JP2002374645A - 直流ブラシモータのロータユニット及びそのコイルの巻線方法 - Google Patents

直流ブラシモータのロータユニット及びそのコイルの巻線方法

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JP2002374645A
JP2002374645A JP2001179233A JP2001179233A JP2002374645A JP 2002374645 A JP2002374645 A JP 2002374645A JP 2001179233 A JP2001179233 A JP 2001179233A JP 2001179233 A JP2001179233 A JP 2001179233A JP 2002374645 A JP2002374645 A JP 2002374645A
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俊一郎 秋前
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアにワイヤが巻回されるタイプのコイルを
有する直流ブラシモータのロータユニットにおいて、コ
イルの小型化を達成可能で、安価で製作容易なロータユ
ニット及びそのコイルの巻線方法を提供すること。 【解決手段】 コア7に固定されるとともにコア7と同
軸上に配置された、周方向に位置する複数の要素からな
る円筒状のコンミテータ9と、コンミテータ9の一つの
要素(a〜l)に接合された接合部(9a1等)から出
発しコア7のティース(A〜L)に重ね巻されるワイヤ
の重ね巻き部が順次周方向に複数形成されたコイル、を
有する直流ブラシモータのロータユニットにおいて、コ
ンミテータ9の一つの要素(a〜l)における接合部
(9a1等)にて接合された複数のワイヤ1を、要素上
の接合部近傍では互いに略平行に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流ブラシモータ
の回転部材を構成しているロータユニット及びそのコイ
ルの巻線方法に関し、特に、コアにワイヤが巻回される
コイルを有するロータユニット及びそのコイルの巻線方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開2000−60084号
公報等に記載されているように、図5に示すような、直
流ブラシモータの回転部材を構成しているロータユニッ
トが知られている。図5に記載されているように、かか
る直流ブラシモータのロータユニットは、大略的には、
シャフト100と、シャフト100に固定されるととも
に径方向に放射状に延在する複数のティースA,B,
C,D,E,・・・(12枚)を有するコア101と、
シャフト100又はコア101に固定されるとともにコ
ア101と同軸上に配置された、周方向に位置する複数
の要素(12枚)からなる円筒状のコンミテータ102
と、コンミテータ102及びコア101に一定の規則に
より巻回されたワイヤ103により形成されたコイル1
04から成り立っている。ここで、コンミテータ102
は、コア101の軸方向長さ内に配置されておらず、コ
ア101から軸方向に所定距離離間した位置に配設され
ており、また、コンミテータ102の外周部において
は、各要素上に、各要素ごとにワイヤ103を係止し接
合するためのフックb,c,d,・・・(12個)が設
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のロータユニットでは、コンミテータ102とコア10
1から軸方向に所定距離離間した位置に配設されている
ので、直流ブラシモータ全体としての小型化要求に反す
るものであった。
【0004】そこで、特開2001−86719号公報
に記載されているように、コンミテータがコアの内部空
間内においてコアの軸方向長さ内に配置されているタイ
プのロータユニットが提案されている。このタイプのロ
ータユニットにおいては、ワイヤをコンミテータに係止
し接合するための接合部(図5ではフックに相当)は、
