JP2008521120A - ベースシステムと移動システムとの間での使用履歴に基づくコンテンツ交換 - Google Patents
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Abstract
ベースシステム(110)での情報の使用履歴に基づいてベースシステム(110)から移動システム(120)に情報を転送する方法及びシステムである。ベースシステム(110)で最近使用されたファイルは、明示のユーザ相互作用なしに、移動システム(120)に転送される。ファイル又はディレクトリの選択は、‘ダウンロードしない’としてマークされてもよい。この指示がなければ、ベースシステム(110)の如何なるファイルも移動システム(120)にダウンロードする潜在的な候補になる。ダウンロード候補を優先付けて(220)、どの程度の候補情報をダウンロードするかを決定する(240)規則が定められる。好ましい実施例では、ダウンロードは連続して生じ(315-335)、これにより、明示的なダウンロードコマンドが実行される必要がなくなる。このダウンロードは、明示的なダウンロードシステム及び方法で干渉されずに生じるように構成される(340-360)。自動ダウンロードに関するセキュリティ違反を回避するために、セキュリティ機構が含まれてもよい。
Description
本発明は、コンピュータシステムの分野に関し、特にコンテンツデータの使用履歴に基づいて、ベースシステムから移動システムにコンテンツデータをダウンロードする方法及びシステムに関する。
ベースシステム(オフィス又はホームコンピュータ等)から移動システム(ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)等)にデータをダウンロードするために、様々な方法及びシステムが利用可能である。‘同期’という用語は、ベースシステムから移動システムに情報をコピーする処理を記述するためにしばしば使用される。
これらの方法及びシステムのほとんどは、ユーザが同期するべきファイル、共有に利用可能なファイル等を特定することを可能にするユーザインタフェースを有する。典型的には、ユーザは、ユーザが‘同期’コマンドを起動したときにコピーされるべきファイル又はディレクトリの識別情報を含む、初期設定の選択肢を設定する。ユーザが共有ファイルをダウンロードしようとすると、ユーザは同期コマンドを起動し、特定されたファイル及びディレクトリがベースシステムから移動システムにダウンロードされる。これにより、ユーザがベースシステムから離れているときに、ユーザがこれらのファイルにアクセスできる。
しかし、ユーザがベースシステムから離れているときに、ユーザが所望のファイルにアクセスできないことを発見することが、しばしば生じる。ユーザは、ユーザのルーチン活動と異なる状況においてファイルで作業していることがあり、ファイルが共有フォルダに配置されていなかったときである。同様に、所望の情報は、従来のウェブブラウザの“履歴”タブを介してユーザのベースシステムでアクセスが容易な特定のウェブページの情報であることがあるが、移動システムを介したウェブアクセスの“履歴”がこのウェブページを有さないため、ユーザが特定のページに導くブラウザ活動の手順を思い出さなければ、移動システムでアクセスすることが困難である。他の場合では、ユーザが同期コマンドを起動し忘れていることがあり、或いはその時間がない。
ベースシステムからの所望の情報が移動システムで利用可能になる可能性を増加させることが、本発明の目的である。移動システムへの情報の転送を行うユーザ相互作用の必要性を低減することが、本発明の更なる目的である。
前記の目的等は、ベースシステムでの情報の使用履歴に基づいてベースシステムから移動システムに情報を転送する方法及びシステムにより実現される。ベースシステムで最近使用されたファイルは、実質的にベースシステムでの情報の位置にかかわらず、移動システムに転送される。ファイル又はディレクトリの選択は、‘ダウンロードしない’としてマークされてもよい。この指示がなければ、ベースシステムの如何なるファイルも移動システムにダウンロードする潜在的な候補になる。ダウンロード候補を優先付けて、どの程度の候補情報をダウンロードするかを決定する規則が定められる。好ましい実施例では、ダウンロードは連続して生じ、これにより、明示的なダウンロードコマンドが実行される必要がなくなる。このダウンロードは、明示的なダウンロードシステム及び方法で干渉されずに生じるように構成される。自動ダウンロードに関するセキュリティ違反を回避するために、セキュリティ機構が含まれてもよい。
本発明について、添付図面を参照して一例として詳細に説明する。
