JP2002516565A - 即席パン - Google Patents
即席パンInfo
- Publication number
- JP2002516565A JP2002516565A JP52294798A JP52294798A JP2002516565A JP 2002516565 A JP2002516565 A JP 2002516565A JP 52294798 A JP52294798 A JP 52294798A JP 52294798 A JP52294798 A JP 52294798A JP 2002516565 A JP2002516565 A JP 2002516565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- flour
- dough
- batter
- yeast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21D—TREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
- A21D8/00—Methods for preparing or baking dough
- A21D8/06—Baking processes
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の全ての側に外皮を有する焼成した食製品およびその食製品の製法。膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の焼成した食製品の一つの実施態様は、即席パン状のテクスチャーを有し、そして冷凍保存でき、その後、消費者によっ解凍することなくトーストできる。逆に、製品は冷蔵庫中に保存でき、そしてトーストすることなく食べることができる。この製品は手で持つのに適当な製品強度と厚さを有している。この製品は、化学的膨らし粉を含むバッター、またはイースト発酵剤または化学的膨らし粉または両者の組み合わせを含むドウを、製品の外部の全ての側に外皮を形成できる密閉空間内において低圧下で加熱して作られる。
Description
【発明の詳細な説明】
即席パン
発明の分野
本発明は、手で持つのに適当な製品強度と厚さを有し、またトーストするのに
適当で、全ての側に外皮を有し、膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の焼成し
たトーストできる食製品を製造するための方法に関する。この製法は、甘味料を
約8-20%またはそれ以上を含む化学的な膨らし粉が入れられたパンバッターを調
理する方法、または、油脂を0%から約25%と、甘味料を約1-15%とを含む、イ
ーストで発酵されたドウを用いて、低圧下で穀粉の焼成した食製品を調理する方
法から構成される。
また、本発明は上記製法によって作られる膨らし粉やイーストなどを加えた穀
粉の焼成した食製品に関する。
さらに、本発明は膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の焼成した製品を製造
するための装置に関する。
発明の背景
トーストすることができ、商業的に有用なパン類は便利であるが、多くの消費
者に求められている多様性を満たすことができていない。トーストすることがで
き、すぐ食べることのできる1回分のペースト状の製品は、便利さと多様性とを
提供してくれるが、消費者に望まれる即席パンの家庭的なテクスチャーを提供し
ない。ここで開示される製法は、家庭で作った即席パンの望ましい味を提供でき
、薄切りパン1枚の形に作ることができ、すぐ食べることのできる1回分のペー
スト状の製品で、焼くのに適当な製品の強度と商業的に有用な便利さと多様性を
有し、甘味料を約8-20%またはそれ以上を含む化学的な膨らし粉が入れられたパ
ンバッターを用いる。また、ここで開示される製法は、油脂を約0%から約25%
と、甘味料を約1-15%とを含む、イーストで発酵されたドウを用いることができ
る。
バッターの種類は、三つの主な要因で区分される。これらの要因は次のもので
ある、(1)穀粉と水との比率、(2)主たる穀粉成分の質と量、(3)すべて
の成分の量。バッター類は、主な食品、例えばケーキ類、ワッフル類、パンケー
キ類、食品類のコーティング材類、の出発材料として示される。これらの食品の
全ては、油を敷いて揚げる、あるいは油の中で揚げる方法や焼成する方法など種
々の方法で引き続き調理される。
バッター類とドウ類は、その物理的、化学的性質を異にしている。バッター類
は、流動性または粘性を有し、エマルジョンを作ることができる。これに対して
、ドウは、力を加えてこねて生成するグルテンにより弾性を有している。バッタ
ー類は、撹拌することにより空気を含みおよび空気を取り込むが、一方ドウ類は
、もし発酵させると二酸化炭素を含む。それにもかかわらず、バッター類とドウ
類には、多くの共通点、例えば、両者はそれぞれ発酵したり、しなかったりする
という共通点がある。
ワッフルバッター類およびイーストで発酵させたドウ類は、多くの点、例えば
、砂糖の含有量において即席パンバッター類と異なる。また、ワッフル類、パン
ドウ類、および即席パン類の調理時間は異なる。ワッフル類は1-2分で調理され
るが、パンドウ類および即席パン類の調理時間は、一般に30分を越える。加え
るに、調理された食品はそのテクスチャーにおいて異なる。調理されたワッフル
類およびイーストで発酵させたドウ類は、不均一な気泡セル構造を有する。これ
に対して、ここで定義されたような、調理され化学的な膨らし粉が入れられた即
席パン類は、一般に均一な空孔を有するパン/ケーキ類似のテクスチャーを有す
る。
イーストで発酵させたパン製品類と異なり、化学的な膨らし粉が入れられた即
席パン製品類は、パンを焼成する前にプルーフィング工程が必要なくなる。この
プルーフィング工程は、イーストがドウの体積を膨張させ、パン製品をっくるた
めの十分な時間を与える期間である。典型例として、プルーフィングは、相対湿
度80-90%の範囲、温度約27℃(80°F)から約45℃(113°F)の範囲で約10-3
0分間なされる。
予め焼成したパン状の食製品類の多くの製法が知られているが、しかしそのよ
うな方法は、しばしば、準備したり、ドウを成形するような時間のかかる工程を
含み、そして長い焼成時間を要する。他の方法において、ドウは揚げられ、それ
から焼成される。さらに他の方法において、ドウは水分量を増加させるために適
度にこねなければならない。例えば、部分的に焼成された製品に水滴を吹きかけ
たり、または予め焼成した製品に蒸気を注入したりして水分量を増加させている
。他の方法において、その製品は食べる前に解凍しなければならない、または消
費者によって相対的に長い時間かけて焼成されねばならない。予め焼成した製品
のマイクロウェーブによる解凍は、製品の中心部に硬い部分を作るので好ましく
ない。従来の即席パン類とマッフィン類は、トーストすると、砕いたり、細片化
しない限り手に持つことができないので、トーストするのが適当でない。
米国特許第4,746,526号は、化学的な膨らし粉が入れられた冷凍ビス
ケットの製法を開示している。このビスケットはドウから作られる。予めビスケ
ットの形にされ、そして中間製品とするために完全に焼成され、その後、水分量
を増加させるために調整され、そして冷凍される。この冷凍ビスケットはそれか
ら消費者によって前もって解凍することなく約75℃(167°F)で焼成される。
米国特許第4,788,067号および米国特許第4,861,601号は、
冷凍し、予めプルーフィングし、そして部分的に焼成した外皮が硬くて厚いパン
の製法を開示している。最終の焼成工程は完全に消費者によってなされる。この
製法は、ドウの形を作り準備し、そしてそのドウをプルーフィングし、焼成する
という時間のかかる工程を含んでいる。外皮が硬くて厚いパンの製造における重
要な工程は、その製品を部分的に焼成しているときにオーブン中に第二の蒸気を
注入することである。
米国特許第5,281,433号は、予め調理され、マイクロウェーブによる
解凍できる外皮を有する焼成できる製品の製法を開示している。この製法は、ド
ウを準備し、成形し、プルーフィングする工程と、それから10分から30分間ドウ
を焼成し、最後に冷凍して水分量を増加させるために調整する工程を備えている
。
米国特許第4,122,198号は、調理したドウ製品を準備するための製法
を開示している。この製法では、表面の小さい部分のみがトーストされ、そして
揚げられるか、焼成されている。
上述した特許は、いずれも本発明の製法、または本発明の製品、例えば、膨ら
し粉やイーストなどを加えた、穀粉の、薄切りパン1枚の形をした焼成された食
製品で、全ての側に外皮を有し、トーストするのに適当な食製品を教示も暗示も
していない。
発明の要約
この発明は、膨らし粉やイーストなどを加えた、穀粉の、焼成された食製品の
製法、およびこの製法によって製造される食製品に関する。この製法は、ワッフ
ルを作る技術と即席パンバッター類またはドウ類とを組み合わせ、全ての側に外
皮を有し、膨らし粉やイーストなどを加えた、穀粉の、焼成された食製品を作る
製法である。
本発明の方法は、甘味料を約8-20%含む化学的な膨らし粉が入れられたバッタ
ーまたはドウを、薄切りパン1枚の形を密閉空間として有する焼成器に入れる工
程と、そのバッターを低圧下にて調理する工程とを含む。膨らんだバッターまた
はドウは、その密閉空間の壁に、製品の全ての側に外皮を形成するのに十分な時
間接触する。
さらに、本発明は、膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の焼成された食製品
を作るのに有用な調理装置に関する。この装置は、それぞれの単位焼成器が薄切
りパン1枚の形を密閉空間として有する、複数の単位焼成器からなる。個々の単
