JP2002504794A - バイノーラル・デジタル補聴システム - Google Patents
バイノーラル・デジタル補聴システムInfo
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Abstract
Description
トを具備し、前記ユニットの各々は、受信される入力音声信号のアナログ入力信
号への変換のための入力信号トランスデューサー手段と、前記アナログ入力信号
のデジタル入力信号への変換のためのA/D変換手段と、前記デジタル入力信号
を処理してデジタル出力信号を生成するためのデジタル信号処理手段と、前記デ
ジタル出力信号のアナログ出力信号への変換のためのD/A変換手段と、前記ア
ナログ出力信号のユーザーに知覚できる出力音声信号への変換のための出力信号
トランスデューサー手段とを具備し、前記ユニットの1つでの入力信号トランス
デューサー手段とデジタル信号処理手段との間の信号経路におけるある点を、前
記ユニットの他方の入力信号トランスデューサー手段とデジタル信号処理手段と
の間の信号経路における対応する点と接続するために前記ユニットの間に2方向
性の通信リンクが備えられるバイノーラル(両耳用)・デジタル補聴システムに
関する。
て音源を探り出す能力は、音声知覚の重要な部分である。典型的には、音源によ
り近い同側の(ipsilateral)耳によって受けられる音声の振幅は、
反対の対側の(contralateral)耳によって受けられる音声より大
きな振幅のものである。音声レベルにおけるこの相違は、それ自体しばしば小さ
いものであるが、人間の、入射する音声の方向の知覚にとっては非常に重要なも
のである。
耳に到達する音声の複雑な信号処理の結果生じ、そこでは音声の時間/位相およ
び周波数分布が決定的な役割を果たす。このように、時間/位相の相違および周
波数の高揚が、水平および垂直平面それぞれにおける方向を測定するのに重要で
ある。
いる人の通常のアナログ補聴器で、慣習として行われているのは、補聴器が作用
するそれぞれの耳の聴力損失を個別に補償するよう調整される2つの別々の補聴
器を用いることであり、バイノーラルな音声知覚の損失の補償は、典型的には、
まさに双方の耳に補聴器を使用することによってより悪くさえされているけれど
も、ほとんどの場合、概して無視されている。
ォンを用いて、補聴器が音源の方を向くポジションから、補聴器が音源への方向
に直角をなす方向を向くときである、最小限レベルをもつ他のポジションへと動
かされるとき、レベルが変化するアナログ信号をアナログ・システムの2つの補
聴器の各々に対して提供することが提案されている。
イノーラルの聴力損失の補償について異なる概念が開示されており、対側および
同側の入射音声の間での聴覚間のレベルの相違を維持して高揚する交差結合した
AGC(自動利得制御)回路が使用されている。このシステムにおいては、第1
および第2の増幅チャンネルの各々の利得が、システムを安定化するために交差
結合される別個のAGC回路によって他のチャンネルの出力と反比例して変化す
る。
が可能となり、またバイノーラルの聴力損失補償のためのより進んだ提案が、光
明を見ている。
ぞれにおける装備のための2つの補聴デバイスに加えて、身体装着用パックを備
える聴覚高揚システムが開示されており、この身体装着用パックは、双方の補聴
デバイスから受け取られる信号に基づいての、それぞれの耳のための音声信号の
双方向のデジタル処理のために、ダウン・リンクおよびアップ・リンクによって
補聴デバイスの各々に接続される遠隔デジタル信号プロセッサーを具備する。共
通のバイノーラルのデジタル信号処理が予め定められ、ノイズの減衰および音場
を狭くすることまたは2つのチャンネルで信号レベルを適合させることに限定さ
れている。共通のバイノーラル信号処理に供給される信号は、2つのチャンネル
における個別の聴力損失補償によって影響されるものではない。
着用信号プロセッサーを必要とすることで快適さが失われており、また共通のバ
イノーラル・プロセッサーと2つの補聴デバイスとの間のラジオ通信の形での物
理的なリンクは、システムを、音声再生の品質に影響を及ぼす歪みの影響を受け
やすいものとしている。
示されており、別個の身体装着用遠隔制御プロセッサーの必要が低減されている
が、それは右側および左側のそれぞれの耳への装備のための2つの補聴デバイス
を使用することによるものであり、その各々は、同じ補聴デバイスにおけるマイ