コンミテータを構成する各要素の軸方向の一方(外側)
の端面上に形成されている。従って、図5のようなフッ
クを各要素上に設けようとするとフックは軸方向に突出
してしまい、少なくともフックの高さ分だけロータユニ
ットが軸方向に大きくなる。つまり、直流ブラシモータ
の全長短縮化要求に反するものであった。
【0005】また、特開平6−62550号公報に記載
されているように、フック(からげピン)が設けられた
中治具(巻線補助具)を用いることにより、コンミテー
タの各要素上にフックを設けることなくコアにワイヤを
巻回することは可能であるが、この場合、巻線後にフッ
ク周辺のワイヤを定寸で切断し、中治具を分離してから
更にワイヤの端末をフォーミングして接合部に接合する
必要があった。その結果、ワイヤの端末どうしが重なら
ないように注意してフォーミングするという煩わしい位
置規制の工程が必要であり、コスト上昇に繋がってしま
うという問題があった。
【0006】更に、コイルの小型化を達成可能にするた
めに、コンミテータの各要素上に2本または3本以上の
ワイヤの端末を接合する要求があり、この場合、上記し
た問題はいっそう深刻となっている。
【0007】それゆえ、本発明は、以上の事情を背景に
なされたものであり、コアにワイヤが巻回されるタイプ
のコイルを有する直流ブラシモータのロータユニットに
おいて、コイルの小型化を達成可能で、安価で製作容易
なロータユニット及びそのコイルの巻線方法を提供する
ことを、その技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、シャフトと、前記シャフトに固定される
とともに径方向に放射状に延在する複数のティースを有
するコアと、前記シャフト又はコアに固定されるととも
に前記コアと同軸上に配置された、周方向に位置する複
数の要素からなる円筒状のコンミテータと、前記コンミ
テータの一つの要素に接合された接合部から出発し前記
ティースに重ね巻され前記一つの要素のとなりの要素に
接合された接合部にて終了するワイヤの重ね巻き部が順
次周方向に複数形成されたコイル、を有する直流ブラシ
モータのロータユニットにおいて、前記コンミテータの
一つの要素における接合部にて接合された複数のワイヤ
が、前記要素上の前記接合部近傍では互いに略平行に配
置されていることを特徴とする直流ブラシモータのロー
タユニットとした。
【0009】本発明に係る直流ブラシモータのロータユ
ニットによれば、コンミテータの一つの要素における接
合部にて接合された複数のワイヤが、接合部近傍では互
いに略平行に配置されているので、ワイヤの接合工程に
おいては、容易にその複数のワイヤを順次または同時に
接合することができる。従って、中治具等に設けられた
フックに係止しながらコアにワイヤを巻回した後に、そ
のまま、ワイヤを切断する前にワイヤを接合することが
でき、ワイヤ接合時にワイヤの端末どうしが重ならない
ように注意してフォーミングする必要はない。よって、
ワイヤの接合工程を簡略化することができ、より生産性
の高い、安価な直流ブラシモータのロータユニットを提
供することが可能となる。尚、上記したワイヤの重ね巻
き部においては、ワイヤが重ね巻されているティースは
複数本であってもよく、更に、一本または複数本のティ
ース同士にて形成されるどのティース間同士にて重ね巻
きしてもよい。また、ここにいう「ワイヤの重ね巻き部
が順次周方向に複数形成」とは、結果的に重ね巻き部が
順次周方向に複数形成されていればよく、ワイヤをコア
に巻回していく過程においては、重ね巻き部を形成して
いく周方向の順番は任意である。
【0010】より好ましくは、本発明は、コンミテータ
の少なくとも一部がコアの軸方向長さ内に配置されてお
り、接合部が、コンミテータの軸方向の一方の端面上に
形成されている直流ブラシモータのロータユニットに適
用するとよい。これによれば、コンミテータの少なくと
も一部がコアの軸方向長さ内に配置されていることによ
る直流ブラシモータ全体としての小型化要求に貢献する
ことは勿論、接合部がコンミテータの軸方向の一方の端
面上に形成されているタイプのロータユニットにもかか
