JP2002504453A - 車両に装着される光学アセンブリ - Google Patents
車両に装着される光学アセンブリInfo
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Abstract
(57)【要約】
車両内に装着する光学アセンブリであって、これは、表面（２４）および裏面（２８）を有するブラケット（１）と、表面（３９）および表面上のレンズ要素（４５）を有する光学装置（２）とを含む２ピースのアセンブリを採用する。ブラケットの裏面は車両に接続され、光学装置の表面はブラケットの裏面に着脱可能に取付けられる。レンズ要素は、車両のウィンドシールド（３１）を介して画像の焦点を合わせる。この発明のある実施例では、光学装置は、少なくとも１つのノッチ部材（３７）および支持延長部材（３６）をさらに含み、ブラケットは開口部（１２）を含み、少なくとも１つの溝部材（１９）をさらに含む。少なくとも１つのノッチ部材は、少なくとも１つの溝部材に着脱可能に取付けられるよう位置決めされ、支持延長部材は、開口部に着脱可能に取付けられるよう位置決めされる。ある実施例では、前記車両のドライバが道路の視野を妨げられることのないよう、アセンブリは車両のウィンドシールドに装着される。
Description
【０００１】
この発明は、車両の上またはその中に装着する光学アセンブリ装置に関する。
より特定的には、この発明は、光学部品の曇りを低減しかつ車両のウィンドシー
ルドに装着されたときに容易に着脱可能である車両の光学アセンブリに関する。
より特定的には、この発明は、光学部品の曇りを低減しかつ車両のウィンドシー
ルドに装着されたときに容易に着脱可能である車両の光学アセンブリに関する。
【０００２】
車両に装着されるカメラおよび他の光学アセンブリは、典型的には、法執行、
監視、テレビまたは映画での適用など、特殊な適用において採用されてきた。そ
のような適用においては、光学アセンブリおよび関連する車両に装着するシステ
ムを大量に生産する適性にはほとんど注意が払われていない。また、美観または
、機能的でありながらも目障りとならない設計にすることにも比較的ほとんど注
意が払われていない。むしろ、車両内のユーザがカメラまたは他の装置に容易に
近づきこれを制御することを可能にすることが通常望まれており、所望されない
ならば、目障りなデザインは甘受されている。
監視、テレビまたは映画での適用など、特殊な適用において採用されてきた。そ
のような適用においては、光学アセンブリおよび関連する車両に装着するシステ
ムを大量に生産する適性にはほとんど注意が払われていない。また、美観または
、機能的でありながらも目障りとならない設計にすることにも比較的ほとんど注
意が払われていない。むしろ、車両内のユーザがカメラまたは他の装置に容易に
近づきこれを制御することを可能にすることが通常望まれており、所望されない
ならば、目障りなデザインは甘受されている。
【０００３】 しかしながら比較的最近になって、安全性またはドライバの便宜のために実質
的にすべての車両に組み込むことが可能であり、かつ、カメラまたは他の光学ア
センブリが車両内に装着されることを必要とするシステムが提案されてきた。そ
のような適用では、光学アセンブリは目障りとならずなおかつ機能的でなければ
ならない。また、アセンブリは、点検または交換を容易にできるよう適合しなけ
ればならない。非常に重要である、そのような安全上の適用の一例は、車線離脱
警報システムである。
的にすべての車両に組み込むことが可能であり、かつ、カメラまたは他の光学ア
センブリが車両内に装着されることを必要とするシステムが提案されてきた。そ
のような適用では、光学アセンブリは目障りとならずなおかつ機能的でなければ
ならない。また、アセンブリは、点検または交換を容易にできるよう適合しなけ
ればならない。非常に重要である、そのような安全上の適用の一例は、車線離脱
警報システムである。
【０００４】 道路上を運転の際、安全な交通のための主な要件の１つは、車両を走行車線内
に保つ能力である。もちろん、ほとんどの状況においては、ドライバは道路に注
意を払うことによってこの役目を無事果たすことができる。しかしながら、時々
、ドライバは所望の車線内に車両を維持し損ねることがある（たとえば、ドライ
バが居眠りをしたとき、ドライバがラジオまたは他の車両システムに気をとられ
たとき、ドライバが他の車両または道路脇の状況によって気が散らされたときな
ど）。したがって、車両が指定の車線の外側を進行した場合にドライバに警報を
発することのできるシステムが提案されてきた。
に保つ能力である。もちろん、ほとんどの状況においては、ドライバは道路に注
意を払うことによってこの役目を無事果たすことができる。しかしながら、時々
、ドライバは所望の車線内に車両を維持し損ねることがある（たとえば、ドライ
