JP2002521745A - モジュールのストリーミング - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
第１コンピュータと第２コンピュータとの間でモジュールを伝送するためのコンピュータ実装方法が開示される。第１コンピュータでは、モジュールセットは利用可能なモジュールのコレクションからモジュールのシーケンスを選択することにより形成される。選択されたモジュールのそれぞれは、第２コンピュータで動作しているアプリケーションと関連付けられている。選択されたモジュールは次に、第１コンピュータから第２コンピュータに透過的にストリーミングできる。モジュールの選択は、予め定められた選択基準に従って行われ、第２コンピュータの実行環境とは独立している。第２コンピュータで、受信されたモジュールが、実行中のアプリケーションに統合され得る。第１コンピュータと第２コンピュータとの間でモジュールを伝送するためのシステムもまた提示される。開示のシステムは、第１コンピュータおよび第２コンピュータを含む。第１コンピュータは、アプリケーションを実行するための手段、アプリケーションが動作している間に、アプリケーションと関連付けられたモジュールのシーケンスを受信するための手段、および受信されたシーケンス内の第１モジュールをアプリケーションに統合するための手段を含む。第２コンピュータは、アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクションをストアするための手段、このコレクションからモジュールのシーケンスを選択するための手段、および第１コンピュータから第２コンピュータに選択されたシーケンスを転送するための手段を含む。
Description
【０００１】 （背景情報） クライアントサーバ環境で、クライアントコンピュータは、サーバと通信を行
ってそのサーバにストアされた情報に遠隔アクセスすることができる。サーバと
クライアントコンピュータとの間での情報の転送は、標準プロトコルおよびソフ
トウェアを使用して提供することができる。例えば、クライアントコンピュータ
にあるハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）ブラウザアプリケーショ
ンが、ＨＴＴＰサーバからウェブページを受信するのに、ＴＣＰ／ＩＰおよびハ
イパーテキストトランスファプロトコル（ＨＴＴＰ）を使用して、公衆インター
ネットを介して通信することができる。ウェブページは、フォーマットされたテ
キスト、ならびに埋め込まれたグラフィックスやサウンドなどのマルチメディア
エレメントを含み得る。これらのマルチメディアエレメントが、クライアントに
よってダウンロードされて、ブラウザアプリケーションまたは「プラグイン」ブ
ラウザコンポーネントによってユーザに提示されるということが可能である。例
としてのブラウザアプリケーションは、ネットスケープナビゲータ（Ｎｅｔｓｃ
ａｐｅ Ｎａｖｉｇａｔｏｒ）４．０（登録商標）およびマイクロソフトインタ
ーネットエクスプローラ（Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏ
ｒｅｒ）４．０（商標）を含む。
ってそのサーバにストアされた情報に遠隔アクセスすることができる。サーバと
クライアントコンピュータとの間での情報の転送は、標準プロトコルおよびソフ
トウェアを使用して提供することができる。例えば、クライアントコンピュータ
にあるハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）ブラウザアプリケーショ
ンが、ＨＴＴＰサーバからウェブページを受信するのに、ＴＣＰ／ＩＰおよびハ
イパーテキストトランスファプロトコル（ＨＴＴＰ）を使用して、公衆インター
ネットを介して通信することができる。ウェブページは、フォーマットされたテ
キスト、ならびに埋め込まれたグラフィックスやサウンドなどのマルチメディア
エレメントを含み得る。これらのマルチメディアエレメントが、クライアントに
よってダウンロードされて、ブラウザアプリケーションまたは「プラグイン」ブ
ラウザコンポーネントによってユーザに提示されるということが可能である。例
としてのブラウザアプリケーションは、ネットスケープナビゲータ（Ｎｅｔｓｃ
ａｐｅ Ｎａｖｉｇａｔｏｒ）４．０（登録商標）およびマイクロソフトインタ
ーネットエクスプローラ（Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｅｘｐｌｏ
ｒｅｒ）４．０（商標）を含む。
【０００２】 クライアントコンピュータで使用されるブラウザアプリケーションは、ストリ
ーミング（streaming）データ伝送プロトコルを使用してオーディオ情報および
ビデオ情報を受信するのに、プラグインソフトウェアを使用することができる。
ストリーミングプロトコルは、情報が受信されるのにつれて、それがクライアン
トコンピュータによって提示されるということを可能にする。例えば、フルモー
ションビデオを、サーバからクライアントにフレームの線形ストリームとして送
信することができる。クライアントに各フレームが着信するごとに、それがリア
ルタイムのフルモーションビデオ表示を生成するように表示され得る。オーディ
オストリーミングおよびビデオストリーミングは、クライアントが、クライアン
トアプリケーションにすべてのストリームが着信するのを待つことなく、情報を
提示することを可能にする。オーディオストリーミングおよびビデオストリーミ
ングは、例えば、リアルネットワーク社（ＲｅａｌＮｅｔｗｏｒｋ，Ｉｎｃ．）
からのリアルオーディオ（ＲｅａｌＡｕｄｉｏ）（登録商標）およびリアルビデ
オ（ＲｅａｌＶｉｄｅｏ）（商標）によって提供される。
ーミング（streaming）データ伝送プロトコルを使用してオーディオ情報および
ビデオ情報を受信するのに、プラグインソフトウェアを使用することができる。
ストリーミングプロトコルは、情報が受信されるのにつれて、それがクライアン
トコンピュータによって提示されるということを可能にする。例えば、フルモー
ションビデオを、サーバからクライアントにフレームの線形ストリームとして送
信することができる。クライアントに各フレームが着信するごとに、それがリア
ルタイムのフルモーションビデオ表示を生成するように表示され得る。オーディ
オストリーミングおよびビデオストリーミングは、クライアントが、クライアン
トアプリケーションにすべてのストリームが着信するのを待つことなく、情報を
提示することを可能にする。オーディオストリーミングおよびビデオストリーミ
ングは、例えば、リアルネットワーク社（ＲｅａｌＮｅｔｗｏｒｋ，Ｉｎｃ．）
からのリアルオーディオ（ＲｅａｌＡｕｄｉｏ）（登録商標）およびリアルビデ
オ（ＲｅａｌＶｉｄｅｏ）（商標）によって提供される。
【０００３】 また、ブラウザアプリケーションは、ＨＴＭＬベースのウェブページの外観を
向上させるのに、実行可能なソフトウェアアプレットを使用することができる。
アプレットは、クライアントからの要求に応じてサーバからクライアントに送信
されるソフトウェアプログラムである。代表的なアプレット使用では、ＨＴＭＬ
ベースのウェブページが、ブラウザアプリケーションにアプレットを要求させ、
そのアプレットの実行を開始させるＨＴＴＰコマンドを含んでいる。したがって
、アプレットは、ユーザと対話してデータの収集や処理を行うことができ、ネッ
トワークを介してデータを通信することができ、結果をコンピュータ出力デバイ
ス上に表示することができる。アプレットは、クライアントコンピュータにある
ブラウザアプリケーションによって提供されるランタイム環境で実行するプログ
ラミング言語で構築することができる。例えば、サンマイクロシステム社からの
Ｊａｖａ（登録商標）プログラミング言語は、Ｊａｖａアプレットをウェブサー
バにストアし、Ｊａｖａインタープリタによる実行のためにウェブページに添付
することができるようにする。Ｊａｖａアプレットは、複数のＪａｖａクラスで
形成され得る。Ｊａｖａクラスは、動的に生成された、そのクラスを実行する要
求（モジュール実行要求）に応答して、サーバからダウンロードすることができ
る実行可能なＪａｖａコードを含む。実行中のアプレットがあるクラスによって
提供される機能にアクセスしようとしたとき、そのＪａｖａクラスがＪａｖａイ
ンタープリタで利用可能ではない場合、Ｊａｖａインタープリタは、サーバから
動的にそのクラスをリトリーブすることができる。マイクロソフト Ｖｉｓｕａ
ｌ Ｂａｓｉｃ（登録商標）、またはマイクロソフト Ｖｉｓｕａｌ Ｃ＋＋（
登録商標）などの、他のプログラミング言語もまた、マイクロソフト Ａｃｔｉ
ｖｅＸ（商標）コントロールなど、アプレット様式のソフトウェアモジュールを
作成するのに使用することができる。
向上させるのに、実行可能なソフトウェアアプレットを使用することができる。
アプレットは、クライアントからの要求に応じてサーバからクライアントに送信
されるソフトウェアプログラムである。代表的なアプレット使用では、ＨＴＭＬ
ベースのウェブページが、ブラウザアプリケーションにアプレットを要求させ、
そのアプレットの実行を開始させるＨＴＴＰコマンドを含んでいる。したがって
、アプレットは、ユーザと対話してデータの収集や処理を行うことができ、ネッ
トワークを介してデータを通信することができ、結果をコンピュータ出力デバイ
ス上に表示することができる。アプレットは、クライアントコンピュータにある
ブラウザアプリケーションによって提供されるランタイム環境で実行するプログ
ラミング言語で構築することができる。例えば、サンマイクロシステム社からの
Ｊａｖａ（登録商標）プログラミング言語は、Ｊａｖａアプレットをウェブサー
バにストアし、Ｊａｖａインタープリタによる実行のためにウェブページに添付
することができるようにする。Ｊａｖａアプレットは、複数のＪａｖａクラスで
形成され得る。Ｊａｖａクラスは、動的に生成された、そのクラスを実行する要
求（モジュール実行要求）に応答して、サーバからダウンロードすることができ
る実行可能なＪａｖａコードを含む。実行中のアプレットがあるクラスによって
提供される機能にアクセスしようとしたとき、そのＪａｖａクラスがＪａｖａイ
ンタープリタで利用可能ではない場合、Ｊａｖａインタープリタは、サーバから
動的にそのクラスをリトリーブすることができる。マイクロソフト Ｖｉｓｕａ
ｌ Ｂａｓｉｃ（登録商標）、またはマイクロソフト Ｖｉｓｕａｌ Ｃ＋＋（
登録商標）などの、他のプログラミング言語もまた、マイクロソフト Ａｃｔｉ
ｖｅＸ（商標）コントロールなど、アプレット様式のソフトウェアモジュールを
作成するのに使用することができる。
【０００４】 また、ダウンロード可能なアプレットを、大きく複雑なプログラムを開発する
のに使用することができる。例えば、複雑な財務プログラムをアプレットのコレ
クションから構築することができる。こうした財務プログラムでは、ユーザから
情報を集め、支払を計算し、利率を計算し、また印刷された報告書を生成するの
に別々のアプレットを使用することができる。特定のプログラム機能がユーザに
よって要求されると、その要求された機能と関連するアプレットが、サーバから
リトリーブされ得る。ただし、ソフトウェアアプリケーションのサイズが増大す
るのにつれて、ネットワークを介してそのモジュールをリトリーブするのに関連
する遅延も同様に増大して、エンドユーザにとって許容できないものとなり得る
。したがって、コンピュータ間でのソフトウェアの伝送の改善が望まれる。
のに使用することができる。例えば、複雑な財務プログラムをアプレットのコレ
クションから構築することができる。こうした財務プログラムでは、ユーザから
情報を集め、支払を計算し、利率を計算し、また印刷された報告書を生成するの
に別々のアプレットを使用することができる。特定のプログラム機能がユーザに
よって要求されると、その要求された機能と関連するアプレットが、サーバから
リトリーブされ得る。ただし、ソフトウェアアプリケーションのサイズが増大す
るのにつれて、ネットワークを介してそのモジュールをリトリーブするのに関連
する遅延も同様に増大して、エンドユーザにとって許容できないものとなり得る
。したがって、コンピュータ間でのソフトウェアの伝送の改善が望まれる。
【０００５】 （概要） 本発明は、第１コンピュータと第２コンピュータとの間で、データモジュール
をストリームとして伝送するための方法およびシステムを含む。モジュールは、
そのモジュール間に「自然な」順序が存在するかどうかに関わらず、ストリーム
として伝送することができる。例えば、データストリーム内容を判断するのに、
データの自然な線形順序を頼りにするストリーミングアプリケーションとは異な
り、開示のストリーミングメカニズムは、線形データ順序に従って動作するよう
に拘束されていない。代わりに、ストリームとして伝送されるデータモジュール
は、特定のデータ内容とは独立していることが可能な予め定められた基準を使用
して、選択される。
をストリームとして伝送するための方法およびシステムを含む。モジュールは、
そのモジュール間に「自然な」順序が存在するかどうかに関わらず、ストリーム
として伝送することができる。例えば、データストリーム内容を判断するのに、
データの自然な線形順序を頼りにするストリーミングアプリケーションとは異な
り、開示のストリーミングメカニズムは、線形データ順序に従って動作するよう
に拘束されていない。代わりに、ストリームとして伝送されるデータモジュール
