JP2002513789A - 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの細かい粒子サイズ形 - Google Patents

1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの細かい粒子サイズ形

Info

Publication number
JP2002513789A
JP2002513789A JP2000547082A JP2000547082A JP2002513789A JP 2002513789 A JP2002513789 A JP 2002513789A JP 2000547082 A JP2000547082 A JP 2000547082A JP 2000547082 A JP2000547082 A JP 2000547082A JP 2002513789 A JP2002513789 A JP 2002513789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ylsulfonyl
pyridyl
chloronaphth
benzoyl
piperazine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000547082A
Other languages
English (en)
Inventor
アシュフォード,メアリアン
ジェイムス,ロジャー
Original Assignee
アストラゼネカ アクチボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アストラゼネカ アクチボラグ filed Critical アストラゼネカ アクチボラグ
Publication of JP2002513789A publication Critical patent/JP2002513789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/24Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D213/54Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors

Abstract

(57)【要約】 本発明は1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医薬として受容可能な塩、および抗血栓および抗凝固特性を持ち、従ってヒトまたは動物の処置方法に有用である化合物またはその医薬として受容可能な塩両方の細かい粒子サイズ形に関している。本発明はまた、前記化合物の医薬として受容可能な塩および細かい粒子サイズ形の製造方法、それらを含んでいる医薬組成物、およびヒトにおいて抗血栓または抗凝固効果の発生に使用される医薬の製造におけるそれらの使用にも関している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医薬として受容可能な塩、および抗血栓お
よび抗凝固特性を持ち、従ってヒトまたは動物の処置方法に有益な化合物または
その医薬として受容可能な塩の細かい粒子サイズ形に関している。本発明はまた
、該化合物の医薬として受容可能な塩およびその細かい粒子サイズ形の製造方法
、それらを含んでいる医薬組成物、およびヒトにおいて抗血栓および抗凝固効果
の発生に使用する医薬の製造におけるそれらの使用にも関している。
【0002】 本発明の化合物により生み出される抗血栓および抗凝固効果は、因子Xaとし
て知られている活性化凝固プロテアーゼに対するそれらの強い阻害効果によるも
のと信じられている。因子Xaは血液凝固の複雑な過程に関連するプロテアーゼ
カスケードの一つである。トロンビンとして知られているプロテアーゼはカスケ
ードの最終プロテアーゼであり、および因子Xaはプロトロンビンを切断してト
ロンビンを発生させるすぐ前のプロテアーゼである。
【0003】 ある種の化合物が因子Xa阻害特性を持っていることが知られており、この分
野にはR.B.Wallis,Current Opinion in The rapeutic Patents ,1993,1173−1179による総説
がある。二つのタンパク質、一つはアンチスタチンとして知られており他方はダ
ニ抗凝固タンパク質(TAP)として知られている、が血栓疾患の種々の動物モ
デルにおいて抗血栓特性を持つ特異的因子Xa阻害剤である。
【0004】 またある種の非ペプチド化合物が因子Xa阻害特性を持っていることも知られ
ている。R.B.Wallisによりまとめられている低分子阻害剤はすべてア
ミジノフェニルまたはアミジノナフチル基のような強塩基性基を持っていた。
【0005】 我々はここで1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(
4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン(以後化合物1と称される)が、血液凝
固酵素カスケードの一酵素でもある酵素トロンビンを阻害しない(または弱く阻
害する)濃度で因子Xa阻害活性を持っていることを発見した。
【0006】 化合物1のトリフルオロ酢酸付加塩はPCT出願番号第GB97/03033
号の実施例7に開示されている。 化合物1は抗凝固治療が適応となる種々の医学疾患の処置または予防、例えば
、冠動脈および脳血管疾患のような血栓状態の処置および予防に活性を持ってい
る。そのような医学疾患のさらなる例には、心筋梗塞、アテローム斑の形成、静
脈および動脈血栓症、凝固症候群、血管障害(血管形成術および冠動脈バイパス
