JP2002504460A - 操舵システム - Google Patents

操舵システム

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JP2002504460A
JP2002504460A JP2000533302A JP2000533302A JP2002504460A JP 2002504460 A JP2002504460 A JP 2002504460A JP 2000533302 A JP2000533302 A JP 2000533302A JP 2000533302 A JP2000533302 A JP 2000533302A JP 2002504460 A JP2002504460 A JP 2002504460A
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JP
Japan
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wheels
vehicle
axle
gear
driven
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Withdrawn
Application number
JP2000533302A
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English (en)
Inventor
アラン レスリー ビドウェル,
Original Assignee
アイジーシー (オーストラリア) ピーティーワイ. リミテッド
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Publication date
Application filed by アイジーシー (オーストラリア) ピーティーワイ. リミテッド filed Critical アイジーシー (オーストラリア) ピーティーワイ. リミテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/02Steering linkage; Stub axles or their mountings for pivoted bogies
    • B62D7/026Steering linkage; Stub axles or their mountings for pivoted bogies characterised by comprising more than one bogie, e.g. situated in more than one plane transversal to the longitudinal centre line of the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B3/00Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
    • B62B3/001Steering devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2301/00Wheel arrangements; Steering; Stability; Wheel suspension
    • B62B2301/06Steering all wheels together simultaneously

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 間隔を空けて配置した複数の車輪(16)を有する車輌(10)であって、各車輪(16)は車軸(22)によって車輌(10)に取り付けられ、各車輪(16)に対して個別の車軸(22)が存在し、各車軸は長手車軸を有する;車軸(22)の長手軸の周囲での1つの車軸(22)の回転によって、それに取り付けられた車輪(16)が、車輌(10)に関して方向を変えさせるように配置され、各車軸(22)は、被動手段(26)に取り付けられ、各被動手段(26)が駆動手段(28、32)によって駆動されるように適合され、その結果、1つの車軸(22)の回転によって、全ての他の車軸(22)が、また、その長手車軸の周囲で回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、操舵システムに関する。詳細に言及すると、限定はしないが、車輪
付き車輌のための操舵システム、または車輌の車輪の操舵を提供する物品に関す
