JP2002504527A - 部分的に組織化したミセル様凝集物を形成する25%を越えるヘリックス成分を有するglp−2誘導体 - Google Patents

部分的に組織化したミセル様凝集物を形成する25%を越えるヘリックス成分を有するglp−2誘導体

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JP2002504527A JP2000533156A JP2000533156A JP2002504527A JP 2002504527 A JP2002504527 A JP 2002504527A JP 2000533156 A JP2000533156 A JP 2000533156A JP 2000533156 A JP2000533156 A JP 2000533156A JP 2002504527 A JP2002504527 A JP 2002504527A
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オラフ フースフェルト,ペル
フランクリン ニールセン,ペル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、溶解性及び/又は安定性が改善されたGLP−2誘導体を含む医薬組成物に、及びGLP−2又はそのフラグメントもしくはアナログの溶解性及び/又は安定性を改良するための方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、溶解性及び安定性が改良されたGLP−2誘導体を含む医薬組成物
に、並びにGLP−2又はそのフラグメントもしくはアナログの溶解性及び/又
は安定性を改良するための方法に関する。
【0002】 発明の背景 ペプチドは医学的プラクティスで広く用いられており、それらは組換えDNA
技術により生産することができるので、それらの重要性は、年々、増加するであ
ろうと予想される。ネイティブペプチド又はそのアナログを治療に用いる場合、
それらは高いクリアランスを有することが一般に見い出されている。治療剤の高
いクリアランスは、長い期間にわたって高い血中レベルを維持することが要求さ
れる場合に不便である。なぜならくり返しの投与が必要であろうからである。高
いクリアランスを有するペプチドの例は、ACTH、コルチコトロピン放出因子
、アンジオテンシン、カルシトニン、インスリン、グルカゴン、グルカゴン様ペ
プチド−1、グルカゴン様ペプチド−2、インスリン様成長因子−1、インスリ
ン様成長因子−2、胃抑制ペプチド、成長ホルモン放出因子、下垂体アデニル酸
シクラーゼ活性化ペプチド、セクレチン、エンテロガストリン、ソマトスタチン
、ソマトトロピン、ソマトメジン、副甲状腺ホルモン、トロンポポエチン、エリ
トロポエチン、視床下部放出因子、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、エンド
ルフィン、エンケファリンバソプレッシン、オキシトシン、オピオイド類及びそ
のアナログ、スーパーオキシドジスムターゼ、インターフェロン、アスパラギナ
ーゼ、アルギナーゼ、アルギニンデアミナーゼ、アデノシンデアミナーゼ及びリ
ボヌクレアーゼである。特定の場合、適切な医薬組成物を適用することによりペ
プチドの放出プロフィールに影響を与えることが可能であるが、このアプローチ
は種々の欠点を有し、一般に適用できない。
【0003】 GLP−2及び他のプレプログルカゴンフラグメントのアミノ酸配列は、例え
ばSchmidtら(Diabetologia 28 704-707 (1985)) に供される。GLP−
2の物理化学特性についてはほとんど知られていないが、GLP−2は、GLP
−1と同様に、かなりフレキシブルで不安定な分子であると予想される。GLP
−2及びそのフラグメント並びにGLP−2のアナログ及びそのフラグメントは
、例えば食欲の抑制及び小腸症候群の治療において潜在的に有用である。しかし
ながら、その高いクリアランスはこれらの化合物の有用性を限定し、これにより
なおこの分野において改良の必要がある。
【0004】 我々は、最近、この比較的小さくかつ極めてフレキシブルな分子の誘導化が、
その血漿プロフィールが高度に遅延され、なお活性を保持している化合物を作り
出すことを見い出した(PCT出願、DK97/00360)。 GLP−2誘導体の物理化学的及び溶液構造特性については現在までほとんど
知られていなかった。このような知見は、例えば生産、精製及び調剤作業の間の
合理的な取扱いのための必要条件であり、最終的に遅延メカニズムのための構造
的基礎の理解のために重要である。
【0005】 内在性ジアミノペプチジルペプチダーゼの作用に対する溶解性の制限及び低い
安定性はGLP−2誘導体の有用性を限定し、これによりこの分野における改良
についての必要性がなお存在する。従って、本発明の目的は、改良された溶解性
及び安定性を有するGLP−2誘導体を含む医薬溶液を供することである。 発明の概要 GLP−2の起源であるプレプロコラーゲンは、例えば膵臓及び脳内の遠位回
腸内のL細胞において合成される。プレプログルカゴンのGLP−1及びGLP
−2へのプロセッシングは主にL細胞内でおこる。GLP−2は34アミノ酸残
基まで広がるおそらく特定の組織内の33アミノ酸残基ペプチドである。GLP
−2のフラグメント、アナログ及び誘導体を記述するために簡単なシステムを用
いる。これにより、例えばLys20GLP−2(1−33)は、アミノ酸残基番
号34を削除し、位置20の天然のアミノ酸残基(−Arg)をLysで置換す
ることによりGLP−2から形式的に得られるGLP−2のフラグメントを指す
。同様に、Arg30Lys35(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−35
)は、Lys残基のC末端の付加、位置30の天然のアミノ酸残基(Lys)の
Arg残基での交換及び位置35のLys残基のε−アミノ基のテトラデカノイ
ル化によりGLP−2から形式的に得られるGLP−2の誘導体を指す。
【0006】 PCT出願DK97/00360は、極めて遅延されることが見い出される種
々のGLP−2誘導体を記載する。GLP−2及びGLP−2アナログは規定さ
