JP2002502717A - 切断具及び切断方法 - Google Patents

切断具及び切断方法

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JP2002502717A
JP2002502717A JP2000530352A JP2000530352A JP2002502717A JP 2002502717 A JP2002502717 A JP 2002502717A JP 2000530352 A JP2000530352 A JP 2000530352A JP 2000530352 A JP2000530352 A JP 2000530352A JP 2002502717 A JP2002502717 A JP 2002502717A
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ピーター トラットマン
ジェフリー アレン プラマン
ジョン グレン アーレス
ロバート リー ホルウィンスキー
ブライアン デニス クレア
ティモシー ノエル ティーズ
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キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 シートもしくはウエブ材料から複数の物品を切断する、切断具及び方法が開示される。切れ刃(14)は、回転式ダイ・カッタの外側表面に形成もしくは固着することができる。前記切れ刃(14)は、第1の端部(42)を有する第1の切断部材(40)、及び、前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結された第2及び第3の切断部材を有する。前記第2及び第3の切断部材は、アーチ状の部分(18,50)を形成するように互いに相対配列され、前記第1の切断部材(40)と交叉して一般的な叉骨形状を形成する。独特の切れ刃形状によって、2つの隣接して配列される物品を、2つの物品の外縁部の少なくとも一部の間の空隙をゼロにして、シートもしくはウエブ材料から同時に切断することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、シートもしくはウエブ材料から物品を切断する刃物具及び方法に関
する。より詳細には、本発明は、回転式ダイ・カッタの外側表面に形成もしくは
固着することができ、シートもしくはウエブ材料から複数個の物品を、2つの隣
接する物品の外縁部の少なくとも一部の間がゼロ間隙になるような状態で、切断
する独特の形状を有する刃物に関する。
【0002】 (背景技術) 複数の同一形状をした物品を、長いシートもしくはウエブ材料から切断もしく
は打ち抜きにより形成することを伴う、多くの様々な種類もしくは形式の物品が
今日生産されている。シートもしくはウエブ材料は、単層体もしくは2層もしく
はそれ以上の層から形成される積層体とすることができる。このような物品の製
造においては、トリム屑が通常は存在し、また、コストの観点から、そのような
屑を最小限化することが有益である。トリム屑は、最終の物品を構成するもので
はない全ての材料として定義される。それは、それぞれの物品の周縁部に隣接し
て位置している屑、同様に物品内部から切断された屑を含む。トリム屑が最小限
度に維持された場合でも、それが存在することで、最終物品から切り離して移送
しなければならないと言う問題を依然として引き起こす可能性がある。トリム屑
はまた、それを適当に廃却するべきなのか、再生するべきなのか、もしくは、リ
サイクルするべきなのかの処理をしなければならない。
【0003】 少なくとも1つの非直線状の縁部を有する、独特の形状をした物品にとって、
トリム屑を完全に無くすことは非常に難しい。しかしながら、トリム屑の量を最
小限化すること、及びその屑が完成物品から分離されたときに取り扱いが容易に
なるようにデザインすることは可能である。 トリム屑を最小限化する1つの方法は、切断刃物をデザインして、その刃物が
、シートもしくはウエブ材料から、2つの隣接する物品を同時に切断するような
形状を持たせることである。2つの物品が共通の周縁線分によって連結されるよ
うに、2つもしくはそれ以上の物品をシート、もしくは、ウエブ材料の横方向及
び/又は縦方向に並べることによって、屑を減少させることができる。
【0004】 さて、独特の形状を有し、回転式ダイ・カッタの外周表面に形成もしくは固着
することができ、複数の物品をシートもしくはウエブ材料から、2つの隣接する
物品の外縁部の少なくとも一部の間をゼロ間隙にして切断する独特の形状を有す
る刃物が発明された。
【0005】 (発明の概要) 簡単に言えば、本発明は、回転式ダイ・カッタの外周表面に形成もしくは固着
することができ、シートもしくはウエブ材料から複数の物品を切断するための刃
物に関する。刃物は、第1の端部を有する第1の切断部材、及び、第1の切断部
材の第1の端部に連結された第2及び第3の切断部材を含む。第2及び第3の切
断部材は、アーチ状の部分を形成するように互いに配列され、第1の切断部材と
協働して全体的に叉骨形状を形成する。本発明の刃物と方法とは、対応する回転
式金床に対して所定の近接関係にある回転式ダイ・カッタ用の、所定の切れ刃の
刃物厚さ、及び、所定の刃物形状を備える。その独特の形状は、シートもしくは
ウエブ材料から、2つの物品を同時に、2つの隣接する物品の外縁部の少なくと
も一部の間の間隙をゼロにして、切断することができるようにする。
【0006】 本発明の一般的な目的は、シートもしくはウエブ材料から物品を切断する刃物
と方法とを提供することにある。本発明の更に詳細な目的は、回転式ダイ・カッ
タの外周表面に形成もしくは固着することができ、複数の物品をシートもしくは
ウエブ材料から、2つの隣接する物品の外縁部の少なくとも一部の間をゼロ間隙
にして切断する独特の形状を有する刃物を提供することにある。
【0007】 本発明の他の目的は、2つの隣接する物品の外縁部の一部を同時に切断するこ
とのできる、二股に分岐された形状を有する刃物を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、共通の場所において交叉している、少なくとも3つ
の切断部材を有する刃物を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、シートもしくはウエブ材料から複数の物品を切断
する、より一層経済的な方法を実現する刃物を提供することにある。 更にまた、本発明の目的は、少なくとも約0.001インチ(約0.025m
m)の厚さを有する金型刃物を提供することにある。 本発明のその他の目的と長所とは、以下の記述と付随の図面とを考慮すること
で、当業者にとってより一層明白になることであろう。
【0008】 (好ましい実施形態の詳細説明) 本発明の新規な刃物は、対応の回転式金床に対して所定の近接関係にある回転
式ダイ・カッタ用の、所定の切れ刃の刃物厚さ、及び、所定の刃物形状を提供す
