JP2002524131A - ヘッドクランプ - Google Patents

ヘッドクランプ

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JP2002524131A
JP2002524131A JP2000568415A JP2000568415A JP2002524131A JP 2002524131 A JP2002524131 A JP 2002524131A JP 2000568415 A JP2000568415 A JP 2000568415A JP 2000568415 A JP2000568415 A JP 2000568415A JP 2002524131 A JP2002524131 A JP 2002524131A
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frame
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fixing
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JP2000568415A
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エフ. ラインハルト,ハンス
フィッシャー,マンフレット
ネスパー,マルクス
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アエスクラップ アクチェンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/1205Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces for specific parts of the body
    • A61G13/121Head or neck
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/10Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges for stereotaxic surgery, e.g. frame-based stereotaxis
    • A61B90/14Fixators for body parts, e.g. skull clamps; Constructional details of fixators, e.g. pins

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Abstract

(57)【要約】 本発明は2つの要素(2,3)で構成されるフレームを含み、前記要素は相互に対して弾性結合された第一端部(7)、およびヘッドを固定するためのスパイク(13,19)を具備した第二端部を有する。本発明の目的はかかる装置の機械的安定性を増すことにある。この目的から、フレーム要素(2,3)は共通回転軸を中心に相互に対して回転できるように取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、第一端部およびヘッドを所定位置に固定するためのピンを担持する
第二端部をそれぞれ有すると共に運動可能に結合された2つのフレーム要素から
形成されるフレームを具備する、ヘッドを位置決めするためのヘッドクランプに
関する。
【0002】 上記タイプの既知ヘッドクランプの場合、ヘッドは2つのフレーム要素間にク
ランプされる、即ち、2つのフレーム要素間の相対的線運動により挟持される。
ヘッドを位置決めする目的のために、第一にヘッドは2つのフレーム要素間に運
ばれ、次に2つのフレーム要素は各フレーム要素の側アームにより相互に向かっ
て軸方向へ移動する。フレーム要素は初期所定位置へ固定するために相互に対し
て係止される。ヘッドは最終的にはピンの微調整によりクランプされ、この場合
、ピンはヘッドへ更に移動する。
【0003】 このヘッドクランプの欠点は、基本的に、フレーム要素の相互に対する機械的
遊びの量が多い場合に見られる。相互に対して接触する側アームが長いと、この
遊びは一層大きくなる。更に、ねじによるピンの調節および再締結が要求されか
つ不便である。他の欠点は負荷、特に付加的器具の取付けによる、増大により破
壊の危険が助長される。これらのヘッドクランプは実質的にビーム経路を制限す
るので付加的神経X線検査に適さない。
【0004】 従って、本発明の課題は、大きな機械的安定性を達成する方法により一般的タ
イプのヘッドクランプを改良することにある。 本発明の課題は頭書に記載したタイプのヘッドクランプの場合において、フレ
ーム要素が共通回転軸を中心に相互に対して軸着された本発明により達成される
【0005】 ヘッドをクランプするために、2つのフレーム要素は共通回転軸を中心に相互
に対して旋回する。これは、軸方向において調整自在のヘッドクランプの場合と
異なり、フレーム要素の側アームがヘッドクランプの開放を可能にするために長
