JP2002374250A - 通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び通信システム並びにプログラム - Google Patents
通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び通信システム並びにプログラムInfo
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- JP2002374250A JP2002374250A JP2001182400A JP2001182400A JP2002374250A JP 2002374250 A JP2002374250 A JP 2002374250A JP 2001182400 A JP2001182400 A JP 2001182400A JP 2001182400 A JP2001182400 A JP 2001182400A JP 2002374250 A JP2002374250 A JP 2002374250A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的大規模なオープン通信システムにおけ
るサーバ・クライアントのシステム再編成や新規導入に
おける情報の登録又は変更設定の作業を省力化する。 【解決手段】 運用サーバ1が、通信ネットワークにお
ける全ての構成情報を保持して、構成情報の追加、削除
又は変更を実行し、この変更情報を必要なノードに通知
する。業務サーバ2が、通信ネットワーク上の末端シス
テム単位に配置され、この末端システム組織内で収容す
るクライアント3の管理及び運用を、運用サーバ1の指
示に基づいて行う。クライアント3が、業務サーバ2が
保持する情報の処理に基づいて情報処理を行う。運用サ
ーバ1が、業務サーバ2又はクライアント3ドにIPア
ドレスと別の識別符号及び、この識別符号と別のノード
名を自動的に付与して、業務サーバ2又はクライアント
3のネットワーク構成情報を自動的又は手動設定によっ
て登録し、又は変更設定する。
るサーバ・クライアントのシステム再編成や新規導入に
おける情報の登録又は変更設定の作業を省力化する。 【解決手段】 運用サーバ1が、通信ネットワークにお
ける全ての構成情報を保持して、構成情報の追加、削除
又は変更を実行し、この変更情報を必要なノードに通知
する。業務サーバ2が、通信ネットワーク上の末端シス
テム単位に配置され、この末端システム組織内で収容す
るクライアント3の管理及び運用を、運用サーバ1の指
示に基づいて行う。クライアント3が、業務サーバ2が
保持する情報の処理に基づいて情報処理を行う。運用サ
ーバ1が、業務サーバ2又はクライアント3ドにIPア
ドレスと別の識別符号及び、この識別符号と別のノード
名を自動的に付与して、業務サーバ2又はクライアント
3のネットワーク構成情報を自動的又は手動設定によっ
て登録し、又は変更設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模なオープン
通信システムにおいて、サーバ・クライアントの構成変
更や新規導入時における構成情報の追加、削除又は変更
を行う、通信システムにおけるネットワーク構成情報の
登録・変更設定の方法及びその通信システム並びにプロ
グラムに関する。
通信システムにおいて、サーバ・クライアントの構成変
更や新規導入時における構成情報の追加、削除又は変更
を行う、通信システムにおけるネットワーク構成情報の
登録・変更設定の方法及びその通信システム並びにプロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模なオープン通信システムに
おいては、次に様よう課題がある。 (1)運用サーバのような特定ノードにおいてシステム
全体の通信ネットワーク(適宜、NWと略記する)構成
情報を一括管理する通信方式では、システムの導入時や
大規模なNW構成変更などが発生した場合に、その構成
変更や新規導入(新規登録)の作業の負担が多大であ
る。
おいては、次に様よう課題がある。 (1)運用サーバのような特定ノードにおいてシステム
全体の通信ネットワーク(適宜、NWと略記する)構成
情報を一括管理する通信方式では、システムの導入時や
大規模なNW構成変更などが発生した場合に、その構成
変更や新規導入(新規登録)の作業の負担が多大であ
る。
【0003】(2)各末端構成における業務サーバやク
ライアントの導入時に、現地作業者による作業誤りによ
る導入失敗が多い。
ライアントの導入時に、現地作業者による作業誤りによ
る導入失敗が多い。
【0004】これらを解決する技術として、特開平10
−334020号「大規模オープンシステムの構成変更
方式」、及び特開平11−27285号「ネットワーク
管理システム及び記録媒体」が知られている。前者の従
来例は、大規模オープンシステムにおける構成管理にお
いて、構成変更の同期外れを抑止している。また、後者
の従来例では、ネットワークの稼働管理、構成管理及び
資源管理の三つの管理システムにおける管理情報を管理
システム相互間で同時、かつ、相互に連携して更新し、
各管理情報を実際の運用に適合させている。
−334020号「大規模オープンシステムの構成変更
方式」、及び特開平11−27285号「ネットワーク
管理システム及び記録媒体」が知られている。前者の従
来例は、大規模オープンシステムにおける構成管理にお
いて、構成変更の同期外れを抑止している。また、後者
の従来例では、ネットワークの稼働管理、構成管理及び
資源管理の三つの管理システムにおける管理情報を管理
システム相互間で同時、かつ、相互に連携して更新し、
各管理情報を実際の運用に適合させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、構成変更や新規導入の作業の負担が多大であり、
また、作業者による作業誤りによる導入失敗も多発す
る。上記公報における従来例では、サーバ・クライアン
トのシステム再編成や新規導入時における構成情報の追
加、削除又は変更の省力化に対する改善の余地がある。
では、構成変更や新規導入の作業の負担が多大であり、
また、作業者による作業誤りによる導入失敗も多発す
る。上記公報における従来例では、サーバ・クライアン
トのシステム再編成や新規導入時における構成情報の追
加、削除又は変更の省力化に対する改善の余地がある。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、比較的大規模なオープン通
信システムにおけるサーバ・クライアントのシステム再
編成及び新規導入時における構成情報の追加、削除又は
変更の作業量が低減して、その省力化が可能になる、通
信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更
設定の方法及びその通信システム並びにプログラムの提
供を目的とする。
課題を解決するものであり、比較的大規模なオープン通
信システムにおけるサーバ・クライアントのシステム再
編成及び新規導入時における構成情報の追加、削除又は
変更の作業量が低減して、その省力化が可能になる、通
信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更
設定の方法及びその通信システム並びにプログラムの提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は運用ノードに接続される業務ノードがクラ
イアントノードを収容した通信システムにおけるネット
ワーク構成情報の登録・変更設定を行う方法であり、前
記運用ノードが、前記業務ノード又はクライアントノー
ドにIPアドレスとは別の識別符号を自動的に付加する
段階と、前記運用ノードが、識別符号とは別のノード名
を自動的に付与する段階と、前記運用ノードが、付与し
た識別符号及びノード名に基づいて前記業務ノード又は
クライアントノードのネットワーク構成情報を自動的又
は手動的に登録し又は変更設定する段階とを有すること
を特徴としている。
に、本発明は運用ノードに接続される業務ノードがクラ
イアントノードを収容した通信システムにおけるネット
ワーク構成情報の登録・変更設定を行う方法であり、前
記運用ノードが、前記業務ノード又はクライアントノー
ドにIPアドレスとは別の識別符号を自動的に付加する
段階と、前記運用ノードが、識別符号とは別のノード名
を自動的に付与する段階と、前記運用ノードが、付与し
た識別符号及びノード名に基づいて前記業務ノード又は
クライアントノードのネットワーク構成情報を自動的又
は手動的に登録し又は変更設定する段階とを有すること
を特徴としている。
【0008】本発明の方法は、前記ネットワーク構成情
報を自動的又は手動的に登録又は変更設定する段階にお
いて、業務ノード又はクライアントノードに予め記録さ
れている、それぞれの業務内容を示す種別情報と、この
業務内容を示す種別情報のそれぞれのIPアドレスから
判別される設置先の情報に基づいて、業務ノード及びク
ライアントノードのマスター・スレーブ関係を運用ノー
ドが自動的に決定し、かつ、この決定後に業務ノード又
はクライアントノードに登録又は変更設定にかかる情報