クロフォンによって生成される処理されていない音声信号が供給されているのみ
ならず、反対の補聴デバイスにおけるマイクロフォンによって生成される処理さ
れていない音声信号が供給されてもいるデジタル信号プロセッサーを組み込んで
おり、その2つのデバイスの各々からの後者の音声信号は、2方向性の通信リン
クを通してそれぞれ反対のデバイスへと供給されている。
補聴器としてのパフォーマンスかのいずれかの別個のモードの間で切り替えるこ
とができ、それは、1つの実施例においては、物理的に外部デジタル処理ユニッ
トを取り除くか、またはデジタル・プロセッサーを使用不可とするかすることに
よって、デジタル信号プロセッサーを使用不可能とする選択をユーザーに与える
ことによって行われている。
つの耳の間の補償に関してなんの相違も考慮されておらず、もう少し一般化して
言えば、そのシステムは、発音された方向に依存する特性を有するマイクロフォ
ンを用いる前述の比較的に簡単なバイノーラルの補償に代わる、進んだデジタル
代替物と見ることができる。
システムを提供することであり、そこでは、前述した先行技術システムの欠点が
削減され、聴力損失と2つの耳の間の補償とに相違を考慮しつつ、バイノーラル
な聴力損失のある人について、バイノーラルの音声知覚を回復するバイノーラル
信号処理を提供する。
が、各ユニットのデジタル信号処理手段が、実際のユニットの入力トランスデュ
ーサ手段からの信号の個別処理および他のユニットの入力トランスデューサー手
段からの信号のシミュレートされた処理並びに、一方で同じユニットの入力信号
トランスデューサー手段から内部的に、他方でその他のユニットの入力信号トラ
ンスデューサー手段からの前記通信リンクを介して、供給される信号のバイノー
ラル信号処理が含まれる実質的に完全なデジタル信号処理をもたらすように配置
されており、前記デジタル信号処理手段には、少なくとも前記内部的に供給され
る信号を処理するための第1のデジタル信号プロセッサー部と、前記通信リンク
を介して供給される信号を処理するための第2のデジタル信号プロセッサー部と
、前記第1および第2のデジタル信号プロセッサー部において処理される信号か
ら得られる情報の共通のバイノーラルのデジタル信号処理をもたらす第3のデジ
タル信号プロセッサー部とが含まれており、各ユニットにおける前記第2のデジ
タル信号プロセッサー部は、他方のユニットにおける第1のデジタル信号プロセ
ッサー部を、その他方のユニットにおける前記第1の信号プロセッサー部のパフ
ォーマンスを制御する調整パラメーターに関してシミュレートすることを特徴と
している。
のそれぞれの耳のための補聴ユニットの各々が、そのユニットによって補助され
る耳の聴力損失を補償するよう適合されるデジタル信号処理に加えて、反対の耳
のためのユニットによって受信され、その耳の特定の聴力損失を補償するよう適
合される音声信号のシミュレートされた完全なデジタル信号処理並びに双方のユ
ニットの通常異なる双方の補償特性を考慮に入れた共通のバイノーラル信号処理
を行う。
って、バイノーラルのシステムとしておよび通常のモノラルの聴覚システムとし
て機能することの間でユーザーが操作して切り替えられるよう本システムを設計
することができ、また各聴覚ユニットにおけるデジタル信号処理手段は、異なる
音声環境またはユーザーの操作による聞き取り状況の間で切り替えが可能である
ようにプログラムすることができるものとされてもよく、それによって、1つの
ユニットの第1の信号処理手段のためのプログラムされたパフォーマンス・デー
タが、他方のユニットの第2の信号処理手段のプログラミングのために入力され
、そこでは、第1のユニットから供給された信号のシミュレートされる信号処理
が実行される。
て、本発明の補聴システムは、前述された先行技術のシステムよりも信号歪みお
よび妨害により影響を受けにくいものとなる。
それぞれ装備されることを意図する2つの補聴ユニット1および2を具備する。
補聴ユニット1および2は、構造において同一のものであるが、さらに以下に説
明されるとおり、通常はプログラムされていてまたはそうでなければ調整されて
いて、そのユニットが装備されるべき耳の特定の聴力損傷に適合するよう異なる
聴力損失補償を提供する。以下の記述について、2つのユニット1および2にお
ける同一の部分は、そのような部分が右耳か左耳かにおけるユニット1または2
かに位置することを指示するために、それぞれ「r」および「l」が続けられる
同じ参照番号によって指定される。
