JP2002373421A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002373421A JP2001178441A JP2001178441A JP2002373421A JP 2002373421 A JP2002373421 A JP 2002373421A JP 2001178441 A JP2001178441 A JP 2001178441A JP 2001178441 A JP2001178441 A JP 2001178441A JP 2002373421 A JP2002373421 A JP 2002373421A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能は光ディスク装置において、パワー
を最適化する。 【解決手段】 光ピックアップ部12で光ディスク10
0のエンボス部を再生し、ジッタ検出部14でそのジッ
タJeを検出する。また、テストエリア内において記録
パワーを種々変化させて記録したときのジッタを検出す
る。処理部16は、エンボス部のジッタJeに基づいて
目標ジッタJdを算出し、この目標ジッタJdが得られ
る記録パワーを選択して記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置、特
に記録可能な光ディスクに記録する装置のパワー最適化
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録可能あるいは書き換え可
能な光ディスク装置が知られており、DVD−RAM等
として製品化されている。
【0003】このような記録可能あるいは書き換え可能
な光ディスクにデータを高品位に記録するためには、記
録パワーを最適化する必要があり、従来においては例え
ば光ディスクの内周部分に設けられたコントロールトラ
ックに記録パワーについてのデータを予め書き込んでお
き、この記録パワーのデータを読み込んで記録パワーを
設定している。
【0004】しかしながら、上記方法ではドライブのば
らつきがあっても同一の記録パワーで記録することとな
り、安定した記録特性が得られない、あるいは書き換え
回数が低下してしまう等の問題があった。
【0005】そこで、例えば特開2000−13791
8号公報に記載されているように、光ディスクのパワー
校正領域あるいはテスト領域に記録パワーを変化させて
マークを記録し、このマークを再生してジッタを測定
し、ジッタが最小となる記録パワーを最適記録パワーと
してデータの記録を行う技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録パ
ワーを変化させてマークを記録し、そのマークを再生し
てジッタを検出しても、必ずしもジッタが最小となる記
録パワーを検出できるとは限らず、最適なパワーが得ら
れない問題があった。すなわち、記録パワーを変化させ
てマークを記録しても、ジッタがあまり変化せずフラッ
トな鍋底状の特性となる場合があり、この場合に例えば
フラットな記録パワー範囲の最大値あるいは中間値を最
適パワーに決定しても耐久性の観点からは過剰パワーと
なってしまう問題がある。消去パワーについても同様で
ある。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、光ディスク毎に最
適な記録パワーあるいは消去パワーを設定することがで
きる光ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光ディスクのエンボス部を再生しそのジ
ッタを検出する手段と、前記光ディスクの所定エリアに
おいて記録パワーを変化させて記録する手段と、前記記
録パワーを変化させたときの各記録パワーとジッタとの
関係を記憶する手段と、前記エンボス部のジッタに応じ
て目標ジッタを算出する手段と、前記各記録パワーとジ
ッタとの関係に基づき、前記目標ジッタが得られる記録
パワーを選択する手段とを有し、選択された記録パワー
で前記光ディスクにデータを記録することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、光ディスクのエンボス部
を再生しそのジッタを検出する手段と、前記光ディスク
の所定エリアにおいて消去パワーを変化させてオーバラ
イトする手段と、前記消去パワーを変化させたときの各