を自動的又は手動的に送信することを特徴としている。
報を自動的又は手動的に登録又は変更設定する段階にお
いて、業務ノード又はクライアントノードに予め記録さ
れている、それぞれの業務内容を示す種別情報と、この
業務内容を示す種別情報のそれぞれのIPアドレスから
判別される設置先の情報に基づいて、業務ノード及びク
ライアントノードのマスター・スレーブ関係を運用ノー
ドが自動的に決定し、かつ、この決定後に業務ノード又
はクライアントノードに登録又は変更設定にかかる情報
を自動的又は手動的に送信することを特徴としている。
【0009】本発明は、運用ノードに接続される業務ノ
ードがクライアントノードを収容した通信システムにお
けるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法にお
いて、前記運用ノードが、業務ノード又はクライアント
ノードの接続元ノードからの接続要求を受け取ってIP
アドレスを取得する段階と、この取得したIPアドレス
及びデータベース情報からデータベース処理によって接
続元ノードのノード識別符号及びノード名を決定する段
階と、IPアドレスがデータベース処理に含まれない場
合に予め定めた規則に基づいて通信ネットワーク情報を
生成する段階と、IPアドレス及び接続元ノードの業務
内容を示す業務種別識別符号に基づいてデータベース処
理による検索結果及び振り分け規則から接続元ノードの
上位ノードを決定する段階と、検索結果及び振り分け規
則を含む情報をデータベース処理に追加する段階と、こ
のデータベース処理への追加から構成変更が必要なノー
ドの一覧情報とノードに送信する変更情報又は初期構成
情報を抽出する段階と、一覧情報の各ノードに対し、変
更情報又は初期構成情報を送信する段階とを有すること
を特徴としている。
ードがクライアントノードを収容した通信システムにお
けるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法にお
いて、前記運用ノードが、業務ノード又はクライアント
ノードの接続元ノードからの接続要求を受け取ってIP
アドレスを取得する段階と、この取得したIPアドレス
及びデータベース情報からデータベース処理によって接
続元ノードのノード識別符号及びノード名を決定する段
階と、IPアドレスがデータベース処理に含まれない場
合に予め定めた規則に基づいて通信ネットワーク情報を
生成する段階と、IPアドレス及び接続元ノードの業務
内容を示す業務種別識別符号に基づいてデータベース処
理による検索結果及び振り分け規則から接続元ノードの
上位ノードを決定する段階と、検索結果及び振り分け規
則を含む情報をデータベース処理に追加する段階と、こ
のデータベース処理への追加から構成変更が必要なノー
ドの一覧情報とノードに送信する変更情報又は初期構成
情報を抽出する段階と、一覧情報の各ノードに対し、変
更情報又は初期構成情報を送信する段階とを有すること
を特徴としている。
【0010】本発明の方法は、前記データベース処理と
して、現在のシステム構成の全情報を保持したノード、
通信ネットワーク、設置先及び業務種別のそれぞれの情
報と、ノード名決定におけるノード識別符号とノード名
の付加のための情報を格納したノード命名規則と、新規
ノードの上位ノードを決定する情報を格納したノード振
り分け規則と、取得されたIPアドレスの所属通信ネッ
トワークを決定する情報を格納した通信ネットワーク振
り分け規則と、前記ノード、通信ネットワーク、設置先
及び業務種別のそれぞれの情報に反映させる予定情報を
格納したノード、通信ネットワーク、設置先及び業務種
別情報登録の順列情報とを有することを特徴としてい
る。
して、現在のシステム構成の全情報を保持したノード、
通信ネットワーク、設置先及び業務種別のそれぞれの情
報と、ノード名決定におけるノード識別符号とノード名
の付加のための情報を格納したノード命名規則と、新規
ノードの上位ノードを決定する情報を格納したノード振
り分け規則と、取得されたIPアドレスの所属通信ネッ
トワークを決定する情報を格納した通信ネットワーク振
り分け規則と、前記ノード、通信ネットワーク、設置先
及び業務種別のそれぞれの情報に反映させる予定情報を
格納したノード、通信ネットワーク、設置先及び業務種
別情報登録の順列情報とを有することを特徴としてい
る。
【0011】本発明の方法は、前記業務ノードにおい
て、当該業務ノードが初めて起動された場合に、当該業
務ノードに運用ノードから受け取った初期構成情報をデ
ータベース処理に反映させる段階と、当該業務ノードに
対する構成情報変更に対する予め登録している情報との
差分である変更情報を運用ノードから受け取ってデータ
ベース処理に反映させる段階と、この受け取った初期情
報又は変更情報を当該業務ノードに適用する構成情報適
用処理を実行する段階とを有することを特徴としてい
る。
て、当該業務ノードが初めて起動された場合に、当該業
務ノードに運用ノードから受け取った初期構成情報をデ
ータベース処理に反映させる段階と、当該業務ノードに
対する構成情報変更に対する予め登録している情報との
差分である変更情報を運用ノードから受け取ってデータ
ベース処理に反映させる段階と、この受け取った初期情
報又は変更情報を当該業務ノードに適用する構成情報適
用処理を実行する段階とを有することを特徴としてい
る。
【0012】本発明の方法は、前記クライアントノード
が、当該クライアントノードが初めて起動された場合
に、当該クライアントノードに運用ノードから受け取っ
た初期構成情報をデータベース処理に反映させる段階
と、当該クライアントノードに対する構成情報変更に対
する予め登録している情報との差分である変更情報を運
用ノードから受け取ってデータベース処理に反映させる
段階と、この受け取った初期情報又は変更情報を当該ク
ライアントノードに適用する構成情報適用処理を実行す
る段階とを有することを特徴としている。
が、当該クライアントノードが初めて起動された場合
に、当該クライアントノードに運用ノードから受け取っ
た初期構成情報をデータベース処理に反映させる段階
と、当該クライアントノードに対する構成情報変更に対
する予め登録している情報との差分である変更情報を運
用ノードから受け取ってデータベース処理に反映させる
段階と、この受け取った初期情報又は変更情報を当該ク
ライアントノードに適用する構成情報適用処理を実行す
る段階とを有することを特徴としている。
【0013】本発明の方法は、前記データベース処理に
おける情報が、ノード情報、通信ネットワーク情報、設
置先情報及び業務種別情報であることを特徴としてい
る。
おける情報が、ノード情報、通信ネットワーク情報、設
置先情報及び業務種別情報であることを特徴としてい
る。
【0014】本発明の方法は、前記規則を、運用状態に
対応して変更することを特徴としている。
対応して変更することを特徴としている。
【0015】本発明の方法は、前記業務種別識別符号
が、業務ノード又はクライアントノードのそれぞれが受
け持つ業務の種別を示す外部記憶媒体に記憶した数種類
のパターンからなる識別子であることを特徴としてい
る。
が、業務ノード又はクライアントノードのそれぞれが受
け持つ業務の種別を示す外部記憶媒体に記憶した数種類
のパターンからなる識別子であることを特徴としてい
る。
【0016】本発明の大規模通信システムは、大規模な
通信ネットワークの構成情報の登録・変更設定を行うも
のであり、通信ネットワークにおける全ての構成情報を
保持し、構成情報の追加、削除又は変更を実行し、この
変更情報を必要なノードに通知する運用サーバと、前記
通信ネットワーク上の末端システム単位ごとに配置さ
れ、この末端システムで収容するクライアントの管理及
び運用を、前記運用サーバの指示制御に基づいて行う業
務サーバと、前記業務サーバが保持する情報の処理に基
づいた情報処理を行うクライアントとを有し、前記運用
サーバが、前記業務サーバ又はクライアントノードに、
IPアドレスとは別の識別符号及び、この識別符号とは
別のノード名を自動的に付与し、この付与した識別符号
を及びノード名に基づいて前記業務サーバ又はクライア
ントのネットワーク構成情報を自動的又は手動的に登録
又は変更設定することを特徴としている。
通信ネットワークの構成情報の登録・変更設定を行うも
のであり、通信ネットワークにおける全ての構成情報を
保持し、構成情報の追加、削除又は変更を実行し、この
変更情報を必要なノードに通知する運用サーバと、前記
通信ネットワーク上の末端システム単位ごとに配置さ
れ、この末端システムで収容するクライアントの管理及
び運用を、前記運用サーバの指示制御に基づいて行う業
務サーバと、前記業務サーバが保持する情報の処理に基
づいた情報処理を行うクライアントとを有し、前記運用
サーバが、前記業務サーバ又はクライアントノードに、
IPアドレスとは別の識別符号及び、この識別符号とは
別のノード名を自動的に付与し、この付与した識別符号
を及びノード名に基づいて前記業務サーバ又はクライア
ントのネットワーク構成情報を自動的又は手動的に登録
又は変更設定することを特徴としている。
【0017】本発明の通信システムは、前記運用サーバ
が、業務サーバ又はクライアントに予め記憶媒体に格納
