JP2002501879A - 皮膚細胞の再生および刺激のためのアルテミアサリナ抽出物に基づく化粧品 - Google Patents

皮膚細胞の再生および刺激のためのアルテミアサリナ抽出物に基づく化粧品

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ドムロジュ,ノウハ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は皮膚細胞の再生および刺激のために供される海産物による化粧品に関するものである。この化粧品は全重量に対して0.01ないし50重量%のa)海プランクトンアルテミアサリナの酵素による抽出生成物、抽出物は主成分ジグアノシン−テトラホスフェートでホスホリル化したヌクレオチドからなる;b)D−ミオ−イノサイト−1,4,5−トリホスフェート;c)グリカンからなり、a:b:cの割合が1:0.1−50:0.1−30の範囲にある、活性成分の組み合わせ;および99.99ないし50wt%の化粧用活性成分と支持物質からなる。この化粧品の使用は、皮膚の免疫系を自然に強化し、皮膚再生を刺激し、同時に、改善されたケラチンバリヤーの助けによって紫外線保護を与えて、過酷な環境の影響に対し相互作用を生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚細胞の再生および免疫系刺激のための化粧品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】
海洋の複数の特定の植物原料物質が化粧用製剤、たとえば、フリーラジカル(
superphyto-D)を結合するため、IR保護(phycoco-rail)を与えるため、皮膚の
老化(asosaines)を改良するため、および保湿効果(Codium tomantosum)を与
えるために用いることができることが、複数の刊行物、例えば、Parfumerie und
Kosmetic, No. 12/1995, 776-779頁から知られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、化粧用製剤に他の海の成分を加え、これにより有利な効果を
達成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、皮膚細胞の再生および免疫系刺激のための海産物による化粧
品は a)海プランクトンアルテミアサリナの酵素による抽出生成物、抽出物は主成分
ジグアノシン−テトラホスフェートでホスホリル化したヌクレオチドからなる;
b)D−ミオ−イノサイト−1,4,5−トリホスフェート; c)グリカン からなり、a:b:cの割合が1:0.1−50:0.1−30の範囲にある、全重量に対
して0.01ないし50wt%の活性成分の組み合わせ; および99.99ないし50wt%の化粧用活性成分とキャリヤー物質からなる。 好ましくはa:b:cの割合が1:0.5−10:0.5−8の範囲にある。
【0005】
【発明の実施の形態】
驚くべきことに、海プランクトンアルテミアサリナの酵素による抽出は主成分
のジグアノシン−テトラホスフェートでホスホリル化したヌクレオチド(以下、
GP4G)を放出する。「主成分」の語は5重量%以上、好ましくは10重量%以上、G
P4Gが抽出物に存在することを意味する。複数のホルモンおよび伝達者誘発プロ セスは異なるグアノシンホスフェートに関して知られており、はっきりと認識で
きる化粧の役割はここで関心のあるGP4Gに挙げることはできない。
【0006】 イノシト−1,4,5−トリホスフェート(以下、IP3)は、特に、その作用 において、カルシウムイオンをある神経伝達者、ホルモン及び成長調節遺伝子に
対し細胞内メッセンジャー物質(第二のメッセンジャー)として、細胞内貯蔵器
から細胞質にカルシウムイオンを放出する。 グリカンはグルコース、フラクトース、およびデキストリンからなる植物ポリデ
キストロースであり、生物工学的に形質転換された。グリカンは細胞代謝を刺激
するためのエネルギー源である。
【0007】 本発明による組成物に関して、生成物の複雑な活性が全体の組み合わせからは
当業者によって期待されていなかったことが生じたことは驚くべきことであった
。本発明による組成物の効果は特にケラチン合成の刺激が生じることにあり、皮
膚のバリアーが環境の影響で自然のやり方で強められることにある。同時に、表
皮性の免疫系の刺激効果が生じる。さらに、皮膚再生が強められ、再生効果をも
たらし、長期にわたる皮膚のバックエージングを引き起こすことができる。さら
なる効果は高割合のコラーゲンと他の皮膚タンパクの生成である。インビトロで
皮膚組織は著しく改善される。
