JP2002522952A - 簡略nco索引表を用いた方式及び方法 - Google Patents

簡略nco索引表を用いた方式及び方法

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JP2002522952A
JP2002522952A JP2000564325A JP2000564325A JP2002522952A JP 2002522952 A JP2002522952 A JP 2002522952A JP 2000564325 A JP2000564325 A JP 2000564325A JP 2000564325 A JP2000564325 A JP 2000564325A JP 2002522952 A JP2002522952 A JP 2002522952A
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リチャード ヘルバーグ,
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テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 数値制御発振器(NCO)(340)によって実行される演算処理の複雑性を低下させるために改良された方式及び方法である。数学的対称性や他の方法を利用することで、異なる周波数偏位(510、520)の組合わせによってNCO(340)が正弦関数の値を近似するために採用する正弦値の索引表(355)を縮小することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、信号の変調を行うための方式及び改良された方式に関するものであ
り、特に畳み込みアルゴリズムにおける、数値制御発振器を用いた信号の微調整
方式及び方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景及び目的】
イギリス海峡を航行中の船に対して無線による継続的な通信が可能であること
がグリエルモ・マルコーニによって証明された1897年以来の百年間で、無線
通信は目覚しい進化を遂げて来た。マルコーニの発見以来、世界中の人々によっ
て様々な有線及び無線による通信方法、サービス及び規格が採用されている。特
にここ十年間ではその進化は更に加速しており、携帯無線装置をより小型に、よ
り安価に、より信頼性の高いものにする多くの新技術に促進され、移動無線通信
業界は指数関数的に成長して来た。この無線通信網が、既存の有線通信網と融合
し、近い将来追い抜くことが当然予想され、移動電話の指数関数的成長は今後数
十年も続くと見込まれている。
【0003】 上記の電話革命に伴って、現代の電話装置において使用される信号の処理方法
にも進歩があった。例えば、畳み込み符号化によって、信号に畳み込み処理又は
拡散処理を施すことによって、雑音の多い信号を再構築するための誤差訂正を可
能とし、ディジタル通信の正確さを一層有効に維持することができる。又、高速
畳み込みアルゴリズム等の畳み込みアルゴリズムは、ディジタルフィルタを採用
するために有効な方法であり、デシメーションや周波数偏位を適用することで、
セルラー基地局やその他の無線方式に使用することができる。
【0004】 しかし、この分野の認識では、高速畳み込みアルゴリズムで可能な周波数偏位
はDFT、即ち離散フーリエ変換(又は逆DFT、IDFT)におけるエネルギ
ー区分間の間隔の整数倍に限られる。DFT/IDFTにおける区分の間隔はフ
ィルタ特性によるため、100kHz程度の周波数偏位が可能であるが、受信チ
ャネルを0Hzから100Hz以内に調整できる程の周波数精度が必要となる(
100Hzの選択は任意であるが、無線におけるドップラー偏移や他の影響と同
程度のものである)。その結果、通常、高速畳み込みアルゴリズムによる信号の
微調整のために数値制御発振器(NCO)が必要となる。
【0005】 NCOは、第一の周波数の受信信号を第二の周波数に変換するために信号と複
素正弦関数を掛け合わせるものである。正弦関数の値のサンプルを、例えば通常
のランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)等の記