図面を通じて、同じ参照符号は同じ要素又は実質的に同じ機能を実行する要素を示す。図面は説明目的で含まれており、本発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明によるダウンロードシステムの例示的なブロック図を示している。移動システム120は、メモリ140と、メモリ140への及びメモリ140からのデータの転送を制御するコントローラ130とを有する。メモリ140は、2つのセグメント140a及び140bを有するものとして図示されている。セグメント140aは、ユーザがベースシステム110から明示的に転送したファイル、移動システム120の動作を促すファイル等のように、明示的に格納されている情報を格納するために割り当てられたメモリを有する。参照を容易にするために、ここでは“ファイル”という用語は、情報又はデータの何らかのセットを定義するために使用される。ここではセグメント140bは、利用可能な“予備”メモリとして定義され、以下に説明するように、ユーザ介入を必要とせずに動的に格納されるファイルを有してもよい。また、メモリ140をセグメント140a、140bに‘区分’することは、理解を容易にするために示されている点に留意すべきである。区分は‘物理的’でなく‘論理的’でもよいことを、当業者はわかる。例えば、メモリの各セクタは、セクタが明示的に格納されているファイルに割り当てられているか、本発明の原理を使用して動的に格納されているファイルに割り当てられているか、又はまだ割り当てられていないかを示す関連状態を有してもよい。この例では、予備メモリ140bは、動的に格納されているセクタを有し、場合によってはまだ割り当てられていないセクタの一部又は全部を有する。
図1は、移動システム120にダウンロードするのに利用可能であるファイルを有する1つ以上のシステムを表すベースシステム110を示している。ベースシステムという用語は、理解を容易にするために使用されており、ベースシステム110が他の移動システムを同様に有してもよいことを、当業者はわかる。
図1のシステムは、図2の例示的なフローチャートに示すように、コントローラ130の動作を参照して最も良く理解される。
210において、ベースシステム110のファイルは、移動システム120に転送する相対的な‘優先度’を決定するために評価される。本発明によれば、この優先度は、ユーザ定義基準及び/又は初期設定のシステム基準に基づく。初期設定のシステム基準は、ファイルに関する活動が生じた最近の時間、ファイルが更新された最近の時間、ファイルの形式等のような指標を有する。本発明は、ユーザが移動システム120に明示的にダウンロードされていないファイルをベースシステム110から要求すると、ユーザがベースシステム110でファイルに最近にアクセスしている可能性があるという前提、又はファイルがベースシステム110に最近に届いたという前提等に基づく。更に、特定のユーザに応じて、ユーザがファイルを要求し得る可能性は、ファイルの形式にも依存する。例えば、ユーザが主にベースシステム110から離れている間に仕事で移動システム120を使用する場合、要求されるファイルは“.doc”ファイル、“.pdf”ファイル等である。同様に、特定のユーザの予測されるファイルのニーズは、ファイルの作成者の識別情報、ファイルの経過時間、他のソースからのファイルの可用性等に基づいてもよい。同様に、まだ読まれていない電子メールファイル、プロジェクト関連ファイル、ニュースメッセージ等が、移動システムに転送する高い優先度を与えられてもよい。或る状況では、‘ジャンク’電子メールの読み出しのように、最近にアクセスされたファイルは移動システムに転送する非常に低い優先度を有してもよい。
図1のコントローラ130は移動システム120内にあるように図示されているが、ベースシステム110がベースシステム110でのファイルの優先度の決定を促進するように構成されてもよい点に留意すべきである。例えば、ベースシステム110のファイルがアクセスされる毎に、及び/又はファイルがベースシステム110に保存される毎に、ベースシステム110は自動的に移動システム120に通知するように構成されてもよい。
220において、移動システム120の予備メモリ140bでのファイルの優先度も決定される。この決定を容易にするために、利用可能な予備メモリ140bに現在格納されているデータの前に決定された優先度のデータベース150が、任意選択で維持されてもよい。この優先度は、ベースシステム110でのファイルの優先度を決定するために使用されるものと同じ基準に基づくが、ファイルが既にメモリ140aにダウンロードされているか否かにより弱められることが好ましい。
230において、ベースシステム110及び移動システム120でのファイルの優先度が併合/インターリーブされ、優先度順のファイルの複合リストを決定する。任意選択で、移動システム120の利用可能な予備メモリ140bでのファイルの優先度は、ベースシステム110でのファイルに無関係であり、ブロック220-230-230が回避されてもよい。