されている、それぞれの業務内容を示す種別情報と、こ
のそれぞれのIPアドレスから判別される設置先の情報
に基づいて、業務サーバ及びクライアントのマスター・
スレーブ関係を自動的に決定して、前記業務サーバ又は
クライアントに構成情報を自動的又は手動設定によって
送信することを特徴としている。
が、業務サーバ又はクライアントに予め記憶媒体に格納
されている、それぞれの業務内容を示す種別情報と、こ
のそれぞれのIPアドレスから判別される設置先の情報
に基づいて、業務サーバ及びクライアントのマスター・
スレーブ関係を自動的に決定して、前記業務サーバ又は
クライアントに構成情報を自動的又は手動設定によって
送信することを特徴としている。
【0018】本発明のプログラムは、大規模通信システ
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定を実
行する際の運用ノードにおいて、対向ノードIPアドレ
ス取得、ノード命名、付帯情報生成及びノード振り分け
のそれぞれ処理を順番に実行する処理と、前記順番の実
行結果に基づいて構成変更登録をデータベース処理に書
き込む自動登録によって構成変更の差分を抽出する処理
と、前記運用ノードが、前記構成変更の差分抽出による
情報を業務ノード又はクライアントノードに自動送信す
る処理と、新たな構成情報を業務ノード又はクライアン
トノードへ自動的又は手動設定によって送信する処理
と、前記構成情報差分及び前記新規構成情報転送の処理
が終了した後に構成情報をデータベース処理に反映させ
る処理をコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定を実
行する際の運用ノードにおいて、対向ノードIPアドレ
ス取得、ノード命名、付帯情報生成及びノード振り分け
のそれぞれ処理を順番に実行する処理と、前記順番の実
行結果に基づいて構成変更登録をデータベース処理に書
き込む自動登録によって構成変更の差分を抽出する処理
と、前記運用ノードが、前記構成変更の差分抽出による
情報を業務ノード又はクライアントノードに自動送信す
る処理と、新たな構成情報を業務ノード又はクライアン
トノードへ自動的又は手動設定によって送信する処理
と、前記構成情報差分及び前記新規構成情報転送の処理
が終了した後に構成情報をデータベース処理に反映させ
る処理をコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。
【0019】本発明のプログラムは、大規模通信システ
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定を実
行する際の業務ノード及びクライアントノードのそれぞ
れにおいて、新規構成情報の取得を運用ノードに要求す
る処理と、構成変更の差分抽出による情報を受け取って
データベース処理に反映させる処理と、転送されてきた
新規構成情報を受け取ってデータベース処理に反映させ
る処理をコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定を実
行する際の業務ノード及びクライアントノードのそれぞ
れにおいて、新規構成情報の取得を運用ノードに要求す
る処理と、構成変更の差分抽出による情報を受け取って
データベース処理に反映させる処理と、転送されてきた
新規構成情報を受け取ってデータベース処理に反映させ
る処理をコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。
【0020】このような本発明では、運用ノード(運用
サーバ)が、対象となる業務ノード(業務サーバ)及び
クライアントにIPアドレスとは別の識別符号を自動的
に付加し、かつ、ノード名をノード識別符号とは別に付
与している。そして、この付与した識別符号及びノード
名に基づいて前記業務ノード又はクライアントノードの
ネットワーク構成情報を自動的又は手動的に登録又は変
更設定している。これによって、業務ノード及びクライ
アントのシステム内における自己装置の識別が不明瞭に
ならずに、ノードの一意性が保証されるとともに、ノー
ド名及びIPアドレスの変更可能性が同時に確保され
る。
サーバ)が、対象となる業務ノード(業務サーバ)及び
クライアントにIPアドレスとは別の識別符号を自動的
に付加し、かつ、ノード名をノード識別符号とは別に付
与している。そして、この付与した識別符号及びノード
名に基づいて前記業務ノード又はクライアントノードの
ネットワーク構成情報を自動的又は手動的に登録又は変
更設定している。これによって、業務ノード及びクライ
アントのシステム内における自己装置の識別が不明瞭に
ならずに、ノードの一意性が保証されるとともに、ノー
ド名及びIPアドレスの変更可能性が同時に確保され
る。
【0021】例えば、従来、ノード識別符号を手動で付
加する場合のように煩雑な作業が不要になる。すなわ
ち、ノード名及びIPアドレスの変更が容易ではない通
信システムにおける全ての業務ノード及びクライアント
に対する識別符号を、その手動操作で設定する手順とと
もに、対応する内容を、保守者(又は管理者)が事前に
決定しておく必要がなくなる。
加する場合のように煩雑な作業が不要になる。すなわ
ち、ノード名及びIPアドレスの変更が容易ではない通
信システムにおける全ての業務ノード及びクライアント
に対する識別符号を、その手動操作で設定する手順とと
もに、対応する内容を、保守者(又は管理者)が事前に
決定しておく必要がなくなる。
【0022】この結果、設定作業が簡素化され、また、
人為的な設定誤り発生時の修正も容易になる。すなわ
ち、通信ネットワーク構成の変更時に、運用ノード上で
の事前の登録作業が大幅に低減して、比較的大規模なオ
ープン通信システムにおけるサーバ・クライアントのシ
ステム再編成及び新規導入時における構成情報の追加、
削除又は変更の作業量が低減して、その省力化が可能に
なる。
人為的な設定誤り発生時の修正も容易になる。すなわ
ち、通信ネットワーク構成の変更時に、運用ノード上で
の事前の登録作業が大幅に低減して、比較的大規模なオ
ープン通信システムにおけるサーバ・クライアントのシ
ステム再編成及び新規導入時における構成情報の追加、
削除又は変更の作業量が低減して、その省力化が可能に
なる。
【0023】また、本発明は、予め業務サーバ及びクラ
イアントの記録媒体上に記録されている業務種別情報
と、そのIPアドレスから判別できる設置先の情報(例
えば、店舗ごとの各種情報)に基づいて、業務ノード
(サーバ)及びクライアントのマスター・スレーブ関係
を運用ノードが自動的に決定され、かつ、業務ノード及
びクライアントに構成情報を自動的又は手動設定によっ
て送信している。
イアントの記録媒体上に記録されている業務種別情報
と、そのIPアドレスから判別できる設置先の情報(例
えば、店舗ごとの各種情報)に基づいて、業務ノード
(サーバ)及びクライアントのマスター・スレーブ関係
を運用ノードが自動的に決定され、かつ、業務ノード及
びクライアントに構成情報を自動的又は手動設定によっ
て送信している。
【0024】これによって、業務ノード及びクライアン
ト導入時における現地作業者の作業量が大幅に低減し
て、比較的大規模なオープン通信システムにおけるサー
バ・クライアントのシステム再編成及び新規導入時にお
ける構成情報の追加、削除又は変更の作業量が低減し
て、その省力化が可能になる。
ト導入時における現地作業者の作業量が大幅に低減し
て、比較的大規模なオープン通信システムにおけるサー
バ・クライアントのシステム再編成及び新規導入時にお
ける構成情報の追加、削除又は変更の作業量が低減し
て、その省力化が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の通信システムにお
けるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び
その通信システム並びにプログラムの実施形態を詳細に
説明する。図1は本発明の実施形態における大規模通信
システムの全体構成を示す図である。図1において、こ
の例は、例えば、全国展開する企業などに構築されるT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol) 通信ネットワーク(適宜、NWと略記する)
である。このTCP/IP通信ネットワークは、企業の
本部などに設置されて、保守管理(この実施形態ではサ
ーバ・クライアントの構成変更及び新規導入登録)を行
う運用サーバ1とともに、例えば、地方単位でサーバ・
クライアント通信システム(請求項における末端システ
ムに対応する)の管理を実行する業務サーバ2と、この
業務サーバ2に収容される多数の店舗などのそれぞれに
配置されるクライアント3を有している。
けるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び
その通信システム並びにプログラムの実施形態を詳細に
説明する。図1は本発明の実施形態における大規模通信
システムの全体構成を示す図である。図1において、こ
の例は、例えば、全国展開する企業などに構築されるT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol) 通信ネットワーク(適宜、NWと略記する)