は、特定のデータ内容とは独立していることが可能な予め定められた基準を使用
して、選択される。
【０００６】 例としての適用では、開示のストリーミングメカニズムは、ソフトウェアモジ
ュールのユーザ依存ストリーミングを提供することができる。例えば、ホームバ
ンキングアプリケーションが、モジュール＃１から＃５を含み得る。第１バンキ
ングアプリケーションユーザは、メニュースクリーンでのユーザ自身の入力選択
に基づいて、１−３−４−５の順序でモジュールにアクセスすることができ、第
２ユーザは、２−４−１の順序でモジュールにアクセスすることができる。こう
したバンキングアプリケーションの場合、ストリーミングシーケンスを決定する
ために使用される予め定められた基準が、各ユーザのモジュール使用パターンを
詳述することができる。アプリケーションのユーザと関連付けられた予め定めら
れた基準は、第１ユーザがこのバンキングアプリケーションにアクセスしている
とき、好ましいストリーミングシーケンス１−３−４−５を指定するが、第２ユ
ーザがアプリケーションにアクセスしているときには、好ましいシーケンス２−
４−１を指定するということができる。したがって、ストリームとして伝送され
るシーケンスは、履歴上のユーザ依存アクセスパターンに適合することが可能で
ある。他のタイプの予め定められた基準もまた、使用することができる。開示の
ストリーミングメカニズムはまた、ハイパーテキストマークアップ言語データ、
バイナリグラフィックス、およびテキストなどの非実行データ（non-executable
data）をストリームとして伝送するのにも使用することができる。
ュールのユーザ依存ストリーミングを提供することができる。例えば、ホームバ
ンキングアプリケーションが、モジュール＃１から＃５を含み得る。第１バンキ
ングアプリケーションユーザは、メニュースクリーンでのユーザ自身の入力選択
に基づいて、１−３−４−５の順序でモジュールにアクセスすることができ、第
２ユーザは、２−４−１の順序でモジュールにアクセスすることができる。こう
したバンキングアプリケーションの場合、ストリーミングシーケンスを決定する
ために使用される予め定められた基準が、各ユーザのモジュール使用パターンを
詳述することができる。アプリケーションのユーザと関連付けられた予め定めら
れた基準は、第１ユーザがこのバンキングアプリケーションにアクセスしている
とき、好ましいストリーミングシーケンス１−３−４−５を指定するが、第２ユ
ーザがアプリケーションにアクセスしているときには、好ましいシーケンス２−
４−１を指定するということができる。したがって、ストリームとして伝送され
るシーケンスは、履歴上のユーザ依存アクセスパターンに適合することが可能で
ある。他のタイプの予め定められた基準もまた、使用することができる。開示の
ストリーミングメカニズムはまた、ハイパーテキストマークアップ言語データ、
バイナリグラフィックス、およびテキストなどの非実行データ（non-executable
data）をストリームとして伝送するのにも使用することができる。
【０００７】 一般的に一態様では、本発明は、第１コンピュータから第２コンピュータにモ
ジュールを伝送するコンピュータ実装方法を備えている。第１コンピュータで、
利用可能なモジュールのコレクションからモジュールのシーケンスを選択するこ
とによって、モジュールセットが形成される。選択されたモジュールのそれぞれ
は、第２コンピュータで動作しているアプリケーションと関連付けられる。選択
されたモジュールは、第１コンピュータから第２コンピュータに、透過的に（tr
ansparently）ストリーミングすることができる。モジュールの選択は、予め定
められた選択基準に従って行われ、第２コンピュータの実行環境とは独立してい
る。
ジュールを伝送するコンピュータ実装方法を備えている。第１コンピュータで、
利用可能なモジュールのコレクションからモジュールのシーケンスを選択するこ
とによって、モジュールセットが形成される。選択されたモジュールのそれぞれ
は、第２コンピュータで動作しているアプリケーションと関連付けられる。選択
されたモジュールは、第１コンピュータから第２コンピュータに、透過的に（tr
ansparently）ストリーミングすることができる。モジュールの選択は、予め定
められた選択基準に従って行われ、第２コンピュータの実行環境とは独立してい
る。
【０００８】 本発明の実装は、次の特徴のうちの１つまたは２つ以上を含むことが可能であ
る。モジュールは、ハイパーテキストマークアップ言語、および／またはプログ
ラムコードなどの、非実行データを含み得る。選択基準は、ストリーミング制御
データベースにストアすることができる。ストリーミング制御データベースは、
加重された値をコレクション内の選択されたモジュールの間での遷移と関連付け
る遷移レコード（transition record）を含むことができる。遷移レコード情報
の処理は、パス決定アルゴリズムを使用することなどによって、モジュールのシ
ーケンスを決定するのに使用することができる。ストリーミング制御データベー
スは、それぞれがモジュールの予め定められたシーケンスを識別するリスト記録
を含むことができる。モジュールの選択は、リスト記録を選択することによって
行うことができる。モジュールのシーケンスを選択することは、第２コンピュー
タから第１コンピュータにデータを送信して、シーケンス内の各モジュールを識
別する、または実行中のアプリケーションのステータスを識別することを含み得
る。例えば、ステータスを識別するデータは、一連のユーザ入力値を含み得る。
る。モジュールは、ハイパーテキストマークアップ言語、および／またはプログ
ラムコードなどの、非実行データを含み得る。選択基準は、ストリーミング制御
データベースにストアすることができる。ストリーミング制御データベースは、
加重された値をコレクション内の選択されたモジュールの間での遷移と関連付け
る遷移レコード（transition record）を含むことができる。遷移レコード情報
の処理は、パス決定アルゴリズムを使用することなどによって、モジュールのシ
ーケンスを決定するのに使用することができる。ストリーミング制御データベー
スは、それぞれがモジュールの予め定められたシーケンスを識別するリスト記録
を含むことができる。モジュールの選択は、リスト記録を選択することによって
行うことができる。モジュールのシーケンスを選択することは、第２コンピュー
タから第１コンピュータにデータを送信して、シーケンス内の各モジュールを識
別する、または実行中のアプリケーションのステータスを識別することを含み得
る。例えば、ステータスを識別するデータは、一連のユーザ入力値を含み得る。
【０００９】 また、実装は、次の特徴のうちの１つまたは２つ以上を含み得る。モジュール
セットのストリーミングには、割込みが行われることが可能で、第２シーケンス
が決定され、この第２シーケンスのストリーミングが発生することが有り得る。
モジュールセットのストリーミングには、第２コンピュータから第１コンピュー
タに送信される、特定のモジュールに対する要求によって割込みが行われ得る。
例えば、Ｊａｖａアプレットが、既にストリームとして第２コンピュータに伝送
されたものではないＪａｖａクラスにアクセスしようとすることによって、Ｊａ
ｖａクラスのストリームに割込みを行うことが有り得る。モジュールのシーケン
スのストリーミングが行われ、実行中のアプリケーションとは独立に第２コンピ
ュータにストアされ得る。つまり、実行中のアプリケーションは、ストリーミン
グを開始する必要がなく、ストリーミングに気付いている必要がない。ストリー
ミングされたモジュールはその後、ストリーミングされたモジュール内のロジッ
クとアプリケーション内のロジックを相互接続することによって、第２コンピュ
ータにあるアプリケーションに統合することができる。
セットのストリーミングには、割込みが行われることが可能で、第２シーケンス
が決定され、この第２シーケンスのストリーミングが発生することが有り得る。
モジュールセットのストリーミングには、第２コンピュータから第１コンピュー
タに送信される、特定のモジュールに対する要求によって割込みが行われ得る。
例えば、Ｊａｖａアプレットが、既にストリームとして第２コンピュータに伝送
されたものではないＪａｖａクラスにアクセスしようとすることによって、Ｊａ
ｖａクラスのストリームに割込みを行うことが有り得る。モジュールのシーケン
スのストリーミングが行われ、実行中のアプリケーションとは独立に第２コンピ
ュータにストアされ得る。つまり、実行中のアプリケーションは、ストリーミン
グを開始する必要がなく、ストリーミングに気付いている必要がない。ストリー
ミングされたモジュールはその後、ストリーミングされたモジュール内のロジッ
クとアプリケーション内のロジックを相互接続することによって、第２コンピュ
ータにあるアプリケーションに統合することができる。
【００１０】 また、実装は、次の特徴のうちの１つまたは２つ以上を含み得る。アプリケー
ションは、割込みステートメントを含み得る。割込みステートメントの実行は、
制御を実行プログラムに引き渡し得る。実行（エグゼキュタ）プログラムは、割
込みステートメントに応答し、実行中アプリケーションの処理の永久停止（終了
）を妨げることによって、プログラムコードデバッガの方式で機能する。この後
、実行プログラムは、割込みステートメントを（一般的に、置換ロジックのブロ
ックの一部として）ストリーミングされたモジュールからの置換ロジックによっ
て置え換えることによって、ストリーミングされたモジュール内のロジックをア
プリケーションのロジックに統合することができる。この後、アプリケーション
は、一般的に、割込みステートメントと入れ替えられた置換ロジックを実行する
ことによって、動作を継続する。また、アプリケーションは、ストリーミングさ
れたモジュール内のロジックによって置き換えることができるスタブプロシージ
ャ（procedure）を含み得る。スタブプロシージャの置き換えは、スタブプロシ
ージャコードを除去して、ストリーミングされたモジュールからのロジックでそ
れを置き換えることによるなど、直接的であることも、またはストリーミングさ
れたモジュール内のロジックに対するリンクを作成することによるなど、オペラ
ティブであることも可能である。
ションは、割込みステートメントを含み得る。割込みステートメントの実行は、
制御を実行プログラムに引き渡し得る。実行（エグゼキュタ）プログラムは、割
込みステートメントに応答し、実行中アプリケーションの処理の永久停止（終了
）を妨げることによって、プログラムコードデバッガの方式で機能する。この後
、実行プログラムは、割込みステートメントを（一般的に、置換ロジックのブロ
ックの一部として）ストリーミングされたモジュールからの置換ロジックによっ
て置え換えることによって、ストリーミングされたモジュール内のロジックをア
プリケーションのロジックに統合することができる。この後、アプリケーション
は、一般的に、割込みステートメントと入れ替えられた置換ロジックを実行する
ことによって、動作を継続する。また、アプリケーションは、ストリーミングさ
れたモジュール内のロジックによって置き換えることができるスタブプロシージ
ャ（procedure）を含み得る。スタブプロシージャの置き換えは、スタブプロシ
ージャコードを除去して、ストリーミングされたモジュールからのロジックでそ
れを置き換えることによるなど、直接的であることも、またはストリーミングさ
れたモジュール内のロジックに対するリンクを作成することによるなど、オペラ
ティブであることも可能である。
【００１１】 一般的に別の態様では、本発明は、コンピュータ読取可能媒体上に常駐するコ
ンピュータプログラムを特徴とする。このコンピュータプログラムは、コンピュ
ータに、アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクションにアクセ
スさせ、モジュール選択基準をストアするデータベースにアクセスさせ、そのモ
ジュール選択基準に従ってそのコレクションからモジュールのシーケンスを選択
することによってモジュールセットを形成させ、このモジュールセットを透過的
に第２コンピュータにストリーミングさせるための命令を含んでいる。また、プ
ログラムの実装は、コンピュータに、コレクションから第１モジュールをリトリ
ーブさせ、この第１モジュールを第２コンピュータに送信させるための命令も含
み得る。
ンピュータプログラムを特徴とする。このコンピュータプログラムは、コンピュ
ータに、アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクションにアクセ
スさせ、モジュール選択基準をストアするデータベースにアクセスさせ、そのモ
ジュール選択基準に従ってそのコレクションからモジュールのシーケンスを選択
することによってモジュールセットを形成させ、このモジュールセットを透過的
に第２コンピュータにストリーミングさせるための命令を含んでいる。また、プ
ログラムの実装は、コンピュータに、コレクションから第１モジュールをリトリ
ーブさせ、この第１モジュールを第２コンピュータに送信させるための命令も含
み得る。
【００１２】 一般的に別の態様では、本発明は、コンピュータ読取可能媒体上に常駐するコ
ンピュータプログラムを特徴とする。このプログラムは、コンピュータに、アプ
リケーションを実行させ、実行中のアプリケーションと関連付けられたモジュー
ルを透過的に受信させ、この受信されたモジュールを実行中のアプリケーション
に統合させるための命令を含んでいる。
