JP2002506731A - 3個以上の旋回する調節可能なアームを有する圧延スタンド - Google Patents

3個以上の旋回する調節可能なアームを有する圧延スタンド

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、管、又は、平坦ブルーム、棒鋼、線棒等の圧延に関するものである。圧延機は外側負荷坦持構造体で形成され、該構造体には、そこから引出すことが出来る複数のホルダが収容され、ホルダにはレバー・アーム(18、19、20)が装着され、該レバー・アームは圧延される管或いは物体が前進する圧延軸に対して横断する方向に枢軸回転可能である。該アームは、一端で作業ロール(48、49、50)を支持し、他端でそれぞれのホルダにピン(枢軸22、23、24)によって固定されている。本発明の圧延機には、圧延軸の周りにホルダを回転する手段が効果的に存在する。これにより、保守のために受ける周期的な機械加工の結果、ロールの寸法が減少し、そして、それを支持するレバー・アーム(18-20)の旋回のみでは作業姿勢がもはや復旧できないとき、ロールを理想の作業状態に戻すことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、金属管、具体的には継目無管の圧延に関するものである。しかし、
平坦ブルーム、棒鋼、線棒のような全体に棒状体の圧延に用いることも出来る。 説明を更に進める前に、従って指摘したいことは、この記載及び特許請求の範
囲において、簡潔のために、主として管の圧延に言及するが、しかし、特に断ら
ない限り、記載したことは上述の棒状体にも当てはまると考えられるものである
【0002】
【従来技術】
3個以上の駆動ロールを有するスタンド或いは圧延装置をもつ圧延機に関して
近年この分野で適切な改良がなされた。この思想によって作られる圧延機は、実
際、2個の対抗ロールを有するスタンドからなる従来の圧延機よりも達成される
作業をより良いものとする。 従って、この観点から、これらのものは好ましいのであるが、実際の構成には
幾つかかなりの問題を伴うが、これらの問題のうち、負荷の掛った状態での調節
がある。 イタリア特許第1254864号及び第1264032号に十分説明している
ように、その目的でその記載を参照するが、この種類の調節は、処理される管が
それに沿って前進する圧延軸から、ロールの回転軸までの距離をチェックするこ
とにある。3個以上の駆動ロールを有する圧延スタンドからなる圧延機でそれを
行わなければならないときに、一連のかなりの技術的な問題がある。 簡単に言うと、これらの問題は、圧延機の外側の構造体から引出すことができ
る支持ホルダ或いはフレ−ムにヒンジ結合され、圧延軸を横断する面内で旋回す
る各々のレバー・アームに作業ロールを装着することによって克服することが出
来る。上記構造体は側面に沿って実質的に管状或いは開けるのが都合がよい。 最初のケースは、マンドレルで管を処理するのに特に適している、というのは
、圧延軸の周りを閉鎖する構成が、この作業中に生じるかなりの半径方向ストレ
スを最適に補償するからである。2番目のケースは、それに対して、それぞれの
旋回するアームをヒンジ結合された各ホルダが他のホルダとは独立に引出され、
挿入されるならば、構造体の開いた側の領域で圧延軸に対して半径方向に単にそ
れを動かすことによりロールの交換及び保守を容易にする。 ここで考えている圧延機の保守に関して重要な点は、それらのロールの定期的
な再旋盤細工にあり、事実、特徴的な溝付輪郭を有する形状のロールの作用面は
、時間が経過すると、磨耗又は破損が避けられないものであり、そのため、作業
の質を維持するために、ある期間経過後にロールを再旋盤細工し、所要の動作状
態に復帰させる。 この旋盤細工作業はロールの作用面から材料層を除去するために行うが、その
輪郭は圧延される管の外部輪郭に対応させなければならないから、その輪郭を変
えないように注意しなければならない。再旋盤細工が完了すると、従って、ロー
ルは、その直径に沿って除去された材料の厚さの2倍に等しい値だけ減少した公
称の寸法を溝付輪郭に沿って有する。所定の直径の管を圧延するために、この機
械加工による僅かな減少値は、旋回アームによって出来る圧延機の姿勢を調節し
て、補償することが出来る。しかし、ある限界を越えると、もはや補償できず、
まさに、ロールが数回の再旋盤細工作業を受けるときに生じる状態である。 図1はその状態を表していて、ロールの表面から多くの厚みが除去されると、 所定の外直径の管を圧延するのに、ロールの溝付輪郭を適切な位置に持ってくる
ために必要な各レバー・アームの旋回は、ロールを原対称面(即ち、再旋盤細工
