JP2002517291A - 二重壁カテーテルおよびその製造方法 - Google Patents

二重壁カテーテルおよびその製造方法

Info

Publication number
JP2002517291A
JP2002517291A JP2000553163A JP2000553163A JP2002517291A JP 2002517291 A JP2002517291 A JP 2002517291A JP 2000553163 A JP2000553163 A JP 2000553163A JP 2000553163 A JP2000553163 A JP 2000553163A JP 2002517291 A JP2002517291 A JP 2002517291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
coil
catheter
temperature
mandrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000553163A
Other languages
English (en)
Inventor
マークル,デビッド,リード
Original Assignee
ダイアメトリックス メディカル リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイアメトリックス メディカル リミテッド filed Critical ダイアメトリックス メディカル リミテッド
Publication of JP2002517291A publication Critical patent/JP2002517291A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0009Making of catheters or other medical or surgical tubes
    • A61M25/0012Making of catheters or other medical or surgical tubes with embedded structures, e.g. coils, braids, meshes, strands or radiopaque coils
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/08Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall
    • F16L11/081Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising one or more layers of a helically wound cord or wire
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/18Double-walled pipes; Multi-channel pipes or pipe assemblies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/0045Catheters; Hollow probes characterised by structural features multi-layered, e.g. coated

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キンクを生じないカテーテルを製造する、より信頼性があり、かつ簡単な方法を提供することにある。 【解決手段】 曲げられた際にキンクを生じないようになっているカテーテルが開示されている。このカテーテルは管の材料内に少なくとも一部が封入された螺旋コイルを有する第1の熱流動化チューブを含む。この第1チューブを第2チューブが囲み、この第2チューブは熱収縮材料から形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は特にpO2 、pCO2 、pHおよび温度を測定するような血管チュ
ーブ内センサのためのカテーテルに関するが、血管内センサ用カテーテルに限定
されるものではない。
【0002】 (発明の背景) 体内、特に血管内に検出要素を挿入するのにカテーテルが使用されることが多
い。血管への最初の入口を開口するために、通常、中空の針が使用される。次に
、針にワイヤーガイドを通し、針を引き抜く。次に、ワイヤーガイド上にカテー
テルをスライドさせ、このカテーテルを血管に挿入することができる。ワイヤー
ガイドを取り除いた後に、例えば1本以上の光ファイバーを含むセンサをカテー
テルに挿入する。かかるカテーテルは径が小さく、壁が薄いために、容易にキン
ク(山形の折れ目)が生じやすい。カテーテルのキンクが生じると、センサが誤
った表示をしたり、破壊されることがある。破壊されたセンサを取り替えること
は比較的費用がかかり、新しいセンサに交換する間、患者の状態をモニタするこ