消去パワーとジッタとの関係を記憶する手段と、前記エ
ンボス部のジッタに応じて目標ジッタを算出する手段
と、前記各消去パワーとジッタとの関係に基づき、前記
目標ジッタが得られる消去パワーを選択する手段とを有
し、選択された消去パワーで前記光ディスクのデータを
消去することを特徴とする。
【0010】本発明の光ディスクにおいて、前記目標ジ
ッタは、前記エンボス部のジッタに対して1より大きい
係数を乗じて算出することが好適である。
【0011】前記係数は、一定値とすることができ、あ
るいは前記エンボス部のジッタに応じて設定することが
できる。
【0012】また、前記目標ジッタは、ランド記録時と
グルーブ記録時それぞれに応じて算出することが好適で
ある。
【0013】このように、本発明の光ディスク装置で
は、光ディスクのエンボス部を再生して得られるジッタ
に基づいて記録パワーあるいは消去パワーを最適化する
際の目標ジッタを設定する。エンボス部を再生して得ら
れるジッタは、光ディスク毎あるいは光ディスク装置毎
に異なり、最も良い条件での再生ジッタである。このジ
ッタに基づいて目標ジッタを設定することで、光ディス
クと光ディスク装置の組み合わせにおける妥当な目標ジ
ッタを設定でき、パワーの最適化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について、相変化型の書き換え可能な光ディスクに
記録する場合を例にとり説明する。
【0015】図1には、本実施形態に係る光ディスク装
置の要部構成図が示されている。光ディスク装置は、光
ピックアップ部12、ジッタ検出部14及び処理部16
を含んで構成される。
【0016】光ピックアップ部12は、スピンドルモー
タ10で回転駆動される光ディスク100にレーザ光を
照射して記録あるいは再生を行い、再生RF信号をジッ
タ検出部14に出力する。なお、レーザパワーにはバイ
アスレベル、イレースレベル、ピークレベルがあり、バ
イアスレベルで再生、イレースレベルで消去、ピークレ
ベルで記録を行う。
【0017】ジッタ検出部14は、光ピックアップ部1
2からの再生RF信号のジッタを検出する。ジッタ検出
部14で検出するジッタには2種類あり、第1は光ディ
スク100のエンボス部を再生して得られる再生RF信
号のジッタであり、第2は光ディスク100のテストエ
リアに種々の記録パワーで記録されたマークを再生して
得られる再生RF信号のジッタである。エンボス部のジ
ッタ及びテストエリアのジッタは処理部16に供給され
る。
【0018】処理部16は、検出されたジッタにレベル
を計測し、このレベルに基づいて最適記録パワーを選択
する。具体的には、エンボス部のジッタ量から目標ジッ
タ量を算出し、この目標ジッタ量が得られる記録パワー
を選択する。選択された記録パワーは光ピックアップ部
12に供給され、レーザダイオードのパワーが制御され
る。
【0019】なお、光ディスク装置には、この他に再生
RF信号からデータをエンコードする処理回路、及びフ
ォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を抽出し
て光ピックアップ部12のフォーカス及びトラッキング
を制御するサーボ回路等があるが、これらについては従
来技術と同一であるためその説明は省略する。
【0020】図2には、図1におけるジッタ検出部14
の構成ブロック図が示されている。ジッタ検出部14
は、再生RF信号の特定周波数帯域をブーストするイコ
ライザ(等化器)14a、ブーストされたRF信号を2
値化する2値化回路14b、2値化されたRF信号から
クロック信号を生成するPLL(Phase Locked Loop)
回路14c及びPLL回路14cで得られたクロック信
号と再生RF信号との位相を比較してその位相ずれを検
出する位相比較器14dを有する。位相比較器14dか
らのジッタ信号は、処理部16に供給される。
【0021】図3には、図1における処理部16の構成
ブロック図が示されている。処理部16は、具体的には
マイクロコンピュータで構成され、入力されたジッタ信
号のレベルを検出するレベル検出部16a、検出された
レベルを記憶する記憶部16b及び記憶部16bに記憶
されたジッタ量に基づいて最適記録パワーを選択するパ
ワー選択部16cを有する。
【0022】記憶部16bには、光ディスク100のエ
ンボス部を再生して得られるジッタ量の他、光ディスク
100のテストエリアに記録パワーを変化させて記録さ
