JP2003342849A - 粘着テープ基布用仮撚加工糸及びその製造方法 - Google Patents
粘着テープ基布用仮撚加工糸及びその製造方法Info
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Abstract
の良好な粘着テープを得ることができ、且つ高速で解舒
しても断糸、毛羽が発生し難く、製織性に優れた仮撚加
工糸を提供する。 【解決手段】 ポリメチルメタアクリレート系ポリマー
又はポリスチレン系ポリマーを重量基準で0.5〜3.
0重量%含有するポリエステルマルチフィラメントAを
鞘部、ポリメチルメタアクリレート系ポリマー又はポリ
スチレン系ポリマーを実質的に含有しないポリエステル
マルチフィラメントBを芯部として配し、且つ該マルチ
フィラメントAの少なくとも一部のフィラメントが互い
に融着硬化した部分を有する仮撚加工糸とし、捲縮率
(T)を2〜7%、シルクファクター(SF)を5〜1
0とした粘着テープ基布用仮撚加工糸とする。
Description
チフィラメント糸からなる粘着テープ用基布、特に厚物
の粘着テープ用基布用仮撚加工糸及びその製造方法に関
する。
て、幅方向に手で容易に引き裂けること、すなわち手切
性がある。かかる手切性を向上させるため、基布の経糸
に共重合変性ポリエステルフラットヤーンを使用するこ
と(特開昭58−91845号公報)、基布の経糸に高
速紡糸したポリエステル高配向未延伸糸を熱延伸して得
た低伸度、低タフネスポリエステルフィラメントを用い
ること(特開昭61−218676号公報)、伸度を2
7%以下とし無糊、無撚で製織可能な交絡を付与したポ
リエステルマルチフィラメントを用いること(特公昭6
4−11736号公報)などが提案されている。
フラットヤーン使いの基布を用いた、いわゆる薄物の粘
着テープに関するものであり、かかる薄物の粘着テープ
では貼り付けた後の見栄えがよいこと、凹凸感がないこ
となどの利点がある反面、柔らかいために貼り付ける際
にしわが生じやすく、貼付作業性が悪くなるという問題
が生ずる。
消しようとして厚物の粘着テープも開発されている。例
えば、日本特許2556402号には、高配向ポリエス
テルマルチフィラメントを芯部とし、その周りに該高配
向ポリエステルマルチフィラメントよりも融点が2℃以
上低い低配向のポリエステルマルチフィラメントが鞘部
として交互撚糸状に捲付き、該鞘部のフィラメントの少
なくとも30%が互いに融着・硬化した部分を有する複
合加工糸を経糸として用いた厚手の粘着テープ用基布が
提案されている。しかしながら、かかる複合加工糸は、
融着・硬化部の分布が糸の長手方向に不均一となりやす
いために厚み斑が発生しやすく、また粘着テープに加工
する際の熱処理によって糸条が収縮しやすいために基布
の寸法安定性が低下して手切性が不十分になる場合があ
る。
323689号には、高配向ポリエステルマルチフィラ
メントを芯部とし、その周りに低配向ポリエステルマル
チフィラメントが鞘部として配され、且つ該鞘部のフィ
ラメントの少なくとも一部が互いに融着・硬化した部分
を有する加工糸で、該加工糸の熱応力ピーク温度や応
力、外径、乾熱収縮率、切断伸度を規定した粘着テープ
用仮撚捲縮加工糸が提案されている。しかしながら、か
かる仮撚加工糸は厚み斑が少なく、手切性が良くなって
いる反面、製織工程でこれを緯糸に用い、高速で解舒し
た際や製織の際に、糸切れや断糸が発生し易く、生産性
が著しく低下することが判明した。
加工糸を製造する方法として、ドラフト差が1万〜10
万で紡糸された2種類の未延伸ポリエステルマルチフィ
ラメントを混繊交絡処理した後、延伸仮撚加工する方法
が提案されている。しかし、この方法では、異なるドラ
フトで紡糸する際、高ドラフト側がチップの水分率や溶
融粘度による影響を受けて紡調が不安定となり毛羽や断
糸が発生し易く、製糸時あるいはその準備段階におい
て、それらを厳密に管理する必要がある。
術を背景になされたもので、その目的は、手切性が良
く、厚み斑、凹凸感のない外観の良好な粘着テープを得
ることができ、高速で解舒しても断糸、毛羽が発生し難
く、製織性に優れた仮撚加工糸を提供することにある。