作業の前に管の圧延軸を通る中間の面)から変移させるが、これは精確な圧延で
は許容することは出来ない。 この問題を克服するために、前記イタリア特許から分かるように、前述した支
持フレームまたはホルダに調節可能に装着されたピンの周りにレバー・アームを
ヒンジさせることが知られている。即ち、ロールの再旋盤細工による今記述した
効果を補償するための解決方法によれば、レバー・アームが周りを回転するピン
の位置を調節する。この作業は、圧延機の保守をする作業員によって手作業で行
われる。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】
しかし、この調節は、関心のある領域で圧延処理から生じる各種の皮膜や沈積が
生じるかも知れないのでいつも容易ではないが、ホルダの各ピンでその調節を繰
り返さなければならないことは明らかである。各ホルダに3個以上のレバー・ア
ームがあり、圧延機には6個以上のホルダがあるかもしれないので、全てのピン
を調節するのに要する時間と処置は非常に長い厄介なものになるかも知れないこ
とが容易に理解される。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明では、そのような状態を除去するためのものである。 換言すれば、本発明は、圧延軸を横断して旋回するレバー・アームを有する形
式の圧延機を提供することであり、これらのアームは外側の負荷坦持構造体から
引出しうるホルダに配置され、これがアームの枢軸点の位置を調節して、前記し
た従来技術の問題を克服できる。 この目的は、特徴が本明細書の特許請求の範囲に説明されている圧延機により
達成される。 その特徴とそれからもたらされる効果を有する発明全体が図面に示される好ま
しいがそれに限られない実施例の詳細な説明から明らかになる。
【0005】
【実施例】
図において、本発明による圧延機は全体に1で示されている。
【0006】 圧延機は、一連の環状の板状素子3からなる外側負荷坦持構造体2を有し、前記
素子3は、処理される管が前進する圧延軸でもある圧延機の長軸Lに沿って互い
に所定の間隔で並んで配置され、図に略図的に示すように板状素子3は基部4の
上にあり、前記引用したイタリア特許から既に知られているのと同様に、結合体
によって、或いはスペーサ5によって互いに強固に保持される。
【0007】 構造体2の中に、下記に詳細に記載される複数のロール・ホルダ10が一組とし
て構成される。簡潔のためにそれらのうちの1つについて一般に説明する。
【0008】 各ホルダ10は、処理される管を通す孔12が中央に形成されている端壁11、
及び前記壁に面して配置され該壁に3個の端片14、15、16によって強固に
結合された実質的に平坦フレームとして形成される補強体13を含む。特に図4
及び図6から分かるように、端壁11及び補強体13は内部にあるスペースに最
適に適合する多角形外縁を有する。この外縁の輪郭は設計によっては、図示のも
のとは異なるものとすることが出来る。
【0009】 図6及び図7に示すように、3個のレバー・アーム18、19、20が枢軸22
,23,24の周りを自由に回転できるようにするために、3個の端片14−1
6が間隔を置かれている。即ち、端片14−16の間隔を十分に離して、それら
の間にレバー・アーム18−20が収容できるようにする。
【0010】 この状態で、端片14−16の領域に枢軸22−24が配置される事実の重要性
を強調したければならない。実際、このことはホルダ10が横方向に留まり、従
ってレバー・アーム18−20が前記したように自由に旋回することが出来る。
というのは、端壁11を補強体13に結合するいかなる素子によってもその回転
動を妨げられないからである。
【0011】 ホルダ10は圧延機の外側構造体2にその下流側端、即ち、そこから圧延された
管が出て来る端、から差し込まれる。軸Lに平行に延び板状素子3に固定された
2個の案内部26および27に沿ってホルダ10は滑動される。
【0012】 具体的には、ホルダ10は、それらの端片14−16が圧延軸Lを通る垂直方向
Vに対して略対称の三角形を形成する様に構造体2内に配置される(特に図3、
5、及び6参照)。この「略」対称にする理由は後で説明する。
【0013】 更に、本発明の好適実施例によれば、ホルダ10は、構造体2の圧延軸Lより下
のレベルに配置されたそれらの2個の端片15及び16内に、案内部26及び2
7に掛るそれぞれの脚30及び31を有する。
【0014】 本発明のこの実施例では、各ホルダの片側に2個で、4個の脚30及び31があ
り、この脚は前記案内部に向かってホルダから伸びている。脚は調節も出来る。