バが居眠りをしたとき、ドライバがラジオまたは他の車両システムに気をとられ
たとき、ドライバが他の車両または道路脇の状況によって気が散らされたときな
ど）。したがって、車両が指定の車線の外側を進行した場合にドライバに警報を
発することのできるシステムが提案されてきた。
【０００５】 このタイプの警報システムは、車両上に装着可能である光学アセンブリを必要
とする。カメラなどの、車両に装着される光学アセンブリを必要とする他のドラ
イバ支援または安全システムもまた提案されてきた。しかしながら、そのような
車両に装着される光学アセンブリの実現には、いくつかの問題がある。第１に、
安全上の理由のために、アセンブリは、ドライバに対して道路の視界を妨げない
ような態様で、装着されなければならない。さらに、装置は、さまざまな法域に
見出される視界への妨害物を規制する車両規則に見合ったものでなければならな
いであろう。第２に、電子部品および光学機器のためのハウジングは、修理、再
プログラム、テストなどのために容易に装着可能であるべきである。第３に、電
子部品／カメラの囲い内の光学部品は、ウィンドシールドまたは装置のレンズ要
素の曇りを含むいかなる視界の妨げによっても否定的な影響を受ける。したがっ
て、車両内に採用可能でありかつ上述した課題を克服する光学アセンブリが、現
在必要とされている。
とする。カメラなどの、車両に装着される光学アセンブリを必要とする他のドラ
イバ支援または安全システムもまた提案されてきた。しかしながら、そのような
車両に装着される光学アセンブリの実現には、いくつかの問題がある。第１に、
安全上の理由のために、アセンブリは、ドライバに対して道路の視界を妨げない
ような態様で、装着されなければならない。さらに、装置は、さまざまな法域に
見出される視界への妨害物を規制する車両規則に見合ったものでなければならな
いであろう。第２に、電子部品および光学機器のためのハウジングは、修理、再
プログラム、テストなどのために容易に装着可能であるべきである。第３に、電
子部品／カメラの囲い内の光学部品は、ウィンドシールドまたは装置のレンズ要
素の曇りを含むいかなる視界の妨げによっても否定的な影響を受ける。したがっ
て、車両内に採用可能でありかつ上述した課題を克服する光学アセンブリが、現
在必要とされている。
【０００６】
この発明は、システムの光学部品および電子部品を、たとえば、ダッシュボー
ドの前の車両のウィンドシールドなど、車両に着脱可能に装着することを可能に
する光学アセンブリを提供する。
ドの前の車両のウィンドシールドなど、車両に着脱可能に装着することを可能に
する光学アセンブリを提供する。
【０００７】 この発明は、ドライバの道路の視野を妨げることなく、装着可能である光学ア
センブリをさらに提供する。
センブリをさらに提供する。
【０００８】 この発明は、修理、再プログラム、テストなどのために容易に着脱可能である
電子部品および光学機器のためのハウジングをさらに提供する。
電子部品および光学機器のためのハウジングをさらに提供する。
【０００９】 この発明は、ウィンドシールドまたは装置のレンズ要素の曇りを含む、光学シ
ステムに対する視界の妨げを低減する電子部品／カメラ囲いをさらに提供する。
ステムに対する視界の妨げを低減する電子部品／カメラ囲いをさらに提供する。
【００１０】 この発明の好ましい実施例に従うと、車両内に装着する光学アセンブリは、２
ピースのアセンブリを採用し、このアセンブリは、表面および裏面を有するブラ
ケットと、表面および表面上のレンズ要素を有する光学装置とを含む。ブラケッ
トの表面は車両に接続され、光学装置の表面は、レンズ要素がブラケットの開口
部後ろに構成されるよう、ブラケットの裏面に着脱可能に取付けられる。レンズ
要素はたとえば、車両のウィンドシールドを介して光学装置内のイメージャ上に
与えられる道路などの、像の焦点を合わせる。
ピースのアセンブリを採用し、このアセンブリは、表面および裏面を有するブラ
ケットと、表面および表面上のレンズ要素を有する光学装置とを含む。ブラケッ
トの表面は車両に接続され、光学装置の表面は、レンズ要素がブラケットの開口
部後ろに構成されるよう、ブラケットの裏面に着脱可能に取付けられる。レンズ
要素はたとえば、車両のウィンドシールドを介して光学装置内のイメージャ上に
与えられる道路などの、像の焦点を合わせる。
【００１１】 この発明のある実施例では、光学装置は、ノッチ部材および支持延長部材をさ
らに含み、ブラケットは、開口部および溝部材を含む。ノッチ部材は、溝部材に
着脱可能に取付けられるよう位置決めされ、支持延長部材は、開口部に着脱可能
に取付けられるよう位置決めされる。ある実施例では、アセンブリは、車両のド
ライバにとって道路の視野が妨げられることのないよう、前記車両のウィンドシ
ールドに装着される。ブラケットは、好ましくは、レンズ要素の曇りを防ぐため
の手段をさらに含む。この発明のある実施例では、曇りを防ぐための手段は、ブ
