JP2002509062A - 建設用エレベータのための安全装置 - Google Patents

建設用エレベータのための安全装置

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JP2002509062A
JP2002509062A JP2000530453A JP2000530453A JP2002509062A JP 2002509062 A JP2002509062 A JP 2002509062A JP 2000530453 A JP2000530453 A JP 2000530453A JP 2000530453 A JP2000530453 A JP 2000530453A JP 2002509062 A JP2002509062 A JP 2002509062A
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シュタインヴェーク・クラウス
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ヘルマン・シユタインウエーク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト・バウマシイネンフアブリーク
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/16Mobile or transportable lifts specially adapted to be shifted from one part of a building or other structure to another part or to another building or structure
    • B66B9/187Mobile or transportable lifts specially adapted to be shifted from one part of a building or other structure to another part or to another building or structure with a liftway specially adapted for temporary connection to a building or other structure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Automation & Control Theory (AREA)
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 垂直に設置可能なエレベータマストを有し、また制御装置を有する少なくとも1つのモータ駆動装置を備える、エレベータマストに沿って垂直方向に移動可能なエレベータケージを有する建設用エレベータにおいて、できるだけ簡単な方法で、エレベータケージの下降の際には、人員又は荷物がエレベータケージの下方に存在しないことを保証できるように、建設用エレベータを発展させるべきである。このことは、建設用エレベータ(1)がエレベータプラットホーム(2)の上方の空間に作用する光学監視装置(5)を備えており、この監視装置が、エレベータプラットホーム(2)の上方の空間が開放されていない場合には、モータ駆動装置(7)の停止が少なくともエレベータケージ(4)の下降の際に実施可能であるようにモータ駆動装置(7)の制御装置と結合されていることによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、垂直に設置可能なエレベータマストを有し、また制御装置を有する
少なくとも1つのモータ駆動装置を備える、エレベータマストに沿って垂直方向
に移動可能なエレベータケージを有する建設用エレベータに関する。
【0002】 この様式の建設用エレベータは、人員用エレベータとして、又は荷物用エレベ
ータとして公知であり、その際それぞれ輸送荷重(人員又は荷物)に従ってエレ
ベータケージが異なって形成されている。その際エレベータマストは、通常は設
置場所で地面にアンカー固定することができ、そのためエレベータマストは通常
はフレームからなるエレベータプラットホームを備えており、このエレベータプ
ラットホームは地面に設置され、また場合によってはアンカー固定される。
【0003】 安全技術上の考慮から、エレベータケージの下方の空間、即ちエレベータプラ
ットホームの上方の空間を、エレベータケージが下方へ移動する際には、人員又
は更には荷物がエレベータケージの下方に存在することが回避されるように保証
することが強制的に規定されている。このため、通常はエレベータプラットホー
ムが、エレベータケージが最も下の位置に存在しない場合には、プラットホーム
への立ち入りを不可能にする格子状柵の防護壁を備えている。このような建設用
エレベータは、例えばドイツ特許出願公開第196 13 308号明細書から
公知である。
【0004】 しかしながらこのようなエレベータプラットホームの防護壁は、即ち建設用エ
レベータの組立てにおいても、また解体においても相対的に費用がかかり、その
上、特にエレベータケージが荷重担持体として形成されている場合には、防護壁
はエレベータケージへの立ち入りを困難にするかもしれない。そのため,異なる
防護壁サイズを、異なったサイズのエレベータケージ及びエレベータケージプラ
ットホームのために用意することが必要である。
【0005】 エレベータシャフト内で移動可能である、建物におけるエレベータにあっては
、ドアの開口の領域において、エレベータケージの運行の際に人員も荷物もドア
の開口の領域において存在しないことを保証するために、ドアの通過を検出する
、垂直方向に指向性の光格子を設けることが公知である(LANGER,Waldemar:Un
fallschutz an Lastenaufzugen. In: LIFT-REPORT, 22. Jg., 1996, H.2, Marz/
April, 1996, S. 109, 110)。同様の解決が日本国公開特許第070 89 6
80号明細書から公知である。
【0006】 雑誌F+H-Report 1994, Okt., S. 46, 48「Programmierbarer Laser-Scanner r
evolutioniert den Unfallschutz」から、危険な工作機械又はそのようなものの
