JP2002505061A

JP2002505061A - 移動無線通話のために料金助言パラメータを提供する方法および装置

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Publication number: JP2002505061A
Application number: JP50425799A
Authority: JP
Inventors: グランバーグ、クリスター
Original assignee: テレフオンアクチーボラゲツトエルエムエリクソン
Priority date: 1997-06-20
Filing date: 1998-06-05
Publication date: 2002-02-12
Also published as: AU7945498A; CN1267432A; US6195543B1; WO1998059504A1; CA2294446A1; EP0974238A1; CN1113562C

Abstract

(57)【要約】本発明は、移動電話加入者に提供される料金助言（ＡｏＣ）サービスを運営管理する制御点を用いる。制御点には、料金助言サービスに加入している移動局が関与する各呼が通知される。制御点は、呼に対して１つ以上のＡｏＣパラメータを決定し、移動局に現在サービスを提供中の交換ノードにこれらを送る。移動局は、供与交換ノードからＡｏＣパラメータを受信し、呼に関連する予想コストを判定し、そのコストを移動電話加入者に表示する。この呼の間に、当該呼の蓄積コストも判定し表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】移動無線通話のために料金助言パラメータを提供する方法および装置発明の分野本発明は、ディジタル・セルラ無線遠隔通信システムのような移動ネットワークのためのカスタム化アプリケーションに関する。更に特定すれば、本発明は、移動電話加入者のための料金助言(AoC:Advice of Charge)サービスに関するものである。発明の背景および概要セルラ電話システムのような移動無線通信ネットワークでは、隣接する無線セルがサービス対象の地理的カバレッジ区域(coverage of geographical area)を提供する。各セルは、１組の無線チャネル上で動作する基地局（ＢＳ）を有し、これらのチャネルを通じて移動電話加入者が通信する。移動交換局（ＭＳＣ）が基地局群と種々のネットワーク、例えば、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）、統合ディジタル・サービス網（ＩＳＤＮ）、および１つ以上の公衆陸上移動無線ネットワーク（ＰＬＭＮ）との間の呼を制御する。ＭＳＣは、呼のスイッチング、ルーティングおよび課金というような機能を実行する。全ての移動通信ネットワークは、ホーム(home)および外来(foreign)（以降「ビジティング」と呼ぶ）移動通信ネットワークにおける通話および受話に必要な「基本的通話サービス」(basic call services)を提供する。実際には、Nordic Mobile Telephone System(NMT:ノルディック移動電話システム)、Total Access Communication System(TACS:総合アクセス通信システム)、American Digital Ce llular System(ADC:アメリカ・ディジタル・セルラ・システム)、Global System for Mobile Communication(GSM:移動通信用グローバル・システム)、およびPac ific Digital Cellular System(PDC:太平洋ディジタル・セルラ・システム)のような既知のセルラ・システムは、かかる基本的サービスを提供するために、標準化した技法を採用している。基本サービスには、個々の移動電話加入者間の通話、および個々のサービス加入を必要としない、全ての移動電話加入者に利用可能なその他のサービスが含まれる。固定電話ネットワーク(fixed telephony network)では、柔軟性を高めた追加のサービスを提供し、既存の電話サービスを補うために、インテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）が開発された。更に最近になって、ＩＮを基本とするサービスも、補充サービス(supplementary services)を提供するために、移動遠隔通信ネットワークにおいて必要および／または望ましくなっている。一般に、補充移動サービスは個々の加入を必要とし、補充サービスの例には、通話待機(call wa iting)、通話転送(call forwarding)、および通話禁止(call barring)がある。補充加入者サービスは、２つの種類に分割することができる。即ち、（１）「発呼」プロセスを変更または補充するサービス、および（２）「着呼」サービスを変更または補充するサービスである。発呼補充サービスの例には、発信呼の禁止および閉ユーザ・グループが含まれる。着信補充サービスの例には、着信呼の禁止、呼転送、および呼待機が含まれる。ＧＳＭ移動通信システムの例では（説明の目的のために選択したのであり、限定ではない）、European Telecommunications Standards Institute(ＥＴＳＩ：欧州電気通信標準協会)によってＧＳＭ技術仕様書０３．７８として発行された、Customized Applications for Mobile Network Enhanced Logic(ＣＡＭＥＬ: 移動ネットワーク改善ロジック用カスタム化アプリケーション)において、移動ネットワーク・オペレータのためのインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）機能を開発する努力が行われてきた。ＣＡＭＥＬ標準化プロセスの目標は、移動ネットワーク・オペレータに、例えば、サービス・ロジック構築ブロック、サービス・データベース、サービス「トリガ」または「検出」点等のような、インテリジェント・ネットワーク型ツールを用いて、新たな改善された移動ネットワークに特定したサービスを素早く設計し提供する能力(capability)を与えることである。例えば、サービス制御点（ＳＣＰ）ノードは、補充サービスを提供するために呼び出すサービス・ロジックを格納し実施している。サービス交換点（ＳＳＰ）ノードは、ＳＣＰにおいてサービスを呼び出すために必要なサービス検出および交換機能を処理する。しかしながら、このＩＮフレームワークにおいて加入者の移動性(mobility)を調和するには、ＨＬＴ、ＳＣＰ、およびＭＳＣによって実行する機能を調整しなければならない。ＩＮに基づくネットワーク特定サービスを移動電話加入者に提供するためには、ネットワーク特定サービス加入情報（ＧＳＭＣＡＭＥＬの例では、ＣＡＭＥＬ加入情報（ＣＳＩ：CAMEL Subscription Information）と呼んでいる）を、各移動電話加入者毎に、加入者レコードに格納しなければならない。ＣＡＭＥＬでは、発呼時に移動電話加入者から呼び出されるこのようなサービスは、発信−ＣＳＩ（Ｏ−ＣＳＩ：originating_CSI）によって示され、移動電話加入者への着信呼に対して呼び出されるＣＡＭＥＬサービスは、着信−ＣＳＩ（Ｔ−ＣＳＩ： terminating_CSI）で示される。