更に他の目的は、上記仮撚加工糸を、容易に、しかも毛
羽や断糸を発生させることなく安定して製造する方法を
提供することにある。
ば、ポリメチルメタアクリレート系ポリマー又はポリス
チレン系ポリマーを含有するポリエステルマルチフィラ
メントと、上記ポリマーを含有しないポリエステルマル
チフィラメントとを巧みに組合せ、適正な物性に調整し
た仮撚加工糸は、これを粘着テープ基布用繊維に用いた
とき手切性や外観が良好な基布とすることができるだけ
でなく、高速解舒性や製織性にも優れていることを見出
し本発明に到達した。
チルメタアクリレート系ポリマー又はポリスチレン系ポ
リマーを重量基準で0.5〜3.0重量%含有するポリ
エステルマルチフィラメントAが鞘部、ポリメチルメタ
アクリレート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマーを
実質的に含有しないポリエステルマルチフィラメントB
が芯部として配され、且つ該マルチフィラメントAの少
なくとも一部のフィラメントが互いに融着硬化した部分
を有する仮撚加工糸であって、捲縮率(T)が2〜7
%、シルクファクター(SF)が5〜10であることを
特徴とする粘着テープ基布用仮撚加工糸により達成でき
ることがわかった。
なる紡糸口金から同時に紡出した、ポリメチルメタアク
リレート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマーを重量
基準で0.5〜3.0重量%含有する未延伸ポリエステ
ルマルチフィラメントAUと、ポリメチルメタアクリレ
ート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマーを実質的に
含有しない未延伸ポリエステルマルチフィラメントBU
とを集束して引き取り、集束後引き取り前、又は、引き
取り後に交絡処理を施した後、2段の非接触ヒーターを
有する延伸仮撚加工装置を用い下記(1)〜(5)を同
時に満足する条件で延伸仮撚加工することを特徴とする
粘着テープ基布用仮撚加工糸の製造方法により達成でき
ることが見出された。 (1)解撚張力(T2)/加撚張力(T1)が2〜4 (2)解撚張力(T2)が0.2〜0.8cN/dte
x (3)1段目及び2段目のヒーターの各温度が300〜
600℃ (4)1段目及び2段目のヒーター内における糸条の各
滞留時間が0.04〜0.12sec (5)仮撚数×(仮撚糸繊度(dtex))1/2が10
000〜30000
細に説明する。
クリレート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマーを含
有するポリエステルマルチフィラメントAが鞘部、ポリ
メチルメタアクリレート系ポリマー又はポリスチレン系
ポリマーを実質的に含有しないポリエステルマルチフィ
ラメントBが芯部に配された仮撚加工糸である。
成するポリエステルとしては、その繰り返し単位の95
モル%以上がエチレンテレフタレートから成るものが好
ましく、5モル%未満は他の成分が共重合されていても
よい。かかる他の成分としては、例えば、フタル酸、イ
ソフタル酸、アジピン酸、シュウ酸、セバシン酸、スベ
リン酸、グルタル酸、2、6−ナフタレンジカルボン酸
等の酸成分や、1,4−ブタンジオール、1、6−ヘキ
サンジオール、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサ
ンジメタノール等のグリコール成分を挙げることができ
る。なお、マルチフィラメントA及びBを構成するポリ
エステルは同種のポリエステルでなくてもよい。また、
上記ポリエステルは、本発明の効果を阻害しない範囲
で、公知の添加剤、例えば、顔料、染料、艶消し剤、防
汚剤、蛍光増白剤、難燃剤、安定剤、紫外線吸収剤、滑
剤等を含んでも良い。
フィラメントAに、ポリメチルメタクリレート系ポリマ
ー又はポリスチレン系ポリマーを重量基準で0.5〜
3.0重量%、好ましくは1.0〜2.0重量%含有さ
れていることが大切である。さらに本発明の仮撚加工糸
は、マルチフィラメントAの少なくとも一部のフィラメ
ントが互いに融着硬化した部分を有している必要があ
