JP2002502709A - 鋼製間柱のせん孔装置 - Google Patents

鋼製間柱のせん孔装置

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JP2002502709A
JP2002502709A JP2000531278A JP2000531278A JP2002502709A JP 2002502709 A JP2002502709 A JP 2002502709A JP 2000531278 A JP2000531278 A JP 2000531278A JP 2000531278 A JP2000531278 A JP 2000531278A JP 2002502709 A JP2002502709 A JP 2002502709A
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ブラゼル,ケネス,エム.
エマジ,ジョーン,イー.
暁夫 高村
正敏 吹抜
ディルズ,ジェフレイ,エム.
エヴァーツ,ロバート,ジー.
Original Assignee
リョービ ノース アメリカ インコーポレイテッド
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes
    • B21D28/243Perforating, i.e. punching holes in profiles
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Abstract

(57)【要約】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウトをせん孔して建築用配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する装置は、略C形状フレーム部(14)を有する小型手持ちフレーム(12)を備える。C形状フレーム部は作動軸(20)に沿って離隔して配置された端部(16,18)を有し、その間に間柱(30)を受容する。パンチ及びダイアセンブリ(24)は、C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ(26)及びダイ(28)を含む。フレームに取り付けられた作動可能駆動機構(36)は、非作動位置(52)と作動位置(54)との間の作動ストローク範囲にわたってパンチ及びダイアセンブリを駆動するように動作可能である。作動位置では間柱をせん孔することによりパンチがダイ内に延びてノックアウト(342)を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼製間柱をせん孔して配線や配管を通すのに十分な大きさの孔を形
成する装置に関し、配線や配管に損傷を与えうる鋭利な舌部やフランジを十分に
無くすることに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄骨骨組み家屋及び構造が普及している。鉄骨骨組みは従来の木製骨組みに対
して多くの長所を有する。鉄骨骨組みは白蟻、赤さび及び腐食に強い。さらに、
鉄骨骨組みは不燃性であり、エネルギー効率が良く、悪天候や活発な地震状況へ
の耐性が高い。
【0003】 鉄骨骨組みは、C形状の断面の構成部品に冷間形成された軽量亜鉛メッキ鋼か
ら作られる。特に木製骨組み設計を鉄骨骨組み設計に変換する時には、材木の寸
法に適合する構成部品を選択することにより設計変更を最小に抑えられる。間柱
は全てのサイズがあるが、ほとんどの建築者は木製骨組み寸法に適合する35/8 インチ及び51/2インチのサイズを使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
鉄骨骨組み家屋及び構造を建築する時、間柱に孔をあけることが必要である。
これらの孔は時にはノックアウト(knock-out)(又は突出し)と呼ばれ、パイ プ及び/又は配線をその孔に通せるようにして配管や電気的配線を収容する。鋼
製間柱は予備形成された孔付きで購入できる。多くの場合、予備形成孔は望まし
い位置になく、又は予備形成孔がない。これらの状況では、建築者は孔が必要な
位置で鋼製間柱に孔を形成しなければならない。
【0005】 これらの孔を形成する1つの方法は、アセチレントーチを使用して孔を切るこ
とである。アセチレントーチを使用して鋼製間柱に孔を切ることは建築者にとっ
て不便である。鋼製間柱に孔を形成するための別の方法は、Szulcに発行された 米国特許第5,287,716号に記載されるように、大型機械レバータイプのせん孔機 と打ち抜き型ツールを伴う。建築者は少なくとも部分的に骨組みを建築するまで
鋼製間柱のどこに孔を形成するのが好ましいかを知ることができないので、孔の
形成は難しい。多くの場合、大型レバータイプのツールを鉄骨骨組み付近に位置
させて孔を形成することは、レバータイプツールの大きさにより、及び部分的に
建築された骨組みの空間的制限により、不可能である。さらに、時には付加的な
困難性を伴わずに近接する間柱上の孔を整列させて配管を通過させることは困難
である。さらに、小型レバータイプのツールは一般的にねじ孔などの小さい孔の
形成にのみ有効であり、配線及び/又は配管のための大きさの孔を形成するよう
に設計されてはいない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、鋼製間柱をせん孔する小型手持ち装置を提供するこ
とにある。
【0007】 上記の目的を実行するため、建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノ
ックアウトをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を
形成する装置が提供される。その装置は、作動軸に沿って離隔した端部を有する
略C形状部と、使用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームを備える。
パンチ及びダイアセンブリは、C形状フレーム部の端部において相互に対向する
ように配置されたパンチ及びダイを含む。パンチ及びダイは作動軸に沿って相対
的に移動するように配置される。作動可能駆動機構がフレームに取り付られる。
駆動機構は、非作動位置と作動位置との間の作動ストローク範囲にわたってパン
チ及びダイアセンブリを駆動するように動作可能である。非作動位置ではパンチ
及びダイは離隔してその間に間柱が配置される。作動位置では間柱をせん孔する
ことによりパンチがダイのキャビティ内に延びて孔を形成する。
【0008】 好適な実施形態では、作動ストローク範囲は間柱をせん孔するのに要求される
よりも著しく大きくはない。グロス調整機構は、開放位置と閉鎖位置との間で間
柱をせん孔するために要求されるより著しく大きいグロス調整ストローク範囲に
わたってパンチ及びダイを相対的に移動させる。開放位置はパンチとダイとの間
に間柱を配置することを可能とする。閉鎖位置は作動ストローク範囲に基づき、
駆動機構の作動により間柱のせん孔を起こさせる。
【0009】 さらに、好適な実施形態では、C形状フレーム部は第1及び第2の半分を有す
る。各半分はC形状フレーム部の個々の端部を含む。グロス調整ストローク範囲
は作動軸に沿って規定される。グロス調整機構は、C形状フレーム部の第1及び
第2の半分を接続するスライド部材を含む。スライド部材は作動軸に沿ってダイ
がパンチに接近し離れるように移動可能とする。グロス調整機構はさらにスライ
ド部材をアンロックしてスライド部材の移動を可能とし、スライド部材をロック
して駆動部材の作動中にスライド部材の移動を防止するロック装置を含む。
【0010】 好ましくは、C形状フレーム部の両端部はアンダーカット顎部を有し、パンチ
とダイとの間に異なる形状の間柱を配置することを可能とする。
【0011】 さらに、本発明を実行するため、建築構造において使用される軽量鉄骨間柱か
らノックアウトをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの
孔を形成する装置は、小型手持ちフレームと、パンチ及びダイアセンブリと、グ
ロス調整機構とを備える。グロス調整機構は、作動軸に沿って方向付けされ、第
1及び第2の端部を有するシャフトを含む。パンチはシャフトの第1の端部に取
り付けられ、シャフトはフレームとスライドして協働して開放位置と閉鎖位置と
の間でグロス調整ストローク範囲にわたってダイに対してパンチを移動させる。
駆動機構は、フレームに対して旋回可能に取り付けられ、使用者がハンドルとレ
バーを一緒に引くことができるようにハンドルの近傍に設けられたグリップ部を
有するレバーを備える。前進シアは、シャフト及びレバーと協働してシャフトを
駆動して、レバーのグリップ部がハンドルに向かって引かれる度にパンチをダイ
の方へ送り前進させる。戻りシアは、シャフト及びフレームと共働し、各送り前
進後にシャフトが戻ることを防止しつつ、シャフトが自由に前進することを可能
とする。
【0012】 本発明が生じさせる長所は多数ある。例えば、本発明の実施形態は、鉄骨間柱
をせん孔して配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する小型の
手持ちツールを提供する。さらに、グロス調整機構とアンダーカット顎部は、特
に部分的に建築された骨組み内に既に固定された鋼製間柱に孔をあけるためにツ
ールの多様性を提供する。好ましくは、パンチはノックアウトを作るようにダイ
のキャビティに対して構成される。さらに、パンチがダイのキャビティ内に延び
た時、パンチとダイのキャビティとの間の環状ギャップが十分に小さく、せん孔
された孔が実質的にフランジを有しないことが好ましい。即ち、孔は配線や配管
に損傷を与えうる鋭利な舌部やフランジを十分に失っている。
【0013】 本発明の上述の目的及び他の目的、形態及び長所は、添付図面との関連におい
て検討した時に、本発明を実施するためのベストモードの以下の詳細な説明から
容易に理解される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び2を参照すると、鋼製間柱をせん孔する装置が一般的に10で示され
る。装置10は小型手持ちフレーム12を含む。フレーム12は、それぞれ第1
及び第2の端部16、18を有する略C形状部14を有する。第1の端部16と
第2の端部18は離間すると共に作動軸20に沿って配置されており、間に間柱
を受け入れる。使用者が装置10を操作する時に握るためのハンドル22が設け
られる。
【0015】 パンチ及びダイアセンブリ24は、パンチ26とダイ28を有する。パンチは
C形状フレーム部14の第1の端部16に取付られる。ダイ28はC形状フレー
ム部14の第2の端部18に取り付けられ、パンチ26に対向する。間柱30は
パンチとダイ28の間に図示されている。パンチ26とダイ28は作動軸20に
沿って相対的に移動するように取り付けられる。ダイ28はキャビティ32を有
するので、パンチ26がダイ28の本体のキャビティ32内へ延び、作動中に間
柱30をパンチする。
【0016】 電気モータ36(図1)などの作動可能な駆動機構がフレーム12に取り付け
られる。電気モータ36(図1)はドライブシャフト38を有する。サイクロイ
ド歯車セットなどの歯車減速アセンブリ40は入力部42と出力部44を有する
。歯車減速アセンブリ40の入力部42はドライブシャフト38により駆動され
る。歯車減速アセンブリ40の出力部44は、カム機構46などの適当なカム機
構によりパンチ及びダイアセンブリ24を駆動する。
【0017】 図示のように、カム機構46は歯車減速アセンブリ40の出力部44に位置す
るスロット48を含む。パンチ26は留め具60によりパンチヘッド58に固定
されたパンチ本体56を含む。パンチ本体56は軸受け62により支持される。
カム機構46は更にローラピン50を有し、それはスロット48と協働してパン
チ26に往復駆動運動を与える。
【0018】 図1に最も良く示されるように、電気モータ36はバッテリー源64などの適
当な電源により電源供給される。しかし、本発明の実施形態は従来の電源コンセ
ントに接続するための電源コードを含むことができる。その代わりに、他の種類
の駆動機構を使用することができる。例えば、図1に最も良く示されるように電
気モータ36を使用する代わりに、図2に最も良く示されるようにタービンを使
用し、又は図3に最も良く示されるようにハンドルとレバーの送り(incrementa
l)前進機構を使用することができ、それら全てを以下に詳細に説明する。さら に、従来技術の当業者に理解される他の駆動機構を使用することも可能である。
【0019】 図1に示す電気モータ駆動実施形態と図2に示すタービン駆動実施形態は、そ
れら個々の駆動機構以外は実質的に同様に動作することが理解されるべきである
。発明の説明を単純化するために、図1及び図2で同様の参照番号を使用して同
様の要素を示す。さらに、以下の説明では、一般的に図1及び図2の両方を参照
する。必要な場合は、挿入的参照により図1又は図2のいずれかを特に参照する
【0020】 図1及び2の参照を続けると、引き金70を押すことにより電気モータ36(
図1)へ選択的に電力が供給される。引き金70は矢印72により示されるよう
に移動可能である。ドライブシャフトの回転が矢印74により示される。ドライ
ブシャフト38はいずれの方向へも回転可能である。ドライブシャフト38の回
転は矢印76に示すように作動ストローク範囲にわたるパンチ26の往復運動を
生じさせる。パンチ26は、52で示す非作動位置(図1)と54で示す作動位
置(図1)の間を移動する。非作動位置52(図1)では、パンチ26とダイ2
8は離間し、その間に間柱30が配置される。作動位置54(図1)では、パン
チ26は間柱30をパンチすることによりダイのキャビティ32内へ延びる。
【0021】 その代わりに、図2に最も良く示されるように、駆動機構をタービン80とす
ることができる。タービン80はドライブシャフト38を駆動し、圧縮液体源(
具体的に図示せず)からの動力を与えられる。バルブ82は引き金70により作
動可能であり、タービン入力84を開放することによりタービン80を作動させ
、タービン入力84を閉鎖することによりタービン80を非作動とする。入口コ
ネクタ86が圧縮空気タンクなどの適当な流体源への接続のためにフレーム12
に設けられる。歯車減速アセンブリ40は、タービン駆動実施形態において電気
モータ駆動実施形態よりもより大きな減速をもたらし、タービン内の増加したド
ライブシャフト速度に適合する。
【0022】 本発明の実施形態では、パンチ孔は配線及び配管が通過するのに十分な大きさ
となるように装置が構成される。さらに、好適な実施形態では、パンチはダイに
対して、孔をパンチする時にノックアウトを作り出すように構成される。ノック
アウトを作り出すために使用可能な1つの手法は、パンチがダイのキャビティ内
に進む時にパンチとダイのキャビティの間にできる環状ギャップが十分に小さく
なりパンチ孔がノックアウトを作り出すと共に実質的にフランジが無くなるよう
に、ダイに対するパンチのサイズ決めを行うことである。すなわち、実質的にフ
ランジの無いパンチ孔は、その中を通すことが意図される配線や配管に損傷を与
えうる鋭利な舌部やフランジを十分になくす。
【0023】 図1及び2を参照すると、グロス調整機構90は、66で示す開放位置(図2
)と68で示す閉鎖位置(図1)の間の間柱をせん孔するために必要なよりも非
常に大きなグロス調整ストローク範囲にわたってパンチ26とダイ28を相対的
に移動させるように構成される。好適な実施形態では、C形状フレーム部14は
第1の半分92と第2の半分94を含む。電気モータ36(図1)又はタービン
80(図2)は第1のハーフハウジング92内に配置される。第2のハーフハウ
ジング94は、第2のハーフハウジング94に固定されたロック可能なスライド
部材96と第1のハーフハウジング92内の対応するガイドスロット98により
第1のハーフハウジング92に接続される。別のスライド部材102が第2のハ
ーフハウジング94に固定され、第1のハーフハウジング92内の対応するガイ
ドスロット104と協働する。スライド部材96と102は、グロス調整ストロ
ーク範囲にわたって、パンチ26へ向かいパンチ26から遠ざかるダイ28の作
動軸20に沿ったスライド運動を可能とする。
【0024】 グロス調整機構90のロック装置が一般的に106で示される。引き金108
は装置をアンロックするように動作可能である。引き金108はアーム110に
接続し、それはロック部材112と係合する。引き金108が非作動とされると
、図1に最も良く示されるように、ロック部材112がスライド部材96内のく
ぼみ114に係合してスライド部材96をロックし、駆動機構(電気モータ36
、タービン80、又は他の適当な駆動機構)の作動中のスライド部材96及び1
02の移動を防止する。矢印116で示される引き金108の作動は矢印118
で示すようにアーム110を移動させ、ロック部材112をくぼみ114からは
ずす。くぼみからロック部材112をはずすことはスライド部材96をアンロッ
クし、ダイ28がパンチ26に向かう方向及び離れる方向に移動することを可能
とする。
【0025】 さらに、好適な実施形態では、C形状フレーム部14の両端部16及び18は
アンダーカット顎部126及び128を含み、異なる形状の間柱をパンチ26と
ダイ28の間に配置することを可能とする。グロス調整ストローク範囲は、間柱
をパンチするために要求されるより非常に大きく、異なる形状の間柱をパンチ2
6とダイ28の間に位置決めするすることを可能とする。作動ストローク範囲は
間柱をパンチするために要求されるよりそれほど大きくはなく、パンチ及びダイ
アセンブリの短く強力なストロークを可能とする。よって、C形状フレーム端部
のアンダーカット顎部の有利性は非常に大きい。
【0026】 グロス調整機構90は、スライド部材96及び102を使用するものに加えて
、種々の他の方法で構成できることが理解されるべきである。例えば、グロス調
整ストローク範囲は作動軸に実質的に垂直な面に沿って規定することができる。
C形状フレーム部の第1の半分と第2の半分を接続するロック可能なヒンジ部材
は、その面に沿ってダイがパンチの方向へ向かい、遠ざかるヒンジ式移動を可能
とする。ロック装置はヒンジ部材をアンロックしてヒンジ部材がその面を通って
移動することを可能とし、ヒンジ部材をロックして駆動機構の動作中にヒンジ部
材の移動を防止することを可能とする。
【0027】 さらに、例えばグロス調整機構は、C形状フレーム部の第1と第2の半分を接
続するためのロック可能な旋回部材を含むことができ、作動軸に平行な面に沿っ
てパンチがダイに向かい、離れる弓形の旋回移動を可能とする。ロック装置は旋
回部材のアンロック及びロックを可能とする。
【0028】 グロス調整機構が受ける負荷は非常に強大であることが理解されるべきである
。グロス調整機構の設計に利用可能な種々の代替物があるが、スライド部材はそ
の好適な1つのバージョンである。
【0029】 代わりに、作動ストローク範囲が十分に大きくパンチとダイの間に間柱の配置
が可能であるならば、グロス調整機構を省略することができる。しかし、作動ス
トローク範囲を短くすることができ、パンチから加わる力を増加させることがで
きるので、グロス調整機構の使用は好ましい。さらに、グロス調整機構との関連
において好ましくはアンダーカット顎部を使用してツールの多様性を増加させる
【0030】 さらに、スロットとピンの構成として示されたカム機構の種々の代替的実施例
があることが理解されるべきである。例えば、フレーム内にバネを配置してパン
チをダイから遠ざかるように付勢することができる。歯車減速アセンブリの出力
部に取り付けられたカムローブは、駆動機構の作動時にバネのバイアスに抗して
パンチを間柱に貫通させることができる。
【0031】 図3を参照して、本発明の別の実施形態を説明する。鋼製間柱のパンチ装置は
一般的に130で示される。装置130は小型手持ちフレーム132を有し、そ
れは略C形状部134を有する。C形状部134は、それぞれ第1及び第2の端
部136及び138を有する。第1及び第2の端部136及び138はそれぞれ
作動軸140に沿って離間した関係で配置される。ハンドル142はプレスの使
用者の片手で握れる大きさであり、作動軸140から略放射状に延びる。
【0032】 パンチ及びダイアセンブリは、C形状フレーム部134の第1の端部136に
取り付けられたパンチ144と、C形状フレーム部134の第2の端部138に
取り付けられたダイ146とを有する。間柱148はパンチ144とダイ146
の間に受容される。ダイ146は、パンチ動作中にパンチ144を受容するキャ
ビティ150を有する。
【0033】 レバー154は旋回ピン156によりフレーム132に旋回可能に取り付けら
れる。レバー154は、グリップ部158と、略平行で離間した一対のフォーク
部材160により規定されるフォーク部を有する。
【0034】 装置130のグロス調整機構はシャフト162を有し、そのシャフト162は
作動軸140に沿って方向付けられると共に、それぞれ第1及び第2の端部16
4及び166を有する。グロス調整機構は、開放位置と閉鎖位置との間のグロス
調整ストローク範囲にわたってパンチ144とダイ146を相対的に移動させる
ように構成される。開放位置はパンチ144とダイ146の間に間柱148を配
置することを可能とし、170で示される。仮想線172で示される閉鎖位置で
は、パンチ144とダイ146は、パンチ及びダイアセンブリの非作動中に間柱
148に接近し又は接触する。作動時には、仮想線174で示すようにパンチ1
44は間柱148をせん孔することによりダイキャビティ150内へ延びる。グ
ロス調整範囲及び作動ストローク範囲の双方にわたるパンチ及びダイアセンブリ
の運動は矢印176により示される。
【0035】 レバー154の各フォーク部材160には、前進シア(advance sear)180
と協働するカム面178が設けられる。戻りシア(retract sear)182はシャ
フト162及びフレーム132と協働し、シャフト162が各送り前進後に戻る
ことを防止しつつシャフト162が自由に前進できるようにする。前進シア18
0はシャフト162及びレバー154と共働し、レバー154をハンドル142
方向へ引くたびに送り前進する。
【0036】 シャフト162の第1の端部136はボア184を有し、それはパンチ144
の取付手段を提供する。C形状フレーム部134の第2の端部138はボア18
6を有し、それはダイ146の取付手段を提供する。もちろん、ねじ結合や従来
の留め具などの他の適当な取付手段を使用してパンチ144とダイ146の取付
を容易にすることもできる。
【0037】 シャフト162の迅速な前進を容易にするため、シャフトの第2の端部138
にパームボタン188が設けられる。これは、使用者がグロス調整ストローク範
囲にわたってシャフトを手動で前進させることを可能とする。シャフト162は
筒状領域を有し、その内部に戻りバネ190が配置される。ピン192がフレー
ム132に取り付けられ、シャフト162に形成されたスロット194を通って
放射状に内部へ延びて戻りバネ190と係合する。シャフト162が前進すると
、バネ190がピン192に当接してバネを圧縮する。
【0038】 前進シア180は、前進シアバネ196によりシャフトの送り方向と逆方向へ
付勢される。シャフト162と前進シア180の各送り前進後に、前進シアバネ
196は前進シアを180で示す位置へ戻す。
【0039】 戻りシア182は戻りシアバネ198により通常はロックされた方向へ付勢さ
れる。使用者がパームボタン188を直接押し又はレバー154を引くことによ
りシャフトの前進を調整すると、戻りシア182はまずシャフトと共に僅かに又
は十分な距離移動して、フレームとの係合の周りを旋回する戻りシャフトに対し
て戻りシアを回転させ、それによりシャフトと戻りシアがアンロックされる。戻
りシアバネ198が圧縮されるのは戻りシアとフレームの相対的移動中である。
戻りシアのアンロックされた方向は仮想線206により示される。
【0040】 装置130の動作を説明する。間柱148はパンチ144とダイ146の間に
配置される。使用者はパームボタン188を押し下げ、戻りシアバネ198を十
分に圧縮させて戻りシア182がシャフト162を解放する。使用者はパームボ
タン188を押し下げて、パンチ144とダイ146とが間柱148に接近し、
好ましくは間柱148と接触するまでパンチ144とダイ146をグロス調整範
囲にわたって移動させる。使用者がパームボタン188を解放すると、戻りシア
バネ198が戻りシア182を押し、戻りシア182がシャフト182に食い込
み、パンチ144とダイ146と別に移動することを防止する。
【0041】 レバーを154で示す静止位置から204で示す動作位置へ引くことにより、
カム面178は前進シア180を押す。カム面178は前進シア180を押して
前進シア180がその静止位置に対して僅かに角度を有する方向となり、バネ1
96を圧縮してシャフト162に食い込む。レバーが静止位置202と動作位置
204の間で矢印200の方向に移動する時、前進シア180はシャフト162
に食い込む。レバーが動作位置204に到達する前に、前進シア180はシャフ
ト162に食い込み、シャフト162とパンチ144をダイ146方向へ送り前
進させる。食い込んだ前進シアが仮想線208で示される。
【0042】 レバーを解放すると、前進シア180はその静止位置に戻り、戻りシア182
がシャフト162への食い込みを維持することによりシャフト162は送り前進
した位置に保持される。上述のようにレバーのグリップ位置がハンドル方向へ引
かれる度に、前進シアはシャフト及びレバーと共働し、シャフトを送り前進させ
る。パンチ144の初期配置後、間柱148がパンチされるまで、パンチ144
を作動ストローク範囲にわたってキャビティ150内へ送り前進させる。間柱1
48が正しくパンチされると、パンチ及びダイアセンブリを解放して間柱の除去
を容易にする。
【0043】 パンチ及びダイアセンブリを解放するため、使用者はバネ198に対して押し
下げることにより戻りシア182を直接解放するか、もしくは使用者はレバー1
54をハンドル142から遠ざかるように押してレバー154の第2のカム面2
10を戻りシア182に係合させることができる。先に記載したように、戻りバ
ネ190はシャフト162を軸方向に戻り位置へ付勢する。従って、戻りシア1
82が解放されると、シャフト162は自然に戻り位置へ戻る。
【0044】 前進シア180及び戻りシア182は、好ましくはシャフト162よりも大き
な硬度を有する硬鋼シート材料により形成され、シアのシャフトへの食い込みを
容易にする。
【0045】 図4を参照すると、本発明の別の実施形態が一般的に210で示される。小型
手持ちフレーム212は略C形状部214を有し、そのC形状部214は作動軸
220に沿って離間したパンチ端部216とダイ端部218を有する。使用者が
握るためのハンドル222が設けられる。パンチ及びダイアセンブリ224はパ
ンチ226とダイ228を有する。間柱230はパンチ226をダイのキャビテ
ィ232内へ進めることによりパンチされる。ダイ支持部材234がC形状フレ
ーム部214のダイ端部218内へスライド可能に受容される。ダイ228はダ
イ支持部材234内に受容される。
【0046】 図2及び3と同様に、装置210はカム機構236を有し、カム機構236は
ロット238とローラピン240を有し、矢印248に示す引き金246の作動
時に、矢印244で示すようにパンチ226を駆動する。引き金246は例えば
バッテリー250により電力供給される電気モータなどの適当な駆動機構を動作
させる。先に述べたように他の駆動機構を使用することができる。
【0047】 グロス調整機構254はダイ支持部材234と協働レバー256を有する。レ
バー256はC形状フレーム部214のダイ端部218に旋回可能に取り付けら
れる。弓形スロット260がレバー256の各側部に形成される。各スロット2
60は一端262に屈曲部が設けられる。フォロワピン264がダイ支持部材2
34の各側部に配置され、ダイ支持部材の周辺部から外側へ延びる。各スロット
260は個々のフォロワピン264を受容し、レバー256が旋回する時に、グ
ロス調整ストローク範囲にわたりパンチ226に対してダイ支持部材234とダ
イ228を案内する。もちろん、レバー256をダイ支持部材234へ接続する
ために、複数のピン及びスロットを代わりに設け、もしくは他の構成を設けるこ
とができる。さらに、例えば図16に示すように、スロットがロック位置を提供
できるような他の形状を有していても良い。
【0048】 閉鎖位置では、ダイ、ダイ支持部材及びレバーはそれぞれ228、234及び
256で示される。レバー256は、間柱をパンチするための駆動部材の動作中
に、ピン264がスロット260の屈曲端部262内に位置してパンチ226と
ダイ228を閉鎖位置に固定するように旋回する。
【0049】 仮想線で示す開放位置では、ダイ、ダイ支持部材及びレバーはそれぞれ266
、268及び270で示される。仮想線で示すように、レバー270は、ピン2
72がスロット260の非屈曲端部274内に配置されてパンチ226及びダイ
228を開放位置にし、間柱の挿入を可能とするように旋回する。
【0050】 本発明の実施形態が、鋼製間柱をパンチして配線や配管を通すために十分な大
きさの孔を形成する小型の手持ち装置を提供することが理解されるべきである。
装置の小ささはその使用中に大きな多様性を提供する。例えば、鉄骨骨組み家屋
及び構造の建築中の多くの場合、骨組みや構造の部分的な組立後に鋼製間柱又は
他の鋼製部品をパンチして孔をあける必要がある。これらの状況において、空間
的制限は非常に厳しいため、それらの空間的制限には従来の大型レバータイプの
せん孔機は不適当であった。本発明の小型手持ちパンチ装置は厳しい空間的制限
を有する領域で孔あけを容易にする。さらに、図示した設計に加えて、多くの設
計が当業者には明白であることが理解されるべきである。例えば、スライド部材
96及び102(図1及び2)、シャフト162及び関連する要素(図3)又は
レバー256及びダイ支持部材234(図4)により形成されるグロス調整スラ
イド機構を、他のグロス調整機構により置き換え、又は他のグロス調整機構を補
足することができる。
【0051】 さらに、本発明の実施形態の小型さは、パンチが配線及び配管のための大きな
孔を形成するような大きさである点で有益であることが理解されるべきである。
さらに、好適なパンチは一般的に尖った形状を有し鋭利なフランジ又は舌部を残
すような凸状貫通タイプではなく、その代わりに一般的に凹状であり、ノックア
ウトを形成することにより望ましくない舌部やフランジを除去する。
【0052】 図5a〜5cを参照すると、本発明の実施形態において使用される代替的なパ
ンチ及びダイアセンブリが一般的に300で示される。アセンブリ300は、C
形状フレームのパンチ端部に規定されたパンチホルダ302と、C形状フレーム
のダイ端部に規定されたダイホルダ304とを備える。パンチ306は往復部材
308に接続される。接続部材308は、多数の形態を採ることができる駆動機
構により駆動され、それは詳細には図示しない。ダイ310はパンチ306に対
向するように取付られる。ダイ310はダイキャビティ312を規定する本体を
有し、そのダイキャビティ312内にパンチ306が延びて間柱340をパンチ
し、ノックアウトを作ることにより孔を形成する。必須ではないが、好ましくは
、パンチ306はスリーブ316により囲まれ、スリーブ316はスライド可能
にパンチ306と係合する。その実施形態では、バネシート318が往復部材3
08に固定され、バネ320はスリーブ316をダイ310の方向へ付勢し、駆
動機構(具体的に図示せず)の動作時において、パンチ306がダイキャビティ
312内へ延びて刻印されたピース又はノックアウトをパンチする以前にスリー
ブ316がダイ本体310に係合する。
【0053】 ダイ本体310は、キャビティ312と通じる開口322を規定する。開口3
22は、図5cに最も良く示されるように、開口322を通過することによりダ
イキャビティ312からノックアウト342が排出されるような大きさとされる
。本発明の間柱パンチ装置の使用中において開口322は非常に便利な形態であ
ることが理解されるべきである。
【0054】 好ましくは、ダイ本体310はC形状フレーム部に回転可能に取り付けられ、
ダイ本体310の回転により使用者がダイホルダ304に対して開口322を選
択的に配置することができる。ダイ本体310は保持クリップ324によりダイ
ホルダ304に保持される。
【0055】 好ましくは、ロック機構はダイ本体310とダイホルダ304に対して、ダイ
本体310がダイホルダ304に対して望ましい位置へ選択的に回転され、ロッ
ク機構により望ましい位置にロックされるように構成される。例えば、ロック機
構は、ダイ本体の底面328の周りに円周上に離間した複数の戻り止め326と
バネ332により付勢されたボール330を含むボールとを含む戻り止め構成と
することができる。
【0056】 すなわち、ボール330はダイ本体310の位置に応じてバネ332により戻
り止め326のいずれか1つへ付勢される。望ましければ、グロス調整機構を使
用する時、ロッド部材334をダイキャビティ312内へ延ばしてパンチ306
が部材端部338を押してグロス調整機構のロック機構を解放することができる
。例えば、ロック機構は図1及び2に示すスライドロック機構とすることができ
、又は従来技術の当業者が理解する他のロック機構とすることもできる。
【0057】 図5aに最も良く示されるように、パンチ306とダイ310は閉鎖位置にあ
り、パンチ306は非動作位置にある。図5bに最も良く示されるように、パン
チは動作位置にありダイ310内へ延びている。さらに、図5cに最も良く示さ
れるように、金属のパンチが終わると、開口322を通じてダイキャビティ31
2からノックアウト342が排出される。
【0058】 図6a〜6cを参照して、本発明の更に別の代替的実施形態を説明する。装置
の部分的な図示が一般的に360で示される。装置360はC形状フレーム部3
62、パンチ364及びダイ366を有する。モータ又はタービン又は上述の他
の装置とすることができる駆動機構368が歯車減速機構369を通じてドライ
ブシャフト370に接続される。ドライブシャフト370はその端部にピニオン
372を有する。シリンダカム374がパンチ364に固定され、軸受け376
と係合する。シリンダカム374は、ドライブシャフトのピニオン372と係合
する内部歯車378を有する。図示のように、ピン380がC形状フレーム部3
62に取り付けられ、スロット382がシリンダカム374の外面により規定さ
れる。
【0059】 ピン380はスロット382に係合し、スロット382は、駆動機構を動作さ
せることによりピニオン372がシリンダカム374を回転させてピン380が
スロット382に追従し、作動ストローク範囲及び好ましくは同様に(図示せず
)グロス調整ストローク範囲にわたってパンチ364を駆動する形状とされる。
好ましくは、スロット382は例えば正弦波状の湾曲路を有し、パンチ364が
ダイ366に接近する時のパンチ364の移動が、間柱384が係合する時のパ
ンチ364の移動に比べて比較的早くなる。
【0060】 好ましくはスロット382はシリンダカム374により規定される。しかし、
スロットはシリンダカム374から突出するピンと共にC形状フレーム部により
規定することができることが理解されるべきである。好ましくはピン380はロ
ーラピンである。図6cに最も良く示されるように、ピン380はスロット38
2に沿って移動してパンチ364をダイ366内へ駆動し、間柱392を通って
シリンダカムを適所390に配置する。
【0061】 図7a〜7cを参照して、本発明の追加の実施形態が示され、装置を部分的に
400で示す。装置400はパンチ402とダイ404を含む。パンチ402は
、駆動機構408により駆動される往復部材406に接続される。間柱410は
パンチ402とダイ404の間に配置される。本実施形態では、ダイ支持部材4
12はフレームのダイ端部413内にスライド可能に受容される。バネ414は
ダイ支持部材412をバネシート416において付勢し、図7aに最も良く示さ
れる開放位置にする。電磁石418は、図7bに最も良く示されるように、電磁
石418の動作時に、ダイ支持部材412をバネ414の付勢力に抗して閉鎖位
置へ付勢するように動作可能である。電磁石418が動作した後、駆動機構40
8を使用してパンチ402をダイ404内へ駆動する。
【0062】 好ましくは装置400はロック機構を使用し、パンチ及びダイアセンブリが閉
鎖位置内に残り、電磁石418の継続的な動作が不要となるようにする。好まし
い構成では、ダイ支持部材412が閉鎖位置にある時にロック420が開口42
2内へ付勢される。図7cに最も良く示されるように、間柱410がパンチされ
た後、解放シャフト424はその端部426においてパンチ402により押され
る。解放部材424は、相互に当接する部材424と428上のカム角度付け面
との接点で部材428と係合する。図7cに最も良く示されるように、カム角度
付け面の当接はバネ432に抗して部材428を押し、その結果バイアスバネ4
34に抗してロック部材420を押し、ダイ支持部材412をアンロックする。
【0063】 図8a〜8bを参照すると、さらに別の代替的装置が一般的に460で示され
る。装置460はパンチ462、往復部材464、駆動機構466及びダイ46
8を有する。間柱470はパンチ462とダイ468の間に配置される。ダイ支
持部材472はフレームのダイ端部内にスライド可能に受容される。ダイ支持部
材472は、カム角度付け面476を有する部分474を有する。ラック部材4
78は、ダイ支持部材474の角度付け面476に当接するカム角度付け面48
0を有する。ラック478は、ドライブシャフトを有する駆動機構482により
駆動され、ピニオン484がラック478と係合する。もちろん、本発明の他の
実施形態においても好ましいように、駆動機構482は歯車減速機構を有するこ
とが好ましい。ラック部材478とピニオン484は、第1の方向へのドライブ
シャフトの回転がラック部材カム機構480をダイ支持部材相補カム機構476
に対してスライドさせ、図8bに最も良く示されるようにダイ468を閉鎖位置
へ移動させるような範囲とされる。さらに、第2の方向へのドライブシャフトの
回転が、図8aに示すようにダイを解放位置へ戻す。
【0064】 図9a〜9cを参照すると、本発明のさらに別の実施形態が一般的に500で
示される。装置500は、パンチ502、ダイ504、パンチ502に係合する
駆動部材506、及び、好ましくは歯車減速機構を有する駆動機構508を含む
。間柱510はパンチ502とダイ504の間に配置される。装置500は、い
くつかの観点において図8a及び8bに示すのと同様のロック部材514及びロ
ック構成516を有するダイ支持部材512を含む。
【0065】 続けて図9a〜9eを参照すると、プーリー構成は、ローラ520及び522
の周りに延び、取付点524でダイ支持部材512に接続するワイヤ518を有
する。図9d〜9eに最も良く示されるように、装置のハンドルの引き金構成5
30を使用してワイヤ518の部分532を引く。図9dに最も良く示されるよ
うに、引き金530は引かれない、図9eに最も良く示されるように、引き金5
30はバネ536の付勢に抗して矢印534で示す方向に引かれ、ワイヤ部53
2を押し、その結果ワイヤ部518を引く(図9a〜9c参照)。
【0066】 引き金構成を引き、ワイヤを引くことにより、プーリー構成はダイ支持部材5
12を付勢して、図9bに最も良く示されるようにダイ504を閉鎖位置へ移動
させる。もちろん、プーリー構成を種々の方法で構成することができ、引き金5
30がパンチ及びダイアセンブリを閉鎖することが必須では無いことが理解され
るべきである。すなわち、引き金を引くことは、ダイ支持部材512への取付点
524を変化させることによりパンチ及びダイアセンブリを開放するように使用
される。
【0067】 図9cに最も良く示されるように、好適な実施形態では、緊急解放ボタン55
2が設けられ、細長い部材554が接続556の周りに旋回してロック機構51
6を解放する。
【0068】 図10a〜10cを参照すると、本発明の更に別の代替的装置が一般的に58
0で示される。装置580は、いくつかの間柱586をパンチするためのパンチ
582及びダイ583を有する。さらに、装置580は往復部材588と、駆動
機構590を有する。ダイ584はダイ支持部材592により保持される。ダイ
支持部材592は、上述の実施形態のものと同様に、ロック部材594及びロッ
ク機構596により閉鎖位置へロックされる。本実施形態では、ダイ支持部材5
92はねじ切り部材600を有する。ナット602がねじ切り部材600上に受
容される。ナット602は、C形状フレーム部に対して軸方向に静止状態を維持
しつつ、C形状フレーム部内で回転するように取付られる。
【0069】 駆動機構604は、プーリー608を駆動するドライブシャフト606を有す
る。第2のプーリー610がナット602により規定され、駆動ベルト612は
ドライブシャフト606の運動をナット602に伝達する。ナット602の第1
の方向への回転は、ダイ584を閉鎖位置へと移動させる。ナット602の第2
の方向への回転は、ダイ584を開放位置へと移動させる。もちろん、代わりに
歯車などの他の機構を使用してドライブシャフト606の駆動運動をナット60
2に加えることもできる。
【0070】 図11を参照すると、本発明のパンチ装置と共に使用される測定装置が一般的
に620で示される。装置620は着脱可能で伸縮可能な脚部である。伸縮可能
な脚部620は、例えばスリーブ部材624内に受容された内部ロッド部材62
2として形成することができる。適切には、ロック部材626はスリーブ624
に対して部材622をロックして伸縮可能な脚部620の長さを固定するために
設けられる。伸縮可能な脚部620は、間柱632に孔をせん孔する時に、例え
ば装置のねじ切りされた開口に受容される脚部のねじ切り端部により装置630
に接続することができる。そうして次に伸縮可能な脚部620を使用して、次の
間柱634と636にパンチされた孔が間柱632にパンチされた孔と同じ高さ
となることを確実にする。そうして、建築中に、整列された孔に配管が容易に通
ることを確認することができる。もちろん、脚部は一緒に協働する複数のロッド
部材を含み、ロッド部材の近接する各組の境界にロックが配置される。
【0071】 図12を参照すると、本発明のさらに別の実施形態が一般的に670で示され
る。装置670は、フレーム671と、パンチ672とダイ674を有する。装
置670は、歯車減速機構678を通じて接続された駆動機構676により駆動
されてねじ切り部材680を駆動する。ねじ切り部材680は内部にねじ山を有
するカム機構681を駆動し、ねじ切り部材680の第1の方向への回転が機構
681を上方へ移動させ、ねじ切り部材680の他方への回転が機構681を下
方へ移動させるようにする。フレーム部材682はそれに接続されたローラ68
4を有する。ローラ684はカム機構681上に乗り、旋回接続686の周りに
フレーム部材682を旋回させる。フレーム部材682は、パンチ672がダイ
674に係合して間柱をパンチし、ノックアウトを形成するように旋回する。他
の方向では、フレーム部材682が旋回し、間柱がパンチ672とダイ674の
間に位置することを可能とするのに十分に開放する。フレーム部材682の完全
に解放した位置が仮想線692により示され、カム機構の対応する完全に戻った
位置が仮想線690で示される。好適な実施形態では、仮想線698で示すよう
に、スイッチ694をスライドさせてフレーム部材682が更にパンチ672か
ら離れるようにスライドしてさらに広い開口を作り、その間に間柱を背中合わせ
に配置するように動作することができる。スライドスイッチ694はスライドバ
ー696を解放してフレーム部材682がスライドすることを可能とする。図示
のように、レバースイッチ688によりいずれかの方向に回転するように駆動機
構676を動作させることができる。
【0072】 図13を参照すると、本発明のさらに別の実施形態が一般的に640で示され
る。装置640は一般的にC形状の小型手持ちフレーム642を含み、パンチ6
44(仮想線645で示される動作位置を有する)及びダイ646がC形状部の
端部にある。グロス調整機構はフレーム部材648を含み、それはダイ646を
作動又は閉鎖位置とすることを可能とする。フレーム部材648は、648で示
す閉鎖位置と652で示す解放位置との間で旋回取付部650の周りに旋回する
。有利に、部材の閉鎖位置648は、その部材648がロック可能な解放機構6
54をスロット655内へ係合させるように構成される。機構654はプッシュ
ボタンの形状とすることができ、それはパンチ動作の完了後に押されて部材64
8をアンロックし、タブをスロット655外へ押し出す。機構654は好ましく
は部材648が閉鎖位置へ旋回した時に自動でロックする。好ましくはプッシュ
ボタン656は駆動機構700を駆動し、パンチ644が間柱内を通ってダイ6
46へ移動するようにする。好適な実施形態では、仮想線652で示されるよう
に、旋回可能なフレーム部材が開放位置へ旋回した時にプッシュボタン656は
覆われる。
【0073】 駆動機構700は、歯車減速機構を通じてカムプレート702に接続されたモ
ータ(又はタービン)である。図14に最も良く示されるように、カムプレート
702はスロット704を含む。モータ又はタービンを駆動することにより、歯
車減速アセンブリはカムプレート702を駆動して矢印712で示すようにプレ
ート702を回転させる。ピン706がパンチホルダ707に取り付けられ、ス
ロット704と係合する。カムプレート702が回転すると、カムプレート70
2の回転運動がピン706の直線運動に変換され、パンチ644を往復させる。
【0074】 図14に最も良く示すように、パンチ644が完全に戻ると、カムプレート7
02内のスロットは位置704に位置し、パンチホルダ707に取り付けられた
ピンは位置706に来る。矢印712に示されるようにカムプレート702が回
転すると、パンチは仮想線645(図13)に示す延長位置へ移動する。パンチ
が延びると、カムプレート702上のスロットは仮想線708に示す位置になり
、ピンは同様に仮想線で示す位置710となる。
【0075】 スロットは、グロス調整範囲又はストロークの非作動部にわたってパンチをよ
り高速で移動させ、完全に延びた位置付近でパンチがより低速となるようにし、
その結果より多くの機械的長所を有するようにすることが理解されるべきである
。もちろん、スロットは好適な形状として図示されているが、従来技術の当業者
により他のスロット形状が考えられることが理解されるべきである。例えば、円
形スロットを代わりに使用することができる。
【0076】 図15及び16は本発明の別の代替物を示す。鋼製間柱パンチは一般的に75
0で示される。装置750は、ハンドル754を有するハンドルを有し、パンチ
756はパンチホルダ758内に保持され、パンチホルダ758は駆動機構76
0により駆動される。フレームの他の側部は、プレート773上にスロット77
2を有するハンドル770を有し、そのプレートはハンドル770に固定される
。ダイホルダ776上のピン774はスロット772と協働し、ダイ778のた
めのグロス調整機構を提供する。
【0077】 好ましくは、図16に最も良く示されるように、フレーム752はスロット7
90を有し、そのスロット790はスロット772及びピン774と協働する。
ハンドル770がピン796の周りに旋回すると、ピン774はスロット790
及び772を通じてスライドしてダイ778を移動させる。
【0078】 図17を参照すると、本発明のパンチ孔装置のさらに別の代替的実施形態が一
般的に800で示される。装置800は、駆動機構804を取り囲みパンチ80
6をダイ808内へ駆動するためのフレーム802を含む。本実施形態では、フ
レーム部材810はダイ808を支持し、ハンドル812を有する。部材810
は、矢印814に示されるように、フレーム部材802に対するスライド運動の
ために配置される。ロック機構816を使用して部材810を作動位置に固定し
、ダイ808をパンチ806と整列させる。使用時には、使用者は部材810を
外側へスライドさせ、ワークピースをパンチ806の近傍に位置させ、次に部材
810をスライドさせてダイを作動位置へ配置する。
【0079】 図18を参照すると、本発明のさらに別の実施形態が一般的に900で示され
る。装置900は駆動機構904を取り囲むフレーム902を有する。機構90
4はパンチ906をダイ908内へ駆動する。ダイ908はハンドル912を有
するフレーム部材910内に保持される。フレーム部材910は旋回ピン916
によりフレーム部914に旋回可能に取り付けられる。図17に示す装置と幾分
類似するように、図18の装置900は部材910の旋回運動によりグロス調整
機構を提供し、ダイ908をパンチ906から離れるように移動させてその間に
ワークピースを配置することを可能とする。好ましくは、ボール及び戻り止め機
構918の如き適当なロック機構を設けて、ワークピースのパンチ以前にロッド
部材910を作動位置にロックする。
【0080】 本発明の実施するためのベストモードを詳細に記載したが、本発明が関連する
技術に知識を有する者は、請求の範囲により規定される本発明を実施するための
種々の代替的な設計や実施形態を理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 鋼製間柱をパンチするための本発明の装置を示す部分破断面側立面図であり、
閉鎖位置におけるパンチ及びダイとその間の間柱を示す。
【図2】 図1と類似の側部立面図であり、開放位置におけるパンチ及びダイを示し、そ
の間に間柱の配置が可能である。
【図3】 本発明の別の装置の側部立面図であり、ハンドルとレバーを引くいてパンチを
ダイのキャビティ内へ送り前進させて間柱をパンチする。
【図4】 本発明のさらに別の装置の側部立面図であり、グロス調整機構がスロットを有
するレバーとピンの構成を有する。
【図5】 鋼製間柱をパンチするための本発明の装置の代替的実施形態を示し、打ち抜か
れた金属をダイのキャビティから排出することを可能とするダイ本体の開口を示
す。
【図6】 鋼製間柱をパンチするための本発明の装置のさらに別の代替的実施形態を示し
、駆動機構の回転運動がスロットを有するシリンダカムによりパンチの線形運動
に変換される。
【図7】 本発明のさらなる代替的実施形態を示し、電磁石を使用してパンチ及びダイア
センブリをグロス調整ストローク範囲にわたって移動させる。
【図8】 本発明の装置のさらに別の代替的実施形態を示し、ラック及びピニオン構成を
構成してグロス調整ストローク範囲にわたってパンチ及びダイアセンブリを移動
させる。
【図9】 本発明の代替的実施形態を示し、プーリー構成を使用してパンチ及びダイアセ
ンブリをグロス調整ストローク範囲にわたって移動させる。
【図10】 本発明の実施形態を示し、ねじ切り部材とナットを使用してグロス調整ストロ
ーク範囲にわたってパンチ及びダイアセンブリを移動させる。
【図11】 パンチ装置と共に使用する本発明の着脱可能脚部を示す。
【図12】 鋼製間柱をパンチするための本発明の装置のさらに別の代替的実施形態を示す
【図13】 鋼製間柱をパンチするための本発明のさらに別の代替的実施形態を示し、スロ
ットを有するカムプレートを使用している。
【図14】 図13に示す装置上のカムプレートの拡大図である。
【図15】 図4に示すのと同様の、本発明のさらに別の実施形態を示す。
【図16】 図15に示す装置の分解図である。
【図17】 本発明の別の実施形態を示し、スライド調整機構を使用している。
【図18】 本発明のさらに別の実施形態を示し、旋回調整機構を使用している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エマジ,ジョーン,イー. アメリカ合衆国,48302 ミシガン州,ブ ルームフィールド ヒルズ,ストウンリー 4373 (72)発明者 高村 暁夫 アメリカ合衆国,85044 アリゾナ州,フ ェニックス,アパートメント #2231,エ ス. 48ティーエイッチ ストリート 14435 (72)発明者 吹抜 正敏 日本国広島県府中市目崎町762番地 リョ ービ株式会社内 (72)発明者 ディルズ,ジェフレイ,エム. アメリカ合衆国,85224 アリゾナ州,チ ャンドラー,ダブリュ. デトロイト プ レイス 2463 (72)発明者 エヴァーツ,ロバート,ジー. アメリカ合衆国,85224 アリゾナ州,チ ャンドラー,エヌ. 90ティーエイッチ プレイス 2050 Fターム(参考) 4E048 KB01 KB05

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウト
    をせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する装
    置において、 作動軸に沿って離隔した端部を有し端部間に間柱を受容する略C形状部と、使
    用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームと、 C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ及び
    ダイを含むパンチ及びダイアセンブリであって、パンチ及びダイは作動軸に沿っ
    て相対的に移動するように配置され、ダイはキャビティを規定する本体を有し、
    パンチはせん孔によりノックアウトを作るようにキャビティに対して構成されて
    いるパンチ及びダイアセンブリと、 フレームに取り付られ、非作動位置と作動位置との間の作動ストローク範囲に
    わたってパンチ及びダイアセンブリを駆動するように動作可能な作動可能駆動機
    構であって、前記非作動位置ではパンチ及びダイは離隔してその間に間柱が配置
    され、前記作動位置では間柱をせん孔することによりパンチがダイのキャビティ
    内に延びて孔を形成する作動可能駆動機構と、を備える装置。
  2. 【請求項2】 駆動機構は、 フレームに取り付けられ、ドライブシャフトを有する電気モータと、 ドライブシャフトにより駆動される入力部と、出力部とを有する歯車減速アセ
    ンブリと、 歯車減速アセンブリの出力部により駆動され、作動ストローク範囲にわたって
    パンチ及びダイアセンブリを駆動するカム機構と、を備える請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 駆動機構は、 フレームに取り付けられ、流体源に接続された入力と、ドライブシャフトとを
    有するタービンと、 ドライブシャフトにより駆動される入力部と、出力部とを有する歯車減速アセ
    ンブリと、 歯車減速アセンブリの出力部により駆動され、作動ストローク範囲にわたって
    パンチ及びダイアセンブリを駆動するカム機構と、を備える請求項1に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 作動ストローク範囲は間柱をせん孔するために要求されるよ
    りも著しく大きくはなく、 作動ストローク範囲に基づいて、パンチとダイの間に間柱を配置可能な開放位
    置と閉鎖位置との間で間柱をせん孔するために要求されるより著しく大きいグロ
    ス調整ストローク範囲にわたってパンチ及びダイを相対的に移動させ、駆動機構
    の作動により間柱のせん孔を起こさせるグロス調整機構を備える請求項1に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 C形状フレーム部は第1及び第2の半分を有し、各半分はC
    形状フレーム部の個々の端部を含み、グロス調整ストローク範囲は作動軸に沿っ
    て規定され、グロス調整機構は、 C形状フレーム部の第1及び第2の半分を接続し、スライド部材を移動させる
    ことにより作動軸に沿ってダイをパンチに近づき、離れるようにスライド移動さ
    せるロック可能なスライド部材と、 スライド部材をアンロックしてスライド部材の移動を可能とし、スライド部材
    をロックして駆動機構の作動中にスライド部材の移動を防止するロック装置と、
    を備える請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 C形状フレーム部の少なくとも一端はアンダーカット部を有
    し、パンチとダイとの間に異なる形状の間柱の配置を可能とする請求項4に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 C形状フレーム部の両端部はアンダーカット部を有し、パン
    チとダイとの間に異なる形状の間柱を配置可能とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 グロス調整ストローク範囲は作動軸に沿って規定され、 グロス調整機構は、作動軸に沿って方向付けされ、第1及び第2の端部を有す
    るシャフトであって、パンチはシャフトの第1の端部に取り付けられ、シャフト
    はフレームとスライド式に協働して開放位置と閉鎖位置との間でグロス調整スト
    ローク範囲にわたってダイに対してパンチを移動させるシャフトを有し、 駆動機構は、 フレームに対して旋回可能に取り付けられ、使用者がハンドルとレバーを一緒
    に引くことができるようにハンドルの近傍に設けられたグリップ部を有するレバ
    ーと、 シャフト及びレバーと協働してシャフトを駆動して、レバーのグリップ部がハ
    ンドルに向かって引かれる度にパンチをダイの方へ送り前進させる前進シアと、 シャフト及びフレームと共働し、各送り前進後にシャフトが戻ることを防止し
    つつ、シャフトが自由に前進することを可能とする戻りシアと、を有する請求項
    4に記載の装置。
  9. 【請求項9】 グロス調整ストローク範囲は作動軸に沿って規定され、グロ
    ス調整機構は、 C形状フレーム部のダイ端部内にスライド可能に受容され、ダイを受容するダ
    イ支持部材と、 ダイ支持部材の周辺部から外側へ延びるピンと、 C形状フレーム部のダイ端部に旋回可能に取付られたレバーであって、弓形ス
    ロットを有し、弓形スロットはピンを受容して、レバーが旋回する時に開放位置
    と閉鎖位置との間のグロス調整ストローク範囲にわたってパンチに対してダイを
    案内するレバーと、を備え、 スロットは、レバーを旋回してピンをスロットの屈曲部に配置した時にパンチ
    及びダイのキャビティが閉鎖位置に固定されるように一端に構成される請求項4
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウ
    トをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する
    装置において、 作動軸に沿って離隔した端部を有し端部間に間柱を受容する略C形状部と、使
    用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームと、 C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ及び
    ダイを含むパンチ及びダイアセンブリであって、パンチ及びダイは作動軸に沿っ
    て相対的に移動するように配置され、ダイはキャビティを規定する本体を有し、
    パンチはせん孔によりノックアウトを作るようにキャビティに対して構成されて
    いるパンチ及びダイアセンブリと、 フレームに取り付けられ、ドライブシャフトを有する電気モータと、 ドライブシャフトにより駆動される入力部と、出力部とを有する歯車減速アセ
    ンブリと、 歯車減速アセンブリの出力部により駆動され、非作動位置と作動位置との間の
    作動ストローク範囲にわたってパンチ及びダイアセンブリを駆動するカム機構で
    あって、前記非作動位置ではパンチ及びダイは離隔してその間に間柱が配置され
    、前記作動位置では間柱をせん孔することによりパンチがダイのキャビティ内に
    延びて孔を形成するカム機構と、 作動ストローク範囲に基づいて、パンチとダイの間に間柱を配置可能な開放位
    置と閉鎖位置との間で間柱をせん孔するために要求されるより著しく大きいグロ
    ス調整ストローク範囲にわたってパンチ及びダイを相対的に移動させ、駆動機構
    の作動により間柱のせん孔を起こさせるグロス調整機構と、を備える装置。
  11. 【請求項11】 C形状フレーム部の少なくとも一端はアンダーカット部を
    有し、パンチとダイとの間に異なる形状の間柱を配置可能とする請求項10に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 電気モータはバッテリー源により電力供給される請求項1
    0に記載の装置。
  13. 【請求項13】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウ
    トをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する
    装置において、 作動軸に沿って離隔した端部を有し端部間に間柱を受容する略C形状部と、使
    用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームと、 C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ及び
    ダイを含むパンチ及びダイアセンブリであって、パンチ及びダイは作動軸に沿っ
    て相対的に移動するように配置され、ダイはキャビティを規定する本体を有し、
    パンチはせん孔によりノックアウトを作るようにキャビティに対して構成されて
    おり、ダイ本体はキャビティと通じる開口を規定し、開口はノックアウトが開口
    を通過することによってダイのキャビティから排出されるサイズに形成されるパ
    ンチ及びダイアセンブリと、 フレームに取り付られ、非作動位置と作動位置との間の作動ストローク範囲に
    わたってパンチ及びダイアセンブリを駆動するように動作可能な作動可能駆動機
    構であって、前記非作動位置ではパンチ及びダイは離隔してその間に間柱が配置
    され、前記作動位置では間柱をせん孔することによりパンチがダイのキャビティ
    内に延びて、ノックアウトが開口を通過することによりダイのキャビティ外へ排
    出されることを可能とする装置。
  14. 【請求項14】 ダイの本体はC形状のフレーム部に回転可能に取り付けら
    れ、ダイの本体の回転により使用者はC形状フレーム部に対して開口を選択的に
    配置可能である請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 ダイの本体とC形状フレーム部に関して、ダイの本体がC
    形状フレーム部に対して望ましい位置へ選択的に回転し、ロック機構により望ま
    しい位置にロック可能なように構成されたロック機構を備える請求項14に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 ロック機構は、 C形状フレーム部に対するダイの本体の複数のロック位置を提供するボール及
    び戻り止め機構を備える請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 パンチを取り囲み、パンチにスライド式に係合するスリー
    ブと、 スリーブをダイ方向に付勢し、駆動機構の動作時にノックアウトをせん孔する
    以前にスリーブがダイの本体に係合するようにするバネと、を備える請求項13
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウ
    トをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する
    装置において、 作動軸に沿って離隔した端部を有し端部間に間柱を受容する略C形状部と、使
    用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームと、 C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ及び
    ダイを含むパンチ及びダイアセンブリであって、パンチ及びダイは作動軸に沿っ
    て相対的に移動するように配置され、ダイはキャビティを規定する本体を有し、
    パンチはせん孔によりノックアウトを作るようにキャビティに対して構成されて
    いるパンチ及びダイアセンブリと、 フレームに取り付られ、端部にピニオンを有するドライブシャフトを有する作
    動可能駆動機構と、 パンチに取り付けられ、ドライブシャフトのピニオンと係合する内部歯車を有
    し、外面を有するシリンダカムと、 C形状フレーム部の一方とシリンダカムの外面に取り付けられたピンと、 C形状フレーム部の他方及びシリンダカムの外面により規定されるスロットと
    、を備え、 ピンはスロットに係合し、スロットは、駆動機構の作動によりピニオンがシリ
    ンダカムを回転させてピンがスロットに追従し、非作動位置と作動位置との間で
    作動ストローク範囲にわたってパンチ及びダイを駆動する形状であり、前記非作
    動位置ではパンチ及びダイは離隔してその間に間柱が配置され、前記作動位置で
    は間柱をせん孔することによりパンチがダイのキャビティ内に延びて孔を形成す
    る装置。
  19. 【請求項19】 ピンはC形状フレーム部上に配置され、スロットはシリン
    ダカムの外面上に配置される請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 ピンはローラの形状である請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 建築構造において使用される軽量鉄骨間柱からノックアウ
    トをせん孔して建築配線及び配管を通過させるのに十分な大きさの孔を形成する
    装置において、 作動軸に沿って離隔した端部を有し端部間に間柱を受容する略C形状部と、使
    用者が握るハンドルとを有する小型手持ちフレームと、 C形状フレーム部の端部において相互に対向するように配置されたパンチ及び
    ダイを含むパンチ及びダイアセンブリであって、パンチ及びダイは作動軸に沿っ
    て相対的に移動するように配置され、ダイはキャビティを規定する本体を有し、
    パンチはせん孔によりノックアウトを作るようにキャビティに対して構成されて
    いるパンチ及びダイアセンブリと、 フレームに取り付られ、非作動位置と作動位置との間の作動ストローク範囲に
    わたってパンチ及びダイアセンブリを駆動するように動作可能な作動可能駆動機
    構であって、前記非作動位置ではパンチ及びダイは離隔してその間に間柱が配置
    され、前記作動位置では間柱をせん孔することによりパンチがダイのキャビティ
    内に延びて孔を形成し、作動ストローク範囲は間柱をせん孔するために要求され
    るより著しく大きくはない作動可能駆動機構と、 作動ストローク範囲に基づいて、パンチとダイの間に間柱を配置可能な開放位
    置と閉鎖位置との間で間柱をせん孔するために要求されるより著しく大きいグロ
    ス調整ストローク範囲にわたってパンチ及びダイを相対的に移動させ、駆動機構
    の作動により間柱のせん孔を起こさせるグロス調整機構と、を備える装置。
  22. 【請求項22】 グロス調整機構は、 C形状フレーム部のダイ端部内にスライド式に受容され、ダイを保持すると共
    に、バネシートを有するダイ支持部材と、 バネシートにおいてダイ支持部材を付勢して、ダイを開放位置方向へ付勢する
    バネと、 ダイ支持部材をバネの付勢力に抗して付勢して、電磁石の作動時にダイを閉鎖
    位置へ移動させるように動作する電磁石と、を備える請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 グロス調整機構は、 C形状フレーム部のダイ端部内にスライド式に受容され、ダイを保持すると共
    に、角度付けされたカム面を有するダイ支持部材と、 端部にピニオンを有する回転可能なドライブシャフトを有するダイ駆動機構と
    、 ピニオンに係合するラック部材と、を備え、 ラック部材は、ダイ支持部材のカム面と係合する相補的な角度付けされたカム
    面を有する端部を有し、ラック部材及びピニオンは、ドライブシャフトの第1の
    方向への回転によりラック部材のカム面がダイ支持部材のカム面に抗してスライ
    ドしてダイを閉鎖位置へ移動させ、ドライブシャフトの第2の方向への回転によ
    りダイが開放位置へ戻るように構成される請求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】 グロス調整機構は、C形状フレーム部のダイ端部内にスラ
    イド式に受容されると共にダイを保持するダイ支持部材と、 ハンドルに位置する引き金と、 引き金に近接する領域からダイ支持部材上の取り付け点へ延びるように構成さ
    れたプーリー構成であって、引き金を引くことによりダイ支持部材を付勢してダ
    イが開放位置及び閉鎖位置のいずれかへ移動するように構成されたプーリー構成
    と、 ダイ支持部材を付勢して、引き金が引かれていない時にダイを開放位置と閉鎖
    位置のもう一方へ移動させるバネと、を備える請求項21に記載の装置。
  25. 【請求項25】 プーリー構成は、引き金を引くことによりダイが閉鎖位置
    へ移動するように構成される請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 C形状フレーム部のダイ端部内にスライド式に受容され、
    ダイを保持し、ねじ切り部材を含むダイ支持部材と、 回転可能なドライブシャフトを有するダイ駆動機構と、 ねじ切り部材上に受容されるナットと、を備え、 ナットは、ナットの第1の方向への回転によりダイが閉鎖位置方向へ移動し、
    ナットの第2の方向への回転によりダイは開放位置方向へ移動するようにC形状
    フレーム部に対して軸方向に静止状態を維持しつつ、C形状フレーム部内で回転
    するように配置され、 ナットはダイの駆動機構の回転可能なドライブシャフトと駆動係合する請求項
    21に記載の装置。
  27. 【請求項27】 ドライブシャフトの端部に取り付けられた第1のプーリー
    と、 ナットにより規定される第2のプーリーと、 ドライブシャフトの移動をナットに伝達するように配置された駆動ベルトと、
    を備える請求項26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 グロス調整機構は、 C形状フレーム部のダイ端部内にスライド式に受容され、ダイを保持するダイ
    支持部材と、 ダイ支持部材に沿って延び、ダイのキャビティ内へ突出する端部を有するロッ
    ド部材と、 ロッド部材の他方の端部にあるロック機構であって、ロックされた時にノック
    アウトがパンチによりダイのキャビティ内に押されてロッド部材の端部を押し、
    ロック機構を解放するように構成されたロック機構と、を備える請求項21に記
    載の装置。
  29. 【請求項29】 鋼製間柱をせん孔して配線及び配管を貫通させるのに十分
    な大きさの孔を形成するせん孔装置と、測定装置と、を備え、前記測定装置は、 前記せん孔装置へ接続される着脱可能で伸縮可能な脚部であって、脚部を伸縮
    させ次にロックすることにより脚部の望ましい高さを選択可能であり、複数の間
    柱を望ましい高さでせん孔し、配線及び配管が孔を通過して延びることを可能と
    する測定装置と、を備えるシステム。
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