移動電話加入者がそのホーム移動通信ネットワークを離れて、ビジティング移動通信ネットワークに登録する場合、当該移動電話加入者のＯ−ＣＳＩをＨＬＲからビジティング移動通信ネットワークに、典型的な移動電話加入者位置更新手順の一部として送らなければならない。Ｏ−ＣＳＩは、当該移動電話加入者が現在位置する区域を担当する、ビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ）データベースに格納される。その後、移動電話加入者が呼を発信するか転送する場合、ビジティング・ネットワークＭＳＣ／ＶＬＲは、ＶＬＲ内に格納されている当該加入者のＯ−ＣＳＩを検出する。実際には、Ｏ−ＣＳＩは制御をサービス制御点（ＳＣＰ）に移管させる呼処理における検出点（固定電話ネットワークにおけるＩＮ「トリガ」点と同様）として機能する。また、Ｔ−ＣＳＩは、移動局への着信呼のための呼処理における検出点として機能する。本発明は、本願では料金助言（ＡｏＣ）サービスと呼ぶ補充サービスを対象とするものである。ＡｏＣ補充サービスは、移動電話加入者に、課金が発生する前に、予想される発信呼または着信呼の料金を知らせる。加えて、料金助言サービスは、通話中の総電話料金即ち蓄積料金を移動電話加入者に知らせることができる。ＧＳＭシステムの例では、「Ｅ−パラメータ」をＡｏＣパラメータとして用い、これから通話の予想コストおよび蓄積コストを移動端末内で計算することができる。ＡｏＣパラメータの計算は、各移動交換ノード、例えば、移動交換局（ＭＳＣ）において、料金表／課金分析(tariff/charging analysis)を実行することによって行なうことができる。しかしながら、この手法には問題がある。第１に、ＭＳＣのような移動交換ノードは通常では料金表／課金分析を行なわない。しかし、全てのＭＳＣが課金および料金表分析処理を行なうようにプログラムすると、ＭＳＣおよび移動ネットワーク・オペレータ双方に、多大な運営管理上の負担が追加されることになる。各移動ネットワーク・オペレータは、各移動電話加入者毎に、ホーム・ネットワーク範囲内のＭＳＣノード全てに、課金および料金表情報を提供しなければならなくなるであろう。更に、課金および料金設定機能ならびにパラメータが各移動局毎に変更した場合、例えば、移動電話加入者を追加または削除した場合、移動電話加入者が彼らの加入を変更した場合、および新たな割り引き料金構造が種々の時間期間に設定される場合にはいつでも、移動ネットワーク・オペレータは各ＭＳＣにおいてこれらを連続的に更新しなければならなくなるであろう。更に、広いネットワーク間カバレッジ区域にわたって有効にするためには、各ＭＳＣは、そのホーム・ネットワーク内の移動局全て、および当該ネットワークを訪問し得る全てのローミング(roaming)移動局全てについて、課金を追跡するためには巨大なデータベースを必要とするであろう。この手法では、ビジティング・ネットワークにおいてローミング移動電話加入者がビジティングＭＳＣによって現在サービスを受けている際、このローミング移動電話加入者が呼を受信する場合に別の問題が生ずる。この場合、現在ローミング移動機にサービスを提供しているビジティングＭＳＣは、着信呼(incoming call)の全コストを計算することはできない。ホーム側の移動ネットワーク・オペレータのみが、呼の全部分およびそれに対するサービスがいくらかかるのかを決定するために必要な請求情報の全てを有する。例えば、ビジティングＭＳＣは、呼のローミング・レッグ(roaming leg)に関連するコスト（複数のコスト）については把握していない。ローミング移動機に対する呼の正確な全コストまたは予想コスト(proiected cost)がなければ、ビジティングＭＳＣはＡｏＣサービスを提供することはできない。オペレータが全ての移動電話加入者の課金／請求情報を交換することは理論上可能であるかもしれないが、かかる交換は、巨大なデータベースおよびデータベースの更新を必要とする、膨大な運営管理上の負担が生ずることになる。本発明の目的は、これらの困難および問題を克服することである。本発明の目的は、移動発信呼および移動着信呼双方について、移動電話加入者に料金助言サービスを提供することである。本発明の更に別の目的は、ホーム移動ネットワークに位置する移動電話加入者だけでなく、これらがビジティング移動ネットワークにおいてローミングしている場合にも、移動交換局に課金に関連する運営管理上の作業を負担させることなく、かかる料金助言サービスを効率的に提供することである。本発明は、移動電話加入者に提供される料金助言（ＡｏＣ）サービスを運営管理する中央制御点を用いる。制御点には、料金助言サービスに加入している移動局が関与する呼が通知される。制御点は、呼に対して１つ以上のＡｏＣパラメータを決定し、現在移動局にサービスを提供中の交換ノードにこれらを送る。移動局は、供与交換ノード(serving switching node)からＡｏＣパラメータを受信し、呼に関連する予想コストを判定し、そのコストを移動電話加入者に表示する。この呼の間に、当該呼の蓄積コストも判定し表示することができる。したがって、中央制御点は、供与移動交換局（ＭＳＣ）に代わって、移動電話加入者のために課金分析を行い、ＡｏＣパラメータを決定する。ＧＳＭの実施態様の例では、移動機から呼が発信されると、ＭＳＣは、移動電話加入者が中央制御点によって制御されているサービスを有するか否かについて判定を行い、有する場合、当該呼およびそのアイデンティティを、供与ＭＳＣとして制御点に通知する。次に、制御点は呼に対するＡｏＣパラメータを供与ＭＳＣに送り、ＭＳＣはこれらのパラメータを移動機に送出する。反対方向では、呼が移動機において着信した場合、最初にゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）において呼を処理する。ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）データベースからの情報に基づいて、ＧＭＳＣは移動電話加入者のサービスを判定し、当該移動電話加入者に現在サービスを提供しているＭＳＣを特定する。ＧＭＳＣは、移動電話加入者のアイデンティティおよび供与ＭＳＣを制御点に通知する。制御点は、決定したＡｏＣパラメータを供与ＭＳＣに送り、供与ＭＳＣはこれらを移動電話加入者に送出する。呼の間、課金条件に変更がある場合もある。そのような場合、制御点は、課金条件の変更に対処するように新たな料金助言パラメータを決定し、これら新たなＡｏＣパラメータを移動機に送る。すると、移動機は、呼のコストを計算し直し、移動電話加入者に表示する。好適であるが一例である本発明の実施形態は、ＣＡＭＥＬ／ＩＮ機能性を用いて料金助言補充サービスを実施するＧＳＭ移動通信システムに関連して開示される。ＭＳＣおよびＧＭＳＣに組み込まれたサービス切り替え機能性（ＳＳＦ）を用いて、特定の呼に対して料金助言サービスを呼び出すべきときを検出する。このように、料金助言サービスは、サービス制御点（ＳＣＰ）の制御の下で運営管理される。図面の簡単な説明本発明の前述のおよびその他の目的、特徴ならびに利点は、添付図面に示す好適な実施形態に関する以下の説明から明らかとなろう。図面では、種々の図にわたり参照記号は同じ部分を示すものとする。図面は必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。逆に、本発明の原理を示すために、強調されていることもある。図１は、本発明を組み込んだ移動通信システムの機能ブロック図である。