JP2002511394A - リン含有の葉作用性除草剤、イミダゾリノン除草剤および生長促進除草剤をベースとする相乗性除草剤組成物 - Google Patents
リン含有の葉作用性除草剤、イミダゾリノン除草剤および生長促進除草剤をベースとする相乗性除草剤組成物Info
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Abstract
Description
として2種より多くの除草剤の配合物を含有する農作物保護用組成物の分野に関
する。
ペクトル除草剤、例えばグルホシナート、ビアラホス、グリホサートおよびスル
ホサートを所定の他の物質群からの別の除草剤2種と配合させて含有する除草剤
組成物に関する。
ル除草剤または全除草剤として知られている(“The Pesticide Manual", 11th
Edition, British Crop Protection Council 1997, pp.120, 382 and 646参照)
。それらは発芽後の手段により、栽培場の作物ないし非耕作地の広葉雑草および
雑草草類を抑制するために、また特別な施用技法により、例えばトウモロコシお
よびワタ等のような農業上の条植え作物の条間処理のためにも主として用いられ
る。重要性の増大しているさらに別の使用領域は、その除草剤に抵抗力のある植
物の形質転換作物にある。
方、それぞれの場合の抑制すべき有害植物、気候および土壌の条件等に左右され
る。さらに別の基準は除草剤の作用期間または分解速度である。さらに考慮すべ
きことは、適当である場合には、長引く使用の際にまたは地理的に制限されてい
る場合に起こることがある活性化合物に対する有害植物の感受性の変化である。
有害植物の抵抗による活性損失は、ただ除草剤をより多く適用することによって
ある程度まで補うことができるにすぎない。
関して種々の必要要件を満たす望ましい性質を兼ね備えているような個別の活性
化合物は、実際には存在しない。さらに、今までより少ない除草剤の適用割合で
効果が達成されるという永久的な目的が存在している。より少ない適用割合は、
適用に必要な活性化合物の量を減少させるだけでなく、さらに必要とされる処方
補助剤の量をも通常、減少させる。両者は、経済的支出を減少させかつ除草剤処
理の環境との融和性を改善する。
加性質を与える1種またはそれ以上の他の活性化合物との配合からなる。しかし
、2種またはそれ以上の活性化合物を配合して使用する場合には、物理学的およ
び生物学的な非融和性現象、例えば共処方(coformulation)の安定性の欠如、活
性化合物の分解または各活性化合物の拮抗が起こることは一般的なことである。
逆に、所望されることは、配合され得る各活性化合物を個別に適用するのと比較
して、好ましい活性特性、高い安定性、適用割合の減少を可能にするようなでき
るだけ相乗的に強化された活性を有するそれら活性化合物の配合物である。
性化合物は、前記イミダゾリノン除草剤および生長促進除草剤の群から選択され
る除草剤の配合物と特に好ましい方法で相互作用することが見いだされた。
CH3)COOHもしくは−NHCH(CH3)CONHCH[CH2CH(CH3)2]C
OOHのペプチド基である〕で表される化合物並びにそれらのエステルおよび塩
の群から選択される1種またはそれ以上の葉作用性除草剤、 B) イミダゾリノン除草剤およびそれらの塩の群から選択される1種またはそ
れ以上の活性化合物、好ましくはイマザピル、イマゼタピル、イマザメタベンズ
、特にイマザピル、 C) 生長促進除草剤の群から選択される1種またはそれ以上の活性化合物、好
ましくは2,4−DおよびMCPA の配合物からなる除草剤組成物を提供する。
ゾリノン除草剤と配合することが既に知られており、そこでは相乗的な活性増加
が観察されている。EP-A-0502014(US-A-5525578)からは、グルホシナートとイ
ミダゾリノン類との配合物の活性は、例えば脂肪アルコールポリグリコールエー
