JP2002374451A - カメラサービスシステム及びカメラサービス方法 - Google Patents

カメラサービスシステム及びカメラサービス方法

Info

Publication number
JP2002374451A
JP2002374451A JP2001178237A JP2001178237A JP2002374451A JP 2002374451 A JP2002374451 A JP 2002374451A JP 2001178237 A JP2001178237 A JP 2001178237A JP 2001178237 A JP2001178237 A JP 2001178237A JP 2002374451 A JP2002374451 A JP 2002374451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera service
photographer
service device
image data
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001178237A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Hosoe
良則 細江
Tatsuya Sakanashi
達也 坂梨
Fumitoshi Saito
文俊 斎藤
Yoshiro Ochi
啓郎 越智
Hiromi Matsuki
広美 松木
Naoyuki Rokusha
直幸 六車
Yumiko Abe
夕美子 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001178237A priority Critical patent/JP2002374451A/ja
Publication of JP2002374451A publication Critical patent/JP2002374451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロの写真家に写真を撮ってもらうには、プ
ロの写真家と被撮影者がその場に居合わせる必要があっ
たため、本来の撮影料金とは別に、移動にかかる費用及
び時間がかかっていた。 【解決手段】 公衆回線103を利用して、撮影機の遠
隔操作を行い、プロの写真家102が被撮影者101の
写真を撮影できるシステムを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地からの公衆
回線を利用した撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、結婚式の前撮り、成人式及び七五
三など、記念写真をプロの写真家に撮影してもらうこと
が一般的である。その場合、撮影機材及び衣装が揃って
いるカメラスタジオに行き撮影していた。また、家で写
真を撮影してもらう場合、撮影機材及び衣装を搬入し
て、機材を設置し、プロの写真家に来てもらって撮影し
ていた。そのため、プロの写真家に写真を撮影してもら
うには、移動時間、移動費用、機材費用及び予定の調整
という問題があり、手軽に撮影してもらうことができな
かった。
【0003】移動する費用及び時間をかけることなく撮
影を行う方法として、カメラを電話回線等の公衆回線を
使用して遠隔操作して写真を撮影することが考えられ
る。このような技術は、放送局等で情報カメラ(お天気
カメラ)として使用されており、特開平10−1710
14号公報が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、奇麗な写真
をプロの写真家に撮影してもらうには、撮影時における
照明の配置変更や、プロの写真家からポーズ等の細かい
指示がでることが考えられるため、プロの写真家とのコ
ミュニケーションをとりながら撮影を行うことが重要と
なる。しかしながら、上記従来のシステムでは、撮影の
ターゲットが風景であったために、会話などを行う双方
向の通信が可能となっておらず、撮影者が被撮影者に対
して細かい指示を出すことができなかった。そのため、
プロの写真家が満足するような奇麗な写真を撮影するこ
とができなかった。
【0005】本発明は、かかる問題点を解消するため
に、移動にかかる費用及び時間をかけることなくプロの
写真家の手による撮影が可能なカメラサービスシステム
及びカメラサービス方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のカメラサービスシステム
は、公衆回線を利用したカメラサービスシステムにおい
て、被撮影者の動画撮影を行う動画撮影手段と、上記被
撮影者の静止画撮影を行う静止画撮影手段と、撮影者と
会話を行うための第1の会話手段と、を有する被撮影者
カメラサービス装置と、上記被撮影者カメラサービス装
置から上記公衆回線を介して受信した動画を表示する動
画表示手段と、上記公衆回線を介して上記被撮影者カメ
ラサービス装置を操作する操作手段と、上記被撮影者と
会話を行うための第2の会話手段と、を有する撮影者カ
メラサービス装置と、を備えた、ことを特徴とするもの
である。これにより、従来のように撮影者がわざわざ被
撮影者の場所に行くことなく、写真を撮影することがで
き、例えば、有名なプロの写真家に撮影してもらえるな
どのサービスを幅広く提供することができる。
【0007】本発明の請求項2に記載のカメラサービス
システムは、請求項1に記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置は、上記被
撮影者側カメラサービス装置より受信した静止画データ
を保存する記録手段を備えた、ことを特徴とするもので
ある。これにより、撮影者は撮影した静止画データを保
存することができる。
【0008】本発明の請求項3に記載のカメラサービス
システムは、請求項2に記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置は、上記受
信した静止画データを表示する静止画表示手段を備え
た、ことを特徴とするものである。これにより、撮影者
は、撮影した静止画をリアルタイムで確認することがで
きる。
【0009】本発明の請求項4に記載のカメラサービス
システムは、請求項3に記載のカメラサービスシステム
において、上記被撮影者側カメラサービス装置は、上記
撮影者側カメラサービス装置により、上記受信した静止
画データのうち、任意の静止画データが確認用画像デー
タとして上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信され
た場合、該送信された確認用画像データを受信して表示
する静止画表示手段を備えた、ことを特徴とするもので
ある。これにより、被撮影者は、撮影者が撮影した静止
画をリアルタイムで確認することができる。
【0010】本発明の請求項5に記載のカメラサービス
システムは、請求項4に記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置は、上記撮
影者を撮影する撮影手段を備え、上記被撮影者側カメラ
サービス装置は、上記撮影者カメラサービス装置より受
信した上記撮影者の画像を表示する表示手段を備えた、
ことを特徴とするものである。これにより、撮影者はポ
ーズ等の指示を身振り手振りで被撮影者に教えることが
できる。
【0011】本発明の請求項6に記載のカメラサービス
システムは、請求項4に記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置は、上記被
撮影者側カメラサービス装置へ送信する画像データに対
し画像処理を行う処理手段を備えた、ことを特徴とする
ものである。これにより、撮影者から被撮影者へ送信す
る画像データは完全でないものになるため、画像データ
の盗用を防止することができる。
【0012】本発明の請求項7に記載のカメラサービス
システムは、公衆回線を利用したカメラサービスシステ
ムにおいて、被撮影者の静止画撮影を行う静止画撮影手
段と、撮影者と会話を行うための第1の会話手段と、を
有する被撮影者カメラサービス装置と、上記被撮影者カ
メラサービス装置から上記公衆回線を介して受信した静
止画を表示する静止画表示手段と、上記公衆回線を介し
て上記被撮影者カメラサービス装置を操作する操作手段
と、上記被撮影者と会話を行うための第2の会話手段
と、を有する撮影者カメラサービス装置と、を備え、上
記被撮影者側カメラサービス装置は、連続的に撮影され
た静止画データを上記撮影者カメラサービス装置へ送信
する、ことを特徴とするものである。これにより、撮影
時にシャッターポイントが遅れる問題を解決することが
できる。
【0013】本発明の請求項8に記載のカメラサービス
システムは、請求項1に記載のカメラサービスシステム
において、上記被撮影者側カメラサービス装置から上記
撮影者側カメラサービス装置へ送信される画像データ
は、静止画データと動画データのハイブリッドである、
ことを特徴とするものである。これにより、公衆回線に
おけるネットワーク負荷を軽くすることができる。
【0014】本発明の請求項9に記載のカメラサービス
システムは、請求項1に記載のカメラサービスシステム
において上記被撮影者側カメラサービス装置は、撮影し
た静止画データを保存する記録手段と、上記撮影者側カ
メラサービス装置から送信された動画フレーム番号に対
応する静止画データを読込む手段と、を備え、上記撮影
者側カメラサービス装置は、上記動画データより動画フ
レーム番号を検出し、該検出した上記動画フレーム番号
を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信する、こと
を特徴とするものである。これにより、撮影者は公衆回
線を経由して、任意の静止画像を取得することができ
る。
【0015】本発明の請求項10に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項9記載のカメラサービスシステム
において、上記被撮影者側カメラサービス装置は、画像
データを暗号化する暗号化手段を備え、上記撮影者側カ
メラサービス装置は、画像データの暗号を解除する解除
手段を備えた、ことを特徴とするものである。これによ
り、記録媒体から被撮影者の静止画データの盗用を防止
することができる。
【0016】本発明の請求項11に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項1記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置は、正式版
の静止画にサインするサイン手段を備えた、ことを特徴
とするものである。これにより、被撮影者の静止画デー
タの盗用を防止することができる。
【0017】本発明の請求項12に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項1記載のカメラサービスシステム
において、上記被撮影者側カメラサービス装置である第
1の被撮影者側カメラサービス装置と同一の構成の第2
の被撮影者側カメラサービス装置をさらに備えた、こと
を特徴とするものである。これにより、複数の被撮影者
が距離的に離れている場合でも一枚の写真に合成するこ
とができる。
【0018】本発明の請求項13に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項1記載のカメラサービスシステム
において、上記撮影者側カメラサービス装置である第1
の撮影者側カメラサービス装置と同一の構成の第2の撮
影者側カメラサービス装置をさらに備えた、ことを特徴
とするものである。これにより、撮影者は、一定時間だ
け被撮影者にポーズを指定して、自由に撮影する可能と
なる。
【0019】本発明の請求項14に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項1記載のカメラサービスシステム
において、上記被撮影者側カメラサービス装置は、上記
静止画撮影装置及び上記動画撮影装置を複数備えた、こ
とを特徴とするものである。これにより、撮影者は、複
数の撮影装置から1つを選定して自分の気に入ったアン
グルから写真を撮ることができる。
【0020】本発明の請求項15に記載のカメラサービ
スシステムは、請求項14記載のカメラサービスシステ
ムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置は、上
記撮影者と上記被撮影者との間のタイムラグを計測する
計測手段と、タイムラグ時間によって記録媒体の容量を
割り当てる割当手段と、を備えた、ことを特徴とするも
のである。これにより、1つのサーバに複数の画像デー
タを効率良く格納することができる。
【0021】本発明の請求項16に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項1に記載のカメラサービスシステムを
利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供する
カメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサー
ビス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初期
設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置にて、上記被撮影者の動画撮影を行い、該動画撮影
された動画データを上記撮影者側カメラサービス装置へ
送信するステップと、上記撮影者側カメラサービス装置
にて上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検出
し、該検出したシャッター信号を上記被撮影者側カメラ
サービス装置へ送信するステップと、上記被撮影者側カ
メラサービス装置にて上記シャッター信号を受信し、上
記被撮影者の静止画撮影を行うステップと、上記撮影者
と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行うステ
ップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮
影者側カメラサービス装置から上記動画データを受信
し、該受信した動画データを表示するステップと、上記
カメラサービスの提供を終了するステップと、を含む、
ことを特徴とするものである。これにより、従来のよう
に撮影者がわざわざ被撮影者の場所に行くことなく、写
真を撮影することができ、例えば、有名なプロの写真家
に撮影してもらえるなどのサービスを幅広く提供するこ
とができる。
【0022】本発明の請求項17に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項16に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記静止画撮影した静止画データを上記撮影者側
カメラサービス装置へ送信するステップと、上記撮影者
側カメラサービス装置にて、上記被撮影者側カメラサー
ビス装置から上記静止画データを受信し、該受信した静
止画データを記録媒体に保存するステップと、を含む、
ことを特徴とするものである。これにより、撮影者は撮
影した静止画データを保存することができる。
【0023】本発明の請求項18に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項17に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記受信し
た静止画データを表示するステップを含む、ことを特徴
とするものである。これにより、撮影者は、撮影した静
止画をリアルタイムで確認することができる。
【0024】本発明の請求項19に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項17に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記受信し
た静止画データのうち、任意の静止画データを確認用画
像データとして上記被撮影者側カメラサービス装置へ送
信するステップと、上記被撮影者側カメラサービス装置
にて上記撮影者側カメラサービス装置から上記確認用画
像データを受信し、該受信した確認用画像データを表示
するステップと、を含む、ことを特徴とするものであ
る。これにより、被撮影者は、撮影者が撮影した静止画
をリアルタイムで確認することができる。
【0025】本発明の請求項20に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項18に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者
が上記表示している静止画データを確認後、該静止画デ
ータを上記記録媒体から読みこみ、該読み込まれた静止
画データを確認用画像データとして上記被撮影者側カメ
ラサービス装置へ送信するステップと、上記被撮影者側
カメラサービス装置にて上記撮影者側カメラサービス装
置から上記確認用画像データを受信し、該受信した確認
用画像データを表示するステップと、を含む、ことを特
徴とするものである。これにより、撮影者が任意の静止
画データを被撮影者に送信し、被撮影者は、受信した静
止画を確認することができる。
【0026】本発明の請求項21に記載のカメラサービ
ス方法は、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮
影者の撮影を行い、該撮影された画像データを上記被撮
影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、上記
被撮影者側カメラサービス装置にて、上記撮影者側カメ
ラサービス装置から上記画像データを受信し、該受信し
た画像を表示するステップと、を含む、ことを特徴とす
るものである。これにより、撮影者はポーズ等の指示を
身振り手振りで被撮影者に教えることができる。
【0027】本発明の請求項22に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項20に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記被撮影者側へ上記確認用画像データを送信す
る前に、該確認用画像データに対して画像処理を行うス
テップを含む、ことを特徴とするものである。これによ
り、撮影者から被撮影者へ送信する画像データは完全で
ないものになるため、画像データの盗用を防止すること
ができる。
【0028】本発明の請求項23に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項7に記載のカメラサービスシステムを
利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供する
カメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサー
ビス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初期
設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置にて上記被撮影者の静止画撮影を行い、該撮影した
静止画データを上記撮影者側カメラサービス装置へ送信
するステップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて
上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検出し、
上記被撮影者側カメラサービス装置より受信した静止画
データを保存するステップと、上記撮影者側カメラサー
ビス装置にて、上記被撮影者側から静止画データを受信
し、該受信した静止画データを表示するステップと、上
記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を
行うステップと、上記カメラサービスの提供を終了する
ステップと、を含む、ことを特徴とするものである。こ
れにより、撮影時にシャッターポイントが遅れる問題を
解決することができる。
【0029】本発明の請求項24に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項1に記載のカメラサービスシステムを
