JP2002522858A - 隣接トラックからのラジアルクロストークに基づくトラッキング方法及びトラックフォーマット - Google Patents

隣接トラックからのラジアルクロストークに基づくトラッキング方法及びトラックフォーマット

Info

Publication number
JP2002522858A
JP2002522858A JP2000564190A JP2000564190A JP2002522858A JP 2002522858 A JP2002522858 A JP 2002522858A JP 2000564190 A JP2000564190 A JP 2000564190A JP 2000564190 A JP2000564190 A JP 2000564190A JP 2002522858 A JP2002522858 A JP 2002522858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
tracking
mark
tracks
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000564190A
Other languages
English (en)
Inventor
イェー フェルボーム,ヨハネス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JP2002522858A publication Critical patent/JP2002522858A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0938Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only

Abstract

(57)【要約】 第1の方向に伸びる、ディジタル光情報を蓄積するための複数の隣接トラックを有する光記録媒体を有する。トラックは第2の方向のピッチ量により分離され、トラックの各々は、少なくとも1つの同期化マーク(BM,CM)と、トラックの少なくも3つの位置の1つに、少なくとも1つのトラッキングマーク(TM)を有するサーボフィールドを有する。第1のトラックに対し第2の方向に隣接するトラックのトラッキングマーク(TM)は互いに且つ第1のトラック上のトラッキングマーク(TM)の位置から異なる位置にある。第1のトラックが読まれているときに隣接トラックのトラッキングマーク(TM)からのクロストークを起こすためにトラックマークは第2の方向に伸ばされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般的に、ディジタルデータ記録の分野に関する。特に、本発明は
、光データ記録に関するトラッキング方法とトラッキングフォーマットに関する
。 光ディスクとしても呼ばれる光記録担体は、典型的には、多くの同心円状の
トラックに分割される。トラックにはディジタル情報がマークとピットの形式で
蓄積され、そこから情報が読み出され又は、取り出される。回転するディスクの
トラックは、マークとピットにより反射された光により読み出され、電気信号に
処理される。
【0002】 (ピット及び、マークはそれぞれ、プリフォーマットされたデータ及び、ディ
スク上にユーザにより蓄積された情報と呼ばれることができるが、術語のこのよ
うな区別は通常は行われない。この出願では、”マーク”は、一般的に、ディス
ク上のどのような情報(プリフォーマットされた情報、ユーザにより書かれた情
報等の)も参照する。) 複数の同心円状のトラックを有するディスクでは、トラックに沿ったある点の
向きは、接線方向と呼ばれ、通常トラックを横切る向き(即ち、中心から外周へ
)は、ラジアル方向と呼ばれる。
【0003】 ディスクのトラック上のプリフォーマットされたデータは、サーボフィールド
又は、領域を有する。サーボフィールドのマークは読まれている特定のトラック
に関するレーザのラジアル方向の整列を維持するのに使用される。サーボフィー
ルドのマークの読み出しと処理は、トラックに関するレーザのラジアル方向の位
置を示し、その補正を可能とする。このように、トラックの(ユーザにより蓄積
された情報のような)他のマークの適切な読み出しと処理が保証される。
【0004】 サーボフィールドのトラックフォーマットの従来例は、米国特許番号5,27
0,991に記載されている。図1は、サーボフィールドのあるマークの’99
1特許に記載されたフォーマットの簡単な概略図を示す。図1に示す4つのトラ
ック(1,2,3,4)は、配置されたディスクの中心に同心円状であるが、図
1のサーボフィールドは全トラックからすると小部分であり、図1に示すように
直線のようであることに注意する。これは、続く図でも同様である。
【0005】 トラッキングマーク(TM)は、各トラックの接線位置A及び、Bに配置され
る。トラッキングマークは、トラック間に且つ特定のトラックの交互の側に配置
される。図1で奇数番号で指定されたトラックでは、トラッキングマークAはト
ラックの上側で、トラッキングマークBはトラックの下側である。偶数番号のト
ラックでは、ラジアル方向に関して逆である。
【0006】 図1は,トラック2と3に照射されたレーザ光の結果の電気信号(s2とs3
)も示す。各トラックはトラッキングマークAとBの間を走るので、レーザによ
る適切なトラッキングのためには、マークAとBから発生される信号の大きさは
等しくなければならない。等しくないと、マークAとBに対応する信号の相対的
な大きさに基づき、レーザ光のラジアル方向の位置の調整が行われる。(例えば
、トラック2に関して、マークBにより発生された信号よりも、マークAからの
信号が大きければ、レーザをトラック2上に配置するためには、レーザをラジア
ル方向に上側(即ち、トラック1方向)へ調整しなければならない。信号強度の
差は、どのくらいかを示す。
【0007】 図1ではまた、2つの同期化マーク(セグメントマークの先頭の”BM”とク
ロックマークの”CM”)が示される。トラック上に配置されたこれらの同期化
マークは、(タイミングを介して)トラックマークがどこにあるかを示し、トラ