【0008】 全体的に、新規の組成物は共同性の効果を与え、皮膚の免疫系を自然に強化し
、皮膚再生を刺激し、そして同時に改良されたケラチンバリヤーによってUV光に
対し保護することによって攻撃的な環境の影響に耐性を与える。 本発明による化粧用製剤の使用は、例えば、日焼け止めクリーム、日焼け止め
ゲル、日光浴後の製品、デイクリーム、ナイトクリーム、マスク、ボデイローシ
ョン、ボデイゲル、クレンジングローション、ボデイパウダー、アイコスメチッ
ク、濃いコンディショニングヘアトリートメント、ヘアリンス、ヘアシャンプー
、シャワーゲル、シャワーオイル、バスオイルの形で、ならびにメーキャップ、
口紅、マニキュア液、マスカラ等の装飾化粧品の形で実現できる。このような製
品の製造は当業者に知られた方法で行われる。
【0009】 本発明による製品の利点は皮膚上層に緩慢な浸透を行うためにリポソームに活
性成分を含ませることである。 リポソームは水体積を封入する脂質−二層構造体−膜に完全に封入される。リ
ポソームは単層状小胞(単一膜二層を含む)または多層状小胞(タマネギ様構造
、互いに水性層によって隣から分離されている多層膜二層に特徴がある)である
ことができる。二層構造体は2つの脂質単層からなり、疎水性のテイル領域と親
水性のヘッド領域をもつ。膜二層構造体の構造は、脂質単層の疎水性(非極性)
テイルが二層構造体の中心方向に向いているが、親水性ヘッドは水性相の方向に
向いている。飽和及び不飽和脂質からのリポソームの製造、ならびに輸送系とし
ての使用は、多くの特許に開示されている。本発明による活性成分の組み合わせ
の導入は従来法で実施することができる。
【0010】 また本発明による製剤に有利なことは、製剤が非対称層状集塊物に蓄えられた
活性成分の組み合わせを含み、集塊物は、リン脂質および酸素積載過フッ化炭化
水素または過フッ化炭化水素混合物からなり、過フッ化炭化水素の含量が0.2な いし100重量%/容量であり、リン脂質は30ないし99重量%以上のホスファチジ ルコリン含量を有し、これらの集塊物は過フッ化炭化水素の臨界の溶解温度の関
数として皮膚浸透力を有する(WO94/00098)。
【0011】 これらの集塊物はまた追加として化粧用製剤中に、酸素のみを積載して単独で
も存在できる。 これら集塊物は酸素キャリヤーであり、酸素を皮膚に浸透させ、したがって酸素
を皮膚によく供給することができる。これらの集塊物の製造は、酸素および二酸
化炭素のような気体を運搬できる過フッ化炭化水素或いは高フッ化炭化水素化合
物またはその混合物を用いて、30重量%以上99重量%までのホスファチジルコリ
ン含量を有する、部分的に水素化したリン脂質または合成リン脂質または大豆レ
シチンおよび卵レシチンのようなリン脂質の高圧均質化によって行われる。ここ
に含まれるものはホスファチジルコリンに加えてさらに0.1ないし10重量%の濃 度範囲のリゾレシチンおよび/または0.1ないし30重量%の範囲でホスファチジ ルエタノールアミン、n−アセチルホスファチジルエタノールアミンまたはホス
ファチジン酸のようなリン脂質を充填する。
【0012】 本発明による活性成分の組み合わせと共に積載された集塊物またはそれと共に
混合物で存在する集塊物は、全組成物に対し、0.1ないし30重量%の範囲にある ことができ、1ないし20重量%の範囲が有利である。 さらに活性成分として、WO96/17588によるカオリンを有利に含むことができ、
<5μmの粒径の球状TiO2またはSiO2粒子で改変され、球状の粒子はカオリン混 合物中で0.5ないし10重量%の割合である。これは製剤に非常にソフトな皮膚感 覚、さらに、抗炎症作用を与える。
【0013】 改変したカオリンとは生成物の全質量に対し、0.1ないし15重量%である。 本発明の製剤はまた、このような組成物に通常使用されるような化粧用補助剤
およびキャリヤー物質、例えば、水、保存料、ビタミン、着色剤、着色効果をも
つ顔料、ラジカル殺菌剤、シックナー、軟化剤、保湿物質、香料、アルコール、
ポリオール、電解液、ゲル化物質、極性および非極性オイル、ポリマー、コポリ
マー、乳化剤、ワックス、安定剤を含む。
【0014】 本発明の生成物が、さらに軟化剤を含むとき、通常複数の化合物の形で提供で
き、例えばステアリルアルコール、グリセリルモノリシノレエート、グリセリル
モノステアレート、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、
セチルアルコール、イソプロピルイソステアレート、ステアリン酸、イソブチル
パルミテート、オレイルアルコール、イソプロピルラウレート、デシルオレエー
ト、オクタデカン−2−オール、イソセチルアルコール、セチルパルミテート、
ジメチルポリシロキサンのようなシリコンオイル、イソプロピルミリステート、
