JPH07271603A - オーバレイプログラムロード方式 - Google Patents

オーバレイプログラムロード方式

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Publication number
JPH07271603A
JPH07271603A JP6063036A JP6303694A JPH07271603A JP H07271603 A JPH07271603 A JP H07271603A JP 6063036 A JP6063036 A JP 6063036A JP 6303694 A JP6303694 A JP 6303694A JP H07271603 A JPH07271603 A JP H07271603A
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JP
Japan
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program
overlay
overlay program
loading
memory
Prior art date
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Application number
JP6063036A
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English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
秀雄 小林
Yuuki Kikuchi
雄希 菊池
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバレイプログラムをメモリ上へロードす
る場合、処理に必要なオーバレイプログラムを選択的に
メモリ上へロードし動作させる制御を、利用者別に管理
するオーバレイプログラムロード方式を得る。 【構成】 判断手順13が利用者毎のロード順番別にロ
ード回数を記憶するオーバレイプログラム情報管理テー
ブル12aを参照し、必要とするオーバレイプログラム
がメインメモリ15上に存在しているか判断する。存在
していない場合には、ロード手順14に従い補助記憶装
置17よりロードする。書込手段11はオーバレイプロ
グラム情報管理テーブル12aを更新し、ロード順番毎
にロード回数順にソートする。このようにオーバレイプ
ログラムロード方式を構成する。 【効果】 他の利用者のロード順に影響されることな
く、利用者独自のロード順を採用できる。このため、利
用者毎に処理の応答性を向上できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機で実行するプロ
グラムを、メインメモリに常駐するプログラム基幹部
と、必要に応じてメモリにロードされるオーバレイプロ
グラム群に分割し、処理に必要なオーバレイプログラム
モジュールを、選択的にメモリ上にローディングして動
作させる制御を利用者別に管理する、プログラムロード
方式及びオーバレイ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、特開昭64−36333号公
報に示された、従来のプログラムロード方式が適用され
たデータ処理装置制御部の構成図である。従来の方式で
は、オーバレイプログラムの過去のロード順を、不揮発
性メモリ93に記憶する。そして、次にロード要求があ
ると予測されるオーバレイプログラムを、事前にメイン
メモリ91にロードする。このことにより、オーバレイ
プログラムの実行までの時間短縮を実現している。ま
た、オーバレイプログラムに使用頻度による優先順位を
付加する。そして、優先順位の低いオーバレイプログラ
ムを削除してオーバレイを実行する。これにより、使用
頻度の高いオーバレイプログラムをメインメモリ上に残
し、削除及びローディングの回数削減を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のようなプログラ
ムロード方式では、図11に示すように、プログラムに
対するオーバレイプログラム情報を、1プログラムにつ
き1パターンしか待つことができない。このため、例え
ばメニュー画面より処理を選択して実行するように、利
用者が独自の処理パターンでプログラムを実行する時に
は、起動優先順位が異なるため、必要の無いオーバレイ
プログラムがメインメモリ上にロードされて、必要なオ
ーバレイプログラムのロードに時間がかかるという問題
点があった。また、別のオーバレイプログラムをメイン
メモリ上にロードするために、主要なオーバレイプログ
ラムが削除対象になる等の問題点があった。
【0004】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、オーバレイプログラムの過去の使用頻度
にもとづいた優先順位等のオーバレイプログラム情報
を、利用者毎に設定するオーバレイプログラムロード方
式を提供することを目的とする。また、プログラム起動
時に、プログラム基幹部と共にロードされるオーバレイ
プログラムを制御するオーバレイプログラムロード方式
を提供することを目的とする。また、次に要求があると
