JP3015107B2 - エーテルアミン界面活性剤を含有するグリホサート処方物 - Google Patents
エーテルアミン界面活性剤を含有するグリホサート処方物Info
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- A01N57/20—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-carbon bonds containing acyclic or cycloaliphatic radicals
Description
ミンオキシド界面活性剤を含む除草剤N−ホスホノメチ
ルグリシン(グリホサート)の新規な農業上受容され得
る処方物(formulation)が提供される。
所望の草木の存在を防除するために有用な、高度に有効
でかつ商業上重要な除草剤として周知である。グリホサ
ートは、慣用的には、水中に溶解された処方製品として
一年生および多年生のイネ科植物および広葉植物等の茎
葉に施用され、ある時間をかけて葉中に吸収され、そし
てその後植物体全体に移行する。
の形態にて処方される。商業的使用における塩は、アン
モニウム塩、イソプロピルアミン塩のようなアルキルア
ミン塩、ナトリウム塩のようなアルカリ金属塩、および
トリメチルスルホニウム塩を含む。しかしながら、酸の
形態のグリホサートの処方物もまた用いられる。典型的
なグリホサート塩処方物は、最終使用者による施用にと
って水中への単純な希釈および分配を要求する水性濃厚
物、並びに施用に先立って水中への溶解または分散を要
求する水溶性または水分散性の乾性処方物特に顆粒を含
む。
は、施用されるべき組成物中に1種またはそれ以上の界
面活性剤を含めることにより有意的に高められ得る。か
かる界面活性剤は、部分的には、比較的親水性の化合物
であるグリホサートが高等植物の地上表面上の外表面部
を普通覆っているむしろ疎水性のクチクラに浸透するの
を促進させることにより作用する、と信じられる。
e),ウイード・サイエンス(Weed Science),Vol.25
(1977),pp.275〜287」には、イソプロピルアミン塩と
して施用されるグリホサートの除草活性を高めるための
薬剤としての種々のクラスの界面活性剤の広範な研究が
なされている。彼等は界面活性剤の選択がグリホサート
処方物の除草性能に顕著な影響を及ぼすことを実証した
が、しかし親水親油バランス(HLB)の高い値を有する
界面活性剤が低いHLB値を有する同じクラスの界面活性
剤よりも効力が高いという一般的傾向を示すこと以外
は、彼等は効力と界面活性剤の化学的クラスの間の予言
的関係を何ら観察しなかった。ウィリルおよびバーンサ
イドの研究において同定された最も有効な界面活性剤の
いくつかは、エトキシル化第3級および第4級アルキル
アミンであった。
アルキルアミン界面活性剤例えば牛脂アミン1モル当た
り平均約15モルのエチレンオキシド(EO)を有するエト
キシル化牛脂アミンがしばしば用いられてきた。ミズー
リ州セントルイスのモンサント・カンパニー社は、種々
の濃度のかかるエトキシル化牛脂アミン界面活性剤を含
有するグリホサート処方物を商標ラウンドアップ(Roun
dup)(登録商標)除草剤下で多年販売してきた。
は、15モル未満のEOを有するエトキシル化第3級アルキ
ルアミン界面活性剤を含むグリホサート塩の組成物を開
示する。例えば、グリホサートのイソプロピルアミン塩
および平均5モルのEOを有するエトキシル化ココアミン
界面活性剤を含んでなる組成物が開示されている。フォ
ーベス等により、かかる組成物でもって界面活性剤にお
けるEOレベルが約15モルである組成物と比較して或る除
草効力の利点が得られ得るということが教示されてい
る。
第4級アルキルアミン界面活性剤を含むグリホサート組
成物を開示する。界面活性剤が2モルのEOを有するエト
キシル化N−メチルココアンモニウムクロライド界面活
性剤であるいくつかの例が示されている。
性剤の欠点は、良好な除草性能を達成し得るレベルにて
濃厚処方物中に含められるときそれらは眼に刺激性であ
る傾向にあるいうことである。ある場合にはしかしすべ
ての場合ではないが、眼への刺激性は、第3級アルキル
アミンを対応する第4級(N−メチル)アルキルアミン
に転化することにより低減され得る。カッセバウム(Ka
ssebaum)の米国特許第5,317,003号は、界面活性剤とし
て15モルのEOを有するエトキシル化N−メチルココアン
モニウムクロライド界面活性剤を含有するグリホサート
組成物は界面活性剤が15モルのEOを有するエトキシル化
第3級ココアミン界面活性剤である以外は同一である組
成物よりも眼への刺激性が少ないということを開示す
る。
の米国特許第5,118,444号に示唆されており、しかして
そこではエトキシル化第3級アルキルアミン界面活性剤
はそれらのN−オキシドに転化される。界面活性剤が1
0、15または20モルのEOを有するエトキシル化牛脂アミ
ンオキシド界面活性剤であるグリホサート組成物の例が
示されている。
性剤の更なる欠点は、水がそれらに添加されるときそれ
らは堅いゲルを形成する傾向にあり、しかしてこのこと
は容器およびパイプを清浄にすることを困難にすること
によりかかる界面活性剤を含有する処方物を製造するこ
との複雑さおよび費用を増すということである。実際上
には、この問題は、ポリエチレングリコールのような抗
ゲル化剤を界面活性剤に添加することにより改善され
る。
第3級または第4級エーテルアミンまたはエーテルアミ
ンオキシド界面活性剤は、以前には決して開示されてい
ない。テキサコ・デベロップメント(Texaco Developme
