JP2002521727A - 日光制御窓フィルム - Google Patents

日光制御窓フィルム

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JP2002521727A JP2000562776A JP2000562776A JP2002521727A JP 2002521727 A JP2002521727 A JP 2002521727A JP 2000562776 A JP2000562776 A JP 2000562776A JP 2000562776 A JP2000562776 A JP 2000562776A JP 2002521727 A JP2002521727 A JP 2002521727A
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スティーブン・エル・ホジュノウスキ
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エムエスシー スペシヤルテイ フイルムズ インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 高い可視光透過率および低い近赤外熱エネルギー透過率を有する日光制御窓フィルムは、透明基材(10)、これに保持される、薄く光学的に透明な金属層(12)、光学的に透明な近赤外エネルギー吸収性材料の層(14または16)、ならびに、近赤外エネルギー吸収性材料および金属に重なり、これらを保護する、透明な保護材料層(16または18)からなる。それぞれの層の近赤外反射特性および近赤外吸収特性は、窓ガラスまたは透明板ガラス材料への過剰な熱移動を伴うことなく選択的な太陽熱遮断を与えるようにバランスさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、日光エネルギースペクトルの選択的な透過率を有する日光制御窓フ
ィルム、特に、高い可視光透過率および低い近赤外熱エネルギー透過率を有する
フィルムに関する。
【0002】 (背景技術) 通常形態の日光制御窓フィルムは、例えば蒸着またはスパッター付着によって
付着させた反射性金属の薄層を有する、実質的に透明な柔軟性ポリマー基材から
なる。このフィルムは、感圧接着剤の実質的に透明な層によって、窓の内側表面
に貼付されるのが普通である。この接着剤は、窓が配置されている部屋または空
間の内容物を紫外線ダメージから保護するために、紫外線エネルギー吸収剤を含
有するのが普通である。
【0003】 金属の選択および金属層の厚みに依存して、フィルムは、選択された可視光透
過率(VLT)および選択された可視光反射率(VLR)を有するであろう。一般に
、VLTとVLRは逆比例する。金属層の厚みが増加すると、VLRが増加し、
VLTが減少する。大部分の気候において許容しうるレベルの日光エネルギー遮
断(rejection)を達成するために、金属層は、可視光透過率が50%以下、多く
の場合に25%またはそれ以下であるように十分に厚く密でなければならない。
このように、VLTおよびVLRは競合するものであり、工業的に許容しうる中
間的な折衷案は存在しない。
【0004】 金属処理したフィルムのVLTを増加させるための1つの試みは、フィルムま
たは金属層に隣接して酸化チタンまたは酸化インジウムスズの被覆を適用して、
狭いスペクトルバンド内で反射を制御することである。古典的な光学によれば、
高い反射指数の材料層の間に金属フィルムをサンドイッチ化すると、可視光透過
率を高めることができる(即ち、いわゆる誘導透過)。実際的には、これは酸化チ
タンまたは酸化インジウムスズの70〜100nm(ナノメートル)厚みの層を必
要とするが、これを製造するのには非常に時間がかかり、制御するのが困難であ
る。その結果、この方法は、多くの窓フィルムに実際に適用するには高価になり
すぎるのが普通である。
【0005】 米国特許No.4,799,745(再審査証明書B1 4799745)は、5ま
たはそれ以上の奇数の誘電体および金属の交互層からなる、ファブリー-ペロッ
ト(Fabry-Perot)干渉フィルターを用いる赤外反射性フィルムを開示している。
具体的には、2またはそれ以上の光学的に透明な金属層(例えば、銀、金、白金
、パラジウム、アルミニウム、銅、ニッケルおよびこれらの合金の層)が、直に
隣接した誘電体スペーサー層(これは、インジウム、スズ、チタン、ケイ素、ク
ロムおよびビスマスの酸化物であってよく、これらが適する)によって隔てられ
、その間にサンドイッチ化されている。関連の米国特許No.5,071,206(
これは、特許No.4,799,745の一部継続出願に対して発行された)は、誘
電体と銀の7つの直に隣接する交互層を保持する基材からなる、色補正された赤
外反射性フィルムを開示している。このようなフィルムは、所望の可視光透過率
を与えるが、互いの上にスパッター付着された材料からなる5、7またはそれ以
