JP2002518386A - ヘテロアリール化合物の製造 - Google Patents

ヘテロアリール化合物の製造

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JP2002518386A
JP2002518386A JP2000554721A JP2000554721A JP2002518386A JP 2002518386 A JP2002518386 A JP 2002518386A JP 2000554721 A JP2000554721 A JP 2000554721A JP 2000554721 A JP2000554721 A JP 2000554721A JP 2002518386 A JP2002518386 A JP 2002518386A
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ビンセント・パトリック・ロッコ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、4−ヘテロアリール−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン類および4−ヘテロアリールピペリジンの製造方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 4−アリールピペリジン類および4−アリール−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン類はさまざまな薬理学的活性を示すことが知られている。ピペリジニ
ルインドール類およびテトラヒドロピペリジニルインドール類はセロトニン5−
HT1様受容体のアゴニストであり(Baker等、米国特許第5,298,520
号)、5−HT1、5−HT1Aおよび5−HT2受容体に親和性を有することが知
られている(Taylor等,Molecular Pharmacology,34,42−53(19
88))。或るピペリジニルベンゾチオフェン類はセロトニン5−HT2アンタ
ゴニストであることが知られている(Watanabe等、Journol of Heterocycl
ic Chemistry,30,445(1993))。さらに、或る4−アリール−1
,2,3,6−テトラヒドロピリジン類および4−アリールピペリジン類は、セ
ロトニン再取り込の阻害剤であることがAudia等により教示されている(WO9
7/47302)。
【0002】 この種の分子は、適当なアリールの基質を4−ピペリドンまたはピペリドンエ
ノレート誘導体とカップリングさせることにより一般に得られる。そのようなカ
ップリングのペアには、4−ピペリドンとのアリールアニオン、またはパラジウ
ム触媒存在下でのエノールトリフレートとのアリールボロン酸が含まれる。これ
らの方法は多くの誘導体を提供するが、ヘテロアリール部分に対する連結点が窒
素原子に隣接する場合にはこれらの化合物を製造することは困難であるか、また
は不可能であった。本発明はこれらのヘテロアリール−1,2,3,6−テトラ
ヒドロピリジン類およびヘテロアリールピペリジン類の製造方法を提供する。
【0003】 本発明は、式I:
【化5】 (式中、R1はC1−C4アルキルまたは窒素保護基であり、そしてR2は水素また
はC1−C6アルキルである) のヘテロアリール−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンの製造方法を提供し
、その方法は、式II:
【化6】 のヘテロアリールハライドを、式III:
【化7】 のトリフレートと、適当な反応媒体中でパラジウム触媒、ヘキサ(C1−C6アル
キル)ジスズおよび塩化リチウムの存在下に反応させることを含む。
【0004】 本発明は、式IV:
【化8】 のヘテロアリールピペリジンの製造方法をも提供し、その方法は、式I:
【化9】 のヘテロアリール−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを還元することを含
む(式中R1はC1−C4アルキルまたは窒素保護基であり、そしてR2は水素また
はC1−C6アルキルである)。
【0005】 本発明は、R1が窒素保護基である式Iおよび式IVの化合物を脱保護して、
対応する2級アミンを得ることを更に含む方法をも提供する。
【0006】 本発明は、以下の式:
【化10】 (式中、ハライドはクロロ、ブロモまたはヨードであり;R1はC1−C4アルキ
ルまたは窒素保護基であり;そしてR2は水素またはC1−C6アルキルである)
によって一般的に示される変換に有用である。本発明の方法は、適当な溶媒中で
、パラジウム触媒、ヘキサ(C1−C4アルキル)ジスズおよび塩化リチウムの存
在下に、適当なヘテロアリールハライド(II)を適当なトリフレート(III
)と反応させることによって行う。反応が完了したら、生じたテトラヒドロピリ
ジン(I)を標準的な抽出および濾過により単離する。所望なら、そのテトラヒ
ドロピリジン生成物を、適宜クロマトグラフィーまたは再結晶によって更に精製
してもよい。反応物を混合する順序および方法は重要でなく、便宜的に変更して
もよいが、パラジウム触媒は反応混合物に最後に加えるのが好ましい。
【0007】 本発明の方法を用いる反応は、選択した反応媒体の還流温度で好ましくは行う
。便利であるか又は望ましいなら、反応を還流温度以下で行ってもよい。当業者
は温度が低下するに応じて、反応速度は典型的には小さくなることを理解するで
あろう。
【0008】 本発明の方法に有用なヘテロアリールハライド(II)のヘテロアリール部分