とが中断される。
【0003】 カテーテルまたは挿入器のシースがキンクを生じないようにする種々の試みが
これまでなされている。欧州特許出願第0617977号には1つの方法が記載されて
おり、この欧州特許出願はPTFE製の内側チューブと熱成形可能なポリアミド
樹脂製の外側チューブとの間に螺旋コイルを挟持した挿入器について記載してい
る。外側チューブはコイルの巻線部の間に材料が通過し、内側チューブの外側粗
面との接続部を形成するように熱成形され、圧縮される。外側チューブからの材
料が内側チューブをひずませることなく、コイルの巻線部の間に流れるように製
造を制御することは困難である。上記欧州特許出願に記載されている補強された
挿入器も比較的厚い。その理由は、この挿入器はコイルを挟持する2つのチュー
ブから構成されているからである。
【0004】 (発明の概要) 本発明の目的は、キンクを生じないカテーテルを製造する、より信頼性があり
、かつ簡単な方法を提供することにある。
【0005】 本発明の別の目的は、補強コイルが埋め込まれた単一壁を有する管から成るキ
ンクを生じないカテーテルを製造すること、およびその製造方法に関する。
【0006】 これに関連する目的は、キンクを生ぜず、カテーテルが妨害された場合でも、
センサが破壊されないようにセンサを保護しながら、人体組織、例えば血管内に
センサを挿入またはガイドするのに適した補強されたカテーテルを提供すること
にある。
【0007】 かかるセンサは一般に、検出要素を有するように製造される。各検出要素はワ
イヤの場合、直径が約0.05mm(約0.002インチ)であり、光ファイバ
ーの場合、直径が約0.18mm(0.007インチ)である。4つのすべての
パラメータのための検出要素が存在する場合、センサは全体の直径が約0.02
インチ(0.5mm)となる。カニューレを通し、動脈にセンサを設置でき、血
圧をモニタし、血液のサンプルを取り出すというカニューレの基本的機能を損な
わないようにするには、このような小さいサイズが必要である。
【0008】 このように、センサのサイズが小さいということは、センサが脆弱となること
を意味する。光ファイバーセンサが曲がると、その結果、信号が変化する。本発
明までに第2の基準波長を発生することにより、このような影響を低減する上で
進歩があったが、センサのキンクは依然として問題となっている。
【0009】 本発明の特徴によれば、 (i)螺旋コイルを設ける工程と、 (ii)第1温度で流動可能な材料から成形した第1チューブに前記螺旋コイ
ルを嵌合する工程と、 (iii)前記第1温度以上の第2温度で熱収縮可能な第2チューブに第1チ
ューブを嵌合し、アセンブリを形成する工程と、 (iv)第2温度以上の温度となるようにアセンブリを加熱する工程とを備え
た、キンクを生じないカテーテルを製造する方法が提供される。
【0010】 本発明の一部の実施例では、第1チューブをフッ化エチレンプロピレンコポリ
マー(FEP)から形成し、第2チューブをポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)から形成する。
【0011】 本発明の別の実施例では第1チューブはポリエチレンまたはポリウレタンから
形成し、第2チューブはポリエステル、PTFEまたはFEPから形成する。F
EPが流動化しない温度で第1チューブが流動化し、かつ熱収縮するケースでは
、FEPを第2の熱収縮可能なチューブとすることができる。最も好ましい組み
合わせは、ポリウレタン製の第1チューブとFEPである第2チューブを使用す
ることである。
【0012】 好ましくは第1チューブは100〜300℃(212〜572°F)の範囲の
第1温度で熱流動状態となることができ、好ましくは第2チューブは150〜3
50℃(302〜662°F)の範囲であって、かつ第1温度よりも高い第2温
度で熱収縮可能である。
【0013】 補強されたカテーテルの製造に当たり、螺旋コイルをマンドレルに取り付け、
螺旋コイルを第2チューブ内に嵌合された第1チューブへ挿入することができる
。補強されたカテーテルを形成した後のマンドレルの除去を容易とするように、
マンドレルに剥離剤を塗布してもよい。適当な剥離剤としてはシリコーンオイル
のような液体剥離剤がある。しかしながらマンドレルに嵌合されたPTFEチュ
ーブのような固体剥離コーティングを使用することも可能である。
【0014】 本発明の一部の実施例では、チューブを、螺旋コイルの一方の端部または両端
部を越えて延長させる。
【0015】 本発明は、 (i)コイルを貫通するマンドレル上に複数の巻線部を有する螺旋コイルを支
持する工程と、 (ii)マンドレルに支持された状態の螺旋コイルを第1チューブに挿入する
工程とを備え、前記第1チューブが第1の高い温度で流動可能な材料から形成さ
れており、前記第1チューブが第2チューブ内に嵌合されており、前記第1チュ
ーブが前記第1温度以上の第2温度で熱収縮可能となっており、 (iii)上記工程の結果得られたアセンブリを前記第2温度以上の温度まで
加熱し、第2チューブの収縮により前記第1チューブの材料をコイルの巻線部の
