JP2002509836A - 電気式駐車ブレーキ装置 - Google Patents
電気式駐車ブレーキ装置Info
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T7/00—Brake-action initiating means
- B60T7/02—Brake-action initiating means for personal initiation
- B60T7/08—Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
- B60T7/10—Disposition of hand control
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/74—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive
Abstract
(57)【要約】
自動車用の電気式駐車ブレーキ装置（１）は、第１の操作要素（２）を備え、この操作要素は制御装置（３）に接続され、制御装置（３）は車輪ブレーキを操作するための少なくとも１個のアクチュエータ（４）に接続されている。制御装置（３）に欠陥があるかまたは故障しているときにも、電気式駐車ブレーキ装置（１）を運転できるようにするために、本発明に従い、電気式駐車ブレーキ装置（１）は少なくとも１個の他の操作要素（１２）を備えている。
Description
【０００１】 本発明は、請求項１の上位概念に記載した、自動車用の電気式駐車ブレーキ装
置に関する。
置に関する。
【０００２】 技術水準では、自動車用駐車ブレーキは一般的に機械的に操作される。この機
械操作式駐車ブレーキは、自動車の電気エネルギー供給装置とは独立して機能す
る。機械的に操作される駐車ブレーキは、例えば手動ブレーキレバーから操作さ
れるブレーキまでのケーブル、更にカップ形ブレーキの使用の際の内在するブレ
ーキシュー等のような比較的に大きな機械的コストを必要とする。現在、電気式
駐車ブレーキ（ＥＰＢ＝Electric Parking Brake）が開発されている。これは駐
車ブレーキの機械的コストを低減し、更にコンベヤベルトでの自動車の組み立て
コストを低減することができる。システム供給業者は完成した電気式駐車ブレー
キを自動車メーカーの製造ラインに供給することができ、この駐車ブレーキはそ
こで取付けるだけでよく、コストのかかる調節が不要である。電気的に操作され
る駐車ブレーキは更に、自動車の操作快適性を高め、車軸構造に関する可能性を
広げ、車両制御、特にブレーキ機能の調和制御のための新しい追加機能を提供す
る。更に、操作レバーを省略することによって生じる車室内のスペースは、自動
車メーカーによって他の装備のために利用可能である。
械操作式駐車ブレーキは、自動車の電気エネルギー供給装置とは独立して機能す
る。機械的に操作される駐車ブレーキは、例えば手動ブレーキレバーから操作さ
れるブレーキまでのケーブル、更にカップ形ブレーキの使用の際の内在するブレ
ーキシュー等のような比較的に大きな機械的コストを必要とする。現在、電気式
駐車ブレーキ（ＥＰＢ＝Electric Parking Brake）が開発されている。これは駐
車ブレーキの機械的コストを低減し、更にコンベヤベルトでの自動車の組み立て
コストを低減することができる。システム供給業者は完成した電気式駐車ブレー
キを自動車メーカーの製造ラインに供給することができ、この駐車ブレーキはそ
こで取付けるだけでよく、コストのかかる調節が不要である。電気的に操作され
る駐車ブレーキは更に、自動車の操作快適性を高め、車軸構造に関する可能性を
広げ、車両制御、特にブレーキ機能の調和制御のための新しい追加機能を提供す
る。更に、操作レバーを省略することによって生じる車室内のスペースは、自動
車メーカーによって他の装備のために利用可能である。
【０００３】 しかし、電気操作式駐車ブレーキの欠点は、自動車のエネルギー供給部と制御
装置の機能に左右されることにある。このエネルギー供給部または制御装置が故
障すると、駐車ブレーキの機能ももはや保証されない。
装置の機能に左右されることにある。このエネルギー供給部または制御装置が故
障すると、駐車ブレーキの機能ももはや保証されない。
【０００４】 そこで、本発明の課題は、技術水準の欠点を回避し、制御装置または伝送装置
に欠陥または故障がある場合にも運転することができる特に自動車用電気式駐車
ブレーキを提供することである。
に欠陥または故障がある場合にも運転することができる特に自動車用電気式駐車
ブレーキを提供することである。