つ以上の補聴マイクロフォン3r,3lの形で具備し、それらは、ユニット内で
処理されるべき音声信号を受信し、これらの音声信号を、デジタル信号への変換
のためのA/Dコンバーター4r,4lに供給されるアナログ電気信号へと変換
する。
ーター4r,4lからのデジタル信号は、第1のデジタル信号プロセッサー5r
,5lに供給され、それはフィルタリング、バンド分割、増幅、利得制御調整、
圧縮、拡張および/またはマイクロフォンまたはユーザーの外耳道(ear c
hannel)における非線形性のための補償のような信号処理機能を行うよう
プログラムされるかそうでなければ調整されるかする。
コンバーター4r,4lにおいて実行される程度まで、その各々が、続いて前も
って処理されたデジタル信号を供給してもよく、デジタル・プロセッサー5r,
5lの各々は、別個のユニットとして存在する必要がない。
セッサー6lおよび6rをそれぞれ具備し、それは構造的にはプロセッサー5r
,5lと同一であるが、しかし、反対の耳で受け取られる信号についてデジタル
信号処理機能を行うようプログラムされるかさもなくば調整されており、すなわ
ち右耳のためのユニット1におけるプロセッサー6lは、左耳について意図され
た特定の信号処理を提供するようプログラムされており、そしてそれで、原則と
してユニット2における信号プロセッサー5lと同じ信号処理を提供し、それに
対し、ユニット2における信号プロセッサー6rは、ユニット1におけるプロセ
ッサー5rと同じ信号処理を提供する。
4r,4lからのデジタル電気信号が、他方のユニットにおける第2の信号プロ
セッサー6r,6lへ、通信リンク7を介してさらに供給され、各ユニットにお
いて第2の信号プロセッサー6l,6rが、他方のユニットにおける第1の信号
プロセッサー5l,5rによる処理に対応するシミュレートされた処理を行うも
のとされる。しかしながら、代わりのものとして、ユニット1および2の各々に
おけるマイクロフォン3r,3lからのアナログ信号が、他方のユニットにおけ
るA/D変換と直接通信し、それに供給することができる。
分離および多くの異なる音声環境または聞き取り状態へのユーザー操作による適
合性に関して、比較的洗練された信号処理を行うようにプログラムされた到達技
術水準のデジタル補聴プロセッサーである。
2つのユニットの間に延びるケーブルによって物理的に実現される単一の2方向
通信リンクである。補聴ユニット1および2は、耳の中(in the ear
)(ITE)または耳の後ろ(behind the ear)(BTE)に装
備されるよう設計される。いずれの場合においても、ユニット間のケーブル接続
は、ユーザーの首の回りに延びており、結局は、ネックレスまたは同様の宝石ま
たは装身具に一体化されてよい。
ように、各ユニットにおける適当なトランシーバー手段8r,8lと接続される
アンテナ7r,7lを具備する。ITE(耳の中)設計の聴覚ユニットについて
、そのようなアンテナは、比較的短いワイヤーまたはストリング片によって物理
的に実現され、使用においては耳の外に突き出して、聴覚ユニットをそのITE
位置から引き抜くのを容易にするような役割をさらに果たす。
サー5r,5lおよび6l,6rは、第3の信号プロセッサー9r,9lに供給
される処理されたデジタル信号を出力し、それは、本発明によって、第1および
第2の信号プロセッサー5r,5lおよび6l,6rから出力される処理された
デジタル信号の共通のバイノーラルのデジタル信号処理を行う。
、右耳および左耳の補聴ユニットの入力トランスデューサーへの入力音声の到達
間での振幅、位相の遅れなどに関する相違を考慮して、当該技術水準のバイノー
ラルの処理技術を利用する。本発明によって、ユニット1および2の双方におい
て処理されたデジタル信号から得られる情報に基づく、このバイノーラルの信号
処理の結果として、各ユニットにおける第3の信号プロセッサー9l,9rは、
処理されたデジタルの右および左のバイノーラルの信号部分を出力し、それは、
デジタル加算デバイス10r,10lおよび11l,11rにおいて、同じユニ
ットにおける第1の信号プロセッサー5r,5lからの処理されたデジタル出力
信号と結合される。
デジタル信号は、通常の補聴電話(hearing aid telephon
e)15r,15lの形で出力トランスデューサー・デバイスに供給される処理
されたアナログ信号へと変換されるために、D/Aコンバーター14r,14l
へと直接供給される。図示されるとおり、加算デバイス10r,10lおよび1