予測されるオーバレイプログラムを、事前にメインメモ
リ上にロードするオーバレイプログラムロード方式を提
供することを目的とする。また、オーバレイプログラム
情報を基に、オーバレイプログラムの過去のロード順
と、オーバレイ発生時に削除するオーバレイプログラム
を判断するオーバレイプログラムロード方式を提供する
ことを目的とする。また、利用者毎のプログラム処理パ
ターンにもとづいた、オーバレイプログラムの最適化制
御を図ることができるオーバレイプログラムロード方式
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るオーバ
レイプログラムロード方式は、計算機で実行するプログ
ラムを、メモリに常駐するプログラム基幹部と、必要に
応じてメモリロードされる複数のオーバレイプログラム
に分割し、処理に必要なオーバレイプログラムを選択的
にメモリにロードして動作させるオーバレイプログラム
ロード方式において、プログラムを利用する利用者別
に、オーバレイプログラムのメモリへのロードを予測す
ることを特徴とする。
【0006】また、第2の発明では、計算機で実行する
プログラムを、メモリに常駐するプログラム基幹部と、
必要に応じてメモリロードされる複数のオーバレイプロ
グラムに分割し、処理に必要なオーバレイプログラムを
選択的にメモリにロードして動作させるオーバレイプロ
グラムロード方式において、プログラム起動時からのオ
ーバレイプログラムのロード順番別のロード回数を記憶
するテーブルを備え、上記テーブルに記憶したロード回
数に基づいて、オーバレイプログラムのメモリへのロー
ドを予測することを特徴とする。
【0007】また、第3の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、上記テーブルを、プログラムを
利用する利用者別に備え、オーバレイプログラムのメモ
リへのロードを、利用者別に予測することを特徴とす
る。
【0008】また、第4の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、利用者別に備えた上記テーブル
に記憶したロード回数に基づいて、最もロード順位の高
いオーバレイプログラムを、プログラム起動時にプログ
ラム基幹部と共にメモリへロードすることを特徴とす
る。
【0009】また、第5の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、利用者別に備えた上記テーブル
に記憶したロード回数に基づいて、メモリ上へロードさ
れているオーバレイプログラムの次にロード順位の高い
オーバレイプログラムを、予めメインメモリへロードす
ることを特徴とする。
【0010】また、第6の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、利用者別に備えた上記テーブル
に記憶したロード回数に基づいて、ロード順番別にロー
ド順位の高いオーバレイプログラムを、予めメインメモ
リへロードすることを特徴とする。
【0011】また、第7の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、利用者別に備えた上記テーブル
に記憶したロード回数に基づいて、優先順位の低いオー
バレイプログラムをメモリ上より削除することを特徴と
する。
【0012】また、第8の発明では、上記オーバレイプ
ログラムロード方式が、上記テーブルに記憶したロード
回数を基に作成したオーバレイプログラムロード情報
を、他の記憶装置に保存し、上記他の記憶装置に保存し
たオーバレイプログラムロード情報を、再度メモリ上へ
リストアすることを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明におけるオーバレイプログラムロード
方式では、利用者別にオーバレイプログラムのメモリへ
のロードを予測するので、他の利用者によるオーバレイ
プログラムのメモリへのロード状態に影響されることが
ない。また、利用者が独自の処理パターンでプログラム
を実行しても、他の利用者のオーバレイプログラムのメ
モリへのロード状態に影響を与えることはない。
【0014】また、テーブルに記憶したロード順番別の
ロード回数に基づいて、オーバレイプログラムのメモリ
へのロードを予測することにより、従来のロード回数を
基にロード順位を決定していた方式に比べ、より細かく
オーバレイプログラムのロード順位を決定することがで
きる。
【0015】また、利用者別のテーブルに記憶したロー
ド順番別のロード回数に基づいて、オーバレイプログラ
ムのメモリへのロードを予測することにより、他の利用
者によるオーバレイプログラムの使用頻度に影響される
ことなく、当該利用者の使用頻度に基づいたオーバレイ
プログラムのロード順位を決定することができる。
【0016】また、プログラム起動時に最初にメモリへ
ロードされるオーバレイプログラムが、利用者別に決定
される。このため、他の利用者の過去のロード順に影響
されることなく利用者の過去のロード順で初回にロード
された回数が多いオーバレイプログラムを、メモリへロ
ードすることができる。
【0017】また、テーブルに記憶した利用者別のロー
ド回数に基づいて、メモリ上へロードされているオーバ
レイプログラムの次にロード回数の多いオーバレイプロ