間に流し、実質的にコイルを封入する工程によりアセンブリを形成することを含
む、キンクを生じないカテーテルを製造する方法も含む。
【0016】 本発明によれば、熱収縮材料製の第2チューブ状部材に嵌合された熱流動化さ
れた材料製の第1チューブ状部材を含む母材内に少なくとも一部が封入された螺
旋コイルを含むカニューレが更に提供される。
【0017】 好ましくは螺旋コイルは金属製、例えばステンレススチール製であり、好まし
くはコイルは丸くされた横断面、例えば円形の横断面を有する。
【0018】 第1チューブ状部材はFEP、ポリエチレンまたはポリウレタンから構成でき
、第2チューブ状部材はPTFE、ポリエステルまたはFEPから構成できる。
【0019】 好ましくはカテーテルはテーパの付いた先端を有し、この先端の内側で螺旋コ
イルが終わっている。テーパ付き先端を設けたことにより、カテーテルを血管に
挿入することが大いに改善される。
【0020】 有利なことに、螺旋コイルの巻線部を通過するように、第1チューブが流動化
された後に、第2チューブを取り除くことによって、極めて薄い壁厚の補強され
たカテーテルを製造できる。このことは、例えば第1チューブの端部を越えて延
びる第2チューブを設け、熱収縮後に第2チューブの突出する端部にスリットを
形成し、第1チューブから第2チューブを剥離することにより容易に達成できる
。上記のように、第1チューブおよび第2チューブの材料を選択することにより
、第1チューブは第2チューブに接合せず、容易に分離できる。
【0021】 従って、本発明の別の特徴によれば、長手方向に離間した複数の巻線部を有す
る螺旋コイルを備え、前記コイルは、このコイルの巻線部の間に延びる熱流動化
された材料製のチューブ状部材を含む母材内に少なくとも一部が封入されており
、前記管状部材が露出した外側表面と前記離間した巻線部をカバーする内側表面
とを有するカテーテルが提供される。
【0022】 本発明の補強されたカテーテルは、従来の補強されていないカテーテルと同一
または同様な内外径を有するが、極めて可撓性があり、急なカーブに沿って曲げ
た時でも平らになることはない。
【0023】 以下、添付図面を参照し、非限定的な例により発明の実施例について説明する
【0024】 図1には本発明のカテーテル1の断面が示されている。このカテーテルはほぼ
円筒形で、かつ可撓性であり、軸方向のボア2を有する。図示された実施例では
、第1管状部材3によって軸方向ボア2が構成されている。管状部材3は複合構
造体であり、熱で流動化するプラスチック材料、例えばフ化エチレンプロピレン
(FET)、ポリエチレンまたはポリウレタン製の母材4を含む。この母材4内
には螺旋コイル5が設けられており、このコイルは母材内にほぼ完全に封入され
ている。この螺旋コイル5によってカテーテルにフープ強度が得られ、よってキ
ンクの発生を防止している。螺旋コイル5は、好ましくは金属製、例えば304
VSS−D.D(ダイヤモンド引き)として入手できる等級のステンレススチー
ル製であることが好ましい。螺旋ワイヤーは横断面が円形であることが好ましい
が、図2〜4に示されるように他の横断面、例えば長方形でもよい。螺旋コイル
5の巻線部は離間していることが好ましい。例えば本発明の一実施例では、約0
.05mm(0.002”)の直径の円筒形螺旋ワイヤは約0.01mm(0.00
4”)のピッチを有することができる。
【0025】 第1チューブ状部材は第2チューブ状部材10に嵌合されている。第2チュー
ブ状部材10は第1チューブ状部材に接合してよいが、このことは不可欠な事項
ではなく、後述するように、接合しないことが好ましい。第2チューブ状部材1
0は熱収縮性材料、例えば熱収縮性PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、
ポリエステルまたはFEPから構成される。
【0026】 カテーテルの先端20は内側にテーパが付いていることが好ましい。螺旋コイ
ル5は先端20まで延びなくてもよく、そのようになっていることが好ましい。
この理由については後述する。 先端20と反対のカテーテルの端部にはハブ30、例えばリュエル(luer
)ハブを取り付けでき、カテーテルの先端には針(図示せず)を取り付けできる
【0027】 カテーテルの可撓性は、例えば螺旋コイルの剛性を変えることによって変える
ことができる。当業者であれば、例えばコイルを構成する材料またはワイヤの太
さを変えることによって螺旋コイルの可撓性を変えることはほとんど困難ではな
ないであろう。カテーテルの可撓性は他の方法、例えば熱流動性プラスチック材
料の太さまたは性質を変えることによって変えることができる。
【0028】 図2、3および4を参照し、カテーテルを製造する便利な方法について説明す
る。マンドレル100は剛性の金属材料、例えばステンレススチールワイヤーで
あることが好ましい。このマンドレル100には剥離層101、例えばシリコー
ンオイルもしくはPTFEのコーティングが設けられていることが好ましい。シ
リコーンオイルは医療グレードのものが入手できるので、満足できる材料であり