は、ハライド原子を有するsp2混成炭素原子に隣接した、少くとも1個のsp2 混成窒素原子を含むヘテロ環式の環として特徴づけられる。sp2混成炭素原子
は、sp2混成軌道を用いて、それが結合する3個の原子と結合を形成する原子
である。同様に、sp2混成窒素原子は、sp2混成軌道を用いて、それが結合す
る2個の原子と結合を形成する原子である。これらのsp2混成軌道は1つの2
s電子及び2つの2p電子の混成から生じる(March, Advanced Organic Chemis
try, 第3版, 6-9 頁, John Wiley and Sons, New York, NY)。
【0009】 そのヘテロ環式の環は、孤立した環であってもよく、他の環系に融合していて
もよい。そのヘテロ環式の環は、必要な反応性が存在し、置換基が反応を妨害し
ない限り、置換されていてもよい。本発明の方法に有用な基質であるヘテロアリ
ール部分には、ピラゾール−3−イル、イミダゾール−2−イル、イミダゾール
−4−イル、ピリジン−2−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イ
ル、ピリミジン−6−イル、ピリダジン−3−イル、ピラジン−2−イル、イン
ダゾール−3−イル、ベンズイミダゾール−2−イル、ベンゾチアゾール−2−
イル、ベンズオキサゾール−2−イル、ベンゾイソチアゾール−3−イル、ベン
ゾイソキサゾール−3−イル、キノリン−2−イル、イソキノリン−1−イル、
イソキノリン−3−イル、キナゾリン−2−イル、キナゾリン−4−イル、シン
ノリン−3−イル、フタラジン−1−イル、プリン−2−イル、プリン−6−イ
ル、プリン−8−イル、キノキサリン−2−イル、プテリジン−2−イル、プテ
リジン−4−イル、プテリジン−6−イル、プテリジン−7−イル等が含まれる
【0010】 ヘテロアリールハライド(II)のハライド部分は、クロロ、ブロモ、ヨード
から選択する。ハライドがクロロであるヘテロアリールハライドが好ましい。ヘ
テロアリールハライド(II)は商業的に入手できるか、当業者に周知の技術に
より製造し得る。
【0011】 前述のように、トリフレート試薬は式III:
【化11】 (式中、R1はC1−C4アルキルまたは窒素保護基であり、;そしてR2は水素ま
たはC1−C6アルキルである) の化合物である。窒素保護基は、第2級窒素原子による妨害なしに反応を進行さ
せることを可能にし、その後除去してその第2級アミンを再生させるこれらの部
分である。本発明の方法に有用な窒素保護基は当業者に周知である(Greene,
Protectire Groups in Organic Chemistry,第2版、Wiley Intersc
ience,New York(1991))。好ましい保護基はフェノキシカルボニルお
よびC1−C4アルコキシカルボニル基、特にter−ブトキシカルボニルである。
その必要なトリフレートを、対応するピペリジン−4−オンのエノレートを、適
当なトリフレート化試薬、好ましくはN−フェニルトリフルオロメタンスルホン
アミドと反応させることにより製造する。エノレートは、対応するピペリジン−
4−オンの適当な塩基による処理によって、または対応する1,2,3,4−テ
トラヒドロピリジン−4−オンへの水素化物還元剤またはC1−C4アルキルグリ
ニヤ試薬等の求核試薬の共役付加によって製造し得る。これらのピペリジン−4
−オンおよび1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−4−オンは商業的に入手
し得るか、または当業者に周知の方法により製造し得る。
【0012】 ヘテロアリールハライド(II)およびトリフレート(III)は、典型的に
はおよそ等モル量を加え、このモル比が好ましい。当業者は、必要な場合または
望ましい場合、他の試薬に対していずれかの試薬のモル過剰を用いてもよいこと
を理解するであろう。
【0013】 本発明の方法のためのパラジウム触媒は、トリス(ジベンジリデンアセトン)
ジパラジウム(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)
、およびテトラキス(メチルジフェニルホスフィン)−パラジウム(0)等のパ
ラジウム(0)触媒でなければならない。パラジウム(0)触媒がリガンドに対
して錯化する場合、少くとも1つまたは複数のリガンドは所望なら不溶性の固体
支持体に結合していてもよい。好ましくはパラジウム触媒はテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(0)である。パラジウム触媒は、基質の量に基
いて約2〜約25モルパーセント存在してもよい。約5〜約10モル%の範囲の
パラジウム触媒量が好ましく、約5モル%は本発明の方法に最も好ましい。
【0014】 本発明の方法に用いるヘキサ(C1−C6アルキル)ジスズは、基質に対して少
くとも約1モル当量の該試薬が存在する限り重要ではない。好ましい量およびジ
スズ試薬は基質と約等モル量であり、好ましいジスズ試薬はヘキサメチルジスズ
である。そのジスズ試薬は商業的に入手可能か、または当業者に周知の方法によ
り製造し得る。
【0015】 本発明の方法に用いる塩化リチウムは基質に対して過剰に用いる。基質に対し
て約2〜約10倍モル過剰の塩化リチウムを用い得る。約2〜約5のモル過剰が
好ましく、約3倍のモル過剰が最も好ましい。本発明の方法に用いる塩化リチウ
ムは無水であるべきである。ここで無水とは塩化リチウムが本発明の方法を促進
するため水を含まないことを意味する。