る。
【0002】 本明細書全体を通して、機動力ではなく、むしろ人力によって推進されること
が意図される車輌に関し、この車輌は、車輪によって車輌の移動が可能となる任
意のこのような物品を包含するものと解釈され得る。これには、例えば、以下の
ものが挙げられる:手押し車、カート、手押し買い物用車、乳母車、二輪手押し
車、折畳式乳母車、玩具用乳母車、トレーラー、キャラバン、ボートトレーラー
、車輌用の車輪付きジャッキ、車輪付きの椅子、担架、救護ベッド、車輪付き基
部に取り付けられた救護担架、作業台、図書館用手押し車、ならびに多くの車輪
および/またはキャスターを有する他の同様な物品。
【0003】 本明細書全体を通して、車輪(単数または複数)に関し、車輪はキャスター(
単数または複数)、あるいはキャスターとして作用する車輪に関するものを包含
するものと解釈され得る。
【0004】 (発明の背景) 多数の車輌(上記で定義されたとおり)は、複数の車輪(上記で定義されたと
おり)を有し、これらの車輪は、車輌に関する車軸に独立して取付けられ、その
結果、車輪は車軸に関して回転し得、車輌が移動(角を曲がることを含む)され
得る。多くの場合、車輪はバラバラに作動する。良い例は、作業用手押し車およ
び買い物用手押し車である。多くの場合、この車輌を使用することが困難となる
。それは、車軸または車輪に対する、小突き、または、わずかなダメージによっ
て、特定の車輪が作用していない状態が生じ得、それ故、車輌を移動させるとき
に、これがブレーキとして作用し得るからである。さらに、勾配、特に側方の傾
斜を越えて車輌を押す場合、車輌は傾斜に従う傾向がある。多数の例は、荷物を
載せた買い物用手押し車であり、これらが下りの側道または駐車場の連絡路をこ
ろがることが思い出される。
【0005】 ごく頻繁に、狭い角(特に空間が最小である場合)を曲がって、これらの車輌
を通過させることもまた、困難である。それは車輪が独立している性質のためで
あり、ある運動が生じ、その後、車輪が正確な軌道を描き、適切な方向転換を起
こさなければならない。
【0006】 従って、本発明の第一の目的は、車輌(本明細書中上記に定義した通り)に関
する操舵システムを提供することであり、これによって、車輪に対する操舵シス
テムの利用が可能となる。
【0007】 (発明の簡単な要旨) 上記および他の意図した目的に関して、本発明は、複数の間隔を空けて配置し
た車輪(本明細書上記で定義したとおり)を有する車輌(本明細書上記で定義し
たとおり)を提供し、各車輪は車軸によって車輌に取り付けられ、各車軸は長手
車軸を有し、各車輪について別個の車軸が存在する;車軸の長手車軸の周囲で、
1つの車軸の回転によって、車軸に取り付けられた車輪が、車輌に関する方向を
変えさせるように配置されるような配置であり、各車軸はそれに取り付けられた
被動手段を有し、各被動手段は駆動手段によって駆動されるように適合され、そ
の結果、1つの軸の回転によって、他の全ての車軸の長手車軸の周囲で全ての他
の車軸をさらに回転させる。
【0008】 好ましくは、被動手段はギヤーである。好ましくは、駆動手段はギヤーシステ
ムである。あるいは、駆動手段はチェーンまたはベルト駆動であってもよい。
【0009】 有利なことに、スプリング張力手段が提供され、その結果、駆動手段と各ギヤ
ーの間での適切な接触を維持する。より好ましくは、集中デバイスがまた、提供
される。
【0010】 好ましくは、この駆動システムがギヤーシステムである場合、ギヤーシステム
は、ギヤーのうち2つと係合するセントラルギヤーを備え、このセントラルギヤ
ーが中間ギヤーによって他のギヤーと係合する。好ましくは、セントラルギヤー
と直接接触する2つのギヤーは、車輌の1端部に存在する。中間ギヤーの使用に
より、他のギヤーによって、それらの車軸を、中心ギヤーと直接係合するギヤー
の方向とは反対に回転させる。
【0011】 好ましくは、車輪は、車輪の前方ペアおよび車輪の後方ペアとして配置され、
前方ペアは、セントラルギヤーに直接係合することで駆動されるギヤーを有する
。あるいは、車輪の前方ペアは、チェーンまたはベルト駆動によって駆動される
ように適合され、その結果、車輪の前方ペアのうちの一方が回転することによっ
て、車輪の前方ペアの他方を同一方向に変化させ、残りの車輪は、反対方向に曲
がる。
【0012】 本発明が十分に理解されるために、ここで、本発明の主な特徴を盛り込む車輌
に関する操舵システムの2つの好ましい構成のみを限定されない例によって説明
する。この説明は、以下の例示的な添付図面を参照としている。
