JP2002500692A - 強化ポリケトン組成物 - Google Patents

強化ポリケトン組成物

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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、(A)(a)一酸化炭素から誘導された単位と(b)1種もしくはそれ以上のオレフィン系不飽和化合物から誘導された単位との線状交互構造を有する多量のポリケトン;および(B)エラストマー中に組み込まれるアミンの量が成分(B)の全重量の約0.01〜2.0重量%である少量のアミン官能化エラストマーからなるポリマー組成物が提供される。エラストマーに組み込まれるアミンの量を慎重に選択することにより、ポリケトンの衝撃強さが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】 強化ポリケトン組成物 本発明は、向上した強靱性を有するポリケトンポリマーを含有したポリマー組 成物に関するものである。 本発明の目的につき、ポリケトンとは(a)一酸化炭素から誘導された単位と (b)1種もしくはそれ以上のオレフィン系不飽和化合物から誘導された単位と の交互構造を有する線状ポリマーと規定される。本発明の目的につきポリケトン はこの理想構造に対応するが、主としてこの構造に対応すると共にオレフィン系 不飽和化合物から誘導された少量(すなわち10重量%まで)の対応ホモポリマ ーもしくはコポリマーを含有する物質もこの規定内に入ると考えられる。 この種のポリケトンは式: [式中、R基は独立して水素もしくはヒドロカルビル基であり、mは大きい整数 である] を有し、これらは幾つかの特許公報(たとえばUS 3694412号)に開示 されている。ポリケトンの製造方法はUS 3694412号、並びにEP 1 81014号およびEP 121965号に開示されている。 ポリケトンは、たとえば自動車工業のためのコンテナもしくは部品を製造する ための熱可塑性プラスチックとして用途を有する。この種の用途はポリマーが適 する衝撃特性を有することを必要とする。従って、ポリマーの耐衝撃性を向上さ せる添加剤をポリケトン中に混入することが知られている。 US5,369,170号はアミノ化された改変ポリオレフィンおよび一酸化 炭素と少なくとも1種のエチレン系不飽和炭化水素との線状交互ポリマーからな る複合系に関するものである。この複合構造は、ポリオレフィンを過剰量のアミ ンと反応させて遊離第一アミンを持ったイミドを生成させると共に第一アミン をポリケトン鎖と反応させてピロールを生成させることにより製造される。これ らの反応は配合過程に際し生じうる。適合化は、各ポリマーの界面にポリケトン /ポリオレフィングラフトコポリマーを形成させることにより達成されると言わ れる。 今回、アミノ化されたエラストマーを用いてポリケトンポリマーの衝撃強さを 向上させる際、ポリマー組成物の衝撃強さはエラストマー中に組み込まれるアミ ンの量に依存することが突き止められた。 従って本発明は、 (A)(a)一酸化炭素から誘導された単位と(b)1種もしくはそれ以上のオ レフィン系不飽和化合物から誘導された単位との線状交互構造を有する少量のポ リケトン;および (B)エラストマーに組み込まれるアミンの量が成分(B)の全重量の約0.0 1〜2.0重量%である少量のアミン官能化エラストマーと からなるポリマー組成物に関するものである。 好ましくはエラストマー中に組み込まれるアミンの量は成分(B)の全重量の 0.05〜1.0重量%である。アミンの最適量はエラストマーに応じて変化す る。 好ましくは、アミン官能化エラストマーはアミン官能化されたポリオレフィン 系もしくはスチレン系エラストマーである。 アミンにより官能化されるポリオレフィン系エラストマーはオレフィン(たと えばプロピレン)とエチレン、ブテンもしくは他の不飽和脂肪族炭化水素との或 いはエチレンとプロピレンおよびジエンとのコポリマーとすることができる。