JP2002505325A - 除草剤としての光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類 - Google Patents

除草剤としての光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類

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JP2002505325A
JP2002505325A JP2000534542A JP2000534542A JP2002505325A JP 2002505325 A JP2002505325 A JP 2002505325A JP 2000534542 A JP2000534542 A JP 2000534542A JP 2000534542 A JP2000534542 A JP 2000534542A JP 2002505325 A JP2002505325 A JP 2002505325A
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リーベル,ハンス−ヨヘム
キルステン,ロルフ
レーア,シユテフアン
フオイヒト,カタリナ
ドリンガー,マルクス
ドリユーズ,マーク・ビルヘルム
ベトコロウスキ,インゴ
幸喜 渡辺
敏男 五島
マイヤーズ,ランデイ・アレン
Original Assignee
バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
日本バイエルアグロケム株式会社
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/14Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
    • C07D251/16Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to only one ring carbon atom
    • C07D251/18Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to only one ring carbon atom with nitrogen atoms directly attached to the two other ring carbon atoms, e.g. guanamines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/661,3,5-Triazines, not hydrogenated and not substituted at the ring nitrogen atoms
    • A01N43/681,3,5-Triazines, not hydrogenated and not substituted at the ring nitrogen atoms with two or three nitrogen atoms directly attached to ring carbon atoms

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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I) 【化1】 [式中、Arは場合により置換されたアリールを表し、その場合アリールは下記系列:フェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリル、チエニル及びベンゾチエニルからの炭素環式又は複素環式の単環式又は二環式芳香族基であり、また、可能な置換基は下記系列:シアノ、ニトロ、カルバモイル、チオカルバモイル、ハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロゲノアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロゲノアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロゲノアルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロゲノアルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロゲノアルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルアミノ及びC1−C4 アルコキシ−カルボニルから選択され;R1 は1個乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、R2 は1個乃至4個の炭素原子を有する、ヒドロキシ、シアノ、ハロゲン又はC1 −C4 アルコキシで場合により置換されたアルキルを表し、並びにR3 は2個乃至4個の炭素原子を有する、シアノ、ハロゲン又はC 1 −C4 アルコキシで場合により置換されたアルキルを表し、その場合R1 が結合している炭素原子上の置換基はR−配置に配置される。]の新規な、光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類に関する。さらに、本発明は本発明の置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類を製造するための方法並びに新規な中間体生成物、及びそれらの除草剤としての使用にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、新規な光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリア
ジン類、それらの製造方法並びに新規な中間体、及びそれらの除草剤としての使
用に関する。
【0002】 多数の置換2,4−ジアミノ−トリアジン類が(特許)文献から既に知られて
いる(US 3 816 419、US 3 932 167、EP 273
328、EP 411 153/WO 90/09378、WO 97/002
54、WO 97/08156参照)。しかしながら、これらの化合物は、これ
まで格別重要な地位を獲得するに至っていない。
【0003】 従って、本発明は、一般式(I)
【0004】
【化5】
【0005】 [式中、Arは場合により置換されたアリールを表し、ここでアリールは、フェ
ニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリル、チエニル
及びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複素環式の単環式
又は二環式芳香族基を表し、そして可能な置換基はシアノ、ニトロ、カルバモイ
ル、チオカルバモイル、ハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロゲノア
ルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロゲノアルコキシ、C1 −C4
ルキルチオ、C1 −C4 ハロゲノアルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニ
ル、C1 −C4 ハロゲノアルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル
、C1 −C4 ハロゲノアルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルアミノ及びC1
−C4 アルコキシカルボニルから成る群から選択され、 R1 は1個乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、 R2 はヒドロキシル、シアノ、ハロゲン又はC1 −C4 アルコキシで場合により
置換された1個乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、並びに R3 はシアノ、ハロゲン又はC1 −C4 アルコキシで場合により置換された2個
乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、 その場合、R1 が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置される。] の新規な光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1、3、5−トリアジン類を提
供する。
【0006】 一般式(I)の新規な光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−ト
リアジン類は、一般式(II)
【0007】
【化6】
【0008】 [式中、Ar、R1 及びR2 は上で定義したと同じである。] の光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類を、適切で
あれば反応助剤の存在下で、また、適切であれば希釈剤の存在下で、一般式(I
II)
【0009】
【化7】
【0010】 [式中、R3 は上で定義したと同じであり、並びに Xはハロゲン又は基−O−CO−R3 を表す。] のアシル化剤と反応させると得られる。
【0011】 一般式(I)の新規な、光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−
トリアジン類は、強力且つ選択的な除草活性を示す。
【0012】 定義において、アルキル等の炭化水素鎖は、アルコキシ又はアルキルチオ等の
ヘテロ原子と結合した場合を含めて、それぞれの場合に直鎖又は枝分かれ鎖であ
る。
【0013】 ハロゲンは、通常弗素、塩素、臭素又はヨウ素、好ましくは弗素、塩素又は臭
素、特に弗素又は塩素を表す。
【0014】 本発明は、好ましくは、Arが場合により置換されたアリールを表し、ここで
アリールはフェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフ
リル、チエニル及びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複
素環式の単環式又は二環式芳香族基を表し、また、可能な置換基はシアノ、ニト
ロ、カルバモイル、チオカルバモイル、ハロゲン、メチル、エチル、n−又はi
−プロピル、n−、i−、s−又はt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ
、エトキシ、n−又はi−プロポキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
キシ、クロロジフルオロメトキシ、フルオロジクロロメトキシ、メチルチオ、エ
チルチオ、n−又はi−プロピルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメ
チルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、フルオロジクロロメチルチオ、メチル
スルフィニル、エチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィニル、メチル
スルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニルから成る群か
ら選択され、 R1 はメチル、エチル、n−又はi−プロピル、n−、i−又はs−ブチルを表
し、 R2 は、それぞれの場合にヒドロキシル、シアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ
又はエトキシで場合により置換されたメチル、エチル、n−又はi−プロピル、
n−、i−又はs−ブチルを表し、そして R3 は、それぞれの場合にシアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ又はエトキシで
場合により置換されたエチル、n−又はi−プロピル、n−、i−、s−又はt
−ブチルを表し、 その場合、R1 が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置される、式
(I)の化合物を提供する。
【0015】 本発明は、特に、Arが場合により置換されたアリールを表し、ここでアリー
ルはフェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリル、
チエニル及びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複素環式
の単環式又は二環式芳香族基を表し、また、可能な置換基はシアノ、ニトロ、カ
ルバモイル、チオカルバモイル、弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフル
オロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィニル、
メチルスルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニルから成
る群から選択され、 R1 はメチル、エチル、n−又はi−プロピルを表し、 R2 は、それぞれの場合にヒドロキシル、シアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ
又はエトキシで場合により置換されたメチル、エチル、n−又はi−プロピルを
表し、そして R3 は、それぞれの場合にシアノ、弗素、塩素又はメトキシで場合により置換さ
れたエチル、n−又はi−プロピルを表し、 その場合、R1 が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置される、式
(I)の化合物に関する。
【0016】 上述の一般的なもしくは好ましい基の定義は、式(I)の最終生成物のみなら
ず、それに応じて、それぞれの場合に製造に必要な出発物質又は中間体に対して
も適用される。これらの基の定義は、所望通りに、すなわち上述の好ましい範囲
内での組み合わせを含めて、相互に組み合わせることができる。
【0017】 本発明による式(I)の化合物の例を以下にグループにして列挙する。
【0018】 グループ1
【0019】
【化8】
【0020】 ここで、R2 は例えば以下に示す意味を有する: メチル、エチル、n−又はi−プロピル、n−、i−、s−又はt−ブチル、1
−ヒドロキシ−エチル、シアノメチル、1−シアノ−エチル、2−シアノ−エチ
ル、1−シアノ−1−メチル−エチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、ト
リフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、クロロフルオロメチル、ク
ロロブロモメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、ブロモ
ジフルオロメチル、トリクロロメチル、1−フルオロ−エチル、2−フルオロ−
エチル、1−クロロ−エチル、2−クロロ−エチル、1−クロロ−1−フルオロ
−エチル、1−フルオロ−プロピル、2−フルオロ−プロピル、3−フルオロ−
プロピル、1−フルオロ−1−メチル−エチル、2−フルオロ−1−メチル−エ
チル、1−クロロ−1−メチル−エチル、1−フルオロ−1−メチル−プロピル
、1−クロロ−1−エチル−プロピル、1−フルオロ−1−エチル−プロピル、
1−クロロ−1−エチル−プロピル、1−フルオロ−2−メチル−プロピル、1
−クロロ−2−メチル−プロピル、1−クロロ−プロピル、2−クロロ−プロピ
ル、3−クロロ−プロピル、1−クロロ−1−メチル−エチル、2−クロロ−1
−メチル−エチル、1,1−ジフルオロ−エチル、1,2−ジフルオロ−エチル
、1,1−ジクロロ−エチル、2,2,2−トリフルオロ−エチル、1,2,2
,2−テトラフルオロ−エチル、ペルフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−プ
ロピル、1,1−ジクロロ−プロピル、ペルフルオロプロピル、1−フルオロ−
ブチル、1−クロロ−ブチル、メトキシメチル、1,1−ジメトキシ−メチル、
1−メトキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、1,1−ジメトキシ−エチル、
エトキシメチル、1−エトキシエチル、2−エトキシエチル、2−メトキシ−1
−メチル−エチル、2−メトキシ−1−エチル−エチル、2−エトキシ−1−メ
チル−エチル又は2−エトキシ−1−エチル−エチル。
【0021】 グループ2
【0022】
【化9】
【0023】 ここで、R2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0024】 グループ3
【0025】
【化10】
【0026】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0027】 グループ4
【0028】
【化11】
【0029】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0030】 グループ5
【0031】
【化12】
【0032】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0033】 グループ6
【0034】
【化13】
【0035】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0036】 グループ7
【0037】
【化14】
【0038】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0039】 グループ8
【0040】
【化15】
【0041】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0042】 グループ9
【0043】
【化16】
【0044】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0045】 グループ10
【0046】
【化17】
【0047】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0048】 グループ11
【0049】
【化18】
【0050】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0051】 グループ12
【0052】
【化19】
【0053】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0054】 グループ13
【0055】
【化20】
【0056】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0057】 グループ14
【0058】
【化21】
【0059】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0060】 グループ15
【0061】
【化22】
【0062】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0063】 グループ16
【0064】
【化23】
【0065】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0066】 グループ17
【0067】
【化24】
【0068】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0069】 グループ18
【0070】
【化25】
【0071】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0072】 グループ19
【0073】
【化26】