【0013】 (好ましい実施態様の説明) 図1の実施態様を参照して、一般に10で指された車輌が示される。車輌は、
本体12を有し、この本体は、押されるか、あるいは、さもなくば、ハンドル(
示されていない)によって、または、この車輌への積荷によって駆動されること
が意図される。本体12は4つの車輪16を有し、これらの車輪は全て実質的に
同一であるが、必ずしもそうである必要性はない。車輪16は、車輪16の前方
ペア18および車輪16の後方ペア20として配置される。各車輪16は、車軸
22によって車輌10の本体12に取り付けられ、各車軸22は別個である。各
車輪16は、取り付けブラケット24によってその車軸22に取付けられ、その
結果、車輪16は、全てがキャスターとして作用する。各車軸22にギヤー26
を確実に取り付け、ギヤー26は、好ましくは、本体12の内部に取付けられる
が、本体12の上部または下部でも良い。各ギヤー26は、任意の他のギヤー2
6とは全く、直接的に係合しない。好ましくは、各ギヤー26は、完全な360
°ギヤーであり、その結果、車軸22は360°に渡って回転可能であり、従っ
て、車輪16が任意の方向に進行することを可能とさせる。
【0014】 車軸30によって、さらにセントラルギヤー28が本体12の内部に取り付け
られる。再度、ギヤー28が本体の12内部、上部または下部に位置され得る。
セントラルギヤー28は、車輪16の前方ペア18にある各ギヤー26と直接係
合する。故に、前方ペア18の車輪16のうち少なくとの1つの車軸22が回転
することによって、関連するギヤー26が車軸22と共に回転することになる。
これがセントラルギヤー28を回転させる。従って、前方ペア18の他の車輪の
他のギヤー26がまた、回転する。この配置によって、2つの前方ギヤー26の
回転は、回転方向が同一であり、従って、車輪16の前方ペア18の各車輪16
は、同一方向を向く。2つの前方ギアー26が実質的に同一であれば、前方ペア
18の車輪16は両方とも、同一角度で同一方向を向く。
【0015】 車輪16の後方ペア20について、ギヤー26は、中間ギヤー32によってセ
ントラルギヤー28と係合し、さらに、中間ギヤー32は車軸34によって本体
12中、本体12で、または本体12上に回転可能に取付けられる。従って、セ
ントラルギヤー28の回転が中間ギヤー32を回転させ、そして、これが、車輪
16の後方ペア20のギヤー26を車輪16の前方ペア18のギヤー26に対し
て反対の方向に回転させる。
【0016】 それ故、セントラルギヤー28が回転する際、車輪16の後方ペア20のギヤ
ー26は、車輪16の前方ペア18のギヤー20に対して反対の方向に回転する
。このようにして、車輪16の後方ペア20が車輪16の前方ペア18に対して
反対の方向で同時に運動する。従って、車輪16の前方ペア18が左側を向く場
合、車輪16の後方ペア20は右側を向く。
【0017】 車輪16の前方ペア18と車輪16の後方ペア20の両方の角度の回転の範囲
が同一となるようにこれらのギヤー26が同一であることが好ましい。ギヤー3
2はギヤー26とは異なり得るが、互いに同一であるべきである。
【0018】 このようにして、力が左側へのハンドルに適用される際、車輪16の前方ペア
18は、左を向き、そして車輪16の後方ペア20は、右側へ運動する。これに
より、本体12が、非常にしばしば、本体12の中心(垂直)軸に関して容易に
曲がることが可能となる。
【0019】 ギヤー26は好ましくは、360°ギヤーであるが、所望であれば、円形のセ
グメントで有り得る。セントラルギアー28はまた、完全な360°ギヤーであ
り得るが、また、複数のセグメントであり得、すなわち、各車輪16、または各
車輪18、20の各ペアに対するセグメントが存在する。
【0020】 従って、これは、4輪操舵を提供する。また、従来のキャスター運動が可能と
なり、ここで、車輪16は、360°に渡って回転が可能となることにも留意さ
れるべきである。しかし、それらが、ギヤーシステムによって固有に連結される
場合、任意の車輪16を接触させることは不可能である。それ故、さらに大きな
直径を有する車輪16を有することが可能となる。さらに、車輪16が常時正確
に配置されている場合、重心は常に車輪16の間であり、そして、重心と各車輪
16との間に十分な距離を有し、このことにより、比較的小さな本体12につい
てでさえも、幾らかの安定性が存在する。さらに、車輪16のこの配置によって
、車輪16に対して横方向に本体12を移動させることは非常に困難となる。従
って、車輪16が前方−後方方向(示されるように)に整列されている場合、本
