JP2002522266A - テスト彫刻の形成および評価方法 - Google Patents

テスト彫刻の形成および評価方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、グラビア印刷用グラビアシリンダを彫刻するための電子グラビア印刷機においてテスト彫刻を形成および評価するための方法に関する。テスト彫刻にあたり、まえもって定められた色調値について彫刻機構によりテストインキセル19を彫刻する。テスト彫刻後、まえもって定められた軸線方向測定位置にビデオカメラを位置決めし、インキセル19のビデオ画像35を撮影する。ビデオ画像35において、選択されたテストインキセル19′の測定個所41と基準個所39との位置偏差を位置誤差Δx,Δyとして求める。ついでこの位置誤差Δx,Δyを、ビデオカメラを新たな測定位置へ軸線方向にシフトすることにより、および/またはグラビアシリンダを旋回させることにより補正する。次に、テストインキセル19の形状値が測定され、所定の色調値の形状値と比較する。彫刻機構を制御するための彫刻制御信号を、彫刻された色調値が所定の色調値と一致するよう、比較結果に依存して較正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は電子再現技術分野に係わるものであり、グラビア印刷用のグラビアシ
リンダを彫るための電子グラビア印刷機におけるテスト彫刻の形成および評価方
法に関する。
【0002】 電子グラビア印刷機においては切削工具として彫刻針を備えた彫刻機構が、回
転するグラビアシリンダに沿って軸線方向で移動する。彫刻制御信号により制御
される彫刻針は、グラビアスクリーンないしはグラビアパターン内に配置された
一連のインキセルをグラビアシリンダの外被に彫り込む。彫刻制御信号は、彫刻
すべき色調値を「明」(白)と「暗」(黒)の間で表現する画像信号値と周期的
なスクリーン信号ないしはパターン信号との重畳により形成される。スクリーン
信号は、グラビアスクリーン生成のため彫刻針の振動する上下運動を生じさせる
のに対し、画像信号値はグラビアシリンダ中に彫刻されるインキセルの形状値を
定める。
【0003】 彫刻される色調値を画像信号値により定められる色調値と一致させる目的で、
彫刻制御信号を較正しなければならない。このため実際の彫刻前にいわゆるテス
ト彫刻が実施され、その際、所定の色調値に対するテストインキセルがグラビア
シリンダに彫られる。
【0004】 テスト彫刻後、彫られたテストインキセル上に測定装置が配置され、テストイ
ンキセルの形状値たとえば横方向対角線や縦方向対角線が測定される。
【0005】 その後、測定されたテストインキセルの形状値がまえもって定められた形状値
と比較される。そして比較の結果から調整値が取得され、それらを用いることで
、以降の彫刻において形成されるインキセルの形状値が色調値に即した再現に必
要とされる形状値と一致するよう、彫刻制御信号が較正される。
【0006】 PCT特許出願 PCT/DE 98/01441 によりすでに知られているのは、彫刻され
たテストインキセルの形状値を求めるために画像評価段の設けられたビデオカメ
ラを用いることであり、これによればビデオカメラで撮影されたテストインキセ
ルのビデオ画像中の形状値が測定される。
【0007】 精確な測定のための前提条件は、ビデオカメラの手動によるまたは自動的なポ
ジショニングに従い、テストインキセルがビデオカメラにより撮影される画像セ
クションに最適な解像度で完全に収まることである。この条件は実際には必ずし
も満たされておらず、殊に彫刻針交換後には必ずしも満たされず、その結果、誤
った測定が行われてしまう。
【0008】 したがって本発明の課題は、グラビア印刷用のグラビアシリンダを彫るための
電子グラビア印刷機におけるテスト彫刻の形成および評価方法を、測定装置たと
えばビデオカメラなどのポジショニングに関して、テスト彫刻において形成され
るテストインキセルの自動測定が高精度で保証されるよう改良することである。
【0009】 この課題は請求項1の特徴により解決される。従属請求項には本発明の有利な
実施形態が示されている。
【0010】 次に、図1〜13を参照しながら本発明について詳しく説明する。
【0011】 図1は、彫刻されたテストインキセルを測定するための測定装置の配置構成に
関する第1の実施例を用いて版型彫刻用電子グラビア印刷機を描いた基本原理図
である。
【0012】 図2は、ビデオカメラのポジションエラー補正前の彫刻されたテストインキセ
ルのビデオ画像を示す図である。
【0013】 図3は、ストライプ状測定フィールドの構成を示す図である。
【0014】 図4は、正方形測定フィールドの構成を示す図である。
【0015】 図5は、測定フィールド内の測定区間を自動的に求めるためのグラフィック表
示である。
【0016】 図6は、ある座標方向におけるテストインキセルのポジションエラー測定のた
めのグラフィック表示である。
【0017】 図7は、別の座標方向におけるテストインキセルのポジションエラー測定のた
めのグラフィック表示である。
【0018】 図8は、ビデオカメラのポジションエラー補正後の彫刻されたテストインキセ
ルのビデオ画像である。
【0019】 図9は、切り通し測定のためのグラフィック表示である。
【0020】 図10は、通路測定のためのグラフィック表示である。
【0021】 図11は、彫刻されたテストインキセルを測定するための測定装置の配置構成
に関する第2の実施例を用いて版型彫刻用電子グラビア印刷機を描いた基本原理
図である。
【0022】 図12は、グラビア印刷機におけるプロセスシーケンスを示す図である。
【0023】 図13は、ツインモードで動作するグラビア印刷機におけるプロセスシーケン
スを示す図である。
【0024】 図1は、テスト彫刻において形成されたテストインキセルを測定するための測
定装置に関する第1の実施例を用いてグラビア印刷用版型を彫刻するための電子
グラビア印刷機を描いた基本原理図である。この場合、グラビア印刷機はたとえ