憶装置に記憶された索引表に保存しておく。図1は、NCOの一般的な構成を示
したものであり、NCO100には実数(Re)及び虚数(Im)成分からなる
入力データストリームが供給され、NCO100は、以下により詳細に説明する
位相レジスタ120及び位相増分器増分器130に接続された索引表110を参
照する。
【0006】 この分野において、複素正弦値の必要精度はデータ形式により決定される。例
えば正弦波のような正弦関数は近似値が求められるだけであるため、記憶される
各正弦関数の位相の数と各位相を表すために使用されるビット数は両方とも近似
値であり、それに付随する誤差成分が存在する。又、各処理段階で発生する誤差
(位相及びビット数)は独立しているため、誤差は独立して伝達され、各近似値
について総合的な誤差が発生する。更に、乗算処理の際にも誤差が発生する。各
正弦表現に使用されるビット数は通常は正弦の量子化雑音によって決定され、そ
れは正弦位相の各実数及び虚数成分の余分なビット1つにつき6dB低下する。
例えば、無スプリアスダイナミックレンジ(SFDR)が90dB必要であれば
、他の誤差が存在しない条件において、各実数(同相、I)及び虚数(4相、Q
)値に尽き15ビット必要である。
【0007】 このような状況を踏まえて、NCO索引表110の最適な大きさを決定するた
めに2つの方法がある。第一の方法は、記憶された値の内のどの1つの値をとっ
ても望む正弦値を充分に近似できるもの、即ち何れの周波数も所定の雑音強度内
であるか、総合誤差を所定の閾値以下となるように、必要なだけの数の離散正弦
値を記憶するものである。図2には、この第一の方法による選択のベクトル表現
を示し、Mが半径方向のベクトルであり、円周が2πMである完全な円200を
示す。図2には等間隔をあけた8つの位相の離散値を示した。よって、索引表1
10から抽出された正弦波の値は何れも、これらの値に内の1つにのみ対応する
、例えばベクトル210に対応し、当該ベクトルが記憶された値の間に位置する
所望のベクトル220の近似値を与える。図2において、この近似値の誤差は、
Nを記憶された位相値として最大でπ/N(8つの位相の場合π/8)となるベ
クトル230で示される。周知の通り、この方法における周波数精度は索引表1
10を参照する時にtにまで短縮された図1の位相レジスタ120のビット数(
p)によって決まる。よって、誤差をある特定のレベルにするために記憶する必
要がある位相の数Nは、N=2(SNR + 5.17)/6.02である。
【0008】 NCO索引表110の大きさを決定するための第二の方法は、索引表110に
記憶された、限られた数の位相によって正確に表現できる周波数のみ使用する方
法である。その結果、出力信号の誤差は、正弦値の量子化、即ち値を記憶する際
に生じた誤差によるものに止まる。周知の通り、ここでFsを標本化周波数とし
、Nを位相の数として、周波数精度はFs/Nとなる。この方法では、周波数の
数は得られる位相の数Nに等しい。
【0009】 第二の方法で記憶される値の数は特定の周波数精度における標本化周波数の低
下に伴って減少し、第一の方法で記憶される値の数は無スプリアスダイナミック
レンジの拡張によって増加するため、各ダイナミックレンジの要件につき各方法
を選択した際の周波数精度の区切り点が異なる。
【0010】 但し、単位円の対称性を利用することで索引表110を縮小することができる
。例えば、何れの方法であっても、位相の数Nが4の倍数であれば索引表110
の大きさは1/8で済む。その場合、得られる位相の数がNであっても、記憶さ
れた複素正弦値の数をN/8とすることができる。何れの方法にも適用可能であ
るこの縮小方法によって記憶容量を大きく節約できるため、通常選択される位相
の数は4の倍数である。例えば、ダイナミックレンジの必要条件が72dBであ
る場合、第一の方法によれば本来は213個ある値は、対称性の縮小を利用すると
10、つまり1024個の複素ワードとなる。第二の方法では、精度100Hz
で標本化周波数1MHzとすると、N=10000ワードが得られ、これは対称
性により1250となる。ダイナミックレンジの条件を上げた場合の効果を示す
と、SFDRを90dBとしたい時、索引表110の大きさは、第一の方法では