、よって処理後も微量のオイルが残っても問題とはならない。PTFEコーティ
ングは化学的に不活性であるので好ましい。マンドレルの表面にPTFEのコー
ティングを堆積してもよいし、これとは異なり、マンドレルにPTFEのチュー
ブを遊嵌してもよい。マンドレル100上の剥離層を覆うように、上記螺旋コイ
ル5をスライドさせる。この螺旋コイル5の内径はマンドレル100の外径より
も若干大きいことが好ましい。一例では、このマンドレルの径はコイル5の内径
よりも約0.05mm(0.002”)だけ小さかった。この螺旋コイルの上に第
1の高温で流動可能なプラスチック材料110製のチューブをスライドさせる。
多くのケースでは、この熱流動性材料110は母材4の熱流動性プラスチックと
同じものである。しかしながら、このことは必要不可欠な事項ではない。その理
由は、材料110は更に加熱しても熱流動性とならないよう、加熱時に化学的ま
たは物理的な転移を生じる材料でもよい。適当な材料としては、FEP、ポリエ
チレンおよびポリウレタンが挙げられる。
【0029】 次に、第1チューブの上に熱収縮可能なプラスチック材料製の第2チューブ1
20をスライドさせ、アセンブリを製造する。好ましい材料としてはPTFE、
ポリエステルまたはFEPがある。第2チューブは第1チューブが流動性となる
温度よりも高い温度で熱収縮性となり、第1チューブが流動化する温度では流動
化しない。コイルはマンドレルに比較的ゆるく取り付けられており、同様に第1
チューブも螺旋コイルに比較的密に取り付けられているが、第2チューブも第1
チューブに密に取り付けられている。明瞭にするために、図2〜4では種々の部
品の間の距離は誇張して示されている。
【0030】 本発明の好ましい実施例では、螺旋コイルがチューブの先端まで延びていない
場合、テーパ付き部分が形成される。最終工程でトリミングできるこのテーパに
より、体内へのカテーテルの挿入が容易となっている。
【0031】 次に、例えばオーブン内または第2チューブ120の外側表面に熱を向ける放
射加熱要素によりマンドレルとコイルと第1チューブと第2チューブとのアセン
ブリを加熱する。一実施例では、この放射加熱器は環状であり、アセンブリはこ
の加熱器の環状部を適当な速度で通過するように前進される。この加熱時間はア
センブリ全体を同一温度に加熱できるように十分な長さであり、この加熱温度は
第1チューブの材料を流動化し、第2チューブの材料を収縮させるのに十分高い
温度となっている。好ましくは加熱後にマンドレルを取り除くことができ、剥離
層、すなわちコーティングがマンドレルの表面に残るようにする。アセンブリが
加熱するにつれ、第1チューブが軟化し、熱流動可能状態となる。次に第2チュ
ーブは収縮し、少なくとも一部が第2チューブを封入している螺旋コイル5の巻
線部の間のギャップ内に熱流動性材料を移動させる。熱流動性材料はほぼ完全に
螺旋コイルを封入していることが好ましい。この流動性材料はマンドレルとコイ
ルとの間を流れる。螺旋ワイヤーの横断面は円形であることが好ましい。その理
由は、同じ横断面の面積の正方形横断面のワイヤーを使用した場合よりもマンド
レルに隣接するワイヤーの面積が狭くなるからである。コイルが存在しない、ア
センブリの長手方向に沿った所定部分にて、より大きい収縮が生じ、これによっ
て好ましいテーパの付いた先端20を形成することが可能となっている。この先
端には中空の針を取り付けできる。この工程はカテーテルを製造する方法の一部
とすることができる。例えばマンドレルの所定部分に一時的に針を取り付け、チ
ューブの端部を針の端部に熱収縮してもよい。
【0032】 アセンブリを加熱すべき正確な温度はポリマーの性質に応じて決まる。第1チ
ューブは100〜300℃の範囲の温度でほぼ流動性となることができ、第2チ
ューブは第1チューブのプラスチック材料は流動状態となる温度よりも約50〜
100℃高い温度で熱収縮できるように選択されている。従って、一般に第2チ
ューブは150〜350℃の範囲の温度で熱収縮する。350℃よりも高い温度
は一般に好ましくない。
【0033】 マンドレル100(設けた場合)を取り除き、例えば溶接、接着剤による接着
または挿入成形によりカテーテルをハブ30に取り付けることによって、例えば
従来の方法でカテーテルを更に処理することができる。
【0034】 熱収縮工程が完了した後に、第2チューブを取り除き、第1チューブの壁内に
ほぼ埋め込まれたコイルを残してもよい。この結果、補強されたカテーテルは全
体の直径がより小さくなる。第2チューブはマンドレルに第1チューブを支持し
た状態で、第1チューブから分割または剥離することによって除くことが好まし
い。次にマンドレルを取り除くことができる。図5にはこのような方法で製造さ
れた補強されたカテーテルが示されている。
【0035】 本発明により製造されたカテーテルは、特にセンサ、例えば光センサを患者の
血管に挿入し、パラメータ、例えば血液の酸素、CO2およびpHをモニタする
のに有効である。補強されたカテーテルはカテーテルを血管に挿入させるための
必要な可撓性を維持しながら、デリケートなセンサを保護する。代表的な光セン