図２は、移動局または端末の種々のエレメントを示す機能ブロック図である。図３は、本発明の好適な例の実施形態による、料金助言手順を示すフローチャートである。図４は、本発明の第２の好適な例の実施形態にしたがって本発明を実施可能な、ＧＳＭ移動通信システムを示す機能ブロック図である。図５は、本発明の第２の好適な例の実施形態にしたがって、移動着信呼のために図４に示すＧＳＭ移動通信システムに料金助言サービスを実施するシグナリング手順の一例を示すシグナリング図である。図６は、本発明の第２の好適な例の実施形態において、移動発信呼のために料金助言サービスを実施するシグナリング手順を示すシグナリング図である。図面の詳細な説明以下の記載では、本発明の完全な理解が得られるように、限定ではなく説明の目的のために、特定実施形態、データ・フロー、シグナリングの実施態様、インターフェース、技法等のような具体的な詳細を明記する。しかしながら、本発明は、これらの具体的な詳細から逸脱する他の実施形態においても実施可能であることは、当業者には明白であろう。例えば、本発明はＧＳＭおよびＣＡＭＥＬの用語を用いてセルラ電話ネットワークの一例に関連付けて説明する場合もあるが、本発明は、補充移動サービスを実施するための種々の方法を用いるあらゆるセルラ電話システムにおいても実施可能であることを当業者は認めよう。別の場合には、本発明の説明を不必要な詳細で不明瞭化しないように、公知の方法、インターフェース、デバイス、およびシグナリング技法の詳細な説明を省略することにする。本発明の第１の例の実施形態において本発明を用いることができる移動通信システム１０の一例について、図１に関連付けてこれより説明する。中央制御点１１が多数の移動交換局（ＭＳＣ）１４に結合されている。これらのＭＳＣ１４は、異なるネットワーク・オペレータが操作する異なる移動通信ネットワーク内に設けることができる。各移動交換局１４は、複数の基地局（ＢＳ）１６に接続されている。基地局と、携帯無線機および車載移動無線機を含む種々の移動局（ＭＳ）１８との間では、無線通信が行われる。各移動局は、ホーム移動ネットワークに加入するが、通常そのホーム・ネットワーク外部のビジティング移動ネットワークにロームすることが許されている。移動局が現在登録されている移動交換局のことを、供与移動交換局（供与ＭＳＣ：serving mobile switching center ）と呼ぶことにする。中央制御点１１は、データ・プロセッサ１３を含むと共に、課金および料金表分析ソフトウエアならびにデータベース１２も含む。課金分析ソフトウエアはプログラム命令を含み、データベースは料金情報を格納し、データ・プロセッサ１３はこれを利用して、移動局に係わろ特定の呼に関連するコストに関係する１つ以上の料金助言パラメータを決定する（移動局の所有者／ユーザは、料金助言サービスに加入していると仮定する）。図２は、データ処理回路２０、マイクロフォン２２、スピーカ２４、キーパッド２６、無線回路２８、およびディスプレイ３０を含む、一例としての移動局１８の周知のエレメントの一部を示す。処理回路２０は、移動局に係わる呼に対する予想サービス・コストを計算し、更に移動局に伝達される１つ以上の料金助言サービス・パラメータに基づいて、通話の間に蓄積通話コストも計算することが好ましい。サービスのコストおよび／または蓄積コストは、ディスプレイ３０上に表示するか、あるいはこれらのコストを移動機のオペレータに知らせるいずれかの適切なフォーマットで示す。本発明の第１の好適な例の実施形態にしたがって料金助言サービスを実施する手順の例（料金助言（ＡｏＣ）ルーチン３０）について、これより図３に示すフローチャートに関連付けて説明する。この手順は、移動端末から発信したまたは移動端末に着信した移動呼(mobile call)が、当該移動端末との呼接続設定中に、供与移動交換局（ＭＳＣ）またはその他の交換ノードにおいて受信されたことを想定する（ブロック３１）。ブロック３２において、移動機の加入者が、中央制御点１１によって制御されるサービスを有するか否かの判断を行なう。有していない場合、呼設定は、通常通りに継続する（ブロック３３）。ＭＳＣが、移動機は中央制御点２２によって制御されるサービスを有すると判断した場合、中央制御点にこの呼、移動電話加入者の識別、および現在この移動電話加入者にサービスを提供している移動交換局の識別またはアドレスを知らせる（ブロック３４）。中央制御点１１は、課金および料金表分析を行い、移動電話加入者のアイデンティティ、呼の宛先、時間期間（例えば、１日の時間、曜日、休日等）、割り引き料金体系等を用いて、当該呼に対する料金助言パラメータを決定する（ブロック３５）。この呼に対して決定された料金助言パラメータは、次に供与ＭＳＣ（ブロック３６）に供給される。供与ＭＳＣは、決定された料金助言パラメータを、対応するセル／地理的サービス区域に現在移動電話加入者が位置する供与基地局に送る（ブロック３７）。供与基地局から無線チャネルを通じてＡｏＣパラメータを受信すると、移動端末は、通話料金(call charge rate)および／または蓄積料金を、受信したＡｏＣパラメータを用いて計算し表示する（ブロック３８）。次にブロック３９において、課金条件に変更があったか否かについて判断する。例えば、業務時間中に通話が開始されたが、非業務時間まで継続し、その結果割り引き通話料金となる場合もあり得る。この場合、制御はブロック３５に戻り、新たなＡｏＣパラメータを用いて、ブロック３５〜３８において略説した手順を繰り返す。それ以外の場合、通話が終了するまで、通話料金および／または蓄積料金の計算表示を続けることが好ましい（ブロック４０）。中央制御点１１は、ＡｏＣサービスに必要な運営管理課金および料金表分析機能を実行し、個々の移動交換局１４が各々かかるタスクを負担しないようにする。代わりに、各移動交換局は、予想される通話または行われている最中の通話に関連する料金を料金助言サービスの加入者が計算し表示するために必要な情報を得るように、単にＡｏＣパラメータ情報を制御点におよび制御点から搬送するだけである。したがって、いずれの加入および課金更新ならびにその他の変更は、集中的に決定し、集中的に運営管理することができる。次に、図４に示すＧＳＭを用いた移動通信システム１０の関連において、本発明の第２の例の実施形態を説明する。破線はシグナリングを示し、実線はトラフィックを示す。ゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）６２が、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）、統合ディジタル・サービス網（ＩＳＤＮ）またはその他のセルラ・ネットワークのようなその他の電気通信ネットワーク６４とインターフェースする。ゲートウェイ移動通信交換局６２は、１つ以上の移動交換局（ＭＳＣ）６８に接続する。ゲートウェイＭＳＣ６２は、移動無線ネットワーク内における移動電話加入者への通話のためのインターフェース点である。図示の明確化のためにＧＭＳＣ６２は別個のノードとして示されているが、ＭＳＣノードと一緒に位置することも可能である。各移動交換局６８は、移動局（ＭＳ）７４が関与する呼に関連する電話交換機能を実行する。その機能には、他の電気通信ネットワークとのインターフェース、および移動発信呼のルーティングが含まれる。