JP2002510061A - 添付式ハンドル付きラベル - Google Patents

添付式ハンドル付きラベル

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JP2002510061A JP2000541007A JP2000541007A JP2002510061A JP 2002510061 A JP2002510061 A JP 2002510061A JP 2000541007 A JP2000541007 A JP 2000541007A JP 2000541007 A JP2000541007 A JP 2000541007A JP 2002510061 A JP2002510061 A JP 2002510061A
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    • G09F2003/027Forms or constructions used to hang up an item, e.g. a perfusion bottle

Abstract

(57)【要約】 添付式ハンドル付きラベル(10)はライナ材料(12)とラベル(14)とハンドル(16)を有する。ラベル(14)は粘着層によってライナ(12)に固定される。ハンドル(16)はラベル(14)の上側表面に添付され、細長いストリップ(26)とハンガ(32)を有する。細長いストリップ(26)は、ラベル(14)の全長にわたって連続的に伸延する上側および下側表面を備える。ハンガ部分はその上に接着剤が存在しない上側上および下側表面を備え、第1位置と第2位置の間で可動であるように細長いストリップ(26)に対して移動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は添付式ハンドルを備えたラベルに関する。また、本発明は、その上の
副ラベル即ち剥ぎ取りラベル、及び/又は、情報ブックレットを含むラベルに関
する。
【0002】 本発明のラベルは、病院または療養タイプの施設で使用するボトル用として特
定用途に用いられ、この場合、使用に際してはボトルが逆に吊される。ボトルが
逆に吊された状態で、ボトルの口から、例えば、患者まで伸延する適当な導管お
よび配管を用いることにより、流体は、所定流量で、ボトルから流れることが可
能であり、それによって、必須栄養素、医薬等の安定した供給を患者に提供する
【0003】
【従来の技術】
ラベルにハンドルを組み込み、それによって、ラベルが添付されたボトルを逆
さに吊すことを可能にするような多数のラベルについて特許文献に記載されてい
る。一形式としてハンドルを備えたこの種ラベルは幾つかの溶融かつ統合された
層を含む。この場合、ハンドルはこれらの層のなかの1つ又は複数の層から切り
出され、この種処理をしなければこれらの層を接着するはずの接着剤は、樹脂そ
の他の適当な物質を用いて非作動化または上塗り層による非作用化される。従来
技術による多くの事例において、ハンドルはラベルの溶融した薄い層状の本体か
ら実際に切り出され、その後で、ボトルを使用状態に逆さに吊すために、必要に
応じて、ハンドルがラベルから剥離される。
【0004】 米国特許第5,135,125号(Andel)は、吊しラベルについて開示
し、この場合には、点滴用スタンドからボトルを垂下するための吊しリングはラ
ベルを構成する不可欠な一部分として形成される。ラベルは、少なくとも1つの
薄膜層、印刷インキの層、および、接着剤の層によって構成される。ハンドルは
、ラベルにおける少なくとも1つの薄膜層に貫入するダイカット線によるラベル
からの切り出しによって作成される。該当する層の間にリリースコーティング(
取り外し用被覆)を施すことにより、ラベルの残りの部分からハンドルを剥離す
ることを可能にする。従って、アンデル(Andel)は、吊しラベル(ハンギ
ングラベル)技術の典型的な例について記述している。この場合、ラベルは、種
々異なる構造と目的を持つ幾つかの層で構成され、これらの層の少なくとも幾つ
かはハンドルの形にダイカットされ、適当なリリースコーティング(取り外し用
被覆)を施すことにより、ダイカットされたハンドルはラベルの残りの部分から
容易に剥ぎ取られる。
【0005】 米国特許第5,490,658号(Coward)は、点滴ボトル用ラベルハ
ンガの別の形式を示す。この特許においては、切り出された少なくとも1つのハ
ングストリップ(吊し細片)を備えたラベルシートで構成されるラベルハンガ(
吊し用ラベル)について記述している。この場合のハングストリップはラベルシ
ートの不可欠な一部分を構成する。ハングストリップの部分はどちらの面におい
ても接着剤が付着しないようなパターンにおいて、ラベルシートの片面に粘着被
覆が施される。ラベルシートはIVボトルに付着し、ハングストリップがラベル
シートから引き出され、その結果、ボトルはスタンドから逆姿勢で吊り下げられ
ることが可能である。主要な一実施形態において、コワード(Coward)は
2つのハングタグ(吊り具)を備えたラベルハンガを示す。この場合のラベルハ
ンガは、ラベルから取り去ると、ボトルの直径方向反対側に位置することになる
。ただし、折り込みリングを含む他の幾つかの実施形態もこの特許に示されてい
る。
【0006】 国際出願WO 97/42089(Pharmagraphics)は別の形
式のハンガラベルについて開示する。この刊行物においては、ベースラベルと2
脚付きハンガを備えたラベルが示される。それぞれの脚は足の部分で成端し、こ
の足の部分はベースラベル上のコネクタストリップ(接続細片)に固定される。
Pharmagraphics(医薬図鑑)は3個以上の脚を備えたラベルにつ
いて開示する。この場合、各々の脚は専用の足部分を備え、それによってベース
ラベルに固定される。それぞれの足部分は個別の分離された部分であって、他の
足部分とは間隙の存在によって相互に分離される。
【0007】 欧州特許出願0 356 574(Schreiner)は、サスペンション
フラップ付き自己粘着ラベルの更に別の形式について記述する。この場合、ラベ
ルはキャリヤフィルム上に取付けられ、従来型のインプリントを担持する。サス
ペンションフラップはラベルの表面に固定される。ラベルとサスペンションフラ
ップは両者共にポリエステル材料である。サスペンションフラップはラベルの中
央部分を覆うが、透明であるので、その下の印刷は容易に読取り可能である。サ
スペンションフラップは、ストラップ、即ち、ハンドル部分、ならびに、確実な
接続部を形成するためにラベルに接着される領域を含む。固定領域は比較的大き
く、ラベルの実質的な中央部分を覆う。
【0008】 米国特許第5,829,788号(Jackson)は別の形式のハンギング
ラベルを示す。この場合、リングはラベル上に折り畳まれていて、ラベルから引