240において、移動システム120の利用可能な予備メモリ140の量が決定される。この利用可能な予備メモリは、移動システム120の全メモリ140から明示的に割り当てられたメモリ140aを引き、移動システム120の通常の動作に設けられた所定量のメモリ140cを引いたものとして規定されることが好ましい。
利用可能な予備メモリに基づいて、ベースシステム110及び移動システム120でのファイルのインターリーブされたリストが評価され、利用可能な予備メモリ140bに割り当てられるべきファイルを決定する。250において、予備メモリ140bに保持されて割り当てられていない移動システム120のファイルはメモリ140bから削除される。260において、予備メモリ140bに格納されて割り当てられているベースシステム110のファイルは、ベースシステム110から予備メモリ140bにコピーされる。前述のように、220において、前に予備メモリ140bにあったファイルがベースシステム110のファイルより低い優先度であると自動的に考えられた場合、ブロック240が回避され、ブロック250は、予備メモリ140bから現在のファイルの全てを削除するように構成される。これによって、ベースシステム110からファイルを格納するために利用可能な予備メモリ140bを最大化する。
本発明の好ましい実施例では、ユーザは、安全に予備メモリ140bにファイルを保存し、“知らずに”移動システムに転送されるファイルへの無許可のアクセスを回避するようにコントローラ130を構成してもよい。
前述の予備メモリ140bからのファイルの削除は、‘論理的’な削除でもよいことを、当業者はわかる。この場合、削除されているファイルを格納するために使用されたメモリのセクタが、例えば前述のファイルを有するセクタに関連するセクタ状態情報を使用して、新しい情報で上書きするのに‘フリー’であるとして単にマークされる。
予備メモリ140bの所定の最大サイズのように、利用可能な予備メモリの決定に更なる制限が設定されてもよいことも、当業者はわかる。同様に、ベースシステム110のファイルの優先度を定めることに制限が設定されてもよい。例えば、優先度が所定の値より下になると、優先度はゼロに設定されてもよく、利用可能な予備メモリ140bの量にかかわらず、ファイルが移動システム120にコピーされるべきではないことを示す。同様に、最大期間が規定されてもよく、利用可能な予備メモリ140bにかかわらず、また、他の優先度の要因にもかかわらず、期間内にアクセスされていないファイルがコピーされるべきではない。
図3は、図1のコントローラ130で使用され得るような、本発明の他の実施例の例示的なフローチャートを示している。この例示的な実施例では、ベースシステムで保存されるファイルは、移動システムでも保存されるとして自動的に考えられる。“保存”動作に加えて、他の形式のファイル活動がこの自動的な考慮を起動するために使用されてもよいことを、当業者はわかる。“保存”動作は、明示の保存とトランスペアレントな保存(生成又は編集されているファイルの自動/定期保存、電子メール及びメッセージ等のように新しく受信したーデータの保存等)とを有してもよいことも、当業者はわかる。
ブロック310は、移動システムとベースシステムとの間で通信が最初に確立されたときに生じ得るような、ベースシステム及び移動システムの初期同期を示している。任意選択で、同期が望ましい場合にユーザが明示的に同期コマンドを起動することを仮定すると、このブロックは省略されてもよい。
ブロック315において、コントローラは、保存動作がベースシステムで生じたか否かを決定する。前述のように、ベースシステムは、ファイルがベースシステムに保存される毎に移動システムに通知するように構成されることが好ましい。代替として、移動システムは、ベースシステムのファイルの状態の何らかの最近の変化について、ベースシステムに定期的に照会してもよい。ファイルがベースシステムで最近に保存されていない場合、以下に説明するように、処理は335で継続する。
315において、ファイルがベースで最近に保存されたことが決定されると、320において、コントローラは、ユーザ定義基準及び/又は初期設定の基準により決定された優先度に基づいて、ファイルが格納可能なファイルであるか否かを決定する。ここで使用される優先度という用語は、単なるバイナリのyes/noの決定でもよく、量的な又は比較上の指標でもよい。例えば、初期設定の優先度は、全てのテキスト及びグラフィックファイルを格納するが、“システム”ファイルを格納しないことでもよい。同様に、ユーザは、所定のサイズより上のファイルを移動システムで格納することに低い優先度を指定してもよい。ファイルを格納する優先度が、ファイルが移動システムで格納されるべきでないことを示す場合、以下に説明するように、処理は335で継続する。
