JP2002503586A - 荷重制限シートベルトレトラクタ - Google Patents

荷重制限シートベルトレトラクタ

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JP2002503586A
JP2002503586A JP2000532316A JP2000532316A JP2002503586A JP 2002503586 A JP2002503586 A JP 2002503586A JP 2000532316 A JP2000532316 A JP 2000532316A JP 2000532316 A JP2000532316 A JP 2000532316A JP 2002503586 A JP2002503586 A JP 2002503586A
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エドワード、 ダブリュ.、 サード クランシィ、
ジェラルド ケラー、
エイチ.、 ジョン、 サード ミラー、
ウィリアム、 エル. パルマー、
スーザン、 エー. リチャーズ、
カール、 エム.、 サード ピータースン、
ブライアン ナドゥ、
Original Assignee
ブリード オートモティブ テクノロジィ、 インク.
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Abstract

(57)【要約】 エネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)はフレーム(22)とスプール(30)のベルト引き出し方向への回転を最初に阻止するロック機構(60、60a、56、66、66a)とを有する。スプールはシートベルトを引っ込めるように偏倚している。2つの側部を有するトーションバー(200)はスプール上に少なくとも第1のレベルの反力を発生させてスプールのベルト引き出し方向への制御可能な回転を可能にする。トーションバーはスプールの相対回転を阻止するようにスプールに固定結合された中央部分(202)を有する。第1のトーションロッド(206)は第1のロック機構に結合された第1の端部を有し、それにより第1の端部のロック時に第1のトーションロッドがねじれて第1のレベルの制御力を発生する。第2のトーションロッド(206a)は第2のレベルの制御力を発生するように第2のロック機構に結合された第2の端部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景と概要) 本発明は衝突エネルギーの吸収または消散のための手段を含むシートベルトレ
トラクタに関する。さらに特に、本発明は複数のレベルの反力を発生するトーシ
ョンバーを内部に有するシートベルトレトラクタに関する。
【0002】 従来のシートベルトレトラクタにおいて、ウェブセンサまたは車両センサ(慣
性センサと呼ばれることが多い)はスプールの回転を阻止して事故時のシートベ
ルトウェブの引き出しを防止するために使用される。第2のタイプのシートベル
トレトラクタは、レトラクタが最初にロックされた後にスプールが回転すること
を可能にするエネルギー吸収(消散)機構をレトラクタ内に組み込むことによっ
て、シートベルトの引き出しを制御することを可能にする。従来のこれらの機構
は圧砕ブッシング(米国特許第5,547,143号)、変形チューブ(米国特
許第3,881,667号)またはトーションバー(米国特許第3,741,4
94号)を含んでいた。
【0003】 本発明の目的は機械的に、電気的に、または火薬によって起動されてよく、か
つ、独特のエネルギー吸収(消散)機構を使用した、1つ以上の荷重制限レベル
を有するエネルギー吸収レトラクタを提供することである。
【0004】 したがって、本発明は、フレームと、ベルト引き出し方向にフレームに対して
回転可能に支持されているスプールが回転することを最初に阻止するロック機構
と、スプールの周りに巻き付けられているシートベルトと、シートベルトを引っ
込める偏倚手段と、スプールがベルト引き出し方向に制御可能に回転することを
可能にする少なくとも第1のレベルの反作用トルクをスプール上に発生するトー
ションバー手段とを有するエネルギー吸収レトラクタを含み、このトーションバ
ー手段は、中央部分と、この中央部分から延びる第1のトーションロッド(また
