JP2002523625A - 棒状被処理物の部分的な電気化学的処理用装置 - Google Patents

棒状被処理物の部分的な電気化学的処理用装置

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JP2002523625A JP2000566492A JP2000566492A JP2002523625A JP 2002523625 A JP2002523625 A JP 2002523625A JP 2000566492 A JP2000566492 A JP 2000566492A JP 2000566492 A JP2000566492 A JP 2000566492A JP 2002523625 A JP2002523625 A JP 2002523625A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/02Electroplating of selected surface areas
    • C25D5/022Electroplating of selected surface areas using masking means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/04Tubes; Rings; Hollow bodies

Abstract

(57)【要約】 一つの装置内で棒状の被処理物10(長さ及び半径を異にする棒)が、浸漬浴中で電気化学的に部分処理(電気めっき、エッチング)される。上記設備の処理浴には固定された管状の電極30があり、その中を棒が中心を突き抜ける。処理されるべき表面は、軸上をそれぞれ調整される膜キャリア26によって境をなし、その中に弾性の遮蔽膜9がフィールドラインと境をなすために配置されている。膜9は、膜ホルダー5により支えられている。膜ホルダー5は、ケージ内を放射状に可動するように配置されまた内側センタリングばね7及び外側センタリングばね19が設けられ、それにより膜ホルダー5及び膜9が自動的にセンタリングを保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒状の被処理物を浸漬浴設備である電気めっき-、エッチング(酸
洗い)-及び洗浄設備内で、部分的に、電気めっき、電気化学的エッチングある
いは電気化学的洗浄からなる処理を施すための装置並びに方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下の説明では、被処理物は棒状のものとして記述している。長く伸びたシリ
ンダー、とりわけ丸棒を電気化学的エッチング、電気めっき並びに電気化学的洗
浄するための装置が知られている。これらの棒の片方あるいは両端は、先細り及
び/又はねじを備えることがある。これに対する例としては、車両のショックア
ブソーバー用シリンダーである。本発明はしかしながら丸棒の処理に限らずに、
さらに異なる断面を有する棒の処理にも適する。
【0003】 例えばショックアブソーバーシリンダーの場合に、棒の電気化学的処理は、耐
磨耗性及び耐腐食性を向上するのに役立つ。このため、これらの棒は、作動中必
要とされる表面にのみ硬質クロムで皮膜される。棒の他の個所は、皮膜されず、
あるいは一時的な表面保護としてフラッシュクロムめっきで皮膜が施される。ク
ロム皮膜の付着性を高めるために、表面をあらかじめ電気化学的エッチングする
。両方の方法ステップでは好適に不溶性の電極が使われる。処理ステップの間ご
とに棒は電気めっき設備内ですすぎがなされる。搬送設備は棒を処理場から処理
場に運ぶのに役立つ。
【0004】 棒の中間領域を部分処理するために、両端をおおう必要があり、つまりこれら
の寸法を正確に前もって決められた領域では、金属めっきも一時的な保護として
フラッシュクロムめっきも析出されないように遮蔽される必要がある。析出領域
と析出されるべきでない領域との境界は、通常許容範囲が狭くなっている。或る
ショックアブソーバーシリンダーでは、皮膜されない領域が例えばわずか±1ミ
リメーターの範囲内で析出される領域に接しなければならない。析出されるべき
皮膜は、この境界まで均一な膜厚である必要がある。境界領域での膜厚の増加あ
るいは減少となるエッジ効果を避けなければならない。引き続きなされる研磨を
省くのが、正確な皮膜を施すための目標である。