体12を側方に移動させることは非常に困難である。キャスターが適合される物
品を移動させるために、横方向の力によって、少なくとも1つの端部にてキャス
ターの向きが変えられる通常のキャスターでは、これは非常に困難である。
【0021】 ここで、図2および3の実施態様を参照すると、これは、図1の実施態様と同
様の方法で作動する。図2および3の実施態様に関して、同様の構成要素は、同
様の参照番号を受けるが、接頭に数1を添える。
【0022】 図を参照して、本体112を有する車輌110を示す。ハンドル114が備え
られ、これによって、車輌110を移動させ、そして操舵することが可能となる
。本体112は、4つの車輪116を有し、これらの車輪は全てが実質的に同一
であるが、常にそうである必要性はない。車輪116は、車輪116の前方ペア
118、および車輪116の後方ペア120として配置される。各車輪は、実質
的に水平な車軸122によって車輌110の本体112に取り付けられ、各車軸
122は、別個である。各車輪116は、リンク124によって、その車軸12
2に取り付けられ、その結果、車輪116はキャスターとして作用する。各車軸
122は、確実にギヤー126に取り付けられ、ギヤー126は、好ましくは、
ピン123によって本体112内に取付けられるが、これは、本体112の上部
または下部であっても良い。さらに、各ギヤー126は、他のギヤー126とは
全く直接係合しない。各ギヤー126は、360°ギヤーであっても良く、また
は、ギヤーのセグメントのみであっても良い。各ギヤー126は、ピン123に
よって本体112の内部に取り付けられる。
【0023】 また、セントラルギヤー128は、車軸130によって本体112の内部に取
付けられる。また、セントラルギヤー128は、本体112の内部、上部または
下部に位置され得る。セントラルギヤー128は直接、車輪116の前方ペア1
18の両方のギヤー126と係合する。それ故、車輪116の一方の前方ペア1
18のうち、一方の車輪116の運動が、車軸122を回転させ、従って、関連
するギヤー126を回転させる。これによって、セントラルギヤー128を回転
させる。それ故、前方ペア118の他方の車輪116の他方のギヤー126もま
た、回転する。この配置によって、2つの前方ギヤー126が回転することによ
って、同一の回転方向となり、従って、車輪116の前方ペア118の各車輪1
16は、同一方向を向く。2つの前方ギヤー126が実質的に同一であれば、前
方ペア118の車輪116は両方とも、同一の角度で同一の方向を向く。
【0024】 車輪116の後方ペア120に関して、ギヤー126は中間ギヤー132によ
ってセントラルギヤー128と係合し、そしてさらに、車軸124によって本体
112内、本体112に、または本体112の上部に回転可能に取る付けられる
。それ故、セントラルギヤー128が回転することによって、中間ギヤー132
を回転させ、そして、これが、車輪116の後方ペア120のギヤー126を、
車輪116の前方ペア118のギヤー126に対して反対の方向に回転させる。
それ故、セントラルギヤー128が回転する際、車輪116の後方ペア120に
あるギヤー126は、車輪116の前方ペア118のギヤー126に対して、反
対の方向で回転する。このようにして、車輪116の後方ペア120は、車輪1
16の前方ペア118と反対方向で共に動く。それ故、車輪116の前方ペア1
18は左側を向き、車輪116の後方ペア120は右側を向く。
【0025】 車輪116の前方ペア118と車輪116の後方ペア120の両方の角度の回
転の範囲が同一となるようにこれらのギヤー126が同一であることが好ましい
。しかし、車輪116の後方ペア120に関するギヤー126が、車輪116の
前方ペア118のギヤー126とは異なることが好ましく有り得る。このように
して、図2の矢印で示される方向に力をハンドル114に適用する際、車輪11
6の前方ペア118は左側へ曲がり、各車輪116に隣接する矢印によって示さ
れる。車輪116の後方ペア120は、異なる比率で矢印の方向(右側に)に運
動する。
【0026】 この実施態様に関して、車輪116は、より多くの従来的な車輪であっても良
く、それ故、ある程度より大きな直径を有していても良い。角運動が車輪116
として制限されるこの手段は、車輪116が本体112の側方に位置される場合
、車輌116の角運動がより大きな角度において、本体112と接触する傾向が
ある。この理由のため、ギヤー126、132および128がギヤーのセグメン