ックマーク(及び、トラック上の後続のマーク)の”捕捉”を提供する。
【0008】 図1の従来技術のフォーマットの難しさは、トラック上に配置されておらず隣
接トラック間に配置されている特定のマークの生成である。一般的に、ディスク
上にマークをプリフォーマット及び/又は書きこむ装置は、トラックそれ自身の
上に書くように設計されている。隣接トラック間に書くことは、更に複雑さを増
し、偏向器及び/又は第2のレーザビームを必要とし、信頼性を低下させコスト
を上昇する。
【0009】 図1の従来技術のフォーマットの他の難しさは、光ビームがトラック間を移動
することである。トラック上に直接ある同期化マークは、マークの検出の損失を
導き得るので、同期化の損失を導き得る。サーボフィールドに入る際の同期の損
失は、システムの損失となり、長い回復手続を要する。
【0010】 図2は、図1の従来技術の変形を示す。同期化マークSMは、トラック上及び
、隣接トラック間に配置される。トラック間を移動する光ビームは検出され、サ
ーボフィールドに入る際に、ビームの位置補正するために信号が処理され得る。
これは、図1に示す従来技術のフォーマットの上述の第2の難しさを示し、更な
るオフトラックマークを要し、上述の第1の問題と復号する。
【0011】 従って、本発明の目的は、オフトラックマークを必要としない、光ディスクの
サーボフィールドをフォーマットする方法及び、フォーマットを提供することで
ある。また、フォーマットを読み、処理するシステムを提供することも目的とす
る。また、本発明の目的は、トラック上に配置されるが、トラック間に変位した
光ビームの位置を検出し補正できる光ディスクの同期化マークのフォーマット方
法及び、フォーマットを提供することである。
【0012】 本発明は、オントラックマークを用いて、光ディスクのサーボフィールドのフ
ォーマット方法及び、フォーマットを提供することである。フォーマットは、横
長の、即ち、トラックに垂直方向に広いマークを使用する。例えば、ある実施例
では,マークは、トラックの中心に配置された、長軸がトラックに垂直(光ディ
スクでは、ラジアル方向)な、楕円形状を有する。
【0013】 サーボフィールドのマークの横長の形状は、配置と同じく、マークをトラック
間の領域へ伸ばす。従って,特定のトラックをトラッキングする光ビームは、隣
接トラックのサーボフィールドマークを検出する。(隣接トラックのサーボフィ
ールドのこのマークの検出は、”クロストーク”と呼ばれる。
【0014】 注目しているトラックの周りの隣接トラックからのトラッキングマークのクロ
ストークにより生成された信号は、光ビームのトラッキングエラーを与えるため
に、本発明に従ってシステムで処理される。例えば、隣接トラックからのマーク
のクロストークの大きさが等しい場合には、光ビームは、適切にラジアル方向に
、注目しているトラックに整列されている。1つの隣接トラックからのクロスト
ークにより生成された信号が、反対のトラックからのクロストークにより生成さ
れた信号よりも大きい場合には、ビームはオフトラックであり、ラジアル調整が
なされねばならない。隣接トラックからのクロストークの相対的な大きさの処理
は、どのくらいビームが調整されねばならないかを示す。
【0015】 同期化マークについては、トラック間の領域にビームが入った場合には、注目
しているトラックの楕円形状により生成された信号及び/又は、隣接トラックか
ら生じるクロストークが検出され、適切な同期化ができる。
【0016】 本発明は、第1の方向に伸びる、ディジタル光情報を蓄積するための複数の隣
接トラックを有する光記録媒体を有する。トラックは第2の方向のピッチ量によ
り分離され、トラックの各々は、少なくとも1つの同期化マークと、トラックの
少なくも3つの位置の1つに、少なくとも1つのトラッキングマークを有するサ
ーボフィールドを有する。第1のトラックに対し第2の方向に隣接するトラック
のトラッキングマークは互いに且つ第1のトラック上のトラッキングマークの位
置から異なる位置にある。第1のトラックが読まれているときに隣接トラックの
トラッキングマークからのクロストークを起こすためにトラックマークは第2の
方向に伸ばされる。
【0017】 本発明はさらに、第1の方向に伸びる、ディジタル光情報を蓄積するための複
数の隣接トラックを有し、トラックは第2の方向へピッチ量により分離された光
媒体をフォーマットする方法であって、 a)第1のトラックの第1の位置に第1のトラッキングマークを形成するステッ
プと、 b)第1のトラックに隣接する第2のトラックの第2の位置に第2のトラッキン
グマークを形成するステップと、 c)第1のトラックに隣接する第3のトラックの第3の位置に第3のトラッキン
グマークを形成するステップと、 d)第1のトラックの光読み出しが隣接トラックの第2及び第3のトラッキング
マークのクロストーク信号を検出するように、トラッキングマークを第2の方向
に伸ばすように配置するステップとを有する方法を含む。
【0018】 本発明はまた、光記録媒体のトラックのトラッキングを調整するシステムを含
む。トラックは、トラックの少なくとも3つの位置のうちの1つに配置されたト
ラッキングマークを有する。第1の2つの隣接トラックは他の位置の1つにトラ
ッキングマークを有し、且つ、第2の2つの隣接トラックは第2の他の位置に配
置されたトラッキングマークを有する。システムは、 a)読み出しているトラックから信号を発生する光信号処理器と、 b)3つの位置のうちの第1の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
プル部分を蓄積する第1のサンプル器と、 c)3つの位置のうちの第2の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
プル部分を蓄積する第2のサンプル器と、 d)3つの位置のうちの第3の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
プル部分を蓄積する第3のサンプル器と、 e)隣接トラックからのトラッキングマークのクロストークから生じる2つのサ