ば Hell Gravure System GmbH, Kiel, DE の HelioKlischograph (登録商標)
である。
【0025】 グラビアシリンダ1は、グラビアシリンダ駆動部2により回転させられて駆動
される。グラビアシリンダ1への彫刻は、切削工具として彫刻針4を備えた彫刻
機構3により行われる。彫刻機構3は彫刻キャリッジ5上に設けられており、こ
のキャリッジはスピンドル6を用いることで彫刻キャリッジ駆動部7によりグラ
ビアシリンダ1の軸線方向に移動可能である。
【0026】 彫刻針4は、グラビアラインごとにグラビアスクリーンまたはグラビアパター
ン内に配置された一連のインキセルを回転するグラビアシリンダ1の外被へ彫り
込む一方、彫刻キャリッジ5は彫刻機構3とともにグラビアシリンダ1の軸線方
向に沿って移動する。
【0027】 彫刻針4は彫刻制御信号GSにより制御される。この彫刻制御信号GSは彫刻
増幅器8において、周期的なスクリーン信号Rと画像信号値Bとの重畳により形
成される。なお、画像信号値Bは、彫刻すべきインキセルの色調値を「明」から
「暗」との間で表す。グラビアスクリーン生成のため周期的なスクリーン信号R
が彫刻針4の振動上下運動を生じさせる一方、画像信号値Bは彫刻すべき色調値
に応じて彫刻されるインキセルの形状値を定める。
【0028】 アナログ画像信号値BはD/A変換器9において彫刻データGDから得られ、
これらのデータは彫刻データメモリ10に格納されていて、そこからグラビアラ
インごとに読み出され、D/A変換器へ供給される。グラビアスクリーンにおけ
る各彫刻位置に、少なくとも1byteから成る彫刻データGDが割り当てられ
ており、それらは彫刻情報として「明」から「暗」の間で色調値を有している。
【0029】 この場合、グラビアシリンダ1の外被には彫刻座標系が対応づけられており、
その横座標はグラビアシリンダ1の軸線方向(彫刻機構のシフト方向)に配向さ
れており、縦座標はグラビアシリンダ1の周方向(グラビアライン方向)に配向
されている。彫刻座標系の彫刻座標xおよびyにおり、グラビアシリンダ1
上のインキセルに関する彫刻個所が規定される。グラビアキャリッジ駆動部7に
より彫刻座標xが形成され、これによりグラビアシリンダ1におけるグラビア
ラインの軸線方向位置が定められる。シリンダ駆動部2と機械的に結合されてい
る位置発生器11により、対応する彫刻座標yが形成され、これにより彫刻針
4に対する回転するグラビアシリンダ1の相対的な周囲位置が与えられる。彫刻
個所の彫刻座標xとyは、ライン12,13を介して制御機構14へ供給さ
れる。制御機構14はアドレッシングならびに彫刻データメモリ10からの彫刻
データGDを、目下の彫刻個所の彫刻座標xおよびyに依存してライン15
を介し制御する。さらに制御機構14は、グラビアスクリーン生成に必要とされ
る周波数でライン16上にスクリーン信号Rを発生させる。グラビアシリンダ1
に対し相対的に彫刻機構3の軸線方向での位置決めを行うため、および彫刻中に
彫刻機構3のシフト運動を制御するため、制御機構14において相応の制御命令
がライン17を介して彫刻キャリッジ駆動部7に対し生成される。ライン1
8における別の制御命令Sによりシリンダ駆動部2が制御される。
【0030】 互いに隣り合うグラビアライン21において後続の彫刻のために利用されない
グラビアシリンダ1のテスト彫刻領域20においてテストインキセル19を彫刻
するために、グラビア印刷機はテスト彫刻計算機22を有しており、この計算機
は必要な彫刻データGD* をD/A変換器9へ供給する。
【0031】 テスト彫刻において形成されたテストインキセル19の形状値を測定するため
、図1に示されている第1の実施例によれば、グラビアシリンダ1の軸線方向に
シフト可能な測定キャリッジ23が設けられており、これはテストインキセル1
9のビデオ画像を撮影するためのビデオカメラ24を備えている。さらにこの場
合、ライン25を介してビデオカメラ24と接続されていて撮影されたテストイ
ンキセル19を測定するための画像評価段26と、ビデオ画像を監視するための
監視モニタ27が設けられている。
【0032】 測定すべきテストインキセルの形状値をたとえば横方向対角線、縦方向対角線
、切り通しの幅、ならびに通路の幅とすることができる。
【0033】 テストインキセル19のビデオ撮影は、グラビアシリンダ1が停止していると
きまたはグラビアシリンダ1の回転中に相応に同期しているときに行うことがで
きる。ビデオカメラ24を備えた測定キャリッジ23は、スピンドル28および
測定キャリッジ29を用いることで、テスト彫刻領域20に形成されたテストイ
ンキセル19に向かって軸線方向に位置決めすることができる。測定キャリッジ
駆動部29は、制御命令Sによりライン30を介して制御機構14から制御さ
れる。
【0034】 画像評価段26においてビデオ画像に基づき測定されたテストインキセル19
の形状値は、ライン31を介してテスト彫刻計算機22へ伝送される。テスト彫
刻計算機22において、測定された実際形状値とまえもって定められた目標形状
値との比較により、彫刻増幅器8を較正するための調整値が得られる。そして彫
刻増幅器8へライン32を介して供給される設定値によって、彫刻増幅器8にお
ける彫刻制御信号GSが較正され、この較正は、以降のグラビアシリンダ1の彫
刻にあたり実際に形成されるインキセルが、色調に即した彫刻に必要とされるイ
ンキセルに対応するように行われる。
【0035】 彫刻制御信号GSの較正を彫刻前に自動的に行うことができるし、あるいは彫
刻中、オンラインで行うことができる。しかしこの較正を手動で実行してもよく
、その場合、テスト彫刻計算機22は求められた調整値を単に表示するだけ であって、その後、その値を手動で彫刻増幅器8に伝送する。
【0036】 テストインキセルの生成ならびに評価は以下のステップに従って実行される。
【0037】 ステップAにおいて、テスト彫刻を実行するため、彫刻機構3が彫刻キャリッ
ジ5とともに手動でまたは自動的に彫刻キャリッジ駆動部7により軸線方向にゼ
ロ位置から目標位置へずらされる。この目標位置において、テスト彫刻のために