【0016】 本発明の方法に有用な反応媒体は、十分量の基質を溶解し反応が進行すること
ができねばならない。本発明の方法の反応媒体として有用な有機溶媒には、テト
ラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテルおよびメチルtert−ブチルエーテル等のエーテルを含む。好ま
しい溶媒はジオキサンである。ジオキサンは無水であることが好ましく、ここで
無水とはジオキサンが水を含まず、本発明の方法が進行できることを意味する。
反応媒体を本発明の方法での使用前に脱酸素することも好ましい。脱酸素は、窒
素またはアルゴン等の不活性ガスを反応媒体にバブリングすることにより達成し
得る。反応媒体は窒素で脱酸素することが好ましい。
【0017】 本発明の方法は、選択した反応媒体における個々の基質の溶解性に依存して、
約0.05〜約1モル濃度の基質という大きい濃度範囲て行い得る。十分量の基
質が反応媒体に可溶で反応が進行する限り、反応は基質のスラリーで行ってもよ
い。好ましくは該方法は約0.4〜1モル濃度で行う。約0.4〜約0.8モル
濃度が好ましい。
【0018】 R1が窒素保護基である式Iの1,2,3,6−テトラヒドロピリジンは対応
する第2級アミンの製造のための有用な中間体である。脱保護工程は当業者に周
知の方法により行い得る。例えば、tert−ブトキシカルボニル基をトリフルオロ
酢酸での処理により除去し得る。従って、本発明の方法は、R1が窒素保護基で
ある式Iの化合物を脱保護して対応する2級アミンを得ることを更に含む。
【0019】 式Iの中間体1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを用いて、炭素上のパラ
ジウムのような貴金属触媒上での水素化により式IVの対応するピペリジンを製
造し得る。ヘテロアリール部分がブロモ基で置換されている場合、炭素上の硫化
白金、酸化白金、または炭素上の硫化白金の酸化白金との混合触媒系等の水素化
触媒を用いて、テトラヒドロピリジニル2重結合の還元の間のブロモ置換基の水
素化分解を防止する。水素化の溶媒はメタノールまたはエタノール等の低級アル
コール、テトラヒドロフラン、またはテトラヒドロフランおよび酢酸エチルの混
合溶媒系よりなり得る。水素化は、20〜80p.s.i.、好ましくは50〜60p.
s.i.の初期水素圧、好ましくは周囲温度〜40℃で1時間〜3日間行い得る。具
体的な基質に依存して反応を完結させるために水素の更なる添加が必要かも知れ
ない。触媒を濾過により除去した後、減圧下に反応溶媒を濃縮することにより、
この方法で製造したピペリジンを単離する。回収された生成物を次の工程に直接
用いてもよいし、クロマトグラフィーにより若しくは適当な溶媒からの再結晶に
より更に精製してもよい。
【0020】 水素化に対する代替として、1,2,3,6−テトラヒドロピリジンを、所望
ならトリエチルシランで処理することにより、対応するピペリジンに変換しても
よい。1,2,3,6−テトラヒドロピリシンをトリフルオロ酢酸に溶解し、そ
れに過剰の、1.1〜10.0当量のトリエチルシランを加える。反応混合物を
およそ周囲温度で約1〜約48時間攪拌し、その時点で反応混合物を減圧下に濃
縮する。残渣を次に2N水酸化ナトリウムまたはカリウムで処理し、その混合物
をジクロロメタンまたはジエチルエーテル等の水と混和しない溶媒で抽出する。
得られたピペリジンを、必要または望ましい場合、標準的方法により精製しても
よい。R1が窒素保護基である得られたピペリジンは上述のように除去して、対
応する第2級アミンを得てもよい。当業者は、必要および望みに応じて、2重結
合の還元前、またはその後に脱保護を行い得ることを理解するであろう。従って
、本発明は、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン2重結合を還元して、対応
するピペリジンを製造し、そしてR1が窒素保護基である場合には脱保護するこ
とを更に含む方法をも提供する。
【0021】 本発明の方法を、以下の製造例および実施例により説明する。それらは本発明
の範囲を限定することを意図するものではない。
【0022】 製造例I 1−フェノキシカルボニル−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロピペリ
ジン−4−オン 30mLのテトラヒドロフラン中の1.5g(13.7mMol)の4−メト
キシピリジンおよび4.6mL(13.7mMol)のメチルマグネシウムクロ
ライドの溶液を−23℃まで冷却し、その時点で1.72mL(13.7mMo
l)のフェニルクロロホルメートを加えた。反応混合物を20分間攪拌し、次に
10%塩酸中に注ぎ込み、室温で10分間攪拌した。この混合物を次にジエチル
エーテルでよく抽出した。エーテル抽出物を一緒にし、塩化ナトリウム飽和水溶
液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣をフラッシュシ
リカゲルクロマトグラフィーにかけ、9:1ヘキサン:酢酸エチルで溶出させた
。生成物を含む画分を一緒にし、減圧下に濃縮し、標記化合物1.54g(49
%)を白色固体として得た。
【0023】 製造例II 1,2−ジメチルピペリジン−4−オンエチル3−(N−メチルアミノ)ブタノエート 479.2mL(0.958mole)のメチルアミン(テトラヒドロフラン
中2M)の溶液を99.44gのエチルクロトネートに攪拌しながら添加した。
室温で5日攪拌後、反応混合物を減圧下に濃縮してテトラヒドロフランを除いた