【0074】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0075】 グループ20
【0076】
【化27】
【0077】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0078】 グループ21
【0079】
【化28】
【0080】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0081】 グループ22
【0082】
【化29】
【0083】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0084】 グループ23
【0085】
【化30】
【0086】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0087】 グループ24
【0088】
【化31】
【0089】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0090】 グループ25
【0091】
【化32】
【0092】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0093】 グループ26
【0094】
【化33】
【0095】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0096】 グループ27
【0097】
【化34】
【0098】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0099】 グループ28
【0100】
【化35】
【0101】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0102】 グループ29
【0103】
【化36】
【0104】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0105】 グループ30
【0106】
【化37】
【0107】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0108】 グループ31
【0109】
【化38】
【0110】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0111】 グループ32
【0112】
【化39】
【0113】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0114】 グループ33
【0115】
【化40】
【0116】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0117】 グループ34
【0118】
【化41】
【0119】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0120】 グループ35
【0121】
【化42】
【0122】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0123】 グループ36
【0124】
【化43】
【0125】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0126】 グループ37
【0127】
【化44】
【0128】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0129】 グループ38
【0130】
【化45】
【0131】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0132】 グループ39
【0133】
【化46】
【0134】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0135】 グループ40
【0136】
【化47】
【0137】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0138】 グループ41
【0139】
【化48】
【0140】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0141】 グループ42
【0142】
【化49】
【0143】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0144】 グループ43
【0145】
【化50】
【0146】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0147】 グループ44
【0148】
【化51】
【0149】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0150】 グループ45
【0151】
【化52】
【0152】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0153】 グループ46
【0154】
【化53】
【0155】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0156】 グループ47
【0157】
【化54】
【0158】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0159】 グループ48
【0160】
【化55】
【0161】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0162】 グループ49
【0163】
【化56】
【0164】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0165】 グループ50
【0166】
【化57】
【0167】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0168】 グループ51
【0169】
【化58】
【0170】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0171】 グループ52
【0172】
【化59】
【0173】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0174】 グループ53
【0175】
【化60】
【0176】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0177】 グループ54
【0178】
【化61】
【0179】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0180】 グループ55
【0181】
【化62】
【0182】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0183】 グループ56
【0184】
【化63】
【0185】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0186】 グループ57
【0187】
【化64】
【0188】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0189】 グループ58
【0190】
【化65】
【0191】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0192】 グループ59
【0193】
【化66】
【0194】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0195】 グループ60
【0196】
【化67】
【0197】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0198】 グループ61
【0199】
【化68】
【0200】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0201】 グループ62
【0202】
【化69】
【0203】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0204】 グループ63
【0205】
【化70】
【0206】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0207】 グループ64
【0208】
【化71】
【0209】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0210】 グループ65
【0211】
【化72】
【0212】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0213】 グループ66
【0214】
【化73】
【0215】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0216】 グループ67
【0217】
【化74】
【0218】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0219】 グループ68
【0220】
【化75】
【0221】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0222】 グループ69
【0223】
【化76】
【0224】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0225】 グループ70
【0226】
【化77】
【0227】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0228】 グループ71
【0229】
【化78】
【0230】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0231】 グループ72