は、トルク管もしくはトーション管)とを含み、中央部分は、この中央部分に対
するスプールの相対回転を阻止するようにスプールに固定結合されており、第1
のトーションロッドは、こうした結合における回転を防止するように第1のロッ
ク機構に連結されている第1の端部を含み、それによって、この第1の端部のロ
ック時およびスプールに荷重がかかった時に、この第1の端部がねじれて、スプ
ールの回転を可能にし、第1のレベルの制御力を発生する。第2のレベルの反力
を発生することが可能な第2のトーションロッド(または、トルク管もしくはト
ーション管)が設けられてる。両方のトーションロッドが相対的に同時に起動さ
れる場合には、第3のレベルの反力が加えられることも可能である。
【0005】 本発明の他の多くの目的および用途は後述の添付図面の詳細な説明から明らか
になるであろう。
【0006】 (発明の詳細な説明) 本発明によって構成されたシートベルトレトラクタ20の断面図を示す図面を
参照する。レトラクタはフレーム側部24a、24bと背部部分24cとを有す
るU字形のフレーム22を含んでいる。部分24cは取付用の開口26を含んで
いる。側部24a、24bはそれぞれ円形の開口28a、28bを含んでいる。
スプール30がフレーム22上に回転自在に支持されている。スプールは中央部
分32とフランジ34a、34bとを含んでいる。シートベルトウェブ36の特
定の長さ部分がスプール30の中央部分上に巻き付けられている。シートベルト
の内側端部は、公知の方法でスプール内に形成されたスロット37内に受け入れ
られている。スプール30は、狭幅の中央部分42およびこれより広い幅の互い
に反対側にある末端部分44a、44bを有する中央の段付き貫通穴40をさら
に含む。狭幅部分42は、内側の歯またはスプライン46を含み、この内側の歯
は図2にさらに明瞭に示されている。
【0007】 貫通穴40の内側には軸アセンブリ198が納められており、軸アセンブリ1
98はスプライン204を有する中央部分202を有し、スプライン204は貫
通穴40のスプライン46と嵌り合って、トーションバーアセンブリの中央部分
202がスプール30に対して相対的に回転することを防止する。トーションバ
ーアセンブリは、スプライン付き部分208で終端する第1の突出トーションロ
ッド206を含んでいる。スプライン付き部分208の直径は、トーションバー
206の直径よりも大きい。スプライン付き部分208aで終端する第2のトー
ションロッド206aは、中央部分202からロッド206とは反対側に延びて
いる。トーションロッド206またはトーションロッド206aのいずれかは、
仮想線で示したトルク管またはトーション管206′に置き換えが可能である。
本発明の好ましい実施形態ではトーションロッド206の直径とトーションロッ
ド206aの直径とが互いに異なっているが、本発明は直径が互いに等しいトー
ションロッドを使用することも想定している。直径が互いに異なったトーション
ロッド206、206a(または、トーション管206′)を使用する理由は、
トーションロッドまたはトーション管のいずれか一方がねじれる時に広範囲の様
々なレベルの反力の発生を可能にするためである。
【0008】 軸アセンブリ198は、さらに、端部部分すなわち端部アセンブリ210を含
んでいる。各々の端部部分210は、スプライン付きの穴214を有する中空本
体212を含んでいる。トーションバーアセンブリ200のスプライン付き端部
208、208aが、各々の端部アセンブリ210の個々のスプライン付き穴2
14内に受け入れられる。本体212の各々は、貫通穴40内に受け入れられる
狭幅の第1の部分216を含み、第1の部分216は、スプール30が周りを回
転することが可能である軸受け表面を与え、第1の肩218が横方向の荷重を吸
収しかつスプール30を横方向に安定させるように、スラスト軸受として働くス
プール30の環状溝220内に受け入れられている。端部アセンブリ210の各
々は、さらに、レトラクタのフレーム22内の各々の開口28a、28bの中に
受け入れられた第2の部分222を含んでいる。開口はそれぞれ軸受として機能
し、軸アセンブリ198を回転自在に支持する。必要に応じて、別個の軸受をそ
の開口内に挿入することが可能である。ロック歯58を有するロック車56の各
々を受ける第3の部分230は、各々の端部アセンブリ210の第2の部分の付
近に配置されている。各々の端部アセンブリ210の第3の部分が開口28a、