。残留物を蒸留して2分画で所望の生成物91.25g(72%)を得た。 MS(FD):m/e=145(M+) 元素分析(C715NO2として計算) 理論値;C,57.90;H,10.41;N,9.65 測定値:C,57.61;H,10.66;N,9.88
【0024】 エチル3−(N−メチル−N−(2−エトキシカルボニルエタ−1−イル)アミ
ノ)ブタノエート 54.4g(0.374mole)のエチル3−(N−メチルアミノ)ブタノ
エートおよび100g(0.999mole)のアクリル酸エチルの混合物を1
10℃で攪拌しながら18時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、次に減
圧下に蒸留して、6.17g(67.1%)の所望の化合物を得た。 沸点=93〜100℃(0.12mmHg) MS(FD):m/e=245(M+) 元素分析(C1223NO4として計算) 理論値;C,58.75; H,9.45; N,5.71 測定値:C,59.02; H,9.65; N,6.00
【0025】 環化/脱カルボキシル化 150mLのベンゼン中の43.0g(0.175モル)のエチル3−(N−
メチル−N−(2−エトキシカルボニルエタ−1−イル)アミノ)ブタノエート
の溶液を、100mLのベンゼン中の5.6g(0.14mole)の水素化ナ
トリウム(鉱油中の60%分散液)の攪拌した懸濁液に室温で滴下した。このゼ
ラチン状混合物に、さらに250mLのベンゼンおよび3.5g(0.088m
ole)の水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液)を加え、混合物を還流温
度で2時間加熱した。次に反応混合物を室温まで冷却し、濃塩酸の添加により酸
性化した。相分離を行い、有機層を100mLの5N塩酸で3回抽出した。一緒
にした水層を室温で18時間静置し、次に4時間還流温度で加熱した。反応混合
物を0℃に冷却し、50%NaOH水溶液で塩基化(pH約14)した。混合物
を200mLのジクロロメタンで4回抽出した。一緒にした有機抽出物を硫酸ナ
トリウムで乾燥し、次に減圧下に濃縮して、22.2gの褐色の油を得た。この
残存の油をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、痕跡量の水酸化アンモニウム
を含むジクロロメタン中の5%メタノールで溶出させた。生成物を含むことが示
された画分を一緒にし、減圧下に濃縮し、18.7gの油を得た。この油を分別
蒸留し、10.2g(46%)の標記化合物を得た。 MS(FD):m/e=127(M+) 元素分析(C713NOとして計算) 理論値:C,66.10; H,10.30; N,11.01 測定値:C,65.80; H,10.44; N,11.04
【0026】 製造例III 1−tert−ブトキシカルボニル−4−ピペリドン 0℃のジオキサン/水中の9.0g(61.5mMol)の4−ピペリドン塩
酸塩一水和物の溶液を炭酸ナトリウム水溶液および14.4g(68mMol)
の2,2−ジメチルプロパン酸無水物(BOC無水物)で連続的に処理した。得
られたスラリーを室温で18時間激しく攪拌した。次に反応生成物を減圧下に濃
縮し、残渣を酢酸エチルで稀釈した。この混合物を1.5Mの硫酸水素ナトリウ
ム水溶液で、pHが約2になる迄処理した。層分離を行い、有機層を塩化ナトリ
ウム飽和水溶液で洗滌し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し、9.8g
(80%)の標記化合物を黄褐色固体として得た。 元素分析(C1017NO3として計算) 理論値:C,60.28; H,8.60; N,7.03 測定値:C,60.12; H,8.54; N,7.11 MS(m/e):199(M+
【0027】 製造例IV 1−フェノキシカルボニル−2−メチル−4−トリフルオロメタンスルホニルオ
キシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン テトラヒドロフラン中の11.47g(49.8mMol)の1−フェノキシ
カルボニル−2−メチル−1,2,3,4−テトラヒトドロピペリジン−4−オ
ンの溶液を−23℃まで冷却し、その時点で54.8mL(54.8mMol)
のL−セレクトライド(テトラヒドロフラン中1.0M)を添加ロートから滴下
した。反応混合物を2時間攪拌し、次にテトラヒドロフラン中の18.69g(
52.3mMol)のN−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミドを滴下し
、得られた混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物を次に減圧下に濃縮し
、残渣をジエチルエーテルに溶解した。エーテル抽出物を一緒にし、塩化ナトリ
ウム飽和水溶液で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣
をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、9:1ヘキサン:酢酸エチ
ルで溶出した。生成物を含む画分を一緒にし、減圧下に濃縮し、9.46g(5
2%)の標記化合物を黄色油として得た。
【0028】 実施例1 4−(キノリン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン1−tert−ブトキシカルボニル−4−(キノリン−2−イル)−1,2,3,6
−テトラヒドロピリジン ジオキサン中の0.800g(4.9mMol)の2−クロロキノリン、1.