nt)・コーポレーション社の英国特許第1,588,079号
は、エトキシル化されたアルキルオキシイソプロピルア
ミンおよびアルキルポリ(イソプロピル)アミン界面活
性剤の例並びにそれらを製造する方法を開示し、またそ
れらは洗剤、分散剤、湿潤剤および乳化剤として有用で
あることを示唆する。開示されている界面活性剤は、次
の代表的化学構造 〔ここで、R1はC8〜C18アルキルであり、mは1〜5の
数であり、そしてxおよびyはx+yが2〜20の範囲に
なるような平均数である。〕 を有する。
ンク社(Tomah Products,Inc.)は、1994年8月22日の
日付の「エトキシレーテッド・アミンズ(Ethoxylated
Amines)」という表題の小冊子において、一連のエトキ
シル化第3級アルキルアミンと一緒に、次の代表的化学
構造 〔ここで、R1はC10〜C26アルキルであり、そしてxおよ
びyはx+yが2〜15の範囲になるような平均数であ
る。〕 を有する多数のエトキシル化第3級エーテルアミン界面
活性剤を開示する。トマー社のエトキシル化アミンの示
唆されている用途は、リストに挙げられているエトキシ
ル化第3級アルキルアミンの周知の用途である“農業用
助剤(adjuvant)”を含む。リストに含まれているエト
キシル化第3級エーテルアミンが農業用助剤としてエト
キシル化第3級アルキルアミンに優る利点を有するであ
ろうという示唆は全くなされておらず、またエトキシル
化第3級エーテルアミンを含有する濃厚グリホサート組
成物の製造に関する教示も何ら存在しない。
naries)」という表題のトマー・ブロダクツ社の別の小
冊子は、第4級アミン界面活性剤のリスト中に次の代表
的化学構造 〔ここで、R1はイソデシルまたはイソトリデシルにより
例示される脂肪族基であり、そしてx+yは2であ
る。〕 を有する多数のエトキシル化第4級エーテルアミンを含
む。トマー社の第4級物質についての示唆されている用
途のリストは、農業用助剤を含んでいない。
マー・プロダクツ社の別の小冊子は、次の代表的化学構
造 〔ここで、R1はイソデシルにより例示される脂肪族基で
あり、そしてx+yは2である。〕 を有すると推定され得るエトキシル化エーテルアミンオ
キシドを開示する。AO−14−2についての示唆されてい
る用途のリストは、農業用助剤を含んでいない。
アミン界面活性剤を含有するが眼への低い刺激性を有す
るグリホサート除草剤の新規な組成物を提供することで
ある。
界面活性剤の代替物であって(1)抗ゲル化剤の使用の
必要性の除去または実質的低減を可能にし、(2)匹敵
する効力を有する先行技術の処方物よりも高いグリホサ
ート酸当量含有量を有する水性処方物に可溶でありおよ
び(3)同様のエトキシル化度を有する該エトキシル化
アルキルアミン界面活性剤の匹敵量でもって得られ得る
除草効力に優る除草効力を提供する該代替物を含有する
グリホサートの商用処方物を提供することである。
エーテルアミン界面活性剤を含有するグリホサートの濃
厚な液状および乾性の処方物を提供することである。
れている組成物により達せられる。
10個までのオキシアルキレン基を経てアミン基に連結さ
れているアミン界面活性剤と定義されるエーテルアミン
界面活性剤を含んでなる新規な除草剤組成物が提供され
る。
的化学構造 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、そしてxおよびyはx+
yが2〜約60の範囲になるような平均数である。〕 を有する第3級アミンであり得る。
化学構造 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、R4はC1〜C4アルキルであ
り、xおよびyはx+yが0〜約60の範囲になるような
平均数であり、そしてA-は農業上受容され得るアニオン
である。〕 を有する第4級アミンであり得る。
次の代表的化学構造 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、そしてxおよびyはx+
yが2〜約60の範囲になるような平均数である。〕 を有するアミンオキシドであり得る。
茎葉への施用の直前に最終使用者により、グリホサート
を含有する組成物および直ぐ上に表示された化学構造に
包含される化学構造を有する界面活性剤を含んでなる組
成物を水溶液にて混合することにより現場で調製され得
る。本発明のかかる組成物は、ここにおいて“タンクミ
ックス”組成物と称される。
の希釈度に処方された状態(“即時使用可能(ready to
use)”組成物)または最終使用者による水中への希
釈、分散もしくは溶解を要求するよう処方された状態
(“濃厚(concentrate)”組成物)のいずれかにて最
終使用者に提供され得る。本発明のかかる予備処方され
た組成物は貯蔵安定性であり、また液状または乾性であ
り得る。
めの本発明の組成物の使用方法もまた提供される。
有し得る。しかしながら、水中におけるグリホサート酸
の比較的低い溶解性の故に、グリホサートの一層可溶性
の塩が一般に好ましい。先行技術の商用組成物における
ように、本発明の水性組成物にとっての特に好ましい塩
はグリホサートのイソプロピルアミン塩であり、一方本
発明の乾性組成物にとっての特に好ましい塩はアンモニ
ウム塩である。グリホサートの、ジメチルアミン塩およ
びn−プロピルアミン塩のようなアルキルアミン塩、モ
ノエタノールアミン塩のようなアルカノールアミン塩、
トリメチルスルホニウム塩のようなアルキルスルホニウ
ム塩並びにナトリウム塩およびカリウム塩のようなアル
カリ金属塩を含めて、しかしそれらに制限されないが、
多くの他の塩が水性処方物または乾性処方物のいずれか
