JP2002519374A - クラミジアおよび類似細菌の感染と関連のある障害の治療のための方法および組成物 - Google Patents
クラミジアおよび類似細菌の感染と関連のある障害の治療のための方法および組成物Info
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Abstract
Description
よび類似の感受性微生物による感染に起因する、それにより悪化する、またはそ
れと関連のある血管疾患および他の疾患の治療のための薬学的組成物および方法
に関する。
ム粥腫が生じた後に凝固カスケードの活性化に伴う粥腫崩壊および血管閉塞など
が合併し、遠位組織の梗塞を引き起こすことが、大半の心筋梗塞、虚血性脳卒中
および他の虚血性組織傷害の原因となっている。血管疾患に対する従来の治療法
は、血塊形成を予防もしくは改善すること、または異脂肪血症もしくは高血圧な
どの血管疾患の危険因子を減らすことを目指している。肺炎クラミジアは最近報
告された微生物であり、アテローム粥腫から同定され、血管疾患の原因とみなさ
れている。これはマクロファージおよび内皮細胞内で増殖する偏性細胞内病原体
である。肺炎クラミジア(C. pneumoniae)感染は、感染後に細胞内に残留する
ことが特徴である。成人のほぼ50%は肺炎クラミジアに対して血清陽性であり、
ほとんどの人は呼吸経路を介して感染する。しかし、肺炎クラミジアに感染した
人がすべて血管疾患を発症するわけではない。この微生物のアテローム硬化組織
からの回収率は20〜60%の範囲であり、正常血管組織からは回収されていない。
肺炎クラミジア感染後にアテローム粥腫を生じる動物モデルが開発されている。
しかし、ヒトのアテローム硬化型血管疾患において肺炎クラミジアはコッホの条
件を満たしておらず、これは一部には感染誘発試験のもつ重大な性質、ならびに
この微生物が偏性細胞内病原体であることによる。2件にとどまるが、マクロラ
イド系抗生物質による単剤療法が有益と思われるとの治験が発表されている。こ
の2件の試験のうち一方(Gupta Sら、Circulation 1997、96、404〜407)ではア
ジスロマイシンを用いているが、初期療法後には有用性が持続しなかった。もう
一方の試験(Gurfinkel Eら、Lancet 1997、350、404〜407)ではロキシスロマ
イシンを単剤療法として用い、一部に有用性が認められたが、長期追跡に関する
報告はなされていない。別の試験(Sinisalo Jら、J Antimicrob. Chemother. 1
998、41、85〜92)ではテトラサイクリンを単剤療法として用いたが、臨床的有
用性は認められなかった。
と、広く集団の面でも個人の面でも薬剤耐性感染症の発症という重篤で有害な結
果を招くおそれがある。その他の臨床診療領域におけるこのような問題の重要な
例には、結核、ハンセン病およびヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pyl
ori)感染症が含まれる。併用療法を用いるようになっている細胞内感染を主と
する感染症のもう1つの特徴は、治療後の「抑制」と「根絶」という対立的な概
念と関係がある。肺炎クラミジアの治療にマクロライド系抗生物質を1クール用
いた場合、初期には重要と思える改善が臨床的に認められることがあるが、細胞
内感染は根絶したのではなく単に抑制されたのに過ぎず、患者にはその再発のリ
スクが絶えずある。細菌が再び増殖すれば疾患は再発し、治療を繰り返すことに
対する反応は、抗生物質耐性の獲得に伴って低下する。さらに、抗生物質の単剤
療法を広範に用いることにより、治療対象でない肺炎クラミジアおよび他の重要
なヒト病原体における薬剤耐性がさらに強くなる可能性がある。現時点では、臨
床的パラメーターの一過性改善をもたらす抗生物質の単剤療法は、実際には細菌
増殖の抑制を示しているに過ぎず、細菌は細胞内でさらに慢性的な感染期に入っ
ている可能性が高いことが認識されている。
状態を治療する方法であって、疾患の進行および細菌耐性の増強に伴う感染慢性
化が予防されるように初期感染を治療する方法に対する需要が存在する。
、クラミジア属菌および類似の感受性微生物、特に肺炎クラミジアによって引き
起こされる感染症の回復という点での臨床的有効性が優れていることを見いだし
た。事実、本発明の治療方法は、感染症を単に抑制するのではなく治療する可能
性が高く、耐性分離株の発生を防止する可能性が高いと思われる。
の日付より前には行われていない。本発明の日付前後に臨床試験を開始した当業
者は、単剤療法のみを用いている。本発明の日付の前には、肺炎クラミジア、他
のクラミジア属菌および類似の感受性微生物の治療のために抗生物質多剤療法を
用いることが必要とも望ましいとも考えられていなかった。さらに、過去にはこ
のような感染症に対して妥当と思われた治療法が存在したものの、発明者らは、
時間の経過に伴い、地域社会における細菌の感受性が、さらに強力でしかも安全
な治療法の発明および開発を必要とするさらに「治癒困難な」感染症をもたらす
方向に変化していることに気づいた。本発明の1つの目的は、このような改良さ
れた治療法を提供することである。
要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染と関
連のある状態の治療または予防のための方法であって、テトラサイクリン、マク
ロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スル
ホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノンからなる群より選択
される、少なくとも2種類の異なる抗生物質または抗菌薬の有効量を患者に投与
することを含む方法を提供する。
ステリア属、バルトネラ属などの「非定型的」病原体、ならびにレプトスピラ症
およびQ熱の病原微生物などの、培養が難しい他のものを含むと定義される。
たは類似の感受性微生物による感染症と関連のある状態の治療または予防のため
の医薬品の製造を目的とする、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キ
ノロン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモ
キサゾールおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される少なくとも2種類
の異なる抗生物質または抗菌薬の使用も提供する。
たは類似の感受性微生物による感染症と関連のある状態の治療または予防のため
に用いる、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフ
ェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオ
キサゾリジノンからなる群より選択される少なくとも2種類の異なる抗生物質ま
たは抗菌薬を提供する。
におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染症と関連のある状
態の治療または予防のための薬学的組成物であって、テトラサイクリン、マクロ
ライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホ
ンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノンからなる群より選択さ
れる少なくとも2種類の異なる抗生物質または抗菌薬を含む組成物を提供する。
第2の抗生物質または抗菌薬を含む薬学的組成物であって、前記抗生物質または
抗菌薬の少なくとも1つが薬学的に許容されるコーティングを施されており、前
記抗生物質または抗菌薬がテトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロ
ン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサ
ゾールおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される薬学的組成物を提供す
る。
、第1の薬学的に許容されるコーティングが施された第1の抗生物質または抗菌薬
を提供する工程、および選択的には第2の薬学的に許容されるコーティングが施
された、第2の抗生物質または抗菌薬を提供する工程、ならびにコーティングさ
れた第1の抗生物質または抗菌薬および選択的にはコーティングされた第2の抗生
物質または抗菌薬を単一剤形に組み入れる工程を含み、前記抗生物質または抗菌
薬がテトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコ
ール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾ
リジノンからなる群より選択される工程を提供する。
る。
、第4および1つもしくは複数のさらに異なる抗生物質または抗菌薬を投与するこ
とをさらに含む、第1の態様の方法を提供する。同様に、本発明は、第3の、また
は第3および第4の、または第3、第4および1つもしくは複数のさらに異なる抗生
物質または抗菌薬を含む、第2の態様の薬学的組成物を提供する。
含むが、必ずしも単独というわけではない」ことを意味するものと理解される必
要がる。「含む(comprise)」または「含む(comprises)」などの変形も同じ
意味をもつと理解される必要がある。
管疾患を有するか、またはそのリスクのある患者を治療するための方法および薬
学的組成物を提供する。本発明の方法は、感染症の治癒および臨床状態の回復を
もたらす。本発明はさらに、肺炎クラミジアおよび他のクラミジア属菌を含む細
胞内病原体に対して有効な抗菌薬の組み合わせを提供する。このため、本発明は
、クラミジア感染の血管合併症だけでなく、このような感染に起因する、または
それによって悪化する障害をも治療するための方法および薬学的組成物を提供す
る。このような障害には、喘息、慢性閉塞性肺疾患、痴呆、泌尿器および婦人科
臓器の粘膜クラミジア感染症が含まれる。
れが一因となるような障害を有する個体における持続的クラミジア感染を根絶す
るための方法および薬学的組成物を提供する。これらの障害には、腎血管性およ
び糸球体疾患、動脈疾患、末梢血管疾患、頸動脈および脳血管疾患、心房細動お
よび他の心不整脈、心筋梗塞、不安定および安定狭心症、心臓弁膜症、心筋症、
心筋炎および脈管炎を含む、冠動脈、大動脈、頸動脈および他の動脈が冒される
アテローム硬化型血管疾患、上気道および下気道感染症、肺炎、喘息、慢性気流
制限、サルコイドーシス、肺癌、肉芽腫性肝炎、痴呆、ならびに婦人科臓器およ
び泌尿器の粘膜感染症が含まれる。
に加えて、マイコプラズマ、バルトネラ、レプトスピラ症およびQ熱による感染
に起因する臨床的症状群に対しても有用である。
および少なくとも第2の抗生物質または抗菌薬の組み合わせを投与することによ
って、肺炎クラミジアおよび類似の感受性微生物に以前感染したか、または現在
感染している患者を治療する方法であって、第1および第2の抗菌薬がそれぞれ以
下のクラスの抗生物質または抗菌薬から選択される方法に関する:テトラサイク
リン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール、リファマイ
シン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノン。本発明
の主な用途は、肺炎クラミジアまたは類似の感受性微生物による感染後に起こる
血管疾患を有するか、またはそのリスクのある患者の治療にある。しかし、本明
細書の上記の箇所で開示した通り、本発明は、肺炎クラミジアまたは類似の感受
性微生物が一因となる他の障害の治療または予防も含む。
よび任意の付加的な抗生物質は、必然的にというわけではないが、好ましくは本
明細書の上記の箇所で特定したような異なるクラスの抗生物質から選択される。
例えば、本発明の方法に用いる抗生物質はそれぞれ異なるクラスから選択するこ
とが好ましく、クラスはテトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン
、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾ
ールおよびオキサゾリジノンからなる。同様に、本発明の薬学的組成物中に含ま
れる抗生物質はそれぞれ、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロ
ン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサ
ゾールおよびオキサゾリジノンから選択される異なるクラスから選択することが
好ましい。
をマクロライド系抗生物質から選択し、第2の抗生物質をテトラサイクリンおよ
びキノロンから選択する。したがって、第2の態様の1つの形態において、本発明
は、このような治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の感受
性微生物による感染と関連のある状態の治療のための薬学的組成物であって、マ
クロライド系抗生物質である第1の抗生物質ならびにテトラサイクリンおよびキ
ノロンから選択される第2の抗生物質を含む組成物を提供する。
生物質はそれぞれ以下の異なるクラスから選択され、抗生物質のクラスはテトラ
サイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール、リフ
ァマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノンか
らなる。
