JP2002519244A - 管状ブランク - Google Patents
管状ブランクInfo
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Abstract
Description
素材もしくは管状の中間製品)に関する。
を用いて、もしくはウインドワイパ支持体も管から成っている場合には管状ブラ
ンクを用いて自動車のボディーに固定されている。ブランク(素材もしくは中間
製品)はモータ側ブランクを有しており、このモータ側ブランクは、ウインドワ
イパモータとこのウインドワイパモータに取り付けられた伝動装置とを有するウ
インドワイパ駆動装置を備えている。伝動装置の出力軸は、伝動装置ドーム(Ge
triebedom)内に支承されていて、一般的にクランクおよび連結ロッドを介して、
各ウインドワイパ用の駆動軸に堅固に結合されている複数のクランクを駆動する
。伝動装置ケーシングは一般的には3つのねじでモータ側ブランクにねじ締結さ
れている。このモータ側ブランクは管状ブランクによって保持されている。伝動
装置ドームの周りに分配して配置され、モータ側ブランクのねじ孔を通して挿入
されている前記ねじは、出力側のケーシングカバーから突出するねじスリーブに
係合する。このねじスリーブは、伝動装置ケーシングをモータ側ブランクに支持
する。
ウインドワイパ支承装置の支承ケーシングは、ブランクの端部に固定されている
かまたは一体成形されている。ブランクは直接、軸受ケーシングを介してか、ま
たは軸受ケーシング、ブランクおよび/またはモータ側ブランクに一体成形され
ている固定用アイ(Befestigungsaugen)を介して、車両ボディに固定されている
。一般的にブランクは多数の構成部材から構成される。これにより相応した誤差
を有する多くの接合箇所が生じることになる。
る管状ブランクが公知であり、この四角形管にはモータ側ブランクとして用いら
れるプレートが溶接されている。四角形管の両端部にはそれぞれ1つのウインド
ワイパ支承装置が取り付けられている。このような管状ブランクまたは管状フレ
ーム装置は軽量構造であるにもかかわらず非常に堅固である。コスト上の理由か
ら、前もって行われる曲げ作業過程を必要としない、真っ直ぐな支持管が望まれ
ている。
してモータ側ブランクが複数の管状部材を結合した管状ブランクが公知である。
変化実施例として、モータ側ブランクを伝動装置ケーシングのケーシングカバー
と一体的に形成することができるものが開示されている。振動を緩衝するために
管状の支持体は2部に分けられており、これらの部分はプラスチックから成る消
音部材を介して結合されている。また、1つの変化実施例によれば管状の支持体
は消音材で部分的に充填されている。
有する管状ブランクが公知である。モータ側ブランクは鏡像的に構成された2つ
の部材から成っており、これらの部材はブランク管に向けられた側に凹部を有し
ていて、これらの凹部内にブランク管がはめ込まれている。これらの凹部はブラ
ンク管をそれぞれ約180゜の外周領域で取り囲んでいるので、2つの凹部は両
方でブランク管の全周面を取り囲むことになる。組立の際には、モータ側ブラン
クの2つの部材はブランク管の周りに載置され、例えば機械的にまたは接着また
は熱結合によって互いに結合される。この場合ブランク管は、モータ側ブランク
に対して周方向および軸線方向に形状接続(formschluessig;形状による束縛)
でかつ/または接着による材料接続で固定される。モータ側ブランクの2つの部
材はプラスチックまたは金属から製造され得る。モータ側ブランクは別の構成で
は1つの部材として構成することもできる。
(Konstruieren mit Kunststoff )」(出版社Hansa Verlag、1993年、ISBN
Nr.3/446/17397/8)によれば、熱可塑性のプラスチックから成る
半製品を中空プロフィルを有するワークに変形する方法が公知である。この方法
では気体、例えば窒素が所望の圧力に高められて、組み合わせられた工具型内に
吹込まれる。この工具型内にはプラスチックから成る加熱された半製品または溶
融プラスチック材料が存在している。高い気体圧力によってプラスチックは工具
型の内側輪郭に押しつけられ、冷却後は押し付けられた形を維持する。従って複
雑な形を構成することができる。所望の吹込みは湯口領域においてまたは工具型
の別の箇所で行われてよい。
製造されている。これにより構成部材および接合箇所の数が減少させられる。さ
らに管状ブランクの寸法は多数の構成部材の組合わせによって得られるのではな
く、工具に関連した輪郭によって規定されているので、より小さな製作誤差が得
られる。
ンク管は工具型内で気体内圧方式で成形されかつ支承ケーシングとモータ側ブラ
ンクと固定点とが同じ工具型内で射出成形によって製造されるからである。両方
の方法技術の組合わせにより、1作業工程で、中空体をわずかな重量で十分な安
定性をもって製造しかつ中空体をシームレスに中実な材料から成る部材に結合す
ることが可能である。この場合には、完成した部材は後加工をほとんど必要とし
ない。
および自動車のボディへの固定点に関する顧客の希望を考慮することができる。
例えば支承ケーシングは直接、ウインドワイパ支承装置の支承面を有しているか
、または同じ作業工程で支承ブシュを支承ケーシング内に射出成形で埋め込むこ
とができる。さらに固定点を任意の形で支承ケーシングおよび/またはブランク
管および/またはモータ側ブランクと一体的に射出成形することができる。さら
に、強度、振動特性および形状安定性に関連した要求に相応してブランク管の横