まえもって設定されたテスト彫刻領域20内で第1のグラビアライン21′が彫
刻されることになる。
【0038】 ステップBにおいて、テストインキセル19を彫刻するためテスト彫刻計算機
がたとえば目標値「暗」「明」および「明」と「暗」の間の少なくともに1つの
中間調に対する彫刻データGD* を呼び出す。呼び出された彫刻データGD* は
、彫刻機構3のための彫刻制御信号GSに変換される。彫刻機構3は、第1のグ
ラビアライン21′から出発して互いに隣り合うグラビアライン21において、
「明」「暗」および「中間調」についてそれぞれ少なくとも1つのインキセルを
彫刻する。有利には各グラビアライン21,21′についてテスト彫刻領域20
の広がりの中で、周方向において同じ色調値の複数のテストインキセルが彫刻さ
れる。
【0039】 ステップCにおいて、彫刻されたテストインキセル19の形状値を測定するた
め、ビデオカメラ24が測定キャリッジ23とともに手動または自動的に、測定
キャリッジ駆動部29によりゼロ位置から所定の測定位置までずらされる。この
測定位置は、測定すべきテストインキセル19をもつグラビアライン21の目標
位置に相応し、たとえば第1のグラビアライン21′の目標位置までずらされる
【0040】 ビデオカメラ24は次のように調整することができる。すなわち、グラビアラ
イン21の測定位置と目標位置が一致している場合、そのグラビアラインにおけ
る測定すべきテストインキセル19がビデオ画像中央の基準位置にくるようにし
、たとえば画像中央の座標原点をもつ測定座標系の縦座標上にくるようにする。
これにより、高い測定精度を達成するため、テストインキセル19を最適な画像
分解能でビデオカメラ24により完全に捉えることができるようになる。
【0041】 しかし実際には、彫刻針4をときおり交換しなければならない。手間をかけて
あとから調整を行わないと、彫刻針交換時にもともとの彫刻針位置を失ってしま
う可能性があり、彫刻座標値xおよびyにより規定された目標彫刻個所から
ずれた彫刻位置にテストインキセル19が彫られてしまう。このような場合、所
定の軸線方向目標位置からずれた軸線方向実際位置をもつグラビアライン21、
21′上にテストインキセル19が彫刻される。このため、グラビアライン21
、21′のまえもって定められた目標位置と一致した所定の測定位置にビデオカ
メラ24がずらされると、ずれたグラビアライン21、21′上に彫られたテス
トインキセル19の正および負の位置誤差Δx、Δyが測定座標系に対して
発生する。したがってこのような位置誤差Δx、Δyに起因して、テストイ
ンキセル19が最適な画像分解能でビデオ画像内に完全には入らなくなってしま
い、その結果、テストインキセル形状値の測定において不正確になってしまう。
【0042】 このため測定精度を改善する目的で、本発明によれば以下のことが提案される
。すなわち、彫刻されたテストインキセル19の1つを選択し、選択されたテス
トインキセルの位置誤差Δx、ΔyをステップDにおいて、ビデオ画像にお
ける基準位置たとえば測定座標系の座標原点に対するテストインキセル測定個所
の座標距離として測定し、少なくとも選択されたテストインキセルの形状値を測
定する前に、求められた位置誤差Δx、ΔyをステップEにおいて、ビデオ
カメラ24を新たな測定位置へずらすことにより較正し、および/または選択さ
れたテストインキセル19′の測定位置がビデオ画像の基準位置にくるようグラ
ビアシリンダ1を旋回させることで較正する。
【0043】 このためステップDにおいてまずはじめに、所定の測定位置へのビデオカメラ
24の位置決めにあたり、測定座標系の座標原点に対し発生している選択された
テストインキセル19′の測定個所の位置誤差Δx、Δyが、撮影されたビ
デオ画像に基づき画像評価段26において測定される。測定個所を測定座標系の
座標原点にシフトすべきテストインキセル19′としてたとえば、「中間調」(
M)を表すテストインキセル19または他のテストインキセル19が選択される
。選択されたテストインキセル19′の測定個所として、どの形状値を確かめよ
うとするのかに応じて、テストインキセルの中心点、テストインキセルの横方向
対角線または縦方向対角線の中心点、あるいは測定すべき通路または切り通しの
中心点が定められる。図2を参照しながら、ビデオ画像中の選択されたテストイ
ンキセルにおける位置誤差Δx、Δyの測定について説明する。
【0044】 図2には、彫刻されたテストインキセル19の撮影されたビデオ画像35が示
されており、これは水平方向および垂直方向のスクリーンラインもしくはパター
ンラインから成る矩形のグラビアスクリーンないしはグラビアパターンを有し、
この場合、垂直方向のスクリーンラインはグラビアライン21である。互いに隣
り合う3つのグラビアライン21上に、たとえば「明」(L)、「暗」(T)お
よび「中間調」(M)に対する彫刻されたテストインキセル19が描かれている
。テストインキセル19の重心は、グラビアスクリーンにおけるスクリーンライ
ンの交点上にある。
【0045】 ビデオ画像35は複数のピクインキセル36から成り、ビデオ画像35中のそ
れらの位置は、ビデオ画像35に対応づけられた画像座標系37の画像座標x とyにより規定されている。画像座標系37の座標軸はビデオ画像35の縦方
向および横方向に沿って配向されており、座標原点38はビデオ画像35の1つ
の頂点におかれる。また、測定座標系40の座標軸は、画像座標系37の座標軸
に対し平行に配向されている。ビデオ画像35の中心点に位置する測定座標系4
0の座標原点39は、画像座標系38において画像座標xVMおよびyVMを有
する。したがって座標に関して以下のような関係が生じる: x=x−yVM=y−yVM たとえば、測定個所41としてインキセル平面の中心点をもつテストインキセ
ル19′が選択され、この測定個所は画像座標系37において画像座標xVB
よびyVBをもつ。したがって選択されたテストインキセル19′の位置誤差Δ
、Δyは測定座標系40において以下のようになる: Δx=xVB−xVM Δy=yVB−yVM 各ピクインキセル36には、個々のグレー値を表すたとえば8bitのビデオ
