JPH021096A - 赤外線遮断式検出器 - Google Patents

赤外線遮断式検出器

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JPH021096A
JPH021096A JP63189179A JP18917988A JPH021096A JP H021096 A JPH021096 A JP H021096A JP 63189179 A JP63189179 A JP 63189179A JP 18917988 A JP18917988 A JP 18917988A JP H021096 A JPH021096 A JP H021096A
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light
circuit
reference voltage
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Application number
JP63189179A
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English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
小林 愼二
Koichi Takada
高田 光一
Kazuo Watanabe
一男 渡辺
Motoharu Mitsuse
満瀬 元治
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/18Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
    • G08B13/181Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using active radiation detection systems
    • G08B13/183Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using active radiation detection systems by interruption of a radiation beam or barrier
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B29/00Checking or monitoring of signalling or alarm systems; Prevention or correction of operating errors, e.g. preventing unauthorised operation
    • G08B29/18Prevention or correction of operating errors
    • G08B29/20Calibration, including self-calibrating arrangements
    • G08B29/24Self-calibration, e.g. compensating for environmental drift or ageing of components

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、侵入者等による赤外線ビームの遮断を検知し
て警報する赤外線遮断式検出器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の赤外線遮断式検出器としては、例えば第
8図に示すものが知られている。
第8図において、1は発光ユニット、2は受光ユニット
であり、光軸調整された状態で所定の警戒距離を離して
分離配置されている。
発光ユニット1は、発振回路3からの発光駆動パルスに
より発光ダイオード等の赤外線発光素子4を間欠駆動し
、レンズ5または集光ミラーにより平行光線束として受
光ユニット2に向けて投光する。ここで、発光ユニット
1によるパルス光の周期は蛍光灯等による外来ノイズ光
の影響を考慮して例えば5001−12付近に定められ
る。
発光ユニット1からのパルス光は受光ユニット2のレン
ズ6または集光ミラーで受光素子7に集光されて電気信
号に変換される。受光素子7から出力される微弱な受光
信号は増幅回路8で増幅した後、比較器9に入力され、
基準電圧発生回路10からの基準電圧以上となる増幅出
力が得られたときに比較出力を生じ、基準電圧以下の信
号成分に含まれるノイズ分を除去してパルス信号に変換
する。
比較器9の出力は平滑回路11で平滑されて直流信号に
変換され、この平滑出力を比較器12で基準電圧発生回
路13から所定の閾値として与えられる基準電圧と比較