ンプルを決定するために、第1、第2及び、第3のサンプルを演算する演算器と
、 f)クロストークから生じているとして識別される2つのサンプルの振幅の差を
反映する補正信号を転送する転送器とを有する。
【0019】 本発明はまた、光記録媒体のトラッキングを調整するシステムであって、 a)光記録装置のトラックを読み出すことにより信号を発生する手段と、 b)トラックに沿ったサーボフィールドのトラッキングマーク位置に対応する少
なくとも3つの位置で信号をサンプルする手段と、 c)軸上のトラッキングマークにより発生される1つのトラッキングマーク位置
に対応する1つのサンプルを識別し且つ、隣接トラックのクロストーク信号によ
り発生される他の2つのトラッキングマーク位置に対応する他の2つのサンプル
を識別を識別する手段と、 d)クロストーク信号のサンプルの差に基づいてトラッキングを調整する手段と
を有する。
【0020】 本発明はまた、光記録媒体のトラッキングを調整する方法であって、 a)光記録装置のトラックを読み出すことにより信号を発生するステップと、 b)トラックに沿ったサーボフィールドのトラッキングマーク位置に対応する少
なくとも3つの位置で信号をサンプルするステップと、 c)軸上のトラッキングマークにより発生される1つのトラッキングマーク位置
に対応する1つのサンプルを識別し且つ、隣接トラックのクロストーク信号によ
り発生される他の2つのトラッキングマーク位置に対応する他の2つのサンプル
を識別を識別するステップと、 d)クロストーク信号のサンプルの差に基づいてトラッキングを調整するステッ
プとを有する。
【0021】 特定の実施例は、正確なトラッキングをするために受信したクロストークを処
理するシステムとともに、以下で説明される。
【0022】 図を通して、”R”と”T”は、ラジアル及び、接線方向を示す。
【0023】 図3は、本発明に従った、光ディスクのサーボフィールドのフォーマット実施
例を示す。マークは、長円又は、楕円であり、楕円の長軸は、トラックと垂直方
向(ラジアル方向)に整列されている。全マークは、トラックの中心に配置され
、図1と2に示すようにトラック間にはマークは無い。1,2,3,4はトラッ
ク1,2,3,4を示す。BMはセグメントマークの先頭を示す。CMはクロッ
クマークを示す。TMは、トラッキングマークを示す。AMはアドレスマークを
示す。
【0024】 図3のサーボフィールドのマークに着目すると、各トラックごとにトラッキン
グマークTMがある。トラック上のトラッキングマークは、A,B,Cで指定さ
れた3つの位置のうちの1つに配置される。
【0025】 図3はまた、2と3で指定されたトラックからの光ビームの処理の結果の電気
信号s2とs3を示す。トラック2に対しては、Bの位置に、トラッキングピッ
トが配置され、トラック2の信号には位置Bに対応する位置に比較的大きい極大
値がある。しかし、位置AとBに対応する位置には、小さい極大値がある。これ
らは、それぞれ、隣接トラック1及び、3からのクロストークから生ずる。
【0026】 同様に、トラック3の信号は、位置C(トラック3のピットが配置されている
ところ)に対応する比較的大きな極大値を示し、位置A,Bに対応するトラック
4と2からのトラッキングマークからそれぞれ生じるクロストークの、小さな極
大値を示す。
【0027】 隣接トラックからのトラッキングマークTMからのクロストークの大きさが等
しい場合には、光ビームは、適切なトラッキングについて、ラジアル方向に正し
く配置されていることが容易く分かる。例えば、トラック2に対応する信号を参
照すると、(トラック1のトラッキングマークからの)クロストーク信号Aの大
きさが、(トラック3のトラッキングマークからの)クロストーク信号Cの大き
さと等しい場合には、ビームはトラック2の中心にある。(ビームは隣接トラッ
クのトラッキングマークから等距離なのでこれは、明らかである。) 一方、隣接トラックのクロストーク信号の大きさが等しくない場合には、ビー
ムはラジアル方向に、トラック上に配置されていない。トラック2に対しては、
クロストーク信号Aが、クロストーク信号Cよりも大きい場合には、光ビームは
、トラック1のマークAに近い位置にラジアル方向に配置されている。即ちラジ
アル方向に、トラック2の中心に無く、トラック1に向かっている。
【0028】 クロストーク信号の信号強度の差は、トラックに関するビームのラジアル位置
の誤差を反映する。この差は、ラジアルエラー信号と呼ばれ、ビームの位置の適
切な調整を制御するためにサーボループへ送られる。(概念的には、この調整は
、クロストーク信号を等しくする。) 特定のトラックに対するトラッキングマークTMが位置Aにあるときには、位
置BとCのクロストーク信号が比較されるのは、図3から明らかである。トラッ
クに対して、位置BにあるトラッキングマークTMに対しては、位置AとCのク
ロストーク信号が比較される。最後に、トラックに対して、位置Cにあるトラッ
キングマークTMに対しては、位置AとBのクロストーク信号が比較される。
【0029】 図4は、トラッキングの調整のためにサーボループへ送られる適切なラジアル
エラー信号を得るためにトラックから読み出される信号を処理する特定の実施例
を示す。(図4の番号4で示されている)トラックを読み出した光信号により生
成された電気信号は、点A,B及び、Cでサンプルされる。サンプルされた信号
は、別々のサンプルホールド装置10a、10b、10cに蓄積される。
【0030】 信号A,B及び、Cのサンプルは、3つの減算器20a、20b、20cへ入
力する。各サンプルは、2つの減算器に入力される。図に示すように、減算器2
0aの入力は、サンプルされた信号AとBで、出力は、(A−B)である。減算
器20bの入力は、サンプルされた信号BとCで、出力は、(B−C)である。
減算器20cの入力は、サンプルされた信号CとAで、出力は、(C−A)であ
る。各減算器20a、20b、20cの出力は、比較器30a、30b、30c
へそれぞれ、送られる。
【0031】 比較器は対応する減算器の出力がゼロより大きいかどうかを決定する。比較器
30aは、AがBより大きいかどうかを決定し、比較器30bは、BがCより大
