JP2019166964A - 撮像システム及びこれに用いる車両用ウィンドウ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ウィンドウの車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えることができる撮像システム及びこれに用いる車両用ウィンドウを提供する。【解決手段】 車両用ウィンドウ20に設けた開口部にカメラレンズ取付部30が嵌装されている。カメラレンズ取付部30のレンズ取付面31aにはカメラ40のレンズが取り付けられる。レンズ取付面31aと対向する面はウィンドウ表面31bである。ウィンドウ表面31bは、車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22と異なる傾斜面とする。また、ウィンドウ表面31bは、車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22と同一の傾斜面としてもよい。カメラ40は、画角範囲をカメラレンズ取付部30におけるウィンドウ表面31bの面内として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。【選択図】 図2

Description

この技術は、撮像システム及びこれに用いる車両用ウィンドウに関する。
従来、車両内にカメラを設けて、フロントウィンドウ越しに車両前方を撮像することが行われている。また、フロントウィンドウの内側面には、車両内物体である例えばダッシュボードや車内の照明等の反射像が映り込む場合がある。このため、特許文献1の発明では、レンズフードとカメラを前後方向に必要に応じて移動させて、車両内物体等の反射像が撮像画に写り込んでしまうことを防止している。また、特許文献2の発明では、フロントウィンドウに車両内物体が映り込むことを防止するためのレンズフードを設けている。
特開2010−042703号公報 特開2016−203952号公報
ところで、レンズフードとカメラを前後方向に移動させる構成では、位置の調整機構が必要となる。また、レンズフードを設けて映り込みを防止する場合、フロントウィンドウが傾斜していることから、レンズフードが大きくなってしまう。
そこで、この技術では、車両用ウィンドウの車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えることができる撮像システム及びこれに用いる車両用ウィンドウを提供することを目的とする。
この技術の第1の側面は、
車両用ウィンドウに設けられ、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部と、
前記カメラレンズ取付部にレンズが取り付けられて、前記カメラレンズ取付部を介して車両外部を撮像するカメラとを備え、
前記カメラは、前記レンズの光軸方向と前記レンズ取付面とが直交するように取り付けられる撮像システムにある。
この技術においては、例えば車両用ウィンドウに開口部を形成して、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部を開口部に嵌装することで、車両用ウィンドウにカメラレンズ取付部を設ける。カメラレンズ取付部におけるレンズ取付面と対向する面はウィンドウ表面であり、車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面あるいは異なる傾斜面とする。例えば、カメラレンズ取付部は、断面を多角形状として、レンズ取付面と対向するウィンドウ表面を、車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面とする。また、車両用ウィンドウのウィンドウ表面とカメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーを備えるようにする。また、カメラレンズ取付部は、断面をアルファベットLの形状として、アルファベットLの形状の角部が車両用ウィンドウよりも車両外部側に山状に突出して設けて、1つの突出面をウィンドウ表面として、ウィンドウ表面と対向する面をレンズ取付面とする。また、カメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーをさらに備えるようにする。カメラレンズ取付部におけるカメラレンズ取付面とウィンドウ表面を除く面には遮光部を設けてもよい。
カメラは、レンズの光軸方向とレンズ取付面とが直交するように取り付けられて、画角範囲をカメラレンズ取付部におけるウィンドウ表面の面内として、カメラレンズ取付部を介して車両外部を撮像する。また、カメラレンズ取付部はカメラ毎に設けてもよく、カメラレンズ取付部にカメラを複数設けてもよい。
この技術の第2の側面は、
車両外部を撮像するカメラのレンズ前面側を取り付けるレンズ取付面を有し、前記カメラの光軸方向と前記レンズ取付面とが直交するように形成されたカメラレンズ取付部を設けた車両用ウィンドウにある。
この技術によれば、車両用ウィンドウに、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部が設けられる。カメラレンズ取付部には、カメラがレンズの光軸方向とレンズ取付面とが直交するように取り付けられて、カメラレンズ取付部を介して車両外部がカメラによって撮像される。したがって、車両用ウィンドウの車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えることができる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