わらず、コンミテータ上に軸方向に突出したフックを設
けて少なくともフックの高さ分だけロータユニットが軸
方向に大きくなることはないので、直流ブラシモータの
全長短縮化要求に貢献することが可能となる。
【0011】また、上記したコンミテータの少なくとも
一部がコアの軸方向長さ内に配置されており、接合部
が、コンミテータの軸方向の一方の端面上に形成されて
いる直流ブラシモータのロータユニットにおいては、そ
のコイルの巻線方法として、まず、一方の端面上に前記
コンミテータの要素数の半分の数のフックが周方向に配
置された略円筒状の中治具を用意し、その中治具を、周
方向において前記各フックの位相が前記コンミテータの
隣り合う各要素の位相の略中央になるように前記コンミ
テータの内部空間に配置し、その後、前記ティースに前
記ワイヤを巻回し前記フックにワイヤを係止させる巻回
工程を繰り返し実施することにより前記ワイヤの重ね巻
き部を順次周方向に複数形成し、複数の前記接合部の夫
々にて前記要素上の前記接合部近傍では互いに略平行に
なるように配置した複数のワイヤを前記コンミテータの
軸方向の一方の端面上で接合し、最後に、前記複数の接
合部より径方向内側の前記フック周辺に存在するワイヤ
を切断除去する方法を採用することが望ましい。
【0012】通常は、コンミテータ側にワイヤを係止・
接合させるために形成された図5に示したようなフック
は、コンミテータを構成する要素数だけ必要である。し
かし、本発明に係るコイルの巻線方法によれば、コンミ
テータの各要素とワイヤとの接合は、中治具に形成され
たフックとは別位置の、コンミテータの軸方向の一方の
端面上にある接合部において行なわれ、当該中治具のフ
ックは、ワイヤをコンミテータの各要素の接合部におい
て接合するためのワイヤの位置決めをするためのみに用
いることになる。そして、コイルを構成するワイヤを中
治具に形成されたフックに係止させていく過程において
は、中治具に形成されたフックの数がコンミテータの要
素数の半分の数であるので、上記した図5に示したよう
にコンミテータを構成する要素数だけワイヤを係止・接
合するためのフックが必要である場合に比して、フック
間距離が広くなり、適当な巻線装置にてフックにワイヤ
を係止させていくにあたりその自由度が広がり、より容
易かつ簡易にコイルを巻線することが可能となる。
【0013】好ましくは、上記した中治具に形成された
フックは、そのフックにおけるワイヤを係止する係止部
を、ワイヤがコアの軸方向には一本のみを、径方向には
複数本を十分に収容可能に形成するのとよい。このよう
に、フックの係止部を、ワイヤがコアの軸方向には一本
のみを、径方向には複数本を十分に収容可能に形成する
と、フックに係止しながらコアにワイヤを巻回した時に
フック近傍でワイヤどうしが重ならず、コンミテータの
一つの要素における接合部にて接合される複数のワイヤ
が接合部近傍では互いに略平行に配置されるので、ワイ
ヤの接合工程において別途にワイヤを押さえる必要がな
い。従って、上記したフックが形成された中治具を用い
ることにより、ワイヤの接合工程及びその準備工程を簡
略化してコイルを巻線することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る直流ブラシモ
ータのロータユニットの実施の形態を、図面を用いて説
明する。まず、図1を用いて、本発明に係るロータユニ
ットのコイル内に複数存在するワイヤの重ね巻き部の構
成を簡単に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るロータユニットのコ
イル内のワイヤの重ね巻き部巻線具合を模式的に示した
図(周方向の展開図。周方向は左右方向に対応する。)
である。ここでは、4極の2ブラシタイプの直流モータ
における、ティース数及びコンミテータの要素数が12
のロータユニットについて、3ティース(所定複数本の
ティース)毎の重ね巻きを実施したコイル全体の巻線具
合の一実施形態を示している(シャフトは図示していな
い)。図1中の矢印はワイヤ1の巻線方向を示してい
る。
【0016】図1においては、コンミテータ9がコア7
