JP2002519624A - コンピュータ化されたビークル整列システム - Google Patents

コンピュータ化されたビークル整列システム

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JP2002519624A
JP2002519624A JP2000519740A JP2000519740A JP2002519624A JP 2002519624 A JP2002519624 A JP 2002519624A JP 2000519740 A JP2000519740 A JP 2000519740A JP 2000519740 A JP2000519740 A JP 2000519740A JP 2002519624 A JP2002519624 A JP 2002519624A
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メイスン、ジェームス・ハーバート
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メイスン、ジェームス・ハーバート
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Abstract

(57)【要約】 ビークル整列計量システム1 は、測定手段2,3 と、その測定手段により示された寸法に対応して出力信号を発生するように構成された出力信号発生手段と、選択されたビークルの標準的な基準寸法に対応する基準データを記憶する記憶手段15と、出力信号を記憶手段からの選択された基準寸法と比較し、それらの間の変化を示すエラー信号を発生する比較手段と、変化の大きさの可視的な表示を与え、それによって構造的な誤整列の量的指示を与えるために使用される変化表示手段22とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は損傷を受けたまたは潜在的に損傷のある構造部材の測定、援助および
修理用システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
本発明は、主として自動車産業、特に板金工分野で使用される。それ故、本発
明はこの応用を参照して説明する。しかしながら、本発明はこの特別な使用分野
に限定されないことが認識されよう。
【０００３】 モータービークルの製造では、製造中にビークルの“ジギング”を援助し、
完成した製品の寸法の正確性をチェックするために構造に特別なデータ点を与え
ることが通常行われている。これらのデータ点はシャーシの穴、ボルトのヘッド
やナットまたはスタッドのような雄型または雌型の螺合部材、およびピン、ラッ
グ、懸架取り付け点のような他の形態等、種々の形態を取ることができる。これ
らは垂直面および水平面との両者で隔てられている。データ点は種々の設計パラ
メータと実用上の便宜性にしたがってモデルにより大きく変化している。
【０００４】 多数のタイプの既知の装置は測定が所定のビークル上の種々のデータ点間で
行われることを許容するように設計されている。製造業者によって与えられる基
準チャートまたは対応するビークルの対向面で行われた測定との比較により、こ
のような装置は構造の誤整列の程度の絶対的または少なくとも相対的指示を与え
る。これは損傷を受けたまたは潜在的に損傷のあるビークルの板金工による評価
および修理を容易にする。しかしながら多くの既知の装置は種々の面で不適切で
あることが認められている。
【０００５】 １つのタイプの従来技術の装置はビークル周囲に延在するように、回転可能
または他の方法でフロアに取付けられた固定アセンブリに接続されている周辺基
準フレームで構成されている。このような装置はビークル上のデータ点へ直接接
続するように適合されておらず、したがって種々のデータ点と製造業者の仕様間
に正確なまたは直接的な量的な相関を与えることができない。せいぜい、これら
はビークルの対向面の比較可能な点の間の不一致の相対的測定を与える。ビーク
ルの両側が損傷を受けているならばこれはあまり助けにはならないが、いずれに
せよ、ある平面の歪みを明白にしない。さらに、このような装置は構造的に脆弱
な傾向があり、特に正確な測定が臨界的であるビークルの正面および後面の先端
に隣接する部分は本質的に過剰な偏差を受ける。さらに、このような測定システ
ムでは、フロアに取付けられた固定アセンブリをビークルと正確に整列させるこ
とは困難または不可能である。このような理由で、このような装置はしばしばビ
ークルの対応する点の間で一貫した比較測定を与えることさえできず、これは必
要な正確度のレベルに対して誤整列の程度についての信頼性のある尺度を与える
のに必要である。
【０００６】 他の既知の装置は特別なデータ点への直接接続するように構成されており、
それによって製造業者により与えられた寸法仕様とビークル上のこれらの点の間
の測定を相関することができる。しかしながら、このような装置の多くは複雑で