テルスルフェートから選択されるある種の界面活性剤の添加により増加され得る
ことが知られている。
ば2,4−D−、MCPA、2,3,6−TBA、CMPP、ジクロルプロプ、2,
4−DB、MCPBおよびジカンバとの相乗性配合物が知られている。
でかつ予想外の方法で、2種の化合物の配合物A+BおよびA+Cで成就される
活性増加を越える相乗的な活性増加が得られる。
物学的に活性な各エナンチオマー例えばL−グルホシナートおよびその塩を包含
する。式(A1)の活性化合物の例は下記のとおりである。
ドロキシ(メチル)ホスフィニル]ブタン酸、 (A1.2) グルホシナート−モノアンモニウム塩、 (A1.3) L−グルホシナート、L−または(2S)−2−アミノ−4−[ヒドロ
キシ(メチル)ホスフィニル]ブタン酸、 (A1.4) L−グルホシナート-モノアンモニウム塩、 (A1.5) ビアラホス(またはビラナホス)、すなわちL−2−アミノ−4−[ヒ
ドロキシ(メチル)ホスフィニル]ブタノイル−L−アラニル−L−アラニン、 特にそのナトリウム塩。
グルホシナートまたはグルホシナート-アンモニウムのラセミ体それ自体は、通
常、200〜1000gのAS/ha(=a.i./haのg=1ヘクタール当たりの活性
物質のグラム)の投与量で適用される。これらの投与量においてグルホシナート
は、特にそれが植物の緑色部分を介して取り入れられる場合に有効である。それ
は数日以内に土壌中で微生物学的に分解されるので、土壌中には存続しない。こ
のことは関連の活性化合物であるビアラホス-ナトリウムにも同様に言える(“T
he Pesticide Manual" 11th edition, British Crop Protection Council 1997, p.382 and p.120参照)。
少なくて、例えば1ヘクタール当たり活性物質のグルホシナート20〜500g
、好ましくは20〜100g(AS/haのgまたはa.i./haのg)の使用割合であ
る。対応する量、好ましくは1ヘクタール当たりのモルに換算される量もまた、
グルホシナート−アンモニウムおよびビアラホスまたはビアラホス−ナトリウム
について妥当である。
ム塩=N−(ホスホノメチル)グリシン−トリメチルスルホニウム塩、 (A2.6) グリホサート−モノエチルエステル。
トリメチルスルホキソニウム(トリメシウム)塩(スルホサート)の形態で用い
られる。遊離酸グリホサートをベースとして、個々の投与量は1〜5kgのAS/ha
である。多くの使用特徴および使用地域において、グリホサートはグルホシナー
トと同様である。本発明の配合物では、AS/haのグリホサート20〜500g、
好ましくは20〜100gの使用割合が一般的に必要とされる。
。本発明の配合物では、20〜500g、好ましくは20〜100gのAS/haの
イミダゾリノン、好ましくはイマザピルが一般的に必要とされる。
エステル、 (C2) MCPA[=(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)酢酸]並びにその塩
およびエステル、 (C3) 2,3,6−TBA[=2,3,6−トリクロロ安息香酸]並びにその塩お
よびエステル、 (C4) CMPP(メコプロプ)(C4.1)[=(RS)−2−(4−クロロ−2−メ
チルフェノキシ)プロピオン酸]、 メコプロプ−P (C4.2)[=(+)−(R)−2-(4−クロロ−2−メチル
フェノキシ)プロピオン酸]並びにその塩およびエステル、 (C5) ジクロルプロプ (C5.1)[=(RS)−2−(2,4−ジクロロフェノキシ)
プロピオン酸]、 ジクロルプロプ−P (C5.2)[=(+)−(R)−(2,4−ジクロロフェノ
キシ)プロピオン酸]並びにその塩およびエステル、 (C6) 2,4−DB[=4−(2,4−ジクロロフェノキシ)ブタン酸]並びにそ
の塩およびエステル、 (C7) MCPB[=4−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)ブタン酸]並び