し、平滑出力が閾値以下に下がった時に比較器12は比
較出力を生ずる。
比較器12の出力はスイッチング回路14に与えられ、
スイッチング回路14は小動物や木の葉等による誤報を
防止するため比較出力が所定時間継続したときに動作し
て出力回路15より外部の受信盤等に検出信号を出力し
て盗難警報を行なわせる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の赤外線遮断式検出器に
あっては、晴天時のように空気が清んだ状態にあっては
、パルス光の減衰が少ないので十分な受光レベルを得る
ことができるが、霧や雨等の悪天候時にあっては、パル
ス光の減衰が大きくなって受光レベルが低下し、比較器
9に固定的に設定している基準電圧以下に増幅出力が下
がって誤報を出すという問題があった。
勿論、悪天候時の誤報を防止するためには発光ユニット
からのパルス光を強くすればよいが、赤外線発光ダイオ
ードの発光パワーには限界があり、警戒設置距離が長い
場合には、パルス光の減衰が大きくなって悪天候時に誤
報を生じ、このため警戒設置距離を制限しなければなら
なかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、霧等が発生する悪天候時の減衰による誤報を可能
な限り防止できるようにした赤外線遮断式検出器を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては、受光信号の
増幅出力に含まれるノイズ分を除去する第1の比較部に
対する基準電圧を、警報部の蓄積時間を越える一定時間
の遅延を施し増幅部の増幅出力に対応して可変させる基
準電圧発生手段を設けるようにしたものである。
また本発明にあっては、受光部と比較部との間に利得制
御機能を備えたAGC増幅器を設け、へ〇〇増幅した受
光出力を直流変換して比較部に出力すると共に警報部の
蓄積時間を越える一定の時間遅延を施してAGC制御電
圧としてAGC増幅部に供給し、受光レベルが所定レベ
ル以上となるAGC範囲で常に一定の受光出力が得られ
るようにし、AGC増幅を行なうようにする。
更に本発明にあっては、受光増幅部と比較部との間に、
電源投入時の受光出力を受光初期値として記憶保持する
記憶部と、警報部の蓄積時間を越える所定周期毎に記憶
初期値と受光出力を比較して両者の差に応じて補正係数
を修正する補正係数修正部と、補正計数修正部の補正係
数と受光出力とを乗算して補正受光出力を比較部に出力
する演算部とを設け、受光出力が記憶初期値に所定の時
間遅れをもって追従するように補正する。
[作用] このような構成を備えた本発明の赤外線遮断式検出器に
あっては、霧等の発生した悪天候時にあっては、受光信
号が減衰すると共に受光信号に含まれるノイズ分も減衰
することから、ノイズ分を除去する第1の比較部の基準
電圧を所定の時間遅延をもって受光信号の増幅出力の低
下に応じて減少させることで、受光信号が低下しても確
実にノイズ分を除去した受光パルス(比較出力)を得る
ことができ、悪天候時にパルス光の減衰が大きくなって
も誤報を起こすことがなく、侵入者の通過による遮断を
確実に検知して警報することができる。
また、人の通過による受光出力の遮断時には、基準電圧
は警報部の蓄積時間を越える時間遅れをもって低下する
ため、受光出力に追従して基準電圧が低下する前に受光
出力の低下を検知して確実に警報できる。
また受光出力が低下した時にAGC増幅により所定の時
間遅れをもって受光出力を一定に保つか、若しくは電源
投入時の受光初期値に追従するように受光出力を補正し
ているため、悪天候時にパルス光の減衰が大きくなって
も誤報を起こすことがない。
このAGC制御及び受光出力の補正にあっても、それぞ
れ警報部の蓄積時間を越える時間遅延後にAGC制御及
び補正を行なっているため、人の通過によるパルス光の
遮断時には、AGC制御及び受光出力の補正が行なわれ
る前に確実に警報することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
第1図において、1は発光ユニット、2は受光ユニット
であり、両者は光軸調整された状態で所定の警戒距離を
離して分離配置される。
発光ユニット1には発振回路3が設けられ、発振回路3
からの発光駆動パルスを赤外線発光素子4に与えて間欠
的に発光駆動し、赤外線発光素子4からの発光パルスを
レンズ5あるいはミラーにより平行光線束に変換して受
光ユニット2に投光する。
受光ユニット2には受光部としてレンズ6及び受光索子
7が設けられ、発光ユニット1より発光されたパルス光
をレンズ6で受光素子7に集光し電気信号に変換する。
勿論、レンズ6の代わりに集光ミラーを使用してもよい
受光素子7からの微弱な受光出力は増幅回路8で増幅さ
れ、第1の比較器9に入力される。第1の比較器9に対
する基準電圧は基準電圧発生回路16より与えられる。
基準電圧発生回路16は整流回路17、平滑回路18及
