JP2002508759A - カルボン酸の製造方法 - Google Patents

カルボン酸の製造方法

Info

Publication number
JP2002508759A
JP2002508759A JP50395199A JP50395199A JP2002508759A JP 2002508759 A JP2002508759 A JP 2002508759A JP 50395199 A JP50395199 A JP 50395199A JP 50395199 A JP50395199 A JP 50395199A JP 2002508759 A JP2002508759 A JP 2002508759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hydrogen
weight
halide
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP50395199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4542632B2 (ja
Inventor
ジョーンズ,マイケル,ディビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BP Chemicals Ltd
Original Assignee
BP Chemicals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BP Chemicals Ltd filed Critical BP Chemicals Ltd
Publication of JP2002508759A publication Critical patent/JP2002508759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4542632B2 publication Critical patent/JP4542632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
    • C07C51/12Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on an oxygen-containing group in organic compounds, e.g. alcohols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 n+1個の炭素原子を有するカルボン酸からなる生成物の製造方法は、n個の炭素原子を有するアルコールおよび/またはその誘導体とハロゲンおよび/またはハロゲン化合物先駆体と水と一酸化炭素とからなる組成物を液相にて高められた温度および圧力で、水素および窒素含有複素環化合物から選択される官能基を持ったポリマー樹脂における第VIII族貴金属物質からなる不均質触媒の存在下に反応させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 カルボン酸の製造方法 本発明は一般にアルコールおよび/またはその反応性誘導体のカルボニル化に よるカルボン酸の製造に関し、特にアルコールおよび/またはその反応性誘導体 を液相にて水および不均質カルボニル化触媒の存在下にカルボニル化することに よるカルボン酸の製造に関するものである。 均質液相反応媒体におけるメタノールのロジウム触媒の沃化物促進カルボニル 化による酢酸の製造は周知方法であって工業規模にて操作される。或る期間にわ たり、カルボニル化反応における水の存在はカルボニル化反応を促進すると共に 所望生成物への選択率を向上させるため望ましいことが認められていた。触媒か らの生成物分離を容易化させる目的で不均質カルボニル化触媒を用いることが望 ましいことも認められている。不均質カルボニル化触媒およびその使用はたとえ ばUSP5,155,261号;EP−A−656811号;USP5,364 ,963号;およびUSP5,360,929号を含め多くの特許公報に記載さ れている。 USP5,155,261号は、メタノールを約65〜80バールの圧力およ び約170〜200℃の温度にて沃化物促進剤酸および修飾遊離塩基、N−オキ シドもしくは四級化ピリジン基を有する不溶性ポリマーをポリマー成分の約10 重量%未満(金属として現す)まで充填されたロジウム物質を支持してなる触媒 の存在下に反応させる工程を特徴とする酢酸の製造方法を開示している。 EP−A−656811号は、ロジウム物質と沃化アルキルからなる触媒促進 剤とを支持した修飾ピロリドン基を有するポリマーからなるカルボニル化に使用 するための触媒組成物を開示している。 USP5,364,963号は多孔質の架橋ビニルピリジン樹脂に支持された ロジウム錯体からなるメタノールおよび一酸化炭素から酢酸を製造するための触 媒を開示しており、前記ビニルピリジン樹脂は30〜60%の架橋度と0.2〜 0.4cc/gの気孔容積と20〜100nmの平均気孔直径とを有する。 最後にUSP5,360,929号は、カルボン酸エステル、ハロゲン化ヒド ロカルビルおよび/またはヒドロカルビルエーテル反応体およびハロゲン化ヒド ロカルビル促進剤からなる反応組成物を、ロジウム物質を支持した修飾四級化N −塩基もしくはアルキル化N−オキシドピリジン基を有する不溶性ポリマー支持 体からなる触媒の存在下に接触させる無水カルボン酸の製造方法を開示しており 、この方法においては全過程にわたり反応組成物中に有限濃度の無水カルボン酸 を維持する。 