れた溶液構造をとることができない分子であるが、我々は、これらの遅延される
GLP−2誘導体のいくつかが、広い濃度範囲にわたって安定である部分的に組
織化したミセル様凝集形態で存在し得ることを見い出した。
【0007】 GLP−2誘導体がそれらの濃度と独立した、特定の部分的に構造化したコン
ホメーションを有することを示すために円偏光二色性(CD)を用いることがで
きる。対照的に、通常のGLP−2については、ペプチド自己会合と平行して、
(500μM濃度で)10〜15%から30〜35%への濃度の増加と共に、ヘ
リックス含有量の増加が見られる。水溶液中で部分的に組織化したミセル様凝集
物を形成するGLP−2誘導体について、ヘリックス含有量は10μMの濃度で
30%超で一定を維持する。その凝集した組織化したコンホメーションは、いず
れかの更なる構造誘導成分を必要としない、水又は希釈水性緩衝液中に存在する
誘導体の固有の特性である。CDシグナルはペプチドのα−ヘリックスの平均含
有量に比例すること、即ち−1のCD値はこれらの条件下で10%α−ヘリック
ス含有量に相当することに注意のこと。
【0008】 これにより、その最も広い態様において、本発明は、約10μMのペプチド濃
度で、25%を超える、好ましくは25%〜50%の範囲の、22±2℃でH2 O中222nmのCDにより測定したヘリックス含有量を有するGLP−2誘導体
を含む医薬組成物に関する。 部分的にヘリックスのミセル様凝集物の大きさは、サイズ排除クロマトグラフ
ィーにより評価することができる。同様に、ペプチドの見掛け(臨界ミセル濃度
)CMC’sは、適切な染料の存在下での濃度依存性蛍光から評価することがで
きる(例えばBrito, R. & Vaz, w. (1986)Anal. Biochem, 152, 250-255)。
【0009】 誘導体が水溶液中で部分的に組織化したミセル様凝集物コンホメーションを有
することはそれらを、ネイティブペプチドと比べてより溶解性かつ溶液中で安定
にする。溶解度及び安定性の増加は、医薬製剤中で、例えば0.1M NaCl
を加えた5mMリン酸緩衝液、pH6.9中で、誘導体及び通常のGLP−2(1−
34)について9日、放置した後に溶解度を比較することにより見ることができ
る。
【0010】 本文脈において、“アナログ”との名称は、親ペプチドの1又は複数のアミノ
酸残基が別のアミノ酸残基により置換されているペプチド及び/又は親ペプチド
の1又は複数のアミノ酸残基が削除されているペプチド及び/又は複数のアミノ
酸残基が親ペプチドに加えられているペプチドを指す。このような付加は、親ペ
プチドのN末端又はC末端又は両方のいずれかで行うことができる。
【0011】 用語“誘導体”は、本文脈において、親ペプチドのアミノ酸残基の1又は複数
が、例えばアルキル化、アシル化、エステル形成又はアミド形成により、化学的
に修飾されているペプチドを指す。 用語“GLP−2誘導体”は、本文脈において、GLP−2の誘導体又はその
アナログを指す。本明細書において、このような誘導体が形成上側得られる親ペ
プチドは、特定の場合、誘導体の“GLP−2成分”と呼ぶ。
【0012】 好ましい実施形態において、本発明は、請求項1に記載の医薬組成物であって
、GLP−2誘導体の濃度が0.5mg/mL以上、好ましくは約5mg/mL以上、よ
り好ましくは約10mg/mL以上であり、好ましくは約100mg/mL以下であるも
のに関する。 本発明の医薬組成物は、好ましくは、親ペプチドの少くとも1のアミノ酸残基
が、結合した脂溶性置換基を有しているGLP−2誘導体を含む。より好ましい
のは、20〜34、好ましくは30〜34、最も好ましくは30のアミノ酸残基
のうちのいずれか1つに結合した脂溶性置換基を有するGLP−2誘導体を含む
組成物である。
【0013】 本発明による医薬組成物は、好ましくは、以下の物質のうちの1又は複数を更
に含む。 ・医薬として許容されるビヒクル又は担体; ・等張剤、好ましくは塩化ナトリウム、マンニトール及びグリセロールからな
る群から選択されるもの; ・防腐剤、好ましくは、フェノール、m−クレゾール、メチルp−ヒドロキシ
ベンゾエート、ブチルp−ヒドロキシベンゾエート及びベンジルアルコールから
なる群から選択されるもの; ・緩衝液、好ましくは酢酸ナトリウム、クエン酸、グリシルグリシン、ヒスチ
ジン、2−フェニルエタノール及びリン酸ナトリウムからなる群から選択される
もの;及び ・GLP−2誘導体の溶解性及び/又は安定性を改良することができる界面活
性剤、好ましくはpoloxymer 188,tween 20及びtwee
n 80から選択される。
【0014】 好ましい実施形態において、本発明の医薬組成物は、脂溶性置換基が、4〜4
0の炭素原子、好ましくは8〜25の炭素原子を含むGLP−2誘導体を含む。 脂溶性置換基は、好ましくは該脂溶性置換基のカルボキシル基がアミノ酸残基
のアミノ基とアミド結合を形成するようにアミノ酸残基に結合しているか、又は
脂溶性置換基は、該脂溶性置換基のアミノ基がアミノ酸残基のカルボキシル基と
アミド結合を形成するようにアミノ酸残基に結合している。
【0015】 好ましい実施形態において、本発明による医薬組成物は、脂溶性置換基が、ス
ペーサーにより親ペプチドに結合しているGLP−2誘導体を含む。 スペーサーは、一実施形態において、親ペプチドのアミノ基と脂溶性置換基の
アミノ基との間の架橋を形成する、1〜7のメチレン基、好ましくは2のメチレ
ン基を有する非分枝アルカンα,ω−ジカルボン酸基である。
【0016】 スペーサーは、好ましくは、別の実施形態において、親ペプチドのアミノ基と
脂溶性置換基のアミノ基との間に架橋を形成する、Cysを除くアミノ酸残基、
又はGly−Lysのようなジペプチド、又は1〜〜7のメチレン基、好ましく
は2〜4のメチレン基を有するいずれかの非分枝アルカンα,ω−アミノ酸であ
る。
【0017】 好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、部分的に又は完全に水素化され
たシクロペンタノフェナトレン骨格を含む。 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、直鎖又は分枝鎖アルキル基