こ の種のコポリマーは公知であり、この種の任意のポリマーを使用することができ る。ポリオレフィン系エラストマーはエチレン−プロピレンゴムまたはエチレン /プロピレン/ジエンポリマー(EPDM)であることが好ましく、特に好まし くはEPDMである。EPDMはエチレン、プロピレンおよび1種もしくはそれ 以上のジエン(たとえばジシクロペンタジエンもしくはヘキサ−1,4−ジエン )から誘導されたポリマー骨格に沿った単位のランダム分布を有する非晶質エラ ストマーポリオレフィンである。 アミンにより官能化されるスチレン系エラストマーはスチレン系ブロックコポ リマーとすることができる。「スチレン系ブロックコポリマー」という用語は、 1種もしくはそれ以上のビニル芳香族炭化水素から誘導された単位の少なくとも 1つのブロック(Aブロック)とビニル芳香族炭化水素以外の1種もしくはそれ 以上のオレフィンから誘導された単位の少なくとも1つのブロック(Bブロック )とを特徴とする熱可塑性エラストマーを示すべく使用される。Aブロックの先 駆体として有用なビニル芳香族炭化水素は、芳香族環に直接結合したビニル基を 有する。好適ビニル芳香族化合物はスチレンおよび置換スチレンである。例示と して置換スチレンはα−メチルスチレン、α−エチルスチレン、p−メチルスチ レン、m−メチルスチレン、p−エチルスチレン、m−イソプロピルスチレン、 ジビニルベンゼン、α,4−ジメチルスチレン、クロルスチレンおよび塩化ビニ ルベンゼンを包含する。Bブロックの先駆体として有用なオレフィンはエチレン 、プロピレン、ブチレンおよびジエン(たとえばイソプレン、ブタジエン、2, 3−ジメチルブタジエン、1,3−オクタジエン、1,3−ペンタジエンおよび ノルボルネン)を包含する。好ましくは、スチレン系ブロックコポリマーは構造 A−B−Aを有する。このブロックコポリマーは部分水素化することができる。 ブロックコポリマーの水素化は当業界で周知されている。スチレン系ブロックコ ポリマーの例はスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロックターポリマー (SEBS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックターポリマー(SBS )およびスチレン−イソプレン−スチレンブロックターポリマー(SIS)を包 含する。SEBSスチレン系ブロックコポリマーはクラトンの商品名にてシェル 社により、およびタフテックの商品名にてアサヒ社により販売されている。 本発明によるポリマー組成物の成分(B)は2種もしくはそれ以上のアミン官 能化エラストマーの混合物で構成することができる。 アミン官能化エラストマーは、(a)エラストマー(好ましくはポリオレフィ ン系もしくはスチレン系エラストマー)を少なくとも1種の重合性エチレン系不 飽和カルボン酸もしくはその誘導体とグラフト共重合させ、さらに(b)得られ るグラフトコポリマーを少なくとも一方が第一アミノ基である少なくとも2個の 第一もしくは第二アミノ基を有する化合物(C)と反応させて得ることができ る。 エラストマーとグラフト共重合させる重合性エチレン系不飽和カルボン酸およ びその誘導体はたとえばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、 シトラコン酸、メサコン酸、無水マレイン酸、無水4−メチルシクロヘキシ−4 −エン−1,2−ジカルボン酸、無水ビシクロ(2.2.2)オクト−5−エン −2,3−ジカルボン酸、無水1,2,3,4,5,8,9,10−オクタヒド ロナフタレン−2,3−ジカルボン酸、2−オキサ−1,3−ジケトスピロ(4 .4)−ノネ−7−エン、無水ビシクロ(2.2.1)ヘプト−5−エン−2, 3−ジカルボン酸、マレオピマリン酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水x−メ チル−ビシクロ(2.2.1)ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボン酸、無水 x−メチル−ノルボルン−5−エン−2−ジカルボン酸、無水ノルボルン−5− エン−2,3−ジカルボン酸を包含する。