JP2002520900A - データ送信方法及び移動電話システム - Google Patents

データ送信方法及び移動電話システム

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JP2002520900A
JP2002520900A JP2000558616A JP2000558616A JP2002520900A JP 2002520900 A JP2002520900 A JP 2002520900A JP 2000558616 A JP2000558616 A JP 2000558616A JP 2000558616 A JP2000558616 A JP 2000558616A JP 2002520900 A JP2002520900 A JP 2002520900A
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アンティ トスカラ
ツイ チュン ホンカサロ
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ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、移動電話システムにおいて無線ネットワークサブシステム(RNS)からユーザ装置(UE)へデータを送信するための方法、無線ネットワークサブシステム(RNS)及びユーザ装置(UE)に係る。この方法において、無線ネットワークサブシステム(RNS)は、専用制御チャンネルをユーザ装置(UE)へ送信し(606)、そして可変データ送信レートの専用トラフィックチャンネルをユーザ装置(UE)へ送信する(610)。送信中に、無線ネットワークサブシステムは、各チャンネルを拡散コードで拡散し(608,612)、そしてトラフィックチャンネルを拡散するのに使用される拡散コードが必要な送信レートに基づいて変更される(602)。本発明によれば、各制御チャンネルフレームは、送信時に対応するトラフィックチャンネルを拡散するところの拡散コードを指示する(604)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、無線ネットワークサブシステムから移動電話システムのユーザ装置
へデータを送信する方法に係る。より詳細には、本発明は、普遍的移動電話シス
テムにおいて無線リンク中にトラフィックチャンネル、特に、パケットトラフィ
ックチャンネルのデータ送信レートを変更することに係る。
【0002】
【背景技術】
移動電話システムにおける最大の問題の1つは、限定された無線容量を効率的
に使用することである。現在のシステムでは、全無線リンク中に回路交換コール
に対し各ユーザにある量の容量が指定される。送信されるべきデータが通常バー
ストにおいて発生されるパケット交換送信を使用するときには、最大瞬時データ
送信需要に基づいて無線容量を常時指定状態に保つために、無線容量が浪費され
る。
【0003】 コード分割多重アクセス(CDMA)方法を用いたシステムでは、無線ネット
ワークサブシステムからユーザ装置へのダウンリンクにおいて、システムに使用
される拡散コードが相互に直交するように配置された同じコードツリーを異なる
ユーザが使用する。高い送信レートを許す小さな拡散ファクタを有する拡散コー
ドが1人のユーザに指定される場合には、当該コードが、当該無線ネットワーク
サブシステム又はそのベーストランシーバステーションの容量の大部分を指定す
ることができる。1つのベーストランシーバステーションにより使用されるコー
ドツリーにおいては、ベーストランシーバステーションの1つのセクタが、例え
ば、16個の相互に直交する16キャラクタ長さの拡散コードを使用することが
でき、この場合に、ベーストランシーバステーションの全容量をある瞬間に使用
することができ、新たなユーザは、ダウンリンクに対してデータ送信リソースに
アクセスすることができない。
【0004】 アップリンクにおいては、各ユーザがベーストランシーバステーションの全コ
ードツリーにアクセスできるので、この問題は存在しない。種々のユーザは、各
ユーザに特定のスクランブルコードで互いに区別される。例えば、直接シーケン
ス広帯域コード分割多重アクセス方法(DS W−CDMA)を使用する普遍的
な移動テレコミュニケーションシステム(UMTS)は、512個の異なるスク
ランブルコード及び256個の異なる拡散コードをダウンリンクに有する。アッ
プリンクでは、スクランブルコードの数が著しく多く、数百万個の異なるコード
となる。ベーストランシーバステーションは、通常、各送信器ごとに1つのスク
ランブルコードしか使用しないことに注意されたい。
【0005】 現在の移動電話システムでは、スピーチ及びデータの両方に使用されるデータ
送信レートは、比較的低く、リソースの問題を制御下に保持することができる。
新たな移動電話システムでは、種々のコンピュータアプリケーションのワイヤレ
ス遠隔使用にために、使用するデータ送信レートが現在のシステムより著しく高
い。コンピュータアプリケーションは、種々のデータベースアプリケーション、
E−メール、WWWブラウザ、等を含む。
【0006】 例えば、CDMA2000システムは、基本的チャンネルと補足的チャンネル
を使用した解決策を開示している。基本的チャンネルは、データリンクレイヤの
MAC(媒体アクセス制御)サブレイヤのシグナリングを送信し、これは、高い
送信レートを伴う補足的チャンネルが基本的チャンネルに加えて使用されるかど
うかを指示する。この解決策に伴う問題は、拡散コードの変更によるチャンネル
送信レートの迅速な変更をサポートしないことである。というのは、MACサブ
レイヤのシグナリングは、拡散コードを変更するのに使用され、これは、比較的
低速なプロセスだからである。
【0007】
【発明の開示】
従って、本発明の目的は、上記問題を解消するための方法及びこの方法を実施
する装置を開発することである。これは、以下に述べる方法により達成される。
即ち、この方法は、移動電話システムにおいて無線ネットワークサブシステムか
らユーザ装置へデータを送信する方法であって、無線ネットワークサブシステム
が専用の制御チャンネルをユーザ装置へ送信し、無線ネットワークサブシステム
が可変データ送信レートの専用トラフィックチャンネルをユーザ装置へ送信し、
送信中に、無線ネットワークサブシステムが各チャンネルを拡散コードで拡散し
、トラフィックチャンネルを拡散するのに使用される拡散コードが必要なデータ
送信レートに基づいて変更されるという方法である。この方法において、制御チ
ャンネルの各フレームは、送信時に対応するトラフィックチャンネルフレームを
拡散するところの拡散コードを指示する。
【0008】 又、本発明は、専用の制御チャンネルをユーザ装置に送信し、可変データ送信
