JP2002374583A - 自動ドア装置の管理方法及び管理システム - Google Patents

自動ドア装置の管理方法及び管理システム

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JP2002374583A
JP2002374583A JP2001182356A JP2001182356A JP2002374583A JP 2002374583 A JP2002374583 A JP 2002374583A JP 2001182356 A JP2001182356 A JP 2001182356A JP 2001182356 A JP2001182356 A JP 2001182356A JP 2002374583 A JP2002374583 A JP 2002374583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各地に点在する自動ドア装置のメンテナンス
内容、修理内容等を集中管理してデータベース化を図
り、販売会社やメンテナンス業者からアクセス可能にす
る。 【解決手段】 通信機能を備えた多数の自動ドア装置A
1〜Anと、それらの各自動ドア装置と通信媒体BS1
Bを介して接続された管理センターCとを有する自動ド
ア装置の管理システムであって、各自動ドア装置A1
nは自己の稼働情報を識別情報を付して管理センター
Cに送信し、管理センターCは識別情報に基づき、受信
した稼働情報を各自動ドア装置毎に分類して蓄積すると
ともに、蓄積したその稼働情報を呼出しに応じて出力す
るように構成されていることを要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動ドア装置の保
守管理に好適である自動ドア装置の管理方法及び管理シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の一般的な両引戸式自動ドア
装置の構成について説明すれば、自動ドア装置は、出入
口に設けられた引戸式のドアパネルと、そのドアパネル
を開閉させる開閉機構と、その開閉機構を制御する開閉
制御部と、ドアパネルに通行者が近づいたことを検知す
るセンサとを備えている。
【0003】このセンサが通行者を検知すると検知信号
が開閉制御部に与えられ、開閉制御部は開閉機構のモー
タを駆動して駆動プーリと従動プーリとに張架されたエ
ンドレスベルトを周回させる。
【0004】このエンドレスベルトの上段と下段には、
ガイドレール上を移動するハンガーを介してそれぞれド
アパネルが吊り下げられており、上段側ベルトと下段側
ベルトが互いに逆方向に走行することを利用してドアパ
ネルを左右に開くようにしている。
【0005】この種の自動ドア装置において、例えばハ
ンガーに設けられてガイドレール上を転動するローラの
ような消耗部品についてはメンテナンス時に交換され、
例えばベルト切れ等の故障が生じた場合にはその都度修
理が行われる。
【0006】そして自動ドア装置に故障が生じた場合に
は、その自動ドアの設置場所から連絡を受けて販売会社
等の保守拠点からサービスマンが派遣されて修理が行わ
れる。
【0007】修理対象の自動ドア装置が自己診断機能を
備えていれば、サービスマンはその自動ドア装置の外部
接続端子に調整器(ハンディターミナル)を接続し、自
己診断結果をその調整器の表示部に表示させることがで
きる。それにより、故障の内容を把握することができ
る。
【0008】なお、自己診断機能とは、自動ドア装置の
故障または異常を自動ドア装置自らセンサ等を用いて診
断するとともにその診断結果を自動ドア装置内の記憶部
に記憶しておくものである。
【0009】このようにして、自動ドア装置のメンテナ
ンスや修理については効率化が図られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなメンテナン
スや修理の内容は、サービスマンがメモすることによっ
て販売会社(またはメンテナンス業者)に持ち帰られ、
販売会社毎に管理されている。
【0011】しかしながら、このようなメンテナンスや
修理した内容は、販売会社内の特定の者しか閲覧するこ
とができない。また、通常、月毎に印刷物の形態でファ
イルされているため、サービスマンが現場に出向く前に
修理依頼のあった自動ドアの修理履歴を参考にしようと
すると、そのファイルの中から該当するものを手作業で
調査しなければならず繁雑であった。従って、現状では
ごく最近の修理履歴を参考にする程度にしか利用されて
いない。このように、従来の管理方法では修理履歴を利
用したメンテナンス及び修理の効率化が図りにくいとい
う事情があった。
【0012】また、例えば、通行人を検知する光学式セ
ンサに対し特定の時間帯で外乱光が入射し、誤動作を起
こしていたような事例では、過去にセンサの取付角度を
調整したという履歴がないと故障の原因がつかみにく
い。
【0013】この種の故障は修理履歴の蓄積が少ない販
売会社にとっては、たとえ自動ドア装置に自己診断機能
が搭載されていても把握できない要因である。