ンピュータプログラムを特徴とする。このプログラムは、コンピュータに、アプ
リケーションを実行させ、実行中のアプリケーションと関連付けられたモジュー
ルを透過的に受信させ、この受信されたモジュールを実行中のアプリケーション
に統合させるための命令を含んでいる。
【００１３】 一般的に別の態様では、本発明は、コンピュータ間で情報モジュールを転送す
るためのシステムを備えている。このシステムは、第１コンピュータおよび第２
コンピュータを含む。第１コンピュータは、アプリケーションを実行するための
手段、アプリケーションが実行されている間にそのアプリケーションと関連付け
られたモジュールのシーケンスを受信するための手段、および受信されたシーケ
ンス内の第１モジュールをアプリケーションに統合するための手段を含む。第２
コンピュータは、アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクション
をストアするための手段、このコレクションからモジュールのシーケンスを選択
するための手段、およびこの選択されたシーケンスを第１コンピュータから第２
コンピュータに転送するための手段を含む。
るためのシステムを備えている。このシステムは、第１コンピュータおよび第２
コンピュータを含む。第１コンピュータは、アプリケーションを実行するための
手段、アプリケーションが実行されている間にそのアプリケーションと関連付け
られたモジュールのシーケンスを受信するための手段、および受信されたシーケ
ンス内の第１モジュールをアプリケーションに統合するための手段を含む。第２
コンピュータは、アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクション
をストアするための手段、このコレクションからモジュールのシーケンスを選択
するための手段、およびこの選択されたシーケンスを第１コンピュータから第２
コンピュータに転送するための手段を含む。
【００１４】 また実装は、次の利点のうちの１つまたは２つ以上を含む。アプリケーション
、コードモジュール、またはデータモジュールをダウンロードしているときに経
験する遅延を短縮することができる。ソフトウェアおよびデータモジュールを、
特定のエンドユーザの要求に従って、クライアントワークステーションに予測的
に配信することができる。モジュールがサーバからクライアントにストリームと
して伝送される順序を、動的に決定することができる。モジュール配信シーケン
スのコレクションを特定のアプリケーションまたはユーザと関連付けることがで
き、また、そのシーケンスを動的に更新することができる。モジュール配信シー
ケンスを、ソフトウェア使用の個別パターン、またはモジュール使用と関連付け
られた、ストアされている統計に基づいて決定することができる。アプリケーシ
ョンの実行の間に、モジュールストリーミングに割込みを行い、それを変更する
ことができる。実装は、以下の記載と特許請求の範囲から明らかになるとおり、
追加または代替の利点を含み得る。
、コードモジュール、またはデータモジュールをダウンロードしているときに経
験する遅延を短縮することができる。ソフトウェアおよびデータモジュールを、
特定のエンドユーザの要求に従って、クライアントワークステーションに予測的
に配信することができる。モジュールがサーバからクライアントにストリームと
して伝送される順序を、動的に決定することができる。モジュール配信シーケン
スのコレクションを特定のアプリケーションまたはユーザと関連付けることがで
き、また、そのシーケンスを動的に更新することができる。モジュール配信シー
ケンスを、ソフトウェア使用の個別パターン、またはモジュール使用と関連付け
られた、ストアされている統計に基づいて決定することができる。アプリケーシ
ョンの実行の間に、モジュールストリーミングに割込みを行い、それを変更する
ことができる。実装は、以下の記載と特許請求の範囲から明らかになるとおり、
追加または代替の利点を含み得る。
【００１５】 （詳細な説明） 図１を参照すると、ワイドエリアネットワーク１００が示されている。ネット
ワーク１００において、クライアントコンピュータ１０１は、リンク１０３およ
び１０４上でデータネットワーク１３０にデータを送ることによって、サーバコ
ンピュータ１０２と通信することができる。データネットワーク１３０は、クラ
イアント１０１とサーバ１０２との間でデータを送ることができる複数のノード
１３１〜１３４を含むことができる。クライアントコンピュータ１０１は、ＴＣ
Ｐ／ＩＰ、ＨＴＴＰ、および他のプロトコルを使用して、データを送信し、受信
することができる。例えば、クライアント１０１は、ＨＴＴＰを使用して、サー
バ１０２からウエッブページを要求することができる。
ワーク１００において、クライアントコンピュータ１０１は、リンク１０３およ
び１０４上でデータネットワーク１３０にデータを送ることによって、サーバコ
ンピュータ１０２と通信することができる。データネットワーク１３０は、クラ
イアント１０１とサーバ１０２との間でデータを送ることができる複数のノード
１３１〜１３４を含むことができる。クライアントコンピュータ１０１は、ＴＣ
Ｐ／ＩＰ、ＨＴＴＰ、および他のプロトコルを使用して、データを送信し、受信
することができる。例えば、クライアント１０１は、ＨＴＴＰを使用して、サー
バ１０２からウエッブページを要求することができる。
【００１６】 サーバ１０２からクライアント１０１に送られたウエッブページおよびマルチ
メディアデータは、それらに関連付けられた自然線形シーケンスを有することが
できる。ビデオデータの自然シーケンスは、ビデオフレームの線形な順序であり
、一方テキストの自然シーケンスは、テキストのページがドキュメント内で構成
されている順序である。自然線形シーケンスを有するデータは、サーバからクラ
イアントにストリームし、ダウンロードの遅延を最小にすることができる。スト
リーミングシステムでは、線形シーケンスのより前のアイテムを処理および／ま
たは表示しながら、後続のアイテムをクライアントコンピュータにダウンロード
することができる。アイテムの処理および／または表示が完了したとき、処理ま
たは表示または完全に受信した「ストリーミングされた」アイテムが、直ちに開
始することができる。アイテムが要求されるとき、ストリーミングされたアイテ
ムの受信は、完全または部分的に終了しているので、そのストリームされたアイ
テムを要求するユーザまたはクライアントアプリケーションは、低減されたダウ
ンロードの遅延を知覚することになる。例えば、ドキュメントの第１ページをユ
ーザが検索する場合、第１ページを読みながら第２ページをダウンロードするこ
とができる。ユーザがドキュメントの第２ページを読み続ける場合、ハードディ
スクドライブ上のキャッシュエリア内などのクライアントのところでページは利
用可能となり、追加のダウンロードの遅延なしで読むことができる。
メディアデータは、それらに関連付けられた自然線形シーケンスを有することが
できる。ビデオデータの自然シーケンスは、ビデオフレームの線形な順序であり
、一方テキストの自然シーケンスは、テキストのページがドキュメント内で構成
されている順序である。自然線形シーケンスを有するデータは、サーバからクラ
イアントにストリームし、ダウンロードの遅延を最小にすることができる。スト
リーミングシステムでは、線形シーケンスのより前のアイテムを処理および／ま
たは表示しながら、後続のアイテムをクライアントコンピュータにダウンロード
することができる。アイテムの処理および／または表示が完了したとき、処理ま
たは表示または完全に受信した「ストリーミングされた」アイテムが、直ちに開
始することができる。アイテムが要求されるとき、ストリーミングされたアイテ
ムの受信は、完全または部分的に終了しているので、そのストリームされたアイ
テムを要求するユーザまたはクライアントアプリケーションは、低減されたダウ
ンロードの遅延を知覚することになる。例えば、ドキュメントの第１ページをユ
ーザが検索する場合、第１ページを読みながら第２ページをダウンロードするこ
とができる。ユーザがドキュメントの第２ページを読み続ける場合、ハードディ
スクドライブ上のキャッシュエリア内などのクライアントのところでページは利
用可能となり、追加のダウンロードの遅延なしで読むことができる。
【００１７】 ソフトウエアの実行は、予想可能な自然線形順序に従わない可能性がある。ソ
フトウエアは、ジャンプ命令文、ブレイク命令文、プロシージャコール、および
実行コードのセクション内で突然実行を転送させる他のプログラミング構造体を
含むことができる。相互に関係付けられたコードモジュール（コードセグメント
、コードクラス、アプレット、プロシージャ、およびコードライブラリなど）の
処理中にトラバース（traverse）された実行パスは、しばしば非線形で、ユーザ
に依存するようになり、アプリケーションプログラムを実行する度に変化するこ
とができ、また様々なデータアイテムの状態に応じて変化することができる。自
然な順序は欠如している可能性があるが、モジュールをストリームする有利な順
序を決定することができる。その順序は、コンピュータの内部構造または内部オ
ペレーティングシステム（実行環境）の考慮事項に依存しない基準を用いて決定
することができる。
フトウエアは、ジャンプ命令文、ブレイク命令文、プロシージャコール、および
実行コードのセクション内で突然実行を転送させる他のプログラミング構造体を
含むことができる。相互に関係付けられたコードモジュール（コードセグメント
、コードクラス、アプレット、プロシージャ、およびコードライブラリなど）の
処理中にトラバース（traverse）された実行パスは、しばしば非線形で、ユーザ
に依存するようになり、アプリケーションプログラムを実行する度に変化するこ
とができ、また様々なデータアイテムの状態に応じて変化することができる。自
然な順序は欠如している可能性があるが、モジュールをストリームする有利な順
序を決定することができる。その順序は、コンピュータの内部構造または内部オ
ペレーティングシステム（実行環境）の考慮事項に依存しない基準を用いて決定
することができる。
【００１８】 図２を参照すると、ソフトウエアアプリケーション２００は、「Ａ」から「Ｈ
」の複数のモジュールを含むことができる。モジュール「Ａ」から「Ｈ」は、Ｊ
ａｖａクラス、Ｃ＋＋プロシージャライブラリ、またはサーバのところでストア
することができる他のコードモジュールとすることができる。またモジュール「
Ａ」から「Ｈ」のいくつかは、ハードディスクキャッシュ内やクライアントコン
ピュータにストアされているソフトウエアライブラリの部分として、クライアン
トコンピュータのところでストアすることができる。クライアントコンピュータ
がアプリケーション２００の実行を開始するとき、モジュール「Ａ」などの第１
モジュールは、サーバからダウンロードすることができ、クライアント４１０の
ところで実行を開始することができる。モジュール「Ａ」が処理されているとき
、その中に含まれているプログラミング命令文は、例えばモジュール「Ｅ」にブ
ランチすることができる。モジュール「Ｅ」がまだクライアントのところに存在
しない場合、モジュール「Ａ」の実行を中断し、モジュール「Ｅ」をサーバから
検索（リトリーブ）することができ、次いでモジュール「Ｅ」のコードの実行を
開始することができる。そのようなシナリオでは、ユーザは、サーバからモジュ
ール「Ｅ」をリトリーブすることに関連付けられたモジュールダウンロードの遅
延を経験することになる。
」の複数のモジュールを含むことができる。モジュール「Ａ」から「Ｈ」は、Ｊ
ａｖａクラス、Ｃ＋＋プロシージャライブラリ、またはサーバのところでストア
することができる他のコードモジュールとすることができる。またモジュール「
Ａ」から「Ｈ」のいくつかは、ハードディスクキャッシュ内やクライアントコン
ピュータにストアされているソフトウエアライブラリの部分として、クライアン
トコンピュータのところでストアすることができる。クライアントコンピュータ
がアプリケーション２００の実行を開始するとき、モジュール「Ａ」などの第１
モジュールは、サーバからダウンロードすることができ、クライアント４１０の
ところで実行を開始することができる。モジュール「Ａ」が処理されているとき
、その中に含まれているプログラミング命令文は、例えばモジュール「Ｅ」にブ
ランチすることができる。モジュール「Ｅ」がまだクライアントのところに存在
しない場合、モジュール「Ａ」の実行を中断し、モジュール「Ｅ」をサーバから
検索（リトリーブ）することができ、次いでモジュール「Ｅ」のコードの実行を
開始することができる。そのようなシナリオでは、ユーザは、サーバからモジュ
ール「Ｅ」をリトリーブすることに関連付けられたモジュールダウンロードの遅
延を経験することになる。
【００１９】 ユーザが経験するモジュールダウンロードの遅延を最小にするために、モジュ
ール「Ｅ」を、透過的にサーバからクライアントコンピュータにストリームする
ことができる。透過的なストリーミングにより、他の相互に関係付けられたモジ
ュール「Ａ」を実行しながら、将来のモジュールの使用を予測し、モジュールを
ダウンロードすることが可能となる。図４を参照すると、透過的なストリーミン
グを提供する例示的ソフトウエア構造４００が示されている。ソフトウエア構造
４００は、ストアされたソフトウエアモジュールのデータベース４０３を有する
サーバ４０１を含む。サーバ４０１は、通信リンク上で、透過的にソフトウエア