、高価で、厄介であり、比較的多数の構成素子を含み、通常使用が困難で時間が
かかる。さらに、最も知られているこのタイプの装置は縦方向または横方向に隔
てられたデータ点の間の定量的測定を与えることだけが可能である。このように
、これらは通常、ビークルフレームの平行四辺形タイプの偏差、またはあるデー
タ点を超えた本体パネルの変形を検出することができない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ビークル上のデータ点へ直接接続するように構成され、対角線方向およびその
他の非直交方向測定を行うこともできる幾つかの装置が知られている。しかしな
がら、ビークル製造業者の仕様シートに設けられた多数の測定が任意の基準平面
に関して限定され、これは通常、測定装置に関連する本質的な基準平面とは異な
るので、大きな難点が残されている。結果として、各測定が行われるとき、行わ
れた実際の測定を基準データと相関し、それによって誤整列の程度の絶対量を確
認するためにオペレータが数学的計算を行うことが必要である。これらの計算は
、特に多数の補正係数または累算測定が含まれる場合に複雑になり、人間が誤る
可能性を非常に大きくする。
【０００８】 部分的にこの難点のために、専用のジグ、フレーム等は時折、ビークルのあ
る共通の形状およびモデルで製造されている。しかしながら、これらは高価にな
りがちであり、大きい設定時間を必要とする。結果として、このような装置は大
きな修理と関連してのみ経済的に実行可能であり、広範囲のビークルに容易に適
用可能ではない。
【０００９】 さらに、既知のシステムの欠点は、事故発生後、最初の誤整列の程度または
修理後の製造業者の仕様からの偏差を確認する手段が存在しないことである。結
果として、ビークルの修理は標準的であり、一度ビークルが再度組立てられると
、修理の正確性はチェックが困難である。保険会社は、ビークルに対する損傷を
確認し、それを結果的に、量的な項目で調節する手段を与えるために品質保証手
順を必要とする傾向が増加している。現在知られているシステムでは便利で正確
で信頼性があり価格的に実効的な方法でこれを実行することができない。
【００１０】 本発明の目的は、従来技術の１以上の欠点を克服または実質的に改善し、或
いは少なくとも便利な代替手段を与えることである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は測定手段と、測定手段により示された寸法に対応して出
力信号を発生するように構成された出力信号発生手段と、選択されたビークルの
標準的な基準寸法に対応する基準データを記憶する記憶手段と、出力信号を記憶
手段からの選択された基準寸法と比較しそれらの間の変化を示すエラー信号を発
生する比較手段と、変化の大きさを可視的に示しそれによって構造的な誤整列の
量的指示を与えるために使用される変化表示手段とを具備しているビークル整列
計量システムを提供する。
【００１２】 好ましくは、測定手段は伸長可能な測定テープを含んでおり、出力信号はテ
ープの動作的または伸ばされた長さを示している。
【００１３】 好ましくは、出力信号発生手段は、測定テープの伸ばされた長さを示す電流
または電圧形態の出力信号を発生するように構成されている位置トランスデュー
サを含んでいる。
【００１４】 好ましくは、システムは、出力信号にしたがって測定テープの伸ばされた長
さの可視的指示を表示し、それによって測定テープと出力信号の指示間の可視相
関を許容する出力信号表示手段をさらに含んでいる。
【００１５】 好ましくは、システムは、１対の前記測定テープの対を含んでおり、その一
方は水平面で測定するように構成され、他方は垂直面で測定するように構成され
ている。好ましくは、測定テープは相互に直交した関係でまたは共通のハウジン
グ上に支持される。
【００１６】 好ましくは、各測定テープに関連する出力信号表示手段はハウジング上にま
たはそれに隣接して配置される。ハウジングは好ましくは電子制御および信号処
理回路を含んでいる“ブラックボックス”も含んでいる。
【００１７】 好ましくは、記憶手段はポータブルコンピュータと関連され、コンパクトデ
ィスク、フロッピーディスク、内部ディスクドライブ、外部ディスクドライブ、
磁気テープドライブ、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読取り専用メモリ（
ＲＯＭ）、または任意の他の適切な電子装置または磁気記憶機構を含んでもよい
。
【００１８】 好ましくは、比較手段はコンピュータに関連するソフトウェアの形態を取る
。ソフトウェアは好ましくはエラー信号を発生するために、基準データと出力信
号を使用して動作のシーケンスを行うように構成されている。好ましくは、ソフ
トウェアはまたオペレータが記憶手段に含まれている標準的な基準寸法の範囲か
ら基準寸法を選択することを可能にするように構成されている。
【００１９】 好ましくは、変化表示手段はビークルで動作しながらエラー信号の直接的な
フィードバックをオペレータへ与えるようにハウジング上にまたはそれに隣接し