カルボニル化法における不均質触媒の使用に伴う問題は、支持材料からの触媒 物質(典型的にはロジウム)のリーチングの問題である。たとえばUSP5,3 60,929号には次のように記されている: 「米国特許第5,155,261号の記載に反しロジウムは高い圧力および温度 の典型的カルボニル化条件下にて水性液相の存在下にポリマー支持体からリーチ ングすることが今回見出された。この種のロジウムのリーチングは、たとえばこ の方法を連続操作する場合はロジウムの回収を必要とすると言う困難性を示しう る」。 この問題は、たとえばEP−A−0567331号にも言及されており、次の ように述べている: 「ロジウム支持ポリマー触媒の固定床を有する流動型反応器を用いた沃化メチル 促進剤の存在下におけるメタノールの連続カルボニル化はホルトカヤエル等、ア プライド・キャタリシス、第67巻、第269〜278頁(1991)に示され ている。しかしながら、この報告によればロジウムのリーチングが相当に生じて 、反応の開始から約数時間後に固有活性が均質触媒の場合よりも約4.6倍低く なる」。 従って解決すべき問題は、アルコールおよび/またはその反応性誘導体を液相 にて水および不均質カルボニル化触媒の存在下にカルボニル化してカルボン酸を 含む生成物を生成させる際、支持物質からの活性触媒物質のリーチングを減少さ せることである。本発明者等は、この問題の解決がカルボニル化を追加の水素存 在にて行うことであることを突き止めた。 従来、カルボニル化反応に水素が使用されていた。たとえば前記USP5, 360,929号は、一酸化炭素供給原料に水素を補助促進剤として存在させる ことができ、不均質触媒からのロジウムリーチングの問題に対する解決策が反応 組成物における有限濃度の無水カルボン酸の全工程にわたる維持であると述べて いる。この特許公報は、有限濃度の無水カルボン酸が維持される反応組成物を用 いることにより反応組成物が実質的に無水に維持されると共に実質的に水および /またはアルコールが反応組成物に存在しないことを強調している。これは、水 およびアルコールもしくはその反応性誘導体の両者を反応組成物中に存在させる と共に生成物が酢酸からなる本発明の方法とは相違する。 EP−B−0250189号にも、水素の存在下におけるカルボニル化法が記 載されている。この方法においては、カルボン酸よりも1個少ない炭素原子を有 するアルコールより実質的になる供給物を、ロジウム触媒を含有する液体反応媒 体を保持したカルボニル化反応器にて一酸化炭素と反応させることにより低級カ ルボン酸を生成させ、この方法は前記反応の過程に際し前記反応媒体中に所定量 の水を(a)室温にて前記反応媒体に可溶性である沃化物から選択される触媒安 定化剤、 (b)前記アルコールに対応する低級炭化水素の沃化物誘導体、および (c)前記アルコールと前記カルボン酸とのエステルと一緒に維持することから なり、反応条件下で少なくとも4psi(27.58kPA)の水素分圧を維持 すると共に水の量を前記反応媒体の14重量%未満にすることを特徴とする。こ の発明は、不均質触媒カルボニル化に際し支持体からの活性触媒物質リーチング の問題に対処せず、実際に開示全体にわたり不均質カルボニル化触媒の使用につ き記載がない。 従って本発明は、n+1個の炭素原子を有するカルボン酸からなる生成物を製 造するに際し、n個の炭素原子を有するアルコールおよび/またはその反応性誘 導体とハロゲンおよび/またはハロゲン化合物先駆体と水と一酸化炭素とからな る組成物を液相にて高められた温度および圧力で、水素および窒素含有複素環化 合物から選択される官能基を持ったポリマー樹脂における第VIII族貴金属か らなる不均質触媒の存在下に反応させることを特徴とするカルボン酸からなる生 成物の製造方法を提供する。 n個の炭素原子を有するアルコールは好適には1〜12個、好ましくは1〜 6個の炭素原子を有する脂肪族アルコールとすることができ、メタノール、エタ ノール、プロパノールおよびイソプロパノール、ブタノール、ペンタノールおよ びへキサノールを包含する。好適アルコールはメタノールであり、そのカルボニ ル化生成物は酢酸および/または酢酸メチルを含む。その代案として或いは追加 として使用しうるアルコールの反応性誘導体はn個の炭素原子を有するジアルキ ルエーテルおよびn個の炭素原子を有するアルコールとn+1個の炭素原子を有 するカルポン酸とのエステルを包含する。メタノールの適する反応性誘導体はた とえば酢酸メチル、ジメチルエーテルおよび沃化メチルを包含する。2種以上の アルコールおよび/またはその反応性誘導体の混合物、たとえばメタノールと酢 酸メチルとの混合物も使用することができる。 促進剤としてはハロゲンまたはたとえばハロゲン化水素、ハロゲン化アルキル もしくはアリール、金属ハロゲン化物またはハロゲン化アンモニウム、ホスホニ ウム、アルソニウムもしくはスチボニウムとしうるハロゲン化合物のいずれかを 用いることができる。ハロゲン部分として沃化物を含有する促進剤が好適である 。好ましくは促進剤は、アルコールおよび/またはその反応誘導体(たとえば沃 化メチル)に対応するアルキル部分を有する沃化アルキルである。 水は本発明の方法における反応混合物の必須成分である。好適には水を、反応 混合物の重量に対し0.1重量%より多く25重量%までの量にて存在させるこ とができる。典型的には前記広範囲内で2種の範囲を区別することができ、第1 の範囲は0.1より大〜6.0重量%、好ましくは約0.5〜4重量%であり、 これは「低水」条件と称することができ、第2の範囲は6.0%より大〜25重 量%、好ましくは8〜18重量%であり、これは「高水」条件と称することがで きる。