データVDが割り当てられているので、「黒」(VD=0)と「白」(VD=2
55)との間において全部で254個のグレー値を区別することができる。これ
らのグレー値はフィルタリングにより、または閾値を用いることで、2つの値に
低減することができ、これは次のようにして行われる。すなわちたとえば、グラ
ビアシリンダ1の外被にあるピクインキセルにはビデオデータVD=0を割り当
て、テストインキセル19の外被にあるピクインキセルにはビデオデータVD=
1を割り当てる。その際、インキセル平面の輪郭(密度が跳躍的に変化する部分
)は、「0」から「1」または「1」から「0」へのビデオデータの移行によっ
て表す。
【0046】 画像座標系37において、選択されたテストインキセル19′の測定個所41
の画像座標値xVBおよびyVBを自動的に求めるため、たとえばストライプ状
に形成された測定フィールド42が規定され、これはビデオ画像35の上をシフ
ト可能であって、画像座標系37内で任意に配向させることができる。
【0047】 この測定フィールド42は少なくとも1つの測定ライン43から成り、有利に
は互いに平行に延在する複数の測定ライン43から成る。そして各測定ライン4
3は、画像座標系37においてそれぞれ画像座標ペアxVMPおよびyVMP
より規定されている位置をもつ複数のピクインキセル36を有している。したが
って測定ライン43内の各ピクインキセル36についても、座標系37内の位置
を確定することができる。測定フィールド42の長手方向の長さは少なくとも、
2つのグラビアライン21の間隔と等しい。ピクインキセル36相互間の間隔は
、それぞれ1つの長さ増分値を表す。このため測定区間44内のピクインキセル
36を計数することにより、測定区間44の長さを長さ増分値の倍数として測定
することができる。
【0048】 図3にはストライプ状の測定フィールド42の形状が示されており、これはた
とえば複数のピクインキセル36をもつ測定ライン43から成る。
【0049】 図4には正方形の測定フィールド42の形状が示されており、これはたとえば
各測定ライン43にそれぞれ6つのピクインキセル36をもつ6つの測定ライン
43から成る。
【0050】 すでに説明したように、1つのテストインキセル19におけるインキセル平面
の周縁部は、撮影されたビデオ画像35において輪郭45を成している。したが
って、測定区間44たとえばテストインキセル19における最大横方向対角線ま
たは最大縦方向対角線を測定するための測定区間は、対応する輪郭45相互間の
個々の間隔から得られる。
【0051】 測定区間44の終端ピクインキセル36′、36″は有利には測定フィールド
42自体を用いることで、隣り合う2つの輪郭45の自動的な検出により求めら
れ、これは測定ライン43において相前後して続く2つのピクインキセル36の
ビデオデータVDを、その変化についてそれぞれ調べることによって行われる。
【0052】 図5には、測定ライン43および互いに隣り合う2つの輪郭45をもつ測定ス
トライプ42が示されている。さらにこの図には、個々のピクインキセル36に
割り当てられたビデオデータVDも示されており、この場合、輪郭45は「0」
から「1」への移行および「1」から「0」への移行により表されている。自動
的な輪郭の検出により、図示の事例では9個のピクインキセル36から成る測定
区間44において対応する終端ピクインキセル36′、36″が求められる。
【0053】 図6には、選択されたテストインキセル19′における測定個所41の画像座
標値xVBを、1つの測定ライン43から成るストライプ状の測定フィールド4
2を用いて測定する様子が示されている。図示の実施例では測定個所41は、選
択されたテストインキセル19′におけるインキセル平面の中心点である。測定
フィールド42はその長手方向に沿って画像座標系37の横軸方向に配向されて
おり、選択されたテストインキセル19′はその方向でシフトされる。測定区間
44の終端ピクインキセル36′、36″は、選択されたテストインキセル19
′のインキセル平面における輪郭45の自動検出により求められる。これにより
測定区間44に収まっているピクインキセル36の個数が明らかになり、この場
合、測定区間44の中央のピクインキセル36は選択されたテストインキセル1
9′の測定個所41を表す。したがって画像座標系37内における選択されたテ
ストインキセル19′の測定個所41の画像座標値xVBは、測定区間44にお
ける中央のピクインキセルの座標値となる。
【0054】 図7には、長手方向に沿って画像座標系37の縦軸方向に配向された測定フィ
ールド42を用いて、選択されたテストインキセル19′の測定個所41の画像
座標値yVBをそれ相応に測定する様子が示されている。図示の実施例の場合も
、測定個所はやはりインキセル平面の中心点である。したがって選択されたテス
トインキセル19′における測定個所41の画像座標値yVBは、測定区間44
における中央のピクインキセル36の確定された座標値から得られる。
【0055】 有利には、規定された色調値を表す選択されたテストインキセル19′が、ビ
デオ画像35内で複数の測定ライン43から成る測定フィールド42を用いて自
動的に「探索」される。この目的で、テストインキセル19′のインキセル平面
が所定の色調値に応じてピクインキセル36の個数として設定される。対応する
測定フィールドが図4に示されている。測定フィールド42の大きさは所定のイ
ンキセル平面ないしはインキセル面積の大きさに少なくとも対応し、したがって
インキセル平面に収まるすべてのピクインキセル36を測定フィールド42によ
って捉えることができるようになる。測定フィールド42は、テストインキセル
19の彫刻個所ごとにビデオ画像上をシフトされる。各彫刻個所ごとに、該当す
るテストインキセル19のインキセル平面ないしはインキセル面積が測定フィー
ルド42を用いて測定され、その際、個々の測定ライン43において計数された
ピクインキセル36が加算され、所定のインキセル平面のピクインキセル数と比
