JP2007526080A - 低侵襲性の組織開創および手術用器具および方法 - Google Patents

低侵襲性の組織開創および手術用器具および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者の内部の組織を開創する低侵襲手術のための方法および装置を提供する。
【解決手段】開創器(20、320)は、第1の部分(22、322)および第2の部分(24、324)で形成された作業用チャネル(50、350)を含む。第1および第2の部分(22、322、24、324)は、皮膚および組織への外傷を最小限に抑える挿入のための第1の形態から、低侵襲性の方式で皮膚および組織をさらに開創する挿入後の拡大形態に、互いに対して移動可能である。器具(70、90、140、220、360)は、第1および第2の部分(22、322、24、324)に係合可能であり、また、第1および第2の部分(22、322、24、324)を互いに対して移動させるように操作可能である。
【選択図】図29

Description

本発明は、低侵襲性処置において組織を開創し、かつ開創した組織を介して手術を行う器具および方法に関する。
体内にある病変に対する従来の外科的処置は、介在組織に深刻な外傷をもたらす場合がある。これらの処置は、長い切開、広範囲な筋肉の剥離、長時間にわたる組織の開創、組織の除神経および脈管遮断を必要とすることが多い。これらの処置は、数時間の手術室時間を要し、また外科的処置の間に組織が破壊されるため、術後の回復時間に数週間を要することがある。場合によっては、これらの侵襲的処置によって、永久に傷跡が残ることや、外科的介入につながる苦痛よりも深刻になりうる苦痛に結びつく。
筋組織などの組織を最小限切開することは必要なので、経皮的処置の開発は、回復時間および術後の苦痛の低減において重要な改善をもたらした。例えば、低侵襲性の外科技術は、体内の部位にアクセスする必要があることと、生体の介在組織が損傷する危険性のため、脊椎および神経外科の用途には望ましい。低侵襲手術の開発は正しい方向の進歩であるが、低侵襲性の手術器具および方法においてさらなる開発の必要性が残る。
本発明は、患者に手術を行う方法および器具を対象とする。1つの特定の応用例は、低侵襲性の脊椎手術において組織を開創する器具および方法に関する。さらなる特定の応用例は、患者の手術部位にアクセスできるようにする経皮的な組織開創用器具を含む。別の特定の応用例は、患者の体内の任意の部位において経皮的に開創された組織を介して行われる手術方法を含む。本発明の他の応用例はさらに、例証される実施形態の以下の記載から明白になるであろう。
本発明の原理についての理解を助けるため、図面中で例証する実施形態を以下に参照し、また、それを説明するために特定の用語を使用する。しかしながら、それによって本発明の範囲を制限するものではないことが理解されるであろう。例証する装置および記載する方法のそのような変更およびさらなる修正、ならびに本明細書に例証するような本発明の原理の任意のそうしたさらなる応用例は、本発明が関連する技術の当業者には一般に想到されるものと考えられる。
本発明は、例えば、椎弓切開、椎弓切除、椎間孔天蓋切除、脊椎関節突起切除、椎間板切除、椎体間固定、脊髄核または椎間板の置換、移植組織挿入などの1以上の技術を含む脊髄手術など、経皮的な手術を行うための器具および方法を提供する。手術は、開創器によって提供される、患者の皮膚および組織を通る作業用チャネルまたは通路を介して行われる。開創器の作業端にある外科部位は、開創器上に取り付けられた観察器具で、開創器の上に位置付けられた観察器具で、かつ/または側面X線透視装置などの観察システムを介して、見ることができる。開創器は、作業用チャネルの寸法を増加させて、開創器の遠位端にある作業空間へ容易にアクセスできるようにするとともに、開創器を取り囲む組織に対する外傷を最小限に抑えるように、in situで移動可能である。開創器は、前側、後側、後側正中、外側、後外側、および/または前外側の進入など脊椎へのあらゆる外科的進入で、また脊椎以外の領域で、使用することができる。
図1では、第1の部分22および第2の部分42を含む開創器20が示される。第1の部分22は、遠位端24および対向する近位端26を有する。第2の部分42は、遠位端44および対向する近位端46を有する。遠位端24および44に傾斜を付けて挿入を容易にすることができるが、傾斜が付けられていない端部も考えられる。第1の部分22は、第1の部分22の長手方向縁部25および第2の部分42の長手方向縁部45の隣接するものに沿って、第2の部分42に隣接して、またはそれと噛合して位置付けることができる。作業用チャネル50は、第1の部分22と第2の部分42の間に形成される。作業用チャネル50は、遠位端24および44、ならびに近位端26および46の間を延び、そこで開口する。
開創器20は、患者の皮膚および組織に挿入して、手術部位への作業用チャネル50を提供することができる。開創器20は、図1に示されるような、作業用チャネル50の挿入形態で皮膚および組織に挿入されるものと考えられる。挿入形態では、作業用チャネル50は、第1の部分22および第2の部分42によってほぼ取り囲まれるかまたは制限される。患者に挿入した後、作業用チャネル50は、第1の部分22および第2の部分42を分離することによって拡大することができる。第1の部分22および第2の部分42を分離することで、近位端26および46から遠位端24および44までの作業用チャネル50の寸法が増加される。
図1の挿入形態では、作業用チャネル50は、第1の部分22および第2の部分42によって制限されるかまたはほぼ取り囲まれる。作業用チャネル50は、挿入形態において、1以上の手術器具および/または移植組織が患者の体内の手術部位まで通過できる寸法を有することができる。手術中に、挿入形態にある作業用チャネル50を介して提供される部位よりも遠い患者の体内の部位にさらにアクセスできるようにすることが望ましい場合がある。第1の部分22および第2の部分42は、互いから離れるように移動して、作業用チャネル50を拡大させることができる。作業用チャネル50の拡大形態では、少なくとも、第1の部分22および第2の部分42の隣接した長手方向縁部25と45の間に空間が形成される。隣接した長手方向縁部25と45の間の空間は、分離された第1の部分22と第2の部分42の間にある患者の皮膚および組織への拡大された作業用チャネル50を露出させる。また、外科医は、拡大された作業用チャネル50を介して、1以上の器具および/または移植組織とともにこの露出した組織にアクセスすることができる。さらに、拡大された作業用チャネル50内にシールド、保護物、または組織開創器を配置して、露出した組織を拡大された作業用チャネル50から遠ざけて維持できることが考えられる。
第1の部分22は、遠位端24と近位端26の間を延びる半筒状体23を含む。カラー28は、近位端26の周りに延び、本体23の外側表面の周りに延びるリップを形成する。第1の部分22は、近位端26から延びる第1のブラケット部材39を含む。第2の部分42は、遠位端44と近位端46の間を延びる半筒状体43を含む。カラー48は、第2の部分42の近位端46の周りに延び、本体43の外側表面の周りに延びるリップを画定する。第2の部分42は、近位端46から延びる第2のブラケット部材40を含む。
第1の位置合わせ部材30を提供して、近位端26および46を隣接させて、第1の部分22の第1の側面を第2の部分42に連結することができる。第1の位置合わせ部材30に対向する第2の位置合わせ部材31を提供して、開創器20の別の側面に沿って近位端26および46を隣接させて、第1の部分22の他方の側面を第2の部分42に連結することができる。保持部材38をブラケット部材39および40の周りに位置付けて、第1の部分22および第2の部分42を互いに隣接させて保持することができる。一実施形態では、位置合わせ部材30および31は、開創器20が挿入形態にあるときに、開創器の他方の部分の中に形成された穴43(1つのみが図2に示される)の中に滑動可能に受け入れられるピンである。位置合わせ部材30および31は、挿入中および挿入後、第1の部分22および第2の部分42を互いに長手方向に並んだ状態で維持する。保持部材38は、弾性的に付勢されて、ブラケット部材39および40を係合し、また、挿入中および挿入後に第1の部分22および第2の部分42を互いに隣接した状態で維持することができる。第1の部分22および第2の部分42を分離することが望ましい場合、保持部材38は、ブラケット部材39および40から取り外すことができる。
第1の部分22および第2の部分42を互いに並べ、係脱可能に連結するための、他の構成も考えられる。そのような構成の例としては、例えば、ダブテール接続、ファスナー、ねじ付き連結部材、締付け部材、スナップリング、圧縮バンド、ストラップ、ボールデテント機構、および係脱可能に噛合するカムまたはタブが挙げられる。適切な保持部材の例としては、クランプ、クリップ、バンド、ストラップ、フック、タイ、スリーブ、連結部材および/またはファスナーが挙げられる。図3に示されるように、保持部材38は、締付け機構35を備えて、保持部材38を付勢してブラケット部材39および40と係合させることができる。締付け機構35は、ブラケット部材39および40の1つまたは両方を支えて、そこに保持部材38をしっかりと取り付け、かつ保持部材38をブラケット部材39および40から迅速に外す、指動輪およびねじ付きシャフトを含むことができる。
ブラケット部材39および40は、第1の部分22および第2の部分42のカラー28および48のそれぞれから延び、それと一体的に形成され、またはそこに取り付けられる。ブラケット部材39および40はまた、ブラケット部材39および40の代わりに、またはそれに加えて、カラー28および48の1つの上に単一のブラケットとして提供することができる。ブラケット部材39および40は、作業用チャネル50から離れて延び、可撓性または関節運動可能なアーム41(図7)の一端に接続することができる。アーム41の反対側の端部(図示なし)は、手術台あるいは他の支持装置に取り付けることができる。アーム41は、患者の内部で開創器20を支持し、さらに、手術中に開創器20を経皮的に操作しかつ再配置することができる。さらに、2以上の可撓性アーム41を提供して、作業用チャネル50を拡大した後に、開創器の部分22および42それぞれを係合することができることが考えられる。
開創器20の作業用チャネル50が挿入形態にあるとき、第1の部分22の対向する縁部25は、第2の部分42の対向する縁部45のそれぞれと隣接する。縁部25と45の間の様々な境界面が考えられる。例えば、図4には、作業用チャネル50の挿入形態において、第1の部分22の縁部25(1つのみ図示される)が、第2の部分42の隣接した縁部45のすべてまたは一部分に沿って接する構成が示される。図5は、縁部25(1つのみ図示される)それぞれに沿って外側凹部27を有する第1の部分22の別の実施形態である。縁部45のそれぞれは、内側凹部47を含むことができる。縁部25および45は、したがって、作業用チャネル50の挿入形態において、凹部27および47で互いに組み合わさり、接することができる。図6には、第1の部分22の縁部25(1つのみ図示される)が、第2の部分42の隣接した縁部45の、作業用チャネル50に対して内側に配置されることができる、重なり合う配置が示される。また、縁部45が縁部25の内側に配置されることができる場合も考えられる。さらに、開創器20の一方の側では縁部25が縁部45の内側にあり、開創器20の他方の側では他の縁部45が他の縁部25の内側にあることができる場合も考えられる。他の構成は、縁部25および45の隣接したものの間の間隙を考慮する。