【０００５】 本発明による課題は、冒頭に述べた種類の自動車用電気式駐車ブレーキにおい
て、請求項１記載の特徴の組み合わせによって解決される。本発明の基本思想は
、搭載電源から少なくとも１個の車輪ブレーキ用アクチュエータにエネルギーを
直接供給するために、（駐車ブレーキ機能のための）第１の操作装置と伝送装置
の大部分を、他の操作装置によって迂回することにある。
て、請求項１記載の特徴の組み合わせによって解決される。本発明の基本思想は
、搭載電源から少なくとも１個の車輪ブレーキ用アクチュエータにエネルギーを
直接供給するために、（駐車ブレーキ機能のための）第１の操作装置と伝送装置
の大部分を、他の操作装置によって迂回することにある。
【０００６】 本発明の効果は、本発明による電気式駐車ブレーキが自動車のための法律的な
認可規定（ＥＣＥ Ｒ１３．０９）を満足し、その際機械的な緊急時操作装置を
設ける必要がないことにある。電気制御装置（ＥＣＵ＝電子コントロールユニッ
ト）全体が故障した場合には、他の操作装置が緊急時装置として少なくともブレ
ーキを掛ける。それによって、電気式駐車ブレーキの使用可能性が高まる。
認可規定（ＥＣＥ Ｒ１３．０９）を満足し、その際機械的な緊急時操作装置を
設ける必要がないことにある。電気制御装置（ＥＣＵ＝電子コントロールユニッ
ト）全体が故障した場合には、他の操作装置が緊急時装置として少なくともブレ
ーキを掛ける。それによって、電気式駐車ブレーキの使用可能性が高まる。
【０００７】 他の操作要素が車両バッテリと少なくとも１個のアクチュエータの間に配置さ
れた切換え装置であると有利である。
れた切換え装置であると有利である。
【０００８】 切換え装置が二極の整流子、ボタンまたはロッカーボタンであると有利である
。これにより、アクチュエータへの電流の方向を逆転させることができる。これ
は例えば、アクチュエータが直流モータを備えているときに必要である。
。これにより、アクチュエータへの電流の方向を逆転させることができる。これ
は例えば、アクチュエータが直流モータを備えているときに必要である。
【０００９】 アクチュエータまたはモータと他の機械的装置の過負荷を防止するために、他
の操作要素が電流制限装置を備えていると有利である。
の操作要素が電流制限装置を備えていると有利である。
【００１０】 アクチュエータおよびまたはシステムの他の構成要素の摩耗と過負荷を回避す
るために、他の操作要素が特に時間制御式の遮断装置を備えていると有利である
。
るために、他の操作要素が特に時間制御式の遮断装置を備えていると有利である
。
【００１１】 自動車の法律的な認可規定（ＥＣＥ Ｒ１３．０９）を満足するために、制御
装置補助バッテリまたはその他の独立したエネルギー供給装置に接続されている
と有利である。それによって、エネルギー供給装置が故障したときに、電気式駐
車ブレーキは運転座席から操作可能である。
装置補助バッテリまたはその他の独立したエネルギー供給装置に接続されている
と有利である。それによって、エネルギー供給装置が故障したときに、電気式駐
車ブレーキは運転座席から操作可能である。
【００１２】 本発明の有利な実施形では、第１のヒューズエレメント（安全要素）が制御装
置と少なくとも１個のアクチュエータの間に接続されている。特に、少なくとも
１個の他の操作要素と少なくとも１個のアクチュエータの間に接続された少なく
とも１個の他のヒューズエレメントと関連して、本発明に従って設けられた電流
回路の、安全上の理由から有利な分離が短絡時に生じる。
置と少なくとも１個のアクチュエータの間に接続されている。特に、少なくとも
１個の他の操作要素と少なくとも１個のアクチュエータの間に接続された少なく
とも１個の他のヒューズエレメントと関連して、本発明に従って設けられた電流
回路の、安全上の理由から有利な分離が短絡時に生じる。
【００１３】 本発明による電気式駐車ブレーキの信頼性を高めるために、ヒューズエレメン
トは好ましくはセルフリセット形である。ヒューズエレメントは例えば導電性ポ
リマー（例えばPolySwitch（登録商標))をベースとして形成することができる。
更に、適切に形成された電子回路をヒューズエレメントとして使用することがで
きる。
トは好ましくはセルフリセット形である。ヒューズエレメントは例えば導電性ポ
リマー（例えばPolySwitch（登録商標))をベースとして形成することができる。
更に、適切に形成された電子回路をヒューズエレメントとして使用することがで
きる。
【００１４】 本発明の他の目的、特徴、効果および用途は、図に基づく実施の形態の次の説
明から明らかになる。その際、説明およびまたは図示したすべての特徴は単独で