これは、それに付設した端片15及び16の位置を変えるために調節できること
を意味する。
【0015】 支持脚30、31の調節は、脚の内部に設けられたそれぞれの装置によって行わ
れる。
【0016】 図8において、これらの装置は、凹状基部33に掛る丸い下端32aを有する枕
形の素子32を含む。基部33は実際には各支持脚30、31の部分であり、2
個の案内部26及び27に沿って滑動させられるためのものであり、同時に素子
32を枢軸可能に支持して、即ち、垂直Vに対して僅かに傾斜させることが出来 る。図示しない手段を枕形素子32と基部33の間に設けて、枕形素子32を基
部33に結合して、それらのスリップ分離を防ぐことが出来る。
【0017】 素子32は、ホルダのそれぞれの支持脚の内部を貫通して延在する孔34内で滑
動するために案内され、その上に固定され、かつ、所望の調整に従って置換可能
なスペーサ37が脚の上向きの面にボルト36により固定される。
【0018】 後でよく分かるように、今記述した装置はホルダの支持脚を昇降することにより
行われるレバー・アーム18-20の枢軸22-24の所望の調節を可能にする。
しかし、本発明のこの点を詳細に考える前に、圧延機1全体の説明を終わらせる
のが適切である。
【0019】 ホルダ10が、圧延機の構造体2の内側の作業位置に達した後で、構造体2に固
定された同じ数だけある直角の接触部材39と協同して、下から各ホルダの端片
15及び16に作用する4個の液圧シリンダ38(案内部26及び27の近傍に
配置された、ホルダのそれぞれの側部に2個)によって垂直に締め付けられる。
【0020】 各ホルダの水平方向の止めに関する限り、各ホルダに水平に作用するスラスト部
材40によって行われ、従って、スペーサ37が反対側に配置された直角接触部
材39と接触させられる。
【0021】 最後に、各ホルダを作業位置に間違いなく止めるために、本実施例では、垂直軸
Vに沿って上側端片14に作用するスラスト部材41が更に設けられる。
【0022】 レバー・アーム18-20の位置の調節、即ち、それぞれの枢軸22-24の周り
の旋回は、幾たびも引用し、更に参考に引用する前記特許と同様の既知の手段に
よって行われる。
【0023】 要約すると、これらの手段は液圧、又は電気−機械式シリンダ−ピストン装置4
3、44、45であり、それらは、一部分(通常シリンダ)が圧延機の2個の板
状素子3の間に固定されるが、他の部分(即ち、ピストン)は圧延軸Lに対して 半径方向軸に沿ってそれに向かって移動できるといえば十分であろう。移動可能
な部分がアームに作用して、アームの旋回を妨げ、従って、所定の調節パラメー
タに従って圧延軸Lからのそれぞれのロールの回転軸の距離を維持する。
【0024】 シリンダ−ピストン装置が電気−機械式ならば、それらは普通、「スクリュー(
screws)」として知られている、というのは、固定された部分とのねじ付
結合により移動可能部分は並進させられるからであるが、液圧手段では、それは
「カプセル(capsules)として知られている。
【0025】 各レバー・アーム18−20は、図示していない駆動手段に結合された各ロール
に対応する延長部51、52、53によって駆動されるそれぞれの作業ロール4
8、49、又50を支持する。更に、前記アームは、それぞれ平衡機構55によ
って掛けられる力の作用点として働く突起部18a、19a、20a有する。平
衡機構55は関節式装置であって、液圧アクチュエータ56が圧延機の構造体2
の固定軸の周りを旋回する揺り子57の一端に作用する。他端では、揺り子57
は対応するアームの突起部18a、19a、20aに力を掛け、全体(ロール及
びそれぞれの支持体を含め)の重さを平衡し、従って、シリンダ−ピストン装置
43、44、又は45と接触する所定の条件を保証する。
【0026】 前記特許に記載の従来の圧延機では、この機能はスプリング或いはそれに相当し
た装置によって行われたが、それらは、ロール・ホルダ内に配置される。これに
対して、本発明による解決は、平衡機構55は圧延機の構造体2に装着され、従
って、その重さはロール・ホルダ10に掛らず、そのため、軽量にすることが出
来、その操作が容易になる。
【0027】 ここまで記述した圧延機の好適実施例では、1個のホルダ10のレバー・アーム
18-20は、同じ組の隣接ホルダのアームに対して垂直軸Vの周りを反転する構
成に配置される。従って、駆動延長部は隣接ホルダの駆動延長部と平行で、その
ため、構造体2の周りのロールの駆動モータの構成を簡単にする。(これに関し
て、図1及び図5を参照すると、図5では、隣接ホルダの延長部は破線の枠内に