28bの中に受け入れられている場合、ロック車がスプールの側部とフランジと
の中間にかつフレーム側部24a、24bの内側に位置することが可能なように
、ロック車は第2の部分222上に位置することが可能である。各々の端部アセ
ンブリ210は、さらに、歯76(および76b)を有するつめ車74、74a
を含んでいる。つめ車は、各々の端部アセンブリの一体状の部分として形成する
ことも、各々の端部アセンブリに取り付けることも可能である。
【0009】 以降の説明から明らかになるように、レトラクタ20は、本発明では2つのト
ーションロッド206、206aと端部アセンブリ210とその関連のロック機
構とによって形成された、互いに無関係に起動される2つのエネルギー吸収機構
を含んでいる。これらのエネルギー吸収機構は、事故時に乗員によって荷重がシ
ートベルトに加えられるとき、軸アセンブリ198に対してスプール30が相対
回転することを可能にする。エネルギー吸収機構の各々は、スプールの回転とシ
ートベルトの引き出しとを阻止する反力を制御可能に発生する。後述するように
、エネルギー吸収機構は、別個に起動される場合、2つの異なったレベルの反力
を制御可能に発生させることを可能にし、両方が同時に起動される場合第3のレ
ベルの反力の発生を可能にする。
【0010】 各ロック車56のロック歯58は、フレーム22の両方の側部上のピン61に
旋回自在に支持された、回転自在に設けられたロックつめ60(および60a)
と噛み合っている(図1、図3、図4を参照されたい)。ロックつめ60、60
aの各々は、レトラクタフレームの両側部上に位置している各々のロックカップ
66、66aのカム表面64内に受け入れられている突出ピン62を含んでいる
。ロックつめ60、60aは、その対応するロック車56の歯58と係合可能で
ある歯付き部分または先端61を含んでいる。このようなロックカップの一例は
本明細書に引例として記載された欧州特許出願EP 0 228 729 A1
に示されている。当業者において公知であるように、レトラクタは(指定可能な
レベルでウェブが引き出されたときに、レトラクタのロックを開始するための)
ウェブセンサと、車両センサとを含んでいる。そのようなウェブセンサ85はロ
ックカップ66a内に収容されている。ロックカップ66、66aは各々プレー
ト70を含んでいる。
【0011】 図に戻ると、この場合、トーションバーアセンブリ200は、トーションバー
アセンブリ200のスプライン付き部分208から延びている突出短軸215を
含んでいる。ロックカップ66は短軸215の周りに可動的に固定されている。
スプール30上にシートベルト32を巻き戻すために使用される戻しばね80の
端部を受け入れるためのばねアーバとして働く第2の短軸215aは、トーショ
ンバーアセンブリ200の他方の端部から延びている。ロックカップ66は短軸
215の周りに可動的に固定されている。
【0012】 上記の通りに、トーションバーアセンブリ200のスプライン付き部分208
、208aの各々は、端部アセンブリ210の対応するスプライン付き部分21
4内に受け入れられている。この構成は、各々のスプライン付き部分をその端部
アセンブリ210に回転自在に取り付ける。さらに、短軸215、215aは、
この結合によって各々の端部アセンブリ210とそのつめ車74、74aと共に
回転する。(フレーム側部24bに取り付けらた)ロックカップ66aは、この
ロックカップ66a内に配置されている慣性塊体を含むウェブセンサ85を含み
(ロックカップ66に関してはそうでなくてもよい)、この慣性塊体はシートベ
ルトのウェブが予め定められたレベルより大きい割合で引き出される時に、つめ
車またはロックカップの内側の歯78と係合するように移動し、それによってラ
ッチカップ66aのプレート70をつめ車74aと軸215aとに結合させて、
ロックカップ66aの回転を引き起こし、その結果としてロックつめ60aを移
動させてその嵌め合いロック歯58と係合させる。前記したように、こうした構
成は当業者において公知である。
【0013】 次に図3を参照すると、この図はロックカップ66aのみに関連しており、全
体として符号82で示された車両(慣性)センサを示している。図を分かりやす
くするために、ロックカップの個々の部品を互いに少しだけ引き離した形で図示
している。図に示された実施形態では、この車両センサは、車両が予め定められ