き離すことによってリングの折り畳みが解除される。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明の概要 一態様において、本発明は添付式ハンドル付きラベルに関する。この場合、本
ラベルは、所要寸法かつ所要形状の従来型ラベルと、ラベルに添付されて個別に
切り出された特殊形態かつ特殊構成のハンドル部分とを含むことができる。ハン
ドルは、その寸法および形状がそれを添付しようとするラベルに出来る限り調和
するように構成されることが好ましく、特に、その結果として、ラベルの耐用期
間中ハンドルがラベルに固定した状態が確実に維持されるように、実用上できる
だけ広いラベル領域に亙ってハンドルがラベルに堅固に固定可能であることが好
ましい。
【0010】 本発明は、ハンドルのベース区分とラベルとの間に極めて強力な粘着接合およ
び接触を与える。この場合の接合は、ハンドルから吊されたあらゆるボトルが連
続的にその状態に保持されることを保証するために、ラベルとハンドル部分との
間の分離を防止する程度に充分堅固であるものとする。
【0011】 本発明の別の形式において、ハンドル部分全体は、例えばライナのようなベー
スを有することが可能であり、また、接着剤は必要な場所のみに塗布され、残り
の部分には塗布されない。接着剤はベースとラベルとの間を接合し、ハンガ区分
がハンガ区分として機能することを可能にするために、ハンガの当該部分には接
着剤は存在しない。
【0012】 本発明の一態様によれば、提供される添付式ハンドル付きラベルは、ライナ材
料と;上側表面およびライナ上に配置される下側表面をそなえたラベルとを有し
、ラベルはその下側表面上の粘着層によってライナに固定され、ラベルの下側表
面に接着剤が残存する状態を保ってラベルをライナから剥ぎ取ることができるよ
うに粘着層が存在し;ラベルの上側表面に部分的に添付されたハンドルを有し、
ハンドルは、上側および下側表面を備えかつラベルの全長にわたって連続的に伸
延する細長いストリップを有し、細長いストリップの下側表面は強力な接合材料
によってラベルの上側表面に堅固に固定され、細長いストリップへ一体構造的に
接続され、かつそこから伸延するハンガ部分を有し、ハンガ部分は、接着剤が存
在しない上側表面および下側表面を備え、ハンガ部分は、細長いストリップに対
してピボット運動可能であり、その結果として、ハンガ部分がラベル部分に隣接
する第1位置とハンガ部分が第1位置から実質的に180度だけ回転した第2位
置との間で移動可能である。
【0013】 細長いストリップは、少なくともその幅の一部分に沿った弱化線を形成するた
めに一連のスコア又はミシン目を有することが好ましい。多重弱化線を備えても
差し支えなく、各弱化線は細長いストリップの長さに対して実質的に横断方向で
あるものとする。本明細において、ミシン目は相互に分離された一連の孔であり
、孔は細長いストリップを貫いて伸延する。スコアは細長いストリップの厚さの
一部分だけを貫いて伸延する連続的または破線状切断である。弱化線はミシン目
またはスコアのどちらであっても差し支えない。
【0014】 ハンガは、半円形リング部分および1対の付属脚部分で構成されることが好ま
しく、各脚部分の一端は細長いストリップと接続される。細長いストリップと脚
部分との間の遷移部分に粘着境界が設定され、この粘着境界のハンドルの下側表
面の一方の側には接着剤が施され、これによって細長いストリップがラベルに添
付され、ハンドルの下側表面のもう一方の側には接着剤が塗布されず、粘着境界
は、その周りで第1位置と第2位置との間でハンガが動くピボットを提供する。
【0015】 追加強度を施して添付式ハンドル付きラベル又はその任意の部分を提供し、か
つその上に印刷されたあらゆる情報の可読性を保存するために、ラベルの正常使
用に起因する可能性のある裂け目、掻き傷、または他の損傷に耐えるように特殊
設計された層をラベル上に配置することができる。耐性層はナイロン材料で構成
されることが好ましく、その厚さおよび耐性はラベルを添付しようとするボトル
の用途に応じて異なることもあり得る。耐性層は、例えば、脚部分、及び/又は
、細長いストリップの周りのような、最大歪みまたは最大露出部分に配置できる
【0016】 添付式ハンドル付きラベルは、更に、ラベル上に副剥ぎ取りラベルを含むこと
ができる。剥ぎ取りラベルは、ラベルから切り離すことができるように、ラベル
内でダイカットされるものとする。添付式ハンドル付きラベルは、ラベル部分の
上側表面に配置されたブックレットも含むことができる。
【0017】 本発明の別の一態様によれば、吊り用ストリップ付きラベルを形成する方法が
提供される。本方法は、上側表面および下側表面を有するラベルをライナ材料上
に置く工程およびその下側表面上の粘着層によってラベルをライナに固定する工
程を含み、粘着層はラベルの下側表面上に接着剤を残したままの状態でラベルを
ライナから剥ぎ取ることを可能にし;細長いストリップ及びハンガ部分を有する
ハンドルをラベルの上側表面に添付する工程を含み、細長いストリップの下側表
面がラベルの全長にわたって連続的に伸延し、細長いストリップの下側表面は強
力な接合材料によってラベルの上側表面に堅固に固定され、ハンガ部分は細長い
ストリップへ一体構造的に接続されてそこから伸延し、その上側表面および下側
表面には接着剤が存在せず、ハンガ部分は細長いストリップに対してピボット運
動可能であり、その結果、ハンガ部分は、ハンガ部分がラベル部分に近接する第
1位置とハンガ部分が第1位置から実質的に180度だけ回転した第2位置との
間で可動である。本方法は、細長いストリップに複数の弱化線を作成するために
多数列のスコアを刻む工程を含むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態の詳細な説明 本発明にかかるラベルの様々な形式と実施形態を示す添付図を参照することと
する。特に図1を参照すると、本発明にかかる添付式ハンドル10付きラベルが
示される。通常の製造手順において、この種複数の添付式ハンドル10付きラベ
ルは、当該ラベルを取り外し、続いてボトルへの添付準備を整へるために、ロー
ル状ペーパライナ12上に端と端を突き合わせて直列に配置されるはずである。
図1において、添付式ハンドル10a付きラベル全体を示し、添付式ハンドル1
0bおよび10cの付いたラベルの部分を表すことによって、ペーパライナ12
上におけるラベルの端と端を突き合わせた直列配置が図示される。
【0019】 ペーパライナ12は、添付式ハンドル10付きラベルを受け取るための細長い
連続ストリップを有し、添付式ハンドル10付きラベルを裂いたり破損したりす
ることなしに容易に剥ぎ取ることができるように、その表面は被覆されるか又は
適当な材料で構成されていても差し支えない。
【0020】 添付式ハンドル10a付きラベルは、実質的に矩形であるラベル部分14およ
びラベル部分14の上に重ねて配置されたハンドル部分16で構成される。ラベ
ル部分14は下側縁18と上側縁20を有し、他方、ハンドル部分は下側縁22