において用いられ得る。酸が用いられるかまたは塩が用
いられるかどうかに関係なく、グリホサート酸当量(慣
用的に、“a.e."と略記される。)で表されたグリホサ
ート施用量または処方物中に含有されるグリホサート量
に言及することが一般に好ましい。
成物は、約1〜約50g a.e./l、又は場合によりそれ以
上のグリホサートを含む水溶液である。タンクミックス
型および即時使用可能型の組成物にとっての好ましい範
囲は、約5〜約20g a.e./lである。
それ以上、好ましくは約200〜約500g a.e./l、最も好
ましくは約350〜約500g a.e./lのグリホサートを含む
水溶液であり得る。本発明の特に好ましい水性濃厚組成
物の例は、グリホサートのイソプロピルアミン塩を約36
0g a.e./lにて、即ちモンサント(Monsanto)・カンパ
ニー社によりラウンドアップ(Roundup)(登録商標)
除草剤として販売されている商用組成物中に存在するの
と同じレベルにて含有する。
き利点は、グリホサート濃度が非常に高いレベル例えば
約450〜約500g a.e./lに増大され得、しかもそれでも
最終使用者が噴霧タンク中に更なる界面活性剤を添加す
る必要なく優秀な除草性能を与えるのに界面活性剤濃度
は依然適切であるということである。多くのかかる高濃
厚組成物は、広範囲の温度条件下で顕著に良好な貯蔵安
定性を有する。
中に分散または溶解されるための、例えば粉末、ペレッ
ト、タブレットまたは好ましくは顆粒の形態にて与えら
れる乾性処方物であり得る。典型的には、水不溶性成分
はかかる組成物中に実質的レベルにて存在せず、それ故
該処方物は完全に水溶性である。本発明の乾性の水溶性
または水分散性組成物は、約20%〜約80%重量/重量の
グリホサートa.e.、好ましくは約50%〜約76%、最も好
ましくは約60%〜約72%を含む。本発明の特に好ましい
水溶性顆粒状組成物の例は、グリホサートのアンモニウ
ム塩を約72%重量/重量にて、即ちモンサント・カンパ
ニー社によりスカウト(Scout)(登録商標)除草剤と
して販売されている商用組成物中に存在するのと同じレ
ベルにて含有する。
体他の処方成分にとっての支持体を提供し得、あるいは
かかる支持体を提供する1種またはそれ以上の不活性成
分が追加的に存在し得る。用いられ得る不活性支持体の
例は、硫酸アンモニウムである。ここにおいて用いられ
ている用語“乾性”は、乾性組成物が全く水を含有しな
いことを意味せず、典型的には本発明の乾性組成物は約
0.5重量パーセントから約5重量パーセント、好ましく
は約1重量パーセント未満の水を含む。
は、噴霧乾燥、流動床凝塊化、パン式造粒(pan granul
ation)または押出を含めて、しかしそれらに限定され
ないが、当該技術において知られたいずれの方法によっ
ても作られ得る。乾性処方物において、グリホサート
は、塩例えばナトリウムもしくはアンモニウム塩とし
て、または酸として存在し得る。グリホサート酸を含有
する処方物は随意にアンモニウムもしくはアルカリ金属
の炭酸塩または重炭酸塩、リン酸二水素アンモニウム等
のような酸受容体を含有し得、その結果最終使用者によ
る水中への溶解または分散時にグリホサートの水溶性塩
が生成される。
ート組成物から区別するものは、組成物中における次の
代表的化学構造(a) 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、そしてxおよびyはx+
yが2〜約60の範囲になるような平均数である。〕; または(b) 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、R4はC1〜C4アルキルであ
り、xおよびyはx+yが0〜約60の範囲になるような
平均数であり、そしてA-は農業上受容され得るアニオン
である。〕; または(c) 〔ここで、R1は直鎖もしくは分枝鎖のC6〜約C22アルキ
ル、アリールまたはアルキルアリール基であり、mは1
〜約10の平均数であり、m個の(O−R2)基の各々にお
けるR2は独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立
的にC1〜C4アルキレンであり、そしてxおよびyはx+
yが2〜約60の範囲になるような平均数である。〕 を有するアルコキシル化第3級またはアルコキシル化も
しくは非アルコキシル化第4級エーテルアミンあるいは
アルコキシル化エーテルアミンオキシド界面活性剤の存
在である。
たはアルキルアミンオキシド界面活性剤は、(O−R2)
基を有さず、即ちm=0である。我々は、1〜約10個の
(O−R2)基が該界面活性剤の構造においてR1基と窒素
原子の間に挿入されるとき驚くべき程改善された性質が
グリホサート組成物に付与され得るということを見出し
た。
ましくは6個の炭素原子を有し、そしていくつかの基
(moieties)で置換されていても置換されていなくても
よい。R1を構成するいずれのアルキルアリール基におい
てもアルキル部は、1〜16個の炭素原子を有する。かか
るアルキルアリール基の例は、アルキルフェニル、例え
ばノニルフェニルである。
て、R1は約8〜約18個、例えば約10〜15個の炭素原子を
有する直鎖または分枝鎖のアルキル基であり、そして対
応するアルコールから誘導される。例えば、アルキル基
はココヤシまたは牛脂からのような天然起源のものであ
り得、あるいはイソデシル、イソトリデシル、線状C12
〜C14またはオクタデシルアルコールのような合成アル
コールを起源とされ得る。
ましい例においては、線状プロピレン(−CH2CH2CH
2−)、イソプロピレン(−CH2CH(CH3)−)またはエ