イソプロピルパルミテート、ポリエチレングリコール、ラノリン、ココアバター
、コーンオイルのような植物油、綿実油、オリーブ油、鉱油、ブチルミリステー
ト、パルミチン酸等がある。
【0015】 本発明による組成物はまた有利に酸化防止剤を含むことができる。酸化防止剤
はビタミンCのようなビタミン類、それらの誘導体、例えばアスコルビン酸アセ テート、ホスフェート、およびパルミテート;ビタミンAおよびその誘導体;葉 酸およびその誘導体、例えばトコフェリルアセテートのようなビタミンEおよび
その誘導体;フラボンまたはフラボノイド;アミノ酸、例えばヒスチジン、グリ
シン、チロシン、トリプトファン、およびそれらの誘導体;カロチノイドおよび
カロチン、例えばα−カロチン、β−カロチン;尿酸およびその誘導体;クエン
酸、乳酸、リンゴ酸のようなα−ヒドロキシ酸;スチルベンおよびそれらの誘導
体等を含む。
【0016】 ビタミンAまたはビタミンAパルミテート(レチノール)およびビタミンEの添 加は特に好ましい。 さらに本発明による組成物に、対応する水及び/または油溶性UVAまたはUVBフィ
ルターまたは両者を添加することが好ましい。有利な油溶性UVBフィルターは4 −アミノ安息酸誘導体、例えば4−(ジメチルアミノ)−安息酸−(2−エチル
ヘキシル)エステル;桂皮酸エステル、例えば4−メトキシ桂皮酸(2−エチル
ヘキシル)エステル、ベンゾフェノン誘導体、例えば2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン;3−ベンジリデンカンファー誘導体、例えば3−ベンジリ
デンカンファーを含む。
【0017】 水溶性UVBフィルターは、例えばベンゾフェノンまたは3−ベンジリデンカン ファーのスルホン酸誘導体または塩、例えば2−フェニルベンズイミダゾール−
5−スルホン酸のNaまたはK塩である。 UVAフィルターはジベンゾイルメタン誘導体、例えば1−フェニル−4−(4’ −イソプロパノールフェニル)プロパン−1,3−ジオンを含む。 日焼け止めフィルターとして好ましいものは金属酸化物、例えばTiO2、SiO2
ZnO、Fe2O3、ZrO2、MnO、Al2O3をベースとした無機顔料であり、これらの混合物
としても使用できる。 無機顔料として特に好ましいものはTiO2及び/又はZnOの集塊基質(実施例で はTiO2 aggl およびZnO agglと記載した)であり、球状の多孔性のSiO2粒子を含
み、SiO2粒子は粒径が0.05μmないし1.5μmの範囲にあり、SiO2粒子に加えて、 球状の構造をもつ他の無機粒子様物質が存在し、球状のSiO2粒子は0.06μmない し5μmの範囲の粒径をもつ他の無機物質と一定の集塊を形成する。この関係で 特に有利に用いられるSiO2 はDE3616133による大いに単一分散の非多孔性の球状
SiO2粒子であり、水性アルコール−アンモニア媒体中のテトラアルコキシシラン
の加水分解重縮合によって生成され、そこでは一次粒子のゾルを生成し、引き続
き、得られたSiO2粒子をテトラアルコキシシランの連続添加によって約0.05ない
し10μmの所望の粒径に調整し、反応工程に従って制御する。
【0018】 本発明による生成物はO/W、W/O、W/O/W、シリコーン/W/Oエマルジョンとして 、またはゲルとして提供することができる。O/WおよびW/Oエマルジョンに対し、
一定の極性植物油が特に適当である。それらはひまし油、小麦麦芽油、ブドウ種
油、マツヨイグサ油、ホホバ油、ククイナッツ油、アザミ油、そして少なくとも
1.5重量%のリノール酸グリセリドを含むその他の油を含む。多くのエマルジョ ンおよびそれらの成分も知られており、またWO96/41613に記載されているように
多相エマルジョンを製造することができる。
【0019】 生成物はまた生物起源の活性成分、例えば、植物抽出物、酵素、およびビタミ
ン複合体を含むことができる。
【0020】
【実施例】 以下、本発明をさらに詳細に実施例により説明する。明記しない限り、データ
ーはすべて重量%で表されている。 実施例1 フェイシャルマスク I carbomer 1.5 トリエタノールアミン 1.0 イソプロパノール 10.0 プロピレングリコール 3.0 ダウコーニング液 200 1.0 WO96/17588によるカオリン 10.0 保存料 0.5 コンプレックスGL 40.0 レチノールビタミンAパルミテート 0.5 脱イオン水 100まで添加 「コンプレックス」GLの語は本発明による活性成分の組み合わせとして解される
べきであり、水中殆ど同じ割合のGP4G、IP3およびグリカンからなる。一定の初 期濃度、例えば、2%の濃度に対し、相当する量を水中、室温で100ミリバール までの真空中、徐々に攪拌する(約2−3時間、約300rpmにて)。 carbomerを水中で攪拌し約60ないし65℃まで加熱する。トリエタノールアミン
