JP2002503295A - サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント - Google Patents

サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント

Info

Publication number
JP2002503295A
JP2002503295A JP50154299A JP50154299A JP2002503295A JP 2002503295 A JP2002503295 A JP 2002503295A JP 50154299 A JP50154299 A JP 50154299A JP 50154299 A JP50154299 A JP 50154299A JP 2002503295 A JP2002503295 A JP 2002503295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monofilament
polymer
tex
diameter
satisfies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP50154299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4010572B2 (ja
JP2002503295A5 (ja
Inventor
フィリップ エスノール
ジャン クロード オーブリー
Original Assignee
ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム filed Critical ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
Publication of JP2002503295A publication Critical patent/JP2002503295A/ja
Publication of JP2002503295A5 publication Critical patent/JP2002503295A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4010572B2 publication Critical patent/JP4010572B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/78Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
    • D01F6/84Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from copolyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/088Cooling filaments, threads or the like, leaving the spinnerettes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/78Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products
    • D01F6/82Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolycondensation products from polyester amides or polyether amides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Polyamides (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 以下の条件を満足させることを特徴とする、サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)のas−スパンモノフィラメント。

Description

【発明の詳細な説明】 サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント 本発明は、サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)繊維に関し、より詳 しくはこのようなポリマーのモノフィラメント、およびこのようなモノフィラメ ントの製法に関するものである。 小さな単繊維径(典型的には、約20〜30μm)をもつ多数のフィラメントまたは 大きな径(少なくとも40μm)をもつ単一のモノフィラメントで形成された、公知 のマルチフィラメントを、サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)から、 該ポリマーを溶融紡糸し、これを引き続き後−重縮合と呼ばれる熱処理に掛ける ことにより製造することは、公知の技術である。 国際特許出願WO92/12018(特許EP-B-517,870およびUS5,427,165に相当)は、 特にタイヤ中のスチールケーブルに代わるものとしての、強化アセンブリーを記 載している。これらのアセンブリーは、極めて高い機械的強度をもつ液晶有機繊 維、特に芳香族ポリエステル製のモノフィラメントから作られている。これらの 芳香族ポリエステル製モノフィラメントを得るためには、溶融した該ポリマーを 、径800μmおよび温度270℃の紡糸口金からなるキャピラリーを介して、340℃に て押し出し、該紡糸口金から出てくる液状ジェットを空気中で延伸(延伸比約20) し、次いで熱的急冷ゾーンに通すことによって固化する。このようにして得た紡 糸状態にあるモノフィラメントを、590m/分なる速度で巻き取り機から取り出し 、次いで巻き取りリール上で、該後一重縮合熱処理に付す。この種のポリマーに ついてはとりわけ長い(数時間)、この後−重縮合段階は、実際にオーブンを連続 的に通過する単一-糸についてではなく、一般的にはオーブン内で、リールにつ いて行われる処理を含む。熱-処理後、約180μmなる径の該モノフィラメントは 、以下のような機械的特性:初期弾性率4300CN/tex、破断点伸び2.5%、および 靱性130CN/texを有する。この出発ポリマーの液晶性のために、既に紡糸状態に あるこれらの単一-糸は、極めて高い、4000CN/texを越える初期弾性率を有して おり、該後−重縮合熱処理は、本質的に該紡糸製品の靱 性を高めるための処理である。 しかしながら、上記の紡糸状態にあるモノフィラメントの主な欠点の一つは、 高温状態において収縮するという特別な特性を持つことにある。恐らく紡糸中に「 凍結された」束縛状態からの開放と関連しているこの性質は、該後の後−重縮合 段階の実施を困難にし、またこれは、以下に説明するように、該紡糸状態にある モノフィラメントから導かれる該熱処理されたモノフィラメントの特性にとって 有害である。 該モノフィラメントか、その熱処理中に、その支持リール上で自由に収縮する ことが許されない場合には、該モノフィラメントは極めて大きな張力(応力)を発 生し、該張力は該モノフィラメントの部分的な破壊、ひいてはその自己破壊さえ ももたらす可能性がある。その上、隣接するあるいは重なり合った反転部分間の フイラメント間「結合(marriage)」を生じる恐れがあり、この危険性は、収縮応力 と温度との協働作用によるものであり、このような結合が生じる場合には、該結 合は、該処理されたモノフィラメントの、後の十分な巻き戻しを阻害する可能性 がある。 上記の危険性を減じるために、該紡糸状態にある単一の糸の処理前に、極めて 低速度で(数+m/分)、再度該糸を巻き取り、該支持リールにかかる応力を可能な 限り低くする試みが、既になされているものの、この操作は工業的観点から経費 のかさむものであり、また著しく長いモノフィラメントを処理する必要がある場 合には、実施が困難である。また、該糸同士の接触を制限する、交差し、重なり 合った巻き取り幾何形状を利用する試みもなされているが、その収縮は、該接触 点において、曲げ-圧縮損傷を誘発する。 逆に、該モノフィラメントの処理中に、その自由な収縮を可能とするために、 該応力(変動可能な径)の作用下で、より大きなまたはより小さな程度で収縮する 、特定の可撓性リールを使用した実験が行われており、これは極めて低応力下で 行われる、予備的な再度の巻き取り操作を妨害する。