位焼成器は、組み合わせて、薄切りパン1枚の形を密閉空間に作ることができる
分割された上半分成形手段と、下半分成形手段とから構成される。また、この調
理装置は、バッターまたはドウが膨張し、上半分成形手段に接することにより、
密閉空間に集められた圧力を逃がす手段を有する。また、この調理装置は、バッ
ターまたはドウを加熱するための加熱手段を有する。
図面の簡単な説明
図1は、調理装置の単位焼成器における下半分成形手段の平面図である。
図2は、図1における下半分成形手段のA−A線断面図である。
図3は、調理装置の単位焼成器における上半分成形手段の平面図である。
図4は、図3における上半分成形手段のA−A線断面図である。
図5は、図2に示された下半分成形手段の上におかれた図4の上半分成形手段
により、図2および図4におけるA−A線により形成される焼成空間の断面図で
ある。
図6は、密閉調理空間により得られる調理製品の平面図である。
図7は、図6における調理製品のA−A線断面図である。
発明の詳細な説明
本発明の方法は、化学的な膨らし粉、および約8%から約20%の甘味料から構
成されるバッターを薄切りパン1枚の形を密閉空間として有する焼成器にいれ、
そのバッターを低圧下にて調理して、食品の全ての側に外皮を有する穀粉の焼成
した食製品を得る方法である。本発明で定義されるバッターは、穀粉、水および
他の成分との半液状混合物である。調理装置内で膨張され調理された、膨張され
た穀粉の焼成した食製品は、調理装置から取り出された後、包装され、保存され
、冷蔵または冷凍される。この製品は、従来のトースターを用いて消費者により
、その後トーストされる。
他の実施態様において、膨らし粉やイーストなどを加えたドウは、穀粉の焼成
した食製品を、全ての側に外皮を有する、薄切りパン1枚の形に作るために本発
明の装置に入れられる。本発明で定義されるドウは、穀粉、水および他の成分と
の粘弾性混合物である。この方法に適するドウは、特に限定されないが、シート
状のドウ類、ラミノート状のドウ類、押し出されたドウ類を含む。好ましいドウ
は、発酵用イースト、約0%から約25%の油脂および約1-15%の甘味料から構成
される。より好ましくは、ドウは5-15%の油脂および2-8%の甘味料から構成さ
れる。このドウは調理される前にプルーフィングされる。ドウをプルーフィング
する条件は望まれる最終製品により依存して変化する当業者に知られた方法を用
いることができる。一般にプルーフィング時間が長いと、密度の小さい製品が得
られる。
本発明の装置は、約150°F(66℃)から450°F(232℃)の温度に加熱され
る。装置の温度は、好ましくは、約250°F1(21℃)−350°F(177℃)、より
好ましくは、約300°F(149℃)−330°F(166℃)である。装置の温度はバッ
ターまたはドウが45秒から120秒で調理できる範囲に調整する当業者に知られた
方法を用いることができる。好ましくは、バッターまたはドウは90秒で調理され
る。調理時に、バッターまたはドウの温度は、約160°F(71℃)から約250°F
(121℃)である。好ましくは、バッターまたはドウの内部温度が約200°F(93
℃)である。
当業者に知られたワッフルを作る技術が、しばしば科学と同様な技術を考慮さ
れ、そして、製品にかかる圧力は上半分成形手段の重さによって大部分与えられ
る。好ましくは、低圧は大気圧から5psiである。
製品が調理され、全ての側に外皮が形成されると、その製品は調理装置から取
り出される。製品を取り出しやすくするために、単位焼成器はバッターまたはド
ウが入れられ調理前に、あるいは調理時に、薬剤が塗布される。そのような薬剤
は剥離しやすい物質、例えば、バター、マーガリン、油、または剥離剤である。
本発明の製法は、製品を個々にまたは複数個包装した後、冷蔵または冷凍する
工程をさらに含む。この製品は、約0°F(-18℃)で冷凍されるか、または4
0°F(4℃)で冷蔵される。
本発明の他の実施態様は、甘味料を約9-22%含むこの製法によって製造され、
全ての側に外皮を有する膨らし粉やイーストなどを加えた、穀粉の、焼成された
食製品である。この製品は、即席パンのようなテクスチャーを有し、手で持つの
に適し、トーストするのに適する厚さと製品強度とを有する。その製品の厚さは
、約0.25インチ(6mm)から約1.5インチ(38mm)である。好ましくは、その製品
の厚さは、最小約0.35インチ(9mm)から最大約1.0インチ(25mm)である。より
好ましくは、その製品は少なくとも0.5インチ(13mm)の厚さを有する。もし、
その製品が膨張形態であれば、薄切れのパン1枚の裏面から表面までの最大厚さ
は約1.5インチ(38mm)とすべきである。好ましくは、最大厚さは約1.0インチ(
25mm)であり、より好ましくは、最大厚さは約0.5インチ(13mm)である。もし
、その製品が押しつけ形態であれば、スライスされた一切れの裏面から引っ込ん
だ底面までの最小厚さは約0.25インチ(6mm)とすべきであり、好ましくは、最
小厚さは約0.35インチ(9mm)であり、より好ましくは、最小厚さは約0.5インチ
(13mm)である。
本発明の他の実施態様は、油脂を0%から25%、好ましくは5%から15%、甘味
料を1-15%、好ましくは2%から8%含有するドウから、この製法によって製造さ
れる全ての側に外皮を有する穀粉の、焼成された食製品である。ドウから作られ
る製品は、手で持つのに適し、トーストするのに適する製品強度を有する。その
製品の厚さは、外皮から外皮までで、約0.25インチ(6mm)から約1.5インチ(38
mm)である。好ましくは、その製品の厚さは、最小約0.5インチ(13mm)から約0
.75インチ(19mm)である。もし、その製品が挿入形態であれば、薄切れのパン
1枚の裏面から引っ込んだ底面までの最小厚さは約0.25インチ(6mm)とすべき
であり、好ましくは、最小厚さは約0.35インチ(9mm)である。
当業者は、本発明に有用なバッターまたはドウを、個々の要求に応じて変性で
きる。例えば、甘さまたはテクスチャーの程度および最終製品のフレーバーは、
バッターまたはドウ中の成分比率を変えることにより変性できる。もし人工甘味
料が製品に用いられるならば、その量はここで述べられる砂糖の量を加えた時の
甘さに当業者に知られた方法により調節される。本発明で好ましいバッターは、
化学的膨らし粉、穀粉、甘味料、油、食塩および卵を含んで構成される。本発明
で好ましいドウは、イースト発酵剤、穀粉、甘味料、油脂ソース、食塩、卵およ
びフレーバーを含んで構成される。ある実施態様においては化学的膨らし粉ある
いは化学的膨らし粉とイースト発酵剤との組み合わせが適する場合がある。
以下に述べるバッター成分またはドウ成分のパーセンテージは、全体のバッタ
ーまたはドウの重量に対するものである。
バッターは化学的膨らし粉を含んで構成される。好ましくは、化学的膨らし粉
は、ベーキングソーダ(炭酸水素ナトリウム)またはベーキングパウダーからな
る群より選ばれる。ベーキングパウダーは、一般的に炭酸水素ナトリウムと酸、
例えばピロリン酸ナトリウム(Sodium acid pyrophosphate)、リン酸アルミニ
ウムナトリウム(SALP)を含む。化学的膨らし粉は約0.5%から約4%の濃度
でバッター中に含まれる。好ましくは、バッターは1%から2%の化学的膨らし粉
を含んで構成される。バッターは約0.5%から約2%の量のベーキングソーダと、
約0.5%から約3%の量のベーキングパウダーとを含んで構成される。
また、バッターは食塩または食塩代替品を含んで構成される。好ましくは、食
塩または食塩代替品は約0.5%から約3%の量を含む。
また、バッターは、小麦、ライ麦、トウモロコシ、大麦、米、カラス麦、そば
またはジャガ芋などから得られる穀粉を含んで構成される。好ましくは、穀粉は
硬質小麦粉と軟質小麦粉との混合物で、約7%から約20%、より好ましくは1
0%から15%(水分14%)の範囲のたんぱく質を含む。穀粉の含有量は、バッタ
ーの約20%から約50%である。好ましくは、バッターの30%から40%である。
バッターは、甘味料を含むことができる。好ましい甘味料は、ショ糖、果糖、
ぶどう糖およびコーンシロップからなる群から選ばれた砂糖である。甘味料は、
約8%から約20%の濃度で含ませることができる。好ましい甘味料の濃度は、バ
ッター重量の約10%から約12%である。
バッターは、さらに、卵または液状の卵代替品を含んで構成される。好ましく
は、バッター全重量に対して3%から10%の卵または卵代替品を含む。最も好ま
しくは、バッターは4%から8%の卵または卵代替品を含む。
ドウは、イースト発酵剤を含んで構成される。ここで定義されるイースト発酵
剤は、特に限定されないが、通常のドウ製造方法に用いることのできるいかなる
イースト、例えば、圧縮フレッシュケーキイースト、活性乾燥イースト、即席乾
燥イースト、クリームイースト等を含むイーストであってもよい。好ましくは、
ドウは0.25−2.5%、好ましくは0.75%から1.5%のイースト発酵剤を含んで構成
される。
また、ドウは食塩または食塩代替品を含んで構成される。好ましくは、食塩ま
たは食塩代替品は約0.5%から約2.5%の量を含む。
また、ドウは、小麦、ライ麦、トウモロコシ、大麦、米、カラス麦、そばまた
はジャガ芋などから得られる穀粉を含んで構成される。好ましくは、穀粉は硬質
小麦粉と軟質小麦粉との混合物で、約7%から約20%、より好ましくは10%から1
5%(水分14%)の範囲のたんぱく質を含む。穀粉の含有量はドウの約20%から
約60%である。好ましくはドウの約40%から約60%である。
ドウは、甘味料を含むことができる。好ましい甘味料は、ショ糖、果糖、ぶど
う糖およびコーンシロップからなる群から選ばれた砂糖である。甘味料は、約1
から約15%の濃度で含ませることができる。好ましい甘味料の濃度は、ドウの約
2%から約8%である。