サの例としては、商標「パラトレンド(Paratrend)」として英国ハイウェイコ
ム、ショートストリートのダイヤメトリックスメディカルリミティッド社によっ
て製造されたセンサ、および米国特許第4,889,407号および同第5,262,037号に記
載されているセンサがある。これら米国特許の開示内容を参考例として援用する
【0036】 上記のように、本発明の一部の実施例では、一旦熱による流動化が生じると、
外側層が剥離される。この剥離を助けるために、チューブの一方の材料として剥
離性の良好なポリマーを選択するか、または2つのチューブの間に剥離剤を設け
ることが好ましい。例えば第2チューブの材料としてPTFEまたはFEPを選
択すると、かかる剥離性が得られる。外側層を剥離することによってカテーテル
をより可撓性とし、細くすることができ、従って、このようなカテーテルが好ま
しい。好ましい技術は、薄いPTFE管でカバーされたステンレススチール製の
マンドレルを設け、かかるマンドレル上に螺旋スプリングを支持し、第1の熱流
動性管と第2の熱収縮性管とを含む補強されたカテーテルを形成することである
。熱収縮工程後、マンドレルを取り除き、これをコーティングされていないステ
ンレススチールワイヤーに置換する。支持体としてこのワイヤーを使用する場合
、熱収縮性の第2チューブにスリットを設け、これを剥離すると螺旋スプリング
を封入した第1チューブが残る。
【0037】 本発明の一部の実施例では、螺旋コイルとマンドレルとの間に別のチューブが
設けられ、このチューブは別のチューブと接合するように選択されている。これ
によりコイルをプラスチック材料で封入することが容易となる。別のチューブに
対し、ポリウレタン、ポリエチレンまたはPTFEを使用できる。別のチューブ
と第1チューブとを同一または同様なポリマー組成物から製造することが好まし
い。
【0038】 米国サウスカロライナ州オレンジベリーのゼアス社から入手できる好ましい材
料、すなわちPTFEおよびFEPチューブを使用した場合、PTFEは335
〜343℃(635〜650°F)の範囲の温度で収縮し、FETは260〜2
77℃(500〜530°F)の温度で流動化する。
【0039】 剥離オイルが存在するにも拘わらず、マンドレルの一部に第1チューブが時々
付着することが判っている。この付着はマンドレル上の表面の傷によるものであ
る。コイルが開くようにカテーテルをねじりながら、マンドレルの一端を(例え
ばヴァイスのジョー内で)クランプし、カテーテルの一端をグリップすることに
より、成形されたカテーテルをマンドレルから取り出すことができる。このよう
な動作はカテーテルの内側表面とマンドレルとの間の接着部を有効に破壊できる
【0040】 上記のように、本発明の補強されたカテーテルはセルディンガー技術として知
られる中空針およびワイヤー技術を使用して血管に挿入できる。本発明の補強さ
れたカテーテルを血管に直接挿入する際に生じる苦痛を低減するために、米国特
許第4,650,472号に記載のシステムのように、より小さいシステムからより大き
いシステムに変化するシステムを採用してもよい。この米国特許の開示内容を本
書で参考例として援用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカテーテルの長手方向の部分断面図である。
【図2】 スプリングと、剥離層を支持するマンドレルとの部分断面図である。
【図3】 第1チューブ内に嵌合されたマンドレル上に支持された剥離層およびスプリン
グを示す部分断面図である。
【図4】 同心状の第1チューブを支持し、第2チューブ内に嵌合されたマンドレルの部
分断面図である。
【図5】 本発明のカテーテルの第2実施例の部分断面図である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)螺旋コイルを設ける工程と、 (ii)第1温度で流動可能な材料から成形した第1チューブに前記螺旋コイ
    ルを嵌合する工程と、 (iii)前記第1温度以上の第2温度で熱収縮可能な第2チューブに第1チ
    ューブを嵌合し、アセンブリを形成する工程と、 (iv)第2温度以上の温度となるようにアセンブリを加熱する工程とを備え
    た、キンクを生じないカテーテルを製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記第1チューブをフッ化エチレンプロピレンポリマー(F
    EP)から形成し、第2チューブをポリテトラフルオロエチレン(PTFE)か
    ら形成する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1チューブをポリエチレンから形成し、第2チューブをポ
    リエステルから形成する、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1チューブをポリウレタンとから形成し、第2チューブを
    FEPから形成する、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1チューブは100〜300℃の範囲の第1温度で熱流動