たレベルより高いレベルで減速すると中央軸86に対して傾く慣性要素84を有
するスタンディングマンセンサ(standing man sensor)で
ある。車両センサ82は、ロックカップ66aのプレート70上に配置されてお
り、このプレートと共に動くことが可能であり、このプレート上に支持されてい
る。また、ピン90の周りのロックカップ66aのプレート70上には、全体と
して符号92で示されたセンサつめが旋回自在に取り付けられている。このセン
サつめは、つめ車の歯76aと係合される歯付き部分94と、突出アーム96と
を含んでいる。一般的には、1.5gを越えるレベルでウェブがレトラクタから
引っ張り出されるか引き出されるとウェブセンサが起動され、一方、0.45−
0.7gを越える割合で車両が減速すると車両センサが起動される。(事故時に
または急激な制動の結果として生じる得る)比較的高いレベルの車両減速を伴う
車両の通常の運転時には、慣性センサが傾き、それによってセンサつめ92がピ
ボット90を軸に旋回し、歯付き部分94が動いて、つめ車74a上の歯76a
との嵌め合い係合状態となる。この結合によって、ロックカップ62aが軸と結
合し、それによってロックカップ66aが回転し、ロックつめ60aが移動して
ロック車と係合状態となり、それによってスプール30からのシートベルトのウ
ェブの引き出しが阻止される。
【0014】 フレーム側部24a上に位置しているロックカップ66(図4を参照されたい
)は、そのロックカップ66のプレート70に付属したピン90を軸として旋回
するセンサつめ92′を押圧するプランジャ102を有する補助の火薬式アクチ
ュエータ100を支持する。この火薬式アクチュエータの起動時には、センサつ
め92′が上方に動かされて歯76と係合状態になり、ロックカップ66を軸ア
センブリ198の動きに結合させ、それによってつめ60を動かしてその対応す
るロック車56と係合させる。ロックカップ66は、ロックカップ66aを起動
させるのに用いられるよりも高いレベルでロックカップ66を起動させる感度の
第2のウェブセンサを随意に含んでもよい。この場合には、ある程度の冗長性が
レトラクタに与えられるであろう。例えば、一般的に、1.5gを越えるレベル
でウェブがレトラクタから引き出される時に、機械式の一次ロック機構82とロ
ックカップ66aとに関連した公知の構成のウェブセンサ85が起動されるであ
ろう。ロックカップ66に関連した公知の構成のウェブセンサ85aは、第1の
ウェブセンサ85がそのレベルでは起動しない場合にこの第2のセンサがスプー
ルをロックするのに有効となるように、より高いレベルに設定されるであろう。
【0015】 火薬式アクチュエータ100に戻ると、このアクチュエータのプランジャ10
2は、ハウジング104内を移動可能なピストン103に連結されている。アク
チュエータ100がピストンを越えて作動する時に生じる燃焼生成物の漏出を阻
止するためにOリングシール105が備えられ、さらにOリングシール105は
衝突事象(数ミリ秒間)が終了するまでピストン上に正の圧力を維持するために
ハウジング内に気体を閉じこめておく。火薬式アクチュエータ100の起動時に
は、プランジャ102は、少なくとも衝突事象中はセンサつめ92′との係合状
態に維持されることが好ましい。これは、衝突事象が終了するまでアクチュエー
タ100が燃焼生成物(加圧気体)を閉じこめておくことを確実にすることで実
現可能である。適正に設計されたシール105は数分間にわたって加圧を維持で
きることが実証されている。他方、プランジャ/ピストンが(その上方の起動位
置から)下方に移動してつめ92′から離れることを機械的に阻止するために、
ハウジング104内にプレスばめされる突出フランジを有してピストンの下部端
部を構成することも可能である。
【0016】 次に、本発明の動作を説明する。このレトラクタの通常動作時には、乗員が前
方に移動するにつれてウェブが引き出され、その次に、乗員が通常の着座位置に
戻るにつれて巻返しばねによってウェブが引っ込められることが可能である。前
記したように、レトラクタは、ウェブセンサと機械式の車両センサ82とを含む
機械式ロック機構を含んでいる。車両の通常の運転時に事故でなくても、ウェブ
センサを起動させる割合でウェブが引き出される場合があるかも知れないし、機
械式車両センサ82を起動させその関連のロックつめ60aをロック車とロック
係合状態にしてシートベルトウェブの引き出しを阻止するレベルに車両が減速さ