と上側縁24を有する。ラベル部分14の下側縁18およびハンドル部分16の
下側縁22は実質的に重ねて配置される。
【0021】 ハンドル部分16は、下側縁22から上向きに伸延し、ラベル部分14の側部
28と30の間に位置する細長いストリップ26を有する。図1に示す実施形態
において、ハンドル部分16は、幾分半円形のリング34および細長いストリッ
プ26に向かって下向きに伸延する1対のラベルバンド38と40を含むハンガ
32を有する。
【0022】 細長いストリップ26は、ラベル部分14の上側表面36に確実に接着かつ付
着されている。この種の接着剤は、ハンドル部分16のハンガ32上に任意の接
着剤を塗っておくことができる程度に、接着防止化することによるか或いは透明
ライナなどの適当な材料で当該接着剤を覆うことによって非作用化される。いず
れにしても、この接着剤を非作用化する目的は、ハンガ32が、ラベル部分14
の上側表面36に接着または付着することなく、この表面36に対して近付くか
遠ざかる方向に容易に動かされるようにすることにある。以下に一層詳しく説明
するように、ハンガ32が表面36に対して近付くか又は遠ざかることが可能で
あることは、図3を参照することによって明瞭に理解することができる。
【0023】 ハンガ32は、裂けることを防止し、かつハンガ32の吊下げ負荷容量にかな
りの追加強度を提供するために、そこから垂下した2つの横バンド38と40を
備えた半円形リング34から成る。各横方向バンド38と40は1対のループ状
切り欠き42を介して細長いストリップ26に接続される。これは、負荷支持モ
ードにあるとき、ハンドル部分16が裂けることを防止するために役立つ重要な
構造上の特徴である。
【0024】 図1および他の諸図面において、鎖線は粘着境界を表す。この粘着境界44は
横バンド38と40各々の事実上の底部に近接して位置する。粘着境界44の横
バンド38および40側に塗布されている接着剤は接着機能が作用しないように
塗布処理または被覆処理がほどこされているが、他方、細長いストリップ26側
に塗布されている接着剤は十分に機能的であって作用化されているので、非常に
確実な仕方でハンドル部分16をラベル部分14の上側表面36に保持する。粘
着境界44上のハンガ32の部分を含む覆われるか非作用化されている部分は、
ラベル部分14に対して近付くか又は遠ざかるように自由に動くことができる。
【0025】 ループ状切り欠き42は半円形であり、横バンド38と40の各々の側に1つ
のループ状の切り欠きが有る。粘着境界44が1対の切り欠き42aと42bの
各々から始まり、それによってハンガ32がラベル部分14に対して近付くか又
は遠ざかるようにその周りに動く連続的な折り目線またはピボットを提供するよ
うに、横バンド38と40各々には粘着境界44が設けられている。図5に最も
よく示されているように、粘着境界44はピボット線を構成する。この粘着境界
44は、ラベル14の上側表面36に対して近付くか又は遠ざかるようにハンガ
が動く際にハンガ32が内向き及び外向きに折曲がることを阻止するようなハン
ガ32の部分には露出した接着剤が存在しないようなハンドル部分16上の位置
に設定される。
【0026】 半円形リング34のほぼ頂点部分に、ハンガ32の内側縁48に小さい凹部を
構成するノッチ46が所在する。ラベル10aがボトル上に配置され、ボトルを
逆位置に吊すようにハンガ32が回されると、ペグ又は他のボトルを吊すための
ブラケット様物体を受け入れるようにノッチ46が位置決めされる。従って、ノ
ッチ36は、逆さに吊された状態でラベルが取り付けられるボトルをその状態に
安定させるように補助するために役立つ。ノッチ46内におけるペグの位置も、
ボトルを傾斜させるか又は不均衡な状態にするようにペグ又はブラケット上でハ
ンガ32を摺動させないことによって、ボトルを逆さに吊した状態のままで、ボ
トルを「中心配置」に保つように補助するために役立つ。
【0027】 本発明にかかるハンドル付きラベル10の製造に際して、ラベル部分14は、
ペーパライナ12上に取付けられた個別ベース部分を形成する。次に、細長いス
トリップ26だけがラベル部分14に接着するようにハンドル部分16がラベル
部分14に貼り付けられる。ラベル部分14の一方の側28からもう一方側30
まで完全にラベル部分14の長さ全体に亙って伸延することが好ましい連続した
細長いストリップ26は幾つかの重要な利点を持つ。第1に、完全にラベル部分
14の全体にわたって伸延する細長いストリップ26が存在することは、細長い
ストリップ36がラベル部分14に接着される実質的な貼り付け範囲を提供する
。従って、使用中に、ボトルの重量が、細長いストリップ26をラベル部分14
から外れさせるか又は分離させるように作用する場合、特に粘着境界44または
特に粘着境界44に近接して最大引っ張り力が作用した場合、ラベルの全長に亙
って細長いストリップ26を完全に除去、及び/又は、分離するには、長期間に
亙ってかなりの負荷がかけられることが必要なはずである。従って、本発明は、
特定の層のみを完全に切断することを必要とせず、ベースとなるラベルにハンド
ル部分16を容易に取り付けることを可能にし、同時に、比較的大きい範囲全体
に亙って剛性、強度、及び、確実な接続を提供する。
【0028】 ラベル部分14の全長に亙って連続した細長いストリップ26を有することの
別の利点は製造および生産プロセスにおいて現れる。この点に関して、ハンドル
部分16をラベル部分14に取り付けることが可能であり、また、ハンガ32の
切断並びにハンドルの下側縁および側部28と30に対応するハンドル側部の切
断をラベル部分14自体を切断するときに精確かつ精密に切断することができる
。従って、ラベル14の上側縁20、下側縁18、側部28と30を切断する工
程において、ハンドルの側部および下側縁22も1つの動作によって切断される
はずである。以下に説明するように、ラベルの切断と同時にハンガ32も切断さ
れるような生産工程であれば、これも1つの動作で実施可能である。
【0029】 ラベル使用の特殊性ならびに添付しようとするボトルの寸法および仕様に応じ
て、実質的にストリップを横切る方向に細長いストリップを横切って伸延する弱
化線で構成される1つ又は複数のスコア52をハンドル部分16上、特に細長い
ストリップ26上に備えることが有利である。スコア52は、細長いストリップ
26の厚さを部分的に切り通した連続したスコアまたは一連の切断部からなるこ
とが好ましい。ハンドル部分16および特に細長いストリップ36は、ラベル部
分14全体に亙りその上に貼り付けられるので、ハンドル付きラベル10がボト
ル上に配置されたとき、ラベル部分14または細長いストリップ26のどちらか
に、小さな部分であって、垂れ下がり又は折り目が生じることがあり得る。これ
は、ラベル部分14の曲率半径が細長いストリップ26よりもわずかに小さいと
いうように、ハンドル付きラベル10がボトルの周囲の上で曲げられることに起