示されている。)
【0028】 特に、この実施例の様に、ホルダあたり3個のロールを有する圧延機の場合、ア
ーム及びホルダの好適な構成は図示しているが、垂直方向Vに沿って配列された 上側端片14、複数の駆動延長部は互いに120度をなし、1つの延長部は垂直
方向に平行である。
【0029】 このため、ロール・ホルダ10の構成及び圧延機内での配置は本発明の有利な効
果を更に提供するものである。
【0030】 実際、それぞれの端片14-16は全て、長軸Lに平行な線に沿って、構造体内の
一組のホルダを通して、互いに整列される。図5では、これらの線は紙面に垂直
で、且つ見えているホルダの端片14-16を貫通している。
【0031】 本発明の圧延機において、構造体内にホルダの組を形成し、且つ、それらの間の
遊びをとるために、圧延機の端から、即ち、端片14-16が整合した線に沿っ て圧延した管が出てくるその下流端から、軸方向スラストを掛けて、それらを一
緒につつみこむことが可能である。
【0032】 端壁11及び補強体13がホルダをかなり重くさせるような厚みを持たせなけれ
ば、軸方向にかかるストレスに対抗することが出来ないならば、実際これらの端
片は、軸方向に印加されるストレスに対抗するのに最も適しているホルダ10の
点である。
【0033】 従って、3個の締付け装置58が圧延機1の下流端に取り付けられ、それらはそ
れぞれ構造体2の内部に向かって移動できる滑動部59及び滑動部が前進位置に
あるとき、端片14-16が整合される線の1つに沿って配置された各バッフア 61に軸方向の力を印加する傾斜のある活動面60を有する液圧シリンダからな
る。
【0034】 バッフア61は本実施例のように、管が貫通できるように中央に孔を空けられた
板で構成される端素子62上に有利に形成することが出来、構造体2内にある複
数のホルダ10で形成される組みを閉じこめ、後で述べる装置によってその除去
及び挿入をするのに役にたつ。
【0035】 先に進む前に触れておくのが適当と思われることは、本願発明の実施例では、構
造体2内に置かれた複数のホルダ10がフック65によって互いに結合され、そ
のため、鉄道列車の車両のように一緒に引っ張ることによって、案内部26及び
27に沿って出口に向かって動かすことが出来ることである。
【0036】 勿論、必要な場合に、個々のホルダを解放するためにフック65は外すされる。
このため、それらは関節式にして、各ホルダ10の支持脚30、31に対してそ
れらを枢軸回転させる。好適な解決法は、軸Lの一方の側及び他方の側にそれら
を交互に配置する。これにより、これから説明する方法に従ってホルダが構造体
2の外側にあるとき、ホルダをその軸の横断」方向に動かすことが出来るように
する。
【0037】 これに関連して、付け加えて説明すると、ホルダを圧延機の出口に向けて一緒に
引っ張るとき、フック65は数センチだけ間隔を置くことが出来るホルダの相対
的なある移動を可能にする。最後に、注意しておきたいことは、端部素子62も
フック65を有し、そのためそれに隣接するホルダに結合することが出来ること
である。
【0038】 ホルダ10の除去及び挿入のために、圧延機1は2個の液圧シリンダ70を含み
、これらシリンダは軸Lに平行であり、その両側に配置され、圧延機の外側構造
体2を形成する環状の板状素子3を貫通して延在する。
【0039】 圧延機の出口に面する液圧シリンダの端部71は、交差部材72によって一緒に
結合され、交差部材は複数のホルダからなる組の端部素子62を構成する板に表
面から固定される。
【0040】 構造体2からホルダを引出すとき、液圧シリンダが作動され、交差部材72と共
に端部71は、圧延機の下流端、即ち、図11で右に向かって移動する。その移
動の結果、交差部材72に固定されている端部素子62はそれに結合されている
ホルダ10をフック65によって圧延機の出口に向かって引っ張る。
【0041】 ここで指摘しなければならないことは、構造体2の下流に、図示はしていないが
、それ自体公知の装荷−荷降し装置がある。その装置は、例えば前記イタリア特
許に記載のトロリー式のもので構成することが出来、その装置はホルダを受け、
それを圧延機から、又圧延機に向けて輸送する。
【0042】 最後に、ここまで記載した本発明による圧延機の実施例にある更に重要な新機能
として、レバー・アーム18、19、20の特別な構成について強調しなければ
ならないが、図12、図13にその1つだけ示し簡潔のためにそれについて説明
する(他の2つも同じである)。
【0043】 レバー・アーム18は固定部分80、即ち、アームによって圧延される管の寸法