各移動交換局２８にはビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ：Visiting Location Register）７０が連動し、ビジティング位置レジスタ７０は、対応する位置即ちサービス区域内に現在位置する全ての移動局に関する情報を収容するデータベースを含む。ＶＬＲ７０は、ＭＳＣ６８がそのサービス区域内の移動局にサービスを提供するために必要な一時的加入者情報を収容する。通常、移動局７４がビジティング・ネットワーク即ちサービス区域に入った場合、対応するＶＬＲが、ローミングしている移動局７４に関するデータを要求し（移動アプリケーション部分（ＭＡＰ）プロトコル(Mobil e Application Part protocol)を用いて）、移動機のホーム位置レジスタ７６から受信し、それを格納する。その結果、このビジティング移動局が呼に関与する場合、ＶＬＲは既に呼の設定に必要な情報を有している。ビジティング位置レジスタ７０は単体のノードとしてもよいが、ＶＬＲをその連動するＭＳＣと統合化し、これら２つのノード間のシグナリングを不要とすることが好ましい。ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）７６は、加入を格納し管理するデータベース・ノードである。各「ホーム」移動電話加入者毎に、ＨＬＲ７６は、ＰＳＴＮ付番方式で移動電話加入を一意に識別する移動局ＩＳＤＮ番号（ＭＳＩＳＤＮ）や、各加入者に割り当てられ、移動ネットワークにおけるシグナリングに用いられる一意のアイデンティティである国際移動電話加入者アイデンティティ（ＩＭＳＩ）というような、永久的な加入者データを収容する。全てのネットワーク関連加入者情報は、ＩＭＳＩに接続される。また、ＨＬＲ７６は、移動電話加入者が使用を許可されたサービスのリストも、現在移動電話加入者にサービスを提供しているＶＬＲのアドレスに対応する現加入者位置番号と共に収容する。一旦供与ＭＳＣ／ＶＬＲが特定されたなら（ホームまたはビジティング・ネットワークにおいて）、移動局７４に宛てられた呼は、この供与ＭＳＣ／ＶＬＲによって、着呼側移動局が現在位置するセルに関連する基地局７２に導かれる。公知の定着したプロトコルおよび手順を用いて、基地局７２と移動局７４との間で無線インターフェースを介して、呼を確立する。この第２の例の実施形態では、インテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）または高度インテリジェント・ネットワーク（ＡＩＮ）型インフラストラクチャおよび手順モデルを用いて、料金助言サービスを移動電話加入者に提供する。背景に記載した移動ネットワーク改善ロジック（ＣＡＭＥＬ）のカスタム化アプリケーションは、ＧＳＭ系ネットワークにおける基本電話サービスに加えて補充サービスを提供する、かかるＩＮ系機構の１つである。したがって、各ＭＳＣ６０およびＧＭＳＣ６２は、サービス切り替え機能（ＳＳＦ）６６および７１と呼ばれる機能的エンティティを含み、これがＭＳＣ６８およびＧＭＳＣ６２をサービス制御点（ＳＣＰ）５２にインターフェースする。ＧＭＳＣおよびＭＳＣにおけるサービス切り替え機能６６および７１は、それぞれ、固定電話ＩＮにおいて用いられるＳＳＦと同様であるが、移動通信ネットワークと一致する異なるトリガリング機構を用いる。サービスロジック実行が必要な呼の処理における点が、検出点（ＤＰ）によってトリガされる。サービス制御点５２は、ＡｏＣ、ＣＡＭＥＬ構成サービス(CAMEL-constructed service)において用いられる、課金および料金表分析ソフトウエアならびにデータベース５６や、データ・プロセッサ５８のようなサービス・ロジックを含む、サービス制御機能（ＳＣＦ）５２を含む。ＨＬＲ７６は、移動アプリケーション部分（ＭＡＰ）プロトコルを用いて、ＧＭＳＣ６２およびＭＳＣ６８と通信する。ＳＳＦ６６および７１ならびにＳＣＦ５４は、ＣＡＭＥＬアプリケーション部分（ＣＡＰ）プロトコルまたはインテリジェント・ネットワーク・アプリケーション部分（ＩＮＡＰ）プロトコルを用いて通信する。次に、図５に示すシグナリング・フロー図を参照し、料金助言サービスに加入している移動局において着信した着信呼(incoming call)に対する、本発明の第２の例の実施形態の動作について説明する。最初に、着信呼はＧＭＳＣ６２に導かれる。この例の実施形態では、ＧＭＳＣ６２におけるサービス切り替え機能（ｓＳＦ）６６によって、インテリジェント・ネットワーク機能性が呼び出される。即ち、ＧＭＳＣ／ＳＳＦはＭＡＰインターフェースを介してＨＬＲ７６に情報を導出する要求（ＳＲＩ）を送る。ＳＲＩ要求は、着呼側移動電話加入者のアイデンティティを含む。ＨＬＲ７６は、着呼側移動電話加入者について格納されているデータをチェックし、着呼側移動電話加入者が着信−ＩＮ（ＣＡＭＥＬ）に基づくサービスに加入しているか否かについて判定を行なう。これに応じて、ＨＬＲは、ＩＮ機能性をこの呼のために呼び出すべきことのＳＲＩ承認指示（ＳＲＩＡｃｋ）を、加入者が現在登録されている供与ＭＳＣ６８のアドレスと共に、ＧＭＳＣ／ＳＳＦに送る。供与ＭＳＣのアドレスは、ＧＭＳＣ内に格納される。ＩＮ機能性を呼び出し、ＧＭＳＣ／ＳＳＦ６６は、初期トリガリング検出点メッセージ（ＩＤＰ）をサービス制御点５２に送る。ＩＤＰメッセージは、着呼側移動電話加入者のアイデンティティ、および供与ＭＳＣのアドレスを含む。サービス制御点５２において、サービス制御機能５４は、着呼側移動電話加入者のアイデンティティ、供与ＭＳＣのアドレス、時間、曜日、およびその他の関連データのような項目の１つまたは組み合わせに基づいて、通話の料金(tariff)を計算する。１つの非限定的な例として、ＳＣＦは、１組のＥ−パラメータを、料金助言情報として決定し送ることができる。Ｅ−パラメータは、以下のように定義することができる一連の７つのテーブルＥ１〜Ｅ７として構成することができる。即ち、Ｅ１−単位／間隔テーブル、Ｅ２−秒数／間隔テーブル、Ｅ３−倍率テーブル、Ｅ４−単位増分テーブル、Ｅ５−単位／データ間隔テーブル、Ｅ６−セグメント／データ間隔テーブル、およびＥ７−初期秒数／間隔テーブル(initial s econds perinterval table)である。ＳＣＦ５４は、計算した料金助言情報を、ＧＭＳＣ６２のＳＳＦ６６に送る。料金助言（ＡｏＣ）情報は、既存のメッセージにおける追加情報として、ＳＣＦとＳＳＦとの間で、またはＡｏＣ情報を搬送するために定義された新たな課金送出(ＳＣ:Send Chargmg)メッセージとして送ることができる。この例では、ＳＣＦはＡｏＣ情報をＩＮ課金情報メッセージの一部として送り、ＳＣＦは、ＳＳＦに移動機着信呼の処理を継続するように命令する継続メッセージを送る。ＧＭＳＣは、ローミング番号（ＳＲＩ）メッセージの第２要求をＨＬＲに送る。このメッセージは、ＳＣＦから受信した料金助言メッセージ、ＧＭＳＣのアドレス、および呼参照番号（ＣＲＮ）を含む。呼参照番号は、呼を一意に識別し、呼の持続時間中ＧＭＳＣに格納されている。ＨＬＲは、ローミング番号（ＲＲＮ）メッセージの要求の中で、この情報をＭＳＣ／ＶＬＲに向けて送出する。ＭＳＣ／ＶＬＲは受信した情報を、割り当てられたローミング番号と共に格納する。ＨＬＲのローミング番号要求に応答して、ＨＬＲは、ＲＲＮ承認メッセージに含まれるローミング番号を、供与ＭＳＣ／ＶＬＲから受信する。次に、ＨＬＲは、割り当てられたローミング番号を、承認メッセージ（ＳＲＩＡｃｋ）の中で、ＧＭＳＣに送出する。承認メッセージは、供与ＭＳＣのアドレスおよびローミング番号を含む。