断面を長手方向にしかも、直径および外側の輪郭にも関しても厚さにも関しても
種々異なって構成することが可能である。例えば円形、楕円形または多角形の輪
郭を有する円筒形、円錐形または方形の中空成形体を製造することができる。
施例が示されている。図面、実施例の説明および請求の範囲には、多くの特徴の
組合わせが開示されている。専門家はこれらの特徴を個別に認識し、有利な別の
組合わせを考えることができる。
ケーシング28が設けられたブランク管(Platinenrohr)12とモータ側ブラン
ク14とを有している。モータ側ブランク14は、伝動装置を備えたモータ(図
示せず)を収容するための孔16を有している。前記伝動装置はモータ側ブラン
ク14にねじ締結される。このためには、孔16の周りに分配されて配置されて
いるねじ孔18が役に立つ。モータ側ブランク14は縁部に補強リブ22を有し
ていてかつ孔16およびねじ孔18の領域に押込み変形部24を有している。モ
ータ側ブランク14は、固定点または支持点20として形成された、折り曲がっ
た領域を介して車両ボディ(図示せず)に支持される。固定するためには、モー
タ側ブランク14の長孔26を通して挿入されているねじが役にたつ。長孔26
を有する別の固定点20は、支承ケーシング28に一体成形されている。これら
の固定点20は、直接ワイパ支承装置のための支承面を有しているか、または図
1に示したように、支承孔32を備えた、射出成形で埋め込まれた支承ブシュ3
4を有していてもよい。
で示されている。この場合、これらの横断面の輪郭および材料厚さは連続的に互
いに移行してよい。横断面の輪郭としては円形、楕円形、多角形またはその他の
形状が考慮の対象となる。
したように、ブランク管12を単数または複数の領域において長手方向50に波
形に構成することもまた可能である。
製造される。当該方法は図2および図3に概略的に示されている。上方の工具型
42と下方の工具型44は適当な手段(図示せず)、例えばプレスによって結合
状態に保持される。両工具型42,44は中空室52を形成する。この中空室5
2は管状ブランク10の外側の輪郭に相応する。湯口54を通して溶融プラスチ
ック材料46が中空室52に流し込まれる。圧力気体、一般的には窒素は、圧力
気体供給流48によって溶融プラスチック材料46の中心に導入される。
融プラスチック材料46をさらに中空室52内部に向かって押し込む。この気体
内圧方法に調和させられて、モータ側ブランク14および支承ケーシング28の
領域に設けられた別の湯口(図示せず)を介してモータ側ブランク14および支
承ケーシング28が射出成形で一体成形される。この場合、溶融プラスチック材
料46の圧力および温度並びに射出時間は、ブランク管12が、一体成形された
部材14,20,28とシームレスに結合されるように互いに調整される。溶融
プラスチック材料46の冷却後、完成した管状ブランク10を型から取り外し、
ほとんど後処理なしに使用することができる。形状安定性を高めかつ振動特性を
改良するためには、ブランク管12の中空室52をプラスチックで発泡充填して
おくと有利である。
6 孔、 18 ねじ孔、 20 固定点、 22 補強リブ、 24 押込み
変形部、 26 長孔、 28 支承ケーシング、 30 支承面、 32 支
承孔、 34 支承ブシュ、 36,38,40 領域、 42,44 工具型
、 46 溶融プラスチック材料、 48 圧力気体供給流、 50 長手方向
、 52 中空室、 54 湯口
Claims (8)
- 【請求項1】 ウインドワイパ装置のための管状ブランク(10)であって
、ブランク管(12)に固定されたモータ側ブランク(14)が設けられていて
、該ブランク管(12)の両端部にウインドワイパ支承装置のための支承ケーシ
ング(28)が配置されている形式のものにおいて、 前記ブランク管(12)と前記モータ側ブランク(14)と前記支承ケーシン
グ(28)とが一体的にプラスチックから製造されていることを特徴とする管状
ブランク。 - 【請求項2】 前記支承ケーシング(28)に支承ブシュ(34)が射出成
形で埋め込まれている、請求項1記載の管状ブランク。 - 【請求項3】 前記支承ケーシング(28)がウインドワイパ支承装置のた
めの支承面(30)を有している、請求項1記載の管状ブランク。 - 【請求項4】 前記ブランク管(12)が長手方向に、種々異なる横断面を
備えた複数の領域(36,38,40)を有している、請求項1から3までのい
ずれか1項記載の管状ブランク。 - 【請求項5】 前記ブランク管(12)が長手方向に部分的に波形に形成さ
れている、請求項1から4までのいずれか1項記載の管状ブランク。 - 【請求項6】 前記支承ケーシング(28)および/または前記ブランク管
(12)および/またはモータ側ブランク(14)に、固定点(20)が一体成
形されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の管状ブランク。 - 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項記載の特徴を有する管状
ブランクを製造するための方法において、 前記ブランク管を工具型内で気体内圧方式で成形し、前記支承ケーシングと前
記モータ側ブランクと前記固定点とを同じ工具型内で射出成形方法で製造するこ
とを特徴とする、管状ブランクを製造するための方法。 - 【請求項8】 前記ブランク管内をプラスチックで発泡充填する、請求項7
記載の方法。
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