である。 脂溶性置換基は、好ましくは、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸である。アシル基は、
好ましくは、次のものである: ・CH3 (CH2 n CO−(式中、nは4〜38である)、好ましくはCH 3 (CH2 6 CO−,CH3 (CH2 8 CO−,CH3 (CH2 10CO−
,CH3 (CH2 12CO−,CH3 (CH2 14CO−,CH3 (CH2 16 CO−,CH3 (CH2 18CO−,CH3 (CH2 20CO−及びCH3 (C
2 22CO−を含む群から選択されるもの; ・直鎖又は分枝鎖アルカンα,ω−ジカルボン酸のアシル基;又は ・HOOC(CH2 m CO−,(式中、mは4〜38、好ましくは4〜24
である)を含む群、より好ましくはHOOC(CH2 14CO−,HOOC(C
2 16CO−,HOOC(CH2 18CO−,HOOC(CH2 20CO−及
びHOOC(CH2 22CO−を含む群から選択されるもの。
【0018】 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:CH3 (CH2 p
(CH2 q COOH)CHNH−CO(CH2 2 CO−(式中、p及びqは
整数であり、そしてp+qは8〜33の整数、好ましくは12〜28である)の
基である。 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:CH3 (CH2 r
O−NHCH(COOH)(CH2 2 CO−(式中、rは10〜24の整数で
ある)の基である。
【0019】 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:CH3 (CH2 s
O−NHCH((CH2 2 COOH)CO−(式中、sは8〜24の整数であ
る)の基である。 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:−NHCH(COOH
)(CH2 4 NH−CO(CH2 u CH3 (式中、uは8〜18の整数であ
る)の基である。
【0020】 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基が、式:−NHCH(COOH
)(CH2 4 NH−COCH((CH2 u COOH)NH−CO(CH2 w CH3 (式中、wは10〜16の整数である)の基である。 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:−NHCH(COOH
)(CH2 4 NH−CO(CH2 2 CH(COOH)NH−CO(CH2 x CH3 (式中、xは10〜16の整数である)の基である。
【0021】 別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、式:−NHCH(COOH
)(CH2 4 NH−CO(CH2 2 CH(COOH)NH−CO(CH2 y CH3 (式中、yは0又は1〜22の整数である)の基である。 好ましい実施形態において、本発明による医薬組成物は、親ペプチドが、GL
P−2(1−30);GLP−2(1−31);GLP−2(1−32);GL
P−2(1−33);GLP−2(1−34)及びGLP−2(1−35)を含
む群から選択されるGLP−2誘導体を含む。
【0022】 更に好ましい実施形態において、本発明による医薬組成物は、親ペプチドが以
下のアミノ酸配列: X1 HX2 DGSFSDEMNTX3 LDX4 LAX5 6 DFINWLX7 8 TKITDX9 (式中、X1 はNH2 ,DFPEEVAIVEELGRR,DFPEEVTIV
EELGRR,DFPEEVNIVEELRRR、又はそのフラグメントであり
、 X2 はAla又はGlyであり、 X3 はIle又はValであり、 X4 はAsn,Ser又はHisであり、 X5 はAla又はThrであり、 X6 はArg又はLysであり、 X7 はIle又はLeuであり、 X8 はGln又はHisであり、又は X9 はOH,Lys,Arg,Arg−Lys,Lys−Arg,Arg−A
rg又はLys−Lysである) を有するGLP−2誘導体を含む。
【0023】 本発明による医薬組成物は、好ましくは、全部で15まで、好ましくは10ま
で、より好ましくは6までのアミノ酸残基が、遺伝コードによりコードされ得る
いずれかのα−アミノ酸残基と交換されているGLP−2誘導体を含む。 親ペプチドは、最も好ましくは、 Lys20GLP−2(1−33); Lys20Arg30GLP−2(1−33); Arg30Lys34GLP−2(1−34); Arg30Lys35GLP−2(1−35); Arg30,35 Lys20GLP−2(1−35); Arg35GLP−2(1−35) を含む群から選択される。
【0024】 更に好ましい実施形態において、本発明の医薬組成物は、 Lys20(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−33); Lys20,30 −bis(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−33); Lys20(Nε−テトラデカノイル)Arg30GLP−2(1−33); Arg30Lys35(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−35); Arg30,35 Lys20(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−35); Arg35Lys30(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−35); Arg30Lys34(Nε−テトラデカノイル)GLP−2(1−34); Lys20(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2(1−33)
; Lys20,30 −bis(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2
