に示すようなガス分級型と機械分級型の
両機能を有する補助分級機5を用いても良い。この補助
分級機5は、下部流入口51から気流を供給し、ガイド
羽根52を介して上部排気口53より細粒を含んだ気流
を排出するとともに、下部排出口54から粗粒を排出す
るガス分級構造に関しては同じである。その特徴とする
ところは、ガイド羽根52の上部に分散盤55及び分級
羽根56を回転可能に設けた点にある。そして、図3に
示すように、バケットエレベ−タ11等の第一経路の途
上から経路58を介して引き抜いてきた被粉砕物を、補
助分級機5の上部供給口57から供給し、これらの分散
盤55及び分級羽根56によって拡散、分級する。この
ように拡散された被粉砕物のうち、製品寸法の細粒のみ
が気流と合流して排気口53から排出され、集塵機21
により捕集される(第三経路)。一方、粗粒は落下して
排出口54より排出され、粉砕機1に送られる。以上の
ように第三経路を設けて、メイン分級機12で処理され
る被粉砕物の一部を補助分級機5で処理すれば、メイン
分級機12の負担を軽減することができる。
に旋回気流を発生させて分級するガス分級型のものであ
るが、図3、4に示すようなガス分級型と機械分級型の
両機能を有する補助分級機5を用いても良い。この補助
分級機5は、下部流入口51から気流を供給し、ガイド
羽根52を介して上部排気口53より細粒を含んだ気流
を排出するとともに、下部排出口54から粗粒を排出す
るガス分級構造に関しては同じである。その特徴とする
ところは、ガイド羽根52の上部に分散盤55及び分級
羽根56を回転可能に設けた点にある。そして、図3に
示すように、バケットエレベ−タ11等の第一経路の途
上から経路58を介して引き抜いてきた被粉砕物を、補
助分級機5の上部供給口57から供給し、これらの分散
盤55及び分級羽根56によって拡散、分級する。この
ように拡散された被粉砕物のうち、製品寸法の細粒のみ
が気流と合流して排気口53から排出され、集塵機21
により捕集される(第三経路)。一方、粗粒は落下して
排出口54より排出され、粉砕機1に送られる。以上の
ように第三経路を設けて、メイン分級機12で処理され
る被粉砕物の一部を補助分級機5で処理すれば、メイン
分級機12の負担を軽減することができる。
【0012】
【実施例3、4】上記実施例1、2の場合、低負圧、大
風量のメイン分級機12の排ガスと、高負圧、小風量の
粉砕機1の排ガスを同一の排ガス系として処理するた
め、メイン分級機12側の経路を絞る必要があり、ファ
ン22のエネルギ−損失の原因となる。そこで、図5、
6に示すように、メイン分級機12からの気流を供給す
る集塵機21の他に、補助分級機4あるいは5からの気
流を供給する補助集塵機6を設けた。これによって、メ
イン分級機12の排ガスはファン22により、また補助
分級機4、5の排ガスはファン61により別個に処理す
ることができ、エネルギ−の損失を防止することができ
る。
風量のメイン分級機12の排ガスと、高負圧、小風量の
粉砕機1の排ガスを同一の排ガス系として処理するた
め、メイン分級機12側の経路を絞る必要があり、ファ
ン22のエネルギ−損失の原因となる。そこで、図5、
6に示すように、メイン分級機12からの気流を供給す
る集塵機21の他に、補助分級機4あるいは5からの気
流を供給する補助集塵機6を設けた。これによって、メ
イン分級機12の排ガスはファン22により、また補助
分級機4、5の排ガスはファン61により別個に処理す
ることができ、エネルギ−の損失を防止することができ
る。
【0013】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるた
め、次のような効果を得ることができる。 <イ>補助分級機により気流に含まれた粗粒を、製品寸
法の細粒と選別し、細粒のみを集塵機に供給し捕集する
ことができる。従って、製品に粗粒が混入するのを防止
し、価値の高い製品を生産することができる。 <ロ>集塵機で捕集した製品に粗粒が混入するのを防止
できるため、従来のようにメイン分級機により選別され
る製品を必要以上に細かくする必要がない。そのため、
メイン分級機の分級能力の低下、負荷の増大を解消する
ことができる。 <ハ>粉砕機の気流の勢いを増加させることができるた
め、集塵機における製品の捕集量を増加させ、生産能率
の向上を図ることができる。 <ニ>補助分級機で選別された粗粒は、粉砕機に直接戻
すため、メイン分級機の負荷が低減され、メイン分級機
の分級能力を向上させることができる。
め、次のような効果を得ることができる。 <イ>補助分級機により気流に含まれた粗粒を、製品寸
法の細粒と選別し、細粒のみを集塵機に供給し捕集する
ことができる。従って、製品に粗粒が混入するのを防止
し、価値の高い製品を生産することができる。 <ロ>集塵機で捕集した製品に粗粒が混入するのを防止
できるため、従来のようにメイン分級機により選別され
る製品を必要以上に細かくする必要がない。そのため、
メイン分級機の分級能力の低下、負荷の増大を解消する
ことができる。 <ハ>粉砕機の気流の勢いを増加させることができるた
め、集塵機における製品の捕集量を増加させ、生産能率
の向上を図ることができる。 <ニ>補助分級機で選別された粗粒は、粉砕機に直接戻
すため、メイン分級機の負荷が低減され、メイン分級機
の分級能力を向上させることができる。
【図1】 実施例1の説明図
【図2】 実施例1における補助分級機の説明図
【図3】 実施例2の説明図
【図4】 実施例2における補助分級機の説明図
【図5】 実施例3の説明図
【図6】 実施例4の説明図
【図7】 従来技術の説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 セメントクリンカあるいは鉱石等の被粉
砕物を粉砕する粉砕機と、 粉砕機で粉砕された被粉砕物を機械的搬送手段によりメ
イン分級機に搬送し、この分級機において製品寸法の被
粉砕物を選別して収集する第一経路と、 粉砕機で粉砕された被粉砕物を気流により補助分級機に
搬送し、この分級機において製品寸法の被粉砕物を選別
した後、気流により集塵機に搬送して収集する第二経路
とよりなる、 粉砕設備。 - 【請求項2】 セメントクリンカあるいは鉱石等の被粉
砕物を粉砕する粉砕機と、 粉砕機で粉砕された被粉砕物を機械的搬送手段によりメ