きいかどうかを決定し、比較器30cは、CがAより大きいかどうかを決定する
。比較器30a、30b、30cの出力は、デコーダ40の入力に供給される。
【0032】 デコーダ40は、読み出された信号のどの2つの信号が、隣接トラックのトラ
ッキングマークのクロストークから生じたかを決定する。各信号A,B及び、C
に対して、以下に示すデコーダテーブルは、1)他の2つの信号の1つよりもそ
の信号が大きいかどうか、2)他の2つの信号はその信号よりも大きくないかを
決定する。
【0033】
【表1】 これらの両条件に合致する信号は、オントラックのトラッキングマークである
。(例えば、オントラック信号がCの場合、Cからの信号は、Aからの信号より
も大きく、且つ、Bからの信号は、Cからの信号よりも大きくない。このように
、信号Cは、最大の振幅を有する。)相関的に、他の2つの信号(例の中のAと
B)は、隣接トラックのマークからのクロストークから生じた信号である。デコ
ーダから選択された出力は、これを反映する。
【0034】 選択された出力は、どの2つの信号が、デコーダ40によりクロストークから
生じた信号であると認識されたかに基づいて,3つのスイッチ50a,50b,
50cの1つを閉じる。デコーダ40が、信号AとBをクロストークから生じた
信号であると認識したときには、S(A−B)として示されている”(A−B)
選択”出力は、スイッチ50aを閉じ、信号A−Bの差を6で示されるラジアル
エラー信号として、サーボループへ通過させる。同様に、デコーダ40が、信号
BとCをクロストークから生じた信号であると認識したときには、S(B−C)
として示されている”(B−C)選択”出力は、スイッチ50bを閉じ、信号B
−Cの差を6で示されるラジアルエラー信号として、サーボループへ通過させる
。最後に、デコーダ40が、信号CとAをクロストークから生じた信号であると
認識したときには、S(C−A)として示されている”(C−A)選択”出力は
、スイッチ50cを閉じ、信号C−Aの差を6で示されるラジアルエラー信号と
して、サーボループへ通過させる。
【0035】 図5は、処理(図4)からサーボループへ送られた、(図3)のトラック1−
4の位置のラジアル位置の関数としてのラジアル誤差信号を示す。7は、トラッ
ク1の中心を示す。8は、トラック2の中心を示す。9は、トラック3の中心を
示す。10は、トラック4の中心を示す。上述の様に、サーボループは、隣接ト
ラックから生ずる信号間の差に基づいて、光ビームのトラッキングを補正する。
ラジアルエラーが正か負かは、補正されるべきトラッキングの方向を示す。
【0036】 図3を参照すると、同期化マーク(即ち、マークBMとCM)もトラック上に
配置され、この場合、トラッキングマークのような楕円の、伸ばされた形状であ
る。同期化マークはそのような形状を有し、位置にあるので、ビームがトラック
間をラジアル方向に動いても、光ビームにより充分に強い信号が検出される。こ
のように、同期は、トラック間に更なるマークの必要無しに、維持される。
【0037】 楕円は、適切なクロストークを提供するために充分に高いアスペクト比を有す
るべきである。必要なクロストークの総量は、光ディスク又は、システムの信号
対雑音比に関連する。
【0038】 典型的には、光記録媒体のトラック上のマークは、(30kHzのオーダの測
定帯域幅”BW”で、)50dBのオーダのSNRを有する。さらに、隣接トラ
ックかのデータマークからの許容できるクロストークは、トラック上にあるマー
クの信号に対して−32dBのオーダである。
【0039】 クロストークのSNRは、クロストーク信号強度と、トラックのバックグラン
ド(媒体)雑音の比である。上記より、クロストークのSNRは、18dBのオ
ーダである。
【0040】 ABCのトラッキングマークは、データマークと同等の大きさを有するとする
と、18dBのSNRは、トラッキングサーボとシステムがトラックをトラック
ピッチの約5%の正確さで追従しなければならない信頼性のあるトラッキングに
は不充分であると考えられる。トラックピッチの減少は、トラッキングサーボの
ために、トラッキングマークからのクロストークのSNRを増加するための1つ
の考えられる設計の選択ではあるが、それは、また、データマークからのクロス
トークを、許容できないレベルへ増加するであろう。
【0041】 (30kHzのオーダの測定BWでの)30dB又は、それ以上のトラッキン
グマークのクロストークのSNRは、トラッキングサーボによる信頼性のあるト
ラッキングには好ましい。上述のパラメータを使用すると、ABCトラックマー
クからのクロストークは、オントラック信号に対して−20dBでなけらばなら
ないか、又は、等価に、クロストークは、オントラックマークの10%(又は、
それ以上)でなければならない。
【0042】 これらの概念を、トラッキングマークの特定の楕円サイズの配置に翻訳するか
についての例としては,フィリップスLMS LD8000システムでは、約6
60nmの直径の円形データマークと約850nmのトラックピッチを使用する
。同じサイズのトラックマークから始めると、10%のクロストークを得るため
には、ラジアル方向のマークの幅は、約1050nm又は、それ以上へ広げなけ
ればならない。これらの2つの寸法、660nmの接線方向の幅及び、1050
nmのラジアル方向の幅を使用すると、約1.59のアスペクト比を有する楕円
となる。もちろん、1050nmは最小幅なので、アスペクト比は1.59より
も大きくても良い。例えば、慎重な設計では、トラックマークは、1.8のアス
ペクト比を有するであろう。
【0043】 サーボフィールドのマークは楕円である必要は無い。充分なクロストークを供
給するために、トラック間の領域に十分に伸びればどの様な形状でも許容できる
。従って、信号は、矩形又は、オーバーサイズの円が考えられる。(しかし、ト
ラックマークが円形なら、オーバーヘッドを増加する。適切な接線方向の分解能
を提供するためには、マークは、接線方向に充分に分離されていなければならな
いからである。上述の様に、典型的には、SNRが約30dB又は、それ以上の
クロストーク信号を供給するには、マークのラジアル方向への拡張で充分である