シグナリング・システム番号７（ＩＳＵＰ）初期アドレス・メッセージ（ＩＡＭ）を用いて、ＧＭＳＣからＭＳＣ／ＶＲＬまで呼が設定される。呼自体が供与ＭＳＣ／ＶＬＲにおいて受信されると、格納されている料金助言情報は、図５に示すＥ−パラメータ（ＴＯＥ）メッセージの送信として表わされるように、移動局（ＭＳ）に送り出される。移動機が呼に応答したという事実は、ＩＳＵＰ応答（ＡＮＭ）メッセージを用いて、ＭＳＣ／ＶＬＲからＧＭＳＣに報告される。通話においてある時間が経過した後、ＳＣＦ５４は料金(tariff)を変更すべきと判断することがある。例えば、現時間が、呼を設定したときの適用料金からの料金変更を示す。その結果、ＳＣＰ／ＳＣＦは、課金情報メッセージをＧＭＳＣに送る。このメッセージは、新たな料金助言情報が含まれていることを除いて、ライン２の課金情報メッセージと同様である。ＧＭＳＣは新たな料金助言情報、ＧＭＳＣアドレス、および呼参照番号を供与ＭＳＣに送る。ＧＭＳＣは供与ＭＳＣのアドレスを知っているので、料金助言情報、ＧＭＳＣアドレス、および呼参照番号は、直接ＧＭＳＣから供与ＭＳＣ／ＶＬＲに、リモートＡｏＣ制御メッセージと呼ばれるＳＳ７制御メッセージの中で供給される。次に、供与ＭＳＣ／ＶＬＲは、移動局に供給されるＥ−パラメータ送信（ＴＯＥ）メッセージの中で、新たなＥ−パラメータを供給する。最初にまたは続いて送られたＴＯＥメッセージから、移動局は、時間単位当たりの金額単位(monetary units)でサービスのコストを判定すると共に、現通話の蓄積コストを判定し、移動端末のディスプレイを通じて加入者にこれら（または同様のパラメータ）を表示する。図６のフロー図の一例に関連してこれより説明するように、この第２実施形態では、ＡｏＣサービス手順は、移動機から発信した呼に対して簡略化されている。移動機（ＭＳ）は、供与ＭＳＣ／ＶＬＲに供給される呼設定メッセージによって、呼を発信する。供与ＭＳＣ／ＶＬＲにおけるサービス切り替え機能（ＳＦ）７１は、加入者が発信ＩＮ（ＣＡＭＥＬ）に基づくサービスを有し、ＩＮ機能性を呼び出すことを判断する。次に、ＳＳＦ７１は、初期トリガリング検出点（ＩＤＰ）メッセージをＳＣＰ／ＳＣＦに送る。このメッセージは、発呼側移動電話加入者のアイデンティティ、およびダイヤルされた宛先番号を含む。ＳＣＦは、発呼側加入者のアイデンティティ、ダイヤルされた宛先番号、時間、曜日、およびその他の関連データというような１つ以上の情報項目に基づいて、呼の料金を計算する。ＳＣＦは、計算した料金情報を、料金助言（ＡｏＣ）情報として、課金情報メッセージの中で供与ＭＳＣ／ＶＬＲのＳＳＦに送る。この場合も、ＡｏＣ情報は、既存のメッセージにおける追加情報としてＳＳＦおよびＳＣＦ間で送られるか、あるいはこのＡｏＣ情報を搬送するために定義した新たな情報として新たなメッセージの中で送られる。ＭＳＣ／ＶＬＲは、受信した料金助言情報を、ＴＯＥメッセージの中で移動機に送出する。料金が変更したとＳＣＦが判断した場合、新たな課金情報メッセージの中で、新たな料金助言情報をＳＳＦ７１に送る。供与ＭＳＣ／ＶＬＲは、新たな料金助言情報を、新たなＴＯＥメッセージの中で移動局に送出し表示する。この第２の非限定的な例の実施形態では、本発明は、既存のメッセージに追加情報を含ませることによって、または料金助言情報を提供する新たなメッセージを作成することによって実施される。このように、本発明は、ビジティング・ネットワークにおいてローミング移動電話加入者がビジティングＭＳＣによって現在サービスを受けている際、このローミング移動電話加入者が呼を受信する場合に生ずる、背景で述べた問題を解決する。言い換えると、現在移動無線機にサービスを提供中のビジティングＭＳＣは、例えば、呼のローミング・レッグを含む、着信呼(incoming call)に用いられるサービスの全部分の総合的なコストを計算することができる。料金助言サービスは、種々の移動ネットワーク・オペレータが全ての移動電話加入者に対する課金／請求情報を交換することなく提供されることにより、総合的な課金／請求データベースを作成し更新する膨大な運営管理タスクを回避するという利点がある。以上特定の実施形態に関して本発明を説明したが、本発明はここに記載し図示した具体的な実施形態に限定される訳ではないことを、当業者は認めよう。ここに示し記載した以外の異なるフォーマット、実施形態、および適合化、ならびに多くの変形、変更および同等な構成も、本発明を実施するために用いることができる。したがって、本発明はその好適な実施形態に関連して説明したが、この開示は、本発明の例示でありかつ一例に過ぎず、本発明の完全で実施可能な開示を行なう目的のために過ぎないことは理解されよう。したがって、本発明は、ここに添付する請求の範囲の精神および範囲によってのみ限定されることを意図するものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】平成１１年１１月８日（１９９９．１１．８）【補正内容】請求の範囲１．料金助言サービスを移動局に提供する方法であって、複数の移動交換ノードに結合され、前記料金助言サービスに関連する運営管理的課金または料金分析を、前記複数の移動交換ノードの各々に行なうように構成された中央制御点を用意するステップと、前記中央制御点に、前記移動局が関与する呼、および前記移動局に現在サービスを提供中の前記移動交換ノードを通知するステップと、前記中央制御点において、前記呼に対する１つ以上の料金助言パラメータを決定するステップと、前記１つ以上の料金助言パラメータを、前記中央制御点から前記供与交換ノードに送り、前記移動局に配信するステップと、前記運営管理的課金または料金分析機能に関連する情報を用いて、前記中央制御点を更新するステップと、を含むことを特徴とする方法。２．請求項１記載の方法であって、更に、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連するサービスのコストを判定するステップと、前記サービスのコストを表示するステップと、を含むことを特徴とする方法。３．請求項２記載の方法であって、更に、前記呼の間に、前記呼に関連する蓄積コストを判定するステップと、前記蓄積コストを表示するステップと、を含むことを特徴とする方法。４．請求項１記載の方法において、前記移動局が、前記中央制御点が決定した前記１つ以上の料金助言パラメータを用いて、前記呼に関連するサービスの実際のコストを判定することを特徴とする方法。５．請求項１記載の方法において、前記呼が移動局から発信することを特徴とする方法。６．請求項５記載の方法であって、更に、前記移動局から発信した前記呼を、現在前記移動局にサービスを提供中の移動交換局（ＭＳＣ）において最初に処理するステップと、前記ＭＳＣが、前記移動局は前記中央制御点が制御するサービスを有することを判定し、前記中央制御点に前記呼および前記供与ＭＳＣのアイデンティティを知らせるステップと、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに供給するステップと、前記ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に送出するステップと、を含むことを特徴とする方法。７．請求項１記載の方法において、前記呼が前記移動局において着信することを特徴とする方法。８．