グラムを、予めメインメモリへロードする。これによ
り、他の利用者の使用頻度に影響されることなく、オー
バレイプログラムをメモリへロードすることができる。
また、次にロード要求されるオーバレイプログラムがメ
インメモリ上に存在する確率を高くできる。
【0018】また、テーブルに記憶した利用者毎のロー
ド順番別のロード回数に基づいて、ロード順位の高いオ
ーバレイプログラムを優先して予めメインメモリへロー
ドする。これにより、次にロード要求があると予測され
るオーバレイプログラムを、メインメモリへロードする
ことができる。また、他の利用者の過去のロード順に影
響されることなく、オーバレイプログラムをメインメモ
リへロードすることができる。さらに、ロード要求回数
に対応する利用者別のロード順の内、ロード回数の多い
オーバレイプログラムより優先してメインメモリへロー
ドするので、次にロード要求されるオーバレイプログラ
ムが、メインメモリ上に存在する確率を高くできる。
【0019】また、プログラムのオーバレイ制御が必要
になった場合、テーブルに記憶した利用者別のロード回
数の少ないオーバレイプログラムを優先して、メモリ上
より削除する。このため、他の利用者の利用頻度に影響
されることなく、当該利用者にとって使用頻度の低いオ
ーバレイプログラムを、メモリ上より削除することがで
きる。
【0020】また、オーバレイプログラム情報を他の記
憶装置へ登録し、再度メモリ上へリストアできる。これ
より、オーバレイプログラム情報がメモリより失われて
も、容易に復旧させることができる。
【0021】
【実施例】
実施例1.この実施例では、利用者別オーバレイプログ
ラム情報テーブルを参照して、オーバレイプログラムの
ロード順位の最適化制御を行う手順について、以下に説
明を行う。
【0022】図1は、本発明のプログラムロード方式の
一実施例を示すブロック図である。図1において、11
は書込手段、12は不揮発性メモリ、12aは不揮発性
メモリ12に格納されている利用者別オーバレイプログ
ラム情報管理テーブル、13は判断手順、14はロード
手順、15はメインメモリ、16aバックアップ手順、
16bはリストア手順、17は補助記憶装置である。図
2は、利用者別オーバレイプログラム情報管理テーブル
の概念図であり、n(nは正整数)人の利用者毎のm
(mは正整数)個のプログラム情報から構成されてい
る。図3は、書込手段における処理の手順を示す流れ図
である。図4は、書込手段で実行される最適化制御の実
行例を示す図である。図5は、オーバレイプログラム名
テーブルの凡例を示す図である。
【0023】図5の凡例44のように、オーバレイプロ
グラム名テーブルは、オーバレイプログラム名と合計ロ
ード回数とロード順番別ロード回数テーブルよりなる。
ロード順番別ロード回数テーブルは、左から右に初回、
2回目、・・・、P回目となる。
【0024】図1におけるオーバレイプログラムロード
方式を構成する各要素について、以下に説明を行う。不
揮発性メモリ12には利用者オーバレイプログラム情報
管理テーブル12aが格納されている。図2によると、
利用者A/利用者B/利用者C/・・・/利用者n(n
は正整数)と、n種類の利用者のオーバレイプログラム
情報を格納できる。また、各利用者毎にプログラムA/
プログラムB/・・・/プログラムm(は正整数)と、
m種類のプログラムのオーバレイプログラム情報を格納
できる。利用者別オーバレイプログラム情報管理テーブ
ル12aは、オーバレイプログラム毎のロード順番別の
ロード回数テーブル12bのデータをもとにしてソート
されている。このため、例えば「利用者A」が「プログ
ラムA」を起動した時には「オーバレイプログラム名A
a」が最もロード優先順位の高いオーバレイプログラム
であるので、「プログラムA」の起動時には、「オーバ
レイプログラム名Aa」が、プログラム基幹部とともに
メインメモリ15上にロードされるオーバレイプログラ
ムとして判断される。
【0025】書込手段11では、オーバレイプログラム
のロード処理発生と同時に、利用者別オーバレイプログ
ラム情報管理テーブル12aを更新し、常に最適なロー
ド順位及び使用頻度による優先順位を、判断手順13に
提供するものである。図3の流れ図に従い、書込手段1
1における処理について説明を行う。始めに、オーバレ
イプログラムのメインメモリ15へのロード処理が発性
すると(S1)、ロードされたオーバレイプログラムの
次にロード順位の高いオーバレイプログラムを、メイン
メモリ15上にプリロード(S2)する。その後、利用
者別のロード順番別ロード回数テーブル12bのP番目
のデータを+1して(S3)、ロード順番別ロード回数
テーブル12bをもとにして、起動利用者の該当オーバ
レイプログラム名テーブル45をソートすることにより
(S4)、ロード順位の最適化制御を実現する。
【0026】ロード手順14では、利用者から要求のあ
ったオーバレイプログラムを、補助記憶装置17からメ
インメモリ15上にロードする処理と、オーバレイ処理
の必要時に、メインメモリ15上のオーバレイプログラ
ムを削除する処理を実行する。削除する処理について
は、後の実施例で詳しく説明を行う。メインメモリ15
では、プログラム基幹部、及び、オーバレイプログラム
群がロードされ、プログラムの処理が実行される。
【0027】補助記憶装置17には、プログラム基幹