て配置されている。
【００２０】 好ましくは、記録装置は、オペレータにより入力されたコマンドに応答して
対応する基準寸法に対するエラー信号を記録し、それによって修理動作が実行さ
れる前および後の両方で、製造業者の仕様からの構造上の偏差量を永久的に記録
するように構成されている。
【００２１】 好ましくは、システムはさらにハウジング上にまたはそれに隣接して位置さ
れた遠隔動作可能なスクローリング機構を含んでおり、それによって予め選択さ
れた基準寸法の範囲にわたってオペレータがスクロールし、ビークルを動作しな
がら変化表示手段で対応する偏差のシーケンスを観察することを許容する。
【００２２】 好ましくは、システムはさらに、データバーと、データバーに滑動可能に取
付けられた１対の第１のキャリジアセンブリと、前記第１の各キャリジアセンブ
リをビークル上の各データ点に固定し、それによってビークルの下に横方向にデ
ータバーを懸架するように解放可能に構成された取付け手段と、接続手段により
前記データバーへ１端部で接続されているトラメルバーとを含んでおり、前記接
続手段はデータバーに沿って選択された位置へ調節可能にされ、データバーに関
するトラメルバーのユニバーサル動作の程度を可能にする。
【００２３】 好ましくは、ハウジングはデータバーに関する、すなわちビークル上のデー
タ点に関する測定を行うためトラメルバーに設置されるように構成されている。
【００２４】 好ましくは、ハウジングは垂直方向に方向付けされた測定テープへ接続する
ように構成され、水平方向のトラメルバーによりビークル上の選択されたデータ
点と結合するように構成された滑動可能な基準ポインタをさらに含んでいる。こ
のような方法によって、垂直テープはデータバーと基準ポインタ間の垂直距離を
示す測定を与え、水平テープはデータバーと基準ポインタとの間の水平距離の測
定を与える。
【００２５】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照にして説明するが、これは単なる
例示であり、発明の技術的範囲を限定するものではない。 最初に図１および２を参照すると、本発明はデジタルビークル整列計量システ
ム１を提供する。図２で最良に見られるように、システムは第１の伸長可能な測
定テープ２と第２の伸長可能な測定テープ３の形態の測定手段を含んでいる。測
定テープ２および３は一体化した測定モジュールを形成するように相互に直交す
る関係でハウジング４に取付けられている。第１のテープ２はほぼ水平の測定を
行うように構成され、第２のテープ３はほぼ垂直の測定を行うように構成されて
いる。各測定テープは可視指示６で較正されるフレキシブルなスチールブレード
５からなる。各テープはそれぞれのケーシング７内に回転可能に取付けられてい
るスプールから巻き戻されることにより伸ばされるように構成されている。各ハ
ウジング内のばね（図示せず）は通常の方法で、再度スプールに巻戻すことによ
りテープを弾性的に引込むように配置されている。
【００２６】 出力信号発生手段は各テープの動作的または引出された長さを示す出力信号
を発生するように適合されている。出力信号発生手段は理想的には位置トランス
デューサの形態を取り、この場合出力信号はテープの伸ばされた長さを示す電流
または電圧の形態を取る。好ましい実施形態では、位置トランスデューサはそれ
ぞれのテープのスプールと関連するロータリの電位差計を具備している。しかし
ながら代わりに、テープのブレードと関連する線形の電位差計が使用されてもよ
い。他の代替手段はテープブレードにパンチされた穴と関連して動作可能な光学
的読取装置、またはテープブレード上のバーコードと関連したバーコード読取装
置を含んでいる。デジタルバーニヤシステムまたはレーザ距離測定技術でさえ使
用されることができる。各測定テープのケーシング７はＬＣＤスクリーン８を含
んでおり、これはデジタル形態でテープの伸ばされた長さに対応して測定結果を
可視表示する。出力信号はＬＣＤスクリーン８に表示を発生すると共に、以下さ
らに詳細に説明するようにＲＳ 232出力ケーブル10へ送信される。代わりに出力
送信はＲＦまたは赤外線信号エンコーダまたはその他の適切な無線送信手段を使
用して行われてもよい。
【００２７】 システムは好ましくは、マイクロプロセッサ13、スクリーン14、内部メモリ1
5、プリンタ16を完備したポータブルコンピュータ12の形態の記憶手段をさらに
含んでいる。コンピュータに関連するデータ記憶機構はＣＤ ＲＯＭ、フロッピ
ーディスク、内部ハードディスク、磁気テープ、またはその他の適切な電子また
は磁気記憶手段であってもよい。
【００２８】 記憶手段はビークル製造業者によって与えられるような選択されたビークル
の標準的な寸法に対応して基準データを記憶するように構成されている。典型的
なビークル製造業者のデータシートの１例が図７に示されている。このようなデ
ータはＣＤ ＲＯＭ等で製造業者から得られてもよいが、そうでなくシステムへ
キー入力されてもよい。
【００２９】 システムはさらにコンピュータに負荷されるソフトウェアの形態で特徴17と