チレン(−CH2CH2−)基である。近位R2基が線状プロピ
レンである好ましい例は、m=1を有する。近位R2基が
イソプロピレンまたはエチレンである場合、mは好まし
くは1〜5、最も好ましくは2〜3の範囲にあり、そし
てすべてのR2基は好ましくは同じである。
レンおよびエチレンから選択される。特に好ましい例に
おいては、すべてのR3基がエチレンである。本発明の第
3級エーテルアミンおよびエーテルアミンオキシドにお
いて、x+yが2〜約20の範囲にあることが好ましい。
本発明の第4級エーテルアミンにおいて、x+yが0〜
約20の範囲にあることが好ましい。本発明の第3級およ
び第4級エーテルアミン並びにエーテルアミンオキシド
におけるx+yについての特に好ましい範囲は、2〜約
10、一層特に2〜約5である。
くはメチルであり、そしてA-は好ましくはハライドイオ
ン、例えばグロリドもしくはブロミドイオン、リン酸イ
オンまたは硫酸イオンであり、あるいはその代わりにグ
リホサートイオンであり得、または処方物中にエーテル
アミンと共に含められるアニオン性界面活性剤により与
えられ得る。グリホサート処方物において十分存在し得
るような低pHにおいて、第3級エーテルアミンは恐らく
窒素原子においてプロトン化されそして対イオンと結合
し得る、ということが当業者により認識されよう。かか
る場合、第3級エーテルアミンは、R4が水素であること
以外は第4級エーテルアミンについて上記に示された化
学構造により表され得る。第3級エーテルアミンを含む
低pHグリホサート処方物における対イオンA-は、恐らく
グリホサートそれ自体である。
面活性剤は、R1=C12〜C14アルキル、R2=イソプロピレ
ン、m=2、R3=エチレン、およびx+y=5を有する
第3級エーテルアミンである。
活性剤は、R1=C12〜C14アルキル、R2=エチレン、m=
3、R3=エチレン、およびx+y=5を有する第3級エ
ーテルアミンである。
い界面活性剤は、R1=イソデシル、R2=線状プロピレ
ン、m=1、R3=エチレン、およびそれぞれx+y=2
または5を有する第3級エーテルアミンである。
い界面活性剤は、R1=ココアルキル(coco alkyl)、R2
=線状プロピレン、m=1、R3=エチレン、およびx+
y=2〜10の範囲の数を有する第3級エーテルアミンで
ある。
い界面活性剤は、R1=イソトリデシル、R2=線状プロピ
レン、m=1、R3=エチレン、およびそれぞれx+y=
2または5を有する第3級エーテルアミンである。
い界面活性剤は、それぞれR1=イソデシルまたはイソト
リデシル、R2=線状プロピレン、R3=エチレン、R4=メ
チル、m=1、およびx+y=2を有する第4級エーテ
ルアミンである。
除草活性向上量も、本発明の組成物において用いられ得
る。タンクミックス型および即時使用可能型の処方物に
おいて、界面活性剤の非常に高いレベル、例えば5%重
量/容量まで、または更に一層高いレベルが達成され得
るが、しかし経済的理由のために、約0.125%〜約2%
重量/容量の範囲の濃度を用いることがより普通であ
る。当業者は、種々の植物種に関しての試験から、いか
なる特定のグリホサートの施用についても含められるべ
きエーテルアミン界面活性剤の適切なレベルを決定する
ことができる。
ーテルアミン界面活性剤は、好ましくは、約1:20ないし
約1:1、最も好ましくは約1:10ないし約1:2の範囲、例え
ば約1:6の、グリホサートa.e.に対する重量/重量の比
率にて含められる。
である。グリホサート塩の水性濃厚処方物の場合、処方
物中の界面活性剤が別個の相として他の成分から分離し
ないことが特に重要である。先行技術の界面活性剤を用
いて作られる多くの水性濃厚物は、高温において相分離
の傾向を示す。高いグリホサート濃度を有する水溶液に
おいてさえ比較的高い曇点により証明されるように、そ
れらがグリホサート塩、特にイソプロピルアミン塩との
良好な相溶性を示すのは、ここにおいて開示されている
エーテルアミン界面活性剤の特徴である。一般にたいて
いの施用にとって、約50℃より高い曇点が望ましい。
活性剤に加えて、種々の更なる成分または助剤のいずれ
も、かかる添加物質がグリホサート除草活性に対して有
意的には拮抗性でない限り本発明の処方物中に含められ
得る。かかる添加物質の例は、例示的に抗ゲル化剤、凍
結防止剤、増粘剤、染料、抗微生物保存剤、または硫酸
アンモニウムもしくは脂肪酸のような除草活性を更に高
めるための添加剤を含む。
えば第1級もしくは第2級アルコールエトキシレート、
スクロースもしくはソルビタンのアルキルエステル、ま
たはアルキルポリグリコシドもまた含められ得る。かか
る第2の界面活性剤が存在するとき、エーテルアミン対
第2の界面活性剤の重量/重量の比率は約1:1より大き
いことが好ましく、最も好ましくは約2:1より大きく、
例えば約4:1である。
ホサート処方物、例えば約450〜約500g a.e./lのグリ
ホサートを含有する処方物中に含まれるとき、エーテル
アミン界面活性剤は、存在する総界面活性剤の少なくと
も約75重量%を占める。
ルアミン界面活性剤が処方物中に含まれる場合、本発明
の範囲内である。かかる他の除草剤の例は、ビアラフォ
ス、グルフォシネート、2,4−D、MCPA、ジカンバ、ジ
フェニルエーテル類、イミダゾリノン類およびスルホニ
ル尿素類を含む。
知である。本発明の水性濃厚処方物は適切な容量の水中
に希釈され、そして殺死または制御されるべき雑草また
は他の不所望の草木に例えば噴霧により施用される。本
発明の乾性濃厚処方物は適切な容量の水中に溶解または
分散され、そして同じやり方で施用される。たいていの
目的にとって、本発明の組成物は、約0.1〜約5kg/haの