モジュール４０５のストリームをクライアントコンピュータ４１０に送信するこ
とができる。通信リンクは、アナログモデム接続、デジタル加入者ライン接続、
ローカルエリアネットワーク接続、またはサーバ４０１とクライアント４１０の
間のその他のタイプのデータ接続とすることができる。特定のソフトウエアモジ
ュールがクライアント４１０のところで実行されているとき、追加のモジュール
が、サーバ４０１からクライアント４１０に送られる。動的なストリーミングの
実装では、サーバとクライアントの間でモジュールをストリームする順序は、使
用されている特定のクライアントコンピュータ４１０に基づいて、クライアント
コンピュータのユーザに基づいて、および他の動的に決定される因子に基づいて
変更することができる。
ール「Ｅ」を、透過的にサーバからクライアントコンピュータにストリームする
ことができる。透過的なストリーミングにより、他の相互に関係付けられたモジ
ュール「Ａ」を実行しながら、将来のモジュールの使用を予測し、モジュールを
ダウンロードすることが可能となる。図４を参照すると、透過的なストリーミン
グを提供する例示的ソフトウエア構造４００が示されている。ソフトウエア構造
４００は、ストアされたソフトウエアモジュールのデータベース４０３を有する
サーバ４０１を含む。サーバ４０１は、通信リンク上で、透過的にソフトウエア
モジュール４０５のストリームをクライアントコンピュータ４１０に送信するこ
とができる。通信リンクは、アナログモデム接続、デジタル加入者ライン接続、
ローカルエリアネットワーク接続、またはサーバ４０１とクライアント４１０の
間のその他のタイプのデータ接続とすることができる。特定のソフトウエアモジ
ュールがクライアント４１０のところで実行されているとき、追加のモジュール
が、サーバ４０１からクライアント４１０に送られる。動的なストリーミングの
実装では、サーバとクライアントの間でモジュールをストリームする順序は、使
用されている特定のクライアントコンピュータ４１０に基づいて、クライアント
コンピュータのユーザに基づいて、および他の動的に決定される因子に基づいて
変更することができる。
【００２０】 図３を参照すると、アプリケーションモジュール「Ａ」から「Ｈ」の実行順序
は、モジュールの線形シーケンスではなく、有向グラフ３００に類似することが
できる。例えば、グラフ３００で示すように、モジュール「Ａ」を実行した後、
モジュール「Ｂ」、「Ｄ」、または「Ｅ」のところで実行を続けることができる
。モジュール「Ｂ」を実行した後、モジュール「Ｃ」または「Ｇ」のところで実
行を続けることができる。続いて、実行パスは、追加のモジュールへと進み、以
前に実行したモジュールに戻ることができる。
は、モジュールの線形シーケンスではなく、有向グラフ３００に類似することが
できる。例えば、グラフ３００で示すように、モジュール「Ａ」を実行した後、
モジュール「Ｂ」、「Ｄ」、または「Ｅ」のところで実行を続けることができる
。モジュール「Ｂ」を実行した後、モジュール「Ｃ」または「Ｇ」のところで実
行を続けることができる。続いて、実行パスは、追加のモジュールへと進み、以
前に実行したモジュールに戻ることができる。
【００２１】 サーバ４０１は、ストリーム制御情報４０２を使用して、サーバ４０１からク
ライアント４１０にモジュールをストリームする順序を決定することができる。
例えば、ストリーム制御情報４０２は、有向グラフ３００によって表されている
ようなソフトウエアモジュール間の予測された実行フローを含むことができる。
ダウンロードしたモジュールをクライアント４１０によって実行するとき、クラ
イアントは、制御データ４１５をサーバ４０１に送り、モジュールをサーバ４０
１からクライアント４１０にストリームする順序を、動的にアップデートおよび
変更することができる。制御データ４１５を使用して、サーバ４０１から特定の
モジュールを要求し、アプリケーションプログラムの現在の実行状態に関するデ
ータを送り、クライアントのローカル記憶装置４１１にあるモジュールの現在の
目録（inventory）を詳述し、およびユーザの入力選択と、プログラム実行の統
計と、クライアントコンピュータ４１０およびその実行ソフトウエアに関して得
られた他のデータとを報告することができる。
ライアント４１０にモジュールをストリームする順序を決定することができる。
例えば、ストリーム制御情報４０２は、有向グラフ３００によって表されている
ようなソフトウエアモジュール間の予測された実行フローを含むことができる。
ダウンロードしたモジュールをクライアント４１０によって実行するとき、クラ
イアントは、制御データ４１５をサーバ４０１に送り、モジュールをサーバ４０
１からクライアント４１０にストリームする順序を、動的にアップデートおよび
変更することができる。制御データ４１５を使用して、サーバ４０１から特定の
モジュールを要求し、アプリケーションプログラムの現在の実行状態に関するデ
ータを送り、クライアントのローカル記憶装置４１１にあるモジュールの現在の
目録（inventory）を詳述し、およびユーザの入力選択と、プログラム実行の統
計と、クライアントコンピュータ４１０およびその実行ソフトウエアに関して得
られた他のデータとを報告することができる。
【００２２】 ストリーム４０５内で、サーバ４０１からクライアント４１０に送られたモジ
ュールのシーケンスは、ストリーム制御ファイル４０２を用いて決定することが
できる。ストリーム制御ファイル４０２は、クライアント４１０のところで必要
となるモジュールを予測するために、サーバが使用するデータを含むことができ
る。グラフをベースとする実装では、制御ファイル４０２は、有向グラフのノー
ドとしてモジュールを表すことができる。また制御ファイル４０２は、モジュー
ル間の可能な実行の移動を、ノードを相互接続する頂点（「エッジ（edge）」）
として表すことができる。表１を参照すると、重み付きのグラフの実装では、ス
トリーム制御ファイル４０２は、モジュール間の可能な移動を表す頂点のリスト
を含むことができる。例えば、表１は、グラフ３００（図３）の「Ａ」から「Ｈ
」のモジュール間の全ての可能な移動を表す頂点を列挙している。表１の各頂点
は、モジュール間で特定の遷移が生じる相対的な可能性を示す重みの値を含む。
表１の例では、重みの値がより大きいと、移動の可能性がより低いことを示す。
サーバ４０１は、最短パスのグラフ・トラバース・アルゴリズム（graph traver
sal algorithm）（また「最低コスト」アルゴリズムとしても知られている）を
適用して、現在実行しているモジュールに基づいて、所望のモジュールストリー
ミングシーケンスを決定することができる。最短パスアルゴリズムの例は、１９
８７年のＭｉｓｃｈａ Ｓｃｈｗａｒｔｚ、Ａｄｄｉｓｏｎ Ｗｅｓｌｅｙによ
るＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ：Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌｓ、Ｍｏｄｅｌｉｎｇ ａｎｄ Ａｎａｌｙｓｉｓの§６に見出すことができ
る。
ュールのシーケンスは、ストリーム制御ファイル４０２を用いて決定することが
できる。ストリーム制御ファイル４０２は、クライアント４１０のところで必要
となるモジュールを予測するために、サーバが使用するデータを含むことができ
る。グラフをベースとする実装では、制御ファイル４０２は、有向グラフのノー
ドとしてモジュールを表すことができる。また制御ファイル４０２は、モジュー
ル間の可能な実行の移動を、ノードを相互接続する頂点（「エッジ（edge）」）
として表すことができる。表１を参照すると、重み付きのグラフの実装では、ス
トリーム制御ファイル４０２は、モジュール間の可能な移動を表す頂点のリスト
を含むことができる。例えば、表１は、グラフ３００（図３）の「Ａ」から「Ｈ
」のモジュール間の全ての可能な移動を表す頂点を列挙している。表１の各頂点
は、モジュール間で特定の遷移が生じる相対的な可能性を示す重みの値を含む。
表１の例では、重みの値がより大きいと、移動の可能性がより低いことを示す。
サーバ４０１は、最短パスのグラフ・トラバース・アルゴリズム（graph traver
sal algorithm）（また「最低コスト」アルゴリズムとしても知られている）を
適用して、現在実行しているモジュールに基づいて、所望のモジュールストリー
ミングシーケンスを決定することができる。最短パスアルゴリズムの例は、１９
８７年のＭｉｓｃｈａ Ｓｃｈｗａｒｔｚ、Ａｄｄｉｓｏｎ Ｗｅｓｌｅｙによ
るＴｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ：Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌｓ、Ｍｏｄｅｌｉｎｇ ａｎｄ Ａｎａｌｙｓｉｓの§６に見出すことができ
る。
【００２３】
【表１】
【００２４】 例えば、表２は、モジュール「Ａ」と表１の残りのモジュールの間の最小パス
の重みを表す。
の重みを表す。
【００２５】
【表２】
【００２６】 表２に示す重みの値に基づいて、サーバ４０１は、モジュール「Ａ」の実行中
に、モジュールストリームシーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」
、「Ｄ」、「Ｆ」が有利であることを決定することができる。制御データ４１５
によって報告された可能性があるように、決定されたシーケンス内の特定のモジ
ュールが既にクライアント４０２のところに存在する場合は、サーバ４０１は、
モジュール４０５のストリームからそのモジュールを削除することができる。シ
ーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」、「Ｄ」、「Ｆ」の実行中に
、モジュール「Ａ」の実行が完了し、他のモジュールの実行が開始する場合、サ
ーバは、シーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」、「Ｄ」、「Ｆ」
の引渡しに割り込み、現時点の実行モジュールに基づいて新しいシーケンスを計
算し、新しく計算したストリーミングシーケンスに基づいてストリーミングを再
開することができる。例えば、実行がモジュール「Ａ」からモジュール「Ｂ」に
移動する場合、モジュール「Ｂ」が現在実行しているモジュールであることを示
す制御データ４１５を、クライアント４１０からサーバ４０１に送ることができ
る。モジュール「Ｂ」がまだクライアント４０１のところで利用可能でない場合
は、サーバ４０１は、クライアントへのモジュール「Ｂ」の引渡しを終了し、新
しいモジュールストリーミングシーケンスを決定することになる。最短パスのル
ーティングアルゴリズムを、開始点とするモジュール「Ｂ」に基づいて、表１の
エッジに適用することにより、表３に示すように、モジュール「Ｂ」とグラフ３
００（図３）の他のモジュールの間の最小パスの重みを決定することができる。
に、モジュールストリームシーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」
、「Ｄ」、「Ｆ」が有利であることを決定することができる。制御データ４１５
によって報告された可能性があるように、決定されたシーケンス内の特定のモジ
ュールが既にクライアント４０２のところに存在する場合は、サーバ４０１は、
モジュール４０５のストリームからそのモジュールを削除することができる。シ
ーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」、「Ｄ」、「Ｆ」の実行中に
、モジュール「Ａ」の実行が完了し、他のモジュールの実行が開始する場合、サ
ーバは、シーケンス「Ｂ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｈ」、「Ｄ」、「Ｆ」
の引渡しに割り込み、現時点の実行モジュールに基づいて新しいシーケンスを計
算し、新しく計算したストリーミングシーケンスに基づいてストリーミングを再
開することができる。例えば、実行がモジュール「Ａ」からモジュール「Ｂ」に
移動する場合、モジュール「Ｂ」が現在実行しているモジュールであることを示
す制御データ４１５を、クライアント４１０からサーバ４０１に送ることができ
る。モジュール「Ｂ」がまだクライアント４０１のところで利用可能でない場合
は、サーバ４０１は、クライアントへのモジュール「Ｂ」の引渡しを終了し、新
しいモジュールストリーミングシーケンスを決定することになる。最短パスのル
ーティングアルゴリズムを、開始点とするモジュール「Ｂ」に基づいて、表１の
エッジに適用することにより、表３に示すように、モジュール「Ｂ」とグラフ３
００（図３）の他のモジュールの間の最小パスの重みを決定することができる。
【００２７】
【表３】
【００２８】 表３に示す最短パスの重みに基づいて、サーバ４０１は、モジュールストリー
ミングシーケンス「Ｃ」、「Ｇ」、「Ｅ」および「Ｈ」が有利であることを決定
することができる。
ミングシーケンス「Ｃ」、「Ｇ」、「Ｅ」および「Ｈ」が有利であることを決定
することができる。
【００２９】 また、他のアルゴリズムを使用して、モジュールのストリーミングシーケンス
を決定することができる。例えば、より重い重みの付いたエッジが、グラフに示
すモジュール間の好ましいパスであることを示している重み付きのグラフ３００
を使用することができる。表４では、より大きな値を割り当てられた重みの値は
、モジュール間の好ましい移動を示す。例えば、エッジ（Ａ、Ｂ）、（Ａ、Ｄ）