水は一般にカルボニル化プロセスに際しエステル化の副生物として生成さ れる。この水は反応混合物に循環することができる。一般に、特に「高水」条件 については反応組成物中に水を含ませる必要がある。 一酸化炭素反応体は実質的に純粋とすることができ、或いはたとえば一酸化炭 素、メタン、窒素、貴ガスおよびC1〜C4パラフィン系炭化水素のような不純物 を含有することもできる。 本発明の性能につき必須の水素は、一酸化炭素反応体と共に供給することが でき、或いは別途に供給することもできる。連続法においては水素を連続的また は間歇的に供給することができる。本発明の利点を達成するのに必要とされる水 素の量は、少なくとも用いる特定反応条件に応じて変化する。典型的には、水素 分圧は0.1〜10バール、好ましくは0.4〜8バール、特に1〜4バールと することができる。 用いる不均質触媒は第VIII族貴金属を支持体上に含む。この貴金属は、窒 素含有複素環化合物から選択される官能基を持ったポリマー樹脂に結合する。ポ リマー樹脂はたとえば2−ピリジル−2−イミダゾール、ベンズイミダゾール、 5−ベンズイミダゾールカルボン酸およびヒドロキシ置換イミダゾールおよびベ ンズイミダゾールのような未置換イミダゾールもしくは置換イミダゾールとする ことができる。 さらにポリマーは修飾四級化N−塩基またはアルキル化N−オキシドピリジン 基を有するポリマーとすることもできる。好ましくは、ポリマー樹脂はハロゲン 化ヒドロカルビルによりその場でそれぞれ四級化もしくはアルキル化された遊離 塩基型もしくはN−オキシド型における多孔質の架橋4−もしくは2−ビニルピ リジンコポリマーである。適するハロゲン化ヒドロカルビルは、ハロゲン化合物 先駆体に関し前記したものである。 より好ましくはポリマー樹脂は、たとえばレイレックス(商標)としてレイリ ー・インダストリース社から市販入手しうるような多孔質の架橋ポリ(4−もし くは2−ビニルピリジン)コポリマーから作成される。これらの例はレイレック ス(商標)225、レイレックス(商標)402、レイレックス(商標)425 およびレイレックスHP樹脂である。これらレイレックスTMコポリマーピリジ ン環はその4−もしくは2−位置にてポリマー骨格に直接結合し、次いでこれは 存在する所定%のジビニルベンゼンと架橋させる。たとえばレイレックス(商標 )425が好適ポリマーであり、これは4−ビニルピリジンと市販入手しうるジ ビニルベンセンとの25%架橋コポリマーであって便利な不溶性ビーズ型と高い 多孔度と良好な熱安定性と高濃度の金属結合部位とを示す。レイレックス(商標 )425は典型的には約18〜50メッシュのビーズ寸法にて入手しうる。レイ レックス(商標)425ポリマーの長期間使用に関する温度安定性は約260 ℃であり、これは工業のカルボニル化法につき特に実用的である。 他の好適ポリマーは、たとえばレイレックス(商標)402および225とし て市販入手しうるような他の架橋ポリ(4−および2−ビニルピリジン)コポリ マーを包含する。これらのうち、レイレックス(商標)225は2−ビニルピリ ジンと市販入手しうるジビニルベンゼンとの25%架橋コポリマーである。レイ レックス(商標)402は4−ビニルピリジンと市販入手しうるジビニルベンゼ ンとの2%架橋コポリマーである。他の該当する面において、レイレックス(商 標)225はその性能において上記レイレックス(商標)425と同様である。 レイレックス(商標)402はレイレックス(商標)225および425の約6 0メッシュ〜若干低い粒子寸法を有するビーズ型とは異なり顆粒状粉末であるが 、長期間の使用につき約225℃の許容しうる最高温度を有する。 レイレックス(商標)ポリマーの他にピリジン基もしくはピリジル基を有する 他のポリマーも本発明の触媒を作成するのに適している。これらはたとえばKE X(商標)316ポリマーアミン樹脂のようなポリマーを包含する。ビニルピリ ジンを含有する架橋ポリマーは、トルエン中での過酸化ベンゾイルおよびヒドロ セルロース、塩化ナトリウムおよび水素化ナトリウムの水溶液の存在下における 適するビニルピリジンとジビニルゼンベンとスチレンとの反応により作成するこ とができる。ポリ(4−および2−ビニルピリジン)コポリマーおよびその作成 に関するさらなる詳細は米国特許第5,155,261号に見ることができる。 第VIII族貴金属物質は任意の第VIII族貴金属含有化合物であって、不 溶性ポリマー支持体の修飾四級化もしくはアルキル化ピリジン基に結合して活性 カルボニル化触媒を生成することができる。適する金属はロジウムもしくはイリ ジウムである。 不均質触媒の作成に有用な適するロジウム含有化合物の例はRhCl3、[{ Rh(CO)2Cl}2]、RhCl3水和物、RhBr3水和物、RhI3、Rh (OH)3、Rh23、および酢酸ロジウムである。 不均質触媒の作成に有用な適するイリジウム含有化合物の例はIrCl3、I rI3、IrBr3、[Ir(CO)22、[Ir(CO)2Cl]2、[Ir( CO)2Br]2、[Ir(CO)22-+、[Ir(CO)2Br2-+、[ Ir(CO)24-+、[Ir(CH3)I3(CO)2-+、Ir4(CO)12 、IrCl3・3H2O、IrBr3・3H2O、Ir4(CO)12、イリジウム 金属、Ir23、IrO2、Ir(acac)(CO)2、Ir(acac)3、 酢酸イリジウム、[Ir3O(OAc)6(H2O)3][OAc]およびヘキサク ロルイリジウム酸[H2IrCl6]を包含し、好ましくはイリジウムの塩素フリ ー錯体、たとえば酢酸塩、蓚酸塩およびアセト酢酸塩である。 