本体23は、近位端26での本体23の周囲長さとほぼ同じであり得る遠位端24に沿った周囲長さを有する。第2の部分42の本体43は、近位端46に隣接した本体43の周囲長さとほぼ同じであり得る、遠位端44に沿った周囲長さを含む。本体23および43は、半円形の断面を有することができ、また、図1に示されるように互いに隣接して配置されたときに、作業用チャネルの概ね円形の断面を形成する。例えば、任意の側面が開いた多角形形状、湾曲形状、または湾曲/多角形形状の組合せなどの、第1の部分22および第2の部分42の他の断面形状も考えられる。
第1の部分22のカラー28から近位に延びるのは、凹部33がその下に形成されるヘッド部分36を有する第1の係合部材32である。第2の部分42のカラー48から近位に延びるのは、凹部53がその下に形成されるヘッド部分56を有する第2の係合部材52である。ヘッド部分36および56は、ねじ込みによって係合され、相互に係合され、かつカラー28および48に向かってばね付勢され、あるいは別の方法としては個々のカラー28および48に係合され、また、個々の凹部33および53の高さを増減させて、その中に分離器具を受け入れて連結するように調整可能であることができる。さらに、係合部材32および52は調整不能であることができることが考えられ、また隣接した係合部材32および52を係合するように構成された分離器具が考えられる。
以下にさらに検討されるように、第1の部分22および第2の部分42を分離することによって、分離する力を印加して作業用チャネル50を拡大するために、第1の部分22と第2の部分42を分離する器具は、係合部材32および52に係脱不能または係脱可能に係合することができる。そのような器具は、また、第1の部分22および第2の部分42に係脱可能または係脱不能に係合することができる。そのような器具は、さらに、第1の部分22および第2の部分42を、最初の挿入形態および/または作業用チャネル50の拡大形態で維持することができる。第1の部分22および第2の部分42を、最初の挿入形態および作業用チャネル50の拡大形態の1つまたは両方で維持するために、分離器具に加えて他の手段を使用することもできる。例えば、分離器具が取り付けられていない場合、部材は、係合部材32および52、および/または開創器部分22および42のそれぞれの間を延び、またそれに連結されることができる。
係合部材32および52は、カラー28および48それぞれの横方向延長部29および49の上に位置付けられる。横方向延長部29および49は、分離器具が作業用チャネル50を妨害することなく、分離器具が係合部材32および52に係合できるように、十分遠くに横方向に延びる。
本体23は厚さ39(図4)を備えることができることが考えられる。第2の部分42の本体43は、第1の部分22の厚さ39と同じ、それよりも大きい、またはそれよりも小さいものであり得る厚さ59(図4)を備えることができる。開創器が最初に挿入されたときに、また第1の部分22および第2の部分42を互いから離すことによって組織が開創されたときに、身体組織を分離しかつ分離を維持するために、本体23および43は、それらの遠位端と近位端の間に十分な剛性を備えることができる。第1の厚さ39および第2の厚さ59は、第1の部分22および第2の部分42それぞれに、開創された組織によってそれに及ぼされる力を受けて屈曲または湾曲するのに十分に抵抗する剛性を提供することができる。さらに、本体23は、縁部25から縁部25間を延びる本体23壁面の中間点までの奥行き37を有する。奥行き37は、第1の部分22の移動方向に、そのような移動中に印加される屈曲、湾曲、および/または撓みの力に十分に抵抗する断面係数または慣性モーメントを提供することができる。同様に、本体43は、縁部45から縁部45間を延びる本体43壁面の中間点までの奥行き57を有して、第2の部分42の移動方向に、そのような移動中に印加される屈曲、湾曲、および/または撓みの力に十分に抵抗する断面係数または慣性モーメントを提供することができる。
特定の一実施形態では、第1の部分22および第2の部分42はそれぞれ、外科等級のステンレス鋼から作られる。第1の部分22および第2の部分42のために、例えば、ばね鋼、形状記憶金属および合金、ならびにアルミニウムなど、プラスチック、金属、および合金を含む他の材料も考えられる。
最初の挿入形態では、作業用チャネル50は、図1、7、および8に示されるように、開創器20に沿って概ね円形の断面を有する。作業用チャネル50は、第2の部分42に対する第1の部分22の移動方向の第1の幅51、および、隣接した縁部25および45の1つの対から隣接した縁部25および45の他方の対まで延びる第2の幅55を有する。例証される実施形態では、作業用チャネル50が最初の挿入形態では概ね円形の断面を有するので、第1の幅51および第2の幅55はほぼ同じであり得る。拡大形態では、図2および9に示されるように、第2の幅55は、開創器20の最初の挿入形態の場合と概ね同じままであるが、第1の幅51は、第1の部分22および第2の部分42の分離によって増加する。
作業用チャネル50の様々な形態が考えられる。最初の挿入形態では、作業用チャネル50は、断面形状が、例えば、円形、卵形、楕円形、多角形、または多角形/湾曲形状の組合せである、筒状形状を有することができる。拡大形態では、作業用チャネル50は、断面形状が、例えば、卵形、楕円形、円形、湾曲形状、多角形状、または多角形/湾曲形状の組合せである、筒状または円錐台の形状を有することができる。
開創器20の1つの特定の用途は、脊椎手術におけるものである。開創器20の挿入後、経路62(図7)に沿って筋肉および組織を開創するために、第1の部分22および第2の部分42は主に一方向に分離されることが考えられる。例えば、開創器20の第1の部分22および第2の部分42は、最初にまたは主に、脊柱の軸方向に分離可能であり得る。背骨に隣接した筋組織の繊維は、概ね脊柱の軸方向に延びる配向を有する。開創器20の本体部分23および43を分離することで、繊維に沿って筋組織も分離することができ、したがって、分離の量、ならびに結果として得られる開裂および筋組織への外傷を最小限に抑えることができる。さらに、開創器20を使用する他の技術では、作業用チャネル50は、最初に脊柱の軸に沿った方向以外の方向に、または背骨以外の範囲で拡大することができることが考えられる。作業用チャネル50がほぼ一方向に、または全方向に拡大される、開創器20の実施形態も考えられる。
次に図7〜9を参照して、患者の皮膚60および組織68を通して開創器20を位置付ける方法の一例が記載される。患者の解剖学的構造のアクセスされる部位に隣接する皮膚60で、切開が行われる。例えば、脊椎手術では、切開は、所望の進入によって隣接した椎骨間の円板空間または1以上の椎骨にアクセスできるようにする部位で、椎骨レベルで行うことができる。開創器20を挿入する前に、皮膚60および組織68は、ガイドワイヤーおよび/または寸法を増加させる1以上の組織拡張器を含むことができる拡張器具セット66によって、連続して拡張することができる。組織拡張器は、1つずつ上に重ねて挿入されて、皮膚60および組織68を通して患者の中の手術部位への経路62を形成する。そのような処置では、開創器20は、最後に挿入された拡張器の上に位置付けられて、皮膚および組織内の経路62を形成する。ガイドワイヤーと拡張器(使用された場合)がそこから取り外されると、開創器20を通して作業用チャネル50が、開創器20の遠位端における作業空間64へのアクセスを提供する。
手術全体または手術中の特定の処置については、外科医が作業用チャネル50の寸法を増加させて、開創器20の遠位端の下にある作業空間64へのアクセスを容易にするか、作業空間64の寸法を増加させることが望ましい場合がある。開創器20の第1の部分22および第2の部分42を、それらの挿入形態から、図9に示されるように作業用チャネル50が拡大される分離形態まで分離することができる。拡大形態では、第1の部分22および第2の部分42を横方向に移動することができ、かつ/または、分離器具によって互いから離れるように旋回することができる。分離器具の一例は、係合部材32および52の間を延び、かつそれに連結された分離器具70である。縁部25および45の隣接したものが、空間69によって分離されて、作業用チャネル50を経路62に沿って皮膚および組織に対して露出させると同時に、第1の部分22および第2の部分42が組織を手術領域の外に保持する。拡大形態では、作業用チャネル50、およびしたがって経路62は、第1の部分22および第2の部分42によって形成された貫通皮膚60および組織68によって拡大される。作業空間64の寸法が増加されるとともに、経路62に沿った組織および皮膚への外傷を最小限に抑えることができる。
第1の部分22および第2の部分42は、その近位端の周りで互いから離れるように旋回または回転して、作業用チャネル50が、作業空間64に隣接した開創器20の遠位端から皮膚60を通って開創器20の近位端まで寸法が低減される、先細の形態を備えるようにすることができる。先細の作業用チャネルは、外科医が作業空間64にさらにアクセスできるようにし、かつそれをさらに見やすくするとともに、組織の開創を最小限に抑える。先細の作業用チャネル50は、さらに、作業用チャネル50を介して置かれた器具および移植組織をさらに精密に角度測定できるようにし、作業用チャネル50内での器具および移植組織の位置付けをさらに選択できるようにし、また、分離された第1の部分22および第2の部分42の内壁表面に隣接して器具および移植組織を位置付けることができるようにして、複数の器具のための、かつ移植組織を配向するための、作業空間64での利用可能な余地を増加させる。
観察器具を作業用チャネル50内に、またはそれに隣接して位置付けて、外科医が作業空間64および手術部位を見るのを容易にすることができる。例えば、内視鏡の観察要素を、作業用チャネル50に沿って延びるスコープ部分とともに、開創器20の近位端に取り付けることができる。顕微鏡の観察要素を、作業空間64および手術部位を見るために開創器20の近位端の上に位置付けることができる。側面X線透視法などの他の結像技術を、単独で、または内視鏡あるいは顕微鏡の観察要素と組み合わせて使用することができる。さらに、開創器20を介して作業空間内で外科的処置に使用するために、神経根開創器、組織開創器、ピンセット、カッター、ドリル、スクレーパ、リーマー、分離器、骨鉗子、タップ、焼灼器具、灌注および/または吸引器具、照明器具、インサーター器具などの他の器具を、開創器20の近位端に取り付けできることが考えられる。そのような観察器具および他の器具は、最初の挿入形態および/または拡大形態の作業用チャネル50とともに使用することができる。