る。かかる融着硬化によりサイジング効果に匹敵する集
束効果を発現し、必ずしも交絡を必要とせず、例え無
糊、無撚であっても製織性の良好な仮撚加工糸とするこ
とができる。しかも、本発明の加工糸からなる粘着テー
プ用基布はその断面方向の形保特性ならびに幅方向の生
地立ち性が著しく改善され、手切性も良好となる。特
に、本発明においては、上記のようにマルチフィラメン
トAにポリメチルメタクリレート系ポリマー又はポリス
チレン系ポリマーが含有されていることによって、フィ
ラメント同士が長さ方向に均一に融着硬化しており、よ
り優れた手切性が得られる。
れたマルチフィラメントAに上記ポリマーが含有されて
いることにより、仮撚加工糸の高速解舒性が著しく向上
している。さらに、上記仮撚加工糸は、製織での開繊性
が良好となり製織性も著しく改善されている。これによ
りかかる仮撚加工糸からは厚み斑や凹凸感のない、外観
の良好な粘着テープ基布が得られる。
では、上記の手切性、高速解舒性、製織性の改善効果が
十分でなく、一方、含有量が3.0重量%を越えると、
高速で解舒した際や製織の際に毛羽や断糸が発生し易く
なる。
のフィラメントが溶融し隣り合うフィラメントと一体化
した状態か、一体化に至らないまでもフィラメント同士
の境界面で密着し分離しがたい状態になっていることを
いう。
ー又はポリスチレン系ポリマーとしては、アクリロニト
リル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエ
ン・スチレン共重合体、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテン、ポリアクリレート、ポリメチ
ルメタクリレート、及びそれらに第三成分を共重合した
ものを挙げることができる。これらのポリマーの重量平
均分子量は2000以上、より好ましくは5000〜1
2万の範囲が好ましい。さらに、重量平均分子量800
0〜20万の範囲であって、メルトインデックスA(A
STM−D1238準拠し、温度230℃、荷重3.8
kgfで測定)が10〜30g/10minの範囲であ
るポリメチルメタクリレート系共重合体もしくはスチレ
ンを主成分とするアイソタクティックポリスチレン系重
合体、重量平均分子量が8000〜20万の範囲であっ
て、メルトインデックスB(ASTM−D1238準拠
し、温度300℃、荷重2.16kgfで測定)が6〜
50g/10minの範囲であるシンジオタクティック
ポリスチレン系重合体、重量平均分子量が8000〜2
0万の範囲であって、メルトインデックスC(ASTM
−D1238準拠し、温度260℃、荷重5.0kgf
で測定)が26〜200g/10minの範囲であるポ
リメチルペンテン系重合体が好ましく採用できる。上記
ポリマーはポリエステルとブレンドして溶融紡糸する際
の熱安定性や分散性の点で優れている。
は、ポリメチルメタクリレート系ポリマーまたはポリス
チレン系ポリマーを実質的に含有しないポリエステルで
ある。ここでいう「実質的に含有していない」とは上記
ポリマーを0.01重量%以上含有していないことをい
う。
縮率(T)を2〜7%の範囲,好ましくは3〜5%の範
囲とする必要がある。この捲縮率(T)が2%未満では
高速解舒性が悪くなり、一方、捲縮率(T)が7%以上
では手切性が不十分となる。
シルクファクター(SF)を5〜10の範囲、好ましく
は6〜8の範囲とする必要がある。ここでシルクファク
ターとは強度(cN/dtex)×(伸度(%))1/2
をいう。かかるシルクファクター(SF)が5未満で
は、高速で解舒したとき断糸や毛羽を発生しやすくな
る。一方、シルクファクター(SF)が10を越えると
手切性が悪くなり、引き裂き後の切り口にほつれが生じ
美しい切り口が得られない。
際、特にその効果を発揮するものである。つまり、高速
で解舒される際、従来の粘着テープ基布用仮撚加工糸で
は毛羽や断糸が発生して著しく生産性がダウンするが、
本発明の仮撚加工糸は1000m/minの解舒速度に
も耐え得るものである。
下の方法により製造することができる。すなわち、同一
又は異なる紡糸口金から同時に紡出した、ポリメチルメ