レートの専用トラフィックチャンネルをユーザ装置に送信し、送信中に各チャン
ネルを拡散コードで拡散し、トラフィックチャンネルを拡散するのに使用される
拡散コードを必要なデータ送信レートに基づいて変更するような無線ネットワー
クサブシステムにも係る。この無線ネットワークサブシステムは、各制御チャン
ネルフレームにおいて、送信時に対応するトラフィックチャンネルフレームを拡
散するところの拡散コードを指示する。
【0009】 更に、本発明は、無線ネットワークサブシステムにより送信される専用の制御
チャンネルを受信し、無線ネットワークサブシステムにより送信される可変デー
タ送信レートの専用トラフィックチャンネルを受信し、そして拡散コードで各チ
ャンネルの拡散を取り除くようなユーザ装置にも係る。このユーザ装置は、対応
するトラフィックチャンネルフレームを拡散するところの拡散コードを各制御チ
ャンネルフレームから読み取る。
【0010】 本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。 本発明は、対応するトラフィックチャンネルを拡散するところの拡散コードを
各制御チャンネルフレームにおいて指示することをベースとする。 本発明の方法及びシステムは、多数の効果を発揮する。データ送信レートは、
適当な拡散コードを選択することにより、各フレームによっても、迅速に変更す
ることができる。これは、無線リソースを効率的に使用できるようにする。
【0011】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 本発明は、コード分割多重アクセス方法(CDMA)を用いる種々の移動電話
システムに使用することができる。以下、本発明は、直接シーケンス広帯域コー
ド分割多重アクセス方法を用いる普遍的移動電話システムに使用するものとして
説明するが、これに限定されるものではない。以下の例は、WCDMAシステム
の仕様をベースとするが、それに関する詳細な情報は、参考としてここに取り上
げるETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダーズ・イン
スティテュート)仕様書「The ETSI UMTS Terrestrial Radio Access (UTRA) IT
U-R RTT Candidate Submission (Tdoc SMG2 260/98, May/June 1998)」から得ら
れる。
【0012】 図1A及び1Bを参照して普遍的移動電話システムの構造を説明する。図1B
は、本発明を説明するのに重要なブロックしか含まないが、通常の移動電話シス
テムは、ここで詳細に説明する必要のない他の機能及び構造も含むことが当業者
に明らかである。移動電話システムの主たる部分は、コアネットワークCNと、
普遍的移動電話システム(UMTS)の地上無線アクセスネットワークUTRA
Nと、ユーザ装置UEとである。CNとUTRANとの間のインターフェイスは
Iuと称し、そしてUTRANとUEとの間のエアインターフェイスはUuと称
する。
【0013】 UTRANは、無線ネットワークサブシステムRNSを備えている。RNS間
のインターフェイスは、Iurと称する。RNSは、無線ネットワークコントロ
ーラRNC及び1つ以上のノードBを備えている。RNCとBとの間のインター
フェイスは、lubと称する。ノードBのサービスエリア、即ちセルは、図1B
にCで示されている。 図1Aの表示は非常に抽象的であるので、図1BにおいてUMTSの部分にほ
ぼ対応するGSMシステムの部分を述べることにより明確となろう。図示された
マッピングは、強制ではなく、近似である。というのは、UMTSの異なる部分
の役割及び機能がまだプランニング中だからである。
【0014】 図1Bは、移動電話システムに接続されたコンピュータ100から、インター
ネット102を経て、ユーザ装置UEに接続されたポータブルコンピュータ12
2へ行なわれるパケット転送を示している。ユーザ装置UEは、例えば、固定タ
ーミナル、乗物に配置されたターミナル、又はポータブルターミナルである。無
線ネットワークUTRANのインフラストラクチャーは、無線ネットワークサブ
システムRNS、即ちベーストランシーバステーションシステムを備えている。
無線ネットワークサブシステムRNSは、無線ネットワークコントローラRNC
、即ちベースステーショントンとローラと、その制御下にある少なくとも1つの
ノードB、即ちベーストランシーバステーションとを備えている。
【0015】 ベーストランシーバステーションBは、マルチプレクサ114と、トランシー
バ116と、制御ユニット118とを有し、これは、トランシーバ116及びマ
ルチプレクサ114の動作を制御する。マルチプレクサ114では、多数のトラ
ンシーバ116により使用されるトラフィック及び制御チャンネルが送信リンク
lubに配置される。 ベーストランシーバステーションBのトランシーバ116は、アンテナユニッ
ト120に接続され、これにより、ユーザ装置UEへの両方向性無線リンクUu
が形成される。両方向性無線リンクUuを経て送信されるべきフレームの構造は
明確に規定されている。
【0016】 無線ネットワークコントローラRNCは、グループスイッチングフィールド1
10及び制御ユニット112を備えている。グループスイッチングフィールド1
10は、スピーチ及びデータ接続に使用されると共に、シグナリング回路を接続
するのに使用される。ベーストランシーバステーションB及び無線ネットワーク
コントローラRNCにより形成されるベースステーションシステムは、トランス
コーダ108も備えている。無線ネットワークコントローラRNCとベーストラ
ンシーバステーションBとの間の作業分担及びそれらの物理的構造は、実施に基
づいて変化し得る。通常、ベーストランシーバステーションBは、上述したよう
な無線経路実施を遂行する。無線ネットワークコントローラRNCは、通常、次
のものを遂行する。無線リソースの管理、セル間のハンドオーバーの制御、電力
調整、タイミング及び同期、そしてユーザ装置のページング。
【0017】 トランスコーダ108は、通常、移動スイッチングセンター106にできるだ
け接近して配置される。というのは、スピーチを移動電話システムのフォーマッ
トでトランスコーダ108と無線ネットワークコントローラRNCとの間で送信
して、送信容量を節約できるからである。トランスコーダ108は、公衆交換電
話ネットワークと移動電話ネットワークとの間に使用されるスピーチの異なるデ
ジタルコードフォーマットを互いに適合し得るように変換し、例えば、公衆ネッ
トワークの64kビット/sフォーマットからセルラーネットワークの別のフォ
ーマット(例えば、13kビット/s)へ又はそれとは逆に変換する。必要とさ
れるハードウェアは、詳細には示さないが、スピーチ以外のデータは、トランス