イン分級機に搬送し、この分級機において製品寸法の被
粉砕物を選別して収集する第一経路と、 粉砕機で粉砕された被粉砕物を気流により補助分級機に
搬送し、この分級機において製品寸法の被粉砕物を選別
した後、気流により集塵機に搬送して収集する第二経路
と、 前記機械的搬送手段から被粉砕物の一部を前記補助分級
機に搬送し、この分級機において製品寸法の被粉砕物を
選別した後、気流により前記集塵機に搬送して収集する
第三経路とよりなる、 粉砕設備。 - 【請求項3】 補助分級機で選別された製品寸法以上の
被粉砕物を再び粉砕機に供給する経路を有する請求項1
または2記載の粉砕設備。 - 【請求項4】 集塵機は、メイン分級機からの気流を供
給する集塵機の他に、補助分級機からの気流を供給する
補助集塵機を設けた請求項1乃至3記載の粉砕設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16551192A JPH05337395A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 粉砕設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16551192A JPH05337395A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 粉砕設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337395A true JPH05337395A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15813787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16551192A Pending JPH05337395A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 粉砕設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337395A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095827A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 粉砕設備および方法ならびに流動層式分級装置 |
JP2008169383A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-07-24 | Lion Corp | 界面活性剤含有物フレークの製造装置および製造方法 |
CN104003635A (zh) * | 2013-02-21 | 2014-08-27 | 高县天顺建材有限责任公司 | 余热粉磨工艺及设备 |
JP2018202347A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP16551192A patent/JPH05337395A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095827A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 粉砕設備および方法ならびに流動層式分級装置 |
JP2008169383A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-07-24 | Lion Corp | 界面活性剤含有物フレークの製造装置および製造方法 |
CN104003635A (zh) * | 2013-02-21 | 2014-08-27 | 高县天顺建材有限责任公司 | 余热粉磨工艺及设备 |
JP2018202347A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | 川崎重工業株式会社 | 粉砕システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06233970A (ja) | 粒状原料の分級機と、それを組み込んだ粉砕システム | |
JP2920876B2 (ja) | 竪型ローラミルによるセメントクリンカの粉砕装置および方法 | |
CA2681859A1 (en) | Method and apparatus for separating material | |
KR20100019498A (ko) | 분쇄 및 조분 분급 장치와 미분 분급 장치 | |
AU744945B2 (en) | Roller press grinding plant | |
JPH05337395A (ja) | 粉砕設備 | |
JPS6233560A (ja) | 高効率セパレ−タ設備 | |
JP3570265B2 (ja) | 粉砕装置 | |
JPS6133245A (ja) | 粉砕装置 | |
JPH04135654A (ja) | セメントクリンカの粉砕装置 | |
JP3089243B1 (ja) | セメントクリンカの粉砕装置 | |
JPH04210257A (ja) | 粉砕システム | |
JP2955389B2 (ja) | 粉砕装置 | |
JP3036669B2 (ja) | 粉砕設備 | |
CN110869131A (zh) | 两级研磨回路和借助于两级研磨工艺来生产研磨产品的方法 | |
CN2571488Y (zh) | 高效节能的摆式磨粉机组 | |
JPS5942048A (ja) | 粉砕装置 | |
JPH05253506A (ja) | 竪型粉砕装置 | |
JPH0910623A (ja) | 塊状物質の粉砕装置及びその粉砕方法 | |
JP3216678B2 (ja) | 粉砕設備 | |
JP3091289B2 (ja) | 衝突式気流粉砕装置 | |
JP3091281B2 (ja) | 衝突式気流粉砕装置 | |
JP2004202496A (ja) | 製砂装置 | |
JPH0733269B2 (ja) | セメントクリンカ等の粉砕装置 | |
JP2858684B2 (ja) | 粉砕設備 |