【0014】一方、このようなメンテナンスや修理の内
容は、販売会社やメンテナンス業者に限らず、自動ドア
装置の製造メーカーにとっても装置の改良を行う上での
貴重な資料となる。そこで自動ドア装置のメンテナンス
や修理内容を収集して集中管理し、データベースとして
共有すれば、色々な角度から故障を診断することができ
るようになり、また、故障に何らかの傾向が現れるなら
ば、故障を予知することも可能になる。
【0015】本発明は以上のような従来の自動ドア装置
における課題を考慮してなされたものであり、第一の目
的は、各地に点在する自動ドア装置のメンテナンス内
容、修理内容等を集中管理してデータベース化を図り、
販売会社やメンテナンス業者からアクセス可能にして必
要な保守情報を迅速に参照、交換できるようにすること
にあり、第二の目的は、収集したそれらのメンテナンス
内容、修理内容等から故障を予知し、保守効率を向上さ
せることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明には、自動ドア管
理方法と自動ドア装置の管理システムとの二つの形態が
ある。
【0017】自動ドア管理方法は、各地に点在する各自
動ドア装置から自己の稼働情報を識別情報を付して管理
センターに送信させ、この管理センターで上記識別情報
に基づき、受信した上記稼働情報を上記各自動ドア装置
毎に分類して蓄積するとともに、その蓄積した稼働情報
を、呼出し条件に応じて出力することを要旨とする。
【0018】上記自動ドア管理方法に従えば、各地に点
在する自動ドア装置のメンテナンス内容、修理内容等が
管理センターに蓄積されてデータベース化される。
【0019】それにより、例えば販売会社やメンテナン
ス業者からアクセスすれば、メンテナンスや修理の効率
を高めることができ、例えば自動ドア装置の製造メーカ
ーがアクセスしてメンテナンス履歴を分析すれば、自動
ドア装置の改良を図るための資料として役立てることが
できる。
【0020】上記自動ドア管理方法において、上記稼働
情報は、自動ドア装置における異常を自動ドア装置自ら
診断した自己診断結果を含むことができる。
【0021】この場合、蓄積した稼働情報に基づいて自
動ドア装置において将来発生する故障を予測し、その故
障予測結果を出力すれば、メンテナンスを計画的に効率
良く実施することができるようになる。
【0022】上記自動ドア管理方法において、各自動ド
ア装置の保守を行う保守拠点の情報端末装置が管理セン
ターに接続されてアクセス可能であれば、稼働情報の読
出し要求に応じて蓄積された稼働情報の一部または全部
を上記保守拠点に送信することができる。
【0023】次に、自動ドア装置の管理システムは、通
信機能を備えた多数の自動ドア装置と、それらの各自動
ドア装置と通信媒体を介して接続された管理センターと
を有する自動ドア装置の管理システムであって、各自動
ドア装置は自己の稼働情報を識別情報を付して管理セン
ターに送信し、管理センターは識別情報に基づき、受信
した稼働情報を各自動ドア装置毎に分類して蓄積すると
ともに、蓄積したその稼働情報を呼出しに応じて出力す
るように構成されていることを要旨とする。
【0024】上記管理システムにおいて、管理センター
は、蓄積した稼働情報に基づき自動ドア装置において将
来発生する故障を予測し、その故障予測結果を出力する
故障予知処理部を有することができる。
【0025】また、上記管理センターは、蓄積した上記
稼働情報について指定された条件で検索を行う検索処理
部を有することができる。
【0026】また、上記自動ドア装置は、自己の自動ド
ア装置における異常を自ら診断する自己診断機能を有
し、自己診断した結果において異常が発生したときに、
その自己診断結果を異常発生情報に付加して管理センタ
ーに送信するように構成することができる。
【0027】また、上記管理システムにおいて、各自動
ドア装置の保守を行う保守拠点の情報端末装置を管理セ
ンターに接続した構成では、この上記管理センターは上
記識別情報に基づき、受信した稼働情報を各自動ドア装
置毎に分類して蓄積するとともに、蓄積したその稼働情
報を呼出しに応じて出力することができる。
【0028】上記保守拠点には、自動ドア装置を設置し
た販売会社、自動ドア装置の保守を行うメンテナンス業
者等が含まれる。
【0029】上記保守拠点の情報端末装置は、異常発生
情報及び自己診断結果を受信したとき、その表示装置に
異常発生を可視表示するとともに、異常の内容を表示す
ることが好ましい。
【0030】また、異常発生を可視表示する画面に、顧
客連絡先及びメンテナンス連絡先の少なくともいずれか
一方をリンクさせるかまたは案内表示すれば、メンテナ
ンスや故障修理の指示を迅速且つ簡便に行うことができ
る。
【0031】また、異常発生を可視表示する画面に、異
常内容に対して実施された過去の修理履歴を表示するよ
うにすれば、故障に対応するときに参考にすることがで
きる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した一実施形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0033】図1は本発明に係る自動ドア管理システム