このようなリールの使用は 、明らかに実用的ではなく、しかも経費のかさむものであるが、とりわけこれら 紡糸状態にあるモノフィラメントの、もう一つの主な欠点を顕在化させる。即ち 、大多数の場合における、この種のポリマーについては比較的低い、臨界的な圧 縮 率閾値を一度越えると、熱収縮の際のその自己圧縮は、「キンクバンド(kink-ban ds)」なる名称の下で周知である、圧縮による欠陥の存在のために、該処理製品に 現れる、不可逆的な構造上の損傷をもたらす。 従って、如何なる解決策が取られようと、高温状態における、特に紡糸状態に ある単一-糸の熱的な後−重縮合処理中に収縮する該糸により示される、種々の 問題点に関連する、完全に満足な解決策は、今のところ明らかにされていない。 その上、前に述べた諸欠点の幾つかは、大きな径をもつモノフィラメントに特 徴的なものではなく、サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)製の、従来 のモノフィラメント繊維についても、既に指摘されている。 それにもかかわらず、これら諸欠点の全ては、モノフイラメントの大きな径の ために、一般的に該モノフィラメントにとって更に顕著なものとなっている。熱 処理後のフィラメントに関する損傷は、例えば数百本のフィラメントから作成さ れたマルチフィラメント繊維については、見過ごされてしまう可能性があり、一 方で大きな径をもつ単一のモノフィラメントについては、往々にして極めて有害 なものとなる。 本発明の第一の目的は、該紡糸段階においては、高温時に収縮しない特徴を持 つ、サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)製の新規なモノフィラメント を提案することによって、上記のような諸欠点を解消することにある。 この紡糸したままの(紡糸状態にある(as-spun))モノフィラメントは、以下の 条件を満足する: D≧40;Te>45;ΔL≧0 ここで、Dは該フィラメントの径(単位:μm)または長円形または平坦な形状を もつ場合には、その厚みであり、Teはその靱性(単位:cN/tex)であり、またΔL は、0.2cN/texなる初期応力下に235±5℃にて2分間放置した後の、該フィラメ ントにおける長さの変動(単位:%)を表す。 本発明のモノフィラメントが、プラスチック材料および/またはゴム製の物品 、特にタイヤを補強するためのものである場合、Dは、好ましくは80〜230μm、 より好ましくは100〜200μmの範囲内にある。 特に上記80〜230μmの範囲内の、サーモトロピック芳香族ポリエステル(ア ミド)製のモノフィラメントと比較して、本発明の該紡糸したままのモノフィラ メントは、与えられたポリマーおよび与えられたDに対して、有利な折衷をもた らす、一般的に高い破断点伸びとの組み合わせで、低い引張り弾性率をもつとい う利点がある。極めて高い機械的特性をもつ液晶起源の繊維については、一般的 にこのような組み合わせが、良好な曲げ−圧縮特性を与え、このことはプラスチ ック材料および/またはゴム製の物品、特にタイヤを強化する必要がある場合に 、特に望ましいことが知られているので、該紡糸したままのモノフィラメントに ついて観測されたこの良好な折衷は、誘導される熱処理されたモノフィラメント についても保持される。 従って、好ましくは、本発明の該紡糸したままのモノフィラメントは、以下の 条件を満たす: Mi<4000;Ar>2 ここで、Miは、該モノフィラメントの初期弾性率(単位:cN/tex)であり、またAr はその破断点伸び(単位:%)である。 本発明のモノフィラメントは、新規な特別の紡糸法により得られ、該方法は本 発明のもう一つの目的を構成し、この方法は以下の各段階を含むことを特徴とす る: a) 該ポリマーを溶融し、 b) 該溶融ポリマーを、少なくとも一つの押出しキャピラリーを含む紡糸口金を 介して押出し、 c) 該キャピラリーから出てきた際に、所定時間tsに渡り、ガス流の層内で、好 ましくは空気流中で延伸することにより、該ポリマーの流れを構造化し、 d) 該時間tsの終了時点において、このようにして構造が与えられた該ポリマー の流れを、急冷液、好ましくは水に通すことによって、急冷して固化させ、 e) 可能ならば、該固化されたポリマーを乾燥した後に、このようにして得られ るモノフィラメントを巻き取る。 該時間ts(単位:秒)は、以下の条件(1)によって、該紡糸したままのモノフィ ラメントの、径または厚みD(単位:μm)と関連している: ts<to=6x10-6D2 本発明の紡糸したままのモノフィラメントは、そのままあるいはまた熱処理し て、本発明の更なる課題である、後−重縮合されたサーモトロピック芳香族ポリ エステル(アミド)製のモノフィラメントを得るために、使用することもできる。 本発明は、更にアセンブリーの状態にある、あるいは単一の糸の状態にある該 本発明のモノフィラメントを、プラスチック材料および/またはゴム製の物品を 強化するために利用すること、並びにこれらの物品自体、特にタイヤを製造する ためのゴム層およびこれらタイヤ自体にも関連する。 本発明並びにその利点は、以下の説明および態様の例を参照することによって 容易に理解されるであろう。 I.使用する測定法およびテストI-1. 該ポリマーの光学的特性 該ポリマーの光学的異方性は、該ポリマーの溶融段階(即ち、該ポリマーの溶 融温度以上)において、静止状態で、即ち力学的な応力の存在しない条件下で、 光学的偏光顕微鏡(Olympus Type BH2)の直線上で交叉した偏光子と検光子との間 で、一滴のポリマーを観測するすることによりテストする。 公知の様式で、該ポリマーがサーモトロピック(即ち、液晶)である場合には、 上記の調製物は光学的に異方性であり、即ち光を偏光し、このように直線上で交 叉した偏光子と検光子との間に配置された場合には、光を透過し(多少とも着色 された組織をもつ)、同一の観測条件下で、光学的に等方性の調製物は、上記の ような偏光解消特性を示さず、該顕微鏡の視野は暗いままである。I −2.該モノフィラメントの機械的特性 この説明において、「単一の糸(single-thread)」または「モノフィラメント(mon ofilmament)」とは、単位フィラメントを意味するものと理解すべきであり、Dで 記載される、その径または厚み(即ち、断面が円形でない場合には、該断面の最 小の横方向における寸法)は、少なくとも40μm(最小の線密度:1.7tex)である。 従って、上記の定義は同様に、本質的に円筒形状(即ち、円形断面)をもつモノ フィラメントおよび長円形モノフィラメント、厚みDをもつ平坦なモノフィラ メントもしくはストリップまたはフィルムをもカバーする。 以下の機械的特性は全て、予め状態調節を施した、モノフィラメントについて 測定したものである。ここで、「予め状態調節を施した」とは、(乾燥後)測定前に 、欧州標準(European Standard)DIN EN 20139(温度20±2℃、含水率65±2%)に 従う、標準的な雰囲気中で該モノフィラメントを、少なくとも4時間保存するこ とを意味するものと理解すべきである。 該モノフィラメントの線密度は、夫々長さ50mに相当する、少なくとも3つの サンプルについて、この長さのモノフィラメントの重量を測定することにより決 定される。この線密度は、単位tex(モノフィラメント1000mのg単位で表した重 さ‐注.0.111 tex=1デニール)で与えられる。 伸長に際しての機械的特性(靭性、初期弾性率および破断点伸び)は、Zwick Gm bH & Co社(ドイツ)の1435-型または1445-型張力測定装置を使用して、公知の方 法で測定する。該モノフィラメントは、50mm/分なる名目上の速度にて、初期長 さ400mmに渡り牽引される。これらの結果の全ては、10回の測定の平均値で与え られる。 該靭性(線密度で割った破壊荷重)および該初期弾性率は、cN/tex単位(センチ ニュートン/tex-注:1cN/tex=0.11g/den(グラム/デニール))で示される。該初期 弾性率は、力(荷重)-伸び曲線の直線部分の勾配として定義され、該直線部分は0 .5cN/texなる標準的な予備延伸の直後に見られる。該破断点伸びは、%として与 えられる。 