患者におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染と関連のある
状態の治療のための薬学的組成物であって、テトラサイクリン、マクロライド系
抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール、スルホンアミド薬、コトリモキサ
ゾールおよびオキサゾリジノンからなり、リファマイシンを含まない群から選択
される少なくとも2種類の異なる抗生物質または抗菌薬を含む組成物を提供する
。
とする患者におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染と関連
のある状態の治療のための薬学的組成物であって、アジスロマイシン、リファン
ピシンおよびドキシサイクリンまたはキノロンを含む組成物を提供する。
とする患者におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染と関連
のある状態の治療のための薬学的組成物であって、クラリスロマイシン、リファ
ンピシンおよびドキシサイクリンを含む組成物を提供する。
る患者におけるクラミジア属菌または類似の感受性微生物による感染と関連のあ
る状態の治療のための薬学的組成物であって、ロキシスロマイシン、オフロキサ
シンおよびリファンピシンを含む組成物を提供する。
に許容されるコーティングが施されていることが好ましい。
ーティングは、第1の抗生物質または抗菌薬の有効量が第1の環境から患者の血流
内へと吸収可能であって、第2の抗生物質または抗菌薬の有効量が第2の環境から
患者の血流内へと吸収可能であるような、組成物を投与される患者の消化管内の
第1および第2の環境において第1および第2の抗生物質または抗菌薬を放出するよ
うに適合化される。
に許容されるコーティングが施された第3の抗生物質または抗菌薬をさらに含む
。典型的には、第3のコーティングは、第3の抗生物質または抗菌薬の有効量が第
3の環境から患者の血流内へと吸収可能であるような、組成物を投与される患者
の消化管内の第3の環境において第3の抗生物質または抗菌薬を放出するように適
合化される。
たは抗菌薬はマクロライド系抗生物質、典型的にはアザライド系抗生物質または
ケトライド系抗生物質、より典型的にはアジスロマイシン、クラリスロマイシン
またはロキシスロマイシンであり、第2の抗生物質または抗菌薬はリファマイシ
ン、典型的にはリファンピシンであり、第3の抗生物質または抗菌薬はテトラサ
イクリン(典型的にはドキシサイクリン)またはキノロンであり、典型的にはオ
フロキサシンに限定されない。
抗生物質または抗菌薬は、クラリスロマイシン、リファブチン、リファンピシン
、アジスロマイシン、ロキシスロマイシン、アミカシン、クロファジミン、エタ
ンブトール、オフロキサシン、シプロフロキサシンおよびオキサゾリジノンから
なる群より選択される。より典型的には、第1、第2および第3の抗生物質または
抗菌薬は、クラリスロマイシン、リファブチンおよびクロファジミンである。こ
のような組成物において、クラリスロマイシンの量は典型的には200〜300mgの範
囲、より典型的には約250mgであり、リファブチンの量は典型的には50〜250mgの
範囲、より典型的には約150mgであり、クロファジミンの量は典型的には10〜150
mgの範囲、より典型的には約50mgである。
スロマイシン、1日当たり300mgの量のリファンピシンならびに1日当たり100mgの
量のドキシサイクリンおよび/またはキノロンを投与し、投与を4週間にわたり
毎日行う。
スロマイシン、1日当たり300mgの量のリファンピシンおよび1日当たり100mgの量
のドキシサイクリンを投与し、投与を経口的に4週間にわたり毎日行う。
スロマイシン、1日当たり400mgの量のオフロキサシンおよび1日当たり300mgの量
のリファンピシンを投与し、投与を経口的に4週間にわたり毎日行う。
0mg量のリファンピシンおよび50mg量のドキシサイクリンを含む。
ン、150mg量のリファンピシンおよび100mg量のドキシサイクリンを含む。
シン、200mg量のオフロキサシンおよび150mg量のリファンピシンを含む。
ンの例には、テトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、ドキシサイクリン、
デメクロサイクリン、クロルテトラサイクリン、メタサイクリンおよびミノサイ
クリンが含まれる。本発明の方法および薬学的組成物における使用のために適し
たマクロライド系抗菌薬には、エリスロマイシン(塩基、ステアリン酸塩、コハ
ク酸エチル塩、ラクトビオン酸塩、グルセプト酸塩およびエストレートとしての
種々の形態を含む)、クラリスロマイシン、アジスロマイシン、ロキシスロマイ
シン、スピラマイシン、オレアンドマイシン、トリアセチルオレアンドマイシン
、ジョサマイシン、キタサマイシン、ミデカマイシン、ミオカマイシン、ロキタ
マイシン、ロサリマイシン(rosarimycin)、フルリスロマイシン、 ジスロマイ
シンのほか、他のアザライド系およびケトライド系抗生物質が含まれる。本発明
の方法および薬学的組成物における使用のために適したキノロンの例には、ナリ
ジキシン酸、オキソリン酸、ノルフロキサシン、ペフロキサシン、アミフロキサ
シン、オフロキサシン、シプロフロキサシン、エノキサシン、ロメフロキサシン
、フレロキサシン、テマフロキサシン、スパルフロキサシン、トスフロキサシン
、クリナフロキサシン(clinafloxacin)、シノキサシン、トロバフロキサシン
、レボフロキサシン、ナジフロキサシンおよびルフロキサシン(rufloxacin)が
含まれる。本発明の方法および薬学的組成物における使用のために適したリファ
マイシン系抗菌薬の例には、リファンピシン、リファブチンおよびリファペンチ
ン(rifapentin)が含まれる。本発明の方法および薬学的組成物における使用の
ために適したスルホンアミド薬の例には、スルフイソキサゾール、スルファメト
キサゾール、スルファジアジン、スルファドキシン、スルファサラジン、スルフ
ァフェナゾール、ダプソンおよびスルファシチジンが含まれる。本発明の方法お
よび薬学的組成物における使用のために適した他のクラスの抗生物質には、コト
リモキサゾールおよびオキサゾリジノンが含まれる。オキサゾリジノン系抗生物
質の例にはリネゾリド(linezolid)およびオキサゾリジノンが含まれる。
療法に用いる場合の一般に知られ、確立された安全な用量の範囲に準拠する。
よって異なるが1日当たり0.0005〜50gの範囲である。本発明の方法に用いるため
の抗生物質および抗菌薬の安全用量は、例えば、マーティンデール(Martindale
)、薬局方追補(The Extra Pharmacopoeia)、第31版(The Royal Pharmaceuti
cal Society、London、1996)に記載されている。投与は経口、静脈内、動脈内