請求項７記載の方法であって、更に、ゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）において前記呼を最初に処理するステップと、前記ＧＭＳＣが、前記移動局は前記制御点が制御するサービスを有すると判断すると共に、前記移動局に現在サービスを提供中のＭＳＣのアイデンティティを判定するステップと、前記ＧＭＳＣが前記移動局のアイデンティティおよび前記供与ＭＳＣを前記中央制御点に知らせるステップと、前記中央制御点が前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに送るステップと、前記ＧＭＳＣが、前記料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに、直接的に送出するか、またはホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を介して間接的に送出するステップと、を含むことを特徴とする方法。９．料金助言サービスを移動局に提供する方法であって、前記移動局が関与する呼、および前記移動局に現在サービスを提供中の交換ノードを制御点に通知するステップと、前記中央点において、前記呼に対する１つ以上の料金助言パラメータを決定するステップと、前記１つ以上の料金助言パラメータを、前記供与交換ノードに送り、前記移動局に配信するステップと、課金条件の変更を検出するステップと、前記中央制御点において、新たな料金助言パラメータを決定するステップと、前記新たな料金助言パラメータを前記移動局に送るステップと、を含むことを特徴とする方法。１０．複数の移動交換局（ＭＳＣ）ノードであって、その１つが、料金助言加入者サービスに加入している移動電話加入者に関連する移動局が関与する呼を検出する、複数のＭＳＣノードと、前記複数のＭＳＣノードに結合され、前記料金助言サービスに関連する運営管理的課金または料金分析機能を前記複数のノードの各々に実行するように構成され、前記１つのＭＳＣノードからの信号に応答し、前記呼に対して１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該１つ以上の料金助言パラメータを、前記移動局への配信のために前記１つのＭＳＣノードに供給する中央制御ノードと、を備えることを特徴とするシステム。１１．請求項１０記載のシステムにおいて、前記呼が前記移動局から発信し、最初に前記１つのＭＳＣによって処理され、前記１つのＭＳＣが前記中央制御ノードから前記１つ以上の料金助言パラメータを受信し、前記移動局に配信することを特徴とするシステム。１２．請求項１０記載のシステムであって、更に、加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を備え、前記呼が前記移動局において着信し、前記１つのＭＳＣがゲートウェイ移動通信交換局（ＣＭＳＣ）であり、前記移動電話加入者が、前記ＨＬＲから得た情報によって、前記中央制御ノードが制御するサービスを有すると判断すると共に、前記移動局に現在サービスを提供中の第２ＭＳＣのアイデンティティを判定する、ことを特徴とするシステム。１３．請求項１２記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが前記中央制御ノードに前記移動電話加入者および前記第２ＭＳＣのアイデンティティを知らせ、その後前記中央制御点が前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送り、前記移動局に送出することを特徴とするシステム。１４．請求項１０記載のシステムにおいて、前記中央制御ノードが、前記移動電話加入者に対して課金分析を行い、前記１つ以上の料金助言パラメータを決定することを特徴とするシステム。１５．請求項１０記載のシステムにおいて、前記中央制御ノードが課金条件の変更を検出したとき、前記中央制御ノードは新たな料金助言パラメータを決定し、該新たな料金助言パラメータを前記移動局に供給することを特徴とするシステム。１６．請求項１０記載のシステムにおいて、前記移動局は、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連するサービスのコストを計算し、該サービスのコストを表示することを特徴とするシステム。１７．請求項１０記載のシステムにおいて、前記移動局は、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連する蓄積コストを計算し、該蓄積コストを表示することを特徴とするシステム。１８．移動無線通信システムであって、ＧＭＳＣに結合されている複数のＭＳＣであって、各々１つ以上の基地局に結合されているＭＳＣと、移動電話加入者位置およびサービス加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）と、移動局に向けて発信される呼を受信し、前記ＨＬＲから前記移動局が加入サービスを有すると判断すると共に、前記移動電話加入者に現在サービスを提供中のＭＳＣのアイデンティティを判定し、前記移動電話加入者のアイデンティティを含むサービス検出メッセージを発生するゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）と、前記サービス検出メッセージを受信し、前記呼に対する１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに返送し、前記供与ＭＳＣに配信するサービス制御点（ＳＣＰ）と、を備えることを特徴とするシステム。１９．請求項１８記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送出することを特徴とするシステム。２０．請求項１８記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータおよび呼識別子を前記ＨＬＲに送出し、該ＨＬＲが前記１つ以上の料金助言パラメータおよび呼識別子を前記供与ＭＳＣに供給することを特徴とするシステム。２１．請求項１８記載のシステムにおいて、前記移動電話加入者はローミング加入者であり、前記供与ＭＳＣは前記移動局に関連するホーム・ネットワークとは別のネットワーク内にあることを特徴とするシステム。２２．請求項１８記載のシステムにおいて、前記サービス制御点は、料金助言パラメータを決定するサービス・ロジックを含む、インテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）に基づくノードであり、前記ＧＭＳＣノードがＩＮに基づくサービス切り替え機能を有し、呼を分析し、特定の呼に対して料金助言サービスを呼び出すべきときを検出することを特徴とするシステム。２３．各移動交換ヤンタ（ＭＳＣ）が連動するビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ）を有し、無線インターフェースを介して移動無線局と通信する１つ以上の基地局に結合されている、複数の移動交換センタ（ＭＳＣ）と、移動電話加入者位置およびサービス加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）と、前記ＭＳＣに接続されたグローバル移動交換センタ（ＧＭＳＣ）と、サービス制御点（ＳＣＰ）とを含む移動無線通信システムにおいて、前記ＧＭＳＣにおいて、前記ＭＳＣの内サービスを提供中の１つに現在登録されている移動局に向けて発信された呼を受信するステップと、前記ＧＭＳＣがインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）サービス切り替え機能を呼び出し、初期トリガ検出メッセージを前記ＳＣＰにおけるサービス制御機能（ＳＣＦ）に送るステップと、応答して、前記ＳＣＦが前記呼に対して１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに戻すステップと、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＨＬＲに供給するステップと、前記ＨＬＲが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＣＳに供給するステップと、前記供与ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。