次に図7を参照すると、第1の部分22および第2の部分42を分離する、一実施形態の器具70に関するさらなる詳細が提供される。器具70は、棚部分72および本体部分74を含む。棚部分72は、係合部材52に係脱可能に係合することができる足部分76を含み、本体部分74は、係合部材32に係脱可能に係合することができる足部分78を含む。棚部分72は、本体部分74のハウジング82を介して受け入れられる延長部80を含む。ハウジング82は、その中に回転可能に取り付けられて延長部80の歯86と係合されるピニオン84を含む。ピニオン84は、ツールによって、または外科医が手動で係合させ、また、本体部分74に対して棚部分72が移動するように回転させることができ、それによって、足部分76および78を互いから離すように移動させて、第1の部分22および第2の部分42を分離して作業用チャネル50を拡大させる。停止部材88は、延長部80の端部に、またはそれに沿って任意の位置に設けられて、第1の部分22および第2の部分42が過剰に分離されるのを防ぐことができる。
次に図10および11を参照すると、作業用チャネル50を拡大させるように、開創器部分22および42が互いから同時に分離可能で、互いに対して旋回する、別の実施形態の開創器20が示される。カラー28は、第1の部分22の本体23から、第2の部分42からの第1の部分22の分離方向に概ね延びる、延長部300を含む。カラー48は、第2の部分42の本体43から、第1の部分22からの第2の部分42の分離方向に概ね延びる、延長部302を含む。図10の挿入形態では、延長部300は角度304でカラー28から遠位に延び、延長部302は角度306でカラー48から遠位に延びる。係合部材32および52は、延長部300および302それぞれから近位に延びる。
図11では、作業用チャネル50は、例えば、上述した分離器具70または後述する器具220で、矢印312および314で示されるような横方向の分離力を印加することによって、拡大されている。横方向の分離力は、第2の部分42から第1の部分22を離す。横方向の分離力は、角度を付けた延長部300および302の上の係合部材32および52に印加される。角度を付けた延長部300および302は、横方向の力314および316が印加される方向に、角度を付けた延長部300および302が回転または旋回されると、遠位端24および44を旋回または回転させて互いから離す傾向がある。その結果、縁部25および45はその間に角度307を形成し、遠位端24および44ならびに近位端26および46の間に拡大された楕円錐台形状の作業用チャネル50を提供する。遠位端24および44は、縁部25および45で距離308だけ分離され、これは、近位端26および46に隣接した縁部25および45を分離する距離310よりも大きい。
次に図12を参照すると、第1の部分22および第2の部分42を分離する、別の実施形態の器具90を備えた開創器20が示される。器具90は、回転分離器92および横方向分離器110を含む。回転分離器92は、第1の部分22および第2の部分42をその近位端26および46の周りで互いに対して回転または旋回させて、遠位端24および44を互いから離すように操作可能である。横方向分離器110は、近位端26および46ならびに遠位端24および44を横方向に分離することによって、第1の部分22および第2の部分24を互いから離すように操作可能である。以下にさらに検討されるように、器具90は、縁部25および45の1つに隣接して配置され、かつ第1の部分22および第2の部分42それぞれから横方向に延びる、第1の部分22および第2の部分42の係合部材(図示なし)に連結することができる。回転分離器92および横方向分離器110は、第1の部分22および第2の部分42を、旋回させて次に横方向に分離するように、または横方向に分離して次に旋回させるように、連続して操作することができる。回転分離器92および横方向分離器110はまた、第1の部分22および第2の部分42を、同時に旋回/回転させ、かつ横方向に分離するように操作することもできる。
回転分離器92は、第1の取手94および第2の取手96を含む。第1の取手94は第1の連結部材98に取り付けられ、第2の取手96は第2の連結部材100に取り付けられる。回転分離器92の第1の連結部材98は、第1の部分22の側面の係合部材に回転不能に連結され、回転分離器92の第2の連結部材100は、第2の部分42の側面の係合部材に回転不能に連結される。第1の部分22および第2の部分42は、第1の取手94を第2の取手96に向かって矢印105の方向に移動させ、また第2の取手96を第1の取手94に向かって矢印106の方向に移動させることによって、互いから離れるように旋回または回転できる。矢印105および106の方向に取手94および96を移動させることで、連結部材98および100の近位端が互いに向かって回転されて、第1の部分22および第2の部分42の旋回または回転運動をもたらす。取手94および96は、矢印108の方向に回転して、取手94および96を作業用チャネル50の近位端開口から離し、そこに対する明瞭なアクセスを外科医に提供するように、コネクタ98および100に旋回的に連結されることができる。
横方向分離器110は、第1の部分22および第2の部分42の分離方向を横断して開創器20から横方向に延びる。横方向分離器110は、第1の取手112および第2の取手114を含む。第1の連結部材116は、その中央部で第1の取手112に旋回的に連結され、第2の連結部材118は、その中央部で第2の取手114に旋回的に連結される。連結部材116および118は、その遠位端で、第1の部分22および第2の部分42から延びる側面の係合部材それぞれに回転的に連結される。第1の連結具120は、第1の取手112の一端と第2の連結部材118に対する対向する端部との間を延び、それら端部で旋回的に連結される。第2の連結具122は、第2の取手114の一端と第1の連結部材116に対する対向する端部との間を延び、それら端部で旋回的に連結される。第1の連結部材116は、第1の部分22から延びる側面の係合部材を回転的に受け入れる第1のタブ134を含む。第2の連結部材118は、第2の部分42から延びる側面の係合部材を回転的に受け入れる第2のタブ136を含む。
第1の連結具120は第1の溝124を含み、第2の連結具122は第2の溝126を含む。係止ピン128は、溝124および126を通って延び、連結具120および122を互いに連結する。第1の部分22を第2の部分42から横方向に分離するために、係止ピン128が緩められ、したがって連結具120および122が互いに対して移動可能になる。第1の取手112は、第2の取手114に向かって矢印130の方向に移動され、第2の取手114は、第1の取手112に向かって矢印132の方向に移動される。第1の連結具120が第2の連結部材118を外向きに押すと同時に、第2の取手114が第2の連結部材118を外向きに引っ張る。同様に、第2の連結具122が第1の連結部材116を外向きに押すと同時に、第1の取手112が第1の連結部材116を外向きに引っ張る。連結部材116および118は、このように互いから横方向に離れる。これが第1の部分22および第2の部分42を分離するので、縁部25および45は、近位端26および46ならびに遠位端24および44の間で、同じ相対距離で互いから横方向に変位される。その後、係止ピン128をねじ込んで、連結具部材120および122をともに締め付け、横方向分離器110がさらに移動しないようにすることができる。対向する矢印130および132の方向に取手112および114を移動させることで、第1の部分22および第2の部分42が互いに向かって移動され、また、旋回させた場合、取手94および96を互いに向かって移動させることで、第1の部分22および第2の部分42が互いに向かって旋回されて、作業用チャネル50が縮小され、開創器20を切開部からより容易に取り除くことができる。
第1および第2の調整機構102および104は、第1の部分22および第2の部分42それぞれの回転位置付けを細かく漸増的に調整するために提供される。第1の調整機構102は、第1のタブ134を通って延び、第1の連結部材98を係合する。第1の調整機構102が第1のタブ134に向かってねじ込まれると、第1の調整機構102の端部が第1の連結部材98を押し、それによって第1の連結部材98および第1の取手94が、第1の部分22に沿って関連する第1のタブ134を旋回または回転させる。調整機構102はまた、第1の連結部材98を係合して、第1の取手94を介して提供される旋回または回転した位置で第1の部分22を維持することができる。同様に、第2の調整機構104は、第2のタブ136を通って延び、第2の連結部材100を係合する。第2の調整機構104が第2のタブ136に向かってねじ込まれると、第2の調整機構104の端部が第2の連結部材100を押し、それによって第2の連結部材100および第2の取手96が、第2の部分42に沿って関連する第2のタブ136を旋回または回転させる。第2の調整機構104はまた、第2の連結部材100を係合して、第2の取手96を介して提供される旋回または回転した位置で第2の部分42を維持することができる。
使用中、組織によって提供される開創に対する抵抗は、分離力が横方向分離器110によって印加される場合に、遠位端24および44が近位端26および46程度まで分離しないようにできる。回転分離器92を使用して、遠位端24および44を互いから離して、第1の部分22および第2の部分42の長さに沿って縁部25および45の間に所望の分離を提供することができる。
次に図13を参照すると、第1の部分22および第2の部分42を分離する、別の実施形態の器具140を備えた開創器20が示される。器具140は、回転分離器142および横方向分離器160を含む。回転分離器142は、第1の部分22および第2の部分42をその近位端26および46の周りで互いに対して回転または旋回させて、遠位端24および44を互いから離すように操作可能である。横方向分離器160は、近位端26および46ならびに遠位端24および44を横方向に分離することによって、第1の部分22および第2の部分24を互いから離すように操作可能である。回転分離器142および横方向分離器160は、第1の部分22および第2の部分42を、旋回させて次に横方向に分離するように、または横方向に分離して次に旋回させるように、連続して操作することができる。回転分離器142および横方向分離器160はまた、第1の部分22および第2の部分42を、同時に旋回/回転させ、かつ横方向に分離するように操作することもできる。