16、縮小して213(8192)となるが、第二の方法では1250(縮小)の
ままである。
【0011】 高速畳み込みアルゴリズムにおける周波数偏位はほとんど無いが、この偏位処
理の周波数精度は比較的粗い。その結果、特定の周波数精度においては、DFT
/IDFT精度を望ましいレベルまで向上させるかNCOを使用してチャネルの
微調整を行う必要がある。しかし、DFT/IDFT精度を望ましいレベルまで
向上させるには、必要以上に大きなDFT/IDFTを使用する必要がある。そ
うでなければ、NCOに大きな索引表が必要となり、これはオンチップメモリに
適用した場合にはチップ面積の拡大と消費電力の増加に繋がる。更に、大きなメ
モリ装置のアドレス指定や読出しに必要な電力は大きくなる。又、上記の第二の
方法を使用した場合でも、記憶された複素値の数が多く、面積や電力の必要条件
を更に増大さえ、例えば標本化周波数の1/10000の精度とダイナミックレ
ンジ90dBを得るには、各々が15ビットからなる1250個の複素値を必要
とし、これは37500ビット分のメモリ領域を占めることになる。
【0012】 したがって、本発明は、特に高速畳み込みアルゴリズムに伴って使用される場
合のNCOの索引表に記憶される複素正弦値の数を大幅に縮小することができる
方式及び方法を提供することを目的とする。
【0013】 又、索引表を縮小することで、方式及び方法に適用する装置の索引表の値を読
み出すためのチップ面積や消費電力を小さくし、より小さい表やバスを使用し、
大型のバスを不要にし、消費電力を更に低下させることを目的とする。
【0014】 更に、特に高速畳み込み方式の基本精度を若干大きくする必要がある場合のN
COの演算処理の複雑性を緩和することを目的とする。
【0015】
【発明の概要】
本発明は、数値制御発振器(NCO)によって実行される演算処理の複雑性を
緩和するために改良された方式及び方法に関するものである。数学的対称性や他
の方法を利用することで、異なる周波数偏位の組合わせによってNCOが正弦波
の値を近似するために採用する正弦値の索引表を縮小することができる。
【0016】 以下に簡単に説明する添付の図面、本発明の好適な実施形態の詳細な説明及び
請求項の範囲によって本発明とその技術範囲がより明らかとなるであろう。
【0017】
【発明の好適な実施形態の詳細な説明】
以下、発明の好適な実施形態を示す添付の図面を参照して本発明をより詳細に
説明する。但し、本発明は様々な形態で実施することができ、ここで記す実施形
態に制限されるものではない。これらの実施例は開示内容をより完全にし、当業
者に発明の範囲をより理解し易くするために記述したものである。
【0018】 上記の各方法の利点及び欠点を踏まえて、出願人は第一及び第二の方法と高速
畳み込みアルゴリズムの利点を相乗的に組合わせ、多くの課題を解決する改良さ
れた方法を見出した。この組合わせによる相乗効果は、その数学的解説によって
明らかとなる。簡単に説明すると、本発明の方式及び方法は微調整された周波数
精度を実現するために2つの個別の周波数偏位による粗近似を組合わせるもので
ある。第二の方法において望む周波数の数を、より小さいDFT/IDFTにお
ける点の数、即ちNDFTで割った比率により新しい数が得られる。何れもここで
NCOと称するこの数又はそれより若干大きい数を、図1のNCO100に対し
て選択する。NNCOがDFT/IDFTの信号長と共通の因数、即ち整数の除数
を有しない場合、相乗的な組合わせが可能であり、IDFTへ(又はDFTから
)の成分の円上の偏移とNCO100における縮小された周波数群による周波数
偏位とを組合わせることができる。周波数(離散フーリエ)領域における周波数
の粗偏位を別のNCOにおける周波数の粗偏位と組合わせることで、高い周波数
精度が得られる。
【0019】 この相乗的組合わせを利用した本発明の改良された方式及び方法の実施例を図
3に示す。本発明の1つの利点は、既存の回路に容易に導入することが可能な点
である。例えば、図3において、符号300で示した部分は上記の標準又は変更
された高速畳み込みアルゴリズムを実行する部分である。当分野で周知のように
、高速畳み込みアルゴリズムは入力データx(n)から重複する信号データd(