【0232】
【化79】
【0233】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0234】 グループ73
【0235】
【化80】
【0236】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0237】 グループ74
【0238】
【化81】
【0239】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0240】 グループ75
【0241】
【化82】
【0242】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0243】 グループ76
【0244】
【化83】
【0245】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0246】 グループ77
【0247】
【化84】
【0248】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0249】 グループ78
【0250】
【化85】
【0251】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0252】 グループ79
【0253】
【化86】
【0254】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0255】 グループ80
【0256】
【化87】
【0257】 ここでR2 は、例えばグループ1において示した意味を有する。
【0258】 出発物質として、例えば(R)−2−アミノ−4−(1−メチル−3−フェニ
ル−プロピルアミノ)−6−(1−フルオロ−エチル)−1,3,5−トリアジ
ンと塩化プロピオニルを用いる場合、本発明による反応と方法の経過は下記式に
よるスキームで説明することができる:
【0259】
【化88】
【0260】 式(II)は、式(I)の化合物を製造するための本発明方法において出発物
質として用いる、光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジ
ン類に関する一般的な定義を与える。式(II)においてAr、R1 及びR2
、本発明による式(I)の化合物の説明に関連して既に上で言及した意味と同じ
であり、好ましいか又は特に好ましいとされるAr、R1 及びR2 の意味も、好
ましいか又は特に好ましいと既に上で言及した意味と同じである。
【0261】 一般式(II)の出発物質は、これまで文献に開示されたことがなく;新規な
物質として、それらは先の特許出願(DE 19641693/LeA 319
75;DE 19641694/LeA 31994参照)の主題の一部分を構
成する。
【0262】 一般式(II)の光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリア
ジン類は、 (a)一般式(IV)
【0263】
【化89】
【0264】 [式中、Ar及びR1 は上で定義したと同じである。] の光学的に活性な置換ビグアニド類 及び/又は一般式(IV)の化合物の酸付加物、例えば対応する塩酸塩類を、適
切であれば反応助剤、例えばナトリウムメトキシドの存在下で、また、適切であ
れば希釈剤、例えばメタノールの存在下で、0℃〜100℃の温度で、一般式(
V) R2 −CO−OR (V) [式中、R2 は上で定義したと同じであり、並びに Rはアルキルを表す。] のアルコキシカルボニルと反応させると得られる(DE 19641693/L
eA 31975;DE 19641694/LeA 31994参照;WO
97/08156;製造実施例も参照)。
【0265】 前駆物質として必要な一般式(IV)の光学的に活性な置換ビグアニド類は、
これまで文献に開示されたことがなく;新規な物質として、それらは先の特許出
願の主題の一部分を構成する(DE 19641693/LeA 31975;
DE 19641694/LeA 31994参照)。
【0266】 一般式(IV)の光学的に活性な置換ビグアニド類は、一般式(VI)
【0267】
【化90】
【0268】 [式中、Ar及びR1 は上で定義したと同じである。] の光学的に活性な置換アルキルアミノ化合物 及び/又は一般式(VI)の化合物の酸付加物、例えば塩酸塩類を、適切であれ
ば反応助剤、例えば塩化水素の存在下、また適切であれば希釈剤、例えばn−デ
カン又は1,2−ジクロロ−ベンゼンの存在下、100℃〜200℃の温度で、
式(VII)
【0269】
【化91】
【0270】 のシアノグアニジンと反応させると得られる。(EP 492 615、製造実
施例参照)。
【0271】 この目的用に前駆物質として必要な一般式(VI)の光学的に活性な置換アル
キルアミノ化合物は知られており、及び/又はそれ自体公知の方法で製造するこ
とができる(DE 3 426 919;DE 4 000 610;DE 4
332 738、EP 320 898;EP 443 606;Tetra
hedron:Asymmetry 5(1994)、817−820;Tet
rahedron Lett.29(1988),223−224;loc.c
it.36(1995),3917−3920参照)。
【0272】 式(III)は、式(I)の化合物を製造するための本発明方法において、出
発物質としてさらに用いるべきアシル化剤に関する一般的な定義を与える。式
(III)においてR3 は、本発明による式(I)の化合物の説明に関連して、
上で既に言及した意味と同じであり、好ましいか又は特に好ましいとされるR3
の意味も、好ましいか又は特に好ましいと上で既に言及した意味と同じである。
Xは、好ましくは弗素、塩素、臭素、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、n
−又はi−ブチロイルオキシ、特に塩素、アセチルオキシ又はプロピオニルオキ
シを表す。
【0273】 一般式(III)の出発物質は、合成用の公知化学薬品である。
【0274】 適切であれば、一般式(I)の化合物を製造するための本発明方法は反応助剤
を用いて行う。適切な反応助剤は、一般に、通例の無機塩基又は有機塩基もしく
は酸受容体である。これらのものとしては、好ましくはアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属の酢酸塩類、アミド類、炭酸塩類、重炭酸塩類、水素化物、水酸化物
又はアルコキシド類、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム又は酢酸カルシウム
、リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド又はカルシウムアミド、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム又は炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸
カリウム又は重炭酸カルシウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム又は水素化カルシウム、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム又は水酸化カルシウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナ
トリウムn−又はi−プロポキシド、ナトリウムn−、i−、s−又はt−ブト
キシド、又はカリウムメトキシド、カリウムエトキシド、カリウムn−又はi−
プロポキシド、カリウムn−、i−、s−又はt−ブトキシド;更に、塩基性有
機窒素化合物、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミン、エチル−ジイソプロピルアミン、N,N−ジメチル−
シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチル−ジシクロヘキシルア
ミン、N,N−ジメチル−アニリン、N,N−ジメチル−ベンジルアミン、ピリ
ジン、2−メチル−、3−メチル−、4−メチル−、2,4−ジメチル−、2,
6−ジメチル−、3,4−ジメチル−及び3,5−ジメチル−ピリジン、5−エ
チル−2−メチル−ピリジン、4−ジメチルアミノ−ピリジン、N−メチル−ピ
ペリジン、1,4−ジアザビシクロ−[2.2.2]−オクタン(DABCO)
、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノン−5−エン(DBN)又は1,
8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデク−7−エン(DBU)が挙げられ
る。
【0275】 適切であれば、一般式(I)の化合物を製造するための本発明方法は、希釈剤
を用いて行う。適切な希釈剤は、とりわけ不活性有機溶媒である。これらのもの
としては、特に、脂肪族、脂環式又は芳香族の、場合によりハロゲン化された炭
化水素類、例えば、ベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン
、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン又はエチレングリコールジ
メチルエーテル又はエチレングリコールジエチルエーテル;ケトン類、例えばア
セトン、ブタノン又はメチルイソブチルケトン;ニトリル類、例えばアセトニト
リル、プロピオニトリル又はブチロニトリル;アミド類、例えばN,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−ホルムアニリド
、N−メチル−ピロリドン又はヘキサメチルリン酸トリアミド;エステル類、例
えば酢酸メチル又は酢酸エチル;スルホキシド類、例えばジメチルスルホキシド