くする必要がないので、できる限り小さい寸法にすることを可能にする。フレー
ム要素の相対的旋回により、最高開放角度は結果的に非常に小さく設定できる。
このことはヘッドクランプの取り扱いおよび設置を促進する。更に、フレーム要
素が実質的により小さくかつより短く形成できるのでヘッドクランプの重量を劇
的に減少する。このようにして達成されるヘッドクランプの相対的に小さい構造
形態により、その機械的安定性が従来既知構造のものよりも実質的に増大する。
【0006】 本発明の好適形態によれば、フレームは2つのフレーム要素の一方のフレーム
要素上に少なくとも1つの固定要素と共に旋回位置固定装置を含み、一方のフレ
ーム要素は少なくとも1つの突起を有し、かつ他方のフレーム要素上に対応する
溝を有し、前記突起は固定位置に係合して両フレーム要素を相互に対して所定位
置に固定し、かつ前記固定要素はその固定位置から前記フレーム要素が相互に対
して旋回できる解放位置へ前記溝に対して運ばれることができる。
【0007】 前記ヘッドクランプの設計は前記フレーム要素を相互に対して所定位置へ固定
させる。このようにして、前記固定要素と前記溝との相互作用のみ、例えば、前
記固定要素の前記突起の前記溝への移動のみにより前記フレーム要素の相対的旋
回を可能にする。前記固定要素が前記溝から脱出すると同時に、前記フレーム要
素は必要により再度旋回できる。
【0008】 前記溝は、有利には、前記他方のフレーム要素へ回転不可に結合される。この
回転不可結合は、第一に、前記溝と前記ヘッドクランプのフレーム要素間の運動
に対する相対的自由度をこのようにして解消するので、できる限り遊びの無い位
置固定を可能にする利点を有する。更に、前記フレーム要素の一方の固定要素の
前記突起が前記溝と直接的に係合し、かつこのようにして他方のフレーム要素へ
直接的に連結されるので、更に煩雑な係止機構の必要性を解消する。
【0009】 前記固定要素が両フレーム要素に対して運動自在であることが特に有利である
。前記フレーム要素の一方へ運動自在に結合される前記固定要素はこのようにし
て前記フレーム要素の他方の前記溝に係合しかつ前記フレーム要素の一方へ不動
に結合される。
【0010】 好適形態によれば、前記固定要素は確動嵌合によりそこへ結合される作動要素
によって運動するように構成される。この構成の利点は前記固定要素が隠匿され
る点である。前記作動要素をヘッドクランプを操作する人がアクセスできるよう
にすることのみが必要である。更に、前記固定要素の作動を促進するために、適
宜レバーが前記作動要素上に設けられる。更に、1またはそれ以上の固定要素が
単一作動要素の作動により運動することが理解されるであろう。このようにして
ヘッドクランプのためにクイック作動機構が達成される。
【0011】 本発明の他の好適形態の場合において、前記固定要素は前記溝に向かって移動
するようにフレーム要素上に取り付けられている。旋回したヘッドクランプはそ
のようにして前記固定要素を単に前記溝へ押し込むことによりその位置へ固定で
きる。このことは特にヘッドクランプの迅速かつ容易な取り扱いを可能にする。
【0012】 本発明の他の形態の場合に、前記固定要素は前記溝へ向けて旋回できるように
1つのフレーム要素上に取り付けられる構成である。前記固定要素の軸着設置は
、この種の設置結果として、前記固定要素上でのレバーの使用を可能にし、特に
前記固定要素による圧力嵌め係止または解放を可能にする。
【0013】 特に有利には、前記溝は、最高360度の角範囲にわたる周辺を有する歯車の
歯により形成される。歯車は非常に単純かつ廉価な機械により製造できる。更に
、ヘッドクランプのその位置への固定が必要とされる歯付き歯車の制限された角
範囲にのみ歯付き歯車を設ければ足りる。このことは、また、製造コストを減少
させる。
【0014】 前記歯が少なくとも一側でアンダーカットされていることが有利である。これ
は、前記固定要素が歯車の歯間に係合するときに、ヘッドクランプに予備テンシ
ョンが加わっている場合には前記固定要素の前記溝からの偶発的脱出が不可能に
なると言う利点を有する。付加的安全機能がその固定位置の不意の解放に対して
設けられている。
【0015】 本発明の好適形態によれば、各ケースにおいて前記固定要素の1つのみが固定
位置へ運ばれる構成にされてよい。ヘッドクランプの可能旋回位置に対する更に
精確な小分割は、このように、前記溝に対する前記固定要素の適宜配置により予
め設計できる。これは、第一に、固定位置の数を増加できることを意味し、かつ
第二に、前記固定要素および対応する溝を力の最適伝達を可能にする大きさで形
成できることを意味する。更に、前記フレーム要素相互に対する遊びが減少する
と同時にヘッドクランプの機械的安定性が増大する。
【0016】 前記固定要素上の突起が、固定要素の数×固定要素の逆数である歯車の歯間の
分数により、各形態において、偏向(offset)することが有利である。こ
のように歯車の歯数は、固定要素の数に対応して係数を乗じた数である。これは
、例えば、1/4円の周辺上に20個の歯と4の固定要素がある場合、可能数と
