JP2002521602A - 非専用流体源を有する液圧ファン駆動システム - Google Patents

非専用流体源を有する液圧ファン駆動システム

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JP2002521602A
JP2002521602A JP2000561421A JP2000561421A JP2002521602A JP 2002521602 A JP2002521602 A JP 2002521602A JP 2000561421 A JP2000561421 A JP 2000561421A JP 2000561421 A JP2000561421 A JP 2000561421A JP 2002521602 A JP2002521602 A JP 2002521602A
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hydraulic
fan motor
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fan
fluid
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JP2000561421A
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Inventor
スタンリイ ダブリュ. クラル
マーク エイ・ ピーターソン
Original Assignee
ソアー インコーポレイテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/02Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
    • F01P7/04Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
    • F01P7/044Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using hydraulic drives

Abstract

(57)【要約】 バス、建設機械、農業機械等のオンロード及びオフロード機械のようなエンジン駆動機械のための特殊なタイプの液圧ファン駆動システムが提供される。この液圧ファン駆動システムは、上記のような機械に搭載されているエンジンを冷却するための空気流を供給する冷却ファン(39)を回転駆動する。このシステムは、ポンプ(12)とファンモータ(38)との間に比例減圧弁(34)(又は減圧機能を果たす複数の弁の組み合わせ)を用いる。この比例減圧弁(34)又は弁の組み合わせが、電子制御装置(50)からの制御信号に基づいてファンモータ(38)の前後間の圧力降下を制御する。この弁は、該負荷(ファンモータ38)の前後間にこの圧力降下を維持するのに必要とされる最少限又は最大限の流体流量を通すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非専用流体(フルイド)源を有する液圧ファン駆動システム(駆動
系又は装置)に関する。ここで、「ファン」とは、ラジエータファン等のファン
のことをいう。
【0002】
【従来の技術】
バス等のための液圧ファン駆動システムは、ファン速度の十分に正確な制御を
可能にするために従来は専用の流体源を必要とした。その目的のために、専用の
ファン駆動ポンプを必要とするか、あるいは、ポンプからの優先流体源から専用
の流体量を必要とする。しかしながら、ある種の用途においては、既存の液圧ポ
ンプからの全流量の一部だけを使用し、ポンプの全流量をその機械の他の仕事機
能と共用することが望ましい場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、1つの流体源からの流れを他の仕事機能と共用する
速度調整液圧ファン駆動システムを提供することである。
【0004】 本発明の他の目的は、全仕事システムに必要とされるポンプの数を少なくする
速度調整液圧ファン駆動システムを提供することである。
【0005】 本発明の更に他の目的は、望ましいファンモータ圧力降下を創出するのにちょ
うど足るだけの流体を通す減圧弁を用いる速度調整液圧ファン駆動システムを提
供することである。