タアクリレート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマー
を重量基準で0.5〜3.0重量%含有する未延伸ポリ
エステルマルチフィラメントAUと、ポリメチルメタア
クリレート系ポリマー又はポリスチレン系ポリマーを実
質的に含有しない未延伸ポリエステルマルチフィラメン
トBUとを、混合集束して引き取り、混合集束後引き取
り前、又は、引き取り後に交絡処理を施した後、2段の
非接触ヒーターを有する延伸仮撚加工装置を用いて延伸
仮撚加工することにより製造することができる。
テルマルチフィラメントAUのみに重量基準で0.5〜
3.0重量%のポリメチルメタアクリレート系ポリマー
又はポリスチレン系ポリマーが含有されていることによ
って、該AUの伸度がもう一方の未延伸ポリエステルマ
ルチフィラメントBUの伸度より高くなり、これを延伸
仮撚加工して、上記ポリマーを含有するポリエステルマ
ルチフィラメントAが鞘部に上記ポリマーを実質的に含
有しないポリエステルマルチフィラメントBを芯部に配
する仮撚加工糸を容易に得ることができる。しかも、マ
ルチフィラメントAにはポリメチルメタアクリレート系
ポリマー又はポリスチレン系ポリマーが含有されている
ため、フィラメントを長さ方向に対して均一に融着硬化
させることができる。
メントAUの伸度が未延伸ポリエステルマルチフィラメ
ントBUの伸度よりも100%以上高いことが好まし
い。また、BUの複屈折率がAUの複屈折率よりも0.
02以上高いことが好ましい。かかる伸度差や複屈折率
差とすることで、容易に前述した芯鞘構造の仮撚加工糸
を得ることができる。
エステルマルチフィラメントAU及びBUを、混合集束
して引き取るが、その際の引き取り速度は、紡糸の安定
性から2500〜4000m/minの範囲が好まし
く、より好ましくは3000〜3500m/minの範
囲である。かかる引き取り速度で得られた未延伸糸は、
延伸仮撚工程で走行中にヒーターへの熱融着や、仮撚デ
ィスクあるいは冷却プレートからの糸外れが起こり難く
い傾向があり好ましい。
伸ポリエステルマルチフィラメントAU及びBUからな
る未延伸糸に交絡処理を施す。この交絡処理は未延伸マ
ルチフィラメントを混合集束した後で且つ引き取り前で
行ってもよいし、あるいは未延伸糸を引き取った後で行
ってもよいが、後者の方がより好ましい。後者の方法と
しては、延伸仮撚工程で装置にインターレースノズルを
設置して延伸仮撚直前に空気交絡処理をする方法が好ま
しい。交絡の度合いは仮撚加工糸で測定した交絡度が3
0〜70個/mの範囲が好ましく、より好ましくは40
〜60個/mの範囲である。交絡度を30個/m以上と
することでポリエステル未延伸糸を構成する糸条同士の
混ざりが極めて良くなり、延伸仮撚操作中に単糸が分離
せず、断糸が発生し難くなる。また、交絡度を70個/
m以下とすることで仮撚加工糸を構成する単糸同士の絡
み合いが強くなり過ぎず、織密度のバランスがよくな
る。
(5)を同時に満足する条件で延伸仮撚加工を行う必要
がある。 (1)解撚張力(T2)/加撚張力(T1)が2〜4 (2)解撚張力(T2)が0.2〜0.8cN/dte
x (3)1段目及び2段目のヒーターの各温度が300〜
600℃ (4)1段目及び2段目のヒーター内における糸条の各
滞留時間が0.04〜0.12sec (5)仮撚数×(仮撚糸繊度(dtex))1/2が10
000〜30000 解撚張力(T2)/加撚張力(T1)を2〜4の範囲と
し、かつ解撚張力(T2)は、0.2〜0.8cN/d
texの範囲とすることで、仮撚加工糸の直径を大きく
でき厚みのある基布を得ることができるだけでなく、安
定した仮撚加工ができる。より好ましい解撚張力
(T2)/加撚張力(T1)は2.5〜3.5の範囲、解
撚張力(T2)は0.3〜0.7の範囲である。
は、鞘部に配されるマルチフィラメントAの融着硬化が
不十分となり、本発明の目的とする仮撚加工糸が得られ
ない。また、撚掛性が悪くなり捲縮を付与するのが困難
となる。このため十分な捲縮が得られないだけでなく、
捲縮斑も発生して、糸染め時の染液浸透性斑による染斑
も発生し易くなる。また、延伸仮撚加工時に断糸やルー
プ、毛羽の発生が多くなる。一方、1段目ヒーター温度