n)のブロックを作成するブロック発生器305を採用する。次に、各ブロック
d(n)が周知の離散フーリエ変換器(DFT)310によってフーリエ変換さ
れ、その結果得られたデータブロックD(k)は、インパルス応答データh(l
)を受ける他のDFT315の出力に乗算される。乗算結果は、循環シフタ32
0によって循環的にn1シフトされる。シフト値は次いで逆DFT325によっ
て逆変換され、ブロック合成器330によってブロック合成される。ここで、ブ
ロック作成と合成はそれぞれ一般的に「オーバラップアッド」と「オーバラップ
セーブ」と称する。又、上記の要素(循環シフタ320を除く)は、符号300
で示す標準又は変更された高速畳み込みアルゴリズムの一部である。
【0020】 循環シフタ320はIDFT325への入力を循環的にn1でシフトし、処理
信号に対して粗い周波数偏位を設ける。更に図3を参照して、特定の周波数NFR EQ を、その特定の周波数NFREQに対応するシフト量n1と位相インクレメントn2 に分割するスプリッタ335を示す。数値制御発振器(NCO)340は、位相
インクレメントn2を加算器345及び位相レジスタ350にて受信する。図に
示す通り、位相レジスタ350の出力は、図1にも示すように、クロック周期毎
に加算機345において位相インクレメントn2に加算される。次に、位相レジ
スタ350は長さNNCOの索引表355に対してアドレス指定を行い、合成器又
は加算器360において高速畳み込みアルゴリズム300からの信号と乗算され
る正弦位相を出力し、これによって信号に粗い周波数偏位をもたらす。
【0021】 ここで、本発明の改良された方式及び方法を実施するために採用される数学的
背景を説明する。システム内で使用可能な周波数の総数はNであり、これはDF
T/IDFTにおける点の数とNCO100及び340のために選択された周波
数の数との積、つまり: である。本発明においてNDFT(IDFTの長さでもある)及びNNCOは、相互に
素数であること、即ち互いに共通の因数を有しないことが条件である。例えば、
数字の8と15は、共通の因数を有しないので相互素数である。仮にNDFTとNN CO に共通の因数Kが存在したとすれば: となる。この場合、精度を損なわずに元のNNCOをNNCO/Kで入れ替えることが
できることが解る。逆に、精度をR(DFT/IDFTにおける因数)のx乗倍
だけ高くしたい場合、NNCOはこの因数を次の累乗、即ちRx+1に上げる必要があ
る。しかし、これは、一般的な高速フーリエ変換(FFT)の大きさに関する限
り、縮小の目的を損うので無意味であることが解る。
【0022】 特定の周波数値、例えばNFREQはシフトとNCO周波数の組合わせによるもの
であるため、特定周波数の数を得るための式は以下に示す通りになる: 数式(3)における和のモジューロNを求めることで、複素周波数領域において
s以上の周波数が一周以上回転してしまう場合にも対応できる。よって、NFRE Q に対応する周波数fは次に示す通りである。
【0023】 再び図3を参照すると、周波数スプリッタ335は、n1及びn2からNFREQ
求めるために必要な逆算を行う。即ち、望む周波数の数NFREQが得られる特定の
1及びn2の値を求める。この処理に使用する数式は、次のように、簡単に直接
モジューロの乗算として表すことができる。 ここで、k1とk2はそれぞれNDFTとNNCOの群に関連する定数である。k1及び
2はシステムの設計段階で一度求めるだけで済み、その後それぞれDFT/I
DFT310/325とNCO340で使用される。k1及びk2に適した値は(
数式5a及び5bにおいて)無限に存在するが、何れも次の数式によってk10
びk20から得られるものである。 ここで、x1及びx2は任意の整数である。k1及びk2は常にNDFT及びNNCOより
小さく成り得るので、通常は上記の数式においてk1及びk2の最小値、即ちk10 及びk20を求めるだけで良い。
【0024】 上記の説明を踏まえて、k1及びk2は次の式に よって求めることができる。 次の数値: を導入すると、数式(7)は次に挙げる2つの数式とすることができる。 上記の式の解はユークリッドアルゴリズムを使用するか、ゼロからNDFTの範囲
でk1を、ゼロからNNCOの範囲でk2を検索することで求めることができる。こ