して符号で示されているような比較手段をさらに含んでいる。ソフトウェアはそ
れぞれの測定テープからの出力信号をコンピュータ中に記憶されている対応する
基準寸法と比較する予め定められた動作シーケンスを行うように構成されている
。ソフトウェアはその後、基準寸法と、実際に測定された対応する寸法との間の
変化を示すエラー信号を発生する。
【００３０】 システムはさらにハウジングまたはモジュール４上のＬＣＤスクリーン22の
形態の変化表示手段を含んでいる。コンピュータからのエラー信号はハウジング
内に信号処理回路を含んでいる“ブラックボックス”23に与えられ、変化測定と
してＬＣＤスクリーン22上にデジタル表示される。これはビークルで動作しなが
らオペレータへ構造的な誤整列の程度の直接的な量的指示を与える。
【００３１】 ソフトウェアはまた好ましくは、対応する基準寸法に関する変化としてエラ
ー信号を記録するように構成された記録機能も含んでいる。この機能はオペレー
タによる入力に応答してハウジングの“送信測定”キー24を介して付勢され、修
理作業前に製造業者の仕様からの最初の構造上の偏差の程度を記録する。また、
修理作業の実行後にオペレータが偏差を記録することも可能にする。したがって
この機能は以下さらに十分に説明するように、最初の損傷の程度と、その後の修
理の正確性との両者の永久的な記録を与える。
【００３２】 コンピュータはプリンタ16に接続され、修理動作の実行後にオペレータが報
告書のハードコピーを生成することを可能にする。これは保険業者とビークルの
所有者に、製造業者の仕様にしたがった基準寸法からの偏差が許容可能な誤差内
にあることを確認するための永久的な記録として使用されることができる。
【００３３】 スクロールキー25はまたコンピュータ中に記憶された予め選択された基準寸
法の範囲を通じてオペレータがスクロールすることを許容するようにハウジング
４上に設けられる。“変化表示”キー27を使用して、オペレータはビークルを動
作しながら変化測定の対応するシーケンスをＬＣＤスクリーン22上で直接観察す
ることもできる。
【００３４】 図３および４は測定テープと、ハウジングと、電子制御回路を含むブラック
ボックスと、関連するブラケットとを含んでいる測定モジュールの別の実施形態
および構造を示している。図４はさらに基準ポインタアセンブリに適合している
モジュールを示し、その動作を以下さらに十分に説明する。
【００３５】 システムは特に本明細書の参照文献としている豪州特許第669.195 号明細書
に記載されているタイプのビークル整列計量装置の基本的な機械的コンポーネン
トと関連して使用されるように設計されている。この装置の機械的特徴は参照文
献に記載されているのでここで十分には説明しない。しかしながら便宜上、基本
的な素子を以下簡単に説明する。
【００３６】 図１、５、６を参照すると、計量装置31は中間ウェブセクション35により相
互接続されているそれぞれ上部および下部フランジ33、34を具備している横方向
のデータバー32を含んでいる。２つの第１のキャリジアセンブリ40はデータバー
を横切るように上部フランジ33に滑動可能に取付けられる。ロック機構41はデー
タバー上の選択された位置にキャリジアセンブリが解放可能に固定されることを
可能にするために設けられる。交換可能な取付け機構42はビークル本体46上の選
択されたデータ点へ各キャリジアセンブリ40を固定するように解放可能に構成さ
れ、それによって通常は横方向の方向付けでビークルの下面へデータバーを取付
けるように構成されている。
【００３７】 トラメルバー50は接続アセンブリ51によりデータバー32へ１端部で接続され
ている。接続アセンブリはデータバーの下部フランジ34を横切るように滑動可能
に構成されたトラメルキャリジ52と、二重の回転台の形態のユニバーサルジョイ
ント53とを具備している。ユニバーサルジョイントは直交軸を中心に独立した回
転を許容する。第１のキャリジ40のように、トラメルキャリジ52はロック機構を
具備している。したがってトラメルキャリジはトラメルバーの近接端部がデータ
バーに沿って選択された位置に移動しロックされることを許容する。同時に、ユ
ニバーサルジョイントは少なくとも限定された程度のトラメルバーのユニバーサ
ル動作を許容する。調節可能なエンドストップ54はデータバー上のトラメルキャ
リジの横方向の運動の限界を規定する。
【００３８】 データバーはさらに垂直ウェブセクション35上に表示された較正されたスケ
ール58を具備している。第１のキャリジ40とトラメルキャリジ52はそれぞれのポ
インタ59を具備している。スケール58とポインタ59は共にデータバー上のキャリ
ジおよびトラメルバーの相対的位置の指示を与え、各キャリジの位置がビークル
のデータ点に関して決定されることを可能にする。
【００３９】 ハウジング４はトラメルバーの遠端部へ滑動されるように構成される。トラ
メルバーの方形断面プロフィールと、ハウジングの孔のそれに対応した方形形状