。光媒体の典型的なSNRに関しては、クロストーク信号の充分な振幅は、オン
トラックマークの振幅の、10%(又は、それ以上)である。
【0044】 他の形状のマークも充分なクロストークを供給するが、長軸がラジアル方向に
向けられた楕円形状が現在では、好ましい実施例である。接線方向の分解能を良
くし(即ち、オントラックマークにより発生された信号間の高い分離)、及び、
フォーマットのオーバーヘッド(即ち、サーボフィールドを配置するのにいつよ
うな接線方向の総量)を低くするには、短軸は、接線方向へ(即ち、トラックに
沿って)いるのが好ましい。
【0045】 さらに、楕円又は、近楕円形状のマークの生成は直接的である。例えば、指標
管理された半導体レーザは、楕円ビームを放射することが有名である。光記録装
置は、通常、記録媒体でのスポットの楕円正を低減する光学系を採用する。(し
かし、多くのそのような光学系は、完全には楕円形状を除去できず、形成された
マークは、僅かに楕円である。そのような光学系を除去又は、ビームの楕円性を
高める特徴を付加することにより、充分に高いアスペクト比が簡単に達成でき、
サーボ書きこみ器に使用できる。
【0046】 マスタ/スタンパをプリフォーマットするマスタ装置については、高パワーの
要求により、通常はガスレーザに頼っている。これらのレーザからのビームは、
かなり円形で、楕円スポットを形成するには、光学部品が追加されねばならない
。円形スポットを楕円にする代わりに、略楕円の、ビームが僅かに離れた、重な
る2つのビームへ分割され得る。(このようなビームの分割は、固定の光学系を
用いて行われ、従来技術のフォーマットのようなトラック間に書きこむのが必要
なビームの偏向又はスイッチによる分割に関する複雑さ及び、信頼性の問題を起
こさない。) 図6と7は、本発明の別の実施例を示す。図6では、オントラックのトラッキ
ングマークTMに対する第4の位置がある。この配置の1つの優位点は、4つの
トラックマークTMの各位置が、トラックアドレスの2つの最小ビットで、4つ
の番号の1つと同期できることである。これは、単純な欠陥保護機構を提供する
。しかし、この更なるトラックマークTMは、トラックマークTMの更なる空間
(オーバーヘッド)とラジアルエラー信号の更なる処理を要するという、幾つか
の不利な点を有する。
【0047】 図7の実施例は、他の問題を示す。隣接トラックマークの位相誤差に関するト
ラックマーク信号の鋭いピークは、トラック間位相ジッタによる振幅変動を起こ
す。ピークが急峻なら、サンプリングのタイミングの僅かな偏差が、そのピーク
よりも小さいトラックマークのサンプルとなる。これは、オントラック信号とオ
フトラック信号からのクロストークの間で混乱を起こす可能性がある。
【0048】 図7は、図3で示されたのと同様な且つ上述した他の実施例を示す。しかし、
図7では、各オントラックのトラッキングマークTMは、接線方向にオフセット
した2つの重なる楕円よりなる。信号を広げることにより、サンプリングのタイ
ミングは、誤差を有しても、サンプルは、オントラック信号に対して大きなピー
クを有する。図7に示すように、接線方向に長いトラッキングマークTMは、ピ
ークが平坦となり、さらなる位相マージンを生成する。ピークは、代わりに、接
線方向に軸が長い様にアスペクト比をする様に光学系を調整することにより平坦
にできる。(この極端な場合、軸は等しく、大きなサイズの円状のマークを与え
る。)しかし、この問題と取り組むコストは、トラッキングマークによる更なる
オーバーヘッドの使用である。
【0049】 上述の説明は、光ディスクに適用されるとして発明のフォーマット及び、装置
に焦点を当てたが、トラックを有するどのような光媒体にも適用できる。例えば
、本発明は、テープの長手方向に走る直線トラックの連続を有する光テープにも
適用できる。(たしかに、図3と関連する説明は、テープの長手方向に伸びる複
数のトラックを有する光テープへ直接適用できる。
【0050】 光テープに関しては、もちろん、トラックはテープに沿って真直ぐ伸びる。即
ち、ディスクの中心の周りに円形ではない。しかし、(光ディスクでは”ラジア
ル”方向と指定した)トラックの通常の方向に光ビームの位置を補正することに
より、適切な位置を維持するサーボループがある。本発明のフォーマットを、光
テープに使用することにより、オフトラックマークを削除しても、良いトラッキ
ング性能と信頼性のある同期化のような、同じ利益が得られる。
【0051】 さらに、本発明は、光媒体に制限する必要は無い。サーボフィールドに沿った
複数の接線方向のトラックを有するどのような媒体へも適用できる。従って,こ
のフォーマットは、フロッピー(登録商標)ディスク及び、磁気テープを含む、 種々の磁気媒体に適用できる。ディジタル情報を蓄積するのに磁界の遷移を使用 する磁気媒体に対しては、オントラックに配置された(A,B及び、Cのような )トラッキング信号は、遷移である。
【0052】 上述の実施例は、本発明を単に図示する目的のためである。本発明及び、請求
項の範囲を離れること無く、多くの変形及び、調節は、当業者には、明らかであ
る。従って、上述の説明は、本発明の典型的な実施例であり、本発明の範囲を制
限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の、光ディスクのサーボフィールドのフォーマットの概略及び、ディ
スクの2つのトラックの光走査の結果の電気信号を示す図である。
【図2】 他の従来技術の光ディスクのサーボフィールドのフォーマットを示す図である
【図3】 本発明の光ディスクのサーボフィールドのフォーマット及び、ディスクの2つ
のトラックの光走査の結果の電気信号の概略を示す図である。
【図4】 図3のようにフォーマットされた光ディスクのトラックから読み出された信号
を処理するシステムの概略を示す図である。
【図5】 図3に示される光記録装置のトラックに関する図4のシステムのラジアルエラ
ー信号出力を示す図である。
【図6】 本発明の光ディスクのサーボフィールドの代替のフォーマットの概略を示す図
である。