ラケット内の流路であって、これは空気流がレンズ要素に行き渡ることを可能に
する。別の実施例では、曇りを防ぐための手段は、開口部のまわりに位置する封
止であって、これはブラケットと車両ウィンドシールドとの間のレンズ要素を取
囲む湿気防止の封止となり得る。
らに含み、ブラケットは、開口部および溝部材を含む。ノッチ部材は、溝部材に
着脱可能に取付けられるよう位置決めされ、支持延長部材は、開口部に着脱可能
に取付けられるよう位置決めされる。ある実施例では、アセンブリは、車両のド
ライバにとって道路の視野が妨げられることのないよう、前記車両のウィンドシ
ールドに装着される。ブラケットは、好ましくは、レンズ要素の曇りを防ぐため
の手段をさらに含む。この発明のある実施例では、曇りを防ぐための手段は、ブ
ラケット内の流路であって、これは空気流がレンズ要素に行き渡ることを可能に
する。別の実施例では、曇りを防ぐための手段は、開口部のまわりに位置する封
止であって、これはブラケットと車両ウィンドシールドとの間のレンズ要素を取
囲む湿気防止の封止となり得る。
【００１２】 好ましい実施例の以下の詳細な説明を考察することによって、当業者は、車両
に装着される光学アセンブリをより完全に理解し、かつ、そのさらなる利点およ
び目的を認めるであろう。簡単に説明される添付の図面を参照する。
に装着される光学アセンブリをより完全に理解し、かつ、そのさらなる利点およ
び目的を認めるであろう。簡単に説明される添付の図面を参照する。
【００１３】
【好ましい実施例の詳細な説明】 この発明は、システムの光学部品および関連する電子部品を、たとえば、ダッ
シュボード正面の車両のウィンドシールドに着脱可能に装着可能にする光学アセ
ンブリを提供する。好ましい適用は、光学的車線離脱警報システムについてであ
るが、この発明はこれに限定されるものではない。別の適用は、カメラを含む光
学アセンブリからの車線境界検出を採用する事故防止の車両ステアリングシステ
ムであって、その例は、１９９６年１月１６日発行のフランケ（Franke）等に付
与された米国特許第５，４８５，３７８号に示され、その開示は引用によってこ
こに援用される。しかしながら、多くの他の事故防止および乗員保護のための適
用ならびにドライバ支援のための適用もまた可能である。以下の詳細な説明では
、同様の要素番号を用いて、１つ以上の図面に例示される同様の要素を表わす。
シュボード正面の車両のウィンドシールドに着脱可能に装着可能にする光学アセ
ンブリを提供する。好ましい適用は、光学的車線離脱警報システムについてであ
るが、この発明はこれに限定されるものではない。別の適用は、カメラを含む光
学アセンブリからの車線境界検出を採用する事故防止の車両ステアリングシステ
ムであって、その例は、１９９６年１月１６日発行のフランケ（Franke）等に付
与された米国特許第５，４８５，３７８号に示され、その開示は引用によってこ
こに援用される。しかしながら、多くの他の事故防止および乗員保護のための適
用ならびにドライバ支援のための適用もまた可能である。以下の詳細な説明では
、同様の要素番号を用いて、１つ以上の図面に例示される同様の要素を表わす。
【００１４】 まず図１を参照すると、ある実施例に従う車線離脱警報システムのための光学
アセンブリの全体的な構造の図が示され、これは車両のダッシュボードの正面に
装着されている。この発明の光学アセンブリは、好ましくは、２ピースのアセン
ブリであって、マウンティングブラケット１および光学装置２を含む。光学アセ
ンブリは、図１では縮尺どおりに描かれているものではなく、わかりやすく例示
するために車両のダッシュボードに対して拡大されている。光学装置２は、図示
のとおりさまざまな光学構成要素を含むハウジングを含み、光学構成要素は、た
とえば、ここでの好ましい適用では車線離脱警報システムなどの光学モニタリン
グシステムに必要であり、好ましくはデジタルカメラであってもよい。光学装置
２は、ブラケット１に挿入されたときの操作位置にあるものとして示されている
。しかしながら、光学アセンブリの２ピースの性質によって、光学装置２は、修
理または交換、プログラミング、テストなどのためにブラケット１から容易に着
脱可能である。ブラケット１および光学装置２はどちらも、金属を含む任意の好
適な材料からなることが可能であるが、硬質プラスチックがここでは好ましい。
アセンブリの全体的な構造の図が示され、これは車両のダッシュボードの正面に
装着されている。この発明の光学アセンブリは、好ましくは、２ピースのアセン
ブリであって、マウンティングブラケット１および光学装置２を含む。光学アセ
ンブリは、図１では縮尺どおりに描かれているものではなく、わかりやすく例示
するために車両のダッシュボードに対して拡大されている。光学装置２は、図示
のとおりさまざまな光学構成要素を含むハウジングを含み、光学構成要素は、た