因する。ラベル部分14または細長いストリップ26が垂れ下がり又は折り目が
つくことは、弱化線を含み、従って、折り目つき又は垂れ下がりを回避するよう
に僅かに伸びる能力を細長いストリップ26に与えるこれらのスコア52を組み
込むことにより、広範囲に亙って回避できる。
【0030】 垂れ下がり又は折り目つき効果は更に直径の小さい更に小さなボトルにおいて
一層一般的である。従って、スコア52の存在および使用個数はラベル自体なら
びにラベルを貼ろうとするボトルのパラメータに依存する。これらのスコア52
は完全な切断は含まず、細長いストリップ上に完全な切り離しを生じることのな
い単なる鎖線状切り目または鋸歯状切り目を含むことに留意することが重要であ
る。スコア52は、ボトルに貼るとき、ラベル部分14と比較した場合の曲率半
径の差に起因する細長いストリップの僅かな引き延ばしを可能にするだけである
。ただし、ハンドル付きラベル10がその完全な強度または効果をもつためには
、ストリップがどの1点においても完全に切り放されるか又は分離されていない
と言う意味において、細長いストリップ26がその長さに沿って連続的であるこ
とが重要である。
【0031】 追加強度を施したハンドル付きラベル又はその任意の部分を提供し、その上に
印刷したあらゆる情報の可読性を保存するために、裂け目、スコア、引っ掻き、
または、ラベルの正常使用に起因する可能性のあるその他の損傷に耐えるように
特に設計された層をラベル上に配置することができる。耐性層は、ラベルを添付
しようとするボトルの用途に応じて変化する厚さと抵抗性を備えたナイロン材料
で構成可能である。耐性層は、例えば、脚部分、及び/又は、細長いストリップ
の周りのような最大歪み又は露出箇所に配置される。一実施形態において、耐性
層は、ベースラベル全体を覆い、ハンドル部分の取り付け、および、剥ぎ取りラ
ベルのベースラベル上への取り付け以前に添付される。また、その耐重量支持能
力を高め、かつその強度を損なう可能性のある切り目の引き伸ばしを最小限化す
るためにハンドルには耐性層を組み込むこともできる。
【0032】 また、ハンドル付きラベル10は1つ又は複数の剥ぎ取りラベル60を含むこ
ともできる。図2のラベルに示されるように、3つの剥ぎ取りラベル60a、6
0b、60cが備えられる。各剥ぎ取りラベルは、特定の患者、ボトル、又は、
その他の情報源と関連付けるその上に印刷済みの識別情報を含むことが可能であ
り、また、その上に記入し、除去し、その後で、例えば、患者のチャートまたは
その他の医療記録に添付することができる。
【0033】 剥ぎ取りラベルは、幾つかの方法の1つとして、ラベル部分14上に形成され
ることも可能である。一実施形態において、剥ぎ取りラベル60の各々の1つ又
は全部はラベル部分14の一部分を含むことが可能であり、剥ぎ取りラベルはダ
イカット62によって画定可能である。ダイカット62は、ラベル部分14を通
過する経路の少なくとも一部分を経て伸延し、また、ラベル部分14の残りの部
分から離れ易くするために、取り外し被覆または非作用化上塗り層を下側または
剥ぎ取りラベル60上に施すことができる。
【0034】 別の形式において、剥ぎ取りラベル60は、ハンドル部分16がラベル部分1
4の別の部分上に配置されると同様の方法でラベル部分14上に配置される添付
ラベルを含むことができる。この実施形態において、図7を参照して次に更に考
察するように、剥ぎ取りラベルは、ラベル14の適当な部分の上に配置された上
側表面64および下側表面66を有する。剥ぎ取りラベル60の下側表面66は
、それを除去すると、患者のチャート又は他の医療記録のような他の情報源に添
付可能になるように剥ぎ取りラベルを作用可能化する接着剤を有する。ただし、
接着剤は、分裂または破砕することなしに、剥ぎ取りラベルをラベル部分14か
ら除去可能にするような性質でなくてはならない。
【0035】 更に別の変形例において、剥ぎ取りラベル60は、ラベル部分からの切り離し
を可能にするダイカット62を含む完全厚さのラベル部分14を含むことが可能
である。この種の配置構成において、剥ぎ取りラベル60の下側表面66は、粘
着特質を持ち、同時に、分裂または破砕することなしに、その上にラベルが取り
付けられるライナ12、及び/又は、ボトルからのラベル除去を可能にする特質
をもつように適切に処理される。
【0036】 図2に示すように、また、ラベル部分は、ブックレット又は折丁70を使用す
るためのベースも形成可能である。一形式において、ブックレット又は折丁は、
印刷された医療その他の情報をもち、取り外して、開き、そして、読むことので
きる方法で折り畳まれた綴られたブックレット又は長いペーパストリップを含む
ことができる。ブックレット70は幾つかの方法でラベル部分14に取り付け可
能である。例えば、折り畳まれたブックレットは、ラベル生産期間中、ラベル部
分14およびその上に配置された透明または他のカバーリング72上の所要場所
に配置されることができる。この種のカバーリング72はその下側表面に粘着性
層を備えた透明なマイラーであっても差し支えなく、それによって、この粘着層
はラベル部分14の上側表面36に固定される。カバーリング72の下側表面上
の粘着層の粘着性特質は、ラベル部分上にブックレットを適当に取付けて保持す
ることを可能にすると同時に、ブックレット70へのアクセスを可能にするため
に、ラベル部分の表面から比較的容易には剥ぎとることを可能にする。カバーリ
ング72は、ブックレットからカバーリング72をとりはずすために最初に容易
に掴むことを可能にするタグ74を含むことができる。
【0037】 細長いストリップ26とハンガを有するハンドル部分16は透明材料であり、
ラベル部分14の実質的に上側表面36全体が、印刷された、作表された、また
は識別のための情報用に使用可能であることが好ましい。この種の情報は、その
上にハンドル部分16を接合する以前にラベル部分14に印刷される。ハンドル
部分16は透明であるので、ハンガ32が折り畳まれない状態で使用中であるか
、又は、この種の使用に先立って折り畳まれた状態にあるかどうかに拘わらず、
印刷された情報は常に読み易いはずである。更に、ハンガ32が作動可能位置に
あるか、または、作動不可能位置にあるかということ、即ち、ボトルを吊り下げ
ていても、または、ラベル部分に対して水平であっても、ラベル部分14上のあ
らゆる印刷された材料が、どのような方法においても、損傷、抹消、あるいは除
去されることはない。
【0038】 情報がラベル部分上に印刷された後で透明なハンドル部分16をラベル部分1
4に添付しても、ラベルが容易に複写可能であることが保証され、情報の配置構
成は、ハンガ32の位置に関係なく、ラベル上に呈示され得る。
【0039】 次に、ラベル部分14に添付される以前におけるハンドル部分16の平面図を
示す図4を参照することとする。ハンドル部がラベル部分から除去されるかまた