こで、短いプログラムを使用して完全な検索によって、即ちN個の異なる値につ
いてフォワードアルゴリズムを検討することでk1及びk2に適切な値を求めるこ
とも勿論可能である。
【0025】 同様にして、n1及びn2を求めるための数式(3)も2つの式に分割すること
ができる。 この式の解もユークリッドアルゴリズムによって求めることが可能である。この
処理も新しいNFREQに対して行うことができる。但し、アルゴリズムの使用はk 1 及びk2を求めるために一度のみ使用し、その数値をより簡単な式に代入するよ
うにした方が容易である。次いで、k1及びk2は図3の周波数スプリッタによっ
てn1及びn2の値を算出するために使用され、これらは図に示すように異なる方
向に送出される。
【0026】 上記の演算処理により、索引表110/355に記憶される正弦値の数を減ら
すことができる。例えば、数式(1)の新しい数値NNCOが4の倍数であれば、
特に1つの点が(1,0)のように単純な値であれば、単位円上の等間隔に配置
された点の対称性を利用することで前記の通り1/8にすることができる。NNC O が2の倍数であれば、4分の1への縮小が可能である。又、FFTアルゴリズ
ムで算出した場合にDFTの長さが2の累乗であることが多いため非常に可能性
の高い、新しい値NNCOが奇数である場合、一方の正弦関数の値を、単純である
ため記憶する必要が無い複素数(1,0)に設定することで各位相の複素ベクト
ル群を実数軸を中心に対称とすることで更に半分以下にすることができる。図4
に、3相のNCO100/340の縮小を示す。円400上の値410Aと41
0Bは対称であり、即ちそれぞれ(−0.5,√(3)/2)と(−0.5,−√
(3)/2)であり、値410Cは単純であるため、記憶する値は1つ、即ち4
10Aだけで済む。
【0027】 更なる例では、IDFTの長さが32、標本化周波数Fsが1MHz、必要最
小限の精度が100Hzのシステムにおいて、離散周波数の数は10000(1
MHz/100Hz)である。通常の縮小法によると、本出願の背景部分で説明
したように、記憶する位相の数を1/8とし、1250になる。本発明の改良さ
れた方式及び方法を使用すると、10000/32(N/NDFT)、即ち312
.5以上の奇数値、例えば313をNNCOとして選択する。これは、周波数領域
における円上のシフトとNCOにおける周波数偏位との組合わせによって100
00個の周波数(N)を作成できるようにするために索引表110に記憶する必
要がある等間隔に配置された正弦の位相の数である。このシステムにおいては、
1とk2の実際の値は9と225である。単純な(110)値を削除することで 、図4に関連して説明した複素領域における実数軸を中心とする値の対称性によ って記憶される複素正弦値の数を半分、即ち156個まで下げることができる。
【0028】 よって、本発明による方式及び方法では、記憶される正弦関数の値の数を従来
の手法の更に1/8とし、Nの1/64となる。図5には、周波数領域(ここで
、符号500で示す)において4点のIDFT、即ち4つの等間隔の単純シフト
を有する簡単なシステムを示し、NCO(ここで、符号510で示す)の精度が
3倍になることで、本発明の縮小特性を更に表すものである。図中、符号520
で示す所望の周波数は12個(N=12)あり、NDFT500は4、NNCO510
は3である(記憶される複素値は1個のみ)。12個の周波数値520は何れも
、最終周波数530を含む粗い周波数領域500及びNCO510の値の単に線
形な組合わせである。
【0029】 更なる例として、DFT/IDFT区分間隔にキャリア間隔の倍数(又はキャ
リア間隔の整分数の倍数)を選択したシステムでは、索引表110に記憶する位
相の数は少なくて済む。例えば、IDFTの長さが64であるシステムにおいて
精度を5倍にしたい場合、従来の方法では64×5=320個の位相が必要とな
るが、これを1/8とすることができ、記憶する複素正弦値は40個となる。し
かし、本発明の改良された方式及び方法では、記憶する位相は5つで良く、これ
は従来の最善の方法より20倍効率的である。但し、本発明による方式及び方法
では、NCOにおける周波数偏位と周波数領域における単純シフトを分割する必