の内部空間内においてコア7の軸方向(上下方向)長さ
内に配置されているタイプのロータユニットを想定して
いる(図1では、説明の便のため、コンミテータ9がコ
ア7から軸方向(上下方向)に所定距離離間した位置に
配設されているように記載している)。従って、ワイヤ
1をコンミテータ9に接合するための接合部(9a1、
9b1、9b2、・・・等)は、コンミテータ9を構成
する各要素の軸方向の一方(図1において上側)の端面
上に形成されているものとする(図1では、説明の便の
ため、コンミテータ9の各要素の外周面上に接合部が形
成されているように記載している)。また、図1におい
ては、コンミテータ9の要素数の半分の数(6つ)のフ
ック13a〜13fが端面上において周方向に配置され
た円筒状の中治具11(詳細は後述する)が、円筒状の
コンミテータ9の内部空間に配置されているものとす
る。また、当該中治具11のコンミテータ9への配置
は、周方向において各フック13a〜13fの位相がコ
ンミテータ9のとなり合う各要素a〜lの位相の中央に
なるように行なわれている。
【0017】図1において、ワイヤ1は、まず、コンミ
テータ9において周方向に複数存在する要素のうちの1
つの要素a上に接合された接合部9a1から出発し、コ
ア7に径方向に放射状に延在する複数のティースのうち
の1つであるティースAとティースAの左側に存在する
ティースLとの間のティース間(ティースL・A間)に
導入されている。その後ワイヤ1は、6つのティースA
〜Fにわたって半巻するようにしてティースF・G間か
ら導出されて、コンミテータ9の要素aの6つとなり
(つまり要素aの対極)の要素gの端面上に形成された
接合部9g1にて終了している。この接合部9a1と接
合部9g1との間のワイヤ1は、要素aとその対極の要
素gを結ぶ短絡線であり、必ずしも最初に作製する必要
はないが、本実施形態である4極2ブラシタイプの直流
モータにおけるティース数及びコンミテータの要素数が
12のロータユニットでは、このような短絡線が計6本
必要である。
【0018】次に、次の(二つ目の)短絡線を作製する
準備として接合部9g1から中治具11に形成されたフ
ック13c(接合部9g1に最も近い位置にあるフッ
ク)に一旦ワイヤ1が係止され、その後、ワイヤ1は、
次の短絡線の出発地点である、コンミテータ9の要素f
の端面上に形成された接合部9f1に向けて導かれてい
る。二つ目の短絡線は、最初の短絡線と同様にして、接
合部9f1から出発しティースE・F間に導入され、テ
ィースK・L間から導出されて要素lの端面上に形成さ
れた接合部9l1にて終了している。
【0019】次に、(最初の)重ね巻き部を作製する準
備として、接合部9l1から中治具11に形成されたフ
ック13f(接合部9l1に最も近い位置にあるフッ
ク)に一旦ワイヤ1が係止され、その後、ワイヤ1は、
次の重ね巻き部の出発地点である、コンミテータ9の要
素aの端面上に形成された接合部9a2に向けて導かれ
ている。最初の重ね巻き部は、まず接合部9a2から出
発し、コア7のティースL,A間に導入され、3つのテ
ィースA,B,C(所定複数本のティース)にわたり複
数回(例えば22回)巻回された後(図1においては、
説明の便のためこの重ね巻きは1回となっている)、テ
ィースA(所定ティース)の回りを1回巻回され、ティ
ースA・B間から導出されて、コンミテータ9の要素a
のとなりの要素bの端面上に形成された接合部9b1に
て終了している。以上接合部9a2から接合部9b1ま
でにてワイヤの重ね巻き部の1単位が構成されている。
この最初の重ね巻き部は、全て一回転方向(図1におい
ては、反時計回り方向)にて巻回されている。
【0020】次に、次の(二つ目の)重ね巻き部を作製
する準備として、接合部9b1から中治具に形成された
フック13a(接合部9b1に最も近い位置にあるフッ
ク)に一旦ワイヤ1が係止され、その後、ワイヤ1は、
次の重ね巻き部の出発地点である、コンミテータ9の要
素cの端面上に形成された接合部9c1に向けて導かれ
ている。ここで、二つ目の重ね巻き部の開始地点がコン
ミテータ9の要素bではなく要素cとなっているのは、