は、上側層がラベル部分14に添付された後で、ハンドル部分が特定の形状に切
断されたとすれば、この図には、ハンドル部分の平面図も示す。図4に示される
ハンドル部分16は、全ての材料の観点から、図1に示す場合と同じである。図
4は、ハンドル部分16の精確な形状および独立した性質を強調することを意図
したものである。ハンドル部分はラベル部分14から本質的に分離したエレメン
トあり、ラベル部分14に接合されたものである。ハンドル部分はラベル部分1
4を構成する不可欠な部分でなく、ラベル部分14の種々層からの切り離したも
のである。
【0040】 また、図4は細長いストリップ26の連続的な性質およびラベル部分14の上
側表面36に接合されるその比較的大きい表面領域を強調するものである。これ
は、ハンドル部分16が継続的に確実に添付されることを保証することに役立つ
。従って、ボトルの重量が長期に亙ってラベル部分14からハンドル部分16の
一部を、特に粘着境界44の付近およびループ状切り欠き42の周りにおいて、
わずかに分離させようとする場合、細長いストリップ26は、残りの実質的な表
面領域全体に亙って接続した状態を保ち、ハンドル部分16はラベル部分14か
ら分離しない。更に、細長いストリップ26は、使用に際して、ボトルに取付け
られ、ボトルの周りに曲げられるので、発生する可能性のある剥離または分離は
、その曲げられた位置に起因する細長いストリップ26の緊張の結果として、少
なくともある程度、防止することができるはずである。
【0041】 図5は図1に示す添付式ハンドル付きラベル10の側面図を示す。底部層はペ
ーパライナ12であり、その上にラベル部分14が配置され、接着剤によって接
続される。接着剤およびペーパライナ12は、添付式ハンドル10付きラベルが
必要とされるとき、ラベル部分14がペーパライナ12から容易に剥ぎ取りおよ
び除去可能である能力に関して選択される。ラベル部分14の上に、細長いスト
リップ26およびハンガ32を含むハンドル部分16が配置される。粘着境界4
4はハンガ32から細長いストリップ26を実質的に区別する。細長いストリッ
プ26はその下のラベル部分14へ確実に接合および接着される。ただし、ハン
ガ32にはこの種の接着剤が塗布されていないので、ラベル部分14に対して近
付くか又は遠ざかる符号76によって識別される矢印方向に可動である。このよ
うにして、ハンガ32は粘着境界44の周りで実質的に回転し、ハンガ32がラ
ベル部分14に対して直接接触する一方の極限位置と、ハンガ32が細長いスト
リップ26上に折り畳まれ、従って、逆にされたボトルを吊すために作動化され
た位置約180度のもう一方の極限位置との間で運動可能であることが分かる。
【0042】 次に、添付式ハンドル付きラベル10を構成する種々層の詳細横断面図を示す
図6を参照することとする。幾つかの層については既に説明し、特に図5に関連
して上に識別した。従って、ベースはペーパライナ12を構成する。ペーパライ
ナ12上にラベル部分14、即ち、粘着層78によってペーパライナ12に添付
される台材が配置される。ライナ12からラベル部分14を除去すると、粘着層
78はラベル部分14の下側表面の部分に残り、それによって、ラベル部分14
をボトルに堅固に添付するための粘着層を提供する。
【0043】 図6におけるハンドル部分16は、その下側表面82へ密着して完全に塗布さ
れた粘着層80を持つ。ハンドル部分の上側表面84には接着剤は存在しない。
図6において、ハンガ32とハンドル部分16の細長いストリップ26および粘
着境界44を示す。この特定実施形態において、ハンガ32に塗布された粘着層
80の当該部分に明瞭なライナ86を塗布することにより、粘着層80の効果は
非作用化される。この効果により、ハンガ32はラベル部分14から遠ざかる方
向に拘束なしに自由に可動である。更に、ハンガ32は、ペグまたはブラケット
に掛けた場合に、このペグまたはブラケットに付着しない。
【0044】 他の実施形態において、ハンガ32の下の粘着層80を非作動化するために種
々異なる方法を使用できる。この種の非作動化は、ハンガ32の下の粘着層80
を完全に除去する手順を含む。代替案として、クリアライナの代わりに非作用化
上塗り樹脂剤またはこの粘着層80の粘着特質を排除する他の化学成分によって
粘着層80のこの部分を非作用化できる。
【0045】 使用に際して、添付式ハンドル付きラベル10aがペーパライナから剥ぎ取ら
れる。ラベルは、横バンド38と40上の粘着境界44の間の距離がボトルの直
径にほぼ等しいような寸法であることが好ましい。添付式ハンドル付きラベル1
0aは、ペーパライナ12から除去されると、ラベル部分の上側縁20がボトル
の開口端またはネックに近接して配置される状態において、ラベル部分の下側縁
18がボトルのベースへ密接に近接するようにボトルへ添付される。その背面に
粘着層76が塗布されたラベル部分14はボトルに堅固に付着する。ラベル部分
14は、これに堅固に結合された細長いストリップ26及びハンガ32を有する
。ボトルを逆に吊すことが必要な場合には、ラベル32がラベル部分14から引
き離され、粘着境界線44の周りに約180度旋回させられる。この位置におい
て、ハンガ32は実質的にボトルにまたがり、それぞれの横バンド38及び40
はほぼ直径方向反対位置を占め、半円形リング34はボトルのベースの周りのア
ーチ形半円を画定する。この位置において、ボトルは、ペグ、ブラケット等に掛
けて逆にされた状態に容易に吊される。ボトルをハンガ32から吊した状態で、
ボトルのセンタリング、整列、および、安定化を容易にするために、ノッチ46
がペグ又はブラケットを受け取り、ペグ釘に対してハンガ32が摺動することを
軽減または防止する。
【0046】 次に、本発明の更なる一実施形態の断面略図を示す図7を参照することとする
。図7は本発明を構成する様々な層を示す。これには、ラベルのベースを形成す
るライナ90が含まれる。その下側表面96に粘着層92を持つラベル部分94
はライナ90上に配置され、ラベル94がライナ90から取り去られると、粘着
層92も一緒に除去され、接着剤を供給し、それによって、ラベルがボトルの表
面に添付される。この実施形態において、ラベル94は透明マイラ製である。そ
の下側表面102に粘着層100を持つ剥ぎ取りラベル98は透明マイラ製ラベ
ル94上に配置される。粘着層100は、透明マイラ製ラベル94からベースラ
ベルを容易に分離可能にするリリースコート104を塗布することにより部分的
に非作用化される。初期アクセスを提供するために、小さい領域が非作用化上塗
り剤105によって覆われる。ベースラベル98は、その上に医療その他の情報
が記載される印刷層108をその上側表面106に持つ。ハングラベル110は
印刷層116上に配置され、両者間にはハングラベル接着剤112が置かれる。
この実施形態において、ハングラベル接着剤層112の粘着特質を非作用化また
は作用不能にするために透明ライナ層118がハングラベル接着剤112の下側