上の奇数の層を必要とし、これは非常に高コストであり、達成するのが容易では
ない。
【0006】 米国特許No.4,799,745ならびにNo.5,071,206、No.4,33
7,990およびNo.3,682,528の方法の基礎となるのは、フィルムを窓
に貼付するか、または透明板ガラス(glazing)系に使用するときに、反射赤外エ
ネルギー(即ち、太陽熱)が堅い支持材料(即ち、窓ガラス)に吸収される原因とな
る、赤外反射を最大にすることである。太陽熱の過剰の吸収は、ガラス破損の結
果を与えうる。この方法の別の欠点は、金属/誘電体の積重ねの固有の低い水蒸
気透過率(MVTR)であり、通常はこれが、窓にフィルムを貼付するために使用
する感圧接着剤取付けまたは据付け系に対して、過剰に長い乾燥時間という結果
を与える。多くの場合に、これは、曇る結果を与えるか、または据付け後に窓の
美しさを損ない破壊するであろう。
【0007】 日光スペクトルを選択的に濾過する別の方法は、近赤外吸収性染料の使用によ
るものである。1つの例は、日本化薬株式会社から市販されている赤外吸収性染
料を導入したか、またはそれで被覆したフィルムである。また、一次ガラス製造
元は、太陽熱を吸収させるために無機酸化物を使用する。その例には、PPG Indu
striesの「アズレライト(Azurelite)」ガラスおよびLibby Owens Fordの「エバ
ーグリーン(Evergreen)」ガラスが含まれる。ここでも、太陽熱の吸収により、
非常に高い透明板ガラス温度に到達し、ガラスの破損を促進し、二重窓隔離され
たガラスの寿命を短くし、シーラント破損を引き起こし、全体として非効率的な
系を与える。
【0008】 (発明の開示) 本発明の目的は、日光エネルギーから保護すべき空間(例えば、居住用または
商業的な室内環境)の外側から内側への太陽熱移動の程度を最適化するためのバ
ランスのとれた方法を提供することであり、これにより、上記した従来技術の欠
点を克服した改善された日光制御窓フィルムを提供することである。
【0009】 本発明の特別の目的は、近赤外熱エネルギーの反射と吸収の間のバランスを達
成し、これにより、過剰に反射または過剰に吸収することなく太陽熱の分散を制
御し、さらに、透明板ガラス材料(即ち、窓ガラス)への太陽熱移動の程度を制御
することである。
【0010】 また本発明の目的は、可視光透過率のバランスをとり、これにより、高い可視
光透過と優れた太陽熱遮断を有する日光制御窓フィルムを提供することである。
【0011】 本発明の窓フィルムは、製造のコスト効率がよく、優れた日光特性(例えば、
低い陰影係数および高い可視光透過率)を与え、窓ガラスへの過剰の熱移動を引
き起こさない。
【0012】 この反射と吸収の間のバランスは、特定の地球環境に合わせて加工することが
できる。好ましい態様においては、金属層を基材上にマグネトロンスパッター付
着させ、金属厚みの正確な制御を可能にし、広範囲の金属標的の使用を容易にす
る。誘電体スペーサー層の使用は必要ではない。
【0013】 別の態様においては、本発明は、より厚いキャリパー複合構造からなることが
できる。この構造は、所望の日光制御、ならびに、建築学的に安全な透明板ガラ
ス材料に伴われているのが普通である安全性の利益[粉砕耐性、建物侵入抑止、
突風および投石耐性、ならびに、自然現象(強風、風が運ぶ破片、および雨/水
のダメージ)の緩和を包含する]の両方を供する。
【0014】 本発明に従って、反射と吸収の間のバランスは、近赤外(NIR)日光エネルギ
ー領域の狭いバンド内で調整する。太陽熱は、主に、近赤外エネルギー領域に由
来し、約71%の重み付きスペクトルパワー分布が、約800〜約1100nm
(ナノメートル)の狭いバンド内に生じる。バランスをとるのはこの狭いバンド内
である。
【0015】 本発明の窓フィルムは、実質的に透明な基材、この上に保持された反射性金属
の光学的に透明な薄いフィルムの被覆または層、ならびに、近赤外NIRエネル
ギー吸収性材料の光学的に透明な層からなる。使用する金属および金属被覆の厚
みは、この金属被覆が、可視光スペクトルにおいて選択された透過率ならびに可
視光およびNIRエネルギースペクトルにおいて選択された反射率を有するよう
に選択および/または調節される。NIRエネルギー吸収性材料の層の厚みおよ
び/またはこの層中に分散されたNIRエネルギー吸収性物質の濃度は、NIR
エネルギースペクトル内(具体的には、約800〜約1100nmの狭いバンド
内)で太陽熱エネルギーの選択された吸収率を有するように選択および/または
調節される。これにより、NIRエネルギー反射率、NIRエネルギー吸収率な
らびにNIRおよび可視光透過率の間で、所望のバランスを達成することができ
る。
【0016】 本発明に従って提供される1つの物理的構造において、一方の側に金属層を有
する基材を、透明ポリマーシートに接着ラミネートして、このシートが金属層を