支持体における金属物質は、典型的には支持触媒の8重量%まで、好ましくは 0.05〜4重量%にて存在させる。 不均質触媒は好ましくはさらに促進剤をも含む。適する促進剤はルテニウム、 オスミウム、タングステン、レニウム、亜鉛、カドミウム、イリジウム、ガリウ ムおよび水銀から選択される。好ましくは促進剤はルテニウムおよびオスミウム から選択される。 促進不均質触媒の作成に有用な適するルテニウム含有化合物の例は塩化ルテニ ウム(III)、塩化ルテニウム(III)三水塩、塩化ルテニウム(IV)、 臭化ルテニウム(III)、ルテニウム金属、酸化ルテニウム、蟻酸ルテニウム (III)、[Ru(CO)33-+、テトラ(アセト)クロルルテニウム( II,III)、酢酸ルテニウム(III)、プロピオン酸ルテニウム(III )、酪酸ルテニウム(III)、ルテニウムペンタカルボニル、トリルテニウム ドデカカルボニルおよび混合ルテニウムハロカルボニル、たとえばジクロルトリ カルボニルルテニウム(II)ダイマー、ジブロモトリカルボニルルテニウム( II)ダイマーおよび他の有機ルテニウム錯体、たとえばテトラクロルビス(4 −シメン)ジルテニウム(II)、テトラクロルビス(ベンゼン)ジルテニウム (II)、ジクロル(シクロオクタ−1,5−ジエン)ルテニウム(II)ポリ マーおよびトリス(アセチルアセトネート)ルテニウム(III)を包含する。 促進不均質触媒の作成に有用な適するオスミウム含有化合物の例は塩化オスミ ウム(III)(水和物および無水)、オスミウム金属、四酸化オスミウム、ト リオスミウムドデカカルボニル、[Os(CO)42]、[Os(CO)322、[Os(CO)33-+、ペンタクロル−μ−ニトロドジオスミウムお よび混合オスミウムハロカルボニル、たとえばトリカルボニルジクロルオスミウ ム(II)ダイマーおよび他の有機オスミウム錯体を包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適するタングステン含有化合物の例はW(C O)6、WCl4、WCl6、WBr5、WI2もしくはC912W(CO)3および 任意のタングステンクロル−、ブロモ−もしくはイオド−カルボニル化化合物を 包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適するレニウム含有化合物の例はRe2(C O)10,Re(CO)5Cl、Re(CO)5Br、Re(CO)5I、ReCl3 ・xH2O、[Re(CO)4I]2、[Re(CO)42-+および、ReC l5・yH2Oを包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適するカドミウム含有化合物の例はCd(O Ac)2、CdI2、CdBr2、CdCl2、Cd(OH)2およびアセチルアセ トン酸カドミウムを包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適する水銀含有化合物の例はHg(OAc)2 、HgI2、HgBr2、HgCl2、Hg22およびHg2Cl2を包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適する亜鉛含有化合物の例はZn(OAc)2 、Zn(OH)2、ZnI2、ZnBr2、ZnCl2およびアセチルアセトン酸 亜鉛を包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適するガリウム含有化合物の例はアセチルア セトン酸ガリウム、酢酸ガリウム、GaCl3、GaBr3、GaI3、Ga2Cl4 およびGa(OH)3を包含する。 促進剤の供給源として使用しうる適するインジウム含有化合物の例はアセチル アセトン酸インジウム、酢酸インジウム、InCl3、InBr3、InI3、I nIおよびIn(OH)3を包含する。 各促進剤と第VIII族金属物質とのモル比は好適には0.1:1〜15:1 、好ましくは0.5:1〜10:1の範囲である。 本発明の方法は好適には1〜500barg、好ましくは10〜60bar gの範囲の全圧力にて操作される。 この方法は好適には50〜250℃の範囲の温度にて行われ、実用的な上限操 作温度は触媒の熱安定性に依存する。好ましくは温度は100〜200℃の範囲 、特に好ましくは150〜200℃の範囲である。 この方法はバッチ法もしくは連続法として、好ましくは連続法として操作する ことができる。 以下、比較試験および実施例により本発明を説明する。レイレックス(商標)425樹脂からの予備形成触媒の作成 樹脂は濡れた(40〜50%)状態で供給された(レイリー・インダストリー ス・インコーポレーション社)。水をメタノールで除去した。乾燥樹脂を室内の 温度および圧力にてメタノール溶剤中で過剰の沃化メチルにより四級化させた。 次いで樹脂をメタノールで洗浄して、未反応沃化メチルで除去すると共に空気乾 燥させた。実験 全ての実験は、ディスパーシマックス(商標)撹拌器と液体触媒注入施設と現 場での液体試料採取システムと冷却コイルとが装着された300mlのハステロ イB2(商標)オートクレーブを用いて行った。オートクレーブへのガス供給部 はバラスト容器から設け、供給ガスを供給してオートクレーブを一定圧力に維持 した。反応過程における或る時点にてガス吸収の速度を用いて速度とロジウム変 換率(酢酸モル数/ロジウムモル数/h)を特定の反応器組成(低温脱ガス容積 に基づく反応器組成)を計算した。 