び基準電圧設定回路19を備える。即ち、増幅回路8か
らの増幅出力を整流回路17で整流し、平滑回路18で
増幅出力に応じた直流信号に変換し、平滑回路18から
の平滑出力を基準電圧設定回路19で例えば分圧して比
較器9に基準電圧を設定する。このため基準電圧発生回
路16からの比較器9に対する基準電圧は増幅回路8の
増幅出力に対応して可変されることになる。
比較器9で基準電圧以下の信号成分に含まれるノイズ分
を除去してパルス信号に変換された比較出力は、平滑回
路11で平滑されて直流信号に変換され第2の比較器1
2に入力される。第2の比較器12には基準電圧発生回
路13より所定の閾値となる基準電圧が固定的に設定さ
れており、平滑出力が基準電圧以下に下がったときに比
較器12は比較出力を生ずる。比較器12の比較出力は
スイッチング回路14に入力され、スイッチング回路1
4は所定時間比較出力が継続したときに(蓄積時間T2
 )動作し、出力回路15を介して図示しない警報受信
盤等に検出信号を送出して盗難警報を行なわせる。
ここで、基準電圧発生回路16に設けている平滑回路1
8の時定数(遅延時間TI >を、スイッチング回路1
4における蓄積時間T2を越える時定数としており、侵
入者によるパルス光の遮断時には、増幅出力の低下に対
し基準電圧の追従遅れ時間が充分に大きいため、侵入物
によるパルス光の遮断を確実に検知することができるよ
うにしている。
次に、第2図の信号波形図を参照して第1図の実施例の
動作を説明する。
第2図の信号波形図はパルス光の減衰が少ない晴天時と
霧等の発生によりパルス光の減衰が大きくなる悪天候時
に分けて示している。
まず晴天時にあっては、発光ユニット1からのパルス光
の減衰が少ないことから受光素子7より充分なレベルを
もった受光出力が得られ、増幅回路8で増幅された侵、
比較器9に入力される。同時に増幅回路8の増幅出力は
基準電圧発生回路16に与えられ、整流回路17及び平
滑回路18により増幅出力Cに応じた整流平滑出力dを
生じ、この整流平滑出力dを基準電圧設定回路19で所
定比率に分圧することで比較器9に対する基準電圧eを
発生する。
このため比較器9は増幅出力Cのうち基準電圧v th
iを下回る信号成分に含まれるノイズ分を除去すると同
時に、基準電圧V th1以上の増幅出力につき矩形波
パルスに波形成型された比較出力fを生ずる。
比較器9の比較出力(パルス出力)は平滑回路11で平
滑されて平滑出力qを生じ、比較器12において基準電
圧発生回路13からの閾値電圧Vth以上であれば比較
器12の比較出力は得られず定常監視状態にある。
この状態で侵入者等の通過により発光ユニット1からの
パルス光が遮断されると、平滑回路11の平滑出力qが
基準電圧発生回路13からの閾値電圧vth以下に下が
って比較器12が比較出力を生じ、スイッチング回路1
4は比較器12の比較出力が所定時間継続したときに動
作して出力回路15により検出信号を盗難受信盤等に送
出して盗難警報を行なわせるようになる。
次に、霧等が発生した悪天候時の動作を説明する。
悪天候時における霧の発生により発光ユニット1からの
パルス光が減衰して受光素子7の受光出力すが低下する
。そのため増幅回路8の増幅出力の晴天時に比べ大きく
減少する。
一方、増幅出力Cに含まれるノイズ分については、霧の
発生により太陽光や螢光対等による外来ノイズ光も減少
し、一方、受光ユニット2の回路内で発生する回路ノイ
ズについても悪天候による周囲温度の低下でノイズ分が
減少し、パルス光の減衰に伴う増幅出力Cの低下に伴っ
て増幅出力Cに含まれるノイズ分も同様に低下するよう
になる。
このような増幅回路8の増幅出力は比較器9に入力され
ると同時に基準電圧発生回路16に入力され、整流回路
17及び平滑回路18により増幅出力Cに対応した大き
さの整流平滑出力dを発生し、このため基準電圧設定回
路19からの基準電圧は増幅出力Cの低下に対応して晴
天時に比べ十分に低い基準電圧Vth2として比較器9
に設定される。
このため悪天候時のパルス光の減衰による増幅出力Cの
低下に伴って基準電圧のVth2に低下されることから
、比較器9は低下した受光出力Cについて適切な基準電
圧Vth2の設定を受けて、晴天時と同様基準電圧vt
h2以下の信号成分に含まれるノイズ分を除去すると同
時に基準電圧Vth2以上の信号成分に対応した矩形パ
ルス信号を比較出力fとして生ずる。このため比較器9
の比較出力fを平滑する平滑回路11の平滑出力qは晴
天時とほとんど変わらず、基準電圧発生回路13h)ら
の閾値電圧vth以下に下がることがないため、霧等の
発生で誤報を生ずることを確実に防止できる。
一方、第1の比較器9に対する基準電圧を基準電圧発生
回路16により増幅回路8の増幅出力に対応して可変さ
せることで、侵入者によるパルス光の遮断時にあっても
基準電圧が増幅出力の低下に対応して減少するようにな