前の空間を監視するための光−電子防止システムが公知である。その際この防止
システムは、更に防護壁によって防護された機械の立ち入り領域を監視するため
に使用される。
【0007】 本発明の課題は、できるだけ簡単な方法で、エレベータケージの下降の際には
、人員又は荷物がエレベータケージの下方に存在しないことを保証できるように
、建設用エレベータを発展させることにある。
【0008】 この課題は、冒頭で述べた様式の建設用エレベータに関して本発明によれば、
建設用エレベータがエレベータプラットホームの上方の空間に作用する光学監視
装置を備えており、この監視装置が、エレベータプラットホームの上方の空間が
開放されていない場合には、モータ駆動装置の停止が少なくともエレベータケー
ジの下降の際に実施可能であるようにモータ駆動装置の制御装置と結合されてい
ることによって解決される。
【0009】 そのように備えられた建設用エレベータによって、費用のかかるエレベータプ
ラットホームの防護壁の必要性が完全に無くなる。エレベータプラットホームの
縁部に、又はエレベータケージに、人員又は荷物がエレベータプラットホームの
上方の空間に存在するかどうかを監視する、それ自身適切な光学監視装置を備え
ることが単に必要であり、その際監視装置は、人員又は荷物がエレベータケージ
の下方に存在する場合には、エレベータケージが下降の際に直ちに停止させられ
るように、適切にモータ駆動装置の制御装置と結合されている。
【0010】 特に有利な実施形は、監視装置が光バリアから形成されており、この光バリア
が赤外線バリアとして形成されていることによって特徴づけられる。
【0011】 エレベータプラットホームの上方の空間の特に確実な監視を保証するために、
光バリアが少なくとも領域的に取り囲むようにエレベータプラットホームの外縁
部に沿って設けられていることは有利である。その際、エレベータプラットホー
ムの向かい合っている2つの外縁部に光バリアが設けられていることは概ね満足
できる。
【0012】 光バリアが、エレベータプラットホームの縁部に固定されているフレーム要素
に一体化されていることは構造的に特に有利である。このように、特に簡単に既
存の建設用エレベータは、光バリアを備えられた相応のフレーム要素をエレベー
タプラットホームの縁部に簡単に取り付けることによって後で装備することがで
きる。
【0013】 また選択的に、光バリアがエレベータケージに一体化されているように構成す
ることができる。
【0014】 光学監視装置として、光バリアの代わりに少なくとも1つのレーザスキャナも
使用することができる。このようなレーザスキャナは、例えば雑誌F+H-Report 1
994, Okt., S. 46, 48「Programmierbarer Laser-Scanner revolutioniert den
Unfallschutz」から公知である。
【0015】 本発明を以下に図面に基づいて例を挙げて更に詳細に説明する。
【0016】 建設用エレベータが、図1に本発明のために主な部分だけでもって図示されて
おり、全体を1で指示されている。この建設用エレベータ1は、先ず建設現場又
はそのような所の設置場所で地面に設置され、基礎フレームからなるエレベータ
プラットホーム2を備えており、このエレベータプラットホームには特に角部領
域において、異なる方法で形成することができるエレベータマスト3が設けられ
ており、それについては、ここでは個々に詳細には述べない。エレベータマスト
は、簡単な方法でそれぞれの使用目的のための高い適応を実施可能にするために
、特に多数の個々の要素からなる。
【0017】 このエレベータマスト3に沿ってエレベータケージ4が移動可能であり、この
エレベータケージは、図示された実施例において閉鎖された人員用エレベータケ
ージとして形成されている。エレベータマスト3に沿って垂直方向にエレベータ
ケージ4を移動するために、エレベータマスト3は例えばラックを備えており、
エレベータケージ4は、相応の制御装置を有する、駆動モータとして形成された
図示されてないモータ駆動装置を備えている。
【0018】 安全技術上の考慮から、少なくともエレベータケージ4の下降の際、荷物又は
人員がエレベータケージ4の下方の空間に存在しないことを保証するために、エ
レベータプラットホーム2を取り囲むように格子状柵の防護壁を備えることは、
これまで必要であるとされていた。この防護壁は、建設用エレベータ1の本発明
による実施形態において必要ではない。即ち本発明によれば、建設用エレベータ
1がエレベータプラットホーム2の上方の空間に作用する光学監視装置を備えて
いるように構成されている。この監視装置は図1による実施例においては2つの
光バリア5から形成されており、これらの光バリアは、エレベータプラットホー
ム2の向かい合っている2つの外縁部に設けられている。この光バリア5は特に
赤外線バリアとして形成されている。この光バリア5は、それ自身公知の方法で
適切にエレベータケージ4のモータ駆動装置7の制御装置と結合されている。エ
レベータケージ4の下降の際に光バリア5によって、人員又は荷物がエレベータ
プラットホーム2の上方に存在することが確認された場合には、モータ駆動装置
7の制御装置は、エレベータケージ4もしくはそのモータ駆動装置7が直ちに停
止させられ、エレベータケージ4が更に下方へ移動できないように起動させられ
る。このことは、エレベータプラットホーム2の上方の空間が再度自由になった
場合に、初めて再度可能である。
【0019】 図2が示すように、光バリア5は、特に簡単な方法でエレベータプラットホー
ム2の縁部に固定することができるフレーム要素6に一体化されており、このこ
とはまた特に簡単な方法で、既存の建設用エレベータの後での装備も可能にする
【0020】 選択的に、光バリア5がエレベータプラットホーム2に設けられているのでは
なく、エレベータケージ4に一体化されているように構成することもできる。こ
のことは図示されていない。
【0021】 もちろん、本発明は図示された実施例を制限されるものではない。別の実施形
態が、基本思想から離れることなく可能である。従って、建設用エレベータ1の
本発明による実施形態は、当然人員用エレベータに対して適しているばかりでな
く、エレベータケージ4が通常は他に形成されていたり等々する荷物用エレベー
タに対しても適している。光学監視装置として記載された光バリア5の代わりに