好ましくは無水マレイン酸が使用され る。無水マレイン酸を重合性エチレン系不飽和カルボン酸無水物として使用する 場合、ポリオレフィン系エラストマーとグラフト共重合させる量は典型的にはグ ラフトコポリマーの0.001〜30重量%、好ましくは0.1〜10重量%、 より好ましくは0.15〜5重量%である。スチレン系エラストマーとグラフト 共重合される無水マレイン酸の量は典型的にはグラフトコポリマーの0.001 〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%、より好ましくは0.5〜2重量% である。 グラフトコポリマーの製造方法は周知であって、エラストマーと重合性エチレ ン系不飽和カルボン酸もしくはその誘導体とのグラフトコポリマーを作成すべく 任意適する方法を使用することができる。この種の1種の適する方法は、エラス トマーと重合性エチレン系不飽和カルボン酸もしくはその誘導体とを遊離基開始 剤(たとえば有機ペルオキシドもしくはヒドロペルオキシド)の存在下にエラス トマーの融点よりも高くかつ遊離基開始剤の適する半減期を与える温度にて互い に配合することからなっている。適する遊離基開始剤は周知されている。このグ ラフト化プロセスは、たとえばブラベンダーミキサー、バンベリミキサーまたは ロールミルのような公知の混合装置を用いて行うことができる。好ましくはグラ フト化プロセスは密閉容器にて行われる。グラフトコポリマーの便利な製造方法 は従って、エラストマーと重合性エチレン系不飽和カルボン酸もしくはその誘導 体と有機ペルオキシドもしくはヒドロペルオキシドとを単一もしくは多重スクリ ュー押出機から押し出すことである。代案としてはエラストマーを溶剤中に溶解 もしくは懸濁させ、得られる溶液もしくは懸濁物を重合性エチレン系不飽和カル ボン酸もしくはその誘導体および遊離基開始剤と混合することもできる。 少なくとも一方がグラフトコポリマーと反応させる第1基である少なくとも2 個の第一もしくは第二アミノ基を有する化合物(C)は好ましくは、2個の第一 アミノ基および16個までの炭素原子と第一アミノ基間の少なくとも2個の炭素 原子とを有するジアミンである。これらジアミンは好適にはフェニレンジアミン 、4,4’−ジアミノビフェニルおよびジ−(4−アミノフェニル)エーテルに より例示されるようなアミノ基を結合する芳香族部分を有し、或いはジアミンは たとえばジ−(4−アミノシクロヘキシル)メタンもしくは1,4−ジアミノシ クロオクタンの場合のように脂環式結合部分を有する。しかしながら、好適ジア ミンは式: NH2(CH2nNH2 (I) [式中、nは2〜16の整数である] の非環式末端第一ジアミンである。この種のポリメチレンジアミンはトリメチレ ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、デカメチレン ジアミン、ドデカメチレンジアミンおよびヘキサデカメチレンジアミンを包含す る。これらジアミンのうち、ドデカメチレンジアミンが好適である。 グラフトコポリマーと反応させる化合物(C)は好適には式: H2N(R−NH)nH (II) [式中、Rは2〜4個の炭素原子を有する二価の脂肪族炭化水素基であり、nは 1〜10の範囲の整数である] を有するポリアルキレンポリアミンまたはその混合物とすることもできる。より 好ましくはアミンは、Rが基−CH2CH2−であると共にnが2〜6の数値を有 する式(II)のポリアルキレンポリアミン、すなわちポリエチレンポリアミン である。適するポリエチレンポリアミンの例はトリエチレンテトラミンおよびテ トラエチレンペンタミンを包含する。 