して80の固定位置が得られる。歯数の増加および結果として溝の寸法の減少に
代えて、歯を大きくし、結果としてヘッドクランプの安定性を増しかつより大き
な力を旋回位置固定装置により得ることができる。
【0017】 前記旋回位置固定装置が固定位置において固定要素を保持する少なくとも1つ
の弾性圧力要素を有する構成であってよい。このようにして、フレーム要素を相
互に対して所定位置に確実に固定維持する。その結果として、固定要素が相互に
対して旋回するときに固定要素を運動させることのみが必要となる。
【0018】 特に、この構成は所定位置へのフレーム要素の固定を忘れさせないための安全
機能を提供する。ヘッドクランプを所望位置へ旋回させたいオペレータは、第一
に、例えば作動要素により、全固定要素を解放しなければならない。そうでない
場合には、固定要素は前記圧力要素により前記溝に保持される。
【0019】 前記弾性圧力要素が板ばねにより形成されることが有利である。板ばねは安価
かつ設置が容易である。更に、板ばねは比較的大きな付勢面を有する。このよう
にして、幾つかの固定要素が1つの板ばねによりその固定位置に同時保持される
。 本発明の好適形態において、全固定要素が作動要素によりそれぞれ解放位置へ
同時に運ばれるように形成できる。この構成は旋回位置の迅速調整を可能にする
。前記作動要素が作動しない場合には前記固定要素は前記溝に係止し、かつヘッ
ドクランプは所定旋回位置に固定される。前記作動要素の作動のみにより全固定
要素がそれぞれ解放位置へ運ばれる。そこで、ヘッドクランプの前記フレーム要
素は相互に対して旋回する。
【0020】 基本的に、フレーム要素はフレーム部および前記フレーム部に連結された支持
部を有し、前記フレーム部および前記支持部は共通の回転軸を中心に軸旋回して
旋回角を形成し、かつ前記フレーム部は前記支持部に対して各可能旋回角で所定
位置に固定される構成であってよい。ヘッドクランプ上のそれ以上の微調整は固
定要素と対応する溝について上述したように旋回位置の固定により不可能である
。かかる微調整はフレーム要素を単にフレーム部と支持部へ分割することによっ
て可能になる。旋回位置固定装置と対称的に、各可能旋回角はフレーム部と支持
部とで固定できる。そのようにして、ピンはヘッドを設置するために各可能位置
へ運ばれる。
【0021】 前記フレーム部は、旋回角調整装置により支持部に対して所定方法により所定
位置へ旋回しかつ固定でき、かつ前記旋回角調整装置がねじ切りされた連結部材
により調整できる構成であってよい。この付加的ねじ連結部材はフレーム部の支
持部に対する所定位置への旋回および固定を可能にする。この設計の主な利点は
、ヘッドクランプの微調整が単一ねじ切り連結部材により可能であることである
。更に、それ以上のねじ切り連結部材を必要としない。
【0022】 前記固定要素は前記支持部上に設置されることが特に有利である。前記支持部
の前記フレーム部への連結は他方のフレーム部に対する一方のフレーム部の旋回
を可能にする。この旋回位置は前記支持部上に設置された前記固定要素と他方の
フレーム要素上に設けられた溝により固定される。前記支持部は、このようにし
て、他方のフレーム要素に対する所定位置に固定される。これに基づいて、前記
フレーム部はねじ切り連結部材により前記支持部に対して所定位置へ旋回して固
定され得る。ヘッドクランプの粗設定は、このように、前記支持部の前記他方の
フレーム要素に対する運動により行なわれ、微調整は前記支持部に連結された前
記フレーム部に対する前記支持部の運動により行なわれる。
【0023】 前記フレーム要素は回転軸を形成する軸受けのための通過開口部を有しかつそ
れと共に摺動軸受けを形成する。前記フレーム要素の摺動構成は回転軸に対して
横切る方向の傾斜遊びを最小限にする。更に、前記回転軸は軸受けシャフトの対
称軸により形成される。
【0024】 前記軸受けシャフトの領域において前記フレーム要素は回転軸に対して横切る
方向の摺動面を有し、それによりフレーム要素が相互に対して付勢されることが
有利である。前記フレーム要素は、このようにして、回転軸の領域において相互
に支持される。前記軸受けシャフト上での遊びを伴わない摺動設置、および相互
を付勢する前記摺動面が傾斜遊びを小さくする。
【0025】 フレーム要素は前記軸受けシャフト上に堅く結合されることが特に有利である
。このフレーム要素と軸受けシャフト間の付加的遊びは、このようして、その初
期に不可能となり、ヘッドクランプの機械的安定性を増す。 基本的に、前記フレーム要素は回転軸の方向において相互に対して所定位置に
固定される構成であってよい。このように、前記フレーム要素は回転軸の方向に
おいて相互から分離できない。この固定は前記フレーム要素と前記軸受けシャフ
ト間で小さければ必要とされる遊びを設定するため使用できるが、前記フレーム
要素を相互に対して傾斜させない範囲においてのみである。
【0026】 本発明の好適形態によれば、基本的に前記フレーム要素は実質的L形に形成さ
れてよい。前記フレーム要素のこの形状はヘッドを最適に囲むために特に有利で
ある。更に、L形形態は補助機器を更に取り付けることのできる2本の実質的直