が600℃を越える場合は、延伸仮撚加工時にマルチフ
ィラメントAの単糸切れが発生し、得られた仮撚加工糸
は毛羽が多いものとなる。より好ましい1段目ヒーター
温度は400〜500℃の範囲である。
の場合、仮撚加工糸の捲縮率(T)が7%を越えやすく
なる。一方、2段目ヒーター温度が600℃を越える場
合は、マルチフィラメントAが2段目ヒーター内で断糸
が多発し易くなる。2段目ヒーター温度は1段目ヒータ
ーより高くすることが好ましい。より好ましい2段目ヒ
ーター温度は450〜550℃の範囲である。
が0.04sec未満の場合、ポリエステル仮撚加工糸
に捲縮を付与するのが困難となる。また、走行糸条の揺
れに伴う張力変動が多くなり、断糸や毛羽が発生し易く
なる。一方、滞留時間が0.12secを越える場合
は、仮撚加工糸の捲縮率が7%を越えることが多くな
る。より好ましい1段目ヒーター内における糸条の滞留
時間は0.06〜0.10secの範囲内である。
留時間が、0.04sec未満の場合、仮撚加工糸の捲
縮率が7%を越えることが多くなる。ポリエステル仮撚
加工糸に捲縮を付与するのが困難となる。また、一方、
滞留時間が0.12secを越える場合は、ヒーター内
で断糸や毛羽を発生しやすくなる。より好ましい2段目
ヒーター内における糸条の滞留時間は0.06〜0.1
0secの範囲内である。
に2段の非接触ヒーターが使用するが、非接触ヒーター
は走行糸条が加熱面に直接接触しないため高速での延伸
仮撚加工が可能である。
が10000未満の場合には、張力が低くなり過ぎて糸
掛けなどの作業性が悪くなる。一方、仮撚数×(仮撚糸
繊度(dtex))1/2が30000を超える場合は、
張力が高くなり過ぎてマルチフィラメントAが融着硬化
せず、断糸及び毛羽の発生が多くなる。より好ましい仮
撚数×(仮撚糸繊度(dtex))1/2は15000〜
25000の範囲である。
の1実施態様を示す模式図である。ポリエステル未延伸
糸(1)は、糸ガイド(2)を経て、2対のフィードロ
ーラー(3、3’)の間に設置されたインターレースノ
ズル(4)により空気交絡され、延伸仮撚域に供給され
る。次いで、フィードローラー(3’)と第1デリベリ
ーローラー(8)との間で延伸されながら、回転してい
る仮撚ディスク(7)との摩擦により加撚される。この
間、1段目の非接触ヒーター(5)で熱処理され、冷却
プレート(6)で冷却され、仮撚ディスク(7)を通過
し解撚される。さらに走行糸条は、第1デリベリーロー
ラー(8)と第2デリベリーローラー(10)との間に
設置された2段目の非接触ヒーター(9)で再熱処理さ
れ、巻取ローラー(11)でチーズ状パッケージ(1
2)として巻き取られ、ポリエステル仮撚加工糸が製造
される。
び/又は経糸に配して製織し、優れた粘着テープ基布用
を得ることができる。この際の経糸及び緯糸の密度は、
仮撚加工糸の繊度にもよるが、前者は23〜90本/イ
ンチ、後者は14〜70本/インチの範囲が好ましい。
また、経糸と緯糸は必ずしも同一繊度である必要はない
が、経糸の直径と緯糸の直径の和が0.1mm以上にな
ることが好ましい。
粘着テープを作成するには、例えば、常法により基布の
一方の面には熱可塑性合成樹脂、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、アクリル樹脂、PV
C、特にそれらのフィルムをラミネートし、他方の面に
は粘着剤を塗布することによって製造することができ
る。
説明する。なお、実施例における各項目は次の方法で測
定した。
を用い、35℃で測定した。
ントAUとBUの伸度差 ポリエステル未延伸糸を気温25℃、湿度60%の恒温
恒湿に保たれた部屋に1昼夜放置した後、サンプル長さ
100mmを(株)島津製作所製引張試験機テンシロン
にセットし、200mm/minの速度にて引張し荷伸
曲線を記録した。記録したチャートから2群の構成糸条
の荷伸曲線を特定し、各々の破断時の伸度を読み取り、
その差を未延伸ポリエステルマルチフィラメントAUと
BUとの伸度差とした。
ントAUとBUの複屈折率(Δn)差 未延伸ポリエステルマルチフィラメントAU及びBUを