320において、ファイルの優先度が移動システムでの格納を正当化することが決定されると、330においてこのファイルを格納するために、325において予備メモリにスペースが生成される。ファイルが予備メモリに既に存在することを仮定すると、このスペースは、予備メモリの現在の1つ以上のファイルを削除することにより生成される。何のファイルを削除するかの選択は、図2の実施例のように、各ファイルの優先度の決定に基づいてもよい。或いは、単純な先入れ先出し(FIFO)方式が使用されてもよく、予備メモリの最も古いファイルが最新のファイルより低い優先度であるとみなされ、従って、最新のファイルの場所を空けるために削除される。異なる形式のファイルについて異なるFIFOキューが維持されてもよく、これにより、例えば、テキストファイルはテキストファイルと交換し、グラフィックファイルはグラフィックファイルと交換し、以下同様になる。同様に、異なる形式のファイル、ファイルの異なる作成者等について異なる優先度の決定及び比較が提供されてもよい。
335において、コントローラは、ユーザにより直接的に、又は所定のスケジュールに従って、明示的な同期が要求されたか否かを決定する。要求されていない場合、コントローラは315に戻り、ベースシステムで保存されるファイルを監視し続け、前記の処理が繰り返される。
一般的に、従来の同期処理は、同期が最後に実行されてから変化した何らかのファイルを特定する。335において、明示的な同期が要求された場合、これらの特定された変化したファイルのそれぞれはループ340-360で更に処理される。
345において、ファイルが移動システムの予備メモリに既にコピーされているか否かについて決定が行われる。コピーされていない場合、350において、ファイルが移動システムにコピーされる。この決定は、最新バージョンのファイルが予備メモリにあることを確保するため、ファイルに関連する日時スタンプを検査することを有する。前述のように、ファイルがベースステムに保存される毎に、ファイルを移動システムにコピーするために315-330の処理が起動されるため、このことは一般的な場合である。
345において、ファイルが移動システムの予備メモリに既にあることが決定されると、明示保存ファイルとしてファイルを特定するために、メモリが移動システム内で再割り当てされる。このことは、メモリのセクタの前述の状態を動的保存から明示保存に変更することにより実現されることが好ましい。代替として、メモリを区分するためにセクタ状態が使用されておらず、物理的な区分が使用されている場合、ファイルは移動システムのメモリ内に適切に再配置される。
従来のファイルコピー又はファイル保存動作のように、移動システムが明示保存ファイルの古いバージョンを有する(例えば同じ名前であるが古い日時スタンプを有する)場合、その古いファイルは削除され、明示保存ファイルとして新しいバージョンを格納するために、メモリの明示保存の区分内にスペースを提供する。
変更された明示保存ファイルの全てが処理された後に、コントローラは315に戻り、ベースシステムで保存されるファイルを監視し続け、前記の処理が繰り返される。
移動システムでの処理時間を低減するために、ループ315-360は、図3に示すように連続的ではなく、スケジューリングされた時間間隔で生じるようにプログラムされてもよいことを、当業者はわかる。同様に、ループ315-360は、ベースシステムが注目すべきイベントを報告した場合にのみ起動されてもよい。注目すべきイベントは、ホストシステムでの保存動作又は同期要求を有する。このような実施例では、ループ340-360はまた、同期要求が移動システムで開始されると常に起動される。
図3の処理315-330を使用することにより、移動システムに格納可能なベースシステムのファイルへの全ての更新が、ユーザ相互作用なしに、移動システムに動的に保存されることになる。ユーザが移動システムとベースシステムとを明示的に同期し忘れた場合、又はユーザが移動システムとベースシステムとを明示的に同期する時間がない場合、移動システムがベースシステムとの通信から離れた後に、移動システムは、アクセスする必要になる可能性のあるファイルのコピーを有することになる。
移動システムは、明示保存ファイルと同様に、区別なく、ユーザが動的に保存されたファイルにアクセスすることを可能にするように構成されてもよい。或いは、移動システムは、要求に応じて、現在の動的に保存されたファイルのリストを提供し、ユーザがこのリストからファイルにアクセスすることを可能にするように構成されてもよい。これらのファイルにアクセスする方法も、ファイルの形式に依存してもよい。例えば、コピーされたファイルがベースシステムのウェブブラウザからの転送された‘履歴’ファイルである場合、システムは、履歴の衝突を回避するために、移動システムのウェブブラウザのコンテキストの外に情報を提示するように構成されてもよい。代替として、ベースシステムからのコピーされた履歴ファイルは、ベースシステムと移動システムとの双方でのユーザの活動の統合された画面を提示するために、移動システムのウェブブラウザの履歴ファイルと併合されてもよい。移動システムで動的に保存されたファイルの使用を可能にする前記及び他の選択肢は、この開示を考慮して当業者に明らかになる。