、および（Ａ、Ｅ）は、モジュールＡからの３つの可能な移動である。エッジ（
Ａ、Ｂ）は、エッジ（Ａ、Ｄ）および（Ａ、Ｅ）より大きな重みの値を有してい
るので、好ましく、したがって、モジュール「Ａ」が開始点である場合、モジュ
ール「Ｄ」または「Ｅ」の前にモジュール「Ｂ」をストリームすることが好まし
い可能性がある。例えば、エッジの重みの値は、特定のモジュールがクライアン
トによって要求された回数の履歴カウント、コードモジュールの相対送信時間、
またはシステムアドミニストレータによって経験的に決定され、サーバ４０１で
表４０２にストアされている値、とすることができる。他のエッジの重みの計算
方法を使用することもできる。
を決定することができる。例えば、より重い重みの付いたエッジが、グラフに示
すモジュール間の好ましいパスであることを示している重み付きのグラフ３００
を使用することができる。表４では、より大きな値を割り当てられた重みの値は
、モジュール間の好ましい移動を示す。例えば、エッジ（Ａ、Ｂ）、（Ａ、Ｄ）
、および（Ａ、Ｅ）は、モジュールＡからの３つの可能な移動である。エッジ（
Ａ、Ｂ）は、エッジ（Ａ、Ｄ）および（Ａ、Ｅ）より大きな重みの値を有してい
るので、好ましく、したがって、モジュール「Ａ」が開始点である場合、モジュ
ール「Ｄ」または「Ｅ」の前にモジュール「Ｂ」をストリームすることが好まし
い可能性がある。例えば、エッジの重みの値は、特定のモジュールがクライアン
トによって要求された回数の履歴カウント、コードモジュールの相対送信時間、
またはシステムアドミニストレータによって経験的に決定され、サーバ４０１で
表４０２にストアされている値、とすることができる。他のエッジの重みの計算
方法を使用することもできる。
【００３０】
【表４】
【００３１】 好ましいパス（重く重み付けしたエッジを第１とする）の実装では、より大き
な重みの値を有しているグラフ３００のエッジが好まれる。以下の例示的アルゴ
リズムを使用して、好ましいパスの実装でのモジュールストリーミングシーケン
スを決定することができる。
な重みの値を有しているグラフ３００のエッジが好まれる。以下の例示的アルゴ
リズムを使用して、好ましいパスの実装でのモジュールストリーミングシーケン
スを決定することができる。
【００３２】 １：２つの空の順序付けしたセットを作成する： ｉ）「Ｓ」がノード識別子であり、「Ｗ」がノード「Ｓ」に到達するように
トラバースすることができるエッジの重みである対（Ｓ、Ｗ）をストアする候補
セット ｉｉ）決定されたコードモジュールのストリームをストアするストリームセ
ット ２：Ｓｉを開始ノードとする。 ３：ノードＳｉをストリームセットに添付し、候補セットから任意の対（Ｓｉ 、Ｗ）を除去する。 ４：重みＷｊを有するエッジ（Ｓｉ、Ｓｊ）によってノードＳｉから到達する
ことができる各ノードＳｊに対し： ｛ Ｓｊがストリームセットのメンバでない場合、候補セットに対（Ｓｊ、Ｗｊ ）を追加する。 Ｓｊが候補セットの複数の対に現われる場合、最大重み（Ｓｊ、Ｗ）の対を
除いて、全ての対を候補セットから除去する。 ｝ ５：候補セットが空でない場合、 候補セットから最大重みの対（Ｓｋ、Ｗｋ）を選択する。 Ｓｉ＝Ｓｋとする。 ステップ３で反復する。
トラバースすることができるエッジの重みである対（Ｓ、Ｗ）をストアする候補
セット ｉｉ）決定されたコードモジュールのストリームをストアするストリームセ
ット ２：Ｓｉを開始ノードとする。 ３：ノードＳｉをストリームセットに添付し、候補セットから任意の対（Ｓｉ 、Ｗ）を除去する。 ４：重みＷｊを有するエッジ（Ｓｉ、Ｓｊ）によってノードＳｉから到達する
ことができる各ノードＳｊに対し： ｛ Ｓｊがストリームセットのメンバでない場合、候補セットに対（Ｓｊ、Ｗｊ ）を追加する。 Ｓｊが候補セットの複数の対に現われる場合、最大重み（Ｓｊ、Ｗ）の対を
除いて、全ての対を候補セットから除去する。 ｝ ５：候補セットが空でない場合、 候補セットから最大重みの対（Ｓｋ、Ｗｋ）を選択する。 Ｓｉ＝Ｓｋとする。 ステップ３で反復する。
【００３３】 例えば、表５に示すように、ノード「Ａ」のところで開始し、上記のアルゴリ
ズムを表４のエッジに提供することにより、ストリームセット｛Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｅ
、Ｈ、Ｇ、Ｄ、Ｆ｝が作成される。
ズムを表４のエッジに提供することにより、ストリームセット｛Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｅ
、Ｈ、Ｇ、Ｄ、Ｆ｝が作成される。
【００３４】
【表５】
【００３５】 実装は、代替のアルゴリズムを選択して、ストリームセットを計算するするこ
とができる。
とができる。
【００３６】 また、アプリケーションストリーミングを用いて、アプリケーションまたはモ
ジュールのサブセクションをストリームすることができる。例えば、Ｃ、Ｃ＋＋
、フォートラン、パスカル、またはアセンブリ言語で書かれているアプリケーシ
ョンなどのコンパイルされたアプリケーションのサブセクションは、サーバ４０
１からクライアント４１０にストリームすることができる。図５Ａを参照すると
、アプリケーション５００は、メインコードモジュール５０１およびコードライ
ブラリ５１０ならびに５１５などの複数のコードモジュールを含むことができる
。メインモジュール５０１は、アプリケーションが開始されるとき実行されるプ
ログラムコードを含む。コードライブラリ５１０および５１５は、ヘッダデータ
５１１および５１６、並びに、メインモジュール５０１および他のライブラリプ
ロシージャから直接または間接的に呼び出される実行可能なプロシージャ５１２
〜５１４および５１７〜５１９を含むことができる。
ジュールのサブセクションをストリームすることができる。例えば、Ｃ、Ｃ＋＋
、フォートラン、パスカル、またはアセンブリ言語で書かれているアプリケーシ
ョンなどのコンパイルされたアプリケーションのサブセクションは、サーバ４０
１からクライアント４１０にストリームすることができる。図５Ａを参照すると
、アプリケーション５００は、メインコードモジュール５０１およびコードライ
ブラリ５１０ならびに５１５などの複数のコードモジュールを含むことができる
。メインモジュール５０１は、アプリケーションが開始されるとき実行されるプ
ログラムコードを含む。コードライブラリ５１０および５１５は、ヘッダデータ
５１１および５１６、並びに、メインモジュール５０１および他のライブラリプ
ロシージャから直接または間接的に呼び出される実行可能なプロシージャ５１２
〜５１４および５１７〜５１９を含むことができる。
【００３７】 マイクロソフトウィンドウズ９５／マイクロソフトビジュアルＣ＋＋の実装で
は、メインコードモジュール５０１は、コンパイルされたＣ＋＋「メイン」プロ
シージャを含むことができ、ライブラリモジュール５１０および５１５は、コン
パイルされたＣ＋＋オブジェクトコードプロシージャを有する動的リンクライブ
ラリとすることができる。ヘッダデータ５１１および５１６は、動的にライブラ
リ５１０および５１５をメインモジュール５１０とリンクするために、オペレー
ティングシステムのリンクプロシージャが使用する記号名を含むことができる。
またヘッダデータは、ライブラリ内の各プロシージャの位置（location）を示す
ことができる。ジャンプの表の実装では、コーリングプロシージャは、ヘッダ５
１１または５１６内の予め定められた位置にジャンプし、そこから追加コードお
よび／またはデータにアクセスし、結果的に続いてプロシージャの開始にジャン
プすることによって、ライブラリプロシージャ５１２〜５１４、５１７〜５１９
にアクセスすることができる。
は、メインコードモジュール５０１は、コンパイルされたＣ＋＋「メイン」プロ
シージャを含むことができ、ライブラリモジュール５１０および５１５は、コン
パイルされたＣ＋＋オブジェクトコードプロシージャを有する動的リンクライブ
ラリとすることができる。ヘッダデータ５１１および５１６は、動的にライブラ
リ５１０および５１５をメインモジュール５１０とリンクするために、オペレー
ティングシステムのリンクプロシージャが使用する記号名を含むことができる。
またヘッダデータは、ライブラリ内の各プロシージャの位置（location）を示す
ことができる。ジャンプの表の実装では、コーリングプロシージャは、ヘッダ５
１１または５１６内の予め定められた位置にジャンプし、そこから追加コードお
よび／またはデータにアクセスし、結果的に続いてプロシージャの開始にジャン
プすることによって、ライブラリプロシージャ５１２〜５１４、５１７〜５１９
にアクセスすることができる。
【００３８】 アプリケーションのコードモジュールおよびライブライ内のデータおよびプロ
シージャは、何百または何千というバイトの長さとすることができる。アプリケ
ーションを実行する前に、クライアントは、モジュールおよびライブラリの長い
セットの検索を必要とすることがある。モジュールおよびライブラリのセットの
サイズを低減することによって、アプリケーション実行前に経験された当初の遅
延を低減することができる。アプリケーション５００のストリーミングの実装に
おいて、アプリケーションのコードモジュールのサブセクション内のコードを除
去し、短縮したストリーミングの「スタブ」プロシージャで置き換えることがで
きる。アプリケーションコードをストリーミングスタブプロシージャで置き換え
ることにより、モジュールサイズおよび関連付けられた送信の遅延を低減するこ
とができる。例えば、図５Ａおよび５Ｂを参照すると、コードライブラリ５１０
は、長さが４キロバイト（Ｋバイト）であるヘッダ５１１と、それぞれ３２Ｋバ
イト、１６Ｋバイト、および８Ｋバイトであるプロシージャ５１２〜５１４を含
むことができる。図５Ｂおよび５Ｃを参照すると、ライブラリ５１０のサイズを
低減するために、プロシージャコード５１２〜５１４をライブラリ５１０から除
去し、サーバ４０１（図４）のところでストリーミングコードモジュールデータ
ベース４０３にストアすることができる。除去されたプロシージャコード５１２
〜５１４は、「スタブ」プロシージャ５１５〜５１７によって置き換えられ、結
果的に、ライブラリ５１０の代わりに、アプリケーションモジュール５０１およ
び５２０とリンクすることができる、サイズが低減したコードライブラリ５３０
を得る。ライブラリ５３０のヘッダデータ５１１は、アップデートされたジャン
プ、またはスタブプロシージャ５１５〜５１７がプロシージャ５１２〜５１４の
リンクタイム代用物として作用することを可能とするリンク情報を含むことがで
きる。
シージャは、何百または何千というバイトの長さとすることができる。アプリケ
ーションを実行する前に、クライアントは、モジュールおよびライブラリの長い
セットの検索を必要とすることがある。モジュールおよびライブラリのセットの
サイズを低減することによって、アプリケーション実行前に経験された当初の遅
延を低減することができる。アプリケーション５００のストリーミングの実装に
おいて、アプリケーションのコードモジュールのサブセクション内のコードを除
去し、短縮したストリーミングの「スタブ」プロシージャで置き換えることがで
きる。アプリケーションコードをストリーミングスタブプロシージャで置き換え
ることにより、モジュールサイズおよび関連付けられた送信の遅延を低減するこ
とができる。例えば、図５Ａおよび５Ｂを参照すると、コードライブラリ５１０
は、長さが４キロバイト（Ｋバイト）であるヘッダ５１１と、それぞれ３２Ｋバ
イト、１６Ｋバイト、および８Ｋバイトであるプロシージャ５１２〜５１４を含
むことができる。図５Ｂおよび５Ｃを参照すると、ライブラリ５１０のサイズを
低減するために、プロシージャコード５１２〜５１４をライブラリ５１０から除
去し、サーバ４０１（図４）のところでストリーミングコードモジュールデータ
ベース４０３にストアすることができる。除去されたプロシージャコード５１２
〜５１４は、「スタブ」プロシージャ５１５〜５１７によって置き換えられ、結
果的に、ライブラリ５１０の代わりに、アプリケーションモジュール５０１およ
び５２０とリンクすることができる、サイズが低減したコードライブラリ５３０
を得る。ライブラリ５３０のヘッダデータ５１１は、アップデートされたジャン
プ、またはスタブプロシージャ５１５〜５１７がプロシージャ５１２〜５１４の
リンクタイム代用物として作用することを可能とするリンク情報を含むことがで
きる。
【００３９】 サーバ４０１は、メインモジュール５０１と、ライブラリモジュール５２０と
、「ストリームされた」ライブラリ５３０とを送ることによって、クライアント
４１０にアプリケーション５００のストリーミング可能なバージョンを提供する
ことができ、いくつかの実装では、アプリケーション５００に対する要求に応答
して、クライアント４１０に、ストリーミングサポートファイル５３５を提供す
ることができる。ストリーミングサポートファイル５３５は、サーバ４０１とク
ライアント４１０との間で、コードストリーミングを容易にするために、スタブ
５１５〜５１７によってアクセスされるプロシージャを含む。クライアント４１
０のところで、モジュール５０１、５２０、５３０、および５３５をリンクし、
結果的に得られるアプリケーションの実行を開始することができる。メインモジ
ュール５０１および様々な呼び出されたプロシージャをクライアント４１０のと
ころで実行するとき、データベース４０３にストアされたコードモジュールを、