も任意の組み合わせでも、本発明の対象を形成し、しかも特許請求の範囲やその
従属関係に関係なく、本発明の対象を形成する。
明から明らかになる。その際、説明およびまたは図示したすべての特徴は単独で
も任意の組み合わせでも、本発明の対象を形成し、しかも特許請求の範囲やその
従属関係に関係なく、本発明の対象を形成する。
【００１５】 図において、同じ参照符号は同じ要素または対応する要素を示している。
【００１６】 図１には、電気式駐車ブレーキ装置１（ＥＰＢ＝＝Electric Parking Brake）
の構造が概略的に示してある。電気式駐車ブレーキ装置１は第１の操作要素２を
備えている。この操作要素は制御装置（Electric Control Unit ＝ＥＣＵ）に接
続されている。制御装置３によって、自動車のいろいろな走行状態での安全な操
作要求が満たされる。第１の操作要素２を介して例えばボタン、スイッチ、キー
ボタン、ロッカースイッチ等を操作することによって、運転者は電子式駐車ブレ
ーキ装置１の操作を要求する。第１の操作要素２は、例えばポテンショメータま
たは適当な他の装置によって、アナログ的な運転者の希望を表す。勿論、操作要
素２の代わりに、車両制御装置の要求信号を用いることができる。従って、第１
の操作要素２によって、運転者は制御装置３の入力信号を設定することができる
。この入力信号は続いて、制御装置３によって適当な出力信号に変換され、１個
または複数のアクチュエータ４に供給される。アクチュエータ４は例えば、普通
の車輪ブレーキを操作する電動機を備えている。その代わりに、アクチュエータ
４は電気機械的に操作可能なロック装置として形成可能である。このロック装置
は自動車の停止状態で、例えば運転者が自動車から離れるときに、車輪をロック
する。制御装置３は概略的に示した接続線５を介して（図示していない）車両バ
ッテリ、すなわち搭載電源に接続されている。
の構造が概略的に示してある。電気式駐車ブレーキ装置１は第１の操作要素２を
備えている。この操作要素は制御装置（Electric Control Unit ＝ＥＣＵ）に接
続されている。制御装置３によって、自動車のいろいろな走行状態での安全な操
作要求が満たされる。第１の操作要素２を介して例えばボタン、スイッチ、キー
ボタン、ロッカースイッチ等を操作することによって、運転者は電子式駐車ブレ
ーキ装置１の操作を要求する。第１の操作要素２は、例えばポテンショメータま
たは適当な他の装置によって、アナログ的な運転者の希望を表す。勿論、操作要
素２の代わりに、車両制御装置の要求信号を用いることができる。従って、第１
の操作要素２によって、運転者は制御装置３の入力信号を設定することができる
。この入力信号は続いて、制御装置３によって適当な出力信号に変換され、１個
または複数のアクチュエータ４に供給される。アクチュエータ４は例えば、普通
の車輪ブレーキを操作する電動機を備えている。その代わりに、アクチュエータ
４は電気機械的に操作可能なロック装置として形成可能である。このロック装置
は自動車の停止状態で、例えば運転者が自動車から離れるときに、車輪をロック
する。制御装置３は概略的に示した接続線５を介して（図示していない）車両バ
ッテリ、すなわち搭載電源に接続されている。
【００１７】 図２には、本発明による電気式駐車ブレーキ装置１の第１の実施の形態が概略
的に示してある。本実施の形態では、図１の電気式駐車ブレーキと異なり、制御
装置３は独立した付加的なエネルギーアキュムレータすなわち補助バッテリ１０
を備えている。補助バッテリ１０としては特に、ドイツ連邦共和国特許出願第１
９７５８２８９．３号明細書に記載されているようなリチウムバッテリが使用さ
れる。この特許出願を引き合いに出すことによって、この文献の開示内容全体を
が本願に含まれる。更に、図２から推察されるように、第１の操作要素２に加え
て第２の操作要素１２が設けられている。第２の操作要素１２は概略的に示した
接続線１３を介して車両バッテリに接続されている。運転者の希望は第２の操作
要素１２を介して直接、すなわち特に制御装置３のような制御装置なしに、１個
または複数のアクチュエータ４に供給される。図２には接続線を備えた２個のア
クチュエータ４が示してある。任意の他の２個のアクチュエータ４は接続線なし
に概略的に破線で示してある。第２の操作要素１２は好ましくはスイッチとして
形成されている。このスイッチは、モータと機構の過負荷または損傷を防止する
ために、付加的な電子装置、特に電流制限回路およびまたは時間制御式遮断装置
を備えている。例えば直流モータにおいて、アクチュエータ４の電流方向を逆転
する必要があるときには、第２の操作要素１２が二極整流子として形成されてい