【0006】 本発明の更に他の目的は、電子制御装置を利用して減圧弁の圧力レベルを指令
し、自動車のエンジンの電子制御装置の伝達信号に直接応答することができる速
度調整液圧ファン駆動システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明の概要 本発明は、バス、建設機械、農業機械等のオンロード(路上走行)及びオフロ
ード(路上外走行)機械のようなエンジン駆動機械(エンジンによって駆動され
る機械)のための特殊なタイプの液圧ファン駆動システムを提供する。この液圧
ファン駆動システム(以下、単に「駆動システム」とも称する)は、上記のよう
な機械に搭載されているエンジンを冷却するための空気流を供給する冷却ファン
を回転駆動する。本発明の駆動システムは、ポンプとファンモータ(ファン駆動
機)との間に比例減圧弁(又は減圧機能を果たす複数の弁の組み合わせ)を用い
る。この比例減圧弁又は弁の組み合わせ(以下、単に「弁組み」とも称する)が
、電子制御装置からの制御信号に基づいて前記ファンモータの前後間の圧力降下
を制御する。この弁は、該負荷(ファンモータ)の前後間にこの圧力降下を維持
するのに必要とされる最少限又は最大限の流体流量を通すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
上述したように、本発明は、複数のオンロード及びオフロードエンジン駆動機
械のための液圧ファン駆動システムに関する。この液圧ファン駆動システムは、
そのような機械に搭載されているエンジンを冷却するための空気流を供給する冷
却ファンを回転駆動する。本発明の駆動システムは、ポンプとファンモータとの
間に比例減圧弁(又は減圧機能を果たす複数の弁の組み合わせ)を用いる。この
比例減圧弁又は弁組みが、電子制御装置からの制御信号に基づいて前記ファンモ
ータの前後間の圧力降下を制御する。この弁は、該負荷(ファンモータ)の前後
間にこの圧力降下を維持するのに必要とされる最少限又は最大限の流体流量を通
す。
【0009】 上記制御器の機能は、所与のエンジン作動条件に適合するように望ましいラジ
エータファンの速度(従って冷却空気流)を設定することである。ファン速度は
液圧ファンモータの前後間の圧力降下の自乗に比例するので、特定の圧力降下は
特定のファン速度をもたらす。上記制御器は、エンジンのところで測定されたい
ろいろな温度レベル、例えばエンジン冷却剤の温度、チャージエアの温度、潤滑
油の温度及び、又は冷却空気流の必要性を命じるようなその他のエンジン温度に
基づいて上記弁に制御信号を送る。制御器からのこの信号は、又、いろいろなエ
ンジン又は機械の作動モード、例えば「ファン全速」状態又は「ファン最低速度
」状態を求めるような作動モードに基づいて修正又は変更することもできる。あ
るいは別法として、望ましい冷却空気流、従って弁への出力信号を決定するため
にエンジン自身の電子システムからの伝達信号に直接応答するようにすることも
できる。
【0010】 本発明のファン駆動システムは、下記のようにして負荷検出式吐出量(出力)
可変液圧回路と組み合わせて作動させることができる。即ち、負荷検出導管を減
圧弁の出口とファンモータの入口の間で流体通路に接続する。この信号は、減圧
弁の入口の圧力が該弁に要求される出口圧力より常時十分に高いレベルにあるこ
とを保証する。この負荷検出式吐出量可変液圧回路(以下、「負荷検出液圧回路
」又は「可変液圧回路」又は単に「液圧回路」とも称する)は、ファン駆動機(
モータ)以外の幾つかの機械機能へも液圧流体を供給する。これらの機能のうち
の1つがファン駆動機より大きい圧力を必要とする場合は、全システム圧(全系
圧)がこの他の仕事機能(該1つの仕事機能)の必要圧力にまで上昇し、ファン
駆動機のための減圧弁は、その出口圧を指令された(要求された)レベルに低下
させるために単に流れを制限する。ある種の応用例においては、肝要な仕事機能
(操舵及びブレーキ)が常にその機能を果たすのに十分な圧力を有することを保
証するために、肝要な仕事機能と肝要でない仕事機能(ファン等)の間に優先圧
力弁を用いることができる。このような優先圧力弁が設けられている場合であっ
ても、本発明のファン駆動システムは、負荷検出がその最大限の流量レベルに達
する時点まで適正に作動する。
【0011】 本発明は、ファン駆動機のための専用流体源を必要とすることなく、1つの流