利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供する
カメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサー
ビス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初期
設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置にて上記被撮影者の動画撮影を行い、該撮影した動
画データを上記撮影者側へ送信するステップと、上記撮
影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行う
ステップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記
被撮影者側カメラサービス装置から上記動画データを受
信し、該受信した動画データを表示するステップと、上
記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がポーズ
指示を完了する場合、ポーズ指示完了信号を上記被撮影
者側カメラサービス装置へ送信するステップと、上記被
撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側から上記
ポーズ指示完了信号を受信して上記被撮影者の静止画撮
影を行い、該撮影した静止画データを上記撮影者側カメ
ラサービス装置へ送信するステップと、上記撮影者側カ
メラサービス装置にて上記撮影者がシャッターボタンを
押したことを検出し、上記被撮影者側カメラサービス装
置より受信した上記静止画データを保存するステップ
と、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が
ポーズ指示を開始する場合、ポーズ指示開始信号を上記
被撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、
上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
メラサービス装置から上記ポーズ指示開始信号を受信
し、上記カメラサービスを再度行うステップと、上記カ
メラサービスの提供を終了するステップと、を含む、こ
とを特徴とするものである。これにより、公衆回線にお
けるネットワーク負荷を軽くすることができる。
【0030】本発明の請求項25に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項1に記載のカメラサービスシステムを
利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供する
カメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサー
ビス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初期
設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置にて上記被撮影者の動画撮影を行い、該撮影された
動画データを上記撮影者側カメラサービス装置へ送信す
るステップと、上記被撮影者側カメラサービス装置にて
上記被撮影者の静止画撮影を行い、該撮影した静止画デ
ータと該静止画データに対応する動画データとを記録媒
体に保存するステップと、上記撮影者側カメラサービス
装置にて上記撮影者がシャッターボタンを押したことを
検出し、その時点の動画フレーム番号を上記被撮影者側
へ送信するステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置にて上記撮影者側カメラサービス装置より動画フレ
ーム番号を受信し、該受信した動画フレーム番号に基づ
いて上記記録媒体から静止画データを読み込み、該読み
込んだ静止画データを上記撮影者側カメラサービス装置
へ送信するステップと、上記撮影者側カメラサービス装
置にて上記被撮影者側から上記静止画データを受信し、
該受信した静止画データを保存するステップと、上記撮
影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行う
ステップと、上記被撮影者側から送信された動画データ
を受信し、該受信した動画データを表示するステップ
と、上記カメラサービスの提供を終了するステップと、
を含む、ことを特徴とするものである。これにより、撮
影者は公衆回線を経由して、任意の静止画データを取得
することができる。
【0031】本発明の請求項26に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項25記載のカメラサービス方法におい
て、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影
者の静止画撮影を行った後、該撮影した静止画データを
暗号化するステップと、上記撮影者側カメラサービス装
置にて上記被撮影者側カメラサービス装置から上記静止
画データを受信後、該受信した静止画データに対し暗号
解除を行うステップを含む、ことを特徴とするものであ
る。これにより、記録媒体から被撮影者の静止画データ
の盗用を防止することができる。
【0032】本発明の請求項27に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項16記載のカメラサービス方法におい
て、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が
正式版の静止画にサインするステップを含む、ことを特
徴とするものである。これにより、被撮影者の静止画デ
ータの盗用を防止することができる。
【0033】本発明の請求項28に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項16に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記撮影者側カメラサービス装置である第1の撮
影者側カメラサービス装置と同一の構成の第2の撮影者
側カメラサービス装置が公衆回線を介して上記被撮影者
側カメラサービス装置と接続されている場合、上記撮影
者側カメラサービス装置にて上記第1の被撮影者側カメ
ラサービス装置及び上記第2の被撮影者側カメラサービ
ス装置より受信した画像データを合成するステップを含
む、ことを特徴とするものである。これにより、複数の
被撮影者が距離的に離れている場合でも一枚の写真に合
成することができる。
【0034】本発明の請求項29に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項13に記載のカメラサービスシステム
を利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供す
るカメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサ
ービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初
期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービ
ス装置にて上記撮影者側カメラサービス装置の回線数を
カウントするステップと、上記撮影者側カメラサービス
装置の回線数に応じて、回線毎の制限時間でありタイマ
ーカウント数を設定するステップと、上記制限時間内で
あるか否かの判定を行い、上記判定の結果、制限時間を
超えている場合、次に接続する回線を選択して、回線の
接続を行い、制限時間を越えていない場合、上記被撮影
者の動画撮影を行い、現在接続中の撮影者側カメラサー
ビス装置へ上記撮影した動画データを送信するステップ
と、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が
シャッターボタンを押したことを検出し、該検出したシ
ャッター信号を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送
信するステップと、上記被撮影者側カメラサービス装置
にて上記現在接続中の撮影者側カメラサービス装置から
シャッター信号を受信し、上記被撮影者の静止画撮影を
行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス装置か
ら上記現在接続中の撮影者側カメラサービス装置へ上記
撮影した静止画データを送信するステップと、上記撮影
者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行うス
テップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被
撮影者側カメラサービス装置から送信された動画データ
を受信し、該受信した動画データを表示するステップ
と、上記カメラサービスの提供を終了するステップと、
を含む、ことを特徴とするものである。これにより、撮
影者は、一定時間だけ被撮影者にポーズを指定して、自
由に撮影する可能となる。
【0035】本発明の請求項30に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項14に記載のカメラサービスシステム
を利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提供す
るカメラサービス方法において、上記撮影者側カメラサ
ービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置の初
期設定を行うステップと、カメラアングル数のカウント
を行うステップと、上記撮影者はアングルを選択して上
記カメラアングルを変更し、回線の再接続を行うステッ
プと、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮
影者の動画撮影を行い、該動画撮影した動画データを上
記撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、
上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検出し、
上記被撮影者側へシャッター信号を送信するステップ
と、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者
側から送信されたシャッター信号を受信し、上記被撮影
者の静止画撮影を行うステップと、上記撮影者と上記被
撮影者が上記公衆回線を介して会話を行うステップと、
上記被撮影者側から動画データを受信し、該受信した動
画データを表示するステップと、上記カメラサービスの
提供を終了するステップと、を含む、ことを特徴とする
ものである。これにより、撮影者は、複数の撮影装置か
ら1つを選定して自分の気に入ったアングルから写真を
撮ることができる。
【0036】本発明の請求項31に記載のカメラサービ
ス方法は、請求項16に記載のカメラサービス方法にお
いて、上記撮影者と上記被撮影者との間のタイムラグを
計測するステップと、タイムラグ時間によって記録媒体
の容量を割り当てるステップと、を含む、ことを特徴と
するものである。これにより、1つのサーバに複数の画
像データを効率良く格納することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施
の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の
形態に限定されるものではない。
【0038】(実施の形態1)以下、本実施の形態1に
よるカメラサービスシステムについて、図1、図2及び
図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態1による
カメラサービスシステムの概要を示した図である。図1
において、被撮影者側カメラサービス装置130には、
被撮影者101の静止画撮影を行う静止画撮影装置11
1と、被撮影者101の動画撮影を行う動画撮影装置1
12と、照明装置114と、被撮影者101が撮影者1
02と会話を行うための音声を入力する音声入力装置1
10と、撮影者102の音声を出力する音声出力装置1
13と、被撮影者130側の装置全体を制御する制御コ
ントローラ115と、が備えられている。なお、静止画
撮影装置111は、銀塩カメラ、デジタルスチールカメ
ラなどで実現され、動画撮影装置112は、ビデオカメ
ラなどで実現される。また、照明装置114は、蛍光
燈、ストロボ等で実現される撮影者側カメラサービス装
置140には、撮影者102が被撮影者101と会話を
行うための音声を入力する音声入力装置119と、被撮
影者101の音声を出力する音声出力装置118と、被
撮影者101の動画像を表示する動画表示部120を有
する表示装置117と、撮影者140側の装置全体を制
御する制御コントローラ116と、が備えられている。
なお、撮影者側カメラサービス装置140には、静止画
撮影装置111により撮影され、被撮影者側カメラサー
ビス装置130より受信した静止画データを保存する記
録媒体が設けられている(図示せず)。なお、音声入力
装置110,119は、マイクで実現され、音声出力装
置113,118は、スピーカで実現される。また、表
示装置117は、テレビ等で実現される。
【0039】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図2及び図3を用いて説明する。
図2は、被撮影者側カメラサービス装置130の処理手
順を示したフローチャートである。まず、被撮影者側カ
メラサービス装置130と撮影者側カメラサービス装置
140とで公衆回線103を経由した双方向のデータ通
信が可能となるように初期設定を行う(S201)。次
に、動画撮影装置112により被撮影者101の動画撮
影を行い(S202)、撮影者側カメラサービス装置1
40へ圧縮率の高い動画データを送信する(S20
3)。
【0040】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からシャッター信号を受信したかどうかの判定を行う
(S204)。受信していると判定された場合、静止画
撮影装置111により被撮影者101の静止画撮影を行
い(S205)、撮影者側カメラサービス装置140へ
高解像度の静止画データを送信し(S206)、S20
2の処理に戻る。受信していないと判定された場合、S
207の処理に移行する。次に、撮影者側カメラサービ
ス装置140からポーズ指示等の音声データを受信した
かどうかの判定を行う(S207)。受信していると判
定された場合、音声出力装置113に受信した撮影者1
02の音声データを出力し(S208)、S202の処
理に戻る。受信していないと判定された場合、S209
の処理に移行する。
【0041】次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S20
9)。入力したと判定された場合、撮影者側カメラサー
ビス装置140へ被撮影者101の音声データを送信し
(S210)、S202の処理に戻る。入力していない
と判定された場合、S211の処理に移行する。次に、
撮影を完了するかどうかの判定を行う(S211)。完
了しないと判定された場合、再度、S202以降の処理
を繰り返す。完了すると判定された場合、一連の処理を
終了する。なお、この一連の処理を、割込みを用いて行
っても良い。また、一連の処理をシステムに適した順番
に変更しても良い。
【0042】図3は、撮影者側カメラサービス装置14
0の処理手順を示したフローチャートである。まず、被
撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサ
ービス装置140とで公衆回線103を経由した双方向
のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S3
01)。次に、撮影者102がシャッターボタンを押し
たかどうかの判定を行う(S302)。押したと判定さ
れた場合、被撮影者側カメラサービス装置130へシャ
ッター信号を送信し(S303)、S302の処理に戻
る。押していないと判定された場合、S304の処理に
移行する。
【0043】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S304)。
入力したと判定された場合、被撮影者側カメラサービス
装置130へ撮影者102の音声データを送信し(S3
05)、S302の処理に戻る。入力していないと判定
された場合、S306の処理に移行する。次に、被撮影
者側カメラサービス装置130から高解像度の静止画デ
ータを受信したかどうかの判定を行う(S306)。受
信していると判定された場合、高解像度の静止画データ
の保存を行い(S307)、S302の処理に戻る。受
信していないと判定された場合、S308の処理に移行
する。
【0044】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から被撮影者101の音声データを受信したかどうか
の判定を行う(S308)。受信したと判定された場
合、音声出力装置118に被撮影者101の音声データ
を出力し(S309)、S302の処理に戻る。受信し
ていないと判定された場合、S310の処理に移行す
る。次に、被撮影者側カメラサービス装置130から圧
縮率の高い動画データを受信したかどうかの判定を行う
(S310)。受信していると判定された場合、表示装
置117の動画表示部120に受信した動画を表示し
(S311)、S302の処理に戻る。受信していない
と判定された場合、S312の処理に移行する。
【0045】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S312)。完了しないと判定された場合、再度、
S302以降の処理を繰り返す。完了すると判定された
場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の処理
を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処理を
システムに適した順番に変更しても良い。このような実
施の形態1によるカメラサービスシステムでは、撮影者
は被撮影者の動画を見ながら、公衆回線を介して被撮影
者と会話を行い、被撮影者の静止画撮影を行うようにし
たので、撮影者にわざわざ来てもらわなくても写真を撮
ってもらうことが可能となり、さらに、このカメラサー
ビスシステムを用いることで、有名なプロの写真家に撮
影してもらえるなどのサービスを、幅広く提供すること
ができ、2次的な効果が生まれる。
【0046】(実施の形態2)以下、本実施の形態2に
よるカメラサービスシステムについて、図2、図4及び
図5を用いて説明する。なお、実施の形態1との違い
は、撮影者が撮影後の写真を確認できるようにした点で
ある。図4は、本実施の形態2によるカメラサービスシ
ステムの概要を示した図であり、図において、図1と同
一または相当する構成要素については同じ符号を用い、
その説明を省略する。図4において、401は静止画表
示部であり、静止画撮影装置111を用いて撮影した静
止画像を表示する。
【0047】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図4及び図5を用いて説明する。
なお、本実施の形態2によるカメラサービスシステムに
おいて、被撮影者側カメラサービス装置130の処理手
順は、実施の形態1の図2で示した処理手順と同様であ
るので、その説明を省略する。図5は、撮影者側カメラ
サービス装置140の処理手順を示したフローチャート
である。まず、被撮影者側カメラサービス装置130と
撮影者側カメラサービス装置140とで公衆回線103
を経由した双方向のデータ通信が可能となるように初期
設定を行う(S501)。
【0048】次に、撮影者102がシャッターボタンを
押したかどうかの判定を行う(S502)。押したと判
定された場合、被撮影者側カメラサービス装置130へ
シャッター信号を送信し(S503)、S502の処理
へ戻る。押していないと判断した場合、S504の処理
に移行する。次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S504)。
入力したと判定された場合、被撮影者側カメラサービス
装置130へ撮影者102の音声データを送信し(S5
05)、S502の処理に戻る。入力していないと判定