手術後の再閉塞および再狭窄、血管手術または股関節置換手術のような一般的手
術適用後の血栓形成、人工心臓弁導入、または血液の再還流を含む)、脳梗塞、
脳血栓、卒中、脳塞栓症、肺塞栓症、虚血および狭心症(不安定狭心症を含む)
のような種々の心臓血管および脳血管状態が含まれる。
【0007】 化合物1はまた、例えば、因子Xaを含んでいると思われ、および凝固が有害
である全血または他の生物学的試料の貯蔵のような生体外状態における血液凝固
阻害剤としても有用である。
【0008】 化合物1(即ち、遊離塩基)は限られた水溶性および経口で投与された場合の
限られた生物学的利用能しか示さないことが見いだされた。化合物1の物理的特
性を改良するため、化合物1の医薬として受容可能な塩および細かい粒子サイズ
を持つ化合物1ならびに化合物1の医薬として受容可能な塩が調べられた。
【0009】 化合物1の医薬として受容可能な塩および化合物1およびその医薬として受容
可能な塩の細かい粒子サイズ形は、改良された物理特性を示すことが我々の研究
で示された。特に、化合物1の医薬として受容可能な塩は、水溶性および経口生
物学的利用能のような改良された物理特性を示した。特に、化合物1の医薬とし
て受容可能な塩の細かい粒子サイズ形は、改良された水溶解速度、経口生物学的
利用能および化合物1と比較した場合の経口生物学的利用能変異性の減少を示し
た。
【0010】 従って、以下のことが本発明により提供される: (a)化合物1の医薬として受容可能な塩またはその溶媒和物の細かい粒子サ
イズ形; (b)化合物1またはその溶媒和物の細かい粒子サイズ形;および (c)化合物1の医薬として受容可能な塩またはその溶媒和物。
【0011】 以後、用語”本発明の化合物”が使用された場合、前記(a)、(b)または
(c)の一つの特徴を持つものをさしている。 用語”細かい粒子サイズ”の使用においては、適当な加工技術を用いて、より
小さい粒子サイズおよび結果としてより広い表面積の固体を持つように細かくさ
れた固形化合物1またはその医薬として受容可能な塩、またはそれらの溶媒和物
を示している。すり砕き、製粉、ミクロン程度への微粉化のような(より詳しい
総説としてRemington:The Science and Pract
ice of Pharmacy,19版、ページ1598−1602を参照さ
れたい)薬学の分野で知られている多くの加工技術が固体粒子サイズを細かくす
るのに使用される。
【0012】 本発明で好適な粒子サイズ範囲は中程度に細かい粉剤から始まり、好適さを増
す方向で、細かい粉剤、非常に細かい粉剤、マイクロファイン粉剤、最も好適に
はスーパーファイン粉剤となる。
【0013】 前記の粒子サイズは英国薬局方1993、第II巻、付録XVIIB,A19
3から採られており参考のために以下に再褐する。 中程度に細かい粉剤 その粒子すべてが355μmの公称網目孔のふるいを通過し、多くて重量で4
0.0%が250μmの公称網目孔のふるいを通過する紛剤。
【0014】 細かい粉剤 その粒子すべてが180μmの公称網目孔のふるいを通過し、多くて重量で4
0.0%が125μmの公称網目孔のふるいを通過する紛剤。
【0015】 非常に細かい粉剤 その粒子すべてが125μmの公称網目孔のふるいを通過し、多くて重量で4
0.0%が45μmの公称網目孔のふるいを通過する紛剤。
【0016】 マイクロファイン粉剤 少なくても重量で90%が45μmの公称網目孔のふるいを通過する紛剤。 スーパーファイン粉剤 少なくても重量で90%が10μmの公称網目孔のふるいを通過する紛剤。
【0017】 粒子サイズの決定に使用されるべき特定のふるいは英国薬局方1993、第I
I巻、付録XVIIB,A193−A194に記載されており、その部分は本明
細書において援用される。
【0018】 医薬として受容可能な塩は化合物1の塩基性部分と多数の医薬として受容可能
な有機または無機酸の内の一つとを反応させ、溶液から塩を沈殿させることによ
り形成される。化合物1の好適な医薬として受容可能な塩は塩酸塩である。より
好適には化合物の塩化物塩は溶媒和されており(好適には水和)、特に半水和物
形が好適である。
【0019】 本発明の一つの特色は医学治療で使用するための前記のような本発明の化合物
である。 本発明のさらなる特色に従うと、医薬として受容可能な希釈剤または担体と組
み合わされた前記のような本発明の化合物を含む医薬組成物が提供される。
【0020】 本組成物は、経口使用のための、例えば錠剤、カプセル、水性または油性溶液
、懸濁液または乳剤;鼻に使用のための、例えば吹入剤、鼻噴霧剤または点鼻剤
;膣または直腸で使用するための、例えば座剤;吸入による投与のための、例え
ば乾燥粉剤のような細かく粉砕された粉剤、微晶性形または液体エアロゾル;舌
下または口内使用のための、例えば錠剤またはカプセル;非経口使用のための(
静脈内、皮下、筋肉内、血管内または注入を含んで)、例えば、滅菌水性または
油性溶液または懸濁液のような適した形であろう。一般に、前記の組成物は通常
の賦形剤を用いて通常の様式で処方されるであろう。
【0021】 一つまたはそれ以上の賦形剤と混合されて単一剤形を生成する、前記のような
本発明の化合物の量は、処置される受容者および投与の特定の経路に依存して必
然的に変化するであろう。例えば、ヒトへの経口投与が意図される処方は一般に
、例えば、適切なおよび通常の量(総成分の重量で約5から98パーセントまで
変化してもよい)の賦形剤と混ぜ合わされた0.5mgから2gの活性薬剤を含
んでいるであろう。単位剤形は一般に約1mgから約500mgの活性成分を含
んでいるであろう。
【0022】 本発明は下記の項で使用するための医薬の製造における前記のような本発明の