較される。この場合、まえもって定められたインキセル平面と測定されたインキ
セル平面が一致していれば、テストインキセル19が選択されたテストインキセ
ル19′として識別される。
【0056】 ステップEにおいて、測定された位置誤差ΔxとΔyが測定機構23のシ
フトおよび/またはグラビアシリンダ1の旋回により補償調整される。このよう
な補償調整は、監視モニタ27においてビデオ画像を手動で視覚的なコントロー
ルしながら行うこともできるし、あるいは制御機構14によるシリンダ駆動部2
および/または彫刻キャリッジ駆動部7の自動的な制御により行うこともできる
。ビデオ画像の評価により、選択されたテストインキセル19′の測定個所41
が測定座標系40の座標原点38と一致していることが判明したとき、画像評価
段26がライン33を介して制御機構14へそれ相応の命令Sを供給し、この
ようにして有利には、彫刻されたテスト平面19に関する形状値の精確な決定が
保証される。
【0057】 図8には、位置誤差ΔxおよびΔyを補正した後のビデオ画像35が示さ
れている。このときビデオ画像35において、選択されたテストインキセル19
′の測定個所41と測定座標系40の座標原点38とが一致している。
【0058】 たいていの事例では、測定機構23のシフトにより軸線方向の位置誤差Δx だけを補償すれば十分である。それというのも、グラビアライン方向においてた
いていは1つの色調値に対し複数のテストインキセル19が彫刻され、したがっ
てある色調値の少なくとも1つのテストインキセル19がビデオカメラ24の撮
影領域内に位置しているからである。
【0059】 位置誤差ΔxおよびΔyが補償調整された後、ステップFにおいて、ビデ
オカメラ24により撮影された図8に示されているようなビデオ画像35が評価
段26において自動的に評価されることで、彫刻されたテストインキセル19の
形状値が求められる。有利にはこの測定は、位置誤差ΔxおよびΔyの測定
にすでに使われたものと同じ測定フィールド42を用いて実行される。
【0060】 テストインキセル19において図6の測定区間44に対応する最大横方向対角
線dQmaxあるいは任意の横方向対角線dを測定するために、図6にすでに
示されているような測定フィールド42が、その長手方向に沿って測定座標系4
0の縦軸方向に配向される。
【0061】 他方、切り通しdDSを測定するために、つまりグラビアライン21上に彫刻
された2つのテストインキセル19をつなぐ測定座標系40の横軸方向における
彫刻溝の幅を測定するために、測定フィールド42は今度はその長手方向に沿っ
て横軸方向に配向される。切り通しdDSの測定については図9に描かれている
【0062】 また、通路dSBを測定するために、つまり隣り合うグラビアライン21、2
1′上に彫刻された2つの深いインキセルの間に残された材料の幅を測定するた
めに好適には、その長手方向に沿って上記通路の延びに対しほぼ垂直に配向され
るよう、測定フィールド42を旋回させる。通路dSBの測定については図10
に描かれている。
【0063】 図11には、彫刻されたテストインキセル19を測定するための測定装置に関
する第2の実施例を用いて版型彫刻用電子グラビア印刷機を原理的に示した図で
ある。
【0064】 この実施例の場合、ビデオカメラ24は図1に描かれていたように別個の測定
機構23上に配置されているのではなく、彫刻キャリッジ5上で彫刻機構3の隣
りに配置されており、この場合、ビデオカメラ24は彫刻機構3の彫刻針4から
構造に起因する軸線方向間隔Bをおいて設置されている。彫刻されたテストイン
キセル19のビデオ画像35はたとえば光ガイドケーブルを介して記録され、こ
のケーブルの光入射面は、軸線方向に対し垂直にかつ彫刻機構3における彫刻針
4の尖端が辿る平面内に配置されている。これに対する代案として、彫刻された
テストインキセル19のビデオ画像35をじかにビデオカメラ24によって撮影
することもできる。その場合には、テストインキセル19の彫刻後、彫刻キャリ
ッジ5上に取り付けられたビデオカメラ24はまずはじめ、軸線方向間隔Bだけ
テスト彫刻領域20内の所定の測定位置に向けてずらされる。ついで位置誤差Δ
およびΔyが測定され補正されて、彫刻されたテストインキセル19が測
定される。
【0065】 図12には、グラビア印刷機における動作シーケンスが図式によって概略的に
描かれている。この場合、ビデオカメラ24は図11による実施例に即して彫刻
キャリッジ5上で彫刻機構3の隣りに取り付けられているものとする。
【0066】 a)ステップAとBに従い、彫刻機構3を彫刻機構5とともに、彫刻すべきグラ
ビアライン21の所定の軸線方向目標位置47へシフトさせ、グラビアライン2
1上で軸線方向実際位置48にテストインキセル19を彫刻する。この実際位置
は、軸線方向の位置誤差Δxに起因して目標位置47からずれている。
【0067】 b)ステップCに従い、キャリッジ機構5のシフトにより、グラビアライン21
の所定の目標位置47と一致している所定の測定位置47上にビデオカメラ24
を位置決めする。
【0068】 c)ステップDに従い、所定の測定位置47においてビデオカメラ24の位置誤
差Δxを測定する。
【0069】 d)ステップEに従い、彫刻機構5を新たな測定位置にシフトすることで、ビデ
オカメラ24の位置誤差Δxを補正する。
【0070】 e)ステップFに従い、実際位置48のグラビアライン21上に彫られた彫刻さ
れたテストインキセル19を、ビデオカメラ24の新たな測定位置48において
測定する。
【0071】 グラビアシリンダ上に軸線方向に互いに並置された複数のグラビアストランド
をそれぞれ1つの対応づけられた彫刻機構によって彫る場合、いわゆるグラビア
印刷機のツインモードにおいても、この方法を有利に使用することができる。
【0072】 グラビアシリンダ1上に複数のグラビアストランドをそれぞれ1つの対応づけ
られた彫刻機構3によって彫る場合、各彫刻機構3ごとに別個のテスト彫刻を実
行しなければならない。テスト彫刻を測定するためグラビア印刷機に、図1に示
した実施例によるビデオカメラ24の設けられたシフト可能な測定機構23を装