された場合、S506の処理に移行する。
【0049】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から高解像度の静止画データを受信したかどうかの判
定を行う(S506)。受信していると判定された場
合、高解像度の静止画データの保存を行い(S50
7)、表示装置117の静止画表示部401に受信した
静止画を表示し(S508)、S502の処理に戻る。
受信していないと判定された場合、S509の処理に移
行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130か
ら被撮影者101の音声データを受信したかどうかの判
定を行う(S509)。受信していると判定された場
合、音声出力装置118に被撮影者101の音声データ
を出力し(S510)、S502の処理に戻る。受信し
ていないと判定された場合、S511の処理に移行す
る。
【0050】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの判
定を行う(S511)。受信していると判定された場
合、表示装置117の動画表示部120に受信した動画
を表示し(S512)、S502の処理に戻る。受信し
ていないと判定された場合、S513の処理に移行す
る。
【0051】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S513)。完了しないと判定された場合、再度、
S502以降の処理を行う。完了すると判定された場
合、一連の処理を終了する。なお、この一連の処理を、
割込みを用いて行っても良い。また、一連の処理をシス
テムに適した順番に変更しても良い。このような実施の
形態2によるカメラサービスシステムでは、撮影者は被
撮影者の動画を見ながら、公衆回線を介して被撮影者と
会話を行い、被撮影者の静止画撮影を行うようにしたの
で、撮影者にわざわざ来てもらわなくても写真を撮って
もらうことが可能となり、さらに、撮影した被撮影者の
写真を撮影者のモニタに表示するようにしたので、撮影
者はリアルタイムで撮影写真を確認することができると
いう効果がある。
【0052】(実施の形態3)以下に、本発明の請求項
18から請求項22に対応する実施の形態3によるカメ
ラサービスシステムについて、図6、図7及び図8を用
いて説明する。なお、実施の形態2との違いは、被撮影
者101も撮影後の写真を確認できるようにした点であ
る。図6は、本実施の形態3によるカメラサービスシス
テムの概要を示した図であり、図において図4と同一ま
たは相当する構成要素については同じ符号を用い、その
説明を省略する。図6において、602は表示装置であ
り、撮影者側カメラサービス装置140から受信した確
認用画像を表示する静止画表示部601に表示する。な
お、表示装置602は、テレビ等で実現される。
【0053】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図7及び図8を用いて説明する。
図7は、被撮影者側カメラサービス装置130の処理手
順を示したフローチャートである。まず、被撮影者側カ
メラサービス装置130と撮影者側カメラサービス装置
140とで公衆回線103を経由した双方向のデータ通
信が可能となるように初期設定を行う(S701)。次
に、動画撮影表示装置112により被撮影者101の動
画撮影を行い(S702)、撮影者側カメラサービス装
置140へ圧縮率の高い動画データを送信する(S70
3)。
【0054】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からシャッター信号を受信したかどうかの判定を行う
(S704)。受信していると判定された場合、静止画
撮影装置111により被撮影者101の静止画撮影を行
い(S705)、撮影者側カメラサービス装置140へ
高解像度の静止画データを送信し(S706)、S70
2の処理に戻る。受信していないと判定された場合、S
707の処理に移行する。次に、撮影者側カメラサービ
ス装置140からポーズ指示等の音声データを受信した
かどうかの判定を行う(S707)。受信していると判
定された場合、音声出力装置113に撮影者102の音
声データを出力し(S708)、S702の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S709の処理
に移行する。次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S70
9)。入力したと判定された場合、撮影者側カメラサー
ビス装置140へ被撮影者101の音声データを送信し
(S710)、S702の処理に戻る。入力していない
と判定された場合、S711の処理に移行する。
【0055】次に、撮影者側カメラサービス装置140
から確認用画像データを受信したかどうかの判定を行う
(S711)。受信したと判定された場合、表示装置6
02の静止画表示部601に受信した確認用画像を表示
し(S712)、S702の処理に戻る。受信していな
いと判定された場合、S713の処理に移行する。次
に、撮影を完了するかどうかの判定を行う(S71
3)。完了しないと判定された場合、再度、S702以
降の処理を繰り返す。完了すると判定された場合、一連
の処理を終了する。なお、この一連の処理を、割込みを
用いて行っても良い。また、一連の処理をシステムに適
した順番に変更しても良い。
【0056】図8は、撮影者側カメラサービス装置14
0の処理手順を示したフローチャートである。まず、被
撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサ
ービス装置140とで公衆回線103を経由した双方向
のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S8
01)。次に、撮影者102がシャッターボタンを押し
たかどうかの判定を行う(S802)。押したと判定さ
れた場合、被撮影者側カメラサービス装置130へシャ
ッター信号を送信し(S803)、S802の処理に戻
る。押していないと判断した場合、S804の処理に移
行する。
【0057】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S804)。
入力したと判定された場合、被撮影者側カメラサービス
装置130へ撮影者102の音声データを送信し(S8
05)、S802の処理に戻る。入力していないと判定
された場合、S806の処理に移行する。次に、被撮影
者側カメラサービス装置130から高解像度の静止画デ
ータを受信したかどうかの判定を行う(S806)。受
信したと判定された場合、高解像度の静止画データの保
存を行い(S807)、表示装置117の静止画表示部
401に受信した静止画を表示し(S808)、S80
2の処理に戻る。受信していないと判定された場合、S
809の処理に移行する。
【0058】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から被撮影者101の音声データを受信したかどうか
の判定を行う(S809)。受信していると判定された
場合、音声出力装置118に被撮影者101の音声デー
タを出力し(S810)、S802の処理に戻る。受信
していないと判定された場合、S811の処理に移行す
る。次に、被撮影者側カメラサービス装置130から圧
縮率の高い動画データを受信したかどうかの判定を行う
(S811)。受信していると判定された場合、表示装
置117の動画表示部120に受信した動画を表示し
(S812)、S802の処理に戻る。受信していない
と判定された場合、S813の処理に移行する。
【0059】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0へ撮影した静止画データを送信するかどうかの判定を
行う(S813)。送信すると判定された場合、静止画
データを記録媒体から読みこみ(S814)、該読み込
まれた静止画データを確認用画像データとして被撮影者
側カメラサービス装置130へ送信し(S815)、S
802の処理に戻る。送信しないと判定された場合、S
816の処理に移行する。次に、撮影を完了するかどう
かの判定を行う(S816)。完了しないと判定された
場合、再度、S802以降の処理を繰り返す。完了する
と判定された場合、一連の処理を終了する。なお、この
一連の処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一
連の処理をシステムに適した順番に変更しても良い。
【0060】このような実施の形態3によるカメラサー
ビスシステムでは、撮影者は被撮影者の動画を見なが
ら、公衆回線を介して被撮影者と会話を行い、被撮影者
の静止画撮影を行うようにしたので、撮影者にわざわざ
来てもらわなくても写真を撮ってもらうことが可能とな
り、さらに、撮影した被撮影者の写真を、撮影者及び被
撮影者のモニタに表示するようにしたので、撮影者及び
被撮影者はリアルタイムで撮影写真を確認することがで
きるという効果がある。
【0061】(実施の形態4)以下、本実施の形態4に
よるカメラサービスシステムについて、図9、図10及
び図11を用いて説明する。なお、実施の形態3との違
いは、撮影者102が被撮影者101に簡単にポーズ等
の指示を行うようにした点である。図9は、本実施の形
態4によるカメラサービスシステムを示した図であり、
図において、図6と同一または相当する構成要素につい
ては同じ符号を用い、その説明を省略する。図9におい
て、901は動画表示部であり、撮影装置902により
撮影された撮影者102の動画データを表示する。90
2は撮影装置であり、撮影者102の動画撮影を行う。
【0062】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図10及び図11を用いて説明す
る。図10は、被撮影者側カメラサービス装置130の
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサービ
ス装置140とで公衆回線103を経由した双方向のデ
ータ通信が可能となるように初期設定を行う(S100
1)。次に、動画撮影装置112により被撮影者101
の動画撮影を行い(S1002)、撮影者側カメラサー
ビス装置140へ圧縮率の高い動画データを送信する
(S1003)。
【0063】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からシャッター信号を受信したかどうかの判定を行う
(S1004)。受信していると判定された場合、静止
画撮影装置111により被撮影者101の静止画撮影を
行い(S1005)、撮影者側カメラサービス装置14
0へ高解像度の静止画データを送信し(S1006)、
S1002の処理に戻る。受信していないと判定された
場合、S1007の処理に移行する。次に、撮影者側カ
メラサービス装置140からポーズ指示等の音声データ
を受信したかどうかの判定を行う(S1007)。受信
していると判定された場合、音声出力装置113に撮影
者102の音声データを出力し(S1008)、S10
02の処理に戻る。受信していないと判定された場合、
S1009の処理に移行する。
【0064】次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S100
9)。入力されていると判定された場合、撮影者側カメ
ラサービス装置140へ被撮影者101の音声データを
送信し(S1010)、S1002の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1011の処理に移
行する。次に、撮影者側カメラサービス装置140から
撮影者102の動画データを受信したかどうかの判定を
行う(S1011)。受信していると判定された場合、
表示装置602の動画表示部901に受信した動画を表
示し(S1012)、S1002の処理に戻る。受信し
ていないと判定された場合、S1013の処理に移行す
る。
【0065】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S1013)。完了しないと判定された場合、再
度、S1002以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処
理をシステムに適した順番に変更しても良い。
【0066】図11は、被撮影者側カメラサービス装置
140の処理手順を示したフローチャートである。ま
ず、被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カ
メラサービス装置140とで公衆回線103を経由した
双方向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う
(S1101)。次に、撮影者102がシャッターボタ
ンを押したかどうかの判定を行う(S1102)。押し
たと判定された場合、被撮影者側カメラサービス装置1
30へシャッター信号を送信し(S1103)、S11
02の処理に戻る。押していないと判断した場合、S1
104の処理に移行する。
【0067】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S110
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S1105)、S1102の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1106の処理に移
行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130か
ら高解像度の静止画データを受信したかどうかの判定を
行う(S1106)。受信していると判定された場合、
高解像度の静止画データの保存を行い(S1107)、
S1102の処理に戻る。受信していないと判定された
場合、S1108の処理に移行する。次に、被撮影者側
カメラサービス装置130から被撮影者101の音声デ
ータを受信したかどうかの判定を行う(S1108)。
受信していると判定された場合、音声出力装置118に
被撮影者101の音声データを出力し(S1109)、
S1102の処理に戻る。受信していないと判定された
場合、S1110処理に移行する。
【0068】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの判
定を行う(S1110)。受信していると判定された場
合、表示装置117の動画表示部120に受信した動画
の表示を行い(S1111)、S1102の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S1112の処
理に移行する。
【0069】次に、撮影装置902により撮影者102
の動画撮影を行い(S1112)、被撮影者側カメラサ
ービス装置130へ動画データを送信する(S111
3)。次に、撮影を完了するかどうかの判定を行う(S
1114)。完了しないと判定された場合、再度、S1
102以降の処理を繰り返す。完了すると判定された場
合、一連の処理を終了する。なお、この一連の処理を、
割込みを用いて行っても良い。また一連の処理をシステ
ムに適した順番に変更しても良い。
【0070】このような実施の形態4によるカメラサー
ビスシステムでは、撮影者は被撮影者の動画を見なが
ら、公衆回線を介して被撮影者と会話を行い、被撮影者
の静止画撮影を行うようにしたので、撮影者にわざわざ
来てもらわなくても写真を撮ってもらうことが可能とな
り、さらに、撮影した被撮影者の写真を被撮影者のモニ
タに表示するようにしたので、被撮影者はリアルタイム
で撮影写真を確認することができるという効果がある。
また、撮影者の動画を被撮影者のモニタに表示するよう
にしたので、撮影者は複雑なポーズでも、身振り手振り
で簡単に被撮影者に伝えることができるという効果があ
る。
【0071】(実施の形態5)以下に、本実施の形態5
によるカメラサービスシステムについて、図6、図7及
び図13を用いて説明する。なお、実施の形態3との違
いは、撮影者側カメラサービス装置140から被撮影者
側カメラサービス装置130へのデータ送信時のデータ
盗用を防止するようにした点である。図6は、本実施の
形態5によるカメラサービスシステムの概要を示した図
であり、構成については実施の形態3で説明したので、
ここでは説明を省略する。以上のように構成されるカメ
ラサービスシステムの動作について図7及び図13を用
いて説明する。なお、本実施の形態5によるカメラサー
ビスシステムにおいて、被撮影者側カメラサービス装置
130の処理手順は、実施の形態3の図7で示した処理
手順と同様であるので、その説明を省略する。
【0072】図13は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラ
サービス装置140とで公衆回線103を経由した双方
向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S
1301)。次に、撮影者102がシャッターボタンを
押したかどうかの判定を行う(S1302)。押したと
判定された場合、被撮影者側カメラサービス装置130
へシャッター信号を送信し(S1303)、S1302
の処理に戻る。押していないと判断した場合、S130
4の処理に移行する。
【0073】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S130
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S1305)、S1302の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1306の処理に移
行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130か
ら高解像度の静止画データを受信したかどうかの判定を
行う(S1306)。受信していると判定された場合、
高解像度の静止画データの保存を行い(S1307)、
表示装置117の静止画表示部401に保存した静止画
を表示し(S1308)、S1302の処理に戻る。受
信していないと判定された場合、S1309の処理に移
行する。
【0074】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から被撮影者101の音声データを受信したかどうか
の判定を行う(S1309)。受信していると判定され
た場合、音声出力装置118に被撮影者101の音声デ
ータを出力し(S1310)、S1302の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S1311の処
理に移行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置1
30から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの
判定を行う(S1311)。受信していると判定された
場合、表示装置117の動画表示部120に受信した動
画を表示し(S1312)、S1302の処理に戻る。
受信していないと判定された場合、S1313の処理に
移行する。
【0075】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0へ撮影した静止画データを送信するかどうかの判定を
行う(S1313)。送信すると判定された場合、静止
画データを記録媒体から読込み(S1314)、読込ん
だ静止画データにサムネイル等の画像処理を行い(S1
315)、画像処理を行った画像データを被撮影者側カ
メラサービス装置130へ送信し(S1316)、S1
302の処理に戻る。送信しないと判定された場合、S
1317の処理に移行する。次に、撮影を完了するかど
うかの判定を行う(S1317)。完了しないと判定さ
れた場合、S1302以降の処理を繰り返す。完了する
と判定された場合、一連の処理を終了する。なお、この
一連の処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一
連の処理をシステムに適した順番に変更しても良い。
【0076】このような実施の形態5によるカメラサー
ビスシステムでは、撮影者は被撮影者の動画を見なが
ら、公衆回線を介して被撮影者と会話を行い、被撮影者
の静止画撮影を行うようにしたので、撮影者にわざわざ