ドウは、さらに、卵または液状の卵代替品を含んで構成される。好ましくは、
ドウ全重量に対して0%から10%の卵または卵代替品を含む。最も好ましくは、
ドウは2%から5%の卵または卵代替品を含む。
さらに、バッターまたはドウは個々の必要性に応じて多くの他の成分を含むこ
とができる。例えば、バッターまたはドウはフレーバー、例えば果実および果実
抽出物、および米国特許第5,439,692号に開示されている干しぶどう類
、およびこの引例に含まれる全てを含む、ナッツ、およびチョコレート;着色剤
;保存料、例えばソルビン酸、および安息香酸、プロピオン酸ナトリウムおよび
混合物とそれらの塩類:ビタミン類、例えばビタミンAパルミチン酸塩、ニコチ
ンアミド、鉄、ビタミンB12、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、葉酸
、およびリン酸カルシウム;穀物ナゲット(CERAL NUGGETS)または穀物片(CERA
L pieces);ミネラル類;繊維のもと、例えば米国特許第5,384,136号
に開示されているオオバコ種子、およびこの引例に含まれる全てを含む、;乳製
品類、例えばバター、スィートクリーム、酸味のクリーム、バターミルク、乳脂
分の多いまたは少ないクリーム;野菜類、例えば人参、ズッキーニまたはカボチ
ャ;コーンミール;スパイス類、例えば、シナモン、ショウガ、オールスパイス
、ナツメグ;そのままのまたは粉にした、調理したまたは非調理の穀粒、および
;そのままのまたは粉にした種子、例えばケシの実、カルダモンの実、またはご
まの実を含むことができる。
当業者に知られた方法により、保存安定性に優れた製品に変性することができ
る。そのような変性は、製品に従来より知られた保存料を配合することにより、
または製品の包装雰囲気を変えることによりできる。
膨らし粉やイーストなどを加え膨張調理された、穀粉の食製品は、また、果実
またはナッツを挟んだり、または糖衣のように、上にのせたりすることができる
。挟んだり、または上にのせたりするものは、焼成する前に、または焼成した後
に加えられる。例えば、下半分成形器にバッターまたはドウを加える前に、上に
のせたりするものが僅かに成形器に点在させることができる。逆に、バッターま
たはドウの一部分を下半分成形器に入れ、挟んむものをそのバッターまたはドウ
の上に入れ、そして残りのバッターまたはドウを挟んむものの上から入れること
ができる。挟んむものや上にのせたりするものは、また、下半分成形器にバッタ
ーまたはドウを入れる前に、バッターまたはドウと混合することができる。他の
実施態様においては、挟んむものは製品の中に挿入され、または上にのせたりす
るものが調理された後に製品の上に乗せられる。逆に、ドウがシート状にされ、
そしてナッツ、果実、挟むもの類等などの他の成分がドウの上に広げられ、その
ドウがロールに巻かれ、ジェリロール状の製品に形成されスライスされる。この
製品は、焼成器で調理される前にプルーフィングすることができる。
本発明は、また、バッターまたはドウを低圧下で膨張させ、調理して、全ての
側に外皮を有する膨らし粉やイーストなどを加えた穀粉の焼成された食製品を作
るのに有用な調理装置を開示する。この調理装置は、焼成食製品を作るのに適し
た従来の材質、例えばアルミニウム、鋳物、テフロンコーティング合金類で作る
ことができる。
この調理装置は、全ての側に外皮を有する薄切りパン1枚の形に膨張させ調理
された食製品を作るための複数の単位焼成器からなる。個々の単位焼成器は、バ
ッターを入れ込むことのできる凹部を有する下半分成形手段および凹部を有する
上半分成形手段とを含んで構成される。調理装置は、また、下半分成形手段の凹
部にバッターまたはドウを入れるための移送手段;および、薄切りパン1枚の形
に密閉された焼成空間を形成するための上および下半分成形手段を位置決めする
ための位置決め手段とを含んで構成される。
この装置で製造されるバッターベースの穀粉の、焼成された食製品の最小厚さ
が、少なくとも0.25インチ(6mm)、および最大厚さが約1.5インチ(38mm)とな
るように、上半分成形手段および下半分成形手段のいずれもが、嵩上げされ、ま
たは埋め込まれた形態に、付加的に構成される。もし、ドウが用いられる場合、
埋め込まれた形態であることが好ましい。好ましくは、本装置で、バッターから
調理される製品は約0.35インチ(9mm)から約1.0インチ(25mm)の厚さ、そして
、より好ましくは、約0.5インチ(13mm)の厚さを有する。ドウベースの穀粉の
、焼成された食製品の最小厚さは、少なくとも0.25インチ(6mm)および最大厚
さは約1.5インチ(38mm)である。好ましくは、製品の厚さが0.5インチ(13mm)
から0.75インチ(19mm)である。上半分成形手段の重さが低圧の源となる。下半
分成形手段の凹部は約20gから約120gのバッターまたはドウを入れることができ
る大きさに形成される。好ましくは、凹部は約60gのバッターまたは約80gのドウ
を入れることができる大きさに形成される。
この調理装置は、さらに、バッターまたはドウを加熱するための加熱手段を有
する。加熱手段は、調理装置の内部にまたは外部に取り付けることができる。例
えば、加熱手段は、上または下半分成形手段内に埋め込まれる、または調理装置
はオーブン内におかれる。
上または下半分成形手段は、調理中に膨張する製品によって僅かに分離できる
ように改造することができる。そのような改造は、例えば、縦方向に移動できる
蝶番をつけた格子によって行なうことができる。さらに本発明の他の実施態様に
おいて、上または下半分成形手段は、調理中にガスを放出する手段を採用するこ
とができる。上または下半分成形手段は、それらの縁の部分から放出することが
できる。
図面を参照して、図1は、分離手段22と、バッターを入れるための、薄切り
パン1枚の形の凹部16を有する下半分成形手段12を示す。図2は図1におけ
る下半分成形手段のA−A線断面図を示す。図3は分離手段22と、薄切りパン
1枚の形の凹部16を有する単位焼成器における上半分成形手段を示す。図4は
図3における上半分成形手段のA−A線断面図を示す。調理装置は、さらに、薄
切りパン1枚の形(図5)に密閉された焼成空間を形成するための上半分成形手
段14および下半分成形手段12を位置決めするための位置決め手段とを含んで
構成される。密閉された焼成空間は、加熱され膨張されたバッターまたはドウが
上半分成形手段に接する程度の大きさであり、上半分成形手段の重量がバッター
またはドウにかかる低圧力の源となる。
下半分成形手段12および上半分成形手段14は、バッターが膨張され調理さ
れパン状の食製品を得るための埋め込まれた加熱手段24を含んで構成される。
個々の単位焼成器は、また背板28を含んで構成される。
当業者に知られた方法により、薄切りパン1枚の多くの形をとることができる
。例えば、円形、角形、ディスク状形等等がトーストするのに適当であり、本発
明が意図しているものである。好ましくは、密閉された焼成空間は、図6に示し
た形である。
実施例1
乾燥成分(穀粉、砂糖、食塩、発酵剤、ビタミン)が容量1クォートのホバー
トボウルにて混合された。液体成分(水、卵、油、果実、フレーバー等)が、乾
燥成分と混合するために加えられ、そして泡立て器で、ホバートミキサーの第2
速度で2分間よく撹拌された。けしの実が泡立てられた液体に加えられ、そして
乾燥成分類が加えられ、ホバートミキサーの第2速度で15分間よく撹拌された。
約60gのバッターが単位焼成器の下半分成形手段に入れられた。そして上半分成
形手段が、下半分成形手段および上半分成形手段が一緒になって密閉された焼成
空間を形成するように、下半分成形手段の上に被せられた。下および上半分成形
手段はバッターを入れる前に約315°F(157℃)から約330°F(166℃)
に予備加熱されている。バッターは、単位焼成器の密閉された焼成空間内で315
°F(157℃)−330°F(166℃)の温度で90秒間加熱された。冷却前の調理さ
れた製品は約57gであった。この調理された製品は冷却された。冷却された製品
の重さは約55gであった。この調理された製品は0°Fに冷蔵されて保存された。
本発明の製品は、通常のワッフル焼き型では作ることができない。49-50gの実
施例1に示されたレモンけしの実バッターを通常のワッフル焼き型に入れ、315
°F(157℃)から330°F(166℃)に加熱され、60秒間で調理された。その後
、その製品が検査された。その製品はワッフル焼き型の両側に密着し、製品の中
心部は調理されなかった。その調理時間が90秒間に延長された。90秒間後に、そ
の製品の中心部は部分的に調理されていたが、端の部分は過調理であった。その
製品のテクスチャーは、「膨らんだ状態(puffer)」または「ばらばらの状態(
pull-apart)」であった。これらの言葉は、製品の内部において大きな空洞を有
し、そしてこの製品の味がよくなく、消費者に販売するのに適していないことを
意味する。
バッターの量を60gに増やすか、または調理の温度を約30°F−35°F(約1℃
)から約270°F−275°F(約133℃)に下げて調理したが、上述の問題は解消
しなかった。通常のワッフル焼き型は、60gのバッターを調理できる容量がない
。過剰の量のバッターはワッフル焼き型の側面から流れ出てしまう。ワッフル焼
き型に残っているバッターは温度を下げて90秒間調理し、その後製品が検査され
た。製品は、その外側が褐色になっていたが、なお「ばらばらの状態(pull-apa
rt)」、すなわち、製品の内部において空洞を有し、そしてこの製品の味がよく
なく、消費者に販売するのに適していなかった。
実施例2 乾燥成分(穀粉、砂糖、食塩、発酵剤、ビタミン)が容量1クォートのホバー
トボウルにて混合された。液体成分(水、卵、油、果実、フレーバー/香辛料等
)が、乾燥成分と混合するために加えられた。にんじんを水につけて吸水させて