にその塩およびエステル、 (C8) ジカンバ[=3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸]並びにその塩
およびエステル。
dition, British Crop Protection Council 1997参照)。本発明の配合物では、
10〜1000g、好ましくは10〜80gのAS/haの生長促進除草剤、好まし
くは2,4−DおよびMCPA、特に2,4−Dの使用割合が一般的に必要とされ
る。
5:0.1〜1:2:2が好ましいが、特には1:0.6:0.2〜1:1:1が
好ましい。これらの割合は式(A1)の除草剤との配合物に使用するのが好まし
い。最適割合は各使用地域、雑草スペクトルおよび使用する活性な化合物配合物
によるが、予備実験により決めることができる。
木(India-rubber tree)、柑橘類、パイナップル、ワタ、コーヒー、ココア等
およびまた果実生産とブドウ栽培における一年生および多年生の有害植物の選択
的抑制に用いることができる。同様に、本発明の配合物は耕作なしの、または無
耕作の手段を用いて、耕作に適した作物の生産に使用できる。さらに別の使用領
域は、活性化合物(A)+(B)+(C)に抵抗力のある、伝統的方法で選択さ
れる形質転換作物における有害植物の抑制にある。しかし、本発明の組成物を非
選択的方法で道、広場、工業地帯等で用いて、それらの地域から望ましくない植
物生長を排除することも可能である。
年生および多年生の雑草例えば、アグロピロン(Agropyron)、パスパルム(Paspal
um)、シノドン(Cynodon)、インペラタ(Imperata)、ペニセツム(Pennisetum)、コ
ンボルブルス(Convolvulus)、シルシウム(Cirsium)、ルメックス(Rumex)、ヘデ
ィオチス(Hedyotis)、アシスタシア(Asystasia)、ボルラリア(Borraria)、クリ
デミア(Clidemia)、アゲラツム(Ageratum)、オットクロア(Ottochloa)、アック
ソノプス(Axonopus)、ブラキアラ(Brachiara)、ジギタリア(Digitaria)、パニカ
ム(Panicum)、エキノクロア(Echinochloa)等の種由来の雑草を抑制するのに適し
ている。それらは好ましくは栽培場の作物における熱帯性雑草例えば、ヘディオ
ティス ベルチシラタ(Hedyotis verticillata)、アシスタシア インツルサ(As
ystasia intrusa)、ボルラリア タチフォリア(Borraria tatifolia)、クリデミ
ア ヒルタ(Clidemia hirta)、アゲラツム コニゾイデス(Ageratum conyzoide
s)、オットクロア ノドサ(Ottochloa nodosa)、 アックソノプス コンプレサ
ス(Axonopus compressus)、ブラキアラ ムチカ(Brachiara mutica)、ジギタリ
ア ホリゾンタリス(Digitaria horizontalis)、パニカム マキシマム(Panicum
maximum)、エキノクロア コロナ(Echinochloa colona)に対して使用できる。
合物中の活性化合物の雨に対する抵抗性は良好である。特に有利なことは、その
配合物に使用する化合物(A)、(B)および(C)の有効投与量が非常に低い
のでそれらの土壌に及ぼす作用がかなり減少されるという事実である。これによ
り敏感な作物に初めて使用できるようになるし、さらに地下水の汚染が実質的に
回避される。活性化合物からなる本発明の配合物により、それら活性化合物の必
要とされる使用割合をかなり減少させることができる。
たはそれ以上のタイプ(B)の除草剤および1種またはそれ以上のタイプ(C)
の除草剤とともに有害植物、それら植物の部分または栽培中の地域に適用するこ
とからなる望ましくない植物生長の抑制方法を提供する。