62g(4.9mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスル
ホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン、1.75g(4.9m
Mol)のヘキサメチルジスズ、0.622g(14.7mMol)の無水塩化
リチウムおよび0.283g(0.24mMol)のテトラキス(トリフェニル
ホスフィン)パラジウム(0)の混合物を還流温度で約16時間攪拌した。反応
混合物を室温まで冷却し、次にフッ化カリウム飽和水溶液に注ぎ入れた。次にそ
の混合物を酢酸エチルで稀釈し、約2時間攪拌した。層分離を行い、有機層を塩
化ナトリウム飽和水溶液で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮し
た。残渣をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーにかけ、約6%の酢酸エチ
ルを含むヘキサンで溶出した。生成物を含む画分を一緒にし、減圧下に濃縮し、
0.632gの所望の化合物をうすい黄色の油として得た。
【0029】脱保護 0.632g(2.0mMol)の1−tert−ブトキシカルボニル−4−(キ
ノリン−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン、5mLのトリフ
ルオロ酢酸、1滴のチオフェノール、および5mLのジクロロメタンの混合物を
室温で約5時間攪拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を酢酸エチルと2
N水酸化ナトリウム間に分配した。相分離を行い、有機層を塩化ナトリウム飽和
水溶液で洗滌し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮し、0.268g(6
3%)の標記化合物を淡黄色のワックスとして得た。 一部を分析のためシュウ酸塩に変換した。 MS(FD):m/e=210(M+) 元素分析(C14142・C224として計算) 理論値:C,63.99; H,5.37; N,9.33 測定値:C,64.13; H,5.60; N,9.57
【0030】 実施例2 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(ピリジン−2−イル)−1,2,3,6
−テトラヒドロピリジン 0.52g(4.6mMol)の2−クロロピリジンおよび1.53g(4.
6mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ
−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実施例1に記載したのと
実質的に同じ方法で0.59g(49%)の標記化合物を製造した。
【0031】 実施例3 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(ピリミジン−2−イル)−1,2,3,
6−テトラヒドロピリジン 0.175g(1.5mMol)の2−クロロピリミジンおよび0.559g
(1.7mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスルホニル
オキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に実施例1
に記載の方法により、0.128g(32%)の標記化合物を灰色がかった白色
固体として製造した。 融点=82〜84℃ 元素分析(C141932として計算) 理論値:C,64.35; H,7.33; N,16.08 測定値:C,64.53; H,7.29; N,16.23
【0032】 実施例4 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6−フェニルピリダジン−3−イル)−
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 0.226g(1.2mMol)の6−フェニル−3−クロロピリダジンおよ
び0.413g(1.25mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、
実質的に実施例1に記載の方法により、0.200g(50%)の標記化合物を
灰色がかった白色固体として製造した。 融点=152〜154℃ 元素分析(C202332として計算) 理論値:C,71.19; H,6.87; N,12.45 測定値:C,71.27; H,6.65; N,12.39
【0033】 実施例5 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6−メトキシキノリン−2−イル)−1
,2,3,6−テトラヒドロピリジン 0.250g(1.3mMol)の2−クロロ−6−メトキシキノリンおよび
0.472g(1.4mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質
的に実施例1に記載の方法により0.162g(37%)の標記化合物をワック
ス状固体として製造した。 融点=85〜87℃ 元素分析(C202423として計算) 理論値:C,70.57; H,7.11; N,8.23 測定値:C,70.30; H,7.22; N,8.17
【0034】 実施例6 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(ベンズイミダゾール−2−イル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン0.25水和物 0.203g(1.3mMol)の2−クロロベンズイミダゾールおよび0.
466g(1.4mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に
実施例1に記載の方法により0.042g(11%)の標記化合物をワックス状
固体として製造した。 融点=215〜216℃ 元素分析(C172132・0.25H2Oとして計算) 理論値:C,67.19; H,7.13; N,13.83 測定値:C,66.85; H,7.13; N,13.24
【0035】 実施例7 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(1−tert−ブトキシカルボニルベンズイ
ミダゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン0.25水和
物 0.380g(1.5mMol)の1−tert−ブトキシカルボニル−2−クロ
ロベンズイミダゾールおよび0.524g(1.6mMol)の1−tert−ブト
キシ−4−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジンで出発して、実質的に実施例1に記載の方法により0.159g(2
7%)の標記化合物を製造した。 融点=92〜93℃ 元素分析(C222934・0.25H2Oとして計算) 理論値:C,65.41; H,7.36; N,10.40 測定値:C,65.49; H,7.24; N,10.96
【0036】 実施例8 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(キノキサリン−2−イル)−1,2,3
,6−テトラヒドロピリジン 0.264g(1.6mMol)の2−クロロキノキサリンおよび0.587
g(1.8mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に実施例
1に記載の方法により、0.369g(74%)の標記化合物をうすいオレンジ
色のワックス状固体として製造した。 融点=93〜95℃ 元素分析(C182132として計算) 理論値:C,69.43; H,6.80; N,13.49 測定値:C,69.57; H,6.74; N,13.56
【0037】 実施例9 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(ベンゾオキサゾール−2−イル)−1,
2,3,6−テトラヒドロピリジン 0.204g(1.3mMol)の2−クロロベンゾオキサゾールおよび0.