撮像システムの構成を例示した図である。 撮像システムの第1の実施例を示す図である。 撮像システムの第2の実施例を示す図である。 撮像システムの第3の実施例を示す図である。 撮像システムの第4の実施例を示す図である。 カメラレンズ取付部用ワイパーを設けた場合を例示した図である。 カメラレンズ取付部用ワイパーを設けた場合(第2の実施例の場合)を示す図である。 カメラレンズ取付部用ワイパーを設けた場合(第4の実施例の場合)を示す図である。 カメラレンズ取付部用ワイパーを設けた場合(第1の実施例の場合)を示す図である。 制御システムの機能ブロック図の一例を示した図である。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.撮像システムの構成
2.撮像システムの応用例
<1.撮像システムの構成>
撮像システムは、車両用ウィンドウに設けられたカメラレンズ取付部と、カメラレンズ取付部にレンズが取り付けられて、カメラレンズ取付部を介して車両外部を撮像するカメラを備えている。また、カメラレンズ取付部は、例えば車両用ウィンドウと別個に形成されて、車両用ウィンドウに設けた開口部に嵌装することで車両用ウィンドウに設けられている。また、カメラレンズ取付部は車両用ウィンドウと一体に形成されてもよい。以下、カメラレンズ取付部と車両用ウィンドウが別個に形成されている場合について説明する。
図1は、撮像システムの構成を例示している。撮像システム10で用いられる車両用ウィンドウ20は樹脂を用いて形成されており、カメラレンズ取付部を嵌め込むための開口部21が例えば実線で示すように中央上部側の位置Pa、あるいは破線で示すように中央上端の位置Pbに設けられている。開口部21には、後述するカメラレンズ取付部が嵌装される。車両用ウィンドウ20を形成する樹脂は、例えばポリカーボネート等で形成される。樹脂で形成された車両用ウィンドウ20は、ガラスで形成されるものと比較して、形状を比較的自由に設計することが可能である。したがって、樹脂で形成された車両用ウィンドウ20は、開口部21を形成することが比較的容易である。
カメラレンズ取付部の1つの面はカメラのレンズを取り付けるレンズ取付面とされている。また、開口部21にカメラレンズ取付部が嵌め込まれたときに、レンズ取付面と対向する面はウィンドウ表面となる。カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は、車両用ウィンドウのウィンドウ表面と異なる傾斜面であってもよく、同一の傾斜面であってもよい。また、カメラレンズ取付部では、例えばレンズ取付面とウィンドウ表面を除く面に遮光部が設けられている。カメラレンズ取付部には、レンズの光軸方向とレンズ取付面とが直交するようにカメラが取り付けられる。
図2乃至図5は、撮像システムの実施例を示している。なお、図2乃至図5は、図1におけるA−A’線の位置における車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30の断面図をカメラ40と共に示している。
図2は、撮像システムの第1の実施例を示しており、カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は車両用ウィンドウのウィンドウ表面と異なる傾斜面である。
第1の実施例において、カメラレンズ取付部30は断面がアルファベットLの形状に形成されている。第1の実施例および後述する第2の実施例におけるアルファベットLの形状とは、角部が略90度である場合に限らず、角部が90°より鋭角である場合および90°よりも鈍角である場合を含む。また、車両用ウィンドウ20の開口部21は、図1に示す中央上部側の位置Paに設けられている。なお、車両用ウィンドウ20の上端は、ルーフ部70に固定されている。
カメラレンズ取付部30は、アルファベットLの形状の角部が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22よりも車両外部側に山状に突出するように開口部21に嵌め込まれている。また、カメラレンズ取付部30における1つの突出面は車両進行方向に対して前面方向を向いたウィンドウ表面31bとされており、ウィンドウ表面31bと対向する面がレンズ取付面31aとされている。レンズ取付面31aおよびウィンドウ表面31bは、カメラ40のレンズの光軸方向に対して直交するように形成される。カメラ40のレンズとレンズ取付面31aとは、間に空間を形成しないように接触させて形成される。さらに、カメラレンズ取付部30の端部は接合面31cとされている。カメラレンズ取付部30において、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面、例えば接合面31cには遮光部32が設けられている。なお、固定機構部50は、車両用ウィンドウ20に固定され、カメラ40は、固定機構部50に対して脱着可能に固定される。カメラ40が固定機構部50に対して脱着可能な構成となることで、例えばカメラ40に不具合が発生した場合に用意にメンテナンスを施すことが可能となる。
カメラレンズ取付部30は、車両用ウィンドウ20と同じ樹脂で形成されても良い。この場合、車両のウィンドシールド全体として同じ材質で形成されるため、美観を損なわずにウィンドシールドを形成することができる。ただし、カメラレンズ取付部30は、光を透過する材質であれば車両用ウィンドウ20とは異なる材質で形成されても良い。