とえば、ここでの好ましい適用では車線離脱警報システムなどの光学モニタリン
グシステムに必要であり、好ましくはデジタルカメラであってもよい。光学装置
２は、ブラケット１に挿入されたときの操作位置にあるものとして示されている
。しかしながら、光学アセンブリの２ピースの性質によって、光学装置２は、修
理または交換、プログラミング、テストなどのためにブラケット１から容易に着
脱可能である。ブラケット１および光学装置２はどちらも、金属を含む任意の好
適な材料からなることが可能であるが、硬質プラスチックがここでは好ましい。
【００１５】 ブラケット１は、車両３内の、ダッシュボード３２の正面の車両３のウィンド
シールド３１に取付けられているものとして、図１に示されている。この発明の
他の実施例では、ブラケット１は、ダッシュボードもしくは屋根、または車両グ
リル内の透明パネルの後ろなど、外部などの、車両３の他の場所にも取付け可能
である。加えて、車両３はトラックであるものとしてある実施例では示されてい
るが、この発明の光学装着アセンブリは、自動車またはオートバイなどの他の車
両に採用可能である。
シールド３１に取付けられているものとして、図１に示されている。この発明の
他の実施例では、ブラケット１は、ダッシュボードもしくは屋根、または車両グ
リル内の透明パネルの後ろなど、外部などの、車両３の他の場所にも取付け可能
である。加えて、車両３はトラックであるものとしてある実施例では示されてい
るが、この発明の光学装着アセンブリは、自動車またはオートバイなどの他の車
両に採用可能である。
【００１６】 ブラケット１および光学装置２を含む光学アセンブリを、この発明のある実施
例に従って図２に側面図で示す。光学装置２は、マウンティングブラケット１内
に挿入された操作位置で示される。ブラケット１は、たとえば、接着剤４１を用
いてウィンドシールド３１に固定して取付けられる。この実施例に示すとおり、
接着剤４１は、ウィンドシールド３１とブラケット１の表面１４との間に密封が
できるよう位置する。嵌め合わせられたプラグを介して可撓性ケーブル４を電気
ソケット４７に接続することによって、これらの２つの部品は容易に分離され、
光学装置２を取外して、修理、再プログラムなどが可能である。可撓性ケーブル
４はリード線を含み、リード線は、車両状態（たとえば速度、ターンシグナル状
態など）、不能化入力および警報／ステレオミュート信号などの信号を、光学装
置２と車両３との間にダッシュボード３２を介して送る。可撓性ケーブル４はま
た、車両の電源装置から光学装置２へと電力を与える。光学装置２の上またはそ
の中にバッテリ（図示せず）を含むことによって、可撓性ケーブル４内の電力リ
ード線の必要が全くなくなる可能性がある。また、画像処理ならびに警報制御回
路およびソフトウェアの全部または一部が、好ましくは、光学装置２の内側に構
成されるが、この電子部品は、光学装置２のハウジングの外側に任意で構成可能
である。しかしながら、通常、装置２内に音響警報増幅回路およびスピーカを設
けることを回避するために、光学装置２からの何らかの配線が必要とされるであ
ろう。
例に従って図２に側面図で示す。光学装置２は、マウンティングブラケット１内
に挿入された操作位置で示される。ブラケット１は、たとえば、接着剤４１を用
いてウィンドシールド３１に固定して取付けられる。この実施例に示すとおり、
接着剤４１は、ウィンドシールド３１とブラケット１の表面１４との間に密封が
できるよう位置する。嵌め合わせられたプラグを介して可撓性ケーブル４を電気
ソケット４７に接続することによって、これらの２つの部品は容易に分離され、
光学装置２を取外して、修理、再プログラムなどが可能である。可撓性ケーブル
４はリード線を含み、リード線は、車両状態（たとえば速度、ターンシグナル状
態など）、不能化入力および警報／ステレオミュート信号などの信号を、光学装
置２と車両３との間にダッシュボード３２を介して送る。可撓性ケーブル４はま
た、車両の電源装置から光学装置２へと電力を与える。光学装置２の上またはそ
の中にバッテリ（図示せず）を含むことによって、可撓性ケーブル４内の電力リ
ード線の必要が全くなくなる可能性がある。また、画像処理ならびに警報制御回
路およびソフトウェアの全部または一部が、好ましくは、光学装置２の内側に構
成されるが、この電子部品は、光学装置２のハウジングの外側に任意で構成可能
である。しかしながら、通常、装置２内に音響警報増幅回路およびスピーカを設
けることを回避するために、光学装置２からの何らかの配線が必要とされるであ
ろう。
【００１７】 図３および図４は、この発明のブラケットの２つの実施例を示す。これらの２
つの実施例は、光学装置のレンズの曇りという課題に対して異なった解決を与え
る。どちらの方策が好ましいかは、車両のダッシュボードおよびウィンドシール
ドの構成の組合せと、好適な空気流がアセンブリに隣接しているかどうかとによ