;アルコール類、例えばメタノール、エタノール、n−又はi−プロパノール、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、水又は純水とそれらとの混合物が挙げられる。
【0276】 本発明方法を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変えることができる。
一般に、本方法は0℃と200℃との間の温度、好ましくは10℃と150℃と
の間の温度で行われる。
【0277】 本発明方法は、通常大気圧下で行う。しかしながら、本発明方法を高圧又は減
圧下―通常0.1バールと10バールとの間で行うこともできる。
【0278】 本発明方法を行うためには、出発物質は、通常ほぼ等モル量用いる。しかしな
がら、一方の成分を比較的大過剰用いることもできる。反応は、適切であれば適
切な希釈剤下で、適切であれば反応助剤の存在下で行い、反応混合物を、通常数
時間必要な温度で撹拌する。後処理は通例の方法で行う(製造実施例参照)。
【0279】 本発明の活性化合物は、落葉剤、乾燥剤、除茎剤(haulm−killer
s)として、特に除草剤として用いることができる。最も広い意味での雑草とは
、望ましくない場所に成育する全ての植物と理解されるべきである。本発明によ
る物質が非選択的除草剤として作用するか、又は選択的除草剤として作用するか
は、本来、用いる量に依存する。
【0280】 本発明の活性化合物は、例えば下記の植物に関連して用いることができる。
【0281】 次の属の双子葉雑草: カラシ属(Sinapis)、マメグンバイナズナ属
(Lepidium)、ヤエムグラ属(Galium)、ハコベ属(Stell
aria)、シカギク属(Matricaria)、カミツレモドキ属(Ant
hemis)、ガリンソガ属(Galinsoga)、アカザ属(Chenop
odium)、イラクサ属(Urtica)、キオン属(Senecio)、ヒ
ユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属(Portulaca)、オナモ
ミ属(Xanthium)、ヒルガオ属(Convolvulus)、サツマイ
モ属(Ipomoea)、タデ属(Polygonum)、セスバニア属(Se
sbania)、オナモミ属(Ambrosia)、アザミ属(Cirsium
)、ヒレアザミ属(Carduus)、ノゲシ属(Sonchus)、ナス属(
Solanum)、イヌガラシ属(Rorippa)、キカシグサ属(Rota
la)、アゼナ属(Lindernia)、ラミウム属(Lamium)、クワ
ガタソウ属(Veronica)、イチビ属(Abutilon)、エメクス属
(Emex)、チョウセンアサガオ属(Datura)、スミレ属(Viol
a)、チシマオドリコ属(Galeopsis)、ケシ属(Papaver)、
ケンタウレア属(Centaurea)、シロツメクサ属(Trifolium
)、キンポウゲ属(Ranunculus)、タンポポ属(Taraxacum
)。
【0282】 次の属の双子葉作物: ワタ属(Gossypium)、ダイズ属(Glyc
ine)、フダンソウ属(Beta)、ニンジン属(Daucus)、インゲン
マメ属(Phaseolus)、エンドウ属(Pisum)、ナス属(Sola
num)、アマ属(Linum)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ
属(Vicia)、タバコ属(Nicotiana)、トマト属(Lycope
rsicon)、ラッカセイ属(Arachis)、アブラナ属(Brassi
ca)、アキノノゲシ属(Lactuca)、キウリ属(Cucumis)、ウ
リ属(Cucurbita)。
【0283】 次の属の単子葉雑草: ヒエ属(Echinochloa)、エノコログサ属
(Setaria)、キビ属(Panicum)、メヒシバ属(Digitar
ia)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカタビラ属(Poa)、ウシ
ノケグサ属(Festuca)、オヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリ
ア属(Brachiaria)、ドクムギ属(Lolium)、スズメノチャヒ
キ属(Bromus)、カラスムギ属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyp
erus)、モロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Agropyro
n)、ギョウギシバ属(Cynodon)、ミズアオイ属(Monochori
a)、テンツキ属(Fimbristylis)、オモダカ属(Sagitta
ria)、ハリイ属(Eleocharis)、ホタルイ属(Scirpus)
、パスパルム属(Paspalum)、カモノハシ属(Ischaemum)、
スペノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニウム属(Dacty
loctenium)、ヌカボ属(Agrostis)、スズメノテッポウ属(
Alopecurus)、アペラ属(Apera)。
【0284】 次の属の単子葉作物: イネ属(Oryza)、トウモロコシ属(Zea)、
コムギ属(Triticum)、オオムギ属(Hordeum)、カラスムギ属
(Avena)、ライムギ属(Secale)、モロコシ属(Sorghum)
、キビ属(Panicum)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス
属(Ananas)、クサスギカズラ属(Asparagus)、ネギ属(Al
lium)。
【0285】 しかしながら、本発明の活性化合物の使用は、これらの属にまったく限定され
るものではなく、同様にして他の植物にも及ぶものである。
【0286】 該化合物は、濃度次第では、例えば工業地域及び鉄道線路、また、木立が存在
するか又は存在しない通路及び空き地の雑草を完全に防除するのに適している。
同様に、該化合物は、多年生作物中の雑草、例えば森林、装飾用樹木、果樹園、
ぶどう園、柑橘類の果樹園、ナッツの果樹園、バナナ農園、コーヒー農園、茶農
園、ゴム栽培場、油ヤシ栽培場、ココア農園、小果樹園及びホップ畑の中の雑草
、芝地、芝生及び牧草地の雑草の防除に用いることができ、また、一年生作物中
の雑草の選択的防除に用いることができる。
【0287】 本発明の式(I)の化合物は、発芽前及び発芽後の処置によって単子葉作物及
び双子葉作物中の単子葉雑草及び双子葉雑草を選択的に防除するのに特に適して
いる。
【0288】 本活性化合物は、液剤、エマルジョン、水和剤、懸濁剤、散剤、粉剤、ペース
ト、可溶性散剤、粒剤、懸濁エマルジョン製剤、活性化合物を含浸させた天然並
びに合成物質、及び重合体物質中の微細なカプセル等の通常の製剤に変えること
ができる。
【0289】 これらの製剤は、公知の方法で、例えば、場合により界面活性剤、すなわち、
乳化剤及び/又は分散剤及び/又は泡沫形成剤を用いて、活性化合物を増量剤、
すなわち、液体溶媒及び/又は固体担体と混合して製造する。
【0290】 用いる増量剤が水の場合には、例えば有機溶媒を補助溶媒として用いることも
できる。本質的に適切な液体溶媒は、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレ
ン類等の芳香族化合物;クロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン
等の塩素化芳香族化合物及び塩素化脂肪族炭化水素類;シクロヘキサン又はパラ
フィン類、例えば石油留分、鉱油並びに植物油等の脂肪族炭化水素類;ブタノー
ルもしくはグリコール等のアルコール類並びにそれらのエーテル類及びエステル
類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサ
ノン等のケトン類;ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシド等の強い極
性溶媒、並びに水である。
【0291】 適切な固体担体は、例えばアンモニウム塩、並びにカオリン、クレイ、タルク
、チョーク、石英、アタパルガイト、モンモリロナイト又は珪藻土等の粉砕され
た天然鉱物、及び微細に分割されたシリカ、アルミナ並びにケイ酸塩等の粉砕さ
れた合成鉱物である。粒剤用に適切な固体担体は、例えば方解石、大理石、軽石
、海泡石及び白雲石等の粉砕且つ分別された天然岩石、並びに、無機粗粉及び有
機粗粉からなる合成粒状物、及びおがくず、ココヤシの実のから、とうもろこし
の穂軸並びにタバコの茎等の有機物質からなる粒状物である。適切な乳化剤及び
/又は泡沫形成剤は、例えばポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシ
エチレン脂肪アルコールエーテル類等の非イオン及び陰イオン乳化剤、例えばア
ルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホン酸塩類、アルキル
硫酸塩類、アリールスルホン酸塩類並びにタンパク質水解物である。適切な分散
剤は、例えばリグニンサルファイト廃液及びメチルセルロースである。
【0292】 カルボキシメチルセルロース;アラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ
ビニルアセテート等の粉末、粒状物又はラテックスの形態の天然及び合成重合体
、並びにセファリン類及びレシチン類等の天然リン脂質、並びに合成リン脂質等
の粘着剤を製剤に用いることができる。さらに、添加剤には鉱物油及び植物油を
用いることができる。
【0293】 無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプルシャンブルー;アリザリン染料
、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料等の有機染料、並びに鉄、マンガン、ホ