この二つ目の重ね巻き部は、最初の重ね巻き部とは逆の
他回転方向(図1においては、時計回り方向)にて巻回
されているからである。すなわち、二つ目の重ね巻き部
は、コンミテータ9の要素cの端面上に形成された接合
部9c1から開始され、ティースB・C間に導入され、
ティースB(所定ティース)の回りを1回時計回りに巻
回された後、3つのティースB,C,D(所定複数本の
ティース)にわたり複数回(例えば22回)時計回りに
巻回され(図1においては1回)、ティースA・B間か
ら導出されて、コンミテータ9の要素b上に形成された
接合部9b2にて終了している。
【0021】ここで、図1においては、一つの接合部と
それに対応するティース間(例えば、接合部9a1とテ
ィースL・A間)との周方向の位相(図1における左右
方向の位置)が同一になっており、接合部からティース
間に向けて導入されるワイヤ部分と、ティース間から接
合部に向けて導出されるワイヤ部分(コンミテータ9と
コア7との間にてやりとりされるワイヤ部分)とが、全
て周方向において略同一位相面内において存在すること
になる(図1においては上下方向)。
【0022】以上のようにして、ワイヤ1の巻線方向
が、それぞれ交互に反時計回りと時計回りとに切換えら
れながら、順次重ね巻き部及び短絡線が形成されてい
き、12個目の時計回りに巻回された重ね巻き部(接合
部9a3と接合部9l3との間のワイヤ1)が形成され
た段階(つまり6本の短絡線と12個の重ね巻き部が形
成された段階)でコイル全体としての巻線が終了してい
る。
【0023】尚、コンミテータ9の各要素上に接合部が
三個所ずつ存在しているが、この同一の要素上の接合部
同士近傍においては、ワイヤ1が互いに交差することが
ないようになっている。つまり、例えばコンミテータ9
の一つの要素aにおける三個所の接合部9a1、9a
2、9a3にて接合された3本のワイヤ1が、要素a上
のでは互いに略平行に配置されている。この後、中治具
11を配置した状態のまま、各接合部(9a1、9a
2、9a3等)においてコンミテータ9の各要素とワイ
ヤ1を一個所または複数同時に電気的に接合し、コンミ
テータ9から中治具11のフック13へと導かれている
ワイヤ部分(図1においてp−pにて示した範囲のワイ
ヤ部分)を切断除去することによりコイルが完了する。
従って、コンミテータ9とワイヤ1との接合時にワイヤ
1の端末どうしが重ならないように注意してフォーミン
グする必要はないので、工程を簡略化することができ、
生産性を高めることが可能となる。
【0024】次に、図2を用いて、具体的なコイルの巻
線方法について簡単に説明する。ここで図2は、図1に
示した実施形態に対応するコイルの巻線方法を示してい
る。尚、図2以下の図において、前記図1における部材
及び部位等と同一ないし均等のものは図1と同一符号を
もって示し重複した説明を省略する。
【0025】図2において、本巻線方法を行なうにあた
り使用する本巻線装置は、先端部20aからワイヤ1を
供給できる、円錐面上に沿って回転可能なフライヤ20
と、コア7及びコンミテータ9(これらは一体となって
いる。以下「組み立て体」という。)を配設する位置に
対して、図2に示す位置に配置された固定治具21、2
2a,22b、及び円筒状のコンミテータ9内の内部空
間に一体固定された円柱状の中治具11とから構成され
ている。円柱状の中治具11は、その端面に周方向に6
つのフック13a〜13fが形成されており、このフッ
ク13a〜13fの周方向の位相がコンミテータ9の各
要素a〜lの位相の中央になるように配置しておく。
【0026】組み立て体は、この中治具11を回転制御
することによりその回転位置を制御することができるよ
うになっている。中治具11と、固定治具22a,22
bとの間には、図2に示すような隙間24及び25が設
けられており、フライヤ20から供給されるワイヤ1
は、この隙間24及び25からのみ組み立て体側に導入
可能となっている。また、この隙間24と25との位置
は、コア7の回転方向において3ティース分の角度90
°に対応している。以下、この巻線装置を使用したコイ