る。
つの実施例は、光学装置のレンズの曇りという課題に対して異なった解決を与え
る。どちらの方策が好ましいかは、車両のダッシュボードおよびウィンドシール
ドの構成の組合せと、好適な空気流がアセンブリに隣接しているかどうかとによ
る。
【００１８】 図３に示すとおり、ブラケット１は、一般的には、ベース１５と２つのアーム
部材１６および１７とを含む開いたＵ字形の装置である。ベース１５は、平らな
表面１４および裏面１８を有する。操作時には、表面１４はウィンドシールド３
１に固定して取付けられる。この取付は、グルーまたは接着テープを含む、任意
の好適な手段によって達成可能である。そのような取付手段は、好ましくは、開
口部１２を完全に取囲み湿気が入ってくるのを防ぐ封止としての役割も果たす。
代替的に、環状ガスケットなどの別個の封止を採用してもよい。好適なマスチッ
ク材料で形成されれば、そのようなガスケットは、ブラケットをウィンドシール
ドに固着することもまた可能である。また、環状封止４１が、ブラケット１の裏
面１８上に位置するものとして示され、円形開口部１２を包囲する。環状封止４
１は、プラスチックまたはゴム材料からなることが可能であり、光学装置２のレ
ンズ要素の曇りを防ぐために、裏面１８と光学装置２との間の封止を作るために
採用される。光学装置２をブラケット１に対して適所に据えつけると、円形開口
部１２によって、光学装置２は、ウィンドシールド３１を介して、道路の像を形
成して車線を検出する光を受取るようになる。細長い開口部１３および溝部材１
９は、以下に記載するとおり、光学装置２をブラケット１に対して適所に保持す
るための固定メカニズムを与えるよう、位置する。
部材１６および１７とを含む開いたＵ字形の装置である。ベース１５は、平らな
表面１４および裏面１８を有する。操作時には、表面１４はウィンドシールド３
１に固定して取付けられる。この取付は、グルーまたは接着テープを含む、任意
の好適な手段によって達成可能である。そのような取付手段は、好ましくは、開
口部１２を完全に取囲み湿気が入ってくるのを防ぐ封止としての役割も果たす。
代替的に、環状ガスケットなどの別個の封止を採用してもよい。好適なマスチッ
ク材料で形成されれば、そのようなガスケットは、ブラケットをウィンドシール
ドに固着することもまた可能である。また、環状封止４１が、ブラケット１の裏
面１８上に位置するものとして示され、円形開口部１２を包囲する。環状封止４
１は、プラスチックまたはゴム材料からなることが可能であり、光学装置２のレ
ンズ要素の曇りを防ぐために、裏面１８と光学装置２との間の封止を作るために
採用される。光学装置２をブラケット１に対して適所に据えつけると、円形開口
部１２によって、光学装置２は、ウィンドシールド３１を介して、道路の像を形
成して車線を検出する光を受取るようになる。細長い開口部１３および溝部材１
９は、以下に記載するとおり、光学装置２をブラケット１に対して適所に保持す
るための固定メカニズムを与えるよう、位置する。
【００１９】 図４に示すとおり、ブラケット１１は、この発明の光学装着アセンブリのブラ
ケットの別の実施例である。ブラケット１１もまた、一般的には、ベース２５と
２つのアーム部材２６および２７とを含む傾斜したＵ字形の装置である。ベース
２５は表面２４および裏面２８を有する。操作時には、表面２４はウィンドシー
ルド３１に固定して取付けられる。この取付は、グルーまたは接着テープを含む
任意の好適な手段によって達成可能である。光学装置２は、裏面２８に対してブ
ラケット１１に着脱可能に取付けられる。ベース２５はまた、円形の開口部２２
を有する。光学装置２をブラケット１に対して適所に据えつけると、円形開口部
２２によって、光学装置２はウィンドシールド３１を介して車線検出のための像
を受取るようになる。細長い開口部２３および溝部材２９は、光学装置２をブラ
ケット１１に対して適所に保持するための固定メカニズムを与えるよう、位置す
る。最後に、開口部３０および４２は流路を作るよう位置し、これによって、車
両送風機からの空気流がブラケット１１を通りハウジング構成要素装置２のレン
ズ要素に行き渡ってレンズ要素の曇りを防ぐことができる。
ケットの別の実施例である。ブラケット１１もまた、一般的には、ベース２５と
２つのアーム部材２６および２７とを含む傾斜したＵ字形の装置である。ベース
２５は表面２４および裏面２８を有する。操作時には、表面２４はウィンドシー
ルド３１に固定して取付けられる。この取付は、グルーまたは接着テープを含む
任意の好適な手段によって達成可能である。光学装置２は、裏面２８に対してブ
ラケット１１に着脱可能に取付けられる。ベース２５はまた、円形の開口部２２
を有する。光学装置２をブラケット１に対して適所に据えつけると、円形開口部
２２によって、光学装置２はウィンドシールド３１を介して車線検出のための像