部、及び、オーバレイプログラム群が格納されている。
バックアップ手順16a、リストア手順16bを使用す
ることによって、利用者別オーバレイプログラム情報管
理テーブル12aを、補助記憶装置17に格納すること
もできる。バックアップ手順16a、及び、リストア手
順16bについては、後の実施例で詳しく説明を行う。
【0028】入力装置18では、プログラムの起動、及
び、オーバレイプログラムの実行等のコマンドが、利用
者により入力される。
【0029】判断手順13では、不揮発性メモリ12に
格納されている利用者別オーバレイプログラム情報管理
テーブル12aを参照して、メインメモリ15上にロー
ドするオーバレイプログラム名を決定する。判断手順1
3については、後の実施例で詳しく説明を行う。
【0030】次に、オーバレイプログラムロード方式の
具体的な動作について、図4を参照して説明を行う。
「プログラムA」には、「オーバレイプログラムAa」
〜「オーバレイプログラムAf」の6本のオーバレイプ
ログラムが存在する。「利用者A」が入力装置18より
コマンド入力によって「プログラムA」を起動した時、
最適化制御例(初期状態)41では、ロード手順14に
よりプログラム基幹部と共に、判断手順13が判断した
初回ロード回数の最も多い「オーバレイプログラムA
a」が、補助記憶装置17からメインメモリ15上にロ
ードされる。さらに、判断手順13が判断した2回目ロ
ード回数の最も多い「オーバレイプログラムAb」を、
ロード手順14により予め補助記憶装置17からメイン
メモリ15上にロードしておく。次に、「オーバレイプ
ログラムAd」の実行要求が、プログラム起動後2番目
にあった時には、書込手段11によりオーバレイプログ
ラム名Adの2回目ロード回数が+1される(最適化制
御例(テーブル更新状態)42)。(図4では、オーバ
レイプログラム名Adの2回目ロード回数が2から3に
更新され、合計ロード回数も4から5に更新されてい
る。) ここで、「利用者A」の「プログラムA」のオーバレイ
プログラム名テーブル45を、ロード順番別ロード回数
テーブル12bをもとにして書込手段11がソートする
ことにより、「利用者A」の「プログラムA」のオーバ
レイプログラム名テーブル45が更新される(最制化制
御例(ソート実行後状態)43)。(図4でのロード順
番別ロード回数テーブル12bで比較すると、オーバレ
イプログラムAcよりもオーバレイプログラムAdのテ
ーブル情報の方が大きくなつたので、オーバレイプログ
ラム名Acとオーバレイプログラム名Adのロード順位
が入れかわっている。) こうして、オーバレイプログラムのロード順位の最適化
制御が実現される。
【0031】以上のように、この実施例におけるオーバ
レイプログラムロード方式は、プログラム起動後1番最
初にメインメモリ上にロード(以下、初回ロードと称す
る)されたオーバレイプログラム毎の回数(以下、単に
初回ロード回数と称する)を、利用者別に過去n(nは
正整数)回分累計して不揮発性メモリに記憶させ、プロ
グラム起動時には、利用者別に初回ロード回数の最も大
きいオーバレイプログラム名を、不揮発性メモリから読
み込むという判断手順に基づいて、初回ロードするオー
バレイプログラムを決定し、プログラム基幹部とともに
初回ロードするオーバレイプログラムをメインメモリ上
へロードするものである。
【0032】また、プログラム起動後にm(mは正整
数)番目にメインメモリ上にロードされた(以下、m回
目ロードと称する)オーバレイプログラム毎の回数(以
下、単にm回目ロード回数と称する)を、利用者別にn
(nは正整数)回分累計して不揮発性メモリに記憶さ
せ、ロードされた順番毎のロード回数の情報(以下、単
にロード順番別ロード回数テーブルと称する)によっ
て、利用者別オーバレイプログラム実行順番のパターン
(以下、単にロード順位と称する)最適化制御するとい
う判断手順に基づいて、オーバレイプログラムのメイン
メモリ上へのロードが発生した時に、ロードされたオー
バレイプログラムの次にロード優先順位の高いオーバレ
イプログラムが、次にロード要求のあるオーバレイプロ
グラムであると予想し、メインメモリ上にロードしてお
く(以下、単にプリロードと称する)ものである。
【0033】また、オーバレイプログラムのロードが発
生したときには、プリロード処理を実行した後に、利用
者別にオーバレイプログラム毎のn回目ロード回数、及
び、合計ロード回数を+1して、ロード順番別ロード回
数テーブルをもとにオーバレイプログラム名テーブルを
ソートする。これによって利用者別にロード順位、及
び、使用頻度による優先順位をリアルタイムに更新し、
判断手順に対して常に最適な情報を提供する書込手段を
有するものである。
【0034】この実施例によると、プログラム起動時
に、最初にメインメモリ上にロードされるオーバレイプ
ログラムが利用者別に決定されるため、他の利用者の過
去のロード順などに影響されずに、最初に実行する処理
の応答性を確保することができる。
【0035】また、オーバレイプログラムのメインメモ
リ上へのロード実行時に、次にロード要求があると予想
されるオーバレイプログラムを、利用者別に判断しプリ
ロードするため、他の利用者の過去のロード順などに影
響されずに、次に実行する処理の応答性を確保すること
ができる。
【0036】従来技術では、図11にあるような全利用