上記液体に加え、そして泡立て器で、ホバートミキサーの第2速度で2分間よく
乾燥成分とともに撹拌された。クルミの実が泡立てられた液体に加えられ、さら
にホバートミキサーの第2速度で15分間撹拌された。約60gのバッターが単位焼
成器の下半分成形手段に入れられ、そして上半分成形手段が、下半分成形手段お
よび上半分成形手段が一緒になって密閉された焼成空間を形成するように、下半
分成形手段の上に被せられた。下および上半分成形手段はバッターを入れる前に
約315°F(157℃)から330°F(166℃)に予備加熱されている。バッターは、
単位焼成器の密閉された焼成空間内で315°F−330°F(157℃−166℃)の温度
で90秒間加熱された。この調理された製品は0°Fに冷蔵されて保存された。冷
却前の調理された製品は約57gであった。この調理された製品は冷却された。冷
却された製品の重さは約55gであった。
実施例3
乾燥成分(穀粉、砂糖、食塩、発酵剤、ビタミン)が容量1クォートのホバー
トボウルにて混合された。液体成分(水、卵、油等)が、乾燥成分と混合するた
めに加えられ、そして泡立て器で、ホバートミキサーの第2速度で2分間よく乾
燥成分とともに撹拌された。乾燥果実およびナッツが泡立てられた液体に加えら
れ、ホバートミキサーの第2速度で15分間撹拌された。約60gのバッターが単位
焼成器の下半分成形手段に入れられ、そして上半分成形手段が、下半分成形手段
および上半分成形手段が一緒になって密閉された焼成空間を形成するように、下
半分成形手段の上に被せられた。下および上半分成形手段はバッターを入れる前
に約315°F(157℃)から330°F(166℃)に予備加熱されている。バッターは
、単位焼成器の密閉された焼成空間内で315°F−330°F(157℃-166℃)の温
度で90秒間加熱された。この調理された製品は0°F(-18℃)に冷蔵されて保存
された。冷却前の調理された製品は約57gであった。この調理された製品は冷却
された。冷却された製品の重さは約55gであった。
実施例4
乾燥成分、硬質小麦粉、軟質小麦粉、砂糖、乾燥麦芽粉末、全卵および即席活
性乾燥イーストが容量12クォートのドウフックつきのホバートミキサーにて混合
された。ミルクと水とが95−100°F(35℃-37℃)に加熱され、第1速度で1分
間、第2速度で6分間撹拌して乾燥成分内に混合された。食塩とフレーバーとが
最後の1分間に加えられた。
バターが混合物に加えられ、第2速度で4-5分間撹拌し続けるか、または全て
のバターがドウ内に取り込まれ、ドウが最早ミキシングボウルにくっつかなくな
るまで撹拌する。最終ドウの温度は77°F(25℃)であった。このドウは1-1.5
時間、90°F(32℃)、相対湿度90%でプルーフィングされた。このドウは半分
に切断され、そして厚さが約0.25インチ(6mm)から約0.38インチ(10mm)のシ
ートにした。このシート状のドウは溶けたバターまたは水が塗られ、挟むもの類
(ドウの20重量%)が均一にドウシートの上に広げられた。このドウ
はロールに巻かれ、その合わせ目がシールされ直径3-3.5”(76mmから89mm)の
ロールが得られた。このロールは切断され、ドウと挟むもの類で75-80gの丸くス
ライスしたものが得られた。このロールは焼き板の上に置かれ、10-15分間、90
°F(32℃)、相対湿度90%でプルーフィングされた。このドウは300°F−320
°F(148℃−160℃)の温度に予備加熱された調理装置に入れられ、90秒間加熱
された。この調理された製品は0°F(-18℃)に冷蔵されて保存された。
実施例5
ブランフレークを粉砕し、他の成分と手で混合して挟むものを作った。
実施例6
ブランフレークを粉末とした。その後、全ての成分を手で混合して挟むものを
作った。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年11月30日(1998.11.30)
【補正内容】
成した食製品を得る方法である。本発明で定義されるバッターは、穀粉、水およ
び他の成分との半液状混合物である。調理装置内で膨張され調理された、膨張さ
れた穀粉の焼成した食製品は、調理装置から取り出された後、包装され、保存さ
れ、冷蔵または冷凍される。この製品は、従来のトースターを用いて消費者によ
り、その後トーストされる。
他の実施態様において、膨らし粉やイーストなどを加えたドウは、穀粉の焼成
した食製品を、全ての側に外皮を有する、薄切りパン1枚の形に作るために本発
明の装置に入れられる。本発明で定義されるドウは、穀粉、水および他の成分と
の粘弾性混合物である。この方法に適するドウは、特に限定されないが、シート
状のドウ類、ラミノート状のドウ類、押し出されたドウ類を含む。好ましいドウ
は、発酵用イースト、約0%から約25%の油脂および約1-15%の甘味料から構成
される。より好ましくは、ドウは5-15%の油脂および2-8%の甘味料から構成さ
れる。このドウは調理される前にプルーフィングされる。ドウをプルーフィング
する条件は望まれる最終製品により依存して変化する当業者に知られた方法を用
いることができる。一般にプルーフィング時間が長いと、密度の小さい製品が得
られる。
本発明の装置は、約150°F(66℃)から450°F(232℃)の温度に加熱され
る。好ましくは、装置の温度は、約300°F(149℃)−330°F(166℃)である
。装置の温度はバッターまたはドウが45秒から120秒で調理できる範囲に調整す
る当業者に知られた方法を用いることができる。好ましくは、バッターまたはド
ウは90秒で調理される。調理時に、バッターまたはドウの温度は、約160°F(7
1℃)から約250°F(121℃)である。好ましくは、バッターまた
はドウの内部温度が約200°F(93℃)である。
当業者に知られたワッフルを作る技術が、しばしば科学と同様な技術を考慮さ
れ、そして、製品にかかる圧力は上半分成形手段の重さによって大部分与えられ
る。好ましくは、低圧は大気圧から5psigである。
特許請求の範囲
1.膨らし粉を加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5イ
ンチの厚さを有するトーストできる焼成された食製品の製法であって、次の工程
を含む:
(i)化学的な膨らし粉および甘味料を含んで構成される即席パンバッターを薄
切りパン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程と、
(ii)前記薄切りパン1枚の形の密閉焼空間内に入れられた前記バッターを低圧
下において45秒から120秒間加熱して、膨らし粉で膨張され、調理された穀粉の
、全ての側に外皮を有する食製品を形成する工程と、および
(iii)膨らし粉で膨張され、調理された穀粉の食製品を前記密閉焼空間から取
り出す工程。
2.請求項1記載の製法において、前記焼空間内での圧力が約大気圧近くから約
5psigであることを特徴とする製法。
3.請求項1記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約150°Fから約45
0°Fであることを特徴とする製法。
4.請求項1記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約300°Fから約33
0°Fであることを特徴とする製法。
5.請求項1記載の製法において、前記膨らし粉を加えて焼成された穀粉の製品
を冷凍する工程を含むことを特徴とする製法。
6.請求項1記載の製法において、前記膨らし粉を加えて焼成された、穀粉の食
製品が前記焼空間にくっつくのを防ぐために、前記焼空間は薬剤で処理されるこ
とを特徴とする製法。
7.膨らし粉を加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5イ
ンチの厚さを有し、トーストでき、冷凍することができる焼成された食製品であ
って、この食製品は、次の工程から作られる、
(i)化学的な膨らし粉および甘味料を含んで構成される即席パンバッターを薄
切りパン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程と、
(ii)前記密閉焼空間内に入れられた前記バッターを、膨張させ調理された、全
ての側に外皮を有する即せきパン状食製品を得るために低圧下において45秒から
120秒間加熱する工程と、および
(iii)膨張させ調理された前記即席パン状食製品を前記焼空間から取り出す工
程。
8.請求項6記載の製品において、甘味料がショ糖、果糖、ぶどう糖およびコー
ンシロップからなる群から選ばれた少なくとも一つであることを特徴とする製品
。
9.請求項8記載の製品において、前記バッターは甘味料の濃度が約8%から約2
0%であることを特徴とする製品。
10.請求項9記載の製品において、前記バッターは甘味料の濃度が約10%か
ら約12%であることを特徴とする製品。
11.請求項7記載の製品において、化学的な膨らし粉が炭酸水素ナトリウムお
よびベーキングパウダーからなる群から選ばれた少なくとも一つであることを特
徴とする製品。
12.請求項7記載の製品において、前記バッターは小麦粉、トウモロコシ粉、
大麦粉、ジャガ芋粉、カラス麦粉、米粉、そば粉およびライ麦粉からなる群から
選ばれた少なくとも一つであることを特徴とする製品。
13.請求項7記載の製品において、前記穀粉は小麦粉であることを特徴とする
製品。
14.請求項7記載の製品において、前記小麦粉は硬質小麦粉および軟質小麦粉
からなる群から選ばれた少なくともーつであることを特徴とする製品。
15.請求項14記載の製品において、前記軟質小麦粉は全粒小麦粉であること
を特徴とする製品。
16.請求項7記載の製品において、前記バッターは穀粉、甘味料、食塩、ベー
キングソーダ、ベーキングパウダーおよび卵を含んで構成されることを特徴とす
る製品。
17.請求項16記載の製品において、前記バッターは約20%から約50%の