要があることに注意されたい。
【0030】 本発明による改良された方法による更なる利点は、システムの演算複雑性が、
特に精度の増加が小さくて済む場合に、低下することである。当業者には周知の
通り、通常NCOは受信された各入力標本に対して複素積算を行うために少なく
とも3つの乗算器を使用する。しかし、本発明の構造においては、制度を3倍に
したい場合、正弦における3つの等間隔の位相、即ち(1,0)、(−0.5,√
(3)/2)と(−0.5,−√(3)/2)による積算処理を行うが、実際の
積算処理を行うのは3つの値の内の1つの値で済む。よって、3つの出力標本に
つき従来の方法が必要とする9つに対して最高でも4つの積算処理を行えば良い
【0031】 しかし、本発明による方式及び方法の1つの条件は、索引表の大きさがIDF
Tの大きさの因数の倍数であってはならないことである。従来の方式では、表の
大きさを1/8とするために2の因数が頻繁に使用されるが、本発明においては
、FFT/逆FFTの長さが2の累乗であることが多いため、通常は最適の選択
とはならない。しかし、この条件は、各偶数につきそれに隣接する奇数が存在す
るため、それ程厳しいものではない。又、完全な縮小を可能にするためには4の
整数倍の長さの索引表を使用する必要があるため、従来の方法にもある程度の制
限があることにも注意されたい。
【0032】 又、本発明による方式及び方法の好適な実施形態は、高速畳み込みアルゴリズ
ムとNCOを備えたシステムに適用したが、本発明は必ずしもそうであるとは限
らず、DFT/IDFTを用いた他のシステムにも適用可能である。本来のシス
テムにおいて等間隔の周波数偏位が可能であることと、本発明の改良によって既
存の周波数偏位群の精度を増加させることが基本的な必要条件である。
【0033】 本発明は更にDFT/IDFTが全く存在しないシステムにも適用可能である
。例えば、k=0,1,2又は3によって周波数が決定され、pがjkpを掛けるべ
き標本の指数を示すものとすると、シーケンスjkpで単純に掛けることで、積算
処理を行わずにFs/4倍の精度が得られる。この原型の4つの周波数(Np=
4)は他のNCOにおいて奇数の数の周波数NNCOと合成し、N=Np×NNCO
の個別の周波数を得ることができる。正弦値は半分NNCOしか記憶する必要がな
いため、この方法により、記憶すべきデータの数を1/8にすることができ、こ
の数値は従来のシステムと同じである。本発明のこの実施形態を採用することの
欠点は、NNCOを形成するために2の因数を使用することができないことである
【0034】 本発明の好適な実施形態は2つの周波数シフトへの分割を用いるが、本発明の
方式及び方法は3つ以上の周波数シフトにも、各段階で使用可能な等間隔の周波
数の数が相互素数であれば、適用可能である。従って、本発明の方式及び方法は
一般的な索引表縮小用の手法として使用可能である。
【0035】 本発明の方式及び方法の好適な実施形態を添付の図面に示し、詳細な説明で説
明したが、本発明はここで開示した実施形態には限られず、上記の請求項に記載
される発明の要旨を逸脱せずに多様な変形、変更及び置換が可能であることは云
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の方式及び方法を実施するために採用される数値制御発振器(
NCO)の一般動作を示したものである。
【図2】 図2は、正弦値を近似する場合に発生する誤差を示したベクトル図である。
【図3】 図3は、本発明を採用したシステム構造を示したものである。
【図4】 図4は、複素値の表現や対称性を示したベクトル図である。
【図5】 図5は、本発明による、特定の周波数を決定するための2つの周波数偏位値の
組合わせを示した図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月13日(2000.10.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 更に、特に高速畳み込み方式の基本精度を若干大きくする必要がある場合のN
COの演算処理の複雑性を下げることを目的とする。 文献D1には、目標周波数の出力波形を形成するために残留数値システムを採