範囲、場合によりそれ以上のグリホサートa.e.施用量に
て施用される。1年生および多年生のイネ科植物および
広葉植物の制御についての典型的なグリホサートa.e.施
用量は、約0.3〜約1.5kg/haの範囲にある。本発明の組
成物は、いかなる好都合な容量の水中にても施用され
得、最も典型的には約50〜約1000l/haの範囲にて施用さ
れ得る。
れらの実施例に制限されない。
のように決定された。試験管中の該組成物のサンプル
を、それが曇るようになるまで水浴中で加熱した。次い
で試験管を水浴から取り出し、そして該サンプルをそれ
が清澄になるまで温度計で撹拌した。該サンプルが清澄
になった温度を、該組成物の曇点として記録した。
は、別段指摘がなければ重量/重量による。
〜C14アルキルであり、mが3であり、x+yが5であ
り、そしてR2およびR3が各々エチレンである上記に表さ
れた化学構造を有する第3級エーテルアミンである。
順で混合することにより調製たれた。即ち、 (1)46%グリホサートa.e.を含有するグリホサートイ
ソプロピルアミン塩の水溶液,67.4g。
性剤を含有すると算出され得る。20/15.6℃における該
組成物の比重は、1.1628であると決定された。該組成物
の曇点は、>90℃であった。
において用いられたものと同じである。実施例2の水性
濃厚組成物は、次の成分を与えられた順で混合すること
により調製された。即ち、 (1)46%グリホサートa.e.を含有するグリホサートイ
ソプロピルアミン塩の水溶液,1348g。
活性剤を含有すると算出され得る。20/15.6℃における
該組成物の比重は、1.1630であると決定された。該組成
物の曇点は、>90℃であった。
40/9−82−025,1982年11月,表題:農薬アセスメントガ
イドライン,下位区分F,危険評価:人および家畜」に規
定された標準処理操作に従って、眼への刺激性試験に付
した。この試験は、EPA優良実験室規範(Good Laborato
ry Practice:GLP)の基準に従って行われた。眼への低
い刺激性(low irritancy)を示す毒性カテゴリーIIIに
該組成物を定める結果が得られた。
〜C14アルキルであり、mが2であり、x+yが5であ
り、R2がイソプロピレンであり、そしてR3がエチレンで
ある上記に表された化学構造を有する第3級エーテルア
ミンである。
順で混合することにより調製された。即ち、 (1)46%グリホサートa.e.を含有するグリホサートイ
ソプロピルアミン塩の水溶液,1348g。
性剤を含有すると算出され得る。20/15.6℃における該
組成物の比重は、1.1618であると決定された。該組成物
の曇点は、>90℃であった。
において用いられたものと同じである。実施例4の水性
濃厚組成物は、次の成分を与えられた順で混合すること
により調製された。即ち、 (1)46%グリホサートa.e.を含有するグリホサートイ
ソプロピルアミン塩の水溶液,1348g。
活性剤を含有すると算出され得る。20/15.6℃における
該組成物の比重は、1.1617であると決定された。該組成
物の曇点は、>90℃であった。
/9−82−025,1982年11月」に規定された標準処理操作に
従って、眼への刺激性試験に付した。この試験は、GLP
の基準に従って行われた。眼への低い刺激性を示す毒性
カテゴリーIIIに該組成物を定める結果が得られた。
C12〜C14アルキルであり、mが3であり、そしてR2およ
びR3が各々エチレンである上記に表された化学構造を有
する第3級エーテルアミンである。x+yの値は、下記
の表に示されているように変えた。
グリホサートおよび11%の界面活性剤を含有する水性濃
厚組成物が、実施例1〜4と同様の手順により調製され
た。各組成物の曇点は、下記の表に示されているように
決定された。実施例 x+y 曇点(℃) 5 5 >95 6 10 81 7 15 66 実施例8〜11 実施例8〜11において用いられた界面活性剤は、R1が
C12〜C14アルキルであり、mが2であり、R2がイソプロ
ピレンであり、そしてR3がエチレンである上記に表され
た化学構造を有する第3級エーテルアミンである。x+
yの値は、下記の表に示されているように変えた。
グリホサートおよび11%の界面活性剤を含有する水性濃
厚組成物が、実施例1〜4と同様の手順により調製され
た。各組成物の曇点は、下記の表に示されているように
決定された。
るフィールド試験において決定した。処理は、列をなし
て機械的に播かれた種子から生長していた植物体に発芽
後施用でなされた。3反復での乱塊試験法が用いられ
た。施用は、施用の均一性を最大にするために重複的噴
霧様式を与える多頭ノズルを有する背負い型噴霧器でも
ってなされた。除草効力は、未処理の区画との比較によ
り目視的に推定された制御パーセントとして評価され
た。
loa crus−galli;ECHCF)、メリケンニクキビ(Brachia
ria platyphylla;BRAPP)、アメリカキンゴジカ(Sida
spinosa;SIDSP)、アオゲイトウ(Amaranthus retrofle
xus;AMARE)、アメリカツノクサネム(Sesbania exalta
ta;SEBEX)、アサガオ(Ipomoea sp.;IPOSS)およびイ
チビ(Abutilon theophrasti;ABUTH)であった。
haの施用容量を与えるよう水中に希釈された水性濃厚物
であった。希釈は、各処方物について314g、628gおよび
840g a.e./haの3種のグリホサート施用量を与えるよ
うになされた。
標準処理は、グリホサートイソプロピルアミン塩を360g
a.e./lの量で含有し、およびそれぞれ15.4%および7.