【0005】 従来の設備では棒は支持枠に固定されて処理がなされ、そこでは支持枠はまた
可動性のキャリアバー(担い台)に固定されている。支持枠は個別のマスク(覆
い)を備えているため、棒の両端は所定範囲で皮膜されない。流通しているあら
ゆる棒の長さ、棒径及び皮膜領域に合わせて、めっき設備では十分な数のマスク
や支持枠を有していなければならない。支持枠はまた棒に浴で導かれる電流を供
給するのにも使われるため、金属的に伝導性でなければならない。この金属は合
成樹脂皮膜によって電気めっきの前に保護される必要がある。
【0006】 出版物DE-AS 1103103では、ポペット弁の外表面をクロムめっきするための装
置が説明されている。柄の部分的な電気めっきを可能にするために、それらの柄
が管状アノードの中心に来るように配置され、段の付いた金属コア内の上側に固
定される。電流が金属コアを通って供給され、その際、金属コアは絶縁体によっ
て電解槽から分離される。金属コア及び絶縁体は柄の上端でめっき膜と境を接し
ている。下端は、保護ラッカーによって、電気めっきがなされないよう保護され
る。
【0007】 これを実行するにあたっては、それぞれ個別の電気めっきされるべき素材が別
個に固定され、保護ラッカーを一方の末端に寸法的に正確に塗らなければならな
いという欠点がある。さらに電気めっき後に保護ラッカーを剥がすのにも費用を
要する。
【0008】 DE 19722983 A1では、部分的な電気化学的処理、とりわけ異なる寸法からなる
棒の電気化学的処理を浸漬浴設備で可能とする方法並びに装置が記載されている
【0009】 処理されるべき面の範囲を定めるために、棒ごとに棒の両端に終端鍔体(パッ
キン)の形状をした限定して調整可能なシール手段付きマスクが用いられる。供
給ステーションでは、キャリアバー(担い台)に固定された幾つかの導電性グリ
ッパーが、同時に片側で1つずつ棒を止めている。電解処理ステーション内に沈
める際に、個別の棒は、棒とそれぞれ1本の固定の管状電極からなる個別の電解
槽に装入される。電解作用で有効な電極の上端、下端は、それぞれ管状の軸方向
に調節可能なマスクによって決まる。マスク端はそれぞれ鍔体で終端される。キ
ャリアバーを沈めると、棒はまず上側鍔体(アッパー鍔体)を通り、次に電極を
抜けその後に下側鍔体(ロアー鍔体)を通り抜ける。棒軸に対して平行に互いに
無関係に上下のマスクを変位することにより、両方の皮膜境界ないし棒の皮膜さ
れるべき面が、夫々のキャリアバー(担い台)あるいは夫々のキャリアバー(担
い台)での棒列に対して一様に調整される。この方法では確かに従来の支持枠技
術の欠点である、夫々の棒のサイズに応じてキャップあるいはホルダーの形をし
た特殊なマスクを必要とする欠点が回避される。しかしながら実際の作動では、
金属析出がはさみ止めのところに形成したり、ホルダーを損傷するために、被処
理物が斜めに吊るされるということがしばしば生じる。中心に掲げられてない被
処理物をマスク内に装入すると、鍔体は片側が開いたりまた尖った角で傷ついた
りする。そのため傷ついた鍔体では、もはや正確に寸法を決められた電気めっき
は不可能である。その上困ったことには鍔体の損傷が電気めっき素材を設備から
引き上げて初めて分かるということで、それは電解液中に浸漬した鍔体が浴の表
面から見えないからである。この様な状況にあって製造された被処理物(加工素
材)は使えない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の基礎をなす課題は、棒を電気めっきする際に遮蔽(シールド)するた
めの従来の方法並びに装置の欠点を回避し、とりわけ棒上の電気めっきを施して
はならない領域を遮蔽するために必要な作業量やそのコストをできるだけ少なく
抑えることである。そのうえ、上記方法は製造条件下においても完璧に作動すべ
きである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1に係るセルフセンタリング(連動)装置並びに請求項1
1に係る方法により解決される。本発明の好ましい実施形態は従属請求項に記載
されている。
【0012】 本発明に係る装置は、浸漬浴設備内で棒状の被処理物を部分的に電気化学的処
理するのに役立つ。上記装置は a.少なくとも一つの浴槽、 b.上記少なくとも一つの浴槽内での、管状の電極並びに被処理物が少なくとも
部分的に入ることができる少なくとも一つの管状の膜キャリア、及び c.上記少なくとも一つの膜キャリア内に配置された膜ホルダー を擁している。