該モノフィラメントの径Dは、該モノフィラメントの線密度と、その密度とか ら、以下の式に従って計算することによって求められる: D=2x101.5[Ti/πρ]0.5 ここで、Dは、μm単位で表され、Tiはtex単位の該線密度であり、またρはg/cm3 単位で表した密度(この場合には、ρは約1.4である)である。 非円形断面をもつモノフィラメント、即ち本質的に円筒形状のモノフィラメン ト以外のものにおいては、従って該モノフィラメントの軸に垂直な面内の、その 最小の寸法を表す場合には、該径Dは計算ではなく、経験的に該モノフィラメン トの横方向の断面上での、光学顕微鏡観察によって決定され、この際に該モノ フィラメントは、切断を容易にする目的で、例えば予め樹脂で被覆される。I −3.長さの熱的変化に関するテスト 該モノフィラメントの熱的挙動は、予め状態調節した後に、「長さの熱的変化 に関するテスト」と呼ばれるテストを利用して分析されるが、その原理は紡織繊 維分野の当業者には周知である。 このテストにおいて、長さの熱的変動、ΔLは、0.2cN/texなる初期張力条件 下で、初めに温度235℃±5℃に設定されているオーブンに、該モノフィラメン トを導入することによって測定する。 実際に、公知の市販の装置、「テストライト(Testrite)」型(モデルMK3、テス トライトから入手)を使用する。(測定に著しい影響を与えることのない)該サン プルの有用な長さは、254mmである。ΔLは、機械的検知手段により、装置によ って自動的に測定され、またその測定結果は、温度235℃±5℃にて、2分後に 、デジタルディスプレーから読み取られる。正の変化ΔLは、該モノフイラメン トの伸びに相当し、一方で負の変化ΔLは、該モノフィラメントの収縮に対応す る。 II.本発明を実施する条件II −I.ポリマー 該出発ポリマーは、任意のサーモトロピック芳香族ポリエステルまたはポリエ ステルアミドであり、これらは溶融状態で紡糸することができる。このようなポ リエステルまたはポリエステルアミドは、「全芳香族」と呼ばれ、当業者には公知 であり、また極めて多数の文献に記載されている。 その例としては、以下の特許または特許出願を挙げることができる:EP 091,25 3、EP 205,346、EP 267,984、EP 508,786、WO 737,707、US 4,083,829、US 4,16 1,470、US 4,183,895、US 4,447,592、US 4,734,240、US 4,746,694、US 5,049, 295、US 5,110,896、US 5,250,654、US 5,296,542、JP 1992/333,616、JP 1996/ 260,242。 好ましくは、本発明は特定のサーモトロピック芳香族ポリエステルを出発物質 として実施し、このポリマーは、以下に示す6-オキシ-2-ナフトイル繰り返し単 位(A)および4-オキシベンゾイル繰り返し単位(B)から本質的になっている: ここで、モル比A:Bは、10:90〜90:10の範囲、および好ましくは20:80〜30:70の 範囲内にある。 特に、ベクトラ(Vectra)なる名称の下で、Hoechst Celanese社により市販され ているこのようなポリマーは、US 4,161,470に記載されており、またp-ドロキシ 安息香酸および6-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸の共重合により得ることもでき、こ れら2種の酸は変えることもできる。このポリマーは、特に融点(以下、Tmとす る)が比較的低いために、公知の如く、耐熱性、耐薬品性、加工容易性および紡 糸適性に関して、優れた折衷性を有する。この型のポリマー、即ち27:73なるモ ル比A:Bを有する、Vectra Type 900または950は、従来のマルチフィラメント繊 維について、広く知られており(例えば、J.Text.Inst.,1990,81,No.4,pp.561-57 4を参照のこと)、また上で言及した特許出願WO 92/12018に記載されている、公 知技術のモノフィラメントを得るためにも使用されている。II −2.紡糸 例えば、顆粒または粉末状の該出発ポリマーを、真空下で乾燥し、次いで一以 上の異なる加熱ゾーンを備えた押出機に投入する。公知のマルチフィラメント繊 維の紡糸と全く同様にして、これら種々のゾーン内での滞留時間および温度を、 該ポリマーの完全な溶融、紡糸ポンプの規則的な供給をもたらす押出しスクリュ ートルク条件および安定な回転条件を可能とし、かつ最終的に該押出機内での該 ポリマーの劣化の回避を可能とするように設定する。 温度Tx(押出機出口温度)にある該溶融ポリマーは、該押出機から出てくる際に 、紡糸ポンプに送られ、そこではフィルター前方に紡糸口金が設けられている。 該紡糸口金は、一本の単一糸または数本の単一糸を平行して紡糸するか否かに 依存して、単一のまたは数個の押出しキャピラリーを備えることができ、単一の キャピラリーを備えている場合について、以下に考察する。 「d」で表される、該キャピラリーの径は、このプロセスの重要なパラメータで はない。これは、意図した径Dに応じて、広範囲、例えば200〜1500μmの範囲ま たはそれ以上に渡り変えることができる。前に述べたように、本発明はまた、該 モノフィラメントが円形以外の断面をもつ場合にも関連し、このような形状のフ ィラメントは、例えば押出機キャピラリーの断面を変更することによって得るこ とかでき、このようなモノフィラメントについては、該パラメータdは、従って 該キャピラリーの横方向の最小の寸法、即ち該ポリマーの流れの方向に対して直 交する面内で測定した、その最小の寸法を表す。 好ましくは、該紡糸口金の温度Tfは、Tm(該ポリマーの融点)未満である。 従って、該紡糸口金および該押出機キャピラリーから出る際には、液状の押出 し物(ポリマー流)が得られ、これは依然として液体状態にある、基本的な液体流 からなる。次いで、このポリマーの液体流を構造化し、所定時間tsに渡り、ガス 流の層内で延伸(以下の紡糸−延伸因子FEFを参照)することにより配向させ、そ の後これを液体急冷ゾーンに送る。 慣習にしたがって、該構造化時間tsは、このガス流の層内での、該ポリマー流 の延伸プロフィールまたは勾配の如何によらず、ここでは該ガス流の層内の、該 ポリマー流に対する全通過時間を意味するものと理解すべきである。 該ガス流の層は、好ましくは空気流であり、その厚みAgは、例えば数cm〜数m の範囲内で、本発明の実施の特定の条件、特に意図した時間tsに応じて変えるこ とができる。「該ガス流層の厚みAg」は、該紡糸口金の出口から該液体急冷ゾーン の入り口との間の距離を意味するものと理解される。好ましくは、該ガス流層の 温度Tcは、Tfよりもかなり低く、Tcは一般的に周囲温度(約20℃)に近い。 本発明によれば、該構造化時間ts(単位:秒)は、以下の条件(1)によって、該紡 糸したままのモノフィラメントの径D(単位:μm)と関連付けられる: ts<to=6x10-6D2 上記の臨界値よりも低い構造化時問tsは、意図した径の如何によらず、高温状 態で収縮しない(即ち、長さの熱的変化に関するテストにおいて、変動ΔL≧0 を有する)、紡糸したままのモノフィラメントが得られる。 好ましくは、以下の条件(2)を満足する: 1.5x10-6D2<ts<6x10-6D2 実際、ゴム物品、例えばタイヤを強化する目的での使用を可能とするのに十分 な強度をもつ、モノフィラメントを得ようとする場合、該構造化時間tsは、短す ぎないことが望ましい。 上記条件(2)に従って、径Dが80〜230μm、より好ましくは100〜200μmである モノフィラメントを、特に前に定義した繰り返し単位AおよびBを含むポリマー から紡糸するための、本発明の方法の実施は、特に2500〜4000cN/tex、より好ま しくは少なくとも3000cN/texに等しく、かつ4000cN/tex末満の初期弾性率Miを達 成するのに有利である。このような好ましい条件に対して、本発明の方法を利用 して、径100〜200μmの円形断面をもつ単一糸を得る場合、更に好ましくは以下 のような条件を使用する:即ち紡糸速度(以下のVfを参照のこと)は、500〜1000m /分であり、また該ガス流層の厚み(Ag)は、0.50mを越え、かつ2.0m未満となるよ うに選択する。 該時間tsの終了時点において、このようにして構造化され、かつ配向された該 ポリマー流は、該液体急冷ゾーンに入り、そこで該液状試薬と接触して、該ポリ マー流は固化し、結果としてモノフィラメントを形成する。好ましくは、該液体 急冷試薬は水であり、その温度Tlは、好ましくは周囲温度未満、例えば10〜15℃ 程度である。 