(以下、管理システムと呼ぶ)の全体構成を示したもの
である。
【0034】同図において、管理システムは、多数の自
動ドア装置A1〜Anと、それらの自動ドア装置と通信を
行う基地局BS1〜BSnと、これらの基地局BS1〜B
nとDopa網B、ルータR、インターフェイスIを
介して接続された自動ドア装置管理センター(以下、管
理センターと呼ぶ)Cと、この管理センターCとインタ
ーネットまたは公衆回線を通じて接続されている保守拠
点D1〜Dnとから主として構成されている。
【0035】なお、上記保守拠点とは自動ドア装置を設
置した販売会社、或いは設置した自動ドア装置のメンテ
ナンスを行うメンテナンス業者が示される。
【0036】上記管理センターCは、例えば自動ドア装
置の製造メーカーの一部門とすることができる。
【0037】まず、基地局BS1に対して無線通信を行
う自動ドア装置A1を例にとりその構成を説明する。
【0038】自動ドア装置A1は、建物の出入口を設け
られたドアパネル1a,1bを開閉機構2によって開閉
するようになっている。
【0039】この開閉機構2は、駆動プーリ3と従動プ
ーリ4とに張架されたベルト5と、駆動プーリ3を回転
させるモータ6とを有し、ベルト5の上段側にドアパネ
ル1aのハンガー7が接続され、ベルト5の下段側にド
アパネル1bのハンガー8が接続されている。そして、
モータ6を正逆方向に回転させることにより、ドアパネ
ル1a,1bを開閉させることができる。
【0040】このモータ6の回転方向及び回転速度はド
ライブユニット9によって制御されており、このドライ
ブユニット9は、入出力インターフェイス10を介して
接続されている制御部11からの制御信号を受けて制御
されるようになっている。なお、モータ6の回転方向は
極性を変更することにより、回転速度は供給電圧を変更
することによって行われる。
【0041】また、モータ6の回転軸にはエンコーダ1
2が結合されており、モータ6の回転速度を検知し、そ
の信号を入出力インターフェイス13を介して制御部1
1にフィードバックするようになっている。
【0042】また、ドライブユニット9にはモータ6に
流れる電流を監視するモータ電流監視部9aが設けられ
ており、そのモータ6には、モータ6の温度を検出する
ためのモータ温度監視部6aが設けられている。これら
モータ温度監視部6a及びモータ電流監視部9aからの
信号は後述するCPU11dに与えられ、モータ6の温
度や供給電流を自己診断するための情報として利用され
る。
【0043】上記制御部11は、不揮発性記憶部として
のROM11a、揮発性記憶部としてのRAM11b、
書込み可能な記憶部としてのEEPROM11c、これ
らを制御するCPU11dとから構成されている。
【0044】上記ROM11aには、ドア開閉制御を行
うためのプログラム、後述する自己診断を行うためのプ
ログラム、管理センターCとの間で送受信を行うための
通信プログラム等が予め記憶されている。
【0045】上記RAM11bには、各種処理を実行す
る際に使用するデータが一時的に記憶される。
【0046】上記EEPROM11cは、ドアパネル1
a,1bの開閉制御に使用する各種動作パラメータや自
己診断において使用するデータ等が記憶されている。な
お、動作パラメータとは、例えばサービスマンによって
設定されたドア開閉速度としてのドア初速、ドア終速が
示される。
【0047】また、ドアパネル1a,1bの外側及び内
側には通行者を検出するための光学式センサ14a及び
14bが備えられており、これらのセンサ14a,14
bから出力される通行者検知信号は、入出力インターフ
ェイス15a,15bを介してCPU11dに与えられ
る。
【0048】16はサービスマンが携帯する調整器とし
てのハンディターミナルであり、外部接続端子としての
入出力インターフェイス17を介してCPU11dに着
脱自在に接続されるようになっている。
【0049】このハンディターミナル16は、図示しな
いCPU,ROM,RAM,表示部及びキー入力部を備
えており、CPU11dに接続すると、EEPROM1
1cに記憶されている内容がRAMに転送されるように
なっている。そしてRAMに格納された内容はキー入力
部の操作によって表示部に表示される。また、キー入力
部から例えばモータの回転速度を設定すると、この回転
速度は制御部11のEEPROM11cに送信されて記
憶され、それにより、ドア開閉速度のパラメータを変更
することができる。
【0050】18はモデム機能を内蔵するとともにアン
テナを備えたカード形式のPHS端末であり、入出力イ
ンターフェイス19を介して制御部11に接続されてい
る。そもそもPHS(パーソナルハンディホンシステ
ム)は極小ゾーンの無線基地局をユーザの集まる地域に
設置し、ディジタルネットワークに接続するようにした
ものであり、無線区間がディジタル化されているため、
良好且つ比較的高速なデータ伝送が可能であり、高度な
セキュリティが得られるという利点がある。