者の過去のオーバレイ情報をもとにしてロード順位を決
定していた。このため過去n(nは正整数)回分のオー
バレイプログラム実行状況を必ず保存しておく必要があ
った。しかし、本プログラムロード方式では、過去m
(mは正整数)回分のオーバレイプログラム実行状況を
利用者別に管理する。このため、利用者毎のプログラム
処理パターンがある程度決っているシステムでは、mの
値を小さくとることも可能であり、結果として判断手順
を簡単化することもできる。
【0037】実施例2.上記実施例1では、プログラム
起動後2番目に実行要求があったのは「オーバレイプロ
グラムAd」である。しかし、「オーバレイプログラム
Ab」がプログラム起動後2番目に実行要求されると、
「オーバレイプログラムAb」は既にメインメモリ15
上にロードされているため、実行要求に対して、該当す
るオーバレイプログラムをメインメモリ15上にロード
する処理は行わない。これは、処理の応答性を向上させ
ることになる。
【0038】実施例3.上記実施例1では、プログラム
起動時、ロード順番別ロード回数テーブル12bを参照
して、2回目のロード回数が最も多い「オーバレイプロ
グラムAb」を、予めメインメモリ15上にロードして
いた。しかし、ロード順番別ロード回数テーブル12b
の合計ロード回数を参照して、最も合計ロード回数が多
いオーバレイプログラムを、メインメモリ15上へ予め
ロードしてもよい。図4を例にすると、「オーバレイプ
ログラムAa」を除いたプログラムの中で最も合計ロー
ド回数が多いのは「オーバレイプログラムAb」であ
る。このため、「オーバレイプログラムAb」がプログ
ラム起動時、予めメインメモリ15上にロードされる。
これにより、使用頻度の高いオーバレイプログラムが予
めメインメモリ15上に存在している確率が高くなり、
処理の応答性を向上できる。
【0039】実施例4.この実施例では、オーバレイプ
ログラムをメインメモリ15上へロードしようとした
時、メモリが不足している場合を例にして、図1におけ
る判断手順13の動作について以下に説明を行う。
【0040】図6は、プログラム起動時のオーバレイプ
ログラムのロード手順を示す流れ図である。図7は、プ
リロード処理及びオーバレイ処理発生時のオーバレイプ
ログラムのロード手順を示す流れ図である。
【0041】図1における判断手順13は、不揮発性メ
モリ12に格納されている利用者別オーバレイプログラ
ム情報管理テーブル12aを参照し、起動されたプログ
ラムの利用者別オーバレイプログラム情報が不揮発性メ
モリ12内に存在する時に、下記の判断を実行する。プ
ログラム起動時には、利用者別オーバレイプログラム情
報管理テーブル12aの初回ロード回数の最も多いオー
バレイプログラム名を、プログラム基幹部と共にメイン
メモリ15上にロードするオーバレイプログラム名とし
て判断する。オーバレイプログラムの実行時には、利用
者別オーバレイプログラム情報管理テーブル12aを参
照して、ロード順番別ロード回数テーブル12bの内、
要求のあったオーバレイプログラムのロード順+1のロ
ード回数が最も多いオーバレイプログラムを、プリロー
ドするオーバレイプログラムであると判断する。オーバ
レイプログラム処理の必要時には、メインメモリ15上
にロードされているオーバレイプログラムの中から利用
者別オーバレイプログラム情報管理テーブル12aを参
照して使用頻度(合計ロード回数)による優先順位の最
も低いオーバレイプログラムを、オーバレイによる削除
対象プログラムであると判断する。
【0042】次に、判断手順13の具体的な行動につい
て、図6、及び、図7の流れ図に従い、図4を使用して
説明を行う。まず、図6によると、「利用者A」が「プ
ログラムA」をコマンド入力により起動した時(S
5)、プログラム基幹部がメインメモリ15上にロード
される(S6)。この後、図5の最適化制御例41の利
用者別オーバレイプログラム情報管理テーブル12aを
検索し(S7)、起動した「プログラムA」のオーバレ
イプログラム名テーブル45を検索し、(S8)、ロー
ド順位の最も高い(初回ロード回数が最も多い)「オー
バレイプログラム名Aa」をメインメモリ15上にロー
ドする(S9)。
【0043】次に図6によれば、「利用者A」が「オー
バレイプログラム名Ad」のロード要求をした時(S1
0)、「オーバレイプログラム名Ad」がメインメモリ
15上に存在するかどうかを確認する(S11)。確認
した結果、メインメモリ15上に存在する時には、問題
無く「オーバレイプログラム名Ad」を実行する(S1
8)。メインメモリ15上に存在しない時には、要求さ
れた「オーバレイプログラム名Ad」を補助記憶装置1
7からメインメモリ15上にロードする必要がある。そ
のためにはまず、「オーバレイプログラムAd」をロー
ドする領域が、メインメモリ15上に存在するかどうか
を確認する(S12)。領域が充分にある場合には、
「オーバレイプログラム名Ad」をメインメモリ15上
にロードし(S17)、メモリが不足しそうな時には、
オーバレイ処理を実行する。オーバレイ処理の実行にあ
たって、不揮発性メモリ12上にプログラムの利用者別
オーバレイプログラム情報管理テーブル12aが存在す
るかどうかを確認する(S13)。存在する場合には、
利用者別の使用頻度による優先順位の最も低いオーバレ
イプログラムを削除(S14)して、要求された「オー