ルの巻線方法について説明する。
【0027】まず、図2(a)に示すように、中治具1
1を制御して、隙間25にティースL・A間が露呈さ
せ、隙間24にティースC・D間が露呈する位置にコア
7を回転させる。この状態にて、ワイヤ1を中治具11
に形成されたフック13fに固定し、中治具11を時計
回りに3ティース分90°回転させるとともにフライヤ
20を図2(a)に示す位置から図2における紙面上方
から見て反時計回りに半回転させ図2(b)に示す状態
にする。この状態では、隙間24には、ティースF・G
間が露呈している。
【0028】次に、その状態から、中治具11を時計回
りに2ティース分60°回転させるとともにフライヤ2
0を図2における紙面上方から見て反時計回りに半回転
させ、同時に図示しない公知のワイヤ規制装置を使用す
ることにより、ワイヤ1を中治具11上に形成されたフ
ック13cに固定する。この状態では、隙間25には、
ティースE・F間が露呈している。この工程までで、最
初の短絡線が完了することになる。
【0029】次に、その状態から、同様にして次の二つ
目の短絡線を作製する。すなわち、隙間25にティース
E・F間が露呈し、ワイヤ1をフック13cに固定した
状態にて、中治具11を時計回りに3ティース分90°
回転させるとともにフライヤ20を図2における紙面上
方から見て反時計回りに半回転させた状態にする。この
状態では、隙間24には、ティースK・L間が露呈して
いる。
【0030】次に、その状態から、中治具11を時計回
りに4ティース分120°回転させるとともにフライヤ
20を図2における紙面上方から見て反時計回りに半回
転させ、同時に図示しない公知のワイヤ規制装置を使用
することにより、ワイヤ1を中治具11上に形成された
フック13fに固定しつつ、図2(c)に示す状態にす
る。この状態では、隙間25には、ティースL・A間が
露呈している。この工程までで、二つ目の短絡線が完了
することになる。
【0031】次に、その状態から、次の最初の重ね巻き
部の巻回工程に入る。まず、図2(c)に示す状態に
て、ワイヤ1を中治具23に形成されたフック13fに
固定し、フライヤ20を図2(c)に示す位置から、図
2における紙面上方から見て反時計回りに22回回転さ
せ、3つのティースA,B,Cにわたる重ね巻きを行
い、フライヤ20を再び図2(c)に示す位置に復帰さ
せる。
【0032】次に、その状態から、中治具11を反時計
回りに2ティース分60°回転させるとともにフライヤ
20を図2における紙面上方から見て反時計回りに半回
転させ図2(d)に示す状態にする。この状態では、隙
間24には、ティースA,B間が露呈している。
【0033】次に、その状態から、中治具11を時計回
りに2ティース分60°回転させるとともにフライヤ2
0を図2における紙面上方から見て反時計回りに半回転
させ図2(e)に示す状態にする。この工程までで、テ
ィースAの回りに1回巻回されたことになる。
【0034】次に、その状態から、中治具11を反時計
回りに1ティース分30°回転させるとともにフライヤ
20を図2における紙面上方から見て時計回りに半回転
させ、同時に図示しない公知のワイヤ規制装置を使用す
ることにより、ワイヤ1を中治具11上に形成されたフ
ック13aに固定しつつ、図2(f)に示す状態にす
る。この状態では、隙間24には、ティースB,C間が
露呈している。この工程までで、最初の重ね巻き部が完
了することになる。
【0035】次に、その状態から、次の二つ目の重ね巻
き部の巻回工程に入る。この二つ目の巻回工程は、最初
の重ね巻き部とはワイヤ1を逆向きに巻回する必要があ
るため、この図2(f)の状態をそのまま初期位置と
し、大略的には、前述した最初の重ね巻き部の巻回工程
であった図2(c)〜(f)の手順を逆にした順序にて
行なえばよい。この工程に関する詳細な説明は省略す
る。その後は、前述した短絡線作製工程及び重ね巻き工
程を繰り返すことにより、図1に示したコイルの巻線が
終了する。
【0036】この方法によれば、上記した図5に示した
ようにコンミテータを構成する要素数だけワイヤを係止
・接合するためのフックが必要である場合に比して、フ