り、このときノイズ分が基準レベルを越えてしまうと失
報となる可能性がある。しかし、基準電圧発生回路16
に設けている平滑回路18の時定数(遅延時間TI >
を、スイッチング回路14における継続時間(蓄積時間
T2 )を越える時定数としておくことで、侵入者等に
よるパルス光の遮断時にあっては増幅出力の低下に対し
基準電圧の追従遅れが充分大きいため、侵入者によるパ
ルス光の遮断を検出できなくなることはない。
第3図は、第1図の実施例において霧が発生した場合の
受光出力と基準電圧の関係を示した説明図である。
第3図において、受光出力と基準電圧との間に図のよう
な比例関係があり、例えば透過率100%の時の電光出
力をvnlとすると、その時の基準電圧設定回路19か
らの基準電圧はVrlにある。
この状態で霧が発生して受光出力が低下すると、基準電
圧も図示のように受光出力の低下に追従して低下するよ
うになる。
時刻↑nで侵入者の通過によりパルス光が遮断され受光
出力がVn2に低下すると、基準電圧も受光出力Vn2
の低下に追従してVr3に低下する。しかし、基準電圧
Vr2への低下には追従遅れ(T1)があるため基準電
圧Vr3が受光出力vn2により低くなるには時間の遅
れがあり、受光出力Vn2の時、基準電圧はVr2にあ
り、比較器9が比較出力を生ずることで確実にパルス光
の遮断に基づく警報を出力できる。
一方、霧の発生により受光出力が図示のように低下した
場合には、基準電圧vrも十分追従して低下するように
なる。但し、例えば透過率1%の時の受光出力Vn3に
あっては、基準電圧Vr4より低下するため警報するよ
うになる。これは侵入者の通過なのか、霧の発生かわか
らないからである。
第4図は本発明の第2実施例で用いる受光ユ二ットを示
した回路ブロック図である。
第4図において、受光ユニットに設けたレンズ6、受光
素子7、比較器12(第2の比較器)、基準電圧発生回
路13は第1図の実施例と同じである。また、警報回路
24は第1図に示したスイッヂング回路14と出力回路
15を備え、比較器12の比較出力が所定の蓄積時間(
T2)継続した時に警報受信盤等に検出信号を送出して
盗難警報を行なわせる。
これに加えて第4図の実施例にあっては、受光素子7と
比較器12の間にAGC増幅回路20、平滑回路21、
DC増幅回路22及び遅延回路23を設けている。
AGC増幅回路20は受光素子7からの受光出力を増幅
する利得制御機能を備え、遅延回路23から出力される
AGC制御電圧により制御利得が決定される。平滑回路
21はAGC増幅回路20からの増幅出力を平滑して直
流電圧に変換する。
DC増幅回路22は平滑回路21で変換された直流受光
出力を増幅して比較器12に出力する。また、DC増幅
回路22の出力は遅延回路23に入力され、所定の時間
遅延を施した債にAGC増幅回路20にAGCflil
JII電圧として供給する。
ここで、遅延回路23の遅延時間T1は警報回路24に
おける蓄積時間をT2とすると、蓄積時間T2を越える
一定の遅延時間T1が設定される。
第5図は第4図の実施例におけるAGC増幅回路20に
よる特性を、横軸に透過率(入力)、縦軸にDC増幅回
路22の直流出力電圧をとって示す。
AGC増幅回路20のAGC特性は、第5図の特性AO
とA5を組み合わせた特性となる。即ち、受光素子7の
受光出力に対応したパルス光の透過率10%以上につい
ては、特性AOで決まる一定の直流出力電圧を発生し、
透過率10%以下については透過率の現象に対し直流出
力電圧が直線的に低下する特性A5の特性としており、
透過率10%以上について直流出力電圧を一定に保つA
GC範囲を設定している。
また、第5図、の特性図については、定常状態における
透過率が100%、75%、50%、30%の時の非A
GC特性AI 、A2 、A3 、A4を併せて示して
いる。
更に第5図は一点鎖線で比較器12に対する基準電圧発
生回路13からの基準電圧vrで定まる警報レベルを示
す。
更に、第5図における100%、75%、50%、30
%及び10%の時の非AGC特性A1〜A5が警報レベ
ルと交わる21〜25点の透過率及び警報変化率は例え
ば法衣−1のようになる。
表−1 次に、第4図の実施例の動作を第5図の特性図を参照し
て説明する。
今、発光ユニットから受光ユニットに対するパルス光の
透過率100%の状態にあっては、AGC増幅回路20
によるAGC機能により、AGC特性AOと透過率10
0%の時の非AGC特性A1が交わるPo1点の直流出
力電圧が得られている。
この状態で例えば霧等の発生によりゆっくりと透過率が
75%に減少すると、AGC特性AOと透過率75%時
の非AGC特性Aとの交点po2に動作点が移動し、透
過率はAGC範囲にあることから直流出力電圧は同じA
GC特性AOに従った一定電圧を保つ。
以下同様に、透過率が50%、30%、更には10%に
低下した場合にも、同様に動作点はPo3゜Po4. 