、筋肉内、吸入、局所塗布および皮下経路のいずれによるものでもよい。経口経
路による投与が一般的である。それぞれの抗生物質または抗菌薬の投与は1日1回
でもよく、1日当たり2回またはそれ以上の回数でもよい。抗生物質または抗菌薬
は患者に対して本質的には同時に投与することが一般的であるが、必ずしもそう
する必要はない。
には1日量の20%〜50%の量の作用物質を含む。
もしくは複数の付加的な抗生物質または抗菌薬の組み合わせを1〜28日の範囲に
わたって投与することが一般的である。しかし、ある種の臨床的状況で適応と考
えられる場合、特に以前治療を受けた患者の場合には、投与を最大6カ月間続け
ることも可能である。組成物中のいずれかの抗菌薬に対する不耐性があるために
十分な用量で初期療法を行えない患者、臨床状態が再発した患者、または炎症の
進行もしくは炎症マーカーの進行の所見が診られる患者は、さらに長期的な治療
の適応になると思われる。
れるまで継続することが一般的である:末梢血PCRによる肺炎クラミジアの検出
値の検出不能レベルへの低下、ESR、CRPおよび血清アミロイドA蛋白質を含む炎
症マーカーの正常化、肺炎クラミジアIgA価の低下および肺炎クラミジアIgG価の
低下、抗原検出法または分子的手法による腸または気管支生検標本からの同定可
能な肺炎クラミジアの消失、抗原検出法または分子的手法による喀痰または便検
体からの肺炎クラミジアの消失。肺炎クラミジアに類似した感受性微生物に対す
る本発明の治療方法の有効性のモニタリングには、類似の診断指標を用いる。
年にわたって複数の抗生物質の間欠投与を行う維持療法を行うことが好ましい。
患者によっては、休眠中または残留性の微生物に対する治療をさらに数年間続け
る必要があると思われる。
示される薬学的組成物を提供する。例えば、血管疾患、特に非定型肺炎症候群ま
たは骨盤内炎症性疾患の患者には、このような特殊な投与方法が推奨される。以
下にさらに詳細に説明する通り、本発明の薬学的組成物は、作用物質を例えば別
々の錠剤として投与した場合に起こると思われる薬剤の血漿中濃度の急激な上昇
を防ぐために、それらを投与した患者の血流内に制御された様式で作用物質を放
出する単一剤形として提供しうる。上記の箇所で例に挙げた疾患の患者はしばし
ば体調不良であり、しばしば他の治療を受けているため、このような送達の強化
によって、患者に生じる消化管不耐性を含む有害事象は減少し、他の併用療法と
の相互作用も極力抑えられると考えられる。以下に述べる複合パッケージングも
コンプライアンスを高め、それによって臨床転帰を改善すると考えられる。
(sequential packaging)の形で、または抗生物質を共通のカプセルもしくは錠
剤の内部に製剤化する日常コンプライアンス向上パッケージング(daily compli
ance-enhancing packaging)の形で提供することもできる。さらに別の形態にお
いては、静脈内または筋肉内に用いた後に経口使用を行うための医薬品の逐次パ
ッケージを提供する。
管疾患の管理に用いる1つまたは複数の他の医薬品の投与を含む。
根絶に重要な宿主防御機構を強化する1つまたは複数の他の医薬品の投与を含む
。
ピリンなどの選択的および非選択的シクロオキシゲナーゼ阻害薬、チクロピジン
またはクロピドグレルなどの他の抗血小板薬、β遮断薬、抗不整脈薬、カルシウ
ムチャンネル拮抗薬、クマジンまたはヘパリンなどの他の抗凝固薬、硝酸薬およ
びHMG-CoAレダクターゼ阻害薬から選択される1つまたは複数の付加的な薬剤の投
与を含むことが好ましい。β遮断薬の例にはインデラル、メトプロロールおよび
アテノロールが含まれ、抗不整脈薬の例にはアミオダロン、リグノカイン、ソタ
ロールおよびフレカイニドが含まれ、カルシウムチャンネル拮抗薬の例にはアム
ロジピン、ジルチアゼムおよびベラパミルが含まれ、硝酸薬の例には一硝酸イソ
ソルビドおよびニトログリセリンが含まれる。
の治療方法はさらに、インターロイキン1、インターロイキン2、インターロイキ
ン3、インターロイキン4、インターロイキン5、インターロイキン6、インターロ
イキン7、インターロイキン8、インターロイキン9、インターロイキン10、イン
ターロイキン11、インターロイキン12、インターロイキン13、インターロイキン
14、インターロイキン15、インターロイキン16、インターロイキン17、インター
ロイキン18、インターロイキン19、インターロイキン20を含むサイトカイン;GC
SF、GM-CSFを含むコロニー刺激因子;腫瘍壊死因子αおよびβ;インターフェロ
ンα、βおよびγ;マクロファージおよびリンパ球の表面受容体と結合するペプ
チド;サイトカインを模倣する糖蛋白質;ならびに他のメディエーター分子から
選択される1つまたは複数の免疫応答修飾薬の投与を含む。
合には、第1の態様の治療方法はさらに、免疫抑制活性のある1つまたは複数の他
の薬剤の投与を含みうる。免疫抑制活性のある適した薬剤の例には、プレドニゾ
ンおよび類似のステロイド薬、アザチオプリン、モフェチルマイコフェノレート
(mofetil mycofenolate)および類似のプリン拮抗薬、シクロホスファミドおよ
び類似のアルキル化剤、メトトレキセートおよび類似の葉酸拮抗薬、サリドマイ
ド、クロロキンおよび類似の抗マラリア化合物、レバミソール、シクロスポリン
AならびにラパマイシンおよびFK506を含む類似の免疫抑制薬が含まれる。
に述べた、冠動脈および他の血管疾患の管理に用いる1つもしくは複数の他の医
薬品、および/または細胞内病原体の根絶に重要な宿主防御機構を強化する1つ
もしくは複数の他の医薬品をさらに含んでもよい。
の別の薬剤の用量は、一般に知られ、確立された安全な用量の範囲に準拠する。
このような用量は医師には周知であり、例えば、マーティンデール(Martindale
)、薬局方追補(The Extra Pharmacopoeia)、第31版(The Royal Pharmaceuti
cal Society、London、1996)に記載されている。
々の医薬品として、例えば別々の錠剤、カプセル剤もしくは薬袋の形態として患
者に投与して経口摂取させてもよく、別々に静脈内投与する薬剤として投与して
もよい。このような錠剤またはカプセル剤は、例えば、別々の容器からなるコン
プライアンス向上パッケージとしてパッケージ化し、患者に投与することができ
る。または、別々の錠剤、カプセル剤などを、服薬プロトコールを遵守するよう
に患者を指導するために設計されたブリスターパックとしてパッケージ化しても
よい。例えば、本発明の方法が3種類の異なる医薬品の投与を含む場合には、患
者が3種類の医薬品のそれぞれを朝に服用し、2種類の医薬品を昼に服用し、再び
3種類の医薬品を夜に服用するように指示するような様式でブリスターパックに3
種類の医薬品が収容されるように、ブリスターパックを製造することが可能であ
る。このような配列物において、医薬品のブリスターパックの各片が1日分の治