カメラ40は、画角範囲をカメラレンズ取付部30におけるウィンドウ表面31bの面内として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。また、カメラ40は、カメラ40のレンズの光軸方向が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22に対して所定の角度を有するように取り付けられる。
このような第1の実施例によれば、カメラレンズ取付部30にカメラ40のレンズが取り付けられて、カメラ40はカメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bの面内を画角範囲として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。したがって、車両用ウィンドウ20の車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えた撮像画をカメラ40で取得できる。また、カメラレンズ取付部30のレンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面に遮光部を設けることで、車両内物体等の影響を受け難い撮像動作が可能となる。また、車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30との嵌合面には遮光部32を設けることで、車両用ウィンドウの内部で乱反射した光の影響を防止できる。なお、カメラ40は、ルームミラー60の背後に設けられており、運転者の視界を妨げることがない。
図3は、撮像システムの第2の実施例を示しており、カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は車両用ウィンドウのウィンドウ表面と異なる傾斜面である。
第2の実施例において、カメラレンズ取付部30は断面がアルファベットLの形状に形成されている。また、車両用ウィンドウ20の開口部21は、図1に示す中央上端の位置Pbに設けられている。
カメラレンズ取付部30は、アルファベットLの形状の角部が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22よりも車両外部側に山状に突出するように開口部21に嵌め込まれている。また、カメラレンズ取付部30における1つの突出面は車両進行方向に対して前面方向を向いたウィンドウ表面31bとされており、ウィンドウ表面31bと対向する面がレンズ取付面31aとされている。レンズ取付面31aおよびウィンドウ表面31bは、カメラ40のレンズの光軸方向に対して直交するように形成される。カメラ40のレンズとレンズ取付面31aとは、間に空間を形成しないように接触させて形成される。さらに、カメラレンズ取付部30の端部は接合面31cとされている。カメラレンズ取付部30において、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面、例えば接合面31cには遮光部32が設けられている。なお、固定機構部50は、車両用ウィンドウ20あるいはルーフ部70に固定され、カメラ40は、固定機構部50に対して脱着可能に固定される。カメラ40が固定機構部50に対して脱着可能な構成となることで、例えばカメラ40に不具合が発生した場合に用意にメンテナンスを施すことが可能となる。
カメラレンズ取付部30は、車両用ウィンドウ20と同じ樹脂で形成されても良い。この場合、車両のウィンドシールド全体として同じ材質で形成されるため、美観を損なわずにウィンドシールドを形成することができる。ただし、カメラレンズ取付部30は、光を透過する材質であれば車両用ウィンドウ20とは異なる材質で形成されても良い。
カメラ40は、画角範囲をカメラレンズ取付部30におけるウィンドウ表面31bの面内として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。また、カメラ40は、カメラ40のレンズの光軸方向が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22に対して所定の角度を有するように取り付けられる。
このような第2の実施例によれば、第1の実施例と同様に、カメラレンズ取付部30を介して車両外部がカメラ40で撮像されるので、車両用ウィンドウ20の車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えた撮像画を取得できる。また、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面に遮光部を設けることで、車両内物体等の影響を受け難い撮像動作が可能となる。また、車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30との嵌合面に遮光部32を設けることで、車両用ウィンドウの内部で乱反射した光の影響を防止できる。
図4は、撮像システムの第3の実施例を示しており、カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面である。
第3の実施例において、カメラレンズ取付部30は断面が多角形状(例えば図4では四角形状)に形成されている。また、車両用ウィンドウ20の開口部21は、図1に示す中央上部側の位置Paに設けられている。なお、車両用ウィンドウ20の上端は、ルーフ部70に固定されている。