れたマークを再生して得られるジッタ量が記憶される。
テストエリアに記録されたマークを再生して得られるジ
ッタは、記録パワーと関連付けて記憶される。例えば、
2次元データとして、(パワーP0、ジッタJ0)、
(パワーP1、ジッタJ1)の如くである。記録パワー
とジッタとの関係は、関数で近似し、この関数のパラメ
ータとして記憶することもできる。
【0023】パワー選択部16cは、記憶部16bに記
憶されているエンボス部のジッタ量から目標ジッタ量を
算出し、さらにこの目標ジッタ量に対応する記録パワー
を記憶部16bに記憶されている記録パワーとジッタと
の関係から求める。
【0024】なお、本実施形態において、エンボス部と
は、図4に示されるように、光ディスク100の内周部
分に形成されたコントロールデータゾーン102内に予
め形成された情報ピット(プリピット)あるいは光ディ
スク100のデータ記録領域内にあるセクタ104の先
頭に予め形成された情報ピット(プリピット)を意味し
ており、エンボス部のジッタ量を検出する場合には、コ
ントロールトラック102の情報ピットを再生してもよ
く、あるいはセクタ内104の情報ピットを再生しても
よい。場合に応じてこれらを使い分けることも可能であ
る。
【0025】以下、本実施形態における処理部16の動
作について、より詳細に説明する。
【0026】図5には、処理部16の処理フローチャー
トが示されている。まず、処理部16は、光ピックアッ
プ12を駆動してプリピットを所定の再生パワーで再生
する(S101)。そして、このときに得られる再生R
F信号からジッタを検出し、そのジッタ量Jeを記憶部
16bに記憶する(S102)。なお、このジッタ量J
eは光ディスク100毎に異なり、光ディスク装置で光
ディスク100にデータを記録して得られるジッタ量よ
りも一般に小さな値となる。プリピットであるため最も
良い条件でデータが記録されているからである。
【0027】次に、処理部16は光ピックアップ12を
駆動し、光ディスク100の所定の領域に形成されてい
るテストエリア内において記録パワーを種々変化させて
マークを形成し、このマークを再生してジッタを記憶部
16bに記憶する(S103)。
【0028】図6には、テストエリア内に記録パワーを
P0〜P3と変化させてマークを記録し、それぞれのマ
ークを所定の再生パワーで再生して得られるジッタJ0
〜J3が示されている。横軸は記録パワー(mW)、縦
軸はジッタ量である。ジッタは、一般に記録パワーが増
大するほど低下し、記録パワーを一定値以上に上げると
逆に増大する特性を示す。また、記録パワーを上げすぎ
ると、ジッタは抑制できるが逆に書き換え回数が低下し
てしまう場合があり、ジッタ量を一定値以下に抑えつ
つ、できるだけ小さなパワーで記録することが望まし
い。
【0029】再び図5に戻り、処理部16は記録パワー
とジッタとの関係を記憶した後、プリピットを再生して
得られたジッタ量Jeを用いて目標ジッタ量Jdを算出
する(S104)。具体的には、係数DWを用いて、
【数1】Jd=Je・DW ・・・・(1) により目標ジッタ量Jdを算出する。ここで、DW>1
である。(1)式の意味は以下の通りである。すなわ
ち、光ディスク100と光ディスク装置(ドライブ)と
の組み合わせを考えた場合、最も条件の良いのは光ディ
スク100のエンボス部(プリピット)を再生する場合
であり、他の条件が同一であればこのときが最もジッタ
量が小さくなる。したがって、このエンボス部における
ジッタ量を基準とし、所定量あるいは所定比率だけ増大
させたジッタ量を実際のデータ記録時におけるしきいジ
ッタ量とすれば、その光ディスク100及びその光ディ
スク装置の組み合わせにおいて、適当な目標ジッタ量を
設定することができる。仮に、しきいジッタ量を固定的
に設定した場合、その光ディスク100及び光ディスク
装置では本来ジッタ量が大きいためそのしきいジッタ量
を得るための記録パワーが過剰となってしまう場合があ
るが、予め光ディスクに記録されているプリピットのジ
ッタ量に基づいてしきい値を動的に設定することで過剰
なパワーとなることを防止できる。
【0030】なお、係数DWは1より大きい固定値(例
えばD=1.2)とすることもできるが、例えばエンボ
ス部のジッタ量Jeに応じて動的に設定してもよい。具
体的には、Jeが小さいほどDWを大きく設定すればよ
い。このため、記憶部16bには予めJeと係数DW
関係をマップとして記憶させておき、処理部16は検出