来てもらわなくても写真を撮ってもらうことが可能とな
り、さらに、撮影した被撮影者の写真を、撮影者及び被
撮影者のモニタに表示するようにしたので、撮影者及び
被撮影者はリアルタイムで撮影写真を確認することがで
きるという効果がある。また、撮影者から被撮影者へ送
信される画像データを画像処理するようにしたので、完
全でないものを送信されるため、画像データの盗用防止
効果がある。
【0077】(実施の形態6)以下、本実施の形態6に
よるカメラサービスシステムについて、図14、図15
及び図16を用いて説明する。なお、実施の形態1との
違いは、被撮影者から撮影者へ静止画データを連続転送
をするようにした点である。図14は、本実施の形態6
によるカメラサービスシステムの概要を示した図であ
り、図において、図1及び図4と同一または相当する構
成要素については同じ符号を用い、その説明を省略す
る。
【0078】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図15及び図16を用いて説明す
る。図15は、被撮影者側カメラサービス装置130の
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサービ
ス装置140とで公衆回線103を経由した双方向のデ
ータ通信が可能となるように初期設定を行う(S140
1)。次に、静止画撮影装置111により被撮影者10
1の静止画撮影を行い(S1402)、撮影者側カメラ
サービス装置140へ高解像度の静止画データを送信す
る(S1403)。
【0079】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からポーズ指示等の音声データを受信したかどうかの判
定を行う(S1404)。受信していると判定された場
合、音声出力装置113に撮影者102の音声データを
出力し(S1405)、S1402の処理に戻る。受信
していないと判定された場合、S1406処理に移行す
る。次に、被撮影者101が音声入力装置110に音声
を入力したかどうかの判定を行う(S1406)。入力
されていると判定された場合、撮影者側カメラサービス
装置140へ被撮影者101の音声データを送信し(S
1407)、S1402の処理に戻る。入力されていな
いと判定された場合、S1408の処理に移行する。
【0080】@次に、撮影を完了するかどうかの判定を
行う(S1408)。完了しないと判定された場合、再
度、S1402以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処
理をシステムに適した順番に変更しても良い。
【0081】図16は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラ
サービス装置140とで公衆回線103を経由した双方
向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S
1501)。次に、撮影者102がシャッターボタンを
押したかどうかの判定を行う(S1502)。押したと
判定された場合、被撮影者側カメラサービス装置130
から送信された高解像度の静止画データを記録媒体へ保
存し(S1503)、S1502の処理に戻る。押して
いないと判断した場合、S1504の処理に移行する。
【0082】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S150
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S1505)、S1502の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1506の処理に移
行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130か
ら高解像度の静止画データを受信したかどうかの判定を
行う(S1506)。受信していると判定された場合、
高解像度の静止画データを表示装置117の静止画表示
部401に表示し(S1507)、S1502の処理に
戻る。受信していないと判定された場合、S1508の
処理に移行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置
130から被撮影者101の音声データを受信したかど
うかの判定を行う(S1508)。受信していると判定
された場合、音声出力装置118に被撮影者101の音
声データを出力し(S1509)、S1502の処理に
戻る。受信していないと判定された場合、S1510の
処理に移行する。
【0083】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S1510)。完了しないと判定された場合、再
度、S1502以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処
理をシステムに適した順番に変更しても良い。このよう
な実施の形態7によるカメラサービスシステムでは、被
撮影者から撮影者へ静止画データを連続転送して撮影者
のモニタに表示するようにしたので、撮影者側と被撮影
者側とのタイムラグの問題は解決でき、撮影者はシャッ
ターポイントが遅れることなく、撮影ができる。
【0084】(実施の形態7)以下、本実施の形態7に
よるカメラサービスシステムについて、図4、図17及
び図18を用いて説明する。なお、実施の形態2との違
いは、被撮影者から撮影者へ静止画と動画のハイブリッ
ドデータを転送するようにした点である。図4は、本実
施の形態7によるカメラサービスシステムの概要を示し
た図であり、構成については実施の形態2で説明したの
で、ここでは説明を省略する。
【0085】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図16及び図17を用いて説明す
る。図16は、被撮影者側カメラサービス装置130の
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサービ
ス装置140とで公衆回線103を経由した双方向のデ
ータ通信が可能となるように初期設定を行う(S160
1)。次に、動画撮影装置112により被撮影者101
の動画撮影を行い(S1602)、撮影者側カメラサー
ビス装置140へ圧縮率の高い動画データを送信する
(S1603)。
【0086】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からポーズ指示等の音声データを受信したかどうかの判
定を行う(S1604)。受信していると判定された場
合、音声出力装置113に撮影者102の音声データを
出力し(S1605)、S1602の処理に戻る。受信
していないと判定された場合、S1606の処理に移行
する。次に、被撮影者101が音声入力装置110に音
声を入力したかどうかの判定を行う(S1606)。入
力されていると判定された場合、撮影者側カメラサービ
ス装置140へ被撮影者101の音声データを送信し
(S1607)、S1602の処理に戻る。入力されて
いないと判定された場合、S1608の処理に移行す
る。
【0087】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からポーズの指示は終了したことを示すポーズ指示完了
信号を受信したかどうかの判定を行う(S1608)。
受信されていないと判定された場合、再度、S1602
以降の処理を繰り返す。受信されていると判定された場
合、S1609の処理に移行する。次に、静止画撮影装
置111により被撮影者101の静止画撮影を行い(S
1609)、撮影者側カメラサービス装置140へ高解
像度の静止画データの送信を行う(S1610)。
【0088】次に、ポーズの指示は終了するかどうかの
判定を行う(S1611)。終了すると判定された場
合、再度、S1602以降の処理を繰り返す。終了する
と判定された場合、S1612の処理に移行する。次
に、撮影を完了するかどうかの判定を行う(S161
2)。完了しないと判定された場合、再度、S1609
以降の処理を繰り返す。完了すると判定された場合、一
連の処理を終了する。なお、この一連の処理を、割込み
を用いて行っても良い。また一連の処理をシステムに適
した順番に変更しても良い。
【0089】図18は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラ
サービス装置140とで公衆回線103を経由した双方
向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S
1701)。次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S170
2)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S1703)、S1702の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1704の処理に移
行する。
【0090】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から被撮影者101の音声データを受信したかどうか
の判定を行う(S1704)。受信していると判定され
た場合、音声出力装置118に被撮影者101の音声デ
ータを出力し(S1705)、S1702の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S1706の処
理に移行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置1
30から高圧縮された動画データを受信したかどうかの
判定を行う(S1706)。受信していると判定された
場合、表示装置117の動画表示部120に受信した動
画を表示し(S1707)、S1702の処理に戻る。
受信していないと判定された場合、S1708の処理に
移行する。
【0091】次に、ポーズ指示を完了するかどうかの判
定を行う(S1708)。完了しないと判定された場
合、再度、S1702以降の処理を繰り返す。完了する
と判定された場合、被撮影者側カメラサービス装置13
0へポーズ指示の完了を示すポーズ指示完了信号を送信
する(S1709)。次に、撮影者102がシャッター
ボタンを押したかどうかの判定を行う(S1710)。
押したと判定された場合、被撮影者側カメラサービス装
置130から送信された高解像度の静止画データを記録
媒体へ保存し(S1711)、S1710の処理に戻
る。押していないと判断した場合、次のS1712の処
理に移行する。
【0092】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から高解像度の静止画データを受信したかどうかの判
定を行う(S1712)。受信していると判定された場
合、表示装置117の静止画表示部401に受信した静
止画を表示し(S1713)、S1710の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S1714の処
理に移行する。次に、被撮影者101へのポーズの指示
を再開するかどうかの判定を行う(S1714)。再開
すると判定された場合、被撮影者側カメラサービス装置
130へポーズ指示開始信号を送信し(S1715)、
再度、S1702以降の処理を繰り返す。再開しないと
判定された場合、S1716の処理に移行する。
【0093】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S1716)。完了しないと判定された場合、再
度、S1710以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また一連の処理
をシステムに適した順番に変更しても良い。このような
実施の形態7によるカメラサービスシステムによれば、
被撮影者から撮影者へ静止画と動画のハイブリッドデー
タの転送をするようにしたので、公衆回線におけるネッ
トワーク負荷を軽くすることができる。
【0094】(実施の形態8)以下、本実施の形態8に
よるカメラサービスシステムについて、図19、図20
及び図21を用いて説明する。なお、実施の形態1との
違いは、被撮影者側に静止画データを一時的に格納する
ようにした点である。図19は、本実施の形態8による
カメラサービスシステムの概要を示した図であり、図1
と同一または相当する構成要素については同じ符号を用
い、その説明を省略する。図19において、1801は
被撮影者側カメラサービス装置130に備えられた記録
媒体であり、静止画撮影装置111により撮影した静止
画データを一時的に格納する。この時、該静止画データ
に対応する動画フレームメモリと一緒に格納する。
【0095】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図20及び図21を用いて説明す
る。図20は、被撮影者側カメラサービス装置130の
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサービ
ス装置140とで公衆回線103を経由した双方向のデ
ータ通信が可能となるように初期設定を行う(S190
1)。
【0096】次に、動画撮影装置112により被撮影者
101の動画の撮影を行う(S1902)とともに、静
止画撮影装置111により被撮影者101の静止画の撮
影を行う(S1903)。そして、撮影者側カメラサー
ビス装置140へ高圧縮された動画データを送信し(S
1904)、記録媒体1801に、静止画データを対応
する動画フレーム番号と一緒に保存する(S190
5)。次に、撮影者側カメラサービス装置140から動
画フレーム番号を受信したかどうかの判定を行う(S1
906)。受信していると判定された場合、記録媒体1
801より、動画フレーム番号に対応する高解像度の静
止画データを読込み(S1907)、撮影者側カメラサ
ービス装置140へ静止画データを送信し(S190
8)、S1902の処理に戻る。受信していないと判定
された場合、S1909の処理に移行する。
【0097】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からポーズ指示等の音声データを受信したかどうかの判
定を行う(S1909)。受信していると判定された場
合、音声出力装置113に撮影者102の音声データを
出力し(S1910)、S1902の処理に戻る。受信
していないと判定された場合、S1911の処理に移行
する。
【0098】次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S191
1)。入力されていると判定された場合、撮影者側カメ
ラサービス装置140へ被撮影者101の音声データを
送信し(S1912)、S1902の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S1913の処理に移
行する。次に、撮影を完了するかどうかの判定を行う
(S1913)。完了しないと判定された場合、再度、
S1902以降の処理を繰り返す。完了すると判定され
た場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の処理
を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処理を
システムに適した順番に変更しても良い。
【0099】図21は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラ
サービス装置140とで公衆回線103を経由した双方
向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S
2001)。次に、撮影者102がシャッターボタンを
押したかどうかの判定を行う(S2002)。押したと
判定された場合、撮影者側カメラサービス装置140の
表示装置117の動画表示部120に表示されている動
画におけるフレーム番号を被撮影者側カメラサービス装
置130へ送信し(S2003)、S2002の処理に
戻る。押していないと判断した場合、S2004の処理
に移行する。
【0100】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S200
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S2005)、S2002の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S2006の処理に移
行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130か
ら高解像度の静止画データを受信したかどうかの判定を
行う(S2006)。受信していると判定された場合、
高解像度の静止画データの保存を行い(S2007)、
S2002の処理に戻る。受信していないと判定された
場合、S2008の処理に移行する。
【0101】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から被撮影者101の音声データを受信したかどうか
の判定を行う(S2008)。受信していると判定され
た場合、音声出力装置118に被撮影者101の音声デ
ータを出力し(S2009)、S2002の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S2010の処
理に移行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置1
30から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの
判定を行う(S2010)。受信していると判定された
場合、表示装置117の動画表示部120に受信した動
画を表示し(S2011)、S2002の処理に戻る。
受信していないと判定された場合、S2012の処理に
移行する。
【0102】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S2012)。完了しないと判定された場合、再
度、S2002以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また一連の処理
をシステムに適した順番に変更しても良い。このシステ
ムでは、対応付けに動画フレーム番号を用いたが、静止
画データと動画データとを対応付けができるキーワード
があれば、それを用いてもかまわない。
【0103】このような実施の形態8によるカメラサー
ビスシステムでは、撮影者は被撮影者の動画を見なが
ら、公衆回線を介して被撮影者と会話を行い、被撮影者
の静止画撮影を行うようにしたので、撮影者にわざわざ
来てもらわなくても写真を撮ってもらうことが可能とな
る。また、静止画データを動画フレーム番号とともに一
時的に記録装置1801に格納しておき、シャッターを
押した時点の動画フレーム番号を被撮影者側カメラサー
ビス装置に送信し、該送信した動画フレームメ番号に対
応する静止画データを記録装置1801から受信するよ
うにしたので、撮影者は公衆回線を経由して、任意の静
止画データを取得することができる。
【0104】(実施の形態9)以下、本実施の形態9に
よるカメラサービスシステムについて、図19、図22
及び図23を用いて説明する。なお、実施の形態8との
違いは、記録媒体1801に一時的に格納されている静
止画データの盗用を防止するようにした点である。図1
9は、本実施の形態9によるカメラサービスシステムの
概要を示した図であり、構成について実施の形態8で説
明したので、ここではその説明を省略する。
【0105】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図22及び図23を用いて説明す
る。図22は、被撮影者側カメラサービス装置130の
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラサービ
ス装置140とで公衆回線103を経由した双方向のデ
ータ通信が可能となるように初期設定を行う(S210
1)。次に、動画撮影装置112により被撮影者101
の動画の撮影を行う(S2102)と同時に、静止画撮
影装置111により被撮影者101の静止画の撮影を行
い(S2103)、撮影した静止画データの暗号化を行
う(S2104)。そして、撮影者側カメラサービス装