化合物の使用を含んでいる: (i)因子Xa阻害効果を生みだす; (ii)抗凝固効果を生みだす; (iii)抗血栓効果を生みだす; (iv)因子Xa仲介医学疾患または医学状態を処置する; (v)血栓症仲介医学疾患または医学状態を処置する; (vi)凝固障害を処置する;および/または (vii)因子Xa仲介凝固を含む血栓症または塞栓症を処置する。
【0023】 本発明はまた前に定義されたような効果を生みだす、または前に定義したよう
な疾患または障害を処置する方法を含んでおり、それはそのような処置を必要と
している温血動物に前記のような本発明の化合物の形の有効量を投与することを
含んでいる。
【0024】 前記のような本発明の化合物の一つの形の治療的および予防的目的のための投
与量は、医薬のよく知られた原則によると、医学状態の性質および重度、処置さ
れる患者の年齢および性別、および投与経路に従って当然変化するであろう。本
発明の化合物の使用においては、例えば、一般に0.1から50mg/kg体重
/日の範囲の経口用量となるように投与され、必要に応じて分割して与えてもよ
い。一般に非経口経路が用いられた場合、より少ない量が投与され、例えば静脈
投与には0.01から10mg/kg体重/日の範囲で一般的に使用されるであ
ろう。好適な経口日用量は、例えば0.1から10mg/kg体重/日である。
一般に、経口または非経口投与の好適な用量範囲は0.01から10mg/kg
体重/日であろう。
【0025】 化合物1は(4−ピリジル)安息香酸またはその反応性誘導体(例えば、アシ
ルクロリド誘導体)と1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)ピペラジ
ンまたはその塩(例えば、塩酸塩)とを反応させることにより都合よく製造され
る。反応は都合よくは、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエ
トキシド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナ
トリウム、水素化カリウムのようなアルカリ土類金属炭酸塩、アルコキシド、水
酸化物または水素化物、またはアルキル−リチウム(例えば、n−ブチル−リチ
ウム)またはジアルキルアミノ−リチウム(例えば、リチウム ジ−イソプロピ
ルアミド)のような有機金属塩基、または例えば、ピリジン、2,6−ルチジン
、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、モルホリンまた
はジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンのような有機アミン塩基、
のような適した塩基の存在下で実施される。反応はまた、例えば、塩化メチレン
、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン
、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド,N−メチル
ピロリジン−2−オン、ジメチルスルホキシドまたはアセトンのような適した不
活性溶媒または希釈剤中、例えば、−78°から150℃の範囲の温度で(都合
がよいのは周囲温度付近)好適に実施される。
【0026】 前記二つの中間体、ならびに化合物1の製造方法はPCT出願番号PCT/G
B97/03033に記載されている。 化合物1または本発明の化合物は単独治療法として投与されてもよいし、また
は血栓溶解薬(例えば、組織プラスミノーゲン活性化因子またはその誘導体また
はストレプトキナーゼ)のような他の薬理学的に活性な薬剤と組み合わせて投与
してもよい。本発明の化合物はまた、例えば、既知の血小板凝集阻害剤(例えば
、アスピリン、トロンボキサンアンタゴニストまたはトロンボキサン合成酵素阻
害剤)、既知の脂質低下薬または既知の抗高血圧剤とともに投与することもでき
る。
【0027】 物質の溶解速度は、英国薬局方1998付録XIID A189−A191に
記載されている方法と類似の方法で試験された。 本発明はここで以下の実施例により例示されるであろう。
【0028】 実施例1 遊離塩基からの1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−( 4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン塩酸塩の製造 : 遊離塩基1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−
ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン(54.8g)をジクロロメタン(800m
l)に溶解し、HClの酢酸エチル溶液(3.1Mを50ml、1.1当量)を
撹拌しながら加えた;混合物を1時間撹拌すると、大量の沈殿が生じた。真空下
で溶媒を留去し、生じた無色の固形物は高真空下で乾燥した。この固形物に熱メ
タノール(2.5l)を加え、懸濁液を環流し(この段階で完全な溶液)、濾過
し、結晶化が始まるまで蒸気浴上で容量を減じた;溶液を蒸気浴から除き、放置
して結晶化させると塩酸塩半水和物としての1−(6−クロロナフト−2−イル
スルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンが無色結晶
性固形物として46.6g得られた。 M.p.250℃
【0029】
【化1】
【0030】 実施例2 実施例1の細かい粒子サイズ形の製造 化合物1の半水和物塩酸塩(実施例1)を制御された速度で流体エネルギーミ
ル(マイクロ化機)内へ入れ、その中で塩は高エネルギー流の気体により起こさ