コーダ122では変換されないことに注意されたい。制御ユニット112は、コ
ール制御、移動管理、統計学的情報の収集、及びシグナリングを遂行する。
【0018】 コアネットワークCNは、UTRANに対して外部であって移動電話システム
に属するインフラストラクチャーを備えている。図1Bは、コアネットワークC
Nの要素の2つ、即ち移動交換センター106及びゲートウェイ移動交換センタ
ー104を示しており、これは、移動電話システムから外界への、このケースで
はインターネット102への接続を取り扱う。 図5は、ユーザ装置UEの構造例を示す。ユーザ装置UEの重要な部分は、ユ
ーザ装置のアンテナ502へのインターフェイス504と、トランシーバ506
と、ユーザ装置の制御部分510と、バッテリ514へのインターフェイス51
2である。ユーザインターフェイスは、通常、ディスプレイ500と、キーボー
ド508と、マイクロホン516と、スピーカ518とを備えている。
【0019】 図2Aは、無線送信器−受信器対の動作を示す。図2Aは、無線送信器がノー
ドBに配置されそして無線受信器がユーザ装置UEに配置されたダウンリンクの
ケースを示す。 図2Aの上部は、無線送信器の重要な機能を示す。物理的なチャンネルに位置
する種々のサービスは、スピーチ、データ、動画及び静止画映像、並びにシステ
ムの制御チャンネルを含み、これは、無線送信器の制御部分214において処理
される。この図は制御チャンネル及びデータの処理を示す。異なるサービスは、
異なるソースコード手段を必要とし、例えば、スピーチは、スピーチコーデック
を必要とする。しかしながら、明瞭化のために、ソースコード手段は、図2Aに
は示さない。
【0020】 次いで、ブロック202A及び202Bにおいて異なるチャンネルに対し異な
るチャンネルコード化が実行される。チャンネルコード化は、例えば、異なるブ
ロックコードを含み、その一例が繰り返し冗長チェック(CRC)である。加え
て、コンボリューションコード及びその種々の変形、例えば、パンクチャード・
コンボリューションコード又はターボコードが通常使用される。 異なるチャンネルがチャンネルコード化されるときは、それらがインターリー
バー204A、204Bにおいてインターリーブされる。インターリーブの目的
は、エラー修正を容易にすることである。インターリーブ動作において、異なる
サービスのビットがあるやり方で混合され、この場合に、無線経路の瞬間的なフ
ェージングは、必ずしも、送信情報を識別不能にしない。インターリーブされた
ビットは、拡散コードで拡散され、スクランブルコードでスクランブルされ、そ
してブロック206A、206Bにおいて変調され、その動作については、図2
Bで詳細に述べる。個々の信号は、ブロック208において、1つの送信器を経
て送信されるように合成される。
【0021】 更に、この合成された信号は、異なる電力増幅器と、帯域巾を制限するフィル
タとを含む高周波部分210へ送られる。次いで、アンテナ212を経て無線経
路Uuへアナログ無線信号が送信される。 図2Aの下部は、無線受信器の重要な部分を示す。この無線受信器は、通常、
RAKE受信器である。アナログ高周波信号は、無線経路Uuからアンテナ23
4で受信される。この信号は、所望の帯域巾以外の全ての周波数を阻止するフィ
ルタを含む高周波部分232へ送られる。その後、この信号は、復調器230に
おいて中間周波に変換されるか、又は基本帯域に直接変換され、このように変換
された信号は、次いで、サンプリングされ、イコライズされる。
【0022】 当該信号が多経路伝播信号であるときには、公知の多数のRAKEフィンガー
より成るブロック228において異なる経路を経て伝播した信号成分を合成する
ことが目的となる。RAKEフィンガーによって異なる時間遅延で受け取られる
信号成分は、受信信号を、所定の時間遅延で遅延された使用された拡散コードと
相関することによりサーチされる。信号成分の時間遅延が分かると、その同じ信
号に属する信号成分が合成される。同時に、信号に物理的チャンネルの拡散コー
ドを乗算することにより信号成分の拡散が取り除かれる。次いで、受信した物理
的チャンネルのインターリーブが、デインターリーブ手段226において除去さ
れる。
【0023】 デインターリーブされた物理的チャンネルは、次いで、デマルチプレクサ22
4において種々のチャンネルのデータ流へと分散される。チャンネルは、それ自
身のチャンネルデコードブロック222A、222Bへ各々向けられ、そこで、
送信に使用されたブロックコード又はコンボリューションコードのようなチャン
ネルコードがデコードされる。コンボリューションコードは、ビタビデコーダで
デコードされるのが好ましい。各送信チャンネル220A、220Bは、次いで
、必要な更に別の処理手段へ送られ、例えば、データ220は、ユーザ装置UE
に接続されたコンピュータ122へ送られる。システムの制御チャンネルは、無
線受信器の制御部分236に送られる。
【0024】 図2Bは、拡散コードでのチャンネルの拡散及びその変調を詳細に示す。この
図において、チャンネルのビット流は、左側からブロックS/Pへ到着し、ここ
で、各2ビットシーケンスは、シリアルモードからパラレルモードへ変換され、
即ち1つのビットが信号のI岐路へ送られ、そして第2ビットがQ岐路へ送られ
る。信号のI及びQ岐路は、同じ拡散コードCchで乗算され、この場合、比較的
狭帯域の情報が広い周波数帯域に拡散される。各リンクUuはそれ自身の拡散コ
ードを有し、これにより、受信器は、それに意図された送信を識別する。次いで
、信号は、各送信器ごとに異なるスクランブルコードCscrambをそれに乗算する
ことによりスクランブルされる。得られる信号のパルスフォーマットは、フィル
タp(t)でフィルタされる。更に、この信号は、互いに90°ずれた異なる分岐
を乗算することによって高周波搬送波に変調され、このように得られた分岐が1
つの搬送波に合成され、考えられるフィルタ動作及び電力増幅はさておき、無線
経路Uuへと送信される準備ができる。ここに述べる変調方法は、QPSK(直
角位相シフトキーイング)である。
【0025】 図4Aは、異なる拡散コードを示す。各ポイント400は、1つの考えられる
拡散コードを表わす。縦の破線は、異なる拡散ファクタSF=1、SF=2、S
F=4、SF=8、SF=16、SF=32、SF=64、SF=128、SF
=256を示す。各縦の破線におけるコードは、相互に直交する。従って、せい
ぜい256の異なる相互に直交する拡散コードを同時に使用することができる。
例えば、UMTSにおいては、4.096メガチップ搬送波を使用するときに、
SF=256の拡散ファクタが32kビット/sの送信レートに対応し、そして
それに対応して、最も高い実際の送信レートが拡散ファクタSF=4で得られ、
それにより、データ送信レートは、2048kビット/sとなる。従って、チャ