備させることができる。各グラビアストランドにおける個々のテスト彫刻を測定
するために、ビデオカメラ24はそれぞれグラビアストランドの幅だけ個々の測
定位置へ向けて軸線方向にシフトされる。この場合、先に説明したステップA〜
Fが各測定位置において実行される。もちろん、各測定機構3に図11に示した
実施例に従いビデオカメラ24を対応づけることもできる。
【0073】 グラビア印刷機のいわゆるツインモードの場合、それぞれ1つの彫刻機構3、
3* によって彫られる2つのグラビアシリンダ1、1* が互いに機械的に結合さ
れている。これらの彫刻機構3、3* は共通の彫刻機構5上に互いに一定の間隔
をおいて取り付けられており、これは軸線方向で両方のグラビアシリンダ1、1
* に沿って移動する。各彫刻機構3、3* によって、該当するグラビアシリンダ
1、1* にテスト彫刻が彫られる。テスト彫刻を測定するためグラビア印刷機は
彫刻キャリッジ5上で各彫刻機構3、3* の隣りに、図11による実施例に従い
ビデオカメラ24、24* を有している。この場合、動作シーケンスが変えられ
ることになる。
【0074】 図13には、ツインモードで動作するグラビア印刷機の動作シーケンスが概略
的に示されている。この場合、それぞれビデオカメラ24、24* は図11によ
る実施例に従い彫刻機構3、3* の隣りで共通の彫刻機構5上に取り付けられて
いる。
【0075】 a)ステップAおよびBに従い共通の彫刻機構5により彫刻機構3、3* が、彫
刻すべきグラビアライン21、21* の所定の軸線方向目標位置47、47* へ
シフトされ、位置誤差ΔxおよびΔx* に起因して目標位置47、47* からず
れている軸線方向実際位置48、48* でグラビアライン21、21* 上にテス
トインキセル19、19* が彫刻される。
【0076】 b)ステップCに従い、グラビアライン21における所定の第1の目標位置47
と一致している所定の第1の測定位置47に、共通の彫刻機構5のシフトにより
ビデオカメラ24が位置決めされる。
【0077】 c)ステップDに従い、所定の第1の測定位置47において第1のビデオカメラ
24の位置誤差Δxが測定される。
【0078】 d)ステップEに従い、第1のビデオカメラ24の測定された位置誤差Δxが、
新たな第1の測定位置48への共通の彫刻キャリッジ5のシフトにより補正され
る。
【0079】 e)ステップFに従い、グラビアライン21上で第1の実際位置48に彫られた
第1のグラビアシリンダ1に彫刻されたテストインキセル19の形状値が、第1
のビデオカメラ24の新たな第1の測定位置50において測定される。
【0080】 f)ステップDに従い、共通の彫刻機構5の目下の位置において第2のビデオカ
メラ24* の位置誤差Δxが測定される。
【0081】 g)第2のビデオカメラ24* のために新たな位置誤差Δx*neuが計算され
る。
【0082】 h)ステップEに従い、共通の彫刻キャリッジ5のシフトにより新たな第2の測
定位置48* へ、第2のビデオカメラ24* の計算された位置誤差Δx*neu
が補正される。
【0083】 i)ステップFに従い、グラビアライン21* 上で第2の実際位置48* に彫ら
れた第2のグラビアシリンダ1* に彫刻されたテストインキセル19の形状値が
、第2のビデオカメラ24* の新たな第2の測定位置50* において測定される
【図面の簡単な説明】
【図1】 彫刻されたテストインキセルを測定するための測定装置の配置構成に関する第
1の実施例を用いて版型彫刻用電子グラビア印刷機を描いた基本原理図である。
【図2】 ビデオカメラのポジションエラー補正前の彫刻されたテストインキセルのビデ
オ画像を示す図である。
【図3】 ストライプ状測定フィールドの構成を示す図である。
【図4】 正方形測定フィールドの構成を示す図である。
【図5】 測定フィールド内の測定区間を自動的に求めるためのグラフィック表示である
【図6】 ある座標方向におけるテストインキセルのポジションエラー測定のためのグラ
フィック表示である。
【図7】 別の座標方向におけるテストインキセルのポジションエラー測定のためのグラ
フィック表示である。
【図8】 ビデオカメラのポジションエラー補正後の彫刻されたテストインキセルのビデ
オ画像である。
【図9】 切り通し測定のためのグラフィック表示である。
【図10】 通路測定のためのグラフィック表示である。
【図11】 彫刻されたテストインキセルを測定するための測定装置の配置構成に関する第
2の実施例を用いて版型彫刻用電子グラビア印刷機を描いた基本原理図である。
【図12】 グラビア印刷機におけるプロセスシーケンスを示す図である。
【図13】 ツインモードで動作するグラビア印刷機におけるプロセスシーケンスを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 彫刻すべき色調値を「明」から「暗」の間で表す彫刻データ
    (GD)と、グラビアスクリーン形成用の周期的なスクリーン信号(R)から、
    彫刻機構(3)の彫刻針(4)を制御するための彫刻制御信号(GS)を形成し
    、 彫刻針(4)によりグラビアシリンダ(1)にグラビアラインごとに、グラビ
    アスクリーンに配置された一連のインキセルを彫り込み、該インキセルの形状値
    により彫刻された色調値が決まり、 本来の彫刻の前に、まえもって定められた色調値についてテストインキセル(
    19)を彫り、 該テストインキセル(19)のビデオ画像(35)をビデオカメラ(24)を
    用いて撮影し、 ビデオ画像(35)中のテストインキセル(19)の形状値を求め、所定の色
    調値の形状値と比較し、 彫刻された色調値がまえもって定められた色調値に対応するよう、比較結果に
    依存して彫刻制御信号(GS)を較正する形式の、 グラビア印刷用グラビアシリンダを彫刻するための電子グラビア印刷機におけ
    るテスト彫刻の形成および評価方法において、 ビデオカメラ(24)を、まえもって定められた軸線方向測定位置に位置決め