置140へ高圧縮された動画データを送信する(S21
05)。そして、記録媒体1801に、暗号化した静止
画データを対応する動画フレーム番号と一緒に保存する
(S2106)。
【0106】次に、撮影者側カメラサービス装置140
から動画フレーム番号を受信したかどうかの判定を行う
(S2107)。受信していると判定された場合、記録
媒体1801より、動画フレーム番号に対応する暗号化
した静止画データを読込み(S2108)、撮影者側カ
メラサービス装置140へ暗号化した静止画データを送
信し(S2109)、S2102の処理に戻る。受信し
ていないと判定された場合、S2110の処理に移行す
る。次に、撮影者側カメラサービス装置140から撮影
者102のポーズ指示等の音声データを受信したかどう
かの判定を行う(S2110)。受信していると判定さ
れた場合、音声出力装置113に撮影者102の音声デ
ータを出力し(S2111)、S2102の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S2112の処
理に移行する。
【0107】次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S211
2)。入力されていると判定された場合、撮影者側カメ
ラサービス装置140へ被撮影者101の音声データを
送信し(S2113)、S2102の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S2114の処理に移
行する。次に、撮影を完了するかどうかの判定を行う
(S2114)。完了しないと判定された場合、再度、
S2102以降の処理を繰り返す。完了すると判定され
た場合、一連の処理を終了する。この一連の処理を、割
込みを用いて行っても良い。また一連の処理をシステム
に適した順番に変更しても良い。
【0108】図23は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者側カメラサービス装置130と撮影者側カメラ
サービス装置140とで公衆回線103を経由した双方
向のデータ通信が可能となるように初期設定を行う(S
2201)。次に、撮影者102がシャッターボタンを
押したかどうかの判定を行う(S2202)。押したと
判定された場合、撮影者側カメラサービス装置140の
表示装置117に表示されている動画におけるフレーム
番号を被撮影者側カメラサービス装置130へ送信し
(S2203)、S2202の処理に戻る。押していな
いと判断した場合、S2204の処理に移行する。
【0109】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S220
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者102の音声データを
送信し(S2205)、S2202の処理に戻る。入力
されていないと判定された場合、S2206の処理に移
行する。次に被撮影者側カメラサービス装置130から
暗号化された静止画データを受信したかどうかの判定を
行う(S2206)。受信していると判定された場合、
暗号化された静止画データの暗号化を解除し(S220
7)、高解像度の静止画データの保存を行い(S220
8)、S2202の処理に戻る。受信していないと判定
された場合、S2209の処理に移行する。
【0110】次に被撮影者側カメラサービス装置130
から被撮影者101の音声データを受信したかどうかの
判定を行う(S2209)。受信していると判定された
場合、音声出力装置118に被撮影者101の音声デー
タを出力し(S2210)、S2202の処理に戻る。
受信していないと判定された場合、S2211の処理に
移行する。次に、被撮影者側カメラサービス装置130
から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの判定
を行う(S2211)。受信していると判定された場
合、表示装置117の動画表示部120に受信した動画
を表示し(S2212)、S2202の処理に戻る。受
信していないと判定された場合、S2213の処理に移
行する。
【0111】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S2213)。完了しないと判定された場合、再
度、S2202以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また一連の処理
をシステムに適した順番に変更しても良い。このシステ
ムでは、対応付けに動画フレーム番号を用いたが、静止
画データと動画データとを対応付けができるキーワード
があれば、それを用いてもかまわない。
【0112】このような実施の形態9に記載のカメラサ
ービスシステムでは、撮影者は被撮影者の動画を見なが
ら、公衆回線を介して被撮影者と会話を行い、被撮影者
の静止画撮影を行うようにしたので、撮影者にわざわざ
来てもらわなくても写真を撮ってもらうことが可能とな
る。また、静止画データを動画フレーム番号とともに一
時的に記録装置1801に格納しておき、シャッターを
押した時点の動画フレーム番号を被撮影者側カメラサー
ビス装置に送信し、該送信した動画フレームメ番号に対
応する静止画データを記録装置1801から受信するよ
うにしたので、撮影者は公衆回線を経由して、任意の静
止画データを取得することができる。また、記録装置1
801の格納データを撮影者側カメラサービス装置10
に送信する場合、そのデータを暗号化して送信するよう
にしたので、被撮影者の静止画データの盗用を防止する
効果がある。
【0113】(実施の形態10)以下、本実施の形態1
0によるカメラサービスシステムについて、図24、図
25及び図26を用いて説明する。なお、実施の形態3
との違いは、被撮影者側の回線が複数である点である。
図24は、実施の形態10によるカメラサービスシステ
ムの概要を示したものであり、図において、図6と同一
または相当する構成要素については同じ符号を用い、そ
の説明を省略する。図24において、101aは被撮影
者A、101bは被撮影者B、130aは被撮影者A側
カメラサービス装置、130bは被撮影者B側カメラサ
ービス装置である。
【0114】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図25及び図26を用いて説明す
る。図25は、被撮影者A側カメラサービス装置130
aあるいは被撮影者B側カメラサービス装置130bの
処理手順を示したフローチャートである。まず、被撮影
者側カメラサービス装置130a,130bと撮影者側
カメラサービス装置140とで公衆回線103を経由し
た双方向のデータ通信が可能となるように初期設定を行
う(S2401)。
【0115】次に、動画撮影装置112により被撮影者
101a,101bの動画撮影を行い(S2402)、
撮影者側カメラサービス装置140へ圧縮率の高い動画
データを送信し(S2403)。次に、撮影者側カメラ
サービス装置140からシャッター信号を受信したかど
うかの判定を行う(S2404)。受信していると判定
された場合、静止画撮影装置111により被撮影者10
1a,101bの静止画撮影を行い(S2405)、撮
影者側カメラサービス装置140へ高解像度の静止画デ
ータを送信し(S2406)、S2402の処理に戻
る。受信していないと判定された場合、S2407の処
理に移行する。
【0116】次に、撮影者側カメラサービス装置140
からポーズ指示等の音声データを受信したかどうかの判
定を行う(S2407)。受信していると判定された場
合、音声出力装置113に撮影者102の音声データを
出力し(S2408)、S2402の処理に戻る。受信
していないと判定された場合、S2409の処理に移行
する。次に、被撮影者101a,101bが音声入力装
置110に音声を入力したかどうかの判定を行う(S2
409)。入力されていると判定された場合、撮影者側
カメラサービス装置140へ被撮影者101a,101
bの音声データを送信し(S2410)、S2402の
処理に戻る。入力されていないと判定された場合、S2
411の処理に移行する。
【0117】次に、撮影者側カメラサービス装置140
から静止画データを受信したかどうかの判定を行う(S
2411)。受信されていると判定された場合、表示装
置602の静止画表示部601に静止画を表示し(S2
412)、S2402の処理に戻る。受信していないと
判定された場合、S2413の処理に移行する。次に、
撮影を完了するかどうかの判定を行う(S2413)。
完了しないと判定された場合、再度、S2402以降の
処理を繰り返す。完了すると判定された場合、一連の処
理を終了する。なお、この一連の処理を、割込みを用い
て行っても良い。また一連の処理をシステムに適した順
番に変更しても良い。
【0118】図26は、撮影者側カメラサービス装置1
40の処理手順を示したフローチャートである。まず、
被撮影者A側カメラサービス装置130a、被撮影者B
側カメラサービス装置130b、と撮影者側カメラサー
ビス装置140とで公衆回線103を経由した双方向の
データ通信が可能となるように初期設定を行う(S25
01)。次に、撮影者102がシャッターボタンを押し
たかどうかの判定を行う(S2502)。押したと判定
された場合、被撮影者A側カメラサービス装置130a
及び被撮影者B側カメラサービス装置130bへシャッ
ター信号を送信し(S2503)、S2502の処理に
戻る。押していないと判断した場合、S2504の処理
に移行する。
【0119】次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S250
4)。入力されていると判定された場合、被撮影者A側
カメラサービス装置130a及び被撮影者B側カメラサ
ービス装置130bへ撮影者102の音声データを送信
し(S2505)、S2502の処理に戻る。入力され
ていないと判定された場合、S2506の処理に移行す
る。次に、被撮影者A側カメラサービス装置130aか
ら高解像度の静止画データAを受信したかどうかの判定
を行う(S2506)。受信していると判定された場
合、高解像度の静止画データAの保存を行い(S250
7)、静止画データBと画像合成を行う(S250
8)。ここで、静止画データBがない場合は、画像合成
を行わなくても良い。表示装置117の静止画表示部4
01に静止画を表示し(S2509)、S2502の処
理に戻る。受信していないと判定された場合、S251
0の処理に移行する。
【0120】次に、被撮影者B側カメラサービス装置1
30bから高解像度の静止画データBを受信したかどう
かの判定を行う(S2510)。受信していると判定さ
れた場合、高解像度の静止画データBの保存を行い(S
2511)、静止画データAと画像合成を行う(S25
12)。ここで、静止画データAがない場合は、画像合
成を行わなくても良い。表示装置117の静止画表示部
401に静止画を表示し(S2513)、S2502の
処理に戻る。受信していないと判定された場合、S25
14の処理に移行する。次に、被撮影者A側カメラサー
ビス装置130a及び被撮影者B側カメラサービス装置
130bから被撮影者A101a及び被撮影者B101
bの音声データを受信したかどうかの判定を行う(S2
514)。受信していると判定された場合、音声出力装
置118に被撮影者A101a及び被撮影者B101b
の音声データを出力し(S2515)、S2502の処
理に戻る。受信していないと判定された場合、S251
6の処理に移行する。
【0121】次に、被撮影者A側カメラサービス装置1
30a及び被撮影者B側カメラサービス装置130bか
ら圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの判定を
行う(S2516)。受信していると判定された場合、
表示装置117の動画表示部120に動画を表示し(S
2517)、S2502の処理に戻る。受信していない
と判定された場合、S2518の処理に移行する。次
に、被撮影者A側カメラサービス装置130a及び被撮
影者B側カメラサービス装置130bへ撮影した静止画
データを送信するかどうかの判定を行う(S251
8)。送信すると判定された場合、静止画データを記録
媒体から読込み(S2519)、被撮影者A側カメラサ
ービス装置130a及び被撮影者B側カメラサービス装
置130bへ静止画データを送信し(S2520)、S
2502の処理に戻る。送信しないと判定された場合、
S2521の処理に移行する。
【0122】次に、撮影を完了するかどうかの判定を行
う(S2521)。完了しないと判定された場合、再
度、S2502以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また、一連の処
理をシステムに適した順番に変更しても良い。このよう
な実施の形態10によるカメラサービスシステムでは、
被撮影者側の回線を複数設けたことで、複数の被撮影者
が距離的に離れている場合にでも、一枚の写真にするこ
とができ、また、確認システムを併用することで、それ
ぞれが出来上がり画像をリアルタイムで確認しながら、
撮影を進行することができるため、同時に複数の被撮影
者が満足できる写真ができる。
【0123】(実施の形態11)以下、本実施の形態1
1について、図8、図27及び図28を用いて説明す
る。なお、実施の形態2との違いは、撮影者側の回線が
複数である点である。図27は、本実施の形態11によ
るカメラサービスシステムの概要を示した図であり、図
において、図6と同一または相当する構成要素について
は同じ符号を用い、その説明を省略する。図27におい
て、102aは撮影者A、102bは撮影者B、102
cは撮影者C、140aは撮影者A側カメラサービス装
置、140bは撮影者B側カメラサービス装置、140
cは撮影者C側カメラサービス装置である。
【0124】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について図28を用いて説明する。なお、
撮影者側カメラサービス装置140a,140b,14
0cの処理手順は、実施の形態2の図5で示した処理手
順と同様であるので、その説明を省略する。図28は、
被撮影者側カメラサービス装置130の処理手順を示し
たフローチャートである。まず、被撮影者側カメラサー
ビス装置130と撮影者A側カメラサービス装置140
a、撮影者B側カメラサービス装置140b及び撮影者
C側カメラサービス装置140cとで公衆回線103を
経由した双方向のデータ通信が可能となるように初期設
定を行う(S2701)。
【0125】次に、撮影者側の回線数のカウントを行い
(S2702)、撮影者側の回線数に応じて、回線毎の
制限時間であるタイマーカウント数を設定する(S27
03)。次に、制限時間内かどうかの判定を行う(S2
704)。制限時間を超えている場合、つぎに接続する
回線の選択を行い(S2705)、回線の接続を行い
(S2706)、S2704の処理に戻る。制限時間を
超えていない場合、S2707処理に移行する。次に、
動画撮影装置112により被撮影者101の動画撮影を
行い(S2707)、現在接続中の撮影者側カメラサー
ビス装置へ圧縮率の高い動画データを送信する(S27
08)。
【0126】次に、現在接続中の撮影者側カメラサービ
ス装置からシャッター信号を受信したかどうかの判定を
行う(S2709)。受信していると判定された場合、
静止画撮影装置111により被撮影者101の静止画撮
影を行い(S2710)、現在接続中の撮影者側カメラ
サービス装置へ高解像度の静止画データを送信し(S2
711)、S2702の処理に戻る。受信していないと
判定された場合、S2712の処理に移行する。次に、
現在接続中の撮影者側カメラサービス装置からポーズ指
示等の音声データを受信したかどうかの判定を行う(S
2712)。受信していると判定された場合、音声出力
装置113に撮影者の音声データを出力し(S271
3)、S2704の処理に戻る。受信していないと判定
された場合、S2714の処理に移行する。
【0127】次に、被撮影者101が音声入力装置11
0に音声を入力したかどうかの判定を行う(S271
4)。入力されていると判定された場合、現在接続中の
撮影者側カメラサービス装置へ被撮影者101の音声デ
ータを送信し(S2715)、S2704の処理に戻
る。入力されていないと判定された場合、S2716処
理に移行する。次に、撮影を完了するかどうかの判定を
行う(S2716)。完了しないと判定された場合、再
度、S2704以降の処理を繰り返す。完了すると判定
された場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の
処理を、割込みを用いて行っても良い。また一連の処理
をシステムに適した順番に変更しても良い。このような
実施の形態11によるカメラサービスシステムでは、撮
影者側の回線を複数設けたことで、一定時間だけモデル
さんにポーズを指定して、自由に撮影することができ
る。
【0128】(実施の形態12)以下、本実施の形態1
2によるカメラサービスシステムについて、図8、図2
9及び図30を用いて説明する。なお、実施の形態2と
の違いは、撮影者側及び被撮影者側の回線が複数である
点である。図29は、実施の形態12によるカメラサー
ビスシステムの概要を示したものであり、図において、
図27と同一または相当する構成要素については同じ符
号を用い、その説明を省略する。図29に示すように、
撮影者側で複数のカメラを用意し、いろいろなアングル
で撮れるように設置する。
【0129】以上のように構成されたカメラサービスシ
ステムの動作について図30を用いて説明する。なお、
本実施の形態13によるカメラサービスシステムにおい
て、撮影者側カメラサービス装置140a,140b,
140cの処理手順は、実施の形態2の図5で示した処
理手順と同様であるので、その説明を省略する。図30
は、撮影者側の処理手順を示したフローチャートであ
る。まず、被撮影者側カメラサービス装置130と撮影
者A側カメラサービス装置140a、撮影者B側カメラ
サービス装置140b及び撮影者C側カメラサービス装
置140cにおいて公衆回線103を経由した双方向の
データ通信が可能となるように初期設定を行う(S29
01)。
【0130】次に、撮影者102は、カメラアングル数
のカウントを行う(S2902)。次に、カメラアング
ルを変更するかどうかの判定を行う(S2903)。変
更すると判定された場合、撮影者102はアングルの選
択を行い(S2904)、回線の再接続を行い(S29
05)、S2903の処理に戻る。変更しないと判定さ
れた場合、S2906の処理に移行する。
【0131】次に、撮影者がシャッターボタンを押した
かどうかの判定を行う(S2906)。押したと判定さ
れた場合、被撮影者側カメラサービス装置130へシャ
ッター信号を送信し(S2907)、S2903の処理
に戻る。押していないと判断した場合、2908の処理
に移行する。次に、撮影者102が音声入力装置119
に音声を入力したかどうかの判定を行う(S290
8)。入力されていると判定された場合、被撮影者側カ
メラサービス装置130へ撮影者の音声データを送信し
(S2909)、S2903の処理に戻る。入力されて
いないと判定された場合、S2910の処理に移行す
る。
【0132】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から高解像度の静止画データを受信したかどうかの判
定を行う(S2910)。受信していると判定された場
合、高解像度の静止画データの保存を行い(S291
1)、撮影者側カメラサービス装置の表示装置117の
静止画表示部401に受信した静止画を表示し(S29
12)、S2903の処理に戻る。受信していないと判
定された場合、S2913の処理に移行する。次に、被
撮影者側カメラサービス装置130から被撮影者101
の音声データを受信したかどうかの判定を行う(S29
13)。受信していると判定された場合、音声出力装置
118から被撮影者101の音声データを出力し(S2
914)、S2903の処理に戻る。受信していないと
判定された場合、S2915の処理に移行する。
【0133】次に、被撮影者側カメラサービス装置13
0から圧縮率の高い動画データを受信したかどうかの判
定を行う(S2915)。受信していると判定された場
合、表示装置117の動画表示部120に受信した動画
を表示し(S2916)、S2903の処理に戻る。受
信していないと判定された場合、S2917の処理に移