表面に添付される。これは、ハングラベルを、ベースラベル98に向かって又は
遠ざかる方向に容易に除去可能にする。
【0047】 次に、参照符号150にって示されるラベルの第5実施形態を示す図8および
図9を参照することとする。ラベル150はライナ152上に配置され、必要に
応じて除去可能である。ラベル150は、実質的に矩形のラベルベース154お
よびベースラベル154の上に重ねて配置されたハンドル部分156を有する。
ラベルベース154は、それぞれ、下側縁158および上側縁160、及び、側
縁162と164を有する。
【0048】 ハンドル部分156は、ハンドル部分の下側縁168がラベルベース154の
下側縁158の上に配置されるか、または、これに対応するように、ラベルベー
ス154の上側表面166に接着剤によって固定される。ハンドル部分156の
一方の側部縁170はラベルベース154の側部縁164に対応する。ハンドル
部分156は、細長いストリップ172及びハンガ174を有する。通常のルー
プ状切り欠き176はハンドル部分156の一部分を形成する。以下には説明し
ないが、ハンドル部分156は以前の実施形態の場合と同じ構造および構成要素
を持つので、これらの詳細については説明を繰り返さない。
【0049】 ラベルベース154の一方の側部上、およびその上側表面166上に、取外し
可能即ち剥ぎ取りラベル178が存在し、その内側に、ラベル180が恒久的に
配置される。剥ぎ取りラベル178及び恒久ラベル180の下側縁182及び1
84は、各々ラベルベース154の下側縁158に対応する。剥ぎ取りラベル1
78の側部縁186(図9に明瞭に見える)はベースラベル154の側部縁16
2に対応する。恒久ラベル180の上側縁188はベースラベルの上側縁160
と同じ平面内に存在する。ただし、剥ぎ取りラベル178は、上側縁160を越
えて短い距離だけ伸延し、以下にさらに詳細に説明するように、剥ぎ取りラベル
178へのアクセスを容易にするためのタブ198を提供する。
【0050】 細長いストリップ172は段々に上昇して、恒久ラベル180の一部分を越え
て階段部分190を形成する。この階段部分190は剥ぎ取りラベル178に届
かずに終わるので、剥ぎ取りラベルを覆わない。
【0051】 剥ぎ取りラベル178及び恒久ラベル180は両者共ラベルベース154の上
側表面166に重ねられるか又はこれを覆う。恒久ラベル180は、その最低表
面上に接着剤192を有し、これによって、ラベルベース154の上側表面16
6に堅固かつ恒久的に固定される。同様に剥ぎ取りラベル178も粘着層194
を持つが、更にリリース被覆196も有する。このリリース被覆は、剥ぎ取りラ
ベル178が上側表面166に付着したまま残ることを可能にするが、かなり容
易に取り去ることも可能にする。剥ぎ取りラベル178の上側端部に在るタブ1
98は、接着剤非作用化剤によって非作用化された接着剤を有し、これを引き上
げると、剥ぎ取りラベル178のストリップ全体をラベルベース154の上側表
面166から除去することができる。
【0052】 図9において、ラベルベース154をライナ152に取り付けている粘着層2
00を示す。ラベルはライナ152に付着するが、かなり容易に剥ぎ取りること
も可能であるように粘着層200は適当に処理されている。また、図9は、細長
いストリップ172をラベルベース154の上側表面166に添付する粘着層2
02を示す。この粘着層は、細長いストリップ172とラベルベース154の間
の恒久接合を保証する強力粘着層である。粘着層202は、細長いストリップ1
72の下を、階段状部分190の長さをも含むその全長に沿って伸延する。
【0053】 図8および図9に示す実施形態の1つの利点は、一般に印刷用に使用される一
切の中間層なしに、ハンドル部分156の細長いストリップ172がラベルベー
ス154に直接付着することである。この種の追加層は細長いストリップ172
と上側表面166の間の接合強度を弱くする可能性がある。従って、図8及び図
9の実施形態においては、細長いストリップ172とベースラベル154との間
の接合を強化しても差し支えない。同時に、周囲の情況が要求する望ましい特徴
をラベル150に与えるように剥ぎ取りラベル178及び恒久ラベル180が装
備される。従って、ロット番号および満期日付のような情報は恒久ラベル180
に記入し、同様の情報を取外し可能な剥ぎ取りラベル178に記録することがで
きる。剥ぎ取りラベル178は剥ぎ取られ、例えば、患者のチャート又はファイ
ルに入れられ、その結果、特定の患者によってラベルが添付されるボトルの内容
と関連付けて必要な記録を保存することができる。
【0054】 図8および図9に示す実施形態において、ラベル150は、先ず適切なライナ
全体に亙って任意の適当な材料のフェースストック層を供給することによって製
造可能である。その後で、印刷された用紙の層をその一端においてフェーススト
ック上に配置し、適当な印刷された情報をそのフェースストック上に置く。恒久
および剥ぎ取りラベル区分178及び180だけが残るように、印刷された過剰
または追加用紙は除去される。その後で、図8及び図9に示すように、ラベルベ
ース154の上側表面上および永久ラベル180の一部分上にハンドルを配置す
る。
【0055】 本発明の添付式ハンドル付きラベルは種々のプロセスに従って製造可能である
。例えば、第1工程としてライナ12上にラベル部分14が配置され、適切なダ
イカットによって、追加剥ぎ取りラベルをラベル部分に統合するか、または、配
置する。その後で、ラベル部分14上にハンドル部分16が配置される。ハンド
ル部分16は、ラベル部分へ添付する以前に、細長いストリップ26およびハン
ガ32と共に切断成形される。予備成形段階において、細長いストリップがラベ
ルの下側縁18に対応するようにハンドル部分がラベル部分上に配置され、細長
いストリップをラベル部分14の上側表面36に接合するには強力接着剤が用い
られる。
【0056】 他の一実施形態において、ハンドル部分は、未切断層としてのラベル部分上に
配置され、その後で、ハンガ部分を形成するためにダイカットによって加工され
る。従って、未形成ハンガ部分は接着剤を塗布した細長いストリップを含み、固
体部分がその上のラベルの残りの部分を完全に覆い、接着剤を非作用化してラベ
ル部分に付着することを防止するためのライナが含まれる。その後で、ハンガ3
2を切断し、ハンガ32の周りの残った部分が除去される。
【0057】 更に他の配置構成において、ハンドル部分16は、直ぐ上に述べたと同じ仕方
であるが、接着剤がライナによって覆われるか、または、完全に非作用化される
ことなしに、ラベル部分14の上に配置される。ラベル部分への強力な接合が実
施される細長いストリップ以外のハンドル部分上の接着剤は部分的に非作用化さ
れるか、接着効果が弱められる。次に、ハンガ32が切り出され、そこに接着剤
を塗布することのできるハンガの下側表面はライナで覆われるか、又は、接着剤