トであっても良い。この例において、ギヤー128は、2つまたは4つのセグメ
ントを有する。これは、本体112に対して、車輪116の最大運動量を可能に
するのに十分である。
【0027】 好ましくは、集中デバイス136が提供される。これは、以前の特許出願第P
P0590と関連し得、その内容は、本明細書中に参考として援用される。ある
いは、これは、実質的に「H」デバイス137であっても良く、このデバイスは
、セントラルギヤー128上に突出部139を備え、これは、Hの内部に位置す
る。セントラルギアー128の回転によって、突出部がHデバイス137と接触
され、従って、デバイスをその取り付け部の周りで運動させる。スプリング14
1は、Hデバイス137、従って、突出部139、それ故、セントラルギヤー1
28を、示した中心の位置にバイアスするように提供される。
【0028】 図4の実施態様は、図1の実施態様に非常に酷似した方法で作動する。図4の
実施態様に関して、同様の構成要素は同様の参照番号を受けるが、接頭に数2を
添える。
【0029】 一般に210で示される車輌は本体212を有する。図1の実施態様における
ように、前方ペア218および後方ペア220として配置された4つの車輪21
6が存在する。
【0030】 この例において、本体212は一般に、スーパーマーケット用手押し車と同一
であり、従って、重ね合わせ可能であることが意図される。それ故、車輪216
は、キャスター車輪であり、上記の記載から明らかであるが、任意の形態の車輪
が使用され得る。また、各車輪216は、車軸222に取り付けられ、この車軸
にギヤー226を取り付ける。好ましくは、これらのギヤー226は同一であり
、その結果、角の変化の程度は一定である。
【0031】 ギヤー226の作動可能な接続は、連続的なチェーンまたは駆動ベルト238
である。駆動ベルト238の場合、これは、両方の側部に歯をつけたベルトであ
る。2つが示されているが、好ましくは、少なくとも1つのアイドラースプロケ
ット240が、チェーンまたはベルト238の連続性を維持するために使用され
る。これらのアイドラースプロケット240は、本体212内部に回転可能に取
り付けられる。有利な点は、スプリング張力デバイス242が、一定の張力でチ
ェーンまたはベルト238を維持するように、これらのスプロケット240の間
に提供される。238のようなチェーンまたはベルトは、温度に対して長さが変
化したり、または、延びたりする傾向を有する場合、スプリング張力デバイス2
42は、ギヤー226と共にチェーンまたはベルト238の間での接触の定常性
を維持する。
【0032】 図1の実施態様に関連して、本体212に相対して車輪216の方向を変化さ
せるために、車輪216の一方の運動は、車輪のギヤー226をまた、車軸22
2を用いて回転させる。それ故、これが、ベルトまたはチェーン238の運動を
起こす。それ故、これによって全ての他のギヤー226が駆動され、その結果、
全ての車輪216が方向を変える。従って、例えば、前方車輪218が右側に運
動する場合、後方車輪220は左側に移動する。
【0033】 この形式の配置は、スーパーマーケット用手押し車などに最も適しており、こ
の配置は、その重ね合わせ能力に干渉することなく、また、他のものと重ね合わ
せられ得る能力、および「輸送」中に移動され得る能力もなく、そのスーパーマ
ーケット用手押し車の通常のフレーム内に適合し得る。これは、フレーム212
内の実質的に開いた領域244に起因し、このことは、スーパーマーケット用手
押し車には一般的である。
【0034】 4つの車輪がそれぞれの実施態様に示されているが、そもそも、関係する車輪
の数は、2つまたは2つよりの多い任意の数であっても良い。
【0035】 代替のギヤーとして、付与された力(例えば、スプリングによって)で 作動可能に係合するローラーが使用されても良い。
【0036】 さらに、ベルト/チェーン駆動、およびギヤーの組み合わせが存在し得る。こ
れは、図1の実施態様の後方ペア20ならびに図2および3の実施態様の後方ペ
ア120に、特に関連し得る。代替として、図4の実施態様におけるアイドラー
スプロケット240によって、後輪ペア220のギヤー216は、チェーンまた
はベルト238によって駆動されるよりはむしろ、アイドラースプロケット24
0を作動可能に係合し得る。
【0037】 図5の実施態様は、先の実施態様と同様であり、それ故、同様の構成要素は同
様の参照番号を使用するが、接頭に数3を添える。
【0038】 図5の実施態様は、図2および3の実施態様と同様である。
【0039】 図を参照して、本体312を有する車輌310を示す。ハンドル314が提供