回転分離器142は、第1の取手144および第2の取手146を含む。第1の取手144は第1の連結部材148を有し、第2の取手146は第2の連結部材150を有する。第1の連結部材148は、第1の部分22の係合部材32を受け入れる溝149を含み、第2の連結部材150は、第2の部分42の係合部材52を受け入れる溝151を含む。第1の部分22および第2の部分42は、第1の取手144を第2の取手146に向かって矢印155の方向に移動させ、また第2の取手146を第1の取手144に向かって矢印156の方向に移動させることによって、互いから離れるように旋回または回転できる。矢印155および156の方向に取手144および146を移動させることで、連結部材148および150が互いから離れて、第1の部分22および第2の部分42の互いに対する旋回または回転運動をもたらすことができる。
横方向分離器160は、第1の取手162および第2の取手164を含む。第1のコネクタ166は、その中央部で第1の取手162に旋回的に連結され、第2のコネクタ168は、その中央部で第2の取手164に旋回的に連結される。コネクタ166および168は、その遠位端で、回転分離器142の第1の取手144および第2の取手146それぞれに旋回的に連結される。
第1の連結具170は、第1の取手162の一端と第2のコネクタ168に対する対向する端部との間を延び、それら端部で旋回的に連結される。第2の連結具172は、第2の取手164の一端と第1のコネクタ166に対する対向する端部との間を延び、それら端部で旋回的に連結される。第1のコネクタ166は、それに旋回的に連結された、第1の取手144を通って延び、かつそれを係脱可能に係合することができる第1の係止部材152を含む。第2のコネクタ168は、それに旋回的に連結された、第2の取手146を通って延び、かつそれを係脱可能に係合することができる第2の係止部材154を含む。係止部材152および154は、第1の部分22および第2の部分42が回転分離器142によって回転または旋回された多数の位置の任意の1つで、取手142および144を選択的に係合し、その位置付けを維持することができる。
第1の連結具170は第1の溝174を含み、第2の連結具172は第2の溝176を含む。係止ピン178は、溝174および176を通って延び、連結具170および172を互いに連結する。第1の部分22を第2の部分42から横方向に分離するために、係止ピン178が緩められ、したがって連結具170および172が互いに対して移動可能になる。第1の取手162は、第2の取手164に向かって矢印180の方向に移動され、第2の取手164は、第1の取手162に向かって矢印182の方向に移動される。第1の連結具170が第2の連結部材168を外向きに押すと同時に、第2の取手164が第2の連結部材168を外向きに引っ張る。同様に、第2の連結具172が第1の連結部材166を外向きに押すと同時に、第1の取手162が第1の連結部材166を外向きに引っ張る。連結部材166および168は、接続部分148を横方向に移動してそれらを互いから離す。したがって、取手162および164を横方向に動かすことで、接続された第1の部分22および第2の部分42を分離するので、縁部25および45は、近位端26および46ならびに遠位端24および44の間で互いに対して横方向に変位される。その後、係止ピン178をねじ込んで、連結具部材170および172を締め付け、横方向分離器160がさらに移動しないようにすることができる。取手162および164を矢印180および182の方向に移動させることで、第1の部分22および第2の部分42が互いに向かって移動されて、その間の間隔が低減され、開創器20が切開部からより容易に取り除かれる。
使用中、組織によって提供される開創に対する抵抗は、分離力が横方向分離器160によって印加される場合に、遠位端24および44が近位端26および46程度まで分離しないようにできる。回転分離器142を使用して、遠位端24および44を互いから離して、第1の部分22および第2の部分42の長さに沿って縁部25および45の間に所望の分離を提供することができる。
器具140は、作業用チャネル50の近位端開口の上に位置付けられる。外科医に作業用チャネル50への明瞭なアクセスを提供するために、器具140を開創器20から取り除くことができ、また、ガイド機構190は、器具140で得られた第1の部分22および第2の部分42の横方向および回転方向の位置付けを維持することができる。ガイド機構190は、溝202が中に形成されたガイド部材200を含む。ガイド部材200は、第1の部分22および第2の部分42の間をその一方の側に沿って延び、また、第1の部分22および第2の部分42がそれに連結される。さらに、開創器20の他方の側に第2のガイド部材を提供できることが考えられる。
第1の連結部材192は、第1の部分22に隣接してガイド部材200の溝202に移動可能に取り付けられ、第2の連結部材214は、第2の部分42に隣接してガイド部材200の溝202に移動可能に取り付けられる。第1の部分22は、第1の連結部材192の一端194で旋回的に連結されるカラー28から延びる、第1の耳部208を含む。第1の連結部材192の他方の端部には、ガイド部材200に沿って第1の部分22の位置付けを維持するように、ガイド部材200に係脱可能に係合することができる、カム係止機構196がある。第2の部分42は、第2の連結部材214の一端212で旋回的に連結されるカラー48から延びる、第2の耳部210を含む。第2の連結部材214の他方の端部には、ガイド部材200に沿って第2の部分42の位置付けを維持するように、ガイド部材200に係脱可能に係合することができる、カム係止機構216がある。
第1の調整機構198および第2の調整機構206は、第1の部分22および第2の部分42それぞれの回転位置付けを細かく漸増的に調整するために提供される。第1の調整機構198は、第1の耳部208を通って延び、第1の連結部材192を係合する。第1の調整機構198が第1の耳部208に向かってねじ込まれると、第1の調整機構198の端部が第1の連結部材192を係合して、第1の部分22をガイド部材200に対して旋回した位置で維持する。第1の調整機構198はまた、外科医が操作して、ガイド部材200および第2の部分42に対して第1の部分22の旋回位置を細かく調整することができる。第2の調整機構206は、第2の耳部210を通って延び、第2の連結部材214を係合する。第2の調整機構206が第2の耳部210に向かってねじ込まれると、第2の調整機構206の端部が第2の連結部材214を係合して、第2の部分42をガイド部材200に対して旋回した位置で維持する。第2の調整機構206はまた、外科医が操作して、ガイド部材200および第1の部分22に対して第2の部分42の旋回位置を調整することができる。
次に図14を参照すると、開創器20の第1の部分22および第2の部分42を分離する、別の実施形態の器具220が示される。器具220は、ピン226の周りで第2の取手224に旋回的に結合される第1の取手222を含む。第1の取手222は、連結部材228を有する遠位部分223を含む。連結部材228は、第1の部分22の係合部材32を中に受け入れる溝230を含む。第2の取手224は、連結部材232を有する遠位部分225を含む。連結部材232は、第2の部分42の係合部材52を中に受け入れる溝234を含む。係止部材236は、一端で第1の取手222に旋回的に連結され、第2の取手224の溝238を通って延びて、それに係脱可能に係止される。
使用中、器具220は、係合部材32および52のそれぞれと係合される連結部材228および232で、開創器20に取り付けられる。取手222および224は、矢印240および242で示される方向に互いに向かって移動されて、連結部材228および232を互いから離す。次に、第1の部分22および第2の部分42が互いから分離される。
開創器20は、分離中に第1の部分22および第2の部分42を案内し、かつ器具220によってもたらされる分離を維持するように、適合されることができる。例証される実施形態では、第1の部分22のカラー28は、隣接する縁部25を越えて第2の部分42に向かって延びる、対向する第1の耳部240および第2の耳部242を含む。第2の部分42は、第1の耳240の上で位置付けることができる第1のガイド部材246、および第2の耳242の上で位置付けることができる第2のガイド部材250を含む。第1のガイド部材246は溝248を含み、第2のガイド部材250は溝252を含む。第1のカム係止機構254は、溝248を通って延び、第1の耳部240を第1のガイド部材248に連結する。第2のカム係止機構256は、溝252を通って延び、第2の耳部242を第2のガイド部材250に連結する。
図14に示されるように、第1のカム係止機構254は、第1の耳部240および第1のガイド部材246に対して係止体260を留めるレバー258を含む。同様に、図14に示されるように、第2のカム係止機構256は、第2の耳部242および第2のガイド部材250に対して係止体264を留めるレバー262を含む。第1の部分22および/または第2の部分42を移動させることが望ましい場合、レバー258および262は回転されて、留められた係止体260および264をそれぞれ係脱する。その後、器具220を使用して分離力を印加することができ、または、第1の部分22および第2の部分42を互いに向かって移動させて、切開部から容易に取り除くことができる。
ガイド部材246および250を湾曲させて、または弓形にして、連結部材228および232が取手222および224で分離されたときに連結部材228および232の経路に追随するようにできることが考えられる。このように、第1の部分22および第2の部分42は、器具220によって同時に旋回/回転され、また横方向に分離される。さらに、横方向の分離経路のみ、または回転方向の分離経路のみを提供するように、第1の部分22と第2の部分42の間の1以上のガイド部材を構成できることが考えられる。他の実施形態は、回転方向および横方向の分離経路の組合せを提供するガイド部材を考慮する。
脊椎手術の様々な開創器20を、10または20mm単位で増加する20mm〜100mmの範囲の長さのキットとして提供できることが考えられる。さらに、開創器20を、最初の挿入幅55が14、16、18、20、21、または25mmなどの様々な作業用挿入形態の、キットとして提供できることが考えられる。しかし、本発明は、開創器20が他の長さおよび直径を持つことができ、また異なる増加単位のキットとして提供できることを考慮することが、理解されるべきである。開創器20の適切な長さは、患者の皮膚の下にある所望の手術部位の深さ、手術の解剖学的部位、および患者の解剖学的構造によって決まる。開創器の選択におけるこれらの要因は、X線または他の既知の結像技術により、手術に先立って行われる術前計画によって評価することができ、また、長さおよび作業用チャネル寸法が異なる開創器が利用可能になり得るので、必要であれば外科的処置中に調整することができる。