れる自己摩擦を受ける。製造された粒子は、フィルターを通して集められた細か
さにより連続的に分類された。
【0031】 生成された固形物は”スーパーファイン粉剤”であると測定された(参照:英
国薬局方1993、第2巻、付録A193)。 実施例3 治療または予防的使用のための本発明の化合物の提供に適した例示的医薬剤形
として、以下の錠剤およびカプセル処方が挙げられ、それは薬学の分野ではよく
知られた通常の方法により得られ、ヒトにおける治療的使用に適している: (a)錠剤I mg/錠剤 化合物Z* 1.0 乳糖 Ph.Eur. 93.25 クロスカルメロース ナトリウム 4.0 トウモロコシデンプンペースト 0.75 (5%W/v水性ペースト) ステアリン酸マグネシウム 1.0 (b)錠剤II mg/錠剤 化合物Z* 50 乳糖 Ph.Eur. 223.75 クロスカルメロース ナトリウム 6.0 トウモロコシデンプン 15.0 ポリビニルピロリドン 2.25 (5%W/v水性ペースト) ステアリン酸マグネシウム 3.0 (c)錠剤III mg/錠剤 化合物Z* 100 乳糖 Ph.Eur. 182.75 クロスカルメロース ナトリウム 12.0 トウモロコシデンプンペースト 2.25 (5%W/v水性ペースト) ステアリン酸マグネシウム 3.0 (d)カプセル mg/カプセル 化合物Z* 10 乳糖 Ph.Eur. 488.5 ステアリン酸マグネシウム 1.5 注* 活性成分化合物Zは前に説明したような本発明の化合物である。錠剤組成物(
a)−(c)は、通常の手段により(例えば、フタル酸酢酸セルロースで)腸溶
性とされていてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW Fターム(参考) 4C055 AA01 BA01 CA01 DA08 DA34 DB02 DB10 4C086 AA01 AA02 BC50 GA08 GA12 GA13 MA01 MA04 MA43 MA52 NA11 ZA45 ZA54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンまたは1−(6−クロロナフト−2
    −イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医
    薬として受容可能な塩またはそれらの溶媒和物の細かい粒子サイズ形。
  2. 【請求項2】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン塩酸塩またはその溶媒和物。
  3. 【請求項3】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジン塩酸半水和塩。
  4. 【請求項4】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンまたは1−(6−クロロナフト−2
    −イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医
    薬として受容可能な塩またはそれらの溶媒和物のスーパーファイン粉剤。
  5. 【請求項5】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンまたは1−(6−クロロナフト−2
    −イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医
    薬として受容可能な塩またはそれらの溶媒和物のマイクロファイン粉剤。
  6. 【請求項6】 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4
    −(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンまたは1−(6−クロロナフト−2
    −イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの医
    薬として受容可能な塩またはそれらの溶媒和物の非常に細かい粉剤。
  7. 【請求項7】 医学治療における請求項1から7の任意の1項に定義された
    物質の使用。
  8. 【請求項8】 医薬として受容可能な希釈剤または担体と組み合わされた請
    求項1から7の任意の1項に定義された物質を含んでいる医薬組成物。
  9. 【請求項9】 因子Xa仲介疾患または医学状態の処置に使用するための医
    薬の製造における請求項1から7の任意の1項に定義された物質の使用。
JP2000547082A 1998-05-02 1999-04-27 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの細かい粒子サイズ形 Pending JP2002513789A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9809350.3 1998-05-02
GBGB9809350.3A GB9809350D0 (en) 1998-05-02 1998-05-02 Novel salt
PCT/GB1999/001316 WO1999057112A1 (en) 1998-05-02 1999-04-27 Reduced particle size form of 1-(6-chloronaphth-2- ylsulphonyl) -4-[4-(4pyridyl) benzoyl] piperazine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002513789A true JP2002513789A (ja) 2002-05-14