療内容を表すようにし、それによって患者のコンプライアンスが得られる確率を
高めることが可能と思われる。上記に列挙した物のその他の変形物は、必要な服
薬プロトコールに応じて容易に想定されると考えられる。
ンプライアンスを容易にするために、医薬品の組み合わせを典型的にはマイクロ
カプセル化された微粒子または微粒剤として提供し、好ましくはマイクロカプセ
ル化された形態にある各薬剤の所定量を単一のカプセルまたは錠剤に含めること
もできる。または、医薬品を別々の錠剤またはカプセル剤として製剤化し、続い
てそれらを最終剤形としてより大きな単一の錠剤またはカプセル剤に組み入れる
ことも可能である。このようにして、2種類、3種類またはそれ以上の上記の抗菌
薬の組み合わせを、選択的には上記の1つまたは複数の他の医薬品と組み合わせ
て、投薬過程を単純化し、現在市販されている錠剤およびカプセル剤では入手不
能な特別な用量の組み合わせを送達するための単一剤形にすることができる。
る1つまたは複数の賦形剤、補助剤、希釈剤または担体を含みうる。
選択的には1つまたは複数の賦形剤、希釈剤、担体または補助剤との、混和、粉
砕、均質化、懸濁化、溶解、乳化、分散ならびに妥当な場合には混合を含む、薬
学的組成物の調製に関する技術分野で知られた手段によって調製しうる。
、懸濁剤、乳濁液、シロップおよびチンキ剤を含む、錠剤、薬用ドロップ、丸剤
、トローチ剤、カプセル剤、エリキシル剤、粉剤の形態でありうる。例えばコー
ティングされた粒子、多層錠、または微粒剤などの形態にある徐放性または遅延
放出型の剤形も調製しうる。
剤、着香料、コーティング剤、保存料、潤滑剤および/または時間遅延剤(time
delay agent)を含みうる。適した結合剤には、アラビアゴム、ゼラチン、コー
ンスターチ、トラガカントゴム、アルギン酸ナトリウム 、カルボキシメチルセ
ルロースまたはポリエチレングリコールが含まれる。適した甘味料には、ショ糖
、乳糖、ブドウ糖、アスパルテームまたはサッカリンが含まれる。適した崩壊剤
には、コーンスターチ、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、キサンタン
ゴム(xanthan gum)、ベントナイト、アルギン酸または寒天が含まれる。適し
た希釈剤には、乳糖、ソルビトール、マンニトール、デキストロース、カオリン
、セルロース、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウムまたはリン酸二カルシウムが
含まれる。適した着香料には、ハッカ油、冬緑油、サクランボ、オレンジまたは
ラズベリー着香料が含まれる。適したコーティング剤には、アクリル酸および/
またはメタクリル酸および/またはそれらのエステルの重合体もしくは共重合体
、ロウ、脂肪アルコール、ゼイン、シェラックまたはグルテンが含まれる。適し
た保存料には、安息香酸ナトリウム、ビタミンE、α-トコフェロール、アスコル
ビン酸、メチルパラベン、プロピルパラベンまたは重亜硫酸ナトリウムが含まれ
る。適した潤滑剤には、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸、オレイン酸ナ
トリウム、塩化ナトリウムまたはタルクが含まれる。適した時間遅延剤には、モ
ノステアリン酸グリセリンまたはジステアリン残グリセリンが含まれる。
た液体担体には、水、オリーブ油などの油、ピーナッツ油、ゴマ油、ヒマワリ油
、ベニバナ油、落花生油、ヤシ油、流動パラフィン、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、グリセリン、脂肪アルコール、トリグリセリドまたはこれらの混
合物が含まれる。
た懸濁剤には、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリ
ウムまたはセチルアルコールが含まれる。適した分散剤には、レシチン、ステア
リン酸などの脂肪酸などのポリオキシエチレンエステル、ポリオキシエチレンソ
ルビトールモノ-またはジ-オレアート、-ステアレート-または-ラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノ-またはジ-オレアート、-ステアレート-または
-ラウレートなどが含まれる。
化剤には、上記に例を挙げた分散剤、またはアラビアゴムもしくはトラガカント
ゴムなどの天然ゴムが含まれる。
薬が示差的に送達されるように、医薬品に対してコーティングがなされる。コー
ティングを例えば医薬品の錠剤に施し、続いてそれを錠剤またはカプセル剤など
の単一剤形に組み入れることができる。もう1つの可能性として、マイクロカプ
セル化工程においてコーティングを施し、マイクロカプセル化されたすべての医
薬品が単一剤形として提供されるように、マイクロカプセル化された医薬品を錠
剤またはカプセル剤として製剤化することも可能である。例えば、抗菌薬を例え
ばマイクロカプセル化によってコーティングし、それらを胃内腔、遠位の十二指
腸およびさらにその先でさまざまな速度で放出させ、吸収性を高めて医薬品の間
の交差反応を減少させるようにすることができる。この剤形には、抗生物質また
は抗菌薬に対して、それが最も効率的に吸収される消化管内の一部でその放出が
最大となり、消化管の他の部分における放出は極力抑えられるようなコーティン
グを施すことが一般的である。
成物の場合には、アジスロマイシンを胃酸性環境で溶解するようにマイクロカプ
セル化し、他の2つの作用物質はその環境では実質的には不溶性であるようにマ
イクロカプセル化するが、ドキシサイクリンには十二指腸第二部における条件下
で放出されるようなコーティングを施し、リファンピシンにはさらに遠位で放出
されるようなコーティングを施すことができる。このようにすると、薬剤は、そ
れらが容易に吸収され、それらが交差反応を生じる可能性が極力低くなる環境に
放出される。
薬が別々の層または中核部および1つまたは複数の別々の層として提供され、外
層において提供される作用物質が消化管の適切な領域で患者の血流へと最初に放
出され、第1の作用物質が実質的に放出されてそれを他の作用物質または複数の
作用物質と分離しているコーティングが溶解または侵食された時点で、1つまた
は複数の内層にある1つまたは複数の他の抗生物質または抗菌薬が続いて放出さ
れるように、作用物質が少なくとも1つのコーティングによって分離されている
、多層剤形として提供することもできる。
される消化管の領域は、当技術分野で一般に知られている。同様に、医薬作用物
質に対して、それらが消化管内の所定の環境に到達する時点まで物質の放出を遅
らせるために適したコーティングも当技術分野で一般に知られており、このよう
な材料を用いるマイクロカプセル化のための技法についても同様である。このよ
うなコーティングおよび技法が記載された参考文献の例には、カーク-オスマー
化学技術エンサイクロペディア(Kirk-Othmer's Encylopedia of Chemical Tech