487g(1.47mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタン
スルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的
に実施例1に記載の方法により0.196g(49%)の標記化合物を白色固体
として製造した。 融点=129〜132℃ 元素分析(C172033として計算) 理論値:C,67.98; H,6.71; N,9.33 測定値:C,67.79; H,6.70; N,9.62
【0038】 実施例10 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(ベンゾチアゾール−2−イル)−1,2
,3,6−テトラヒドロピリジン 0.214g(1.3mMol)の2−クロロベンゾチアゾールおよび0.4
62g(1.39mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンス
ルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に
実施例1に記載の方法によって0.232g(58%)の標記化合物を灰色がか
った白色固体として製造した。 融点=105〜107℃ 元素分析(C172032Sとして計算) 理論値:C,64.53; H,6.37; N,8.85 測定値:C,64.37; H,6.24; N,8.67
【0039】 実施例11 4−(4−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン1−tert−ブトキシカルボニル−4−(4−クロロベンゾチアゾール−2−イル
)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 2.0g(10mMol)の2,4−ジクロロベンゾチアゾールおよび3.5
8g(10.8mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスル
ホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に実
施例1に記載の方法により、2.16g(63%)の所望の化合物を淡黄色ワッ
クス状固体として製造した。 融点=98〜101℃ 元素分析(C171922SClとして計算) 理論値:C,58.20; H,5.46; N,7.98 測定値:C,58.43; H,5.55; N,8.01
【0040】脱保護 0.805g(2.3mMol)の1−tert−ブトキシカルボニル−4−(4
−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジ
ンで出発して、実質的に実施例1に記載の方法により0.497g(86%)の
標記化合物を灰色がかった白色固体として製造した。 融点=112〜114℃ MS(FD):m/e=250(M+) 元素分析(C12112SClとして計算) 理論値:C,57.48; H,4.42; N,11.17 測定値:C,57.78; H,4.48; N,11.04
【0041】 実施例12 4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒド
ロピリジン1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル
)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 2.0g(10mMol)の2,6−ジクロロベンゾチアゾールおよび3.9
1g(11.8mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスル
ホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に実
施例1に記載の方法により1.77g(51%)の所望の化合物をワックス状固
体として製造した。 元素分析(C171922SClとして計算) 理論値:C,58.20; H,5.46; N,7.98 測定値:C,57.90; H,5.48; N,8.01
【0042】脱保護 0.408g(1.2mMol)の1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6
−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジ
ンで出発して、実質的に実施例1に記載の方法により0.158g(54%)の
標記化合物を灰色がかった白色固体として製造した。 融点=125℃ MS(FD):m/e=250(M+) 元素分析(C12112SClとして計算) 理論値:C,57.48; H,4.42; N,11.17 測定値:C,57.19; H,4.63; N,11.01
【0043】 実施例13 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(4−メチルベンゾチアゾール−2−イル
)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 0.227g(1.2mMol)の2−クロロ−4−メチルベンゾチアゾール
および0.409g(1.3mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオ
ロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して
、実質的に実施例1に記載の方法によって0.254g(64%)の標記化合物
を灰色がかった白色のワックス状固体として製造した。 元素分析(C182222Sとして計算) 理論値:C,65.43; H,6.71; N,8.48 測定値:C,65.68; H,6.57; N,8.57
【0044】 実施例14 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(4−メトキシベンゾチアゾール−2−イ
ル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 0.231g(1.2mMol)の2−クロロ−4−メトキシベンゾチアゾー
ルおよび0.403g(1.2mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフル
オロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発し
て、実質的に実施例1に記載の方法によって0.191g(48%)の標記化合
物を灰色がかった白色固体として製造した。 元素分析(C182223Sとして計算) 理論値:C,62.40; H,6.40; N,8.09 測定値:C,62.23; H,6.25; N,8.06
【0045】 実施例15 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(5−ニトロベンゾチアゾール−2−イル