    し、 彫刻されたテストインキセルのうち1つのテストインキセル(19′)を選択
    し、 選択されたテストインキセル(19′)の測定個所(41)とビデオ画像(3
    5)中の基準個所(39)との位置偏差を、位置誤差(Δx,Δy)として
    求め、 求められた該位置誤差(Δx,Δy)を、新たな測定位置へビデオカメラ
    (24)を軸線方向にシフトすることにより、および/またはグラビアシリンダ
    (1)の旋回により、選択されたテストインキセル(19′)の測定個所(41
    )がビデオ画像(35)の基準位置(39)の領域内に少なくとも位置するよう
    較正し、 ついで少なくとも選択されたテストインキセル(19′)の形状値を測定する
    ことを特徴とする、 グラビア印刷用グラビアシリンダを彫刻するための電子グラビア印刷機におけ
    るテスト彫刻の形成および評価方法。
  2. 【請求項2】 「明」と「暗」の間の中間調を表すテストインキセル(19
    ′)を選択する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記測定個所(41)を、選択されたテストインキセル(1
    9′)の平面中心点とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記測定個所(41)を、選択されたテストインキセル(1
    9′)の横方向対角線または縦方向対角線の中心点とする、請求項1または2記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記測定個所(41)を、選択されたテストインキセル(1
    9′)における切り通しまたは通路の中心点とする、請求項1または2記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 ビデオ画像(35)において選択されたテストインキセル(
    19′)の位置偏差を求めるための基準個所(39)を画像中央に位置させる、
    請求項1から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 ビデオ画像(35)において選択されたテストインキセル(
    19′)の位置偏差を求めるための基準個所(39)を、ビデオ画像(35)に
    おける測定座標系(40)の座標原点とする、請求項1から6のいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ビデオ画像(35)をピクセル(36)に分割し、 ビデオ画像(35)における該ピクセル(36)の位置を、ビデオ画像(35
    )に対応づけられたビデオ画像座標系(37)の座標(x,y)により定義
    する、 請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ビデオ画像(35)をピクセル(36)に分割し、 ビデオ画像(35)上をシフト可能な測定フィールド(42)を形成し、該測
    定フィールド(42)は複数のピクセル(36)をもつ少なくとも1つの測定ラ
    イン(43)を有し、それらのピクセルの位置をビデオ画像(35)内で前記ビ
    デオ画像座標系(37)の座標(x,y)により定め、 ビデオ画像(35)内の測定区間(44)の長さを、前記測定ライン(43)
    のピクセル(36)の個数として求める、 請求項1から8のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記測定フィールド(42)をストライプ状に形成する、
    請求項1から9のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記測定フィールド(42)はビデオ画像(35)内で任
    意に配向可能である、請求項1から10のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記測定区間(44)は、1つのテストインキセル(19
    )に属する2つの輪郭(45)相互間の間隔に対応する、請求項1から11のい
    ずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 1つのテストインキセル(19)の輪郭(45)をビデオ
    画像(35)の自動的な評価により識別する、請求項1から12のいずれか1項
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 1つのテストインキセル(19)の輪郭を測定フィールド
    (42)における少なくとも1つの測定ライン(43)を用いて識別する、請求
    項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 ビデオ画像(35)の各ピクセル(36)に、該当するピ
    クセル(36)がテストインキセル(19)の構成部分であるか否かを表すビデ
    オデータ(VD)を割り当て、 測定フィールド(42)の測定ライン(43)において相前後するそれぞれ2
    つのピクセル(36)のビデオデータ(VD)を変化について調べ、 ビデオデータ(VD)の検出された変化を輪郭(45)として識別する、 請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 ビデオ画像(35)において選択されたテストインキセル
    (19′)を、シフト可能な測定フィールド(42)を用いて自動的に識別する
    、請求項1から15のいずれか1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 選択されるテストインキセル(19′)のインキセル平面
    またはインキセル面積の大きさをまえもって定め、 選択されたテストインキセル(19′)の少なくともインキセル平面に相当す
    る大きさをもつ測定フィールド(42)を規定し、 該測定フィールド(42)をテストインキセルごとにビデオ画像(35)上で