【図7】 本発明の光ディスクのサーボフィールドの代替のフォーマットの概略を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5D090 AA01 AA04 CC01 CC04 DD03 FF02 FF45 GG22 GG26 5D118 AA03 AA13 BA03 BA08 BB02 BC12 BC13 CA13 CA25 CD03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に伸びる、ディジタル光情報を蓄積するための複
    数の隣接トラックを有する光記録媒体であって、トラックは第2の方向のピッチ
    量により分離され、トラックの各々は、トラックの少なくも3つの位置の1つに
    、少なくとも1つのトラッキングマークを有するサーボフィールドを有し、第1
    のトラックに対し第2の方向に隣接するトラックのトラッキングマークは互いに
    且つ第1のトラック上のトラッキングマークの位置から異なる位置にあり、第1
    のトラックが読まれているときに、隣接トラックのトラッキングマークからのク
    ロストークを起こすためにトラックマークは第2の方向に伸びる光記録媒体。
  2. 【請求項2】 サーボフィールドは、少なくとも1つの同期マークを更に有
    する請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 トラッキングマークは、第1の方向よりも第2の方向に更に
    伸びる請求項1或は2記載の光記録担体。
  4. 【請求項4】 トラッキングマークは、楕円形の形状である、請求項3記載
    の光記録担体。
  5. 【請求項5】 隣接トラックのトラッキングマークは、第1のトラックが読
    まれたときに、隣接トラックにより生成されるクロストークが、等しい大きさで
    あるように配置される請求項1或は2記載の光記録担体。
  6. 【請求項6】 トラックに沿った第1の方向の3つの位置のうちの1つで、
    各トラックに対してトラッキング信号は1つである請求項1或は2記載の光記録
    担体。
  7. 【請求項7】 第2の方向に隣接するトラックのトラッキングマークの位置
    は、第1の方向の第1と、第2と、第3の位置の間で順次変わる、請求項6記載
    の光記録媒体。
  8. 【請求項8】 光記録媒体は光ディスクであり、トラックはディスクの中心
    の周りに同心円状に伸び、第1の方向はトラックに沿っており、且つ、第2の方
    向はディスクの中心からトラックを亘って半径方向である請求項1或は2記載の
    光記録担体。
  9. 【請求項9】 光記録媒体は光テープであり、トラックはテープの長手に沿
    って伸び、第1の方向はテープの長手方向であり、第2の方向はテープの幅方向
    である請求項1或は2記載の光記録担体。
  10. 【請求項10】 第1の方向に伸びる、ディジタル光情報を蓄積するための
    複数の隣接トラックを有し、トラックは第2の方向へピッチ量により分離された
    光媒体をフォーマットする方法であって、 a)第1のトラックの第1の位置に第1のトラッキングマークを形成するステッ
    プと、 b)第1のトラックに隣接する第2のトラックの第2の位置に第2のトラッキン
    グマークを形成するステップと、 c)第1のトラックに隣接する第3のトラックの第3の位置に第3のトラッキン
    グマークを形成するステップと、 d)第1のトラックの光読み出しが隣接トラックの第2及び第3のトラッキング
    マークのクロストーク信号を検出するように、トラッキングマークを第2の方向
    に伸ばすように配置するステップとを有する方法。
  11. 【請求項11】 トラックの少なくとも3つの位置のうちの1つに配置され
    たトラッキングマークを有する光記録媒体のトラックのトラッキングを調整する
    システムであって、第1の2つの隣接トラックは他の位置の1つにトラッキング
    マークを有し、且つ、第2の2つの隣接トラックは第2の他の位置に配置された
    トラッキングマークを有し、 a)読み出しているトラックから信号を発生する光信号処理器と、 b)3つの位置のうちの第1の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
    プル部分を蓄積する第1のサンプル器と、 c)3つの位置のうちの第2の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
    プル部分を蓄積する第2のサンプル器と、 d)3つの位置のうちの第3の位置でトラッキングマークに対応する信号のサン
    プル部分を蓄積する第3のサンプル器と、 e)隣接トラックからのトラッキングマークのクロストークから生じる2つのサ
    ンプルを決定するために、第1、第2及び、第3のサンプルを演算する演算器と
    、 f)クロストークから生じているとして識別される2つのサンプルの振幅の差を
    反映する補正信号を転送する転送器とを有するシステム。
  12. 【請求項12】 演算器は、3つのサンプルの各対の間の差を決定する3つ
    の減算器を有し、各減算器は入力としてサンプルの特定の対を有し且つ、出力は
    サンプル間の差を与える、請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 演算器は、各々が1つの減算器の出力からの入力を有する
    3つの比較器更に有し、各々の比較器は減算器の出力が正か負かを決定する請求
    項12記載のシステム。
  14. 【請求項14】 演算器は各比較器の出力を入力として受信するデコーダを
    更に有し、デコーダは、3つの減算器のどれが、隣接トラックのクロストークか
    ら生じる2つのサンプルを両入力として有するかを決定するために入力を処理す
    る請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 デコーダは3つの出力を有し、各出力はサンプルの対を反
    映し、対の出力は、対の2つのサンプルが隣接トラックのクロストークから生じ