各バッチのカルボニル化実験につき、レイレックス樹脂をオートクレーブに充 填した。次いで反応器を窒素で圧力試験すると共に、ガス試料採取システムを介 し排気した。次いでオートクレーブに一酸化炭素(3x5barg)をフラッシ ュさせた。反応組成物の残余の液体成分を次いで液体添加ポートを介しオートク レーブに充填した。次いでオートクレーブを一酸化炭素(典型的には4barg )で加圧し、反応温度190℃まで撹拌(1500rpm)しながら加熱した。 次いで全圧力を所望の操作圧力(30barg)まで上昇させ、これにはバラス ト容器から一酸化炭素を供給した。反応器圧力を、実験全体にわたりバラスト 容器からのガスの供給により維持した(±0.5barg)。バラスト容器から のガス吸収を実験の過程全体にわたりデータログ設備により測定した。実際の反 応温度を所望反応温度の±1℃以内に、ユーロターム(商標)コントローラに接 続された加熱外套により維持した。さらに、冷却コイルにより過剰の反応熱を除 去した。反応の終了後、バラスト容器を分離すると共に試料採取システムを反応 器液でフラッシュさせ、次いで試料を採取すると共にICPによりロジウムにつ き分析した。次いで反応器を冷却コイルに使用により急速冷却させた。ヘッドス ペースのガスおよび液体生成物を試料採取し、ガスクロマトグラフィーにより分 析した。比較試験1 「低水」条件下でのベースライン反応 バッチ式オートクレーブに、圧力試験に先立ちレイレックス(商標)425樹 脂(25ml、15.8g)を充填した。このオートクレーブに、沃化メチル( 20g、0.14モル)と酢酸(54.9g、0.91モル)と酢酸メチル(5 0.1g、0.68モル)と水(13g、0.72モル)と[Rh(CO)2C l]2(0.128g、0.33ミリモル)とを酢酸(12.0g、0.2モル )に溶解して充填した。 酢酸メチル濃度(一酸化炭素)が20重量%であると計算された際、反応速度 は1098Rh変換率/hrであると計算された。10重量%の酢酸メチル濃度 にて、反応速度は586Rh変換率/hrであった。 液体試料は7.5%の酢酸メチル、2.3%の水および12.2%の沃化メチ ルにて0.7ppmのRhを含有した。比較試験2 「高水」条件下でのベースライン反応 バッチ式オートクレーブにレイレックス(商標)425樹脂(25ml,15 .8g)を圧力試験に先立ち充填した。このオートクレーブに、沃化メチル(2 0g、0.14モル)と酢酸(48.0g、0.80モル)と酢酸メチル(50 .0g、0.68モル)と水(20g、1.11モル)と[Rh(CO)2Cl ]2(0.12g、0.33ミリモル)とを酢酸(12.0g、0.2モル) に溶解して充填した。 酢酸メチル濃度(一酸化炭素)が20重量%であると計算された際、反応速度 は1558Rh変換率/hrであると計算された。10重量%の酢酸メチル濃度 にて、反応速度は892Rh変換率/hrであった。 液体試料は5.5%の酢酸メチル、6.1%の水および12.1%の沃化メチ ルにて20.8ppmのRhを含有した。 比較試験1および2は本発明の実施例でない。何故なら、カルボニル化を水素 の不存在下に行ったからである。これらは単に比較の目的で含ませる。実施例1 「低水」条件下における水素の存在下でカルボニル化 バッチ式オートクレーブにレイレックス425樹脂(25ml、15.3g) を圧力試験に先立ち充填した。このオートクレーブを水素(3x5barg)で フラッシュし、次いでオートクレーブに沃化メチル(20.1g、0.14モル )と酢酸(55.6g、0.93モル)と酢酸メチル(50.0g、0.68モ ル)と水(13.0g、0.72モル)と[Rh(CO)2Cl]2(0.129 8g、0.33ミリモル)とを酢酸(12.0g、0.2モル)に溶解して充填 した。オートクレーブを1bargの水素で加圧し、次いで加熱に先立ち3バー ルの一酸化炭素で加圧した。 酢酸メチル濃度が20重量%であると計算された際、反応速度は1166Rh 変換率/hrであると計算された。10重量%の酢酸メチル濃度にて反応速度は 606Rh変換率/hrであった。 液体試料は6.4%の酢酸メチル、2.1%の水および12.1%の沃化メチ ルにて0.2ppmのRhを含有した。実施例2 「高水」条件下における水素の存在下でのカルボニル化 バッチ式オートクレーブにレイレックス425樹脂(25ml、13.2g) を圧力試験に先立ち充填した。このオートクレーブを水素(3x5barg)で フラッシュし、次いでオートクレーブに沃化メチル(20.0g、0.14モル )と酢酸(47.9g、0.80モル)と酢酸メチル(50.0g、0.68 モル)と水(20.0g、1.11モル)と[Rh(CO)2Cl]2(0.12 7g、0.33ミリモル)とを酢酸(12.0g、0.2モル)に溶解して充填 した。オートクレーブを1bargの水素で加圧し、次いで加熱に先立ち3バー ルの一酸化炭素で加圧した。 酢酸メチル濃度が20重量%であると計算された際、反応速度は1584Rh 変換率/hrであると計算された。10重量%の酢酸メチル濃度にて反応速度は 926Rh変換率/hrであった。 液体試料は7.1%の酢酸メチル、6.5%の水および12.2%の沃化メチ ルにて12.1ppmのRhを含有した。実施例3 「高水」条件下における水素の存在下でカルボニル化 バッチ式オートクレーブにレイレックス425樹脂(25ml、13.4g) を圧力試験に先立ち充填した。