る働きを行う。所定の切れ刃の刃物厚さ、及び、所定の刃物形状にすると、より
少ない表面積、より少ない圧力、及び、より完全な構造となり、刃物寿命をより
長くするという重要な利点を得られることが判明した。
【0009】 所定の切れ刃の刃物厚さは、約0.001インチから0.003インチの範囲
になければならないことが判明した。約0.001インチを下回る切れ刃の刃物
厚さでは、刃物は切断することができるものの、しかし、その切断部材が損傷す
ることが判明した。約0.001インチを下回る切れ刃の刃物厚さでは、適当な
形状に機械加工を行うのは困難であることが更に判明した。約0.003インチ
を上回る切れ刃の刃物厚さでは、刃物は切断することができるものの、しかし、
刃物は余りにも早く鈍り、また、余りにも短期間に摩耗することが判明した。約
0.003インチを上回る切れ刃の刃物厚さにおいては、刃物表面が過大な圧力
を必要とし、極めて短期間に摩耗する。過大圧力は、切れ刃を潰し、また、切断
には、圧力を更に増大させることが必要である。
【0010】 以下の詳細な説明で、より余すところなく説明されるように、所定の刃物形状
は、全体の表面積に対する切れ刃の表面積の比率に基づいて、約20%から40
%の範囲にあるべきことが判明した。全体の表面積に対する切れ刃の表面積が約
20%以下である切れ刃の刃物形状では、刃物は、充分な完全な構造を得るのに
好ましい断面の厚さを有していないことが判明した。全体の表面積に対する切れ
刃の表面積が約20%を下回る切れ刃の刃物形状では、刃物は切断できるものの
、しかし、刃物寿命を減少させることになることが判明した。刃物が長寿命であ
ることは、回転式ダイ・カッタ中で、移動を行う積層されたウエブ材料のシート
から生理用ナプキン物品を製造する業においては、基本的に重要である。全体の
表面積に対する切れ刃の表面積が約40%を上回る切れ刃の刃物形状では、刃物
は金床に強く当たり、金床中で音までたてることが判明した。所定の表面積を上
回る表面積では、より多くの圧力が必要とされ、また、より高い圧力は、刃物の
切れ刃の潰れを生み出し、より一層鈍ったものにし、それによって、効率の悪さ
という問題を加速する。
【0011】 さらに、本発明の新規な刃物は、対応している金床と協働する回転式ダイ・カ
ッタ用の独特の刃物高さを提供する働きをする。独特の切れ刃の刃物高さは、ま
だ積層シートの厚みの全てを切断してはいないにもかかわらず、積層シートから
切断されることになる生理用ナプキン物品を「破裂」もしくは「破断」させるこ
とが判明した。本発明の刃物は、積層シートの厚みの約80%から90%までの
切断作動をするにすぎない。積層シートの残り、即ち、その刃物の切れ刃によっ
て切断されていない、積層シートの10%から20%は、破裂もしくは破断する
ことになり、個別の生理用ナプキン物品を形成する。このように、本発明の刃物
が、切れ刃のより長い寿命を得ることが判明した。
【0012】 刃物が長寿命であるということは、回転式ダイ・カッタ中で、移動する積層さ
れた供給材料のシートから生理用ナプキン物品を製造する業においては、決定的
に重要である。本発明の刃物は、極めて多数回の高速切断を提供し、移動積層シ
ートから生理用ナプキン物品を製造する。その移動積層材料のシートは、分あた
り500フィート(約152.4m)以上の速度で移動する。刃物の寿命は、こ
の回転式ダイ・カッタの5千万回転に及ぶことが好ましい。
【0013】 また、刃物の切れ刃の厚さ、高さ、及び形状の精度が、回転式ダイ・カッタ中
で、移動積層シートの供給材料から生理用ナプキン物品を製造する上から、決定
的に重要であることが判明した。移動積層シートの高速度と刃物の長寿命とが、
本発明の新規な刃物によって得られる。独特の切れ刃厚さ、刃物高さ、及び、刃
物形状を有している本発明の刃物は、表面積を減少させ、圧力をより少なくし、
摩耗をより少なくし、また、刃物寿命を著しく長くすることが判明した。
【0014】 1つの形態にあっては、独特の刃物形状は、以下に続く詳細な説明において更
に詳細に記述されるような、アーチ状の部分に対して連結された直線の部分を有
する所定の幾何学的形状を備えることが好ましい。本発明の所定の刃物形状が有
する所定の幾何学的形状は、刃物の切断面積における、及び、刃物の接続部にお
ける表面積を著しく減少させる。本発明の刃物は、接続点における表面積を減少
させ、また、圧力点を著しく減少させ、刃物寿命を著しく増大させる。
【0015】 重要な鍵である刃物寿命を長くすることは、刃物先端が、実際に金床に接触す
ることのないように保たれる場合、劇的に促進される。刃物を金床から離して保
持するには、刃物全体の厚さ、高さ及び形状、もしくはパターンに関して効果的
な切断精度が必要である。刃物形状もしくはパターンの部分における切れ刃の厚
さが精密でない場合、金型を金床に向かって下方に調節しなければならなくなり
、そのことによって、切れ刃上により高い圧力を生み出し、また、金型の寿命を
減少させる。
【0016】 本発明の刃物は、精密切断工具、細密切断具を提供する。精密切断工具として
の、本発明になる刃物は、年間百万ドル(1998年度のドル)を超えるオーダ
の著しい材料節減を、積層シート材料節減にもたらす。更なる節減は、回転式ダ
イ・カッタの速度が一層大きいこと、回転式ダイ・カッタでの製造運転のダウン
・タイムが低いこと、及び、刃物研削費用が減少されることによってもたらされ
る。
【0017】 図1には、円形形状の外周12を有する回転式ダイ・カッタ10が示される。
砂時計形状と、回転式ダイ・カッタ10の外周12に外接する中央縦軸X−Xと
を有するように描かれている2つあるいはそれ以上の刃物14が、外周12に固
着もしくは装着される。刃物14は、それらが互いに接して、その間に位置され
る共通の切れ刃16を有するように配列される。刃物14は所望の如何なるタイ
プの形状にもすることができ、即ち、正方形、矩形、円形、楕円形、砂時計形、
卵形などを含むことに注目戴きたい。刃物14は、単一層から構成されるシート
材料もしくは2つあるいはそれ以上の層から構成されるウエブ材料を切断するの
に使用することができる。本発明の目的上、刃物14は、回転式ダイ・カッタに
固着もしくは装着されているものとして記載されることになるが、しかし、当業
者には周知なように、刃物14は、そのもの自身で使用することができるし、も
しくは移動部材又は他のタイプの回転もしくは往復運動をしている機構に取り付
けることもできる。
【0018】 理解しやすいように、本発明は、細長いたシートもしくはウエブ材料から、生
理用ナプキン、パンティ・ライナ、失禁用衣料などの複数の吸収性物品の切断を
すること、もしくは打ち抜きをすることとの関連で記述されている。 図2において、刃物14が、回転式ダイ・カッタ10と一体的に形成され、ま
た、外周12から半径方向で外側に向かって伸びているものとして示される。刃
物14は、刃物刃20を終端とする胴18を有する。刃物刃20は、内側切れ刃
22及び外側切れ刃24を有し、その一方もしくは両方は、頂端26を形成する
ように、お互いに向けて先細りもしくは傾斜させることができる。頂端26は、
鋭い先端、あるいは顕微鏡のもとで見ると平らな面とすることができる。全体的
な厚さは、パンティ・ライナのような吸収性物品を切断するのに使用される場合
、約0.0012インチから約0.0018インチ(約0.0305mmから約
0.0460mm)の近辺である。刃物刃20が、使用することによって摩耗す
ると、頂端26の所要厚み(t)を維持するため、表面22及び24の一方もし
くは両方を再研磨することができる。
【0019】 上述したように、刃物14は、回転式ダイ・カッタ10に、一体的に取り付け
られているように示されるが、刃物14を、板上に装着し、それをその後回転式
ダイ・カッタ10に対してネジ止め、ボルト締め、もしくは、なんらかの方法で
取り外し可能に取り付けることもできる。
【0020】 図3及び図4を参照する。刃物14は、細長いシートもしくはウエブ材料から
、物品28を切断するようにデザインされる。このシートもしくはウエブ材料は
、単一層の材料とすることができるし、もしくは、2つあるいはそれ以上の種々
の、異なった、もしくは同一の層であって、それらは互いに、直角に積み上げ、
組み込み、積層しもしくは結合したものから形成することもできる。2つの層あ
るいはそれ以上の層が存在する場合、これらの層は、熱、圧力、熱及び圧力、接
着、粘着、熱的結合、機械的結合、化学的結合などによって、積層もしくは結合
することができる。物品28は、思いつく限りの、ほぼあらゆる種類の形状をと
ることができる。図示の目的上、物品28は、中央縦軸X−Xを有する、細長い
パンティ・ライナとして描かれる。しかしながら、本発明はこの特殊な形状に限
定をするものではないということに注目戴きたい。刃物14によって切断するこ
とのできる材料には、紙、合成樹脂、フィルム、熱可塑性合成樹脂フィルム、吸
収性綿毛、コフォーム、発泡性樹脂、木材パルプ、カードボード、木材、もしく
は他のあらゆる既知の材料もしくはそれらを組み合わせたものが含まれる。コフ
ォームは、パルプ繊維と押し出しポリプロピレンとの混合物を有するスパンボン
デッドキャリアシートから構成され、それはウイスコンシン州54956、ニー
ナア、レイク・ストリート401NにオフィスをもつKimberly−Cla
rk社から入手することができる。説明の目的上のみだが、物品28は、生理用
ナプキン、パンティ・ライナ、もしくは、失禁用衣料のような、吸収体物品とし
て記述されることになる。刃物14は、直線状及び非直線状端部の両方、曲線、
アーチ状、円などを切断することができることに注目戴きたい。正方形、矩形も
しくは平行四辺形の輪郭のような、真っ直ぐな、即ち、直線状の部分を有する物
品は、線と線とを突合せたやり方で、入れ子にして、金型による切断が行いやす
い傾向にある。
【0021】 図1に示されるように、中実軸のダイ・カッタ10の外周12部分に形成され
た2つの刃物14が示されている。刃物14は、回転式ダイ・カッタ10の外周
12のまわりに端部と端部とを突合せた形状にして配列され、また、他の刃物1
4(図示されず)であって、外周12を完全に周回する刃物14の列を形成する
はずのものと協働する。存在する刃物14の数は、ダイ・カッタ10の外周長と
個々の刃物14の寸法・形状とに依存する。刃物14は、ダイ・カッタ10の軸
に、オフセットに 及び/又は 隣同士に配列された状態になるように、機械加
工で作ることができる。多重の刃物14は、外周12のまわりに、また、ダイ・
カッタ10の幅をよぎって機械加工で作ることができる。例えば、2、3、4、
5、などの刃物14を外周12のまわりに、また、回転式ダイ・カッタ10をよ
ぎって、形成することができ、その結果、複数の物品を、ダイ・カッタ10のそ
れぞれの回転ごとに切断することができる。刃物14が不規則な輪郭を有する場
合、追加の物品を切断することのできるように、ダイ・カッタ10の幅をよぎっ
たパターンで刃物14を入れ子にするのが有利であることに注目戴きたい。
【0022】 再び図3及び図4を参照して、着用する人の下着にある股の部分に、接着的に
取り付けられるようにデザインされた吸収性物品28が示される。そのような物
品は通常、直角に配列される、異なった材料の幾つかの層から構成される。その
層は、上部から底部に向けて、液体を通過させるカバー30、吸収体32、液体
が染み通らないバッフル34、バッフル34の下部表面に固着された、衣料への
取り付け用接着剤36、及び、取り外し可能なピールストリップ38を含むこと
ができる。トランスファ層、芯層、超吸収体材料よりなる層、追加の吸収体層な
どのようなその他の層もまた、利用することができる。様々な層を直角に、積み
上げ、組み付け、積層し 及び/又は 互いに結合させて、多層のウエブ材料を
形成することができ、そのものから物品28をその後、切断、もしくは、押し出
しすることができる。様々な層は、熱、圧力、熱及び圧力、構造的な粘着剤、熱
融解接着剤、糸を用いた縫製、超音波結合、機械的結合、熱的結合、化学的結合
もしくは、これらの組み合わせ 及び/又は 当業者が周知のその他の方法を使
用することによって互いに結合させることができる。
【0023】 液体を通過させるカバー30は、着用する人の体に接触するようにデザインさ
れ、また、体液が容易に浸透をする織物もしくは不織材料で構成することができ
る。液体を通過させるカバー30は、天然もしくは合成繊維のいずれからでも形
成することができる。適当な材料には、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ナイロンもしくはその他の、熱で結合することのできる繊維のボンデッ
ド・カーデッド・ウエブが含まれる。例えばポリプロピレンとポリエチレンとの
共重合体、線形の低密度ポリエチレン、細かく穴あけされたフィルム・ウエブと
ネット材料のような他のポリオレフィンもまた、うまく働いてくれる。好ましい
材料は、不織布上に配置された開口熱可塑性フィルムの複合材料である。そのよ
うな複合材料は、スパンボンド材料のウエブ上に重合体を押し出すことによって
形成することができ、一体となったシートを形成する。この1例は、スパンボン
ド材料に結合された開口熱可塑性ポリエチレンである。スパンボンドは不織材料
であり、ウイスコンシン州54956、ニーナア、レイク・ストリート401N に置かれたオフィスを有するKimberly−Clark社が製造し、商業的
に販売をしている。開口されたフィルム/不織積層物は、滑らかな外観を示し、
また、感触が柔らかい。この材料は、比較的柔らかであり、また、着用者の皮膚
を刺激するものではなく、更に、その嵩張りの故に衝撃が吸収された感じを有す
る。
【0024】 液体を通過させるカバー30として有用な別の材料は、ポリプロピレンのスパ
ンボンド・ウエブである。このスパンボンド・ウエブは、それに清潔で白色の外
観を与えるため、二酸化チタン(TiO2)もしくは炭酸カルシウム(CaCO3 )のような白色化剤を約1%から約6%の間で含有することができる。穴あけが
なされた後、使用中ねじられたり、もしくは、引き剥がされたりするのに抗う充
分な強度を有するであろうことから、スパンボンドの厚みは均一であることが望
ましい。最も好ましいポリプロピレンのウエブは、1平方メートル当たり、約1
8グラム(gsm)から約40gsmの間の坪量を有する。最適重量は、約30
gsmから約40gsmの間である。
【0025】 吸収体層32は、単一の層もしくは2層もしくはそれ以上の層として存在し得
る。この吸収体32は、例えば木材パルプ繊維、バージン・セルロースの繊維、
再生セルロースの繊維、綿繊維、ピート・モス、もしくは、パルプとその他の繊
維との混合物のような、様々な天然の、もしくは、合成の繊維から形成すること
ができる。また、この吸収体層32は、湿式堆積、空気乾燥ティッシュのような
微細孔を有するファブリックから、もしくは、約30gsmから約120gsm
の坪量を有する空気乾燥でクレープとりされた(UCTAD)ティッシュから形
成される。このUCTADティッシュは、1991年9月17日、クルック他に
対して付与された米国特許第5,048,589号に記述されるプロセスによっ
て調整することができる。このUNTADティッシュは、1995年4月21日
、スダール他に対して付与された米国特許第5,399,412号において開示
される。これら特許のそれぞれをここに援用し、この一部とする。吸収体層32
はまた、セルロース繊維、レーヨン繊維、セルロース・スポンジ、親水性合成ス
ポンジ、例えばポリウレタン等の他の公知の材料で構成することができる。
【0026】 液体が染みとおらないバッフル34は、体液の通過を阻止する一方、空気もし
くは吸収性物品28からでる蒸気が通過できるようにデザインされる。 液体が
染みとおらないバッフル34は、これらの特性を有するものなら、如何なる材料
からでも製造することができる。 液体が染みとおらないバッフル34はまた、
必要ならば、液体同様蒸気通過も阻止する材料から構成することができる。 バ
ッフル34を構成することのできる良い材料は、ポリエチレン、もしくは、ポリ
プロピレンのような、微小エンボス加工された高分子フィルムである。2成分フ
ィルムもまた、使用することができる。好ましい材料は、ポリエチレン・フィル
ムである。最も好ましいのは、バッフル34が、約0.5mmから約2.0mm
の範囲にある厚みを有するポリエチレン・フィルムから作り出されることであろ
う。
【0027】 種々の層を互いに取り付け、また、結合するために、物品28において、構造
接着剤を使用することができることに注目戴きたい。例えば、構造接着剤は、吸
収体32に対して液体が染みとおらないバッフル34を結合するのに、もしくは
、液体を通過させるカバー30に対して吸収体32を結合するのに使用すること
ができる。そのような構造接着剤の存在と使用される量とは、製造用仕様書に依
存することになる。有用な構造接着剤は、ニュージャージー州08807、ブリ
ッジウォータ、フィンデム通り10に置かれたオフィスを有するNationa
lStarch and Chemical社によって商業的に販売されている
【0028】 また、吸収性物品28は、液体が染みとおらないバッフル34の底部表面に固
着される衣料取り付け用接着剤36の1つあるいはそれ以上の細長いストリップ
又はエリアを有し、それは。衣料への取り付け用接着剤36は、使用者の下着に
ある内側の股の部分に対して物品28を取り付けるための働きをする。衣料への
取り付け用接着剤36は、最大限の液体保護を得られるように、吸収性物品28
、詳細には生理用ナプキン、パンティ・ライナもしくは失禁用衣料が、使用者の
陰部開口部を基準として、適切に位置合わせ及び保持できるようにする。
【0029】 衣料への取り付け用接着剤36は、 液体が染みとおらないバッフル34の底
部表面全体でも、もしくは、その一部分のみでもカバーすることができる。衣料
への取り付け用接着剤36は、スワール状パターンにした接着剤もしくは1つあ
るいはそれ以上の接着剤のストリップで構成することができる。衣料への取り付
け用接着剤36はまた、バッフル34の外側表面上に、不規則に、もしくは、規
則正しく配列した複数の接着剤のドットで構成することもできる。ストリップ状
の場合、衣料への取り付け用接着剤36は、吸収性物品28の中央縦軸X−Xに
沿って配列することができる。その代わりに、衣料への取り付け用接着剤36は
、2つあるいはそれ以上の、間隔を離した縦のストリップとして存在することが
できる。衣料への取り付け用接着剤36は、必要な場合、使用者が吸収性物品2
8を除去し、また、着用者の下着上に、それを再配置することのできるようにす
る性質のものである。衣料への取り付け用接着剤としてうまく機能する熱融解接
着剤は、ニュージャージー州08807、ブリッジウォータ、フィンデム通り1
0に置かれたオフィスを有するNationalStarch and Che
mical社によって商業的に販売されている。
【0030】 使用に先立った異物混入から衣料への取り付け用接着剤36を保護する目的で
、接着剤36は、緩めることのできるピールストリップ38によって保護するこ
とができる。このピールストリップ38は、接着剤36から剥がすことのできる
よう、片側が被覆される白色クラフト紙でよい。被覆は、ウイスコンシン州、5
4952、メナサ、ガーフィールド通り206に置かれたオフィスを有するAk
rosilから商業的に入手することのできるシリコン高分子のような、シリコ
ン被覆でよい。ピールストリップ38は、吸収性物品28を、彼女の下着にある
内部の股部分に取り付ける前に、使用者によって取り除かれるようにデザインさ
れる。
【0031】 図5を参照には、共通の切れ刃16を備えた刃物14の分解上面図が示される
。刃物14は、第1の端部42を有する第1の切断部材40を含む。第1の端部
42は、単に本発明をよりよく理解する目的上、点線として示される。刃物14
はまた、第2の切断部材44を有し、それは第1の切断部材40にある第1の端
部42に連結される。刃物14は、第3の切断部材46を更に有し、それもまた
、第1の切断部材40にある第1の端部42に連結される。「連結される」と言
う語によって、第2及び第3の切断部材44と46とのそれぞれを、第1の切断
部材40を形成する材料から、一体的に機械加工で作るもしくは形成することが
できることを意味するのに注目戴きたい。加えて、語「連結する」には、第1の
切断部材40に対し、第2及び第3の切断部材44と46とをそれぞれ、当業者
が周知の、溶接、機械的結合、熱的結合、化学的結合もしくはあるタイプの物理
的取り付けで取り付けることを含むことができる。最高の結果を得ようとするな
ら、第2及び第3の切断部材44と46とのそれぞれは、第1の切断部材40を
備えた金属の単一片から、機械加工で作りだされなければならない。刃物14全
体が、ダイ・カッタ10の中実軸から機械加工で作りだされることに注目戴きた
い。
【0032】 第1の切断部材40は、鉄もしくは非鉄金属から形成される直線状の部材とす
ることができる。好ましくは、刃物14は工具鋼で形成される。第1の切断部材
40は、少なくとも約0.0010インチ+0.0002インチ(0.0254
mm+0.0050mm)の厚みt1を有するべきであり、好ましくは、約0.
0010インチ+0.0002インチから約0.0050インチ+0.0002
インチ(少なくとも約0.0254mm+0.0050mmから約0.1270
mm+0.0050mm)の間の厚みを有するべき、また、より好ましくは、約
0.0010インチ+0.0002インチから約0.0030インチ+0.00
02インチ(少なくとも約0.0254mm+0.0050mmから約0.07
62mm+0.0050mm)の間の厚みを有するべきである。第2及び第3の
切断部材44と46とのそれぞれはまた、鉄もしくは非鉄金属から形成すること
ができ、また、好ましくは工具鋼で形成される。第2及び第3の切断部材44と
46とのそれぞれは、少なくとも約0.0010インチ+0.0002インチ(
少なくとも0.0254mm+0.0050mm)の厚みを有するべきである。
更に、第2及び第3の切断部材44と46とのそれぞれは、約0.0010イン
チ+0.0002インチから約0.0050インチ+0.0002インチ(約0
.0254mm+0.0050mmから約0.1270mm+0.0050mm
)の間の厚みを、好ましくは、約0.0010インチ+0.0002インチから
約0.0030インチ+0.0002インチ(少なくとも約0.0254mm+
0.0050mmから約0.0762mm+0.0050mm)の間の厚みを有
するべきである。第2の切断部材44の厚さt2及び第3の切断部材46の厚さ
t3は、第1の切断部材40の厚さt1に等しくてよい。好ましくは、即ち第1
、第2及び第3の切断部材40、44及び46のそれぞれが0.0002インチ
(0.0050mm)内で全て同じ厚さを有することであるが、しかし、必要な
らば、異なった厚さを有してもよいことに注目戴きたい。例えば、第1の切断部
材40は、第2の切断部材44の厚さt2 及び/又は 第3の切断部材46の
厚さt3、よりも大きい、に等しい、もしくは、よりも小さい厚さt1を有する
ことができる。
【0033】 図2に示されるように、表面12上の所定の刃物高さは、約1/8インチから
約3/16インチの間でなくてはならない。約0.1インチを下回る寸法では、
切れ刃を機械加工して作り出すことができず、また、切れ刃まで延びるている刃
物の角度即ち30度の角度が、表面12に突き当たる。約1/4インチを超える
と、刃物の構造的な一体的強度が減少する。表面12上の刃物高さによって、モ
ーメント・アームが作り出され、また、モーメント・アームが大きくなると鋼中
にクラックを作り出すことが判明した。刃物高さの寸法が大きければ、大きなモ
ーメント・アームが作られ、その結果表面12にある交点で、もしくは、更に鋼
の中にまで下って、クラックが頻繁に観察される。
【0034】 本発明の刃物は、積層シート厚みの約80%から90%のみを切断進む働きを
する。刃物は、刃物が積層ウエブ・シート厚みの約80%から90%のみを切断
進む働きをするよう、金床から所定の近傍に置かれる。積層シートの残り、即ち
、刃物の切れ刃で切断されない、積層シートの10%から20%は、破裂もしく
は破断して、個別の生理用ナプキン物品を形成することになる。このようにして
、本発明の刃物は、著しく長い刃物寿命を得ることが判明した。
【0035】 図5に示されるように、第2及び第3の切断部材44と46とのそれぞれは、
お互いを基準としてその間に180度以下の角度アルファ(α)を形成するよう
に配列される。好ましくは、この角度は約15度から180度の間であり、より
好ましくは約30度から約150度であり、また、最も好ましいのは、約45度
から約120度である。角度アルファ(α)は、第2及び第3の切断部材44と
46とのそれぞれの間のどの場所ででも測ることができ、また、第2及び第3の
切断部材44と46の形状は、お互いから開いていくにつれて変わるということ
に注目戴きたい。
【0036】 第2及び第3の切断部材44と46の各々がアーチ状の部分48及び50を有
し、それらは第1の切断部材40と協働して一般的な叉骨形状を形成する。 図6を参照すると、第2及び第3の切断部材44及び46の各々が、アーチ状
の部分48及び50に連結される直線部分52及び54を有するのを見ることが
できる。更に、第2及び第3の切断部材44及び46の各々が、内側切れ刃56
及び58をそれぞれに有する。内側切れ刃56及び58の両方は、互いに連結す
ることができ、第2及び第3の切断部材44及び46の間に円弧60を形成する
。この円弧60は、如何なる半径ででも形成することができるし、また、約18
0度を有する半円弧形状であることができるし、もしくは、180度未満の円弧
形状をとることもできる。第1、第2及び第3の切断部材40、44及び46が
、金属の単一片から機械加工をして作り出される場合、円弧60を約180度の
円弧を有して形成するのが有利である。
【0037】 図6及び図7両方を参照すると、第2及び第3の切断部材44及び46はまた
、外側切れ刃62及び64を有する。図7参照すると、第1、第2及び第3の切
断部材40、44及び46の各々はまた、中心線A−A、B−B、C−Cをそれ
ぞれに有する。第1の切断部材40にとっての中心線は、直線であり、一方、第
2及び第3の切断部材44及び46それぞれにあるアーチ形状となった部分にと
っての中心線は、曲がった、もしくは、アーチ形状となる。第2及び第3の切断
部材44及び46それぞれの中心線B―B、C―Cは、第2及び第3の切断部材
44及び46それぞれにある外側切れ刃62及び64に位置された、直角に位置
合せをされた2点間で、等しい距離にある点“D”で連結することになる。
【0038】 刃物14の独特形状は、第1、第2及び第3の切断部材40、44及び46そ
れぞれの、少なくとも2つの交点まわりに形成される矩形の全体表面積に対する
刃物14の切断表面の面積の比率として記述することができる。以下の手順を用
いて、交点“D”のまわりに矩形を描くことができる。矩形66は、2点を通る
第1の線68を描くことによって形成される。それぞれの点は、それぞれのアー
チ状の部分48及び50がそれぞれの直線状の部分52及び54に対して連結さ
れる位置において、第2及び第3の切断部材44及び46それぞれにある外側切
れ刃62及び64の1つ上に位置される。そうすることによって、点“E”が第
2の切断部材44にある外側切れ刃62上に確定され、また、点“F”が第3の
切断部材46にある外側切れ刃64上に確定される。点“D”は、点“E”及び
点“F”間で等しい距離にあることに注目戴きたい。第2の線70及び第3の線
72がその後、第1の線68が第2及び第3の切断部材44及び46それぞれに
ある外側切れ刃62及び64を横切る場所において、第1の線68に対して直角
に描かれる。換言すれば、この線70及び72は、第1の線68に対して、点“
E”及び“F”それぞれにおいて直角に交わる。第4の線74がその後、点“G ”(図6参照のこと)を通過して、第1の線68に対して平行に描かれる。点“
G”は、第1の切断部材40が、第2及び第3の切断部材44及び46それぞれ
の少なくとも1つに交叉する点において、点“H”、“I”及び“J”に正接す
る一方で、内接させることのできる最小直径円の中心を表す。
【0039】 点“H”は、第2及び第3の切断部材44及び46それぞれにあるアーチ状の
部分48及び50の少なくとも1つの上の点を表す。点“H”は、円弧60を形 成する内側切れ刃56及び58の少なくとも1つの上に置かれる。点“I”は、
第1の切断部材40にある外側切れ刃76が、第2の切断部材44にある外側切
れ刃62に交叉する、もしくは、接触する点を表す。これら2つの切れ刃76及
び62が、直線を形成しない場合だと、図6に描かれるように、それぞれが交叉
するように、それぞれは延長されることになる。点“J”は、第1の切断部材4
0にある外側切れ刃78が、第3の切断部材46にある外側切れ刃64に交叉す
る、もしくは、接触する点を表す。これら2つの切れ刃78及び64が、直線を
形成しない場合だと、図6に描かれるように、それぞれが交叉するように、それ
ぞれは延長されることになる。円の外周は従って、点“H”、“I”及び“J”
に正接し、また、その円の中心は点“G”になる。点“J”のみが既知である場 合、その外周が点“J”に接し、一方、同様に外側切れ刃62もしくは64、及
び、内側切れ刃56もしくは58に正接するように、円が描かれる。
【0040】 円の外周が、第1の切断部材40の外側切れ刃76及び78、もしくは、その
外側切れ刃76及び78の延長に、実際に接するか否かは、第1の切断部材40
が、第2の 及び/又は 第3の切断部材44及び46それぞれに交叉する角度
と配置とに依存することになる。例えば、図6において、第1の切断部材40は
、第2及び第3の切断部材44及び46それぞれと、第2の切断部材44が第3
の切断部材46に対して長さにおいて同一である場所で交叉する。この形状では
、外側切れ刃76及び78を、それらがそのことにより中心点“G”を有する円
を外接して描くことができる場所で外側切れ刃62及び64と交叉するように、
延長することが必要である。これとは異なり、図8に示される形状は、第1の切
断部材40を、第2及び第3の切断部材44及び46を基準にしてオフセットし
て示す。この形状にあっては、点“I”は、外側切れ刃76が外側切れ刃62と
出会う点に置かれ、また、点“J”は、外側切れ刃78が外側切れ刃64と交叉
する点に置かれる。円の設定は、刃物14にとって可能である様々な形状に対し
て、今後理解して欲しい。
【0041】 再び図7を参照すると、第1の切断部材40が、第2及び第3の切断部材44
及び46それぞれを二等分する場合、それは縦の中心線A−Aに沿って「鏡像」
を形成する。「鏡像」で、刃物14の上側半分は、刃物14の下側半分の鏡映で
あることを意味する。刃物14の全体像は、楽器調整用に使用できる音叉に大変
良く似ている。図7において、第1の切断部材40の中心線A−Aは、第2及び
第3の切断部材44及び46それぞれの中心線B−B及びC−Cが出会う点であ
る、点“D”に交叉する。
【0042】 矩形66の形成に戻る。第4の線74は、第1の線68に対して平行に描かれ
、また、点“G”を通ることになる。第5の線80が引き続いて第4の線74に
対して平行に、また、第4の線74から、第1の線及び第4の線68及び74そ
れぞれの間の距離に等しい距離に、描かれる。矩形66を形成する場合、第4の
線74及び第5の線80の両方は、第1の線68の同じ面に置かれることになる
のに注目戴きたい。第5の線80は、第2及び第3の線70及び72それぞれに
交叉し、点“K”及び点“L”を形成するように描かれることになる。この矩形 66はそれから、点“E”、“F”、“L”及び“K”で結ばれた面積を取り囲
むことになる。この面積は、本発明の目的上、矩形66の全表面積と称する。
【0043】 理解しやすいように、この矩形は、叉骨形状を覆って描かれ、かつ、第1の矩
形辺線であって、それぞれのアーチ状の部分が直線状の部分に連結されるその場
所で、それぞれ第2及び第3の切断部材の、外側切れ刃上におかれた2つの、矩
形隅点それぞれの間にある辺線と、第2の矩形辺線及び第3の矩形辺線であって
、2つの矩形隅点のそれぞれにおいて、第1の矩形辺線に対して直角をなし、ま
た、第2の切断部材が前記第3の切断部材と連結する場所に位置せしめられた中
心線を通過してある距離伸びている辺線と、第4の矩形辺線であって、第1の矩
形辺線に対して平行で、中心線からの距離が、第1の矩形辺線と中心線との間の
距離に等しいところにあり、第4の矩形辺線が、第2及び第3の矩形辺線と交叉
し、第1、第2、第3及び第4の矩形辺線内部に矩形を形成する辺線とで形成さ
れる矩形として表すことができる。
【0044】 矩形66の全表面積が確立できるように、矩形66が上記の方法に従って構成
されることが重要である。一旦これが達成されると、あらゆる刃物形状にある切
断表面積は、矩形66の全表面積と比較をすることができる。上記の方法によっ
て形成された、任意の2つの矩形にある全表面積は、寸法において等しくなくて
もよいが、相当に近くなくてはならない。様々な刃物形状及び様々な刃物厚さに
とって、矩形66の全表面積は、小数点以下第3位もしくは第4位まで測定した
場合、様々であってよい。
【0045】 矩形66の全表面積は、当業者が周承知のように、長さと幅とを乗じて算出で
きる。続いて、矩形66の全表面積内に存在している、刃物14にある切断表面
の面積を、一般の数学的定理及び公式を用いて測定する。刃物14にある切断表
面積の面積は、Cad−Camプログラムを用いて容易く計算できることに注目
戴きたい。Cad−Camのプログラムは、商業的に入手可能であり、また、当
業者の知るところである。
【0046】 以下の表1を参照して、第1、第2及び第3の切断部材40、44及び46そ
れぞれに、厚さを変化させて、幾つかの計算が行ってある。それぞれの計算に対
しては、全3つの切断部材40、44及び46は、0.001インチ(0.02
5mm)、0.002インチ(0.050mm)もしくは0.005インチ(0
.127mm)のいずれかのほぼ同じ厚さを有する。生理用ナプキン及びパンテ
ィ・ライナのような吸収性物品の切断には、約0.005インチ(約0.127
mm)を超える刃物厚さの使用は推奨しない。in2及びmm2で表した矩形66
の全表面積及び刃物14にある切断表面の面積がまた、計算してある。矩形66
にある全表面積のパーセントとしての、刃物14にある切断表面の面積が、切断
部材40、44及び46それぞれの厚さ、また同様に、第2及び第3の切断部材
44及び46それぞれを基準とした、第1の切断部材40の交点の角度と場所と
に依存して変化することになるのを見ることができる。この3つの切断部材40
、44及び46の厚さは、同じである必要がないことをまた、理解戴きたい。
【0047】 表1 厚さ 矩形の全表面積 刃物の切断 矩形の 表面の面積 %としての 刃物の面積インチ(mm) (in2) (mm2) (in2) (mm2) .001 (.025) .00012(.07742) .000025 (.016130) 20.83 .001 (.025) .00012(.07742) .00002(.01290) 30.77 .002 (.050) .00013(.08387) .00004(.02580) 30.77 .002 (.050) .00013(.08387) .00005(.03226) 38.46 .005 (.127) .00016(.10323) .0001 (.0645) 62.50 .005 (.127) .00016(.10323) .0001 (.0645) 68.75 注:1 in = 25.4 mm 1 in2 = 64.52 mm2
【0048】 再び図7を参照する。刃物14の切断表面積が、矩形66の全表面積の30.
77%を表す。この30.77%は、第1、第2及び第3の切断部材40、44
及び46それぞれの各々が、約0.001インチ(約0.025mm)の厚さを
有する場合に得られた。刃物14の厚さが増し、また、第1の切断部材40の、
第2及び第3の切断部材44及び46それぞれに交叉する角度が変わると、矩形
66の全表面積内部にある刃物14の切断表面積が変化することになる。
【0049】 図8及び図9を参照する。第1、第2及び第3の切断部材40、44及び46
それぞれが同じように、0.001インチ(0.025mm)の厚さを有するが
、第1の切断部材40は、第2の切断部材44にオフセットの角度で交叉する。
矩形82の形成は、図7に示される矩形66にとって上述されたのに同じである
。事実この矩形82は、隅点“E”、“F”、“L”及び“K”並びに線68、
70、72及び80を有する。図9に示される形状にとって、刃物14の切断表
面積は、矩形82の全表面積の20.83%である。刃物14の切断表面積が、
図9において図7におけるよりも少ない理由は即ち、第1の切断部材40が第2
の切断部材44からオフセットしていることである。このことは、第2及び第3
の切断部材44及び46それぞれの間で非対称の配列を形成する。この配列にあ
っては、第2の切断部材44の、より少ない表面積が計算に含まれ、また、その
結果、より少ない比率が得られる。
【0050】 第1、第2及び第3の切断部材40、44及び46それぞれの厚さを0.00
2インチ(0.050mm)に増大させた場合の刃物14に対して、類似の計算
を行った。この場合だと、刃物の切断表面積は、刃物14が図6に示される外観
に類似の場合には、矩形の全表面積の30.77%を示し、また、刃物14が図
8に示される外観に類似の場合には、矩形の全表面積の38.46%を示した。
【0051】 今度は図10及び図11を参照する。第1、第2及び第3の切断部材40´、
44´及び46´それぞれの厚さを、それら全てが0.005インチ(0.12
7mm)の厚さを有するように変化させて、同様の計算を行った。図11におい
て、刃物14の切断表面積は、矩形84の全表面積の62.5%であると計算さ
れた。
【0052】 図12及び図13を参照する。3つの切断部材40´、44´及び46´それ
ぞれに対して、各々が厚さ0.005インチ(0.127mm)を有し、また、
第1の切断部材40´が第2の切断部材44´に対してオフセットである場合の
計算を行った。刃物14の切断表面積は、矩形86の全表面積の68.75%で
あると計算された。上述の計算は全て、上掲の表1に記載される。 刃物14の切断表面積が、矩形の全表面積の約20%から約70%の間で示さ
れ得ることに注目して欲しい。より詳細には、刃物14の切断表面積は、矩形の
全表面積の約20%から約40%の間で示され得る。
【0053】 このような刃物14は、共通の切れ刃16が一般的には2つの隣接はするもの
の突合せにはなっていない刃物の間に生じるトリム屑を減少させるので、吸収性
製品を切断する上で、非常に有用であることが判明した。トリム屑を減少させる
ことで、より少ない材料で、より効率的な操業ができる。刃物14の共通の切れ
刃16は、2つの隣接する製品の外縁部の一部を、一度の切断で切断することが
できるので、その結果、多重の製品の生産を増大させることができる。本発明を
、幾つかの特定の実施形態に関連させて説明してきたが、前述に照らして見て、 当業者には多くの変形形態、修正形態及び変更形態が明らかであるものと理解さ
れたい。それ故に、本発明は、添付する請求範囲の精神及び範囲内にある全ての
そのような変形形態、修正形態及び変更形態の包含を意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 それぞれが砂時計の外観を有し、また、刃物の共通の部分が2つの隣接する物
品の外縁部の一部を同時に切断することのできるように、端と端とを突合せて配
列される1対の刃物を示している回転式ダイ・カッタの概略図である。
【図2】 図1に示される刃物の1つを、線2−2に沿って切断した断面図である。
【図3】 中央縦軸X−Xを有し、回転式ダイ・カッタで切断された、生理用ナプキンも
しくはパンティ・ライナのような吸収性物品の上面図である。
【図4】 図3に示された吸収性物品の側面図であり、幾つかの異なった層を示している
【図5】 図1に示される点線で描かれた円内領域の拡大上面図であり、刃物の分岐点を
示している。
【図6】 図5に示される点線で描かれた円領域内に位置する刃物形状の拡大上面図であ
る。
【図7】 図6に示される図の一部であり、刃物の分岐点周囲に描かれた矩形を示してい
る。
【図8】 図5に示される点線で描かれた円領域内に位置する別の刃物形状の拡大図であ
る。
【図9】 図8に示される図の一部であり、刃物の分岐点周囲に描かれた矩形を示してい
る。
【図10】 図5に示される点線で描かれた円領域内に位置する別の刃物形状の拡大図であ
る。
【図11】 図10に示される図の一部であり、刃物の分岐点周囲に描かれた矩形を示して
いる。
【図12】 図5に示される点線で描かれた円領域内に位置する更に別の刃物形状の拡大図
である。
【図13】 図12に示される図の一部であり、刃物の分岐点周囲に描かれた矩形を示して
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26F 1/38 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 プラマン ジェフリー アレン アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54952 メナシャ サウスフィールド ド ライヴ 1185 (72)発明者 アーレス ジョン グレン アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54956 ニーナ セクレタリアト レーン 1582 (72)発明者 ホルウィンスキー ロバート リー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54952 メナシャ サークル ドライヴ 1389 (72)発明者 クレア ブライアン デニス アメリカ合衆国 コネチカット州 06776 ニュー ミルフォード ウォルナット レーン 5 (72)発明者 ティーズ ティモシー ノエル アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54311 グリーン ベイ ロバート レー ン 545 Fターム(参考) 3C060 BA03 BB19 BD03 4C003 GA01

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)第1の端部を有する直線状の第1の切断部材と; b)直線状の部分及び前記第1の切断部材の前記第1の端部に連結されたアー
    チ状の部分を有する第2の切断部材と; c)直線状の部分及び前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結され、
    また、前記第2の切断部材にある前記アーチ状の部分に対して更に連結された、
    アーチ状の部分を有する第3の切断部材と; d)外縁とアーチ状の中心線を有し、前記第1の切断部材と協働する前記第2
    、前記第3の切断部材の前記アーチ状の部分によって形成された叉骨形状と; e)約0.001インチから約0.003インチの範囲の切れ刃の刃厚を有す
    る、前記第1、第2、及び第3の切断部材上の切れ刃と; f)前記叉骨形状上に描かれ、それぞれの前記アーチ状の部分が前記直線状の
    部分に連結される位置で、それぞれ前記第2、第3の切断部材の前記外縁上にお
    ける2つの矩形隅点間に延びる第1の矩形辺線と、前記2つの矩形隅点のそれぞ
    れにおいて前記第1の矩形辺線に対して直角をなし、前記第2の切断部材が前記
    第3の切断部材と連結する場所に位置する中心線を通過してある距離だけ延びる
    第2及び第3の矩形辺線と、前記第1の矩形辺線に平行で、前記中心線からの距
    離が、前記第1の矩形辺線と前記中心線との間の距離に等しいところにあり、前
    記第2、第3の矩形辺線と交叉する第4の矩形辺線とによって、これら矩形辺線
    内部に形成される矩形の全表面積の約20%から約40%の範囲にある切れ刃の
    表面積と; を備えることを特徴とする刃物。
  2. 【請求項2】 前記刃物が、回転軸の外周から機械加工で作られ、前記軸と
    一体的に形成されることを特徴とする請求項1に記載の刃物。
  3. 【請求項3】 前記切れ刃が、約1/8インチから約3/16インチの範囲
    にある切断深さを有することを特徴とする請求項2に記載の刃物。
  4. 【請求項4】 前記切れ刃が、約0.0012インチから約0.0018イ
    ンチの範囲にある厚さを有することを特徴とする請求項3に記載の刃物。
  5. 【請求項5】 前記第2の切断部材の切れ刃に連結された前記第3の切断部
    材のアーチ状の部分が、約180度の円弧を形成することを特徴とする請求項4
    に記載の刃物。
  6. 【請求項6】 前記刃物が、工具鋼で構成されることを特徴とする請求項5
    に記載の刃物。
  7. 【請求項7】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断する
    方法であって、 a)第1の端部を有する、直線状の第1の切断部材を設けること; b)直線状の部分及び前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結された
    アーチ状の部分を有する第2の切断部材を設けること; c)直線状の部分及び前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結され、
    また、前記第2の切断部材にある前記アーチ状の部分に対して更に連結された、
    アーチ状の部分を有する第3の切断部材を設けること; d)外縁とアーチ状の中心線を有し、前記第1の切断部材と協働する前記第2
    、前記第3の切断部材の前記アーチ状の部分によって形成された叉骨形状を設け
    ること; e)約0.001インチから約0.003インチの範囲の切れ刃の刃厚を有す
    る、前記第1、前記第2、及び、前記第3の切断部材上の切れ刃を設けること;
    及び、 f)前記叉骨形状上に描かれ、それぞれの前記アーチ状の部分が前記直線状の
    部分に連結される位置で、それぞれ前記第2、第3の切断部材の前記外縁上にお
    ける2つの矩形隅点間に延びる第1の矩形辺線と、前記2つの矩形隅点のそれぞ
    れにおいて前記第1の矩形辺線に対して直角をなし、前記第2の切断部材が前記
    第3の切断部材と連結する場所に位置する中心線を通過してある距離だけ延びる
    第2及び第3の矩形辺線と、前記第1の矩形辺線に平行で、前記中心線からの距
    離が、前記第1の矩形辺線と前記中心線との間の距離に等しいところにあり、前
    記第2、第3の矩形辺線と交叉する第4の矩形辺線とによって、これらの矩形矩
    形辺線内部に形成される矩形の全表面積の約20%から約40%の範囲にある切
    れ刃の表面積を設けること を含むことを特徴とする方法、。
  8. 【請求項8】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断する
    方法であって、前記切れ刃が、回転軸の外周から機械加工で作られ、前記軸と一
    体的に形成されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断する
    方法であって、前記切れ刃が、約1/8インチから約3/16インチの範囲にあ
    る切断深さを有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、前記積層された吸収性材料ウエブの厚みの約80%から90%
    のみを切り進むため、前記切れ刃を、対応している金床に近接して位置せしめる
    ことから更に構成されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、約0.0012インチから約0.0018インチの範囲にある
    厚さを有する前記切れ刃を有することから更に構成されることを特徴とする請求
    項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、前記第2の切断部材の切れ刃に連結された前記第3の切断部材
    のアーチ状の部分が、約180度の円弧を形成することを特徴とする請求項11
    に記載の方法。
  13. 【請求項13】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、前記切れ刃が、工具鋼で構成されることを特徴とする請求項1
    2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、前記積層された吸収性材料ウエブが、3/32インチ未満の厚
    みであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 積層された吸収性材料ウエブから生理用ナプキンを切断す
    る方法であって、前記生理用パッドはパンティ・ライナを備えることを特徴とす
    る請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 a)第1の端部を有する第1の切断部材; b)前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結され、内縁を有している
    第2の切断部材;及び c)前記第1の切断部材にある前記第1の端部に連結された第3の切断部材;か
    らなり、 前記第3の切断部材は、内縁を有し、内縁を有する前記第2の切断部材に連結し
    て前記第2及び第3の切断部材間に円弧を形成し、前記第2及び前記第3の切断
    部材は、互いの間に約30度から約150度の間の角度を形成するように配置さ
    れ、前記第2及び前記第3の切断部材のそれぞれは、前記第1の切断部材と協働
    して叉骨形状を形成するアーチ状の部分を有し、前記第2及び前記第3の切断部
    材は、前記アーチ状の部分に連結された直線状の部分を有し、前記第1、第2及
    び第3の切断部材は、約0.001インチから約0.005インチの間の範囲の
    同じ刃厚を有することを特徴とする刃物。
  17. 【請求項17】 前記第1の切断部材が直線状であることを特徴とする請求
    項16に記載の刃物。
  18. 【請求項18】 前記第1の切断部材が非直線状であることを特徴とする請
    求項16に記載の刃物。
  19. 【請求項19】 前記第2及び第3の切断部材が、それぞれの前記アーチ状
    の部分に対して一体的に連結された直線状の部分を有し、また、それぞれのアー
    チ状の部分は、外縁及びアーチ状に形成された中心線を有し、前記第1、第2及 び第3の切断部材の交点周囲に矩形が描かれた場合、前記刃物の前記切断表面の
    面積は、前記矩形の前記全表面積の約20%から約40%であり、この場合の前
    記矩形は、前記アーチ状の部分が前記直線状の部分に連結される場所で、前記第
    2及び第3の切断部材の前記外縁の1つの上にそれぞれ位置する2点を通って第
    1の線を描き、次いで、前記第1の線が前記第2及び第3の切断部材の前記外縁
    に交叉する場所において、前記第1の直線に対して、それぞれ直角に第2及び第
    3の線を描き、その後、前記第1の線に対して平行に、前記第2の切断部材の前
    記中心線が前記第3の切断部材の前記中心線に連結する点を通過するように第4
    の線を描き、前記第4の線に平行に、前記第4の線から前記第1と前記第4の線
    との間の距離に等しい距離を置いて、前記第1の線に対し前記第4の線と同じ側
    に第5の線を描くことによって形成され、前記第5の線は、前記第2及び前記第
    3の線と交叉して前記矩形を形成することを特徴とする請求項17に記載の刃物
  20. 【請求項20】 前記第1の切断部材、前記第2の切断部材、及び、前記第
    3の切断部材が、約0.001インチより小さい厚さを有することを特徴とする
    請求項19に記載の刃物。
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