【0051】もちろん、自動ドア装置が設置される場所
は集合住宅やオフィス、公共施設であるため、基地局B
1との無線通信には何ら支障がなく、しかも本実施形
態では移動体として使用されることがないため、データ
伝送が途切れる心配もない。
【0052】また、CPU11dは、後述する送信要求
を受けたときにEEPROM11cに記憶されている内
容を読出してPHS端末18から送信する。
【0053】送信内容は自動ドア装置A1の稼働情報H
であり、具体的には、自動ドア装置を識別するためのド
ア管理番号、記録日時、開閉回数、開閉頻度、モータ電
圧等の計測値、サービスマンが設定した設定値(例えば
ドア開速度)、自己診断結果等である。ただし、自己診
断結果において異常が発生した場合には異常が発生した
時点で異常の発生を管理センターCに送信するものとす
る。
【0054】なお、上記自己診断は、ROM11aに記
憶されているプログラムに従って自動ドア装置の診断、
具体的には、モータ電流の診断、モータ温度の診断、ベ
ルト切れの診断、センサの診断、ドア抵抗の診断、CP
U11d,ROM11a,RAM11b,EEPROM
11cの診断等を行うようになっている。
【0055】以下にいくつかの自己診断例を示す。
【0056】モータ電流の診断を行う場合には、上記し
たモータ電流監視部9aからの信号が正常であるか否か
を診断する。
【0057】モータ6が正常動作しているときは、その
モータ6に流れる電流は予め定めた所定値よりも小さ
い。そこで、モータ6が回転しているときにモータ電流
監視部9aによってモータ6に流れる電流を検知し、そ
の電流値が所定値以上であるかを判断する。所定値以上
であると、モータ6に流れる電流に異常があるため、E
EPROM11cにモータ電流異常を示すデータと、そ
の発生日時を記憶する。
【0058】また、モータ温度についてもモータ温度監
視部6aによって検出された温度が、予め定めた温度以
上に過熱した場合にはモータ温度の異常を示すデータ
と、その発生日時をEEPROM11cに記憶する。
【0059】また、エンコーダ12からの信号が、正常
ドア開動作においてエンコーダ12から出力されるカウ
ント値よりも著しく大きい場合には、ベルト切れが発生
していると判断することができ、ベルト切れを示すデー
タと、その発生日時をEEPROM11cに記憶する。
このようにして自己診断が行われる。
【0060】管理センターCは、専用回線B,電話機2
0,モデム21,入出力インターフェイス22を介して
接続されている自動ドア管理装置23から構成されてい
る。
【0061】この自動ドア管理装置23は、図2に示す
ように、入出力インターフェイス22からのデータが入
力される情報入力部30を有し、その入力された情報
は、故障処理部31、稼働情報収集処理部32、検索処
理部33及び故障予知処理部34のいずれかに与えられ
る。
【0062】稼働情報蓄積部35は、各自動ドア装置A
1〜Anから送信されてくる稼働情報Hを蓄積するように
なっておりデータベースとして機能する。
【0063】故障予知データ抽出部36は、稼働情報蓄
積部35に蓄積された稼働情報Hの中から故障予知に必
要な情報Iを抽出し、故障予知データ蓄積部37に与え
る。
【0064】上記情報Iとは、製品情報I1,設置情報
2,稼働情報履歴I3,保守情報履歴I4,設定値情報
履歴I5等が含まれる。
【0065】製品情報I1とは、故障の発生した自動ド
ア装置やオプション類の製品使用である。設置情報I2
とは、故障の発生した自動ドア装置の施工場所や設置環
境(ドアが西向き)等である。稼働情報履歴I3とは、
稼働情報(ドア管理番号,自己診断結果,開閉回数の累
積値,開閉頻度等)の履歴である。保守情報履歴I
4は、故障の発生した自動ドア装置のメンテナンス履歴
である。設定値情報履歴I 5とは、故障の発生した自動
ドア装置に対して設定された設定値の履歴である。
【0066】上記検索処理部33及び故障予知処理部3
4から出力される検索結果及び故障予知結果は、情報出
力部38から入出力インターフェイス22に送信され、
インターネット、電話機40、モデム41、入出力イン
ターフェイス42を通じて保守拠点D1の情報端末装置
1に送信される。
【0067】次に、上記構成を有する自動ドア管理装置
23の制御内容について説明する。
【0068】a稼働情報収集処理 図3(a)は例えば集合住宅に設置される自動ドア装置
のように常時電源をオンしている装置に適用される稼働
情報収集処理を示している。
【0069】また、同図(b)は例えばオフィスのよう
に始業時に電源がオンされ、終業時に電源がオフされる
装置に適用される稼働情報収集処理を示している。
【0070】図3(a)において、管理センターCの稼
働情報収集処理部32は、稼働情報収集対象となる自動
ドア装置に向けてポーリング信号を送信し、現時点での
稼働情報を要求する(ステップS1)。
【0071】この要求に対し、例えば自動ドア装置A1
は、上述した稼働情報HをEEPROM11cから読み
出し、PHS端末18を通じて送信し、管理センターC
に送信する(ステップS2)。