ンネルの送信レートは、32、64、128、256、512、1024及び2
048kビット/sと段々に変化し、一方、拡散ファクタは、対応的に256、
128、64、32、16、8及び4と変化する。ユーザに使用できるデータ送
信レートは、使用するチャンネルコードに依存する。例えば、1/3コンボリュ
ーションコードを使用するときには、ユーザのデータ送信レートは、チャンネル
のデータ送信レートのほぼ1/3となる。拡散ファクタは、拡散コードの長さを
示す。例えば、拡散ファクタSF=1に対応する拡散コードは、(1)である。
拡散ファクタSF=2は、2つの相互に直交する拡散コード(1,1)及び(1
,−1)を有する。更に、拡散コードSF=4は、4つの相互に直交する拡散コ
ードを有し、高レベル拡散コード(1,1)のもとでは、拡散コード(1,1,
1,1)及び(1,1,−1,−1)があり、そして第2の高レベル拡散コード
(1,−1)のもとでは、拡散コード(1,−1,1,−1)及び(1,−1,
−1,1)がある。従って、拡散コードの形成は、コードツリーの下位レベルに
向かって続けられる。あるレベルの拡散コードは、常に、相互に直交する。同様
に、あるレベルの拡散コードは、同じレベルの別の拡散コードから導出された全
ての低レベル拡散コードと直交する。
【0026】 図3を参照し、どんな種類のフレーム構造を物理的チャンネルに使用できるか
について一例を説明する。フレーム340A、340B、340C、340Dは
1から72まで順次に番号がつけられており、720ミリ秒長さのスーパーフレ
ームを形成する。1つのフレーム340Cの長さは、10ミリ秒である。フレー
ム340Cは、16個のスロット330A、330B、330C、330Dに分
割される。1つのスロット330Cの長さは、0.625ミリ秒である。1つの
スロット330Cは、通常、電力を例えば1デシベル上下に調整する1つの電力
調整周期に対応する。
【0027】 物理的チャンネルは、2つの異なる形式、即ち専用の物理的データチャンネル
(DPDCH)310と、専用の物理的制御チャンネル(DPCCH)312と
に分割される。専用の物理的データチャンネル310は、データ306を送信す
るのに使用され、このデータは、OSI(オープンシステムズインターコネクシ
ョン)の第2レイヤ及びその上、即ち専用制御チャンネル及び専用トラフィック
チャンネルに発生される。専用の物理的制御チャンネル312は、OSIの第1
レイヤに発生された制御情報を送信する。制御情報は、チャンネル推定に使用さ
れるパイロットビット300と、送信電力制御コマンド(TPC)302と、任
意であるが、搬送フォーマットインジケータ(TFI)304とを含む。この搬
送フォーマットインジケータ304は、所与の時間にアップリンクの各専用物理
的データチャンネルに使用される送信レートを受信器に指示する。
【0028】 図3に示すように、ダウンリンクにおける専用の物理的データチャンネル31
0及び専用の物理的制御チャンネル312は、同じスロット330Cに対し時間
マルチプレクスされる。しかしながら、アップリンクでは、これらのチャンネル
は、並列に送信されて、各フレーム340Cに対してIQ/コードマルチプレク
スされ(I=同相、Q=直角位相)、そして二重チャンネルQPSK変調(二重
チャンネル直角位相シフトキーイング変調)を用いて送信される。付加的な専用
物理的データチャンネル310を送信する必要があるときには、それらが、第1
チャンネル対のI又はQ岐路に対してコードマルチプレクスされる。
【0029】 無線ネットワークサブシステムRNSからユーザ装置UEへデータを送信する
ための本発明の方法は、図6のフローチャートにより説明することができる。単
一の無線フレームに対する方法の実施は、ブロック600からスタートする。 次いで、ブロック602において、トラフィックチャンネルを拡散するのに使
用される拡散コードが、所要のデータ送信レートに基づいて変更される。トラフ
ィックチャンネルに対して選択される拡散コードは、Xで示されている。 次いで、ブロック604において、各制御チャンネルフレームは、対応するト
ラフィックチャンネルフレームを送信時に拡散する拡散コードを指示する。換言
すれば、拡散コードXの識別データが制御チャンネルフレームに入れられる。
【0030】 ブロック606では、無線ネットワークサブシステムRNSは、専用の制御チ
ャンネルフレームをユーザ装置UEへ送信する。送信中に、例えば、ブロック6
08の動作が実行され、ここでは、無線ネットワークサブシステムRNSが各チ
ャンネルを拡散コードで拡散する。ここで、制御チャンネルに対して選択された
拡散コードがYで示されている。 ブロック610において、無線ネットワークサブシステムRNSは、可変デー
タ送信レートの専用トラフィックチャンネルをユーザ装置UEへ送信する。可変
データ送信レートは、拡散コードを変更することにより得られ、図4Aを参照し
て述べたように、各拡散ファクタは、異なるデータ送信レートを有する。送信中
に、例えば、ブロック612の動作が実行され、ここでは、無線ネットワークサ
ブシステムRNSは、各チャンネルを拡散コードで拡散し、即ちトラフィックチ
ャンネルは、選択された拡散コードXで拡散される。
【0031】 従って、本発明では、送信器は、拡散コードXで拡散されたトラフィックチャ
ンネルフレームを送信する。送信器は、拡散コードYで拡散された当該トラフィ
ックチャンネルに関連した制御チャンネルフレームを送信する。制御チャンネル
フレームは、対応するトラフィックチャンネルフレームが拡散コードXで拡散さ
れていることを指示する。従って、受信器は、当該トラフィックチャンネルフレ
ームから拡散を除去することができる。従って、受信器は、当該トラフィックチ
ャンネルフレームのデータ送信容量/拡散コードがどんなものであるかを前もっ
て知る必要がない。
【0032】 制御チャンネルフレーム及びトラフィックチャンネルフレームの互いの関連性
は、何らかの方法で指示されねばならない。これを行う最も容易な方法は、フレ
ームがほぼ同時に送信されるように、関連性に例えばタイミングを結合すること
である。互いに関連された制御チャンネルフレーム及びトラフィックチャンネル
フレームは、同じ周波数において、異なる拡散コードで拡散されてそして実質的
に同時に、即ちせいぜい1つのフレーム長さだけ分離されて、送信されるのが好
ましい。
【0033】 本発明の好ましい実施形態では、トラフィックチャンネルを拡散するのに使用
される拡散コードXの識別データが制御チャンネルフレームの搬送フォーマット
インジケータに入れられる。これは、この機能のために新たなフィールドを定義
する必要がないという効果を与える。 図4Aに示すコードツリーの一部分は、制御チャンネルの使用に指定されねば
ならない。又、例えば、コードツリーをジャワー(Jower)レベルへ拡張すること