【0013】 管状の膜キャリアは好適には化学的耐性で、また少なくとも表面が電気的に不
導体性物質からなる。 上記装置は被処理物の寸法に応じて、軸方向に調整可能な電気的不導体の遮蔽
設備を有している。各々の棒に対して少なくとも一つの遮蔽設備が設けられてい
る。例えば浴内にある棒の下端にある遮蔽設備は、棒のこれらの下側部分領域を
電気化学的に処理してしまうのを避けるために設けられている。この場合には棒
の上部領域が処理液に浸漬しないことによって、処理されぬままとなる。しかし
ながらまた棒の両端にも遮蔽設備を具備することができる。
【0014】 遮蔽設備は夫々管状の膜キャリア内に少なくとも一つのかご(ケージ、cage)
を有する。当該ケージは、被処理物がこれらを通り抜け得るように配置され、そ
のケージは夫々少なくとも一つのケージカバーと少なくとも一つのケージ底から
構成されている。夫々のケージには、膜を保持する膜ホルダーがケージカバーと
底の間を放射状に動くことができる様になっている。少なくとも一つの内側セン
タリングばね(復心ばね)が被処理物のガイドのため、また少なくとも一つの外
側センタリングばねが上記ケージ内にある膜ホルダー及び膜を中心にもってくる
ようにするために、夫々の膜ホルダーに設けられている。膜は好ましくは化学的
に耐性があり、伸長性で、電気的不導体の材料からなる。
【0015】 ケージは遮蔽設備の棒の中央部に面した側に配置される。外側センタリングば
ねは好適には棒状に板ばねとして形成され、膜ホルダーの外面に接線方向で固定
されている。それらはケージ内で膜ホルダー及び膜を中心にもってくるのに役立
ち、また膜及び膜ホルダーへの片寄った棒の半径方向の力に抗する。外側センタ
リングばねの弾力は弾性膜の強さ(引っ張り特性)に適合する。弾力の値は、膜
が被処理物の側圧によりぱっくり開かないようにあるいは極端な場合には破れな
いように、またこの個所での遮蔽効果も失われないような大きさが選ばれるべき
である。
【0016】 しかし内側センタリングばねの弾力は、棒を確実に固定することと止めバサミ
での電気的な接触を危険にさらさないために、棒の止めバサミの弾力より小さい
値が選ばれる。膜ホルダーの内側ばねが吸収する棒の側圧が大きすぎると、つま
り棒を中心にもってくるのに十分なセンタリング効果に達していないと、棒が遮
蔽設備内に入る際に膜は中心から外れた位置にずれ、膜の損傷が回避される。そ
れにより、しかしながらフィールドラインを正確にシールドすることが可能とな
る。それに対して従来の遮蔽設備にきつく固定された遮蔽膜では、弾性素材で仕
上がった膜が、棒の側圧によってぱっくり穴が開き、その結果シールド効果がこ
の個所で妨げられる結果となる。
【0017】 下側膜キャリア内で且つ膜の下側には、内側センタリングばねとして、中心に
向かって先細りした形でまた膜ホルダーに弾力性を備え固定されたセンタリング
ばねの幾つかの翼か、あるいはまた弾性を備え中心に配置され且つガイドとなる
少なくとも3本のばね棒が取り付けられ、その内側センタリングばねは膜を通っ
て押し込まれた棒を挟み込み、それによりセンタリング効果のあるガイドを形成
することによって、棒のセンタリングに影響を与える。とりわけばね棒は細長い
形状で、膜ホルダーによって形成された平面から斜めに末端が固定されずに延び
、膜ホルダーの中心と一直線となった開口部を形成し、ここを通って棒は押し込
まれることができる。
【0018】 下側膜キャリア内の内側センタリングばねとして、さらに一端で膜ホルダーに
固定された少なくとも2本の回転しないばね棒が用いられ得、これは対応して回
転せず膜ホルダーの自由端に固定されたセンタリング効果のあるガイドを有して
いる。これらのばね棒は、膜ホルダーで支えらた膜を通って押し込まれる棒がば
ね棒で挟み込まれるように調整されている。棒に対するガイドとして夫々角柱(
プリズム)の形状であってばね棒に対してほぼ平行に延びたガイドが設けられて
いる。
【0019】 上側膜キャリア内に設置された内側センタリングばねは、特に長く延びた形状
で、膜ホルダーが形成する平面上に本質的に垂直に立ち、少なくとも45°、好
適には90°、さらに好適には180°に曲がった自由端と共に、膜ホルダーの
中心と一直線となる開口部を形成し、それを通って棒が押し込まれる。
【0020】 棒を本発明に係るシールド装置から抜く際に、膜ホルダーに付いている外側の
ばねは、次のバッチで入る棒に対して膜が再びセンタリングする、つまり最初の