【0072】管理センターCに受信された稼働情報H
は、稼働情報収集処理部32に与えられ、稼働情報収集
処理部32は、その稼働情報H中のドア管理番号に基づ
いて稼働情報蓄積部35に記憶されている自動ドア装置
のリストと照合し、照合が一致した自動ドア装置の記憶
テーブルにその稼働情報蓄積部35を蓄積する(ステッ
プS3)。
【0073】なお、稼働情報蓄積部35に記憶される稼
働情報Hは、先に受信した稼働情報Hに引き続き時系列
的に記憶されるものとする。
【0074】一方、図3(b)に示す稼働情報収集処理
では、自動ドア装置側で制御部11への給電状態の変化
を監視し、例えば電源がオフからオンに切り換えられた
ときに(ステップS4)、自動ドア装置A1が、EEP
ROM11cに記憶されている稼働情報Hを読み出し、
PHS端末18を通じて送信し、管理センターCに送信
する(ステップS5)。
【0075】管理センターCに受信された稼働情報H
は、稼働情報収集処理部32に与えられ、稼働情報収集
処理部32は、その稼働情報Hを稼働情報蓄積部35に
蓄積する(ステップS6)。
【0076】b故障処理 自動ドア装置A1が行う自ら行う自己診断によって故障
が確認されると、管理センターCからのポーリングを待
たずに自動ドア装置A1は稼働情報Hを自動ドア管理セ
ンターCに送信する。この稼働情報Hは、上記した稼働
情報収集処理と同様に稼働情報蓄積部35に蓄積される
が、この稼働情報Hには故障発生信号が含まれているた
め、故障処理部31のプログラムがスタートする。
【0077】故障処理部31は、図4(a)に示す異常
発生メイン画面を、管理センターの表示装置画面上にポ
ップアップ表示させる。この異常発生メイン画面には、
異常を検知した日時、自動ドア装置のドア管理番号、自
己診断結果としての異常内容及び自動ドア情報が表示さ
れる。なお、自動ドア情報には、エンジン型式、片開
き,両開き等の引戸のタイプ、設置日等が含まれる。
【0078】さらにその異常発生メイン画面中のタブを
選択すれば、さらに詳細な情報を得ることができ、例え
ば動作履歴のタブを選択すると、同図(b)に示すよう
に、動作の履歴が時系列的にリスト表示される。
【0079】また、対応例タブを選択すると、同図
(c)に示すように、ベルト切れに対する過去の対応例
がリスト表示され、修理の際の参考にすることができ
る。
【0080】また、図示しないが、顧客情報タブを選択
すると、顧客に関する情報、すなわち、住所,名称,連
絡先等が表示され、メンテナンスタブを選択すると、メ
ンテナンス業者に関する情報が表示される。なお、顧客
情報やメンテナンス業者を表示する画面において、顧客
やメンテナンス業者にリンクするリンクボタンを設定し
ておけば、そのリンクボタンを押すだけで故障の発生を
顧客またはメンテナンス業者に通報することができる。
【0081】c稼働情報検索処理 管理センターCに蓄積された稼働情報Hはインターネッ
トを通じて接続される保守拠点D1から見ることができ
る。
【0082】保守拠点D1の情報端末装置d1からインタ
ーネットを通じて管理センターCに対して稼働情報Hを
要求すると、その稼働情報要求は入出力インターフェイ
ス42→モデム41→電話機40からインターネットを
通じて管理センターCに送信される。
【0083】管理センターCの検索処理部33は、稼働
情報を検索できるように検索用画面を情報出力部38、
入出力インターフェイス22→モデム21→電話機20
→インターネットを通じて保守拠点D1に送信する。
【0084】それにより、情報端末装置d1の表示画面
上に図5(a)に示す稼働情報・検索メイン画面(以
下、検索メイン画面と呼ぶ)が表示される。
【0085】この検索メイン画面は、エンジン型式入力
欄50a,顧客名称入力欄50b,地域入力欄50c,
施工者入力欄50d,設置年入力欄50e等のキーワー
ド入力欄を有し、1以上のキーワードを入力すると、該
当する自動ドア装置の稼働情報が稼働情報蓄積部35か
ら検索され、情報端末装置d1の画面上に表示される。
【0086】次いで検索メイン画面の検索結果表示欄5
0fにリスト表示された検索結果のうち、一つの結果結
果にカーソルを移動させてクリックすると、図5(b)
に示す稼働情報・詳細画面(以下、検索詳細画面と呼
ぶ)に切り換わる。
【0087】この検索詳細画面には自動ドア装置のドア
管理番号,エンジン型式、引戸のタイプ、設置日等が表
示される。
【0088】また、検索詳細画面には設定値指定欄51
aがあり、この設定値指定欄51aをクリックすると例
えば“ドア開速度”,“ドア閉速度”のように指定でき
る項目がリスト表示される。そこで例えば“ドア開速
度”を指定すると、設定値表示欄51bに現在設定され
ているドア開速度が表示されるようになっている。
【0089】また、詳細画面上のメンテナンス履歴タブ
を選択すると、図6(a)に示すように過去のメンテナ
ンス履歴が時系列的に表示される。
【0090】また、詳細画面上のメンテナンス履歴タブ
を選択し、さらに対象日時欄52a及び52bに期間の
始まりと終わりをそれぞれ入力した場合には、指定した
期間について図6(a)に示すようにメンテナンス履歴