バレイプログラムAd」をメインメモリ15上にロード
する(S17)。
【0044】上記S14における使用頻度による優先順
位の決定は、利用者別オーバレイプログラム情報管理テ
ーブル12aの合計ロード回数を参照して、最もロード
回数が少ないオーバレイプログラムを選択することによ
り行う。存在しない場合には、使用頻度による優先順位
(全利用者合計)の最も低いオーバレイプログラムを削
除(S16)して、要求された「オーバレイプログラム
名Ad」をメインメモリ15上にロードする(S1
7)。
【0045】上記S16のように、全利用者合計を参照
して使用頻度による優先順位の決定を行うということ
は、利用者別のオーバレイプログラム情報を設定してい
ないか、または、本プログラムロード方式を採用してい
ない場合である。このような方法では、他の利用者の使
用頻度に影響されて必要なオーバレイプログラムが削除
対象になることもある。上記のような手順で要求した
「オーバレイプログラムAd」を、メインメモリ15上
にロードして実行する(S18)ことができる。さら
に、起動したプログラムの利用者別オーバレイプログラ
ム情報管理テーブル12aが不揮発性メモリ12上に存
在する時(S19)には、図4の最適化制御例41を見
ると要求された「オーバレイプログラム名Ad」の次に
ロード順位の高い「オーバレイプログラム名Ae」を不
揮発性メモリ12から検索し、オーバレイプログラム名
Aeをメインメモリ15上にプリロードする(S2
0)。そして、書込手段11によってロード優先順位の
最適化制御を実行する(S21)。上記S19による判
断で、利用者別オーバレイプログラム情報管理テーブル
12aが存在しないということは、利用者別のオーバレ
イプログラム情報を設定していないか、または、本プロ
グラムロード方式を採用していない場合である。この場
合には、利用者別のロード順位によるプリロード処理と
ロード順位の最適化制御は実行されない。
【0046】以上のように、この実施例におけるオーバ
レイプログラムロード方式は、プログラム起動後にメイ
ンメモリ上にロードされたオーバレイプログラム毎の回
数を、利用者別に過去n(nは正整数)回分累計して不
揮発性メモリに記憶させ、メインメモリ上へのロード回
数の多いオーバレイプログラムを高優先とするオーバレ
イプログラムの優先順位(以下、単に使用頻度による優
先順位と称する)を利用者別に保存する。オーバレイ処
理する必要が発生したときには、メインメモリ上ロード
されているオーバレイプログラム群の中で、使用頻度に
よる優先順位の最も低いオーバレイプログラムを削除対
象として決定するという判断手順に基づいて、オーバレ
イ処理の発生時には、使用頻度による優先順位の最も低
いオーバレイプログラムをメインメモリ上から削除す
る。そしてロード要求のあったオーバレイプログラムを
メインメモリ上にロードするものである。
【0047】この実施例によると、プログラムのオーバ
レイ制御が必要になった時には、使用頻度による優先順
位の低いオーバレイプログラムを利用者別に決定する。
このため、他の利用者の使用頻度による優先順位に影響
されずに、削除対象のオーバレイプログラムの削除と、
要求のあったオーバレイプログラムのロードを実行で
き、個々の利用者が頻繁に使用するオーバレイプログラ
ムが、削除されるという現像を回避できる。
【0048】実施例5.この実施例では、不揮発性メモ
リ12に格納される情報を、定期的または非定期的に補
助記憶装置17に格納して保存するというバックアップ
手順16aと、計算機の立ち上がり時、または、非定期
的に、補助記憶装置17から不揮発性メモリ12上にオ
ーバレイプログラム情報をロードするというリストア手
段16bを具備することによって、利用者毎のオーバレ
イプログラム情報を保障する例について以下に説明を行
う。
【0049】図8は、バックアップ処理のブロック図で
ある。図9は、リストア処理のブロック図である。
【0050】始めに、図8のブロツク図を用いてバック
アップ手順16aについて説明を行う。バックアップ手
順16aでは、バックアップ処理の起動をコマンド入力
71においてバックアップコマンドを入力することによ
って行う。これは非定期的に行うことができる。また、
定時刻起動72により、バックアップ処理を起動する時
刻を予め設定することにより、定期的に行うこともでき
る。非定期的、または、定期的にバックアップ処理が起
動されると、不揮発性メモリ12内の利用者別オーバレ
イプログラム情報管理テーブル12aの内容を補助記憶
装置17に保存する。
【0051】次に、図9のブロック図を用いて、リスト
ア手順16bについて説明を行う。リストア手順16b
では、リストア処理の起動をコマンド入力81において
リストアコマンドを入力することによって行う。これ
は、非定期的に行うことができる。また、計算機立ち上
げ82の時、定期的にリストア処理を起動することもで
きる。非定期、または、定期的にリストア処理が起動さ
れると、補助記憶装置17内の利用者別オーバレイプロ
グラム情報管理テーブル12aの内容を不揮発性メモリ
12に格納する。
【0052】バックアップ手順16aとリストア手順1
6bの具体例について、以下に説明を行う。利用者が計
算機の使用を終了する時にコマンド入力71よりバック
アップコマンドを実行する。これにより、それまでのオ