po5と移動するが、同じAGC特性AO上にあること
から直流出力電圧は常に一定に保たれている。
この結果、透過率10%以上となるAGC範囲における
霧等の発生による減衰でパルス光の透過率の変化を生じ
てもAGC増幅回路20によるへ〇〇増幅機能により比
較器12に対するDC増幅回路22からの直流出力電圧
は常に一定レベルに保たれ、霧等が発生する悪天候時に
あっても誤報を生ずることはない。
一方、第5図において、例えば透過率100%の状態で
侵入者の通過によりパルス光が遮断されたとすると、遅
延回路23によりAGC増幅回路20に対するAGC制
御電圧が変化するには遅延時間T1を要し、その遅延時
間T1は警報回路24の蓄積時間T2を越える時間とな
ることから、AGC増幅回路20によるAGC増幅機能
が有効となる前に第5図の非AGC特性A1に従って直
流出力電圧が低下し、比較器12に警報レベルとして設
定した基準電圧Vrを横切る11点以下に下がると、比
較器12が比較出力を生ずる。比較器12の比較出力は
遅延回路23による遅延時間T1に亘って出力され、こ
の遅延時間T1に対し警報回路24の蓄積時間T2が短
いことから、AGC増幅回路20のAGC増幅により特
性A5に従った増幅出力を生ずる前に警報回路24が警
報出力を生じ、確実に侵入者の通過を検知して警報する
ことができる。
この点は定常監視状態における透過率が75%、50%
、30%、あるいは10%であった場合も同様であり、
遅延回路23における遅延時間T1によりAGC増幅回
路20のAGCi能が有効となる前に、それぞれの非A
GC特性A2〜A5に従ってDC増幅回路22からの直
流出力電圧が低下し、警報レベルを与える基準電圧vr
と交わるP2〜P5の各点以下となった時に比較器12
が比較出力を生じ、この比較出力が警報回路24に設定
した蓄積時間T2継続すると、侵入者検出に基づく警報
出力が行なわれる。但し、15時点では霧の発生のため
か侵入者通過のためかわからないので、警報出力を行な
う。
第6図は本発明の第3実施例を示した受光ユニットの回
路ブロック図である。
第6図において、受光素子7、増幅回路8、平滑回路1
1、比較器12、基準電圧発生回路13は、第1図の実
施例と同じであり、警報回路24は第1図の蓄積時間T
2を設定したスイッチング回路14及び出力回路15で
構成される。
これに加えて第6図の実施例にあっては、平滑回路11
と比較器120間に、記憶回路25、補正係数修正回路
26、タイマ27及び演算回路28を設けている。
記憶回路25は検出器の電源投入時に得られる平滑回路
11からの受光出力を受光初期値VOとして記憶保持す
る。即ち、記憶回路25にはレンズ6等に汚れのない透
過率100%の状態で得られた受光出力が受光初期値V
Oとして記憶保持されることになる。補正係数修正回路
26はタイマ27で設定された所定周期毎に記憶回路2
5の記憶初期値Voと平滑回路11より得られるその時
の受光出力ynとを比較し、両者の間に差が生じた時、
即ち霧等の発生による透過率の変化でその時の受光出力
■nが低下した時、記憶初期値VOとその時の受光出力
ynとに基づいた新たな補正係数Knを演算する補正係
数の修正機能を有する。
即ち、補正係数修正回路26は、記憶初期値VOと受光
出力Vnとの間に差を生じた時、Kn =Vo /Vn となる演算により新たな補正係数を求め、それまでの補
正係数に置き換えるようになる。
一方、タイマ27による補正係数修正回路26の修正周
期は、警報回路24の蓄積時間T2を越える一定時間T
1毎に行なうようにする。
演算回路28は補正係数修正回路26で求められている
その時の補正像viKnと平滑回路11から得られた受
光出力vnとにより、 Va=Kxvn とする補正演算を行なって補正受光出力を比較器12に
出力する。
この記憶回路25、補正係数修正回路26、タイマ27