    状態となることができ、第2チューブは150〜350℃の範囲の、第1温度よ
    りも高い第2温度で熱収縮可能である、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 螺旋コイルをマンドレルに支持し、これを第1チューブに挿
    入する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 マンドレル上に剥離層を設ける、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 剥離層をPTFEチューブとし、マンドレルを金属ワイヤー
    とする、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 チューブを、螺旋コイルの一端または両端を越えて延長させ
    る、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 (i)コイルを貫通するマンドレル上に複数の巻線部を有する螺旋コイルを支
    持する工程と、 (ii)マンドレルに支持された状態の螺旋コイルを第1チューブに挿入する
    工程とを備え、前記第1チューブが第1の高い温度で流動可能な材料から形成さ
    れており、前記第1チューブが第2チューブに嵌合されており、前記第1チュー
    ブが前記第1温度以上の第2温度で熱収縮可能となっており、 (iii)上記工程の結果得られたアセンブリを前記第2温度以上の温度まで
    加熱し、第2チューブを収縮することにより前記第1チューブの材料をコイルの
    巻線部の間に流し、実質的にコイルを封入する工程によりアセンブリを形成する
    ことを含む、キンクを生じないカテーテルを製造する方法。
  11. 【請求項11】 マンドレルを取り除く別の工程を含む、請求項10記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 第2のチューブを取り除く別の工程を含む、請求項11記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の方法によって得られた
    カテーテル。
  14. 【請求項14】 熱収縮材料製の第2チューブ状部材に嵌合された熱流動化
    された材料製の第1チューブ状部材を含む母材内に少なくとも一部が封入された
    螺旋コイルを含むカニューレ。
  15. 【請求項15】 螺旋コイルが金属製である、請求項14記載のカニューレ
  16. 【請求項16】 螺旋コイルがステンレススチール製である、請求項15記
    載のカニューレ。
  17. 【請求項17】 横断面がほぼ円形のワイヤーから螺旋コイルを形成した、
    請求項14〜16のいずれかに記載のカニューレ。
  18. 【請求項18】 第1チューブ状部材がFEP、ポリエチレンまたはポリウ
    レタンから構成された、請求項14〜17のいずれかに記載のカニューレ。
  19. 【請求項19】 第2チューブ状部材がPTFE、ポリエステルまたはFE
    Pから構成された、請求項14〜18のいずれかに記載のカニューレ。
  20. 【請求項20】 テーパの付いた先端を有し、この先端の内側で螺旋コイル
    が終わっている、請求項14〜19のいずれかに記載のカニューレ。
  21. 【請求項21】 長手方向に離間した複数の巻線部を有する螺旋コイルを備
    え、前記コイルが、このコイルの巻線部の間に延びる熱流動化された材料製のチ
    ューブ状部材を含む母材内に少なくとも一部が封入されており、前記チューブ状
    部材が露出した外側表面と前記離間した巻線部をカバーする内側表面とを有する
    カテーテル。
  22. 【請求項22】 テーパの付いた先端を有し、この先端の内側で螺旋コイル
    が終わっている、請求項21記載のカテーテル。
  23. 【請求項23】 横断面がほぼ円形のワイヤーから螺旋コイルを形成した、
    請求項21または22記載のカテーテル。
  24. 【請求項24】 チューブ状部材に嵌合された少なくとも1つの光ファイバ
    ーセンサと組み合わせた、請求項21〜23のいずれかに記載のカテーテル。
JP2000553163A 1998-06-09 1999-06-08 二重壁カテーテルおよびその製造方法 Withdrawn JP2002517291A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9393498A 1998-06-09 1998-06-09
US09/093,934 1998-06-09
PCT/GB1999/001814 WO1999064097A1 (en) 1998-06-09 1999-06-08 Double walled catheter and method of manufacture