ーバレイプログラム実行情報が補助記憶装置17に保存
される。再び利用者が計算機の使用を開始した時にコマ
ンド入力81よりリストアコマンドを実行する。これに
より、補助記憶装置17から前回までのオーバレイプロ
グラム実行情報が不揮発性メモリ12に格納される。ま
た、バックアップ手順16aを定期的に実行すると、利
用者が計算機を使用中に不揮発性メモリ12内のオーバ
レイプログラム情報が失われた時でも、ある程度オーバ
レイプログラム情報を復旧することができる。本オーバ
レイプログラムロード方式が不揮発性メモリ12を参照
した時に、利用者別オーバレイプログラム情報管理テー
ブル12aが失われている事を感知した時には、リスト
ア手順16bを自動的に起動して、補助記憶装置17に
格納されているオーバレイプログラム情報を不揮発性メ
モリ12上に復旧することもできる。
【0053】以上のように、定期的または非定期的にバ
ックアツプ手順16a及びリストア手順16bを起動す
ることにより、オーバレイプログラム情報を補助記憶装
置17に保存し、蓄積した情報が不揮発性メモリ12か
ら失われても、補助記憶装置17から復旧することがで
きる。
【0054】実施例6.また、上記実施例1〜実施例5
で説明したような利用者別にオーバレイプログラム情報
を制御するオーバレイプログラムロード方式を採用する
かどうかは、計算機毎に設定できるものである。また、
各プログラム毎に本オーバレイプログラムロード方式を
適用するかどうかを設定することもできる。
【0055】以上のように、オーバイレプログラムロー
ド方式の適用は、計算機毎、プログラム毎に設定するこ
ともできる。このため、オーバレイプログラムロード方
式及びオーバレイ制御方式を、利用者別に管理する必要
のない計算機の利用形態であったり、利用者別に管理す
る必要のないプログラムの性質である場合には、上記の
判順手順13を省略することもできる。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0057】利用者別にメモリへのオーバレイプログラ
ムロード順を予測する。このため、利用者毎に使用する
オーバレイプログラムが異なっていても、他の利用者に
よるオーバレイプログラム使用状況に影響されることな
く、オーバレイプログラムを効率よくメモリ上へロード
できる。これにより、利用者の処理の応答性を向上でき
る。
【0058】また、テーブルに記憶したロード順番別の
ロード回数を基に、オーバレイプログラムのメモリへの
ロード順を予測する。このため、合計ロード回数を基に
オーバレイプログラムのメモリへのロード順を予測する
従来の方式と比べ、必要なオーバレイプログラムが、メ
モリ上に存在する確率を高くすることができる。これに
より、利用者の処理の応答性を向上できる。
【0059】また、上記テーブルを利用者別に備えたの
で、他の利用者のオーバレイプログラム使用状況に影響
されることなく、利用者独自のロード順を予測できる。
これにより、利用者の処理の応答性を向上できる。
【0060】また、プログラム起動時には、利用者別に
上記テーブルの初回ロード回数を参照することにより、
最もロード回数の多いオーバレイプログラムを、予めメ
モリへロードする。このため、他の利用者のロード順な
どに影響されずに、利用者毎に最初に実行する処理の応
答性を向上できる。
【0061】また、利用者別に上記テーブルに記憶され
ている合計ロード回数を参照して、現在メモリ上にロー
ドされているオーバレイプログラムの次にロード回数の
多いオーバレイプログラムを、予めメモリ上へロードす
る。このため、オーバレイプログラムを、必要となる度
にメモリ上へロードする方式よりも、利用者の処理の応
答性を向上できる。
【0062】また、ロード順に対応する利用者別に上記
テーブルに記憶されているロード回数を参照して、ロー
ド回数の多いオーバレイプログラムより優先して、メモ
リ上へロードする。このため、上記のように、合計ロー
ド回数を参照する方法よりも、必要なオーバレイプログ
ラムがメモリ上に存在している確率を高くでき、さら
に、利用者の処理の応答性を向上できる。
【0063】また、プログラムのオーバレイ制御が必要
になった時に、利用者別に上記テーブルに記憶されてい
る合計ロード回数を参照して、合計ロード回数が少ない
オーバレイプログラムをメモリ上より削除し、必要のあ
ったオーバレイプログラムをメモリ上へロードする。こ
のため、起動利用者が頻繁に使用するオーバレイプログ
ラムが削除されるという現像を回避できる。さらに、オ
ーバレイ処理そのものの発生を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるオーバレイプログ
ラムロード方式のブロック図である。
【図2】この発明の実施例1で参照する不揮発性メモリ
の概念図である。
【図3】この発明の実施例1における書込手段における
処理の手順を示す流れ図である。
【図4】この発明の実施例1における書込手段で実行さ
れる最適化制御の実施例を示す図である。
【図5】この発明の実施例1におけるオーバレイプログ
ラム名テーブルの凡例を示す図である。
【図6】この発明の実施例4におけるプログラム起動時
のオーバレイプログラムのロード手順を示す流れ図であ
る。
【図7】この発明の実施例4におけるプリロード処理及
びオーバレイ処理発生時のオーバレイプログラムのロー