ック数は半分でよく、フック間距離が広くなり、適当な
巻線装置にてフックにワイヤを係止させていくにあたり
その自由度が広がり、より容易かつ簡易にコイルを巻線
することが可能となる。
【0037】コイルの巻線が終了した後は、コンミテー
タ9の端面上の各接合部(9a1、9a2、9a3等)
においてワイヤ1を接合させた後、コンミテータ9から
中治具11のフック13へと導かれているワイヤ部分を
切断除去することによりコイルが完了する。
【0038】次に、図3及び図4を用いて、上記したコ
イルの巻線方法に用いた中治具の構成について簡単に説
明する。ここで図3は、コイル全体としての巻線が終了
した段階(つまりワイヤの切断前)における組み立て体
に配置された中治具の軸方向主要断面図、図4は、その
上面図である。
【0039】図3において、中治具11は、円筒形状を
呈しており、コア7の内部空間内において軸方向(上下
方向)長さ内に配置されているコンミテータ9の内側に
嵌合されている。中治具11の上面軸中心には、上方に
突出した突出部18が形成されており,図示しない制御
装置により中治具11の回転位置を制御することができ
るようになっている。中治具11の下端部19と、コア
7を一体的に固定しているシャフト8の上端は一体回転
可能に結合されている。
【0040】フック13は、中治具11の上面に固定さ
れている(中治具11に対して相対回転可能に結合して
もよい)。フック13の上部には、円盤状を呈した引っ
掛け部14が設けられており、この引っ掛け部14と中
治具11の上面との間には、ワイヤ1を係止する係止部
15が形成されている。尚、図1及び図2においては、
説明の便のため、フック13の引っ掛け部14は省略し
てある。
【0041】係止部15は、ワイヤ1がコア7の軸方向
には一本のみを、径方向には複数本を十分に収容可能と
なっている。具体的には、係止部15の軸方向間隔はワ
イヤ1の線径より僅かに広く、径方向の長さはワイヤ1
の線径の3倍以上としてある。つまり、本実施形態で
は、一つの係止部15においてワイヤ1がコア7の径方
向に3本係止することができる。
【0042】図4に示すように、中治具11の上面に
は、コンミテータ9の要素数の半分の数(6つ)のフッ
ク13a〜13fが端面上において周方向に配置されて
いる。中治具11のコンミテータ9への配置は、周方向
において各フック13a〜13fの位相がコンミテータ
9のとなり合う各要素a〜lの位相の中央になるように
行なわれている。
【0043】以上のように、フック13の係止部15
を、ワイヤ1がコア7の軸方向には一本のみを、径方向
には複数本を十分に収容可能に形成すると、フック13
に係止しながらコア7にワイヤ1を巻回した時にフック
13近傍でワイヤ1どうしが重ならず、コンミテータ9
の一つの要素aにおける接合部9a1、9a2、9a3
にて接合される複数のワイヤ1が要素a上では互いに略
平行に配置されるので、ワイヤ1の接合工程において別
途にワイヤ1を押さえる必要がない。従って、上記した
フック13が形成された中治具11を用いることによ
り、ワイヤの接合工程及びその準備工程を簡略化してコ
イルを巻線することが可能となる。
【0044】以上、本発明に係る実施の形態について、
4極の2ブラシタイプの直流モータにおける、ティース
数及びコンミテータの要素数が12のロータユニットに
ついて、3ティースの重ね巻きを実施した場合を例にと
り説明したが、本発明はこれに限定されるものではない
ことはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コアにワイヤが巻回されるタイプのコイルを有する直流
ブラシモータのロータユニットにおいて、コイルの小型
化を達成可能で、安価で製作容易なロータユニット及び
そのコイルの巻線方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータユニットのコイル内におけ
る巻線具合の一実施形態を模式的に示した図である。
【図2】図1に示した実施形態に対応するコイルの巻線
方法を示した図である。
【図3】図2に示したコイルの巻線方法に用いた中治具