に関係なく同じである部分、を含み、この部分は枢軸22を収容するシート81
から延在している。この固定部分は2個の平坦な半アーム80a,80bで形成
され、その間にロール48を各駆動延長部に接続するための連結部81が配置さ
れる。
【0044】 その上に先に述べた付属体18aも配置されているアームの固定部分80は、軸
の周りを自由に回転するロール48を装着したチョック83を支持する端部82
で終端する。チョック83はそれを支持する端部82に、側面から側面までそれ
らを貫通する4個の大きなボルト84によって固定される。ボルト用の孔は端部
82の他の位置に効果的に設けて、作業ロールの寸法に従って異なる大きさのチ
ョックを装着することができる。
【0045】 半径方向の圧延力がそれを通して伝達される端部82を固定部分80が有するこ
とに関して、レバー・アーム18は前記イタリア特許と基本的には異なっている
。この端部はヨーク状チョック83を支持するので、ロール48に作用する前記
の力は実際にロールの軸受けによって端部82に伝達され、思いだされるであろ
うが、端部82に液圧シリンダ−ピストン装置45がロール48の反対側に作用
する。それとは異なり、先の場合はこれらの力は(アームの固定部分ではなく)
ヨーク状チョックにのみ作用し、従って、チョックは補強しなければならず、そ
のため更に重くなるのは避けられない。
【0046】 今の場合は、従ってチョックの交換はより容易である。
【0047】 ロール・ホルダ10を作業位置に置き、そして先に記載したように締め付けた後
に行われる圧延作業に関しては、先に引用したイタリア特許で記述した例と同じ
ように圧延機は動作する。従って、該イタリア特許の記載をここにその主題に関
する事に関して参照する。
【0048】 その周りをレバー・アームが旋回する枢軸の調節に関しては、下記の点を考慮す
べきである。
【0049】 前述したように、ホルダ10の支持脚30、31は調節可能で、その結果、対応
する端片15及び16の位置、従ってそれに付設された枢軸23、24の位置を
変えることが出来る。一方の側の支持脚30を下げ、他方の側の支持脚31上げ
る結果、その水平の僅かな変位と組み合わさって、位置の変化が生じ、図3に略
図的に示すように、圧延軸Lの周りにロール・ホルダ10の回転を生じる。
【0050】 この回転は実際には、およそ1ないし2度であって、図ではよりはっきりさせ、
理解を容易にするために拡大していることを指摘したい。
【0051】 図において、各枢軸22−24の圧延軸L(図の平面に対して垂直であり、又、 それらが回転する円の中心を表す)からの距離はRで表している。
【0052】 圧延軸Lからのロール回転軸の最初の距離はHで表され(図を明瞭とするため、 ロール49だけに表している)、この距離はホルダが回転する前を考えていて、
ΔHは回転がなされた後の距離の変化を表す。
【0053】 枢軸22−24の他の移動成分であって、Hに垂直なものをΔBで表すが、これ は図3a、3bにおいて拡大メモリで目視できる。最後に、ロール・ホルダが受
ける回転を図ではαで示す。
【0054】 これらの記号を用いて次の式を書くことが出来る。 ΔH=R*sin α ΔB=R*(1-cos α) これらの式から、変数に実際の値を与えて、例えば、ΔH=15mm、ΔB=12
00mmとすると、α=0.7160、ΔB=0.094mmとなる。
【0055】 実際には、ホルダ10に与えられる回転による軸に沿うロール48−50の変位
ΔBは無視しうるので、従って、特に、ホルダ10の回転はロールの旋盤細工の 前に行うので、変位ΔBの影響はその機械加工中に補償することが出来ることが 記憶にあれば、圧延機の調節に重要な影響となることはない。
【0056】 換言すると、変位ΔBは最初の対称面に対してロールの輪郭の並進運動を伴うが 、この事例の場合、前記従来特許の圧延機を参照して詳細な説明の冒頭で明らか
にしたような悪影響にはならない、というのは、それは無視しうる大きさである
か、或いは、ロールの旋盤細工によって補償されるからである。
【0057】 ここで記載した実施例によると、支持脚30及び31は、ロール−ホルダ10を
圧延機に挿入する前に調節される。
【0058】 このことは、ロール・ホルダ10が構造体2の外側にあるとき、調節が必要なよ
うに、例えば、図9に図示するように、それは傾斜せられる、ことを意味する。
それから、支持脚30、31の頂部にボルト36で固定された、調節に必要なス
ペーサ37によって、スペーサの下に枕形素子32が押すことによってこの状態
に維持される。
【0059】 このようにして構成されたホルダは、それが案内部26、27に沿って載ってい