)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン半水和物 0.130g(0.6mMol)の2−クロロ−5−ニトロベンゾチアゾール
および0.211g(0.64mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフル
オロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発し
て、実質的に実施例1に記載の方法により0.031g(14%)の標記化合物
を淡黄色のワックス状固体として製造した。 元素分析(C171934S・0.5H2Oとして計算) 理論値:C,55.12; H,5.44; N,11.34 測定値:C,55.36; H,5.31; N,11.07
【0046】 実施例16 1−tert−ブトキシカルボニル−4−(プリン−6−イル)−1,2,3,6−
テトラヒドロピリジン 0.256g(1.7mMol)の6−クロロプリンおよび0.579g(1
.7mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出発して、実質的に実施例1に記
載の方法により、0.097g(回収した出発物質をベースにして21%)の標
記化合物を淡褐色の泡状物として製造した。 融点=84℃ 元素分析(C151952として計算) 理論値:C,59.79; H,6.35; N,23.24 測定値:C,59.54; H,6.30; N,23.41
【0047】 実施例17 4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペリジン1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル
)ピペリジン 20mLメタノール中の0.939g(2.7mMol)の1−tert−ブトキ
シカルボニル−4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イル)−1,2,3,
6−テトラヒヒドロピリジンおよび触媒量の酸化白金の混合物を室温で約1気圧
の水素下で約3時間攪拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣を最小容量の
酢酸エチルに溶解した。この混合物をシリカゲルのベッドに通し、酢酸エチルお
よびヘキサンの1:1混合物で溶出した。濾液を減圧下に濃縮して、0.663
g(70%)の所望の化合物を淡褐色油として得た。
【0048】脱保護 0.663g(1.9mMol)の1−tert−ブトキシカルボニル−4−(6
−クロロベンゾチアゾール−2−イル)ピペリジンで出発して、実質的に実施例
14に記載の方法により0.263g(55%)の標記化合物を灰色がかった白
色の固体として製造した。 融点=115〜117℃ MS(FD):m/e=252(M+
【0049】 実施例18 1−tert−ブトキシカルボニル−2−メチル−4−(4,5−ジメチルベンゾチ
アゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 1.30g(6.58mMol)の2−クロロ−4,5−ジメチルベンゾチア
ゾールおよび2.28g(6.58mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出
発して、実質的に実施例1に記載の方法により、1.0g(43%)の標記化合
物を油状半固体として製造した。 MS(イオンスプレー):m/e=360.5(M+
【0050】 実施例19 1−tert−ブトキシカルボニル−2−メチル−4−(5,6−ジメチルベンゾチ
アゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 1.00g(5.06mMol)の2−クロロ−5,6−ジメチルベンゾチア
ゾールおよび1.74g(5.06mMol)の1−tert−ブトキシ−4−トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで出
発して、実質的に実施例1に記載の方法により、0.89g(49%)の標記化
合物を油状半固体として製造した。 MS(イオンスプレー):m/e=360.5(M+
【0051】 実施例20 1−tert−ブトキシカルボニル−2−メチル−4−(4,6−ジフルオロベンゾ
チアゾール−2−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン 1.50g(7.30mMol)の2−クロロ−4,6−ジフルオロベンゾチ
アゾールおよび2.52g(7.30mMol)の1−tert−ブトキシ−4−ト
リフルオロメタンスルホニルオキシ−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンで
出発して、実質的に実施例1に記載の方法により、1.49g(56%)の標記
化合物を油状半固体として製造した。 MS(イオンスプレー):m/e=366(M+
【0052】 本発明の方法により利用できる化合物は薬理学的に活性な化合物の製造のため
の有用な中間体である。本発明の方法により利用できる化合物のあるものはセロ
トニン再取り込みの阻害剤である。セロトニンの再取り込みを阻害する化合物の
有効性はパロキセチン結合アッセイにより測定されており、その有用性はWong
等,Neuropsychopharmacology、23−33(1993)により示されてい
る。ラットの大脳皮質からのシナプトソーム調製品を、断頭により殺した100
〜150gのSprague−Dawleyラットの脳から調製した。その大脳皮質を0.
32Mシュクロースおよび20μMグルコースを含む9容量の媒体中でホモジナ
イズした。その調製品を50容量の冷反応媒体(50μM塩化ナトリウム、50
μM塩化カリウム、pH7.4)中でホモジナイズし、50,000gで10分
間遠心分離することにより、遠心後再懸濁した。その方法を2回繰返し、第2洗
浄および第3洗浄の間に37℃で10分間インキュベートした。得られたペレッ
トを使用するまで−70℃で貯蔵した。3H−パロキセチンの5−HT取り込み
部位への結合を、適当な薬剤濃度、0.1nM 3H−パロキセチンおよび大脳皮
質膜(50μgタンパク質/試験管)を含む2mlの反応媒体中で行った。試料
は37℃で30分間インキュベートした;1μMのフルオキセチンを含む試料を
用いて3H−パロキセチンの非特異的結合を測定した。インキュベーション後、
0.05%のポリエチイミンに使用前1時間浸漬したWhatman GF/Bフィル
ターで濾過した。約4mlの冷トリス緩衝液(pH7.4)を加え、アスピレー
トし、試験管を更に3回すすぐことにより細胞ハーベスターを用いた。フィルタ
ーを次に10mlのシンチレーション液を含むシンチレーションバイアル中に置
き、放射能を液体シンチレーション分光光度法により測定した。 本発明の方法により利用できるある化合物をこのアッセイで試験し、セロトニ