    るときに選択される請求項14記載のシステム。
  16. 【請求項16】 転送器は、通常は開放の3つのスイッチを含み、各々のス
    イッチの一方の側は3つの減算器の1つの出力に接続され、各スイッチの他の側
    は共に接続され、各デコーダの出力は、デコーダの出力によっても反映されるサ
    ンプルの対の差を出力として有する減算器と接続されたスイッチと連結し、デコ
    ーダの出力は、サンプルの対がデコーダにより選択されたときに、結合されたス
    イッチを閉じる請求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 光記録媒体のトラッキングを調整する方法であって、 a)光記録装置のトラックを読み出すことにより信号を発生するステップと、 b)トラックに沿ったサーボフィールドのトラッキングマーク位置に対応する少
    なくとも3つの位置で信号をサンプルするステップと、 c)軸上のトラッキングマークにより発生される1つのトラッキングマーク位置
    に対応する1つのサンプルを識別し且つ、隣接トラックのクロストーク信号によ
    り発生される他の2つのトラッキングマーク位置に対応する他の2つのサンプル
    を識別を識別するステップと、 d)クロストーク信号のサンプルの差に基づいてトラッキングを調整するステッ
    プとを有する方法。
  18. 【請求項18】 光記録媒体のトラッキングを調整するシステムであって、 a)光記録装置のトラックを読み出すことにより信号を発生する手段と、 b)トラックに沿ったサーボフィールドのトラッキングマーク位置に対応する少
    なくとも3つの位置で信号をサンプルする手段と、 c)軸上のトラッキングマークにより発生される1つのトラッキングマーク位置
    に対応する1つのサンプルを識別し且つ、隣接トラックのクロストーク信号によ
    り発生される他の2つのトラッキングマーク位置に対応する他の2つのサンプル
    を識別を識別する手段と、 d)クロストーク信号のサンプルの差に基づいてトラッキングを調整する手段と
    を有するシステム。
JP2000564190A 1998-07-31 1999-07-22 隣接トラックからのラジアルクロストークに基づくトラッキング方法及びトラックフォーマット Pending JP2002522858A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/127,001 1998-07-31
US09/127,001 US6233209B1 (en) 1998-07-31 1998-07-31 Tracking method and track format based on radial cross-talk from adjacent tracks
PCT/EP1999/005342 WO2000008635A1 (en) 1998-07-31 1999-07-22 Tracking method and track format based on radial cross-talk from adjacent tracks

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002522858A true JP2002522858A (ja) 2002-07-23

Family

ID=22427819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000564190A Pending JP2002522858A (ja) 1998-07-31 1999-07-22 隣接トラックからのラジアルクロストークに基づくトラッキング方法及びトラックフォーマット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6233209B1 (ja)
EP (1) EP1044450B1 (ja)
JP (1) JP2002522858A (ja)
WO (1) WO2000008635A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013179395A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 パイオニア株式会社 記録媒体の製造装置を動作させる信号生成装置及び方法
WO2013179396A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 パイオニア株式会社 記録再生装置及び方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60309205T2 (de) * 2002-12-06 2007-08-23 Koninklijke Philips Electronics N.V. Vorrichtung und verfahren zum aufzeichnen einer information auf einen aufzeichnungsfähigen optischen datenträger durch verwendung eines ovalpunktprofils
US20070206453A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Seagate Technology Llc Multilevel nano-structure optical media with oriented tracking marks
US7889616B2 (en) * 2006-03-03 2011-02-15 Seagate Technology Llc Polarization state detector systems and methods for read-out of multilevel oriented nano-structure optical media