体源からの流れを他の仕事機能と共用する速度調整液圧ファン駆動システムを提
供する。本発明による速度調整液圧ファン駆動システムは、又、(液圧ファン駆
動機を備えていない従来の同様なシステムに比べて)追加のポンプを組み入れる
必要なしに機械に組み入れることができる。なぜなら、本発明の液圧ファン駆動
システムは、利用可能な全流量を他の仕事機能と供することができるからである
。従って、本発明は、(従来の液圧ファン駆動システムとは異なり)その機械に
必要とされる液圧ポンプを1台少なくすることができ、従って、ポンプを取り付
けるための場所を1つ少なくすることができる。ポンプをその全流量の一部をフ
ァン駆動システムと共有する構成とした場合、そのようなポンプは、必然的に、
液圧ファン駆動機を使用しない同様のシステムより若干大型にしなければならな
い。
【0012】 本発明は、又、逃し圧力又は補償圧力レベルをがどの時点においてもファン駆
動機のための最高所要圧力より高い値に設定される限り、例えば固定(吐出量一
定の)容積型ポンプ又は定量優先流れのような定量流体源型システムにも、ある
いは又、圧力補償器型ポンプ制御器を備えた流量可変ポンプにも適用することが
できる。上記減圧弁は、望ましいファンモータ圧力降下を創出し、従って望まし
いファン冷却空気流を供給するのにちょうど足るだけの流体を通す。その場合、
定流量システムにおいては、余剰の流れは、システムの逃し弁を通って流れる。
圧力補償型システムの場合は、ポンプは、減圧弁によって要求される流れを創生
し、減圧弁の入口の圧力は、常に、ポンプの圧力補償器の設定値に維持される。
【0013】 本発明は、減圧弁の圧力レベルを指令するために電子制御装置を利用する。こ
の制御器は、1つ又は複数の温度入力に応答することができ、減圧弁への出力信
号を、任意の時点においてどちらの温度が最も高い冷却の必要性を示しているか
ということに基づいて発することができる。先に述べたように、この制御器によ
ってモニターされる代表的な温度としては、例えば、エンジン冷却剤の温度、エ
ンジンオイルの温度、機械的変速機フルイドの温度、液圧流体(液圧フルイド)
の温度、又はチャージエアの温度等がある。
【0014】 本発明に用いられる電子制御装置は、又、弁への出力信号を所定のレベルを超
える特定の温度に基づいて修正又は変更することもできる。それらの温度は、制
御装置のスイッチ入力に接続された1つ又は複数の温度温度スイッチによって検
出することができる。制御装置は、スイッチをトリガーした条件によって必要と
されるところに従って、ファン駆動システムをファン全速、ファン最低速度、又
はファンの中間速度に設定することによってこれらのスイッチ入力に個々に応答
するようにプログラムすることができる。
【0015】 本発明に用いられる電子制御装置は、又、弁への出力信号をエンジン又は機械
のいろいろな作動モードに基づいて修正又は変更することもできる。各選択作動
モードは、制御装置のスイッチ入力に接続された外部の電気スイッチによって制
御装置へ信号の形で伝達される。制御装置は、エンジン又は機械の当該作動モー
ドによって必要とされるところに従って、ファン駆動システムをファン全速、フ
ァン最低速度、又はファンの中間速度に設定することによってこれらの作動モー
ドに個々に応答するようにプログラムすることができる。例えば、自動車の場合
、補助機能からの信号(例えば、シリンダー拡張命令)があると、制御装置はシ
リンダーへ利用可能な流体の最大流れを供給するためにファン速度を一時的に最
低速度に下げる。あるいは別法として、この電子制御装置は、望ましい冷却空気
流、従って弁への出力信号を決定するためにエンジン自身の電子システムからの
伝達信号に直接応答するようにすることもできる。
【0016】 図1の液圧回路図は、本発明を組み入れた自動車の液圧システム10を示す。
液圧システム10は、圧力補償式負荷検出(押しのけ量)可変容積型ポンプであ
るポンプ12、及び、いろいろな制御器(制御弁)を含む。液圧システム10は
、外部に延長した圧力流体吐出(出力)導管14を有し、第1補助パワー回路1
6と第2補助パワー回路18に接続されている。これらの2つの回路は、例えば
、自動車のブレーキ回路と自動車の操舵回路である。回路16から負荷検出信号
導管20が延長し、セレクターシャットル(選択弁又は切換弁)22に接続され
ている。同様に、回路18からも負荷検出信号導管24が延長し、セレクターシ