れる場合があるかも知れない。
【0017】 しかし、車両が衝突事故に巻き込まれる場合があるだろう。一般的に、こうし
た衝突が適切な衝突センサ(不図示)によって感知されるとき、車両の通常の運
転中に生じる減速のレベルを上回る減速を伴うであろう。
【0018】 第1のレベルすなわち第1の大きさの衝突の発生時には、機械式慣性センサア
センブリ82またはウェブ速度センサ85が起動され、その結果として、センサ
つめ92は上方に移動してロックつめに係合し、ロックカップ66はレトラクタ
軸に結合し、ロックつめ60aは移動してロック車と係合し、それによって瞬間
的にスプールをロックしてシートベルトの引き出しを阻止することになる。衝突
時には、一般的に、乗員は前方に移動してシートベルトに荷重を加える。この力
がウェブ36とスプール30とに直接伝達される。この力またはトルクが増大す
るにつれて、スプール30は、トーションバーアセンブリ200にスプラインで
結合されているので、トーションロッド206aがねじれるにつれて回転する。
トーションロッド206aのスプライン付き端部208aは、その対応するロッ
ク車56がロックされた後は回転しないことを理解されたい。衝突力が増大する
につれて、スプール30は、シートベルトの引き出し方向に回転させられるが、
これと同時に、トーションロッド206aがねじれ続けるにつれてトーションロ
ッド206aによって生じる反力による抵抗を受ける。このようにして、第1の
レベルまたは第1の大きさの衝突の際には、シートベルトが引き出されることが
許容される仕方と、制御された乗客の前方移動と、シートベルトを介して乗員に
加えられる力とが制御される。発生する反力の大きさはトーションバー206a
の機械的特性に依存する。
【0019】 電子制御ユニット(ECU)302がより大きな第2のレベルの衝突に車両が
巻き込まれたと判定すると、ECUはフレーム側部24aに対して相対的に配置
された火薬式アクチュエータ100を起動させるための制御信号を生成する。火
薬式アクチュエータが起動されると、センサつめ92′は上方に動いてつめ車の
歯76に係合し(好ましくは、この係合状態に維持され)、ロックカップ66は
対応する端部アセンブリ210の動作に結合され、それによって、つめ60は移
動してその対応するロック車56に係合し、軸アセンブリの端部アセンブリ21
0(およびトーションロッドアセンブリ200のスプライン付き端部208)を
ロックする。前記したように、トーションバー(または、トーションロッド)2
06、206aの直径(または厚さ)は互いに同一であっても異なっていてもよ
い。この好ましい実施形態では、トーションバー206aはトーションバー20
6よりも厚いが、これとは逆の条件を用いることも可能である。
【0020】 本発明では、レトラクタの左側部上に配置されている機械的に起動されるウェ
ブ感知機構と車両感知機構とが、第1段階のレベルの乗員の制御を実現する。こ
れらの感知機構は、第1のレベルの衝突においては常に起動され、さらに、当然
のことながら、より高い衝突レベルにおいても起動される。レトラクタによって
発生される反力の度合いあるいはレベルが、レトラクタ20が使用される車両の
既知の衝突特性に適合するように選択されたトーションバーのサイズに依存する
、低レベルまたは高レベルで選択されることが可能であるトーションバー206
aの機械的特性によって決定される。乗員のさらなる保護を強度が高い衝突時に
起動される二次機構によって実現する。二次起動機構が起動される衝突の強度の
正確なレベルは、例えば、車両の衝突特性のような条件にも依存するだろう。火
薬式アクチュエータ100の場合には、ECU302は、車両内と車両の周囲に
配置されている車両衝突センサと協働し、約10−20gを越える衝突レベルで
起動される。さらに、ECU302は電気的に起動されるので、機械式感知機構
82を起動する衝突レベルと同じ衝突レベル(または、これをわずかに上回る衝
突レベル)で火薬式アクチュエータ100を起動することによって、両方のトー
ションバーの潜在能力を相対的に同時に組み合わせて使用し、より大きい初期反
力を発生する能力を実現するように、このECU302を設定することが可能で
あるということも理解されたい。
【0021】 次に図5を簡単に参照すると、この図は別の二次起動機構を例示している。本
発明のこの実施形態では、火薬式アクチュエータ100は第2の機械式車両セン