である。このTCP/IP通信ネットワークは、企業の
本部などに設置されて、保守管理(この実施形態ではサ
ーバ・クライアントの構成変更及び新規導入登録)を行
う運用サーバ1とともに、例えば、地方単位でサーバ・
クライアント通信システム(請求項における末端システ
ムに対応する)の管理を実行する業務サーバ2と、この
業務サーバ2に収容される多数の店舗などのそれぞれに
配置されるクライアント3を有している。
【0026】運用サーバ1と業務サーバ2は、例えば、
TCP/IP専用回線4aに収容され、業務サーバ2が
多数のクライアント3をTCP/IP回線網4b、例え
ば、FDDIローカルエリアネットワーク(LAN/請
求項における末端システムに対応する)によって収容し
ている。運用サーバ1には、データベース(D/B)装
置1aが設けられ、業務サーバ2及びクライアント3に
は、それぞれD/B装置2a,3aが設けられている。
運用サーバ1、業務サーバ2及びクライアント3は、通
信ネットワークのシステムを構成するユニットの論理的
概念を示すノードであり、物理的には「CPUとROM
及びRAM構成のマイクロプロセッサ、主記憶装置及び
外部記憶装置、表示装置、入力操作装置」などからなる
情報制御処理装置(コンピュータ)である。
TCP/IP専用回線4aに収容され、業務サーバ2が
多数のクライアント3をTCP/IP回線網4b、例え
ば、FDDIローカルエリアネットワーク(LAN/請
求項における末端システムに対応する)によって収容し
ている。運用サーバ1には、データベース(D/B)装
置1aが設けられ、業務サーバ2及びクライアント3に
は、それぞれD/B装置2a,3aが設けられている。
運用サーバ1、業務サーバ2及びクライアント3は、通
信ネットワークのシステムを構成するユニットの論理的
概念を示すノードであり、物理的には「CPUとROM
及びRAM構成のマイクロプロセッサ、主記憶装置及び
外部記憶装置、表示装置、入力操作装置」などからなる
情報制御処理装置(コンピュータ)である。
【0027】運用サーバ1は、通信ネットワーク(TC
P/IP専用回線4a,TCP/IP回線網4b、運用
サーバ1、業務サーバ2及びクライアント3)における
全ての構成情報を保持し、システム再編成や新規導入時
における構成情報の追加、削除又は変更を実行し、その
変更情報を必要な業務サーバ2及びクライアント3に通
知するためのノードである。業務サーバ2は、各末端シ
ステム単位に配置され、その末端システム組織内でのク
ライアント3の管理及び運用を行うノードである。ま
た、クライアント3は、業務サーバ2が保持する情報や
処理機能を利用するために業務サーバ2と接続して、例
えば、店舗の販売や仕入れ、就業や業務管理などの各種
の情報処理を行うノードである。
P/IP専用回線4a,TCP/IP回線網4b、運用
サーバ1、業務サーバ2及びクライアント3)における
全ての構成情報を保持し、システム再編成や新規導入時
における構成情報の追加、削除又は変更を実行し、その
変更情報を必要な業務サーバ2及びクライアント3に通
知するためのノードである。業務サーバ2は、各末端シ
ステム単位に配置され、その末端システム組織内でのク
ライアント3の管理及び運用を行うノードである。ま
た、クライアント3は、業務サーバ2が保持する情報や
処理機能を利用するために業務サーバ2と接続して、例
えば、店舗の販売や仕入れ、就業や業務管理などの各種
の情報処理を行うノードである。
【0028】次に、実施形態の動作について説明する。
まず、図1の運用サーバ1、業務サーバ2及びクライア
ント3のそれぞれの動作における処理について説明す
る。図2は運用サーバ1の処理内容を説明するためのブ
ロック図であり、図3は業務サーバ2の処理内容を説明
するためのブロック図である。また、図4はクライアン
ト3の処理内容を説明するためのブロック図である。
まず、図1の運用サーバ1、業務サーバ2及びクライア
ント3のそれぞれの動作における処理について説明す
る。図2は運用サーバ1の処理内容を説明するためのブ
ロック図であり、図3は業務サーバ2の処理内容を説明
するためのブロック図である。また、図4はクライアン
ト3の処理内容を説明するためのブロック図である。
【0029】図2の運用サーバ1において、要求受付処
理M1は、業務サーバ2又はクライアント3(適宜、接
続元ノードND1と記載する)からの接続要求を受け付
け、自動登録メイン処理M2の処理を開始させる。この
自動登録メイン処理M2によって、接続元ノードND1
の自動登録に必要な各処理段階に応じた以下の処理(対
向ノードIPアドレス取得処理M3からM構成情報適用
処理M11まで)を順次に実行する。
理M1は、業務サーバ2又はクライアント3(適宜、接
続元ノードND1と記載する)からの接続要求を受け付
け、自動登録メイン処理M2の処理を開始させる。この
自動登録メイン処理M2によって、接続元ノードND1
の自動登録に必要な各処理段階に応じた以下の処理(対
向ノードIPアドレス取得処理M3からM構成情報適用
処理M11まで)を順次に実行する。
【0030】次に、運用サーバ1では、自動登録メイン
処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理M
3を実行し、接続相手(接続元ノードND1)のIPア
ドレス(NW1)を取得する。次に、自動登録メイン処
理M2によって、ノード命名処理M4を実行する。この
ノード命名処理M4では、接続元ノードND1から送信
された情報である運用サーバIPアドレスDT1又はD
T3と対向ノードIPアドレス取得処理M3とによって
取得されたIPアドレス(NW1)とから、ノード情報
・NW情報・店情報(請求項における設置先情報に対応
する)・業務種別情報DB1とノード命名規則DB2の
情報を使用して、接続元ノードND1のノード識別符号
(ID)DT5及びノード名DT6を決定する。
処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理M
3を実行し、接続相手(接続元ノードND1)のIPア
ドレス(NW1)を取得する。次に、自動登録メイン処
理M2によって、ノード命名処理M4を実行する。この
ノード命名処理M4では、接続元ノードND1から送信
された情報である運用サーバIPアドレスDT1又はD
T3と対向ノードIPアドレス取得処理M3とによって
取得されたIPアドレス(NW1)とから、ノード情報
・NW情報・店情報(請求項における設置先情報に対応
する)・業務種別情報DB1とノード命名規則DB2の
情報を使用して、接続元ノードND1のノード識別符号
(ID)DT5及びノード名DT6を決定する。
【0031】次に、自動登録メイン処理M2によって、
付帯情報生成処理M5を実行する。この付帯情報生成処
理M5は、IPアドレス(NW1)が既存のノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報DB1に含まれない
場合、NW振り分け規則DB4による規則を用いて通信
ネットワークNWの情報を生成する。さらに、自動登録
メイン処理M2によって、ノード振り分け処理M6を実
行する。このノード振り分け処理M6は、IPアドレス
NW1、業務種別ID・DT2又は業務種別ID・DT
4に基づいてノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1を検索し、この検索結果とノード振り分け規
則DB3の情報とから接続元ノードND1の上位ノード
を決定する。
付帯情報生成処理M5を実行する。この付帯情報生成処
理M5は、IPアドレス(NW1)が既存のノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報DB1に含まれない
場合、NW振り分け規則DB4による規則を用いて通信
ネットワークNWの情報を生成する。さらに、自動登録
メイン処理M2によって、ノード振り分け処理M6を実
行する。このノード振り分け処理M6は、IPアドレス
NW1、業務種別ID・DT2又は業務種別ID・DT
4に基づいてノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1を検索し、この検索結果とノード振り分け規
則DB3の情報とから接続元ノードND1の上位ノード
を決定する。
【0032】自動登録メイン処理M2によって、構成変
更登録処理M7を実行する。この構成変更登録処理M7
は、対向ノードIPアドレス取得処理M3、ノード命名
処理M4、付帯情報生成処理M5及びノード振り分け処
理M6によって得られた情報を、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報DB1に書き替え(適宜、反映
と記載する)させるために、ノード情報・NW情報・店
情報・業務種別情報登録キューDB5に情報を追加す
る。なお、キューは請求項における順列に対応する。
更登録処理M7を実行する。この構成変更登録処理M7
は、対向ノードIPアドレス取得処理M3、ノード命名
処理M4、付帯情報生成処理M5及びノード振り分け処