この液体急冷操作に関連して、簡単な手段を使用することができ、この簡単な 手段は、例えば該急冷液体を含む浴からなり、該浴を通して、形成される該単一 糸を循環する。この液体急冷時間は、重要な因子ではなく、本発明の実施に係わ る特定の条件に依存して、例えば数ミリ秒から、十分の数秒まで、あるいは数秒 までの範囲内で変えることができる。 一般的に、該液体急冷ゾーンを出る際に、該モノフィラメントを、駆動装置、 例えば巻き取りロール上に、紡糸速度Vfと呼ばれる所定の速度で、巻き取ること が一般的である。Vfと、該紡糸口金からの該溶液の押出し速度Veとの比は、公知 の方法において、紡糸−延伸因子(略号FEF=Vf/Ve)と呼ばれる因子を規定 する。 典型的には、該紡糸−延伸因子および該紡糸速度は、極めて広い範囲、例えば FEFについては2〜50およびVfについては100〜1500m/分の範囲内で変えることが できる。 該モノフィラメントの機械的特性が、上記した範囲程に大きな範囲に渡り、該 紡糸−延伸因子によって殆ど影響を受けず、一方これらが、該液体急冷処理前に は、該構造化時間tsに対して特に敏感になることに気付いた。換言すれば、予想 外のことにこれらの得られた特性は、与えられた径Dにおいて、本質的に該構造 化時間に依存しており、また延伸中に与えられた変形の大きさには依存しない。 このようにして得た紡糸したままのモノフィラメントを、次に巻き取りリール 上に速度Vfにて巻きつける。巻き取り前に、例えば加熱ロール上に連続的に通す ことにより乾燥することができ、あるいはまた湿潤状態で巻き取り、次いで該リ ール上で、例えば周囲空気中にて、あるいはオーブン中で高温にて、その熱的お よび機械的特性を測定するための、予備的状態調節前に、乾燥することができる 。 概して、本発明のモノフィラメントの該初期弾性率Miおよび該破断点伸びArは 、該出発ポリマーおよび該紡糸条件を選択することによって、大幅に調節するこ とができ、特に初期弾性率は、該ポリマー(例えば、サーモトロピックポリエス テルアミドを使用)の剛性が高いほど高くなる。 好ましくは、より良好な曲げ/圧縮性能を達成するためには、本発明の該紡糸 したままのモノフィラメントは、以下の条件を満足する: Mi<4000;Ar>2 ここで、Miは該モノフィラメントの初期弾性率(単位:cN/tex)であり、またArは その破断点伸び(単位:%)である。 更に、より高頻度で、より高い値さえももつ破断点伸びが、ΔL≧0.2なる値 と関連していることを観測しており、従ってより好ましくは、以下の条件が、両 者ともに成り立つ: ΔL≧0.2;Ar≧2.5 本発明のモノフィラメントが、ゴム物品、特にタイヤを強化するためのもので ある場合、該紡糸したままの状態における該フィラメントの靭性は、好ましくは 55cN/texを越え、より好ましくは65cN/texを越え、該紡糸したままの状態におけ るその初期弾性率は、好ましくは2500〜4000cN/texの範囲、より好ましくは少な くとも3000cN/texNかつ4000cN/tex未満である。 II−3.後一重縮合処理 紡糸後の、該熱的な後−重縮合処理は、該ポリマーの重合度を高めることによ り、該モノフィラメントについて達成可能な靭性を増大することを可能とする。 一般的に、この熱処理か顕著であればあるほど、処理後に達成される靭性は高い 。かくして、後−重縮合されたサーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)と 呼ばれるモノフィラメントが得られ、これは前に記載した紡糸したままの単一糸 から直接誘導される。 この処理のために、紡糸したままのモノフィラメントのリールを、公知の方法 で、オーブン内で、高温にて真空下または不活性ガス、例えば窒素ガス流の下で 、一般的には数時間処理した。公知の方法では、使用するポリマーの性質に従っ て変動する、この後−重縮合処理の条件は、公知のマルチフィラメント繊維に対 して使用した条件と類似する。特定の処理条件は、例えばこれら公知の繊維に対 してUS 4,161,470および径80μmを有するモノフィラメントについては上記したW O 92/12018に記載されており、このような条件は、また以下に記載される態様例 にも与えられている。 好ましくは、本発明の紡糸したままのモノフィラメントから誘導された、少な くとも40μmの径Dをもつ、後-重縮合処理されたサーモトロピック芳香族ポリエ ステル(アミド)のモノフィラメントは、以下の条件を満足する: Mi<4000;Ar>2Te>100 ここで、Miは該モノフィラメントの初期弾性率(単位:cN/tex)であり、Arはその 破断点伸び(単位:%)であり、またTeはその靭性(単位:cN/tex)である。より好ま しくは、その弾性率Miは、2500〜4000cN/tex、より好ましくは少なくとも約3000 cN/texに等しく、かつ4000cN/tex未満であり、またその破断点伸びArは、好まし くは少なくとも2.5である。 本発明の紡糸したままのモノフィラメントは、これから誘導した該後−重縮合 された状態にあるものと同様に、種々の用途において使用でき、特に種々の物品 、とりわけプラスチック材料および/またはゴム製の物品、例えばベルト、チュ ーブまたはタイヤの製造もしくは強化のために使用できる。 これらを、プラスチック材料および/またはゴム製の物品、特にケーブル形状 にある物品を強化するために使用する場合、これらは好ましくは以下の条件(Dは μm単位)を満足する: 80≦D≦230 ケーブル製造コストを考慮すると(所定の破壊荷重に対しては、該ケーブル中 の糸の本数を制限する必要がある)、少なくとも80μmなる径が好ましく、一方曲 げ−圧縮損傷(低曲率半径の下での、大きな径をもつケーブルの欠点)を制限する ために、230μmを越える径の使用は、一般的に回避すべきである。更に、230μm を越える径は、特にタイヤを強化する際には、十分な靭性を得ることとは両立し ない。 より一層好ましくは、タイヤの強化のために、本発明の該単一糸を使用する場 合には、以下の条件を満足すべきである: 100≦D≦200 III.本発明の態様の例試験1 この試験の目的は、構造的時間tsに対する、所定の直径Dのサーモトロピック な芳香族ポリエステルのモノフィラメントの得失の感受性を証明することである 。 as−スパンの6個の例を製造し、そのうちの5個は本発明に従い(例A-1〜E-1) 、本発明に従っていない比較例F-1を製造した。 ここで用いられるサーモトロピック芳香族ポリエステルは、公知の顆粒の形態 でタイプVectra A9000のポリマーであり、Company Hoechst Celaneseにより販売 されており、上述した反復性単位(A)及び(B)を約27:73のモル比で含む(TmはDSC に従い280℃に等しい)。 ポリマーが溶融される押出し機は、それそれ275℃、310℃及び340℃の連続的 な加熱ゾーンを含み(Tx=340℃)、以下の紡糸ポンプも、340℃の温度Txに維持さ れる。紡糸口金の単一のキャピラリーの温度Tf及び直径dは、それぞれ270℃及 び800μmに等しい。キャピラリーの長さ"1"は、その長さ(1/d=2)の2倍に等しく 、前述の一点に集まるキャピラリーへの流入の角度αは8°である。FEFは19.7 に等しい(Vf=590m/分)。約180μmの直径Dのモノフィラメントを得るために、 紡糸ポンプの速度及び紡糸口金を通した押出し速度に影響を与えることにより、 紡糸条件は公知の方法に調節する(線密度は約34.5texに等しい)。 押出しキャピラリーから出現したら、上記(1)の条件(すなわち、ts<to=0.19s) が満足されるかされないように変化する時間tsの間、ポリマー(すなわち、キャ ピラリーから液体の流れが出現したら)の流れを空気層中(周囲温度20℃)に伸 長することにより構成する。 時間tsの終わりに、モノフィラメントを15℃の水の槽中に浸された滑車の下を 強制的に通すことにより、このようにして構成されたポリマーの流れが熱的に急 冷される。浸されたモノフィラメントの長さは約10cmであり、これは大変短い長 さに相当するが適当であり、熱的急冷時間は約10m秒である。 水浴から出現したら、モノフィラメントを取り出し、上述した590m/分の速度Vf で、テークンアップローラーを含む同調装置上で順番に風をあてる。 次いで、湿った状態でモノフィラメントをリールから取り出し、熱的及び機械 的特性を測定するための調製の前に24時間空気中で乾燥させる。 