分離して引き取り、夫々のフィラメントについて次の方
法により複屈折率(△n)を測定し、その差を算出して
求めた。1−ブロモナフタレンを浸透液とし、偏光顕微
鏡にて波長530nmの単色光を用いて、干渉縞の縞数
(n)を測定し、下記式より複屈折率(△n)を算出し
た。下記式でθはコンペンセーター回転角度、Dは繊維
直径を示す。 △n=530×(n+θ/180)/D
の荷重をかけて、つい立上部に取り付けられた固定点か
ら垂直にたらし、0.1cN/dtexの荷重に相当す
る重量の釣り針型のフックを用い、上部固定点より、該
釣り針型フックを挿入し、フックが自然落下し止まるの
を待って取り外す。次いで、停止点から2mm下の位置
にフックを再び挿入する。この繰り返しを糸長1mにわ
たって行い、その間でフックの止まった回数を交絡度
(個/m)とした。
を掛けてカセ枠に巻き取り、約3300dtexのカセ
を作成した。該カセの一端に、0.00177cN/d
texおよび0.177cN/dtexの2個の荷重を
負荷し、1分間経過後の長さS0(cm)を測定した。
次いで、0.177cN/dtexの荷重を除去した状
態で、100℃の沸水中にて20分間処理した。沸水処
理後0.00177cN/dtexの荷重を除去し、2
4時間自由な状態で自然乾燥し、再び0.00177c
N/dtexおよび0.177cN/dtexの荷重を
負荷し、1分間経過後の長さを測定しS1(cm)とし
た。次いで、0.177cN/dtexの荷重を除去
し、1分間経過後の長さを測定しS2とし、次の算式で
捲縮率を算出し、10回の測定値の平均値で表した。 捲縮率(%)=[(S1−S2)/S0]×100
工を1週間連続実施し、延伸仮撚機1台・1日当たりの
断糸回数を延伸仮撚断糸とした。ただし、糸繋ぎ前後に
よる断糸(ノット断糸)あるいは自動切替え時の断糸
等、人為的あるいは機械要因による断糸は断糸回数から
除外した。
ァクター(SF) JIS L―1013―75に準じて強度(g/dte
x)及び伸度(%)を測定し、それらからシルクファク
ター、すなわち強度×(伸度)1/2の値を算出した。
IAL THICKNESS GAUGE、通称ピーコ
ックを用いて、10cm間隔で20回測定し、その平均
値で表す。
cmの長方形を5枚作成し、インストロン引張測定機を
用いて、試験長10cm、引張速度20cm/分、最大
荷重チャック固定長、上下各5cm、初荷重は織物がた
るまない程度にかける。測定スタートから織物が切断す
るまでの伸びと荷重を記録し、破断時の最大荷重を読み
取りその値をkg/2.5cmで表す。同じ測定を5回
繰り返しその平均値で表した。
性) 次の4段階で貼付テープの貼付外観(生地立ち性)を評
価した。 良好 :表面がフラットで凹凸斑全くなし。生地立ち
性良好。 やや不良:やや凹凸感あり。 不良 :凹凸、厚み斑が大きく、生地立ち性の斑大。
088cN/dtexの張力となるように糸導を調整
し、該チーズからの解舒距離を25cmとして1000
m/分で引き取った。そして断糸回数をカウントし、1
0kg当り断糸回数に換算した。1回/10kg以下が
良好である。
供し、緯糸1トンを製織した際の、織機1台当たりの停
止断糸回数(回)をカウントし、これを4段階で示し
た。 良好 :極めて停止断糸が少ない。(0〜29回) やや不良:停止断糸がやや多く、生産効率が悪い。(3
0〜69回) 不良 :停止断糸多く、生産効率がかなり悪い。(7
0回以上)
リエチレンテレフタレートのペレットApに、分子量が
50000、メルトインデックスが9.0であるシンジ
オタクティックポリスチレンのペレットCpを全ペレッ
ト重量に対して1.5重量%の割合となるように均一に
混合し(以下、この混合ペレットをペレットApCpと
称する)、さらにこれを常法で乾燥した。一方、固有粘
度が0.64のポリエチレンテレフタレート・ペレット
(以下ペレットBpと称する)を常法で乾燥した。
夫々の乾燥ペレットを、2基のスクリュー押出機を装備
した複合紡糸設備で各々溶融し、スピンブロックを通し
て、複合紡糸スピンパックに導入した。混合ペレットA
pCpの溶融ポリマー流は、該スピンパックに組み込ま
れた孔径が0.23mm、ランド長が0.60mmの吐