図15および16を参照すると、別の実施形態の開創器320が示される。開創器320は、第1の開創器部分322および第2の開創器部分342を含む。第1の部分322は、遠位端324と対向する近位端326との間を延びる本体323を含む。第2の部分342は、遠位端344と対向する近位端346との間を延びる本体343を含む。遠位端324および344は、挿入を容易にするために、傾斜を付けるか、または遠位に向かって先細にすることができるが、傾斜が付けられていない端部も考えられる。第1の部分322は、第1の部分322の長手方向縁部325および327ならびに第2の部分342の長手方向縁部345および347の隣接するものに沿って、第2の部分342に隣接して、またはそれと噛合して位置付けることができる。上述したように、隣接した縁部間での他の構成も考えられる。さらに、長手方向縁部は、挿入形態において互いから離間することができることが考えられる。作業用チャネル350は、第1の部分322と第2の部分342の間に形成される。作業用チャネル350は、遠位端324および344ならびに近位端326および346の間を延び、そこで開口する。
開創器320は、患者の皮膚および組織に挿入して、手術部位への作業用チャネル350を提供することができる。開創器320は、図15〜18に示されるような、作業用チャネル350の挿入形態で皮膚および組織に挿入されるものと考えられる。挿入形態では、作業用チャネル350は、第1の部分322および第2の部分342によってほぼ取り囲まれるかまたは制限される。患者に挿入した後、作業用チャネル350は、第1の部分322および第2の部分342をその間を延びる軸線321に沿って互いから分離することによって、拡大することができる。第1の部分322および第2の部分342を分離することで、近位端326および346から遠位端324および344までの作業用チャネル350の寸法が増加される。
図15〜18に示される挿入形態では、作業用チャネル350は、第1の部分322および第2の部分342によって制限されるかまたはほぼ取り囲まれる。本体323および343は、開創器20の部分の本体に関して上述したように構成することができる。作業用チャネル350は、挿入形態において、1以上の外科用器具および/または移植組織を患者の体内の手術部位まで通過できるようにする寸法を有するが、より小さな寸法も考えられる。手術中に、挿入形態にある作業用チャネル350を介して提供される部位よりも遠い患者の体内の部位にさらにアクセスできるようにすることが望ましい場合がある。したがって、第1の部分322および第2の部分342は、作業用チャネル350を拡大させるように、軸線321に沿って離れるように移動可能である。
第1の部分322は、遠位端324と近位端326の間を延びる半筒状体を備えた本体323を含む。カラー328は、近位端326の周りに延び、本体323の外側表面の周りに延びるリップを形成する。第2の部分342は、遠位端344と近位端346の間を延びる半筒状体を有する本体343を含む。カラー348は、第2の部分342の近位端346の周りに延び、本体343の外側表面の周りに延びるリップを画定する。さらに、第1の部分322および第2の部分342は、カラーおよび/またはリップを備えるまたは備えないことができることが考えられる。第1の部分322および第2の部分342はまた、開創器320を支持する外部アームと係合すると同時に患者の内部に位置付けられる、ブラケット部材を備えることができる。
第1の部分322のカラー328から延びるのは、凹部333がその中に形成されるヘッド部分336を有する第1の係合部材332である。第2の部分342のカラー348から延びるのは、凹部353がその中に形成されるヘッド部分356を有する第2の係合部材352である。係合部材332および352は、カラー328および348それぞれと一体に形成されるか、またはそれに取外し可能に係合されることができる。以下にさらに検討されるように、第1の部分322および第2の部分342を分離することによって、分離力を印加して作業用チャネル350を拡大するために、第1の部分322と第2の部分342を分離する器具は、係合部材332および352に係脱不能または係脱可能に係合することができる。そのような器具は、また、第1の部分322および第2の部分342に係脱可能または係脱不能に係合することができる。係合部材332および352は、分離器具が作業用チャネル350を妨害することなく、分離器具が係合部材332および352に容易に係合できるように、部分322および342から横方向に延びる。そのような器具はまた、挿入中および挿入後、最初の挿入形態で第1の部分322および第2の部分342を維持することができる。分離器具は、さらに、作業用チャネル350の拡大形態をin situで維持することができる。
凹部333および353は、部分322および342に係合可能な分離器具の係合アームを受け入れるように適合される。例証される実施形態では、係合部材332および352は、カラー328および348それぞれから横方向に延び、またその上で近位に突出する。係合部材332および352は互いに沿って延び、部分322および342が挿入形態にある場合、互いに接する。部分322および324が挿入形態にあるときに互いから離れる方向に延びる非線形の係合部材、挿入形態にあるときに互いに接しない係合部材など、係合部材の他の形態も考えられる。
凹部333および353は、横方向に開いて、分離器具の係合アームそれぞれを受け入れる。凹部333は、キー溝開口335、および開口335と連通する受口337を含む。受口337は、開口335に対して拡大され、また中に位置付けられた分離器具の係合アームの部分を受け入れるように成形される。同様に、凹部353は、キー溝開口355、および開口355と連通する受口357を含む。受口357は、開口355に対して拡大され、また中に位置付けられた分離器具の係合アームの部分を受け入れるように成形される。開口335および355ならびに受口337および357は、分離器具の係合アームの配置を容易にするように、係合部材332および352それぞれの近位側に沿って開口している。取り囲まれた、均一な、または係合アームの少なくとも一部分を受け入れるのに適切なあらゆる他の形態の凹部など、凹部333および353の他の形態も考えられる。さらに他の実施形態は、凹部を含まないが、分離器具の係合アームそれぞれを受け入れる、または係合するように成形された、係合部材332および352を考慮する。
図19および20に示されるように、位置合わせ部材330は、係合部材332および352の1つ(例証される実施形態では係合部材352)の一方の側に沿って提供することができる。例証される実施形態では、位置合わせ部材330は、係合部材332および352が互いに隣接して位置付けられたときに、係合部材332および352の他方に設けられた穴の中に受け入れられる、丸み付けされた突出部である。位置合わせ部材330は、挿入中および挿入後、第1の部分322および第2の部分342を互いに長手方向に並んだ状態で維持する。他の実施形態は、第1の部分322および第2の部分342を互いに並べ、および/または係脱可能に連結するための他の構成を考慮する。そのような構成の例としては、例えば、ダブテール接続、ファスナー、ねじ付き連結部材、締付け部材、スナップリング、圧縮バンド、ストラップ、ボールデテント機構、および係脱可能に噛合するカムまたはタブが挙げられる。
図17〜20を参照すると、第1の部分322および第2の部分342を互いから離して、作業用チャネル350を拡大させるように操作可能な分離器具360が示される。分離器具360は、第1および第2の開創器部分を軸線321に沿って互いから離して直線的に移動させるように操作可能な、横方向分離器を含むことが考えられる。さらに、分離器具360は、第1の部分322および第2の部分342の遠位端を軸線321に沿って互いから離すように旋回させる、少なくとも1つの回転分離器を含むことが考えられる。横方向および回転分離器は、外科的処置の間に外科医が選択的に使用して、作業用チャネル350を拡大させ、かつ、作業用チャネル350を通して外科的処置を行うための所望の組織開創を提供することができる。作業用チャネル350を拡大することで、開創器部分322および342の遠位端の遠位にある手術部位から、組織をさらに離して開創して、組織、骨構造、および開創器320の遠位に位置する他の解剖学的空間にさらにアクセスすることができる。
分離器具360は、第2の接続組立体364と移動可能に連結された第1の接続組立体362を含む。第1の接続組立体362はさらに第1の部分322に連結され、第2の接続組立体364は第2の部分342に連結される。第1の接続組立体362および第2の接続組立体364は、第1の部分322および第2の部分322から離れて、また作業用チャネル350の近位端開口から離れて延びて、外科的処置中の作業用チャネル350へのアクセスを容易にする。第1の接続組立体362および第2の接続組立体364は、第1の部分322および第2の部分342を互いに向かって、また互いから離れるように移動させて、組織を分離するように操作可能である。第1の接続組立体362および第2の接続組立体364はさらに、第1の部分322および第2の部分342をその近位端の周りで回転させて、その遠位端を互いから離すように操作可能な、レバー組立体369および389をそれぞれ含む。
第1の接続組立体362は、第1の部分322の第1の係合部材332に連結された第1の係合アーム372と、第1の係合アーム372から延びる第1の延長アーム366とを含む。連結アーム368は、第1の係合アーム372に対向する第1の延長アーム366の端部に向かって横断方向に配向され、またそこから延びる。ブラケット部材376は、連結アーム368から延び、例えば手術台に取り付けられた可撓性アームによって係合することができる。第1の接続組立体362は、第1の延長アーム366にしっかりと連結された第1の中間部材367をさらに含む。第1の係合アーム372は、中間部材367に対して回転可能である。第1の取り付け部材375は、第1の係合アーム372から延びる。第1のレバーアーム374は、第1の取り付け部材375に旋回的に取り付けられ、図17に示されるような係止位置と図21に示されるような旋回位置との間で移動可能である。
同様に、第2の接続組立体364は、第2の部分342の第2の係合部材352に連結された第2の係合アーム394と、第2の係合アーム394から延びる第2の延長アーム392とを含む。ハウジング390は、第2の係合アーム394に対向する第2の延長アーム392の端部から延びる。ハウジング390は、連結アーム368がそこを通って移動可能に受け入れられる通路を含む。ハウジング390に取り付けられた調整機構399は、第1の部分322および第2の部分342を並進軸線321に沿って互いに向かって、また互いから離れるように移動させるために、連結アーム368に係合可能であり、ハウジング390内で連結アーム368を並進させるように操作可能である。
例証される実施形態では、連結アーム368は、それに沿って形成された、調整機構399によって係合可能な複数のラチェット歯370を含む。調整機構399は、取手398が回転されるとハウジング390内の連結アーム368が移動されるように、歯370と噛合する歯を備えた歯車400を含む。係止機構402は、ばね付勢されて歯370と係合し、取手398が係脱されると、第1の部分322および第2の部分342の分離を維持する。係止機構402はまた、その係合端を旋回させて歯470との係合を外し、第1の部分322および第2の部分342が互いに向かって移動できるように、下に下げることができる。