前述のことは、単に本発明の原理を例示するものである。従って、当業者は様々な構成を考案することができることがわかる。これらの様々な構成は、ここでは明示的に説明又は図示していないが、本発明の原理を具現し、そのため、本発明の要旨及び範囲内にある。例えば、コントローラ130及び/又は優先度リスト150は、移動システム120ではなくベースシステム110に配置されてもよく、コントローラ130及び優先度リスト150の機能は、ベースシステム110と移動システムとの間で共有されてもよい。同様に、本発明の原理は、移動システムにファイルを提供するのに特に適しているが、本発明の原理は移動システムに限定されず、例えば複数のベースシステム間でファイルを転送するためにも使用可能である。前記及び他のシステム構成並びに最適化機能は、この開示を考慮して当業者に明らかになり、また、特許請求の範囲に含まれる。
請求項を解釈するときに、以下のことがわかる。
a)“有する”という用語は、所定の請求項に記載のもの以外の要素又は動作の存在を除外しない。
b)単数の要素は、このような要素の複数の存在を除外しない。
c)請求項の何らかの参照符号は、その範囲を限定しない。
d)複数の“手段”は、同一のアイテム若しくはハードウェア又はソフトウェア実装構成若しくは機能により表されてもよい。
e)開示された要素のそれぞれは、ハードウェア部分(例えば別個の集積電子回路を有する)と、ソフトウェア部分(例えばコンピュータプログラム)と、これらの何らかの組み合わせとを有してもよい。
f)ハードウェア部分は、アナログ部分とデジタル部分との一方又は双方を有してもよい。
g)何らかの開示された装置又はその一部は、特に言及しない限り、共に結合されてもよく、更なる部分に分離されてもよい。
h)特に示されていない限り、動作の特別の順序は要求されないことが意図される。
i)要素の“複数”という用語は、2つ以上の請求項の要素を有し、特定の範囲の要素数を示さない。すなわち、複数の要素はわずかに2つの要素でもよい。
a)“有する”という用語は、所定の請求項に記載のもの以外の要素又は動作の存在を除外しない。
b)単数の要素は、このような要素の複数の存在を除外しない。
c)請求項の何らかの参照符号は、その範囲を限定しない。
d)複数の“手段”は、同一のアイテム若しくはハードウェア又はソフトウェア実装構成若しくは機能により表されてもよい。
e)開示された要素のそれぞれは、ハードウェア部分(例えば別個の集積電子回路を有する)と、ソフトウェア部分(例えばコンピュータプログラム)と、これらの何らかの組み合わせとを有してもよい。
f)ハードウェア部分は、アナログ部分とデジタル部分との一方又は双方を有してもよい。
g)何らかの開示された装置又はその一部は、特に言及しない限り、共に結合されてもよく、更なる部分に分離されてもよい。
h)特に示されていない限り、動作の特別の順序は要求されないことが意図される。
i)要素の“複数”という用語は、2つ以上の請求項の要素を有し、特定の範囲の要素数を示さない。すなわち、複数の要素はわずかに2つの要素でもよい。
Claims (25)
- 第1のシステムと第2のシステムとの間で情報を転送する方法であって:
前記第1のシステムでファイルに関する活動を検出し、
前記第2のシステムで前記ファイルを格納する優先度を決定し、
前記優先度に基づいて前記第1のシステムから前記第2のシステムに前記ファイルをコピーすることを有する方法。 - 前記優先度は、前記第1のシステムでの前記ファイルに関する前記活動の時間に基づく請求項1に記載の方法。
- 前記優先度は、前記第1のシステムでの前記ファイルに関する活動形式に基づく請求項1に記載の方法。
- 前記優先度は、前記第1のシステムでの前記ファイルの形式に基づく請求項1に記載の方法。
- 前記第1のシステムは実質的に固定位置のシステムであり、前記第2のシステムは移動システムである請求項1に記載の方法。
- 前記第2のシステムに前記ファイルをコピーすることは、前記第2のシステムで利用可能な予備メモリの量に更に基づく請求項1に記載の方法。
- 前記第2のシステムで1つ以上の他のファイルを削除し、前記第2のシステムで利用可能な予備メモリの量を増加させることを更に有する請求項6に記載の方法。
- 第1のシステムから第2のシステムにコピーするファイルを選択する方法であって:
前記第1のシステムで1つ以上のファイルを特定し、
前記1つ以上のファイルのそれぞれに対応する優先度を決定し、
前記第1のシステムでの前記1つ以上のファイルのそれぞれの前記優先度に基づいて、前記第1のシステムから前記第2のシステムにコピーする前記ファイルを選択することを有する方法。 - 前記第1のシステムから前記第2のシステムにコピーするために選択されたファイルをコピーすることを更に有する請求項8に記載の方法。
- 前記第2のシステムに明示的にコピーするファイルのセットを前記第1のシステムで特定し、
前記ファイルのセットのファイル毎に、
前記ファイルが前記第1のシステムから前記第2のシステムにコピーされている場合に、前記ファイルの状態を変更し、
前記ファイルが前記第1のシステムから前記第2のシステムにコピーされていない場合に、前記第1のシステムから前記第2のシステムに前記ファイルをコピーすることを更に有する請求項9に記載の方法。 - 前記第2のシステムで1つ以上のファイルのそれぞれに対応する優先度を決定することを更に有し、
前記第1のシステムから前記第2のシステムにコピーする前記ファイルを選択することは、前記第2のシステムでの前記1つ以上のファイルのそれぞれの前記優先度に更に基づく請求項8に記載の方法。 - 前記第1のシステムでの前記1つ以上のファイルのそれぞれの前記優先度は、前記第1のシステムでの前記1つ以上のファイルのそれぞれに関する活動時間に基づく請求項8に記載の方法。
- 前記第1のシステムでの前記1つ以上のファイルのそれぞれの前記優先度は:
前記ファイルの形式、
前記ファイルにアクセスする頻度、
前記ファイルの作成者、
前記ファイルに関する活動の形式、及び
前記ファイルの経過時間
のうち少なくとも1つに更に基づく請求項12に記載の方法。 - ユーザから選択基準を受信することを更に有し、
前記優先度を決定することは、前記選択基準に基づく請求項8に記載の方法。 - 前記第1のシステムは実質的に固定位置のシステムであり、前記第2のシステムは移動システムである請求項8に記載の方法。
- メモリと、
前記メモリに動作可能に結合され、他のシステムから前記メモリに選択ファイルを自動的にコピーするように構成されたコントローラと
を有するシステムであって:
前記コントローラは、前記他のシステムでの複数のファイルのそれぞれに関連する優先度を決定し、前記複数のファイルのそれぞれに関連する前記優先度に基づいて、前記複数のファイルから前記選択ファイルを選択するように構成されるシステム。 - 前記コントローラは、前記メモリの予備メモリスペースの量を決定し、前記予備メモリスペースの量に更に基づいて前記選択ファイルを選択するように更に構成される請求項16に記載のシステム。
- 前記コントローラは、前記複数のファイルのそれぞれに関する活動時間に基づいて、前記複数のファイルのそれぞれに関連する前記優先度を決定する請求項16に記載のシステム。
- 前記コントローラは、
各ファイルの形式、
各ファイルにアクセスする頻度、
各ファイルの作成者、
各ファイルに関連する活動の形式、及び
各ファイルの経過時間
のうち少なくとも1つに基づいて前記複数のファイルのそれぞれに関連する前記優先度を決定する請求項16に記載のシステム。 - 前記システムは移動システムであり、前記他のシステムは相対的に固定位置のシステムである請求項16に記載のシステム。
- メモリと、
前記メモリに動作可能に結合され、前記メモリから他のシステムに選択ファイルを自動的にコピーするように構成されたコントローラと
を有するシステムであって:
前記コントローラは、前記メモリの複数のファイルのそれぞれに関連する優先度を決定し、前記複数のファイルのそれぞれに関連する前記優先度に基づいて、前記複数のファイルから前記選択ファイルを選択するように構成されるシステム。 - 前記コントローラは、前記他のシステムの予備メモリスペースの量を決定し、前記予備メモリスペースの量に更に基づいて前記選択ファイルを選択するように更に構成される請求項21に記載のシステム。
- 前記コントローラは、前記複数のファイルのそれぞれに関する活動時間に基づいて、前記複数のファイルのそれぞれに関連する前記優先度を決定する請求項21に記載のシステム。
- 前記コントローラは、
各ファイルの形式、
各ファイルにアクセスする頻度、
各ファイルの作成者、
各ファイルに関連する活動の形式、及び
各ファイルの経過時間
のうち少なくとも1つに基づいて前記複数のファイルのそれぞれに関連する優先度を決定する請求項21に記載のシステム。 - 前記システムは相対的に固定位置のシステムであり、前記他のシステムは移動システムである請求項21に記載のシステム。
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