は測定モジュールの回転を阻止するが、トラメルバーに沿った縦方向の滑動動作
を可能にする。
【００４０】 装置はさらにハウジング４（図４参照）に関連する調節可能な基準ポインタ
アセンブリ62を具備している。基準ポインタは管状のロッドハウジング64内に滑
動可能に配置された内部ロッド63を具備している。ロッドの上端部は円錐形チッ
プ67で終端する。垂直の測定テープ３のブレード５はロッドハウジング64に接続
され、それによって測定テープ３はポインタのチップとトラメルバーとの間の垂
直距離を測定する。水平テープ２のブレードはトラメルバーの近接端部に接続さ
れ、基準ポインタとデータバーとの間の水平距離を測定する。
【００４１】 ハウジング４はさらにトラメルバーがレベルされ水平に方向付けされること
を許容するためスピリットレベル65をさらに含んでおり、基準ポインタはビーク
ル上の選択されたデータ点と結合する。
【００４２】 システムの動作を簡単に説明するために、特に図１、５、６を参照すると、
適切な取付け固定具42が最初にビークルのタイプ、データ点の特別な構造、およ
び受けた損傷の性質にしたがって選択される。選択された取付け固定具はその後
、それぞれのキャリジアセンブリ40に動作的に固定される。取付け固定具はその
後、提供され、選択されたデータ点へ固定されて、データバー32を位置（図５参
照）に固定する。多くの場合、データバーはビークルの下にほぼ水平方向にビー
クルの中心線を横切って懸架される。
【００４３】 調節可能なスピリットレベルアセンブリはハウジング上の取付けから外され
、ビークルのシャーシレール、ドアの下枠等のような概念的なほぼ公称上水平の
コンポーネントに置かれ、ゼロにされる。スピリットレベルはその後ハウジング
上に戻され、トラメルバーの遠端部へ滑動可能に取付けられる。このようにして
スピリットレベルはビークルに関する代替レベル基準として使用され、それによ
ってビークル自体は正確なレベルである必要はなくなる。キャリジアセンブリ40
はそれぞれのロック機構41を使用して手作業で固定され、データバーは選択され
たデータ点に関して強固に固定される。エンドストップもまたトラメルバーが横
方向の往復運動の限度におけるそれぞれのデータ点の直接下に位置されるような
位置に固定される。トラメルバーの全長はその後、相関されることが必要な特定
のデータ点を考慮して、必要な長さへ望遠鏡のように調節されることもできる。
【００４４】 このようにして設定された装置により、ビークル本体上の事実上任意の点は
相関されることができる。例えば、データ点ＡとＢの間の水平距離を測定するた
めに、キャリジは最初にデータバーの対応する側の適切なエンドストップ54と接
触するように移動される。エンドストップはその後、データ点Ｂのすぐ下のゼロ
位置にトラメルバーの近接端部を位置させる。ハウジングはその後、基準点がデ
ータ点Ａと整列するまでトラメルバーに沿って滑動される。ハウジングはグラブ
捩子66（図２）を使用してこの位置に固定される。このプロセス中、第１の測定
テープ２はスプールから巻き戻され、関連するＬＣＤスクリーン８上のデジタル
ディスプレイはデータ点ＡとＢ間の距離を示す。ビークルの他方の側のデータ点
Ａ' とＢ' との間の対応する距離を測定するために、接続キャリジ52は対向する
側のエンドストップに接触するまでデータバーに沿って単に滑動され、その点で
はトラメルバーの近接端部がデータ点Ｂ' の直接下に位置される。点Ｂ' はした
がってトラメルバーの新しい基準点になる。ポインタ67は対応するデータ点Ａ'
に与えられる。
【００４５】 それぞれのデータ点ＡまたはＡ' に接触するようにそれぞれの場合のスピリ
ットレベルを使用してトラメルバーをレベリングし、基準ポインタを調節するこ
とによって、第２の測定テープ３はポインタの相対的な高さと、ＡとＢ、Ａ' と
Ｂ' の間の垂直距離を示す。このおよび種々の他の測定技術は豪州特許第669,19
5 号明細書でさらに詳細に説明されている。
【００４６】 システムの電子的な面で動作について検討するために、図８を最初に参照す
ると、選択されたビークルの製造業者の仕様は最初に典型的にはＣＤ ＲＯＭか
らコンピュータに負荷される。その代わりに、情報は対話式ソフトウェアを使用
してデータシートから手作業で入力されることができる。ジョブ数、ビークル登
録番号、クライアント名、日付等の付加的な情報が付加されてもよい。付加的な
基準データはまた計量装置自体と関連する固定した寸法変化を考慮するために付
加されることができる。これは製造業者の仕様の基礎となる基準面が計量装置の
構造に固有の基準面と異なる場合に重要である。これらの較正要素は取付け機構
42の固定した高さ等を考慮する。オペレータはまた測定されているビークルが損
傷を有するかまたは修理されているかを示すため選択肢から選択されることもで
きる。
【００４７】 測定されるビークルの象限またはゾーンがその後選択され、示されているよ
うに“Ａ”、“Ｂ”、“Ｃ”、“Ｄ”として限定される。この詳細は損傷の性質
および程度とソフトウェアの構造に依存する。座標がその後選択されたデータ点