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002517291A true JP2002517291A (ja) 2002-06-18

Family

ID=22241784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000553163A Withdrawn JP2002517291A (ja) 1998-06-09 1999-06-08 二重壁カテーテルおよびその製造方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1083957A1 (ja)
JP (1) JP2002517291A (ja)
KR (1) KR20010034907A (ja)
GB (1) GB2353839B (ja)
WO (1) WO1999064097A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050874A (ja) * 2005-03-04 2012-03-15 Gore Enterprise Holdings Inc ポリマー収縮チューブ及びその新規使用
JP2012071038A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Kaneka Corp コイル加工装置、コイル加工方法、および医療用チューブ製造方法
JP2013533065A (ja) * 2010-08-13 2013-08-22 キャスアールエックス リミテッド カテーテルシースおよび製造方法
JP2017524491A (ja) * 2014-06-06 2017-08-31 ゼウス インダストリアル プロダクツ インコーポレイテッド 可剥性の熱収縮チュービング

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669886B1 (en) * 2000-08-03 2003-12-30 Scimed Life Systems, Inc. Reinforced catheter and method of manufacture
WO2003035160A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Novarix Ltd A device for supporting and stabilising a tubing for fluid transport and such a tubing

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4650472A (en) 1985-08-30 1987-03-17 Cook, Incorporated Apparatus and method for effecting percutaneous catheterization of a blood vessel using a small gauge introducer needle
US4889407A (en) 1988-12-02 1989-12-26 Biomedical Sensors Limited Optical waveguide sensor and method of making same
US5180376A (en) * 1990-05-01 1993-01-19 Cathco, Inc. Non-buckling thin-walled sheath for the percutaneous insertion of intraluminal catheters
US5262037A (en) 1992-05-22 1993-11-16 Biomedical Sensors, Ltd. Electrochemical sensor
US5527325A (en) * 1993-07-09 1996-06-18 Device For Vascular Intervention, Inc. Atherectomy catheter and method
US5676784A (en) * 1995-03-15 1997-10-14 Abbott Laboratories Method of fabricating a heater coil for a catheter used to monitor cardiac output
WO1997037713A1 (en) * 1996-04-05 1997-10-16 Csaba Truckai Thin-walled and braid-reinforced catheter
US5827242A (en) * 1996-06-21 1998-10-27 Medtronic, Inc. Reinforced catheter body and method for its fabrication

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012050874A (ja) * 2005-03-04 2012-03-15 Gore Enterprise Holdings Inc ポリマー収縮チューブ及びその新規使用