穀粉、約8%から約20%の甘味料、ベーキングソーダおよびベーキングパウダー
からなる群より選ばれた少なくとも一つの約0.5%から約4%の化学的膨らし粉、
約0%から約3%の食塩、および約3%から約10%の卵または卵代替品を含んで構
成されることを特徴とする製品。
18.請求項7記載の製品において、前記バッターは、さらにチョコレート、バ
ナナ、カボチャ、にんじんまたはレモンからなる群より選ばれた少なくとも一つ
を含んで構成されることを特徴とする製品。
19.請求項7記載の製品において、前記バッターは、レモンけしの実即席パン
バッター、カボチャ即席パンバッター、およびにんじん即席パンバッターからな
る群から選ばれることを特徴とする製品。
20.請求項7記載の製品において、前記バッターは、さらに挟むものを含んで
構成されることを特徴とする製品。
21.請求項7記載の製品において、前記バッターは、さらに上にのせるものを
含んで構成されることを特徴とする製品。
22.請求項7記載の製品が、25.40%の硬質小麦粉、6.35%の軟質小麦粉、5.2
3%の液状全卵、12.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベ
ーキングソーダ、0.67%のベーキングパウダー、2.50%のけしの実、4.00%のソ
アクリーム、および0.80%のレモン抽出液を含んで構成されることを特徴とする
製品。
23.請求項7記載の製品が、5.00%の硬質小麦粉、5.23%の液状全卵または卵
代替品、12.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベーキン
グソーダ、0.67%のベーキングパウダー、8.50%のカボチャ、3.00%のコーンミ
ール、および20.16%の全粒小麦粉を含んで構成されることを特徴とする製品。
24.請求項7記載の製品が、29.42%の硬質小麦粉、5.23%の液状全卵、2.00
%の結晶果糖、8.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベー
キングソーダ、0.67%のベーキングパウダー、2.00%のにんじん、および4.00%
のパイナップルを含んで構成されることを特徴とする製品。
25.請求項7記載の製品において、その製品が0.35インチから1.0インチの厚
さを有することを特徴とする。
26.請求項25記載の製品において、その製品が約0.5インチの厚さを有する
ことを特徴とする。
27.イーストを加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5
インチの厚さを有するトーストできる焼成された食製品の製法であって、次の工
程を含む:
(i)イースト発酵剤、甘味料および油脂の素を含んで構成されるドウを薄切り
パン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程、
(ii)前記密閉空間内に入れられた前記ドウが、低圧下にて45-120秒間、膨張さ
れ、調理され、全ての側に外皮を有するイーストを加えた穀粉の食製品を得る
ために加熱される工程と、および
(iii)イーストを加えられ、膨張され、調理された穀粉の食製品を前記密閉焼
空間から取り出す工程。
28.請求項27記載の製法において、前記焼空間内での圧力が約大気圧近くか
ら約5psigであることを特徴とする製法。
29.請求項27記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約150°Fから
約450°Fであることを特徴とする製法。
30.請求項27記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約300°Fから
約330°Fであることを特徴とする製法。
31.請求項27記載の製法において、さらに前記イーストが加えられた穀粉の
焼成された製品を冷凍する工程を含むことを特徴とする製法。
32.請求項27記載の製法において、前記イーストが加えられた穀粉の焼成さ
れた食製品が前記焼空間にくっつくのを防ぐために、前記焼空間は薬剤で処理さ
れることを特徴とする製法。
33.イーストを加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5
インチの厚さを有し、次の工程から作られるトーストでき、冷凍することができ
る焼成された食製品、
(i)イースト発酵剤、甘味料および油脂の素を含んで構成されるドウを薄切り
パン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程、
(ii)前記密閉空間内に入れられた前記ドウが、低圧下にて45-120秒間、膨張さ
れ、調理された全ての側に外皮を有する食製品を得るために加熱する工程と、お
よび
(iii)前記膨張された食製品を前記焼空間から取り出す工程。
34.請求項33記載の製品において、前記甘味料がショ糖、果糖、ぶどう糖お
よびコーンシロップからなる群から選ばれた少なくとも一つであることを特徴と
する製品。
35.請求項34記載の製品において、前記ドウは甘味料の濃度が前記ドウの重
量に対して約1%から約15%であることを特徴とする製品。
36.請求項35記載の製品において、前記ドウは甘味料の濃度が前記ドウの重
量に対して約2%から約8%であることを特徴とする製品。
37.請求項33記載の製品において、前記イースト発酵剤が圧縮フレッシュケ
ーキイースト、活性乾燥イースト、即席乾燥イースト、およびクリームイースト
からなる群から選ばれた少なくと一つであることを特徴とする製品。
38.請求項33記載の製品において、前記ドウは小麦粉、トウモロコシ粉、大
麦粉、ジャガ芋粉、米粉、カラス麦粉、そば粉およびライ麦粉からなる群から選
ばれた少なくとも一つの穀粉を含むことを特徴とする製品。
39.請求項33記載の製品において、前記穀粉は小麦粉であることを特徴とす
る製品。
40.請求項33記載の製品において、前記小麦粉は硬質小麦粉および軟質小麦
粉からなる群から選ばれた少なくとも一つであることを特徴とする製品。
41.請求項33記載の製品において、前記軟質小麦粉は全粒小麦粉であること
を特徴とする製品。
42.請求項33記載の製品において、前記ドウは穀粉、甘味料、油脂の素、食
塩、イースト発酵剤および卵または卵代替品を含んで構成されることを特徴とす
る製品。
43.請求項42記載の製品において、前記ドウは約20%から約60%の穀粉、約
1%から約15%の甘味料、約0から約2.5%の油脂の素を含んで構成されることを
特徴とする製品。
44.請求項33記載の製品において、その製品が0.5インチから0.75インチの
厚さを有することを特徴とする。
45.請求項44記載の製品において、その製品が約0.50インチの厚さを有する
ことを特徴とする。
46.請求項42記載の製品において、前記ドウは約0.25から約2.5%のイー
スト発酵剤、約0.5%から約2.5%の食塩、および約0%から約10%の卵または卵
代替品を含んで構成されることを特徴とする製品。
47.請求項33記載の製品において、前記ドウは、さらにナッツ、果実、野菜
片、およびチーズからなる群より選ばれた少なくとも一つの付加的成分を含んで
構成されることを特徴とする製品。
48.請求項33記載の製品において、前記ドウは、ラミネートされたドウ、シ
ートにされたドウ、および押し出されたドウからなる群より選ばれることを特徴
とする製品。
49.請求項33記載の製品が、さらに挟むものを含んで構成されることを特徴
とする。
50.請求項33記載の製品が、さらに上にのせるものを含んで構成されること
を特徴とする。
51.請求項33記載の製品が、24.0%の硬質小麦粉、24.0%の軟質小麦粉、4.
8%の砂糖、2.4%の全卵、1.2%の活性乾燥イースト、24%のミルク、1%の食塩
、および14.4%のバターを含んで構成されることを特徴とする。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ジョンソン ゲリー アイ
アメリカ合衆国ミシガン州49015、バトル
クリーク、100 ミングス クリークプレ
ース F 304
(72)発明者 レヌッソン、ジレス ジ
アメリカ合衆国ミシガン州49428、ジェニ
ソン、3042 パークサイド ドライブ、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.膨らし粉を加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5イ ンチの厚さを有するトーストできる焼成された食製品の製法であって、次の工程 を含む: (i)化学的な膨らし粉および甘味料を含んで構成される即席パンバッターを薄 切りパン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程と、 (ii)前記薄切りパン1枚の形の密閉焼空間内に入れられた前記バッターを加熱 する工程と、および (iii)膨らし粉で膨張され、調理された穀粉の食製品を前記密閉焼空間から取 り出す工程。 2.請求項1記載の製法において、前記焼空間内での圧力が約大気圧近くから約 5psiであることを特徴とする製法。 3.請求項1記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約300°Fから約33 0°Fであることを特徴とする製法。 4.請求項1記載の製法において、さらに前記調理され製品を強化する工程を含 むことを特徴とする製法。 5.請求項1記載の製法において、前記発酵された穀粉の食製品を冷凍する工程 を含むことを特徴とする製法。 6.請求項1記載の製法において、前記膨らし粉を加えた、穀粉の、焼成された 食製品が前記焼空間にくっつくのを防ぐために、前記焼空間は薬剤で処理される ことを特徴とする製法。 7.