及び演算回路28でなる回路部30の機能は、透過率の
低下に対し常に記憶回路25に記憶保持した受光出力初
期値VOにタイマ27による設定周期の遅れをもって受
光出力が追従するように補正する演算を行なう。
次に、第6図の実施例の動作を第7図を参照して説明す
る。
第7図は霧等の発生により受光出力が直線的に低下した
時の演算回路28から出力される補正出力を示す。
即ち、電源投入時に記憶回路25に受光初期値VOが記
憶保持されている状態でタイマ27は一定周期T1毎に
補正係数修正回路26に修正演算を指令し、記憶初期値
Voと受光出力ynとの間に差を生じていた時に、新た
な補正係数Knを演算する。
例えば、記憶初期値Vo=100、受光出力Vl =9
8とすると、補正係数修正回路26はKl =Vo 十
V1 =100/98=1.02を演算し、続いて演算
回路28が補正係数修正回路26の補正係数Kl =1
.02を用いて補正受光出力Val=1.02x98=
99.96を演算し、記憶初期値Vo=100に略一致
する補正受光出力Valを求める。
以下、同様にタイマ27が一定周期T1を経過する毎に
補正係数修正回路26に修正演算を指令して新たな補正
係数に2.に3.に/l、  ・・・を演算し、この補
正係数に受光出力V2.V3.V4、・・・を掛は合わ
せることで記憶初期値V。
に略一致する補正受光出力Va2. Va3. Va4
゜・・を比較器12に出力することができる。
この結果、比較器12に対する補正受光出力は霧等の発
生による透過率の低下で受光出力が減少しても略一定の
記憶初期値VOに保たれ、警報回路24より誤報が出さ
れてしまうことを確実に防止できる。但し、これでは霧
で完全にパルス光が遮断されても警報できないため、あ
る所定の受光出力に下った場合には、補正係数の修正を
ストップする。
一方、第7図の時刻tnに示すように、人の通過により
パルス光が遮断された場合には、時刻tnの直前で′補
正された補正係数を使用した演算回路28の演算により
補正受光出力vanが比較器12に与えられるため、こ
の補正受光出力vanはパルス光が断たれる前の補正係
数による補正であることから大きく低下し、比較器12
の基準電圧以下となって比較出力を警報回路24に生ず
る。そして、次の補正周期に達する前に舊報回路24の
蓄積時間T2に達して警報出力が行なわれ、受光出力の
補正を行なっていても人の通過を確実に検知して警報す
ることができる。
尚、上記の実施例にあっては補正係数修正回路26で補
正係数Knを、 Kn =vo /Vn として演算しているが、第7図の時刻tnに示したよう
に、侵入者の通過によるパルス光の遮断で受光出力が低
下した時に次の補正周期に達すると、低下した受光出力
が記憶初期値VOに蓄積時間T2以内に修正されてしま
うのを防ぐため、−回の補正周期で行なう補正量に制限
を加え、人の通過によりパルス光が遮断した状態での補
正による受光出力の記憶初期値■Oへの回復が段階的に
行なわれるようにすることが望ましい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、霧等の発生に
よりパルス光の減衰が大きくなる悪天候時には、増幅出
力の低下に追従した基準値の低下、受光出力を一定に保
つためのAGC増幅、若しくは受光初期値に追従する受
光出力の補正により、悪天候時のパルス光の減衰で誤報
を生ずることを確実に防止でき、信頼性を大幅に向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図; 第2図は第1図の実施例の動作を示した信号波形図: 第3図は第1図の実施例における透過率(入力)と受光
出力の関係を示した説明図; 第4図は本発明の第2実施例を示したブロック図;第5
図は第4図の実施例のAGC特性を示した説明図; 第6図は本発明の第3実施例を示したブロック図;第7