(1−33); Lys20(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)Arg30GLP−2(1
−33); Arg30Lys35(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2(1
−35); Arg30,35 Lys20(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2
(1−35); Arg35Lys30(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2(1
−35);及び Arg30Lys34(Nε−(ω−カルボキシノナデカノイル)GLP−2(1
−34)、 を含む群から選択されるGLP−2誘導体を含む。
【0025】 本発明は、更に、GLP−2又はそのフラグメントもしくはアナログの溶解性
及び/又は安定性を改良するための方法であって、脂溶性置換基が親ペプチドの
アミノ酸残基のいずれか一に導入されることを特徴とする方法に関する。 この方法により、脂溶性置換基は、好ましくは位置20〜34、好ましくは3
0〜34、最も好ましくは30のアミノ酸残基のいずれか一に導入される。
【0026】 脂溶性置換基は、好ましくは4〜40の炭素原子、より好ましくは8〜25の
炭素原子を含む。 好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、直鎖又は分枝鎖脂肪酸のアシル
基:好ましくはCH3 (CH2 n CO−(式中、nは4〜38である)、好ま
しくはCH3 (CH2 6 CO−,CH3 (CH2 8 CO−,CH3 (CH2 10CO−,CH3 (CH2 12CO−,CH3 (CH2 14CO−,CH3
CH2 16CO−,CH3 (CH2 18CO−,CH3 (CH2 20CO−及び
CH3 (CH2 22CO−を含む群から選択されるものである。
【0027】 GLP−2親ペプチドは、好ましくは、GLP−2(1−30);GLP−2
(1−31);GLP−2(1−32);GLP−2(1−33);GLP−2
(1−34)及びGLP−2(1−35)である。 発明の詳細な記載 GLP−2誘導体の作用の満足いく遅延プロフィールを得るために、GLP−
2成分に結合した脂溶性置換基は、好ましくは、4〜40の炭素原子、特に8〜
25の炭素原子を含む。脂溶性置換基は、結合したアミノ酸のアミノ基とアミド
結合を形成する脂溶性置換基のカルボキシル基によりGLP−2成分のアミノ基
に結合し得る。代わりとして、脂溶性置換基は、その脂溶性置換基のアミノ基が
アミノ酸のカルボキシル基とアミド結合を形成するように前記アミノ酸に結合し
得る。更なるオプションとして、脂溶性置換基は、エステル結合を介してGLP
−2成分に連結し得る。形式的には、そのエステルは、GLP−2成分のカルボ
キシル基とそれに対する置換基のヒドロキシル基との間の反応により、又はGL
P−2のヒドロキシル基とそれに対する置換基のカルボキシル基との間の反応に
より形成することができる。更に代わりとして、脂溶性置換基は、GLP−2成
分の一級アミノ基に導入されるアルキル基であってよい。
【0028】 本発明の1つの好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、スペーサーのカ
ルボキシル基がGLP−2成分のアミノ基とアミド結合を形成するように、スペ
ーサーによりGLP−2成分に結合する。適切なスペーサーの例は、コハク酸、
Lys,Glu又ははAsp、又はGly−Lysのようなジペプチドである。
スペーサーがコハク酸である場合、その1つのカルボキシル基は、アミノ酸残基
のアミノ基とアミド結合を形成し得、そして他のカルボキシル基は脂溶性置換基
のアミノ基とアミド結合を形成し得る。スペーサーが、Lys,Glu又はAs
pである場合、そのカルボキシル基は、アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を
形成し得、そしてそのアミノ基は脂溶性置換基のカルボキシル基とアミド結合を
形成し得る。Lysをスペーサーとして用いる場合、特定の例において、更なる
スペーサーをLysのε−アミノ基と脂溶性置換基との間に挿入することができ
る。1つの好ましい実施形態において、このような更なるスペーサーは、Lys
のε−アミノ基と、及び脂溶性置換基中に存在するアミノ基とアミド結合を形成
するコハク酸である。別の好ましい、実施形態において、このような更なるスペ
ーサーは、Lysのε−アミノ基とアミド結合を、及び脂溶性置換基中に存在す
るカルボキシル基と別のアミド結合を形成するGlu又はAspである。即ち、
脂溶性置換基はNε−アシル化リシン残基である。
【0029】 本発明の別の好ましい実施形態において、脂溶性置換基は、負に荷電し得る基
を有する。負に荷電し得る1つの好ましい基はカルボン酸基である。 親ペプチドは本ポリペプチドをコードし、そのペプチドの発現を許容する条件
下で適切な栄養培地中でポリペプチドを発現することができるDNA配列を含む
宿主細胞を培養し、その後その培養物から得られたペプチドを回収することを含
む方法によって生産することができる。
【0030】 細胞を培養するために用いる培地は、宿主細胞を増殖させるために適したいず
れかの慣用的な培地、例えば適切な補足物を含む最小又は複合培地であり得る。
適切な培地は、商業的供給元から利用でき、又は公開されている処方(例えばA
merican Type Culture Collectionのカタログ
)に従って調製することができる。細胞により生産されるペプチドは、次に、遠
心又はろ過により培地から宿主細胞を分離し、塩、例えば硫酸アンモニウムによ
り上清又はろ液のタンパク質成分を沈殿させ、問題のペプチドの型に依存した種
々のクロマトグラフィー法、例えばイオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過ク
ロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー等により精製することを
含む慣用的な方法により培養培地から回収することができる。