ャットル22に接続されている。セレクターシャットル22は、導管20と24
を通して入来する信号の間で強い方の信号を選択することができ、強い方の信号
をシャットルから信号導管26を通して発出させる。
【0017】 負荷検出導管26は、後述する信号導管30から信号を受け取る別のセレクタ
ーシャットル28へ延長している。セレクターシャットル28は、導管26と3
0を通して入来する信号の間で強い方の信号を選択することができ、強い方の信
号をポンプ12に接続するための信号導管32を通して外部へ伝送する。図1の
符号33は、回路16と18から成り、シャットル22,28及びそれらに関連
する信号導管を含む負荷検出回路を集合的に示す。
【0018】 回路16,18の下流で加圧流体吐出導管14に慣用の可変減圧弁34が接続
されている。弁34は、導管14から出力信号(吐出流体)を受け取り、その吐
出流体の圧力を、従って導管14を通しての流れを減少させる。36は、弁34
からの流体吐出(出力)導管であり、ファンモータ38にとっては入口導管であ
る。
【0019】 上述した信号導管30は、導管36内の液圧負荷を常時シャットル28へ伝送
するように導管36をシャットル28に接続している。
【0020】 弁34から出た導管36は、液圧ファンモータ38へ延長している。液圧ファ
ンモータ38には、外方に突出したファン軸39Aが突設され、ファン軸39A
に慣用のファンブレード(ファン羽根、単に「ファン」とも称する)39が連結
されている。モータ38からポンプ12のための流体溜め(図示せず)へ出口導
管36Aが延長している。
【0021】 流体キャビテーション防止導管40が、導管36,36Aと並列関係をなすよ
うに配設され、その両端がモータ38の両側で入口導管36と出口導管36Aに
接続されている。常態では流体が入口導管36から導管40を通って(即ち、液
圧ファンモータ38をバイパスして)出口導管36Aの方に直接流れるのを防止
するために導管40には常閉(常態では閉鎖している)逆止弁42が設けられて
いる。導管40の機能は、モータ38への正常な流体供給を妨げるキャビテーシ
ョン現象が起きないようにモータ38を防護することである。キャビテーション
現象が起こると、ブレード39の回転速度が低下し、モータ38はその中の流体
に対して一時的にポンプに変換され、モータ内の流体は出口導管36Aを通して
液溜めに向かって外部へ「ポンプ送り」される。モータ38からポンプ送りされ
た流体の一部は、導管40を通って戻り、逆止弁42を持ち上げて流れ、流体は
入口導管36へ戻り、モータ38へ戻される。かくして、モータ内の供給流体が
枯渇することがなく、モータはキャビテーションを起こさない。
【0022】 可変減圧弁34の一部を構成する慣用の比例逃し弁46から延長した流体ドレ
ン導管44が、常閉逆止弁42の下流において導管40に接続されている。慣用
の比例逃し弁46の機能は、減圧弁部47を作動させて入来信号(入ってくる信
号)に比例して導管14内の流体の流れを減少させるように、入来信号を受け取
ってそれを変換することである。48は、比例逃し弁46と減圧弁部47との間
に接続された液圧信号接続管である。
【0023】 システム10の近傍にファン駆動機ディジタル制御装置50が設置されている
。ディジタル制御装置50は、複数の温度入力信号導線54A,54B,54C
を有し、比例逃し弁46を駆動するために比例逃し弁46へ延長した信号ケーブ
ル52を有する。これらの温度入力信号導線54A,54B,54Cの各々は、
システム10内の幾つかの温度感受性の(温度に敏感な、又は温度によって影響
され易い)動作流体ボディ、例えばラジエータ冷却剤流体、モータ油、トランス
ミッションオイル(自動車のトランスミッション即ち変速機用に調合され潤滑油
)等のいずれか1つに接続することができる。制御装置50は、これらの流体ボ
ディを常時モニターするために導線54A,54B,54C(及び必要ならばそ
の他の導線)を通して入力信号を常時受け取る。この制御装置50は、通常、各
流体ボディの所定の温度条件を維持するためにファンモータ38の回転速度を制
御するようにプログラムされる。ここで、「ボディ」とは、1つの系としてまと
まった物体のことをいい、従って「流体ボディ」とは、1つの物体系又は物質系
としてまとまった流体「団塊」のこと、又はそのような流体を収容している容器
又は機器のことをいう。例えばラジエータ冷却剤流体は、ラジエータを冷却する