このオートクレーブを水素(3x5barg)で フラッシュし、次いでオートクレーブに沃化メチル(20.1g、0.14モル )と酢酸(48.5g、0.81モル)と酢酸メチル(50.0g.0.68モ ル)と水(20.0g、1.11モル)と[Rh(CO)2Cl]2(0.126 g、0.32ミリモル)とを酢酸(12.0g、0.2モル)に溶解して充填し た。オートクレーブを4bargの水素で加圧し、次いで加熱に先立ち9バール の一酸化炭素で加圧した。反応の際のオートクレーブの全圧力を33bargに 維持した(すなわち、比較試験2と対比するため一酸化炭素の分圧を維持する) 。 酢酸メチル濃度が20重量%であると計算された際、反応速度は1913Rh 変換率/hrであると計算された。10重量%の酢酸メチル濃度にて反応速度は 1113Rh変換率/hrであった。 液体試料は4.6%の酢酸メチル、5.8%の水および12.1%の沃化メチ ルにて15.2ppmのRhを含有した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. n+1個の炭素原子を有するカルボン酸からなる生成物を製造するに際し 、n個の炭素原子を有するアルコールおよび/またはその反応性誘導体とハロゲ ンおよび/またはハロゲン化合物先駆体と水と一酸化炭素とからなる組成物を液 相にて高められた温度および圧力で、水素および窒素含有複素環化合物から選択 される官能基を持ったポリマー樹脂における第VIII族貴金属からなる不均質 触媒の存在下に反応させることを特徴とするカルボン酸からなる生成物の製造方 法。 2. アルコールが1〜12個の炭素原子を有する脂肪族アルコールである請求 の範囲第1項に記載の方法。 3. 先駆体をハロゲン化水素、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリール、金 属ハロゲン化物、ハロゲン化アンモニウム、ハロゲン化ホスホニウム、ハロゲン 化アルソニウムおよびハロゲン化スチボニウムから選択する請求の範囲第1項ま たは第2項に記載の方法。 4. 水を反応混合物の重量に対し0.1〜25重量%の濃度にて存在させる請 求の範囲第1〜3項のいずれか一項に記載の方法。 5. 水を反応混合物の重量に対し0.1〜6.0重量%の濃度にて存在させる 請求の範囲第4項に記載の方法。 6. 水を反応混合物の重量に対し0.5〜4重量%の濃度にて存在させる請求 の範囲第5項に記載の方法。 7. 水素を0.1〜10bargの分圧にて存在させる請求の範囲第1〜6項 のいずれか一項に記載の方法。 8. 第VIII族貴金属がロジウムもしくはイリジウムである請求の範囲第1 〜7項のいずれか一項に記載の方法。 9. ポリマー樹脂が未置換もしくは置換イミダゾールである請求の範囲第1〜 8項のいずれか一項に記載の方法。 10. ポリマー樹脂がポリベンズイミダゾールである請求の範囲第9項に記載 の方法。 11. ポリマー樹脂が、遊離塩基またはN−オキシド型における多孔質架橋4 −もしくは2−ビニルピリジンコポリマーである請求の範囲第1〜8項のいずれ か一項に記載の方法。 12. 50〜250℃の温度および1〜500bargGの圧力にて行う請求 の範囲第1〜11項のいずれか一項に記載の方法。
JP50395199A 1997-06-16 1998-06-12 カルボン酸の製造方法 Expired - Lifetime JP4542632B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9712601.5 1997-06-16
GBGB9712601.5A GB9712601D0 (en) 1997-06-16 1997-06-16 Chemical process
PCT/GB1998/001726 WO1998057918A1 (en) 1997-06-16 1998-06-12 Process for the production of carboxylic acid

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335396A Division JP2008101025A (ja) 1997-06-16 2007-12-26 カルボン酸の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002508759A true JP2002508759A (ja) 2002-03-19
JP4542632B2 JP4542632B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=10814322

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50395199A Expired - Lifetime JP4542632B2 (ja) 1997-06-16 1998-06-12 カルボン酸の製造方法
JP2007335396A Pending JP2008101025A (ja) 1997-06-16 2007-12-26 カルボン酸の製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007335396A Pending JP2008101025A (ja) 1997-06-16 2007-12-26 カルボン酸の製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7098363B1 (ja)
EP (1) EP0991617B1 (ja)
JP (2) JP4542632B2 (ja)