る基部33の滑動により、構造体2に挿入される。ホルダが所望の位置に到達す
ると、スラスト部材40が水平方向に作用してホルダ10を左側の直角接触部材
39に向かって(図9参照)、対応するスペーサ37がそれに接触するまで移動
する。
【0060】 この点で、ホルダの下に在る4個の液圧シリンダ38が作動され、スペーサ37
が接触部材39と接触するまで、ホルダを上方に押し進める。
【0061】 ここで指摘しなければならないことは、前記スペーサは、その上面が同じ高さと
なるように形成することである(図9参照)。ホルダがシリンダ38によって上
昇させられたとき、その重量は案内部26、27に載ることも、或いは、素子3
2及び基部33に載ることもないことも注意されたい。
【0062】 いま記述したように、ホルダ10の垂直及び水平の変位を適当に選択することに
より、枢軸22-24の前記調節を達成するために、所望の回転をホルダに与え ることが出来る。
【0063】
【発明の効果】
その結果、この調節によって構成される本発明の目的はこのように十分達成さ
れた。更に、本発明は更に重要な効果を達成することを見逃されないことである
。 それらのうち、レバー・アーム18−20を外側に十分傾斜させることが出来
る様に(図6)、ロール・ホルダ10は横方向に開いている構成に注意されたい
。これは、圧延機の外側構造体からホルダを引き出すことによって行われる作業
ロールの保守或いは交換を容易にする。 これに関連して、前記従来特許では、これらの作業が出来るようにするため、
ロール・ホルダは前面が開いた構成を有し、即ち、その上に補強体13が今は配
置される側に対応する側面が開いている。事実、これらの特許においてはレバー
・アームを十分外側に傾斜できないことで、ロールの保守或いは交換のためにロ
ールに自由に接近することが出来る。 この事実は、特にマンドレルを用いて運転するときに、圧延中に生じる軸方向
ストレスに対して構造的により弱いホルダになる。軸方向ストレスは実際圧延軸
と平行な方向に作用し、ロール・ホルダをその方向に曲げる傾向がある。従って
、このホルダの前面が開いた構造はこの曲げに対して良い抵抗を与えないし、こ
の状態を補償するために、従って、厚い、且つ重いホルダを形成する必要がある
。 それに対して、本発明では、旋回アームの枢軸が配置される領域で一連の端片
14-16を用いて一緒に結合される端壁11と補強体13によってホルダが形 成されるので、軸方向のストレスに抵抗し、従って、前記の従来技術の変形した
ものより、更に軽くすることが出来、そのため操作がより容易な解決をもたらす
。 又、この形式のロール・ホルダは管状の外側構造を有する圧延機、即ち、マン
ドレルで管を圧延するのに好ましい圧延機に対して特に適している。 この種類の圧延機では、ホルダの取り替えは、外側構造体に対して軸方向(明
白な理由で、半径方向ではない)で行われる。従って、構造体の内側にホルダが
沿って動かされる案内部或いは同様な滑動手段を設ける必要がある。従って、こ
れらのホルダは案内部或いはそれに等価な手段に載せるための坦持脚を有しなけ
ればならない。 この実施例では、ロール・ホルダ内で端壁11を補強体13に結合する端片1
4-16があるので、これら端片に支持脚30、31の取り付けを容易にし、レ バー・アームの外側への傾斜の妨げにならない。 最後に、本発明の圧延機で提供されるホルダ引出し装置について少し説明しな
ければならない。 実際、この装置を既に引用した特許に記載の従来技術から区別する特徴は、圧
延機の端から、即ち、処理された管が出てくる下流端から、実施することである
。 このことは、圧延中に圧延機の外側構造体に形成されたホルだの組み内にある
1個のホルダの作業ロールに故障が生じるとき、全部のホルダを除去する必要が ないというかなりの利点がある。 例えば、いわゆる管停止の場合、即ち、管が作業ロールによって正しく引出さ
れないとき、そして、1つの圧延スタンドと次の圧延スタンドとの間で管が集積
するかも知れないし、同時にマンドレル上に締め付けられるならば、ホルダの組
みを押して圧延機の入力端から出力端までそれらを滑動させることは出来ない。
というのは、集積した管の上流にある作業ロールは閉塞し、移動を妨げるからで
ある。 それに対して、本発明の除去装置を用いて、管の停止が生じた点の下流にある
少なくともそれらのホルダを引出すことが出来る。実際、それらは、圧延機の出
口に向かって引出し装置によって引張られ、その装置は、前述したように、ただ
の1つからではなく、外側構造体2の出口端から作用する。 圧延機の外側構造から複数のホルダ10を引出すのもかなり容易になる。それ