カメラレンズ取付部30は、四角形の角部が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22よりも車両内部側に山状に突出するように開口部21に嵌め込まれている。また、カメラレンズ取付部30における1つの突出面は車両進行方向に対して後方を向いた状態であり、レンズ取付面31aとされている。レンズ取付面31aは、カメラ40のレンズの光軸方向に対して直交するように形成される。カメラ40のレンズとレンズ取付面31aとは、間に空間を形成しないように接触させて形成される。また、レンズ取付面31aと対向する面は、車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22と同一面となるウィンドウ表面31bとされている。ウィンドウ表面31bは、レンズ取付面31aに対して所定の角度を有している。さらに、カメラレンズ取付部30において、レンズ取付面31aおよびウィンドウ表面31bを除く他の面は接合面31cとされて遮光部32が設けられる。なお、固定機構部50は、車両用ウィンドウ20に固定され、カメラ40は、固定機構部50に対して脱着可能に固定される。カメラ40が固定機構部50に対して脱着可能な構成となることで、例えばカメラ40に不具合が発生した場合に用意にメンテナンスを施すことが可能となる。
カメラレンズ取付部30は、車両用ウィンドウ20と同じ樹脂で形成されても良い。この場合、車両のウィンドシールド全体として同じ材質で形成されるため、美観を損なわずにウィンドシールドを形成することができる。ただし、カメラレンズ取付部30は、光を透過する材質であれば車両用ウィンドウ20とは異なる材質で形成されても良い。
カメラ40は、画角範囲をカメラレンズ取付部30におけるウィンドウ表面31bの面内として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。また、カメラ40は、カメラ40のレンズの光軸方向が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22に対して所定の角度を有するように取り付けられる。
このような第3の実施例によれば、第1,2の実施例と同様に、カメラレンズ取付部30を介して車両外部がカメラ40で撮像されるので、車両用ウィンドウ20の車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えた撮像画を取得できる。また、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面に遮光部を設けることで、車両内物体等の影響を受け難い撮像動作が可能となる。また、車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30との嵌合面に遮光部32を設けることで、車両用ウィンドウの内部で乱反射した光の影響を防止できる。なお、カメラ40は、第1の実施例と同様にルームミラー60の背後に設けられており、運転者の視界を妨げることがない。
図5は、撮像システムの第4の実施例を示しており、カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面である。
第4の実施例において、カメラレンズ取付部30は断面が多角形状(例えば図5では四角形状)に形成されている。また、車両用ウィンドウ20の開口部21は、図1に示す中央上端部の位置Pbに設けられている。
カメラレンズ取付部30は、四角形の角部が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22よりも車両内部側に山状に突出するように開口部21に嵌め込まれている。また、カメラレンズ取付部30における1つの突出面は車両進行方向に対して後方を向いた状態であり、レンズ取付面31aとされている。レンズ取付面31aは、カメラ40のレンズの光軸方向に対して直交するように形成される。カメラ40のレンズとレンズ取付面31aとは、間に空間を形成しないように接触させて形成される。また、レンズ取付面31aと対向する面は、車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22と同一面となるウィンドウ表面31bとされている。ウィンドウ表面31bは、レンズ取付面31aに対して所定の角度を有している。また、カメラレンズ取付部30の上面はルーフ部70に固定されている。さらに、カメラレンズ取付部30において、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bおよび上面31dを除く他の面は、接合面31cとされて遮光部32が設けられる。なお、固定機構部50は、車両用ウィンドウ20あるいはルーフ部70に固定され、カメラ40は、固定機構部50に対して脱着可能に固定される。カメラ40が固定機構部50に対して脱着可能な構成となることで、例えばカメラ40に不具合が発生した場合に用意にメンテナンスを施すことが可能となる。
カメラレンズ取付部30は、車両用ウィンドウ20と同じ樹脂で形成されても良い。この場合、車両のウィンドシールド全体として同じ材質で形成されるため、美観を損なわずにウィンドシールドを形成することができる。ただし、カメラレンズ取付部30は、光を透過する材質であれば車両用ウィンドウ20とは異なる材質で形成されても良い。