を受取るようになる。細長い開口部２３および溝部材２９は、光学装置２をブラ
ケット１１に対して適所に保持するための固定メカニズムを与えるよう、位置す
る。最後に、開口部３０および４２は流路を作るよう位置し、これによって、車
両送風機からの空気流がブラケット１１を通りハウジング構成要素装置２のレン
ズ要素に行き渡ってレンズ要素の曇りを防ぐことができる。
【００２０】 図５では、光学装置２のある実施例を示す。開口部３５が、表面３９上に位置
する。レンズ要素４５が、開口部３５の内側またはその後ろに位置する。イメー
ジャ４４は、例示の目的のため、光学装置２内に点線で示される。操作時には、
たとえば、車線離脱警報システムという好ましい実施例では、車両の前方の道路
の画像が、レンズ要素４５によって形成されイメージャ４４上に焦点合わせされ
て道路上の車線標識を検出する。
する。レンズ要素４５が、開口部３５の内側またはその後ろに位置する。イメー
ジャ４４は、例示の目的のため、光学装置２内に点線で示される。操作時には、
たとえば、車線離脱警報システムという好ましい実施例では、車両の前方の道路
の画像が、レンズ要素４５によって形成されイメージャ４４上に焦点合わせされ
て道路上の車線標識を検出する。
【００２１】 また、図５に示すとおり、光学装置２は、ノッチ３７および支持延長部３６を
含み、以下に記載するとおり、これらは光学装置２をブラケット１にしっかりと
固定するために使用される。
含み、以下に記載するとおり、これらは光学装置２をブラケット１にしっかりと
固定するために使用される。
【００２２】 図６は、光学装置２をブラケット１（図３に示す）に装着する操作を表わす。
この発明のこの実施例では、ブラケット１は、ウィンドシールド３１に固定して
取付けられているものとして示される。次に、光学装置２が、以下の２つの接続
点でブラケット１に装着される。すなわち、１）支持延長部３６が細長い開口部
１３内に置かれ、２）ノッチ３７が溝部材１９に嵌め込まれる。操作位置では、
光学装置２の表面３９は、ブラケット１の裏面１８に対して据えつけられる。加
えて、この発明のこの実施例では、環状封止４１が開口部１２を取囲むものとし
て示される。環状封止４１は、ゴムなどの任意の好適な材料を含み得る。操作時
には、レンズ要素の曇りを防ぐために、封止装置４１は、光学装置２の開口部３
５の内側に位置するレンズ要素のまわりに封止を作る。このように光学装置をブ
ラケット１に容易に装着しかつそこから取外して、修理または交換、調整などを
容易にすることが可能であることが認められる。
この発明のこの実施例では、ブラケット１は、ウィンドシールド３１に固定して
取付けられているものとして示される。次に、光学装置２が、以下の２つの接続
点でブラケット１に装着される。すなわち、１）支持延長部３６が細長い開口部
１３内に置かれ、２）ノッチ３７が溝部材１９に嵌め込まれる。操作位置では、
光学装置２の表面３９は、ブラケット１の裏面１８に対して据えつけられる。加
えて、この発明のこの実施例では、環状封止４１が開口部１２を取囲むものとし
て示される。環状封止４１は、ゴムなどの任意の好適な材料を含み得る。操作時
には、レンズ要素の曇りを防ぐために、封止装置４１は、光学装置２の開口部３
５の内側に位置するレンズ要素のまわりに封止を作る。このように光学装置をブ
ラケット１に容易に装着しかつそこから取外して、修理または交換、調整などを
容易にすることが可能であることが認められる。
【００２３】 図７は、ブラケットの別の実施例に従う操作位置にあるこの発明の光学アセン
ブリを示す。光学装置２は、ブラケット１１（図４に示す）内に据えつけられ、
以下の２つの接続点で着脱可能に取付けられる。すなわち、１）支持延長部３６
が細長い開口部２３内に置かれ、２）ノッチ３７が溝２９に嵌め込まれる（図示
せず）。ブラケット１１の表面２４は、車両３のウィンドシールド３１に固定し
て取付け可能である。操作時には、光学装置２の開口部３５内に位置するレンズ
要素４５が、たとえば、車両の前方にある道路などの像を、ブラケット１１の円
形開口部２２およびウィンドシールド３１を介して与えられる光から形成する。
イメージャ４４が道路の像を受取り、これらの像に対応するデジタル画像データ
を与えて、これをたとえば車線検出などに使用する。また図示のとおり、ブラケ
ット１１の開口部３０および４２は、流路を作るよう位置し、これによって車両
送風機からの空気流がブラケット１１を通り光学装置２のレンズ要素に行き渡る
ことによってレンズ要素の曇りを防ぐことができる。
ブリを示す。光学装置２は、ブラケット１１（図４に示す）内に据えつけられ、
以下の２つの接続点で着脱可能に取付けられる。すなわち、１）支持延長部３６
が細長い開口部２３内に置かれ、２）ノッチ３７が溝２９に嵌め込まれる（図示
せず）。ブラケット１１の表面２４は、車両３のウィンドシールド３１に固定し