相乗)効果が観察される。それらの配合物の活性は、用いる個々の除草剤の活性
の予想される合計、すなわち2種の除草剤、例えば1/2(A)+(B)および1/2(
A)+(C)の組み合わせ、または2種の除草剤(A)+(B)、(A)+(C
))もしくは(B)+(C)の組み合わせの活性の合計およびそれぞれ個々の除
草剤(A)、(B)または(C)の活性の合計よりも著しい。その相乗作用によ
って適用割合の減少、より広いスペクトルの広葉雑草および雑草類の抑制、除草
作用のより迅速な開始、より長い作用、1回のみまたは数回の適用による有害植
物のより良い抑制および製品の使用可能期間の延長が可能になる。これらの性質
は、農作物を望ましくない競合植物から遠ざけ、生産物の品質および量を確立し
そして/または増加させるための雑草抑制の実施において必要とされている。上
記性質を考慮すると、これらの新規配合物は従来技術よりも顕著に優れている。
して、前記3成分の混合処方物の形態で存在させ、次いでそれを通常の方法で、
水との希釈物の形態で適用するか、あるいはまた、それらは別個にまたは一部別
々に処方する各成分を水と一緒に希釈することにより得られるいわゆるタンクミ
ックスの形態で調製することができる。
よび/または化学物理的因子に左右されるが、種々の方法で処方できる。処方物
に適した一般的に可能なものとしては、例えば水和剤(WP)、乳剤(EC)、水
性溶液(SL)、乳濁液(EW)例えば水中油型および油中水型の乳濁液、散布液ま
たは乳濁液、油または水をベースとする分散液、懸濁乳液、粉剤(DP)、シード
ドレッシング製品、土壌用または分散用顆粒剤、または水分散性顆粒剤(WG)、
ULV処方物、マイクロカプセルまたはワックスを挙げることができる。
“Chemische Technologie"[Chemical Technology}, Vol.7, C. Hauser Verlag
Munich, 4th edition 1986; van Valkenburg, “Pesticides Formulations", Ma
rcel Dekker N.Y., 1973; K. Martens, “Spray Drying Handbook", 3rd Ed. 19
79, G. Goodwin Ltd. London に記載されている。必要とされる処方助剤、例え
ば不活性物質、界面活性剤、溶剤およびその他の添加剤もまた知られており、例
えばWatkins, “Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers", 2nd
Ed., Darland Books, Caldwell N.J.; H.v. Olphen, “Introduction to Clay C
olloid Chemistry", 2nd Ed., J.Wiley & Sons, N.Y.; Marsden, “Solvents Gu
ide", 2nd Ed., Interscience, N.Y. 1950; McCutcheon's, “Detergents and E
mulsifiers Annual", MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.; Sisley and Wood, “E
ncyclopedia of Surface Active Agents", Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 1964;
Schonfeldt, “Grenzflachenaktive Athylenoxidaddukte" [Surface-active eth
ylene oxide adducts], Wiss. Verlagsgesellschaft, Stuttgart 1976; Winnack
er-Kuchler, “Chemische Technologie" [Chemical Technology], Volume 7, C.