を弱めるかまたは非作用化するように処理される。これは、ハンガ32がラベル
部分に近付くか又は遠ざかるように動くことを可能にする。ハンガ32の一部分
を形成しないハンドル部分16の残りの部分は、ラベル上に残して剛性に追加強
度を与えるか、または、簡単に除去しても差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるラベルの第1実施形態の平面図である。
【図2】 剥ぎ取りラベル及びブックレットを含む本発明にかかるラベルの第2実施形態
の平面図である。
【図3】 ハンドル上に一連のスコアまたは切り目を備えた本発明にかかるラベルの第3
実施形態を示す図である。
【図4】 ハンドルの厚さを幾分誇張した本発明にかかるハンドルのみの斜視図である。
【図5】 ベースに対するハンドル部分を明瞭に示すために略図的に表現された図1に示
すラベルの側面図である。
【図6】 ラベルを構成する様々な層を詳細に示す図1に示すラベルの略図的側断面図で
ある。
【図7】 剥ぎ取りラベルを含む本発明のラベルの第4実施形態における様々な層を示す
略図的側断面図である。
【図8】 剥ぎ取りラベルを含む本発明のラベルの第5実施形態の斜視図である。
【図9】 図8に示すラベルの底部端面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W Fターム(参考) 3E062 DA02 DA07 GA10 GB02 GC02 4F100 AR00B AT00A AT00C BA03 BA10A BA10B DB00 DC21C GB90 HB31A JK06 JL05 JL13B 4J004 CC02 CC06 CC08 FA09

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライナ材料と、 前記ライナ上に配置された上側および下側表面を備えたラベルであって、前記
    ラベルがその下側表面上の粘着層によってライナに固定され、前記ラベルの前記
    下側表面上に前記接着剤が残存したままの状態において前記ラベルが前記ライナ
    から剥ぎ取り可能であるように前記粘着層が存在するラベルと、 前記ラベルの上側表面に添付されたハンドルであって、前記ハンドルが、上側
    および下側表面を備えた細長いストリップであって、前記ラベルの全長にわたっ
    て連続的に伸延し、その下側表面が強力接合材料によって前記ラベルの前記上側
    表面に堅固に固定された細長いストリップと、前記細長いストリップに一体構造
    的に接続され、そこから伸延するハンガ部分であって、その上に接着剤が存在し
    ない上側表面および下側表面を備え、前記ハンガ部分が前記ラベル部分に近接す
    る第1位置と前記ハンガ部分が前記第1位置から実質的に180度回転した第2
    位置との間で前記ハンガ部分が可動であるように前記ハンガ部分が前記細長いス
    トリップに対してピボット運動可能であるハンガ部分と、を含むハンドルと、を
    有する添付式ハンドル付きラベル。
  2. 【請求項2】 前記細長いストリップが、その幅の少なくとも一部分に沿って弱化線を形成す
    るための少なくとも1つのスコアを有する請求項1に記載の添付式ハンドル付き
    ラベル。
  3. 【請求項3】 前記細長いストリップに沿って複数の弱化線が施され、各々の弱化線が前記細
    長いストリップの長さを実質的に横切る請求項2に記載の添付式ハンドル付きラ
    ベル。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの弱化線が前記細長いストリップの各端部に近接して位置する
    請求項3に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  5. 【請求項5】 前記ハンガが半円形リング部分および1対の付属脚部分を有し、各脚部分の一
    端が前記細長いストリップに接続されている請求項1に記載の添付式ハンドル付
    きラベル。
  6. 【請求項6】 更に前記細長いストリップと前記脚部分との間の遷移部分に粘着境界を有し、
    前記ハンドルの前記下側表面における前記粘着境界の一方の側には接着剤を有し
    、それによって前記細長いストリップが前記ラベルに付着し、前記ハンドルの前
    記下側表面における前記粘着境界の他方の側には接着剤が存在せず、前記第1位
    置と前記第2位置との間でその周りに前記ハンガが運動する際のピボットを前記
    粘着境界が提供する請求項5に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  7. 【請求項7】 更に前記半円形リングの内側縁上に切り欠かれた凹部を有し、前記切り欠かれ
    た凹部が前記半円形リングに沿って実質的に中央に配置される請求項5に記載の
    添付式ハンドル付きラベル。
  8. 【請求項8】 前記粘着境界に隣接した前記細長いストリップに1対のループ状切り欠きを有
    し、前記ループ状切り欠きがハンガの縁と連続した線を備える実質的に半円形の
    切り欠きを含む請求項6に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  9. 【請求項9】 前記粘着境界が前記ループ状切り欠きの間において連続したアーチ形の線を形
    成するように配置される請求項8に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  10. 【請求項10】 更に前記ラベル上に副剥ぎ取りラベルを有し、前記剥ぎ取りラベルが、そこか
    ら除去可能であるように前記ラベル内においてダイカットされている請求項1に
    記載の添付式ハンドル付きラベル。
  11. 【請求項11】 前記剥ぎ取りラベルは、前記剥ぎ取りラベルと前記ラベル部分との間に複数の
    接合部またはタグを提供するようにダイカットされ、前記剥ぎ取りラベルの除去
    によって前記接合部が容易にちぎられる請求項10に記載の添付式ハンドル付き
    ラベル。
  12. 【請求項12】 更に前記ラベルの表面に添付された剥ぎ取りラベルを有し、前記剥ぎ取りラベ
    ルがその上に粘着層を備えた下側表面を持ち、前記剥ぎ取りラベルが前記ラベル
    の前記上側表面から粘着層と共に取り外し可能である請求項1に記載の添付式ハ
    ンドル付きラベル。
  13. 【請求項13】 更に前記ラベル部分の上側表面上に添付されたブックレットを有する請求項1
    に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  14. 【請求項14】 前記ブックレットがライナカバーによって添付され、前記ライナカバーが、前
    記ブックレットの縁を越えて伸延し、かつ前記ラベルの上側表面に前記ブックレ