て取付け可能である。操作時には、光学装置２の開口部３５内に位置するレンズ
要素４５が、たとえば、車両の前方にある道路などの像を、ブラケット１１の円
形開口部２２およびウィンドシールド３１を介して与えられる光から形成する。
イメージャ４４が道路の像を受取り、これらの像に対応するデジタル画像データ
を与えて、これをたとえば車線検出などに使用する。また図示のとおり、ブラケ
ット１１の開口部３０および４２は、流路を作るよう位置し、これによって車両
送風機からの空気流がブラケット１１を通り光学装置２のレンズ要素に行き渡る
ことによってレンズ要素の曇りを防ぐことができる。
【００２４】 このように、マウンティングブラケットのどちらの実施例によっても、光学装
置２はしっかりと装着されなおかつ容易に取外すことが可能である。また、光学
装置のレンズ要素の曇りという問題も回避される。さらに、アセンブリ全体が、
目障りになることがなく、大抵の車両のダッシュボードの後ろに容易に適合可能
である。
置２はしっかりと装着されなおかつ容易に取外すことが可能である。また、光学
装置のレンズ要素の曇りという問題も回避される。さらに、アセンブリ全体が、
目障りになることがなく、大抵の車両のダッシュボードの後ろに容易に適合可能
である。
【００２５】 車両に装着される光学アセンブリの好ましい実施例をこのように記載すること
によって、内部システムの上記およびさらなる利点が達成されることが当業者に
は明らかであろう。この発明の精神および範囲内でそのさまざまな変形、適合お
よび代替の実施例が可能であることも認められる。したがって、この発明は例示
の実施例に限定されるものではなく、前掲のクレームによって定義される。たと
えば、光学アセンブリは、車両のウィンドシールドに装着される必要はなく、そ
の他の場所に装着されてもよい。また、ブラケットは、車両の設計の一部として
車両のある位置に統合されてもよい。
によって、内部システムの上記およびさらなる利点が達成されることが当業者に
は明らかであろう。この発明の精神および範囲内でそのさまざまな変形、適合お
よび代替の実施例が可能であることも認められる。したがって、この発明は例示
の実施例に限定されるものではなく、前掲のクレームによって定義される。たと
えば、光学アセンブリは、車両のウィンドシールドに装着される必要はなく、そ
の他の場所に装着されてもよい。また、ブラケットは、車両の設計の一部として
車両のある位置に統合されてもよい。
【図１】 この発明のある実施例に従う車両内に装着された光学アセンブリ
の図である。
の図である。
【図２】 この発明のある実施例に従う光学アセンブリの側面図である。
【図３】 この発明のある実施例に従う光学アセンブリのブラケットの前面
斜視図である。
斜視図である。
【図４】 この発明のある実施例に従う光学アセンブリのブラケットの前面
斜視図である。
斜視図である。
【図５】 この発明のある実施例に従う光学アセンブリの光学装置の前面斜
視図である。
視図である。
【図６】 この発明のある実施例に従う２ピースの光学アセンブリのアセン
ブリを示す図である。
ブリを示す図である。
【図７】 この発明のある実施例に従う２ピースの光学アセンブリのアセン
ブリを示す図である。
ブリを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年２月１４日（２０００．２．１４）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コールマン，ジェフリー・ア−ル アメリカ合衆国、92706 カリフォルニア 州、サンタ・アナ、ノース・フレンチ・ス トリート、2414 Ｆターム(参考） 3D020 BA20 BB02 BC03 BD05
Claims (13)
- 【請求項１】 車両の上またはその中に装着される光学アセンブリであって
、 表面、裏面および、表から裏面に抜ける開口部を有するブラケットを含み、前
記ブラケットの前記表面は前記車両に装着されるよう適合し、さらに、 表面および光学要素を有する光学装置を含み、前記光学装置の前記表面は、前
記ブラケットの前記裏面に着脱可能に取付けられレンズ要素がブラケットの開口
部後ろに構成されるようにし、 前記ブラケットは前記光学要素の曇りを防ぐための手段をさらに含む、光学ア
センブリ。 - 【請求項２】 前記光学装置は、少なくとも１つのノッチ部材および支持延
長部材をさらに含み、前記ブラケットは、装着開口部および少なくとも１つの溝
部材を含み、前記少なくとも１つのノッチ部材は、前記少なくとも１つの溝部材
に着脱可能に取付けられるよう位置決めされ、前記支持延長部材は、前記装着開
口部に着脱可能に嵌め込まれるよう位置決めされる、請求項１に記載の光学アセ
ンブリ。 - 【請求項３】 前記アセンブリは、部分的にくさび型の構成を有してアセン
ブリが車両ダッシュボードとウィンドシールドとの間で前記車両のウィンドシー