行する。次に、撮影を完了するかどうかの判定を行う
(S2917)。完了しないと判定された場合、再度、
S2903以降の処理を繰り返す。完了すると判定され
た場合、一連の処理を終了する。なお、この一連の処理
を、割込みを用いて行っても良い。また一連の処理をシ
ステムに適した順番に変更しても良い。このような実施
の形態12によるカメラサービスシステムでは、撮影者
側の回線と被撮影者側の回線を複数設けたことより、各
撮影者は複数のカメラから1つを選定して、自分の気に
入ったアングルから写真を撮ることができる。
【0134】(実施の形態13)以下に、本実施の形態
13によるカメラサービスシステムについて、図31及
び図32を用いて説明する。なお、実施の形態10との
違いは、複数の被撮影者が1つのバッファを使用するよ
うにした点である。図31は、本実施の形態13による
カメラサービスシステムの概要を示す図である。複数の
被撮影者3010a〜3010dはサーバ3020を経
由して公衆回線103と接続されおり、複数の被撮影者
3010a〜3010dはサーバ3020のバッファ3
021を共有している。また、公衆回線103には、撮
影者側3040a〜3040cが接続されている。ここ
では、被撮影者側カメラサービス装置330がビルであ
り、撮影者側カメラサービス装置3040aはアメリカ
に、撮影者側カメラサービス装置3040bは関西に、
撮影者側カメラサービス装置3040cは関東に設置さ
れているものとする。
【0135】以上のように構成されるカメラサービスシ
ステムの動作について説明する。図32は、撮影者と被
撮影者とのタイムラグを計測する処理手順を示したフロ
ーチャートである。まず、被撮影者側カメラサービス装
置3030と撮影者側カメラサービス装置3040とで
公衆回線103を経由した双方向のデータ通信が可能と
なるように初期設定を行う(S3101)。次に、被撮
影者側カメラサービス装置3030から撮影者側カメラ
サービス装置3040へ静止画データを送信する(S3
102)。次に、タイマーのカウントを行う(S310
3)。次に、撮影者側カメラサービス装置3040から
受信完了信号を受信したかどうかの判定を行う(S31
04)。受信していないと判定された場合、再度、S3
103以降の処理を繰り返す。受信していると判定され
た場合、一連の処理を終了する。
【0136】このような実施の形態13によるカメラサ
ービスシステムでは、被撮影者側カメラサービス装置3
030で、画像データの転送から受信完了通知が届くま
での時間や撮影者までのルータの数を考慮して、サーバ
ー内のバッファ領域を人数分割り当てるようにしたの
で、1つのサーバーに複数のデータを効率良く格納する
ことができる。なお、本発明の実施の形態1から実施の
形態13によるカメラサービスシステムにおいて、図1
2に示されているように、正式版は撮影者側で撮影写真
に撮影者のサインを書き込んで配布するようにすれば、
正式版の写真の付加価値が高くなり、正式版以外の価値
は相対的に低くなる。これにより、盗用防止効果を上げ
ることができる。
【0137】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のカメラサービ
スシステムによれば、公衆回線を利用したカメラサービ
スシステムにおいて、被撮影者の動画撮影を行う動画撮
影手段と、上記被撮影者の静止画撮影を行う静止画撮影
手段と、撮影者と会話を行うための第1の会話手段と、
を有する被撮影者カメラサービス装置と、上記被撮影者
カメラサービス装置から上記公衆回線を介して受信した
動画を表示する動画表示手段と、上記公衆回線を介して
上記被撮影者カメラサービス装置を操作する操作手段
と、上記被撮影者と会話を行うための第2の会話手段
と、を有する撮影者カメラサービス装置と、を備えたこ
とより、従来のように撮影者がわざわざ被撮影者の場所
に行くことなく、写真を撮影することができ、例えば、
有名なプロの写真家に撮影してもらえるなどのサービス
を幅広く提供することができる。
【0138】本発明の請求項2に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項1に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置は、
上記被撮影者側カメラサービス装置より受信した静止画
データを保存する記録手段を備えたことより、撮影者は
撮影した静止画データを保存することができる。
【0139】本発明の請求項3に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項2に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置は、
上記受信した静止画データを表示する静止画表示手段を
備えたことより、撮影者は、撮影した静止画をリアルタ
イムで確認することができる。
【0140】本発明の請求項4に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項3に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置
は、上記撮影者側カメラサービス装置により、上記受信
した静止画データのうち、任意の静止画データが確認用
画像データとして上記被撮影者側カメラサービス装置へ
送信された場合、該送信された確認用画像データを受信
して表示する静止画表示手段を備えたことより、被撮影
者は、撮影者が撮影した静止画をリアルタイムで確認す
ることができる。
【0141】本発明の請求項5に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項4に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置は、
上記撮影者を撮影する撮影手段を備え、上記被撮影者側
カメラサービス装置は、上記撮影者カメラサービス装置
より受信した上記撮影者の画像を表示する表示手段を備
えたことより、撮影者はポーズ等の指示を身振り手振り
で被撮影者に教えることができる。
【0142】本発明の請求項6に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項4に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置は、
上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信する画像デー
タに対し画像処理を行う処理手段を備えたことより、撮
影者から被撮影者へ送信する画像データは完全でないも
のになるため、画像データの盗用を防止することができ
る。
【0143】本発明の請求項7に記載のカメラサービス
システムによれば、公衆回線を利用したカメラサービス
システムにおいて、被撮影者の静止画撮影を行う静止画
撮影手段と、撮影者と会話を行うための第1の会話手段
と、を有する被撮影者カメラサービス装置と、上記被撮
影者カメラサービス装置から上記公衆回線を介して受信
した静止画を表示する静止画表示手段と、上記公衆回線
を介して上記被撮影者カメラサービス装置を操作する操
作手段と、上記被撮影者と会話を行うための第2の会話
手段と、を有する撮影者カメラサービス装置と、を備
え、上記被撮影者側カメラサービス装置は、連続的に撮
影された静止画データを上記撮影者カメラサービス装置
へ送信することより、撮影時にシャッターポイントが遅
れる問題を解決することができる。
【0144】本発明の請求項8に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項1に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置か
ら上記撮影者側カメラサービス装置へ送信される画像デ
ータは、静止画データと動画データのハイブリッドであ
ることより、公衆回線におけるネットワーク負荷を軽く
することができる。
【0145】本発明の請求項9に記載のカメラサービス
システムによれば、請求項1に記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置
は、撮影した静止画データを保存する記録手段と、上記
撮影者側カメラサービス装置から送信された動画フレー
ム番号に対応する静止画データを読込む手段と、を備
え、上記撮影者側カメラサービス装置は、上記動画デー
タより動画フレーム番号を検出し、該検出した上記動画
フレーム番号を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送
信することより、撮影者は公衆回線を経由して、任意の
静止画像を取得することができる。
【0146】本発明の請求項10に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項9記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置
は、画像データを暗号化する暗号化手段を備え、上記撮
影者側カメラサービス装置は、画像データの暗号を解除
する解除手段を備えたことより、記録媒体から被撮影者
の静止画データの盗用を防止することができる。
【0147】本発明の請求項11に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項1記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置は、
正式版の静止画にサインするサイン手段を備えたことよ
り、被撮影者の静止画データの盗用を防止することがで
きる。
【0148】本発明の請求項12に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項1記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置で
ある第1の被撮影者側カメラサービス装置と同一の構成
の第2の被撮影者側カメラサービス装置をさらに備えた
ことより、複数の被撮影者が距離的に離れている場合で
も一枚の写真に合成することができる。
【0149】本発明の請求項13に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項1記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記撮影者側カメラサービス装置であ
る第1の撮影者側カメラサービス装置と同一の構成の第
2の撮影者側カメラサービス装置をさらに備えたことよ
り、撮影者は、一定時間だけ被撮影者にポーズを指定し
て、自由に撮影する可能となる。
【0150】本発明の請求項14に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項1記載のカメラサービスシ
ステムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置
は、上記静止画撮影装置及び上記動画撮影装置を複数備
えたことより、撮影者は、複数の撮影装置から1つを選
定して自分の気に入ったアングルから写真を撮ることが
できる。
【0151】本発明の請求項15に記載のカメラサービ
スシステムによれば、請求項14記載のカメラサービス
システムにおいて、上記被撮影者側カメラサービス装置
は、上記撮影者と上記被撮影者との間のタイムラグを計
測する計測手段と、タイムラグ時間によって記録媒体の
容量を割り当てる割当手段と、を備えたことより、1つ
のサーバに複数の画像データを効率良く格納することが
できる。
【0152】本発明の請求項16に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項1に記載のカメラサービスシス
テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カメ
ラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置
の初期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサ
ービス装置にて、上記被撮影者の動画撮影を行い、該動
画撮影された動画データを上記撮影者側カメラサービス
装置へ送信するステップと、上記撮影者側カメラサービ
ス装置にて上記撮影者がシャッターボタンを押したこと
を検出し、該検出したシャッター信号を上記被撮影者側
カメラサービス装置へ送信するステップと、上記被撮影
者側カメラサービス装置にて上記シャッター信号を受信
し、上記被撮影者の静止画撮影を行うステップと、上記
撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行
うステップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上
記被撮影者側カメラサービス装置から上記動画データを
受信し、該受信した動画データを表示するステップと、
上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
むことより、従来のように撮影者がわざわざ被撮影者の
場所に行くことなく、写真を撮影することができ、例え
ば、有名なプロの写真家に撮影してもらえるなどのサー
ビスを幅広く提供することができる。
【0153】本発明の請求項17に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項16に記載のカメラサービス方
法において、上記静止画撮影した静止画データを上記撮
影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、上記
撮影者側カメラサービス装置にて、上記被撮影者側カメ
ラサービス装置から上記静止画データを受信し、該受信
した静止画データを記録媒体に保存するステップと、を
含むことより、撮影者は撮影した静止画データを保存す
ることができる。
【0154】本発明の請求項18に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項17に記載のカメラサービス方
法において、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記
受信した静止画データを表示するステップを含むことよ
り、撮影者は、撮影した静止画をリアルタイムで確認す
ることができる。
【0155】本発明の請求項19に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項17に記載のカメラサービス方
法において、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記
受信した静止画データのうち、任意の静止画データを確
認用画像データとして上記被撮影者側カメラサービス装
置へ送信するステップと、上記被撮影者側カメラサービ
ス装置にて上記撮影者側カメラサービス装置から上記確
認用画像データを受信し、該受信した確認用画像データ
を表示するステップと、を含むことより、被撮影者は、
撮影者が撮影した静止画をリアルタイムで確認すること
ができる。
【0156】本発明の請求項20に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項18に記載のカメラサービス方
法において、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記
撮影者が上記表示している静止画データを確認後、該静
止画データを上記記録媒体から読み込み、該読み込まれ
た静止画データを確認用画像データとして上記被撮影者
側カメラサービス装置へ送信するステップと、上記被撮
影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カメラサー
ビス装置から上記確認用画像データを受信し、該受信し
た確認用画像データを表示するステップと、を含むこと
より、撮影者が任意の静止画データを被撮影者に送信
し、被撮影者は、受信した静止画を確認することができ
る。
【0157】本発明の請求項21に記載のカメラサービ
ス方法によれば、上記撮影者側カメラサービス装置にて
上記撮影者の撮影を行い、該撮影された画像データを上
記被撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップ
と、上記被撮影者側カメラサービス装置にて、上記撮影
者側カメラサービス装置から上記画像データを受信し、
該受信した画像を表示するステップと、を含むことよ
り、撮影者はポーズ等の指示を身振り手振りで被撮影者
に教えることができる。
【0158】本発明の請求項22に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項20に記載のカメラサービス方
法において、上記被撮影者側へ上記確認用画像データを
送信する前に、該確認用画像データに対して画像処理を
行うステップを含むことより、撮影者から被撮影者へ送
信する画像データは完全でないものになるため、画像デ
ータの盗用を防止することができる。
【0159】本発明の請求項23に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項7に記載のカメラサービスシス
テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カメ
ラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置
の初期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサ
ービス装置にて上記被撮影者の静止画撮影を行い、該撮
影した静止画データを上記撮影者側カメラサービス装置
へ送信するステップと、上記撮影者側カメラサービス装
置にて上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検
出し、上記被撮影者側カメラサービス装置より受信した
静止画データを保存するステップと、上記撮影者側カメ
ラサービス装置にて、上記被撮影者側から静止画データ
を受信し、該受信した静止画データを表示するステップ
と、上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して
会話を行うステップと、上記カメラサービスの提供を終
了するステップと、を含むことより、撮影時にシャッタ
ーポイントが遅れる問題を解決することができる。
【0160】本発明の請求項24に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項1に記載のカメラサービスシス
テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カメ
ラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置
の初期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサ
ービス装置にて上記被撮影者の動画撮影を行い、該撮影
した動画データを上記撮影者側へ送信するステップと、
上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
を行うステップと、上記撮影者側カメラサービス装置に
て上記被撮影者側カメラサービス装置から上記動画デー
タを受信し、該受信した動画データを表示するステップ
と、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が
ポーズ指示を完了する場合、ポーズ指示完了信号を上記
被撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、
上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側か
ら上記ポーズ指示完了信号を受信して上記被撮影者の静
止画撮影を行い、該撮影した静止画データを上記撮影者
側カメラサービス装置へ送信するステップと、上記撮影
者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャッターボ
タンを押したことを検出し、上記被撮影者側カメラサー
ビス装置より受信した上記静止画データを保存するステ
ップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影