Family

ID=10831311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000547082A Pending JP2002513789A (ja) 1998-05-02 1999-04-27 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの細かい粒子サイズ形

Country Status (16)

Country Link
EP (1) EP1084118A1 (ja)
JP (1) JP2002513789A (ja)
KR (1) KR20010043216A (ja)
CN (1) CN1308629A (ja)
AU (1) AU3719699A (ja)
BR (1) BR9910176A (ja)
CA (1) CA2331041A1 (ja)
EE (1) EE200000638A (ja)
GB (1) GB9809350D0 (ja)
HU (1) HUP0102394A3 (ja)
IL (1) IL139405A0 (ja)
NO (1) NO20005498L (ja)
PL (1) PL343705A1 (ja)
SK (1) SK16522000A3 (ja)
WO (1) WO1999057112A1 (ja)
ZA (1) ZA200006036B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2255733T3 (es) 1997-09-30 2006-07-01 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Derivados sulfonilo.
TWI290136B (en) 2000-04-05 2007-11-21 Daiichi Seiyaku Co Ethylenediamine derivatives
US7365205B2 (en) 2001-06-20 2008-04-29 Daiichi Sankyo Company, Limited Diamine derivatives
AU2003302238A1 (en) 2002-12-03 2004-06-23 Axys Pharmaceuticals, Inc. 2-(2-hydroxybiphenyl-3-yl)-1h-benzoimidazole-5-carboxamidine derivatives as factor viia inhibitors