第2の接続組立体364はさらに、第2の延長アーム392にしっかりと連結された第2の中間部材393をさらに含む。第2の係合アーム394は、中間部材393に対して回転可能である。第2の取り付け部材397は、第2の中間部材393に沿って第2の係合アーム394から延びる。第2のレバーアーム396は、第2の取り付け部材397に旋回的に取り付けされ、図17に示されるような係止位置と図21に示されるような旋回位置との間で移動可能である。中間部材367および393は、別個の構成要素として提供することができるか、またはそれぞれの延長アームと一体にすることができる。
図23〜24に示されるように、第1の係合アーム372および第2の係合アーム394は、それぞれ足部378および404を含む。足部378および404は、係合部材332および352の凹部333および353それぞれの中に、滑動可能かつ取外し可能に受け入れられる。例証される実施形態では、足部378および404は、拡大された外側端部部分379および405と、係合アーム372および394と拡大された外側端部部分379および405との間を延びる、より小さな断面の中間移行部分381および407とを含む。中間移行部分381および407は、中間キー溝開口335および355の中に受け入れられ、拡大された外側端部部分379および405は、受口337および357の中に受け入れられる。
足部378および404は、以下にさらに検討されるように、係合アーム372および394をそれぞれの軸線371および391の周りで回転させることによって、レバーアーム374および396が、第1の開創器部分322および第2の開創器部分342の回転をもたらすことができるような形で、凹部333および353に受け入れられる。さらに、分離器具360は、第1の開創器部分322および第2の開創器部分342から容易に取り外して、外科的処置の後に器具組立体を容易に掃除することができる。さらに、使い捨ての第1の部分322および第2の部分342が使用されてもよく、または、一組の第1の部分322および第2の部分342は、外科医が選択して分離器具360とともに使用できる、様々な長さ、形状、および/または寸法で提供できることが考えられる。
中間部材367および393はそれぞれ、図24および26に示されるような、レバーアーム係止組立体420および408のそれぞれと係合できる係合部分426および414などの係止部分を含む。レバーアーム係止組立体420および408はそれぞれ、取り付け部材375および397の隣接した1つに旋回的に連結された、つめ409および421を含む。例えば、図24および26に示されるように、レバーアーム係止組立体420は、つめ421がその周りで旋回することができる取り付け部材375に取り付けられた旋回ピン422を含む。同様に、レバーアーム係止組立体408は、つめ409がその周りで旋回することができる取り付け部材397に取り付けられた旋回ピン410を含む。中間部材367および393はそれぞれ、第1の部分322および第2の部分342の旋回された位置を維持するために、係止部材420および408をそこに係合可能な、係合部分426および414のそれぞれを含む。
例えば、図26に示されるように、中間部材367に対して、つめ421に向かって配向された中間部材367に沿って係合部分426が提供される。つめ421は、近位の取手部分423および遠位の係合端部424を含む。遠位の係合端部424は、第1の部分322の旋回された位置を維持するために、歯428の間に設けられた凹部の少なくとも1つの中に位置付けることができる。レバーアーム374が反時計方向に回転されて、開創器部分322の遠位端を開創器部分342の遠位端から離すように旋回させると、つめ421は、旋回された開創器部分322の位置に対応する場所で、係合部分426の周りを移動してそれと係合される。
他の実施形態は、それぞれの開創器部分が旋回すると中間部材367および393が移動可能なものを考慮する。そのような実施形態では、つめ409および421は、係合アームの回転とともに移動または回転せず、それが回転したとき、固定されたままで、それぞれの中間部材367および393の隣接した係合部分との係合を維持する。
図24では、第1のレバーアーム374は、取り付け部材375上でその旋回位置に旋回して示され、第2のレバーアーム396は、取り付け部材397上でその係止位置に旋回して示される。係止位置では、レバーアーム396は、つめ409の近位の取手部分に係合可能な突出部406を含む。係合位置では、近位の取手部分413を取り付け部材397に向かって移動させて、中間部材393の係合部分414に沿った歯からその係合端部412を取り外すことはできない。したがって、第2の開創器部分342の旋回位置は、レバーアーム396をその係止位置に位置付けることによって係止され、レバーアーム396がその旋回位置に移動されない限り、第2の開創器部分342は移動することができない。
図24では、第1のレバーアーム374は、その旋回位置で示され、つめ421と接触しないように位置付けられた第1のレバーアーム374から延びる突出部418を含む。この位置では、つめ421は、ピン422の周りで旋回して、歯428の間から係合端部424を取り外すことができる。その後、軸線321に沿って所望の角度位置に第1の開創器部分322を旋回させるように、レバーアーム374を操作することができる。レバーアーム374が旋回されると、係止部材420がそれとともに移動されて、歯428の間の別の空間と並ぶ。第1の部分322の所望の配向が得られると、次に、近位の取手部分423を係脱することができ、また、係止部材420をばね付勢または他の方法で移動させて、係合部分426を係合し、第1の部分322の旋回された位置を維持することができる。その後、レバーアーム396を、取り付け部材375上で、突出部418がつめ421を係合する係止位置に旋回させて、係止部分426から係脱しないようにすることができる。
図27〜28を参照すると、分離器具360に係合可能な第1の中間開創器組立体450が示される。中間開創器組立体450は、第1の開創器部分322および第2の開創器部分342の間で位置付けて、軸線321を横切る方向に作業用チャネル350から組織を開創し、かつ/または維持することができる、開創器ブレード452を含む。脊椎に対する1つの手術手法では、開創器部分322および342が、脊柱の中心軸の方向に配向された軸線321に沿って移動可能なように、開創器320が配向され、また、ブレード450は、他の開創器ブレード部分322および342に対して脊柱の内側に、またはそれに隣接して位置付けられる。開創器ブレードおよび開創器部分の切開内での他の動作配向も考慮される。
第1の中間開創器組立体450は、遠位端454と近位端456の間を延びるブレード452を含む。図28に示されるように、遠位端454は、作業用チャネル350から離れるように湾曲され、開創された切開部内に位置付けられると、骨または他の組織の上に載置されることができる。ブレード452は、遠位端454と近位端456の間で平坦な断面を含むことができるか、またはその長手方向軸線の周りで、あるいはその長手方向軸線に沿って、凸面の曲率を含むことができる。ブレード452はまた、単一の部材として提供されるか、互いに対して移動可能な1以上の構成要素内に提供して、ブレード452を長くしたり短くすることができる。
結合アーム458は、ブレード452の近位端456に対して横断方向に配向され、またそこから延びる。ブレード452に対向して、第1のフック部材462および第2のフック部材464の形態の係合部分が提供される。下側のフック部材464は、分離器具360の結合アーム368の周りに位置付けることができる。結合アーム458は、ブレード452に対する切開部の組織からの圧力が、フック部材464を連結アーム368に対してしっかりと保持するような、長さを有する。上側のフック部材462は、下側のフック部材を連結アーム368の上に配置する、または中間開創器組立体450を取り外すのを容易にする、取手として働くことができる。例えばファスナーや互いに持ち上げる構成要素などの、ブレード452を連結アーム368に固定するための他の構成も考慮される。
図29および39に示されるように、第1の中間開創器組立体450は、第2の中間開創器組立体470によってさらに取り付け可能である。第2の中間開創器組立体470は、遠位端474と近位端476の間を延びるブレード472を含む。遠位端474およびそこから延びるブレード部分を、ブレード452に関して上述したように構成することができる。第2の結合アーム478は、近位端476から延び、ブレード472に対向する係合足部480を含む。係合足部480は、第1の中間開創器組立体450の結合アーム458に取外し可能に取り付けることができる。
第1の結合アーム458は、第2の結合アーム478の足部480の下側表面から延びるピン(図示なし)を受け入れるように適合された、そこを通って延びる溝付き穴460(図27〜28)を含む。ピンは、溝付き穴460の拡大された部分の中に位置付けることができる拡大されたヘッドを備えることができ、ヘッドが溝付き穴460内で捕捉されるように、溝付き穴460の狭くなった端部に滑動することができる。例証される実施形態では、ブレード472を押す切開の周りでの組織からの圧力が、溝付き穴460の狭くなった端部内で足部480のピンを維持するように、溝付き穴460の狭くなった部分は対向する開創器ブレード472を拡張する。
第2の結合アーム478は、第1の結合アーム458を横断する方向に延びるオフセット部分486を含む。オフセット部分486は、その間を延びるオフセット部材479によって連結される。オフセット部材479は、作業用チャネル350へのアクセスを妨害しないように、隣接した開創器部分322および342それぞれの周りに延びる弓形の断面を備えることができる。開創器ブレード472は、組織の開創を維持し、開創器ブレード452に対向する作業用チャネルの側面に沿って配置された組織を保護することができる。第1の中間開創器組立体450および第2の中間開創器組立体470は、開創器320に係合された分離機器360で容易に使用することができる、組織の開創および保護に関する追加の選択肢を、外科的処置中に外科医に提供する。
1つの外科的処置では、開創器320は、分離器具360に係合され、切開部に挿入される。開創器320は、切開部を拡張する1以上の拡張器の上に、または直接切開部内に前進させることができる。その後、分離器具360は、開創器部分322および342を軸線321に沿って互いから直線的に離して、作業用チャネル350を拡大させるように操作される。レバーアーム374および396の1つまたは両方は、開創器部分322および342それぞれを旋回させるように、その旋回位置に移動し、操作することができる。開創器部分が旋回されると、レバーアームそれぞれが、そこから延びる突出部が隣接したつめ409および421を係合して、つめと隣接した係合部分414および426との係合を維持するように、係止位置に移動される。