により拡散ファクタを1024へ増加することができ、これにより、8kビット
/sの充分なデータ送信レートを得ることができる。
【0034】 図4Bは、コードツリーがサブコードツリーに分割された1つの好ましい実施
形態を示し、あるレベルにおける1つの岐路は、当該サブコードツリーへのツリ
ーアクセスポイントであり、そしてツリーアクセスポイントより下の岐路は、当
該サブコードツリーに属する。図4Bにおいて、拡散ファクタSF=8の8つの
拡散コードの1つが、サブコードツリーのツリーアクセスポイントTAPとして
選択されている。又、サブコードツリーのサイズは、拡散ファクタSF=256
の拡散コードが使用されるべきでないように制限される。というのは、それらの
データ送信レート32kビット/sが比較的低いからである。従って、64kビ
ット/s、128kビット/s、256kビット/s、512kビット/s及び
1024kビット/sのデータ送信レートは、選択されたサブコードツリーで得
ることができる。ここに示すサブコードツリーは、多数の考えられるサブコード
ツリーの一例に過ぎず、システムにおけるサブコードツリーの仕様は、システム
に必要とされる特性、例えば、トラフィック量に依存する。トラフィックチャン
ネルのデータ送信レートは、その拡散コードの長さを変更することによって変え
られ、即ちサブコードツリーのレベル間を移動することによって変えられる。
【0035】 1つの好ましい実施形態では、サブコードツリーの各拡散コードが、合意され
たやり方で番号付けされ、そして当該番号が搬送フォーマットインジケータに入
れられる。図4Bの例では、拡散コードが1から32まで番号付けされる。番号
1ないし31の各々は、1つの拡散コードを識別し、そして番号32は、当該フ
レームに拡散コードが使用されないことを指示し、即ち当該フレームの容量を、
ある制約を伴い別のリンクにより自由に使用できることを指示する。
【0036】 上記制約は、各々の場合に使用される拡散コードが相互に直交しなければなら
ないことによるものである。拡散コードは、サブツリーのツリーアクセスポイン
トTAPへの経路上において他のコードが使用されず且つ経路上において当該拡
散コードより低いレベルの拡散コードが使用されない場合にのみ使用できる。例
えば、拡散コード4が使用されている場合には、それより低いレベルの拡散コー
ド8、9、16、17、18及び19を使用することができない。むしろ、拡散
コード5、6、7及びそれより低いレベルの全ての拡散コード10ないし15及
び20ないし31を使用することができる。拡散コード1が使用されている場合
には、サブコードツリーの拡散コード2ないし31は、いずれも使用することが
できない。
【0037】 又、サブコードツリーにおける拡散コードの番号付けは、1つの番号が2つ以
上の並列な拡散コードに対応するように実施することができる。従って、受信器
にマルチコード受信を使用したときに、例えば、無線波の望ましくない伝播状態
において或いはユーザ装置における受信器の制約により、あまりに小さい拡散比
の使用を回避することができる。高い送信比が必要とされるときには、サブコー
ドツリーの番号を低い拡散コードレベルから開始することができる。
【0038】 典型的な状態は、システムが64kビット/sリンクの多数のユーザを有する
ことであり、これは、例えば、拡散コード16ないし27が使用されることを意
味する。このような場合に、拡散コード1ないし6及び8ないし13は、もちろ
ん、使用できない。むしろ、拡散コード7、14、15及び28−31を使用す
ることができる。従って、システムは、上記ユーザに加えて、1人のユーザ、例
えば、拡散コード7を使用しそしてそれと共に送信レート256kビット/sを
使用するユーザをもつことができる。
【0039】 従って、上記ルールによれば、同じサブコードツリーから、ユーザ装置の1つ
以上のユニットに対する拡散コードを選択することができる。無線ネットワーク
サブシステムは、拡散コードを割り当てる。サブコードツリーが混雑状態になっ
たときには、ユーザ装置を別のサブコードツリーに移行することができる。ここ
に述べる方法は、データセキュリティについても良好である。というのは、フレ
ームが属していない受信器がそのフレームを偶発的に検出した場合にも、高いレ
ベルにおいて使用される保護機能、例えば、GSMシステムでは暗号化が、フレ
ーム内のデータを読めないように確保するので、問題ないからである。或いは、
CDMA2000システムの第1レイヤで行なわれるように、スクランブリング
を遂行することもできる。
【0040】 無線インターフェイスUuにおけるチャンネルの処理は、ISO(国際規格化
団体)OSI(オープンシステムズインターコネクション)モデルの物理的レイ
ヤ、データリンクレイヤ及びネットワークレイヤより成るプロトコルアーキテク
チャーで遂行される。プロトコルスタックは、無線ネットワークサブシステムR
NS及びユーザ装置UEの両方に配置される。データリンクレイヤは、2つのサ
ブレイヤ、即ちMAC(媒体アクセス制御)サブレイヤ及びLAC(リンクアク
セス制御)サブレイヤに分割される。通常、上位レイヤに対し物理的レイヤによ
って与えられるサービスは、送信チャンネル及びその特性、例えば、使用拡散コ
ードを決定する。MACサブレイヤのタスクは、物理的レイヤへのアクセスを制
御することであり、例えば、搬送フォーマットインジケータの選択がこのサブレ
イヤにおいて行なわれる。物理的レイヤ、データリンクレイヤ及びネットワーク
レイヤのシグナリングは、制御チャンネルにおいて送信される。
【0041】 ユーザ装置は、搬送フォーマットインジケータを受信した後に無線ネットワー
クサブシステムに確認を送信せず、このシグナリングは、確認を伴わない物理的
レイヤのシグナリングとして実行される。これは、無線状態が悪い場合に、対応
するトラフィックチャンネルフレームと一緒に送信された拡散コードをユーザ装
置が読み取りできないことになる。このような場合に、上位レイヤのプロトコル
が、ARQ(自動繰り返し要求)方法を使用してパケットの再送信を管理する。
【0042】 無線ネットワークサブシステムは、サブコードツリーのツリーアクセスポイン
トをユーザ装置へ信号し、そしてユーザ装置は、無線ネットワークサブシステム
に確認を送信する。このシグナリングは、サブコードツリーのツリーアクセスポ
イントがあまり頻繁に変更されないので、MACサブレイヤ間で実行されるのが
好ましく、そしてシグナリングに欠陥がある場合、比較的困難な再シグナリング
を行う必要がないように確保しなければならない。
【0043】 1つの好ましい実施形態では、無線ネットワークサブシステムは、トラフィッ
クチャンネルフレームを、同じサブコードツリーに属するユーザ装置のユニット
に同期状態で送信する。これは、種々のリンク間のサブコードツリーの割り当て