nology)、第4版、第7巻、pp 274〜300(Wiley-Interscience、1993)およびそ
こに引用された参考文献、レミントン薬学(Remington's Pharmaceutical Scien
ces)、第18版、第90および91章(Mack Publishing Company、Easton、Pennsylv
ania、1990)およびそこに引用された参考文献、オーストラリア特許第601974号
および603568号ならびにそこに引用された参考文献、ならびに米国特許第591413
2号、5910322号および588550号ならびにそこに引用された参考文献がある。その
他の関連文献には以下のものが含まれる: ラーナデー(Ranade, V.V.)、J. Clin. Pharmacol.、1991、31、2〜16、 スマート(Smart, J.D.)ら、J. Pharm. Pharmacol.、1984、36、295、 ホーブガード(Hovgaard, L.)およびブレンステッド(Brondsted, H.)、Cri
t. Rev. Ther. Drug Carrier Syst.、1996 13、185〜223、ならびに レオポルト(Leopold, CS.)、Pharm. Sci. Technol. Today、1999、2、197〜
204。
入れられる。
、ヒドロキシメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースなどの修飾
セルロース、多糖ゴム、トラガカントゴム、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、キトサン、アクリル酸塩およびメタクリル酸塩が含まれる。本発明の薬学
的組成物の抗生物質または抗菌薬を胃内で放出させることが望ましい場合には、
抗生物質または抗菌薬に必ずしもコーティングを施す必要はない。胃内で本発明
の薬学的組成物の抗生物質または抗菌薬のターゲティング放出を行わせるための
コーティングは、例えば、レーム社(Rohm GmbH、Germany)からオイドラギット
(Eudragit)E、オイドラギットRLおよびオイドラギットRSの商標で販売されて
いるポリマーでもよい。
例には、メタクリル酸共重合体、酢酸フタル酸セルロース、酢酸コハク酸セルロ
ースおよびマレイン酸スチロール共重合体などの腸溶コーティングが含まれる(
Agyilirah、G.A.ら、制御下薬物送達のためのポリマー(Polymers for Controll
ed Drug Delivery)、pp 39〜66、ターチャ(Tarcha, P.J.)編、CRC Press、Bo
ca Raton(1991))。
オイドラギットLおよびオイドラギットSなどのpH抵抗性重合体コーティング、セ
ラック、エチルセルロース、酢酸フタル酸セルロースならびにヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースフタレート、セルロースアセテートトリメリテート、ポリ(
ビニルアセテート/ビニルアルコール)フタレートおよびセルロースアセトアセ
テート混合エステル(米国特許第5811121号)などの修飾フタル酸セルロースな
どの生体侵食性重合体が含まれる。
すことも可能である。コーティングには、例えば、フタル酸ジブチルなどのフタ
ル酸エステル、トリアセチン、セチルアルコールなどの脂肪族アルコール、クエ
ン酸エステル、コハク酸ジブチルなどの可塑剤、タルクおよび二酸化チタンなど
の微粒子分散剤、ならびに金属酸化物または色素などの着色剤といった添加剤を
含めることができる。用いうる溶媒には、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、アセトン、ジクロロメタン、ジエチルエーテル、酢酸エチルおよびそれ
らの混合物が含まれる。溶媒の選択は、主として重合体の溶解性および溶媒の蒸
発しやすさによって決定される。溶媒、最適な可塑剤、最適な不活性固形微粒子
ならびにコーティング工程の選択および量は、関連技術分野の当業者に知られた
基準に従って用いる個々のコーティング材料に基づいて行われる。コーティング
法は関連技術分野の当業者に知られており、流動床、多孔受皿および吹付装置な
どの装置を用いることができる。
受けた。彼らは続いて冠動脈造影を受けた後、ステント術または冠動脈バイパス
手術を受けた。コレステロール初期値は比較的低く、5.5mmol/L未満であった。
良好な通常の管理がなされたものの、各患者は血行再建から12カ月以内に再発性
狭心症を発症したことがセスタミビ(Sestamibi)検査によって判明した。微量
免疫蛍光アッセイ法およびELISAによる血清学的検査により、IgAおよびIgG抗体
の高値を伴う、肺炎クラミジアの「持続性」感染であることが確認された。以上
の患者に対して、リファンピシン300mg 1日2回、ドキシサイクリン100mg 1日2回
ならびにロキシスロマイシン150mg 1日2回の併用による治療を1カ月にわたり行
った。虚血性心疾患の症状は治療後に減少し、セスタミビ(Sestamibi)運動負
荷試験によって改善が確かめられた。18カ月後の時点で疾患の再発および疾患の
進行がみられた患者は1例もなかった。末梢血単核細胞のアッセイにより、治療
後の肺炎クラミジアDNA(PCRによる)の検出値は低下し、特異的IgA抗体も減少
した。
は両側性肺炎の徴候が臨床的およびX線検査によって認められ、動脈血ガス検査
では高度の低酸素血症の所見が認められた。急性期および回復期の血清学的検査
によって各患者を肺炎に関して検討したところ、肺炎クラミジアに起因すること
が明らかになった。患者は全例、心房細動を最近発症していた。以上の患者に対
して、ドキシサイクリン100mg 1日2回およびアジスロマイシン500mg 1日2回によ
る治療を3週間行った。各患者ともに心房細動は1週間以内に消失し、肺炎は3週
間以内に消失した。1年後の時点で心房細動を再発した患者は1例もなかった。
管閉塞を発症した。患者はその1年後に肝転移を伴う膵頭部癌と診断された。こ
の患者は姑息的小腸吻合術を受けたが、狭心症を発症した。微量免疫蛍光検査に
より、この患者には肺炎クラミジアに対する持続性IgAおよびIgG抗体があること
が明らかになった。患者は膵癌に対する細胞毒性物質化学療法を拒否した。本例
には300万単位のインターロイキン-2(皮下、毎月4日)および死菌マイコバクテ
リウムw(107個、皮下)、ならびにドキシサイクリン100mg 1日1回(3週間)お
よびロキシスロマイシン150mg 1日2回(3週間)を含む抗生物質の併用による治
療を開始した。3カ月間の治療後には膵癌の転移性病変は80%以上縮退した。CA1
9-9は検出不能レベルまで回復した。循環血中のCD4陽性T細胞は、サイトカイン
療法前はTNFおよびγ-インターフェロンを発現していなかったが、3カ月間のサ