ウ素、銅、コバルト、モリブデン及び亜鉛の塩類等の微量要素(trace n
utrients)等の着色剤を用いることができる。
【0294】 当該製剤は、通常、0.1〜95重量%の活性化合物、好ましくは0.5〜9
0重量%の活性化合物を含有する。
【0295】 雑草を防除するためには、本発明活性化合物を、そのまま又はそれらの製剤の
形態で、また、公知の除草剤との混合物としても使用でき、その場合調製済みの
混合物にしたもの又は使用する際にタンクで配合したものであってもよい。
【0296】 混合物用に適切な成分の例は、下記の公知除草剤である: アセトクロル(acetochlor)、アシフルオルフェン(−ソジウム)
[acifluorfen(−sodium)]、アクロニフェン(aclon
ifen)、アラクロル(alachlor)、アロキシジム(−ソジウム)[
alloxydim(−sodium)]、アメトリン(ametryne)、
アミドクロル(amidochlor)、アミドスルフロン(amidosul
furon)、アニロホス(anilofos)、アスラム(asulam)、
アトラジン(atrazine)、アザフェニジン(azafenidin)、
アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベナゾリン(−エチル)[b
enazolin(−ethyl)]、ベンフレセート(benfuresat
e)、ベンスルフロン(−メチル)[bensulfuron(−methyl
)]、ベンタゾン(bentazon)、ベンゾフェナプ(benzofena
p)、ベンゾイルプロプ(−エチル)[benzoylprop(−ethyl
)]、ビアラホス(bialaphos)、ビフェノックス(bifenox)
、ビスピリバク(−ソジウム)[bispyribac(−sodium)]、
ブロモブチド(bromobutide)、ブロモフェノキシム(bromof
enoxim)、ブロモキシニル(bromoxynil)、ブタクロル(bu
tachlor)、ブトロキシジム(butroxydim)、ブチレート(b
utylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、カロキシ
ジム(caloxydim)、カルベタミド(carbetamide)、カル
フェントラゾン(−エチル)[carfentrazone(−ethyl)]
、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、クロラムベン(ch
loramben)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリイムロ
ン(−エチル)[chlorimuron(−ethyl)]、クロルニトロフ
ェン(chlornitrofen)、クロルスルフロン(chlorsulf
uron)、クロルトルロン(chlortoluron)、シンメチリン(c
inmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレ
ソジム(clethodim)、クロジナホプ(−プロパルギル)[clodi
nafop(−propargyl)]、クロマゾン(clomazone)、
クロメプロプ(clomeprop)、クロピラリド(clopyralid)
、クロピラスルフロン(−メチル)[clopyrasulfuron(−me
thyl)]、クロランスラム(−メチル)[cloransulam(−me
thyl)]、クミルロン(cumyluron)、シアナジン(cyanaz
ine)、シクロエート(cycloate)、シクロスルファムロン(cyc
losulfamuron)、シクロキシジム(cycloxydim)、シハ
ロホプ(−ブチル)[cyhalofop(−butyl)]、2,4−D、2
,4−DB、2,4−DP、デスメジファン(desmedipham)、ジア
レート(diallate)、ジカムバ(dicamba)、ジクロホプ(−メ
チル)[diclofop(−methyl)]、ジクロスラム(diclos
ulam)、ジエタチル(−エチル)[diethatyl(−ethyl)]
、ジフェンゾクエト(difenzoquat)、ジフルフェニカン(difl
ufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、ジ
メフロン(dimefuron)、ジメピペレート(dimepiperate
)、ジメタクロル(dimethachlor)、ジメタメトリン(dimet
hametryn)、ジメセンアミド(dimethenamid)、ジメキシ
フラム(dimexyflam)、ジニトラミン(dinitramine)、
ジフェンアミド(diphenamid)、ジクェート(diquat)、ジチ
オピル(dithiopyr)、ジュロン(diuron)、ダイムロン(dy
mron)、エポプロダン(epoprodan)、EPTC、エスプロカルブ
(esprocarb)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、
エタメトスルフロン(−メチル)[ethametsulfuron(−met
hyl)]、エトフメセート(ethofumesate)、エトキシフェン(
ethoxyfen)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)
、エトベンズアニド(etobenzanid)、フェノクサプロプ(−P−エ
チル)[fenoxaprop(−P−ethyl)]、フラムプロプ(−イソ
プロピル)[flamprop(−isopropyl)]、フラムプロプ(−
イソプロピル−L)[flamprop(−isopropyl−L)]、フラ
ムプロプ(−メチル)[flamprop(−methyl)]、フラザスルフ
ロン(flazasulfuron)、フルアジホプ(−P−ブチル)[flu
azifop(−P−butyl)]、フルメトスラム(flumetsula
m)、フルミクロラク(−ペンチル)[flumiclorac(−penty
l)]、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミプロピン(fl
umipropyn)、フルメトスラム(flumetsulam)、フルオメ
チュロン(fluometuron)、フルオロクロリドン(fluoroch
loridone)、フルオログリコフェン(−エチル)[fluorogly
cofen(−ethyl)]、フルポクサム(flupoxam)、フルプロ
パシル(flupropacil)、フルルピルスルフロン(−メチル、−ソジ
ウム)[flurpyrsulfuron(−methyl,−sodium)
]、フルレノール(ブチル)[flurenol(−butyl)]、フルリド
ン(fluridone)、フルロキシピル(−メチル)[fluroxypy
r(−metyl)]、フルルプリミドール(flurprimidol)、フ
ルルタモン(flurtamone)、フルチアセト(−メチル)[fluth
iacet(−methyl)]、フルチアミド(fluthiamide)、
ホメサフェン(fomesafen)、グルホシネート(−アンモニウム)[g
lufosinate(−ammonium)]、グリホセート(−イソプロピ
ルアンモニウム)[glyphosate(−isopropylammoni
um)]、ハロサフェン(halosafen)、ハロキシホプ(−エトキシエ
チル)[haloxyfop(−ethoxyethyl)]、ハロキシホプ(
−P−メチル)[haloxyfop(−P−methyl)]、ヘキサジノン
(hexazinone)、イマザメタベンズ(−メチル)[imazamet
habenz(−methyl)]、イマザメタピル(imazamethap
yr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr
)、イマザクィン(imazaquin)、イマゼサピル(imazethap
yr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イオキシニル(i
oxynil)、イソプロパリン(isopropalin)、イソプロチュロ
ン(isoproturon)、イソウロン(isouron)、イソキサベン
(isoxaben)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、イ
ソキサピリホプ(isoxapyrifop)、ラクトフェン(lactofe
n)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、MCPA
、MCPP、メフェナセット(mefenacet)、メタミトロン(meta
mitron)、メタザクロル(metazachlor)、メタベンズチアズ
ロン(methabenzthiazuron)、メトベンズロン(metob
enzuron)、メトブロミュロン(metobromuron)、(アルフ
ァ−)メトラクロル[(alpha−)metolachlor]、メトスラム
(metosulam)、メトクスロン(metoxuron)、メトリブジン
(metribuzin)、メトスルフロン(−メチル)[metosulfu
ron(−methyl)]、モリネート(molinate)、モノリニュロ
ン(monolinuron)、ナプロアニリド(naproanilide)
、ナプロパミド(napropamide)、ネブロン(neburon)、ニ
コスルフロン(nicosulfuron)、ノルフルラゾン(norflur
azon)、オルベンカルブ(orbencarb)、オリザリン(oryza
lin)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジアゾン(ox
adiazon)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オキサジク
ロメフォン(oxaziclomefone)、オキシフルオルフェン(oxy