が容易であるという効果を与える。というのは、異なるコードの指定が自由とな
り、そして新たなコードの指定が常にある瞬間に、一般的には1フレーム間隔で
行われるからである。 本発明では、制御チャンネルの所要データ送信レートは、できるだけ低いのが
好ましい。というのは、必要なシグナリングが大きなデータ送信容量を必要とせ
ず、1つの考えられるデータ送信レートは、8kビット/sだからである。
【0044】 1つの好ましい実施形態では、制御チャンネルは、チャンネル推定のためにパ
イロットビットを含む。従って、パイロットビットは、必ずしもトラフィックチ
ャンネルに必要とされず、即ち、トラフィックチャンネルは、ユーザの有効負荷
のみを含む。チャンネル推定は、制御チャンネルのパイロットビットでしか行う
ことができない。というのは、信号は同じチャンネルを通過し、拡散コードだけ
では困難だからである。 1つの好ましい実施形態では、無線ネットワークサブシステムは、異なるユー
ザ装置の制御チャンネルフレームをできるだけ同時に送信しない。この手順は、
チャンネル推定を容易にする。というのは、パイロットビットが異なる接続中に
できるだけ僅かに重畳するだけだからである。
【0045】 1つの好ましい実施形態では、制御データ以外の、例えばデータ又はスピーチ
は、制御チャンネルフレームの空容量において送信される。データは、回路交換
リンクパケットでもよい。というのは、制御チャンネル容量が全リンク中に指定
され、その間に制御チャンネルのデータ送信レートが固定されるからである。 制御チャンネルの拡散には、通常、同じ拡散コードが常に使用される。ハンド
オーバー中のみは、制御チャンネル拡散コードを変更する必要がある。当該制御
チャンネル拡散コードは、上述したように、制御チャンネルを使用するために指
定されたコードツリーの部分から、又はコードツリー以外のコードスペースから
選択される。しかしながら、拡散コードは、相互に直交しなければならず、この
ため、全てのシステムコードが、通常、コードツリーによって形成されることが
明らかである。
【0046】 本発明は、ソフトウェアで実施されるのが好ましい。無線ネットワークサブシ
ステムに必要とされる処理は、プロトコル処理ソフトウェア及び送信器動作制御
に対する変更を必要とする。対応的に、ユーザ装置では、プロトコル処理ソフト
ウェア及び受信器動作制御に対する変更を必要とする。 添付図面の例を参照して本発明を以上に説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の範囲内で種々の変更がなされ
得ることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 移動電話システムを示す図である。
【図1B】 移動電話システムを示す図である。
【図2A】 移動電話システムの送信器及び受信器を示す図である。
【図2B】 送信器において実行される拡散及び変調を示す図である。
【図3】 移動電話システムのチャンネルをフレームにおいて示す図である。
【図4A】 コードツリーを示す図である。
【図4B】 サブコードツリーを示す図である。
【図5】 ユーザ装置を示す図である。
【図6】 本発明の動作を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 5K022 EE11 EE22 EE32 5K067 AA11 BB02 CC08 CC10 DD11 EE02 EE10 EE72 GG04 JJ12

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動電話システムにおいて無線ネットワークサブシステム(R
    NS)からユーザ装置(UE)へデータを送信する方法であって、無線ネットワークサ
    ブシステム(RNS)が専用の制御チャンネルをユーザ装置(UE)へ送信し(606)、無線
    ネットワークサブシステム(RNS)が可変データ送信レートの専用トラフィックチ
    ャンネルをユーザ装置(UE)へ送信し(610)、送信中に、無線ネットワークサブシ
    ステム(RNS)が各チャンネルを拡散コードで拡散し(608,612)、そしてトラフィッ
    クチャンネルを拡散するのに使用される拡散コードが必要なデータ送信レートに
    基づいて変更される(602)という方法において、 各制御チャンネルフレームは、送信時に対応するトラフィックチャンネルフレ
    ームを拡散するところの拡散コードを指示する(604)ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 互いに関連した制御チャンネル及びトラフィックチャンネル
    フレームは、同じ周波数において、異なる拡散コードで拡散されて、実質的に同
    時に、即ちせいぜい1フレーム長さだけ分離されて送信される請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 制御チャンネルフレームは、トラフィックチャンネルを拡散
    するのに使用される拡散コードを示す搬送フォーマットインジケータを含む請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 拡散コードはコードツリーへと構成され、その第1レベルに
    おいてコードツリーのルートは1ビット拡散コードを含み、第2レベルは相互に
    直交する2ビット拡散コードを伴う2つの岐路を含み、第3レベルは相互に直交
    する4ビット拡散コードを伴う4つの岐路を含み、第4レベルは相互に直交する
    8ビット拡散コードを伴う8つの岐路を含み、第5レベルは相互に直交する16
    ビット拡散コードを伴う16の岐路を含み、第6レベルは相互に直交する32ビ
    ット拡散コードを伴う32の岐路を含み、第7レベルは相互に直交する64ビッ
    ト拡散コードを伴う64の岐路を含み、第8レベルは相互に直交する128ビッ
    ト拡散コードを伴う128の岐路を含み、第9レベルは相互に直交する256ビ
    ット拡散コードを伴う256の岐路を含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 コードツリーの拡散コードの一部分は、制御チャンネルの使
    用に対して指定される請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 コードツリーはサブコードツリーに分割され、あるレベルに
    おける1つの岐路はサブコードツリーへのツリーアクセスポイントであり、そし
    てそのツリーアクセスポイントより下の岐路は当該サブコードツリーに属する請
    求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 トラフィックチャンネルのデータ送信レートは、その拡散コ