1r,11lからの処理されたデジタル信号は、第4の信号プロセッサー12r
,12lおよび第5の信号プロセッサー13r,13lにおいてそれぞれさらな
るデジタル信号処理を選択的に受けてもよく、それには、特定の聴力損失の補償
および自動利得制御が含まれている。プロセッサー12r,12lおよび13r
,13lから、フィードバック信号もまたバイノーラルのプロセッサー9r,9
lに供給される。
,12lおよび13r,13lの処理機能は、プロセッサー12r,12lおよ
び13r,13lが、原則として別個のユニットとして無しで済まされるように
、バイノーラルのプロセッサー9r,9lにおいて実行される。そしてバイノー
ラルの信号プロセッサー9r,9lはさらに、実際のユニットを意図したバイノ
ーラルのデジタル信号部分のみ、すなわちユニット1のための右耳のバイノーラ
ルの信号部分およびユニット2のための左耳のバイノーラルの信号部分を出力す
るように設計される。しかしながら、双方の場合において、第4および第5の信
号プロセッサーの、別個のユニットとしてのまたはバイノーラルのプロセッサー
9r,9lにおいての組み込みは、第4および第5の信号プロセッサー12r,
12lおよび13r,13lの双方からバイノーラルのプロセッサー9r,9l
への処理されたデジタル出力信号のフィード・バックによって、バイノーラルの
信号プロセッサー9r,9lにおけるAGC機能および/または聴力損失補償の
ために、利点のある可能性を提供する。
例が、例えば、EP−B1−0732036、US−A−5,165,017、
US−A−4,531,229およびUS−A−5,144,675に開示され
ている。進んだ信号処理方法およびいわゆるダイナミックAGCを使用するデバ
イスが、一緒に出願中である国際特許出願PCT/DK97/00598に開示
されており、その開示は参照することによってここに組み入れられる。
および左耳の音声知覚のための別個の信号チャンネルにおける、情報を担持する
全ての信号が、実際にそれぞれの側に属する信号のみならず、シミュレートされ
る処理による、他方の側に属する信号もまた、ユニット1および2の双方におけ
る処理のために利用できるものとされ、構造を著しく複雑化することなく、バイ
ノーラルの聴覚能力を回復するための複雑で高度に洗練されたバイノーラルの信
号処理を実現する可能性を開くものである。実際、補聴ユニット1および2の双
方は、構造において同一であり、コンバーター、信号プロセッサーなどのような
同一の構成部品を備えている。
ッサーとして例示され記述されているのに対して、それらは、マイクロプロセッ
サーのような共通の単一デジタル・プロセッサーの別個の処理部分として利点を
もって一体に組み込まれていてもよい。
および17の各々において、その2つのユニットの間の単一の2方向性の通信リ
ンク28で実現することができるバイノーラルの信号処理の複雑さの度合いを例
示する役割を果たす。
の間の参照番号についての区別を用いて、右耳ユニット16の構造および機能の
みが以下で説明される。
よびA/Dコンバーター19rにおいて前置増幅されデジタルの形に変換され、
またマイクロフォンの非線形性および線形性制御ユニット20rにおける耳での
音声知覚を補償するように処理され、そこからは、前もって処理されたデジタル
信号が、一方では右耳のための信号処理チャンネルにおけるバンド分割器フィル
タリング・ユニット21rに、他方では2方向性の通信リンク28を介して、シ
ミュレートされた右耳信号処理を行う左耳ユニット17の処理部分におけるバン
ド分割器フィルタリング・ユニット21rsに供給される。
て処理されたデジタル信号は多数の周波数バンドに分割され、その各々は、ノイ
ズ・フィルタリング・ユニット22rおよび処理ユニット23rにおいて、さら
に処理され、それらにおいては、右耳の特定の聴力損失を補償するように適合さ
れた補償特性に従って信号が増幅される。
ための信号処理チャンネルに加えて、他方のユニットにおける信号処理に対応す
るシミュレートされる信号処理をもたらす、別個の信号処理チャンネルを具備す
る。図2の実施例において、このシミュレートされた処理チャンネルは、右耳の
補聴ユニット16のために、右耳補償のための処理ユニット21r,22rおよ
び23rと同じ処理機能をもたらすが、左耳の補聴ユニット17においてもたら
される左耳補償のための特定の特性へと調整される処理ユニット21ls,22
lsおよび23lsを具備する。