２４．請求項２３記載の方法において、前記ＧＭＳＣが、情報ルーティング要求の中で、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＨＬＲに供給し、前記ＨＬＲが、ローミング番号要求メッセージの中で、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに供給することを特徴とする方法。２５．請求項２４記載の方法であって、更に、前記呼を確立した後、前記ＳＣＰから前記ＧＭＳＣに新たな１つ以上の料金助言パラメータを送るステップと、前記ＧＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送出するステップと、前記供与ＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。２６．各移動交換センタ（ＭＳＣ）が連動するビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ）を有し、無線インターフェースを介して移動無線局と通信する１つ以上の基地局に結合されている、複数の移動交換センタ（ＭＳＣ）と、サービス制御点（ＳＣＰ）とを含む移動無線通信システムにおいて、前記ＭＳＣの内サービスを提供中の１つに現在登録されている移動局からの呼を受信するステップと、前記供与ＭＳＣがインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）サービス切り替え機能を呼び出し、初期トリガ検出メッセージを前記ＳＣＰにおけるサービス制御機能に送るステップと、応答して、前記ＳＣＰ内のサービス制御機能（ＳＣＦ）が前記呼に対して１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに戻すステップと、前記供与ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。２７．請求項２６記載の方法であって、更に、前記呼を確立した後、前記ＳＣＰから前記供与ＭＳＣに新たな１つ以上の料金助言パラメータを送るステップと、前記供与ＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims

【特許請求の範囲】１．料金助言サービスを移動局に提供する方法であって、前記移動局が関与する呼および前記移動局に現在サービスを提供中の交換ノードを、制御点に知らせるステップと、前記制御点において、前記呼の１つ以上の料金助言パラメータを決定するステップと、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与交換ノードに送り、前記移動局に配信するステップと、を含むことを特徴とする方法。２．請求項１記載の方法であって、更に、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連するサービスのコストを判定するステップと、前記サービスのコストを表示するステップと、を含むことを特徴とする方法。３．請求項２記載の方法であって、更に、前記呼の間に、前記呼に関連する蓄積コストを判定するステップと、前記蓄積コストを表示するステップと、を含むことを特徴とする方法。４．請求項１記載の方法において、前記制御点が、前記移動局に対して課金分析を行い、前記１つ以上の料金助言パラメータを決定することを特徴とする方法。５．請求項１記載の方法において、前記呼が移動局から発信することを特徴とする方法。６．請求項５記載の方法であって、更に、前記移動局から発信した前記呼を、現在前記移動局にサービスを提供中の移動交換局（ＭＳＣ）において最初に処理するステップと、前記ＭＳＣが、前記移動局は前記制御点が制御するサービスを有することを判定し、前記呼および前記供与ＭＳＣのアイデンティティを前記制御点に知らせるステップと、前記１つ以上の料金助言パラメータを、前記供与ＭＳＣに供給するステップと、前記ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に送出するステップと、を含むことを特徴とする方法。７．請求項１記載の方法において、前記呼が前記移動局において着信することを特徴とする方法。８．請求項７記載の方法であって、更に、ゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）において前記呼を最初に処理するステップと、前記ＧＭＳＣが、前記移動局は前記制御点が制御するサービスを有すると判断すると共に、前記移動局に現在サービスを提供中のＭＳＣのアイデンティティを判定するステップと、前記ＧＭＳＣが前記移動局のアイデンティティおよび前記供与ＭＳＣを前記制御点に知らせるステップと、前記制御点が前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに送るステップと、前記ＧＭＳＣが、前記料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに、直接的に送出するか、またはホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を介して間接的に送出するステップと、を含むことを特徴とする方法。９．請求項１記載の方法であって、更に、課金条件における変更を検出するステップと、前記制御点において、新たな料金助言パラメータを決定するステップと、前記新たな料金助言パラメータを前記移動機に送るステップと、を含むことを特徴とする方法。１０．料金助言加入者サービスに加入している移動電話加入者に関連する移動局が関与する呼を検出する第１移動交換局（ＭＳＣ）と、前記第１ＭＳＣからの信号に応答し、前記呼に１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局への配信のために供給する制御ノードと、を備えることを特徴とするシステム。１１．請求項１０記載のシステムにおいて、前記呼が、前記移動局から発信し、最初に前記第１ＭＳＣによって処理され、前記第１ＭＳＣが前記制御ノードから前記１つ以上の料金助言パラメータを受信し、前記移動局に配信することを特徴とするシステム。１２．請求項１０記載のシステムであって、更に、加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を備え、前記呼が前記移動局において着信し、前記第１ＭＳＣがゲートウェイ移動通信交換局（ＣＭＳＣ）であり、前記移動電話加入者が、前記ＨＬＲから得た情報によって、前記制御ノードが制御するサービスを有すると判断すると共に、前記移動局に現在サービスを提供中の第２ＭＳＣのアイデンティティを判定する、ことを特徴とするシステム。