    ードの長さを変更し、即ちサブコードツリーのレベル間を移動することにより、
    変更される請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 サブコードツリーの各拡散コードは、合意されたやり方で番
    号付けされ、そして当該番号が搬送フォーマットインジケータに入れられる請求
    項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記番号は少なくとも2つの並列な拡散コードを指す請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ユーザ装置は、搬送フォーマットインジケータを受け取っ
    た後に無線ネットワークサブシステムへ確認を送らない請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 物理的レイヤ、データリンクレイヤ及びネットワークレイ
    ヤのシグナリングは、制御チャンネルに送信される請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 無線ネットワークサブシステムは、サブコードツリーのツ
    リーアクセスポイントをユーザ装置へシグナリングし、そしてユーザ装置は、無
    線ネットワークサブシステムに確認を送信する請求項6に記載の方法。
  13. 【請求項13】 サブコードツリーのツリーアクセスポイントのシグナリン
    グは、データリンクレイヤにおけるMACサブレイヤのシグナリングとして行な
    われる請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 ユーザ装置の少なくとも2つの異なるユニットは、同じサ
    ブコードツリーの種々の拡散コードを使用する請求項6に記載の方法。
  15. 【請求項15】 無線ネットワークサブシステムは、拡散コードを割り当て
    る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 サブコードツリーが混雑状態になると、ユーザ装置は、別
    のサブコードツリーへ移行することができる請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 無線ネットワークサブシステムは、トラフィックチャンネ
    ルフレームを、同じサブコードツリーに属するユーザ装置のユニットへ同期状態
    で送信する請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 制御チャンネルのデータ送信レートは、できるだけ低くさ
    れる請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 制御チャンネルは、チャンネル推定のためのパイロットビ
    ットを含む請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 トラフィックチャンネルは、ユーザの有効負荷のみを含む
    請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 無線ネットワークサブシステムは、異なるユーザ装置の制
    御チャンネルフレームをできるだけ同時でないように送信する請求項1に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 制御データ以外の例えばデータ又はスピーチは、制御チャ
    ンネルフレームの空容量において送信される請求項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】 制御チャンネルの拡散には常に同じ拡散コードが使用され
    る請求項1に記載の方法。
  24. 【請求項24】 制御チャンネルのデータ送信レートは固定である請求項1
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記方法は、直接シーケンスの広帯域コード分割多重アク
    セス方法を使用する普遍的移動テレコミュニケーションシステムに使用される請
    求項1に記載の方法。
  26. 【請求項26】 専用の制御チャンネルをユーザ装置(UE)に送信し、可変デ
    ータ送信レートの専用トラフィックチャンネルをユーザ装置(UE)に送信し、送信
    中に各チャンネルを拡散コードで拡散し、トラフィックチャンネルを拡散するの
    に使用される拡散コードを必要なデータ送信レートに基づいて変更するような無
    線ネットワークサブシステム(RNS)において、 送信時に対応するトラフィックチャンネルフレームを拡散するところの拡散コ
    ードを各制御チャンネルフレームにおいて指示することを特徴とする無線ネット
    ワークサブシステム。
  27. 【請求項27】 上記無線ネットワークサブシステムは、互いに関連した制
    御チャンネル及びトラフィックチャンネルフレームを、同じ周波数において、異
    なる拡散コードで拡散して、実質的に同時に、即ちせいぜい1フレーム長さだけ
    分離して送信する請求項26に記載の無線ネットワークサブシステム。
  28. 【請求項28】 制御チャンネルフレームは、トラフィックチャンネルを拡
    散するのに使用される拡散コードの識別データを無線ネットワークサブシステム
    は入れるところの搬送フォーマットインジケータを含む請求項26に記載の無線
    ネットワークサブシステム。
  29. 【請求項29】 拡散コードはコードツリーへと構成され、その第1レベル
    においてコードツリーのルートは1ビット拡散コードを含み、第2レベルは相互
    に直交する2ビット拡散コードを伴う2つの岐路を含み、第3レベルは相互に直
    交する4ビット拡散コードを伴う4つの岐路を含み、第4レベルは相互に直交す
    る8ビット拡散コードを伴う8つの岐路を含み、第5レベルは相互に直交する1
    6ビット拡散コードを伴う16の岐路を含み、第6レベルは相互に直交する32
    ビット拡散コードを伴う32の岐路を含み、第7レベルは相互に直交する64ビ
    ット拡散コードを伴う64の岐路を含み、第8レベルは相互に直交する128ビ
    ット拡散コードを伴う128の岐路を含み、第9レベルは相互に直交する256
    ビット拡散コードを伴う256の岐路を含む請求項26に記載の無線ネットワー
    クサブシステム。
  30. 【請求項30】 無線ネットワークサブシステムは、コードツリーの拡散コ
    ードの一部分を制御チャンネルの使用に指定する請求項29に記載の無線ネット
    ワークサブシステム。