ルドに装着されることを可能にし、これによって前記車両のドライバが道路の視
野を妨げられることがない、請求項１に記載の光学アセンブリ。 - 【請求項４】 前記曇りを防ぐための手段は、前記ブラケット内に位置する
流路であって、これによって空気流が前記光学要素に行き渡ることを可能にする
、請求項１に記載の光学アセンブリ。 - 【請求項５】 前記曇りを防ぐための手段は、ブラケット内の前記開口部の
まわりに位置する封止装置であって、これが前記レンズ要素と前記車両のウィン
ドシールドとの間に封止をつくる、請求項１に記載の光学アセンブリ。 - 【請求項６】 前記ブラケットの前記表面は前記車両のウィンドシールドに
装着される、請求項１に記載の光学アセンブリ。 - 【請求項７】 光学要素はレンズ要素である、請求項１に記載の光学アセン
ブリ。 - 【請求項８】 光学要素を有する光学装置を車両上に装着するための方法で
あって、 表面、裏面および、表と裏面との間の開口部を有するブラケットを設けるステ
ップと、 前記ブラケットの前記表面を前記車両に装着するステップと、 表面および、前記表面上のレンズ要素を有する光学装置を装着するステップと
を含み、前記光学装置の前記表面は、前記ブラケットの前記裏面に着脱可能に取
付けられ、 前記ブラケットは、前記光学要素の曇りを防ぐための手段をさらに含む、方法
。 - 【請求項９】 前記光学装置は、少なくとも１つのノッチ部材および支持延
長部材をさらに含み、前記ブラケットは、開口部を含み少なくとも１つの溝部材
をさらに含み、前記少なくとも１つのノッチ部材は、前記少なくとも１つの溝部
材に着脱可能に取付けられるよう位置決めされ、前記支持延長部材は、前記開口
部に着脱可能に取付けられるよう位置決めされる、請求項８に記載の光学装置を
装着するための方法。 - 【請求項１０】 前記アセンブリは、部分的にくさび型の構成を有してアセ
ンブリが車両ダッシュボードとウィンドシールドとの間で前記車両のウィンドシ
ールドに装着されることを可能にし、このため前記車両のドライバが道路の視野
を妨げられることがない、請求項８に記載の光学装置を装着するための方法。 - 【請求項１１】 前記曇りを防ぐための手段は、前記ブラケット内に位置す
る流路であってこれによって空気流が前記レンズ要素に行き渡ることを可能にす
る、請求項８に記載の光学装置を装着するための方法。 - 【請求項１２】 前記ブラケットは開口部を含み、前記レンズ要素によって
与えられる像は前記開口部を通過し、前記曇りを防ぐための手段は、前記開口部
のまわりに位置する封止装置であってこれが前記レンズ要素と前記車両のウィン
ドシールドとの間に封止をつくる、請求項８に記載の光学装置を装着するための
方法。 - 【請求項１３】 前記ブラケットの前記表面は、前記車両のウィンドシール
ドに装着される、請求項８に記載の光学装置を装着するための方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/038,666 US6170955B1 (en) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | Vehicle mounted optical assembly |
| US09/038,666 | 1998-02-27 | ||
| PCT/US1999/004364 WO1999043242A1 (en) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | Vehicle mounted optical assembly |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002504453A true JP2002504453A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=21901215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000533047A Withdrawn JP2002504453A (ja) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | 車両に装着される光学アセンブリ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6170955B1 (ja) |
| EP (1) | EP1056374A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002504453A (ja) |
| WO (1) | WO1999043242A1 (ja) |
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