US9320831B2 (en) 2005-03-04 2016-04-26 W. L. Gore & Associates, Inc. Polymer shrink tubes and novel uses therefor
JP2013533065A (ja) * 2010-08-13 2013-08-22 キャスアールエックス リミテッド カテーテルシースおよび製造方法
US9700696B2 (en) 2010-08-13 2017-07-11 Cathrx, Ltd Method of manufacturing a catheter sheath
US10279144B2 (en) 2010-08-13 2019-05-07 Cathrx Ltd Method of manufacturing a catheter sheath
JP2012071038A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Kaneka Corp コイル加工装置、コイル加工方法、および医療用チューブ製造方法
JP2017524491A (ja) * 2014-06-06 2017-08-31 ゼウス インダストリアル プロダクツ インコーポレイテッド 可剥性の熱収縮チュービング

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010034907A (ko) 2001-04-25
GB2353839B (en) 2003-04-16
EP1083957A1 (en) 2001-03-21
WO1999064097A1 (en) 1999-12-16
GB0025549D0 (en) 2000-11-29
GB2353839A (en) 2001-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6702972B1 (en) Method of making a kink-resistant catheter
CA2454459C (en) Integrated polymer and braid for intravascular catheters
US6001068A (en) Guide wire having tubular connector with helical slits
JPH10511871A (ja) 軟質チップ形成方法
EP1004327B1 (en) Soft tip guiding catheter
US5507766A (en) Vascular dilatation instrument and catheter
EP0608853B1 (en) Vascular dilatation instrument and catheter
EP2762176B1 (en) Polymer shrink tubes and novel uses therefor
US6548010B1 (en) Transition region for an intravascular catheter
WO2013146673A1 (ja) 医療機器および医療機器の製造方法
US20010026666A1 (en) Variable stiffness optical fiber shaft
EP0303487A2 (en) Soft tip catheter
US20100016837A1 (en) Introducer sheath having a braided member and methods of manufacture
JPH0324223B2 (ja)
WO1998008562A1 (en) Insert molded catheter tip
EP0915719A1 (en) Reinforced catheter body and method for its fabrication
EP2821093A1 (en) Method for manufacturing medical device, and medical device
JP2001178826A (ja) カテーテル用チューブ
US20100160862A1 (en) Variable stiffness introducer sheath with transition zone
JP2002517291A (ja) 二重壁カテーテルおよびその製造方法
WO2017104465A1 (ja) カテーテルおよびその製造方法
US20110276033A1 (en) Wire guide and method of making same
JP6319390B2 (ja) 医療機器および医療機器の製造方法
JP6792587B2 (ja) 医療機器および医療機器の製造方法
GB2379965A (en) Catheter including a helical coil

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905