位置に戻っていることがもたらされる。
【0021】 長さの異なった棒乃至幾何学的に大きさの違う棒の塗装されるべき領域とそう
でない領域を処理するための装置を調整するため、高さの調節器が設けられてい
て、それにより膜キャリアが膜ホルダー及び膜と共に垂直方向に可動できる。
【0022】 上記装置を用いて、浸漬装置(浸漬浴)で棒を部分的に電気化学的処理する方
法が、次の方法ステップで実施されることができる: a.適切な固定エレメントを用いて本質的に垂直に向けられた棒を挟むこと、 b.棒をめっきタンク並びに少なくとも一つの膜キャリア内に配置された膜ホル
ダーに入れること、その際、浴槽は管状の電極及び少なくとも一つの管状の膜キ
ャリアを有し、これらの中を棒が少なくとも部分的に入ることができ、 c.被処理物を、膜ホルダーにより保持された少なくとも一つの膜に夫々ある中
央の開口部を通して搬送すること。
【0023】 その際、垂直に配置されていない棒と膜の中央の開口部は、少なくとも一つの
膜を通る時に自動的に互いに調整される。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明を、図面に示された例に基づいて以下により詳しく説明する。 図1aでは、棒をクロムめっきするための多数の従来の電解槽個々を備えため
っきタンクを通る垂直断面を図示している。図1bでは、図1aのめっきタンク内
にあるひとつの従来の単一電解槽を断面的に抜粋した垂直断面を図示している。
【0025】 めっきタンク14はふち33の所まで電解液で満たされている。当該めっきタ
ンクには、図示されていない直流電源と電気的に接続している管状の電極30が
備え付けられている。さらにめっきタンク14内と当該浴槽に接して、互いに独
立に垂直方向に可動する二つの隔膜キャリア17及び25がある。浴中でフライ
トバー支え2により正しい位置で保持されているフライトバー1には、棒10と
電気的に接続し固定する止めバサミ3がある。フライトバー1を管状の電極30
内に沈めると、まず棒10は上側膜キャリア26(図1b)において垂直に調整
できる隔膜キャリア25にしっかりと固定された鍔体27を突き抜ける。フライ
トバー1をさらに沈めると、棒10は同じく下側隔膜キャリア17に固定された
下側膜キャリア23(図1b)の鍔体24をも突き抜ける。膜キャリア23及び
鍔体24(図1b)を備えた下側隔膜キャリア17も、膜キャリア26及び鍔体
27を備えた上側隔膜キャリア25も、棒10の要件に応じて、調整器20及び
28により高さ調整される。棒の下部領域での電流密度をさらに低下するに、図
1bで図示されているように、伝導性の補助カソードが取り付けられ、そのカソ
ードは侵入する被処理物10に対しばね21を介して押され、それによりカソー
ド的に作用する表面が著しく上昇しあるいはカソードの電流密度が減少して、下
側遮蔽領域では析出がもはや見られない。それによって、様々な寸法で部分的な
被覆/処理位置要件が異なる棒10が、浴において処理可能である。
【0026】 以下に本発明に係る実施形態を述べる。図2から図4までで所定の装置部分が
図示されていない場合には、代わりに対応する部分が図1a及び1bでの属する
参照番号を有して引き合いにだされる。その限りにおいて図1a及び図1bも同
様に本発明に係る装置の特徴を表している。
【0027】 図2では、本発明に係る上側膜キャリア26が、ここでは図示されていないめ
っきタンク14(図1a参照)内にある個別のめっき浴槽の切り取りとして垂直
な断面図で示されている。上記管状の膜キャリア26は、上側隔膜キャリア25
に固定され、それはここでは図示されていない高さ調整器28(図1a)を介し
て製造されるべき棒に対し正しい位置に調整される。
【0028】 隔膜キャリア25の調整は、同時に膜キャリア26の不導体性管が切り取りで
示された不溶性の電極30内に入り、それにより電極の不必要な長さを遮ること
になる。棒10をめっきタンク14内に差し込む場合、隔膜キャリア25は上方
位置にあるのが好ましい。
【0029】 隔膜キャリア25並びに浴内に浸漬するすべての部分は、化学的耐性のある物
質で仕上げられている。電気的に不導体な物質として例えばPVC,PVDF,
PTFEが利用される。導電性物質としては例えばチタン又は鉛が用いられる。
【0030】 棒10は、ここで図示されていないフライトバー1を沈める際、まず内側のセ