者がポーズ指示を開始する場合、ポーズ指示開始信号を
上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップ
と、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者
側カメラサービス装置から上記ポーズ指示開始信号を受
信し、上記カメラサービスを再度行うステップと、上記
カメラサービスの提供を終了するステップと、を含むこ
とより、公衆回線におけるネットワーク負荷を軽くする
ことができる。
【0161】本発明の請求項25に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項1に記載のカメラサービスシス
テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カメ
ラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装置
の初期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラサ
ービス装置にて上記被撮影者の動画撮影を行い、該撮影
された動画データを上記撮影者側カメラサービス装置へ
送信するステップと、上記被撮影者側カメラサービス装
置にて上記被撮影者の静止画撮影を行い、該撮影した静
止画データと該静止画データに対応する動画データとを
記録媒体に保存するステップと、上記撮影者側カメラサ
ービス装置にて上記撮影者がシャッターボタンを押した
ことを検出し、その時点の動画フレーム番号を上記被撮
影者側へ送信するステップと、上記被撮影者側カメラサ
ービス装置にて上記撮影者側カメラサービス装置より動
画フレーム番号を受信し、該受信した動画フレーム番号
に基づいて上記記録媒体から静止画データを読み込み、
該読み込んだ静止画データを上記撮影者側カメラサービ
ス装置へ送信するステップと、上記撮影者側カメラサー
ビス装置にて上記被撮影者側から上記静止画データを受
信し、該受信した静止画データを保存するステップと、
上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
を行うステップと、上記被撮影者側から送信された動画
データを受信し、該受信した動画データを表示するステ
ップと、上記カメラサービスの提供を終了するステップ
と、を含むことより、撮影者は公衆回線を経由して、任
意の静止画データを取得することができる。
【0162】本発明の請求項26に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項25記載のカメラサービス方法
において、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記
被撮影者の静止画撮影を行った後、該撮影した静止画デ
ータを暗号化するステップと、上記撮影者側カメラサー
ビス装置にて上記被撮影者側カメラサービス装置から上
記静止画データを受信後、該受信した静止画データに対
し暗号解除を行うステップを含むことより、記録媒体か
ら被撮影者の静止画データの盗用を防止することができ
る。
【0163】本発明の請求項27に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項16記載のカメラサービス方法
において、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮
影者が正式版の静止画にサインするステップを含むこと
より、被撮影者の静止画データの盗用を防止することが
できる。
【0164】本発明の請求項28に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項16に記載のカメラサービス方
法において、上記撮影者側カメラサービス装置である第
1の撮影者側カメラサービス装置と同一の構成の第2の
撮影者側カメラサービス装置が公衆回線を介して上記被
撮影者側カメラサービス装置と接続されている場合、上
記撮影者側カメラサービス装置にて上記第1の被撮影者
側カメラサービス装置及び上記第2の被撮影者側カメラ
サービス装置より受信した画像データを合成するステッ
プを含むことより、複数の被撮影者が距離的に離れてい
る場合でも一枚の写真に合成することができる。
【0165】本発明の請求項29に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項13に記載のカメラサービスシ
ステムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを
提供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カ
メラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装
置の初期設定を行うステップと、上記被撮影者側カメラ
サービス装置にて上記撮影者側カメラサービス装置の回
線数をカウントするステップと、上記撮影者側カメラサ
ービス装置の回線数に応じて、回線毎の制限時間であり
タイマーカウント数を設定するステップと、上記制限時
間内であるか否かの判定を行い、上記判定の結果、制限
時間を超えている場合、次に接続する回線を選択して、
回線の接続を行い、制限時間を越えていない場合、上記
被撮影者の動画撮影を行い、現在接続中の撮影者側カメ
ラサービス装置へ上記撮影した動画データを送信するス
テップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮
影者がシャッターボタンを押したことを検出し、該検出
したシャッター信号を上記被撮影者側カメラサービス装
置へ送信するステップと、上記被撮影者側カメラサービ
ス装置にて上記現在接続中の撮影者側カメラサービス装
置からシャッター信号を受信し、上記被撮影者の静止画
撮影を行うステップと、上記被撮影者側カメラサービス
装置から上記現在接続中の撮影者側カメラサービス装置
へ上記撮影した静止画データを送信するステップと、上
記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を
行うステップと、上記撮影者側カメラサービス装置にて
上記被撮影者側カメラサービス装置から送信された動画
データを受信し、該受信した動画データを表示するステ
ップと、上記カメラサービスの提供を終了するステップ
と、を含むことより、撮影者は、一定時間だけ被撮影者
にポーズを指定して、自由に撮影する可能となる。
【0166】本発明の請求項30に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項14に記載のカメラサービスシ
ステムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを
提供するカメラサービス方法において、上記撮影者側カ
メラサービス装置及び上記被撮影者側カメラサービス装
置の初期設定を行うステップと、カメラアングル数のカ
ウントを行うステップと、上記撮影者はアングルを選択
して上記カメラアングルを変更し、回線の再接続を行う
ステップと、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上
記被撮影者の動画撮影を行い、該動画撮影した動画デー
タを上記撮影者側カメラサービス装置へ送信するステッ
プと、上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検
出し、上記被撮影者側へシャッター信号を送信するステ
ップと、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮
影者側から送信されたシャッター信号を受信し、上記被
撮影者の静止画撮影を行うステップと、上記撮影者と上
記被撮影者が上記公衆回線を介して会話を行うステップ
と、上記被撮影者側から動画データを受信し、該受信し
た動画データを表示するステップと、上記カメラサービ
スの提供を終了するステップと、を含むことより、撮影
者は、複数の撮影装置から1つを選定して自分の気に入
ったアングルから写真を撮ることができる。
【0167】本発明の請求項31に記載のカメラサービ
ス方法によれば、請求項16に記載のカメラサービス方
法において、上記撮影者と上記被撮影者との間のタイム
ラグを計測するステップと、タイムラグ時間によって記
録媒体の容量を割り当てるステップと、を含むことよ
り、1つのサーバに複数の画像データを効率良く格納す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラサービスシステムの概要を示す図
【図2】カメラサービスシステムにおける被撮影者側の
処理手順を示すフローチャート
【図3】カメラサービスシステムにおける撮影者側の処
理手順を示すフローチャート
【図4】撮影者が撮影写真を確認できるシステムの概要
を示す図
【図5】撮影者が撮影写真を確認できるシステムにおけ
る撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図6】被撮影者が撮影写真を確認できるシステムの概
要を示す図
【図7】被撮影者が撮影写真を確認できるシステムにお
ける被撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図8】被撮影者が撮影写真を確認できるシステムにお
ける撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図9】ポーズ指示サポートシステムの概要を示す図
【図10】ポーズ指示サポートシステムにおける被撮影
者側の処理手順を示すフローチャート
【図11】ポーズ指示サポートシステムにおける撮影者
側の処理手順を示すフローチャート
【図12】画像データ盗用防止システムの概要を示す図
【図13】確認画像データ盗用防止システムにおける撮
影者側の処理手順を示すフローチャート
【図14】被撮影者から撮影者へ静止画データを連続転
送するシステムの概要を示す図
【図15】静止画データの連続転送における被撮影者側
の処理手順を示すフローチャート
【図16】静止画データの連続転送における撮影者側の
処理手順を示すフローチャート
【図17】静止画と動画のハイブリッドデータ転送にお
ける被撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図18】静止画と動画のハイブリッドデータ転送にお
ける撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図19】静止画データを一時的に格納するシステムの
概要を示す図
【図20】静止画データ時差転送における被撮影者側の
処理手順を示すフローチャート
【図21】静止画データ時差転送における撮影者側の処
理手順を示すフローチャート
【図22】バッファ内静止画データ盗用防止システムに
おける被撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図23】バッファ内静止画データ盗用防止システムに
おける撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図24】被撮影者側の回線が複数であるシステムの概
要を示す図
【図25】被撮影者側の回線が複数であるシステムにお
ける被撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図26】被撮影者側の回線が複数であるシステムにお
ける撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図27】撮影者側の回線が複数であるシステムの概要
を示す図
【図28】撮影者側の回線が複数であるシステムにおけ
る被撮影者側の処理手順を示すフローチャート
【図29】撮影者側及び被撮影者側の回線が複数である
システムの概要を示す図
【図30】撮影者側及び被撮影者側の回線が複数である
システムにおける撮影者側の処理手順を示すフローチャ
ート
【図31】複数の被撮影者でバッファを共有するシステ
ムの概要を示す図
【図32】被撮影者側と撮影者側とのタイムラグを計測
する処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
101 被撮影者 102 撮影者 103 公衆回線 110 音声入力装置 111 静止画撮影装置 112 動画撮影装置 113 音声出力装置 114 照明装置 115 制御コントローラ 116 制御コントローラ 117 表示装置 118 音声出力装置 119 音声入力装置 120 動画表示部 130 被撮影者側 140 撮影者側 401 静止画表示部 601 静止画表示部 602 表示装置 901 静止画表示部 902 撮影装置 1801 記録装置 3010 被撮影者 3020 サーバ 3021 バッファ 3030 被撮影者側カメラサービス装置 3040 撮影者側カメラサービス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 文俊 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 越智 啓郎 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 松木 広美 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 六車 直幸 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 阿部 夕美子 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB65 AC01 AC69 5C054 AA01 CC02 CG08 CH01 CH02 CH08 DA09 EA01 EA03 EA05 EA07 FF02 FF03 GB01 GD07 HA00 5C062 AA29 AB17 AB38 AB40 AC02 AC38

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を利用したカメラサービスシス
    テムにおいて、 被撮影者の動画撮影を行う動画撮影手段と、上記被撮影
    者の静止画撮影を行う静止画撮影手段と、撮影者と会話
    を行うための第1の会話手段と、を有する被撮影者カメ
    ラサービス装置と、 上記被撮影者カメラサービス装置から上記公衆回線を介
    して受信した動画を表示する動画表示手段と、上記公衆
    回線を介して上記被撮影者カメラサービス装置を操作す
    る操作手段と、上記被撮影者と会話を行うための第2の
    会話手段と、を有する撮影者カメラサービス装置と、を
    備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置は、 上記被撮影者側カメラサービス装置より受信した静止画
    データを保存する記録手段を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置は、 上記受信した静止画データを表示する静止画表示手段を
    備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、 上記撮影者側カメラサービス装置により、上記受信した
    静止画データのうち、任意の静止画データが確認用画像
    データとして上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信
    された場合、該送信された確認用画像データを受信して
    表示する静止画表示手段を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置は、上記撮影者を撮影
    する撮影手段を備え、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、上記撮影者カメ
    ラサービス装置より受信した上記撮影者の画像を表示す
    る表示手段を備えた、ことを特徴とするカメラサービス
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置は、 上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信する画像デー
    タに対し画像処理を行う処理手段を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  7. 【請求項7】 公衆回線を利用したカメラサービスシス
    テムにおいて、 被撮影者の静止画撮影を行う静止画撮影手段と、撮影者
    と会話を行うための第1の会話手段と、を有する被撮影
    者カメラサービス装置と、 上記被撮影者カメラサービス装置から上記公衆回線を介
    して受信した静止画を表示する静止画表示手段と、上記
    公衆回線を介して上記被撮影者カメラサービス装置を操
    作する操作手段と、上記被撮影者と会話を行うための第
    2の会話手段と、を有する撮影者カメラサービス装置
    と、を備え、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、連続的に撮影さ
    れた静止画データを上記撮影者カメラサービス装置へ送
    信する、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置から上記撮影者側カ
    メラサービス装置へ送信される画像データは、静止画デ
    ータと動画データのハイブリッドである、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のカメラサービスシステム
    において、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、撮影した静止画
    データを保存する記録手段と、上記撮影者側カメラサー
    ビス装置から送信された動画フレーム番号に対応する静
    止画データを読込む手段と、を備え、 上記撮影者側カメラサービス装置は、上記動画データよ
    り動画フレーム番号を検出し、該検出した上記動画フレ
    ーム番号を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信す
    る、ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、画像データを暗
    号化する暗号化手段を備え、 上記撮影者側カメラサービス装置は、画像データの暗号
    を解除する解除手段を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置は、正式版の静止画に
    サインするサイン手段を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置である第1の被撮影
    者側カメラサービス装置と同一の構成の第2の被撮影者
    側カメラサービス装置をさらに備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記撮影者側カメラサービス装置である第1の撮影者側
    カメラサービス装置と同一の構成の第2の撮影者側カメ
    ラサービス装置をさらに備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のカメラサービスシステ
    ムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、上記静止画撮影
    装置及び上記動画撮影装置を複数備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のカメラサービスシス
    テムにおいて、 上記被撮影者側カメラサービス装置は、 上記撮影者と上記被撮影者との間のタイムラグを計測す
    る計測手段と、タイムラグ時間によって記録媒体の容量
    を割り当てる割当手段と、を備えた、 ことを特徴とするカメラサービスシステム。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載のカメラサービスシス
    テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