線側部を提供する。 前記フレーム要素の一方はその自由端で前記フレーム要素の他方の自由端へ事
実上向かう長軸を有するピンを含む。このピン整列は前記ピンによる前記フレー
ム要素から前記ヘッドへの力の伝達を最適にする。
【0027】 前記フレーム要素の他方はその自由端で前記フレーム要素の一方の自由端へ事
実上向かう長軸を有するロッカーマウントを含み、前記ロッカーマウントが前記
長軸に対してその中央領域において横切る方向に軸着された事実上C形弓部を有
し、かつ前記弓部がその自由端の各々で前記フレーム要素の一方の自由端へ事実
上向かうピンを有することが有利である。前記ヘッドの基部に対する粗調整およ
び微調整の切り換えにより、前記ピンの選択的調整の必要はなくなる。 前記2つのフレーム要素間で必要とされる旋回角は、各ケースにおいて、前記
フレーム要素の一方上の前記ピンが前記弓部の軸着中央領域を精確に指すように
前記ロッカーマウントにより補正できる。前記ロッカーマウントは、それがその
長軸を中心に回転しかつ係止装置により可能回転位置に固定できるように、前記
フレーム要素の他方上に取り付けることが可能である。同様に、前記単一ピンと
前記ロッカーマウントは、ヘッドクランプへ取り付ける付加的機器に必要な空間
量に依存して、相互交換可能である。
【0028】 本発明の好適形態によれば、前記フレーム要素は他の機器用標準的マウントの
対応する受け部の形状を補完する形状(profile)を有する構成であって
よい。前記ヘッドクランプはこのようにして他の機器を位置決めするために既存
マウントに汎用できる。 前記回転軸の領域において、前記フレーム要素は標準的ヘッドクランプ保持装
置の受容器の形状を補完する形態に形成されることが有利である。特定形状によ
り、ヘッドクランプは従来ヘッドクランプ用に使用されているヘッドクランプ保
持装置に挟持されうる。このことは既存ヘッドクランプ保持装置を使用して上述
タイプのヘッドクランプの新規提案ヘッドクランプへの置換を可能にする。 次に図面に示した本発明の好適形態を参照して本発明を説明する。
【0029】 図1および2は参照番号1により全体が示されたヘッドクランプを示し、ヘッ
ドクランプ1は2つの実質的L形のクランプ弓部2および3により事実上形成さ
れている。2つのクランプ弓部2および3は回転軸4を中心に相互に対して旋回
できる。3つの直線弓部により形成された2つのクランプ弓部2および3は実質
的矩形の断面部を有する。端部5から始まって約45度曲折し、続いて更に円弧
状に45度曲折した中間部6は基部7に結合している。
【0030】 この結果、実質的L形クランプ弓部2または3が形成される。端部5から基部
7は実質的に同一である。 軸受け孔9を有する軸受け8が基部7の自由端を横切る方向へ偏向して連結さ
れている。軸受け孔の直径は軸受け8の直径の1/2に略対応する。回転軸4の
方向における軸受け8の厚みは回転軸4方向の基部7の圧みに略対応する。更に
、端部5に対して90度角を形成するクランプ弓部2または3の基部7側は軸受
け8の外周壁に接線を形成するように結合している。
【0031】 2つのクランプ弓部2および3は、このように、ヘッド10を位置決めする目
的から実質的C形ヘッドクランプ1を形成し、半リングの形態でヘッド10を囲
繞する。基部7上の軸受け8の非対称構成は、結果的に、ヘッド10から離れる
ヘッドクランプ1側で軸受け8の半円形突起61を形成する。
【0032】 端部5の自由端には回転軸4と平行に一側で外方へ延在する軸受けポスト11
が設置されている。更に、クランプ弓部3に連結された軸受けポスト11が、軸
受けポスト11および端部5から垂直方向外方へ延在するピン取付具12で、回
転自在のピン取付具12の延長線を形成しかつクランプ弓部2上に設置された反
対側の軸受けポスト11を指す単一ピン13を担持する。ロッカーマウント14
は、クランプ弓部2の軸受けポスト11の端で、その長軸を中心に回転自在とな
るようにクランプ弓部2の端部5上に取り付けられ、かつヘッド10から離れる
ヘッドクランプ1の側に設置された係止ねじ15により所定位置へ固定できる。
ヘッド10に向かって対面する側でロッカーマウント14が受け溝16を有し、
ここにはC形ロッカー弓部17がクランプ弓部2および3に囲まれた平面に平行
の面内に設けられている。ロッカーマウント14がその長軸を中心に回転自在で
ありかつ所定位置に固定できるように取り付けられることにより、ロッカー弓部
17をマウント14クランプ弓部2および3により囲まれた平面に平行になる面
内で旋回させることが可能になる。ロッカーマウント14から離れる方向へ湾曲
したロッカー弓部17の旋回軸は軸受けピン18の対称軸により形成され、軸受
けピン18の対称軸は軸受けポスト11の長軸に平行に走る。ロッカー弓部17
はその中央で取り付けられ、その自由端の各々でロッカー弓部17の曲率を横切
りかつヘッド10の略中央に向かう尖端を有する、ロッカー弓部17から外方へ
延在するクランプピン19を有する。
【0033】 基部7に対する軸受け8の側方偏向により、実質的円筒状領域が形成される。