イトカイン療法後には細胞質におけるTNFおよびγ-インターフェロンの発現が判
明した。ECG変化はなかったが本例の狭心症は消失し、再発も起こらなかった。
この患者は3年後も順調であり、狭心症も血管疾患の所見もみられず、PETスキャ
ンによる転移の所見も認められない。肺炎クラミジアに対するIgAの血清所見も
陰性である。
20重量部)の溶液をイソプロパノール:アセトン:水(重量比で37:9:1、1000
重量部)にて調製し、この溶液中に微粒子化したタルク(40重量部)を懸濁する
。多孔受皿コーティング器内で、排出口の気温/床温度を約30℃に維持しながら
、不活性物としてラクトース(200重量部)を含むドキシサイクリンの微粉末化
された市販製剤の表面にこの溶液をコーティングする。
アルコール(5重量部)のアセトン:エタノール(重量比で2.5:1、1300重量部
)による溶液を、スプレーガンを床の上に装着した流動床装置内で、不活性物と
してラクトース(200重量部)を含むリファンピシンの微粉末化された市販製剤
の表面に噴霧する。
グがなされたドキシサイクリンを、作用物質の重量比にして5:3:1の比率で混
合し、ゼラチンカプセル内にアジスロマイシン125mg、リファンピシン75mgおよ
びドキシサイクリン25mgをそれぞれ含むようにこの混合物のカプセル封入を行う
。
Claims (33)
- 【請求項1】 治療または予防を必要とする患者におけるクラミジア属菌ま
たは類似の感受性微生物による感染と関連のある状態の治療または予防のための
方法であって、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラ
ムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよ
びオキサゾリジノンからなる群より選択される、少なくとも2種類の異なる抗生
物質または抗菌薬の有効量を患者に投与することを含む方法。 - 【請求項2】 第3の、または第3および第4の、または第3、第4および1つも
しくは複数のさらに異なる抗生物質または抗菌薬の投与をさらに含む、請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 少なくとも3種類の抗生物質の投与を含み、それぞれの抗生物
質がテトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコ
ール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾ
リジノンから選択される異なるクラスに由来する、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 1つの抗生物質がマクロライド系抗生物質であって、もう1つ
の抗生物質がテトラサイクリンおよびキノロンから選択される、請求項1記載の
方法。 - 【請求項5】 アジスロマイシン、リファンピシン、ならびにドキシサイク
リンおよびキノロンから選択される第3の抗生物質の投与を含む、請求項1記載の
方法。 - 【請求項6】 冠動脈および他の血管疾患の管理に用いる他の医薬品、細胞
内病原体の根絶に重要な宿主防御機構を強化する他の医薬品、選択的および非選
択的シクロオキシゲナーゼ阻害薬、他の抗血小板薬、β遮断薬、抗不整脈薬、カ
ルシウムチャンネル拮抗薬、他の抗凝固薬、硝酸薬およびHMG-CoAレダクターゼ
阻害薬、サイトカインから選択される免疫応答修飾薬、コロニー刺激因子、腫瘍
壊死因子αおよびβ、インターフェロンα、βおよびγ、マクロファージおよび
リンパ球の表面受容体と結合するペプチド、サイトカインを模倣する糖蛋白質、
ならびに他のメディエーター分子、プレドニゾンおよび関連のステロイド、アザ
チオプリン、モフェチルマイコフェノレート(mofetil mycofenolate)および関
連のプリン拮抗薬、シクロホスファミドおよび関連のアルキル化剤、メトトレキ
セートおよび関連の葉酸拮抗薬、サリドマイド、クロロキンおよび関連の抗マラ
リア化合物、レバミソール、シクロスポリンAならびにラパマイシンおよびFK506
から選択される1つまたは複数の別の薬剤の投与をさらに含む、請求項1記載の方
法。 - 【請求項7】 状態が、冠動脈、大動脈、頸動脈および他の動脈が冒される
アテローム硬化型血管疾患、腎血管性および糸球体疾患、動脈疾患、末梢血管疾
患、頸動脈および脳血管疾患、心房細動および他の心不整脈、心筋梗塞、不安定
および安定狭心症、心臓弁膜症、心筋症、心筋炎および脈管炎、上気道および下
気道感染症、肺炎、喘息、慢性気流制限、サルコイドーシス、肺癌、肉芽腫性肝
炎、痴呆ならびに婦人科臓器および泌尿器の粘膜感染症、マイコプラズマ、バル
トネラ、レプトスピラ症およびQ熱による感染に起因する臨床的症状群から選択
される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 肺炎クラミジア感染と関連のある状態の治療または予防のた
めの、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染症と関連のある状態の治療または予防のための医薬品の
製造を目的とする、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、ク
ロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾール
およびオキサゾリジノンからなる群より選択される少なくとも2種類の異なる抗
生物質または抗菌薬の使用。 - 【請求項10】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染症と関連のある状態の治療または予防のための医薬品の
製造を目的とする、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、ク
ロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾール
およびオキサゾリジノンからなる群より選択される3種類、4種類またはそれ以上
の異なる抗生物質または抗菌薬の使用。 - 【請求項11】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染症と関連のある状態の治療または予防のために用いる、
テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール
、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジ
ノンからなる群より選択される少なくとも2種類の異なる抗生物質または抗菌薬
。 - 【請求項12】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染症と関連のある状態を治療するための薬学的組成物であ