Hauser Verlag Munich, 4th ed. 1986に記載されている。
抗菌剤または殺昆虫剤、および毒性緩和剤、肥料および/または生長調整剤との
配合物を、例えばレディーミックスまたはタンクミックスの形態で調製すること
も可能である。
性界面活性剤(湿潤剤、分散剤)、例えばポリエトキシル化アルキルフェノール
、ポリエトキシル化脂肪アルコールもしくは脂肪アミン、アルカンスルホナート
もしくはアルキルベンゼンスルホナート、リグノスルホン酸ナトリウム、2,2
′−ジナフチルメタン−6,6′−ジスルホン酸ナトリウム、ジブチルナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムまたはオレオイルメチルタウリン酸ナトリウムを、希釈
剤または不活性物質のほかに含有する製剤である。
)の添加と一緒に活性化合物を、有機溶媒例えばブタノール、シクロヘキサノン
、ジメチルホルムアミド、キシレンまたは比較的高沸点の芳香族化合物もしくは
炭化水素中に溶解することにより調製される。使用できる乳化剤の例としては、
アルキルアリールスルホン酸カルシウム例えばドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム、または非イオン性乳化剤例えば脂肪酸ポリグリコールエステル、アルキ
ルアリールポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、
プロピレンオキシド/エチレンオキシド縮合物、アルキルポリエーテル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪エステルもしくはポリ
オキシエチレンソルビトールエステルを挙げることができる。
、ベントナイトおよびピロフィライト、または珪藻土とともに粉砕することによ
り得られる。
り、または結合剤例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウムまた
は鉱油を用いて、担体例えば砂、カオリナイトまたは顆粒化された不活性物質の
表面に活性化合物濃縮物を適用することにより調製できる。適当な活性化合物は
また、肥料顆粒剤の調製に慣用の方法で、所望により肥料との混合物として顆粒
化され得る。水分散性顆粒剤は、一般に、例えば噴霧乾燥、流動床顆粒化、ディ
スク顆粒化、高速ミキサーでの混合、および固形不活性物質を用いない押し出し
のような諸方法により調製される。
び/またはBの活性化合物を含有する。製剤のタイプにより、以下の濃度が慣用
である。 水和剤では、活性化合物の濃度は例えば約10〜95重量%であり、100重
量%になるまでの残りは慣用の処方成分からなる。乳剤の場合には、活性化合物
の濃度は例えば5〜80重量%である。
液は約0.2〜25重量%の活性化合物からなる。 顆粒剤例えば分散性顆粒剤の場合、活性化合物の含量は一部には、その活性化
合物が液体形態または固形物形態であるかどうか、並びに顆粒化補助剤および充
填剤が使用されるかどうかによって左右される。一般に、水分散性顆粒剤中の含
量は10〜90重量%である。
である粘着性付与剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、保存剤、不凍剤、溶剤、充填剤
、着色剤、担体、消泡剤、蒸発抑制剤およびpHまたは粘度の調整剤を含有する。 例えば、グルホシナート−アンモニウムの活性およびそのL−エナンチオマー
の活性は、界面活性剤、好ましくは例えば10〜18個の炭素原子を有しかつア
ルカリ金属塩またはアンモニウム塩の形態で、またはマグネシウム塩として使用
されるアルキルポリグリコールエーテルスルフェート系から選択される湿潤剤、
例えばC12/C14−脂肪アルコールジグリコールエーテルスルホン酸ナトリウム
((R)Genapol LRO, Hoechst)により改善され得るということは知られている(E
P-A-0476555, EP-A-0048436, EP-A-0336151またはUS-A-4,400, 196およびProc.