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
UA56197C2 (uk) * 1996-11-08 2003-05-15 Зенека Лімітед Гетероциклічні похідні
WO1998054164A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Takeda Chemical Industries, Ltd. Sulfonamide derivatives, their production and use
ES2255733T3 (es) * 1997-09-30 2006-07-01 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Derivados sulfonilo.

Also Published As

Publication number Publication date
ZA200006036B (en) 2002-01-25
HUP0102394A2 (hu) 2001-12-28
KR20010043216A (ko) 2001-05-25
BR9910176A (pt) 2001-01-09
NO20005498D0 (no) 2000-11-01
NO20005498L (no) 2000-11-01
PL343705A1 (en) 2001-08-27
HUP0102394A3 (en) 2003-01-28
EE200000638A (et) 2002-04-15
CN1308629A (zh) 2001-08-15
WO1999057112A1 (en) 1999-11-11
AU3719699A (en) 1999-11-23
CA2331041A1 (en) 1999-11-11
IL139405A0 (en) 2001-11-25
EP1084118A1 (en) 2001-03-21
SK16522000A3 (sk) 2001-05-10
GB9809350D0 (en) 1998-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000508334A (ja) ピラジノン系トロンビン阻害薬
CN103119030A (zh) 基质金属蛋白酶抑制剂
TW200530225A (en) Crystalline polymorph of a bisulfate salt of a thrombin receptor antagonist
EP0765660A2 (en) Microcapsules comprising 2-piperazinone-1-acetic acid compounds
CN102485721A (zh) 取代的2,3-二氮杂萘酮化合物及其用途
TW200402416A (en) Novel piperidine derivatives
JPH06234635A (ja) インターロイキン1ベータを阻害するためのレフルノミドの使用
EP2138482A1 (en) Bicyclic heterocyclic compound
EA015376B1 (ru) СОЛИ ПРОИЗВОДНЫХ 6-ГЕТЕРОАРИЛ-(1,2,3,4,4a,10b)-ГЕКСАГИДРОФЕНАНТРИДИНА И ИХ ПРИМЕНЕНИЕ
JP2002525370A (ja) トロンビン阻害剤
JPH06234637A (ja) 腫瘍壊死因子アルファを阻害するためのレフルノミドの使用
JP3436547B2 (ja) 頭蓋脳外傷後の二次的神経細胞損傷および機能疾患を治療するためのキサンチン誘導体の使用
JP4248245B2 (ja) 6−フェニルベンゾナフチリジン
TW201929846A (zh) 包含苯基磺醯胺之醫藥組合物及其治療應用
WO2000064477A1 (fr) Compositions preventives/ traitements contre l'angiostenose
KR20220152293A (ko) Covid-19 관련 병태의 치료 방법
JP2001515077A (ja) (ヘテロ)アリールスルホンアミド誘導体、それらの製造およびxa因子阻害剤としてのそれらの使用
JP2002513789A (ja) 1−(6−クロロナフト−2−イルスルホニル)−4−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]ピペラジンの細かい粒子サイズ形
JP3448869B2 (ja) 糖尿病性合併症の予防・治療剤
JPH06234636A (ja) インターロイキン8を阻害するためのレフルノミドの使用
JP2007532626A (ja) Hiv治療用硫黄連結イミダゾール化合物
CN102245606A (zh) 新化合物
WO2001017990A1 (en) Heterocyclic derivatives as inhibitors of factor xa
JP2004520399A (ja) トロンビン阻害剤
JPH09323932A (ja) エイズ治療剤又は予防剤