ヒドロキシアルキルアミン、たとえばエタノールアミン、ジエタノールアミン 、2−ヒドロキシプロピルアミンおよびN−ヒドロキシエチルエチレンジアミン なども化合物(C)として使用することができる。 さらに化合物(C)は式(III) H2N(CHR1CHR2O)nCHR3CHR4NH2 (III) [式中、R1およびR2の一方は水素であると共に、他方は水素もしくは低級アル キル、好ましくはC2〜C6アルキル、より好ましくはメチルであり、nは1〜4 0,好ましくは1〜10、より好ましくは1〜7、たとえば2〜7の整数であり 、R3およびR4の一方は水素であると共に他方は水素もしくは低級アルキル、好 ましくはC2〜C6アルキル、より好ましくはメチルである] の化合物とすることもできる。 化合物(C)が式(III)を有する場合は特に、式: NH2CH(CH3)CH2[OCH2CH(CH3)]xNH2 [式中、x=33.1、5.6および2.6である] の化合物を使用することが好ましい。これら化合物は市販入手され、それぞれ商 品名ジェファミンD2,000、D400およびD230として市販されている 。 グラフトコポリマーと反応させる化合物(C)の量はアミン官能化グラフトコ ポリマーの0.01〜2.0重量%、好ましくは0.05〜1.0重量%である 。化合物(C)の最適量はグラフトコポリマーに応じて変化する。 化合物(C)は、少なくとも1種の重合性エチレン系不飽和カルボン酸もしく はその誘導体とグラフトされたエラストマー骨格を有するグラフトコポリマーと 数種の方法で反応させることができる。好適方法は、公知の混合装置(たとえば ブラベンダーミキサー、バンベリーミキサーもしくはロールミルまたはツインス クリュー押出器)にて、これらを溶融混合することにより溶融物にて反応させる ことである。 代案として、アミン官能化ポリオレフィン系エラストマーは「ハイ・パフォー マンス・ポリマー」、S.ダッタ(A.フォーセット編)、ロイヤル・ソサエテ ィ・オブ・ケミストリー、ロンドン(1990)、第2章;「ポリマー・プリパ レーション」、アメリカン・ケミカル・ソサエティー、ディビジョン・ポリマ ー・ケミストリー(1992)、第33巻、第899頁;「ポリマー・プリパレ ーション」、アメリカン・ケミカル・ソサエティー、ディビジョン・ポリマー・ ケミストリー(1990)、第31巻、第456頁;およびUS5,030,3 70号に記載されたような「遮蔽」重合を介して得ることもできる。すなわち、 アミン官能性をエチレンおよびプロピレン或いはエチレン、プロピレンおよびジ エンとアミン官能化モノマーとの直接重合により導入することができる。アミン 官能性は重合媒体中への導入に先立ち失活「遮蔽」させる必要があり、重合プロ セスの一体的部分である遮蔽解除操作に際し再生される。アミン官能性はポリオ レフィン系エラストマー鎖に沿ってランダム分布すると思われる。アミン官能性 はポリオレフィン系エラストマーの骨格に付随する。この技術は、ポリオレフィ ン系エラストマー鎖中に「遮蔽」アミン官能性が化学結合するオレフィンを介し 重合させるべきアミン官能性を必要とする。この「遮蔽」共重合を介して得られ るアミン官能化ポリオレフィン系エラストマーの例はEPDM−アミンおよびエ チレン−プロピレン−アミンを包含する。 本発明の目的につき上記したように、ポリケトンは(a)一酸化炭素から誘導 された単位と(b)1種もしくはそれ以上のオレフィン系不飽和化合物から誘導 された単位との交互構造を有する線状ポリマーとして規定される。適するオレフ ィン単位はC2〜C20α−オレフィンもしくはその置換誘導体またはアリール脂 肪族オレフィン系不飽和化合物(たとえばスチレンもしくはスチレンのアルキル 置換誘導体)から誘導されたものである。この種のオレフィンはC2〜C6ノルマ ルα−オレフィン(すなわち直鎖α−オレフィン)から選択することが好ましく 、オレフィン単位はエチレンから或いは特に好ましくはエチレンと1種もしくは それ以上のC3〜C6ノルマルα−オレフィン(特にプロピレンもしくはブテン) との混合物から誘導するのが特に好適である。