出孔を15個穿設した紡糸口金から、42g/minの
流量で吐出し、一方、ペレットBpの溶融ポリマー流は
孔径が0.35mm、ランド長が0.8mmの吐出孔を
48個穿設した紡糸口金より42g/minの流量で吐
出した。引き続き、吐出された2群の溶融ポリマー流
を、通常のクロスフロー型紡糸筒からの冷却風で冷却・
固化し、紡糸油剤を付与しつつ一つの糸条として集束
し、3200m/minの速度で引き取り、270dt
ex/63フィラメントのポリエステル未延伸糸を得
た。このポリエステル未延伸糸を構成する混合ペレット
ApCpから得られた未延伸ポリエステルマルチフィラ
メントAUの伸度は300%、複屈折率(Δn)は0.
015、ペレットBpから得られた未延伸ポリエステル
マルチフィラメントBUの伸度は150%、複屈折率
(Δn)は0.045であり、伸度差は150%、複屈
折率(Δn)差は0.03であった。
機製216錘建HTS−15Vに掛け、孔径1.8mm
の圧空吹き出し孔を有するインターレースノズルを通過
させて60nL/minの流量で交絡度51個/mの空
気交絡処理を施し、仮撚延伸倍率を1.65、1段目ヒ
ーター温度を400℃、2段目ヒーター温度を500℃
とし、仮撚ディスクを用いて、仮撚数×(仮撚糸繊度
(dtex))1/2の値(TF)が20000となるよ
うに延伸仮撚加工を行い、速度800m/minで引き
取り、これをチーズ形状に巻き取った。得られた仮撚加
工糸の繊度は168dtex/63フィラメントであ
り、捲縮率(T)は4.2%、強度は2.0cN/dt
ex、伸度は15%、つまりシルクファクター(SF)
は7.7であった。この際、1段目ヒーター及び2段目
ヒーター内における糸条の滞留時間は各々0.08se
cであった。この仮撚加工糸を顕微鏡で観察したとこ
ろ、マルチフィラメントAが鞘部に、マルチフィラメン
トBが芯部に配された構造となっていた。また、鞘部に
廃されたマルチフィラメントAのフィラメントの一部が
互いに融着硬化しているのが認められた。
い、経糸密度50本/インチ、緯糸密度35本/インチ
で無糊、無撚で製織した。この際、緯糸は1000m/
分で解除したが、この仮撚加工糸は高速解舒性に優れて
おり、製織性も良好であった。製織して得られた生機を
基布として、厚さ70μmのポリエチレンフィルムを溶
融押出して基布の表側に貼り合せてラミネートした。そ
のときのフィルムと基材とを合わせた厚みは0.28m
mと厚手であった。
裏側にアクリル酸樹脂系の接着剤を付与して、粘着テー
プを作成した。得られた粘着テープの手切性は極めて良
く切り口が美しく、また貼り付け外観も極めて良好であ
り、引裂強力が14kg/5cmと高い値を示した。
において、添加剤(PS又はPMMA)の種類、PS又
はPMMAの添加量、延伸仮撚加工の第1ヒーター温
度、第2ヒーター温度、解撚張力(T2)、K(=解撚
張力(T2)/加撚張力(T1))、TD(=仮撚数×
(仮撚糸繊度(dtex))1/2)、捲縮数(T)を表
1のように変更した意外は実施例1と同様にして仮撚加
工糸を得た。結果を表1に示す。この仮撚加工糸を顕微
鏡で観察したところ、比較例1を除き、マルチフィラメ
ントAが鞘部に、マルチフィラメントBが芯部に配され
た構造となっていた。また、比較例1及び3以外は鞘部
に配されたマルチフィラメントAのフィラメントの一部
が互いに融着硬化しているのが認められた。
1と同様に、製織し、ラミネートした。結果を表2に示
す。
斑、凹凸感のない、外観の良好な粘着テープ用基布が得
られる仮撚加工糸を提供することができる。しかも、こ
の仮撚加工糸は高速解舒性、製織性に極めて優れてい
る。特に、かかる仮撚加工糸を製織で緯糸に用いたとき
その効果を発揮し、該加工糸は1000m/min以上
の高速解舒にも耐え得るものである。
に、しかも毛羽、断糸が発生することなく安定して粘着
テープ基布に適した仮撚加工糸を製造できるので、その
工業的意義は極めて大きなものである。
式図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリメチルメタアクリレート系ポリマー
又はポリスチレン系ポリマーを重量基準で0.5〜3.