EWRS Symp. “Factors Affecting Herbicidal Activity and Selectivity", 227
-232(1988)参照)。さらに、アルキルポリグリコールエーテルスルフェートもま
た、多数の他の除草剤例えば、特にイミダゾリノン系の除草剤のための浸透促進
補助剤および活性強化剤として使用するのに適している(EP-A-0502014参照)。
ば水和剤、乳剤、分散剤および水分散性顆粒剤の場合には水を用いて慣用方法で
希釈する。粉剤、土壌顆粒剤、散布用顆粒剤および散布液の形態である製剤は、
通常、使用前に、その他の不活性物質でそれ以上希釈されることはない。
た土壌)、好ましくは緑色の植物および植物の各部分に、そして所望ならば、さ
らに耕作された土壌にも適用することができる。 使用できるものとしては、タンクミックスの形態での活性化合物の一緒になっ
た混合物がある。その場合には、最適処方物の形態にある、個々の活性物質の濃
縮処方物をタンク中で水と一緒に混合し、次いで得られた噴霧用混合物を適用す
る。
方物は、各成分の量が互いに正確な割合に既に調整されているのでより容易に適
用することができるという利点を有している。さらに、種々の処方物のタンクミ
ックスは、補助剤の望ましくない組み合わせを生ずることがあるけれども、本発
明処方物の補助剤は、最良と思われる方法で互いに適切であるように選択するこ
とができる。
不活性物質としてのタルクを混合し、その混合物をハンマーミル中で粉砕するこ
とにより得られる。 b) 水中で容易に分散性である水和剤は、25重量部の活性化合物/活性化合
物混合物、64重量部の不活性物質としてのカオリン含有石英、10重量部のリ
グノスルホン酸カリウムおよび1重量部の、湿潤剤および分散剤としてのオレオ
イルメチルタウリン酸ナトリウムを混合し、次いでその混合物をピン固定ディス
クミル(pinned-disk mill)中で粉砕することにより得られる。
化合物混合物、6重量部のアルキルフェノールポリグリコールエーテル((R)Tri
ton X207)、3重量部のイソトリデカノールポリグリコールエーテル(8E0)お
よび71重量部のパラフィン性鉱油(沸騰範囲:例えば約255〜277℃)を
混合し、次いでその混合物をボールミル中で5ミクロンより小さい微細度に粉砕
することにより得られる。 d) 乳剤は、15重量部の活性化合物/活性化合物混合物、75重量部の溶剤
としてのシクロヘキサノンおよび10重量部の乳化剤としてのエトキシル化ノニ
ルフェノールから得られる。
の粉末を顆粒化液体としての水の上に噴霧して顆粒化することにより得られる。
粉砕し、得られた懸濁液を噴霧塔中でシングルサブスタンスノズルを用いて噴霧
および乾燥することにより得られる。
シラタ(Hedyotis verticillata)を自然の野外条件下で寸法2×5mのプロッ
トに生長させ、プロット噴霧器を用い、標準条件下で、1へクタール当たり水4
50リットルの水使用割合で、タンクミックス中の除草剤A1.2、B1および
C1またはそれらの混合物で処理した(雑草への上からの適用;植物密度は最初
、地面被度に関して95%より多い)。適用後1、2、3、4、5、6、7およ
び8週間の間隔で、活性化合物またはそれらの混合物の除草効果を未処理の対照
プロットと比較しながら、処理済みプロットに基づいて肉眼で評価した。植物の
全ての地上部分に対する危害およびその部分の発育を記録した。評価は百分率目
盛り(100%効果=全植物が死んだ;50%効果=植物および植物の緑色部分
の50%が死んだ;0%効果=注目すべき効果なし=対照プロットと同様)で実
施した。それぞれの場合、4個のプロットについての評価値を平均した。結果は
表1に要約されているとおりである。
活性の合計または対応する2成分混合物の活性の合計または2成分混合物と個々
の除草剤の活性の合計よりも大抵の場合には高いか、ある場合にはかなり高い除
草活性を有する。適用後の同一週のそれぞれの場合における例えば試験No.1
を試験No.6+15、No.7+14またはNo.5+10と、または試験No.