のコアに配置されて巻線が終了した段階における軸方向
主要断面図である。
【図4】図3に示した中治具の上面図である。
【図5】従来技術における直流ブラシモータの回転部材
を構成しているロータユニットである。
【符号の説明】
1 ワイヤ 7 コア 8 シャフト 9 コンミテータ 11 中治具 13 フック 15 係止部 A〜L ティース a〜l コンミテータの要素 9a1〜9l3 接合部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA03 AA09 BB01 BB04 BB12 CA02 CA05 CB01 CB11 CB26 CC11 CC17 CD05 CD11 CD21 CE01 EE01 5H604 AA08 BB01 BB07 BB14 CC02 CC05 CC15 PC03 QB14 5H613 AA01 AA02 BB04 GA02 PP05 PP07 5H615 AA01 BB01 BB04 BB14 PP02 PP13 PP14 PP15 QQ02 QQ06 QQ19 SS10 SS11 SS16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、前記シャフトに固定される
    とともに径方向に放射状に延在する複数のティースを有
    するコアと、前記シャフト又はコアに固定されるととも
    に前記コアと同軸上に配置された、周方向に位置する複
    数の要素からなる円筒状のコンミテータと、前記コンミ
    テータの一つの要素に接合された接合部から出発し前記
    ティースに重ね巻され前記一つの要素のとなりの要素に
    接合された接合部にて終了するワイヤの重ね巻き部が順
    次周方向に複数形成されたコイル、を有する直流ブラシ
    モータのロータユニットにおいて、前記コンミテータの
    一つの要素における接合部にて接合された複数のワイヤ
    が、前記要素上の前記接合部近傍では互いに略平行に配
    置されていることを特徴とする直流ブラシモータのロー
    タユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コンミテータの
    少なくとも一部は前記コアの軸方向長さ内に配置されて
    おり、前記接合部は、前記コンミテータの軸方向の一方
    の端面上に形成されていることを特徴とする直流ブラシ
    モータのロータユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2における直流ブラシモータのロ
    ータユニットの前記コイルの巻線方法であって、一方の
    端面上に前記コンミテータの要素数の半分の数のフック
    が周方向に配置された略円筒状の中治具を、周方向にお
    いて前記各フックの位相が前記コンミテータの隣り合う
    各要素の位相の略中央になるように前記コンミテータの
    内部空間に配置し、前記ティースに前記ワイヤを巻回し
    前記フックにワイヤを係止させる巻回工程を繰り返し実
    施することにより前記ワイヤの重ね巻き部を順次周方向
    に複数形成し、複数の前記接合部の夫々にて前記要素上
    の前記接合部近傍では互いに略平行になるように配置し
    た複数のワイヤを前記コンミテータの軸方向の一方の端
    面上で接合し、前記複数の接合部より径方向内側の前記
    フック周辺に存在するワイヤを切断除去することを特徴
    とする直流ブラシモータのロータユニットの前記コイル
    の巻線方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、ワイヤを係止する前
    記フックの係止部は、前記ワイヤが前記コアの軸方向に
    は一本のみを、径方向には複数本を十分に収容可能に形
    成されていることを特徴とする直流ブラシモータのロー
    タユニットの前記コイルの巻線方法。
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