    供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて、上記被撮影者
    の動画撮影を行い、該動画撮影された動画データを上記
    撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャ
    ッターボタンを押したことを検出し、該検出したシャッ
    ター信号を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信す
    るステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記シャッター
    信号を受信し、上記被撮影者の静止画撮影を行うステッ
    プと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者側カ
    メラサービス装置から上記動画データを受信し、該受信
    した動画データを表示するステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のカメラサービス方
    法において、 上記静止画撮影した静止画データを上記撮影者側カメラ
    サービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて、上記被撮影者側
    カメラサービス装置から上記静止画データを受信し、該
    受信した静止画データを記録媒体に保存するステップ
    と、を含む、ことを特徴とするカメラサービス方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記受信した静止
    画データを表示するステップを含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記受信した静止
    画データのうち、任意の静止画データを確認用画像デー
    タとして上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信する
    ステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
    メラサービス装置から上記確認用画像データを受信し、
    該受信した確認用画像データを表示するステップと、を
    含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が上記
    表示している静止画データを確認後、該静止画データを
    上記記録媒体から読み込み、該読み込まれた静止画デー
    タを確認用画像データとして上記被撮影者側カメラサー
    ビス装置へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
    メラサービス装置から上記確認用画像データを受信し、
    該受信した確認用画像データを表示するステップと、を
    含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者の撮影
    を行い、該撮影された画像データを上記被撮影者側カメ
    ラサービス装置へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて、上記撮影者側
    カメラサービス装置から上記画像データを受信し、該受
    信した画像を表示するステップと、を含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載のカメラサービス方
    法において、 上記被撮影者側へ上記確認用画像データを送信する前
    に、該確認用画像データに対して画像処理を行うステッ
    プを含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  23. 【請求項23】 請求項7に記載のカメラサービスシス
    テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
    供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    静止画撮影を行い、該撮影した静止画データを上記撮影
    者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャ
    ッターボタンを押したことを検出し、上記被撮影者側カ
    メラサービス装置より受信した静止画データを保存する
    ステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて、上記被撮影者側
    から静止画データを受信し、該受信した静止画データを
    表示するステップと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載のカメラサービスシス
    テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
    供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    動画撮影を行い、該撮影した動画データを上記撮影者側
    へ送信するステップと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者側カ
    メラサービス装置から上記動画データを受信し、該受信
    した動画データを表示するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がポー
    ズ指示を完了する場合、ポーズ指示完了信号を上記被撮
    影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側か
    ら上記ポーズ指示完了信号を受信して上記被撮影者の静
    止画撮影を行い、該撮影した静止画データを上記撮影者
    側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャ
    ッターボタンを押したことを検出し、上記被撮影者側カ
    メラサービス装置より受信した上記静止画データを保存
    するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がポー
    ズ指示を開始する場合、ポーズ指示開始信号を上記被撮
    影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
    メラサービス装置から上記ポーズ指示開始信号を受信
    し、上記カメラサービスを再度行うステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載のカメラサービスシス
    テムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを提
    供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    動画撮影を行い、該撮影された動画データを上記撮影者
    側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    静止画撮影を行い、該撮影した静止画データと該静止画
    データに対応する動画データとを記録媒体に保存するス
    テップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャ
    ッターボタンを押したことを検出し、その時点の動画フ
    レーム番号を上記被撮影者側へ送信するステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
    メラサービス装置より動画フレーム番号を受信し、該受
    信した動画フレーム番号に基づいて上記記録媒体から静
    止画データを読み込み、該読み込んだ静止画データを上
    記撮影者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者側か
    ら上記静止画データを受信し、該受信した静止画データ
    を保存するステップと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記被撮影者側から送信された動画データを受信し、該
    受信した動画データを表示するステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のカメラサービス方法
    において、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    静止画撮影を行った後、該撮影した静止画データを暗号
    化するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者側カ
    メラサービス装置から上記静止画データを受信後、該受
    信した静止画データに対し暗号解除を行うステップを含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  27. 【請求項27】 請求項16記載のカメラサービス方法
    において、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者が正式
    版の静止画にサインするステップを含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  28. 【請求項28】 請求項16に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者側カメラサービス装置である第1の撮影者側
    カメラサービス装置と同一の構成の第2の撮影者側カメ
    ラサービス装置が公衆回線を介して上記被撮影者側カメ
    ラサービス装置と接続されている場合、上記撮影者側カ
    メラサービス装置にて上記第1の被撮影者側カメラサー
    ビス装置及び上記第2の被撮影者側カメラサービス装置
    より受信した画像データを合成するステップを含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  29. 【請求項29】 請求項13に記載のカメラサービスシ
    ステムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを
    提供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者側カ
    メラサービス装置の回線数をカウントするステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置の回線数に応じて、回
    線毎の制限時間でありタイマーカウント数を設定するス
    テップと、 上記制限時間内であるか否かの判定を行い、上記判定の
    結果、制限時間を超えている場合、次に接続する回線を
    選択して、回線の接続を行い、制限時間を越えていない
    場合、上記被撮影者の動画撮影を行い、現在接続中の撮
    影者側カメラサービス装置へ上記撮影した動画データを
    送信するステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者がシャ
    ッターボタンを押したことを検出し、該検出したシャッ
    ター信号を上記被撮影者側カメラサービス装置へ送信す
    るステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記現在接続中
    の撮影者側カメラサービス装置からシャッター信号を受
    信し、上記被撮影者の静止画撮影を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置から上記現在接続中
    の撮影者側カメラサービス装置へ上記撮影した静止画デ
    ータを送信するステップと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者側カ
    メラサービス装置から送信された動画データを受信し、
    該受信した動画データを表示するステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  30. 【請求項30】 請求項14に記載のカメラサービスシ
    ステムを利用して撮影者が被撮影者にカメラサービスを
    提供するカメラサービス方法において、 上記撮影者側カメラサービス装置及び上記被撮影者側カ
    メラサービス装置の初期設定を行うステップと、 カメラアングル数のカウントを行うステップと、上記撮
    影者はアングルを選択して上記カメラアングルを変更
    し、回線の再接続を行うステップと、 上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記被撮影者の
    動画撮影を行い、該動画撮影した動画データを上記撮影
    者側カメラサービス装置へ送信するステップと、 上記撮影者がシャッターボタンを押したことを検出し、
    上記被撮影者側へシャッター信号を送信するステップ
    と、上記被撮影者側カメラサービス装置にて上記撮影者
    側から送信されたシャッター信号を受信し、上記被撮影
    者の静止画撮影を行うステップと、 上記撮影者と上記被撮影者が上記公衆回線を介して会話
    を行うステップと、 上記被撮影者側から動画データを受信し、該受信した動
    画データを表示するステップと、 上記カメラサービスの提供を終了するステップと、を含
    む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
  31. 【請求項31】 請求項16に記載のカメラサービス方
    法において、 上記撮影者と上記被撮影者との間のタイムラグを計測す
    るステップと、タイムラグ時間によって記録媒体の容量
    を割り当てるステップと、を含む、 ことを特徴とするカメラサービス方法。
JP2001178237A 2001-06-13 2001-06-13 カメラサービスシステム及びカメラサービス方法 Pending JP2002374451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178237A JP2002374451A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 カメラサービスシステム及びカメラサービス方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001178237A JP2002374451A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 カメラサービスシステム及びカメラサービス方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002374451A true JP2002374451A (ja) 2002-12-26

Family

ID=19018970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001178237A Pending JP2002374451A (ja) 2001-06-13 2001-06-13 カメラサービスシステム及びカメラサービス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002374451A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163613A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Omron Entertainment Kk 写真シール販売機および方法、並びにプログラム
JP2006227722A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Make Softwear:Kk 写真撮影装置、および写真自動販売機
KR101843920B1 (ko) * 2016-12-26 2018-03-30 주식회사 에듀템 동영상 원격 제작 및 배포 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163613A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Omron Entertainment Kk 写真シール販売機および方法、並びにプログラム
JP4650671B2 (ja) * 2004-12-03 2011-03-16 フリュー株式会社 写真シール作成方法
JP2006227722A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Make Softwear:Kk 写真撮影装置、および写真自動販売機
KR101843920B1 (ko) * 2016-12-26 2018-03-30 주식회사 에듀템 동영상 원격 제작 및 배포 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2119233B1 (en) Mobile video conference terminal with face recognition
JP6534655B2 (ja) プレビューイメージの表示方法および装置
WO2004105383A1 (ja) 撮像システム
JP2005136535A (ja) 情報処理装置、携帯電子機器および撮影制限システム
JP2013110738A (ja) 画像通信装置および撮像装置
JP2003179840A (ja) 電子カメラ、電子機器、画像伝送システムおよび画像伝送方法
JP6445707B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP2017201753A (ja) ネットワークシステム及びその制御方法
US20220353410A1 (en) Apparatus and method for remote image capture with automatic subject selection
WO2018076883A1 (zh) 视频拍摄盒及视频拍摄方法、装置和存储介质
JP2012050011A (ja) 撮影システム、撮影制御方法、撮影装置およびプログラム
JP4583717B2 (ja) 撮像装置及び方法、画像情報提供システム、プログラム、並びに制御装置
JP2002374451A (ja) カメラサービスシステム及びカメラサービス方法
JP2003219389A (ja) 映像配信方法及びシステム及び装置及びユーザ端末及び映像配信プログラム及び映像配信プログラムを格納した記憶媒体
GB2583801A (en) Image capturing apparatus, and control method and program thereof
JP2013187826A (ja) 撮像装置、撮像システム、及び撮像方法
JP4274416B2 (ja) 撮像装置制御方法および装置並びにプログラム
JP6426969B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、システム、並びにプログラム
CN105900052B (zh) 摄像装置、摄像系统、摄像装置的控制方法和摄像装置的控制程序
JP2004140799A (ja) 撮像装置制御方法および装置並びにプログラム
JP4206489B2 (ja) 撮影可否判定装置、撮影システム、撮影可否判定方法、撮影可否判定プログラム、および、記録媒体
JP2021125789A (ja) 映像処理装置、映像処理システム、映像処理方法、及びコンピュータプログラム
JP4851395B2 (ja) 撮像装置及び画像通信システム
JP2015019215A (ja) 撮像装置及び撮像方法
WO2014140135A1 (en) Emergency photo function and portable device including such an emergency photo function