用した直接ディジタル周波数合成器を開示するものである。位相アキュムレータ
における小型の並列加算器を用いた加算処理によって、メモリアドレスを作成す
る。各加算器が個別にメモリをアクセスするための最終出力値を作成し、パイプ
ライン加算器におけるラッチを減らすことができるため、システムにおける待ち
時間又は遅延が短縮される。 文献D2には、プログラマブルディジタルカウンタによって制御されるデュア
ルモジュラスカウンタを有するディジタル分周移相器を開示するものである。信
号発生器を使用して正確な位相関係を有する複数の信号が作成される。この出力
信号は周波数が特定のものであり、位相が離散的な位相変化の群によって選択さ
れたものである。文献D2におけるシフタは、特定の信号に対して非常に正確な
偏位をもたらすことができる。文献D2には更に、複数の移相ユニットの出力を
並列に合成することも教示されている。分割の比率が対毎の相対素数の根からな
る場合、位相状態数は分割根の積に等しい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された数値データによって周波数を合成する数値制御発
    振器であって、 該入力数値データに対して第1及び第2の周波数群を合成し、該第1周波数群
    は第1のシフト量の間隔を置いて配置され、該第2周波数群は第2のシフト量の
    間隔を置いて配置され、該第1と第2の群に属する周波数の数が相互に素数であ
    る合成器と、該第1及び第2群の周波数の合成に基づいて出力発振周波数を出力
    する出力手段とを有する数値制御発振器。
  2. 【請求項2】 前記第1群の周波数が畳み込みアルゴリズムによって使用さ
    れる請求項1に記載の数値制御発振器。
  3. 【請求項3】 前記畳み込みアルゴリズムが高速畳み込みアルゴリズムであ
    る請求項2に記載の数値制御発振器。
  4. 【請求項4】 前記畳み込みアルゴリズムが変形畳み込みアルゴリズムであ
    る請求項2に記載の数値制御発振器。
  5. 【請求項5】 前記第2群の周波数が数値制御発振器によって使用される請
    求項1に記載の数値制御発振器。
  6. 【請求項6】 前記第1群の周波数が前記数値制御発振器に付属する離散フ
    ーリエ変換手段によって作成され、転送される請求項1に記載の数値制御発振器
  7. 【請求項7】 前記入力データに対して更に1つ以上の周波数群を有し、該
    1つ以上の周波数群がそれぞれ個別のシフト量の間隔を置いて配置され、前記第
    1、第2及び1つ以上の群の該間隔が相互素数であり、各出力発振周波数は該第
    1、第2及び1つ以上の群内の周波数の組合わせである請求項1に記載の数値制
    御発振器。
  8. 【請求項8】 前記第2の周波数群を記憶するための索引表を有し、該第1
    及び第2の周波数郡を加算手段によって合成することで前記出力発振周波数が得
    られる請求項1に記載の数値制御発振器。
  9. 【請求項9】 前記索引表において特定の周波数をアドレス指定する位相レ
    ジスタを有する請求項8に記載の数値制御発振器。
  10. 【請求項10】 前記出力発振周波数が前記第1及び第2周波数群の線形合
    成である請求項1に機脚の数値制御発振器。
  11. 【請求項11】 前記線形合成が次の式で表現できるものである請求項10
    に記載の数値制御発振器。 ここで、NFREQは出力発振周波数であり、NNCOは第1群に属する周波数の数で
    あり、NDFTは第2群に属する周波数の数であり、Nは周波数の総数であり、n1 及びn2は整数である。
  12. 【請求項12】 n1及びn2が次の式で表現できるものである請求項11に
    記載の数値制御発振器。 ここで、k1及びk2は整数である。
  13. 【請求項13】 出力発振周波数が入力数値データに従って制御される数値
    制御発振器システムであって、 入力周波数を第1周波数群内でシフトさせ、該第1周波数群が第1のシフト量
    による間隔を置いては位置される第1の周波数シフト手段と、 該入力周波数を第2周波数群内でシフトさせ、該第2周波数群が第2のシフト
    量による間隔を置いては位置され、該第1と第2の群に属する周波数の数が相互