KR (1) KR100509218B1 (ja)
CN (1) CN1117058C (ja)
AT (1) ATE229492T1 (ja)
DE (1) DE69810110T2 (ja)
ES (1) ES2189189T3 (ja)
GB (1) GB9712601D0 (ja)
WO (1) WO1998057918A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070632A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Daicel Chemical Industries, Ltd. 酢酸の製造方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9712601D0 (en) * 1997-06-16 1997-08-20 Bp Chem Int Ltd Chemical process
TW546287B (en) * 1999-02-12 2003-08-11 China Petrochemical Dev Corp Process for producing carboxylic acid
GB9918229D0 (en) 1999-08-04 1999-10-06 Ici Plc Improvements relating to metal-compound catalysed processes
US6303813B1 (en) * 1999-08-31 2001-10-16 Celanese International Corporation Rhodium/inorganic iodide catalyst system for methanol carbonylation process with improved impurity profile
US6458995B1 (en) * 2000-03-31 2002-10-01 Celanese International Corporation Catalytic composition for carbonylation including iridium and pyridine polymers
US6627770B1 (en) 2000-08-24 2003-09-30 Celanese International Corporation Method and apparatus for sequesting entrained and volatile catalyst species in a carbonylation process
JP4891482B2 (ja) * 2001-02-06 2012-03-07 千代田化工建設株式会社 カルボン酸の製造方法
GB0404793D0 (en) 2004-03-03 2004-04-07 Bp Chem Int Ltd Process
GB0427021D0 (en) 2004-12-09 2005-01-12 Bp Chem Int Ltd Process
TW200815333A (en) * 2006-09-20 2008-04-01 China Petrochemical Dev Corp Manufacturing method of carboxylic acid
CN101153002B (zh) * 2006-09-28 2011-04-20 中国石油化学工业开发股份有限公司 羧酸的制造方法
US7902398B2 (en) 2007-04-25 2011-03-08 Celanese International Corporation Method and apparatus for carbonylation with reduced catalyst loss
CN107349959A (zh) * 2017-07-03 2017-11-17 上海华谊(集团)公司 保持或生成正一价铑催化剂活性中心的方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4328125A (en) 1979-05-14 1982-05-04 University Of Illinois Foundation Heterogeneous anionic transition metal catalysts
US4625049A (en) 1982-06-30 1986-11-25 Chevron Research Company Alcohol carbonylation process using a bimetallic nickel catalyst
US4628113A (en) 1982-06-30 1986-12-09 Chevron Research Company Alcohol carbonylation process using a bimetallic cobalt catalyst
CA1299195C (en) * 1986-06-16 1992-04-21 G. Paull Torrence Addition of hydrogen to carbon monoxide feed gas in producing acetic acid by carbonylation of methanol
US5155261A (en) 1987-02-05 1992-10-13 Reilly Industries, Inc. Process for acetic acid preparation and heterogenous catalyst for same