サーバ４０１からクライアント４１０にストリームすることができる。データを
ストリーム４０３に含め、ストリームされたコードモジュールに関連付けられた
スタブプロシージャ４１４〜４１７を識別することができる。ストリームされた
モジュールがクライアントのところで受信されるとき、それらは、実行アプリケ
ーションと統合される。
、「ストリームされた」ライブラリ５３０とを送ることによって、クライアント
４１０にアプリケーション５００のストリーミング可能なバージョンを提供する
ことができ、いくつかの実装では、アプリケーション５００に対する要求に応答
して、クライアント４１０に、ストリーミングサポートファイル５３５を提供す
ることができる。ストリーミングサポートファイル５３５は、サーバ４０１とク
ライアント４１０との間で、コードストリーミングを容易にするために、スタブ
５１５〜５１７によってアクセスされるプロシージャを含む。クライアント４１
０のところで、モジュール５０１、５２０、５３０、および５３５をリンクし、
結果的に得られるアプリケーションの実行を開始することができる。メインモジ
ュール５０１および様々な呼び出されたプロシージャをクライアント４１０のと
ころで実行するとき、データベース４０３にストアされたコードモジュールを、
サーバ４０１からクライアント４１０にストリームすることができる。データを
ストリーム４０３に含め、ストリームされたコードモジュールに関連付けられた
スタブプロシージャ４１４〜４１７を識別することができる。ストリームされた
モジュールがクライアントのところで受信されるとき、それらは、実行アプリケ
ーションと統合される。
【００４０】 添付されたモジュールの実装では、ストリームされたコードモジュールは、受
信したモジュールを対応するライブラリまたはコードファイルに添付することに
よって、実行アプリケーションと統合される。例えば、図５Ｃおよび５Ｄを参照
すると、モジュール５１２〜５１４がサーバからクライアントにストリームされ
るとき、それらはライブラリファイル５３０に添付され、それにより、増大され
たライブラリファイル５４０を形成する。モジュール５１２〜５１４をサーバ４
０１からストリームし、ファイル５３０に添付するとき、ヘッダデータ５１１ま
たはスタブデータ５１５〜５１６はアップデートされ、したがって、現時点で添
付されたモジュールは、呼び出し（コーリング）プロシージャからアクセスする
ことができる。例えば、図５Ｄを参照すると、追加の「ジャンプ」を、各スタブ
プロシージャ５１５〜５１７とそれに関連付けられた添付のモジュール５１２〜
５１４の間で追加することができる。代替として、ヘッダデータ５１１をアップ
デートし、スタブ５１５〜５１７の代わりに、プロシージャ５１２〜５１４をア
クセス可能とすることができる。スタブ置換の実装では、モジュールがサーバ４
０１から受信されるとき、スタブ５１５〜５１６はプロシージャモジュール５１
２〜５１４で置き換えられる。スタブ置換は、置換コードが受信されるとき、コ
ードモジュールまたはライブラリ内で、残りのスタブまたはプロシージャの位置
を変更あるいは再構成することを要求する可能性がある。実装は、ストリームさ
れたコードを実行アプリケーションおよびモジュールと統合するさらに他の方法
を使用することができる。
信したモジュールを対応するライブラリまたはコードファイルに添付することに
よって、実行アプリケーションと統合される。例えば、図５Ｃおよび５Ｄを参照
すると、モジュール５１２〜５１４がサーバからクライアントにストリームされ
るとき、それらはライブラリファイル５３０に添付され、それにより、増大され
たライブラリファイル５４０を形成する。モジュール５１２〜５１４をサーバ４
０１からストリームし、ファイル５３０に添付するとき、ヘッダデータ５１１ま
たはスタブデータ５１５〜５１６はアップデートされ、したがって、現時点で添
付されたモジュールは、呼び出し（コーリング）プロシージャからアクセスする
ことができる。例えば、図５Ｄを参照すると、追加の「ジャンプ」を、各スタブ
プロシージャ５１５〜５１７とそれに関連付けられた添付のモジュール５１２〜
５１４の間で追加することができる。代替として、ヘッダデータ５１１をアップ
デートし、スタブ５１５〜５１７の代わりに、プロシージャ５１２〜５１４をア
クセス可能とすることができる。スタブ置換の実装では、モジュールがサーバ４
０１から受信されるとき、スタブ５１５〜５１６はプロシージャモジュール５１
２〜５１４で置き換えられる。スタブ置換は、置換コードが受信されるとき、コ
ードモジュールまたはライブラリ内で、残りのスタブまたはプロシージャの位置
を変更あるいは再構成することを要求する可能性がある。実装は、ストリームさ
れたコードを実行アプリケーションおよびモジュールと統合するさらに他の方法
を使用することができる。
【００４１】 いくつかのシナリオでは、上記の例ではスタブ５１５〜５１７によって置き換
えられているプロシージャコード５１２〜５１４などの除去されたコードは、そ
れをサーバ４０１からストリームし、モジュール５３０と統合する前に、必要と
する可能性がある（他のプロシージャによって呼び出される）。そのような場合
では、スタブコード５１５〜５１６は、ストリーミングサポートライブラリ５３
５内でストリーミング機能にアクセスし、必要なプロシージャを獲得することが
できる。そのために、ストリーミングサポートライブラリ５３５は、制御データ
４１５をサーバ４０１に送り、必要なプロシージャを要求することができる。応
答して、サーバ４０１は、現在のモジュールストリーム４０５を中止して、要求
されたモジュールを送ることができる。要求されたモジュールを受信する際に、
ストリーミングサポートライブラリ５３５内のプロシージャを使用して、受信し
たモジュールをアプリケーションと統合し、要求されたモジュールの実行を続け
ることができる。その後サーバは、要求されたモジュールまたはクライアントか
ら受信された他の制御データ４１５に基づいて、新しいモジュールストリームを
決定することができる。
えられているプロシージャコード５１２〜５１４などの除去されたコードは、そ
れをサーバ４０１からストリームし、モジュール５３０と統合する前に、必要と
する可能性がある（他のプロシージャによって呼び出される）。そのような場合
では、スタブコード５１５〜５１６は、ストリーミングサポートライブラリ５３
５内でストリーミング機能にアクセスし、必要なプロシージャを獲得することが
できる。そのために、ストリーミングサポートライブラリ５３５は、制御データ
４１５をサーバ４０１に送り、必要なプロシージャを要求することができる。応
答して、サーバ４０１は、現在のモジュールストリーム４０５を中止して、要求
されたモジュールを送ることができる。要求されたモジュールを受信する際に、
ストリーミングサポートライブラリ５３５内のプロシージャを使用して、受信し
たモジュールをアプリケーションと統合し、要求されたモジュールの実行を続け
ることができる。その後サーバは、要求されたモジュールまたはクライアントか
ら受信された他の制御データ４１５に基づいて、新しいモジュールストリームを
決定することができる。
【００４２】 コードモジュールは、スタブプロシージャを使用せずに、サイズを低減するこ
とができる。例えば、図４、５Ａ、５Ｂ、および５Ｅを参照すると、割込みが駆
動された実装では、プロシージャコード５１２〜５１４をコードライブラリ５１
０から除去し、データベース４０３にストアすることができる。次いで、ヘッダ
情報５１１並びに除去されたプロシージャコード５１２〜５１４のサイズおよび
位置を示すデータを、クライアント４１０に送信することができる。クライアン
ト４１０は、除去されたプロシージャコード５１２〜５１４の代わりに、一連の
割込み命令文を添付することによって、新しいライブラリ５５０を構築すること
ができる。アプリケーション５００を実行するとき、コードライブラリ５５０を
ライブラリ５１０の代用とし、プログラム５００の実行を開始することができる
。プログラム５００を実行するとき、除去されたプロシージャコード５１２〜５
１４をクライアント４１０にストリームし、ローカルデータベース４１１にスト
アする。アプリケーション５００が、プロシージャコード５１２〜５１４を実行
することを試みる場合、代わりに、プロシージャコード５１２〜５１４と置き換
わっている割込み命令文の１つを実行することができる。停止（halt）命令文の
実行は、プログラム５００の実行を中止し、制御をストリーミングエグゼキュタ
プログラム４１５に転送する。
とができる。例えば、図４、５Ａ、５Ｂ、および５Ｅを参照すると、割込みが駆
動された実装では、プロシージャコード５１２〜５１４をコードライブラリ５１
０から除去し、データベース４０３にストアすることができる。次いで、ヘッダ
情報５１１並びに除去されたプロシージャコード５１２〜５１４のサイズおよび
位置を示すデータを、クライアント４１０に送信することができる。クライアン
ト４１０は、除去されたプロシージャコード５１２〜５１４の代わりに、一連の
割込み命令文を添付することによって、新しいライブラリ５５０を構築すること
ができる。アプリケーション５００を実行するとき、コードライブラリ５５０を
ライブラリ５１０の代用とし、プログラム５００の実行を開始することができる
。プログラム５００を実行するとき、除去されたプロシージャコード５１２〜５
１４をクライアント４１０にストリームし、ローカルデータベース４１１にスト
アする。アプリケーション５００が、プロシージャコード５１２〜５１４を実行
することを試みる場合、代わりに、プロシージャコード５１２〜５１４と置き換
わっている割込み命令文の１つを実行することができる。停止（halt）命令文の
実行は、プログラム５００の実行を中止し、制御をストリーミングエグゼキュタ
プログラム４１５に転送する。
【００４３】 エグゼキュタ４１５は、従来のランタイムオブジェクトコードデバッガの技術
と同様のインターフェース技術を実施し、それにより、エグゼキュタ４１５は、
アプリケーション５００によって生成された割込みをインターセプトし、処理す
ることが可能となる。エグゼキュタ４１５によって割込みがインターセプトされ
るとき、クライアントの実行プラットフォーム（オペレーティングシステム）割
込み処理機能の部分としてエグゼキュタ４１５に提供されたデータを使用して、
割込みが実行されたモジュール５５０と、モジュール内の割込みコードのアドレ
スを識別することができる。次いでエグゼキュタ４１５は、割込み位置に関連付
けられたプロシージャコード５１２〜５１４が、クライアントに送られたモジュ
ールストリーム４１５の部分として受信されたかを決定する。適切なプロシージ
ャコードが受信されている場合、エグゼキュタ５１５は、識別した割込みを対応
するコードで置き換える。例えば、プロシージャ５１２〜５１４を、クライアン
ト４１０にストリームされる４キロバイトのコードモジュールに分割することが
できる。割込み命令文が、アプリケーション５００によって実行されるとき、エ
グゼキュタ４１５は、割込みをインターセプトし、割込み命令文を含む適切な４
キロバイトのコードブロックを決定し、決定されたコードブロックを受信したコ
ードモジュールで置き換える。適切なコードモジュールがまだ受信されていない
場合、明確な要求をクライアント４１０からサーバ４０１に送り、コードモジュ
ールを検索した後、ライブラリ５５０に挿入することができる。その後エグゼキ
ュタ４１５は、遭遇した割込みのアドレスのところでアプリケーション５００を
再開することができる。
と同様のインターフェース技術を実施し、それにより、エグゼキュタ４１５は、
アプリケーション５００によって生成された割込みをインターセプトし、処理す
ることが可能となる。エグゼキュタ４１５によって割込みがインターセプトされ
るとき、クライアントの実行プラットフォーム（オペレーティングシステム）割
込み処理機能の部分としてエグゼキュタ４１５に提供されたデータを使用して、
割込みが実行されたモジュール５５０と、モジュール内の割込みコードのアドレ
スを識別することができる。次いでエグゼキュタ４１５は、割込み位置に関連付
けられたプロシージャコード５１２〜５１４が、クライアントに送られたモジュ
ールストリーム４１５の部分として受信されたかを決定する。適切なプロシージ
ャコードが受信されている場合、エグゼキュタ５１５は、識別した割込みを対応
するコードで置き換える。例えば、プロシージャ５１２〜５１４を、クライアン
ト４１０にストリームされる４キロバイトのコードモジュールに分割することが
できる。割込み命令文が、アプリケーション５００によって実行されるとき、エ
グゼキュタ４１５は、割込みをインターセプトし、割込み命令文を含む適切な４
キロバイトのコードブロックを決定し、決定されたコードブロックを受信したコ
ードモジュールで置き換える。適切なコードモジュールがまだ受信されていない
場合、明確な要求をクライアント４１０からサーバ４０１に送り、コードモジュ
ールを検索した後、ライブラリ５５０に挿入することができる。その後エグゼキ
ュタ４１５は、遭遇した割込みのアドレスのところでアプリケーション５００を
再開することができる。
【００４４】 また実装は、モジュールまたはライブラリの全体をストリームすることができ
る。例えばコードライブラリ５１０および５１５をサーバ４０１からクライアン
ト４１０にストリームする間、メインコードモジュール５０１をサーバ４０１か
ら受信し、クライアント４１０のところで実行を開始することができる。ストリ
ームされたモジュールを実行モジュールと統合することは、クライアント４１０