を限定するために入力される。長さ、幅、高さ、対角線についての関連した測定
が製造業者の仕様にしたがって入力される。このデータはビークルデータシート
からオペレータにより手作業でキー入力されるか、またはＣＤ ＲＯＭまたは電
子形態で与えられる仕様データからのソフトウェアにより自動的に抽出される。
この情報は“ビークルデータ”としてコンピュータスクリーン上に現れる。対応
するフィールドは“損傷を有する”および“修理された”状態のビークルから測
定を受信するためソフトウェアによって設定される。しかしながらこの段階では
、これらのフィールドは図８で示されているようにブランクである。オペレータ
はその後、計量装置のモジュール４へビークルデータ測定を送信するソフトウェ
アの“記録”機能を開始する。
【００４８】 オペレータはその後、前述したように、データバー、トラメルバー、ハウジ
ング、基準ポインタを使用してビークルを一度に１つづつ測定を進行させる。測
定モジュール上のスクロールキー25を使用して、オペレータはスクロールし、選
択的にＬＣＤスクリーン22上に、チェックされる予め選択された寸法を表示する
。“変化表示”キー27を使用して、オペレータはスクリーン上に、各特定された
寸法と、対応する測定との間の変化を表示できる。（一般的な板金技術および整
列技術を使用して）ビークルを操作することにより、表示された変化がゼロに近
付くまで、オペレータは構造上の変形を漸進的に修正することができる。オペレ
ータはプロセスを通じて、どの段階でも測定装置から離れる必要はなく、または
コンピュータスクリーン或いはデータシートを参照し直す必要なく、誤整列の程
度に関するフィードバックを連続して与えられる。
【００４９】 最後に、実際の測定と、特定された寸法との変化が許容可能な誤差内まで減
少されたとき、ハウジング上の“送信”キー24が最終的な測定結果をコンピュー
タへ送り返すために使用され、オペレータがビークルから離れる必要なくデータ
の報告書を編集する。
【００５０】 例えばＲＦまたは赤外線送信機および受信機を使用したデータの無線通信の
可能性により、測定モジュールと、システムの関連する構造の特徴と、コンピュ
ータとの間には物理的リンクは必要とされない。これはデータケーブルを作動す
るオペレータの非便宜性と潜在的な危険性を防止する。これはまた、コンピュー
タおよび関連するハードウェアが修理されるビークルから離れて位置されること
を可能にし、したがってビークルへのアクセスを最大にする。この装置はまた高
価なコンピュータハードウェアが、作業場の床上の限られた空間を占有せずに例
えばロック可能なオフィスの位置に固定して収納されることを可能にする。
【００５１】 図９で示されているように、ソフトウェアはデータ報告書を編集するために
使用されることができ、これは対応するフィールドでビークル基準データと、損
傷のあるビークルからの測定と、修理されたビークルからの測定を表示する。こ
のようにして、最初の損傷の程度と、修理後の製造業者の仕様からの最終的な偏
差があるとすればそれは容易に明白である。この報告書はコンピュータスクリー
ン上に表示され、ハードコピーとして印刷され、保証報告書の一部としてオペレ
ータにより署名される。
【００５２】 ビークルの基準データが容易に利用可能ではないならば、システムは比較モ
ードで使用されることができ、これはビークル自体の内部の対称性に依存する。
このモードでは測定は最初にビークルの損傷を受けていない部分で行われ、基準
データとして使用するためにハウジングの“送信”制御キー24を使用してコンピ
ュータへ送信される。それから対応する測定はビークルの損傷を受けた部分で行
われ、その差は変化またはエラー測定値として表示される。修理がその後前述し
たように進行される。
【００５３】 本発明は、データシートへの相関またはビークルの対応するデータ点の直接
比較によって、損傷のあるビークルについて広範囲の測定を行うための簡単で効
率的で価格が効率的なシステムを提供することが前述の説明から認識されるであ
ろう。システムは関連情報を測定モジュール自体上に表示し、その測定モジュー
ルはソフトウェアを駆動するのに必要な主要なコマンドキーも含んでいる。これ
は測定および修理プロセス中にオペレータがビークルから離れる必要性を無くす
。システムはしたがって一人のオペレータにより使用されることが容易であり、
最小の設定時間で任意のビークルに事実上適合するように構成されることができ
る。直交および対角線測定の両者と、複雑な空間的方向付けの競合する測定を行
うことも可能である。種々の計算と計算ステップはコンピュータにより実行され
るので、プロセスは非常に加速され、人間のエラーの可能性も非常に削減される
。またオペレータが基準データ、修理前のビークルからの測定、修理後の対応す
る測定を記載した報告書シートを作成することを可能にする設備も有効である。
これは作業の量と正確性を確認し、これらはビークルが再度組み立てられてしま
うと事件後を評価するのがしばしば困難であり時間がかかる。これら全てに関し