    素数であり、各出力発振周波数が該第1及び第2群の周波数の組合わせである第
    2の周波数シフト手段とを有する数値制御発振器システム。
  14. 【請求項14】 前記第1周波数シフト手段が畳み込みアルゴリズムを用い
    た畳み込みアルゴリズム装置である請求項13に記載の数値制御発振器システム
  15. 【請求項15】 前記畳み込みアルゴリズムが高速畳み込みアルゴリズムで
    ある請求項14に記載の数値制御発振器システム。
  16. 【請求項16】 前記畳み込みアルゴリズムが変形畳み込みアルゴリズムで
    ある請求項14に記載の数値制御発振器システム。
  17. 【請求項17】 前記第2周波数シフト手段が数値制御発振器である請求項
    13に記載の数値制御発振器システム。
  18. 【請求項18】 前記数値制御発振器が、前記第2周波数群を記憶するため
    の索引表を有し、該第1及び第2群の周波数が加算手段で合成されることで前記
    出力発振周波数を得る請求項17に記載の数値制御発振器システム。
  19. 【請求項19】 前記数値制御発振器が前記索引表内で特定の周波数をアド
    レス指定するための位相レジスタを更に有する請求項18に記載の数値制御発振
    器システム。
  20. 【請求項20】 前記入力周波数を1つ以上の他の周波数群内でシフトさせ
    るための1つ以上の他の周波数シフト手段を有し、該1つ以上の周波数群がそれ
    ぞれ個別のシフト量の間隔を置いて配置され、前記第1、第2及び1つ以上の群
    の該間隔が相互素数であり、各出力発振周波数は該第1、第2及び1つ以上の群
    内の周波数の組合わせである請求項13に記載の数値制御発振器システム。
  21. 【請求項21】 前記出力発振周波数が該第1及び第2の周波数群の線形合
    成である請求項13による数値制御発振器システム。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2周波数シフト手段と接続され、前記入力
    周波数を受信し、前記第1シフト量を前記第1周波数シフト手段に転送し、前記
    第2シフト量を該第2周波数シフト手段に転送するスプリッタを有する請求項1
    3に記載の数値制御発振器システム。
  23. 【請求項23】 入力周波数を数値制御発振器によって変調するための方法
    であって、 該入力周波数を、第1のシフト量で間隔を置いて配置された周波数を含む第1
    の周波数群内でシフトし、 該入力周波数を、第2のシフト量で間隔を置いて配置された周波数を含む第2
    の周波数群内でシフトし、該第1と第2の群に属する周波数の数が相互素数であ
    る、 該数値制御発振器によって、該第1及び第2の群に含まれる周波数の組合わせ
    である出力発振周波数を形成する方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の周波数群において入力周波数をシフトさせる工
    程において畳み込みアルゴリズムを適用する請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記畳み込みアルゴリズムが高速畳み込みアルゴリズムで
    ある請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記畳み込みアルゴリズムが変形畳み込みアルゴリズムで
    ある請求項24に記載の方法
  27. 【請求項27】 前記第2周波数群を記憶するための索引表を有し、該第1
    及び第2群の周波数が加算手段で合成されることで前記出力発振周波数を得る請
    求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記入力周波数を1つ以上の他の周波数群内でシフトさせ
    る工程を有し、該1つ以上の周波数群がそれぞれ個別のシフト量の間隔を置いて
    配置され、出力発振周波数は該第1、第2及び1つ以上の群内の周波数の組合わ
    せである請求項23に記載の方法。
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