を用いて中和し約40℃まで冷却後、さらに成分を添加し、続いてさらに攪拌する
。約30ないし35℃で、コンプレックスGLをさらに攪拌する。 GP4およびグリカンまたはフランスのソフィア−アンチポリス、ラボラトワー ルセポルガの市販の生成物。
【0021】 実施例2 フェイシャルマスク II carbomer 1.5 トリエタノールアミン 1.0 イソプロパノール 10.0 プロピレングリコール 3.0 ダウコーニング液 200 1.0 WO96/17588によるカオリン 10.0 保存料 0.5 コンプレックスGL 40.0 リポソームGL 10.0 レチノールビタミンAパルミテート 1.0 脱イオン水 100まで添加 「コンプレックス」GLの語は、a:b:c=1:1.2:2.3の割合の本発明による
活性成分の組み合わせとして解されるべきである。この活性成分の組み合わせは
またリポソームに導入される。リポソームは10%レシチンから生成し、それにコ
ンプレックスGLを激しく攪拌しながら導入する。続いて、水を添加し、3%グ
リセリンおよび7%エタノールを添加し、激しく攪拌する。 マスクIIの調製は実施例1に記載したように行う。リポソームGLを最後に注意
して攪拌しながら添加する。
【0022】 実施例3 マスカラ 相A マグナブライトHV 0.3 水(全混合物に対し) 100まで添加 セルロースガム 0.5 着色顔料(色彩による) 約 0.3 相B カルナウバ蝋 1.0 蜜蝋 9.0 emer蝋 8.5 相C 保存料 0.5 モルホリン 0.4 相D コンプレックスGL 0.01 レチノールビタミンAパルミテート 2.0 「コンプレックスGL」の語は、a:b:c=1:2.5:1.5の割合の本発明によ
る活性成分の組み合わせとして解されるべきである。 相A、B、Cを別々に85℃まで加熱し、攪拌しながら一緒にして、次いで均質化す
る。冷却後、30ないし35℃にて相Dを添加する。
【0023】 実施例 4 昼と夜のクリーム 相A 白色ワセリン 10.0 パラフィン油 5.0 ステアリン酸 3.0 carbomer 0.5 ホホバ油 3.0 相B 水(全重量に対し) 100まで添加 グリセリン 5.0 相C トリエタノールアミン 0.5 相D ビタミンAパルミテート 0.1 WO96/17588によるカオリン 2.3 保存料 0.5 香料 約0.2 コンプレックスGL 10.0 「コンプレックスGL」の語は、a:b:c=1:1.3:1.6の割合の本発明によ
る活性成分の組み合わせとして解されるべきである。 相AおよびBを別々に70−75℃まで加熱し、一緒にする。次いで、相Cを均質に 添加し、続けて攪拌する。攪拌しながら約30ないし35℃まで冷却後、相Dを添加 する。
【0024】 実施例 5 ナイトクリーム 実施例4のものに対応する組成物。しかし、コンプレックスGLはリポソームに
封入された3.0%のコンプレックスGLによって置き換える。これは本発明による 活性成分の組み合わせをa:b:c=1:10:0.1の割合で含む。 実施例4に従い調合を行った。
【0025】 実施例 6 ディープ コンディショニング ヘア トリートメント 相A carbomer 0.6 水(全重量に対して) 100まで添加 相B ホホバ油 3.0 パラフィン油 5.0 蜜蝋 3.2 相C トリエタノールアミン 0.6 相D ケラチン 2.0 保存料 0.5 芳香油 0.8 相E コンプレックスGL 20.0 コンプレックスGLを含むリポソーム 10.0 「コンプレックスGL」の語は、a:b:c=1:8:2の割合の本発明による
活性成分の組み合わせとして解されるべきである。リポソーム中のa:b:cの
割合は1:10:0.1である。 相AおよびBは60ないし65℃まで加熱し一緒にする。続いて、相Cを攪拌しなが ら添加する。40−45℃に冷却後、相Dを攪拌しながら添加する。さらに30−35℃ に冷却後、相Eを添加する。
【0026】 実施例 7 日焼け止めローション 相A セチルアルコール 5.0 ステアリン酸 4.0 相B 水(全混合物に対して) 100まで添加 グリセリン 2.0 相C トリエタノールアミン 0.9 相D TiO2 aggl 5.0 ZnOaggl 2.0 SiO2 0.5 WO96/17588によるカオリン 0.3 Parsol MCX 3.0 相E 保存料 0.5 芳香油 0.2 コンプレックスGL 3.0 コンプレックスGLを含むリポソーム 5.0 活性成分の組み合わせの割合は実施例6のそれに対応した。調製は実施例4の
ように行った。