【0031】 親ペプチドをコードするDNA配列は、適切には、例えばゲノム又はcDNA
ライブラリーを調製し、標準的技術に従って合成オリゴヌクレオチドプローブを
用いるハイブリダイゼーションによりペプチドの全部又は一部をコードするDN
A配列についてスクリーニングすることにより得られるゲノム又はcDNA源の
ものであり得る(例えばSambrook, J. Fritsch, EF及びManiatis, T. Molecular
Cloning : A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, New
York, 1989)。ペプチドをコードするDNA配列は、確立された標準的方法、例
えばBeaucage及びCaruthers, Tetrahedron Letters 22 (1981), 1859-1869 によ
り記載されるホスホアミジト法、又はMatthesら、EMBO Journal 3 (1984
), 801-805により記載される方法により合成的に調製することもできる。DNA
配列は、例えばUS4,683,202又はSaikiら、Science 239 (1988)
, 487-491 に記載される特定のプライマーを用いてポリメラーゼ鎖反応によって
も調製することができる。
【0032】 そのDNA配列は、便利には組換えDNA法にかけることができるいずれかの
ベクターに挿入することができ、ベクターの選択は、しばしば、導入される宿主
細胞に依存するであろう。これにより、ベクターは、自律的に複製するベクター
、即ち染色体外存在物として存在するベクターであって、その複製が染色体複製
と独立しているもの、例えばプラスミドであり得る。あるいは、ベクターは、宿
主細胞に導入した時に宿主細胞ゲノムに組み込まれ、それが組み込まれている染
色体と一緒に複製されるものであり得る。
【0033】 ベクターは、好ましくは、ペプチドをコードするDNA配列がDNAの転写の
ために要求される更なるセグメント、例えばプロモーターに作用可能に連結して
いる発現ベクターである。プロモーターは、選択された宿主細胞中で転写活性を
示すいずれのDNA配列であってもよく、宿主細胞に対して同種又は異種のタン
パク質をコードする遺伝子から得ることができる。宿主の宿主細胞において本発
明のペプチドをコードするDNAの転写を行うための適切なプロモーターの例は
、当該技術分野において公知であり、例えばSambrookら、前掲に記載さ
れる。
【0034】 本ペプチドをコードするDNA配列は、必要に応じて、適切なターミネーター
、ポリアデニル化シグナル、転写エンハンサー配列、及び翻訳エンハンサー配列
に作用可能に連結させてもよい。本発明の組換えベクターは、問題の宿主細胞内
でベクターを複製させることができるDNA配列を更に含んでよい。 ベクターは、選択マーカー例えばその産物が宿主細胞内の欠損を補う遺伝子又
は薬剤、例えばアンピシリン、カナマイシン、テトラサイクリン、クロランフェ
ニコール、ネオマイシン、ヒグロマイシン又はメトトレキセートに対する耐性を
与えるものも含み得る。
【0035】 本発明の親ペプチドを宿主細胞の分泌経路に向かわせるために、(リーダー配
列、プレプロ配列又はプレ配列としても知られる)分泌シグナル配列を、組換え
ベクターに供してもよい。分泌シグナル配列は、正確な読み枠において本ペプチ
ドをコードするDNA配列に連結される。分泌シグナル配列は、一般に、本ペプ
チドをコードするDNA配列に対して5’に位置する。分泌シグナル配列は、本
ペプチドに通常、関連するものであっても、別の分泌されるタンパク質をコード
する遺伝子からのものであってもよい。
【0036】 本ペプチドをコードするDNA配列、プロモーター並びに任意にターミネータ
ー及び/又は分泌シグナル配列各々を連結するため、及びそれらを複製のために
必要な情報を含む適切なベクターに挿入するために用いる手順は当業者に公知で
ある(例えば、Sambrookら、前掲)を参照のこと。 DNA配列又は組換えベクターを導入する宿主細胞は、本ペプチドを生産する
ことができるいずれの細胞であってもよく、細菌、イースト、真菌、及び高等真
核細胞を含む。公知であり、当該技術分野で用いられる適切な宿主細胞の例は、
これらに限らないが、大腸菌、サッカロマイセス・セレビシアエ(Saccha romyces cerevisiae )、又は哺乳動物BHK又はCHO細胞
系がある。
【0037】 本発明のGLP−2誘導体は、それ自体知られている方法を用いて、親GLP
−2又はGLP−2アナログに脂溶性置換基を導入することにより調製すること
ができる。例えば、その内容が引用により全体が本明細書に組み込まれるWO9
5/07931を参照のこと。 Lys残基のNε−アシル化は、アシル化剤として導入すべきアシル基の活性
化アミド、例えばベンゾトリアゾールのアミドを用いることにより行うことがで
きる。アルシ化は、塩基の存在下で極性溶媒中で行われる。
【0038】 組成物の調製及び投与 本発明によるGLP−2誘導体を含む医薬組成物は、治療の必要な患者に非経
口的に又は経口的に投与することができる。非経口的投与は、シリンジ、任意に
ペン様(pen−like)シリンジにより、皮下、筋内又は静脈内注入により
行うことができる。あるいは、非経口投与は、注入ポンプにより行うことができ
る。更なるオプションは、鼻用又は肺用スプレーの形態でGLP−2誘導体の投
与のための粉末又は液体であり得る組成物である。なお更なるオプションとして
、本発明のGLP−2誘導体を含む医薬組成物は、例えばパッチ、任意にイオン
泳動パッチから皮下に、又は例えば頬から粘膜を介して投与することもできる。
【0039】 本発明のGLP−2誘導体を含む医薬組成物は、例えばRemington's Pharmace
utical Science, 1985又はRemington : The Science and Practice of Pharmacy
, 19th edition, 1995に記載されるように、慣用的な技術により調製することが
できる。 これにより、本発明のGLP−2誘導体の注入用組成物は、要求される最終製
品を供するために、適切なら、成分を溶解し及び混合することに関する医薬産業
の慣用的技術を用いて調製することができる。