て、本発明は市場で従来技術よりも大きな改良を表している。
【００５４】 本発明を特定例を参照して説明したが、本発明は多数の他の形態で実施され
てもよいことが当業者により認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明にしたがったビークル整列計量システムを示している正面図。
【図２】 本発明の第１の実施形態にしたがった図１のシステムのハウジング上に直交し
て取付けられたデジタル測定テープを示している拡大斜視図。
【図３】 本発明の第２の実施形態にしたがった測定テープおよびハウジングを示してい
る斜視図。
【図４】 本発明の第３の実施形態にしたがった垂直基準ポインタと共に測定テープおよ
びハウジングを示している斜視図。
【図５】 ビークル本体の下面上のデータ点に適用された図１の計量装置を示した説明図
。
【図６】 図５で示されているビークルのデータ点の相関を示した斜視図。
【図７】 ビークルの製造業者により与えられるタイプのデータ仕様シートの典型例を示
した図。
【図８】 オペレータがジョブの設定、基準データの入力、測定データの入力、報告書の
編集に使用するときの、図１のシステムからのサンプルコンピュータスクリーン
を示した図。
【図９】 本発明にしたがった計量システムにより生成されるタイプのサンプルビークル
測定報告書を示している図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ， ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ， ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，Ｌ Ｕ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ， ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，Ｕ Ｇ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ Ｆターム(参考） 2F062 AA04 BC45 CC22 CC27 EE04 EE62 FF03 FG07 GG07 GG63 KK01 KK02 LL03 LL07 MM06 2F069 AA06 AA31 AA68 GG12 GG14 GG47 GG58 GG72 HH25 MM07 QQ03 QQ07 3D026 BA01 BA11

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 寸法測定手段と、測定手段により示された寸法に対応した出
    力信号を発生するように構成された出力信号発生手段と、選択されたビークルの
    標準的な基準寸法に対応する基準データを記憶する記憶手段と、出力信号を記憶
    手段からの選択された基準寸法と比較しそれらの間の変化を示すエラー信号を発
    生する比較手段と、変化の大きさを可視的に示しそれによって構造的な誤整列の
    量的指示を与えるために使用される変化表示手段とを具備しているビークル整列
    計量システム。
  2. 【請求項２】 前記寸法測定手段は伸長可能な測定テープを含んでおり、出
    力信号はテープの動作的または伸ばされた長さを示している請求項１記載のシス
    テム。
  3. 【請求項３】 前記測定テープは、可視的な指示表示を有し、較正されハウ
    ジング内に含まれるスプールから巻きほどかれて伸ばされるように構成されてい
    るフレキシブルなスチールブレードを具備している請求項２記載のシステム。
  4. 【請求項４】 スプールに再度巻込むことによりテープを引込むように弾性
    的であるバイアス手段をさらに含んでいる請求項３記載のシステム。
  5. 【請求項５】 前記出力信号発生手段は、測定テープの伸ばされた長さを示
    す電流または電圧形態の出力信号を発生するように構成されている位置トランス
    デューサを含んでいる請求項４記載のシステム。
  6. 【請求項６】 前記位置トランスデューサはテープのスプールに関連するロ
    ータリの電位差計である請求項５記載のシステム。
  7. 【請求項７】 前記位置トランスデューサはテープのブレードに関連する線
    形の電位差計である請求項６記載のシステム。
  8. 【請求項８】 出力信号にしたがって測定テープの伸ばされた長さの可視的
    指示を表示し、それによって測定テープと出力信号の指示との間の可視的な相関
    を許容する出力信号表示手段をさらに含んでいる請求項７記載のシステム。
  9. 【請求項９】 前記測定テープは１対を含んでおり、その一方は水平面での
    測定を行うように構成され、他方は垂直面での測定を行うように構成されている
    請求項２乃至８のいずれか１項記載のシステム。
  10. 【請求項１０】 前記測定テープは共通のハウジング内で相互に直交した関