2を試験No.8+14、No.3+9またはNo.4+16と比較されたい。
計を既に越えている場合には、それらはまた、下記の式(S.R. Colby; in Weeds
15(1967) pp.20 to 22 参照): E=A+B+C−(A・B・C/1000) または E=AB+C−(AB・C/100)
または E=AB+AC−(AB・AC/100) [ここで A、B、C、AB、AC=AS/ヘクタールのg表示でのそれぞれa、b、c、
a+bおよびa+cにおける活性化合物A、B、C、A+BおよびA+Cそれぞ
れの%表示による活性; E=AS/ヘクタールのg表示でのa+b+cでの%表示による期待値] を用いて計算されるコルビー(Colby)の期待値を越える。 全基準によれば、試験1および2の観察値はコルビーの期待値を越える。
a intrusa)を有するプロットを自然の野外条件下(プロットの寸法:2×5m
)で生長させた。タンクミックス中の除草剤またはそれらの混合物を標準条件下
で(プロット噴霧器を用いて上から適用、450リットル/ヘクタールの水使用
割合)で適用した。適用後4、7、13、17および21週の間隔で、活性化合
物またはそれらの混合物の除草効果を未処理の対照プロットと比較しながら、処
理済みプロットに基づいて肉眼で評価した。植物の全ての地上部分に対する危害
およびその部分の発育を記録した。評価は実施例1に記載のようにして行った。
結果は表2に要約されているとおりである。 評価値を比較すれば分かるように、3成分混合物(試験1)は個々の除草剤の
除草活性の合計よりもかなり良好な長期活性を有する(適用後の13〜21週目
の実験を参照)。
us compressus)を有するプロットを自然の野外条件下(プロット寸法:2×5
m)で生長させた。タンクミックス中の除草剤またはそれらの混合物を標準条件
下で、プロット噴霧器を用いて450リットル/ヘクタールの水使用割合で適用
した(上から適用)。適用後4、7、13、17および21週の間隔で、活性化
合物または活性化合物混合物の除草効果を未処理の対照プロットと比較しながら
、処理済みプロットに基づいて肉眼で評価した。植物の全ての地上部分に対する
危害およびその部分の発育を記録した。評価は実施例1に記載のようにして行っ
た。結果は表3に要約されているとおりである。 評価値を比較すれば分かるように、3成分混合物(試験1)は個々の除草剤の
除草活性の合計よりもかなり良好な長期活性を有する(使用後の13〜21週目
の実験を参照されたい)。
a)、ジギタリアホリゾンタリス(Digitaria horizontalis)、パニカムマキシ
マム(Panicum maximum)、エキノクロアコロナ(Echinochloa colona)および
アゲラツムコニゾイデス(Ageratum conyzoides)を有するプロットを自然の野
外条件下(プロット寸法:2×5m)で生長させた。 タンクミックス中の除草
剤またはそれらの混合物を標準条件下(プロット噴霧器を用いて、450リット
ル/ヘクタールの水使用割合で上から適用)で適用した。適用後4週目に、活性
化合物またはそれらの混合物の除草効果を未処理の対照プロットと比較しながら
、処理済みプロットに基づいて肉眼で評価した。植物の全ての地上部分に対する
危害およびその部分の発育を記録した。評価は実施例1に記載のようにして行っ
た。結果は表4に要約されているとおりである。 評価値を比較すれば分かるように、3成分混合物(試験1)はより高い適用割
合での成分A1.2の活性よりもかなり良好な平均活性とより広い活性スペクト
ルを有する。
ゾリノン除草剤と配合することが既に知られており、そこでは相乗的な活性増加
が観察されている。EP-A-0502014(US-A-5525578)からは、グルホシナートとイ
ミダゾリノン類との配合物の活性は、例えば脂肪アルコールポリグリコールエー
テルスルフェートから選択されるある種の界面活性剤の添加により増加され得る
ことが知られている。 DE-A-2856260(GB-A-2011416)からは、グルホシナートと生長促進除草剤例え
ば2,4−D−、MCPA、2,3,6−TBA、CMPP、ジクロルプロプ、2,
4−DB、MCPBおよびジカンバとの相乗性配合物が知られている。
種の界面活性剤と配合することが知られており、その配合物はさらに別の既知活
性化合物を含有することも可能である。活性な配合パートナーとして言及された
可能なものには、特に2,4−D、2,4−DB、MCPPまたはイミダゾリノン
類例えばイマザキンおよびイマザプルがある。 EP-A-0569944からは、イマザキン、イマゼタピルおよびイマゼタメタピルから
なる群より選択される除草剤イミダゾリノン類をジカンバ、2,4−D、ブロモ
キシニル、ピリデート、シクロヘキサンジオン類およびスルホニル尿素からなる
群より選択される除草剤と配合することは知られており、ここでも相乗的な活性
増加が観察された。 さらに、下記の配合物:グリホサートと2,4−Dまたはジカンバ(Weed Scie
nce, Vol.37, No.1, 1989, pp. 12-18参照)、グリホサートとイマザキン(Weed
Technology, Vol.6, No.1, 1992, pp. 45-51参照)、グルホシナートまたはグリ
ホサートとイマザキン(Weed Technology, Vol.8, No.1, 1994, pp. 17-22参照)
並びにグリホサートとイマザピル(Weed Technology, Vol.11, No.1, 1997, pp.