覆い、保護するようにする。ポリマーシートの暴露された表面は、引掻き耐性の
保護硬被覆を保持し、基材の暴露された側(即ち、他の側)は、窓にこの基材を貼
付するための感圧接着剤を保持する。この構造において、NIRエネルギー吸収
性材料は、所望により、1またはそれ以上の以下の方法で導入することができる
。即ち、感圧接着剤中に分散;基材中に導入または基材上に被覆;ラミネート用
接着剤中に分散;ポリマーシート中に導入またはポリマーシート上に被覆;硬被
覆材料中に分散;および/または金属層の下のプライマー被覆として基材に適用
および/または硬被覆の下のプライマー被覆としてポリマーシートに適用;によ
って導入することができる。
【0017】 上記した構造を有する本発明の第1の好ましい態様においては、NIRエネル
ギー吸収性材料は、接着剤マトリックス中に分散または溶解したNIRエネルギ
ー吸収性染料を含有する。ここでは、この接着剤マトリックスは、透明ポリマー
の保護シートを、金属被覆された基材にラミネートするように働く。第2の好ま
しい態様においては、NIRエネルギー吸収性材料を、透明ポリマーシート上に
被覆し、このシートを、金属層に面したNIRエネルギー吸収層を有する基材の
金属処理した表面にラミネートする。本発明のこれら2つの態様を用いて最適の
結果を得るために、基材が窓ガラスに隣接し、NIRエネルギー吸収性材料の層
がガラスから離れて、部屋または他の空間の内側に面するように、窓フィルムを
窓の内側表面に貼付する。
【0018】 本発明の他の態様においては、透明ポリマーシートおよびラミネート用接着剤
を削除し、NIRエネルギー吸収性材料を残りの構造成分中に導入することがで
きる。
【0019】 即ち、本発明の窓フィルムは、製造のためのコスト効率がよく、優れた日光制
御を与え、ガラス中への太陽熱の過剰の蓄積を妨げることによりガラス破損を緩
和し、高い可視光透過率(具体的には、少なくとも約50%、好ましくは約80
%のVLT)を与える。
【0020】 本発明のこれらおよび他の目的および利点は、添付の図面に関連して考察する
以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0021】 (発明を実施するための最良の形態) 現時点において、本発明を実施する最良の形態であると本発明者が考える本発
明の好ましい態様を、以下において詳しく説明する。 本明細書および特許請求の範囲において使用する以下の用語は、以下の定義さ
れた意味を有する。
【0022】 「可視輻射」または「光」は、380〜750nmの波長を有する電磁輻射を
意味する(CIE標準)。
【0023】 「透明」は、可視輻射を透過する性質を持つことを意味する。
【0024】 「可視光透過率」およびその頭字語「VLT」は、透明な光学デバイス(例え
ば、透明ガラス窓)を透過する可視輻射または光の割合(%)を意味する(CIE照
明 C標準)。
【0025】 「可視光反射率」およびその頭字語「VLR」は、光学デバイスから反射され
る可視輻射または光の割合(%)を意味する。
【0026】 「可視光吸収率」およびその頭字語「VLA」は、光学デバイスによって吸収
される可視輻射または光の割合(%)を意味する。通常、VLT、VLRおよびV
LAの合計は、100%に等しくなるはずである。
【0027】 「紫外線エネルギー」およびその頭字語「UV」は、約290〜約380nm
の波長を有する電磁輻射を意味する。
【0028】 「紫外線吸収率」およびその頭字語「UVA」は、光学デバイスまたは系によ
って吸収される紫外線エネルギーの割合(%)を意味する。
【0029】 「近赤外」、「近赤外輻射」、「近赤外エネルギー」およびその頭字語「NI
R」は、約750〜約1,400nmの波長を有する電磁輻射を意味する。
【0030】 「近赤外透過率」およびその頭字語「NIRT」は、光学デバイスまたは系(
例えば、透明ガラス窓)を透過する近赤外エネルギーの割合(%)を意味する。
【0031】 「近赤外反射率」およびその頭字語「NIRR」は、光学デバイスまたは系か
ら反射される近赤外エネルギーの割合(%)を意味する。
【0032】 「近赤外吸収率」およびその頭字語「NIRA」は、光学デバイスまたは系に
よって吸収される近赤外エネルギーの割合(%)を意味する。通常、NIRT、N
IRRおよびNIRAの合計は、100%に等しくなるはずである。
【0033】 「陰影(shading)係数」およびその頭字語「SC」は、窓系の日光制御能力の
効率の建築学的な尺度を意味する。これは、いずれかの所与の窓系を通る太陽熱
の獲得の、この窓が透明な影のない二重強度窓ガラスで作られているときに同じ
条件下で得られるであろう太陽熱の獲得に対する比として表される。この陰影係
数が小さいほど、日光エネルギーを制御する窓の能力が大きい(ASHRAE標
準計算方法)。透明ガラスは1.00の値が割当てられる。1.00を下回るSC
値は、単一の窓透明ガラスよりも良好な熱遮断を示す。