    係で支持され、一体化された測定モジュールの一部を形成している請求項９記載
    のシステム。
  11. 【請求項１１】 それぞれの前記測定テープに関連する出力信号表示手段は
    前記ハウジング上にまたはそれに隣接して配置されている請求項１０記載のシス
    テム。
  12. 【請求項１２】 前記記憶手段はコンピュータの一部を形成している請求項
    １乃至１１のいずれか１項記載のシステム。
  13. 【請求項１３】 前記記憶手段は、ＣＤ ＲＯＭ、フロッピー（登録商標） ディスク、内部ハードディスク、磁気テープドライブ、ランダムアクセスメモリ （ＲＡＭ）、または読取り専用メモリ（ＲＯＭ）の１以上のものを含んでいる請 求項１２記載のシステム。
  14. 【請求項１４】 前記基準データは、コンピュータに関連するディスクドラ
    イブへダウンロードされるためＣＤ ＲＯＭの形態で最初に与えられる請求項１
    ３記載のシステム。
  15. 【請求項１５】 前記比較手段はエラー信号を発生するために、基準データ
    と出力信号を使用して動作のシーケンスを行うように構成されているソフトウェ
    アの形態を取る請求項１２乃至１４のいずれか１項記載のシステム。
  16. 【請求項１６】 前記ソフトウェアはオペレータが記憶手段からビークルの
    標準的な基準寸法の範囲から基準寸法を選択することを可能にするように構成さ
    れている請求項１５記載のシステム。
  17. 【請求項１７】 前記変化表示手段はビークルで動作しながらエラー信号の
    直接的なフィードバックをオペレータへ与えるようにハウジング上にまたはそれ
    に隣接して配置されている請求項１０乃至１６のいずれか１項記載のシステム。
  18. 【請求項１８】 オペレータにより入力されたコマンドに応答して対応する
    基準寸法に関してエラー信号を記録するように構成されている記録手段を具備し
    、それによって修理動作が実行された後で、仕様からの構造上の偏差の程度を記
    録するように構成されている請求項１乃至１７のいずれか１項記載のシステム。
  19. 【請求項１９】 記録手段は、仕様からの偏差が許容可能な誤差内であるこ
    とを確認するために、修理動作の実行後、報告書のハードコピーを生成するよう
    に構成されている印刷手段を含んでいる請求項１８記載のシステム。
  20. 【請求項２０】 ハウジング上にまたはそれに隣接して位置された遠隔動作
    可能なスクローリング機構を含んでおり、それによって選択された基準寸法の範
    囲にわたってオペレータがスクロールすることを可能にし、ビークルを動作しな
    がらエラー信号から得られた計算された変化測定結果の対応するシーケンスを変
    化表示手段で観察することを許容する請求項１０乃至１９のいずれか１項記載の
    システム。
  21. 【請求項２１】 データバーと、データバーに滑動可能に取付けられた１対
    の第１のキャリジアセンブリと、前記第１の各キャリジアセンブリをビークル上
    の各データ点に固定し、それによってビークルの下に横方向にデータバーを懸架
    するように解放可能に構成された取付け手段と、接続手段により前記データバー
    へ１端部で接続されているトラメルバーとをさらに含んでおり、前記接続手段は
    データバーに沿って選択された位置へ調節可能にされ、データバーに関するトラ
    メルバーのユニバーサル動作の程度を可能にする請求項１乃至２０のいずれか１
    項記載のシステム。
  22. 【請求項２２】 前記測定手段はデータバーに関して測定の読取りを行うた
    めにトラメルバー上に取付けられるように構成されている請求項２１記載のシス
    テム。
  23. 【請求項２３】 前記接続手段はデータバーを横切るように構成されている
    トラメルキャリジと、トラメルキャリジに取付けられたユニバーサルジョイント
    とを含んでおり、それによって非平行軸を中心に相対的な独立した回転を許容す
    る請求項２２記載のシステム。
  24. 【請求項２４】 前記ハウジングはさらに、ビークル上の選択されたデータ
    点と結合するように垂直方向に方向付けされた測定テープへ接続するように構成
    され、それによって、水平方向のトラメルバーにより垂直テープはデータバーと
    基準ポインタ間の垂直距離を示す測定を与え、水平テープはデータバーと基準ポ
    インタとの間の水平距離の測定を与える請求項１０乃至２３のいずれか１項記載
    のシステム。
  25. 【請求項２５】 トラメルバーがビークルに関して水平に方向付けされると
    きを示すための調節可能なレベリング手段をさらに含んでいる請求項２４記載の
    システム。
  26. 【請求項２６】 前記レベリング手段は取外し可能なスピリットレベルの形
    態を有している請求項２５記載のシステム。
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