の動的モジュールリンク機能（facility）によって提供することができる。例え
ば、マイクロソフトビジュアルＣ＋＋６．０によって提供される遅延インポート
ローディングを使用して、ストリームされたモジュール５１０および５１５を、
実行モジュール５０１と統合することができる。ストリームされたモジュールの
動的リンクは、ストリームされたモジュールをローカルハードディスクドライブ
上またはクライアント４１０のリンクローディング機能によってアクセス可能な
他の格納装置の位置にストアすることによって、容易にすることができる。例示
的な実装では、クライアント４１０のオペレーティングシステムのリンク機能を
変更することによって、ストリーミングが容易になり、したがって、モジュール
がまだクライアント４０１にストリームされていない場合、リンク機能は、制御
データ４１５をサーバ４０１に送ることができる。
る。例えばコードライブラリ５１０および５１５をサーバ４０１からクライアン
ト４１０にストリームする間、メインコードモジュール５０１をサーバ４０１か
ら受信し、クライアント４１０のところで実行を開始することができる。ストリ
ームされたモジュールを実行モジュールと統合することは、クライアント４１０
の動的モジュールリンク機能（facility）によって提供することができる。例え
ば、マイクロソフトビジュアルＣ＋＋６．０によって提供される遅延インポート
ローディングを使用して、ストリームされたモジュール５１０および５１５を、
実行モジュール５０１と統合することができる。ストリームされたモジュールの
動的リンクは、ストリームされたモジュールをローカルハードディスクドライブ
上またはクライアント４１０のリンクローディング機能によってアクセス可能な
他の格納装置の位置にストアすることによって、容易にすることができる。例示
的な実装では、クライアント４１０のオペレーティングシステムのリンク機能を
変更することによって、ストリーミングが容易になり、したがって、モジュール
がまだクライアント４０１にストリームされていない場合、リンク機能は、制御
データ４１５をサーバ４０１に送ることができる。
【００４５】 保護メモリのコンピュータシステムでは、実行アプリケーションコードおよび
データの直接操作が限定されている可能性がある。そのようなシステムでは、ス
トリームされたモジュールを実行アプリケーションと統合することをサポートす
るために、「カーネル」レベルのプロセスまたはプロシージャを必要とする可能
性がある。そのような場合、ストリーミングサポート５３５は、クライアントが
アプリケーション５００を要求する前に、クライアント４１０のところで、サポ
ートプロシージャをインストールすることによって、予め準備することができる
。
データの直接操作が限定されている可能性がある。そのようなシステムでは、ス
トリームされたモジュールを実行アプリケーションと統合することをサポートす
るために、「カーネル」レベルのプロセスまたはプロシージャを必要とする可能
性がある。そのような場合、ストリーミングサポート５３５は、クライアントが
アプリケーション５００を要求する前に、クライアント４１０のところで、サポ
ートプロシージャをインストールすることによって、予め準備することができる
。
【００４６】 ストリームセットを決定する他の方法を使用することができる。リストをベー
スとする実装では、ストリーミング制御ファイルは、モジュールストリーミング
シーケンスの予め定められたリストを含むことができる。例えば、ストリーミン
グ制御ファイル４０２は、第１ユーザに関連付けられたモジュールストリーミン
グシーケンスのリストと、第２ユーザに関連付けられた第２モジュールストリー
ミングシーケンスのリストとを含むことができる。クライアント４１０からサー
バ４０１に送られた制御データ４１５は、クライアント４１０のところで、現在
のユーザを識別することができる。サーバに対しユーザが識別された後は、サー
バは、ユーザの関連付けられたストリーミングシーケンスのリストに従って、ソ
フトウエアモジュールをストリームすることができる。ユーザベースのストリー
ミングデータは、ユーザの過去の行動を使用してそのユーザがアクセスするモジ
ュールの順序を予測することができる場合に有利である可能性がある。
スとする実装では、ストリーミング制御ファイルは、モジュールストリーミング
シーケンスの予め定められたリストを含むことができる。例えば、ストリーミン
グ制御ファイル４０２は、第１ユーザに関連付けられたモジュールストリーミン
グシーケンスのリストと、第２ユーザに関連付けられた第２モジュールストリー
ミングシーケンスのリストとを含むことができる。クライアント４１０からサー
バ４０１に送られた制御データ４１５は、クライアント４１０のところで、現在
のユーザを識別することができる。サーバに対しユーザが識別された後は、サー
バは、ユーザの関連付けられたストリーミングシーケンスのリストに従って、ソ
フトウエアモジュールをストリームすることができる。ユーザベースのストリー
ミングデータは、ユーザの過去の行動を使用してそのユーザがアクセスするモジ
ュールの順序を予測することができる場合に有利である可能性がある。
【００４７】 グラフベースのストリーミング制御ファイルの実装では、ノードを接続するエ
ッジの重みは、静的または動的に決定することができ、またこれまでの使用デー
タの収集に基づいて決定することができる。例えば、プログラマ制御の実装では
、ソフトウエアのプログラマは、プログラマのソフトウエアコードと予期される
アプリケーションの使用パターンの知識に基づいて、ノード間の特定の移動が生
じる可能性を推定する。代替として、アプリケーションプロファイリングプログ
ラムを使用して、様々なアプレット、クラス、またはコードモジュール間の移動
を記録するランタイム実行データを収集し、それにより、特定の移動が生じる可
能性を決定することができる。クライアントフィードバックの実装では、モジュ
ール実行中に、クライアント４１０からサーバ４０１に送られた制御データ４１
５を使用して、モジュール使用の統計的データベースを構築し、そのデータベー
スに基づいて、モジュールをストリーミングする順序を決定する。
ッジの重みは、静的または動的に決定することができ、またこれまでの使用デー
タの収集に基づいて決定することができる。例えば、プログラマ制御の実装では
、ソフトウエアのプログラマは、プログラマのソフトウエアコードと予期される
アプリケーションの使用パターンの知識に基づいて、ノード間の特定の移動が生
じる可能性を推定する。代替として、アプリケーションプロファイリングプログ
ラムを使用して、様々なアプレット、クラス、またはコードモジュール間の移動
を記録するランタイム実行データを収集し、それにより、特定の移動が生じる可
能性を決定することができる。クライアントフィードバックの実装では、モジュ
ール実行中に、クライアント４１０からサーバ４０１に送られた制御データ４１
５を使用して、モジュール使用の統計的データベースを構築し、そのデータベー
スに基づいて、モジュールをストリーミングする順序を決定する。
【００４８】 クライアント制御のストリーミングの実装では、ストリーミング制御データ４
０２をクライアント４１０に配置し、クライアント４１０からサーバ４０１に送
られた制御データ４１５を使用して、連続してサーバからモジュールのストリー
ムを要求することができる。例えば、クライアントコンピュータ４１０が第１モ
ジュールを実行している間、バックグラウンドプロセスは、制御データ４１５を
サーバに送り、クライアントコンピュータ４１０のハードディスク４１１上でバ
ッファすることができる追加のモジュールを要求することが可能である。クライ
アント制御のストリーミングの実装は、存在するＨＴＴＰサーバおよびＨＴＴＰ
プロトコルを使用して、クライアント４１０からサーバ４０１に要求を送り、サ
ーバ４０１からクライアント４１０にソフトウエアモジュールを送ることができ
る。さらに、ソフトウエアモジュールのストリーミングは、上記の説明で強調さ
れているが、ハイパーテキストマークアップ言語、２進グラフィックファイル、
およびテキストなどの非実行データは、モジュールの収集としてストリームする
ことができる。
０２をクライアント４１０に配置し、クライアント４１０からサーバ４０１に送
られた制御データ４１５を使用して、連続してサーバからモジュールのストリー
ムを要求することができる。例えば、クライアントコンピュータ４１０が第１モ
ジュールを実行している間、バックグラウンドプロセスは、制御データ４１５を
サーバに送り、クライアントコンピュータ４１０のハードディスク４１１上でバ
ッファすることができる追加のモジュールを要求することが可能である。クライ
アント制御のストリーミングの実装は、存在するＨＴＴＰサーバおよびＨＴＴＰ
プロトコルを使用して、クライアント４１０からサーバ４０１に要求を送り、サ
ーバ４０１からクライアント４１０にソフトウエアモジュールを送ることができ
る。さらに、ソフトウエアモジュールのストリーミングは、上記の説明で強調さ
れているが、ハイパーテキストマークアップ言語、２進グラフィックファイル、
およびテキストなどの非実行データは、モジュールの収集としてストリームする
ことができる。
【００４９】 実装は、「ハンドシェーキング」プロシージャを含むことができ、それにより
、アプリケーション実行の開始時に、サーバ４０１とクライアント４１０の間で
制御データ４１５が送られる。ハンドシェーキングデータは、クライアントおよ
びサーバのところにあるアプリケーションモジュールの在庫を含むことができる
。そのようなハンドシェーキングデータにより、クライアント４１０とサーバ４
０１の両方が、それぞれのソフトウエアモジュールの在庫を決定し、その在庫情
報に基づいて、ソフトウエアモジュールのストリームを最適化することが可能と
なる。
、アプリケーション実行の開始時に、サーバ４０１とクライアント４１０の間で
制御データ４１５が送られる。ハンドシェーキングデータは、クライアントおよ
びサーバのところにあるアプリケーションモジュールの在庫を含むことができる
。そのようなハンドシェーキングデータにより、クライアント４１０とサーバ４
０１の両方が、それぞれのソフトウエアモジュールの在庫を決定し、その在庫情
報に基づいて、ソフトウエアモジュールのストリームを最適化することが可能と
なる。
【００５０】 履歴（ヒストリ）に依存する実装では、サーバまたはクライアントは、モジュ
ール間の一連の移動に関するデータをストアし、移動の履歴に基づいて、新しい
モジュールのストリームを計算することができる。例えば、図３を参照すると、
モジュール「Ｇ」がパスＡ−Ｂ−Ｇによって到達された場合、サーバまたはクラ
イアントは、次が「Ｈ」であるモジュール「Ｅ」をストリームすることを決定す
ることができる。他方、モジュール「Ｇ」がパスＡ−Ｂ−Ｃ−Ｇによって到達さ
れた場合、ストリーミングシーケンスは、モジュール「Ｈ」のみを含むことがで
きる。
ール間の一連の移動に関するデータをストアし、移動の履歴に基づいて、新しい
モジュールのストリームを計算することができる。例えば、図３を参照すると、
モジュール「Ｇ」がパスＡ−Ｂ−Ｇによって到達された場合、サーバまたはクラ
イアントは、次が「Ｈ」であるモジュール「Ｅ」をストリームすることを決定す
ることができる。他方、モジュール「Ｇ」がパスＡ−Ｂ−Ｃ−Ｇによって到達さ
れた場合、ストリーミングシーケンスは、モジュール「Ｈ」のみを含むことがで
きる。
【００５１】 本発明は、コンピュータハードウエア、ファームウエア、ソフトウエア、デジ
タル電子回路において、またはそれらの組み合わせで実施することができる。本
発明の装置は、プログラム可能なプロセッサで実行するためのマシン読取り可能
記憶装置内に有形で組み込まれているコンピュータプログラム製品において実施
することができる。また、本発明の方法のステップは、入力データに関して動作
し、および出力を作成することによって本発明の機能を実施するために、命令プ
ログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって実施することができる
。
タル電子回路において、またはそれらの組み合わせで実施することができる。本
発明の装置は、プログラム可能なプロセッサで実行するためのマシン読取り可能
記憶装置内に有形で組み込まれているコンピュータプログラム製品において実施
することができる。また、本発明の方法のステップは、入力データに関して動作
し、および出力を作成することによって本発明の機能を実施するために、命令プ
ログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって実施することができる
。
【００５２】 本発明は、データストアシステムからデータと命令を受信し、およびデータス
トアシステムにデータと命令を送信するために結合されている少なくとも１つの
プログラム可能なプロセッサと、少なくとも１つの入力デバイスと、少なくとも
１つの出力デバイスとを含むプログラム可能なシステム上で実行可能である１つ
または２つ以上のコンピュータで実施することが有利である可能性がある。各コ
ンピュータプログラムは、高水準手続プログラミング言語またはオブジェクト指
向のプログラミング言語、あるいは所望であればアセンブリ言語または機械言語
で実施することができる。いずれの場合でも、言語は、コンパイルされた言語ま
たは解釈された言語とすることができる。例として、適切なプロセッサは、汎用