が時系列的に表示される。
【0091】さらにまた、詳細画面上の動作履歴タブを
選択し、対象日時欄53a及び53bに期間の始まりと
終わりをそれぞれ入力すると、該当する期間について図
6(b)に示すように動作履歴が時系列的に表示され
る。
【0092】d故障予知処理 例えば保守拠点D2の情報端末装置d2から管理センター
Cに対して故障予知を要求すると、その故障予知要求は
入出力インターフェイス42→モデム41→電話機40
→インターネットを通じて管理センターCに送信され、
図7に示す故障予知処理が開始される(ステップS
7)。
【0093】この故障予知要求を受けた管理センターC
は、保守拠点D2の情報端末装置d2の画面上に図8に示
す故障予知・検索画面(以下、故障予知メイン画面)を
表示させる。
【0094】この故障予知メイン画面には、エンジン型
式入力欄60a,緊急度入力欄60b,設置地域入力欄
60c,期間入力欄60d等のキーワード入力欄が備え
られており、1以上のキーワードを入力して検索開始ボ
タン60eをクリックすると、画面下方の表示欄60f
にその検索結果がリスト表示される。
【0095】なお、緊急度入力欄60bに“最大”を入
力すると、ベルト切れのような重度の故障から騒音発生
のような軽微な故障まですべて検索されることになる。
ここでは“最大”を指定する。また、期間については検
索を行った年月日を開始日とし、4カ月先の年月日を終
了日として指定する。
【0096】この指定条件で検索された検索結果のうち
の一つを選択すると、図8(b)に示す故障予知・詳細
画面(以下、詳細画面と呼ぶ)が表示される。
【0097】この詳細画面上には自動ドア装置のドア管
理番号,エンジン型式,引戸のタイプ,設置日等の情報
が表示される。
【0098】また、画面上の動作履歴タブをクリックす
ると、図9(a)に示す動作履歴が表示され、メンテナ
ンス履歴タブをクリックすると、同図(b)に示すメン
テナンス履歴が表示される。
【0099】さらに、予知内容タブをクリックすると、
図7に戻り、管理センターCの故障予知処理部34が、
故障予知データ蓄積部37に格納されている情報Iに基
づいて故障予知を行う(ステップS8) 具体的には、故障予知処理部34は、故障予知データ蓄
積部37に記憶されている情報Iを以下の条件で分類す
る。
【0100】 1)ドア開閉回数 2)設定値 3)自己診断結果 4)保守内容 さらに、例えば上記ドア開閉回数については、1〜1000
回、1001〜2000回、2001〜3000回……に仕分けし、各範
囲内で発生した故障をリストアップする。
【0101】リストアップされた故障の内容が例えば戸
車摩耗であれば、故障予知の問い合わせのあった自動ド
ア装置の現在の開閉回数累積値(稼働情報Hより与えら
れる)を調べ、今後1週間以内の開閉回数を加えた数に
該当する上記範囲についての戸車の故障数tを、故障予
知データ蓄積部37に蓄積されている母集団のサンプル
数n(ただし、同一機種とする)で除算することによ
り、故障発生確率としてパーセント表示する。この処理
を1カ月以内、3カ月以内、4カ月以内についても同様
に計算し、パーセント表示する。
【0102】これにより、保守拠点D2はメンテナンス
を行う場合に緊急度を評価することができる。
【0103】このような故障予知結果は、図9(c)に
示すように表示される。故障が発生する内容の第一とし
て“戸車摩耗による騒音の可能性”が示され、その発生
確率は、1週間以内では“20%”、1カ月以内では
“30%”、3カ月以内では“60%”、4カ月以内で
は“100%”として表示される。また、故障が発生す
る内容の第二として“レール摩耗による騒音の可能性”
が示され、その確率は、1週間以内では“5%”、1カ
月以内では“20%”、3カ月以内では“40%”、4
カ月以内では“60%”として表示される。
【0104】この故障予知は、情報Iとともに保守拠点
2に送信される(ステップS9)。
【0105】保守拠点D2はこのようにして求められた
故障予知結果及び情報Iを考慮し、また、必要であれば
自己の情報端末装置d2に蓄積されている営業関連情報
を参考にしてメンテナンス計画を立てることができる
(ステップS10)。
【0106】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、各地に点在する各自動ドア
装置から稼働情報を収集してデータベース化したため、
稼働情報やメンテナンスの履歴が集中管理され、例えば
多数の保守拠点でそれらの情報を共有することができ
る。それにより、メンテナンスや修理の効率を高めるこ
とができ、また、自動ドア装置の製造メーカーにとって
は自動ドア装置の改良を図るための資料として役立てる
ことができる。
【0107】請求項2の本発明によれば、稼働情報に、
自動ドア装置における異常を自動ドア装置自ら診断した
自己診断結果が含まれるため、故障の報知や故障の予知
を行うことができる。
【0108】請求項3の本発明によれば、自動ドア装置
において将来発生する故障を予測し、その故障予測結果
を出力するようにしたため、メンテナンスを計画的に効