る。従って、第２の操作要素１２によって搭載電源がスイッチを介して直接的に
アクチュエータ４に接続されている。
的に示してある。本実施の形態では、図１の電気式駐車ブレーキと異なり、制御
装置３は独立した付加的なエネルギーアキュムレータすなわち補助バッテリ１０
を備えている。補助バッテリ１０としては特に、ドイツ連邦共和国特許出願第１
９７５８２８９．３号明細書に記載されているようなリチウムバッテリが使用さ
れる。この特許出願を引き合いに出すことによって、この文献の開示内容全体を
が本願に含まれる。更に、図２から推察されるように、第１の操作要素２に加え
て第２の操作要素１２が設けられている。第２の操作要素１２は概略的に示した
接続線１３を介して車両バッテリに接続されている。運転者の希望は第２の操作
要素１２を介して直接、すなわち特に制御装置３のような制御装置なしに、１個
または複数のアクチュエータ４に供給される。図２には接続線を備えた２個のア
クチュエータ４が示してある。任意の他の２個のアクチュエータ４は接続線なし
に概略的に破線で示してある。第２の操作要素１２は好ましくはスイッチとして
形成されている。このスイッチは、モータと機構の過負荷または損傷を防止する
ために、付加的な電子装置、特に電流制限回路およびまたは時間制御式遮断装置
を備えている。例えば直流モータにおいて、アクチュエータ４の電流方向を逆転
する必要があるときには、第２の操作要素１２が二極整流子として形成されてい
る。従って、第２の操作要素１２によって搭載電源がスイッチを介して直接的に
アクチュエータ４に接続されている。
【００１８】 搭載電源の故障時に、制御装置３とアクチュエータ４のエネルギー供給は、補
助バッテリ１０すなわち独立したエネルギー供給装置を介して行われる。アクチ
ュエータ４のための搭載電源の故障時の信号／エネルギー流れは一点鎖線Ａで概
略的に示してある。電子制御装置３およびまたはケーブル供給部とアクチュエー
タ４に至るケーブル接続部（包括して伝送装置と呼ばれる）に欠陥がある場合に
は、アクチュエータ４は第２の操作要素１２によって直接的に制御可能である。
事情によっては制御装置３を含めて伝送装置が故障している場合の信号／エネル
ギーの流れは、一点鎖線Ｂによって概略的に示してある。更に、補助バッテリ１
０または付加的なエネルギー供給装置を他の操作要素１２に接続することができ
る。それによって、搭載電源と伝送装置、特に制御装置３が同時に故障すること
を考慮に入れることができる。このような故障の場合には、第２の操作要素１２
のエネルギー供給は補助バッテリ１０によって行われる。
助バッテリ１０すなわち独立したエネルギー供給装置を介して行われる。アクチ
ュエータ４のための搭載電源の故障時の信号／エネルギー流れは一点鎖線Ａで概
略的に示してある。電子制御装置３およびまたはケーブル供給部とアクチュエー
タ４に至るケーブル接続部（包括して伝送装置と呼ばれる）に欠陥がある場合に
は、アクチュエータ４は第２の操作要素１２によって直接的に制御可能である。
事情によっては制御装置３を含めて伝送装置が故障している場合の信号／エネル
ギーの流れは、一点鎖線Ｂによって概略的に示してある。更に、補助バッテリ１
０または付加的なエネルギー供給装置を他の操作要素１２に接続することができ
る。それによって、搭載電源と伝送装置、特に制御装置３が同時に故障すること
を考慮に入れることができる。このような故障の場合には、第２の操作要素１２
のエネルギー供給は補助バッテリ１０によって行われる。
【００１９】 図３には本発明の第２の実施の形態が概略的に示してある。図３から判るよう
に、図２の電気式駐車ブレーキ装置を拡張して、ヒューズエレメント１５が制御
装置３とアクチュエータ４の間の電気的な接続部に設けられている。制御装置３
からアクチュエータ４への一次伝送装置の電気的な接続部内にヒューズエレメン
ト１５を設けることにより、制御装置３内で短絡した場合に、この電流回路を、
付加的な伝送装置、特に他の操作要素１２から分離することができる。他のヒュ
ーズエレメント１６が第２の操作要素１２とアクチュエータ４との間の電気的な
接続部に設けられている。図３の実施の形態では、アクチュエータ４が１個だけ
図示してある。１個のアクチュエータ４の代わり同様に、多数のアクチュエータ
４を設けることできる。アクチュエータ４が多数設けられている場合には、対応
して多数のヒューズエレメント１５，１６が設けられていると有利である。それ
によって、短絡した電源回路はその都度、冗長性のために設けられている代替電
源回路から切り離される。複数の他の操作要素１２を使用する場合に、同じこと
が当てはまる。