ために1つの系内で循環される流体ボディである。
【0024】 回路16,18は、通常、例えばブレーキペダル又は操舵ハンドルによって操
作される独自の流体弁(図示せず)を有しており、それらの回路内の流体弁は、
液圧流体流のサージ(急激な増大流れ)が必要とされるときにポンプ12によっ
て供給される追加の流体流を受け取るように開放される。ポンプ12は、上述し
たようにセレクターシャットル22,28の働きによって作動される。
【0025】 以上の説明から分かるように、セレクターシャットル22,28を含む負荷検
出回路33は、導管20,24,26,30からの負荷検出信号を選別し、最大
の圧力要求に応答するために最も高い負荷検出信号をポンプ12へ戻す。この操
作は、システム10を特別の機器の液圧流体の要求にそのような要求が生じた時
点で応答することを可能にする常時継続プロセスであり、各機器間の液圧流体の
要求を常時バランスさせるプロセスである。
【0026】 従って、本発明は、上述した目的の少くともすべてを達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を組み入れた液圧ファン駆動システムの概略液圧回路図である
【符号の説明】
10 液圧システム 12 ポンプ 14 加圧流体吐出導管 16 補助パワー回路 18 補助パワー回路 20 負荷検出信号導管 22 セレクターシャットル 24 負荷検出信号導管 26 負荷検出導管 28 セレクターシャットル 30 信号導管 32 信号導管 33 負荷検出回路 34 可変減圧弁 36 入口導管 36A 出口導管 38 液圧ファンモータ 39 ファンブレード 39A ファン軸 40 流体キャビテーション防止導管 42 常閉逆止弁 44 流体ドレン導管 46 弁 47 減圧弁部 50 ファン駆動機ディジタル制御装置 52 信号ケーブル 54A,54B,54C 温度入力信号導線
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月15日(1999.12.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧ファン駆動システムであって、液圧ファンモータに連結
    されたファンと、該液圧ファンモータに接続されており、該ファンモータを平常
    作動速度で作動させるのに必要とされる流体流量より大きい圧力流体吐出容量を
    有する単一の液圧ポンプと、前記液圧ファンモータの上流で前記ポンプの圧力流
    体吐出導管に接続された減圧弁と、該減圧弁を通る流体圧力を制御するために該
    減圧弁に接続された電子制御装置と、該液圧ファン駆動システムに関連づけられ
    た複数の温度感受性のボディと、それらのボディのうちの少くとも幾つかに関連
    づけられており、該ボディの温度に関する電子信号を伝送するために前記制御装
    置に接続された信号発生センサーとから成り、該制御装置は、それが測定する前
    記各ボディの温度要求に対応するように前記ファンの速度を増減するために前記
    減圧弁を通して前記ファンモータへ送られる流体圧力を調節することができるこ
    とを特徴とする液圧ファン駆動システム。
  2. 【請求項2】 液圧ファン駆動システムであって、液圧ファンモータに連結
    されており、最大限作動速度にまで可変速度で作動することができるファンと、
    該液圧ファンモータに接続されており、該ファンモータを最大限作動作動速度で
    作動させるのに必要とされる流体流量より大きい圧力流体吐出容量を有する単一
    の液圧ポンプと、前記液圧ファンモータの上流で前記ポンプの圧力流体吐出導管
    に接続された減圧弁と、該減圧弁を通って前記液圧ファンモータへ送られる流体
    圧力を制御するために該減圧弁に接続された電子制御装置と、該液圧ファンモー
    タに加えて該ポンプの圧力流体吐出導管に接続された少くとも1つの機能的液圧
    仕事回路と、該仕事回路が前記液圧ファンモータより高い圧力を必要とする場合
    は、前記ポンプが追加の圧力流体を該仕事回路へ供給し、液圧ファンモータへの
    圧力流体を減少させるようにするために、前記ファンと減圧弁との間で該ポンプ
    と、該仕事回路と、該ポンプの圧力流体吐出導管に接続された負荷検出回路とか
    ら成る液圧ファン駆動システム。