カメラ40は、画角範囲をカメラレンズ取付部30におけるウィンドウ表面31bの面内として、カメラレンズ取付部30を介して車両外部を撮像する。また、カメラ40は、カメラ40のレンズの光軸方向が車両用ウィンドウ20のウィンドウ表面22に対して所定の角度を有するように取り付けられる。
このような第4の実施例によれば、第1乃至第3の実施例と同様に、カメラレンズ取付部30を介して車両外部がカメラ40で撮像されるので、車両用ウィンドウ20の車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えた撮像画を取得できる。また、レンズ取付面31aとウィンドウ表面31bを除く面に遮光部を設けることで、車両内物体等の影響を受け難い撮像動作が可能となる。また、車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30との嵌合面に遮光部32を設けることで、車両用ウィンドウの内部で乱反射した光の影響を防止できる。
ところで、車両用ウィンドウ20やカメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bには、雨滴や不純物等が付着する。そこで、車両用ウィンドウ20の開口部21は、車両用ウィンドウ20の雨滴等を拭き取るワイパー(以下「車両ウィンドウワイパー」という)の払拭面に設けるようにしてもよい。具体的には、上述の第3の構成に示す構成で、車両用ウィンドウワイパーの払拭面に開口部21を設けてカメラレンズ取付部30を嵌装する。このようにすれば、従来と同様な構成で車両用ウィンドウ20の雨滴等を拭き取る際に、カメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bの雨滴等も拭き取ることができる。
また、カメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bに付着した雨滴等を、車両ウィンドウワイパーで拭き取ることができない構成である場合、カメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bの雨滴等を拭き取るワイパー(以下「カメラレンズ取付部用ワイパー」という)を設ける。例えば上述の第4の実施例のように、開口部21が上端に設けられて車両用ウィンドウワイパーの払拭面の範囲外である場合、あるいは第1および第2の実施例のように、カメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bが車両用ウィンドウ20の傾斜面と異なる場合、カメラレンズ取付部用ワイパーを車両ウィンドウワイパーと別個に設ける。
図6は、カメラレンズ取付部用ワイパーを設けた場合を例示している。カメラレンズ取付部用ワイパー80は、ワイパーモーター81とワイパーブレード82を用いて構成されている。
図7乃至図9は、カメラレンズ取付部用ワイパーの実施例を示している。なお、図7では、車両用ウィンドウ20とカメラレンズ取付部30の断面図をカメラ40とカメラレンズ取付部用ワイパー80と共に示している。
図7は、第2の実施例の場合、図8は、第4の実施例の場合、図9は、第1の実施例の場合を示している。
図7または図8に示すように、カメラレンズ取付部用ワイパー80のワイパーモーター81は、開口部21の上部側、例えばルーフ部70に設けられている。ワイパーブレード82は、カメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bに接した状態とされて、ワイパーモーター81に取り付けられている。ワイパーモーター81は、ワイパーブレード82をウィンドウ表面31bの面上を往復させて、ウィンドウ表面31bに付着した雨滴等を拭き取る。このように、カメラレンズ取付部用ワイパー80を設ければ、カメラ40で視界の良好な撮像画を取得できるようになる。
また、図9に示すように、撮像システムが第1の実施例の構成である場合、車両用ウィンドウ20の開口部21は、上端から離れた位置に設けられている。また、ルーフ部70にワイパーモーター81を設けると、ワイパーモーター81とカメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bまでの距離が長くなる。したがって、ワイパーアーム83を介してワイパーモーター81とワイパーブレード82を連結して、ワイパーモーター81を駆動したときワイパーブレード82がカメラレンズ取付部30のウィンドウ表面31bの面上を往復させる。このような構成とすれば、第2の実施例または第4の実施例と同様に、ウィンドウ表面31bに付着した雨滴等を拭き取ることができるので、カメラ40で視界の良好な撮像画を取得できるようになる。
なお、上述の実施の形態では、カメラ40で車両前方を撮像する場合について説明したが、例えば車両用リヤウィンドウにカメラレンズ取付部30を装着して、カメラレンズ取付部30にレンズを取り付けたカメラ40で車両後方を撮像する構成であってもよい。また、上述の実施の形態では、1つのカメラを用いて撮像を行う場合について説明したが、複数のカメラを用いてステレオ画像を取得する場合、カメラレンズ取付部30に複数のカメラを取り付けてもよく、カメラ毎に開口部21とカメラレンズ取付部30を設けてもよい。
<2.撮像システムの応用例>
本開示に係る撮像システムは、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車だけでなく、自動二輪車、飛行機、ドローン、船舶、ロボット、建設機械、農業機械(トラクター)などの何れかの種類に搭載される装置として実現されてもよい。