理M6によって得られた情報を、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報DB1に書き替え(適宜、反映
と記載する)させるために、ノード情報・NW情報・店
情報・業務種別情報登録キューDB5に情報を追加す
る。なお、キューは請求項における順列に対応する。
【0033】次に、自動登録メイン処理M2によって、
構成変更差分抽出処理M8を実行する。この構成変更差
分抽出処理M8は、ノード情報・NW情報・店情報・業
務種別情報DB1とノード情報・NW情報・店情報・業
務種別情報登録キューDB5とから構成変更を行うノー
ド(業務サーバ2又はクライアント3)の一覧情報DT
7と、そのノードに送信する変更情報DT8を抽出す
る。この抽出においては、ノードに対して転送する初期
構成情報DT9も含まれる。
構成変更差分抽出処理M8を実行する。この構成変更差
分抽出処理M8は、ノード情報・NW情報・店情報・業
務種別情報DB1とノード情報・NW情報・店情報・業
務種別情報登録キューDB5とから構成変更を行うノー
ド(業務サーバ2又はクライアント3)の一覧情報DT
7と、そのノードに送信する変更情報DT8を抽出す
る。この抽出においては、ノードに対して転送する初期
構成情報DT9も含まれる。
【0034】自動登録メイン処理M2によって、構成情
報差分送信処理M9を実行する。この構成情報差分送信
処理M9は、一覧情報DT7の各ノードに対し、変更情
報DT8の情報を送信する。また、自動登録メイン処理
M2によって、新規構成情報転送処理M10を実行す
る。この新規構成情報転送処理M10は、ノードに初期
構成情報DT9を送信する。さらに、自動登録メイン処
理M2によって、構成情報適用処理M11が実行され、
この構成情報適用処理M11は、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報登録キューDB5の情報をノー
ド情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB1に反映
する。
報差分送信処理M9を実行する。この構成情報差分送信
処理M9は、一覧情報DT7の各ノードに対し、変更情
報DT8の情報を送信する。また、自動登録メイン処理
M2によって、新規構成情報転送処理M10を実行す
る。この新規構成情報転送処理M10は、ノードに初期
構成情報DT9を送信する。さらに、自動登録メイン処
理M2によって、構成情報適用処理M11が実行され、
この構成情報適用処理M11は、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報登録キューDB5の情報をノー
ド情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB1に反映
する。
【0035】図2の運用サーバ1におけるデータベース
(D/B)装置1aにおいて、ノード情報・NW情報・
店情報・業務種別情報DB1は、現在のシステム構成の
全情報を保持し、ノード命名規則DB2は、ノード命名
処理M4が使用するノードID・ノード名付加のための
規則を格納している。この規則は、システムの運用に対
応して変更することが出来る。
(D/B)装置1aにおいて、ノード情報・NW情報・
店情報・業務種別情報DB1は、現在のシステム構成の
全情報を保持し、ノード命名規則DB2は、ノード命名
処理M4が使用するノードID・ノード名付加のための
規則を格納している。この規則は、システムの運用に対
応して変更することが出来る。
【0036】また、ノード振り分け規則DB3には、ノ
ード振り分け処理M6によって使用される、新規ノード
の上位ノード決定のための規則を格納している。この規
則は、システムの運用に対応して変更することが出来
る。NW振り分け規則DB4には、対向ノードIPアド
レス取得処理M3で取得されるIPアドレス(NW1)
の所属通信ネットワークNWを決定するための規則を格
納している。この規則も、システムの運用に対応して変
更することが出来る。
ード振り分け処理M6によって使用される、新規ノード
の上位ノード決定のための規則を格納している。この規
則は、システムの運用に対応して変更することが出来
る。NW振り分け規則DB4には、対向ノードIPアド
レス取得処理M3で取得されるIPアドレス(NW1)
の所属通信ネットワークNWを決定するための規則を格
納している。この規則も、システムの運用に対応して変
更することが出来る。
【0037】ノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報登録キューDB5は、ノード情報・NW情報・店情
報・業務種別情報DB1に反映する予定の情報が格納さ
れている。ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情
報DB6は、ノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1のサブセットとして、当該業務サーバ2上で
必要な全情報を保持している。ノード情報・NW情報・
店情報・業務種別情報DB7は、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報DB1のサブセットとして、当
該クライアント上で必要な全情報を保持している。
情報登録キューDB5は、ノード情報・NW情報・店情
報・業務種別情報DB1に反映する予定の情報が格納さ
れている。ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情
報DB6は、ノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1のサブセットとして、当該業務サーバ2上で
必要な全情報を保持している。ノード情報・NW情報・
店情報・業務種別情報DB7は、ノード情報・NW情報
・店情報・業務種別情報DB1のサブセットとして、当
該クライアント上で必要な全情報を保持している。
【0038】図3の業務サーバ2(括弧内は図4のクラ
イアント3の場合)において、新規判定処理A1(新規
判定処理S1)によって、該当するノードが初めて起動
された場合に、新規構成情報取得処理A2(新規構成情
報取得処理S2)を実行する。この新規構成情報取得処
理A2(新規構成情報取得処理S2)は、運用サーバI
PアドレスDT1(運用サーバIPアドレスDT3)の
情報を使用して、図2の運用サーバ1における要求受付
処理M1を通じて最終的に新規構成情報転送処理M10
から初期構成情報DT9を受け取って構成情報適用処理
A3(構成情報適用処理S3)を実行する。
イアント3の場合)において、新規判定処理A1(新規
判定処理S1)によって、該当するノードが初めて起動
された場合に、新規構成情報取得処理A2(新規構成情
報取得処理S2)を実行する。この新規構成情報取得処
理A2(新規構成情報取得処理S2)は、運用サーバI
PアドレスDT1(運用サーバIPアドレスDT3)の
情報を使用して、図2の運用サーバ1における要求受付
処理M1を通じて最終的に新規構成情報転送処理M10
から初期構成情報DT9を受け取って構成情報適用処理
A3(構成情報適用処理S3)を実行する。
【0039】この構成情報適用処理A3(構成情報適用
処理S3)では、初期構成情報DT9の情報を、ノード
情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB6(ノード
情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB7)に反映
させる。構成情報受信処理A4(構成情報受信処理S
4)は、図2の運用サーバ1における構成情報差分送信
処理M9によって送信された変更情報DT8を受信し
て、構成情報適用処理A3(構成情報適用処理S3)を
実行する。
処理S3)では、初期構成情報DT9の情報を、ノード
情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB6(ノード
情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB7)に反映
させる。構成情報受信処理A4(構成情報受信処理S
4)は、図2の運用サーバ1における構成情報差分送信
処理M9によって送信された変更情報DT8を受信し
て、構成情報適用処理A3(構成情報適用処理S3)を
実行する。
【0040】業務種別識別符号DT2(業務種別識別符
号DT4)は、ノードごとが受け持つ業務の種別を示す
識別子である。この業務種別識別符号は複数を保有可能
である。すなわち、一般的に、システム展開を容易にす
るために、ノードの初期導入時の外部記憶媒体の内容
は、どのノードでも同一であるが、業務種別によって異
なる数種類のパターンを用意しておくことによって、初
回起動時にそのノードの多種の業務種別を認識すること
が出来るようになる。
号DT4)は、ノードごとが受け持つ業務の種別を示す
識別子である。この業務種別識別符号は複数を保有可能
である。すなわち、一般的に、システム展開を容易にす
るために、ノードの初期導入時の外部記憶媒体の内容