  31. 【請求項31】 無線ネットワークサブシステムは、コードツリーをサブコ
    ードツリーに分割し、あるレベルにおける1つの岐路はサブコードツリーへのツ
    リーアクセスポイントであり、そしてそのツリーアクセスポイントより下の岐路
    は当該サブコードツリーに属する請求項29に記載の無線ネットワークサブシス
    テム。
  32. 【請求項32】 無線ネットワークサブシステムは、トラフィックチャンネ
    ルのデータ送信レートを、その拡散コードの長さを変更し、即ちサブコードツリ
    ーのレベル間を移動することにより、変更する請求項31に記載の無線ネットワ
    ークサブシステム。
  33. 【請求項33】 無線ネットワークサブシステムは、サブコードツリーの各
    拡散コードを合意されたやり方で番号付けし、そして当該番号を搬送フォーマッ
    トインジケータに入れる請求項32に記載の無線ネットワークサブシステム。
  34. 【請求項34】 上記番号は、少なくとも2つの並列な拡散コードを指す請
    求項33に記載の無線ネットワークサブシステム。
  35. 【請求項35】 無線ネットワークサブシステムは、搬送フォーマットイン
    ジケータをユーザ装置へ送信した後にユーザ装置から確認を期待しない請求項3
    2に記載の無線ネットワークサブシステム。
  36. 【請求項36】 無線ネットワークサブシステムは、物理的レイヤ、データ
    リンクレイヤ及びネットワークレイヤのシグナリングを制御チャンネルに送信す
    る請求項26に記載の無線ネットワークサブシステム。
  37. 【請求項37】 無線ネットワークサブシステムは、サブコードツリーのツ
    リーアクセスポイントをユーザ装置へシグナリングし、そしてそのシグナリング
    に対する確認をユーザ装置から待機する請求項31に記載の無線ネットワークサ
    ブシステム。
  38. 【請求項38】 無線ネットワークサブシステムは、サブコードツリーのツ
    リーアクセスポイントのシグナリングを、データリンクレイヤにおけるMACサ
    ブレイヤのシグナリングとして行なう請求項37に記載の無線ネットワークサブ
    システム。
  39. 【請求項39】 無線ネットワークサブシステムは、ユーザ装置の少なくと
    も2つの異なるユニットに対して同じサブコードツリーの種々の拡散コードを使
    用する請求項31に記載の無線ネットワークサブシステム。
  40. 【請求項40】 無線ネットワークサブシステムは、拡散コードを割り当て
    る請求項39に記載の無線ネットワークサブシステム。
  41. 【請求項41】 サブコードツリーが混雑状態になると、無線ネットワーク
    サブシステムは、ユーザ装置を別のサブコードツリーへ移行する請求項40に記
    載の無線ネットワークサブシステム。
  42. 【請求項42】 無線ネットワークサブシステムは、トラフィックチャンネ
    ルフレームを、同じサブコードツリーに属するユーザ装置のユニットへ同期状態
    で送信する請求項26に記載の無線ネットワークサブシステム。
  43. 【請求項43】 無縁ネットワークサブシステムは、制御チャンネルのデー
    タ送信レートをできるだけ低くセットする請求項26に記載の無線ネットワーク
    サブシステム。
  44. 【請求項44】 無線ネットワークサブシステムは、チャンネル推定のため
    にトラフィックチャンネルにパイロットビットを入れる請求項26に記載の無線
    ネットワークサブシステム。
  45. 【請求項45】 無線ネットワークサブシステムは、トラフィックチャンネ
    ルに有効負荷のみを入れる請求項26に記載の無線ネットワークサブシステム。
  46. 【請求項46】 無線ネットワークサブシステムは、異なるユーザ装置の制
    御チャンネルフレームをできるだけ同時でないように送信する請求項26に記載
    の無線ネットワークサブシステム。
  47. 【請求項47】 無線ネットワークサブシステムは、制御データ以外の例え
    ばデータ又はスピーチを制御チャンネルフレームの空容量に入れる請求項26に
    記載の無線ネットワークサブシステム。
  48. 【請求項48】 無線ネットワークサブシステムは、制御チャンネルの拡散
    に常に同じ拡散コードを使用する請求項26に記載の無線ネットワークサブシス
    テム。
  49. 【請求項49】 無線ネットワークサブシステムは、制御チャンネルを固定
    のデータ送信レートで送信する請求項26に記載の無線ネットワークサブシステ
    ム。
  50. 【請求項50】 無線ネットワークサブシステムは、直接シーケンスの広帯
    域コード分割多重アクセス方法を使用する普遍的移動テレコミュニケーションシ
    ステムの一部分である請求項26に記載の無線ネットワークサブシステム。
  51. 【請求項51】 無線ネットワークサブシステム(RNS)により送信される専
    用の制御チャンネルを受信し、無線ネットワークサブシステム(RNS)により送信
    される可変データ送信レートの専用トラフィックチャンネルを受信し、そして拡
    散コードで各チャンネルの拡散を取り除くようなユーザ装置(UE)において、 対応するトラフィックチャンネルフレームを拡散するところの拡散コードを各
    制御チャンネルフレームから読み取ることを特徴とするユーザ装置。
  52. 【請求項52】 ユーザ装置は、無線ネットワークサブシステムにより同じ
    周波数において異なる拡散コードで拡散して実質的に同時に即ちせいぜい1フレ
    ーム長さだけ分離して送信された互いに関連する制御チャンネルフレーム及びト
    ラフィックチャンネルフレームを受信する請求項51に記載のユーザ装置。
  53. 【請求項53】 制御チャンネルフレームは、トラフィックチャンネルを拡
    散するのに使用される少なくとも1つの拡散コードの識別データをユーザ装置が
    読み取るところの搬送フォーマットインジケータを含む請求項51に記載のユー
    ザ装置。
  54. 【請求項54】 ユーザ装置は、制御チャンネルにおけるパイロットビット
    によりチャンネル推定を実行する請求項51に記載のユーザ装置。
  55. 【請求項55】 ユーザ装置は、制御チャンネルの拡散を除去するのに常に
    同じ拡散コードを使用する請求項51に記載のユーザ装置。
  56. 【請求項56】 ユーザ装置は、直接シーケンスの広帯域コード分割多重ア
    クセス方法を使用する普遍的移動テレコミュニケーションシステムに使用される
    請求項51に記載のユーザ装置。
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