【0040】 1つの手順によれば、GLP−2誘導体は、調製すべき組成物の最終容量より
いくらか少い量の水に溶かされる。必要に応じて等張剤、防腐剤及び緩衝液が添
加され、その溶液のpH値は、必要に応じて酸、例えば塩酸、又は塩基、例えば水
酸化ナトリウム水溶液を用いて調節される。最後に、その溶液の容量は水で調節
されて要求される成分の濃度を供する。
【0041】 特定のペプチドの鼻への投与のための組成物は、例えば、欧州特許第2720
97(Novo Nordisk A/S)又はWO93/18785に記載さ
れるように調製することができる。 本発明の1つの好ましい実施形態によれば、GLP−2誘導体を含む医薬組成
物は、注入による投与のために適した組成物の形態で供される。このような組成
物は、直ちに用いることができる注入用液であっても、注入することができる前
に溶媒に溶かさなければならない特定量の固体組成物、例えば凍結乾燥製品であ
ってもよい。注入用液は、好ましくは、約0.5mg/mL以上、好ましくは約5mg
/mL以上、より好ましくは約10mg/mL以上のGLP−2誘導体、及び好ましく
は約100mg/mL以下のGLP−2誘導体を含む。
【0042】 本発明のGLP−2誘導体を含む医薬組成物は種々の疾患、例えば肥満症、小
腸症候群、クローン病、回腸炎、腸の炎症、胃及び十二指腸潰瘍、炎症性腸疾患
(IBD)及び腸の癌損傷の治療において用いることができる。用いるべき特定
のGLP−2誘導体及びいずれかの患者についての至適投与レベルは、治療すべ
き病気に、用いる特定のペプチド誘導体の効能、患者の年齢、体重、身体の活発
さ、及び食事を含む種々の因子に、他の薬剤との可能な組合せに、及びそのケー
スの激しさに依存するであろう。本発明のGLP−2誘導体の投与量は当業者に
より各々の個々の患者について決定されることが推漿される。
【0043】 実施例1 Lys30(Nε−(γ−グルタミル(Nα−テトラデカノイル)))hGLP
−2の合成 hGLP−2−OH(5mg,1.33μmol )、EDPA(4.8mg,37.
2μmol )、NMP(0.7mL)及び水(0.35mL)の混合物に、NMP(5
1μL)中にPCT出願PCT/DK97/00340に記載される通り調製し
たMyr−Glu(ONSu)−OBu+ (2mg,4μmol )の溶液を加えた、
その反応混合物を静かに5分、振とうし、次に室温で更に10分、放置した。そ
の反応を水(22μL)中グリシン(2.2mg,29.3μmol )の溶液を加え
ることにより停止させた。酢酸アンモニウムの0.5%水溶液(15mL) を加え
、られた混合物をVarian 5g C8 Mega Bond Elut(
登録商標)に溶出し、その固定化された化合物を5%アセトニトリル水溶液(2
0mL)で洗い、最後にTFA(20mL)での溶出によりそのカートリッジから遊
離させた。その溶出物を真空下で濃縮し、その残留物を、シアノプロピルカラム
(Zorbax 300SB−CN)及び標準的アセトニトリル/TFAシステ
ムを用いてカラムクロマトグラフィーにより精製した。そのカラムを65℃に加
熱し、アセトニトリル勾配は60分で0〜100%であった。標題化合物(0.
1mg,1.8%)を単離し、その産物をPDMSにより分析した。プロトン化分
子イオンについてのm/z値は4107.8±3であることが見い出された。得
られた分子量は、これにより、4106.8±3amu (理論値4106amu )で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 C07K 14/605 C07K 14/605 A61K 37/28 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 フースフェルト,ペル オラフ デンマーク国,デーコー−1411 コペンハ ーゲン コー,5.エムエフ.,アップレ ビース プラッズ 27 (72)発明者 ニールセン,ペル フランクリン デンマーク国,デーコー−3500 ベルレー ゼ,ダルセー パルク 59 (72)発明者 カールショルム,ニールス セー. デンマーク国,デーコー−2720 バンレー ゼ,クラウショルムバイ 38 (72)発明者 オールセン,ヘーレ ビルク デンマーク国,デーコー−3450 アレーレ ズ,スコーレロッデン 23 (72)発明者 チム,ラルス デンマーク国,デーコー−2820 ゲントフ テ,スキフテバイ 22 (72)発明者 ビョールン,セーレン エリック デンマーク国,デーコー−2800 リュンビ ー,マリー グルッベス アレ 47 Fターム(参考) 4C076 CC16 CC41 DD08 DD09 DD23D DD26Z DD37R DD37Z DD38D DD41Z DD43Z DD45R DD51Z DD52Z EE23 EE41Z FF06 FF63 4C084 AA01 BA01 BA08 BA19 BA36 CA28 CA32 CA59 NA02 NA03 ZA662 ZA702 4H045 AA20 AA30 BA18 BA55 DA30 EA22 EA28 GA45 HA30

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約10μMのペプチド濃度で、25%を超える、好ましくは
    25%〜50%の範囲の、22±2℃でH2 O中で222nmでCDにより測定し
    たヘリックス成分を有するGLP−2誘導体を含む医薬組成物。
  2. 【請求項2】 GLP−2誘導体の濃度が、0.5mg/mL以上、好ましくは
    約5mg/mL以上、より好ましくは約10mg/mL以上、及び好ましくは約100mg
    /mL以下であることを特徴とする請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】 親ペプチドの少くとも1のアミノ酸残基が、結合した脂溶性
    置換基を有しているGLP−2誘導体を含む、請求項1又は2に記載の医薬組成
    物。
  4. 【請求項4】 位置20〜34、好ましくは30〜34、最も好ましくは3
    0のアミノ酸残基のいずれか一に結合した脂溶性置換基を有するGLP−2誘導