これら最も好適な物質において、 エチレン単位とC3〜C6ノルマルα−オレフィン単位とのモル比は1より大もし くは1に等しく、特に好ましくは2〜30であることがさらに好ましい。 本発明で用いるポリケトンは好ましくは1000〜500,000、好ましく は15,000〜300,000、より好ましくは40,000〜200,00 0の数平均分子量を有し、これはゲル透過クロマトグラフィーにより測定され る。 ポリケトンの融点は好ましくは175〜300℃、好ましくは180〜225 ℃である。 アミン官能化エラストマーはポリケトン中にポリケトンとアミン官能化エラス トマーとの合計重量に対し0.5〜50重量%、好ましくは5〜40重量%、よ り好ましくは10〜30重量%の量にて組み込まれる。 特に好適なアミン官能化エラストマーは無水マレイン酸とグラフトされた後に アミン(化合物(C))と反応させたSEBSブロックタポリマーを包含する。 さらに本発明の組成物はたとえば酸化防止剤、安定化剤、処理助剤、充填剤な どの慣用の添加剤を含有することもできる。 本発明は、顕著な衝撃強度の改善を有するポリケトンポリマー組成物を提供す る。 本発明の範囲は、上記ポリマー組成物からなる容器(たとえば瓶、トレー、カ ップ)、自動車部品、シートおよびプロフィルセクションを包含する成形もしく は押出物品にも拡大される。 他面において本発明は、ポリケトンポリマーの衝撃強さを増大させるためのア ミン官能化エラストマーの使用にも関するものである。 以下、実施例により本発明を説明する。溶融流量の測定 ポリケトンの溶融流量(MFR)をダベンポート・メルト・インデックス・テ スターにより測定した。これら試験は240℃もしくは250℃の温度および1 .2kgもしくは5kgの適用荷重にて行った。MFRは、240℃もしくは2 50℃の温度にて装置のバレルにポリマーを充填してから4分間後に30秒間に わたり荷重を加えてダイ(直径2.095mm)を介し押し出された押出物の質 量から計算した。或いは標準MFR手法に従った(たとえばISO 1133) 。実施例1 ポリケトン/アミン官能化エラストマー組成物をプリスムTSE16同時回転 式ツインスクリュー押出器により作成した。押出器は200rpmのスクリュー 速度および次のセットの温度:帯域1(供給)195〜200℃;帯域2、2 05〜215℃;帯域3(ダイ)215〜230℃にて操作した。適する量のア ミン官能化されたエラストマーを、押出器中へ供給する前または追加フィーダー を介し独立して供給する前にポリケトンと予備配合した。適する量の安定化剤お よび酸化防止剤をポリケトンと予備混合した。押出器出量を、スクリューに一定 の60%トルクを与えるレベルに維持した。 使用したエラストマーはシェル・ケミカルス社により供給される無水マレイン 酸改変スチレン−エチレン/ブテン−スチレン(SEBS)ブロックターポリマ ー(クラトンFG1901−X)とし、或いはアミンと反応させた同じ物質とし た。 アミンとの反応は、無水マレイン酸改変SEBSブロックタポリマーをプリス ムTSE16同時回転式ツインスクリュー押出器を用い、所定量の1,12−ジ アミノドデカンの存在下に処理して行った。150rpmのスクリュー速度およ び次のセットの温度:帯域1(供給)180℃;帯域2、200℃;帯域3(ダ イ)210℃にて操作した。無水マレイン酸改変SEBSブロックタポリマーと ジアミンとを予備混合し、製造に際しスクリューに35%トルクを確保する速度 にて押出器に供給した。 使用したポリケトンは212℃の融点と240℃5kgの荷重にて16g/1 0minの溶融流量(MFR)とを有するエチレン、プロピレンおよび一酸化炭 素のターポリマーとした。 配合の後、ポリケトン/アミン官能化エラストマー組成物を次の条件下でプラ ック150x150x4mmまで圧縮成型した: 温度: ポリケトン融点より20℃高い 予備加熱時間:5min プレス時間: 15トンの下で5min 冷却: 水により急速冷却。 