従って、エアギャップの厚みAgを0.2m(実施例A-1)〜3.9m(実施例F-1)に 徐々に変化させ、連続的にAg値を0.55m(実施例B-1)、0.75m(実施例C-1)、1.10m (実施例D-1)及び1.60m(実施例E-1)を通過させるることにより、表1に示し たものに従って構成時間tsを変化させ、すなわち、0.02〜0.40秒に変化させた。 実施例F-1についての時間tsが、上記条件(1)(ts<to)を満足しないことを除いて は本発明に従った。 また、表1は、得られたモノフィラメントの特性を示す。 本発明の紡糸方法により製造された単一の繊維(実施例A-1〜E-1)は、全て 以下の条件を満足することに気づくだろう。 D≧40;Te>45;ΔL≧0。 実施例A-1〜D-1は、更に以下の好ましい条件を満足する。 Mi<4000;Ar>2. 更に、より短い構成時間tsにより得られた実施例A-1〜B-1は以下の好ましい条 件を満足する。 ΔL≧0.20;Ar≧2.5。 反対に靱性に影響を与えることなしに、初期弾性率を2500〜4000cN/texの値に 低下させ、全てのケースは65cN/texを越える。 特に、上記(2)の条件、すなわち、1.5×10-62(又は0.049秒)<ts<6×10-6 D2(又は0.194秒)を満足する方法を用いて得られたモノフィラメントB-1、C-1 、D-1及びE-1は、全て以下の好ましい特性を有する。 3000≦Mi≦4000。 本発明によらない方法(ts>to)を用いて製造された実施例F-1については、ホ ットな状態(負のΔL)で収縮を示し、従って、本発明によらない。更に、それ は特に高い、4000cN/texを越える初期弾性率、及び2%未満のAr値を有する。 従って、パラメーターΔL、Mi及びArはtsにおいて特に増加に対して敏感であ ることに気づくだろう。特に、初期弾性率Miとともにts、それ故にエアギャップ の厚みAgにおける連続的な増加は、当業者が観察することをいくらか予期しない 程度に見られ、これに対して、数メートルを達成するエアキャップ厚みは、ポリ マーの液晶流れにおける分子緩和工程による初期弾性率の減少を示す。 更に、この試験においては、本発明によるモノフィラメントが有意な熱的膨張 (全ての実施例についてΔL≧0.2;大部分のケースにおいてΔL≧0.4)を有し、 有利にはこのような特性が特に紡糸の際、それに続く後−重縮合処理の前に高圧 における屈曲を許容することに気づくだろう。試験2 この試験においては、方法は、以下の改良を除き、上述した試験1と同じであ る。 −サーモトロピック芳香族ポリエステルは、以下のモノマーから製造された、co mpany Rhone-Poulencにより製造されたPhodester CLタイプの公知のポリマー(T m=305℃)である。p-アセトキシ安息香酸(23%)、テレフタル酸(19%)、メチルヒ ドロキノンジアセテート(39%)及び4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン 酸(19%)。 −押出し機の連続的な加熱ゾーンは、330℃(Tx=330℃)、ポンプの温度は310℃で あり、紡糸口金の温度は270℃(Tf=270℃)である。 −紡糸口金のキャピラリーの直径は400μmに等しく(1/d=2;α=8°)であり、F EFは4.9(Vf=590m/分)である。 構成時間tsは、0.80m(実施例B-2)及び2.20m(実施例C-2)のAg値を通じて通 過し、0.55m(実施例A-2)〜4.00m(実施例D-2)にエアギャップの厚みAgを徐 々に増加させることにより、表2に示すように変化させた。全ての紡糸条件は、 時間tsを除き、本発明により、例えば、実施例C-2及びD-2は上記条件(1)(すな わちts<to=19秒)を満足せず、実施例A-2及びB-2は上記(2)を満足している。 また、表2は、このようにして得られたas-スパンモノフィラメントの特性を 示す。 本発明の方法により製造された、A-2及びB-2の単一の繊維が以下の条件を満足 することに気づくだろう。 D≧40;Te>45;ΔL≧0。 更に、上記単一の繊維A-2及びB-2は以下の好ましい条件を満足する。 Mi<4000及びAr>2;上記靱性Teは55cN/texより大きい。 変異形、C-2及びD-2については、4000cN/texよりもきわめて小さい初期弾性率 Miを有するか、単に用いるポリマーの性質により(上述の試験1のポリマーより も低い強剛性及ひ光学的異方性)、それらは両方とも負のΔL変化、すなわち、 長さにおける熱的変化の試験においてホットな状態での熱的収縮を示し、従って 、本発明によらない。試験3 この試験においては、方法は、以下の改良を除き、上述した試験2と同じであ る。 −紡糸口金のキャピラリーの直径は600μm(1/d=2;α=8°)である 。 −エアギャップの厚みAgは一定であり1.4mである。 −モノフィラメントの直径は、表3に示したように、一定の構成時間ts(ts =0.14秒)において変化する。 紡糸速度は一定であり(Vf=590m/分)、直径Dは、公知の方法(約3. 5〜約40に変化するFEF)における紡糸ポンプの速度を変化することにより 95μm(実施例A−3)〜320μm(実施例G−3)に調節される。 時間tsを除き、全ての紡糸条件は本発明により、4つの実施例A−3〜D− 3は上記条件(1)を満足していない(上記4つの実施例A−3〜D−3について、 ts=0.14秒>to)。 また、表3は得られたモノフィラメントの特性を示す。本発明の方法に従って 製造された実施例E−3、F−3及びG−3の単一の繊維が、全て以下の条件を 満足することに気づくだろう。 D≧40;Te>45;ΔL≧0。 更に、本発明の単一の繊維は以下の好ましい条件を満足する。 Mi<4000及びAr>2;単一の繊維E−3及びF−3についてTeは 55cN/texより大きい。 本発明によらない方法により製造された、実施例A−3〜D−3の単一の繊維 については、上述した実施例C−2及びD−2と同様に4000cN/tex未 満の初期弾性率Miを有し(試験1よりも硬質でないポリマー)、それらは全て、 負のΔL変化、すなわち長さの熱変化の試験におけるホットな状態における熱収 縮により特徴づけられ、従って、それらは本発明によらない。試験4 この試験においては、上述した実施例A−2〜D−2(試験2)は後−重縮合 加熱処理を必要とする。 全ての出発製品について、低速度の巻き戻しが、それらを支持する単一の繊維 の熱収縮の影響下において大きいか小さい広がりに対し、撤回し得る柔軟なリー ル上で生じる(約30°の重複巻き取り)。この加熱処理は、リールをオーブン中 に置くことにより、及び3つの熱プラトーを適用すること、すなわち88℃に5 0分(真空乾燥のため)、178℃に40分、次いで280℃に10時間により生 じる。 表4は、as−スパン単一繊維A−2、B−2、C−2、D−2から、それぞ れ得られた後−重縮合状態のA−4、B−4、C−4、D−4におけるモノフィ ラメントの特性を示す。 本発明による(A−2及びB−2)as−スパンモノフィラメントは、加熱処 理後に、大きな靭性(Te>100cN/tex)、及び破壊における高い伸長率 (Ar>2.5%)を生じる。 本発明のフィラメントと比較し、先行技術により製造されたモノフィラメント C−4及びD−4は、実質的に低い靱性、破壊における小さい伸長率、及び性能 の低下した全体的な外観を有する。特に、それらは、トリートメントリールにお ける曲がり目(turns)の交差ポイント(crossing point)において、多数のキン クバンドを含む。試験5 以下の試験においては、230texの線密度の長方形モノフィラメントが、 試験1で用いられたVectra A900タイプポリエステルから製造された。その厚み D(その断面の最も小さい長さ)は160μmに等しいが、その幅(その断面の 最も大きい長さ)は1.2mmに等しい。従って、極端に平らである、このフィ ラメントの形態は、実質的にフイルムの形態である。 方法は、以下の相違点を除き、上述した試験1と同じである。 −紡糸口金のキャピラリーが、5.45mm×0.20mmの寸法の長方形断面 である(すなわち、d=200μm;幅1/d=2.5;α=8°)。 −ポリマーの溶融のために、前述の紡糸ポンプの3つの連続的な加熱ゾーンは、 それぞれ295℃、335℃及び330℃(Tx=330℃)であり、次の紡糸 ポンプは310℃の温度に維持されている。 −紡糸口金温度(Tf)は269℃である。 −FEFは7.6である(Vf=180m/分)。 −紡糸口金から出現した空気層の高さは150mmであり、これは0.05秒の 構成時間tsに相当する。 特に、tsか明らかに1.5×10-6D2(又はこの場合0.038秒)及び6× 10-6D2(又はこの場合0.154秒)の問に含まれ、土述の条件(2)を満足する ことに気づくだろう。 従って、得られた長方形のas−スパンモノフィラメントの特性は以下の通り である。 Te=57;ΔL=+0.73;Mi=3050;Ar=2.6. 従って、以下の好ましい条件を満足する。 100≦D≦200;ΔL≧0.2;Ar≧2.5;3000≦Mi<4000 。 次いで、このモノフィラメントを、モノフィラメントのリールを、真空下オー ブン中に置き、以下の熱的ランプ及びプラトーに適用することにより、後−重縮 合加熱処理にさらす。熱的ランプは室温から195℃まで2℃/分、195℃か ら241℃まで0.3℃/分、次いで、241℃に2時間、次いで、241℃か ら285℃まで0.1℃/分、最後に285℃に3時間。 後−重縮合状態においてこのようにして得られた長方形のモノフィラメントは 、227texの線密度、100cN/texを越える靭性(正確には101c N/texであり約23daNの切断荷重に相当する)、3000〜4000c N/texの初期弾性率Mi(正確には3600cN/tex)、及び3%を越え る破壊における伸長率Ar(正確には3.4%)を有する。このようにして得ら れた単一の繊維の相対的に中程度の靭性は相対的に短い加熱処理時間によって説 明され、例えば、試験4に記述されたような、長い加熱処理は、標準的に有意に 高い靭性を生じ、例えば、このタイプのポリマーには130〜160cN/te Xのオーダーの靱性を生じることに気づく。ゴム物品の補強 単位繊維の状態、又はケーブル又はアセンブリ−の状態における本発明のモノ フイラメント(特に長方形のモノフィラメント又はフィルム)は、補強ゴム物品 、特にタイヤ製造のためのゴム層に用いられる。 ケーブル又はアセンブリーの製造のためには、当業者に公知である、ひねり又 はケーブル装飾工程及び装置が用いられるが、記述を単純にするために本明細書 では説明しない。特に、層状のケーブルを得るために上記で参考とした出願番号 WO 92/12018等に記載された技術が用い得る。 上記ケーブル又は単位繊維は、先ず、補強することを意図するゴムマトリック スとの接着を確実にし得る1以上の接着剤配合物で寸法を合わせなければならな い。 例えば、以下に示すように、2段階寸法合わせ工程が用いられる。 −アセンブリ−又は単位モノフィラメントをエポキシ樹脂の第一の水浴に通し、 次いで20〜120秒の210〜260℃の加熱処理、例えば250℃、30秒 にさらす。 −次いで、ラテックス(例えば、ブタジエン−スチレン−ビニルピリジンターポ リマー)、レゾルシノール及びホルムアルデヒドをベースとする、いわゆる“R FL”の第二の水浴に通し、次いで、20〜120秒の210〜26O'Cの加熱 処理、例えば250℃、30秒にさらす。 サイズ合わせの前に、アセンブリー又はモノフィラメントを、前記で参考とし た出願番号WO 92/12018に記載された、又はアラミドモノフィラメン トについての出願番号WO 92/12285に記載されたプラズマ処理等の先 行の活性化処理にさらしてもよい。 このようにしてサイズ合わせ及び処理されたアセンブリー又はモノフィラメン トを、カレンダー処理による公知の方法により、タイヤ用のゴム層に組み込み、 この層は、特にラジアルタイヤのクラウン補強又はカーカス補強を意図している 。 本発明のモノフィラメントは、有利に長方形の形態で用いられ、従って、一緒 にひねられた多数のモノフィラメントから製造された通常のケーブルに代わって 、ラジアルタイヤのカーカス又はクラウンの補強のためにケーブル操作は必要で は ない。同等の層抵抗において、ケーブルと比較して、長方形のモノフィラメント の非常に低い厚みDは、それが補強するゴム層の厚みを実際に有意に減少するこ とを可能とし、それ故に製造コストを減少する。 更に、低い厚みDは屈曲加圧、及びモノフィラメントの耐久性に有益であり、そ の結果としてタイヤのゴム層自体の耐久性に有益である。 要約すると、先行技術のas−スパンモノフィラメントと比較し、本発明のa s−スパンモノフィラメントは新規な重要な特徴、ホットな状態で収縮しないと いう特徴を有する。 この特性は多くの利点を与える。支持リール上での後−重縮合状態の際に、結 合した(“married”)フィラメントの過度の圧力下での損傷のリスク、キンクバ ンドの出現等の多くの欠点が克服され、もはや先行の巻き戻し操作は必要ではな い。その結果、後−重縮合処理の後、処理された製品の質は有意に向上し、従っ て、低圧力又は低速度下で処理された単一繊維を巻き戻す必要は特になく、産業 のコストを目立って減少することか可能となる。 先行技術のモノフィラメントと比較して、本発明のas−スパンモノフィラメ ントは、所定のポリマー(所定の靱性及び異方性)について、破壊における高い 伸長率としばしば組み合わされた低引張弾性率を有する利点を有する。このよう な組み合わせは、モノフィラメントに、所定の直径Dについて向上した屈曲圧縮 を与えることに気づく。 更に、本発明の紡糸方法の有利な特徴は、実質的に要求に応じてas−スパン モノフィラメントの熱的膨張の速度、また意図した工業的応用による初期弾性率 及び破壊におけるその伸長率さえも調節することを可能にすることである。この ような調節は、液体急冷の前にポリマーの流れの構成時間tsの制御のために得 られ、この構成時間tsは意図するモノフィラメントの直径Dの直接的な機能で ある。 後−重縮合状態における本発明のas−スパンモノフィラメントは、連続的な モノフィラメント又は短繊維において用いられ、それらは、たぶん、例えば、ハ イブリッド補強要素を形成するための鋼線等の他のファイバー、繊維又はモノフ ィラメントと関連している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D01F 6/62 302 D01F 6/62 302B 302 302A C08L 67:00 C08L 67:00 77:12 77:12 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 以下の条件を満足させることを特徴とする、サーモトロピック芳香族ポリエ ステル(アミド)のas−スパンモノフィラメント。 D≧40;Te>45;ΔL≧0 (Dは、その直径又は厚みであり(μm)、Teは、その靱性であり(CN/t ex)、ΔLは0.2CN/texの初期張力における235±5℃における 2分後の長さの変化(%)である。) 2. 80≦D≦230の条件を満足する、請求の範囲第1項記載のモノフィラメ ント。 3. 100≦D≦200の条件を満足する、請求の範囲第2項記載のモノフィラ メント。 4. 以下の条件を満足する、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載のモ ノフイラメント。 Mi<4000;Ar>2 (Miは、その初期弾性率であり(CN/tex)、Arは破断における伸長率 (%)である。) 5. ΔL≧0.2;Ar≧2.5の条件を満足する、請求の範囲第4項記載のモ ノフィラメント。 6. 2500<Mi<4000の条件を満足する、請求の範囲第4項又は第5項 記載のモノフィラメント。 7. 3000≦Mi<4000の条件を満足する、請求の範囲第6項記載のモノ フィラメント。 8. 基本的に下記式(A)の6−オキシ−2−ナフトイル、及び下記式(B)の4−オ キシベンゾイルの反復単位からなり、A:Bの比が10:90〜90:10の 範囲、好ましくは20:80〜30:70の範囲であるサーモトロピック芳香 族ポリエステルから製造されている、請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1 項記載のモノフィラメント。9. 請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記載のas−スパンモノフィラメ ントに由来する、後−重縮合したサーモトロピックな芳香族ポリエステルのモ ノフィラメント。 10.請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記載の直径又は厚みのモノフィラ メントを得るためのサーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)を紡糸する 方法であって、下記工程を有する方法。 