【0034】 「TSER」は「全日光エネルギー遮断」を意味し、全日光エネルギースペク
トル(即ち、紫外線、可視光および赤外線スペクトル)にわたって、光学デバイス
または系が全反射および吸収することからなる。
【0035】 上に定義した窓フィルムの日光制御特性は、通常、透明な影のない二重強度窓
ガラスを用いて測定される。
【0036】 「スパッター付着」または「スパッター付着させた」は、材料層をマグネトロ
ンスパッター装置を用いて基材上に付着させる方法またはこの方法の生成物を意
味する。
【0037】 ここで図1を参照して、本発明の日光制御フィルムの好ましい態様を説明する
。このフィルムは、実質的に透明(即ち、光学的または視覚的に透明)な基材10
、これに保持される、1またはそれ以上の反射性金属の光学的に透明な薄いフィ
ルムの被覆または層12、好ましくはこの金属層12に重なるラミネート接着剤
の光学的に透明な層14、この層14に重なる実質的に透明なポリマーの保護シ
ートまたは層16、ならびに、ポリマー16の暴露表面を被覆する摩擦または引
掻および摩耗耐性の硬被覆18からなる。接着剤(通常は、感圧接着剤)の層20
が、このフィルムを窓に貼付するために、基材10の暴露表面に供される。
【0038】 図1に示した本発明の構造的な態様において、NIRエネルギー吸収性材料は
、基材10および/またはポリマーシート16への導入または被覆、ラミネート
接着剤14、硬被覆材料18および/または感圧接着剤20への分散、および/
または、金属層12および/または硬被覆層18の下へのプライマー被覆として
の適用のいずれか1つまたはそれ以上によって構造中に包含させることができる
【0039】 本発明の第1の好ましい態様においては、NIRエネルギー吸収性材料は、ラ
ミネート接着剤の層14に分散または溶解させたNIRエネルギー吸収性染料か
らなる。第2の好ましい態様においては、このNIRエネルギー吸収性染料は、
ポリマーシート16中に導入するか、または、金属層12に面するシート16の
片側に被覆する。これら態様のいずれかを用いて、図1に示すように、このフィ
ルムを、窓22の内側または部屋側に貼付する。この際、基材10を窓に隣接さ
せ、NIRエネルギー吸収性材料を、窓から離れて、部屋または他の空間の内側
に配置する。
【0040】 基材10は、ガラスまたはプラスチックであってよく、堅いかまたは柔らかい
ものであってよく、日光制御フィルムに普通に使用される任意の透明支持物質か
らなっていてよく、特に、約1〜約2ミル、約50ミルまでの厚みを有するウェ
ブ形態で供給される柔軟性のポリマーフィルムからなっていてよい。比較的厚い
フィルムは、日光制御成分の支持に加えて、窓系に安全性の特徴(特に、粉砕耐
性、建物侵入抑止、突風および投石耐性、ならびに風ダメージ耐性)を与える。
基材10のために適するポリマーには、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリエチレンナフトレン(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ポリウレタン(P
UR)、ポリブチレン(PBN)、ポリビニルフルオリド(PVF)、ポリビニリジ
ンフルオリド(PVDF)およびアクリレートが含まれる。基材フィルムは、「耐
候性」であるのが、即ち、紫外線吸収剤を含有するフィルムからなるのが好まし
い。
【0041】 金属層12は、いくつかの反射性金属(例えば、アルミニウム、銀、金、銅、
クロムおよびニッケルクロム合金)のいずれかからなっていてよく、また、金属
/金属または金属/金属酸化物の複合体(例えば、チタン/銀/チタンまたはス
テンレススチール/銅/ステンレススチール)からなっていてもよい。金属フィ
ルムの厚みは、選択した金属ならびに所望のVLTおよびNIRRレベルに依存
するであろう。単層フィルムは、通常、約20〜約150Å(オングストローム)
の範囲内の厚みを有する。複合フィルム層は、通常、それぞれが約5〜約30Å
の範囲内の厚みを有する。本発明によれば、金属層12の可視光透過率は、少な
くとも50%であり、好ましくは50%を超え、例えば50〜80%であり、さ
らに好ましくは65〜75%である。
【0042】 NIRエネルギー吸収性材料は、好ましくは、1またはそれ以上の実質的に透
明なNIRエネルギー吸収性染料を含有する。第1の好ましい態様においては、
この染料を、ラミネート接着剤の層14中に均一に分散または溶解させる。染料
含有層14の厚みは、約0.1〜約1.0ミルの範囲内であるのが適当であろう。
第1および第2の両方の好ましい態様において、染料または他のNIR吸収剤の
使用量を、NIR反射率とバランスさせて、後記において説明するような所望の
結果を達成する。
【0043】 NIR吸収性材料を、太陽熱が発生する全波長範囲(例えば、約700〜約1,
400nm)を覆うように設計することができる。しかし、本発明によれば、ま