アイゾッド衝撃試験のための試料を各プラックから機械加工すると共にAST M D256に従い試験した。0.25mmのノッチ半径を有するノッチ付試料 を試験した。1545mJの潜在エネルギーを有するよう、振子分銅および位置 を用いた。 衝撃試験の結果を下表に示す。最も効果的な組成物を−40℃および23℃に て試験した。 実施例2 実施例1を反復したが、ただし使用したグラフトコポリマーをアサヒ・ケミカ ル社により供給される無水マレイン酸改変スチレン−エチレン/ブテン−スチレ ン(SEBS)ブロックターポリマー(タフテックM1962)とした。使用し たポリケトンは189℃の融点および240℃/5kgにて44g/10min の溶融流量(MFR)を有した。 アイゾッド衝撃試験の結果を下表に示す。最も効果的な組成物を−40℃およ び23℃にて試験した。 実施例3 ポリケトン/アミン官能化エラストマー組成物をプリスムTSE16同時回転 式ツイン・スクリュー押出器により作成した。この押出器は175rpmのスク リュー速度および次のセットの温度:帯域1(供給)190〜195℃;帯域2 、215〜225℃;帯域3(ダイ)225〜230℃にて操作した。適する量 のアミン官能化エラストマーを、押出器に供給する前または追加フィーダーを介 し独立して供給する前にポリケトンと予備配合した。適する量の安定化剤および 酸化防止剤をポリケトンと予備混合した。押出器出量を、スクリューに一定の5 0%トルクを与えるレベルに維持した。 使用したポリケトンはエチレンとプロピレンと一酸化炭素とのターポリマーと し、218℃の融点および250℃にて1.2kg荷重で106g/10min の溶融流量(MFR)を有した。アミン官能化エラストマーは、エクソン・ケミ カルス社により供給されるアミン官能化エチレン−プロピレンゴム(パラトン8 950)(パラミン)とした。 配合の後、ポリケトン/アミン官能化エラストマーをバッテンフィールドBA 230射出成形装置によりテンシルバーまで射出成形した。アイゾッド衝撃試 験のための試料をこれらから機械加工すると共に、実施例1と同様に試験した。 アイゾッド衝撃試験の結果を下表に示す:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (A)(a)一酸化炭素から誘導された単位と(b)1種もしくはそれ以 上のオレフィン系不飽和化合物から誘導された単位との線状交互構造を有する多 量のポリケトン;および (B)エラストマーに組み込まれたアミンの量が成分(B)の全重量の約0.0 1〜2.0重量%である少量のアミン官能化エラストマー からなることを特徴とするポリマー組成物。 2. エラストマー組み込まれたアミンの量が成分(B)の全重量の0.05〜 1.0重量%である請求の範囲第1項に記載のポリマー組成物。 3. アミン官能化エラストマーがアミン官能化ポリオレフィン系もしくはスチ レン系エラストマーである請求の範囲第1項または第2項に記載のポリマー組成 物。 4. アミンにより官能化されるエラストマーがエチレン−プロピレンゴムまた はエチレン/プロピレン/ジエンポリマー(EPDM)である請求の範囲第3項 に記載のポリマー組成物。 5. アミンにより官能化されるエラストマーが、1種もしくはそれ以上のビニ ル芳香族炭化水素から誘導された単位の少なくとも1つのブロック(Aブロック )とビニル芳香族炭化水素以外の1種もしくはそれ以上のオレフィンから誘導さ れた単位の少なくとも1つのブロック(Bブロック)とを有する熱可塑性スチレ ン系ブロックコポリマーである請求の範囲第3項に記載のポリマー組成物。 6. Aブロックがスチレン、α−メチルスチレン、α−エチルスチレン、p− メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−エチルスチレン、m−イソプロピル スチレン、ジビニルベンゼン、α,4−ジメチルスチレン、クロルスチレンおよ び塩化ビニルベンゼンよりなる群から選択されたビニル芳香族炭化水素から誘導 される請求の範囲第5項に記載のポリマー組成物。 