され、車輌310が移動され、操舵され得る。本体312は、4つの車輪316
を有し、これら車輪の全ては実質的に同一であるが、常にそうである必要性はな
い。これらの車輪316は、車輪316の前方ペア318、および車輪316の
後方ペア320として配置される。各車輪316は、実質的に水平な車軸322
によって車輌310の本体312に取り付けられ、各車軸322は別個である。
各車輪316は、その車軸322に直接取り付けられ、各車軸322は、ピボッ
ト327により本体312に旋回可能に取り付けられた一体のピボット部材32
5を有する。車輪316の後方ペア320のギヤー326は、車輪316の前方
ペア318のギヤー326を直接係合する。各ギヤー326は、示すような、3
60°ギヤーであっても良いし、また、ギヤーのセグメントのみであっても良い
【0040】 車輪316の前方ペア318に関する配置は、車輪316の後方ペア320に
関する配置の鏡像である。従って、前方の車輪が右側に曲がる場合、対応する後
方の車輪は、左側に曲がる。
【0041】 車輪316が正確に配向するように、車輪316の前方ペア318に関するピ
ボット部材325は前方部分331を有し、前方部分331は、その端部にて、
アイドラーギヤー335を係合するさらなるギヤーセグメント333を有する前
方部分331を有する。
【0042】 それ故、右側に車輌310を向けるために力をハンドル314に適用すると、
上側の前方車輪316は右側に曲がる。これにより、ピボット部材325をビボ
ット327の周囲で旋回させ、その結果、ギヤー326が運動する。そして、さ
らなるギヤー333によって、アイドラーギヤー335がさらなるギヤー333
を、車輪316の前方ペア318が右側に曲がるように運動させて、そして、車
輪316の後方ペア320が左側に曲がるようにする。アイドラーギヤー335
によって、車輌310の左側および右側が同時に作用する。
【0043】 図6の実施態様は、完全なギヤー426が使用されることを除いて、図5に関
するものと基本的に同一であり、ピボット部材425は短縮され、かつ、前方お
よび後方で同一である。これによって、必要であれば、車輪416が360°に
渡って曲がることが可能となる。示すように、車輪416は、本体412の下部
に取り付けられ得る。
【0044】 同様に図7は、ギヤー526、およびピボット部材525を伴う、図5および
6の特徴の効果的な組み合わせである。本質的に、この作動は、図5の作動と同
一である。しかしながら、完全な360°である場合、車輪516は、所望であ
れば、360°に渡って回転することが可能である。
【0045】 特定の実施態様に関して述べてきたように(例えば、車輪の角運動が制限され
る場合)、後方ペアは、前方ペアの比とは異なる比を有し、その結果、車輪の後
方ペアの角度の変化の程度は、車輪の前方ペアの変化の程度とは異なる。
【0046】 本発明の主な特徴を盛り込んだ車輌の好ましい構成の上記説明について記載さ
れる一方で、詳細な設計または構成の多くのバリエーションが本発明から逸脱す
ることなく、実施され得ることが当業者に理解される。
【0047】 本明細中に開示されそして記載された本発明は、2つ以上の上述の個々の特徴
あるいは本明細書または図面から明らかなものの全ての代替の組み合わせに広が
ることが理解される。これらの種々の組み合わせの全てが、本発明の多様な代替
の局面を構成する。
【0048】 また、用語「包含する」またはその文法的な変化が本明細書中で使用される場
合、用語「含む」と等価であり、他の要素または特徴の存在を排除するように解
釈されるべきではないことが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、第1の実施態様の概略側面図である。
【図2】 図2は、第2の実施態様の概略上面図である。
【図3】 図3は、図2の車輌の概略前端面図である。
【図4】 図4は、本発明の第3の実施態様の概略上面図である。
【図5】 図5は、本発明の第4の実施態様の概略上面図である。
【図6】 図6は、図5の実施態様の変形の概略上面図である。
【図7】 図7は、図5の実施態様のさらなる変形の概略上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌(本明細書中以下に定義される)であって、該車輌は、
    複数の間隔を空けて配置された車輪(本明細書中以下で定義される)を有し、該
    車輪は、車輪の前方ペア、および車輪の後方ペアとして配置され、各車輪は、車