に、図２の電気式駐車ブレーキ装置を拡張して、ヒューズエレメント１５が制御
装置３とアクチュエータ４の間の電気的な接続部に設けられている。制御装置３
からアクチュエータ４への一次伝送装置の電気的な接続部内にヒューズエレメン
ト１５を設けることにより、制御装置３内で短絡した場合に、この電流回路を、
付加的な伝送装置、特に他の操作要素１２から分離することができる。他のヒュ
ーズエレメント１６が第２の操作要素１２とアクチュエータ４との間の電気的な
接続部に設けられている。図３の実施の形態では、アクチュエータ４が１個だけ
図示してある。１個のアクチュエータ４の代わり同様に、多数のアクチュエータ
４を設けることできる。アクチュエータ４が多数設けられている場合には、対応
して多数のヒューズエレメント１５，１６が設けられていると有利である。それ
によって、短絡した電源回路はその都度、冗長性のために設けられている代替電
源回路から切り離される。複数の他の操作要素１２を使用する場合に、同じこと
が当てはまる。
【００２０】 ヒューズ要素１５，１６は従来の溶融ヒューズとして形成可能である。システ
ムの信頼性を高めるために、自己リセットヒューズエレメント、例えば導電性ポ
リマー（PolySwitch( 登録商標))をベースとしたヒューズエレメントを使用する
と有利である。更に、適切に形成された電子回路を、ヒューズエレメント１５，
１６として使用することができる。
ムの信頼性を高めるために、自己リセットヒューズエレメント、例えば導電性ポ
リマー（PolySwitch( 登録商標))をベースとしたヒューズエレメントを使用する
と有利である。更に、適切に形成された電子回路を、ヒューズエレメント１５，
１６として使用することができる。
【図１】 電気式駐車ブレーキ装置の構造を概略的に示す図である。
【図２】 本発明による電気式駐車ブレーキ装置の第１の実施の形態を概略的に示す図で
ある。
ある。
【図３】 本発明による電気式駐車ブレーキ装置の第２の実施の形態を概略的に示す図で
ある。
ある。
１ 電気式駐車ブレーキ装置 ２ 第１の操作要素 ３ 制御装置 ４ アクチュエータ ５ 接続部 １０ 補助バッテリまたは付加的な補助アキュムレータ １２ 第２のまたは他の操作要素 １３ 接続部 １５ 第１のヒューズエレメント １６ 第２のまたは他のヒューズエレメント Ａ，Ｂ 信号／エネルギー流れを示す一点鎖線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＪＰ，ＵＳ (72)発明者 シュコツェク・ペーター ドイツ連邦共和国、60439 フランクフル ト・アム・マイン、ドルフヴィーゼンヴェ ーク、７ Ｆターム(参考） 3D048 BB02 CC49 HH41 HH51 KK18 QQ12
Claims (10)
- 【請求項１】 第１の操作要素（２）が制御装置（３）に接続され、制御装
置（３）が車輪ブレーキを操作するための少なくとも１個のアクチュエータ（４
）に接続されている、自動車用の電気式駐車ブレーキ装置（１）において、電気
式駐車ブレーキ装置（１）が少なくとも１個の他の操作要素（１２）を備えてい
ることを特徴とする電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項２】 他の操作要素（１２）が搭載電源の電気エネルギー供給ユニ
ット、特に車両バッテリと少なくとも１個のアクチュエータ（４）の間に配置さ
れた切換え装置であることを特徴とする請求項１記載の電気式駐車ブレーキ装置
（１）。 - 【請求項３】 切換え装置が二極の整流子であることを特徴とする請求項２
記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項４】 他の操作要素（１２）が電流制限装置を備えていることを特
徴とする請求項１〜３のいずれか一つに記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項５】 他の操作要素（１２）が特に時間制御式の遮断装置を備えて
いることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一つに記載電気式駐車ブレーキ装
置（１）。 - 【請求項６】 制御装置（３）が搭載電源から独立した第２のエネルギー供
給装置、特に補助バッテリ（１０）に接続されていることを特徴とする請求項１
〜５のいずれか一つに記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項７】 他の操作要素が搭載電源から独立した第２のエネルギー供給
装置、特に補助バッテリ（１０）に接続されていることを特徴とする請求項１〜