円筒外形を有する軸受け部20は基部7へ突出しかつ確動嵌合により軸受け8と
結合し、軸受け8と同様に支持担体21の端と接触結合する。軸受け部20およ
び支持担体21は3つの部5,6および7と同一面にある。支持担体21はクラ
ンプ弓部3の基部7と実質的平行に延在するが、端部5の仮想延長線上方に若干
突出するような長さである。
【0034】 支持担体21の自由端は孔22を有し、その対称軸は端部5の長軸を指す。こ
の孔22内には詳細に示されていないスピンドルドライブが設置され、連結要素
24によりクランプ弓部3に結合されている。連結要素24は中間部6と端部5
との間の移行領域において端部5のショルダ62でフレーム要素3と係合し、か
つ他の軸受けピン25を中心にクランプ弓部2および3により囲まれた平面内に
軸着される。クランプ弓部3は調整ねじ26の回転により支持担体21に対して
回転軸4を中心に旋回できる。
【0035】 以上、ヘッドクランプ1の幾何学のみを詳細に説明した。次に、クランプ弓部
2および3がいかに相互に対して旋回するかについて説明する。この目的から、
図3および4は回転軸4の領域におけるクランプ弓部2および3の結合を詳細に
示す。
【0036】 クランプ弓部2または3の両軸受け8は環状溝27を有し、各環状溝27は軸
受け部20に対して開放している。クランプ弓部2の軸受け8は内螺旋ねじ28
を有する。内螺旋ねじ28を有するクランプ弓部2の軸受け孔9には軸受けスリ
ーブ29がねじ込まれ、軸受けスリーブ29のストッパとして作用する突起30
が軸受け部20から離れて対面する側で軸受けスリーブ29から回転軸4を中心
にして軸受けスリーブ29の直径を越えて半径方向へ延びている。突起30の延
長線で回転軸4に向けてシャフトストッパ31が延在する。更に、軸受けスリー
ブ29は内螺旋ねじ28に対応する外螺旋ねじ32を有する。軸受けスリーブ2
9は更に内螺旋ねじ33を付加的に有する。
【0037】 中央シャフト孔34を有する円筒軸受けシャフト35は、各ケースにおいて軸
受けシャフトの長さの略1/3を越える外螺旋ねじ36を両端に有する。外螺旋
ねじ36の領域にわたる軸受けシャフト35の直径は単一段で減少する。軸受け
シャフト35の一端は軸受けスリーブ29の内螺旋ねじ33へねじ込まれ、シャ
フト部37の端縁38を有するシャフトストッパ31と接触する。
【0038】 軸受け8と軸受けシャフト35間のねじ結合部は2つの係止ピン66による不
本意な捩れに対する付加的固定となる。係止ピン66は回転軸4に平行に外側か
ら、回転軸4に対して相互に半径方向に対峙する孔へ挿入される。係止ピン66
のための孔は軸受けスリーブ29の内螺旋ねじ33および軸受けシャフト35の
外螺旋ねじ36の両者上で作用するように配設される。軸受けシャフト35はこ
のようにして軸受けスリーブ29に回転不可に連結される。
【0039】 外螺旋ねじ36を有する2端間で軸受けシャフト35は円滑である。軸受けス
リーブ29のねじ結合部に続く軸受けシャフト35の円滑部は軸方向に対して略
2/3の範囲に歯41を有する歯車40により囲まれ、歯の周辺の略半分が一側
でアンダーカットされている。歯車40は4つの係止ピン39により軸受けスリ
ーブ29および軸受け8に回転不可に連結される。係止ピン39は、軸受けスリ
ーブ29の外螺旋ねじ32および軸受け8の内螺旋ねじ28の領域において回転
軸4の回転との関係で直径方向で各々対峙して設けられた孔へ挿入される。組み
立て時に、軸受けスリーブ29を最初に軸受け8へねじ込み、次いで歯車40を
位置決めする。次に、上述したように、3つの部に4つの孔を形成する。そこで
、歯車40を軸受けスリーブ29に回転不可に連結し、かつ軸受け8を係止ピン
39により回転不可に連結し、かつ係止ピン66により軸受けシャフト35へ回
転不可に連結する。
【0040】 軸受けシャフト35の無ねじ部の1/3上で、軸受けシャフト35を軸受けシ
ャフト35の外径に対応する内径を有する軸受け部20により囲繞する。このよ
うにして、軸受け部20を軸受けシャフト35との関係で遊びから実質的に自由
に捩じることができる。 軸受けシャフト35は他方側で摺動軸受けスリーブ42へ軸受けスリーブ29
について上述したような方法により挿入される。このようにしてねじ結合部は係
止ピン67により同様に固定される。ただし、軸受けスリーブ29と異なり、摺
動軸受けスリーブ42は外螺旋ねじを有しない。むしろ、その外径は摺動軸受け
スリーブ42が係合するクランプ弓部3の無ねじ軸受け8の内径に対応する。ク
ランプ弓部3はこのようにして摺動軸受けスリーブ42に対して軸回転自在に取
り付けられる。摺動軸受けスリーブ42は突起30、軸受け8、および軸受け部
20間で軸方向においていかなる遊びも伴わない範囲まで軸受け8へねじ込まれ
るが、2つのクランプ弓部2および3と支持担体21の相互旋回はいまだ可能で
ある。係止ピン67のための孔は、摺動軸受けスリーブ42が軸受けシャフト3
5上へねじ込まれ、かつ2つのクランプ弓部2および3と支持担体21の旋回が
遊びを伴うことなくセットされたときにのみ、穿孔される。
【0041】 軸受けスリーブ29および摺動軸受けスリーブ42の外端面は円形ディスク形