ド手順を示す流れ図である。
【図8】この発明の実施例5におけるバックアップ処理
のブロック図である。
【図9】この発明の実施例5におけるリストア処理のブ
ロック図である。
【図10】従来のプログラムロード方式のデータ処理装
置制御部の構成図である。
【図11】従来のプログラムロード方式におけるオーバ
レイプログラム情報を示す図である。
【符号の説明】
11 書込手段 12 不揮発性メモリ 12a 利用者別オーバレイプログラム情報管理テーブ
ル 12b ロード順番別回数テーブル 13 判断手順 14 ロード手順 15 メインメモリ 16a バックアップ手順 16b リストア手順 17 補助記憶装置 18 入力装置 41 最適化制御例(初期状態) 42 最適化制御例(テーブル更新状態) 43 最適化制御例(ソート実行後状態) 44 凡例 45 オーバレイプログラム名テーブル 71 (バックアップ処理)コマンド入力 72 (バックアップ処理)定時刻起動 74 バックアップ処理 81 (リストア処理)コマンド入力 82 (リストア処理)計算機立ち上げ 84 リストア処理 91 (従来技術における)メインメモリ 92 (従来技術における)データ処理装置制御部 93 (従来技術における)不揮発性メモリ 94 (従来技術における)キーボード 95 (従来技術における)外部記憶装置 101 (従来技術における)オーバレイプログラム情

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機で実行するプログラムを、メモリ
    に常駐するプログラム基幹部と、必要に応じてメモリロ
    ードされる複数のオーバレイプログラムに分割し、処理
    に必要なオーバレイプログラムを選択的にメモリにロー
    ドして動作させるオーバレイプログラムロード方式にお
    いて、プログラムを利用する利用者別に、オーバレイプ
    ログラムのメモリへのロードを予測することを特徴とす
    るオーバレイプログラムロード方式。
  2. 【請求項2】 計算機で実行するプログラムを、メモリ
    に常駐するプログラム基幹部と、必要に応じてメモリロ
    ードされる複数のオーバレイプログラムに分割し、処理
    に必要なオーバレイプログラムを選択的にメモリにロー
    ドして動作させるオーバレイプログラムロード方式にお
    いて、プログラム起動時からのオーバレイプログラムの
    ロード順番別のロード回数を記憶するテーブルを備え、
    上記テーブルに記憶したロード回数に基づいて、オーバ
    レイプログラムのメモリへのロードを予測することを特
    徴とするオーバレイプログラムロード方式。
  3. 【請求項3】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルを、プログラムを利用する利用者別に
    備え、オーバレイプログラムのメモリへのロードを、利
    用者別に予測することを特徴とする請求項2記載のオー
    バレイプログラムロード方式。
  4. 【請求項4】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルに記憶したロード回数に基づいて、最
    もロード順位の高いオーバレイプログラムを、プログラ
    ム起動時にプログラム基幹部と共にメモリへロードする
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のオーバレイプロ
    グラムロード方式。
  5. 【請求項5】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルに記憶したロード回数に基づいて、メ
    モリ上へロードされているオーバレイプログラムの次に
    ロード順位の高いオーバレイプログラムを、予めメイン
    メモリへロードすることを特徴とする請求項2又は3記
    載のオーバレイプログラムロード方式。
  6. 【請求項6】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルに記憶したロード回数に基づいて、ロ
    ード順番別にロード順位の高いオーバレイプログラム
    を、予めメインメモリへロードすることを特徴とする請
    求項2又は3記載のオーバレイプログラムロード方式。
  7. 【請求項7】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルに記憶したロード回数に基づいて、優
    先順位の低いオーバレイプログラムをメモリ上より削除
    することを特徴とする請求項2又は3記載のオーバレイ
    プログラムロード方式。
  8. 【請求項8】 上記オーバレイプログラムロード方式
    は、上記テーブルに記憶したロード回数を基にオーバレ
    イプログラムロード情報を作成し、作成したオーバレイ
    プログラムロード情報を、他の記憶装置に保存し、上記
    他の記憶装置に保存したオーバレイプログラム情報を、
    再度メモリ上へリストアすることを特徴とする請求項2
    〜6又は7記載のオーバレイプログラムロード方式。
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