た、コスト効率比を効率化するためには、NIR染料および染料濃度は、具体的
には、約800〜約1100nmの限定された波長範囲内のエネルギーを吸収す
るように選択および設計される。その理由は、太陽熱の大部分(約71%)がこの
狭いバンド内に含まれるためである。
【0044】 好ましいNIR吸収性染料は、Keystone Aniline (Pacific Division, Santa
Fe Springs, カリフォルニア)から、「Keysorb」の商標名およびグレード表示9
79、990および993として市販されている。接着剤中の染料の好ましい濃
度は、接着剤固体基準(BOAS)で0.5〜6%、さらに好ましくは約2〜4%
である。窓に対して、このNIRA染料層は、金属層および日光エネルギー源の
内側に配置される。この配向は、内側が空調によって気候制御されることが最も
多いので、さらに効率のよい系を与える。吸収された熱は、対流によって堅い透
明板ガラス支持体(窓ガラス)に移動せず、比較的冷たい内側環境の方に分散する
【0045】 保護シート16は、基材10に適するものとして上記したポリマーのいずれか
から選択することができる。引掻および摩擦耐性の硬被覆18は、窓フィルム工
業において周知であり、普通に使用されている多数の硬被覆材料のいずれかから
選択することができる。この硬被覆は、好ましくはASTM基準D1004を満
たすべきであり、5%未満のデルタ曇り度を有するべきである。
【0046】 日光制御フィルムにおいて使用するため、即ち、日光制御フィルムを平ガラス
窓に後で取付けるためには、接着剤20は、感圧接着剤であるのが好ましい。窓
/透明板ガラス工業における最初の器具製造元(OEM)のためには、本発明のフ
ィルムを、ガラスまたは他の透明板ガラス材料に乾燥ラミネートすることができ
る。好ましい態様においては、この接着剤は、Association of Industrial Meta
lizers, Coaters and Laminators (AIMCAL)によって作成された仕様書を
満たす紫外線吸収剤を含有する。二重窓透明板ガラス系のOEM製造においては
、本発明の日光制御フィルムは、外側窓の内側表面に貼付するのが好ましい。一
重窓および後取付けにおいて使用するためには、このフィルムは、窓の内側表面
または部屋側に貼付するのが好ましい。
【0047】 窓ガラスにおけるフィルムの記載した配向においては、日光吸収率および日光
反射率を、ガラス中への太陽熱の移動が最少になるように制御する。金属反射性
層および連続した太陽熱吸収性層の間のバランスの最適化は、少ないガラス破損
、高いTSER、低い日光透過率、高い可視光透過率および低い陰影係数を与え
る。
【0048】 本生成物は、製造が極めて簡単であり、そのコスト効率が高い。
【0049】 本生成物の耐久性を、金属層保護(熱および紫外線の吸収および反射)によって
高め、耐候性のフィルム基材、取付け用接着剤中のUVAのAIMCAL補足、
保護フィルム層、および摩擦耐性硬被覆の使用によって高める。
【0050】 図3および図4は、本発明の別の態様を示すものであり、ここでは、ポリマー
シート16およびラミネート接着剤14が、それぞれの構造から削除されている
。残りの成分は、上記した対応の成分と同じであり、それぞれ接尾辞「a」およ
び「b」を追加して同じ参照数字で示されている。
【0051】 図3の態様においては、金属の光学的に透明な薄いフィルム層12aが、透明
基材10a上に配置され、硬被覆材料の光学的に透明な層18aによって覆われ
ている。基材10aの金属処理されていない表面は、接着剤の層20aによって
窓ガラス22aに貼付されている。NIR吸収性材料は、接着剤20aへの分散
、基材10aへの被覆または導入、金属層12a上への被覆、および/または硬
被覆18aへの分散のいずれか1つまたはそれ以上によって、構造中に導入され
ている。
【0052】 本発明の図4の態様は、図3の態様と同じ成分からなるが、この場合には、基
材10bの金属処理された表面12bは、接着剤20bによって、窓22bに面
しており、これに貼付されている。NIR吸収剤は、図3の態様と同じようにし
て構造中に導入することができる。図4の態様は、特に、外側表面が金属層で被
覆され、内側表面がNIR吸収性材料の層で被覆された、基材10bを使用しよ
うとするものである。
【0053】 全ての態様において、本発明は、選択した金属の反射特性と特定の近赤外吸収
性有機染料の吸収特性を組合わせて、NIRRとNIRAの間の選択したバラン
スを供し、NIRTを最小にし、VLTを最大にする。日光エネルギー濾過媒体
の両方を、通常の被覆中に導入し、既存の製造方法に適合させる。厚みおよび濃
度を制御して、可視光透過率を最大にし、系全体の近赤外透過率および太陽熱獲
得の両方を最小にする。本発明は、太陽熱遮断に対して最大の必要性を有する熱
帯地方を特に標的としている。経験的な一般原則として、本発明は、冷却コスト