7%のMON0818(平均15モルのEOを有するエトキシル化牛
脂アミンを基剤とした界面活性剤)を含有する濃厚処方
物AおよびBでもってなされた。
の形態のグリホサートを360g a.e./lの量で含有してい
た。濃厚処方物C〜Fは更に、唯一の界面活性剤とし
て、R1がC12〜C14アルキルであり、mが2であり、x+
yが5であり、R2がイソプロピレンであり、そしてR3が
エチレンである上記に表された化学構造を有する第3級
エーテルアミンを含有していた。濃厚処方物C、D、E
およびF中の界面活性剤含有率は、それぞれ3.5%、5.5
%、7.5%および10%であった。濃厚処方物DおよびF
は、それぞれ上記の実施例4および3の組成物と本質的
に同一である。濃厚処方物G〜Jは、唯一の界面活性剤
として、R1がC12〜C14アルキルであり、mが3であり、
x+yが5であり、そしてR2およびR3が各々エチレンで
ある上記に表された化学構造を有する第3級エーテルア
ミンを含有していた。濃厚処方物G、H、IおよびJ中
の界面活性剤含有率は、それぞれ3.5%、5.5%、7.5%
および10%であった。濃厚処方物HおよびJは、それぞ
れ上記の実施例2および1の組成物と本質的に同一であ
る。
ン塩の形態のグリホサートを420g a.e./lの量で含有
し、並びにR1がC12〜C14アルキルであり、mが3であ
り、x+yが5であり、そしてR2およびR3が各々エチレ
ンである上記に表された化学構造を有する第3級エーテ
ルアミン界面活性剤を含有していた。濃厚処方物Kおよ
びL中のエーテルアミン界面活性剤含有率は、それぞれ
5.5%および3.5%であった。濃厚処方物Lは追加的に、
C9〜C11アルキル鎖を有し且つ1:1.6のアルキル/グルコ
ースのモル比を有する3.9%のアルキルポリグルコシド
界面活性剤を含有していた。
る。
において用いられたものと同じである。実施例13の乾性
の水溶性顆粒状組成物は、小型食品加工ボウルに次の成
分を添加することにより調製された。即ち、 (1)86.6%グリホサートa.e.を含有する粉末状アンモ
ニウムグリホサート,37.5g。
混合して、均質な小さい顆粒を形成させた。これらの顆
粒を、流動床乾燥機中で65℃にて15分間乾燥させた。
ると算出され得る。グリホサートは分析の結果、61.8%
a.e.であると決定された。
において用いられたものと同じである。実施例14の乾性
の水溶性顆粒状組成物は、小型食品加工ボウルに次の成
分を添加することにより調製された。即ち、 (1)86.6%グリホサートa.e.を含有する粉末状アンモ
ニウムグリホサート,37.5g。
混合して、均質な小さい顆粒を形成させた。これらの顆
粒を、流動床乾燥機中で65℃にて15分間乾燥させた。
ると算出され得る。グリホサートは分析の結果、66.2%
a.e.であると決定された。
a.e.のイソプロピルアミン塩形態のグリホサートおよび
5.5%の界面活性剤を含有する水性濃厚組成物を、実施
例1〜4と同様の手順により調製した。
ン界面活性剤を用いて作られた。C1における界面活性剤
は、5モルのEOを有するエトキシル化ココアミンであ
る。本発明の第3級エーテルアミンについて示された代
表的化学構造がC1の界面活性剤に適用されるなら、R1が
平均炭素鎖長約12のココアルキルであり、mが0であ
り、R3がエチレンであり、そしてx+yが5であるとい
うことが分かる。C2における界面活性剤は、5モルのEO
を有するエトキシル化牛脂アミンである。本発明の第3
級エーテルアミンについて示された代表的化学構造がC2
の界面活性剤に適用されるなら、R1が平均炭素鎖長約18
の牛脂アルキルであり、mが0であり、R3がエチレンで
あり、そしてx+yが5であるということが分かる。
は第4級N−メチルエーテルアミン界面活性剤を用いて
作られた。これらの界面活性剤の化学構造は、上記に示
された代表的構造を参照して次の表から演繹され得る。
BUTH)およびイヌビエ(Echinochloa crus−galli;ECHC
F)の種子を、肥料が添加された土壌の入った10.2cm平
方の鉢中に播いた。噴霧のために所望の生長段階または
大きさ(ABUTHについては3葉期、ECHCFについては20〜
25cmの高さ)になるまで、植物を生長させた。鉢は処理
の前に均一性について選択され、そして4個の反復試験
鉢が未処理の対照を含めて各処理に割り当てられた。噴
霧溶液を、濃厚グリホサート処方物を水中に希釈するこ
とにより調製した。約207キロパスカルの圧力にて微細
な噴霧を送出する農業用フィールド噴霧装置をシミュレ
ーションする装置でもって、噴霧を遂行した。植物体上
の噴霧装置の移動速度は、187l/haの所望噴霧容量を与
えるように調節された。実施を容易にするため、各処理
の4つの反復試験体はすべて一緒に噴霧された。噴霧
後、各植物体を温室に戻した。除草効力を処理後16日し
て目視査定により評価し、そして未処理の植物体との比
較による任意的スケールで“制御パーセント”として記
録した。このスケールで、0は目に見える効果がないこ
とを意味し、そして100はすべての植物体の死を意味す
る。下記の表において、与えられている制御パーセント
値は、4つの反復試験体の平均である。
性処方物との相溶性を決定するために、480g/lグリホサ
ートa.e.のイソプロピルアミン塩形態のグリホサートお
よび80g/lの界面活性剤を含有する水性濃厚組成物を、
実施例1〜4と同様の手順により調製した。実施例16の
組成物は、グリホサートa.e.に関して実施例15のものよ
りもおおよそ3分の1濃厚である。
ン界面活性剤を用いて作った。C3における界面活性剤
は、実施例15の処方物C1におけるものと同じである。C4
における界面活性剤は、実施例15の処方物C2におけるも
のと同じである。
れ処方物E1、E6、E8およびE9中に存在するのと同じ本発
明の第3級エーテルアミンまたは第4級N−メチルエー
テルアミン界面活性剤を用いて作った。
により、下記の表に示されているように決定された。