り、処理ユニット19lおよび20lおよびフィルタリングおよび補償ユニット
21l,22lおよび23lを備えた左耳信号処理チャンネル、並びにユニット
21rs,22rsおよび23rsを含むシミュレートされた右耳処理チャンネ
ルを具備する。
つの処理ユニット24,24lおよび25r,25lにおいてもたらされる。こ
のように、右耳の補聴ユニット16において、第1のバイノーラルの処理ユニッ
ト24rは、右耳処理チャンネルにおけるフィルタリング・ユニット21rから
並びにシミュレートされた左耳処理チャンネルにおけるフィルタリング・ユニッ
ト21lsからバンド分割された出力信号を受信し、また処理ユニット22rお
よび22lsにおける信号スケーリングに影響を及ぼす訂正信号を提供し、また
第2のバイノーラルの処理ユニット25rは、第1のバイノーラルの処理ユニッ
ト24rからの並びに処理ユニット22r,22lおよび23r,23lsから
の入力信号において、さらにバイノーラルの信号処理をもたらしている。
チャンネルそれぞれにおいての処理ユニット23r,23lからの出力信号、お
よび第2のバイノーラルの処理ユニット25r,25lからのバイノーラルの出
力信号は、出力処理ユニット26r,26lにおいてアナログの形に再度変換さ
れ、通常の補聴電話27r,27lのような出力トランスデューサーに供給され
る。
ては、例えば、前述の一緒に出願中である国際特許出願PCT/DK97/00
0598に開示されているような自動利得制御(automatic gain
control)(AGC)用に設計されている。
のように複数の内部情報および制御信号ラインを介して相互接続されており、そ
れに対して、他方の補聴ユニットへの唯一の外部接続は、単一方向の通信リンク
28を介するものである。
ニット21乃至23およびシミュレートされた左耳および右耳の処理チャンネル
をバイノーラルの処理ユニット24および25へと接続する信号ラインは、図示
されていない適当なスイッチング手段の制御によって開閉され、または活性化お
よび非活性化され、それによって、上で説明されたWO97/14268の先行
技術システムにおける通常およびバイノーラルの処理のための処理ユニットの分
離とは反対に、人間の脳の音声情報処理に似せた完全なバイノーラルの信号処理
から、より簡単なバイノーラル音声レベル制御を介して、通常のモノラルの音声
再生までにわたる範囲のなめらかな移行が備わる利点のある調整の柔軟性が得ら
れる。
イノーラルの信号処理に供給される信号は、図2に例示されるように、デジタル
の形への変換、および周波数および/またはマイクロフォン回路における非線形
性によって引き起こされおよび/またはユーザーの外耳道(ear chann
el)における装備から続くレベル歪みの訂正によって、予め処理されているマ
イクロフォン信号である。好ましくは、バイノーラル処理のための入力信号は、
所望の周波数バンド幅に濾過されている。
ら他方のユニットのシミュレートされる処理チャンネルに供給される、予め処理
されたマイクロフォン信号は、例えば、さらなるコンプレッサー・ユニット28
r,28lにおける圧縮によって、ダイナミック・レンジ、バンド幅および/ま
たはサンプリングの数を低減するように制限され、それによってシミュレートさ
れる処理によって処理されるべきデータまたは情報の量を低減している。同様の
信号制限もまた、例えば、各聴覚ユニットにおいて右耳または左耳それぞれのた
めの信号処理チャンネルからバイノーラルの信号処理へと供給される信号のため
のさらなるコンプレッサー・ユニット29r,29lによって提供される。いず
れの場合においても、そのような圧縮された信号が供給される処理ユニットは、
これらの信号を処理するように設計されなければならない。
、レベル訂正を具備し、それによって、右または左の、最も弱い入力音声信号を
受信する補聴ユニットにおける利得が、例えばシミュレートされた信号処理のた
め通信リンク28を介してそこから通信される、予め処理されたマイクロフォン
信号によって表されるような他方の補聴ユニットにおける入力音声信号に基づい
て制御される。それによって、右耳および左耳によってそれぞれ受けられる音声
の間の音声レベル比およびそれによって提供される空間的な情報は、自動利得制
御(AGC)を備える補聴ユニットのためにもまた維持される。というのも、A
GC制御は、右耳または左耳ユニット16および17における最も強い処理され
た信号に基づいてもたらすことができるからである。
はまた、例えば、必要であるならば、通信リンク28を介して信号通信によって