    体を含む請求項3に記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】 医薬として許容されるビヒクル又は担体を更に含む、先の請
    求項のいずれか一に記載の医薬組成物。
  6. 【請求項6】 等張剤、好ましくは塩化ナトリウム、マンニトール及びグリ
    セロールからなる群から選択される等張剤を更に含む、先の請求項のいずれか一
    に記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】 防腐剤、好ましくはフェノール、m−クレゾール、メチルp
    −ヒドロキシベンゾエート、ブチルp−ヒドロキシベンゾエート及びベンジルア
    ルコールからなる群から選択される防腐剤を更に含む先の請求項のいずれか一に
    記載の医薬組成物。
  8. 【請求項8】 緩衝剤、好ましくは酢酸ナトリウム、クエン酸、グリシルグ
    リシン、ヒスチジン、2−フェニルエタノール及びリン酸ナトリウムからなる群
    から選択される緩衝剤を更に含む先の請求項のいずれか一に記載の医薬組成物。
  9. 【請求項9】 GLP−2誘導体の溶解性及び/又は安定性を改善すること
    ができる界面活性剤、好ましくはpoloxymer 188,tween 2
    0及びtween 80から選択される界面活性剤を更に含む、先の請求項のい
    ずれか一に記載の医薬組成物。
  10. 【請求項10】 脂溶性置換基が、4〜40の炭素原子、好ましくは8〜2
    5の炭素原子を含むGLP−2誘導体を含む、先の請求項のいずれか一に記載の
    医薬組成物。
  11. 【請求項11】 脂溶性置換基が、該脂溶性置換基のカルボキシル基がアミ
    ノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するようにアミノ酸残基に結合している
    GLP−2誘導体を含む、先の請求項のいずれか一に記載の医薬組成物。
  12. 【請求項12】 脂溶性置換基が、該脂溶性置換基のアミノ基がアミノ酸残
    基のカルボキシル基とアミド結合を形成するようにアミノ酸残基に結合している
    GLP−2誘導体を含む、請求項1〜11のいずれか一に記載の医薬組成物。
  13. 【請求項13】 脂溶性置換基が、スペーサーにより親ペプチドに結合して
    いるGLP−2誘導体を含む、先の請求項のいずれか一に記載の医薬組成物。
  14. 【請求項14】 前記スペーサーが、親ペプチドのアミノ基と脂溶性置換基
    のアミノ基との間の架橋を形成する、1〜7のメチレン基、好ましくは2のメチ
    レン基を有する非分枝アルカンα,ω−ジカルボン酸基であることを特徴とする
    請求項13に記載の医薬組成物。
  15. 【請求項15】 前記スペーサーが、親ペプチドのアミノ基と脂溶性置換基
    のアミノ基との間に架橋を形成する、Cysを除くアミノ酸残基、又はGly−
    Lysのようなジペプチド、又は1〜〜7のメチレン基、好ましくは2〜4のメ
    チレン基を有するいずれかの非分枝アルカンα,ω−アミノ酸であることを特徴
    とする請求項13に記載の医薬組成物。
  16. 【請求項16】 前記脂溶性置換基が、部分的に又は完全に水素化されたシ
    クロペンタノフェナトレン骨格を含むGLP−2誘導体を含む、先の請求項のい
    ずれか一に記載の医薬組成物。
  17. 【請求項17】 前記脂溶性置換基が、直鎖又は分枝鎖アルキル基であるこ
    とを特徴とする請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  18. 【請求項18】 脂溶性置換基が、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸であるGLP−
    2誘導体を含む、請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  19. 【請求項19】 前記アシル基が、CH3 (CH2 n CO−(式中、nは
    4〜38である)、好ましくはCH3 (CH2 6 CO−,CH3 (CH2 8 CO−,CH3 (CH2 10CO−,CH3 (CH2 12CO−,CH3 (CH 2 14CO−,CH3 (CH2 16CO−,CH3 (CH2 18CO−,CH3 (CH2 20CO−及びCH3 (CH2 22CO−を含む群から選択されること
    を特徴とする請求項18に記載の医薬組成物。
  20. 【請求項20】 脂溶性置換基が直鎖又は分枝鎖アルカンα,ω−ジカルボ
    ン酸のアシル基であるGLP−2誘導体を含む、請求項3〜5のいずれか一に記
    載の医薬組成物。
  21. 【請求項21】 前記アシル基が、HOOC(CH2 m CO−(式中、m
    は4〜38、好ましくは4〜24である)を含む群、より好ましくはHOOC(
    CH2 14CO−,HOOC(CH2 16CO−,HOOC(CH2 18CO−
    ,HOOC(CH2 20CO−及びHOOC(CH2 22CO−を含む群から選
    択されることを特徴とする請求項20に記載の医薬組成物。
  22. 【請求項22】 脂溶性置換基が、式:CH3 (CH2 p ((CH2 q COOH)CHNH−CO(CH2 2 CO−(式中、p及びqは整数であり、
    そしてp+qは8〜33の整数、好ましくは12〜28である)の基であるGL
    P−2誘導体を含む、請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  23. 【請求項23】 脂溶性置換基が、式:CH3 (CH2 r CONHCH(
    COOH)(CH2 2 CO−(式中、rは10〜24の整数である)の基であ
    るGLP−2誘導体を含む、請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  24. 【請求項24】 脂溶性置換基が、式:CH3 (CH2 s CONHCH(
    (CH2 2 COOH)CO−(式中、sは8〜24の整数である)の基である