は、係合手段が1つのホルダと他のホルダとの間に設けられ、それらを一緒に引
出すことが出来るからである。明らかに、これは、それらを一度に1つ引出す必
要がなく、このため作業が簡単で早くなる。 さらに、強調すべきことは、ある程度の間隔をホルだ間に許容するフック65
が、軸Lを横断して移動するようにホルダを引出すことが出来ることである。 換言すると、複数のホルダの組みを構造体2から取り出すとき、それらに掛か
る引張り力及びそれらの支持脚30、31の案内部26、27に対する摩擦、フ
ック65によって可能になったすべりに従ってそれらに間隔を生じさせる。 各種の引出されるホルダ間の距離(数センチ)は、前記した横断する方向の個
々の移動を容易にし、それは、たとえば、必要に応じて、保守のために一つ一つ
内部検査をするのに役立つ。 これに関連して注意されたいことは、ホルダを新しいホルダと取り替える作業
を容易にする方法であって、引出されるホルダ間の距離が許容するものであれば
、新しいホルダは引出されたホルダの脇に用意することが出来る、そのような方
法に従って、記述したフック65の特別な構成は、引出される隣接するホルダ1
0を軸Lの一方の側及びその反対側と交互に動かす、即ち、シフトする、ための ものである。 ここで記述した実施例に関する各種の変更は明らかに除くべきではない。 それを示すと、レバー・アームの枢軸の位置を調節すためにロール・ホルダ10
を回転させる手段は、ここで記載した装置とはかなり異なるものを構想するのは
実際難しくない。 例えば、圧延機の構造体内にホルダを挿入する前に、先に記載した回転を生じ
る必要はないことを指摘したい。更に、素子32、基部33、各種の支持シリン
ダ38、及びスラスト部材40の代わりに、案内部26及び27の上のホルダ1
0の支持点の下に置かれるスペーサを、くさびのように、単に用いることも考え
られる。同様に、液圧シリンダ又は同様な手段で、たとえば、電気-機械型、を 単に用いてホルダの回転を生じさせる可能性も除くべきでない。 換言すると、ここで考えた実施例で、32で表したのと同じように各ホルダの
下に配置された、又は、支持脚30及び31に組み込んだシリンダ又はジャッキ
によってでもその回転を行うことも出来る。 より一般的には、ホルダを回転する技術解決手段は状況に最も適した設計に依
存するということが出来、従って、圧延機の外側構造体の形にも依存し、前記実
施例では、円筒形状をした管状であり、しかし、横方向に開いたような異なる形
状も排除されない。 更に、容易に分かることであるが、作業ロールの数及び各ホルダに在る各旋回
アームの数は、前に考慮した3個とは異なる数にできる。 最後に、忘れてならないことは、マンドレルそして/又は管を案内する装置の
ような、圧延に用いる各種の装置を、圧延機内の、その上流或いは下流、又中間
の位置に設けることが出来る。 これらの装置の使用も、発明の圧延機の使用する型による。発明の圧延機はマ
ンドレルを用いて継目無管の処理に特に適しているが、棒鋼、又は、一般に棒状
体、例えば、棒、線、等の使用の可能性も排除すべきでない。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】ピンの調節をせずに、再旋盤細工後のレバー・アームの状態を表してい
る。
【図2】本発明による圧延機の斜視図である。
【図3】本発明によるレバー・アームの枢軸点の調節を略図で示すものである。
【図3a】本発明によるレバー・アームの枢軸点の調節を略図で示すものである
【図3b】本発明によるレバー・アームの枢軸点の調節を略図で示すものである
【図4】図2に示す圧延機の一部分の長軸方向断面を示すものである。
【図5】図4の線V−Vでの断面である。
【図6】圧延機の外側構造体から引出された、各作業状態でのロール・ホルダ・
フレームを示す。
【図7】圧延機の外側構造体から引出された、各作業状態でのロール・ホルダ・
フレームを示す。
【図8】図5の詳細図で拡大して示している。
【図9】図8の詳細の動作を略図的に示す。
【図10】本発明による圧延機のロール・ホルダの支持脚の詳細側面図である。
【図11】前図等で示す圧延機の部分断面平面図である。
【図12】本発明の圧延機のレバー・アームの前面図である。
【図13】本発明の圧延機のレバー・アームの側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バンディーニ,ステファノ イタリア国, 20131 ミラノ, ビア ロモナーコ 15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管、又は、一般に棒状体に対する圧延機であって、該圧延機は、圧