7. Bブロックがエチレン、プロピレン、ブチレンおよびジエンよりなる群か ら選択されたオレフィンから誘導される請求の範囲第5項または第6項に記載の ポリマー組成物。 8. スチレン系ブロックコポリマーがスチレン−エチレン/ブチレン−スチレ ンブロックターポリマー(SEBS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ クターポリマー(SBS)およびスチレン−イソプレン−スチレンブロックター ポリマー(SIS)よりなる群から選択される請求の範囲第5〜7項のいずれか 一項に記載のポリマー組成物。 9. アミン官能化エラストマーが、少なくとも1種の重合性エチレン系不飽和 カルボン酸もしくはその誘導体でグラフトされたエラストマーのグラフトコポリ マーであり、少なくとも一方が第一アミノ基である少なくとも2個の第一もしく は第二アミノ基を有する化合物(C)と反応させた請求の範囲第1〜8項のいず れか一項に記載のポリマー組成物。 10. 重合性エチレン系不飽和カルボン酸誘導体が無水マレイン酸である請求 の範囲第9項に記載のポリマー組成物。 11. エラストマーがポリオレフィン系エラストマーであり、ポリオレフィン 系エラストマーとグラフト共重合される無水マレイン酸の量がグラフトコポリマ ーの0.001〜30重量%である請求の範囲第10項に記載のポリマー組成物 。 12. エラストマーがスチレン系エラストマーであり、スチレン系エラストマ ーとグラフト共重合される無水マレイン酸の量がグラフトコポリマーの0.00 1〜5重量%である請求の範囲第10項に記載のポリマー組成物。 13. 化合物(C)が式: NH2(CH2nNH2 (I) [式中、nは2〜16の整数である] の化合物である請求の範囲第9〜12項のいずれか一項に記載のポリマー組成物 。 14. 化合物(C)が式: NH2CH(CH3)CH2[OCH2CH(CH3)]xNH2 [式中、xは1〜40の範囲である] の化合物である請求の範囲第9〜12項のいずれか一項に記載のポリマー組成物 。 15. アミン官能化ポリオレフィン系エラストマーがエチレンとプロピレンと アミン官能化モノマーとのコポリマー、またはエチレンとプロピレンとジエンと アミン官能化モノマーとのコポリマーである請求の範囲第3項に記載のポリマー 組成物。 16. アミン官能化エラストマーがポリケトン中に、ポリケトンとアミン官能 化エラストマーとの重量に対し0.5〜50重量%の量にて組み込まれた請求の 範囲第1〜15項のいずれか一項に記載のポリマー組成物。 17. 請求の範囲第1〜16項のいずれか一項に記載のポリマー組成物を含む 成形もしくは押出物品。 18. ポリケトンポリマーの衝撃強さを増大させるための請求の範囲第1〜 17項のいずれか一項に記載のアミン官能化エラストマーの使用。 19. (a)エラストマーを少なくとも1種の重合性エチレン系不飽和カルボ ン酸もしくはその誘導体とグラフト共重合させ;(b)得られるグラフトコポリ マーを少なくとも一方が第一アミノ基である少なくとも2個の第一もしくは第二 アミノ基を有する化合物(C)と反応させることを特徴とする請求の範囲第9〜 14項または第16項のいずれか一項に記載のアミン官能化エラストマーの製造 方法。 20. (a)オレフィン系モノマーに化学結合するアミン官能基を遮蔽し; (b)遮蔽されたアミン官能化モノマーをエチレン、プロピレンおよび必要に応 じジエンと共重合させ; (c)アミン官能基を遮蔽解除する ことを特徴とする請求の範囲第15項または第16項に記載のアミン官能化ポリ オレフィン系エラストマーの製造方法。
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