a) ポリマーを溶融する工程; b) 上記溶融したポリマーを、少なくとも1つの押出キャピラリーを有する 紡糸口金を通して押し出す工程: c) 所定の時間、tsについて、キャピラリーから出現した気体状の液体、 好ましくは空気中に伸長することによりポリマーの流れを構成する工程; d) 時間tsの終わりに、ポリマーの流れを熱的に急冷し、これによってそ れを凝固させるために急冷した液体を通して構成する工程; e) できる限りそれを乾燥し、風をあててモノフィラメントを得る工程。 (ts(秒)は、以下の条件によるas−スパンモノフィラメントの直径又は 厚みD(μm)にリンクしている:ts<6×10-62。 11.急冷用液体が水である、請求の範囲第10項記載の方法。 12.以下の条件を満足する、請求の範囲第10項又は第11項記載の方法。 1.5×10-6D2<ts<6×10-6D2 13.プラスチック材料及び/又はゴムの物品の補強のための、請求の範囲第1項 〜第9項のいずれか1項記載のモノフィラメントの使用。 14.請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項記載のモノフィラメントによって 補強されたプラスチック材料及び/又はゴムの物品。 15.タイヤの製造を意図したゴム層を含む、請求の範囲第3項〜第9項のいずれ か1項記載のモノフィラメントによって補強された、請求の範囲第14項記載 の物品。 16.ラジアルタイヤのカーカス補強を含む、請求の範囲第15項記載の物品。 17.ラジアルタイヤのクラウン補強を含む、請求の範囲第15項記載の物品。 18.請求の範囲第3項〜第9項のいずれか1項記載のモノフィラメントによって 補強されたタイヤ。
JP50154299A 1997-06-06 1998-06-05 サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント Expired - Fee Related JP4010572B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR97/07142 1997-06-06
FR9707142 1997-06-06
PCT/EP1998/003386 WO1998055674A1 (fr) 1997-06-06 1998-06-05 Monofilament en polyester(amide) aromatique thermotrope

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002503295A true JP2002503295A (ja) 2002-01-29
JP2002503295A5 JP2002503295A5 (ja) 2005-12-22
JP4010572B2 JP4010572B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=9507786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50154299A Expired - Fee Related JP4010572B2 (ja) 1997-06-06 1998-06-05 サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6550507B1 (ja)
EP (1) EP0986658B1 (ja)
JP (1) JP4010572B2 (ja)
CN (1) CN1123657C (ja)
AU (1) AU8213998A (ja)
BR (1) BR9809548A (ja)
CA (1) CA2292753A1 (ja)
DE (1) DE69807871T2 (ja)
RU (1) RU2202012C2 (ja)
TR (1) TR199902977T2 (ja)
WO (1) WO1998055674A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529634A (ja) * 2011-08-03 2014-11-13 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company テープ要素を伴う補強ゴム製品

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5945216A (en) * 1998-09-10 1999-08-31 Celanese Acetate Llc Process for making high denier filaments of thermotropic liquid crystalline polymers and compositions thereof
US6187437B1 (en) * 1998-09-10 2001-02-13 Celanese Acetate Llc Process for making high denier multilobal filaments of thermotropic liquid crystalline polymers and compositions thereof
US6129878A (en) * 1998-09-10 2000-10-10 Celanese Acetate Llc Process for direct on-bobbin heat treating of high denier filaments of thermotropic liquid crystalline polymers
FR2833277A1 (fr) * 2001-12-07 2003-06-13 Michelin Soc Tech Cable metallique utilisable pour renforcer une armature de carcasse d'un pneumatique et un tel pneumatique
SK50132005A3 (sk) * 2005-02-18 2006-09-07 Matador, A. S. Zariadenie na prípravu pogumovaného textilného kordu vhodného na použitie ako vinutého prekrývacieho nárazníka
ITFI20130162A1 (it) * 2013-07-04 2015-01-05 Golden Lady Co Spa "metodo per la produzione di un filo sintetico ad alta ripresa di umidita' e filo ottenuto"
EP3564416A1 (en) * 2013-10-29 2019-11-06 Braskem S.A. System and method of mechanical pre-recovery of at least one liquid in at least one polymeric yarn
CN103952787B (zh) * 2014-04-10 2016-05-25 中国石化仪征化纤有限责任公司 一种柔软聚酰胺酯纤维及其制备方法
CN103952788B (zh) * 2014-04-10 2016-09-14 中国石化仪征化纤有限责任公司 一种改性聚酰胺酯短纤维及其制备方法
CN103952790B (zh) * 2014-04-10 2017-01-11 中国石化仪征化纤有限责任公司 一种抗起毛起球聚酰胺酯短纤维
CN103952789B (zh) * 2014-04-10 2016-06-22 中国石化仪征化纤有限责任公司 一种仿羊绒聚酰胺酯纤维
CN104250881B (zh) * 2014-09-09 2017-01-25 江苏蓝品纤维科技发展有限公司 一种芳香聚酯絮片的制备方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB828986A (en) * 1957-01-15 1960-02-24 Du Pont Improvements in the manufacture of oriented melt-spun artificial fibres