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4960680A (en) 1987-02-13 1990-10-02 Eastman Kodak Company Recording elements comprising write-once thin film alloy layers
US5270991A (en) 1990-06-29 1993-12-14 North American Philips Corporation Track format for use with an optical record carrier having a varying track pitch
JP3093364B2 (ja) 1991-10-14 2000-10-03 パイオニア株式会社 光学式記録媒体及びその再生装置
JP3744944B2 (ja) 1992-07-17 2006-02-15 パイオニア株式会社 光ディスク、トラッキングエラー信号生成装置およびトラッキング制御装置
JPH0668487A (ja) * 1992-08-17 1994-03-11 Pioneer Electron Corp トラッキングエラー信号生成装置
EP0721182A1 (en) 1995-01-06 1996-07-10 Polaroid Corporation Optical information storage system
JP3107297B2 (ja) * 1997-09-29 2000-11-06 株式会社日立製作所 光ディスク及び光ディスクの再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013179395A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 パイオニア株式会社 記録媒体の製造装置を動作させる信号生成装置及び方法
WO2013179396A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 パイオニア株式会社 記録再生装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1044450B1 (en) 2006-05-10
WO2000008635A1 (en) 2000-02-17
US6233209B1 (en) 2001-05-15
EP1044450A1 (en) 2000-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2593492B2 (ja) ディスク・ドライブ
CA1139436A (en) Positioning system and formatting scheme for magnetic tape media
JPH117620A (ja) データ読み出し書き込み装置
GB1591177A (en) Utilizing a track following code on a data storage member
KR960001253B1 (ko) 자기 기록 재생 장치
TW494396B (en) Disk drive
JP2002522858A (ja) 隣接トラックからのラジアルクロストークに基づくトラッキング方法及びトラックフォーマット
US7280304B2 (en) Method and circuit for compensating slow-varying runout of disk storage system
US6236627B1 (en) Tracking method and track format based on quadrature wobble
US20060119976A1 (en) Disk positioning information writing method and apparatus, information recording/reproduction apparatus and recording medium
WO1996025736A1 (fr) Disque optique et dispositif d'enregistrement/de reproduction sur disque optique
JPH0426959A (ja) 同期情報記録再生装置
US5020046A (en) Apparatus for reproducing recorded data from a disc employing variable regenerated clock delay compensating for variable recording conditions
EP0336706A2 (en) Disk drive apparatus
Cherubini et al. High-performance servo channel for nanometer head positioning in tape systems
JP3073205B2 (ja) 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置
JP2642662B2 (ja) 情報記録再生装置及び情報記録媒体
JP3073204B2 (ja) 光ディスクおよび光ディスク記録再生装置
JPH01159835A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH01178131A (ja) 光ディスク装置
JP2703336B2 (ja) 光学式記録再生系のトラッキング方法
JPS63275080A (ja) 光学式情報処理装置のトラッキング方法
JPS6396737A (ja) 光デイスク
JPH0778898B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JPS62267929A (ja) 記録再生形光デイスク装置のトラツキング制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080428

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090203