態の歯付きインサート43を有し、この歯は回転軸4方向において外方を指す。
前記外端面は、例えば、手術台上のマウント等図示されていない基礎ユニットへ
ヘッドクランプ1を締結するために標準化された受け要素として作用する。
【0042】 上記説明は、単に、支持担体21をいかにしてスピンドルドライブ23により
クランプ弓部3に対して調節するかのみを説明する。これらの2部材に対して、
クランプ弓部2は全く自由に旋回できる。支持担体21およびクランプ弓部3に
対してその位置へ固定する目的から、図4において参照番号44により全体が示
された係止装置が設けられる。
【0043】 係止装置44は軸受け部20と歯車40間で直接的に作動する。軸受けシャフ
ト35の領域において、歯車40および軸受け部20は半径面63および64に
より相互に対して摺動する。軸受け部20の外領域において、軸受け部20は2
つの軸受け8間で軸方向に延在する全領域上で制限スリーブ65として延設され
、軸受け8は軸受け部20の端面45上に支持される。これらの端面45は摺動
面として同時に作用する。軸受け部20に対面するクランプ弓部2および3の基
部7は軸受け部20の制限スリーブ65の外径に適合する外形46を有する。容
易回転を可能にするために、軸受け部20の制限スリーブ65の外径は基部7の
外部断面の内径よりも僅かに小さい。
【0044】 軸受け部20の制限スリーブ65は、このようにして、その全周上で歯車40
を囲繞するが、軸受け部20の制限スリーブ65の壁厚は歯車40からの間隔が
歯車40の半径の略1/4に相当する量を置く薄さである。4つの係止爪47は
その自由領域内で軸受け部20上に軸旋回可能に設置される。2つの係止ピン4
7の各々に対して回転軸4と平行の共通係止ピン48が設けられる。係止爪47
は実質的に湾曲外形を有し、制限スリーブ65の内周壁に対面する。この構成は
軸受け部20の自由領域内での旋回を可能にする。
【0045】 4つの係止爪47の取り付けのための係止ピン48は軸受け部20の自由領域
内に設置され、その各々は制限スリーブ65の周辺方向へ略90度偏向している
。係止爪47の各々は歯車40に対面する歯付きタイプの爪突起49を有する。
これらの爪突起49は各ケースにおいて単に1つの爪突起49のみが歯車40の
2つの歯41間に完全に係合するように係止爪47上に設けられる。4つの係止
爪47の場合、爪突起49は各々2つの歯41の歯間の1/4だけ偏向(off
set)する。全4つの係止爪47の爪突起49は2つの板ばね50により歯車
40に対して同時に付勢され、板ばね50は各ケースにおいて係止爪47の周辺
方向に延在する圧力突起51の側面上を付勢する。板ばね50それ自体は回転軸
4へ向けて軸受け部20の制限スリーブ65の周辺から延在するばね取付け突起
53上に設置される。このばね取付け突起53は軸受けシャフト35の反対側の
2つの係止ピン48に対して略直径方向に設けられる。
【0046】 更に、係止爪47は圧力突起51から見て係止ピン48の他方側に設けられた
解放突起52を有し、かつ同様に制限スリーブ65の周辺方向に延在する。共通
解放装置54が全係止爪47に対して設けられる。解放装置54は軸受け部20
上の係止ピン48と平行に設置された解放ピン55を中心に軸回転する。2つの
係止爪47間に設置される解放装置54は周辺方向へ延在する2つの係止解除突
起56を有し、2つの係止解除突起は係止爪47の解放突起52上を付勢する。
解放装置54に結合された解放レバー57は軸受け部20から突出しかつ制限ス
リーブ65の周辺方向において軸受け部20から実質的接線方向へ延在する。解
放装置54は回転軸4に向かう解放レバーの運動により解放ピン54を中心に旋
回でき、その結果として、係止解除突起56は解放突起52を付勢し、かつその
結果として、順次、係止爪47の旋回を可能にする。解放レバー57の移動後に
、係止爪47は係止位置へ旋回し、かつ爪突起49は再度歯車40の2つの歯4
1の間に係合する。
【0047】 係止装置44はこのようにして2つのクランプ弓部2および3の相互に対する
荒調整を可能にする。ヘッドクランプ1を適用するために、解放装置54の解放
レバー57を第一に作動させる。それにより2つのクランプ弓部2および3は必
要に応じて旋回させることができる。そのようにして、開放したヘッドクランプ
1をヘッド10へ運び、かつクランプ弓部2および3を相互に向けて旋回して単
一ピン13およびクランプピン19をヘッド10上へ付勢する。ヘッドクランプ
1を閉鎖するために旋回する場合には、解放レバー57上で圧力を維持する必要
はない。これは、爪突起49が歯車40の歯41の無アンダーカットフランク上
を摺動して歯車40の次の歯41のアンダーカットフランク下へスリップするこ
とによる。クランプ弓部2および3が相互に向けてそれ以上旋回しなくなったと
きに、スピンドルドライブ23の調整ねじ26が支持担体21に対してクランプ
弓部3を旋回させるために回転してヘッド10は単一ピン13とクランプピン1
9との間で不動に挟持される。ヘッドクランプ1のこの予備テンション位置にお