  3. 【請求項3】 液圧ファン駆動システムであって、液圧ファンモータに連結
    されており、最大限作動速度にまで可変速度で作動することができるファンと、
    該液圧ファンモータに接続されており、該ファンモータを最大限作動作動速度で
    作動させるのに必要とされる流体流量より大きい圧力流体吐出容量を有する単一
    の液圧ポンプと、前記液圧ファンモータの上流で前記ポンプの圧力流体吐出導管
    に接続された減圧弁と、該減圧弁を通って前記液圧ファンモータへ送られる流体
    圧力を制御するために該減圧弁に接続された電子制御装置と、該液圧ファンモー
    タに加えて該ポンプの圧力流体吐出導管に接続された少くとも1つの機能的液圧
    仕事回路と、該仕事回路が前記液圧ファンモータより高い圧力を必要とする場合
    は、前記ポンプが追加の圧力流体を該仕事回路へ供給し、液圧ファンモータへの
    圧力流体を減少させるようにするために、前記ファンと減圧弁との間で該ポンプ
    と、該仕事回路と、該ポンプの圧力流体吐出導管に接続された負荷検出回路とか
    ら成る液圧ファン駆動システム。
  4. 【請求項4】 前記減圧弁と前記制御装置との間に比例逃し弁が接続されて
    おり、該比例逃し弁は、該制御装置からの信号に基づいて該減圧弁からの前記液
    圧ファンモータへの吐出圧力を変更させるようになされていることを特徴とする
    請求項1に記載の液圧ファン駆動システム。
  5. 【請求項5】 前記液圧ファンモータと並列にキャビテーション防止液圧導
    管が配設され、該キャビテーション防止液圧導管の両端が該液圧ファンモータの
    入口導管と出口導管に接続されており、該キャビテーション防止液圧導管には、
    常態では流体が該入口導管から直接該入口導管へ向かう方向の流れを防止する逆
    止弁が設けられており、該逆止弁は、前記ファンがフリーホイーリングモードに
    あって該ファンモータから前記出口導管及び前記キャビテーション防止液圧導管
    へ流体をポンプ送りしているときは開放し、該出口導管からの流体の少くとも一
    部分が該逆止弁を通って該入口導管へ戻り、該入口導管を通って該ファンモータ
    へ戻り、該ファンモータのキャビテーションを防止することを特徴とする請求項
    1に記載のポンプ装置。
  6. 【請求項6】 前記液圧ファンモータと並列にキャビテーション防止液圧導
    管が配設され、該キャビテーション防止液圧導管の両端が該液圧ファンモータの
    入口導管と出口導管に接続されており、該キャビテーション防止液圧導管には、
    常態では流体が該入口導管から直接該入口導管へ向かう方向の流れを防止する逆
    止弁が設けられており、該逆止弁は、前記ファンがフリーホイーリングモードに
    あって該ファンモータから前記出口導管及び前記キャビテーション防止液圧導管
    へ流体をポンプ送りしているときは開放し、該出口導管からの流体の少くとも一
    部分が該逆止弁を通って該入口導管へ戻り、該入口導管を通って該ファンモータ
    へ戻り、該ファンモータのキャビテーションを防止することを特徴とする請求項
    2に記載のポンプ装置。
  7. 【請求項7】 前記液圧ファンモータと並列にキャビテーション防止液圧導
    管が配設され、該キャビテーション防止液圧導管の両端が該液圧ファンモータの
    入口導管と出口導管に接続されており、該キャビテーション防止液圧導管には、
    常態では流体が該入口導管から直接該入口導管へ向かう方向の流れを防止する逆
    止弁が設けられており、該逆止弁は、前記ファンがフリーホイーリングモードに
    あって該ファンモータから前記出口導管及び前記キャビテーション防止液圧導管
    へ流体をポンプ送りしているときは開放し、該出口導管からの流体の少くとも一
    部分が該逆止弁を通って該入口導管へ戻り、該入口導管を通って該ファンモータ
    へ戻り、該ファンモータのキャビテーションを防止することを特徴とする請求項
    3に記載のポンプ装置。
JP2000561421A 1998-07-23 1999-07-21 非専用流体源を有する液圧ファン駆動システム Pending JP2002521602A (ja)

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