面活性剤と一緒に非イオン性界面活性剤を混入すること
を例示するために、本発明の組成物を実施例1〜4と同
様の手順により調製した。処方物E14〜E25において、グ
リホサートは480g a.e./lの量にてそのイソプロピルア
ミン塩として存在し、そして総界面活性剤(エーテルア
ミン+非イオン性界面活性剤)濃度は80g/lである。す
べての場合において、エーテルアミン対非イオン性界面
活性剤の重量/重量の比率は4:1である。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
4における非イオン性界面活性剤は、平均7モルのEOを
有するエトキシル化C14〜C16線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
5における非イオン性界面活性剤は、平均5モルのEOを
有するエトキシル化C12〜C13線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
6における非イオン性界面活性剤は、平均7モルのEOを
有するエトキシル化C11線状第1級アルコールである。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
7における非イオン性界面活性剤は、平均6モルのEOを
有するエトキシル化C11〜C12線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
8における非イオン性界面活性剤は、平均9モルのEOを
有するエトキシル化C12〜C15第2級アルコールである。
施例15の処方物E1におけるものと同じである。処方物E1
9における非イオン性界面活性剤は、C8〜C10アルキル鎖
および平均1.7モルのグルコースを有するアルキルポリ
グルコシドである。
施例15の処方物E6におけるものと同じである。処方物E2
0における非イオン性界面活性剤は、平均7モルのEOを
有するエトキシル化C14〜C16線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E6におけるものと同じである。処方物E2
1における非イオン性界面活性剤は、平均9モルのEOを
有するエトキシル化C12〜C15第2級アルコールである。
施例15の処方物E8におけるものと同じである。処方物E2
2における非イオン性界面活性剤は、平均7モルのEOを
有するエトキシル化C14〜C16線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E8におけるものと同じである。処方物E2
3における非イオン性界面活性剤は、平均9モルのEOを
有するエトキシル化C12〜C15第2級アルコールである。
施例15の処方物E9におけるものと同じである。処方物E2
4における非イオン性界面活性剤は、平均7モルのEOを
有するエトキシル化C14〜C16線状第1級アルコールであ
る。
施例15の処方物E9におけるものと同じである。処方物E2
5における非イオン性界面活性剤は、平均9モルのEOを
有するエトキシル化C12〜C15第2級アルコールである。
りに先行技術のエトキシル化第3級アルキルアミン界面
活性剤を含有する処方物を作ろうと試みた。5モルのEO
を有するココアミンが用いられようとまたは5モルのEO
を有する牛脂アミンが用いられようと、先行技術の界面
活性剤は、処方物E14〜E25において用いられたエトキシ
ル化第1級または第2級アルコール界面活性剤のいずれ
とも、これらの同じ処方物におけるのと等しいグリホサ
ート、アミン界面活性剤および非イオン性界面活性剤の
含有量にて不相溶性であることが分かった。かくして、
先行技術のアルキルアミン界面活性剤に優る本発明のエ
ーテルアミン界面活性剤の更なる予期されない利点は、
高濃厚水性グリホサート処方物中における非イオン性界
面活性剤との比較的良好なそれらの相溶性である。
が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々
の他の改変態様が当業者に明らかでありそして容易にな
され得ることが理解されよう。従って、添付された請求
の範囲が上記に記載された実施例および記述に限定され
ることは意図されておらず、むしろ該請求の範囲の諸項
は、本発明に存する特許性のある新規性の特徴のすべて
を、本発明が属する当業者によりそれらの等価物として
見なされるすべての特徴を含めて、包含すると解釈され
ることが意図されている。
イソプロピルアミン塩形態のグリホサートおよび5.5%
の界面活性剤を含有する水性濃厚組成物を、実施例1〜
4と同様の手順により調製した。
る。
ン界面活性剤を用いて同様に作られた。C3における界面
活性剤は、2モルのEOを有するエトキシル化ココアミン
である。C4における界面活性剤は、2モルのEOを有する
エトキシル化牛脂アミンである。
モニウムクロライドである先行技術の第4級アルキルア
ミン界面活性剤を用いて作られた。
“AO−728スペシャル(Special)”として供給される先
行技術のアルキルアミンオキシド界面活性剤を用いて作
られた。それは2モルのEOを有するアルキルアミンN−
オキシドである。そのアルキル鎖の鎖長または源は、ト
マー社により開示されていない。
活性剤を用いて作られた。その化学構造は、上記に示さ
れた代表的構造を参照して次の表から演繹され得る。
と以外は正確に実施例15に記載された通り行った。平均
制御パーセントは、下記の表に示されている。
が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々
の他の改変態様が当業者に明らかでありそして容易にな
され得ることが理解されよう。従って、添付された請求
の範囲が上記に記載された実施例および記述に限定され
ることは意図されておらず、むしろ該請求の範囲の諸項
は、本発明に存する特許性のある新規性の特徴のすべて