は、どのノードでも同一であるが、業務種別によって異
なる数種類のパターンを用意しておくことによって、初
回起動時にそのノードの多種の業務種別を認識すること
が出来るようになる。
【0041】次に、全体動作について説明する。図5
は、この全体動作における運用サーバ1と業務サーバ2
との間の処理手順を示す伝送シーケンス・フローチャー
トであり、図6は、この全体動作における運用サーバ1
とクライアント3との間の処理手順を示す伝送シーケン
ス・フローチャートである。これらの処理手順におい
て、運用サーバ1は、通信ネットワークにおける全ての
構成情報を保持し、「システム再編成や新規導入時にお
ける構成情報の追加、削除又は変更」を実行し、その変
更情報を業務サーバ2及びクライアント3に通知する。
運用サーバ1は、「システム再編成や新規導入時におけ
る構成情報の追加、削除又は変更」を、全部又は予め定
めた業務サーバ2、クライアント3に対して自動的又は
手動設定で実施する。
は、この全体動作における運用サーバ1と業務サーバ2
との間の処理手順を示す伝送シーケンス・フローチャー
トであり、図6は、この全体動作における運用サーバ1
とクライアント3との間の処理手順を示す伝送シーケン
ス・フローチャートである。これらの処理手順におい
て、運用サーバ1は、通信ネットワークにおける全ての
構成情報を保持し、「システム再編成や新規導入時にお
ける構成情報の追加、削除又は変更」を実行し、その変
更情報を業務サーバ2及びクライアント3に通知する。
運用サーバ1は、「システム再編成や新規導入時におけ
る構成情報の追加、削除又は変更」を、全部又は予め定
めた業務サーバ2、クライアント3に対して自動的又は
手動設定で実施する。
【0042】図1から図5において、運用サーバ1によ
る業務サーバ2に対する「システム再編成や新規導入時
における構成情報の追加、削除又は変更」の実施では、
まず、図3に示す業務サーバ2が起動される。業務サー
バ2では、新規判定処理A1によって新規起動と判定さ
れ、新規構成情報取得処理A2を開始する。この業務サ
ーバ2における新規構成情報取得処理A2が、図2に示
す運用サーバ1における要求受付処理M1に通知され、
要求受付処理M1が自動登録メイン処理M2(図2の運
用サーバ1)を実行する。
る業務サーバ2に対する「システム再編成や新規導入時
における構成情報の追加、削除又は変更」の実施では、
まず、図3に示す業務サーバ2が起動される。業務サー
バ2では、新規判定処理A1によって新規起動と判定さ
れ、新規構成情報取得処理A2を開始する。この業務サ
ーバ2における新規構成情報取得処理A2が、図2に示
す運用サーバ1における要求受付処理M1に通知され、
要求受付処理M1が自動登録メイン処理M2(図2の運
用サーバ1)を実行する。
【0043】図2の運用サーバ1における自動登録メイ
ン処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理
M3、ノード命名処理M4、付帯情報生成処理M5、ノ
ード振り分け処理M6が順番に実行される。さらに、図
2の運用サーバ1における自動登録メイン処理M2によ
って、構成変更登録処理M7を実行する。構成変更登録
処理M7が、図2のD/B装置1aにおけるノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューDB5に
情報を書き込み、さらに、図2の運用サーバ1における
自動登録メイン処理M2によって、構成変更差分抽出処
理M8を実行する。
ン処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理
M3、ノード命名処理M4、付帯情報生成処理M5、ノ
ード振り分け処理M6が順番に実行される。さらに、図
2の運用サーバ1における自動登録メイン処理M2によ
って、構成変更登録処理M7を実行する。構成変更登録
処理M7が、図2のD/B装置1aにおけるノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューDB5に
情報を書き込み、さらに、図2の運用サーバ1における
自動登録メイン処理M2によって、構成変更差分抽出処
理M8を実行する。
【0044】図2の運用サーバ1における構成変更差分
抽出処理M8による処理後に構成情報差分送信処理M9
及び新規構成情報転送処理M10を実行する。この構成
情報差分送信処理M9によって送信された情報が、図3
の業務サーバ2における構成情報受信処理A4を通じて
受信される。この受信による情報を、図3に示す業務サ
ーバ2において、構成情報受信処理A4から構成情報適
用処理A3(図3の業務サーバ2)を通じてノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報DB6(図3の業務
サーバ2)に反映させる。
抽出処理M8による処理後に構成情報差分送信処理M9
及び新規構成情報転送処理M10を実行する。この構成
情報差分送信処理M9によって送信された情報が、図3
の業務サーバ2における構成情報受信処理A4を通じて
受信される。この受信による情報を、図3に示す業務サ
ーバ2において、構成情報受信処理A4から構成情報適
用処理A3(図3の業務サーバ2)を通じてノード情報
・NW情報・店情報・業務種別情報DB6(図3の業務
サーバ2)に反映させる。
【0045】図2の運用サーバ1における新規構成情報
転送処理M10から転送された情報は、新規構成情報取
得処理A2(図3の業務サーバ2)によって受信され
る。そして、図3の業務サーバ2において、新規構成情
報取得処理A2及び構成情報適用処理A3によって、ノ
ード情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB6に反
映される。
転送処理M10から転送された情報は、新規構成情報取
得処理A2(図3の業務サーバ2)によって受信され
る。そして、図3の業務サーバ2において、新規構成情
報取得処理A2及び構成情報適用処理A3によって、ノ
ード情報・NW情報・店情報・業務種別情報DB6に反
映される。
【0046】図2の運用サーバ1において、自動登録メ
イン処理M2によって、構成情報差分送信処理M9と新
規構成情報転送処理M10との処理終了後に、構成情報
適用処理M11を実行し、D/B装置1aにおけるノー
ド情報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューD
B5の情報をノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1に反映させる。
イン処理M2によって、構成情報差分送信処理M9と新
規構成情報転送処理M10との処理終了後に、構成情報
適用処理M11を実行し、D/B装置1aにおけるノー
ド情報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューD
B5の情報をノード情報・NW情報・店情報・業務種別
情報DB1に反映させる。
【0047】図1から図4及び図6において、運用サー
バ1によるクライアント3に対する「システム再編成や
新規導入時における構成情報の追加、削除又は変更」を
実施する。この実施は、前記した業務サーバ2の処理手
順と同様である。まず、クライアント3が新規判定処理
S1によって新規起動と判定され、新規構成情報取得処
理S2を開始する。この新規構成情報取得処理S2を図
2に示す運用サーバ1における要求受付処理M1に通知
し、要求受付処理M1によって自動登録メイン処理M2
(図2の運用サーバ1)が実行される。
バ1によるクライアント3に対する「システム再編成や
新規導入時における構成情報の追加、削除又は変更」を
実施する。この実施は、前記した業務サーバ2の処理手
順と同様である。まず、クライアント3が新規判定処理
S1によって新規起動と判定され、新規構成情報取得処
理S2を開始する。この新規構成情報取得処理S2を図
2に示す運用サーバ1における要求受付処理M1に通知
し、要求受付処理M1によって自動登録メイン処理M2
(図2の運用サーバ1)が実行される。
【0048】図2の運用サーバ1における自動登録メイ
ン処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理
M3からノード振り分け処理M6を順番に実行する。さ
らに、自動登録メイン処理M2によって、構成変更登録
処理M7を実行して、図2のD/B装置1aにおけるノ
ード情報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キュー
DB5に情報を書き込み、さらに、構成変更差分抽出処
理M8を実行する。この構成変更差分抽出処理M8によ
って、構成情報差分送信処理M9及び新規構成情報転送
処理M10を実行し、構成情報差分送信処理M9から送
信された情報が、図4におけるクライアント3の構成情
報受信処理S4によって受信される。
ン処理M2によって、対向ノードIPアドレス取得処理
M3からノード振り分け処理M6を順番に実行する。さ
らに、自動登録メイン処理M2によって、構成変更登録
処理M7を実行して、図2のD/B装置1aにおけるノ