されたJeに応じた係数DWを選択し、この係数DWを用
いて(1)式に従い目標ジッタ量Jdを算出する。
【0031】以上のようにして目標ジッタ量Jeを算出
した後、処理部16は記憶部16bに記憶されている記
録パワーとジッタ量との関係に基づき、目標ジッタ量J
dが得られる記録パワー(最適記録パワー)を選択して
光ピックアップ部12のレーザダイオードのパワーを制
御する(S105)。なお、記憶部16bに記録パワー
とジッタとの対応関係が離散的(Pi、Ji)(i=
1,2,・・・)に記憶されている場合には、ジッタJ
dに対応する記録パワーは補間処理により算出すればよ
い。
【0032】図7には、以上述べたジッタ量Je、目標
ジッタ量Jd及び最適記録パワーPdの関係が示されて
いる。エンボス部(プリピット)のジッタ量Jeはこの
光ディスク100及び光ディスク装置の組み合わせで定
まる基準ジッタ量であり、光ディスク100及び光ディ
スク装置の再生特性を示している。この再生特性に対し
て、所定量あるいは所定比率だけ増大させたジッタ量J
dをデータ記録時の目標ジッタ量Jdに設定する。この
目標ジッタ量Jdが得られる記録パワーPdを最適記録
パワーとする。記録パワーPdは、ジッタ量が最小とな
る記録パワーではなく、また、固定的なしきいジッタ量
に基づいて決定される記録パワーでもなく、エンボス部
におけるジッタ量に応じて動的に変化する点に注意され
たい。
【0033】このように、本実施形態では光ディスク1
00のエンボス部を再生して得られるジッタ量を基準と
して記録パワーを最適化しているため、別の光ディスク
100にデータを記録する場合にも対応することができ
る。
【0034】図8には、光ディスクAと光ディスクBに
データを記録する場合の特性が示されている。図におい
て、実線が光ディスクAの特性、一点鎖線が光ディスク
Bの特性である。光ディスクAとBではエンボス部を再
生して得られるジッタ量JeがそれぞれJea、Jeb
と異なり、これに起因して目標ジッタ量Jdもそれぞれ
Jda、Jebとなり、結局、最適記録パワーもそれぞ
れPda、Pdbとなる。係数DWを固定値とした場
合、Jea>Jebであれば一般にPda>Jdbとな
る。しきいジッタ量を固定値とした場合、光ディスクB
では最適な記録パワーが得られても、光ディスクAでは
もともとジッタ量が大きいため記録パワーも大きくなっ
て過剰となるおそれがあることが図から理解されよう。
【0035】以上、本発明の実施形態について、記録パ
ワーを最適化する場合について説明したが、先に記録し
たデータにさらに上書きする(オーバライト)場合の消
去パワーについても同様に最適化することができる。
【0036】図9には、消去パワーを最適化するための
処理部16の処理フローチャートが示されている。ま
ず、光ディスク100のエンボス部(プリピット)を再
生してそのジッタ量Jeを検出する(S201、S20
2)。次に、テストエリア内で記録パワーを上述した処
理で最適化した記録パワーとし、消去レベルを種々変化
させてオーバライトし、オーバライトした後のマークの
再生ジッタを検出する(S203)。再生ジッタは消去
パワーの関数となり、消去パワーが小さいと消し残りの
ためにジッタは大きくなる。
【0037】そして、処理部16はジッタ量Jeに基づ
いて、目標ジッタ量Jd’を
【数2】 Jd’=Je・DE ・・・(2) により算出する。ここで、係数DEはDE≧DW≧1を満
たす一定値である。もちろん、DEもDWと同様にジッタ
量Jeに応じて動的に設定することもできる。目標ジッ
タ量Jd’を算出した後、このジッタ量Jd’が得られ
る消去パワーを選択し、オーバライト時の最適消去パワ
ーとする(S205)。
【0038】なお、記録パワーあるいは消去パワーのい
ずれかを基準ジッタ量Jeに基づいて設定してもよく、
記録パワー及び消去パワーをともに基準ジッタ量Jeに
基づいて設定してもよい。
【0039】また、DVD−RAMにおいては、光ディ
スク100にデータを記録する際、光ディスク100の
ランド部及びグルーブ部のいずれにもデータを記録する
が、ランド部に記録する場合とグルーブに記録する場合
とで特性が異なるため、上記の処理をランド部及びグル
ーブ部でそれぞれ行い、ランド記録時の最適記録パワー
(最適消去パワー)及びグルーブ記録時の最適記録パワ
ー(最適消去パワー)を設定することも好適である。こ
の場合、基準ジッタJeに基づいて目標ジッタ量Jdを