を、本発明が属する当業者によりそれらの等価物として
見なされるすべての特徴を含めて、包含すると解釈され
ることが意図されている。
Claims (10)
- 【請求項1】除草剤組成物であって、 (a)除草有効量のグリホサート又はその塩;及び (b)除草活性を高める有効量の、次の化学構造式: 又は 〔式中、R1は直鎖若しくは分枝鎖のC6〜C22アルキル、
アリール又はアルキルアリール基であり、mは1〜10の
平均数であり、m個の(O−R2)基の各々におけるR2は
独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立的にC1〜
C4アルキレンであり、そしてx及びyはx+yが2〜60
の範囲になるような平均数である〕で表される界面活性
剤 を含んでなる除草剤組成物。 - 【請求項2】請求の範囲第1項に記載の除草剤組成物で
あって、前記グリホサート又はその塩及び前記界面活性
剤が水中に溶解しており、前記グリホサート又はその塩
が1〜50g a.e./Lの量にて存在することを特徴とす
る、除草剤組成物。 - 【請求項3】請求の範囲第1項に記載の除草剤組成物で
あって、更に水を含む液状濃厚組成物形態を有し、前記
グリホサート又はその塩は50〜500g a.e./Lの量にて存
在し、前記界面活性剤の化学構造式において、R1はC8〜
C18アルキルであり、R2は線状プロピレン、イソプロピ
レン又はエチレンであり、R3はエチレンであり、mは1
〜5であり、x+yは2〜20であり、前記界面活性剤対
グリホサートa.e.の重量/重量の比率が1:20〜1:1の範
囲にあることを特徴とする、除草剤組成物。 - 【請求項4】貯蔵安定性を有する水性の除草剤組成物で
あって、 (a)除草有効量のグリホサート又はその塩; (b)除草活性を高める有効量の、次の化学構造式: 又は 又は 〔式中、R1は直鎖若しくは分枝鎖のC6〜C22アルキル、
アリール又はアルキルアリール基であり、mは1〜10の
平均数であり、m個の(O−R2)基の各々におけるR2は
独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立的にC1〜
C4アルキレンであり、x及びyはx+yが2〜60の範囲
になるような平均数であり、R4はC1〜C4アルキルであ
り、そしてA-は農業上受容され得るアニオンである〕で
表される界面活性剤;及び (c)水 を含んでなり、前記界面活性剤が、存在する総界面活性
剤の75〜100重量%を占めることを特徴とする、貯蔵安
定性を有する水性の除草剤組成物。 - 【請求項5】請求の範囲第4項に記載の除草剤組成物で
あって、前記グリホサート又はその塩は50〜500g a.e.
/Lの量にて存在し、前記界面活性剤の化学構造式におい
て、R1はC8〜C18アルキルであり、R2は線状プロピレ
ン、イソプロピレン又はエチレンであり、R3はエチレン
であり、R4はメチルであり、mは1〜5であり、x+y
は2〜20であり、A-はハライドイオン、リン酸イオン及
び硫酸イオンから成る群から選択されるアニオンであ
り、前記界面活性剤対グリホサートa.e.の重量/重量の
比率が1:20〜1:1の範囲にあることを特徴とする、除草
剤組成物。 - 【請求項6】乾性濃厚除草剤組成物であって、 (a)20〜80%重量/重量の量の、除草有効量のグリホ
サート又はその塩;及び (b)除草活性を高める有効量の、次の化学構造式: 又は 又は 〔式中、R1は直鎖若しくは分枝鎖のC6〜C22アルキル、
アリール又はアルキルアリール基であり、mは1〜10の
平均数であり、m個の(O−R2)基の各々におけるR2は
独立的にC1〜C4アルキレンであり、R3基は独立的にC1〜
C4アルキレンであり、x及びyはx+yが2〜60の範囲
になるような平均数であり、R4はC1〜C4アルキルであ
り、そしてA-は農業上受容され得るアニオンである〕で
表される界面活性剤 を含んでなる、乾性濃厚除草剤組成物。 - 【請求項7】請求の範囲第6項に記載の除草剤組成物で
あって、前記グリホサートはアンモニウム塩として存在
し、前記界面活性剤の化学構造式において、R1はC8〜C
18アルキルであり、R2は線状プロピレン、イソプロピレ
ン又はエチレンであり、R3はエチレンであり、R4はメチ
ルであり、mは1〜5であり、x+yは2〜20であり、
A-はハライドイオン、リン酸イオン及び硫酸イオンから
成る群から選択されるアニオンであり、前記界面活性剤
対グリホサートa.e.の重量/重量の比率は1:20〜1:1の
範囲にあることを特徴とする、除草剤組成物。 - 【請求項8】請求の範囲第3項〜第7項のいずれか1項
に記載の除草剤組成物であって、前記界面活性剤の化学
構造式において、R2は線状プロピレンであり、R3はエチ
レンであり、R4はメチルであり、mは1であり、x+y
は2〜10であり、及び、A-はクロリドイオンであること
を特徴とする、除草剤組成物。 - 【請求項9】請求の範囲第3項〜第7項のいずれか1項
に記載の除草剤組成物であって、前記界面活性剤の化学
構造式において、R2はイソプロピレン又はエチレンであ
り、R3はエチレンであり、R4はメチルであり、mは2又
は3であり、x+yは2〜10であり、及び、A-はクロリ
ドイオンであることを特徴とする、除草剤組成物。 - 【請求項10】雑草又は不所望の草木を枯殺又は制御す
る方法であって、 (a)請求の範囲第3項〜第9項のいずれか1項に記載
の除草剤組成物を適切な量の水に希釈、溶解又は分散さ
せて噴霧溶液を形成させる工程;及び (b)除草有効量の前記噴霧溶液を雑草又は不所望の草
木の茎葉に施用する工程を含んでなる方法。
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US08/599,363 | 1996-03-15 | ||
US599,363 | 1996-03-15 | ||
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