率良く実施することができるようになる。
【0109】請求項4の本発明によれば、各自動ドア装
置の保守を行う保守拠点の情報端末装置を管理センター
に接続してアクセスできるようにしたため、稼働情報の
読出し要求に応じて蓄積された稼働情報の一部または全
部を保守拠点に送信することができる。
【0110】請求項5の本発明によれば、各自動ドア装
置は自己の稼働情報を識別情報を付して管理センターに
送信し、管理センターは識別情報に基づき、受信した稼
働情報を各自動ドア装置毎に分類して蓄積するととも
に、蓄積したその稼働情報を呼出しに応じて出力するよ
うにしたため、蓄積される稼働情報が増えるほどメンテ
ナンスや修理に的確な情報を提供することができる。
【0111】請求項6の本発明によれば、管理センター
は、蓄積した稼働情報に基づき自動ドア装置において将
来発生する故障を予測し、その故障予測結果を出力する
ため、メンテナンスを計画的に効率良く実施することが
できるようになる。
【0112】請求項7の本発明によれば、蓄積した上記
稼働情報について指定された条件で検索を行うことがで
きる。
【0113】請求項8の本発明によれば、自己診断した
結果において異常が発生したときに、その自己診断結果
を異常発生情報に付加して管理センターに送信するよう
に構成したため、迅速に故障に対処することができる。
【0114】請求項9の本発明によれば、各自動ドア装
置の保守を行う保守拠点の情報端末装置を管理センター
に接続し、この管理センターが、自動ドア装置から異常
発生情報及びそれに付加された自己診断情報に基づいて
予め設定されている保守拠点の情報端末装置に、その異
常発生情報及び自己診断結果を送信するように構成した
ため、保守拠点では修理に出張する前に予め故障の原因
を特定することができる。
【0115】請求項10の本発明によれば、上記保守拠
点の情報端末装置が、異常発生情報及び自己診断結果を
受信したとき、その表示装置に異常発生を可視表示する
とともに、異常の内容を表示するようにしたため、迅速
に故障に対処することができる。
【0116】請求項11の本発明によれば、上記異常発
生を可視表示する画面に、顧客連絡先及びメンテナンス
連絡先の少なくともいずれか一方をリンクさせるかまた
は案内表示するようにしたため、メンテナンスや故障修
理の指示を迅速且つ簡便に行うことができる。
【0117】請求項12の本発明によれば、異常発生を
可視表示する画面に、異常内容に対して実施された過去
の修理履歴を表示するようにしたため、故障に対応する
ときに参考にすることができる。
【0118】請求項13の本発明によれば、保守拠点の
情報端末から管理センターにアクセスすることにより稼
働情報や故障予知結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ドア装置の管理システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す自動ドア管理センターの構成を示す
ブロック図である。
【図3】(a)は稼働情報収集処理を示す第一のフローチ
ャート、(b)は同じく第二のフローチャートである。
【図4】異常発生時に表示される画面の説明図であり、
(a)はメイン画面、(b)は動作履歴画面、(c)は対応例
画面である。
【図5】稼働情報・検索画面の説明図であり、(a)はメ
イン画面、(b)は詳細画面である。
【図6】稼働情報・検索画面の説明図であり、(a)はメ
ンテナンス履歴画面、(b)は動作履歴画面である。
【図7】故障予知処理のフローチャートである。
【図8】故障予知・検索画面の説明図であり、(a)はメ
イン画面、(b)は詳細画面である。
【図9】故障予知・検索画面の説明図であり、(a)は動
作履歴画面、(b)はメンテナンス履歴画面、(c)は故障
予知画面である。
【符号の説明】
1〜An 自動ドア装置 B 専用回線 BS1〜BSn 基地局 C 管理センター D1〜Dn 保守拠点 d1〜dn 情報端末装置 1a,1b ドアパネル 2 開閉機構 3 駆動プーリ 4 従動プーリ 5 ベルト 6 モータ 7,8 ハンガー 9 ドライブユニット 11 制御部 14a,14b センサ 16 ハンディターミナル 18 PHS端末 20 電話機 21 モデム 22 入出力インターフェイス 23 自動ドア管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 G06F 17/60 138 G07C 1/10 G07C 1/10 3/00 3/00 G08B 31/00 G08B 31/00 Z (72)発明者 入場 徹 兵庫県神戸市西区高塚台7丁目3番3号 株式会社ナブコ総合技術センター内 Fターム(参考) 2E052 AA02 AA05 BA06 CA06 DA02 DA04 DB02 DB04 EA15 EB01 EC02 GA06 GB01 KA01 KA25 3E038 AA04 BA20 CA03 CA07 DA01 GA02 HA05 5C087 AA02 AA03 BB74 DD08 DD23 DD24 EE05 EE20 FF01 FF04 GG18 GG22 GG66 GG70 GG83 5H223 AA20 BB05 DD03 DD07 5K048 BA00 DA02 EB08 EB12 FB04 HA01 HA21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各地に点在する各自動ドア装置から自己