、図面に図示されていない、少なくとも1つのレーザスキャナも使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による建設用エレベータの実施形態を斜視図に示す。
【図2】 ケージ以外を図示した建設用エレベータの側面図を示す。
【符号の説明】
1 建設用エレベータ 2 エレベータプラットホーム 3 エレベータマスト 4 エレベータケージ 5 光バリア 6 フレーム要素 7 モータ駆動装置
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 雑誌F+H-Report 1994, Okt., S. 46, 48「Programmierbarer Laser-Scanner r
evolutioniert den Unfallschutz」から、危険な工作機械又はそのようなものの
前の空間を監視するための光−電子防止システムが公知である。その際この防止
システムは、更に防護壁によって防護された機械の立ち入り領域を監視するため
に使用される。 米国特許第5,503,247号明細書から、光束によって作用するリミット
スイッチを備えているパレット荷物積み下ろし装置が公知であり、上記リミット
スイッチは、プラットホームがその下降の際に光束を中断する場合には、装置の プラットホームによって起動させられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 この課題は、冒頭で述べた様式の建設用エレベータに関して本発明によれば、
建設用エレベータが、地面に設置されたエレベータプラットホームの上方の空間
に作用する光学監視装置を備えており、この監視装置が、エレベータプラットホ
ームの上方の空間が開放されていない場合には、モータ駆動装置の停止が少なく
ともエレベータケージの下降の際に実施可能であるようにモータ駆動装置の制御
装置と結合されていることによって解決される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 もちろん、本発明は図示された実施例を制限されるものではない。従って、建
設用エレベータ1の本発明による実施形態は、当然人員用エレベータに対して適
しているばかりでなく、エレベータケージ4が通常は他に形成されている荷物用
エレベータに対しても適している。光学監視装置として記載された光バリア5の
代わりに、図面に図示されていない、少なくとも1つのレーザスキャナも使用す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AU,BA,BB,BG,BR,CA,CN, CU,CZ,EE,GD,GE,HR,HU,ID,I L,IN,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR ,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NZ,PL, RO,SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA,U S,UZ,VN,YU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に設置可能なエレベータマストを有し、また制御装置を
    有する少なくとも1つのモータ駆動装置を備える、エレベータマストに沿って垂
    直方向に移動可能なエレベータケージを有する建設用エレベータにおいて、 建設用エレベータ(1)がエレベータプラットホーム(2)の上方の空間に作
    用する光学監視装置(5)を備えており、この監視装置が、エレベータプラット
    ホーム(2)の上方の空間が開放されていない場合には、モータ駆動装置(7)
    の停止が少なくともエレベータケージ(4)の下降の際に実施可能であるように
    モータ駆動装置(7)の制御装置と結合されていることを特徴とする建設用エレ
    ベータ。
  2. 【請求項2】 監視装置が光バリア(5)から形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の建設用エレベータ。
  3. 【請求項3】 光バリア(5)が赤外線バリアとして形成されていることを
    特徴とする請求項2に記載の建設用エレベータ。
  4. 【請求項4】 光バリア(5)が少なくとも領域的に取り囲むようにエレベ
    ータプラットホーム(2)の外縁部に沿って設けられていることを特徴とする請
    求項2又は3に記載の建設用エレベータ。
  5. 【請求項5】 エレベータケージ(4)の向かい合っている2つの外縁部に
    光バリア(5)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の建設用エレ
    ベータ。
  6. 【請求項6】 光バリア(5)が、エレベータプラットホーム(2)の縁部
    に固定されているフレーム要素(6)に一体化されていることを特徴とする請求
    項4又は5に記載の建設用エレベータ。
  7. 【請求項7】 光バリア(5)がエレベータケージ(4)に一体化されてい
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載の建設用エレベータ。
  8. 【請求項8】 光学監視装置(5)が少なくとも1つのレーザスキャナから
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設用エレベータ。
JP2000530453A 1998-02-07 1999-01-27 建設用エレベータのための安全装置 Withdrawn JP2002509062A (ja)

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DE29802089.0 1998-02-07
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EP (1) EP1053202B1 (ja)
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KR (1) KR20010040374A (ja)
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