76-80参照)の実地試験についての報告が知られている。 イマザメタベンズとメコプロプとの混合物は商業的に入手可能であるか、また
は推奨された(“The Pesticide Manual" 10th edition 1994, p.583, section
“Applications”参照)。
Claims (9)
- 【請求項1】 有効量の A) 下記の式(A1)および(A2) 【化1】 〔式中、Zは式−OHの基であるか、または式−NHCH(CH3)CONHCH(
CH3)COOHもしくは−NHCH(CH3)CONHCH[CH2CH(CH3)2]C
OOHのペプチド基である〕で表される化合物並びにそれらのエステルおよび塩
の群から選択される1種またはそれ以上の葉作用性除草剤、 B) イミダゾリノン除草剤およびそれらの塩の群から選択される1種またはそ
れ以上の活性化合物、および C) 生長促進除草剤並びにそれらのエステルおよび塩の群から選択される1種
またはそれ以上の活性化合物 の配合物からなる除草剤組成物。 - 【請求項2】 除草剤(A)としてD,L−グルホシナート、D,L−グルホ
シナート−アンモニウム、L−グルホシナート、L−グルホシナート-アンモニ
ウム、ビアラホスおよびビアラホス−ナトリウム、グリホサート、グリホサート
−ナトリウム、グリホサート−モノイソプロピルアンモニウム、スルホサートお
よびグリホサート−モノエチルエステル並びにそれらの混合物の群から選択され
る除草剤を含有する請求項1記載の除草剤組成物。 - 【請求項3】 除草剤(B)としてイマザピル、イマゼタピル、イマザメタ
ベンズ、イマザメタベンズ−メチル、イマザモックス、イマザキン、AC263,222
、これら除草剤の塩およびエステル並びに上記除草剤の混合物の群から選択され
る除草剤を含有する請求項1または2記載の除草剤組成物。 - 【請求項4】 除草剤(C)として2,4−D−、MCPA、2,3,6−T
BA、メコプロプ、メコプロプ−P、ジクロルプロプ、ジクロルプロプ−P、2
,4−DB、MCPBおよびジカンバ並びにそれらの塩、エステル並びにこれら
除草剤の混合物の群から選択される除草剤を含有する請求項1〜3のいずれか一
項に記載の除草剤組成物。 - 【請求項5】 除草剤として(A)グルホシナート−アンモニウム、(B)
イマザピルおよび(C)2,4−D−ナトリウム塩の組み合わせを含有する請求
項1〜4のいずれか一項に記載の除草剤組成物。 - 【請求項6】 A、BおよびCの配合除草剤のA:B:Cの重量比が1:0
.5:0.5〜1:2:2である請求項1〜5のいずれか一項に記載の除草剤組成
物。 - 【請求項7】 除草剤1〜99重量%および農作物保護に慣用の処方剤99
〜1重量%を含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の除草剤組成物。 - 【請求項8】 除草剤(A)、(B)および(C)の配合物は請求項1〜6
のいずれか一項に定義されたとおりであるが、1種またはそれ以上の除草剤(A
)を1種またはそれ以上の除草剤(B)および1種またはそれ以上の除草剤(C
)と一緒に有害植物、その植物の部分または耕作中の領域に適用することからな
る望ましくない植物生長の抑制方法。 - 【請求項9】 除草剤(A)、(B)および(C)の配合物は請求項1〜6
のいずれか一項に定義されたとおりである、望ましくない植物生長を抑制するた
めの除草剤組成物としてのその配合物の使用。
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