    の稼働情報を識別情報を付して管理センターに送信さ
    せ、この管理センターで上記識別情報に基づき、受信し
    た上記稼働情報を上記各自動ドア装置毎に分類して蓄積
    するとともに、その蓄積した稼働情報を、呼出し条件に
    応じて出力することを特徴とする自動ドア装置の管理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記稼働情報が、上記自動ドア装置にお
    ける異常を自動ドア装置自ら診断した自己診断結果を含
    む請求項1記載の自動ドア装置の管理方法。
  3. 【請求項3】 蓄積した稼働情報に基づいて上記自動ド
    ア装置において将来発生する故障を予測し、その故障予
    測結果を出力する請求項2記載の自動ドア装置の管理方
    法。
  4. 【請求項4】 上記各自動ドア装置の保守を行う保守拠
    点の情報端末装置が上記管理センターに接続されてアク
    セス可能であり、稼働情報の読出し要求に応じて蓄積さ
    れた稼働情報の一部または全部を上記保守拠点に送信す
    る請求項1〜3のいずれかに記載の自動ドア装置の管理
    方法。
  5. 【請求項5】 通信機能を備えた多数の自動ドア装置
    と、それらの各自動ドア装置と通信媒体を介して接続さ
    れた管理センターとを有する自動ドア装置の管理システ
    ムであって、 上記各自動ドア装置は自己の稼働情報を識別情報を付し
    て上記管理センターに送信し、上記管理センターは上記
    識別情報に基づき、受信した上記稼働情報を各自動ドア
    装置毎に分類して蓄積するとともに、蓄積したその稼働
    情報を呼出しに応じて出力するように構成されているこ
    とを特徴とする自動ドア装置の管理システム。
  6. 【請求項6】 上記管理センターが、蓄積した上記稼働
    情報に基づいて上記自動ドア装置において将来発生する
    故障を予測し、その故障予測結果を出力する故障予知処
    理部を有する請求項5記載の自動ドア装置の管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記管理センターが、蓄積した上記稼働
    情報について指定された条件で検索を行う検索処理部を
    有する請求項5または6記載の自動ドア装置の管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記自動ドア装置が、自己の自動ドア装
    置における異常を自ら診断する自己診断機能を有し、自
    己診断した結果において異常が発生したときに、その自
    己診断結果を異常発生情報に付加して上記管理センター
    に送信するように構成されている請求項5〜7のいずれ
    かに記載の自動ドア装置の管理システム。
  9. 【請求項9】 上記各自動ドア装置の保守を行う保守拠
    点の情報端末装置が上記管理センターに接続され、この
    管理センターは、上記自動ドア装置から異常発生情報及
    びそれに付加された自己診断情報を受信したとき、当該
    自動ドア装置の識別情報に基づいて予め設定されている
    上記保守拠点の情報端末装置に、上記異常発生情報及び
    自己診断結果を送信するように構成されている請求項8
    記載の自動ドア装置の管理システム。
  10. 【請求項10】 上記保守拠点の情報端末装置は、上記
    異常発生情報及び自己診断結果を受信したとき、その表
    示装置に異常発生を可視表示するとともに、異常の内容
    を表示する請求項9記載の自動ドア装置の管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 上記異常発生を可視表示する画面に、
    顧客連絡先及びメンテナンス連絡先の少なくともいずれ
    か一方がリンクまたは案内表示されている請求項10記
    載の自動ドア装置の管理システム。
  12. 【請求項12】 上記異常発生を可視表示する画面に、
    異常内容に対して実施された過去の修理履歴を表示する
    請求項10または11に記載の自動ドア装置の管理シス
    テム。
  13. 【請求項13】 上記保守拠点の情報端末から稼働情報
    の読出し要求、または故障予知要求がなされた場合に、
    蓄積された稼働情報の一部または全部或いは故障予知結
    果を上記保守拠点に送信するように構成されている9〜
    12のいずれかに記載の自動ドア装置に管理システム。
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