ンタリングばね7の領域に入り込む。このばねは棒がセンタリングの状態でなく
下側に吊るされている場合に、センタリング圧を棒10に加えて調整するもので
ある。ばね圧が棒10を調整するのに十分でないと、外側のセンタリングばね1
9で保持されている膜ホルダー5が水平方向にずれて、その結果、棒の位置を調
整し、傷つきやすい膜が損傷したり延びたりすることを阻止する。膜ホルダー5
の機能を正しく調整するために、管状の膜キャリア26にはケージカバー12及
びケージ底16が取り付けられ、膜ホルダーは水平(放射)方向に自由に動ける
が、垂直方向には十分にしっかり固定されている状態となる。棒10が一番下の
位置に沈んだ後、上側隔膜キャリア25は、棒構造により予め与えられた遮蔽位
置に下方へ沈むことができる。好ましい実施の形態では、その際に棒に密接して
いる遮蔽膜9が内側にアーチ状になり、上に向かった円錐形になる。これは棒1
0の端部においてボーン(骨)効果(厚いめっき析出皮膜の形成)を減少するこ
とができる。
【0031】 処理後、棒10は垂直上方にめっき浴から引き上げられる。棒10が膜9から
引き上げられると直ちに、膜ホルダー5は外側のばね19を介して再び膜キャリ
ア26の中央の位置にセンタリングされる。
【0032】 図3では、本発明に係る下側膜キャリア23が、ここで図示されていないめっ
きタンク14(図1a参照)内にある個別のめっき浴槽を通る垂直な断面で、隔
膜キャリア17の小さな切断面と共に図示されている。上記管状の膜キャリア2
3は、下側隔膜キャリア17に固定され、ここでは図示されていない高さ調整器
20(図1aを参照)を介して製造されるべき棒に対応して正しい下側位置に調
整される。膜キャリア23の高さの位置は、好適には図示されていないフライト
バー1を沈める前に調整される。
【0033】 下側遮蔽設備の基本的な構造は、図2の上側遮蔽設備に対応する。ここでも同
様に膜ホルダー4は、外側センタリングばね18、ケージカバー11、ケージ底
15及び内側センタリングばね6と共にある。もっとも内側センタリングばね6
は、膜8の下側に配置され、棒10の電気めっき面でのフィールドラインの濃度
に悪い影響がでるのを回避する。ここで大事なことは、センタリングばね6の膜
8からの距離を多くとりすぎないことで、それはセンタリングのまだなされてい
ない棒10ないし膜8の正しい状態によって膜8を損傷しないようにするためで
ある。棒10は浴槽に沈み上側遮蔽設備を通って入り込んだ後、さらに沈むとま
ず膜8に突き当たり、膜を貫通して内側センタリングばね6に向かい、必要に応
じて(上側遮蔽設備のセンタリング効果が十分でない場合)センタリングがなさ
れる。ばね6に加わる圧力が大き過ぎると、ここでも膜8を支える膜ホルダー4
は外側センタリングばね18の弾力に抗して水平方向に(放射状に)ずれ、棒1
0によって押されていない側にある膜8が破れたりあるいは損傷するのを避ける
。それにより棒端の縁精度のある遮蔽が保証される。上側遮蔽設備の場合と同様
に、外側センタリングばね18は棒10が下側遮蔽設備から抜け出た後、膜ホル
ダー4が再び開始位置に戻る、すなわち新たにセンタリングすることがもたらさ
れる。
【0034】 棒10の条件に応じて、上側だけ、下側だけあるいは両方の隔膜設備(上側及
び下側)が用いられる。同様に遮蔽設備上/下との組み合わせも本発明の提案と
従来技術に対応して可能である。
【0035】 図4aでは、下側膜ホルダー4の好ましい実施形態が平面図及び側面図で図示
されている。シリンダー状の膜ホルダー4の外周に、外側の棒状センタリングば
ね18が接線方向において接するように取り付けられている。内側のセンタリン
グばね29は羽状で、膜ホルダー4の中心に向かって交差してあるいは斜めに取
り付けられているため、三つの中に向かった円錐状の平面をつくり、それに対し
て中心に吊るされていない棒10(図3参照)が設備内に入り込む時に押す。棒
10がさらに沈むと、羽状のセンタリングばね29は下外方向に曲がる。この特
殊な実施形態は、ばねの特性に対する要求が少ないため、内側センタリングばね
29には理想的な遮蔽特性を備えた材料として耐摩性の高分子を使うことができ
るという長所を有する。
【0036】 図4bでも膜ホルダー4が図示されている。図4aの膜ホルダー4と比べて内
側センタリングばねの形は異なったものを具備している。その際センタリングば
ねはそれぞればね棒32からなり、それは外側で膜ホルダー4に回転しないよう