所望の分離が得られると、外科医は、第1の中間開創器組立体450を選択する選択肢を有する。ブレード452は、分離された第1の開創器部分322および第2の開創器部分342の間の切開部に位置付けられ、結合アーム458は連結アーム368に固定される。外科医は、第2の中間開創器組立体470を選択し、またブレード452に対向する切開部内にブレード472を位置付けするという、さらなる選択肢を有する。次に、結合アーム478を結合アーム458に固定することができる。開創器部分322および342の間隔および配向のさらなる調整は、分離器具360、および/またはレバーアーム374および396で完了することができる。
さらに、開創器部分322および342は、互いから直線的に分離する必要はないが、軸線321に沿ってその1つまたは両方を旋回させることによってのみ、外科的処置中に分離されることが考えられる。作業用チャネル350が所望のアクセスを提供すると、外科医は、開創器320によって骨、組織、円板物質、または他の物体を取り除くことができる。融合装置、ねじ、プレート、ロッド、人工円板、骨成長物質、および他の修復装置、または治療物質などの移植組織は、開創器320を介して患者の体内の所望の部位に送達することができる。
本発明を図面および上述の説明において詳細に例証し記載してきたが、これらは例示的なものであって、特徴を限定するものではなく、また、本発明の趣旨に含まれるすべての変更および変形の保護を求めるものであることが、考慮されるべきである。
挿入形態にある一実施形態の開創器の斜視図である。 開創器の第1の部分と第2の部分が互いから分離されている図1の開創器の斜視図である。 挿入形態にある別の実施形態の開創器の斜視図である。 挿入形態にある隣接した開創器部分の1つの形態の詳細図である。 挿入形態にある隣接した開創器部分の別の形態の詳細図である。 挿入形態にある隣接した開創器部分の別の形態の詳細図である。 開創器の第1の部分と第2の部分を分離する器具が連結されている挿入形態にある図1の開創器の平面図である。 開創器が連続する組織拡張器の上に挿入されている図7の線8−8に沿った断面図である。 開創器の作業用チャネルが拡大されている図8の開創器である。 挿入形態にある別の実施形態の開創器の側面図である。 作業用チャネルが拡大されている図10の開創器である。 別の実施形態の開創器および開創器の第1の部分と第2の部分を分離する器具の斜視図である。 別の実施形態の開創器および開創器の第1の部分と第2の部分を分離する器具の斜視図である。 別の実施形態の開創器および開創器の第1の部分と第2の部分を分離する器具の斜視図である。 挿入形態にある別の実施形態の開創器の斜視図である。 図15の開創器の平面図である。 分離器具が係合されている図15の開創器の平面図である。 図17の組立体の斜視図である。 開創器部分が分離されている図17の組立体の別の斜視図である。 図19の組立体の平面図である。 レバーアームが旋回位置に移動されている図19の組立体の斜視図である。 レバーアーム係止組立体に係合された開創器部分が非旋回位置にある場合のレバーアーム係止組立体を示す、図21の線22−22に沿った分離器具の一部分の断面図である。 開創器から取り外された図17の分離器具の斜視図である。 図17の分離器具の一部分の正面図である。 旋回した開創器部分を示す組立体の斜視図である。 レバーアーム係止組立体に係合された開創器部分が非旋回位置にある場合のレバーアーム係止組立体を示す、図25の線26−26に沿った分離器具の一部分の断面図である。 旋回した開創器部分および分離器具に係合された第1の中間開創器組立体を示す、図19の組立体の斜視図である。 図27の組立体の平面図である。 第2の中間開創器組立体が第1の中間開創器組立体に係合されている図27の組立体の斜視図である。 図29の組立体の平面図である。

Claims (51)

  1. 近位端および遠位端を有し、切開部内に位置付けることができる第1の開創器部分と、
    近位端および遠位端を有し、前記第1の開創器部分に対向して切開部内に位置付けることができ、前記第1の開創器部分とともにそれとの間を延びる軸線を画定する第2の開創器部分と、
    前記第1および第2の開創器部分の前記近位端の間で連結され、前記軸線の一方の側にずれている分離器具であって、前記第1および第2の開創器部分を前記軸線に沿って、前記第1および第2の開創器部分が互いに隣接した挿入形態から、前記第1および第2の部分が互いから分離した第2の形態に移動させるように操作可能な、分離器具と、
    前記分離器具に取外し可能に取り付けできる中間開創器組立体であって、前記分離器具から前記第1および第2の開創器部分に向かって開創器ブレードまで延びる結合アームを含み、前記開創器ブレードが、前記結合アームに対して横断方向に配向され、かつ、前記結合アームが前記分離器具に取り付けられ、前記第1および第2の開創器部分が前記第2の形態にあるときに、前記第1および第2の開創器部分の間で切開部内に位置付けることができる、中間開創器組立体とを備える、患者内部での経皮的手術のための開創器組立体。
  2. 分離器具が、前記第1の開創器部分に接続された第1の接続組立体と、前記第2の開創器部分に接続された第2の接続組立体とを含み、前記第1および第2の接続組立体が互いに移動可能に連結される、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記第1の接続組立体が、前記第1の開創器部分に係合された、前記軸線まで横断方向に延びる第1の係合アームを含み、前記第2の接続組立体が、前記第2の開創器部分に係合された、前記軸線まで横断方向に延びる第2の係合アームを含む、請求項2に記載の組立体。
  4. 前記第1および第2の開創器部分がそれぞれ、そこから延びる、前記係合アームのそれぞれによって係合可能な係合部材を含む、請求項3に記載の組立体。
  5. 前記第1および第2の係合部材がそれぞれ、それに係合された前記係合アームの端部から延びる足部を取外し可能に受け入れる凹部を含む、請求項4に記載の組立体。
  6. 前記凹部のそれぞれが、前記係合部材それぞれの端部に、前記係合アームそれぞれと前記足部との間を延びる心軸を受け入れるキー溝開口を含み、前記凹部のそれぞれが、前記足部それぞれを回転不能に中に受け入れるように寸法と形状が決められた、前記キー溝開口と連通する拡大された受口をさらに含む、請求項5に記載の組立体。
  7. 前記接続組立体のそれぞれが、前記開創器部分それぞれに連結された係合アームと、前記係合アームから延びる延長アームとを含み、前記係合アームが、前記延長アームに対して回転可能であって、前記開創器部分それぞれの前記遠位端を前記軸線に沿って旋回させる、請求項2に記載の組立体。
  8. 前記係合アームのそれぞれに連結されたレバーアーム組立体をさらに備え、前記レバーアーム組立体がそれぞれ、前記係合アームそれぞれをその軸線の周りで回転させるように操作可能なレバーアームを含み、それによって、そこに係合された前記開創器部分の前記遠位端を旋回させる、請求項7に記載の組立体。
  9. 前記レバーアーム組立体のそれぞれに係合され、前記レバーアーム組立体に連結された前記係合アームの回転された位置を維持するように操作可能な、レバーアーム係止組立体をさらに備える、請求項8に記載の組立体。
  10. 前記レバーアーム係止組立体がそれぞれ、前記レバーアーム組立体それぞれに旋回的に連結されたつめを含み、前記つめが、前記延長アームの隣接する1つに沿って係合部分と係合して、その前記回転された位置を維持することができる、請求項9に記載の組立体。
  11. 前記つめおよび前記レバーアームのそれぞれが、前記隣接した係合アームから延びる取り付け部材に旋回的に連結される、請求項10に記載の組立体。
  12. 前記レバーアームのそれぞれが、旋回位置と係止位置の間で移動可能であり、前記旋回位置では、前記レバーアームのそれぞれが前記取り付け部材から延び、前記隣接した係合アームを回転させるように操作可能であり、前記係止位置では、前記レバーアームのそれぞれが前記つめと係合し、前記隣接した延長アームの前記係合部分と係合させて前記つめを係止する、請求項11に記載の組立体。
  13. 前記レバーアームのそれぞれが、前記係合部分と係合した前記つめの対向する係合端部を付勢する、前記つめの近位の取手部分を係合する突出部を含む、請求項12に記載の組立体。
  14. 前記係合アームと前記延長アームのそれぞれの間に中間部材をさらに備え、前記係合アームのそれぞれが前記中間部材に対して回転可能であり、前記中間部材のそれぞれが、前記中間部材に対して前記係合アームの回転された位置を維持するように係合可能な係合部分を含む、請求項7に記載の組立体。
  15. 前記接続組立体の1つがその前記延長アームまで横断方向に延びる連結アームを含み、前記接続組立体の他方がその前記延長アームの端部にハウジングを含み、前記連結アームが、前記ハウジング内に受け入れられ、前記第1および第2の開創器部分を前記軸線に沿って移動させるように操作可能な調整機構と係合可能である、請求項7に記載の組立体。
  16. 前記連結アームがそれに沿って延びる複数のラチェット歯を含み、前記調整機構が、前記ラチェット歯と係合可能でかつ前記ハウジング内で前記連結アームの移動をもたらすように操作可能な歯車を含み、それによって、前記第1および第2の開創器部分を前記軸線に沿って移動させる、請求項15に記載の組立体。
  17. 前記分離器具が、前記第1および第2の開創器部分のそれぞれ1つから延びる第1および第2の係合アームと、前記第1および第2の係合アームの間を延びる連結アームとを含み、
    前記中間開創器組立体の前記結合アームが、前記連結アームに取外し可能に係合することができる、請求項1に記載の組立体。
  18. 前記中間開創器組立体と係合可能な第2の中間開創器組立体をさらに備え、前記第2の中間開創器組立体が、前記第1および第2の開創器部分が互いから分離されたときに、第1の開創器ブレードに対向する切開部内に前記第1および第2の開創器部分の間で位置付けることができる第2の開創器ブレードを含む、請求項17に記載の組立体。
  19. 前記第2の中間開創器組立体が、前記結合アームに連結された、前記第2の開創器ブレードまで延びる第2の結合アームを含む、請求項18に記載の組立体。
  20. 前記第2の結合アームが、前記中間開創器組立体の前記結合アームから前記第2の中間開創器組立体のオフセット部材まで延びる第1のオフセット部分を含み、前記オフセット部材が、前記第1および第2の開創器部分の1つに沿って延び、前記第1および第2の開創器部分の間に形成された作業用チャネルの近位側延長部からずれており、前記オフセット部材が前記第1のオフセット部分に対向する第2のオフセット部分まで延び、前記第2のオフセット部分が前記オフセット部材から前記第2の開創器ブレードまで延びる、請求項19に記載の組立体。
  21. 前記第1の開創器部分がその前記近位端の周りにカラーを含み、前記第2の開創器部分がその前記近位端の周りにカラーを含み、前記カラーのそれぞれが、そこから横方向に延びる、前記分離器具によって係合するための係合部材を含む、請求項1に記載の組立体。