請求項1記載の製法において、前記バッターは約45秒から約120秒間加熱さ れることを特徴とする製法。 8.請求項1記載の製法において、前記バッターは約45秒から約120秒間、約315 °Fから330°Fの温度を有する前記焼空間内で加熱されることを特徴とする製 法。 9.膨らし粉を加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5イ ンチの厚さを有し、トーストできる焼成された食製品であって、この食製品は、 次の工程から作られる、 (i)化学的な膨らし粉および甘味料を含んで構成される即席パンバッターを薄 切りパン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程と、 (ii)前記密閉焼空間内に入れられた前記バッターを、膨張させ調理された、全 ての側に外皮を有する即席パン状食製品を得るために加熱する工程と、および (iii)膨張させ調理された前記即席パン状食製品を前記焼空間から取り出す工 程。 10.請求項9記載の製品において、前記甘味料がショ糖、果糖、ぶどう糖およ びコーンシロップからなる群から選ばれることを特徴とする製品。 11.請求項10記載の製品において、前記バッターは甘味料の濃度が約8%か ら約20%であることを特徴とする製品。 12.請求項11記載の製品において、前記バッターは甘味料の濃度が約10%か ら約12%であることを特徴とする製品。 13.請求項9記載の製品において、前記化学的な膨らし粉が炭酸水素ナトリウ ムおよびベーキングパウダーからなる群から選ばれることを特徴とする製品。 14.請求項9記載の製品において、前記バッターは小麦粉、トウモロコシ粉、 大麦粉、ジャガ芋粉、カラス麦粉、米粉、そば粉およびライ麦粉からなる群から 選ばれた穀粉を含むことを特徴とする製品。 15.請求項9記載の製品において、前記穀粉は小麦粉であることを特徴とする 製品。 16.請求項9記載の製品において、前記小麦粉は硬質小麦粉および軟質小麦粉 からなる群から選ばれることを特徴とする製品。 17.請求項16記載の製品において、前記軟質小麦粉は全粒小麦粉であること を特徴とする製品。 18.請求項9記載の製品において、前記バッターは穀粉、甘味料、食塩、べー キングソーダ、ベーキングパウダーおよび卵を含んで構成されることを特徴とす る製品。 19.請求項18記載の製品において、前記バッターは約20%から約50%の穀粉 、約8%から約20%の甘味料、ベーキングソーダおよびベーキングパウダーから なる群より選ばれる約0.5%から4%の化学的膨らし粉、約0%から約3%の食塩、 および約3%から約10%の卵または卵代替品を含んで構成されることを特徴とす る製品。 20.請求項9記載の製品において、前記バッターは、さらにチョコレート、バ ナナ、カボチャ、にんじんまたはレモンを含んで構成されることを特徴とする製 品。 21.請求項20記載の製品において、前記バッターは、レモンけしの実即席パ ンバッター、カボチャ即席パンバッター、およびにんじん即席パンバッターから なる群から選ばれることを特徴とする製品。 22.請求項9記載の製品において、前記バッターは、さらに挟むものを含んで 構成されることを特徴とする製品。 23.請求項9記載の製品において、前記バッターは、さらに上にのせるものを 含んで構成されることを特徴とする製品。 24.請求項9記載の製品が、25.40%の硬質小麦粉、6.35%の軟質小麦粉、5.2 3%の液状全卵、12.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベ ーキングソーダ、0.67%のベーキングパウダー、2.50%のけしの実、4.00%の ソアクリーム、および0.80%のレモン抽出液を含んで構成されることを特徴とす る製品。 25.請求項9記載の製品が、5.00%の硬質小麦粉、5.23%の液状全卵または卵 代替品、12.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベーキン グソーダ、0.67%のベーキングパウダー、8.50%のカボチャ、3.00%のコーンミ ール、および20.16%の全粒小麦粉を含んで構成されることを特徴とする製品。 26.請求項9記載の製品が、29.42%の硬質小麦粉、5.23%の液状全卵、2.00 %の結晶果糖、8.00%のグラニュー糖、1.56%の甘い乳清の粉末、0.64%のベー キングソーダ、0.67%のベーキングパウダー、2.00%のにんじん、および4.00% のパイナップルを含んで構成されることを特徴とする製品。 27.請求項9記載の製品において、その製品が0.35インチから1.0インチの厚 さを有することを特徴とする。 28.請求項27記載の製品において、その製品が約0.5インチの厚さを有する ことを特徴とする。 29.格子状に配置された複数の単位焼成器を含んで構成される調理装置であっ て、前記単位焼成器は、 焼成されるバッターまたはドウを入れるための中心凹部を有する下半分成形 手段と、 中心凹部を有する上半分成形手段と、 前記下および上成形手段とが一緒になって、薄切りパン一枚の形に焼成空間 が規定され、 バッターまたはドウを前記下半分成形手段に移送する手段と、 前記下および上半分成形手段が前記焼成空間を形成するための位置決め手段 と、 前記下及び上半分成形手段を、全ての側に外皮を有する薄切りパン1枚の形 に低圧下で膨らし粉やイーストなどを加えた、穀粉の、焼成された食製品を作る ために加熱する手段とを含んで構成される。 30.請求項29記載の調理装置において、上半分成形手段の重さが、低い圧力 の源であり、前記下および上半分成形手段は、調理中での膨張した製品により僅 かに分離できる手段を有することを特徴とする調理装置。 31.請求項29記載の調理装置において、前記下および上半分成形手段は、そ れらの縁の部分から調理中にガスを放出することを特徴とする調理装置。 32.イーストを加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、約0.25インチから1. 5インチの厚さを有するトーストできる焼成された食製品の製法であって、次の 工程を含む: (i)イースト発酵剤、甘味料および油脂の素を含んで構成されるドウを薄切り パン1枚の密閉焼空間にいれる工程、 (ii)前記密閉空間内に入れられた前記ドウが、低圧下にて膨張され、調理され 、全ての側に外皮を有するイーストを加えた穀粉の食製品を得るために加熱され る工程と、および (iii)イーストを加えられ、膨張され、調理された穀粉の食製品を前記密閉焼 空間から取り出す工程。 33.請求項32記載の製法において、前記焼空間内での圧力が約大気圧近くか ら約5psiであることを特徴とする製法。 34.請求項32記載の製法において、前記密閉焼空間の温度は約300°Fから約 330°Fであることを特徴とする製法。 35.請求項32記載の製法において、さらに前記調理され製品を強化する工程 を含むことを特徴とする製法。 36.請求項32記載の製法において、前記イーストが加えられた穀粉の食製品 を冷凍する工程を含むことを特徴とする製法。 37.請求項32記載の製法において、前記イーストが加えられた穀粉の焼成さ れた食製品が前記焼空間にくっつくのを防ぐために、前記焼空間は薬剤で処理さ れることを特徴とする製法。 38.請求項32記載の製法において、前記ドウは約45秒から約120秒間加熱さ れることを特徴とする製法。 39.請求項32記載の製法において、前記ドウは約45秒から約120秒間、約300 °Fから330°Fの温度を有する前記焼空間内で加熱されることを特徴とす る製法。 40.イーストを加えた、穀粉の、全ての側に外皮を有し、0.25インチから1.5 インチの厚さを有し、次の工程から作られるトーストできる焼成された食製品、 (i)イースト発酵剤、甘味料および油脂の素を含んで構成されるドウを薄切り パン1枚の形の密閉焼空間にいれる工程、 (ii)前記密閉空間内に入れられた前記ドウが、低圧下にて膨張され、調理され 、発酵された全ての側に外皮を有する即席パン状の食製品を得るために加熱され る工程と、および (iii)膨張された前記即席パン状の食製品を前記密閉焼空間から取り出す工程 。 41.請求項40記載の製品において、前記甘味料がショ糖、果糖、ぶどう糖お よびコーンシロップからなる群から選ばれることを特徴とする製品。 42.請求項41記載の製品において、前記ドウは甘味料の濃度が前記ドウの重 量に対して約1%から約15%であることを特徴とする製品。 43.請求項42記載の製品において、前記ドウは甘味料の濃度が前記ドウの重 量に対して約2%から約8%であることを特徴とする製品。 44.請求項40記載の製品において、前記イースト発酵剤が圧縮フレッシュケ ーキイースト、活性乾燥イースト、即席乾燥イースト、およびクリームイースト からなる群から選ばれたことを特徴とする製品。 45.請求項40記載の製品において、前記ドウは小麦粉、トウモロコシ粉、大 麦粉、ジャガ芋粉、米粉、カラス麦粉、そば粉およびライ麦粉からなる群から選 ばれた穀粉を含むことを特徴とする製品。 46.請求項40記載の製品において、前記穀粉は小麦粉であることを特徴とす る製品。 47.請求項40記載の製品において、前記小麦粉は硬質小麦粉および軟質小麦 粉からなる群から選ばれることを特徴とする製品。 48.請求項40記載の製品において、前記軟質小麦粉は全粒小麦粉であること を特徴とする製品。 49.請求項40記載の製品において、前記ドウは穀粉、甘味料、油脂の素、食 塩、イースト発酵剤および卵または卵代替品を含んで構成されることを特徴とす る製品。 50.請求項49記載の製品において、前記ドウは約20%から約60%の穀粉、約 1%から約15%の甘味料、約0から約2.5%の油脂の素を含んで構成されることを 特徴とする製品。 51.請求項40記載の製品において、その製品が0.5インチから0.75インチ の厚さを有することを特徴とする。 52.請求項51記載の製品において、その製品が約0.50インチの厚さを有する ことを特徴とする。 53.請求項49記載の製品において、前記ドウは約0.25から約2.5%のイース ト発酵剤、約0.5%から約2.5%の食塩、および約0%から約10%の卵または卵代 替品を含んで構成されることを特徴とする製品。 54.請求項32記載の製品において、前記ドウは、さらにナッツ、果実、野菜 片、およびチーズからなる群より選ばれる付加的成分を含んで構成されることを 特徴とする製品。 55.請求項52記載の製品において、前記ドウは、ラミネートされたドウ、シ ートにされたドウ、および押し出されたドウからなる群より選ばれることを特徴 とする製品。 56.請求項40記載の製品が、さらに挟むものを含んで構成されることを特徴 とする。 57.請求項40記載の製品が、さらに上にのせるものを含んで構成されること を特徴とする。 58.請求項40記載の製品が、24.0%の硬質小麦粉、24.0%の軟質小麦粉 、4.8%の砂糖、2.4%の全卵、1.2%の活性乾燥イースト、24%のミルク、1%の 食塩、および14.4%のバターを含んで構成されることを特徴とする。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US74968196A | 1996-11-15 | 1996-11-15 | |