ける不本意な解放は、4つの爪突起49の1つが2つの歯41間で1つの歯41
のアンダーカットフランク背後に堅く押し込まれるので不可能である。
【0048】 従来ヘッドクランプと比較して、本発明の形態は、図示されない大きな、従っ
て信頼性のある圧力ばねがクランプ弓部3に対して支持担体21を連結要素24
に向けて予備テンションをかけるために使用される点で有利である。調整ねじ2
6により調整できる圧力ばねがクランプ弓部3の基部7上に設置されることによ
り、ばね要素が手術のカバー領域または神経外科X線検査のためのビーム経路を
干渉しない点で付加的利点となる。 ピン取付具12およびロッカーマウント14は自由に交換でき、かつ必要によ
り反対端部5に取り付けることができる。
【0049】 コンピュータ断層レントゲン写真撮影を含む神経外科X線診断のために、軸受
けポスト11はヘッドクランプ1の両側から取り付けかつ交換できる。ニューロ
グラニウム(neurogranium)即ち、頭骨基部の脳を、このようにし
て、前方、後方および側方ビーム経路において広範囲の自由度をもって表示でき
る。ヘッド10を所定位置に固定する要素、例えば、ピン取付具12、単一ピン
13、ロッカー弓部17、ロッカーマウント14、クランプピン19等がX線耐
性チタンから好適に形成される。 補助器具の取付けのために、ヘッドクランプ1の側方からアクセスできる全部
品はナビゲーションシステム用マウントを取り付けるための把持要素、ハンドレ
スト等に対して同一受け形態を有する。従って、ヘッドクランプ1のこれらの部
品、例えば、端部5、中間部6および基部7はより強度を増すように構成される
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転軸に対して垂直方向のヘッドクランプの側面を示す。
【図2】 回転軸方向のヘッドクランプの側面を示す。
【図3】 図2の3−3線に沿ったヘッドクランプの断面図を示す。
【図4】 図3の4−4線に沿ったヘッドクランプの断面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月6日(2000.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネスパー,マルクス ドイツ連邦共和国,デー−78532 テュッ トリンゲン,ローテシュトラーセ 23

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動可能に共に結合された第一端部(7)およびヘッド(1
    0)を所定位置に固定するためにピン(13,19)を担持する第二端部(5)
    をそれぞれ有する2つのフレーム要素(2,3)から成るフレームを有する、ヘ
    ッド(10)を位置決めするためのヘッドクランプ(1)において、前記フレー
    ム要素(2,3)は共通回転軸(4)を中心に相互に対して軸着されていること
    を特徴とするヘッドクランプ。
  2. 【請求項2】 前記フレーム(2,3)は前記2つのフレーム要素の一方(
    3)上に少なくとも1つの突起(49)を具備する少なくとも1つの固定要素(
    47)を有し、かつ前記フレーム要素の他方(2)上に設置された少なくとも1
    つの対応する溝(41)を有する旋回位置固定装置(44)を含み、前記突起(
    49)は固定位置において係合しかつ前記フレーム要素(2,3)を相互に対し
    てその位置に固定し、かつ前記固定要素(47)は前記固定位置から前記フレー
    ム要素(2,3)が相互に対して旋回する解放位置へ前記溝に対して運ばれるこ
    とができることを特徴とする、請求項1によるヘッドクランプ。
  3. 【請求項3】 前記溝(41)は前記フレーム要素の他方(2)に回転不可
    に連結されていることを特徴とする、請求項2によるヘッドクランプ。
  4. 【請求項4】 前記固定要素(47)は前記2つのフレーム要素(2,3)
    に対して運動可能であることを特徴とする、請求項2によるヘッドクランプ。
  5. 【請求項5】 前記固定要素(47)は確動嵌合により結合する作動要素(
    54)により運動可能であることを特徴とする、請求項1によるヘッドクランプ
  6. 【請求項6】 前記固定要素(47)は前記溝(41)に向かって移動する
    ように前記フレーム要素の一方(3)上に取り付けられていることを特徴とする
    、請求項2から5のいずれか1によるヘッドクランプ。
  7. 【請求項7】 前記固定要素(47)は前記溝(41)に向かって旋回する
    ように前記フレーム要素の他方(2)上に取り付けられていることを特徴とする
    、請求項2から5のいずれか1によるヘッドクランプ。
  8. 【請求項8】 前記溝は周辺が最高360度の角範囲に及ぶ歯車(40)の
    歯(41)により形成されていることを特徴とする、請求項2から7のいずれか
    1によるヘッドクランプ。
  9. 【請求項9】 前記歯(41)は少なくとも一側でアンダーカットされてい
    ることを特徴とする、請求項8によるヘッドクランプ。