0重量%含有するポリエステルマルチフィラメントAが
鞘部、ポリメチルメタアクリレート系ポリマー又はポリ
スチレン系ポリマーを実質的に含有しないポリエステル
マルチフィラメントBが芯部として配され、且つ該マル
チフィラメントAの少なくとも一部のフィラメントが互
いに融着硬化した部分を有する仮撚加工糸であって、捲
縮率(T)が2〜7%、シルクファクター(SF)が5
〜10であることを特徴とする粘着テープ基布用仮撚加
工糸。 - 【請求項2】 同一又は異なる紡糸口金から同時に紡出
した、ポリメチルメタアクリレート系ポリマー又はポリ
スチレン系ポリマーを重量基準で0.5〜3.0重量%
含有する未延伸ポリエステルマルチフィラメントAU
と、ポリメチルメタアクリレート系ポリマー又はポリス
チレン系ポリマーを実質的に含有しない未延伸ポリエス
テルマルチフィラメントBUとを集束して引き取り、集
束後引き取り前、又は、引き取り後に交絡処理を施した
後、2段の非接触ヒーターを有する延伸仮撚加工装置を
用い下記(1)〜(5)を同時に満足する条件で延伸仮
撚加工することを特徴とする粘着テープ基布用仮撚加工
糸の製造方法。 (1)解撚張力(T2)/加撚張力(T1)が2〜4 (2)解撚張力(T2)が0.2〜0.8cN/dte
x (3)1段目及び2段目のヒーターの各温度が300〜
600℃ (4)1段目及び2段目のヒーター内における糸条の各
滞留時間が0.04〜0.12sec (5)仮撚数×(仮撚糸繊度(dtex))1/2が10
000〜30000 - 【請求項3】 未延伸ポリエステルマルチフィラメント
AUの伸度が、未延伸ポリエステルマルチフィラメント
BUの伸度よりも100%以上高い請求項2記載の粘着
テープ基布用仮撚加工糸の製造方法。 - 【請求項4】 未延伸ポリエステルマルチフィラメント
BUの複屈折率が、未延伸ポリエステルマルチフィラメ
ントAUの複屈折率よりも0.02%以上高い請求項2
又は3記載の粘着テープ基布用仮撚加工糸の製造方法。
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---|---|---|---|
JP2002148819A JP4024080B2 (ja) | 2002-05-23 | 2002-05-23 | 粘着テープ基布用仮撚加工糸及びその製造方法 |
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JP4024080B2 JP4024080B2 (ja) | 2007-12-19 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024598A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル捲縮糸及びその製造方法と、同捲縮糸との複合糸を使った織編物 |
JP2012017415A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 布粘着テープ |
CN102943329A (zh) * | 2012-10-16 | 2013-02-27 | 福建省长乐市创造者锦纶实业有限公司 | 一种导丝器在加弹机的应用及一种高效节能加弹机 |
KR102172039B1 (ko) * | 2019-05-13 | 2020-11-02 | 주식회사 신양 | 가연사를 이용한 직물 테이프용 바탕 원단 및 그의 제조방법 |
-
2002
- 2002-05-23 JP JP2002148819A patent/JP4024080B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4024080B2 (ja) | 2007-12-19 |
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