ード情報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キュー
DB5に情報を書き込み、さらに、構成変更差分抽出処
理M8を実行する。この構成変更差分抽出処理M8によ
って、構成情報差分送信処理M9及び新規構成情報転送
処理M10を実行し、構成情報差分送信処理M9から送
信された情報が、図4におけるクライアント3の構成情
報受信処理S4によって受信される。
【0049】この受信による情報を、構成情報受信処理
S4から構成情報適用処理S3を通じてノード情報・N
W情報・店情報・業務種別情報DB7に反映させる。図
2の運用サーバ1における新規構成情報転送処理M10
から転送された情報が、新規構成情報取得処理S2によ
って受信され、図4のクライアント3において、新規構
成情報取得処理S2、及び構成情報適用処理S3を実行
して、ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報D
B7に反映される。
S4から構成情報適用処理S3を通じてノード情報・N
W情報・店情報・業務種別情報DB7に反映させる。図
2の運用サーバ1における新規構成情報転送処理M10
から転送された情報が、新規構成情報取得処理S2によ
って受信され、図4のクライアント3において、新規構
成情報取得処理S2、及び構成情報適用処理S3を実行
して、ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報D
B7に反映される。
【0050】図2の運用サーバ1において、自動登録メ
イン処理M2は、構成情報差分送信処理M9と新規構成
情報転送処理M10との処理終了後に、構成情報適用処
理M11を実行して、D/B装置1aにおけるノード情
報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューDB5
の情報をノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報
DB1に反映させる。
イン処理M2は、構成情報差分送信処理M9と新規構成
情報転送処理M10との処理終了後に、構成情報適用処
理M11を実行して、D/B装置1aにおけるノード情
報・NW情報・店情報・業務種別情報登録キューDB5
の情報をノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報
DB1に反映させる。
【0051】この時点で接続元ノードND1は、システ
ム内構成に組み込まれたことになり、接続元ノードND
1上でのシステムの起動が可能となる。
ム内構成に組み込まれたことになり、接続元ノードND
1上でのシステムの起動が可能となる。
【0052】この実施形態では、構成情報差分送信処理
M9及び新規構成情報転送処理M10において、構成情
報を自動的にクライアント3に送信しているが、構成情
報差分送信処理M9及び新規構成情報転送処理M10で
は、手動設定で構成情報を送信するようにしても良く、
この手動設定による送信も本発明に含まれる。
M9及び新規構成情報転送処理M10において、構成情
報を自動的にクライアント3に送信しているが、構成情
報差分送信処理M9及び新規構成情報転送処理M10で
は、手動設定で構成情報を送信するようにしても良く、
この手動設定による送信も本発明に含まれる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の大規模通信システムにおけるネットワーク構成情報の
登録・変更設定の方法及びその通信システム並びにプロ
グラムによれば、比較的大規模なオープン通信システム
におけるサーバ・クライアントのシステム再編成や新規
導入時における構成情報の追加、削除又は変更の作業量
が効果的に低減して、その省力化が可能になるという効
果を有している。
の大規模通信システムにおけるネットワーク構成情報の
登録・変更設定の方法及びその通信システム並びにプロ
グラムによれば、比較的大規模なオープン通信システム
におけるサーバ・クライアントのシステム再編成や新規
導入時における構成情報の追加、削除又は変更の作業量
が効果的に低減して、その省力化が可能になるという効
果を有している。
【図1】本発明の実施形態における大規模通信システム
の全体構成を示す図である。
の全体構成を示す図である。
【図2】図1における運用サーバの処理内容を説明する
ためのブロック図である。
ためのブロック図である。
【図3】図1における業務サーバの処理内容を説明する
ためのブロック図である。
ためのブロック図である。
【図4】図1におけるクライアントの処理内容を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
【図5】実施形態の全体動作における処理手順を示す伝
送シーケンス・フローチャートである。
送シーケンス・フローチャートである。
【図6】実施形態の全体動作における他の処理手順を示
す伝送シーケンス・フローチャートである。
す伝送シーケンス・フローチャートである。
1 運用サーバ 1a〜3a データベース装置 2 業務サーバ 3 クライアント 4a TCP/IP専用回線 4b TCP/IP回線網 A1,S1 新規判定処理 A2,S2 新規構成情報取得処理 A3,S3 構成情報適用処理 A4,S4 構成情報受信処理 DB1 ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報 DB2 ノード命名規則 DB3 ノード振り分け規則 DB4 NW振り分け規則 DB5 ノード情報・NW情報・店情報・業務種別情報
登録キュー M1 要求受付処理 M2 自動登録メイン処理 M3 対向ノードIPアドレス取得処理 M4 ノード命名処理 M5 付帯情報生成処理 M6 ノード振り分け処理 M7 構成変更登録処理 M8 構成変更差分抽出処理 M9 構成情報差分送信処理 M10 新規構成情報転送処理 M11 構成情報適用処理
登録キュー M1 要求受付処理 M2 自動登録メイン処理 M3 対向ノードIPアドレス取得処理 M4 ノード命名処理 M5 付帯情報生成処理 M6 ノード振り分け処理 M7 構成変更登録処理 M8 構成変更差分抽出処理 M9 構成情報差分送信処理 M10 新規構成情報転送処理 M11 構成情報適用処理
Claims (13)
- 【請求項1】 運用ノードに接続される業務ノードがク
ライアントノードを収容した通信システムにおけるネッ
トワーク構成情報の登録・変更設定の方法において、 前記運用ノードが、前記業務ノード又はクライアントノ
ードにIPアドレスとは別の識別符号を自動的に付加す
る段階と、 前記運用ノードが、識別符号とは別のノード名を自動的
に付与する段階と、 前記運用ノードが、付与した識別符号及びノード名に基
づいて前記業務ノード又はクライアントノードのネット
ワーク構成情報を自動的又は手動的に登録又は変更設定
する段階と、 を有することを特徴とする、通信システムにおけるネッ
トワーク構成情報の登録・変更設定の方法。 - 【請求項2】 前記ネットワーク構成情報を自動的又は
手動的に登録又は変更設定する段階において、 業務ノード又はクライアントノードに予め記録されてい
る、それぞれの業務内容を示す種別情報と、この業務内
容を示す種別情報のそれぞれのIPアドレスから判別さ
れる設置先の情報に基づいて、業務ノード及びクライア
ントノードのマスター・スレーブ関係を運用ノードが自
動的に決定し、かつ、 この決定後に、業務ノード又はクライアントノードに登
録又は変更設定にかかる情報を自動的又は手動的に送信
する、 ことを特徴とする、請求項1記載の通信システムにおけ
るネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法。 - 【請求項3】 運用ノードに接続される業務ノードがク
ライアントノードを収容した通信システムにおけるネッ
トワーク構成情報の登録・変更設定の方法において、 前記運用ノードが、 業務ノード又はクライアントノードの接続元ノードから
の接続要求を受け取ってIPアドレスを取得する段階
と、 この取得したIPアドレス及びデータベース情報からデ
ータベース処理によって接続元ノードのノード識別符号
及びノード名を決定する段階と、 IPアドレスがデータベース処理に含まれない場合に予
め定めた規則に基づいて通信ネットワーク情報を生成す
る段階と、 IPアドレス及び接続元ノードの業務内容を示す業務種
別識別符号に基づいてデータベース処理による検索結果
及び振り分け規則から接続元ノードの上位ノードを決定
する段階と、 検索結果及び振り分け規則を含む情報をデータベース処
理に追加する段階と、 このデータベース処理への追加から構成変更が必要なノ
ードの一覧情報とノードに送信する変更情報又は初期構
成情報を抽出する段階と、 一覧情報の各ノードに対し、変更情報又は初期構成情報
を送信する段階と、 を有することを特徴とする、通信システムにおけるネッ
トワーク構成情報の登録・変更設定の方法。 - 【請求項4】 前記データベース処理として、 現在のシステム構成の全情報を保持したノード、通信ネ
ットワーク、設置先及び業務種別のそれぞれの情報と、 ノード名決定におけるノード識別符号とノード名の付加
のための情報を格納したノード命名規則と、 新規ノードの上位ノードを決定する情報を格納したノー
ド振り分け規則と、 取得されたIPアドレスの所属通信ネットワークを決定
する情報を格納した通信ネットワーク振り分け規則と、 前記ノード、通信ネットワーク、設置先及び業務種別の
それぞれの情報に反映させる、予定情報を格納したノー
ド、通信ネットワーク、設置先及び業務種別情報登録の
順列情報と、 を有することを特徴とする、請求項3記載の大規模通信
システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設
定の方法。 - 【請求項5】 前記業務ノードにおいて、 当該業務ノードが初めて起動された場合に、当該業務ノ
ードに運用ノードから受け取った初期構成情報をデータ
ベース処理に反映させる段階と、 当該業務ノードに対する構成情報変更に対する予め登録
している情報との差分である変更情報を運用ノードから
受け取ってデータベース処理に反映させる段階と、 この受け取った初期情報又は変更情報を当該業務ノード
に適用する構成情報適用処理を実行する段階と、 を有することを特徴とする、請求項3記載の通信システ
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方
法。 - 【請求項6】 前記クライアントノードが、 当該クライアントノードが初めて起動された場合に、当
該クライアントノードに運用ノードから受け取った初期
構成情報をデータベース処理に反映させる段階と、 当該クライアントノードに対する構成情報変更に対する
予め登録している情報との差分である変更情報を運用ノ
ードから受け取ってデータベース処理に反映させる段階
と、 この受け取った初期情報又は変更情報を当該クライアン
トノードに適用する構成情報適用処理を実行する段階
と、 を有することを特徴とする、請求項3記載の通信システ
ムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方
法。 - 【請求項7】 前記データベース処理における情報が、 ノード情報、通信ネットワーク情報、設置先情報及び業
務種別情報であることを特徴とする、請求項5又は6記
載の通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録
・変更設定の方法。 - 【請求項8】 前記規則を、運用状態に対応して変更す
ることを特徴とする、請求項3記載の通信システムにお
けるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法。 - 【請求項9】 前記業務種別識別符号は、 業務ノード又はクライアントノードのそれぞれが受け持
つ業務の種別を示す外部記憶媒体に記憶した数種類のパ
ターンからなる識別子であることを特徴とする請求項3
記載の通信システムにおけるネットワーク構成情報の登
録・変更設定の方法。 - 【請求項10】 大規模な通信ネットワークの構成情報
の登録・変更設定を行う通信システムにおいて、 通信ネットワークにおける全ての構成情報を保持し、構
成情報の追加、削除又は変更を実行し、この変更情報を
必要なノードに通知する運用サーバと、 前記通信ネットワーク上の末端システム単位ごとに配置
され、この末端システムで収容するクライアントの管理
及び運用を、前記運用サーバの指示制御に基づいて行う
業務サーバと、 前記業務サーバが保持する情報の処理に基づいた情報処
理を行うクライアントとを有し、 前記運用サーバが、前記業務サーバ又はクライアントノ
ードに、IPアドレスとは別の識別符号及び、この識別
符号とは別のノード名を自動的に付与し、この付与した
識別符号を及びノード名に基づいて前記業務サーバ又は
クライアントのネットワーク構成情報を自動的又は手動
的に登録し、又は変更設定することを特徴とする通信シ
ステム。 - 【請求項11】 前記運用サーバが、 業務サーバ又はクライアントに予め記憶媒体に格納され
ている、それぞれの業務内容を示す種別情報と、このそ
れぞれのIPアドレスから判別される設置先の情報に基
づいて、業務サーバ及びクライアントのマスター・スレ
ーブ関係を自動的に決定して、前記業務サーバ又はクラ
イアントに構成情報を自動的又は手動設定によって送信
することを特徴とする請求項10記載の通信システム。 - 【請求項12】 通信システムにおけるネットワーク構
成情報の登録・変更設定を実行する際の運用ノードにお
いて、 対向ノードIPアドレス取得、ノード命名、付帯情報生
成及びノード振り分けのそれぞれ処理を順番に実行する
処理と、 前記順番の実行結果に基づいて構成変更登録をデータベ
ース処理に書き込む自動登録によって構成変更の差分を
抽出する処理と、 前記運用ノードが、前記構成変更の差分抽出による情報
を業務ノード又はクライアントノードに自動送信する処
理と、 新たな構成情報を業務ノード又はクライアントノードへ
自動的又は手動設定によって送信する処理と、 前記構成情報差分及び前記新規構成情報転送の処理が終
了した後に構成情報をデータベース処理に反映させる処
理を、 コンピュータにが実行させることを特徴とするプログラ
ム。 - 【請求項13】 通信システムにおけるネットワーク構
成情報の登録・変更設定を実行する際の業務ノード及び
クライアントノードのそれぞれにおいて、 新規構成情報の取得を運用ノードに要求する処理と、 構成変更の差分抽出による情報を受け取ってデータベー
ス処理に反映させる処理と、 転送されてきた新規構成情報を受け取ってデータベース
処理に反映させる処理を、 コンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182400A JP2002374250A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び通信システム並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182400A JP2002374250A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び通信システム並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002374250A true JP2002374250A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19022504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182400A Pending JP2002374250A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 通信システムにおけるネットワーク構成情報の登録・変更設定の方法及び通信システム並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002374250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233556A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | トレーサビリティシステム構成管理装置およびトレーサビリティ構成管理方法 |
JP2007306466A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Yokogawa Electric Corp | ネットワーク管理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH096727A (ja) * | 1995-06-19 | 1997-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | クライアント/サーバ型システムにおける構成切替方式 |
JPH11127175A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 端末識別番号の取得方法 |
JP2000269998A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Hitachi Ltd | 分散システムの設定方法 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001182400A patent/JP2002374250A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007306466A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Yokogawa Electric Corp | ネットワーク管理装置 |
JP4650337B2 (ja) * | 2006-05-15 | 2011-03-16 | 横河電機株式会社 | ネットワーク管理装置 |
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