    シフトさせ、 該測定フィールド(42)の各位置で個々のテストインキセル(19)のイン
    キセル平面を測定して、まえもって定められたインキセル平面と比較し、 少なくとも近似的に平面または面積が一致していれば、テストインキセル(1
    9)を選択されたテストインキセル(19′)として識別する、 請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 選択されたテストインキセル(19′)のインキセル平面
    の大きさを、ピクセル(36)の個数としてまえもって定め、 前記測定フィールド(42)は、互いに平行に配向された複数の測定ライン(
    43)を有し、 1つのテストインキセル(19)のインキセル面積を、個々の測定ライン(4
    3)におけるインキセル平面内に収まるピクセル(36)の加算により求め、 平面または面積の比較にあたり、まえもって定められたピクセル(36)の個
    数と測定されたピクセル(36)の個数とを比較する、 請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 選択されたテストセル(19′)の測定個所(41)とビ
    デオ画像(35)中のその位置を、シフト可能な測定フィールド(42)を用い
    て自動的に求める、請求項1から18のいずれか1項記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記測定個所(41)を、選択されたテストインキセル(
    19′)の平面中心点とし、 選択されたテストインキセル(19′)の横方向対角線または縦方向対角線を
    、測定フィールド(42)を用いて測定区間(44)として測定し、前記平面中
    心点を横方向対角線の半分または縦方向対角線の半分の位置とする、 請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 互いに結合された2つのグラビアシリンダ(1,1*)を
    それぞれ1つの彫刻機構(3,3*)により彫刻し、 彫刻機構(3,3*)を1つの共通の彫刻キャリッジ(5)上に配置し、 各彫刻機構(3,3*)に1つのビデオカメラ(24,24*)を対応づけ、 第1のビデオカメラ(24)をまえもって定められた第1の測定位置(47)
    に位置決めし、 まえもって定められた測定位置(47)において第1のビデオカメラ(24)
    の軸線方向の位置誤差(Δx)を測定し、 該第1のビデオカメラ(24)の測定された軸線方向の位置誤差(Δx)を、
    前記共通の彫刻キャリッジ(5)を新たな第1の測定位置(48)にシフトする
    ことにより補正し、 第1のグラビアシリンダ(1)に彫刻されたテストインキセル(19)の形状
    値を、第1のビデオカメラ(24)の該新たな第1の測定位置(50)において
    測定し、 第2のビデオカメラ(24*)の軸線方向の位置誤差(Δx*)を、共通の彫刻
    キャリッジ(5)の目下の位置で測定し、 第2のビデオカメラ(24*)について新たな軸線方向位置誤差(Δx*neu )を計算し、 第2のビデオカメラ(24*)の計算された軸線方向の位置誤差(Δx*neu )を、前記共通の彫刻キャリッジ(5)を新たな第2の測定位置(48*)にシ
    フトすることにより補正し、 第2のグラビアシリンダ(1*)に彫刻されたテストインキセル(19)の形
    状値を、第1のビデオカメラ(24)の新たな第1の測定位置(50)で測定す
    る、 請求項1から20のいずれか1項記載の方法。
  22. 【請求項22】 テスト彫刻において、「明」と「暗」および少なくとも1
    つの「中間調」の色調値に対するテストインキセル(19)を彫刻する、請求項
    1から21のいずれか1項記載の方法。
  23. 【請求項23】 「明」と「暗」および「中間調」の色調値に対するテスト
    インキセル(19)を、それぞれ隣り合うグラビアライン(21)上に彫刻する
    、請求項1から22のいずれか1項記載の方法。
  24. 【請求項24】 各グラビアライン(21)上に少なくとも1つのテストイ
    ンキセル(19)を彫刻する、請求項1から23のいずれか1項記載の方法。
  25. 【請求項25】 彫刻すべき形状値を、彫刻されたテストインキセル(19
    )の横方向対角線、縦方向対角線、切り通し、通路の幅またはインキセルの面積
    とする、請求項1から24のいずれか1項記載の方法。
  26. 【請求項26】 測定座標系(40)における通路幅を、横断方向でたとえ
    ば通路の延び方向に対し垂直に測定するため、ストライプ状の測定フィールド(
    42)をその長手方向に沿って配向する、請求項1から25のいずれか1項記載
    の方法。
  27. 【請求項27】 前記測定フィールド(42)は、互いに平行に配置された
    複数の測定ライン(43)を有し、 個々の測定ライン(43)により得られた測定結果を互いに比較し、 測定精度を高めるため、互いに比較された測定結果が一致したときだけ、1つ
    の測定ライン(43)の測定結果を転送する、請求項1から26のいずれか1項
    記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記測定フィールド(42)は、互いに平行に配置された
    複数の測定ライン(43)を有し、 個々の測定ライン(43)により得られた測定結果に対し極値選択を実行し、 最も大きい測定結果または最も小さい測定結果だけを転送する、 請求項1から27のいずれか1項記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記測定フィールド(42)を、選択されたテストインキ
    セル(19′)の位置偏差の測定にも、テストインキセル(19)の形状値の測
    定にも使用する、請求項1から28のいずれか1項記載の方法。
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