  22. 前記第1の開創器部分および前記第2の開創器部分の前記係合部材の1つが、前記第1の開創器部分および前記第2の開創器部分の他方の前記係合部材に向かって延びる位置合わせ部材を含み、
    前記第1の開創器部分および前記第2の開創器部分の他方の前記係合部材が、前記位置合わせ部材のそれぞれを受け入れる受口を含む、請求項21に記載の組立体。
  23. 前記第1および第2開創器部分のそれぞれが半筒状体を含む、請求項1に記載の組立体。
  24. 前記第1の開創器部分が、その前記近位端および前記遠位端の間をそれに沿って延びる対向する縁部を含み、
    前記第2の開創器部分が、その前記近位端および前記遠位端の間をそれに沿って延びる対向する縁部を含み、
    前記第1の開創器部分の前記対向する縁部が前記第2の開創器部分の前記対向する縁部のそれぞれに隣接したときに、前記第1および第2の開創器部分の間の作業用チャネルが取り囲まれ、
    前記作業用チャネルが拡大されたときに、前記第1の開創器部分の前記対向する縁部が前記第2の開創器部分の前記対向する縁部のそれぞれから分離される、請求項1に記載の組立体。
  25. 前記作業用チャネルが前記第1および第2の開創器部分によってほぼ取り囲まれたときに、前記第1の開創器部分の前記対向する縁部が、前記第2の開創器部分の前記対向する縁部の隣接した1つと接する、請求項24に記載の組立体。
  26. 近位端および遠位端を有し、切開部内に位置付けることができる第1の開創器部分と、
    近位端および遠位端を有し、前記第1の開創器部分に対向して切開部内に位置付けることができ、前記第1の開創器部分とともにそれとの間を延びる第1の軸線を画定する第2の開創器部分と、
    前記第1および第2の開創器部分の前記近位端の間で連結され、前記第1の軸線の一方の側にずれている分離器具であって、前記第1および第2の開創器部分が前記第1の軸線に沿って互いから離れるように操作可能であり、前記第1の開創器部分の前記近位端から前記第1の軸線を横断する第2の軸線に沿って延びる第1の係合アームと、前記第2の開創器部分の前記近位端から前記第1の軸線を横断する第3の軸線に沿って延びる第2の係合アームとを含み、前記係合アームそれぞれが、そこに係合された前記開創器部分それぞれをその近位端の周りで旋回させるように、その前記軸線それぞれの周りで回転可能な前記開創器部分それぞれに隣接する部分を含む、分離器具と、
    を備える、患者内部での経皮的手術のための開創器組立体。
  27. 前記分離器具が、前記係合アームの間を延びる結合アームと、前記結合アームに係合された調整機構とをさらに備え、前記係合アームと前記開創器部分とを互いに連結させて、前記第2および第3の軸線を横切って前記第1の軸線の方向の直線運動をもたらす、請求項26に記載の組立体。
  28. 前記分離器具に取り付け可能な第1の中間開創器組立体をさらに備え、前記第1の中間開創器組立体が、前記分離器具の前記連結アームに一端で取り付け可能であって、前記一端から対向する端部の開創器ブレードまで延びる結合アームを含み、前記開創器ブレードは前記結合アームに対して横断方向に配向されており、前記結合アームが前記分離器具に取り付けられて前記第1および第2の開創器部分が互いから分離されたときに、前記開創器ブレードを前記第1および第2の開創器部分の間で切開部内に位置付けることができる、請求項27に記載の組立体。
  29. 前記第1の中間開創器組立体と係合可能な第2の中間開創器組立体をさらに備え、前記第2の中間開創器組立体が、前記第1および第2の開創器部分が互いから分離されたときに、第1の開創器ブレードに対向して切開部内に、前記第1および第2の開創器部分の間で位置付けることができる第2の開創器ブレードを含む、請求項28に記載の組立体。
  30. 前記第2の中間開創器組立体が、前記第1の中間開創器組立体の前記結合アームに連結された、前記第2の開創器ブレードまで延びる第2の結合アームを含む、請求項29に記載の組立体。
  31. 前記第2の結合アームが、前記第1の中間開創器組立体の前記結合アームから前記第2の中間開創器組立体のオフセット部材まで延びる第1のオフセット部分を含み、前記オフセット部材が、前記第1および第2の開創器部分の1つに沿って延び、前記第1および第2の開創器部分の間に形成された作業用チャネルの近位側延長部からずれており、前記オフセット部材が前記第1のオフセット部分に対向する第2のオフセット部分まで延び、前記第2のオフセット部分が前記オフセット部材から前記第2の開創器ブレードまで延びる、請求項30に記載の組立体。
  32. 前記第1および第2開創器部分がそれぞれ、そこから横断方向に延びる、前記係合アームのそれぞれ1つによって係合可能な係合部材を含み、前記係合部材が、前記係合アームそれぞれに係合されたときに、前記第1および第2の軸線のそれぞれ1つに沿って延びる、請求項26に記載の組立体。
  33. 前記第1および第2の係合部材それぞれが、前記係合アームそれぞれの端部から延びる足部を取外し可能に受け入れる凹部を含む、請求項32に記載の組立体。
  34. 前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分に連結されたレバーアームをさらに備え、前記レバーアームが、前記係合アームの前記軸線それぞれの周りで前記回転可能な部分を回転させるように操作可能であり、それによって、そこに係合された前記開創器部分を旋回させる、請求項26に記載の組立体。
  35. 前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分上にレバーアーム係止組立体をさらに備え、前記レバーアーム係止組立体がそれぞれ、前記係合アームの第2の回転不能な部分の係合部分と、係脱可能に係合することができる、請求項34に記載の組立体。
  36. 前記レバーアーム係止組立体それぞれが、前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分に取り付けられたつめを含み、前記つめそれぞれが前記係合部分と係合可能である、請求項35に記載の組立体。
  37. 前記つめそれぞれが、前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分から延びる取り付け部材に旋回的に連結される、請求項36に記載の組立体。
  38. 前記レバーアームのそれぞれが、旋回位置と係止位置の間で移動可能であり、前記旋回位置では、前記レバーアームが前記取り付け部材それぞれから延び、前記係合アームの前記回転可能な部分を回転させるように操作可能であり、前記係止位置では、前記レバーアームのそれぞれが前記つめそれぞれと係合し、前記係合部分と係合させて前記つめを係止する、請求項37に記載の組立体。
  39. 前記レバーアームのそれぞれが、前記係合部分と係合した前記つめの対向する係合端部を付勢する、前記つめそれぞれの近位の取手部分を係合する突出部を含む、請求項38の記載の組立体。
  40. 前記係合アームのそれぞれが、前記連結アームと前記回転可能な部分の間を延びる延長アームを含み、前記延長アームが前記回転可能な部分に対して固定されている、請求項27に記載の組立体。
  41. 前記回転可能な部分と前記延長アームのそれぞれの間に中間部材をさらに備え、前記中間部材それぞれが、前記開創器部分それぞれの旋回位置を維持するために、レバーアーム係止組立体によって係合される係合部分をその上に含む、請求項40に記載の組立体。
  42. 前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分が、それに取り付けられたレバーアームを含み、前記レバーアームがそれぞれ、前記係合アームそれぞれの前記軸線に沿って前記開創器部分それぞれの前記近位端からずれている、請求項27に記載の組立体。
  43. 近位端および遠位端を有し、切開部内に位置付けることができる第1の開創器部分と、
    近位端および遠位端を有し、前記第1の開創器部分に対向して切開部内に位置付けることができ、前記第1の開創器部分とともにそれとの間を延びる軸線を画定する第2の開創器部分と、
    前記第1および第2の開創器部分の前記近位端の間で連結され、前記軸線の一方の側にずれている分離器具であって、前記第1の開創器部分の前記近位端から前記第1の軸線を横断する第2の軸線に沿って延びる第1の係合アームと、前記第2の開創器部分の前記近位端から前記第1の軸線を横断する第3の軸線に沿って延びる第2の係合アームとを含み、前記係合アームそれぞれが、その前記軸線それぞれの周りで回転可能な前記開創器部分それぞれに隣接する部分と、前記回転可能な部分から延びる、前記回転部分を回転させ、かつそこに係合された前記開創器部分それぞれをその近位端の周りで旋回させるように操作可能なレバーアームとを含む、分離器具とを備える、患者内部での経皮的手術のための開創器組立体。
  44. 前記分離器具が、前記第1および第2の開創器部分を前記第1の軸線に沿って直線的に互いから離すように構築された、請求項43に記載の組立体。
  45. 前記分離器具が、前記係合アームの間を延びる結合アームと、前記結合アームに係合された調整機構とをさらに備え、前記係合アームと前記開創器部分とを互いに連結させて、前記第2および第3の軸線を横切って前記第1の軸線の方向の直線運動をもたらす、請求項44に記載の組立体。
  46. 前記回転可能な部分のそれぞれから延びる取り付け部材をさらに備え、前記レバーアームのそれぞれが、前記取り付け部材のそれぞれ1つに旋回的に取り付けられる、請求項43に記載の組立体。
  47. 前記係合アームのそれぞれに取り付けられた、前記係合アームの回転位置を維持するように操作可能なレバーアーム係止組立体をさらに備える、請求項43に記載の組立体。
  48. 前記レバーアーム係止組立体それぞれが、前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分に取り付けられたつめを含み、前記つめそれぞれが、前記係合アームそれぞれの回転不能な部分に沿って前記係合部分と係合可能である、請求項47に記載の組立体。
  49. 前記つめおよび前記レバーアームがそれぞれ、前記係合アームそれぞれの前記回転可能な部分から延びる取り付け部材に旋回的に連結される、請求項48に記載の組立体。
  50. 前記レバーアームのそれぞれが、旋回位置と係止位置の間で移動可能であり、前記旋回位置では、前記レバーアームが前記取り付け部材それぞれから延び、前記係合アームの前記回転可能な部分それぞれを回転させるように操作可能であり、前記係止位置では、前記レバーアームのそれぞれが前記つめそれぞれと係合し、前記係合部分と係合させて前記つめを係止する、請求項49に記載の組立体。
  51. 前記レバーアームのそれぞれが、前記係合部分と係合した前記つめの対向する係合端部を付勢する、前記つめそれぞれのそれに隣接した近位の取手部分を係合する突出部を含む、請求項50の記載の組立体。
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