fluorfen)、パラクェート(paraquat)、ペラルゴン酸(pe
largonic acid)、ペンジメタリン(pendimethalin
)、ペントオキサゾン(pentoxazone)、フェンメジファン(phe
nmedipham)、ピペロホス(piperophos)、プレチラクロル
(pretilachlor)、プリミスルフロン(−メチル)[primis
ulfuron(−methyl)]、プロメトリン(prometryn)、
プロパクロル(propachlor)、プロパニル(propanil)、プ
ロパクィザホプ(propaquizafop)、プロプイソクロル(prop
isochlor)、プロピズアミド(propyzamide)、プロスルホ
カルブ(prosulfocarb)、プロスルフロン(prosulfuro
n)、ピラフルフェン(−エチル)[pyraflufen(−ethyl)]
、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾスルフロン(−エチル)[p
yrazosulfuron(−ethyl)]、ピラゾキシフェン(pyra
zoxyfen)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリブチ
カルブ(pyributicarb)、ピリデート(pyridate)、ピリ
ミノバク(−メチル)[pyriminobac(−methyl)]、ピリチ
オバク(−ソジウム)[pyrithiobac(−sodium)]、クィン
クロラク(quinchlorac)、クィンメラク(quinmerac)、
キノクラミン(quinoclamine)、クィザロホプ(−P−エチル)[
quizalofop(−P−ethyl)]、クィザロホプ(−P−テフリル
)[quizalofop(−P−tefuryl)]、リムスルフロン(ri
msulfuron)、セソキシジム(sethoxydim)、シマジン(s
imazine)、シメトリン(simetryn)、スルコトリオン(sul
cotrione)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、ス
ルホメチュロン(−メチル)[sulfometuron(−methyl)]
、スルホセート(sulfosate)、スルホスルフロン(sulfosul
furon)、テブタン(tebutam)、テブチュロン(tebuthiu
ron)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(
terbutryn)、テニルクロル(thenylchlor)、チアフルア
ミド(thiafluamide)、チアゾピル(thiazopyr)、チジ
アジミン(thidiazimin)、チフェンスルフロン(−メチル)[th
ifensulfuron(−methyl)]、チオベンカルブ(thiob
encarb)、チオカルバジル(tiocarbazil)、トラルコキシジ
ム(tralkoxydim)、トリアレート(triallate)、トリア
スルフロン(triasulfuron)、トリベニュロン(−メチル)[tr
ibenuron(−methyl)]、トリクロピル(triclopyr)
、トリジファン(tridiphane)、トリフルラリン(triflura
lin)及びトリフルスルフロン(triflusulfuron)。
【0297】 他の公知の活性化合物、例えば殺菌・殺カビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤
、鳥忌避剤、植物栄養剤、並びに土壌改良剤との混合物も可能である。
【0298】 本活性化合物は、そのまま、それらの製剤の形態又は更に希釈してそれらから
調製した使用形態、例えば調整済み溶液(ready−to−use solu
tions)、懸濁剤、エマルジョン、散剤、ペースト及び粒剤で用いることが
できる。それらのものは通例の方法、例えば液剤散布、液剤の噴霧、アトマイジ
ング(atomizing)又は粉剤散布で用いられる。
【0299】 本発明活性化合物は、植物の発芽前又は発芽後のいずれにおいても施用するこ
とができる。該活性化合物は種をまく前に土壌に配合することもできる。
【0300】 使用する活性化合物の量は、比較的広い範囲内で変えることができる。この量
は、本来所望の効果の性質に依存する。一般に、使用量は土壌表面のヘクタール
当たり活性化合物1g〜10kg、好ましくはヘクタール当たり5g〜5kgで
ある。
【0301】 本発明活性化合物の製造並びに使用は下記の実施例から理解することができる
【0302】 製造実施例: 実施例1
【0303】
【化92】
【0304】 (R)−2−アミノ−4−(1−メチル−3−フェニル−プロピルアミノ)−
6−(1−フルオロ−1−メチル−エチル)−1,3,5−トリアジン3.4g
(11ミリモル)と無水プロピオン酸10g(77ミリモル)の混合物を120
℃で2時間撹拌する。室温(ほぼ20℃)まで冷却した後、混合物を水200m
lで希釈し、室温で15時間撹拌する。水性層を傾斜法で分離し、次に残留物を
塩化メチレン中に取り出し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過する。
水流ポンプによる真空下で濾液から溶媒を注意深く留去する。
【0305】 このようにして、(R)−2−プロピオニルアミノ−4−(1−メチル−3−
フェニル−プロピルアミノ)−6−(1−フルオロ−1−メチル−エチル)−1
,3,5−トリアジン3.0g(理論値の76%)が無定形残留物として得られ
る。[α]20 D =−5.0 製造実施例1と類似的に、また、本発明製造方法に関する一般的な説明に従っ
て、例えば下記表1に列挙した式(I)の化合物を製造することもできる。
【0306】
【化93】
【0307】
【表1】
【0308】 式(II)の出発物質: 実施例(II−1)
【0309】
【化94】
【0310】 (R)−1−(1−メチル−3−フェニル−プロピル)−ビグアニド塩酸塩1
8g(66ミリモル)、ナトリウムメトキシド3.6g(66ミリモル)及びメ
タノール50mlからなる混合物を室温(ほぼ20℃)で30分間撹拌し、その
後2−フルオロ−イソ酪酸エチル8.2g(61ミリモル)を混合する。次に、
反応混合物を室温で18時間撹拌し、もとの容積の約3倍になるまで塩化メチレ
ンで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過する。水流ポンプによ
る真空下で濾液から溶媒を注意深く留去する。
【0311】 このようにして、(R)−2−アミノ−4−(1−メチル−3−フェニル−プ
ロピルアミノ)−6−(1−フルオロ−1−メチル−エチル)−1,3,5−ト
リアジン6.5g(理論値の34%)が無定形残留物として得られる。
【0312】 式(IV)の出発物質: 実施例(IV−1)
【0313】
【化95】
【0314】 (R)−1−メチル−3−フェニル−プロピルアミン塩酸塩17.9g(96
ミリモル)とシアノグアニジン8.1g(96ミリモル)の混合物を160℃
(内部温度)で3時間加熱する。次に、生じた融成物を上述の温度において1,
2−ジクロロ−ベンゼン約100mlで希釈し、―室温まで冷却した後に―約同
量のジエチルエーテルで希釈する。生じた結晶性生成物を吸引濾過して単離する
【0315】 このようにして、(R)−1−(1−メチル−3−フェニル−プロピル)−ビ
グアニド塩酸塩18.0g(理論値の70%)が得られる。
【0316】 使用実施例: 実施例A 発芽前テスト 溶 媒:アセトン 5重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル 1重量部 活性化合物の適切な製剤を製造するために、活性化合物1重量部を上述量の溶
媒と混合し、上述量の乳化剤を加え、濃厚液を水で希釈して所定の濃度にする。
【0317】 テスト植物の種子を正常な土壌にまく。約24時間後、所定活性化合物の特定
量が単位面積ごとに施用されるように、活性化合物製剤を土壌に噴霧する。所定
活性化合物の特定量がヘクタール当たりの水1000l中に充当されるように噴
霧液の濃度を選定する。
【0318】 3週間後に、植物に与えた損傷の程度を、非処理対照の発育と比較して%損傷
として評価する。
【0319】 数字は次のことを表す: 0%=効果なし(非処理対照と同様) 100%=完全な駆除 このテストにおいて、例えば製造実施例1の化合物は雑草に対して強い活性を
発揮すると共に、例えばヒマワリ等の作物によって十分に許容される。
【0320】
【表2】
【0321】
【表3】
【0322】 実施例B 発芽後テスト 溶 媒:アセトン 5重量部 乳化剤:アルキルアリールポリグリコールエーテル 1重量部 活性化合物の適切な製剤を製造するために、活性化合物1重量部を、上述量の
溶媒と混合し、上述量の乳化剤を加え、濃厚液を水で希釈して所定の濃度にする
【0323】 単位面積ごとに所定活性化合物の特定量が充当されるように、活性化合物製剤
を5〜15cmの高さを有するテスト植物に噴霧する。所定活性化合物の特定量
がヘクタール当たりの水1000l中に充当されるように、噴霧液体の濃度を選
定する。
【0324】 3週間後に、非処理対照の発育と比較して植物に与えた損傷の程度を%損傷と
して評価する。
【0325】 数字は下記のことを表す: 0%=効果なし(非処理対照と同様) 100%=完全な駆除 このテストにおいて、例えば製造実施例1の化合物は雑草に対して強い活性を
発揮する。