図は第6図の実施例による受光出力の補正を示した説明
図; 第8図は従来装置の回路ブロック図である。 1:発光ユニット 2:受光ユニット 3:発振回路 4:赤外線発光素子 5.6:レンズ 7:受光素子 8:増幅回路 9:第1の比較器 11.18.21 :平滑回路 12:第2の比較器 13.16:基準電圧発生回路 14ニスイツチング回路 15:出力回路 17、整流回路 19 基準電圧設定回路 20、AGC増幅回路 23:DC増幅回路 23°遅延回路 25:記憶回路 26、補正係数修正回路 27 タイマ 28:演算回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分離配置された発光ユニットから投光されるパルス
    光を受光する受光部と、該受光部の受光出力を増幅する
    増幅部と、該増幅部の増幅出力を基準電圧と比較してノ
    イズ成分を除去する第1の比較部と、該第1の比較部の
    出力を平滑する平滑部と、該平滑部の出力を所定の閾値
    と比較して該閾値以下の平滑出力が得られた時に比較出
    力を生ずる第2の比較部と、該第2の比較部の出力が所
    定の蓄積時間継続した時に警報出力を生ずる警報部とを
    備えた赤外線遮断式検出器に於いて、前記第1の比較部
    の基準電圧を、前記警報部の蓄積時間を超える一定時間
    の遅延を施し前記増幅部の出力に対応して可変させる基
    準電圧発生手段を設けたことを特徴とする赤外線遮断式
    検出器。 2、分離配置された発光ユニットから投光されるパルス
    光を受光する受光部と、該受光部の受光出力を増幅して
    直流変換して所定の閾値と比較して該閾値以下の受光出
    力が得られた時に比較出力を生ずる比較部と、該比較部
    の出力が所定の蓄積時間継続した時に警報出力を生ずる
    警報部とを備えた赤外線遮断式検出器に於いて、 前記受光部と比較部との間に、前記受光部の受光出力を
    増幅する利得制御機能を備えたAGC増幅部と、該AG
    C増幅部の増幅出力を平滑した後に直流増幅する直流変
    換増幅部と、該直流変換増幅部の出力を前記警報部の蓄
    積時間を超える一定時間遅延して前記AGC増幅器にA
    GC制御電圧として供給する遅延部とを設け、前記受光
    部の受光出力が所定レベル以上となるAGC範囲内で前
    記比較部に対する受光出力を一定の時間遅れをもって一
    定レベルに保つようにAGC制御することを特徴とする
    赤外線式遮断検出器。 3、分離配置された発光ユニットから投光されるパルス
    光を受光する受光部と、該受光部の受光出力を増幅する
    増幅部と、該増幅部の出力を平滑して直流変換する平滑
    部と、該平滑部の出力を所定の閾値と比較して該閾値以
    下となる平滑出力が得られた時に比較出力を生ずる比較
    部と、該比較部の出力が所定の蓄積時間継続した時に警
    報出力を生ずる警報部とを備えた赤外線遮断式検出器に
    於いて、 前記平滑部と比較部との間に、電源投入時の受光出力を
    初期値として記憶保持する記憶部と、前記警報部の蓄積
    時間を超える一定周期毎に前記記憶部の初期値と受光出
    力とを比較し、両者の値に差が生じた時に補正係数を修
    正する補正係数修正部と、該補正係数修正部の補正係数
    と前記受光出力との乗算により補正受光出力を演算して
    前記比較部に出力する演算部とを設け、前記受光出力を
    一定の時間遅れをもって前記記憶初期値に追従するよう
    に補正することを特徴とする赤外線遮断式検出器。
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