    軸によって車輌に取付けられ、各車輪に関して個別の車軸が存在し、各車軸は長
    手車軸を有する;長手車軸の周囲での1つの該車軸の回転によって、それに取り
    付けられた該車輪が該車輌に関して方向を変えさせるような配置であり、該各車
    軸は被動手段に取り付けられ、該各被動手段は、駆動手段によって駆動されるよ
    うに適合され、その結果、該車輌に関する長手車軸の周囲での1つの車軸の回転
    によって、車軸の該被動手段が該駆動手段を駆動させて、それによって全ての他
    の車軸が、また、長手車軸の周囲で、車輪の前方ペアの各車軸の回転をある方向
    で回転させ、そして、車輪の後方ペアの各車軸の回転は、逆方向である、 車輌。
  2. 【請求項2】 さらに、スプリング張力手段を備え、その結果、前記駆動手
    段と前記被動手段の各々との間で適切な接触を維持する、請求項1に記載の車輌
  3. 【請求項3】 さらに、集中デバイスを備える、請求項1または2に記載の
    車輌。
  4. 【請求項4】 前記被動手段が被動ギヤーである、請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の車輌。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が駆動ギヤーシステムである、請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の車輌。
  6. 【請求項6】 前記駆動ギヤーシステムが、セントラルギヤーを備え、該ギ
    ヤーは2つの前記被動ギヤーと係合し、そして、中間ギヤーによって他の前記被
    動ギヤーを係合する、請求項5に記載の車輌。
  7. 【請求項7】 前記セントラルギヤーと直接接触する前記2つの被動ギヤー
    が、前記車輌の1つの端部にある、請求項6に記載の車輌。
  8. 【請求項8】 前記前方ペアが、前記セントラルギヤーとの直接係合によっ
    て駆動される該前方ペアの被動ギヤーを有する、請求項6または7に記載の車輌
  9. 【請求項9】 各被動ギヤーがギヤーセグメントである、請求項6〜8のい
    ずれか1項に記載の車輌。
  10. 【請求項10】 前記駆動手段が、チェーンまたはベルト駆動である、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の車輌。
  11. 【請求項11】 各車軸が実質的に垂直である、請求項1〜10のいずれか
    1項に記載の車輌。
  12. 【請求項12】 各車軸が実質的に水平である、請求項1〜10のいずれか
    1項に記載の車輌。
  13. 【請求項13】 前記被動手段が被動ギヤーセグメントである、請求項12
    に記載の車輌。
  14. 【請求項14】 前記被動ギヤーセグメントがピボット部材によって、その
    車軸に取付けられ、該被動ギヤーセグメントが該ピボット部材の第1端部に存在
    する、請求項13に記載の車輌。
  15. 【請求項15】 各ピボット部材は、前記車輌の中間の長さで該車輌に旋回
    可能に取付けられる、請求項14に記載の車輌。
  16. 【請求項16】 前記車輪の前方ペアの前記被動ギヤーセグメントがアイド
    ラーギヤーによって作動可能に接続されている、請求項13〜15のいずれか1
    項に記載の車輌。
  17. 【請求項17】 前記車輪の前方ペアの各々に対する前記ピボット部材が、
    前方部分を有し、ここに前記被動ギヤーセグメントが取付けられる、請求項14
    〜16のいずれか1項に記載の車輌。
  18. 【請求項18】 前記車輪の前方ペアに対する各ピボット部材が、後方に延
    長する部分を有し、各後方に延長する部分は後方端部を有し、これに、さらなる
    被動ギヤーセグメントが取付けられる、請求項15〜17のいずれか1項に記載
    の車輌。
  19. 【請求項19】 さらなる被動ギヤーセグメントの各々が、前記車輪の後方
    ペアのそれぞれの被動ギヤーセグメントに、作動可能に接続されている、請求項
    18に記載の車輌。
  20. 【請求項20】 前記アイドラーギヤーが2つの正反対のギヤーセグメント
    を有する、請求項16に記載の車輌。
JP2000533302A 1998-02-26 1999-02-23 操舵システム Withdrawn JP2002504460A (ja)

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