６のいずれか一つに記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項８】 ヒューズエレメント（１５）が制御装置（３）と少なくとも
１個のアクチュエータ（４）の間に接続されていることを特徴とする請求項１〜
７のいずれか一つに記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項９】 少なくとも１個の他のヒューズエレメント（１６）が少なく
とも１個の他の操作要素（１２）と少なくとも１個のアクチュエータ（４）の間
に接続されていることを特徴とする請求項１〜８のいずれか一つに記載の電気式
駐車ブレーキ装置（１）。 - 【請求項１０】 ヒューズエレメント（１５，１６）がセルフリセット形で
あることを特徴とする請求項８記載の電気式駐車ブレーキ装置（１）。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19814303 | 1998-03-31 | ||
| DE1999105663 DE19905663A1 (de) | 1999-02-11 | 1999-02-11 | Elektrische Feststellbremsanlage |
| DE19814303.6 | 1999-02-11 | ||
| DE19905663.3 | 1999-02-11 | ||
| PCT/EP1999/002095 WO1999050111A1 (de) | 1998-03-31 | 1999-03-26 | Elektrische feststellbremsanlage |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002509836A true JP2002509836A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=26045142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000541042A Withdrawn JP2002509836A (ja) | 1998-03-31 | 1999-03-26 | 電気式駐車ブレーキ装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1068117B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002509836A (ja) |
| DE (1) | DE59902269D1 (ja) |
| WO (1) | WO1999050111A1 (ja) |
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| KR101238626B1 (ko) * | 2011-03-22 | 2013-02-28 | 주식회사 만도 | 전자식 주차 브레이크 제어 장치 및 제어 방법 |
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Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19935999C2 (de) * | 1999-07-30 | 2002-05-02 | Siemens Ag | Bremsanlage für ein Kraftfahrzeug |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5769189A (en) * | 1995-03-03 | 1998-06-23 | Lucas Industries Public Limited Company | Automotive parking brake and parking brake system for motor vehicles |
| DE19744356C1 (de) * | 1997-10-08 | 1999-01-07 | Continental Ag | Bremsaktuator für eine elektrische Bremsanlage mit Feststellbremse |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP2000541042A patent/JP2002509836A/ja not_active Withdrawn
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