導入される時間遅延の補償をも可能とする。
周波数バンドにおいて、音声または信号処理を用いる補聴器について、処理の複
雑さおよび/またはキャパシティーは、各ユニットにおける現実のおよびシミュ
レートされる処理チャンネルの間での、データまたは情報転送をさらに伴い、こ
れらの処理チャンネルの利得制御の等しい適合を提供し、それによって、各補聴
ユニットの全体的な転送機能は、右側および左側で生じる音響スペクトルの相違
を考慮するよう適合され、それによって右耳および左耳で受け取られる音声のス
ペクトラムにおける周波数分布を考慮しており、それは空間における音源の位置
測定にとって非常に重要である。
実際の右耳または左耳の信号処理チャンネル用の全ての処理ユニット19r〜2
3r、19l〜23lおよびシミュレートされる信号処理チャンネル用の全ての
処理ユニット21ls〜23ls、21rs〜23rsが、プログラムされ、ま
たはそうでなければ、右耳および左耳それぞれの信号処理用の特定の処理パラメ
ーターに調整され、またはその反対に、各側におけるバイノーラルの信号処理は
、出力信号トランスデューサー26rおよび26lそれぞれまでのまたはそれら
を超えさえして、双方の側の特定の聴力損失特性を十分に考慮する。
いてもたらされるバイノーラルの信号処理は、典型的には、実際の音声レベルお
よび右耳および左耳それぞれへの入射音声間の音響スペクトラムの相違を回復す
るために、お互いの鏡像である。
号処理の特別な利点として、高性能なノイズまたはフィードバックの抑制が可能
となるものであり、それによって、全体の音声イメージから逸脱するトーン信号
が、全体の音声信号においてまたは右側および左側において同時に存在するトー
ン信号を抑制することなく、効果的に抑制される。これは、バイノーラルの音声
処理ユニットに、実際のおよびシミュレートされた音声処理チャンネルからの相
違フィードバック信号を表す残留フィードバック信号が供給されるフィードバッ
ク抑制システムを含むことによって成し遂げることができる。そのようなフィー
ドバック抑制によって、本発明の補聴システムが、ハウル(howl)と、クラ
ッシック音楽作品におけるフルート・ソロからのトーンまたは交通信号での歩け
/止まれの発信音のような警告若しくは合図トーンのような同様の特性の情報音
声信号とを区別することが可能となる。
ける信号処理ユニット21r〜23r、21l〜23lの各々のパフォーマンス
並びにシミュレートされる処理チャンネルにおける処理ユニット21ls〜23
ls、21rs〜23rsの各々のパフォーマンスは、調整パラメーター、また
は右耳および左耳それぞれの特定の補償要求に適合されたデータによって制御さ
れる。
ユーザーの特定の聴力損傷を補償するように個別にプログラム可能であり、それ
によって、補聴システムには標準調整が供給され、補聴器の個別のユーザー調整
において習慣的に行われているような補聴器の整備人がもたらすような個別のプ
ログラミングを可能とする。
聴ユニットの完全にバイノーラルから簡単なモノラルの作動にわたる範囲の異な
るモードにおいて補聴システムの作動を可能とし、および/または補聴システム
の、変化する音声環境または聞き取り状態への適合を可能とする。
右耳の補聴ユニット16について、パフォーマンスおよびプログラム・メモリー
30によってどのようにこれが成し遂げられるかが示されている。このパフォー
マンスおよびプログラムメモリー30では、多数の特定のパフォーマンス・プロ
グラムのための全てのプログラム可能な調整パラメーターが入力され、あるいは
ユーザーに操作されるおよび/または特定の音声信号状態の発生に応答して自動
的にプログラム選択をもたらす音声信号分析器32から操作される選択ユニット
31から選択されることがある。
の連続するパフォーマンス・プログラム設定の間の中間設定を計算する手段を含
んでいてもよく、その場合には、そのような中間設定もまた選択ユニット31か
ら選択可能である。
される耳のための実際の信号処理のみならず、反対の耳のメモリー30のためシ
ミュレートされる処理をももたらすことが、両方の側のための信号処理に必要と
される全ての調整パラメーターを含むので、補聴システムのプログラミングは、
調整パラメーター、およびユーザーに操作されるかまたは自動的に活性化される
パフォーマンス・プログラムを、補聴ユニット16および17の1つのみのメモ
リー30に入力すること、並びに他方の補聴ユニットの処理ユニットのための調