    GLP−2誘導体を含む、請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  25. 【請求項25】 脂溶性置換基が、式:−NHCH(COOH)(CH2 4 NH−CO(CH2 u CH3 (式中、uは8〜18の整数である)の基であ
    るGLP−2誘導体を含む、請求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  26. 【請求項26】 脂溶性置換基が、式:−NHCH(COOH)(CH2 4 NH−COCH((CH2 2 COOH)NH−CO(CH2 w CH3 (式
    中、wは10〜16の整数である)の基であるGLP−2誘導体を含む、請求項
    3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  27. 【請求項27】 脂溶性置換基が、式:−NHCH(COOH)(CH2 4 NH−CO(CH2 2 CH(COOH)NH−CO(CH2 x CH3 (式
    中、xは10〜16の整数である)の基であるGLP−2誘導体を含む、請求項
    3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  28. 【請求項28】 脂溶性置換基が、式:−NHCH(COOH)(CH2 4 NH−CO(CH2 2 CH(COOH)NH−CO(CH2 y CH3 (式
    中、yは0又は1〜22の整数である)の基であるGLP−2誘導体を含む、請
    求項3〜15のいずれか一に記載の医薬組成物。
  29. 【請求項29】 親ペプチドが、GLP−2(1−30);GLP−2(1
    −31);GLP−2(1−32);GLP−2(1−33);GLP−2(1
    −34)及びGLP−2(1−35)を含む群から選択されるGLP−2誘導体
    を含む、先の請求項のいずれか一に記載の医薬組成物。
  30. 【請求項30】 親ペプチドが、次のアミノ酸配列:X1 HX2 DGSFS
    DEMNTX 3LDX4 LAX5 6 DFINWLX7 8 TKITDX9 (式
    中、X1 はNH2 ,DFPEEVAIVEELGRR,DFPEEVTIVEE
    LGRR,DFPEEVNIVEELRRR、又はそれらのフラグメントであり
    、 X2 はAla又はGlyであり、X3 はIle又はValであり、X4 はAs
    n,Ser又はHisであり、X5 はAla又はThrであり、X6 はArg又
    はLysであり、X7 はIle又はLeuであり、X8 はGln又はHisであ
    り、又はX9 はOH,Lys,Arg,Arg−Lys,Lys−Arg,Ar
    g−Arg又はLys−Lysである) を有するGLP−2誘導体を含む、先の請求項のいずれか一に記載の医薬組成物
  31. 【請求項31】 全部で15まで、好ましくは10まで、より好ましくは6
    までのアミノ酸残基が、遺伝子コードによりコードされ得るいずれかのα−アミ
    ノ酸残基と交換されているGLP−2誘導体を含む、先の請求項のいずれかに記
    載の医薬組成物。
  32. 【請求項32】 親ペプチドが、Lys20GLP−2(1−33);Lys 20 Arg30GLP−2(1−33);Arg30Lys34GLP−2(1−34)
    ;Arg30Lys35GLP−2(1−35);Arg30,35 Lys20GLP−2
    (1−35);Arg35GLP−2(1−35)を含む群から選択されるGLP
    −2誘導体を含む、先の請求項のいずれかに記載の医薬組成物。
  33. 【請求項33】 GLP−2又はそのフラグメントもしくはアナログの溶解
    性及び/又は安定性を改良するための方法であって、親ペプチドのアミノ酸残基
    のいずれか1つに脂溶性置換基を導入することを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 位置20〜34、好ましくは30〜34、最も好ましくは
    30のアミノ酸残基のいずれか一に脂溶性置換基が導入されることを特徴とする
    請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記脂溶性置換基が、4〜40の炭素原子、好ましくは8
    〜25の炭素原子を含むことを特徴とする請求項33又は34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記脂溶性置換基が、直鎖又は分枝鎖脂肪酸のアシル基で
    あることを特徴とする請求項33〜35のいずれか一に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記アルシ基が、CH3 (CH2 n CO−(式中、nは
    4〜38である)、好ましくはCH3 (CH2 6 CO−,CH3 (CH2 8 CO−,CH3 (CH2 10CO−,CH3 (CH2 12CO−,CH3 (CH 2 14CO−,CH3 (CH2 16CO−,CH3 (CH2 18CO−,CH3 (CH2 20CO−及びCH3 (CH2 22CO−を含む群から選択されること
    を特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記親ペプチドが、Lys20GLP−2(1−33);L
    ys20Arg30GLP−2(1−33);Arg30Lys34GLP−2(1−3
    4);Arg30Lys35GLP−2(1−35);Arg30,35 Lys20GLP
    −2(1−35);Arg35GLP−2(1−35)を含む群から選択されるこ
    とを特徴とする請求項33〜37のいずれか一に記載の方法。
  39. 【請求項39】 肥満症を治療するための薬剤の調製のための請求項1〜3
    2のいずれか一に記載の医薬組成物の使用。
  40. 【請求項40】 小腸症候群、クローン病、回腸炎、腸の炎症、胃及び十二
    指腸潰瘍、炎症性腸疾患(IBD)及び腸癌損傷を治療するための薬剤の調製の
    ための請求項1〜32のいずれか一に記載の医薬組成物の使用。
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