US08/749,681 | 1996-11-15 | ||
PCT/US1997/021348 WO1998020743A1 (en) | 1996-11-15 | 1997-11-17 | Quick bread |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002516565A true JP2002516565A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=25014728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52294798A Pending JP2002516565A (ja) | 1996-11-15 | 1997-11-17 | 即席パン |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6013300A (ja) |
EP (1) | EP0942655A1 (ja) |
JP (1) | JP2002516565A (ja) |
AU (1) | AU727716B2 (ja) |
CA (1) | CA2270944A1 (ja) |
WO (1) | WO1998020743A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009529881A (ja) * | 2006-03-16 | 2009-08-27 | リッチ プロダクツ コーポレイション | 冷凍シート化生地の製造のための処方および方法 |
JP2015047154A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 昭和産業株式会社 | パンの製造方法 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6399125B1 (en) | 1997-10-15 | 2002-06-04 | Smtm Group, Llc. | Method for pressure baking including a filling encapsulant |
US6258395B1 (en) * | 1997-10-15 | 2001-07-10 | Smtm Group, Llc | Method for pressure baking |
US6589583B1 (en) * | 1999-11-01 | 2003-07-08 | The Pillsbury Company | Freezer to oven dough products |
ATE278326T1 (de) * | 2000-01-26 | 2004-10-15 | Nestle Sa | Fermentierter, vorgebackener und tiefgekühlter blätterteig |
US20020039612A1 (en) * | 2000-08-21 | 2002-04-04 | Charles Gambino | Frozen filled waffle |
WO2003007720A1 (en) * | 2001-07-17 | 2003-01-30 | Smtm Group Llc | Edible encapsulant and method |
US6858241B1 (en) | 2001-07-25 | 2005-02-22 | Smtm Group, Llc. | Farinaceous surface product that is toaster reheatable and method |
FR2833462B1 (fr) * | 2001-12-18 | 2004-06-04 | Seba | Procede de cuisson ou rechauffage ou decongelation et/ou conditionnement d'un produit alimentaire, produit alimentaire conditionne obtenu et dispositif de cuisson ou de rechauffage pour la mise en oeuvre |
US8512791B2 (en) * | 2003-08-18 | 2013-08-20 | Frans Johan Sarneel | Bakery products containing starch n-octenyl succinate |
US20050263012A1 (en) * | 2004-05-27 | 2005-12-01 | Weld Scott R | Baking pan assembly |
US20050287277A1 (en) * | 2004-06-10 | 2005-12-29 | Hopkins Alexander N | Reheatable batter product having structure to facilitate separation |
ES2289900B1 (es) * | 2005-11-16 | 2008-08-01 | Bimbo, S.A. | "pan de molde y procedimiento para su obtencion.". |
US20080233255A1 (en) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Lockwood Keith A | Process for producing a freezer-to-oven bagel |
US10448653B2 (en) | 2009-12-01 | 2019-10-22 | Arlington Valley Farms Llc | Multi-layered food product and method for forming |
US20200107554A1 (en) | 2009-12-01 | 2020-04-09 | Arlington Valley Farms Llc | Multi-Layered Food Product and Method For Forming |
WO2011068902A2 (en) * | 2009-12-01 | 2011-06-09 | Arlington Valley Farms Llc | Sandwich and method for forming |
GB2486423A (en) * | 2010-12-13 | 2012-06-20 | Shazan Foods Ltd | Frozen, cooked paratha that may be re-heated in a domestic toaster |
ES2580678B1 (es) * | 2015-02-12 | 2017-07-07 | Lancaster Plus, Slu | Composición salina comestible baja en sodio |
USD841280S1 (en) * | 2015-07-17 | 2019-02-26 | Erica Ashley Belk | Frozen confectionary |
USD848228S1 (en) * | 2017-03-22 | 2019-05-14 | Aimee Nicole FRANK | Stamp |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3769035A (en) * | 1971-06-23 | 1973-10-30 | Gen Foods Corp | Process for sealing toaster sandwich |
US3767823A (en) * | 1971-06-24 | 1973-10-23 | Armour & Co | Preparation of toaster sandwich |
US3753734A (en) * | 1971-11-04 | 1973-08-21 | Gen Foods Corp | Shelf stable pancake and waffle products |
US3999473A (en) * | 1974-07-24 | 1976-12-28 | Carbon Fred S | Baker for waffles, pancakes and similar food items |