図10は、撮像システムを用いた車両における制御システム300の機能ブロック図の一例を示している。図示の制御システム300は、車載カメラ100を含み、各部はCANバスを介して相互接続されているものとする。
車載カメラ100は、例えば車両のウインドシールドの内側のルームミラーの近傍に配置され、車両進行方向の前方を撮像する。車載カメラ100の撮像画像は、基本的にセンシング目的に使用され、撮像画像に対して画像認識などの画像処理を適用して、道路の白線(レーン)や信号機、道路標識、対向車、自車両周辺の歩行者などを検出することを想定している。但し、車載カメラ100の撮像画像をビューイング目的にも使用し、車室内で画像を表示するようにしてもよい。
車載カメラ100は、集光光学部103及び反射部104からなる光学系と、撮像素子101と、画像処理回路311と、通信処理回路312を備えている。
集光光学部103はウインドシールド110への入射光を集光し、反射部104は集光光学部103からの出力光を撮像素子101の撮像面に向かって反射させる(前述)。
反射部104と、撮像素子101と、画像処理回路311と、通信処理回路312は、同一の基板102(図10では図示しない)上に実装されているものとする。図10では図示を省略したが、撮像素子101の駆動回路や、車載カメラ100用の電源回路も、同一の基板上に実装されるものとする。
撮像素子101は、撮像画像(RAWデータ)を、例えばシリアル通信により画像処理回路311に出力する。撮像素子101と画像処理回路311間は、基板102上に形成された配線パターンにより最短距離で配線されており、安定したEMC特性を得ることができる。
画像処理回路311は、例えばECU(Electronic Control Unit)で構成される。センシング目的の車載カメラ100の場合、画像処理回路311内では、撮像素子101による撮像画像に対して画像処理及び認識処理を実施する。
画像処理回路311内で実施する画像処理として、AE(Automatic Exposure:自動露出制御)、AWB(Auto White Balance:自動ホワイト・バランス調整)、HDR(High Dynamic Range:ハイダイナミックレンジ合成)などの処理を挙げることができる。但し、これらの画像処理は撮像素子101側で行なうようにすることもできる。
また、画像処理回路311内で実施する認識処理として、道路の白線(レーン)検出(Lane Detection)、歩行者検出(Pedestrian Detection)、周辺車両の検出(Vehicle DEtection)、対向車両が点灯するヘッドライトの検出(Headlight Detection)、先行車両のブレーキライトの点灯検出(Automatic Emergency Breaking)、信号機認識(Traffic Sign Recognition)などを行なう。
通信処理回路312は、例えばMCU(Micro Control Unit)で構成される。通信処理回路312は、制御システム300におけるCAN通信とのインターフェースであり、CAN通信における信号形式と車載カメラ100内部の信号形式との形式変換を行なう。画像処理回路311による上記の各検出・認識結果は、通信処理回路312を介して、車両の制御システム300へ送出される。
車両の制御システム300側の通信処理部(Communication Unit)301は、車車間通信、歩車間通信、路車間通信、さらには車載カメラ100との通信において、データの送受信を担う。通信処理部301は、さらにサーバー(図示しない)とのやり取りも行なう。通信処理部301は各種の無線通信を適用可能であるものとする。
自動運転制御部(Self Driving ECU)302は、CPU(Central Processing Unit)、ISP(Image Signal Processor)、GPU(Graphic Processing Unit)などで構成されるECUであり、車両の自動運転を司る。例えば、車載カメラ100による撮像画像をGPUで画像認識した結果を、通信処理部301を介してサーバーに送り、ディープ・ニューラル・ネットなどサーバーによるディープ・ラーニングを実行して学習結果を受け取ることもできる。
運転支援制御部(ADAS(Advanced Driving Assistance System:先進運転支援システム) ECU)303は、CAN通信を介して車両の各コンポーネントと信号の送受信を行なうことができる。運転支援制御部303は、ドライバーの運転操作や、車載カメラ100による撮像画像の認識結果などに応じて、車両の各コンポーネントを制御するための制御信号を生成して、CAN通信を介して送る。
ステアリング304、ヘッドランプ305、ブレーキ306、エンジン307、並びにモーター308は、自動運転制御部302や運転支援制御部303による制御対象となる車両のコンポーネントである。但し、図10に示した以外にも、制御対象となり得る車両のコンポーネントが存在するものと理解されたい。
例えば、運転支援制御部303は、車載カメラ100の撮像画像の画像認識により、自車両が白線から逸脱しそうになったことを検出すると、ステアリング304に対して、EPS(Electronic Power Steering:電子パワー・ステアリング)モーターを駆動するための制御信号を送出する。また、運転支援制御部303は、車載カメラ100の撮像画像の画像認識により、対向車のヘッドライトの有無を検知して、ヘッドランプ305のハイビームとロービームの切り替えを行なう。又は、対向車を避けるようなハイビームを照射させる。