って、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニ
コール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサ
ゾリジノンからなる群より選択される少なくとも2種類の異なる抗生物質または
抗菌薬を含む組成物。 - 【請求項13】 第3の、または第3および第4の、または第3、第4および1つも
しくは複数のさらに異なる抗生物質または抗菌薬をさらに含む、請求項12記載の
薬学的組成物。 - 【請求項14】 1つの抗生物質がマクロライド系抗生物質であって、もう1つ
の抗生物質がテトラサイクリンおよびキノロンから選択される、請求項12記載の
薬学的組成物。 - 【請求項15】 少なくとも3種類の抗生物質を含み、それぞれの抗生物質が
テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコール
、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノンから選択され
る異なるクラスに由来する、請求項12記載の薬学的組成物。 - 【請求項16】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染と関連のある状態の治療のための薬学的組成物であって
、テトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロン、クロラムフェニコー
ル、スルホンアミド薬、コトリモキサゾールおよびオキサゾリジノンからなり、
リファマイシンを含まない群から選択される少なくとも2種類の異なる抗生物質
または抗菌薬を含む組成物。 - 【請求項17】 治療を必要とする患者におけるクラミジア属菌または類似の
感受性微生物による感染と関連のある状態の治療のための薬学的組成物であって
、アジスロマイシン、クラリスロマイシンおよびロキシスロマイシンから選択さ
れる第1の抗生物質または抗菌薬、リファンピシンである第2の抗生物質または抗
菌薬、ならびにドキシサイクリンおよびオフロキサシンから選択される第3の抗
生物質または抗菌薬を含む組成物。 - 【請求項18】 冠動脈および他の血管疾患の管理に用いる1つまたは複数の
他の医薬品をさらに含む、請求項12、16または17のいずれか一項に記載の薬学的
組成物。 - 【請求項19】 細胞内病原体の根絶に重要な宿主防御機構を強化する1つま
たは複数の他の医薬品をさらに含む、請求項12、16または17のいずれか一項に記
載の薬学的組成物。 - 【請求項20】 選択的および非選択的シクロオキシゲナーゼ阻害薬、他の抗
血小板薬、β遮断薬、抗不整脈薬、カルシウムチャンネル拮抗薬、他の抗凝固薬
、硝酸薬およびHMG-CoAレダクターゼ阻害薬から選択される1つまたは複数の付加
的な薬剤をさらに含む、請求項12、16または17のいずれか一項に記載の薬学的組
成物。 - 【請求項21】 サイトカイン、コロニー刺激因子、腫瘍壊死因子αおよびβ
、インターフェロンα、βおよびγ、マクロファージおよびリンパ球の表面受容
体と結合するペプチド、サイトカインを模倣する糖蛋白質、ならびに他のメディ
エーター分子から選択される1つまたは複数の免疫応答修飾薬をさらに含む、請
求項12、16または17のいずれか一項に記載の薬学的組成物。 - 【請求項22】 プレドニゾンおよび関連のステロイド薬、アザチオプリン、
モフェチルマイコフェノレート(mofetil mycofenolate)および関連のプリン拮
抗薬、シクロホスファミドおよび関連のアルキル化剤、メトトレキセートおよび
関連の葉酸拮抗薬、サリドマイド、クロロキンおよび関連の抗マラリア化合物、
レバミソール、シクロスポリンAならびにラパマイシンおよびFK506から選択され
る免疫抑制活性のある1つまたは複数の薬剤をさらに含む、請求項12、16または1
7のいずれか一項に記載の薬学的組成物。 - 【請求項23】 抗菌薬が単一のカプセルまたは錠剤の内部に製剤化される、
請求項12、16または17のいずれか一項に記載の薬学的組成物。 - 【請求項24】 抗生物質または抗菌薬がマイクロカプセル内に封入される、
請求項12、16または17のいずれか一項に記載の薬学的組成物。 - 【請求項25】 マイクロカプセル化が、抗生物質または抗菌薬を消化管の異
なる領域に示差的に放出するように適合化される、請求項24記載の薬学的組成物
。 - 【請求項26】 第1の薬学的に許容されるコーティングが施された第1の抗生
物質または抗菌薬、および選択的には第2の薬学的に許容されるコーティングが
施された少なくとも第2の抗生物質または抗菌薬を含む薬学的組成物であって、
該抗生物質または抗菌薬がテトラサイクリン、マクロライド系抗生物質、キノロ
ン、クロラムフェニコール、リファマイシン、スルホンアミド薬、コトリモキサ
ゾールおよびオキサゾリジノンからなる群より選択される組成物。 - 【請求項27】 コーティングまたは複数のコーティングが、該組成物を投与
される患者の消化管内の第1および第2の環境において該第1および第2の抗生物質
または抗菌薬を放出するように適合化され、該第1の抗生物質または抗菌薬の有
効量が該第1の環境から該患者の血流内へと吸収可能であって、該第2の抗生物質
または抗菌薬の有効量が該第2の環境から該患者の血流内へと吸収可能であるよ
うな、請求項26記載の薬学的組成物。 - 【請求項28】 第3の薬学的に許容されるコーティングが施された第3の抗生
物質または抗菌薬をさらに含み、該第3のコーティングが、該組成物を投与され
る患者の消化管内の第3の環境において該第3の抗生物質または抗菌薬を放出する
ように適合化され、該第3の抗生物質または抗菌薬の有効量が該第3の環境から該
患者の血流内へと吸収可能であるような、請求項27記載の薬学的組成物。 - 【請求項29】 第1の抗生物質または抗菌薬がマクロライド系抗生物質であ
り、第2の抗生物質または抗菌薬がリファマイシンであり、第3の抗生物質または
抗菌薬がテトラサイクリンまたはキノロンである、請求項28記載の薬学的組成物
。 - 【請求項30】 第1の抗生物質または抗菌薬がアジスロマイシン、クラリス
ロマイシンおよびロキシスロマイシンから選択され、第2の抗生物質または抗菌
薬がリファンピシンであり、第3の抗生物質または抗菌薬がドキシサイクリンお
よびオフロキサシンから選択される、請求項29記載の薬学的組成物。 - 【請求項31】 コーティングがマイクロカプセル化によってなされる、請求
項26記載の薬学的組成物。 - 【請求項32】 第1および第2の環境が異なる、請求項27記載の薬学的組成物
。 - 【請求項33】 第1、第2および第3の環境が異なる、請求項28記載の薬学的
組成物。
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