サ82′で置き換えられている。随意に二次ウェブ(ウェブ速度)センサ85a
を使用してもよい。この機械式車両センサ82′を、例えば(火薬式アクチュエ
ータ100の場合のように)10−20gのような第1のレベルよりも高い強度
の衝突レベルにおいてだけ起動するように、公知の方法で設計する。機械式車両
センサ82′はセンサ82と同様の設計であるが、複合つめ起動方式を使用する
。(図に示したスタンディングマン、または、回転ボールのような)感知塊体8
4′の動きが、旋回自在に取り付けられている下部センサつめ92″を上方に動
かし、一方、この下部センサつめ92″は、フレームまたはハウジング構成要素
上に旋回自在に取り付けられているつめ92′を動かして、つめ車74の歯76
と係合させる。
【0022】 要約して述べると、本発明のレトラクタは、本発明のエネルギー消散部材のい
ずれか一方を起動することによって複数のレベルの制動力を発生することが可能
であることが理解できる。さらに、センサつめ92に対して作用してこのセンサ
つめを動かす慣性塊体センサ82を本発明に組み入れているので、何らかの理由
でECU302が火薬式アクチュエータに対する適切な起動信号を発生すること
が不可能だったかまたは発生しない場合にも、慣性センサ82がセンサつめ92
を動かしてつめ車74aとの係合可能状態にし、一方、このつめ車74aがロッ
クつめ60aを動かしてそのロックつめに対応するロック車と係合させるので、
本発明はその動作において高度の冗長性を実現するということを理解されたい。
【0023】 上記の説明から理解できるように、スプール30の回転を妨げてシートベルト
の引き出しの制御を可能にするためにエネルギー吸収機構によって生じる抑制力
のレベルが、トーションロッド206、206aの各々のサイズに応じて異なる
ことになる。さらに、慣性センサが一次乗員保護を実現するので中レベルまたは
高レベルの衝突に関連した一定のレベルの抑制力を発生するように、機械式慣性
センサに関連した一方のトーションロッドの寸法を決定することと、より低い制
御力または反力を発生するように他方(トーションロッド206に関連した、火
薬によってまたは機械的に起動される補助機構)の寸法を決定することが望まし
いだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正面図である。
【図2】 軸アセンブリの部分切取等角図である。
【図3】 ロックカップとその関連の車両センサを示す右側等角図である。
【図4】 火薬によって起動されるロック機構を示す、レトラクタの左側等角図である。
【図5】 ロックを生じさせるための機械式の補助車両センサを示す、レトラクタの左側
等角図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケラー、 ジェラルド アメリカ合衆国 48316 ミシガン州 シ ェルビィ タウンシップ ブルー ベル 52137 (72)発明者 ミラー、 エイチ.、 ジョン、 サード アメリカ合衆国 48044 ミシガン州 マ ルクーム タウンシップ ヒルサイド 19398 (72)発明者 パルマー、 ウィリアム、 エル. アメリカ合衆国 48306 ミシガン州 ロ チェスター イー. ガン ロード 620 (72)発明者 リチャーズ、 スーザン、 エー. アメリカ合衆国 48310 ミシガン州 ス ターリング ハイツ ウィンドハム 5330 (72)発明者 ピータースン、 カール、 エム.、 サ ード アメリカ合衆国 48329 ミシガン州 ウ ォーターフォード サギナウ トレイル 3657 (72)発明者 ナドゥ、 ブライアン アメリカ合衆国 48154 ミシガン州 リ ヴォニア ブルームフィールド ドライヴ 38212 Fターム(参考) 3D018 DA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプール(30)と、 フレーム(22)と、 前記フレームに対して回転自在に支持されている前記スプールがベルト引き出
    し方向に回転することを最初に阻止するロック機構(60、60a、56、66
    、66a)と、 前記スプールの周りに巻き付けられているシートベルト(36)と、 前記シートベルトを引っ込める偏倚手段(80)と、 前記スプールがベルト引き出し方向に制御可能に回転することを可能にする選
    択されたレベルの反作用トルクを前記スプール上に発生するトーション手段(2