車載カメラ100内の画像処理回路311は、認識処理として、画像情報そのものを出力するのではなく、認識したセンシング情報すなわち画像認識による検出結果のみを出力するようにしてもよい。幾つかのセンシング情報を以下に例示しておく。
・Pedestrian Detection for Forward Colligion Warning(FCW):自車両前方の歩行者との衝突までの時間を複数出力する。
・Automatic Emergency Breaking(AEB):先行車両のブレーキライトの点灯を検出する。
・Vehicle Detection for FCW/AEB
・Lane Departure Warning(LDW):エッジ検出によりレーンを検出する。レーンの他、路肩や縁石も検出することができる。但し、ウィンカー作動中は警告しない。
・Traffic Jam Pilot(TJP):ミリ波レーダーとの融合により実現する。例えば、先行車両の存在有無に応じて車速を制御したり、制限速度に関する道路標識を認識して車速を制御したり、高速道路の入口や出口の道路標識で認識して車速を制御したり、自車両がカーブに差し掛かったときに自動で減速したりする。
・Lane Keeping Aid(LKA):TJPで実施される。
・Vision Only Adaptive Cruise Control(VOACC):TJPで実施される。
・Vision Only Traffic Sign Recognition(VOTSR):TJPで実施される。高速道路の入口と出口を道路標識(例えば、「自動車専用道路」という標識を識別)を認識して判別する。高速道路では、速度制限に関する道路標識を認識して、車速を自動制御する。
・Intelligent Head Ramp Control(IHC):対向車のヘッドライトの有無を検知して、自車両のヘッドランプのハイビームとロービームの切り替えを行なう。また、先行車両のテールランプの有無を検出して、自車両のヘッドランプのハイビームとロービームの切り替えを行なう。また、光源が左右どちらのレーンにあるかを判別して、対向車や先行車両を避けるようなハイビームを照射させる。
以上、本開示に係る技術が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、上述の車両制御システムの構成のうち、車載カメラ100を車両に設ける際に適用できる。具体的には、車載カメラ100で車両前方を撮像する際に、本開示の技術を用いて、車両用ウィンドウ20の車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えるようにすれば、より見やすい撮影画を取得できるため、ドライバーの疲労を軽減することが可能になる。また、撮像画を用いて自動運転等を行う場合、車両内物体等の写り込みが生じる場合に比べて運転制御を容易とすることが可能となる。
なお、本明細書に記載した効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、記載されていない付加的な効果があってもよい。また、本技術は、上述した技術の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この技術の実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
また、本技術の撮像システムは以下のような構成も取ることができる。
(1) 車両用ウィンドウに設けられ、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部と、
前記カメラレンズ取付部にレンズが取り付けられて、前記カメラレンズ取付部を介して車両外部を撮像するカメラとを備え、
前記カメラは、前記レンズの光軸方向と前記レンズ取付面とが直交するように取り付けられる撮像システム。
(2) 前記カメラレンズ取付部における前記レンズ取付面と対向する面はウィンドウ表面である(1)に記載の撮像システム。
(3) 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は、前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面である(2)に記載の撮像システム。
(4) 前記カメラレンズ取付部は断面が多角形状であり、前記レンズが取り付けられるレンズ取付面と対向する面を前記ウィンドウ表面とした(2)に記載の撮像システム。
(5) 前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーをさらに備える(3)または(4)に記載の撮像システム。
(6) 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は、前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と異なる傾斜面である(2)に記載の撮像システム。
(7) 前記カメラレンズ取付部は断面がアルファベットLの形状であり、前記アルファベットLの形状の角部が前記車両用ウィンドウよりも車両外部側に山状に突出して設けられて、前記カメラレンズ取付部30における1つの突出面をウィンドウ表面として、ウィンドウ表面と対向する面を前記レンズのレンズ取付面とした(6)に記載の撮像システム。