DE1669403C3 (de) 1966-03-31 1974-02-07 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verwendung von Polyesteramiden zur Herstellung von Monofilen
US4161470A (en) * 1977-10-20 1979-07-17 Celanese Corporation Polyester of 6-hydroxy-2-naphthoic acid and para-hydroxy benzoic acid capable of readily undergoing melt processing
EP0091253B1 (en) * 1982-04-02 1986-06-11 Celanese Corporation A melt extruded elongated member of a thermotropic liquid crystalline polymer for use as a stiffening support in an optical fiber cable and fiber optic cables containing such an elongated member
US4734240A (en) * 1986-01-24 1988-03-29 Hoechst Celanese Corporation Melt-extrusion of polymer which is capable of forming an anisotropic melt phase to form large shaped articles exhibiting improved polymeric orientation
FR2671030A1 (fr) * 1990-12-27 1992-07-03 Michelin Rech Tech Assemblages de renfort avec monofilaments en polymeres organiques.
JPH04333616A (ja) * 1991-05-10 1992-11-20 Kuraray Co Ltd 高強力モノフィラメントの製造方法
US5851668A (en) * 1992-11-24 1998-12-22 Hoechst Celanese Corp Cut-resistant fiber containing a hard filler
AU704915B2 (en) * 1994-05-16 1999-05-06 Honeywell International, Inc. Filled cut-resistant fiber
US5945216A (en) * 1998-09-10 1999-08-31 Celanese Acetate Llc Process for making high denier filaments of thermotropic liquid crystalline polymers and compositions thereof
US6187437B1 (en) * 1998-09-10 2001-02-13 Celanese Acetate Llc Process for making high denier multilobal filaments of thermotropic liquid crystalline polymers and compositions thereof
US6129878A (en) * 1998-09-10 2000-10-10 Celanese Acetate Llc Process for direct on-bobbin heat treating of high denier filaments of thermotropic liquid crystalline polymers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529634A (ja) * 2011-08-03 2014-11-13 ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company テープ要素を伴う補強ゴム製品

Also Published As

Publication number Publication date
BR9809548A (pt) 2000-06-20
TR199902977T2 (xx) 2000-10-23
EP0986658B1 (fr) 2002-09-11
WO1998055674A1 (fr) 1998-12-10
CN1261412A (zh) 2000-07-26
RU2202012C2 (ru) 2003-04-10
US6550507B1 (en) 2003-04-22
JP4010572B2 (ja) 2007-11-21
DE69807871D1 (en) 2002-10-17
DE69807871T2 (de) 2003-05-08
CA2292753A1 (fr) 1998-12-10
CN1123657C (zh) 2003-10-08
AU8213998A (en) 1998-12-21
EP0986658A1 (fr) 2000-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002503295A (ja) サーモトロピック芳香族ポリエステル(アミド)モノフィラメント
JP2002339159A (ja) ポリエステルマルチフィラメント糸
US5023035A (en) Cyclic tensioning of never-dried yarns
EP0985750B1 (en) Process for making high denier multilobal filaments of thermotropic liquid crystalline polymers and compositions therefrom
JP3241359B2 (ja) ポリトリメチレンテレフタレート繊維
JP4337539B2 (ja) ポリエステル繊維の製造方法、及び溶融紡糸用紡糸口金
EP0985749B1 (en) Process for direct on-bobbin heat treating of high denier filaments of thermotropic liquid crystalline polymers
JP2009521625A (ja) ポリエステルヤーンおよび製造方法
KR100602286B1 (ko) 폴리에스테르 섬유 및 그 제조방법
JP2000512351A (ja) ポリエステルフィラメント及び該フィラメントの製造方法
JPH0261109A (ja) ポリエステル繊維
JP3130683B2 (ja) 寸法安定性の改善されたポリエステル繊維の製造法
EP0295147B1 (en) High strength polyester yarn
JPH11302922A (ja) ポリエステル異形断面繊維
JP2682127B2 (ja) 高強度、高弾性率ポリエステル中空繊維
JP2839817B2 (ja) 熱寸法安定性に優れたポリエステル繊維の製造法
JP2859508B2 (ja) 高収縮性ポリエステル繊維
JPH11229234A (ja) 畳糸用ポリエステル繊維及びその製造方法
JPH0376810A (ja) 高タフネス低収縮ポリエステル繊維およびその製造法
JP2004052173A (ja) 高強度ポリエステルモノフィラメント及びその製造方法
JPH0532492B2 (ja)
JP2003129337A (ja) ポリトリメチレンテレフタレート繊維及びその製造方法
JP4389143B2 (ja) 高強度ポリオレフィン繊維の製造方法
JP2003342849A (ja) 粘着テープ基布用仮撚加工糸及びその製造方法
JPH0931748A (ja) 高強度ポリアミドモノフィラメント及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060720

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070405

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees