JP2002501882A - 低蒸気圧噴射剤を含有するエアゾールパーソナルクレンジングエマルション組成物 - Google Patents

低蒸気圧噴射剤を含有するエアゾールパーソナルクレンジングエマルション組成物

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JP2002501882A JP2000529224A JP2000529224A JP2002501882A JP 2002501882 A JP2002501882 A JP 2002501882A JP 2000529224 A JP2000529224 A JP 2000529224A JP 2000529224 A JP2000529224 A JP 2000529224A JP 2002501882 A JP2002501882 A JP 2002501882A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、約85〜約95%が純クレンジングローションおよび約3〜約15%の、約3〜約15ゲージpsiの蒸気圧を有する炭化水素噴射剤からなるエアゾールパーソナルクレンジング組成物であって;この純クレンジングローションが、その約0.5〜約30重量%の起泡用界面活性剤、純クレンジングローションの約0.5〜約40重量%の親油性スキンモイスチャライジング剤、純クレンジングローションの約0.1〜約10重量%の安定剤、および純クレンジングローションの約35〜約90重量%の水を含むエアゾールパーソナルクレンジング組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は肌に改善された潤いを与えるエアゾールパーソナルクレンジング組成
物に関する。本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成物は親油性スキン
モイスチャライジング剤、界面活性剤、安定剤、水および低蒸気圧の炭化水素噴
射剤を含有する。本発明の組成物はモイスチャライジング剤の沈着性を増大し、
およびパーソナルクレンジング組成物の泡を増加する。低蒸気圧噴射剤もまた製
品にローション製品の外観を与える。
【0002】発明の背景 モイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物は、米国および世界中で
普及している。望ましいモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物は
、多くの基準を満たさなければならない。例えば消費者に受け入れられるために
は、モイスチャライジングパーソナルクレンジング製品は優れた洗浄性を発揮し
、泡立ちも良く、肌への作用が(乾燥させたり刺激を与えたりせず)穏やかでな
ければならず、さらに好ましくは肌をしっとりさせる効果も有するべきである。 高濃度の親油性スキンコンディショニング剤を含有する、モイスチャライジン
グパーソナルクレンジングの製品が開示されている。米国特許第5,650,3
84号(ゴードン(Gordon)ら、1997年7月22日発行)では浴用メ
ッシュスポンジと共に使用するそのようなクレンジング製品の使用を開示してい
る。メッシュスポンジは洗浄の際に泡立ちを高める。
【0003】 エアゾールのパーソナルスキンクレンジングもまた周知である。米国特許第5
,002,680号(シュミット(Schmidt)ら、1991年3月26日
発行)は、穏やかなスキンクレンジング、親油性モイスチャライジング剤を含有
するエアゾールムースを開示している。シュミットの開示した組成物は、低濃度
のモイスチャライジング剤を肌に沈着させる。さらに、典型的なエアゾールクレ
ンジング製品はパッケージから泡として分取する。消費者によっては泡よりもロ
ーション製品の美観を好む。
【0004】 肌に沈着したスキンコンディショニング剤によりもたらされる肌の感覚属性は
消費者にきわめてよく知られている。肌に親油性スキンモイスチャライジング剤
を沈着させるOil of Olay Moisturizing Body Wash(登録商標)のような製品は
消費者にきわめて評判が良いが、消費者によっては製品の洗浄特性や泡立ち特性
を失うことなくこれらのパーソナルクレンジング製品によってもたらされる、高
いモイスチャライジング効果を好むこともある。したがって、パッケージからロ
ーションとして分取され、しかもモイスチャライジング性の改善されたパーソナ
ルクレンジング組成物を提供することが望ましい。 皮膚の上へのパーソナルクレンジング組成物のモイスチャライジング相の沈着
は、蒸気圧の低い炭化水素噴射剤の使用によって増加できることが今判明した。
蒸気圧の低い噴射剤を使用すると、エアゾール製品がさらにローション製品のよ
うな外観となる結果をもたらす。
【0005】発明の要約 本発明はエアゾールパーソナルクレンジング組成物であって、約85〜約95
%が純クレンジングローションであり、および約3〜約15%が約3〜約15ゲ
ージpsiの蒸気圧を有する炭化水素噴射剤であり、純クレンジングローション
が、i)純クレンジングローションの約0.5〜約30重量%の起泡用界面活性
剤、ii)純クレンジングローションの約0.5〜約40重量%の親油性スキンモ
イスチャライジング剤、iii)純クレンジングローションの約0.1〜約2重量 %の安定剤、およびiv)純クレンジングローションの約35〜約90重量%の水
、 を含むようにしてなるエアゾールパーソナルクレンジング組成物に関する。
【0006】 発明の詳細な記載 本発明は、肌に改善された潤いを与えるエアゾールパーソナルクレンジング組
成物に関する。本発明で使用される「パーソナルクレンジング組成物」とは、シ
ャワー用クレンジング、液状ハンドソープ、洗顔用クレンジング、およびシャン
プーを包含するリンスオフパーソナルクレンジング製品のことをいうが、これら
に限定するものではない。本発明で使用される「エアゾール」という用語は、純
パーソナルクレンジング組成物が噴射剤ガスとともに容器の中に充填されている
製品のことをいう。本発明で使用される「純」とは、噴射剤とともに容器に充填
される前のパーソナルクレンジング組成物のことをいう。本発明のエアゾール組
成物は、パッケージから分取した後に泡というよりはむしろローション状となる
【0007】 本発明において低蒸気圧炭化水素噴射剤を使用すると、本発明のモイスチャラ
イジングパーソナルクレンジング組成物の沈着を増大する結果となる。理論によ
り限定する意図は無いが、親油性スキンモイスチャライジング剤中で炭化水素化
合物は非炭化水素化合物よりも可溶性が高いので、いくつかの炭化水素噴射剤は
親油性スキンモイスチャライジング剤中で可溶化され、その作用剤のレオロジー
を変更すると信じられている。炭化水素は、高粘度モイスチャライジング剤の沈
着を増大するようにその作用剤をより分散性にするように見える。水溶性界面活
性剤の基質中で、蒸気圧の低い炭化水素噴射剤をモイスチャライジング剤に可溶
化すると、モイスチャライジング剤の沈着をさらに増大する結果となる、明確な
、高度に濃縮されたラメラ層の結晶性構造を形成することが判明した。
【0008】 本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成物は起泡用界面活性剤、親油
性スキンモイスチャライジング剤、安定剤、水および低蒸気圧噴射剤を含有する
。パーソナルクレンジング組成物は、好ましくはモイスチャライジング相および
水性クレンジング相からなるエマルションである。エアゾールのパーソナルクレ
ンジング組成物の詳細を以下に記述する。
【0009】 I. 構成成分 A.親油性スキンモイスチャライジング剤 本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成物は、組成物の重量の約0.
5〜約40%、好ましくは約3〜約30%、さらに好ましくは約5〜約25%の
親油性スキンモイスチャライジング剤を含む。 本発明に使用するのに好適な親油性スキンモイスチャライジング剤は典型的に
は、下記の分析方法の章で示す親油性スキンモイスチャライジング剤の粘度測定
法により測定すると、約0.01〜約1,000ポアズ、好ましくは約100〜
約1000ポアズ、より好ましくは約200〜約800ポアズ、最も好ましくは
約400〜500ポアズの範囲である粘稠度(k)を有する。
【0010】 いくつかの事例では、親油性スキンモイスチャライジング剤は、「化粧品およ
び洗面用化粧品のヴォーン値(Vaughan in Cosmetics and Toiletries)」(1 03巻、47−69頁、1998年10月)に定義される、その溶解度パラメー
タの項によって所望の通り定義することも可能である。本明細書中のモイスチャ
ライジングパーソナルクレンジング組成物に使用するのに好適な親油性スキンモ
イスチャライジング剤のヴォーン溶解度パラメータ(VSP)は、5〜10、好
ましくは5.5〜9である。
【0011】 多種多様の脂質種類の材料およびそれらの材料の混合物が、本発明のパーソナ
ルクレンジング組成物における親油性スキンモイスチャライジング剤としての使
用に好適である。好ましくは、親油性スキンコンディショニング剤は、参考とし
て引用し全てを本明細書に組み入れる米国特許第3,600,186号(マット
ソン(Mattson)ら、1971年発行8月17日)および第4,005,
195号および第4,005,196号(ジャンダセック(Jandacek)
ら、1977年1月25日発行)に記載されるような炭化水素オイルおよび炭化
水素ワックス、シリコーン、脂肪酸誘導体、コレステロール、コレステロール誘
導体、ジグリセリドおよびトリグリセリド、植物油、植物油誘導体、液状非消化
性油、または参考として引用し全てを本明細書に組み入れる米国特許第4,79
7,300号(ジャンダセック、1989年1月10日発行);米国特許第5,
306,514号、第5,306,516号および第5,306,515号(レ
ットン(Letton)、すべて1994年4月26日発行)に記載されるよう
な、液状可消化性油または非消化性油と固体状ポリオールポリエステルとの混合
物、およびアセトグリセリドエステル、アルキルエステル、アルケニルエステル
、ラノリンおよびその誘導体、乳状トリグリセリド、ワックスエステル、みつろ
う誘導体、ステロール、リン脂質およびその混合物からなる群より選択する。脂
肪酸、脂肪酸石けんおよび水溶性ポリオールは、親油性スキンモイスチャライジ
ング剤の本発明者らの定義から特定的に除外される。
【0012】 炭化水素オイルおよび炭化水素ワックス: 例としては、ペトロラタム、鉱油
微結晶性ワックス、ポリアルケン類(例えば水素化および非水素化ポリブテンお
よびポリデセン)、パラフィン、ケラシン、オゾケライト、ポリエチレンおよび
パーヒドロスクアレンがあげられる。ペトロラタムおよび高分子量の水素化ポリ
ブテンおよび非水素化ポリブテンの混合物で、ペトロラタム対ポリブテンの比の
範囲が約90:10〜約40:60であるものもまた、本明細書中において組成
物中の脂質スキンモイスチャライジング剤としての使用に好適である。
【0013】 シリコーンオイル: 例としては、ジメチコンコポリオール、ジメチルポリシ
ロキサン、ジエチルポリシロキサン、高分子量のジメチコン、炭素数が1〜30
個の混合アルキルポリシロキサン、フェニルジメチコン、ジメチコノール、およ
びその混合物があげられる。より好ましい例はジメチコン、ジメチコノール、炭
素数が1〜30個の混合アルキルポリシロキサン、およびその混合物から選択さ
れる非揮発性シリコーンである。本明細書中において有用なシリコーンの非限定
的な例は、米国特許第5,011,681号(チオッティ(Ciotti)ら、
1991年4月30日発行)に記載されており、参考として引用し本明細書に組
み入れる。
【0014】 ジグリセリドおよびトリグリセリド: 例としては、ヒマシ油、大豆油、マレ
イン酸大豆油のような誘導体化大豆油、サフラワー油、綿実油、コーン油、クル
ミ油、落花生油、オリーブ油、タラ肝油、アーモンド油、アボカド油、パーム油
およびゴマ油、植物油および植物油誘導体; ヤシ油および誘導体化ヤシ油、綿
実油および誘導体化綿実油、ホホバ油、カカオ脂などである。
【0015】 アセトグリセリドエステルが使用され、その一例はアセチル化モノグリセリド
である。 ラノリンおよびその誘導体は好適であり、そのいくつかの例としてはラノリン
、ラノリン油、ラノリンワックス、ラノリンアルコール、ラノリン脂肪酸、イソ
プロピルラノレート、アセチル化ラノリン、アセチル化ラノリンアルコール、ラ
ノリンアルコールリノール酸エステル、ラノリンアルコールリコノール酸エステ
ルがあげられる。
【0016】 最も好ましいのは、親油性スキンコンディショニング剤の少なくとも75%が
次の、ペトロラタム、ペトロラタムおよび高分子量のポリブテンの混合物、鉱油
、液状非消化性油(例えば液状綿実スクロースオクタエステル)または液状可消
化性油または液状非消化性油の固体状ポリオールポリエステル(例えば炭素数が
22個の脂肪酸から製造したスクロースオクタエステル)との混合物であって、
液状可消化性油または液状非消化性油の固体状ポリオールポリエステルに対する
比が約96:4〜約80:20の範囲であるもの、水素化または非水素化ポリブ
テン、微結晶性ワックス、ポリアルケン、パラフィン、ケラシン、オゾケライト
、ポリエチレン、パーヒドロスクアレン、ジメチコン、アルキルシロキサン、ポ
リメチルシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンおよびその混合物からなる
群から選択される脂質で構成される場合である。ペトロラタムおよびその他の脂
質の混合物として使用する際、ペトロラタムのその他の選択された脂質(水素化
または非水素化ポリブテンまたはポリデセンまたは鉱油)に対する比率は、好ま
しくは約10:1〜約1:2、より好ましくは約5:1〜約1:1である。
【0017】 本発明におけるエアゾールパーソナルクレンジング組成物の純クレンジングロ
ーションの好ましい実施例は、モイスチャライジング相を含むエマルションであ
る。モイスチャライジング相は、親油性スキンモイスチャライジング剤を使用者
の肌に付与するビヒクルを提供する。
【0018】 親油性スキンモイスチャライジング剤を含むモイスチャライジング相液滴の平
均液滴サイズは、直径が約0.005〜約1000ミクロン、好ましくは約0.
1〜約500ミクロン、より好ましくは約10〜約350ミクロン、および最も
好ましくは約50〜約200ミクロンである。参考として引用し全て本明細書に
組み入れた米国再発行特許第RE34,584号(グロート(Grote)ら、
1994年4月12日再発行)、米国特許第5,246,694号(バートウィ
スル(Birtwistle)、1993年9月21日発行)、および米国特許
第5,650,84号(ゴードン(Gordon)ら、1997年7月22日発
行)を参照のこと。本発明の目的上、液滴の直径とは液滴の最長の長径を意味す
る。液滴サイズは、下記の分析方法の章で示すモイスチャライジング相液滴測定
方法の液滴サイズ測定方法を使用して測定する。
【0019】 B.安定剤 本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成物もまた、典型的には約0.
1〜約10%、好ましくは約0.25〜約8%、より好ましくは約0.5〜約5
%、および最も好ましくは約0.5〜約1%の安定剤を含有する。 安定剤は組成物中に結晶性の安定した網状組織を形成するために使用され、親
油性スキンモイスチャライジング剤の液滴が製品中で融合および相分離を起こす
のを防ぐ。網状組織は、せん断力を受けた後時間依存性の粘度回復性を示す(例
、チキソトロピー)。
【0020】 本明細書中において使用する安定剤は界面活性剤ではない。安定剤は、保存性
および応力安定性を改善するが、発泡時に水中油型エマルションを分離させ、そ
れによって脂質の皮膚への沈着を増大させる。これは、本発明の水中油型洗浄エ
マルションを、参考として本明細書中に組入れているカンパノリ(Campag
noli)の米国特許第5,144,744号(1992年9月8日発行)に記
載されるような、ダイアモンド形網状にした高分子スポンジと組み合わせて使用
する場合にとりわけ当てはまる。 本発明の一つの実施例では、パーソナルクレンジング組成物に安定剤が用いら
れているが、この場合は結晶性のヒドロキシル含有安定剤を含む。この安定剤は
、ヒドロキシル含有脂肪酸、脂肪酸エステルまたは脂肪性石けんの非水溶性ワッ
クス様物質などであり得る。 この結晶性のヒドロキシ含有安定剤は:
【0021】
【化3】
【0022】
【化4】
【0023】 および (iii)これらの混合物; からなる群から選択される。 好ましいヒドロキシル含有安定剤としては、12−ヒドロキシステアリン酸、
9,10−ジヒドロキシステアリン酸、トリ−9,10−ジヒドロキシステアリ
ンおよびトリ−12−ヒドロキシステアリン(水素化ヒマシ油はほとんどはトリ
−12−ヒドロキシステアリンである)が挙げられる。トリ−12−ヒドロキシ
ステアリンは、本明細書中におけるエマルション組成物中への使用に最も好まし
い。
【0024】 これらの結晶性のヒドロキシル含有安定剤を、本明細書中においてパーソナル
クレンジング組成物に使用するとき、それらは典型的にはエアゾールパーソナル
クレンジング組成物の約0.5〜10%、好ましくは0.75〜8%、より好ま
しくは1.25〜約5%存在する。周囲条件下または周囲条件に近い条件下では
、安定剤は水に不溶性である。
【0025】 あるいは代わりに、本明細書中のパーソナルクレンジング組成物に用いる安定
剤に高分子増粘剤を含み得る。高分子増粘剤を安定剤として本明細書中のパーソ
ナルクレンジング組成物に使用するとき、それらは典型的には組成物の重量の約
0.01〜約5%、好ましくは約0.3〜約3%の範囲の量が含まれる。高分子
増粘剤は好ましくは、分子量1,000〜3,000,000の陽イオン性グア
ーゴム類の陽イオン性多糖類; アクリル酸および/またはメタクリル酸から誘 導される陰イオン性、陽イオン性、および非イオン性のホモポリマー; 陰イオ
ン性、陽イオン性、および非イオン性のセルロース樹脂; ジメチルジアルキル
アンモニウムクロリド、およびアクリル酸の陽イオン性コポリマー; ジメチル
ジアルキルアンモニウムクロリドの陽イオン性ホモポリマー; 陽イオン性のポ
リアルキレンおよびエトキシポリアルキレンイミン; 分子量100,000〜
4,000,000のポリエチレングリコール; およびその混合物からなる群
から選択される陰イオン性、非イオン性、陽イオン性または疎水変性のポリマー
である。好ましくは、ポリマーはナトリウムポリアクリレート、ヒドロキシエチ
ルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロース、およびPolyquate
rnuium 10からなる群から選択される。
【0026】 本明細書中の純クレンジングローションに使用し得る別の安定剤は、炭素数が
10〜22個のエチレングリコール脂肪酸エステルである。炭素数が10〜22
個のエチレングリコール脂肪酸エステルもまた、上述の高分子増粘剤と組み合わ
せて妥当に使用し得る。エステルは好ましくはジエステル、より好ましくは炭素
数が14〜18個のジエステル、最も好ましくはエチレングリコールジステアレ
ートである。炭素数が10〜22個のエチレングリコール脂肪酸エステルが、本
明細書の純クレンジングローション中の安定剤として使用されるとき、それらは
典型的にはクレンジング組成物の約3〜約10%、好ましくは約5〜約8%、よ
り好ましくは約6〜約8%存在する。
【0027】 本発明の純クレンジングローションに使用し得る別の安定剤の種類には、ヒュ
ームドシリカおよび沈殿シリカおよびその混合物からなる群から選択される分散
無定形シリカを含む。本明細書中において使用される「分散無定形シリカ」とは
、平均凝集粒子サイズが約100ミクロン未満の、小さな微細に分かれた非結晶
性シリカのことをいう。
【0028】 アークドシリカとしても知られるヒュームドシリカは、酸水素炎中で四塩化ケ
イ素の気相加水分解により製造する。この燃焼方法が二酸化ケイ素分子を生成し
てこの分子が凝縮して粒子を形成すると信じられている。粒子は共に衝突、結合
、および焼結する。本方法の結果、三次元の分枝鎖の集合体ができる。集合体が
約1710°Cであるシリカの融点よりも低い温度に下がると、さらに衝突によ
り分枝鎖が機械的にからみ合って凝集塊を形成する。沈殿シリカおよびシリカゲ
ルは通常、水溶液中で生成される。「未処理のヒュームドシリカ、CAB−O−
SIL(登録商標)の性状と機能(CAB−O−SIL(登録商標)Untreated
Fumed Silica Properties and Functions)」という標題のCabot技術データ
パンフレットTD−100(1993年10月)および「化粧品およびパーソナ
ルケア製品中のヒュームドシリカ、CAB−O−SIL(登録商標)」という標
題のCabot技術データパンフレットTD−104(1992年3月)を参考
として引用しいずれも本明細書に組入れる。
【0029】 ヒュームドシリカの平均粒子サイズの範囲は、好ましくは約0.1〜約100
ミクロン、より好ましくは約1〜約50ミクロン、およびさらにより好ましくは
約10〜約30ミクロンである。凝集塊を構成する集合体の平均粒子サイズの範
囲は、約0.01〜約15ミクロン、好ましくは約0.05〜約10ミクロン、
より好ましくは約0.1〜約5ミクロン、および最も好ましくは約0.2〜約0
.3ミクロンである。シリカの表面積は好ましくは50平方メートル/グラムよ
り大きく、より好ましく約130平方メートル/グラムより大きく、最も好まし
くは約180平方メートル/グラムより大きい。
【0030】 無定形シリカが本明細書中において安定剤として使用されるとき、それらは典
型的にはエマルション組成物に、約0.1〜約10%、より好ましくは約0.2
5〜約8%、より好ましくは約0.5〜約5%の範囲の濃度で含まれる。 本発明のエアゾール組成物に使用し得る4番目の種類の安定剤は、ベントナイ
トおよびヘクトライトおよびその混合物からなる群から選択される分散性スメク
タイト粘土を含む。ベントナイトはコロイド状の硫酸アルミニウム粘土である。
メルクインデックス(11版、164頁、項目番号1062、1989年)を参
考として引用し本明細書に組み入れたので、参照されたい。ヘクトライトは、ナ
トリウム、マグネシウム、リチウム、シリコーン、酸素、水素、およびフッ素を
含有する粘土である。メルクインデックス(11版、729頁、項目番号453
8、1989年)を参考として引用し本明細書に組み入れたので、参照のこと。
【0031】 C.起泡用界面活性剤 本発明の純クレンジングローションはさらに、陰イオン界面活性剤、非イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、およびその混合物からなる
群から選択される起泡用界面活性剤を含む。 本明細書中において起泡用界面活性剤は、界面活性剤またはその界面活性剤混
合物を組み合わせた場合、25°CにおけるCMC(臨界ミセル濃度)で測定し
て平衡表面張力が15〜50ダイン/センチメートル、より好ましくは25〜4
0ダイン/センチメートルであるものと定義される。場合によって界面活性剤の
混合物の表面張力が、その個々の構成成分の表面張力よりも低いことがある。 本明細書の純クレンジングローションは、約0.5〜約30%、好ましくは約
2〜約20%、および最も好ましくは約5〜約10%の起泡用界面活性剤を含む
【0032】 本明細書中において有用な陰イオン界面活性剤は:アシルイセチオネート、ア
シルサルコシネート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、アルキルサル
フェート、アシルラクチレート、メチルアシルタウレート、パラフィンスルホネ
ート、線状アルキルベンゼンスルホネート、N−アシルグルタメート、アルキル
スルホスクシネート、α−スルホ脂肪酸エステル、アルキルエーテルカルボキシ
レート、アルキルホスフェートエステル、エトキシ化アルキルホスフェートエス
テル、α−オレフィンスルホネート、(1〜12のエトキシ基を有する)アルキ
ルエーテルサルフェートおよびその混合物を含み、ここで前記界面活性剤は炭素
数が8〜22個のアルキル鎖を含有し、かつ対イオンは、Na、K、NH4、N (CH2CH2OH)3からなる群から選択される。陰イオン界面活性剤は、アシ ルイセチオネート、アシルサルコシネート、アシルラクチレート、アルキルスル
ホスクシネート、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、メチルアシルタウ
レート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルサルフェート、アルキルホス
フェートエステルおよびその混合物からなる群から選択する場合により好ましく
、ここで前記界面活性剤は炭素数が8〜14個のアルキル鎖を含有し、かつ約8
〜約20%の濃度で存在する。
【0033】 両性合成界面活性剤は、単独でこの製品の界面活性剤としての役目を果たせな
いが、重量で約10部に対する約1部の低濃度で助界面活性剤としては好ましく
、より好ましい種類はアルキルアンホモノアセテートおよびアルキルアンホジア
セテート、アルキルベタイン、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルスル
タイン類、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルアミドプロピルヒドロキ
シスルタイン、およびその混合物からなる群から選択され、ここで前記界面活性
剤は炭素数が8〜22個のアルキル鎖を含有する。
【0034】 非イオン性合成界面活性剤は、単独でこの製品の界面活性剤としての役目を果
たせないが、約1〜約15重量%の低濃度で共界面活性剤として使用し得る。よ
り好ましい種類は: アルキルグルコースアミド、アルキルグルコースエステル
、ポリオキシエチレンアミド、脂肪アルカンアミド、アルキルアミンオキシド、
アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレンアルキルフェノール、脂肪酸のポ
リオキシエチレンエステル、ポリオキサミンおよびポロキサマーのようなEO/
POブロックコポリマー、ソルビタンエステルおよびアルコールエステル、およ
びその混合物からなる群から選択される。
【0035】 陽イオン性合成界面活性剤は、単独でこの製品の界面活性剤としての役目を果
たせないが、約0.5〜約6重量%の低濃度で共界面活性剤としては好ましい働
きをする。より好ましい種類の陽イオン界面活性剤は:アルキルトリモニウムク
ロリドおよびメチルサルフェート、ならびにジアルキルジモニウムクロリドおよ
びメチルサルフェート、ならびにアルキルアルコニウムクロリドおよびメチルサ
ルフェートおよびその混合物からなる群から選択される。これらの界面活性剤は
アルキル鎖に12〜24個の炭素原子を含有する。最も好ましい陽イオンはステ
アラルコニウムクロリド、ステアリルトリモニウムクロリド、ジステアリルジモ
ニウムクロリド、およびその混合物からなる群から選択される。陽イオン界面活
性剤はまた脂質沈着剤としても作用する。
【0036】 本明細書中における純ローションは、任意に炭素数が8〜14個の脂肪酸石け
んを含有し得るが、その石けんは起泡用界面活性剤に加えて、KおよびN(CH 2 CH2OH)3、ならびにその混合物からなる群から選択される対イオンを有す る。本発明の1つの好ましい実施例では、エアゾールパーソナルクレンジング組
成物は約5重量%未満、好ましくは約4重量%未満、より好ましくは約3重量%
未満、および最も好ましくは約2重量%未満の脂肪酸石けんを含む。
【0037】 D. 本発明のエアゾールパーソナルクレンジングエマルション組成物は、必須成分
として水を含む。典型的には本発明の純クレンジングローションの約50〜約9
0%、好ましくは約60〜約85%、および最も好ましくは約65〜約75%の
水を含む。 本発明の純クレンジングローションは、さらに安定剤、起泡用界面活性剤、お
よび水を含む水性クレンジング相を含む。これらのそれぞれについて以下に詳細
を記載する。
【0038】 E.低蒸気圧炭化水素噴射剤 本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成物は、低蒸気圧ガス噴射剤を
含む。低蒸気圧炭化水素噴射剤の蒸気圧は、70°Fで約3〜約15ゲージps
iである。低蒸気圧炭化水素噴射剤は、エアゾールパーソナルクレンジング組成
物の約3〜約15%、および好ましくは約5〜約12%の濃度で使用する。低蒸
気圧炭化水素噴射剤は、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン、およびヘキ
サン、ならびにその混合物からなる群から選択される。噴射剤はその重量の約1
5%未満、好ましくは10%未満およびより好ましくは5%未満の非炭化水素噴
射剤を含まなければならない。非炭化水素噴射剤の種類として、二酸化炭素、一
酸化二窒素(特にN2O)、フッ化塩化炭化水素、およびその混合物が挙げられ る。本発明の一つの好ましい噴射剤は、85%イソペンタンおよび15%イソブ
タンの混合物を含む。蒸気圧の低い噴射剤は、蒸気圧の高い炭化水素噴射剤より
も親油性スキンモイスチャライジング剤の沈着を増加することが判明している。
理論により限定する意図は無いが、水溶性界面活性剤の基質中で蒸気圧の低い炭
化水素噴射剤を可溶化したモイスチャライジング剤は、モイスチャライジング剤
の沈着をさらに増大する結果となる、明確なラメラ層の結晶構造を形成すると信
じられている。
【0039】 この組成物は、加圧下に組成物を維持し、バルブが開くときに小出しするよう
に設計されたバルブ付き容器に詰める。そのようなバルブおよび容器は周知であ
り、この一般的な種類のバルブは前述の米国特許第5,248,495号(19
93年9月28日); 第2,772,820号(1956年12月4日);第
2,777,735号(1957年1月15日);第3,191,816号(1
965年6月29日);第3,348,743号(1967年10月24日);
第3,540,624号(1970年11月17日)に開示されているが、例示
が目的であってこれらに限定されるものではない。本発明のモイスチャライジン
グ製品は、本質的に円柱形のボトルのような密閉型容器を含み、ノズルのような
分配手段を有する。容器は組成物および噴射剤ガスを含有する。好適な容器はい
ずれの材料、特にアルミニウム、ブリキ、PET、OPP、PE、またはポリア
ミドを含むプラスチックおよび混合物を含むプラスチック、ラミネートまたはこ
れらのその他の組合せからも製造し得る。ノズルを作動して、クレンジング組成
物を噴射剤ガスとともに放出する際に泡を小出しする。噴射剤ガスは膨張して組
成物中に多数の「気泡」を生成し、それによって泡を生じる。
【0040】 F.任意成分 本発明のパーソナルクレンジング組成物は、さらに水溶性の相に数多くの任意
成分を含有し得る。
【0041】増量オイル 増量オイル(weightning oil)を任意に親油性スキンモイスチャライジング剤
に加えて、小さな粒子サイズの液滴でエマルション組成物から分離し、モイスチ
ャライジング剤の沈着を改善できるように親油性スキンモイスチャライジング剤
の比重を増大し得る。本発明のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組
成物のエマルションの態様のモイスチャライジング相は、組成物の約1〜約20
重量%、好ましくは約3〜約15重量%、およびより好ましくは約5〜約10重
量%の増量オイルを含有し得る。増量オイルを使用する際、親油性スキンモイス
チャライジング剤の増量オイルに対する比率は、本発明の沈着効果を得るために
重要であり、約20:1〜約1:10、好ましくは約10:1〜約1:5、およ
びより好ましくは約5:1〜約1:1の範囲でなければならない。 本明細書中において好適な増量オイルは、典型的には比重が約0.9〜約2.
0、好ましくは約1.1〜約1.7、およびより好ましくは約1.2〜約1.5
である。
【0042】 好適な増量オイルの具体例は、米国特許第3,028,403号(フリッツ(
Fritz)ら、1962年4月3日発行)、米国特許第3,240,794号
(ボーンフレス(Bornfleth)、1966年3月15日発行)、米国特
許第4,705,690号(ブランド(Brand)ら、1987年11月10
日発行)、および米国特許第4,705,691号(クッパー(Kupper)
、1987年11月10日発行)に開示するされており、それらのすべてを参考
として引用し本明細書に組入れる。好適な増量オイルは、長鎖脂肪酸の臭素化エ
ステル、臭素化脂肪アルコール、臭素化ケトン、臭素化アミド、臭素化ニトリル
、臭素化スルホン酸油脂、臭素化炭化水素、臭素化液状ポリオールポリエステル
、ウッドロジンのグリセロールエステル(エステルガムロジン)、スクロースア
セテートイソブチレート(SAIB)、ダンマルゴム、コロホニー、(ゴム)エ
レミ、およびその混合物からなる群から選択される。好ましい増量オイルは、臭
素化植物油、臭素化ポリオール脂肪酸ポリエステル、ウッドロジンのグリセロー
ルエステル、およびその混合物からなる群から選択される。最も好ましいのは臭
素化植物油である。
【0043】その他の任意成分 本発明のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物は、任意に水に
分散性の、ゲル形成ポリマーを包含する。このポリマーは好ましくは、分子量1
,000〜3,000,000の陽イオン性グアーゴム類の陽イオン性多糖類;
アクリル酸および/またはメタクリル酸から誘導される陰イオン性、陽イオン性
、および非イオン性のホモポリマー; 陰イオン性、陽イオン性、および非イオ
ン性のセルロース樹脂;ジメチルジアルキルアンモニウムクロリドとアクリル酸
の陽イオン性コポリマー;ジメチルジアルキルアンモニウムクロリドの陽イオン
性ホモポリマー;分子量100,000〜4,000,000のポリエチレング
リコールの陽イオン性のポリアルキレンおよびエトキシポリアルキレンイミン;
およびその混合物からなる群から選択される陰イオン性、非イオン性、陽イオン
性または疎水化変性のポリマーである。好ましくは、このポリマーはナトリウム
ポリアクリレート、ヒドロキシエチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセル
ロース、およびPolyquaternium 10からなる群から選択される。
【0044】 このポリマーは、好ましくは本発明の組成物中に約0.1〜1部、より好まし
くは0.1〜0.5部包含される。このポリマーは製品に安定性を与えることに
加えて、皮膚の上の脂質の手触り感を改善し得る。べとつきや脂ぎった感じを減
らし、滑らかさを増して手触り感を改善する。特に好ましい実施例は、製品の安
定性に好ましいポリマーと手触り感を改善するために好ましいポリマーの混合物
を使用することである。手触り感を改善する好ましいポリマーはポリエチレング
リコール、ヒドロキシプロピルグアー、グアーヒドロキシプロピルトリモニウム
クロリド、polyquaternary 3,5,6,7,10,11および24およびその混合物からなる群
から選択される。
【0045】 本発明の組成物のもう一つのきわめて好ましい任意構成成分は、1つまたは複
数の保湿剤および溶質である。さまざまな保湿剤および溶質を使用することが可
能であり、約0.5〜約30%、より好ましくは約3.0〜約20%の濃度で存
在させ得る。保湿剤および溶質は、10部の水に少なくとも5部の溶解度を有す
る非揮発性の有機材料である。好ましい水溶性有機材料は、次の構造のポリオー
ル; R1−O(CH2−CR2HO)nH [式中、R1=H、炭素数が1〜4個のアルキル;R2=H、CH3およびn= 1−200];炭素数が2〜10個のアルカンジオール;グアニジン;グリコー
ル酸およびグリコール塩(例えばアンモニウムおよび第4級アルキルアンモニウ
ム);乳酸および乳酸塩(例えばアンモニウムおよび第4級アルキルアンモニウ
ム);ソルビトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコー
ル、ヘキシルグリコールなどのようなポリヒドロキシアルコール;ポリエチレン
グリコール;糖およびデンプン;糖誘導体およびデンプン誘導体(例えば、アル
コキシル化グルコース);パンテノール(D−、L−、およびD、L−型を包含
する);ピロリドンカルボン酸;ヒアルロン酸;ラクトアミドモノエタノールア
ミン;アセトアミドモノエタノールアミン;尿素;および一般構造が(HOCH 2 CH2xNHyのエタノールアミン[式中、x=1〜3;y=0〜2、およびx
+y=3]、およびその混合物からなる群から選択される。最も好ましいポリオ
ールは、グリセリン、ポリオキシプロピレン(1)グリセロールおよびポリオキ
シプロピレン(3)グリセロール、ソルビトール、ブチルグリコール、プロピレ
ングリコール、スクロース、尿素およびトリエタノールアミンからなる群から選
択される。
【0046】 好ましい水溶性有機材料は、グリセリン、ポリオキシプロピレン(1)グリセ
ロールおよびポリオキシプロピレン(3)グリセロール、ソルビトール、ブチレ
ングリコール、プロピレングリコール、スクロース、および尿素およびトリエタ
ノールアミンからなる群から選択される。 参考として引用し本明細書に組入れたヨーロッパ公開特許547897−A2
(ヒューイット(Hewitt)、1993年6月23日公開)に一覧されるよ
うな、オイル濃厚化ポリマーもまた本発明のエマルションの水相に包含し得る。 さまざまな追加成分を本発明の組成物に組入れ可能である。液状様の補助剤、
塩およびその水和物、ならびにその他の「充填材」を包含するが、これらに限定
するものではない。これらの材料は、参考として引用し本明細書に組入れた米国
特許第5,340,492号(カチャー(Kacher)ら、1994年8月2
3日発行)および米国特許第4,919,934号(デックナー(Deckne
r)ら、1990年4月24日発行)で一覧されている。
【0047】 これらの追加成分のその他の非限定的な例として、ビタミンおよびその誘導体
(例えば、アスコルビン酸、ビタミンE、トコフェリルアセテートなど);日焼
け止め剤;濃厚化剤(例えば、クローダ社(Croda)の約2%未満の濃度の
Crothix、および約2%未満の濃度のキサンタンガムとして入手可能なポ
リオールアルコキシエステル);組成物の抗菌完全性を維持する防腐剤;抗にき
び剤(レソルシノール、サリチル酸など);トリクロサン、トリクロカルバン、
およびジンクピリチオンのような抗菌活性剤;酸化防止剤;アロエ・ベラエキス
、アラントインなどのような皮膚鎮静剤および皮膚治療剤;キレート化剤および
金属イオン封鎖剤; および香水、精油、皮膚感、顔料、真珠光沢剤(例えば、
雲母および二酸化チタン)のような美的目的に好適な作用剤、ぬるっとしたリン
ス感を付与する添加剤(例えば、ヒュームドシリカ)、沈着増強用の添加剤(例
えば、3%未満の濃度のマレイン酸大豆油)、レーキ、着色剤、その他(例えば
、丁子油、メントール、カンファー、ユーカリ油、およびオイゲノール)が挙げ
られる。
【0048】 II.本明細書中のモイスチャライジングパーソナルクレンジングエマルション組 成物の製造方法 本発明の成分は、リーブオン(付けたままの)およびリンスオフ(洗い落とす
)ヘアコンディショナー、ヘアシャンプー、リーブオンおよびリンスオフ顔用抗
にきび剤、顔用の乳液およびコンディショナー、シャワーゲル、泡立ちの速い洗
顔剤および泡立ちの遅い洗顔剤、ならびにハンドローションおよびボディローシ
ョンのようないかなるクレンジング組成物にも応用し得る。本発明のパーソナル
クレンジング組成物は、当業者に周知の標準材料を使用して標準の方法で製造し
得る。米国特許第5,641,479号(リナレス(Linares)ら、19
97年6月24日); 米国特許第5,599,549号(ウィベル(Wive
ll)ら、1997年2月4日発行); 米国特許第5,585,104号(H
aら、1996年12月17日発行); 米国特許第5,540,852号((
KefauveR)ら、1996年7月30日発行); 米国特許第5,510
,050号(ダンバー(Dunbar)ら、1996年4月23日発行); 米
国特許第5,612,324号(コワンリン(Guang Lin)ら、199
7年3月18日発行); 米国特許第5,587,176号( ウォレン(Wa
rren)ら、1996年12月24日発行); 米国特許第5,549,88
8号(ベンカテスワラン(Venkateswaran)、1996年8月27
日発行); および米国特許第5,470,884号((Corless)ら、
1995年11月 28日発行); 米国特許第5,650,384号(ゴード
ン(Gordon)ら、1997年7月22日発行); 米国特許第5,607
,678号(ムーア(Moore)ら、1997年3月4日発行); 米国特許
第5,624,666号(コフィンダファー(Coffindaffer)ら、
1997年4月29日発行);米国特許第5,618,524号(ボリッチ(B
olich、JR.)ら、1997年4月8日);米国特許第5,612,30
1号(インマン(Inman)、1997年3月18日); 米国特許第5,5
73,709号(ウェルズ(Wells)、1996年11月12日発行);
米国特許第5,482,703号(ピングズ(Pings)、1996年1月9
日発行); 米国再発行特許第34,584号(グロート(Grote)ら、1
994年4月12日再発行);米国特許第4,939,179号(チェイニー(
Cheney)ら、1990年7月3日); および米国特許第5,607,9
80号(マッカティー(McAtee)ら、1997年3月4日発行)は全て参
考として引用し本明細書に組入れてあり、全てがパーソナルケア剤組成物の製造
方法に関連する。
【0049】 III.本明細書中のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物の性状 上記の沈着効果を得て消費者に受け入れられるためには、本発明のモイスチャ
ライジングパーソナルクレンジング組成物が特定の流動学的特性を有することが
重要である。特に、本発明のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成
物の粘度の範囲は、下記の分析方法の章で示すモイスチャライジングパーソナル
クレンジング組成物の粘度測定法により測定すると、約300〜約100,00
0センチポアズ、好ましくは約1,000〜約70,000センチポアズ、より
好ましくは約1,000〜約40,000センチポアズである。
【0050】 本発明のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物は、親油性スキ
ンモイスチャライジング剤の沈着量の増加により臨床的に有効なモイスチャライ
ジング効果をもたらす。本発明のモイスチャライジングパーソナルクレンジング
組成物の脂質沈着価(Lipid Deposition Value)は、下記の分析方法の章で示す
親油性スキンモイスチャライジング剤沈着測定法で測定すると、皮膚上の親油性
スキンモイスチャライジング剤が約25マイクログラム/平方センチメートル以
上、好ましくは約35マイクログラム/平方センチメートル以上、およびより好
ましくは約50マイクログラム/平方センチメートル以上である。
【0051】分析方法 本発明の構成成分の特性をあらわすために使用する数多くのパラメータは、特
別の実験的分析方法により定量的に測定される。これらの方法のそれぞれについ
ては以下に詳細を記載する:
【0052】 1.親油性スキンモイスチャライジング剤の粘度測定方法 Wells−Brookfieldコーン/プレートモデルDV−II+粘度
計を使用して本明細書のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物の
粘度を測定する。測定は、25°Cで3.0cm°コーン(スピンドルCP−5
2)測定システムで、各コーンおよびプレート上の2本の小ピン間の間隙を0.
013mmにして実施する。分析するサンプルの0.5mlをコーンとプレート
の間に注入し、コーンの回転速度を2rpmに設定して測定を行う。コーンの回
転に対する抵抗は液状サンプルの剪断応力と比例するトルクを生む。粘度計によ
りトルク量を読んでコーンの幾何学的定数、回転速度、およびトルクに関連する
応力に基づいて絶対ポアズ単位に換算する。
【0053】 2.モイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物の粘度 Wells−Brookfieldコーン/プレートモデルDV−II+粘度
計を使用して本明細書のモイスチャライジングパーソナルクレンジング組成物の
粘度を測定する。測定は、25°Cで2.4cm°コーン(スピンドルCP−4
1)測定システムで各コーンおよびプレート上の2本の小ピン間の間隙を0.0
13mmにして実施する。分析するサンプルの0.5mlをコーンとプレートの
間に注入し、コーンの回転速度を1rpmに設定して測定を行う。コーンの回転
に対する抵抗は液状サンプルの剪断応力と比例するトルクを生む。粘度計により
トルク量を読んでコーンの幾何学的定数、回転速度、およびトルクに関連する応
力に基づいて絶対センチポアズ単位(mPa−s)に換算する。
【0054】 3.親油性スキンモイスチャライジング剤の沈着 A.準備 バックグラウンドの干渉を可能な限り減ずるために腕をセッケン非含有、脂質
非含有の製品で洗浄し、水分を吸い取って乾燥する。被験者はその後に前腕内側
の全面を95〜100°Fの水道水で5秒間濡らす。親油性スキンモイスチャラ
イジング剤および増量オイルを含有する1ミリリットルのモイスチャライジング
パーソナルクレンジング組成物を被験者の前腕に塗布する。試験者はゴム手袋を
着用し、製品を皮膚の上で10秒間静かにこすり、泡を発生させる。泡は前腕上
に15秒間そのままに残した後、肘の内側から手首に向かって水を流して15秒
間完全に洗い落とす。被験者の前腕はその後ペーパータオルで軽く押さえる。被
験者はそれから前腕を30秒間「空気」乾燥する。
【0055】 B.沈着測定プロトコル−Sebumeter 親油性スキンモイスチャライジング剤の皮膚の上への沈着は、Courage
社およびKhazaka GmbH社より市販されているSebmeterSM
810を使用して測定する。Sebumeterは、親油性スキンモイスチャラ
イジング剤を吸収すると透明になる特別なプラスチック片を通して光度測定する
ことにより、皮膚の上に沈着した親油性スキンモイスチャライジング剤の量を測
定する。プラスチック片は、ミラーの上を越えて延長してスプリングに接続する
。(スプリング、ミラー、およびプラスチック片を含む)装置の測定ヘッドを肌
に30秒押し付ける。沈着価(Deposition Value)(μmg/平方センチメート
ル)は、皮膚上の親油性スキンモイスチャライジング剤の量を示し、親油性スキ
ンモイスチャライジング剤の量の増加に従って沈着価は増大する。この方法は湿
度の影響を受けない。Sebumeterの値(3種)は前腕の長さに沿って読
み取り、沈着価(μg/平方センチメートル)は3つの読取値の平均と定義し、
換算係数で除算してSebumeterの読取値を実際の沈着濃度μg/平方セ
ンチメートルに換算する。
【0056】 Sebumeterには次の制限がある。 1.Sebumeterのテープは自然の皮膚の脂質もまた検出する。本試験
の基準は、Sebumeterで測定した被験者の洗浄前の前腕皮膚のベースラ
イン値が3μg/平方センチメートル以下であることである。 2.その他の皮膚表面脂質抽出方法と同様に、Sebumeterは沈着した
全ての親油性スキンモイスチャライジング剤を測定しない可能性があり、例えば
皮膚の局所の形状が波状になっていると沈着した親油性スキンモイスチャライジ
ング剤が、Sebumeterのテープによって抽出されない可能性もある。 3.Sebumeterのテープは、沈着価が約300μg/平方センチメー
トルを越えると飽和状態になるので、本方法は沈着価が約300μg/平方セン
チメートルまでしか測定できない。 4.さまざまな親油性スキンモイスチャライジング剤は、異なる換算係数を有
する。非ペトロラタム脂質の試験には、新しいキャリブレーションカーブ(較正
曲線)が必要である。
【0057】 C.キャリブレーション 前述の方法で得られたSebumeterのデータを沈着データに変換するに
は、換算係数を算出することが必要である。換算係数を算出するには、各脂質系
で抽出を行ない、その抽出したサンプルをガスクロマトグラフィーで分析する。
抽出はSebumeterの値を読み取ると同時に、同じ前腕から実施する。抽
出方法は次のとおりである。 1)両端の閉じていないガラスシリンダー(直径2インチ)を被験者の前腕内
側に当て、しっかりとテーピングして固定する。 2)5mlの抽出溶媒をシリンダーの中に入れる。 3)被験者の腕の上で先が鈍のガラス製の撹拌棒で液体を30秒間撹拌する。
囲われた前腕の全表面を溶剤で処理する。 4)液体は使い捨てのホールピペットを使用して6ドラム(約23ml)バイ
アルに移す。 5)2−5の段階を2回繰り返す(全部で3サンプル、15mlの溶媒を収集
する)。 抽出サンプルはその後ガスクロマトグラフィーで次のように分析する。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】 標準 ストック溶液容量(μl) 100μg 20 300μg 60 500μg 100 ヘプタンで約0.5mlに希釈し、キャップをして振盪し混合する。
【0063】
【表5】
【0064】 その後ガスクロマトグラフィーのデータをSebumeterのデータに対し
て曲線にプロットする。曲線の傾きが換算係数である。ペトロラタムの換算係数
は0.56である。
【0065】 4.モイスチャライジング相液滴の液滴サイズ測定 モイスチャライジング相液滴のサイズを測定するための補足的液滴サイズ測定
方法として、光学顕微鏡を使用する。この方法で製品をきわめて低倍率(<10
X)でスライドグラスとカバーグラスの間を観察し、モイスチャライジング相の
液滴サイズをマイクロメーターによって推定する。総集団の液滴サイズを測定し
、加重平均を計算する。
【0066】実施例 次のシャワーゲル組成物は、本発明のエアゾールパーソナルクレンジング組成
物の非限定的な例である。
【0067】
【表6】
【0068】
【表7】
【0069】
【表8】
【0070】製造方法 製造方法は、主ミックスの他に2つのプレミックス、すなわちモイスチャライ
ジング相プレミックスおよびポリマープレミックスを製造することからなる。本
方法の重要な段階は、脂質プレミックスを過度の撹拌をすることなく確実に主ミ
ックスに加えることである。
【0071】 AE3SおよびALSを最初に主ミックスタンクに加える。それからクエン酸
を加える。その後、界面活性剤の残りのものを加える。ポリマープレミックスの
10%未満のトリヒドロキシステアリン、ラウリルアルコール、および必要な全
ての水を加える。この界面活性剤混合物を160°Fに加熱する。 ポリマープレミックスを、組成物バッチ全体の重量の10%の水およびJR3
0Mポリマーを混合して調製する。十分に混合する。主ミックスタンクの構成成
分が160°Fに達したら、ポリマープレミックスを加える。主ミックスを19
0°Fまで加熱する。
【0072】 ポリマープレミックスの添加を完了してから、モイスチャライジング相プレミ
ックスの添加を開始する。モイスチャライジング相プレミックスの添加に先立っ
て、主ミックスの準備を十分に進行させておくことが必須である。増量オイルを
含めてオイル構成成分のすべてをプレミックスタンクに加える。プレミックスを
130〜140°Fの温度に達するまで加熱する。オイル構成成分のすべてが完
全に混合したら、加熱を中止する。
【0073】 主ミックスを冷却する。主ミックスが目標温度の140°Fに達したら、モイ
スチャライジング相プレミックスを徐々に加える。オイル相が完全に主ミックス
と混合されるまでバッチ分を徐々に混合する。残りの微量成分を加え、そのバッ
チを80〜100°Fの温度に達するまで徐々に冷却する。 それから実施例A−Jの起泡性組成物を適切なエアゾール容器中に充填する。
エアゾールパッケージの選択肢として、エアゾール金属容器、ボトル中のバッグ
、缶中のバッグなどが挙げられる。選択するパッケージの形式は所望の製品形態
に依存する。容器を炭化水素噴射剤で加圧する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 4C083 AA122 AB051 AC011 AC072 AC122 AC301 AC302 AC421 AC422 AC712 AC782 AC792 AD092 BB05 BB49 CC22 CC23 DD08 DD41 EE06 EE12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾールパーソナルクレンジング組成物であって、85〜
    95%が純クレンジングローションであり、そして3〜15%が3〜15ゲージ
    psiの蒸気圧を有する炭化水素噴射剤であり;前記純クレンジングローション
    が、 i)純クレンジングローションの0.5〜30重量%の起泡用界面活性剤; ii)純クレンジングローションの0.5〜40重量%の親油性スキンモイスチ
    ャライジング剤; iii)純クレンジングローションの0.1〜10重量%の安定剤;および iv)純クレンジングローションの35〜90重量%の水; を含有してなるエアゾールパーソナルクレンジング組成物。
  2. 【請求項2】 炭化水素噴射剤が、85%のイソペンタンおよび15%イソ
    ブタンを含む請求項1に記載のエアゾールパーソナルクレンジング組成物。
  3. 【請求項3】 起泡用界面活性剤が、陰イオン界面活性剤を含む請求項2に
    記載のエアゾールパーソナルクレンジング組成物。
  4. 【請求項4】 エアゾールパーソナルクレンジング組成物であって、安定剤
    が: 【化1】 【化2】 および (iii)これらの混合物; からなる群から選択される結晶性のヒドロキシル含有安定剤である、先行する請
    求項の何れか1項に記載のエアゾールパーソナルクレンジング組成物。
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