が加熱コストを上回る地域に最も適していると言うことができる。
【0054】 ここで図2を参照すると、3種類の日光制御フィルムの300〜2,500n
mの全スペクトルにわたる日光エネルギー透過率の比較がグラフで示されている
。3種類全てのフィルムは、高いVLT(具体的には、約70%のVLT)を有す
るように、透明ガラス上に構築されたものである。曲線Aは、米国特許No.4,
799,745に従って構築した日光制御窓フィルム[これは、特許権者 Southwa
ll Technologies, Inc.から、識別番号XIR-70(Solis)として市販されてい
る]の日光エネルギー透過率をドット-ダッシュ線で示すものであり;曲線Bは、
3層の金属(即ち、チタン/銀/チタン)を保持する金属処理フィルムの日光透過
率を点線で示すものであり;曲線Cは、本発明の図1の好ましい態様のフィルム
(ラミネート接着剤14中に分散させたNIR吸収性染料を含み、曲線Bのプロ
ットに使用したものと同じ金属処理基材を基材10および金属層12のために使
用している)の日光透過率を実線で示すものである。
【0055】 曲線Aによって示されるように、米国特許No.4,799,745に開示された
多層干渉フィルター構築物を使用するフィルムは、近赤外波長(特に、約700
〜1400nmの範囲内の波長)において、極めて低い日光エネルギー透過率を
有する。従って、窓から室内への太陽熱の透過率は低いであろう。NIRTが低
レベルであるときには、NIRRおよびNIRAの一方または他方は高いに違い
ない。上記したように、このフィルムは高NIRRであり、従って低NIRAで
あり、これは、太陽熱エネルギーがガラスまたは他の透明板ガラス系に移動する
原因になる。ASHRAE基準の夏条件は外側温度が89°Fおよび内側温度が
75°Fであり、この条件のもとでは、曲線Aのフィルムによってガラス中に反
射された熱は、容易に分散することができない。
【0056】 曲線Bによって示されるように、金属処理された基材それ自体は、750〜1
400nmのNIR波長において高い透過率を有しており、本発明の標的範囲で
ある800〜1100nm(ここに、太陽熱の大部分が含まれる)においては約5
0%の平均値を有する。従って、かなりの太陽熱が、窓およびフィルムを通って
部屋の内側に透過する。金属フィルムの日光エネルギー遮断は、本質的に反射に
よるものであるから、800〜1100nmの範囲内で曲線Bのフィルムを透過
しなかった日光エネルギーの約50%は、主にNIRRであり、NIRAは極め
てわずかであるとの結論を導くことができる。
【0057】 曲線Cは、本発明によって提供される性能の増強をグラフによって示すもので
ある。具体的には、曲線Bと曲線Cの比較によって示されるように、700〜1
100nmの領域において曲線Cのフィルムの透過率の顕著な低下が存在する。
このことは、NIRA層14が、約700nmで日光エネルギーの吸収を始め、
約1100nmまで吸収を続け、これにより、この範囲においてNIRTを約5
%〜約35%のレベルにまで低下させたことを示すものである。曲線Bのフィル
ムと曲線Cのフィルムの間の唯一の大きな相違は、後者におけるNIR吸収剤層
14の導入であるから、NIRTの低下の原因がNIRAにあることが明らかで
ある。
【0058】 従って、曲線Cのフィルムによって示される本発明の態様においては、800
〜1100nmの太陽熱波長バンドにおけるフィルムの日光特性は次の通りであ
る:即ち、NIRTが5〜35%、平均して約25%;NIRRが45〜60%
、平均して約50%;およびNIRAが5〜35%、平均して約25%である。
このようにして、NIRRおよびNIRAの間でバランスを達成し、NIRTを
低下させる。金属層12の金属および/または厚みを変化させることによって、
および/またはNIRA層14の吸収性染料の濃度および/または厚みを変化さ
せることによって、NIRRとNIRAの間で異なるバランスを達成することが
できる。
【0059】 NIR吸収性層14によって吸収された太陽熱は、フィルムの内側表面に隣接
するこの層の内部に保持され、ガラスまたは他の透明板ガラス構造中に移動する
ことがない。ASHRAEの夏条件のもとでは、層14によって吸収された熱は
、空調された部屋の内側に極めて容易に分散する。これは、空調の負荷を最小限
に増加させることがあるが、ガラス中への熱の過剰の移動によるガラス破損の危
険よりもそのコストが相当に少ない。
【0060】 本発明に従って、NIRRおよびNIRAのバランスをとって、NIRTおよ
び太陽熱の獲得を最小にし、VLTを最大にし、低陰影係数(SC)を供する。N
IRTは、約35%を超えるべきではなく、好ましくはそれ以下であるべきであ
り、VLTは、少なくとも約50%、好ましくは約65〜75%であるべきであ
る。
【0061】 曲線Aのフィルムおよび曲線CのフィルムのSCまたは陰影係数は、同じであ
り、具体的には0.52である。曲線AのフィルムのVLT(ASHRAE基準に