(8) 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーをさらに備える(6)または(7)に記載の撮像システム。
(9) 前記カメラは、画角範囲を前記カメラレンズ取付部におけるウィンドウ表面の面内とする(2)乃至(8)の何れかに記載の撮像システム。
(10) 前記レンズ取付面と前記ウィンドウ表面を除く面に遮光部を設けた(2)乃至(9)の何れかに記載の撮像システム。
(11) 前記レンズと前記レンズ取付面とが当接する(1)乃至(10)の何れかにに記載の撮像システム。
(12) 前記車両用ウィンドウに開口部を形成して、前記開口部に前記カメラレンズ取付部を嵌装することで、前記車両用ウィンドウに前記カメラレンズ取付部を設ける(1)乃至(11)の何れかに記載の撮像システム。
(13) 前記カメラレンズ取付部を前記カメラ毎に設けた(1)乃至(12)の何れかに記載の撮像システム。
(14) 前記カメラレンズ取付部に前記カメラを複数設けた(1)乃至(12)の何れかに記載の撮像システム。
この技術の撮像システムおよび車両用ウィンドウでは、車両用ウィンドウに、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部が設けられる。カメラレンズ取付部には、カメラがレンズの光軸方向とレンズ取付面とが直交するように取り付けられて、カメラレンズ取付部を介して車両外部がカメラによって撮像される。このため、車両用ウィンドウの車両内部側に生じた反射像の写り込みを抑えることができる。したがって、車両用ウィンドウの内部側から外部を撮像した撮像画を用いる機器に適している。
10・・・撮像システム
20・・・車両用ウィンドウ
21・・・開口部
22・・・ウィンドウ表面
30・・・カメラレンズ取付部
31a・・・レンズ取付面
31b・・・ウィンドウ表面
31c・・・接合面
31d・・・上面
32・・・遮光部
40・・・カメラ
50・・・固定機構部
60・・・ルームミラー
70・・・ルーフ部
80・・・カメラレンズ取付部用ワイパー
81・・・ワイパーモーター
82・・・ワイパーブレード
83・・・ワイパーアーム

Claims (16)

  1. 車両用ウィンドウに設けられ、車室内側にレンズ取付面を有するカメラレンズ取付部と、
    前記カメラレンズ取付部にレンズが取り付けられて、前記カメラレンズ取付部を介して車両外部を撮像するカメラとを備え、
    前記カメラは、前記レンズの光軸方向と前記レンズ取付面とが直交するように取り付けられる
    撮像システム。
  2. 前記カメラレンズ取付部における前記レンズ取付面と対向する面はウィンドウ表面である
    請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は、前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と同一の傾斜面である
    請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記カメラレンズ取付部は断面が多角形状であり、前記レンズが取り付けられるレンズ取付面と対向する面を前記ウィンドウ表面とした
    請求項2に記載の撮像システム。
  5. 前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーをさらに備える
    請求項3に記載の撮像システム。
  6. 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面は、前記車両用ウィンドウのウィンドウ表面と異なる傾斜面である
    請求項2に記載の撮像システム。
  7. 前記カメラレンズ取付部は断面がアルファベットLの形状であり、前記アルファベットLの形状の角部が前記車両用ウィンドウよりも車両外部側に山状に突出して設けられて、前記カメラレンズ取付部における1つの突出面をウィンドウ表面として、ウィンドウ表面と対向する面を前記レンズのレンズ取付面とした
    請求項6に記載の撮像システム。
  8. 前記カメラレンズ取付部のウィンドウ表面を払拭面とするワイパーをさらに備える
    請求項6に記載の撮像システム。
  9. 前記カメラは、画角範囲を前記カメラレンズ取付部におけるウィンドウ表面の面内とする
    請求項2に記載の撮像システム。
  10. 前記レンズ取付面と前記ウィンドウ表面を除く面に遮光部を設けた
    請求項2に記載の撮像システム。
  11. 前記レンズと前記レンズ取付面とが当接する
    請求項1に記載の撮像システム。
  12. 前記車両用ウィンドウに開口部を形成して、前記開口部に前記カメラレンズ取付部を嵌装することで、前記車両用ウィンドウに前記カメラレンズ取付部を設ける
    請求項1に記載の撮像システム。
  13. 前記カメラレンズ取付部を前記カメラ毎に設けた
    請求項1に記載の撮像システム。
  14. 前記カメラレンズ取付部に前記カメラを複数設けた
    請求項1に記載の撮像システム。
  15. 車両外部を撮像するカメラのレンズ前面側を取り付けるレンズ取付面を有し、前記カメラの光軸方向と前記レンズ取付面とが直交するように形成されたカメラレンズ取付部を設けた
    車両用ウィンドウ。
  16. 前記カメラレンズ取付部は当該車両用ウィンドウの開口部に嵌装されている
    請求項15に記載の車両用ウィンドウ。
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