１３．請求項１２記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが、前記制御ノードに、前記移動電話加入者および前記第２ＭＳＣのアイデンティティを知らせ、その後前記制御点が前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送り、前記移動局に送出することを特徴とするシステム。１４．請求項１０記載のシステムにおいて、前記制御ノードが、前記移動電話加入者に対して課金分析を行い、前記１つ以上の料金助言パラメータを決定することを特徴とするシステム。１５．請求項１０記載のシステムにおいて、前記制御ノードが課金条件の変更を検出したとき、前記制御ノードは新たな料金助言パラメータを決定し、該新たな料金助言パラメータを前記移動局に供給することを特徴とするシステム。１６．請求項１０記載のシステムにおいて、前記移動局は、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連するサービスのコストを計算し、該サービスのコストを表示することを特徴とするシステム。１７．請求項１０記載のシステムにおいて、前記移動局は、前記１つ以上の料金助言パラメータから、前記呼に関連する蓄積コストを計算し、該蓄積コストを表示することを特徴とするシステム。１８．移動無線通信システムであって、ＧＭＳＣに結合されている複数のＭＳＣであって、各々１つ以上の基地局に結合されているＭＳＣと、移動電話加入者位置およびサービス加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）と、移動局に向けて発信される呼を受信し、前記ＨＬＲから前記移動局が加入サービスを有すると判断すると共に、前記移動電話加入者に現在サービスを提供中のＭＳＣのアイデンティティを判定し、前記移動電話加入者のアイデンティティを含むサービス検出メッセージを発生するゲートウェイ移動通信交換局（ＧＭＳＣ）と、前記サービス検出メッセージを受信し、前記呼に対する１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに返送し、前記供与ＭＳＣに配信するサービス制御点（ＳＣＰ）と、を備えることを特徴とするシステム。１９．請求項１８記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送出することを特徴とするシステム。２０．請求項１８記載のシステムにおいて、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータおよび呼識別子を前記ＨＬＲに送出し、該ＨＬＲが前記１つ以上の料金助言パラメータおよび呼識別子を前記供与ＭＳＣに供給することを特徴とするシステム。２１．請求項１８記載のシステムにおいて、前記移動電話加入者はローミング加入者であり、前記供与ＭＳＣは、前記移動局に関連するホーム・ネットワークとは別のネットワーク内にあることを特徴とするシステム。２２．請求項１８記載のシステムにおいて、前記サービス制御点は、料金助言パラメータを決定するサービス・ロジックを含む、インテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）に基づくノードであり、前記ＧＭＳＣノードが、ＩＮに基づくサービス切り替え機能を有し、呼を分析し、特定の呼に対して料金助言サービスを呼び出すべきときを検出することを特徴とするシステム。２３．各移動交換センタ（ＭＳＣ）が連動するビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ）を有し、無線インターフェースを介して移動無線局と通信する１つ以上の基地局に結合されている、複数の移動交換センタ（ＭＳＣ）と、移動電話加入者位置およびサービス加入情報を格納するホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）と、前記ＭＳＣに接続されたグローバル移動交換局（ＧＭＳＣ）と、サービス制御点（ＳＣＰ）とを含む移動無線通信システムにおいて、前記ＧＭＳＣにおいて、前記ＭＳＣの内サービスを提供中の１つに現在登録されている移動局に向けて発信された呼を受信するステップと、前記ＧＭＳＣがインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）サービス切り替え機能を呼び出し、初期トリガ検出メッセージを前記ＳＣＰにおけるサービス制御機能（ＳＣＦ）に送るステップと、応答して、前記ＳＣＦが前記呼に対して１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記ＧＭＳＣに戻すステップと、前記ＧＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＨＬＲに供給するステップと、前記ＨＬＲが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＣＳに供給するステップと、前記供与ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、から成ることを特徴とする方法。２４．請求項２３記載の方法において、前記ＧＭＳＣが、情報ルーティング要求の中で、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記ＨＬＲに供給し、前記ＨＬＲが、ローミング番号要求メッセージの中で、前記１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに供給することを特徴とする方法。２５．請求項２４記載の方法であって、更に、前記呼を確立した後、前記ＳＣＰから前記ＧＭＳＣに新たな１つ以上の料金助言パラメータを送るステップと、前記ＧＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに送出するステップと、前記供与ＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。２６．各移動交換センタ（ＭＳＣ）が連動するビジティング位置レジスタ（ＶＬＲ）を有し、無線インターフェースを介して移動無線局と通信する１つ以上の基地局に結合されている、複数の移動交換センタ（ＭＳＣ）と、サービス制御点（ＳＣＰ）とを含む移動無線通信システムにおいて、前記ＭＳＣの内サービスを提供中の１つに現在登録されている移動局からの呼を受信するステップと、前記供与ＭＳＣがインテリジェント・ネットワーク（ＩＮ）サービス切り替え機能を呼び出し、初期トリガ検出メッセージを前記ＳＣＰにおけるサービス制御機能に送るステップと、応答して、前記ＳＣＰ内のサービス制御機能（ＳＣＦ）が前記呼に対して１つ以上の料金助言パラメータを決定し、該決定した１つ以上の料金助言パラメータを前記供与ＭＳＣに戻すステップと、前記供与ＭＳＣが前記１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。２７．請求項２６記載の方法であって、更に、前記呼を確立した後、前記ＳＣＰから前記供与ＭＳＣに新たな１つ以上の料金助言パラメータを送るステップと、前記供与ＭＳＣが前記新たな１つ以上の料金助言パラメータを前記移動局に供給するステップと、を含むことを特徴とする方法。