    延軸Lに沿って配列された外側負荷坦持構造体(2)、該外側構造体から引出す ことが出来る1個以上のロール・ホルダ(10)、各ホルダに対して複数の作業
    ロール(48,49,50)、を含み、ここで、該ロールは前記ホルダに接続す
    るための対応する枢軸(22、23、24)の周りを、圧延軸を横断する面内で
    旋回する各レバー・アーム(18、19、20)に装着され、更に、前記外側負
    荷坦持構造体内で、前記ホルダを滑動するための案内手段(26、27)を含む
    圧延機において、前記圧延機が圧延軸の周りに前記ロール・ホルダを回転して、
    前記レバー・アームの蝶番式枢軸の位置を調節する手段(30、31、32、3
    3、34、37、38、39、40)を含むことを特徴とする圧延機。
  2. 【請求項2】前記ロール・ホルダ(10)を回転する手段が、各ホルダに作用す
    る複数の液圧、そして/又は、電気機械式スラスト手段(38,40)を含む、
    請求項1に記載の圧延機。
  3. 【請求項3】前記ロール・ホルダ(10)を回転する手段の少なくとも一部(3
    2、33、34、37)が各ホルダに設けられている、請求項1又は2に記載の
    圧延機。
  4. 【請求項4】前記各ホルダに設けられた手段(32、33、34、37)が、高
    さの調節可能な、前記案内手段(26、27)の上に支持された坦持脚(30、
    31)を含む、請求項3に記載の圧延機。
  5. 【請求項5】圧延軸L対して回転した状態で、前記外側構造体(2)に各ロール
    ・ホルダ(10)を挿入できる様に前記坦持脚(30、31)を調節できる、各
    請求項4に記載の圧延機。
  6. 【請求項6】各坦持脚(30、31)が、前記案内手段(26、27)の上で滑
    動可能な基部(33)、前記ホルダの静止と強固に関連した座部(34)内で枢
    軸回転可能であり且つ軸方向に滑動するために該基部に装着された枕形素子(3
    2)、前記座部の上部及び前記枕形素子に固定されたスペーサ(34)を含む、
    請求項5に記載の圧延機。
  7. 【請求項7】前記外側構造体(2)が管状であり、且つ、前記案内手段(26、
    27)が圧延軸Lの下の位置で前記構造体内に、圧延軸Lに平行に延在する、前記
    請求項1乃至6のいずれかに記載の圧延機。
  8. 【請求項8】各ロール・ホルダ(10)が端壁(11)と、該端壁の縁の輪郭と
    同形の輪郭を有する略平坦フレームの形状の補強体(13)とを含み、前記端壁
    及び補強体は互いに対抗して配置され、複数の端片(14、15、16)によっ
    て互いに強固に結合され、その上に、レバー・アーム(18−20)の蝶番式枢
    軸(22、23、24)が配置され、これらの端片が互いに間隔をおいて置かれ
    、前記レバー・アームが前記ホルダから旋回できる、前記請求項1乃至7のいず
    れかに記載の圧延機。
  9. 【請求項9】ロール・ホルダ(10)少なくともいくつかの端片(14-16) は該ロール・ホルダ(10)が案内部(26、27)に載る点(30、31)に
    配置される、請求項8に記載の圧延機。
  10. 【請求項10】圧延された管或いは物体が出てくるその端部から引出され、且つ
    、案内部(26、27)に沿って滑動されて、外側負荷坦持構造体(2)から該
    ロール・ホルダ(10)が引出される、前記請求項7乃至9のいずれかに記載の
    圧延機。
  11. 【請求項11】前記構造体から前記ロール・ホルダ(10)を引っぱり出すため
    に、2個以上の液圧ピストン(70)が圧延軸(L)に並列に配列され、該ロー ル・ホルダ(10)に結合可能である、請求項10に記載の圧延機。
  12. 【請求項12】複数のロール・ホルダ(10)はそれを互いに結合する係合手段
    (65)を有していて、そのため一緒に引出すことにより前記外側負荷坦持構造
    体(2)からまとめて引出すことが出来る、請求項10又は11に記載の圧延機
  13. 【請求項13】作業状態で、対応するロール(48、49、50)が突出端(8
    2)と圧延軸(L)との間の位置にあるように、前記各レバー・アーム(18、 19、20)が各蝶番式枢軸(22、23、24)から、ヨーク状チョック(8
    3)が除去可能に固定されている前記突出端まで延在している、前記請求項1乃
    至12のいずれかに記載の圧延機。
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