    00、206、206a)であって、中央部分(202)と前記中央部分から延
    びる第1のトーション部材(206a)とを有するトーション機構を含み、前記
    中央部分は、前記スプールの相対回転を阻止するように前記スプールに固定され
    ており、前記第1のトーション部材は、一次の機械式の第1のロック機構(66
    a、58)との結合時には第1の端部(208a)の回転を阻止するように前記
    一次の機械式の第1のロック機構(66a、58)に結合されている第1の端部
    (208a)を含み、それによって、前記第1の端部のロック時と前記スプール
    のローディング時とに、前記第1のトーション部材(206a)がねじれて、第
    1のレベルを有する制御された反力を発生するトーション手段とを有し、 前記トーション機構(200)は、前記第1のトーション部材(206a)と
    は反対側に前記中央部分から延びる第2のトーション部材(200)を含み、前
    記第2のトーション部材は、第2のロック機構(66、58)との結合時には第
    2の端部(208)の回転を阻止するように前記第2のロック機構(66、58
    )に結合されている第2の端部(208)を含み、それによって、前記第2の端
    部のロック時と前記スプールのローディング時とに、前記第2のトーション部材
    がねじれて、第1のレベルの反力を供給する制御された反力を発生する、エネル
    ギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  2. 【請求項2】 前記第1のレベルと前記第2のレベルは互いに異なっている
    、請求項1記載のエネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  3. 【請求項3】 前記レトラクタは、前記第1および第2のトーション部材の
    前記第1および第2の端部を相対的に同時にロックする制御手段(202)を含
    む、請求項2記載のエネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のロック機構のいずれか一方は、前記ト
    ーション機構の端部のロックを開始させるための機械式慣性センサ手段を含む、
    請求項1記載のエネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  5. 【請求項5】 前記トーション部材はトーションロッドである、請求項2記
    載のエネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  6. 【請求項6】 前記トーション部材はトーション管である、請求項2記載の
    エネルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  7. 【請求項7】 前記第1のロック機構は機械的に起動される機構であり、前
    記第2のロック機構は火薬によって起動される機構である、請求項1記載のエネ
    ルギー吸収シートベルトレトラクタ(20)。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のトーション部材の一方は、ねじれると
    低レベルの反力を発生し、前記第1および第2のトーション部材の他方は、ねじ
    れるとより高いレベルの反力を発生する、請求項2記載のエネルギー吸収シート
    ベルトレトラクタ(20)。
  9. 【請求項9】 前記第2のロック機構は、前記トーションバーアセンブリの
    端部のロックを開始させるために0.45gより高い車両減速に応動するように
    設計されている機械式の慣性センサを含む、請求項1記載のエネルギー吸収シー
    トベルトレトラクタ(20)。
  10. 【請求項10】 前記第2のロック機構は、シートベルトの耐久性要件と前
    記トーションバーアセンブリの端部のロックを開始させるための信頼性要件とに
    必要とされているレベルよりも高いウェブ繰出し速度に応答するように設計され
    ているウェブ速度センサを含む、請求項2に記載のエネルギー吸収シートベルト
    レトラクタ(20)。
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