    ットを固定するように、接着剤を備えた下側表面を持ち、その寸法が前記ブック
    レットよりわずかに大きい請求項13に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  15. 【請求項15】 前記ライナが前記ラベル部分からその除去を容易にするためのタグを組み込む
    請求項14に記載の添付式ハンドル付きラベル。
  16. 【請求項16】 更に添付式ハンドル付きラベルへ増大した強度および保護を与えるために少な
    くともその一部分上に配置された耐性層を有する請求項1に記載の添付式ハンド
    ル付きラベル。
  17. 【請求項17】 上側縁、下側縁、および2つの側部縁と、その上に接着剤が存在する下側表面
    と、上側表面と、を備えた矩形ラベルと、 その一部分が前記ラベルの前記上側表面に堅固に固定されるハンドルであって
    、前記ハンドルが、前記ラベルの全長にわたって連続的に伸延する細長いストリ
    ップを備え、前記細長いストリップが、前記ラベル部分の下側縁に対応する下側
    縁、前記ラベルの前記側部縁に対応する2つの側部縁、及び上側縁を備え、前記
    ハンドルが、前記細長いストリップの前記上側縁から上向きに伸延するハンガを
    含み、かつその上に接着剤が存在しない上側および下側表面を備え、前記ハンガ
    が前記ラベル上に配置され、かつ前記ハンガが前記ラベルを覆う第1位置とそこ
    から実質的に180度の第2位置との間で可動であるハンドルと、を有する添付
    式ハンドル付きラベル。
  18. 【請求項18】 前記細長いストリップと前記ハンガとの間に位置する前記ハンドル上の粘着境
    界を有し、前記粘着境界が、前記ハンガが前記第1位置と前記第2位置との間で
    その周りに移動可能なピボット点を提供する請求項17に記載の添付式ハンドル
    付きラベル。
  19. 【請求項19】 前記細長いストリップが、前記細長いストリップに実質的に平行に伸延する少
    なくとも1つのスコアを備える請求項17に記載のラベル。
  20. 【請求項20】 吊し用ストリップ付きラベルを形成する方法であって、 上側表面と下側表面とを備えたラベルをライナ材料上に配置する工程、および
    その下側表面上の粘着層によって前記ラベルを前記ライナに固定する工程を含み
    、前記粘着層は、前記ラベルの下側表面上に残存する接着剤と共に前記ラベルが
    前記ライナから剥ぎ取られるような粘着層であり、 前記細長いストリップの下側表面が前記ラベルの全長にわたって連続的に伸延
    するように、細長いストリップとハンガ部分とを備えたハンドルを前記ラベルの
    前記上側表面に添付する工程を含み、前記細長いストリップの下側表面が強力接
    合材料によって前記ラベルの上側表面に堅固に固定され、前記ハンガ部分が、前
    記細長いストリップへ一体構造的に接続され、そこから伸延し、かつ接着剤が存
    在しない上側表面および下側表面を備え、前記ハンガ部分が前記ラベル部分に近
    接する第1配置と前記ハンガ部分が前記第1位置から実質的に180度回転した
    第2位置との間で可動であるように、前記ハンガ部分が前記細長いストリップに
    対してピボット運動可能である方法。
  21. 【請求項21】 前記ラベルに対して前記細長いストリップを僅かに引き延ばせるようにするた
    めの弱化線を作るために前記細長いストリップに一連のスコアを刻む工程をさら
    に含む請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記細長いストリップに複数の弱化線を作るために複数のスコアを刻む工程を
    含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記ラベルが矩形に形成され、かつ上側縁と下側縁と2つの側部縁とを備え、
    前記細長いストリップが下側縁と2つの側部縁とを備え、これらの縁は前記ラベ
    ルの下側縁と側部縁とのそれぞれに実質的に整合されるように前記ラベル上に配
    置され、前記細長いストリップが前記ラベルの約3分の1を覆い、前記ハンガが
    前記ラベルの残りの3分の2上にわたって配置される請求項20に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上側および下側表面と前記下側表面上の粘着層とを備えたラベルと、 前記ラベルの上側表面に添付されたハンドルであって、前記ハンドルが、前記
    ラベルの長さにわたって伸延する上側および下側表面を含む細長いストリップを
    備え、前記細長いストリップの下側表面が接合材料によって前記ラベルの上側表
    面に堅固に固定され、前記細長いストリップに一体的に接続され、そこから伸延
    するハンガ部分を有し、前記ハンガ部分が接着剤の存在しない上側表面と下側表
    面とを備え、前記ハンガ部分は、前記ハンガ部分が前記ラベル部分に近接する第
    1位置と前記ハンガ部分が前記第1位置から実質的に180度回転した第2位置
    との間で可動であるように前記細長いストリップに対してピボット運動可能であ
    るハンドルと、 前記ラベルの一方の側に取り付けられた取去り可能なラベルを有し、前記取去
    り可能なラベルが、前記ラベルの前記上側表面上に配置され、かつ前記取去り可
    能なラベルが前記ラベルの前記上側表面から容易に除去され得るようにそこに接
    着されたラベルと、 前記ラベル上に配置された恒久ラベルであって、前記ハンドルの前記細長いス
    トリップが前記恒久ラベル上に伸延し、前記取去り可能なラベルを覆わない恒久
    ラベルと、を有する添付式ハンドル付きラベル。
  25. 【請求項25】 前記細長いストリップが少なくともその幅の一部に沿って弱化線を形成するた
    めの一連のスコア又はミシン目を有する請求項24に記載の添付式ハンドル付き
    ラベル。
  26. 【請求項26】 前記ハンガが半円形リング部分および1対の付属脚部を有し、各脚部の一方の
    端部が前記細長いストリップに接続されている請求項24に記載の添付式ハンド
    ル付きラベル。
  27. 【請求項27】 更に前記半円形リングの内側縁上に切り欠かれた凹部を有し、前記切り欠かれ
    た凹部が前記半円形リングに沿って実質的に中央に配置される請求項24に記載
    の添付式ハンドル付きラベル。
  28. 【請求項28】 前記取去り可能なラベル及び恒久ラベルが相互に近接し、前記取去り可能なラ
    ベルの一方の縁が前記ラベルの縁と合致し、前記恒久ラベルの縁が前記取去り可
    能なラベルの内側縁に近接する請求項24に記載の添付式ハンドル付きラベル。
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