ン再取り込みの阻害剤であることを見出した。実施例12の化合物は、20.9
nMolのKiを有することを見出した。
【0053】 すぐ上に記載した薬理学的活性は、本発明の方法により得られる化合物の薬学
的有用性に対する機構的基礎を提供する。多くの医薬的有用性を以下に記載する
【0054】 セロトニンの再取り込みを阻害する薬剤の投与によって多くの生理学的および
治療的な利益が得られることが現在知られている。フルオキセチンがリーダーで
ある種類の薬剤による抑うつの処置は、多分過去10年間の最大の医学的ブレー
クスルーとなった。多くの変形がある抑うつは、過去におけるよりも一層一般大
衆に明らかとなっている。抑うつは非常にダメージを与える障害であり、人口の
驚くほと大きい割合を苦しめる障害であると現在認められている。自殺は抑うつ
の最も極端な症状であるが、何百万人のもの人が、それほどは苦しまないが、苦
痛と部分的または完全な無力に生き、彼らの苦痛によってその家族も同様に苦し
める。フルオキセチンの導入は抑うつの治療におけるブレークスルーとなり、抑
うつは僅か10年前よりずっと容易に診断および治療される見込みがある。デュ
ロキセチンは抑うつの治療のため臨床試験されており、その目的のための市販薬
剤となる見込みがある。
【0055】 抑うつはしばしば他の病気および状態を伴い、そのような他の状態により引き
起される。例えば、抑うつはパーキンソン病、HIV、アルツハイマー病、アナ
ボリックステロイドの乱用に伴う。抑うつはいずれの物質の乱用にも伴い得、頭
の傷、精神遅滞または卒中との組合せから、または組合せにおいて生ずる行動問
題に伴い得る。そのすべての変形の抑うつは本発明の補助的治療方法および組成
物による治療の好ましい標的である。
【0056】 強迫観念病は、非常に様々な程度および症状で現れ、必要のない儀式的行為を
行う犠牲者の調節不可能な衝動により一般的に結び付けられる。合理的必要性ま
たは理由付けを越えて、獲得し、命令し、清める等の行為がその病気の外的特徴
である。ひどく苦しんでいる患者はその病気により要求される儀式を行なう以外
何もすることができない。フルオキセチンは強迫観念病の治療用に米国および他
の国で承認されおり、有効であることが見出されている。
【0057】 肥満は米国においてしばしば起る状態である。フルオキセチンは肥満者が体重
を失わせるのを可能にし、循環および心臓の状態そしてまた一般的安寧およびエ
ネルギーに対して利益を生じる。
【0058】 多くの場合、ここに述べる病気はInternational Classification of Di
seases、9版(ICD)、またはDiagnostic and Statistical Manual o
f Mental Disorders、改訂3版、American Psychiatric Association
(DSM)刊、に分類されている。そのような場合、ICDまたDSMのコード
ナンバーを読者の便宜のため以下に提供する 抑うつ、ICD 296.2および296.3,DSM 296、294.80、293.82、293.83
、310.10、318.00、317.00 片頭痛 痛み、特にニューロパシー的痛み 過食症,ICD 307.51、 DSM 307.51 月経前症候群または後期黄体期症候群、DSM 307.90 アルコール中毒、 ICD 305.0、DSM 305.00および303.90 タバコ乱用、 ICD 305.1、DSM305.10および292.00 パニック異常症、 ICD 300.01、DSM 300.01および300.21 不安、 ICD 300.02、DSM 300.00 外傷後症候群、 DSM 309.89 記憶喪失、 DSM 294.00 老齢痴呆、 ICD 290 社会恐怖、 ICD 300.23、 DSM 300.23 注意不足活動亢進症、 ICD 314.0 破壊的行動障害、 ICD 312 衝動調節障害、 ICD 312、 DSM312.39および312.34 境界人格障害、 ICD 301.83、 DSM 301.83 慢性疲労症候群 早漏、 DSM 302.75 勃起困難、 DSM 302.72 神経性食欲不振、 ICD 307.1、 DSM 307.10 睡眠障害、 ICD 307.4 自閉症 無言症 トリコチロマニー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ダニエル・ジェイムズ・コーク アメリカ合衆国46254インディアナ州イン ディアナポリス、ブラックリー・コート 6032番 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB01 CC14 CC52 CC62 DD12 EE05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 (式中、R1はC1−C4アルキルまたは窒素保護基であり、R2は水素またはC1
    −C6アルキルである) のヘテロアリール−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンの製造方法であって
    、 式II: 【化2】 (式中、ハライドはクロロ、ブロモまたはヨードである) のヘテロアリールハライドを、適当な反応媒体中で、パラジウム触媒、ヘキサ(
    1−C6アルキル)ジスズおよび塩化リチウムの存在下に、式III: 【化3】 のトリフレートと反応させることを含む方法。
  2. 【請求項2】 ハライドがクロロである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式Iのヘテロアリール−1,2,3,6−テトラヒドロピリ
    ジンを還元して、式IV: 【化4】 のヘテロアリールピペリジンを得ることを更に含む請求項1また2に記載の方法
  4. 【請求項4】 R1が窒素保護基である場合、窒素保護基の除去を更に含む
    請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 パラジウム触媒がテトラキス(トリフェニルホスフィン)−
    パラジウム(0)である請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 ヘキサ(C1−C6アルキル)ジスズがヘキサメチルジスズで
    ある請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 適当な反応媒体がジオキサンである請求項1〜6のいずれか
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 R1が窒素保護基である請求項1〜7のいずれかに記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 窒素保護基がtert−ブトキシカルボニルである請求項8に記
    載の方法。
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