従って測定)は72.5%であり、一方、曲線CのフィルムのVLTは64.2%
である。曲線Bのフィルムは、67.1%のVLTおよび0.62のSC(これは
、他の2つのフィルムの値よりもかなり高い)を有している。
【0062】 あるSCに対してVLTが高いほど、あるいは、あるVLTに対してSCが低
いほど、より効率的に、日光制御フィルムは、可視光エネルギーを透過し、同時
にUVおよびIRをブロックするであろう。このことは、日光スペクトルに対し
て選択的な透過スペクトルを示す透明板ガラス系の日光選択性と呼ばれる。VL
TをSCで割ることによって、数値(商)が得られ、これを本明細書中では「日光
選択性指数」または「SSI」と呼ぶ。このSSIが高いほど、系の日光効率が
高い。曲線AのフィルムのSSIは1.39(0.725÷0.52)であり、曲線
BのフィルムのSSIは1.08(0.671÷0.62)であり、曲線Cのフィル
ムのSSIは1.23(0.642÷0.52)である。ここでも、曲線Bと曲線C
のフィルムの比較により、曲線Aのフィルムの高コストおよび窓ガラスの熱獲得
を蒙ることなく、日光効率の大きな改善が明らかになる。
【0063】 日光制御フィルムの水蒸気透過率(WVTR)は、この工業の購入後または後取
付け過程において極めて重要な因子である。後取付けの市場においては、フィル
ムは、水の使用を必要とする取付け方法および感圧接着剤系によって窓ガラスに
適用される。接着剤を乾燥させるため、およびフィルムをガラスに永久的に貼付
するために、水は、接着剤およびフィルムを通ってフィルムの暴露表面に拡散し
て、水の蒸発を可能にしなければならない。即ち、迅速に乾燥するために、フィ
ルムは高いWVTRを持つことが重要である。曲線Aのフィルムは、1気圧にお
いて24時間で0.14g/mという極めて低いWVTRを有する。通常の居
住または取付けにおいては、この数値では、曲線Aのフィルム上の接着剤が完全
に乾燥するのに3〜6カ月を要するであろう。この期間中に、窓は、保持された
水分により霞むかまたは曇って見えるようになり、フィルムはその場所から滑っ
てまたは偶発的に移動することがある。
【0064】 対照的に、曲線Cのフィルムは、1気圧において24時間で0.48g/m
というWVTRを有しており、これは、より普通の日光制御フィルムのものに好
ましく匹敵し、接着剤は約3〜10日間で乾燥するであろう。従って、本発明の
フィルム(曲線C)が霞むかまたは曇って見える可能性、あるいは、滑るかまたは
偶発によって窓から移動する可能性は、曲線Aのフィルムと比較して、大きく減
少する。本発明の好ましい態様においては、WVTRは、少なくとも約0.40
、好ましくはそれ以上であるべきである。
【0065】 即ち、本発明の日光制御フィルムは、コスト効率が高いこと、ならびに、高い
VLT、NIRRとNIRAの間のバランス、低いNIRT、低いガラス太陽熱
獲得、低いSC、高いSSIおよび高いWVTRを有することを特徴とする。即
ち、本発明の目的および利点が、好都合、経済的、実際的および容易な方法で達
成されることが示された。
【0066】 本明細書中において、本発明のある種の好ましい態様を図示および説明したが
、特許請求の範囲により規定される本発明の範囲から逸脱することなく、種々の
変更、再配置および修飾を行いうることは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の窓フィルムの好ましい構造を大きく拡大した断面図であ
る。
【図2】 (A)米国特許No.4,799,745の記載のように構築した熱反
射性日光制御フィルム;(B)通常の金属処理基材日光制御フィルム;および(C)
図1の本発明の日光制御フィルムの好ましい態様;の全日光エネルギースペクト
ルにわたる日光エネルギー透過率を比較するグラフである。
【図3】 本発明の別の構造の態様を大きく拡大した断面図である。
【図4】 本発明の別の構造の態様を大きく拡大した断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60J 1/00 B60J 1/00 H G02B 5/26 G02B 5/26 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 2H048 CA05 CA12 CA27 FA05 FA12 FA24 4F100 AB01B AG00C AK01A AK01C AT00C BA04 BA07 BA10A BA10D CA07C CA30A CB05D EH23A EH66B GB07 JD04C JD10A JJ02 JK09 JK09A JK10 JK12A JL02 JL13D JN01A JN01B JN01C JN06B JN08 JN08B JN30B YY00A YY00B YY00C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に透明な基材、その上に保持される、選択された可視