算出する際の係数をランド部とグルーブ部で異なる値を
用いることもできる。表1に、処理部16で用いる各種
パラメータをまとめて記す。
【0040】
【表1】 表1において、ランド記録における最適記録パワーはP
WL、消去パワーはPEL、グルーブ記録における最適記録
パワーはPWG、消去パワーはPEGであることを示す。表
1では全てのパワーを基準ジッタ量に応じて設定してい
るが、少なくともいずれか、例えばランド記録の記録パ
ワーを基準ジッタ量に応じて設定することもできる。
【0041】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。例えば、本実施形態では(1)式あるい
は(2)式に基づいて目標ジッタ量を算出しているが、
例えばMを一定値として
【数3】 Jd=Je+M ・・・・(3) により目標ジッタ量を算出することも可能であり、基準
ジッタ量Jeを用いた任意の演算式Jd=f(Je)に
より目標ジッタ量を算出することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスク毎に最適な記録パワーあるいは消去パワーを
設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における光ディスク装置の要部構成
ブロック図である。
【図2】 図1におけるジッタ検出部の構成ブロック図
である。
【図3】 図1における処理部の構成ブロック図であ
る。
【図4】 光ディスク装置の構成図である。
【図5】 処理部の処理フローチャートである。
【図6】 記録パワーとジッタとの関係を示すグラフ図
である。
【図7】 基準ジッタ量と目標ジッタ量並びに最適パワ
ーとの関係を示す説明図である。
【図8】 光ディスクAと光ディスクBの特性を示す説
明図である。
【図9】 処理部の他の処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 スピンドルモータ、12 光ピックアップ部、1
4 ジッタ検出部、16 処理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクのエンボス部を再生しそのジ
    ッタを検出する手段と、 前記光ディスクの所定エリアにおいて記録パワーを変化
    させて記録する手段と、 前記記録パワーを変化させたときの各記録パワーとジッ
    タとの関係を記憶する手段と、 前記エンボス部のジッタに応じて目標ジッタを算出する
    手段と、 前記各記録パワーとジッタとの関係に基づき、前記目標
    ジッタが得られる記録パワーを選択する手段と、 を有し、選択された記録パワーで前記光ディスクにデー
    タを記録することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクのエンボス部を再生しそのジ
    ッタを検出する手段と、 前記光ディスクの所定エリアにおいて消去パワーを変化
    させてオーバライトする手段と、 前記消去パワーを変化させたときの各消去パワーとジッ
    タとの関係を記憶する手段と、 前記エンボス部のジッタに応じて目標ジッタを算出する
    手段と、 前記各消去パワーとジッタとの関係に基づき、前記目標
    ジッタが得られる消去パワーを選択する手段と、 を有し、選択された消去パワーで前記光ディスクのデー
    タを消去することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記目標ジッタは、前記エンボス部のジッタに対して1
    より大きい係数を乗じて算出されることを特徴とする光
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記係数は、一定値であることを特徴とする光ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の装置において、 前記係数は、前記エンボス部のジッタに応じて設定され
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記目標ジッタは、ランド記録時とグルーブ記録時それ
    ぞれに応じて算出されることを特徴とする光ディスク装
    置。
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