  10. 【請求項10】 前記固定要素(47)の1つのみが各ケースにおいて固定
    位置へ運ばれることができることを特徴とする、請求項2から9のいずれか1に
    よるヘッドクランプ。
  11. 【請求項11】 前記固定要素(47)の突起(49)は各ケースにおいて
    固定要素(47)の数×この数の逆数である前記歯車(40)の歯間の分数によ
    り偏向することを特徴とする、請求項8から10のいずれか1によるヘッドクラ
    ンプ。
  12. 【請求項12】 前記旋回位置固定装置(44)は固定位置に固定要素(4
    7)を保持する少なくとも1つの弾性圧力要素(50)を有することを特徴とす
    る、請求項2から11のいずれか1によるヘッドクランプ。
  13. 【請求項13】 前記弾性圧力要素は板ばね(50)により形成されている
    ことを特徴とする、請求項12によるヘッドクランプ。
  14. 【請求項14】 全前記固定要素(47)は前記作動要素(54)により同
    時に解放位置へ運ばれることができることを特徴とする、請求項5から13のい
    ずれか1によるヘッドクランプ。
  15. 【請求項15】 フレーム要素はフレーム部(3)および前記フレーム部に
    連結された支持部(21)を有し、前記フレーム部(3)および前記支持部(2
    1)は共通回転軸(4)を中心に軸回転して旋回角を形成し、かつ前記フレーム
    部(3)は前記支持部(21)に対して各可能旋回角で所定位置に固定できるこ
    とを特徴とする、請求項1から14のいずれか1によるヘッドクランプ。
  16. 【請求項16】 前記フレーム部(3)は旋回角調整装置(23,24,2
    5,26)により旋回して前記支持部(21)に対して所定方法により所定位置
    に固定でき、かつ前記旋回角調整装置(3,24,25,26)はねじ止めによ
    り調整されることができることを特徴とする、請求項15によるヘッドクランプ
  17. 【請求項17】 前記固定要素(47)は前記支持部(21)上に設置され
    ていることを特徴とする、請求項15または16によるヘッドクランプ。
  18. 【請求項18】 前記フレーム要素(2,3)は回転軸(4)を形成する軸
    受けシャフト(35)のための通路開口部(9)を有しかつそれと共に摺動軸受
    けを形成していることを特徴とする、請求項1から17のいずれか1によるヘッ
    ドクランプ。
  19. 【請求項19】 前記軸受けシャフト(35)の領域において前記フレーム
    要素(2,3)は前記回転軸(4)に対して横切る方向に走る摺動面(45)を
    有し、前記フレーム要素は前記摺動面(45)により相互に対して付勢されるこ
    とを特徴とする、請求項18によるヘッドクランプ。
  20. 【請求項20】 前記フレーム要素(2)は前記軸受けシャフト(35)に
    堅く連結されていることを特徴とする、請求項18または19によるヘッドクラ
    ンプ。
  21. 【請求項21】 前記フレーム要素(2,3)は回転軸(4)の方向におい
    て相互に対して所定位置に固定されていることを特徴とする、請求項1から20
    のいずれか1によるヘッドクランプ。
  22. 【請求項22】 前記フレーム要素(2,3)は実質的L形に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1から21のいずれか1によるヘッドクランプ。
  23. 【請求項23】 前記フレーム要素の1つ(3)はその自由端(5)に他方
    の前記フレーム要素(2)の自由端(5)に実質的に向かう長軸を有するピン(
    13)を有することを特徴とする、請求項1から22のいずれか1によるヘッド
    クランプ。
  24. 【請求項24】 前記フレーム要素の他方(2)はその自由端(5)に前記
    フレーム要素の一方(3)の自由端に実質的に向かう長軸を有するロッカーマウ
    ント(14)を有し、前記ロッカーマウント(14)は実質的C形の弓部(17
    )を有し、前記弓部はその中央領域で長軸を横切る方向に軸着され、かつ前記弓
    部(17)の各自由端に前記フレーム要素の一方(3)の自由端(5)に実質的
    に向かうピン(19)を有することを特徴とする、請求項1から23のいずれか
    1によるヘッドクランプ。
  25. 【請求項25】 前記フレーム要素(2,3)は横断面において他の器具用
    の標準的マウントの対応する受け部の形状に対応する形状を有することを特徴と
    する、請求項1から24のいずれか1によるヘッドクランプ。
  26. 【請求項26】 前記長軸(4)の領域において前記フレーム要素(2,3
    )は標準的ヘッドクランプ保持装置の受け部の形状に対応する形状(43)をそ
    れぞれの外部に有することを特徴とする、請求項1から25のいずれか1による
    ヘッドクランプ。
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