および専用のマイクロプロセッサの両方を含む。一般に、プロセッサは、読取り
専用メモリおよび／またはランダムアクセスメモリから命令およびデータを受信
する。
トアシステムにデータと命令を送信するために結合されている少なくとも１つの
プログラム可能なプロセッサと、少なくとも１つの入力デバイスと、少なくとも
１つの出力デバイスとを含むプログラム可能なシステム上で実行可能である１つ
または２つ以上のコンピュータで実施することが有利である可能性がある。各コ
ンピュータプログラムは、高水準手続プログラミング言語またはオブジェクト指
向のプログラミング言語、あるいは所望であればアセンブリ言語または機械言語
で実施することができる。いずれの場合でも、言語は、コンパイルされた言語ま
たは解釈された言語とすることができる。例として、適切なプロセッサは、汎用
および専用のマイクロプロセッサの両方を含む。一般に、プロセッサは、読取り
専用メモリおよび／またはランダムアクセスメモリから命令およびデータを受信
する。
【００５３】 有形に組み込んでいるコンピュータプログラムの命令およびデータに適したス
トレージデバイスは、例としてＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、およびフラッシュメ
モリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよび取外し可
能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、およびＣＤ−ＲＯＭディスク
を含む、不揮発性メモリの全ての形態を含む。上記のいずれも、専用に設計され
たＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）によって補足し、またはその内部に組み込
むことができる。
トレージデバイスは、例としてＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、およびフラッシュメ
モリデバイスなどの半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよび取外し可
能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、およびＣＤ−ＲＯＭディスク
を含む、不揮発性メモリの全ての形態を含む。上記のいずれも、専用に設計され
たＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）によって補足し、またはその内部に組み込
むことができる。
【図１】 コンピュータネットワークを示す図である。
【図２】 コンピュータソフトウェアアプリケーションモジュールを示す図である。
【図３】 本発明による、有向グラフである。
【図４】 本発明による、サーバおよびクライアントを示す図である。
【図５Ａ】 本発明による、アプリケーションコード構成要素を示す図である。
【図５Ｂ】 本発明による、アプリケーションコード構成要素を示す図である。
【図５Ｃ】 本発明による、アプリケーションコード構成要素を示す図である。
【図５Ｄ】 本発明による、アプリケーションコード構成要素を示す図である。
【図５Ｅ】 本発明による、アプリケーションコード構成要素を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ (71)出願人 シュミュエル メラメード イスラエル ラマット−ガン ネイヴェ ヤフシュア 35 (72)発明者 ユリ ラズ アメリカ合衆国 07410 ニュージャージ ー州 フェアローン ヒルサイド テラス 36−02 (72)発明者 ヤフーダ フォルク イスラエル テル−アビブ レンブラント ストリート 10 (72)発明者 シュミュエル メラメード イスラエル ラマット−ガン ネイヴェ ヤフシュア 35 Ｆターム(参考） 5B076 BB06 【要約の続き】 よび受信されたシーケンス内の第１モジュールをアプリ ケーションに統合するための手段を含む。第２コンピュ ータは、アプリケーションと関連付けられたモジュール のコレクションをストアするための手段、このコレクシ ョンからモジュールのシーケンスを選択するための手 段、および第１コンピュータから第２コンピュータに選 択されたシーケンスを転送するための手段を含む。
Claims (24)
- 【請求項１】 アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクショ
ンをストアする第１コンピュータから、前記アプリケーションを実行するための
実行環境を提供する第２コンピュータにモジュールを伝送するコンピュータ実装
方法であって、 前記実行環境とは独立している予め定められた基準に従って、前記コレクショ
ンからモジュールのシーケンスを選択することによってモジュールセットを形成
し、 前記第１コンピュータから前記第２コンピュータにモジュールセットを透過的
にストリーミングすることを特徴とする方法。 - 【請求項２】 透過的にストリーミングする際に、前記第２コンピュータで
アプリケーションを実行している間に、前記第１コンピュータから前記第２コン
ピュータにシーケンスでモジュールを送信することを特徴とする請求項１に記載
の方法。 - 【請求項３】 前記コレクション内の少なくとも１つのモジュールは、非実
行データを備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 前記コレクション内の少なくとも１つのモジュールは、プロ
グラムコードを備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項５】 前記予め定められた基準は、ストリーミング制御データベー
スを備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項６】 前記ストリーミング制御データベースは遷移レコードを備え
、 前記遷移レコードは、前記コレクション内の選択されたモジュールの遷移に加
重された値を関連付け、 シーケンスを選択する際に、遷移レコード値に基づいてモジュールの順序付け
られたセットを選択することを特徴とする請求項５に記載の方法。 - 【請求項７】 遷移レコード値に基づいて選択する際に、パス決定アルゴリ
ズムを使用して遷移レコード情報を処理することを特徴とする請求項６に記載の
方法。 - 【請求項８】 前記ストリーミング制御データベースは、複数のリスト記録
を備え、 前記複数のリスト記録のそれぞれは、前記コレクション内のモジュールのシー
ケンスを識別し、 シーケンスを選択する際に、前記複数のリスト記録のうちの１つを選択するこ
とを特徴とする請求項５に記載の方法。 - 【請求項９】 モジュールのシーケンスを選択する際に、前記第２コンピュ
ータで選択し、透過的にストリーミングする際に、 前記コレクション内の第１モジュールを識別する選択データを第１コンピュー
タで受信し、 前記第１モジュールを第２コンピュータに伝送し、 前記コレクション内の第２モジュールを識別する第２選択データを前記第１コ
ンピュータで受信し、 前記第２モジュールを前記第２コンピュータに伝送することを特徴とする請求
項１に記載の方法。 - 【請求項１０】 さらに、前記モジュールセットの透過的なストリーミング
に割込みを行い、 前記予め定められた基準に従ってモジュールの第２シーケンスを選択すること
によって第２モジュールを形成し、 前記第１コンピュータから前記第２コンピュータに前記第２モジュールセット
を透過的にストリーミングすることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項１１】 さらに、前記第２コンピュータから前記第１コンピュータ
にステータスデータを伝送し、 前記ステータスデータに基づいて前記第２モジュールセットを決定することを
特徴とする請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１２】 前記ステータスデータは、ユーザ入力を示すデータを備え
ることを特徴とする請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１３】 前記割込みの際に、 前記第２コンピュータから前記第１コンピュータにモジュール要求を送信し、 前記第１コンピュータから前記第２コンピュータに要求されたモジュールを伝
送することを特徴とする請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１４】 前記モジュール要求は、前記モジュール内のコードを実行
しようとする試みに応答して送信されることを特徴とする請求項１３に記載の方
法。 - 【請求項１５】 プログラムはＪａｖａアプレットであり、 モジュール要求を送信し、要求されたモジュールを伝送する際に、前記第１コ
ンピュータからＪａｖａクラスを動的にロードすることを特徴とする請求項１３
に記載の方法。 - 【請求項１６】 透過的にストリーミングする際に、 前記アプリケーションが実行されている間に前記モジュールセット内の第１モ
ジュールを受信し、 前記第１モジュールを前記第２コンピュータにあるローカル記憶媒体上にスト
アし、 前記方法はさらに、 前記第１モジュールを前記アプリケーションに統合することを特徴とする請求
項１に記載の方法。 - 【請求項１７】 前記第１モジュールを統合する際に、前記第１モジュール
内に含まれるロジックを前記アプリケーション内に含まれるロジックに統合する
ことを特徴とする請求項１６に記載の方法。 - 【請求項１８】 前記アプリケーションは割込みステートメントを備え、 前記第１モジュールに含まれるロジックは、実行可能な置換コードを備え、 前記第１モジュールを統合する際に、 前記割込みステートメントを実行し、 実行プログラムを呼び出し、 前記割込みステートメントを前記置換コードで置き換え、 前記置換コードを実行することを特徴とする請求項１７に記載の方法。
- 【請求項１９】 前記アプリケーションは第１スタブ手続きを備え、 前記モジュールセットは第１コードシーケンスを備え、 前記モジュールセットを統合する際に、前記第１スタブ手続きをオペラティブ
に前記第１コードシーケンスで置き換えることを特徴とする請求項１７に記載の
方法。 - 【請求項２０】 オペラティブに置き換える際に、アプリケーションから第
１コードシーケンスにアプリケーション実行が移ることを可能にするように、第
１スタブ手続きを変更することを特徴とする請求項１９に記載の方法。 - 【請求項２１】 コンピュータ可読メディア上に常駐するコンピュータプロ
グラムであって、コンピュータに、 アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクションにアクセスさせ
、 モジュール選択基準をストアするデータベースにアクセスさせ、 前記モジュール選択基準に従って前記コレクションからモジュールのシーケン
スを選択することによってモジュールセットを形成させ、 前記モジュールセットを第２コンピュータに透過的にストリーミングさせる命
令を備えることを特徴とするプログラム。 - 【請求項２２】 コンピュータに透過的にストリーミングさせる前記命令は
、前記コンピュータに、 前記コレクションから第１モジュールをリトリーブさせ、 前記第１モジュールを前記第２コンピュータに送信させる命令をさらに備える
ことを特徴とする請求項２１に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項２３】 コンピュータ読取可能媒体上に常駐するコンピュータプロ
グラムであって、コンピュータに、 アプリケーションを実行させ、 前記実行中のアプリケーションと関連付けられたモジュールを透過的に受信さ
せ、 前記受信されたモジュールを前記実行中のアプリケーションとは独立にストア
させ、 前記受信されたモジュールを前記実行中のアプリケーションに統合させる命令
を備えることを特徴とするプログラム。 - 【請求項２４】 第１コンピュータおよび第２コンピュータを備える、コン
ピュータ間で情報モジュールを転送するためのシステムであって、 １） 前記第１コンピュータは、 ａ．アプリケーションを実行するための手段と、 ｂ．前記アプリケーションが動作している間に、前記アプリケーションと関連
付けられたモジュールのシーケンスを受信するための手段と、 ｃ．前記受信されたシーケンス内の第１モジュールを前記アプリケーションに
統合するための手段と を備え、 ２） 前記第２コンピュータは、 ａ．前記アプリケーションと関連付けられたモジュールのコレクションをスト
アするための手段と、 ｂ．前記コレクションからモジュールのシーケンスを選択するための手段と、 ｃ．前記第１コンピュータから前記第２コンピュータに選択された前記シーケ
ンスを転送するための手段と を備えることを特徴とするシステム。
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|---|---|---|---|
| US09/120,575 US6311221B1 (en) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | Streaming modules |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
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