US3975550A (en) * | 1974-08-07 | 1976-08-17 | General Foods Corporation | Plastically deformable ready-to-use batter |
US3996388A (en) * | 1975-08-13 | 1976-12-07 | Bellamy William R | Process of making a waffle batter |
US4020188A (en) * | 1975-11-28 | 1977-04-26 | Forkner John H | Cooked dough having a frozen dessert filling and method therefor |
AT357128B (de) * | 1977-03-25 | 1980-06-25 | Haas Franz Sen | Verfahren zur herstellung von mehrlagigen mit creme gefuellten waffelbloecken |
US4386557A (en) * | 1977-08-22 | 1983-06-07 | Meraj Paul P | Heating apparatus for preparation of precooked frozen waffles |
US4208441A (en) * | 1978-03-01 | 1980-06-17 | The Pillsbury Company | Process for cooking dough products |
US4657769A (en) * | 1985-02-22 | 1987-04-14 | Leonard Petrofsky | Method of manufacturing frozen bagel dough products |
US4935252A (en) * | 1988-06-02 | 1990-06-19 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Microwave oven preparation of waffle |
IT1226082B (it) * | 1988-07-06 | 1990-12-10 | Scriba S P A | Procedimento ed impianto per realizzare prodotti in cialda variamente sagomati, in particolare coni e simili per gelati e alimenti. |
US5171590A (en) * | 1989-02-22 | 1992-12-15 | Ahold Retail Services A.G. | Method of preparing frozen pieces of dough and of preparing dough products |
DE4018513C1 (ja) * | 1989-12-20 | 1991-05-08 | Karl Oexmann, Inh. Wolfgang Oexmann, 4650 Gelsenkirchen, De | |
US5256431A (en) * | 1989-12-20 | 1993-10-26 | Firma Karl Oexmann, Inh. Wolfgang Oexmann | Patterned waffles |
US5284672A (en) * | 1992-07-29 | 1994-02-08 | Sadaharu Ito | Method of producing an edible container |
US5529797A (en) * | 1994-09-06 | 1996-06-25 | Mckee Foods Corporation | Method for continuously producing discrete wrapped baked dough products |
US5614240A (en) * | 1995-06-06 | 1997-03-25 | The Pillsbury Company | Method of producing a baked product having a sliced appearance |
-
1997
- 1997-11-17 AU AU52660/98A patent/AU727716B2/en not_active Ceased
- 1997-11-17 EP EP97947618A patent/EP0942655A1/en not_active Withdrawn
- 1997-11-17 WO PCT/US1997/021348 patent/WO1998020743A1/en not_active Application Discontinuation
- 1997-11-17 CA CA002270944A patent/CA2270944A1/en not_active Abandoned
- 1997-11-17 JP JP52294798A patent/JP2002516565A/ja active Pending
- 1997-11-18 US US08/972,903 patent/US6013300A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009529881A (ja) * | 2006-03-16 | 2009-08-27 | リッチ プロダクツ コーポレイション | 冷凍シート化生地の製造のための処方および方法 |
JP4897871B2 (ja) * | 2006-03-16 | 2012-03-14 | リッチ プロダクツ コーポレイション | 冷凍シート化生地の製造のための処方および方法 |
JP2015047154A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 昭和産業株式会社 | パンの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU727716B2 (en) | 2000-12-21 |
EP0942655A1 (en) | 1999-09-22 |
AU5266098A (en) | 1998-06-03 |
CA2270944A1 (en) | 1998-05-22 |
WO1998020743A1 (en) | 1998-05-22 |
US6013300A (en) | 2000-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002516565A (ja) | 即席パン | |
EP2258199B1 (en) | Mix for bakery food | |
US3615678A (en) | Process for making covered pizza | |
EP0505477B1 (en) | Microwaveable bakery product | |
US3615679A (en) | Frozen pizza and dough | |
US20100272863A1 (en) | Soft shaped tortillas | |
EP1900281A1 (en) | Baked microwavable frozen bread and bakery products | |
KR101769923B1 (ko) | 소프트 치즈 쨈 바게트 제조방법 | |
US6787170B2 (en) | Fried texture imparting glaze for a food intermediate and method of making a product and a product produced thereby | |
MX2011004004A (es) | Articulos horneados para microondas de avena entera. | |
US20080248168A1 (en) | Frozen microwaveable dough products | |
US20090304871A1 (en) | Microwaveable frozen foodstuff | |
EP2186413A1 (en) | Baked microwavable frozen bread and bakery products | |
US10457804B2 (en) | Sandwich and method for forming | |
US20190191723A1 (en) | Method of Making Frozen Dough and Products Made Using The Method | |
KR102281638B1 (ko) | 표고버섯 발효종을 이용한 크루아상 도넛츠 제조방법 | |
CN111278296A (zh) | 马铃薯面团 | |
JP2886763B2 (ja) | パイ食品 | |
EP0334568A2 (en) | Food product and process | |
CA3069501C (en) | Gluten-free tortillas | |
MXPA99004585A (en) | Quick bread | |
JPH11243845A (ja) | ピザクラスト及びピザの製造方法 | |
Littlewood | Bread, pastry, and cakes | |
RU40575U1 (ru) | Зерновое хлебобулочное изделие "пита" | |
JPH09163942A (ja) | 穀粒外殻とその中に囲包された非穀粒充填物を有する食品を調製する方法 |