整パラメーターを、パフォーマンス・プログラムの変更ごとに活性化される調整
または開始モードにおいて、通信リンク28を介して転送するものとすることに
よってもたらされる。
操作することを可能とし、その場合には、補聴ユニットの1つはマスター・ユニ
ットとして機能し、スレーブ・ユニットとして機能する他方のユニットを制御し
、そこではメモリー30が、スレーブ・ユニットの実際の機能に必要な情報また
はパラメーターを収容する。
ニットをユーザーに操作されるものとして、並びに自動プログラム選択のものと
して設計することによって、予見することができる。これによって、例えば、1
つのユニットが、広がっている音声信号状態にマッチする特定のプログラムへと
自動的に移行しようとする状況で、調和操作(consensus opera
tion)を備えることができるのは、通信リンク28を介して2つのユニット
間で実際の調整パラメーターの設定を交換するものとし、ユニットの1つによっ
て選択されるプログラムが双方のユニットのために生み出されるべきであるかど
うかについて、ユニットの1つにおいて決定が成されることを可能とすることに
よってである。
28を介して2つのユニットの信号処理部間で同期情報が交換されてもよい。そ
のような同期情報は、信号から得られるか、さもなくば2つのユニットの間で転
送され、または別個の同期信号として生成されるかする。
のワイヤレスの遠隔制御によって利点をもってもたらされてもよい。特にこれは
、2つの補聴ユニット間の2方向性の通信リンクのためにすでにワイヤレス送信
が用いられている実施例に適する。
図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 ユーザーの右耳および左耳それぞれに配される2つの補聴ユ
ニットであって、各々が、受信された入力音声信号をアナログ入力信号へと変換
する入力信号トランスデューサー手段を具備する前記ユニットと、前記アナログ
入力信号をデジタル入力信号へと変換するA/D変換手段と、前記デジタル入力
信号を処理してデジタル出力信号を生成するデジタル信号処理手段と、前記デジ
タル出力信号をアナログ出力信号へと変換するD/A変換手段と、前記アナログ
出力信号を前記ユーザーに知覚できる出力音声信号に変換する出力信号トランス
デューサー手段とを具備し、前記ユニット間に2方向性通信リンクが提供されて
、前記ユニットの1つにおける入力信号トランスデューサー手段とデジタル信号
処理手段との間の信号経路におけるポイントを、前記ユニットの他方の入力信号
トランスデューサー手段とデジタル信号処理手段との間の信号経路における対応
するポイントと接続するバイノーラル・デジタル補聴システムにおいて、各ユニ
ット(1,2;16,17)のデジタル信号処理手段が、実際のユニットの入力
トランスデューサー手段(3r,3l;18r,18l)からの信号の個別処理
、および他方のユニットの入力トランスデューサー手段からの信号のシミュレー
トされる処理、並びに一方で同じユニットの入力信号トランスデューサー手段か
ら内部的に、そして他方で他方のユニットの入力信号トランスデューサー手段か
ら前記通信リンク(7;28)を介して供給される信号のバイノーラルの信号処
理を含む、実質的に完全なデジタル信号処理をもたらすよう配置され、前記デジ
タル信号処理手段は、前記内部的に供給される信号を処理する少なくとも第1の
デジタル信号プロセッサー部(5r,5l,12r,12l;21r〜23r,
21l〜23l)と、前記通信リンク(28)を介して供給される信号を処理す
る第2のデジタル信号プロセッサー部(6l,6r,13l,13r;21ls
〜23ls,21rs〜23rs)と、前記第1および第2のデジタル信号プロ
セッサー部において処理される信号から得られる情報の共通のバイノーラルのデ
ジタル信号処理をもたらす第3のデジタル信号プロセッサー部(9r,9l;2
4r〜25r,24l〜25l)とを含んでおり、各ユニットにおける前記第2
のデジタル信号プロセッサー部(6l,6r,13l,13r;21ls〜23
ls,21rs〜23rs)は、他方のユニットにおける前記第1のデジタル信
号プロセッサー部(5r,5l,12r,12l;21r〜23r,21l〜2
3l)を前記他方のユニットにおける前記第1の信号処理部のパフォーマンスを
制御する調整パラメーターに関してシミュレートすることを特徴とするバイノー
ラル・デジタル補聴システム。 - 【請求項2】 前記2方向性の通信リンク(7)がワイヤレスの送信リンク