US4874558A (en) 1987-05-21 1989-10-17 Indiana University Foundation Polymer catalyzed synthesis of acid anhydrides
US5334755A (en) 1992-04-24 1994-08-02 Chiyoda Corporation Process for the production of acetic acid from methanol and carbon monoxide using supported rhodium catalyst
US5281359A (en) 1992-08-31 1994-01-25 Hoechst Celanese Corporation Polymeric carbonylation catalyst system
GB9303770D0 (en) * 1993-02-25 1993-04-14 Bp Chem Int Ltd Process
US5364963A (en) 1993-04-30 1994-11-15 Chiyoda Corporation Supported rhodium catalyst, method of preparing same and process of producing acetic acid by methanol carbonylation using same
CN1037584C (zh) * 1995-05-04 1998-03-04 中国科学院化学研究所 咪唑类高分子铑催化剂及其制法和用途
JP3638345B2 (ja) 1995-08-22 2005-04-13 信越化学工業株式会社 熱分解窒化硼素容器
GB9712601D0 (en) * 1997-06-16 1997-08-20 Bp Chem Int Ltd Chemical process

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070632A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Daicel Chemical Industries, Ltd. 酢酸の製造方法
JP2006182691A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Daicel Chem Ind Ltd 酢酸の製造方法
US7683212B2 (en) 2004-12-27 2010-03-23 Daicel Chemical Industries, Ltd. Methods for producing acetic acid
JP4526381B2 (ja) * 2004-12-27 2010-08-18 ダイセル化学工業株式会社 酢酸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0991617A1 (en) 2000-04-12
JP4542632B2 (ja) 2010-09-15
GB9712601D0 (en) 1997-08-20
CN1117058C (zh) 2003-08-06
EP0991617B1 (en) 2002-12-11
ES2189189T3 (es) 2003-07-01
ATE229492T1 (de) 2002-12-15
US7098363B1 (en) 2006-08-29
DE69810110T2 (de) 2003-08-21
KR20010013898A (ko) 2001-02-26
DE69810110D1 (de) 2003-01-23
CN1260775A (zh) 2000-07-19
KR100509218B1 (ko) 2005-08-18
WO1998057918A1 (en) 1998-12-23
JP2008101025A (ja) 2008-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008101025A (ja) カルボン酸の製造方法
KR100728432B1 (ko) 카보닐화 공정에서 동반된 촉매 및 휘발성 촉매 종을 격리시키는 방법 및 장치
JPH10310548A (ja) 酢酸の製造用イリジウム触媒カルボニル化方法
JP3868555B2 (ja) ジメチルエーテルのカルボニル化による酢酸の製造方法
JPH08245492A (ja) アルコールのカルボニル化方法
TWI355376B (en) Carbonylation process using metal-polydentate liga
JP5336028B2 (ja) 酢酸の製造方法
KR100716393B1 (ko) 이리듐 및 피리딘 중합체를 포함하는 카보닐화 촉매 조성물
US4602062A (en) Conversion of polyvinyl alcohol to acrylic acid polymer
JPH0556328B2 (ja)
MXPA96004931A (es) Proceso para la produccion de acido acetico mediante la carbonilacion de eter dimetilico

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070703

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term