【0326】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 405/12 C07D 405/12 409/12 409/12 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 キルステン,ロルフ ドイツ連邦共和国デー−40789モンハイ ム・カール−ラングハンス−シユトラーセ 27 (72)発明者 レーア,シユテフアン ドイツ連邦共和国デー−51381レーフエル クーゼン・アムベンタール54 (72)発明者 フオイヒト,カタリナ ドイツ連邦共和国デー−52080アーヘン・ グロスハイトシユトラーセ121 (72)発明者 ドリンガー,マルクス アメリカ合衆国カンザス州66213オーバー ランドパーク・ノツクス13210 (72)発明者 ドリユーズ,マーク・ビルヘルム ドイツ連邦共和国デー−40764ランゲンフ エルト・ゲーテシユトラーセ38 (72)発明者 ベトコロウスキ,インゴ ブラジル・エスピー・シーイーピー− 13280−000ビンヘド・コンドエスタンシア マラムバイ500・ルアアバレ (72)発明者 渡辺 幸喜 栃木県小山市花垣町2−8−24 (72)発明者 五島 敏男 栃木県下都賀郡国分寺町小金井214−18 (72)発明者 マイヤーズ,ランデイ・アレン ドイツ連邦共和国デー−40489デユツセル ドルフ・ヘルトルフアーマルク47 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC43 CC75 CC76 CC92 CC94 DD12 DD29 DD43 EE03 4H011 AB01 BA01 BB09 BC03 BC05 BC18 DA16 DD03 DD04 DE15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、Arは場合により置換されたアリールを表し、ここでアリールはフェニ
    ル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリル、チエニル及
    びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複素環式の単環式又
    は二環式芳香族基を表し、また、可能な置換基はシアノ、ニトロ、カルバモイル
    、チオカルバモイル、ハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロゲノアル
    キル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロゲノアルコキシ、C1 −C4 アル
    キルチオ、C1 −C4 ハロゲノアルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル
    、C1 −C4 ハロゲノアルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、
    1 −C4 ハロゲノアルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルアミノ及びC1
    4 アルコキシカルボニルから成る群から選択され、 R1 は1個乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、 R2 はヒドロキシル、シアノ、ハロゲン又はC1 −C4 アルコキシで場合により
    置換された1個乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、 R3 はシアノ、ハロゲン又はC1 −C4 アルコキシで場合により置換された2個
    乃至4個の炭素原子を有するアルキルを表し、 ここでR1が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置される] の光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類。
  2. 【請求項2】 Arは場合により置換されたアリールを表し、ここでアリー
    ルは、フェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリル
    、チエニル及びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複素環
    式の単環式又は二環式芳香族基を表わし、そして可能な置換基は、シアノ、ニト
    ロ、カルバモイル、チオカルバモイル、ハロゲン、メチル、エチル、n−又はi
    −プロピル、n−、i−、s−又はt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ
    、エトキシ、n−又はi−プロポキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
    キシ、クロロジフルオロメトキシ、フルオロジクロロメトキシ、メチルチオ、エ
    チルチオ、n−又はi−プロピルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメ
    チルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、フルオロジクロロメチルチオ、メチル
    スルフィニル、エチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィニル、メチル
    スルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、ジメチルアミ
    ノ、ジエチルアミノ、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニルから成る群か
    ら選択され、 R1 はメチル、エチル、n−又はi−プロピル、n−、i−又はs−ブチルを表
    わし、 R2 は、それぞれの場合にヒドロキシル、シアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ
    又はエトキシで場合により置換されたメチル、エチル、n−又はi−プロピル、
    n−、i−又はs−ブチルを表わし、そして R3 は、それぞれの場合にシアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ又はエトキシで
    場合により置換されたエチル、n−又はi−プロピル、n−、i−、s−又はt
    −ブチルを表わし、 ここで、R1 が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置されることを特
    徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  3. 【請求項3】 Arは場合により置換されたアリールを表わし、ここでアリ
    ールは、フェニル、ナフチル、ピリジニル、ピリミジニル、フリル、ベンゾフリ
    ル、チエニル及びベンゾチエニルから成る群から選択された、炭素環式又は複素
    環式の単環式又は二環式芳香族基を表わし、また、可能な置換基はシアノ、ニト
    ロ、カルバモイル、チオカルバモイル、弗素、塩素、臭素、メチル、エチル、ト
    リフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメ
    トキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチル
    チオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルフィ
    ニル、メチルスルホニル、エチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、
    ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル
    から成る群から選択され、 R1 はメチル、エチル、n−又はi−プロピルを表わし、 R2 はそれぞれの場合にヒドロキシル、シアノ、弗素、塩素、臭素、メトキシ又
    はエトキシで場合により置換されたメチル、エチル、n−又はi−プロピルを表
    し、そして R3 はそれぞれの場合にシアノ、弗素、塩素又はメトキシで場合により置換され
    たエチル、n−又はi−プロピルを表し、 ここで、R1 が結合している炭素原子への置換基はR配置に配置されることを特
    徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式(I) 【化2】 の(R)−2−プロピオニルアミノ−4−(1−メチル−3−フェニル−プロピ
    ルアミノ)−6−(1−フルオロ−1−メチル−エチル)−1,3,5−トリア
    ジン。
  5. 【請求項5】 一般式(II) 【化3】 [式中、Ar、R1 及びR2 は請求項1において定義したと同じである] の、光学的に活性な置換2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン類を、適切
    であれば反応助剤の存在下で、また、適切であれば希釈剤の存在下で、一般式
    (III) 【化4】 [式中、R3 は請求項1において定義したと同じであり、そして Xはハロゲン又は基−O−CO−R3 を表す] のアシル化剤と反応させることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)の化合
    物の製造方法。
  6. 【請求項6】 除草剤組成物が請求項1に記載の式(I)の少なくとも1つ
    の化合物を含むことを特徴とする除草剤組成物。
  7. 【請求項7】 望ましくない植物を防除するための、請求項1に記載の式
    (I)の化合物の使用。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の式(I)の化合物を雑草又はそれらの生育
    地に作用させることを特徴とする、雑草の防除方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の式(I)の化合物を増量剤及び/又は界面
    活性剤と混合することを特徴とする、除草剤組成物の製造方法。
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