【0027】 実施例 8 シャンプー/シャワーゲル Texapon 25.0 両性 tenside 5.0 水 100まで添加 アラントイン 0.2 保存料 0.5 コンプレックスGL 0.5 香料 0.3 「コンプレックスGL」の語は、a:b:c=1:0.1:1.5の割合の本発明による
活性成分の組み合わせとして解されるべきである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、皮膚細胞の再生および免疫系刺激のための海産物による化粧
品は a)海プランクトンアルテミアサリナの酵素による抽出生成物、抽出物は主成分
ジグアノシン−テトラホスフェートでホスホリル化したヌクレオチドからなる; b)D−ミオ−イノサイト−1,4,5−トリホスフェート; c)グリカン からなり、a:b:cの割合が1:0.1−50:0.1−30の範囲にある、全重量に対
して0.01ないし50wt%の活性成分の組み合わせ; および99.99ないし50wt%の化粧用活性成分とキャリヤー物質からなる。 好ましくはa:b:cの割合が1:0.5−10:0.5−8の範囲にある。成分の組み 合わせの好ましい範囲は0.1ないし30重量%である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 N R U 7/02 7/02 7/032 7/032 7/06 7/06 7/075 7/075 7/42 7/42 7/50 7/50 (72)発明者 ゴルズ−ベルナー,カリン モナコ公国 エムシー98000 モンテ−カ ルロ,ケ デ サンバルバニ 34 Fターム(参考) 4C083 AA071 AA072 AA082 AA122 AB171 AB172 AB211 AB212 AB241 AB242 AB441 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC242 AC342 AC542 AC682 AC811 AC852 AD092 AD152 AD211 AD212 AD262 AD352 AD442 AD571 AD572 AD601 AD602 AD621 AD622 CC04 CC05 CC07 CC14 CC31 CC33 CC38 DD41 DD45 EE12 EE13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)海プランクトンアルテミアサリナの酵素による抽出生成物、抽
    出物は主成分ジグアノシン−テトラホスフェートでホスホリル化したヌクレオチ
    ドからなる; b)D−ミオ−イノサイト−1,4,5−トリホスフェート; c)グリカン からなり、a:b:cの割合が1:0.1−50:0.1−30の範囲にある、全重量に対
    して0.01ないし50wt%の活性成分の組み合わせ; および99.99ないし50wt%の化粧用活性成分とキャリヤー物質からなる、 皮膚細胞の再生および刺激のための海産物に基づく化粧用生成物。
  2. 【請求項2】a:b:cの割合が1:0.5−10:0.5−8の範囲にある、請求項1
    記載の生成物。
  3. 【請求項3】被包されていない活性成分の組み合わせに加えて、活性成分の組み
    合わせの一部がリポソーム中に被包されている、請求項1記載の生成物。
  4. 【請求項4】活性成分の組み合わせの一部が過フッ化炭化水素とリン脂質の非対
    称層状集塊に含まれている、請求項1記載の生成物。
  5. 【請求項5】活性成分の組み合わせの一部が、過フッ化炭化水素とリン脂質の非
    対称層状集塊に加えて酸素と共に含まれている、請求項1記載の生成物。
  6. 【請求項6】活性成分として、球状TiO2またはSiO2で改変したカオリンが存在す
    る、請求項1記載の生成物。
  7. 【請求項7】UVフィルターとしてTiO2及び/又はZnOの集塊物質が存在し、球状 および多孔性SiO2粒子を含み、SiO2粒子は0.05μmないし1.5μmの範囲の粒径を 有し、そして、SiO2粒子に加えて、球状構造の他の無機粒子様物質が存在し、球
    状SiO2粒子は他の無機物質と共に0.06μmないし5μmの範囲の粒径に限定された 集塊を形成する、請求項1記載の生成物。
  8. 【請求項8】活性成分濃度が0.1ないし30wt%の範囲にある、請求項1ないし7 のいずれか1項記載の生成物。
  9. 【請求項9】ビタミンAを含有する、請求項1ないし8のいずれか1項記載の生成
    物。
  10. 【請求項10】化粧用マスク、クリーム、ローション、ゲル、ヘアケア製品、ま
    たは装飾化粧用製品に使用する請求項1ないし9のいずれか1項記載の生成物。
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