であって、トランシーバー手段(8r,8l)およびアンテナ手段(7r,7l
)が前記補聴ユニットの各々に備えられていることを特徴とする請求項1に記載
の補聴システム。 - 【請求項3】 各補聴ユニットにおける前記アンテナ手段(7r、7l)が
、ITEまはたCICポジションに装備される耳型から外に突出し、引き出しひ
もとして同時に働く、短片のアンテナ・ワイヤーを具備することを特徴とする請
求項2に記載の補聴システム。 - 【請求項4】 前記補聴ユニット(16,17)の少なくとも1つにおいて
、ユニットが配される耳に適合される信号処理をもたらす実際の信号処理チャン
ネルにおける処理ユニットのための調整パラメーター、並びに他方のユニットが
配される耳に適合される前記シミュレートされる信号処理をもたらすシミュレー
トされる信号処理チャンネルのためのさらなる調整パラメーターが、メモリー(
30)に入力されることを特徴とする請求項1,2または3に記載の補聴システ
ム。 - 【請求項5】 前記補聴ユニットにおいて、完全なバイノーラルの信号処理
から単純なモノラルの信号処理にわたる範囲で変化する操作モードが備わるもの
とし、および/またはシステム・パフォーマンスの異なる音響環境または聞き取
り状態への適合を提供するパフォーマンス・プログラム設定を、前記メモリー(
30)がさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の補聴システム。 - 【請求項6】 前記補聴ユニット(1,2;16,17)の少なくとも1つ
が、少なくとも2つの連続するパフォーマンス・プログラム設定の間の中間設定
を計算する手段を含むことを特徴とする請求項5に記載の補聴システム。 - 【請求項7】 前記中間設定を含む前記パフォーマンス・プログラム設定の
ためのプログラム選択手段(31)が、ユーザーに操作され、および/または入
力音声信号の分析に基づいて自動的に活性化されることを特徴とする請求項5ま
たは6に記載の補聴システム。 - 【請求項8】 前記選択手段(31)が、制御信号のワイヤレス送信によっ
て遠隔制御されることを特徴とする請求項2、3および請求項7のいずれかに記
載の補聴システム。 - 【請求項9】 前記メモリー(30)が、マスター・ユニットとしてのみ働
く1つの補聴ユニットに備えられ、前記2方向性の通信リンク(28)が、前記
1つのユニットからスレーブ・ユニットとして働く他方のユニットへ調整パラメ
ーター設定を転送するよう設計されていることを特徴とする請求項5から8のい
ずれかに記載の補聴システム。 - 【請求項10】 前記補聴ユニット(16,17)の各々に、前記メモリー
(30)および前記プログラム選択手段(31)が備えられ、前記選択手段(3
1)は双方のユニットにおいてユーザー操作並びに自動活性化用に設計されてお
り、前記2方向性の通信リンク(28)は前記2つのユニット間のパラメーター
設定の交換用に設計されており、そのユニットの1つは、前記システムの調整制
御を提供する決定手段を含んでいることを特徴とする請求項6、7および8のい
ずれかに記載の補聴システム。 - 【請求項11】 前記2つの補聴ユニットの各々における前記バイノーラル
の信号処理機能は、右耳および左耳の補聴ユニットに入射する音声信号間の音響
スペクトラムの相違および/または音声レベルを考慮するために他方のユニット
におけるバイノーラルの信号処理機能に関して正確に模倣されていることを特徴
とする前記請求項のいずれかに記載の補聴システム。 - 【請求項12】 前記補聴ユニットの各々のバイノーラルの信号処理部が、
実際のおよびシミュレートされる信号処理チャンネルにおけるフィードバック信
号間の相違を表す残留信号の処理によって、ハウル抑制を提供するフィードバッ
ク・ハウル抑制システムを具備することを特徴とする請求項11に記載の補聴シ
ステム。 - 【請求項13】 前記補聴ユニットの各々において、例えば前記第1および
第2のプロセッサー部から前記第3のプロセッサー部に供給される信号の圧縮に
よって、制限のための手段が備えられていることを特徴とする先の請求項のいず
れかに記載の補聴システム。 - 【請求項14】 前記2つの補聴ユニットの各々において、その2つのユニ
ットの信号処理部間で同期情報を交換する手段(33)が備えられることを特徴
とする請求項のいずれかに記載の補聴システム。
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