に固定されている。ばね棒32の内側には、同様に回転しないように角柱のガイ
ド31が取り付けられている。ばね棒32の取付方向は、膜ホルダーから斜め下
方になるように示される。両方のばね32は、角柱ガイド31ともに棒10のセ
ンタリングに優れた作用を示す(図3を参照)。
【0037】 図4a及び4bの内側センタリングばね29,32は、また上側膜ホルダー5
での使用にも適する。しかし、この場合にはセンタリングばね29、32は図2
に図示されているように、膜ホルダー5の上側に取り付けられなければならない
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は従来技術に対応する処理ステーションを通る切断面の概略図であり、
(b)は従来技術に対応する処理ステーション内の固定されたマスクを通る切断
面の概略図である。
【図2】 本発明に係る上側膜キャリアを通る切断面の概略図である。
【図3】 本発明に係る下側膜キャリアを通る切断面の概略図である。
【図4】 (a)は下側膜ホルダーの実施例の概略図であり、(b)は下側膜ホルダーの
異なる実施例の概略図である。
【符号の説明】
1 キャリアバー 2 キャリアバーの支え 3 止めバサミ 4 膜ホルダー 下 5 膜ホルダー 上 6 内側センタリングばね 下 7 内側センタリングばね 上 8 遮蔽膜 下 9 遮蔽膜 上 10 棒(被処理物) 11 下側遮蔽設備内にあるケージカバー 12 上側遮蔽設備内にあるケージカバー 13 高分子板 14 めっきタンク 15 下側遮蔽設備内にあるケージ底 16 上側遮蔽設備内にあるケージ底 17 下側隔膜キャリア 18 遮蔽膜 下のための外側センタリングばね 19 遮蔽膜 上のための外側センタリングばね 20 遮蔽膜 下のための高さ調整器 21 圧縮ばね 22 補助カソード 23 管状の膜キャリア 下 24 鍔体 下 25 上側隔膜キャリア 26 管状の膜キャリア 上 27 鍔体 上 28 遮蔽設備 上のための高さ調整器 29 羽状のセンタリングばね 30 電極 31 角柱型ガイド 32 ばね棒 33 ふち
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カウパー ルードルフ ドイツ連邦共和国 デー・90596 シュヴ ァンシュテッテン エンゲルハルトシュト ラーセ 13 (72)発明者 クレペルカ マンフレート ドイツ連邦共和国 デー・13347 ベルリ ン アドルフシュトラーセ 25 (72)発明者 ルマー トーマス ドイツ連邦共和国 デー・91171 グレデ ィング タールブルネンシュトラーセ 11 Fターム(参考) 4K024 AA02 BC10 CB01 CB02 FA14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状被処理物の浸漬浴設備内での部分的な電気化学的処理用
    装置にして、当該装置が a.少なくとも一つの浴槽、 b.上記少なくとも一つの浴槽内での、管状の電極並びに被処理物が少なくとも
    部分的に入ることができる少なくとも一つの管状の膜キャリア、 c.上記少なくとも一つの膜キャリア内に配置された膜ホルダー を有するような電気化学的処理用装置において、 夫々少なくとも一つのケージが上記少なくとも一つの管状の膜キャリア(23
    ,26)内に設けられ、被処理物(10)が上記ケージを通って押し込まれ得る
    ように配置され、どのケージも夫々少なくとも一つのケージカバー(11,12
    )と少なくとも一つのケージ底(15,16)から構成され、夫々のケージには
    膜(8,9)を保持する膜ホルダー(4,5)が上記ケージカバー(11,12
    )とケージ底(15,16)の間で放射状に動くことができる様に設置され、ま
    た夫々少なくとも一つの内側センタリングばね(6,7,29,32)が被処理
    物(10)のガイドのために、また少なくとも一つの外側センタリングばね(1
    8,19)が膜(8,9)を有した膜ホルダー(4,5)をセンタリングするた
    めに、ケージ内に設けられていることを特徴とする電気化学的処理用装置。
  2. 【請求項2】 夫々少なくとも3本の内側センタリングばね(6,7)が膜
    ホルダー(4,5)に固定され、膜ホルダー(4,5)により保持される膜(8
    ,9)を通って押し込まれ得る被処理物(10)が上記ばね(6,7)により挟
    み込まれ、また上記ばね(6,7)が共に被処理物(10)のためにセンタリン