    光透過率および選択された可視光および近赤外エネルギーの反射率を有する光学
    的に透明な金属被覆、ならびに、近赤外エネルギー吸収性材料を含有する光学的
    に透明な層、から実質的になる日光制御窓フィルムであって、 透明ガラス上の該窓フィルムが、約50%〜約80%の可視光透過率、約40
    %〜約60%の近赤外エネルギー反射率、約5%〜約35%の近赤外エネルギー
    吸収率、および約5%〜約35%の近赤外エネルギー透過率を有する日光制御窓
    フィルム。
  2. 【請求項2】 基材が、紫外線吸収剤を含有する透明ポリマーからなる請求
    項1に記載の窓フィルム。
  3. 【請求項3】 近赤外エネルギー吸収性材料を含有する層が、金属被覆に重
    なる保護被覆からなる請求項1に記載の窓フィルム。
  4. 【請求項4】 近赤外エネルギー吸収性材料が、主に約800〜約1100
    nmの波長範囲内のエネルギーを吸収する請求項1に記載の窓フィルム。
  5. 【請求項5】 透明ガラス上のフィルムが、約65%〜約75%の可視光透
    過率、ならびに、約800〜約1100nmの近赤外バンドにおいて平均して、
    約50%程度の近赤外エネルギー反射率、約25%程度の近赤外エネルギー吸収
    率および約25%程度の近赤外エネルギー透過率を有する請求項1に記載の窓フ
    ィルム。
  6. 【請求項6】 約65%の可視光透過率において約0.52程度の陰影係数
    を有する請求項1に記載の窓フィルム。
  7. 【請求項7】 約65%の可視光透過率において約1.23程度の日光選択
    性指数を有する請求項1に記載の窓フィルム。
  8. 【請求項8】 フィルムが、1気圧において24時間で、0.4g/m
    たはそれ以上の水蒸気透過率を有する請求項1に記載の窓フィルム。
  9. 【請求項9】 実質的に透明な基材、その上に保持される、 選択された可視光透過率および選択された可視光および近赤外エネルギーの反
    射率を有する光学的に透明な金属被覆、 金属被覆された基材の一方の側にある光学的に透明な接着剤層、 金属被覆された基材の他方の側にある実質的に透明な保護材料層、 接着剤中に分散させたか、または、基材もしくは保護材料層に導入したかもし
    くはそれに被覆した、1またはそれ以上の近赤外エネルギー吸収性物質を含有す
    る近赤外エネルギー吸収性材料、 から実質的になる日光制御窓フィルムであって、 透明ガラス上の該窓フィルムが、約50%〜約80%の可視光透過率、約40
    %〜約60%の近赤外エネルギー反射率、約5%〜約35%の近赤外エネルギー
    吸収率、および約5%〜約35%の近赤外エネルギー透過率を有する日光制御窓
    フィルム。
  10. 【請求項10】 保護材料層が、引掻および摩耗耐性の硬被覆を暴露表面に
    保持する透明ポリマーからなる請求項9に記載の窓フィルム。
  11. 【請求項11】 日光エネルギーに暴露される外側表面および日光エネルギ
    ーから保護すべき空間側の内側表面を有する窓に適用するためのものであって、
    該空間側に近赤外エネルギー吸収性材料を有するように、接着剤層が基材を該窓
    の内側表面に貼付するものである請求項9に記載の窓フィルム。
  12. 【請求項12】 近赤外エネルギー吸収性材料が硬被覆中に分散されている
    請求項10に記載の窓フィルム。
  13. 【請求項13】 実質的に透明な基材、その上に保持される、 選択された可視光透過率および選択された可視光および近赤外エネルギーの反
    射率を有する光学的に透明な金属被覆、 窓にフィルムを接着させるための、金属被覆された基材の一方の側にある光学
    的に透明な感圧接着剤の層、 金属被覆された基材の他方の側に接着ラミネートした実質的に透明な保護材料
    層、 感圧接着剤およびラミネート接着剤のどちらかに分散させたか、または、基材
    もしくは保護材料層に導入したかもしくはそれに被覆した、1またはそれ以上の
    近赤外エネルギー吸収性物質を含有する近赤外エネルギー吸収性材料、 から実質的になる日光制御窓フィルムであって、 透明ガラス上の該窓フィルムが、約50%〜約80%の可視光透過率、約40
    %〜約60%の近赤外エネルギー反射率、約5%〜約35%の近赤外エネルギー
    吸収率、および約5%〜約35%の近赤外エネルギー透過率を有する日光制御窓
    フィルム。
  14. 【請求項14】 保護材料層が、引掻および摩耗耐性の硬被覆を暴露表面に
    保持する透明ポリマーからなる請求項13に記載の窓フィルム。
  15. 【請求項15】 近赤外エネルギー吸収性材料が硬被覆中に分散されている
    請求項14に記載の窓フィルム。
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