    グ作用のあるガイドを形成するようになっていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 内側センタリングばねとして少なくとも2本のばね棒(32
    )が設けられ、それらは夫々一方の端で膜ホルダー(4,5)に回転しないよう
    に固定され、また膜ホルダー(4,5)により保持される膜(8,9)を通って
    押し込まれる被処理物(10)が上記ばね棒(32)により挟まれるように調整
    され、また他方の自由端に夫々角柱状で且つ上記ばね棒(32)にほぼ平行にな
    る被処理物(10)用ガイド(31)が回転しないように固定され、それらによ
    り被処理物(10)のためのセンタリング効果のあるガイドをなし得るを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 内側センタリングばねとして翼状のばね(29)が設けられ
    、それらは夫々一方の端で膜ホルダー(4,5)に固定され、また膜ホルダー(
    4,5)により支えられている膜(8,9)を通って押し込まれる被処理物(1
    0)が上記ばね(29)で挟み込まれるように調整され、また上記ばね(29)
    がともに被処理物(10)のためのセンタリング効果のあるガイドを形成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 内側センタリングばね(6,7)は、細長い形状に形成され
    、自由端で膜ホルダー(4,5)によって形成された平面から斜めに延び、膜ホ
    ルダー(4,5)の中心と一直線に並んだ開口部を形成し、それを通って被処理
    物(10)が押し込まれることができることを特徴とする請求項4に記載の装置
  6. 【請求項6】 内側センタリングばね(6,7)は、細長い形状に形成され
    、膜ホルダー(4,5)によって形成された平面上に本質的に垂直に立ち、少な
    くとも45°曲がった自由端で、膜ホルダー(4,5)の中心と一直線上にある
    開口部を形成し、そこを通って被処理物(10)が押し込まれることができるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 膜ホルダー(4,5)に外側センタリングばね(18,19
    )として板ばね(18,19)が接線方向に固定されていることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 管状の膜キャリア(23,26)は、化学的に耐性があり少
    なくとも表面上では電気的に不導体物質からなることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか一項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 膜(8,9)が、化学的に耐性で、伸縮性で且つ電気的不導
    体の物質からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 膜ホルダー(4,5)及び膜(8,9)を有する膜キャリ
    ア(23,26)が、高さ調整器(20,28)を介して垂直方向に動くことが
    できることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 棒状の被処理物を浸漬浴で部分的に電気化学的処理する方
    法にして、次の方法ステップ: a.適切な固定エレメントにより本質的に垂直に向けられた被処理物を把持する
    こと; b.管状の電極と、上記被処理物が少なくとも部分的に入り込むことができる少
    なくとも一つの管状の膜キャリアと、当該少なくとも一つの膜キャリア内に配置
    された膜ホルダーとを有しためっきタンクに被処理物を入れること; c.膜ホルダーにより保持された少なくとも一つの膜内にある中央の開口部を夫
    々通って被処理物が突き抜けること; を擁する部分的に電気化学的処理をする方法において、 垂直に配されていない被処理物(10)と中央の開口部が、少なくとも一つの
    膜(8,9)を突き抜ける際に自動的に互いに調整がなされることを特徴とする
    方法。
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